あずき「お付き合い大作戦」 (170)

※モバマスSS
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真奈美「付き合いも短くはないんだ」
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海「これも付き合いって言うのかね」
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あい「私が付き合うからには」
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茄子「ツキがあったから付き合った、なんて」
茄子「ツキがあったから付き合った、なんて」 - SSまとめ速報
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の続きです
139作目大作戦
大作戦と聞くと自動的に消滅するテープを……エ?

テレビ局 控え室



あずき「むむむ…むむ…むむむむむ…」

穂乃香「……」ジー

あずき「むむ……むむっ……うーん……」

穂乃香「……」ジー

あずき「……あずきの顔に何かついてる?」

穂乃香「ほっぺたに粒あんが。」

あずき「えっ、うそっ?!」

〜〜〜


あずき「まさか朝ごはんにたい焼きを食べたのが仇になるなんて…今日はみんなニコニコしてるなって思ってたら……どーして教えてくれなかったの?」

穂乃香「そう言うメイクなのかなって。」

あずき「あずきだけにあんこでお化粧大作戦!はさすがにしないよっ!」

穂乃香「……?」

あずき「ごめん、何でもない…」

穂乃香「……あっ、名前と粒あんの原材料のあずきを…」

あずき「説明するのやめてっ!」

あずき「はぁ…穂乃香ちゃんってちょっと天然さん入ってるよね…」

穂乃香「よく言われるけど…あっ、それよりもあずきちゃんに聞こうと思っていたことがあったんでした!」

あずき「あずきに聞きたいこと?」

穂乃香「さっきから難しい顔をしているから、何か悩みごとでもあるのかな…と。」

あずき「あずき難しい顔してた?」

穂乃香「「考えるぴにゃこら太」ぐらい難しい顔をしていました。」

ふぅ~シコりましたw これにて早漏です!
実は、オナニーしたらセックスの話を持ちかけられたのが始まりでした
本当は今夜のオカズなかったのですが←
ご厚意を無駄にするわけには行かないので流行りのオナネタで挑んでみた所存ですw
以下、チンコ達のみんなへのメッセジをどぞ

チンコ「みんな、見てくれてありがとう
ちょっと包茎なところも見えちゃったけど・・・気にしないでね!」

アナル「いやーありがと!
私のかわいさは二十分に伝わったかな?」

金玉「見てくれたのは嬉しいけどちょっと恥ずかしいわね・・・」

乳首「見てくれありがとな!
正直、オナニーでイった私の気持ちは本当だよ!」

陰毛「・・・ありがと」モサ

では、

チンコ、アナル、金玉、乳首、陰毛、>>1「皆さんありがとうございました!」



チンコ、アナル、金玉、乳首、陰毛「って、なんで糞>>1が!?
改めまして、ありがとうございました!」

本当の本当に射精

あずき「「考えるぴにゃこら太」がどんな顔をしてるかはよくわかんないけど……ごほん、あずきが難しい顔をしていた理由、それは……新しい大作戦を考えてたからだよっ!」

穂乃香「なるほど、それで難しい顔を。」

あずき「でもなかなか作戦案がまとまらなくて…」

穂乃香「そうなんですか…」

あずき「こう言うのは詳しい人に聞くのが一番なのかもなぁ…」

穂乃香「作戦……詳しい人……はっ!
私にいい考えがあります!」

あずき「ほうほう、どんな作戦?」

穂乃香「詳しい人の知恵を借りちゃおう大作戦です!」

3日後 Pの家 リビング



あずき「で、今に至るわけなんだけど…」

亜季「私であります!」ビシッ!

あずき「………」

亜季「………」

あずき「そうだけどそうじゃないっ!」

亜季「む?」

あずき「あっ、いやこっちの話!(確かに作戦に詳しい人だけど!作戦を立てるんだったら一番頼りになる人なんだろうけど…!)

亜季「はぁ…?」

あずき(あずきの言う作戦はそう言う意味での作戦じゃないから!作戦ってそう言う意味だけど…そう言う意味じゃないから!)

亜季「>>10

ちょうど大作戦にふさわしい車ことミニ・クーパーSを3台を仕入れたところであります!
事務所の敷地内なら合法ですので試しに運転してみてはどうでしょう

亜季「ちょうど大作戦にふさわしい車ことミニ・クーパーSを3台を仕入れたところであります! 」

あずき「みにくーぱーえす…?」

亜季「ラブリーな車であります!そうですな、事務所の敷地内なら合法ですので試しに運転してみてはどうでしょう?」

あずき「えっ?」

亜季「こう言うものは気分の問題であります!運転をすると心が晴れます!」

あずき「そうじゃなくて…あずきが車を運転しちゃって大丈夫なの?色々と。」

亜季「……ああ、敷地内であれば運転免許を所持していなくとも運転が可能なのであります!」

あずき「へぇ…勉強になったぁ…」

亜季「この「敷地内」の条件を満たすのが難しかったりもするのですが…今はそれは置いておきましょう。まぁ、事務所のサーキットで運転をする分には何の心配もいらないということです!」

あずき「…運転大作戦しちゃってもいいの?」

亜季「大丈夫です、問題ありません!」

あずき(うーん…運転大作戦…何だか楽しそうだけど、これはあずきがプロジェクトXを立てるのには……)

事務所 サーキット ミニ・クーパーS 車内



ウゥゥゥゥ…!

あずき「これけっこう楽しいかも!」

亜季「ほぉ、なかなか筋が良いではありませんか!」

あずき「そうなの?おっと、カーブはスピードを落として…」グッ

亜季「ふむふむ…」

あずき「よっ!」ウゥゥゥゥン…!

亜季「お見事!」

あずき「えへへっ!」

亜季「どうです、この感覚は、クるものがありませんか?」

あずき「来る来る!ほっ!」
ウゥゥゥゥン…!

亜季「はっはっは!あずきちゃんは話が分かりますな!」

あずき「でしょっ、あずきは話の分かる女なんだー♪」

亜季「ふふっ…」

あずき「>>17

スパイでも殺し屋でもないのに危険な潜入工作を買って出た罰として反省大作戦中の忍ちゃんにも見せたかった……

あずき「スパイでも殺し屋でもないのに危険な潜入大作戦を買って出た罰として反省大作戦中の忍ちゃんにも見せてあげたかったなぁ……」

亜季「ふむ……」

あずき「………」

亜季「…ご心配なされましたか?」

あずき「もちろんっ!」

亜季「少しお怒りに?」

あずき「もちろんっ!」

あずき「忍ちゃんは頑張り屋さんすぎるんだよ、まったくもー!」

亜季「………」

あずき「みんなのために頑張れるのはカッコいいけど……」

亜季「…今回の作戦対象は忍ちゃん、と言うことでよろしかったでしょうか?」

あずき「うん、忍ちゃんを……えっ
、どうしてそれを知ってるの?!」

亜季「少々五感を駆使すれば分かることです。」

亜季「気持ちと言うのは存外表情や口調に表れてしまうものなのですよ?」

あずき「…………」

亜季「この車中には私とあずきちゃんしか居りません、作戦を練るには最適な環境かと思います。」

あずき「亜季さんって……(ごめん、この人じゃないよっ!って思ったけど…)

亜季「………」

あずき(もしかしたら…)

亜季「私は他言はしませんよ。」

あずき(………プロジェクトXのことではすっごく頼りになる…?)

〜〜〜



あずき「……って思うんだ。ふぅ…話したらちょっとスッキリした…ごめんね、長くなっちゃって。」

亜季「構いませんよ。」

あずき「そっか……亜季さんは大人だなぁ…」

亜季「私などまだまだ若僧も若僧です。」

あずき「それでもあずきから見たら大人だよっ。ずーっと大人。」

亜季「>>30

ちゃんと忍ちゃんのことを考えられてるあずきちゃんも、大人だと思うであります。(まったく、こんないい子に心配をかけさせるとは。忍ちゃんの秘密主義も秘密は大概にした方がよいであります)

安価把握

すみません、寝落ちします……

>>1は前荒らしに詰問されて「忍は多少素質があるだけの一般人という設定」って言っちゃったからな
それだと名簿の件で矛盾するけど(殺し屋マニアとかそんな感じの設定にしないといけない)

>>34
名簿に関しては、マキノあたり→忍→あい と言う情報の流れがあった……ということでお願いします…

>>1のスタンスは前スレで述べさせていただいた通りです

薬が増えました…

再開します

亜季「忍ちゃんのことを考えられているあずきちゃんも大人だと思いますよ。(まったく、こんな良い子を心配させるとは…忍ちゃんの秘密主義も大概にした方がよいであります。)」

あずき「あずきは……」

亜季「他人を想う、容易なようで難しいことです。そして…大切な方から想われると言うことは……」ポン

あずき「…?」クルッ

亜季「何より嬉しいことなのであります!」ニコ

あずき「…………」

亜季「自信を持たれてください。」
ナデナデ…

あずき「………」

亜季「………」ナデナデ…

あずき「でも………ううん、あずきは忍ちゃんに頑張ってほしいけど…同じぐらい頑張ってほしくなくて……変かな?」

亜季「変などではありませんよ。誰しも内には矛盾を抱えているものです。」

あずき「じゃあ…どっちの気持ちに従えばいいの?」

亜季「どちらにも従えば良いのであります。」ナデナデ

あずき「…??」

亜季「どちらの気持ちも己が気持ちならば、己が気持ちに正直になるとはどちらの気持ちにも正直になることです。」ナデナデ

あずき「つまり……どういうこと?」

亜季「あずきちゃんになら分かるはずです。」ポンポン

あずき「えっと…」

亜季「公道に出てドライブをしましょうか、座席を交代してください。」

公道 ミニ・クーパーS 車内




亜季「例えば…そうですな、虫歯ができたとしましょう。あずきちゃんならどうしますか?」

あずき「歯医者さんで治してもらう大作戦かな。……あんまり気は進まないけど…」

亜季「と、するとです。その時あずきちゃんの中には二つの相反する気持ちがあることになります。」ググッ
ウゥゥゥゥン…!

亜季「歯医者に行こうとする気持ちと、歯医者から逃れようとする気持ちが。そして、あずきちゃんは歯医者に行くことを選びました。」

あずき「嫌でも行かなきゃだもん、逃
げちゃだめだよっ。」

亜季「ふむ…確かに逃げてはいけません。然し、逃れようとする気持ちもまた大切にものです。逃れようとする気持ちがあればこそ、もう歯医者に行かずに済むように努力をするようになると言うものです。」

あずき「>>52

そっか。どっちも大事なんだ……
忍ちゃんはどう思ってるんだろう。……私、忍ちゃんがあの時の柚ちゃんみたいに大怪我負うなんて嫌だよ、危ないことしてほしくない

あずき「そっか。どっちも大事なんだ……忍ちゃんはどう思ってるんだろう。……私、忍ちゃんがあの時の柚ちゃんみたいに大怪我しちゃったりしたら嫌だよ、危ないことはしてほしくない。」

亜季「だからプロジェクトXを?」

あずき「うん…プロジェクトX、忍ちゃんを説得してもう二度と危ないことをしないって約束してもらおう大作戦。どうやって説得したらいいかなってずっと考えてたんだけど……ねえ、亜季さん、亜季さんはどうして戦うの?」

亜季「…守らねばならぬものがあるからです。」

あずき「………」

亜季「………」

あずき「………カッコいいな…」

あずき「亜季さんはすごいよ…何でもできちゃうんだもん…」

亜季「その様な事はありません。できない事ばかりです。」

あずき「またまた、すぐそう言うんだから。」

亜季「本当のことですから。私一人でできることなどたかが知れています。」

あずき「でも……あずきには亜季さんは何でもできちゃうように見えるよ。」

亜季「それは買い被りすぎと言うものであります。」

あずき「そうかなぁ…だってまず文武両道でしょ?」

亜季「好きこそものの、です。ただ単に趣味を追究しただけのことであります。」

あずき「スタイルも抜群だし…あずきもスタイルはいい方だと思うんだけど…」

亜季「自分の武器を自覚した上で鍛えていますから。」

あずき「あずきの相談にも乗ってくれるぐらいいい人だし…」

亜季「可愛い後輩の相談に乗らずして何が先輩でしょうか。当然のことです。」

あずき「それから…「力」があってとっても強い。……みんな「力」を持ってる……忍ちゃんも。忍ちゃんの場合は「才能」だけど。」

亜季「………」

あずき「あずきも分かってはいるんだ…今は守りたければ戦わなきゃいけないって。忍ちゃんにとっての守りたいものが私たちだってことも。」

亜季「忍ちゃんは…また危機があれば自分の「才能」を役立てようとするでしょう。」

あずき「うん…忍ちゃんは絶対そうする。」

亜季「自ら危険な役も買って出ることでしょうな。」

あずき「うん…」

亜季「止めても聞き入れてはもらえないでしょうね。」

あずき「忍ちゃん頑固だもんね。」

亜季「…「才能」を持って生まれたからと言って、戦いに身を投じる必要はありません。」

あずき「それも言ったんだけどさ、「アタシにできることがあるならやりたいんだ。」ってカッコいい顔で言われちゃったら…何にも言い返せないよ。」

亜季「友人であるからこそ気持ちがよく理解できる。が…また友人であるからこそ身も案じる。」

あずき「うん……ほんと、どうしたらいいんだろ…」

亜季「>>59

その答えは、自分自身で見つけなくては+上

亜季「その答えは、自分自身で見つけなくてはなりません。」

あずき「あずきの、あずき自身の答え…」

亜季「私はあずきちゃんが自らの答えを見つける手助けをしてあげることはできます。しかし、それだけです。」

あずき「……うん…」

亜季(本当に難しい話です……基本的に我が事務所は、『共に戦う同志』か『パートナーを信じるからこそ何も言わない関係』ばかりでありますからな……)

あずき(私は………)

亜季(相手を大切に想う、その意味はそれぞれ異なります。)

あずき(私は……忍ちゃんに……)

亜季(ひどく難しい問いですが、答えを出すことができるのは己のみです。時には答えが存在しないことさえありますが……)

あずき「………」

亜季(しかし、あずきちゃんならはま……)

あずき「……あれ?」

亜季「む?」

あずき「ねえ、あのお巡りさんとお話してる人って…」

亜季「……文香P殿ですな。」

あずき「職務質問されてるよね。」

亜季「されていますな。」

あずき「職務質問で怪しいって思われたらどうなっちゃうの?」

亜季「任意同行を求められます。」

あずき「にんいどーこー?」

亜季「「ちょっと署まで来てくれるかな?」と言うアレであります。」

あずき「今の状況は?」

亜季「正にその状況ですな。」

あずき・亜季「………」

あずき「お巡りさんの誤解を解いて文香Pさんを助けよう大作戦開始だよっ!」

亜季「ラジャー!」ググッ
ウゥゥゥゥン…!

〜〜〜


あずき「作戦大成功っ!」

文香P「うぅ………あ、ありがとう………」

亜季「いえ、お気になさらずに。(P殿で慣れていますから…)」

あずき「本の仕入れの帰り?」

文香P「…………」コクッ…

亜季「また大量に仕入れられましたな。」

文香P「その………な、流れで………」

〜〜〜



亜季「話をまとめさせていただくと…文香P殿は古本の買い取りの為にとあるお宅を訪問された、そこに偶然そのお宅のご主人の知り合いの方が訪ねてこられた、その方は引っ越しの為に蔵書を売却したいと思われていた、そしてあれよあれよと言う間に……ということですか?」

文香P「…………」コクッ…

あずき「ダンボール5箱にぎゅうぎゅうに入ってるよ…あずきだったら一回出直します大作戦する量だよ!」

文香P「その…………素敵……だったから………えっと……この本たち…………それで………その……あう………気が……付いたら………」

あずき「買い取っちゃってた、と。」

文香P「…………」///コクッ…

あずき「>>67

ちょっと見せてもらっていいですか?
『2WORLD 1HEARTS』・……!これ、柚ちゃんと柚Pさんが戦ってた時の……

安価把握

一時中断します

再開します

あずき「ちょっと見せてもらってもいい?」

文香P「…………」コクッ

あずき「どれどれ……『2WORLD 1HEARTS』・……!これって柚ちゃんと柚Pさんが戦ってた時の……」

亜季「そういうことでしたか。」

文香P「………」コクッ

あずき「そういうこと…ってどういうこと?」

亜季「他の本も見てみてください。」

あずき「えっと……」ジー

亜季「何か気付きませんか?」

あずき「全部あずきが見たことがない本って言うぐらいで……あっ、この本たちは…!」

亜季「「存在しない本」、ですよね?」

文香P「………」コクッ

あずき「「存在しない本」って、いろんな事情で一般の人たちにはそんな本は出版されたことはない、ってなってる本のことだよねっ?」

文香P「………」コクッ

あずき「この段ボール全部?!」

文香P「………」コクッ

あずき「ほぇぇぇ……」

亜季「先程は危ういところでしたな。」

文香P「………」コクコクッ!

亜季「「存在しない本」を公にするのは少々マズイですからね。「魔道書」ほどではありませんが…」

あずき「あっ!!」

文香P「?!」ビクッ!

あずき「文香Pさん、あずきの話を聞いてほしいの!」

文香P「えっ………あっ………え、えっと………?」アセアセオロオロ

あずき(『魔道書』…文香さん。その文香さんを支える文香Pさんにもお話を聞かせてもらっちゃおう大作戦!)」

亜季「む……(…もしあずきちゃんと文香P殿がこの場で出会ったことに意味があるとするならば……)」

〜〜〜



文香P「待つこと……かな……?」

あずき「待つこと…?」

文香P「あっ……その……も、もちろん心配はたくさんするけど………その………僕は………待つんだ………文香ちゃんを……」

あずき「………」

文香P「あう……えっと……ね………うぅ………その………」アセアセ…!

あずき「…大切な人が危ないことをしようとしてるときに止めたりはしないの?」

文香P「うぁっ………そ、そう……だけど………そうじゃなくて……えっと……えっと……」アセアセ…!

亜季「>>77

帰る場所になる、という事であります。どこに行っても最後には帰ってこられるように

亜季「帰る場所になる、という事であります。どこに行っても最後には帰ってこられるように。」

文香P「………!」コクコクッ!

あずき「帰る場所に…なる…?」

文香P「待つって言うのは………しておくことなんだ……………お帰りって………言ってあげられるように………」

亜季「「お帰り」があればこそ、帰って来られるのです。帰る場所がある、このことは私たちにとても強い力をくれます。」

あずき(…!そう言えば忍ちゃんも……)

文香P「すぅ………はぁ………すぅ………はぁ…………あずきちゃん!」

あずき「は、はいっ!」

文香P「止めたりしないの………だけど………その……ほ、本当は僕も………止めたいんだ………でも……止めない………」

あずき「……どうして…?」

文香P「文香ちゃんが………文香ちゃん………だから……」

亜季「…………」

文香P「えっと……僕は………文香ちゃんが……大切だから……とっても……とっても……………見送るときは……泣きそうに……なっちゃうんだ………」

あずき(…あずきも、忍ちゃんが潜入工作大作戦に行く日は………)

文香P「でも………泣かない……笑顔で言ってらっしゃい………しなきゃいけないから……」

あずき「……泣いちゃわない?…あずきはそれがわかってても泣いちゃった…」

文香P「難しい………けど涙は……取っておかなくちゃ……「お帰り」まで。」

あずき「涙は取っとけないよ…」

文香P「それでも……取って……おかなくちゃ……」

文香P「泣かない……文香ちゃんが戦うのは……みんなが泣かなくてすむように……する……ため、だから………」

あずき「………」

文香P「全部……飲み込んで………信じる………信じて………待つ………」

あずき(………待つ…)

文香P「自分にできることをやって………待つ………」

あずき(自分にできることを……やって………)

文香P「>>84

文香P「泣かない……文香ちゃんが戦うのは……みんなが泣かなくてすむように……する……ため、だから………」

あずき「………」

文香P「全部……飲み込んで………信じる………信じて………待つ………」

あずき(………待つ…)

文香P「自分にできることをやって………待つ………」

あずき(自分にできることを……やって………)

文香P「>>84

僕にはそれしかできないから...

文香P「僕には…それしかできないから………」

あずき「………」

文香P「文香ちゃんがいつ帰ってきても………大丈夫なように……するしか………」

あずき「………」

文香P「信じて待つことだけ……しか…………ご、ごめん…ね?僕……口下手で……あう……その………」

あずき「………よ…」

文香P「……?」

あずき「あずきはそれって…すごいことだと思うよ。」

文香P「えっ……」

あずき「だってそれって、文香さんは必ず帰って来るって信じるってことでしょ?」

文香P「そ、そう……だけど………」
オロオロ…!

あずき「どうして信じられるの?」

文香P「えっ……あっ……それは……あう……えっと……!」オロオロ…!オロオロ…!

あずき「変な意味じゃなくて…!その……もしかしたりとか、って考えちゃったりはしないの?」

文香P「えっ……あっ……その………」

あずき「もしかして帰って来なかったり、とかは…?」

文香P「約束……してくれるから……」

あずき「………約束?」

文香P「必ず帰ってくる……って…」

文香P「僕も……約束するんだ……必ず待ってるよ……って……」

あずき「………」

亜季(何を感じ、何を学ぶのか…)

文香P「えっと……その……あう………上手く……説明できないん……だけど………」

あずき(全てはあずきちゃん次第であります。)

あずき「>>90

必ず帰ってくるって……約束しても……約束したのに、…なんで帰ってこないの……肇ちゃ……あたま、痛っ。肇ちゃんって……誰だっけ……

あずき「じゃあ、質問を変えるね。
……文香さんはいつも怪我とかはしてなかった?」

文香P「それは……」

亜季「無傷で済む戦いなどありませんよ。戦えば怪我はします、血は流れます。」

あずき「……痛くないの?」

亜季「痛いですよ。」

あずき「じゃあ……」

亜季「…傷は勲章なのであります。」

亜季「大切なものを守る為についた傷ならば、それは誇りです。」

あずき「そんなことを言われても…」

亜季「兵士は戦場より帰ってきたときは多かれ少なかれ傷付いています。だからこそ、「お帰り」がたまらなく嬉しいのであります。」

あずき「……分かるけど…分かんないよ……」

亜季「そうでありますか。」

あずき「大切な人が怪我したら……嫌だよ……」

文香P「えっと……えっと……えっと………」オロオロ…!オロオロ…!

亜季「………!(この気は…!)」

文香P「えっと……その……あう……」オロオロ…!オロオロ…!

亜季「……文香P殿、もうすぐ古書店に到着であります。本を下ろす準備をしていてください。」

文香P「えっ……あっ……」アセアセ…!

亜季「それから…あずきちゃん。文香P殿の話を頭の中で整理しておいてください。」

あずき「……?」

とある古書店 前



亜季「私が3箱は運びましょう!」
ヒョイヒョイヒョイ ヒョイッ

あずき(あんなに思いのを三つもひょいひょいって…やっぱりすごいなぁ…)

亜季「これ以上積むと前方の確認が出来ませんので、残りの2箱はお願いします!」

文香P「う、うん………」

あずき「本運び大作戦だねっ!」

亜季「では!」 スタスタスタスタ…!

あずき「よーし、あずきも……よいしょっ!…って重っ!本運び大作戦の前に…本持ち上げ大作戦かもっ…!」グググ…!

文香P「………」ヒョイ

あずき「ふぁいとー…!」グググ…!

文香P「………」ジー

あずき「ふんぬー!」グググ…!

文香P「………持とうか……?」

あずき「………お願いします…」

〜〜〜


あずき「ファイト!ファイト!」

文香P「………」コクッ ヨロ…ヨロ…

あずき「足元に注意大作戦だ…」

文香P「あっ…?!」ガッ!

あずき「よ…」

文香P「とっ…とっ…とっ…とっ……!」フラッ…フラフラフラッ…

あずき「わわわっ!あ、危ない!文香Pさんも本も!えっと…どっちを……ってどっちもあずきじゃ支えられな…!」

文香P「本は守らなきゃ!」
ギュッ!グラッ…!

あずき「本を守るのも大事だけど頭を守るのも…!」

ヒュンッ!ガシッ!ヒョイ

文香P「………あ、あれ…?」

文香「………」ニコッ

文香P「あっ………」

あずき(あ、ありのままに起こったことを話すよ!文香Pさんが本の入った段ボールを抱きしめたまま転ぼうとしたら、文香さんに段ボールごとお姫様抱っこされてた!)

文香「>>101

肉体強化勉強してよかった

安価把握

本なら持てる

お休みなさい

病院→寺院→納骨堂から帰還しました

再開します

文香「肉体強化も…勉強しておくものですね。」

文香P「文香ちゃん………」

文香「ご無事でしたか…?」

文香P「…………」コクッ

文香「よかった……文香Pさんが怪我をしなくて……」

文香P「ありがとう………」

文香「いえ……」

文香P「………」

文香「…………」

文香P「……………!」///
アワアワ…!アワアワ…!

文香「……?……………!」///
アワアワ…!アワアワ…!

文香P「え、えっと……その……あの………」///アワアワアワアワ…!

文香「えっ…あっ……は、はい!」///ヒョイ ストン

文香P「あう……その……えっと……そ………その………」///
オロオロ…!オロオロ…!

文香「すみません……その……支えるだけのつもりだったのですが………力が余ってしまって……」///オロオロ…!

文香P「あ………うん……えっと……ごめん……ね……?」///
オロオロ…!

文香「こちらこそ……その……」///オロオロ…!

あずき(似た者カップルだなぁ…)

文香「………!あ、あずきさん?!」///

あずき「あっ、こんにちはっ!」

文香「あぁ……」カァァァァァァ…!

あずき「…?」

文香(抱き合っているところを……見られてしまいました……)///
シュゥゥゥゥゥゥゥ…

とある古書店 奥の部屋



文香叔父「どうぞ。」コトッ コトッ

あずき「小豆ロールだっ。」

文香叔父「ふふっ、熱いお茶も入ってるからね。」コトッ コトッ

あずき「ありがとうございますっ!」
ペコッ

文香叔父「それは僕の台詞さ。ありがとう、本を運ぶ手伝いと文香の最愛の人を助けてくれて。」

文香「叔父さん……!」///

文香叔父「ふふっ…」

亜季「お茶は私に注がせていただけないでしょうか?」

文香叔父「お願いしてもいいかな?」

亜季「はっ!」

あずき「この小豆ロールおいしい…」
モグモグ…

文香P「………」ソワソワ…

文香叔父「>>110

それにしても夫婦は似ると言うがな〜

文香叔父「それにしても夫婦は似ると言うが…」

文香・文香P「!」///

文香叔父「文香と文香P君は特に…」

文香「お、叔父さん…!」///

文香P「………!」///アワアワ…!

文香叔父「ふふっ、からかったときの反応までそっくりだ。」

文香P「ふ、夫婦……なんて………」///オロオロ…!

文香「気が早いです……そう言うのは……もっと……」///

文香叔父「お互いのことならよくもうよく知り合っているじゃないか。……今では全て。」

文香・文香P「……!」

亜季「………」ゴポゴポ…

文香叔父「あずきちゃん、君は忍ちゃんのことをどれだけ知ってる?」

あずき「…!な、何で…?」

文香叔父「どれだけのことを知っているんだい?」

あずき「え、えっと…」

文香叔父「………」

あずき「……忍ちゃんのことならほとんどのことは知ってるよ。」

文香叔父「ほとんど、と言うのは?」

あずき「忍ちゃんがあずきたちには秘密にしてるつもりのことまで含めて全部。忍ちゃんはすぐに顔に出ちゃうから。」

文香叔父「それなら分からないかな?あずきちゃんと忍ちゃん似ていることが。」

亜季「お茶です。」スッ

文香叔父「ありがとう。…もちろん二人は違う…だけど似ている。…文香と文香P君もそうだ。」

あずき「……」チラッ

文香・文香P「………」コクッ…

文香叔父「>>116

柚ちゃんと柚P君もそうだった。ミラーモンスターの力を得て、地球ともう一つの世界の平和のために戦った……運命共同体と言えるだろう

文香叔父「柚ちゃんと柚P君もそうだった。ミラーモンスターの力を得て、地球ともう一つの世界の平和のために戦った……運命共同体…と言ってもいいだろう。」

あずき「………!」

文香叔父「柚ちゃんと柚P君は間逆に見えるかもしれないが、僕から言わせてもらえば二人は似ている。」

あずき「…困ってる人を絶対に放っておけないところ、とか。」

文香叔父「おや…」

あずき「文香叔父さんの言いたいことはわかったよ。想いは同じ……そうでしょ?」

文香叔父「……賢い子だ。」

あずき「忍ちゃんもあずきも同んなじなんだね…大切な友だちを危ない目にあわせたくない。」

亜季「………」

あずき「忍ちゃんはそのために戦うし、あずきはそんな忍ちゃんを……」

文香「……私には…「力」があります。」

あずき「……うん。」

文香「望んで得た「力」ではありません。憎んでさえいました……「力」は……傷付けることしかできない……それだけのものだと…思っていましたから………」

文香「ずっと…隠していました……文香Pさんにさえ………ですが……ある時、文香Pさんは私の秘密を知って……知った上で……変わらず………愛してくれました……」チラッ

文香P「………」ニコ

文香「………」

文香P「…………」

文香「……思ったんです……この人を……みんなを……守りたい………守るために「力」を使おう……と。」

あずき「どんなに傷付くとしても?」

文香「はい……」

文香「私が傷付くことが……同じだけ……文香Pさんを傷付けてしまうことだとも……わかっています……忍ちゃんも…それはわかっているはずです……」

あずき「…………」

文香「私は戦います……私にできるのは……それだけですから……」

亜季(ふむ……)

文香「私は……」

あずき「………ふふっ、文香Pさんと…同じこと言ってる。」

文香「え……?」

あずき「文香Pさんもさっき言ってたよ、「自分にできるのはそれだけだ。」って。」

文香叔父「文香と文香P君は似ているんだ。自分たちがどれだけのことをしているか自覚がまるでない。」

あずき「本当だよ……文香さんも文香Pさんもどっちもすっごいのに……」

文香・文香P「そんな………あっ…」

あずき「あずき、わかったよ。危ないことをしようとする気分が。」

亜季「ほう…」

あずき「今、プロジェクトXの内容が決まったよ。」

亜季「>>123

どういった内容ですか

亜季「どう言った内容ですか?」

あずき「それは…」

亜季「いえ、やはり今は聞かないでおきましょう。忍ちゃんの家もこの近くですから。」

あずき「!」

亜季「どうせ分かることです、違いますか?」

あずき「…亜季さんの作戦は二段構えだったんだね。」

亜季「ふふっ。」

あずき「すぅ……ぱくぱくもぐもぐ…!」カチャン

あずき「……」ハッシ クイッ

あずき「んく…んく…んく……」コトン

あずき「ごちそうさまでしたっ!」
パンッ!

文香叔父「ふふっ……」

あずき「あずき…行かなきゃっ!」

文香叔父「きちんと想いを言葉にしなさい。」

あずき「はいっ!」

あずき「それから…ありがとうございましたっ!」ペコリ

文香・文香P「………」カオミアワセ…

あずき「………」

文香・文香P「………」ニコッ

あずき「…!」

亜季(あずきちゃんにとって、あずきちゃんの出した答えは……)

ミニ・クーパーS 車内


ウゥゥゥン…!


あずき「亜季さんのお話…文香Pさんのお話…文香叔父さんのお話…文香Pさんのお話。」

亜季「………」

あずき「それにあずきたちの想い……ありがとう、亜季さん。」

亜季「私は手助けをしただけであります。」

あずき「その「手助け」が大事なんだよ。作戦、必ず大成功させるからっ!」

亜季「……健闘を祈ります!」

あずき「>>129

そしてもう危険を起こさないように...

安価把握

お休みなさい

年代順に今まで出てきたライダー系キャラ

光祖父(1号)
藍子P(アマゾン)
クラリスP(ZX)
光父(RX)
麗奈P(シャドームーン)
光兄(クウガ)
涼(ギルス)
柚(ドラゴンナイト(龍騎))
柚P(話の流れからウイングナイト(ナイト)?)
美波P(カイザ)
Q(マッハ)
チェイス

多いんだか少ないんだか

ティガの話に関して言えば>>1にも責任あると思うけどな
安価がキン肉マンの話に持っていった事はともかく、「紗南がティガになる」って内容安価に対してあんな内容なら安価取った奴が怒る気持ちもわからなくはない
その後マジでwiki書き換えたのは馬鹿としか言いようがないけど

こういう時に限って>>1の決めた安価に文句言うなとか言う奴は来ない

>>132
ライダー、怪人、アイテム、マシンなどを合わせるとシリーズコンプ間近です

>>134
あの回に関しては>>1も猛省をしています…
もう二度と同じようなことをしないように努めさせていただく所属です



ガンバリマス

再開します

あずき「そしてもう誰も危険を冒さないように……」

亜季「………」グッ ウゥゥゥゥン…!

あずき「忍ちゃんにガツンと言っちゃう大作戦だよ!あずきは言う時は言うよ!」

亜季(あずきちゃんもまた……ならばと言うことでありますか。)

あずき「忍ちゃんにあずきの想いを分からせてあげるんだから!」

亜季(それがあずきちゃんの見つけた答えならば……)

忍の家 居間



忍「………」ショリショリショリショリ…

~~~

「あなたの「才能」はごく一般的な
生活の中では決して使うことのないものです。」

~~~

忍「私の…「才能」…」
ショリショリショリショリ…ゴトン

リアルりんごのうさぎ「海洋堂クオリティ。」

忍「昔から手先は器用な方だって言う自覚はあったけど…人間、どんな「才能」が眠ってるかなんてわかんないもんだね。」

忍「…………」

忍「努力でこの「才能」が伸ばせるなら、アタシは伸ばしたい。この「才能」があれば…みんなを守ることだってできるはずだから。」

忍「アタシは…大切な友だちを守りたい。大切な友だちのためだったら頑張れる。大切な友だちのためだったら…」

ピンポーン!

忍「あっ。」コトッ スクッ

忍「お客さんだ。今開けまーす!」スタスタスタスタ…

忍「インターホンとかあった方がいいのかな…?」スタスタスタスタ…

忍「じゃないとドアを開けてみるまで来たのが誰か分からないし…」
スタスタスタスタ…スタ

忍「お待たせしてしまってすみま…!」カチャッ カチャッ ガチャッ

あずき「…………」

忍「せ……」

あずき「こんにちは、忍ちゃん。」

亜季「お邪魔させていただきます!」

〜〜〜


あずき「…………」

忍「えっ…と……」

あずき「…反省はちゃんとしてる?」

忍「あっ…う、うん…!(やっぱりまだ怒ってる……まあ、当然だよね…)」

あずき「…………」

忍「…………」

亜季(大人は大人の役割を果たすとしましょう。)

忍「>>146

その……心配かけてごめんね。もう危ない事はしないから……

↑+(視線が右上に動く(嘘のサイン))

忍「その……心配かけてごめんね。もう危ない事はしないから……」

あずき「嘘が下手だね、忍ちゃん。」

忍「えっ…」

あずき「どうして嘘をつくの?」

忍「そんな…う、嘘なんか…!」

あずき「忍ちゃんは嘘をつく時は必ず右上を見るんだよ。」

忍「!」

あずき「友だちとして見てきたから知ってる。…正直に答えて。」

忍「……っ…」

あずき「これから先忍ちゃんは自分の「力」が必要だと思うようなことがあったら…それがどんなに危ないことだって分かってても…自分からやるって言っちゃうんでしょ?」

忍「…………」

あずき「…………」

忍「………うん。」

あずき「だよね…」

忍「ごめん…」

あずき「ううん、謝らなくていいよ。忍ちゃんがそんな子だってことはよく知ってるから。」

忍「…だって、アタシにできることがあるなら…アタシが頑張れば……!」

あずき「あずきたちがいつそんなことを頼んだのっ!」

忍「っ?!」

あずき「あずきたちの気持ちも考えてよっ!」

忍「…っ…アタシはっ…!」

あずき「知ってるよ!」

忍「し、知ってるって何をっ…?!」

あずき「忍ちゃんが危ないことするのも…嘘をつくのも…全部あずきたちのためにそうしてくれてるってことをだよ!」

忍「…!…だったら……!」

あずき「そんなこと頼んでない!!」
バンッ!

忍「!!」ビクッ!

あずき「どうして一人で頑張るの?!あずきたちは忍ちゃんにとって何なの?!友だちじゃないの?!」

忍「あ、あずk……」

あずき「友だちって言うのは……支え合うものじゃないの?!少なくとも……あずきはそう思ってる!!」

忍「え、えっと……(こんなあずきちゃん…初めて見る…)」

あずき「あずきは……あずきは……忍ちゃんに守ってほしくなんかない!忍ちゃんと……守り合いたいんだよ…!一緒に連れて行ってよ…一緒に戦わせてよ…どうして一緒に……頑張らせてくれないのっ?!」

忍「…!そ、そんな…絶対にだめだから…!あずきちゃんに…もしものことがあったら…!」

あずき「>>153

あずきも!同じ気持ちなんだよ!忍ちゃんにもしもの事があったら……
もう、友達が死んじゃうのを見るなんて嫌!

あずき「あずきも!…同じ気持ちなんだよ!忍ちゃんにもしもの事があったら…… もう…友達が死んじゃうのを見るなんて嫌!」

忍「……っ!」

あずき「友だちを守りたいのはあずきも同じなんだよ!あずきにだって…「力」はある!」

忍「それはそう……だけど…あずきちゃんは……」

あずき「戦いとかそう言うのには向いてない?!それを言うなら忍ちゃんだって同じじゃん!忍ちゃんは優しくて…頑張り屋さんないい子だもん!」

忍「アタシは……」

あずき「よく…ないっ…!」ガタッ!

あずき「忍ちゃんは…そうやって……すぐに……!」ツカツカツカツカ…

あずき「どうして一人で頑張ろうとするのっ?!」ガシッ!

忍「……っ!!」

亜季「むっ…」

あずき「ごめん、亜季さん…止めないで。」

亜季「………」

あずき「………」

亜季「……了解しました。」

あずき「ありがと。…下じゃなくてあずきを見て。」

忍「………」

あずき「……見て。」

忍「………」フ…

あずき「…………」

忍「………っ……」

あずき「あずきの話を…聞いて…」

忍「……………」

あずき「大きな声出しちゃってごめん。………あずきはずっと考えてたの………忍ちゃんに危ないことはしてほしくなかったけど……忍ちゃんの気持ちも分かってたから……」

忍「…………」

あずき「自分の中に別々の気持ちがいっぱいできて…もうどうしたらいいのかわかんなくなっちゃって……頭の中…ぐちゃぐちゃにな…っちゃって……」

忍「……そう……だったの……?」

あずき「………」コクッ…

忍「…………」

あずき「プランがZじゃ……足りなくなったんだから……」

あずき「でも……亜季さんに教えてもらったの。矛盾する気持ちのどっちも自分の気持ちだって……今なら意味がわかる。」

亜季「………」コク

あずき「文香Pさんからは「信じること」…文香叔父さんからは「気持ちは同じだっていうこと」…文香さんからは……「守る」…っていうことを教えてもらった。」

忍「……っ………それで…あずきちゃんは……」

あずき「うん……「あずきも忍ちゃんと一緒に頑張る」…これがあずきの出した答え。」

忍「>>161

アタシは……やっぱり……怖い。だから、信じさせて
……一週間後の9時から18時まで、アタシはあずきちゃんをこのペイント弾で狙う

忍「アタシは……やっぱり……怖い。だから、信じさせて……一週間後の9時から18時まで、アタシはあずきちゃんをこのペイント弾で狙う。」カタッ

ペイント弾「………」

忍「無茶を言ってるってことはわかる。こんな…友だちを試すような……」

あずき「わかった…一週間後の9時から18時ね。」

忍「えっ…」

あずき「どうしたの、びっくりした顔して?」

忍「いいの…?」

あずき「いいよ。」

忍「……………」

あずき「亜季さん。」

亜季「はっ!」スクッ

亜季「準備は私にお任せください!一週間以内に全ての条件を整えておきます!」

あずき「…ありがとう。」

あずき(友だちを守るためには友だちと戦わなくちゃいけない……矛盾だ。)

忍「…………」グッ…!

あずき「忍ちゃん、絶対に手を抜いたりしないで。あずきも絶対に手を抜いたりなんかしないから。」

忍「……最初から…そのつもりだよ。」

あずき「そう。」

忍「…………」

あずき「………」

あずき「作戦は最後までやり通して、初めて作戦成功なんだよ。プロジェクトX…プランAからプランB……作戦は必ず成功させるから。」

忍「………」

亜季(答えのその先…それは…)

あずき「見せてあげるよっ…あずきの大作戦が大成功するところをっ!」




続く

フリスク登場回
まさかの決闘編へ続きます

信用は信頼と同義ではなく…
若さの十字路は喧嘩もするものです

同じ目的、異なる方法
次回もお付き合いいただければ幸いです

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