【二次創作聖杯戦争】Pastime Game 37【募集鯖鱒】 (985)

これは造られた戦争。

本来の目的を大きく外れた物語。

外典では無く、偽書でなく、番外でなく、初版でもなく。

そう、言うなれば遊戯。

ほんの戯れ、一夜の夢、そこで奔流するは嘘か真か。童の戯れ、付き合ってくれるならばこれ幸い。

ああ、私は生き続ける、ああ、私は死なないように。…さて、それだけでよかっただろうかな。

                 /> 、
        r--=-- 、  /////>、
        ∨/∧_ノ __{////` ̄´
       ∨>: :´ : : : \ミ、: 、                    「私の目標は死なないこと、そして死にゆく誰かを見捨てないこと」

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: : : : : : |: : : : : : : : : : : : : :.; : :.:.|/|: : : : : |/ム:|  }ヽ: :.
: : : : : : |: : : : : : : : : : : : : : : :.:.:.|/|: : : : : |//|:!  | }: l

・このスレはType-moon『Fate』シリーズの聖杯戦争設定を利用した【完全な二次創作】です。

・また、当スレの方針上、他のスレとは異なった価値観の元運営される可能性があります。

・Grand Orderの設定は、明確に準拠しない方針を取らせていただきます

・サーヴァント、マスター、舞台は完全オリジナルのモノを利用します。

・サーヴァント、マスターは皆さまから募集したものを利用します。

・マスターは最初に主人公としての貴方を作成、その後、参加マスターを作成します。

・本スレは基本的にAA使用頻度が控えめです。

・作中内における設定の齟齬はひとえに >>1 の知識不足によるものです。そういった事態は発生しないように心がけますが、もし発生した場合はご容赦ください。

・日常、戦闘パートにおいては簡易判定による判定となります。判定は以下の表を使用します。

1:ファンブル
2:大失敗
3、4:失敗
5:継続
6、7:成功
8:大成功
9:クリティカル
0:特殊、もしくはイベント判定
77:自軍に有利な特殊イベント
99:自軍に不利な特殊イベント

基本的に遅筆ではありますが、どうぞお付き合いください。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1459522110


20茸筍戦争 ~In to Neokanya~ ~智衣島戦争:反抗鋼体貴方~天才淑女貴女 【二次創作聖杯戦争】Pastime Game 20【募集鯖鱒】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1435475870/)

21智衣島戦争:天才淑女貴女 【二次創作聖杯戦争】Pastime Game 21【募集鯖鱒】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1436537397/)

22智衣島戦争:天才淑女貴女 【二次創作聖杯戦争】Pastime Game 22【募集鯖鱒】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1437829809/)

23智衣島戦争~時を駆ける聖杯大戦:多才淑女貴女~固茹弁舌貴方 【二次創作聖杯戦争】Pastime Game 23【募集鯖鱒】 - SSまとめ速報
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24時を駆ける聖杯大戦:固茹弁舌貴方 【二次創作聖杯戦争】Pastime Game 24【募集鯖鱒】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1439480451/)

25時を駆ける聖杯大戦:固茹弁舌貴方 【二次創作聖杯戦争】Pastime Game 25【募集鯖鱒】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1440773283/)

26時を駆ける聖杯大戦:固茹弁舌貴方 【二次創作聖杯戦争】Pastime Game 26【募集鯖鱒】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1441726332/)

27時を駆ける聖杯大戦:固茹弁舌貴方 【二次創作聖杯戦争】Pastime Game 27【募集鯖鱒】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1444487801/)

28時を駆ける聖杯大戦:固茹弁舌貴方 【二次創作聖杯戦争】Pastime Game 28【募集鯖鱒】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1447685150/)

29時を駆ける聖杯大戦:固茹弁舌貴方 【二次創作聖杯戦争】Pastime Game 29【募集鯖鱒】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1450104462/)

30時を駆ける聖杯大戦:固茹弁舌貴方 【二次創作聖杯戦争】Pastime Game 30【募集鯖鱒】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1451230282/)

31Pastime Holy Grail +:中二変格貴方 【二次創作聖杯戦争】Pastime Game 31【募集鯖鱒】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1451912027/)

32Pastime Holy Grail +:中二変格貴方 【二次創作聖杯戦争】Pastime Game 32【募集鯖鱒】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1452958116/)

33Pastime Holy Grail +:中二変格貴方 【二次創作聖杯戦争】Pastime Game 33【募集鯖鱒】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1454768353/)

34Pastime Holy Grail +:中二変格貴方 【二次創作聖杯戦争】Pastime Game 34【募集鯖鱒】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1456294754/)

35聖杯人形編セカンド:段箱忍者貴方 【二次創作聖杯戦争】Pastime Game 35【募集鯖鱒】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1457103475/)

36普通に聖杯戦争:兎耳探偵貴女 【二次創作聖杯戦争】Pastime Game 36【募集鯖鱒】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1458290150/)

有志の皆様によるWiki http://www2.atwiki.jp/pastimegame/


【サーヴァントテンプレ】

≪クラス≫:

【真名】:
【属性】:
  
【筋】:
【耐】:
【敏】:
【魔】:
【幸運】:
【宝具】:

【特徴】:

【クラススキル】



【保有スキル】






【宝具】




【来歴】

【聖杯への願い】

【性格】

【AAもしくは容姿】

【行動方針】


一応これを使用しますが、他スレのテンプレでも構いません。
また、簡易判定を使用する以上、宝具やステータスが飾り物になる可能性は十分にあります。そこはご容赦ください。

【現在は募集を停止しています】

【日常パート】
朝・昼・夜の三回日常パートが行われます。

索敵やコミュをすることが可能で、結果次第では戦闘パートへ突入することになります。

また、日常パートにおいては、他陣営の描写も同時に行われます。


【戦闘パート】

≪通常戦闘≫

ルールは以下の通り

1:十の位を【筋】【敏】【魔】とし、各ランクごとの点数として取り扱う

2:十の位の結果を一の位に足したものを結果とする。

3:【耐】のステータスをその結果から引く(結果は切り上げ)

4:そこで発動する宝具、スキルがあればそこで発動、その結果を取り入れ、最終的な数字で優位を決定する。

5:特殊は特殊

6:各ステータスは以下の通りE:1 D:2 C:3 B:4 A:5

7:10の位0の時は幸運で判定、一の位0のときは強制有利

8:最大は15、それ以上はカウントオーバーとする

9:宝具は、一定の条件を満たしたときに発動、もしくは戦闘時に任意で発動するものとする

10:スキルも同様の条件で発動する。

11:三回優位を取った時点で勝利とする


≪共闘ルール≫

共闘する場合、メインで戦うキャラクターとサブで戦うユニットを決定します。

ステータスはサブユニットのステータスを二分の一(切り下げ)したモノをメインユニットのステータスに付与。

スキル、宝具の効果はそのまま使用します。


≪マスター戦≫

だいたいはサーヴァント戦と同じ。

【筋】を【体】、【耐】を【心】、【敏】を【知】、【魔】を【質】として判定します。


≪マスターVSサーヴァント≫

サーヴァントと戦闘可能なユニットの場合、戦闘時にマスター側に強制-5の補正が付与されます。

共闘時の補正はマスターだけの場合は-4、マスター&サーヴァントの場合は-3となります

≪負傷、重傷の取り扱い≫

【負傷】

・サーヴァント
戦闘に-1補正、一回休息を行えば回復。

・マスター
戦闘その他に-1補正、二回休息を取れば回復。

【重傷】

・サーヴァント
戦闘に-2補正、二回休息を行えば回復。

・マスター
戦闘その他に-1補正、シナリオ中には回復せず。


【かばう】

一方的なマスター戦を仕掛けられたときに使用可能。
相手マスターの【体】と自サーヴァントの【敏】を使用し判定を行います。

初期値は5、【敏】-【体】÷2の分だけプラスされ、成功した場合、マスター戦は無効となります。

【魔力切れシステム】

朝、昼、夜行動の際、連続して宝具を使用すると戦闘時に-補正が発生します。可能連続使用回数は【質】÷2の切り捨て。
可能連続使用回数+1で戦闘時-1、+2で戦闘時-2、+3以上で戦闘終了時、消滅判定。

魔力切れは、使用可能回数を超えた分のターン、休息コマンドをとる、もしくは魂喰いを行うことで回復します。

また、二騎を同時運営している場合、一日の終わりに宝具一回使用分の魔力消費を行います。

【令呪】

令呪を使用することで様々な恩恵を受けることが出来ます。

・戦闘時、戦闘終了まで+3の補正
・サーヴァントの負傷・重傷を即座に回復する
・魔力切れを即座に回復する

○セイバー陣営

貴女【AA:篠ノ之束(インフィニット・ストラトス)】

ウサ耳とウサ脚、そして呪われた左腕を持った探偵。
悲劇的な過去を乗り越え、そしてまたなぜか戦争に巻き込まれる。殺しには否定的だが、必要なら考えるくらいにはリアリスト。

セイバー【AA:マルス/ルキナ(ファイアーエムブレムシリーズ)】

仮面をつけた女性剣士、義手と丁寧口調が特徴だが、それ以外は汎用的主人公フォルム。
真名は無銘の太陽英雄。汎用型主人公の為常識人。

残り令呪数、3


◇ランサー陣営

サンドラ・ミルマウス【AA:アンジェリア・アヴァロン(アルカナハート)】

英雄の血を受け継いだ少女。どことなく超越者の気配がする。
詳細不明。

ランサー【AA:霧(天候その他) 】

霧を纏う謎の存在。人類を嫌っている節がある。
真名は不明。どうやら鉱毒に関わる大英霊のようだが…?

残り令呪数、3


△アーチャー陣営

北中キノ【AA:南師猩(このすばらしきせかい)】

どことなく軽い雰囲気のする現代の若者。イエスマンの気配がする。
起源『肯定』を持つ起源覚醒者。脱落済み。

アーチャー【AA:蘇芳・パヴリチェンコ(DARKER THAN BLACK)】

さばさばとした印象を受ける狙撃手。過去視の能力を持つ。
真名はソ連の狙撃手、リュミドラ・パヴリチェンコ。いろんな意味でツイていない。消滅済み

残り令呪数、0

×ライダー陣営

リリア・トルテュ【AA:ボア・ハンコック(ONE PIECE)】

高圧的で傲慢な女魔術師。超ポジティブ。
詳細不明。

ライダー【AA:雲仙冥加(めだかボックス)】

どこか偉そうかつ口の回る小男。
真名は不明。

残り令呪数、3


☆キャスター陣営

影守ルカ【AA:ルカ(ボクと魔王)】

詳細不明。

キャスター【AA:蓬莱山輝夜(東方Project)】

詳細不明。

残り令呪数、3


●バーサーカー陣営

喜多見華香【AA:新垣あやせ(俺の妹がこんなに可愛いはずがない)】

鈍い笑みを浮かべる謎の少女。どことなく余裕と焦燥のどちらもを感じさせる。
彼女の周囲には紅い霧が発生するようだが…?

バーサーカー【AA:宗像形(めだかボックス)】

何処か清らかな目を持った殺人者。修行に行動が縛られている。
真名は不明。どうやら指を集めることを目的としているようだが…?

残り令呪数、0


★ウォッチャー陣営

パワード・プロシューダ【AA:主人公(パワプロクンポケットシリーズ)】

バット(らしきもの)を抱えた熱血漢かつ練習魔。基本的にはマトモ。
古代エジプトに伝わるYAKIUの継承者でありわりと脳筋。

ウォッチャー【AA:禁書目録(とある魔術の禁書目録)】

どこか無機的な印象を受ける少女。論点の整理などができる知恵者。
真名は不明。どうやら他人を視ることに長けているようだが…?

残り令呪数、3


【テンプレここまで】

【あれ、詳細情報の開示ってどんなんでしたっけ。久しぶりで忘れてますね、はい再開】

直下他陣営判定、成功以上で敵対交流、継続以下、失敗以上で他陣営の行動描写、大失敗以下で他陣営の友好交流【昼】-1

0:特殊判定

                    N
                    | |
                    「ミ、ィ

                         {  ィ
                   ,--t--'、
                   |}  |_}!
                      '=='  |
                    ,   |r-、ィ _, /:.、 _
                    '   |!o/:|/:イ,、: : //}o}
                       {  {:Y: :>__<: : //:}
                     |   !: :./ {,.--、} Y: : :/
                . .--―{  ∧∧ `¨¨´ |: <
     、        /: /: : : :」イ//}-、.    ,.-': 、:_\
      \_____/: イ: : : -: :∨//  |:!r、 /、: :、: \ `
        >_:, : : : :,. : :´: : : : : /´    |:ム }、\}、:.∨: :ヽ
         /: : :/: : : : : :/: : >=≠ー':ノ |}⌒ーミ、ヽ: : \
        /: : :/: : : : : :/: : : /从:∨¨´、  /    }ハ\:_、: ヽ
      /:イ/:,': : : : ,. : :´: : : : : :_:_: : : .  ` T ー' 、__/ノ、: : 从}: : 、

        {/: : : /: : : : : :.,.ィ////>} _,.-┴r、__{!∧ _, ヽ: : : ∨{
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         |/  ' : : /{: : :}//////   マ{   `ー  ∨//}'/: :.:.|:|
         |   {: : / | : 〈////      ||  \    \/、: : :,:'リ
           、: { |: ,... イ  ___,.r  ̄`ヽ    、     ∧ \
               りイ---  ´    \___>   \    |\r、`丶、
   r   ̄ ̄ ̄ ̄ ´         /__/ //      `¨   \〉-、   ̄`ヽ、
   | |  | | |                〈_ / //              マム\ 〉     //`ヽ、
   | |  | | |           /⌒\/ //                 マム ∨⌒} // / ∧
    、 、 、 マ、         {_  / //               マム \_,ノ// / /  〉
    \\ \\         )  / //                  マム  }イ⌒Y / /

直下

123:血の霧が貴女を覆う
456:騎魔VS槍
789:ウォッチャーの診断タイム

8:診断タイム

…何とかあの霧を撒くことはできたがまだ胸の中がひりひりと痛む。

「まったく、迷惑な話だな」
「…だな、ケホッ」

プロシューダも少しやられているようだ。
しかし、これは結構な能力のような気がするが、一体彼女は何者だ?

「ウォッチャー、何かわかりませんか、ぴょん」
「ふむ、まあ、私の宝具を使えばある程度の予測ができる可能性はありますが」
「それは本当か?」

もしそれが本当なら非常に助かるんだが…。

「ただ、宝具の開帳を貴女は」
「無論、望みません」
「だろうな、…だがこの状況だ、少しだけでいい、力を貸してはくれないか?」
「…同盟関係にもありますしね、文句を言っている場合でないというのも重々承知していますが」


直下、ウォッチャー思考判定

123:ならば現段階の情報だけで私の真名を当ててみよ
456:スキルを伝えるから私の真名を当ててみよ
789:…しょうがないですね

【申し訳ない、少し離脱してました】

【一応真名当てだけはやっておきましょうか。といっても情報ほとんど開示してませんが】


22:58から↓2まで、ウォッチャー真名判定

とりあえず世界終末時計

>>24-25 不正解

「ウォッチャー、俺が許可する、宝具を使え」
「…マスターがそう言うのであれば仕方はありません。ですが、必ず成功するものではありませんよ」
「ああ、構わない」
「では」

ウォッチャーが目を閉じると、ウォッチャーの前には一冊の本が。
いや、それは本というにはあまりにも失われ過ぎていた。
まるで壊され、奪われたように千切れたページの破片、そして傷だらけの装丁。

「我は千々に散逸す聖典の破片、萬に剥落す教典の残滓。故に我は記録する、記憶する、万象を。我の存在が為に」

ウォッチャーが詠唱を続けていく。
それに併せるように、徐々に、徐々にウォッチャーとその本が重なっていき。
ついにそれとウォッチャーは一体となった。

『…拝火教の聖典か』
「我が名をここに、【遍く示し記す万象(アヴェスター)】」


◆『遍く示し記す万象(アヴェスター)』

                       \\

      ヽ、  \               \〉             _
        ` ー ゝ                            }゙ヽ
       __,.   ---───‐‐‐┐                  了   ゝ
       \               |                   ハ    》
         `-- ─ー‐‐─‐--=!                  {   ,r'
     _     .                       ∧       i  /
      /{     .                     / /        ∨
    / 了    .              ____  /  <
   《   ハ               \   ソ     /          ∠>         /|
    ヽ  }   .         Σ ̄ ̄ ̄ \∧     .|/|                    , ‐'゙ /
      ソ   .         >          >  .| /  ヽ  ∧             _,.. ‐´  ''´
           .          ̄\        |  |/   ゝ/ / ̄ ̄Σ      ノ_,. -''´
            Σ ̄ ̄ ̄ ̄. \       |   ./    //三三<       ´
           .    ̄ ̄ ̄ ̄\.  \    .|  /   ///三三三Z
            / ̄ ̄ ̄ ̄ . \   \ |./  ////    \
             7´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\\   V !/ ////         \         /\
           ./ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\\\ V.////             |       \l
           }:三三三三三三三.×\\l.///×三三三三三三三:{
            ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄` ー――'  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 ランク:C  種別:対人宝具 レンジ:- 最大補足:-人

 起きた出来事を自動的に記録していく宝具。
 言葉にならない感情や、本人も気付いていない感情をも言葉として記録する事を可能とする。
 その名に相応しい、何者も傷つけない宝具。戦闘には一切使うことが出来ない。
 この宝具自体がウォッチャーであり、ウォッチャー(記録者・観察者)というクラスで呼ばれた所以。

 【一度確認した宝具、スキルを再度使用された場合、効果に-補正】

 【ただし、日常パート時、もしくは戦闘前処理の場合のみ使用可能であり、戦闘時に使用される効果には作用しない】

 【一定確率で敵サーヴァント、マスターの宝具、スキルのいずれかをランダムに看破可能、遭遇回数ごとに+補正】


「…つまり、ウォッチャー、彼女の名は」
『その姿を留めぬ異教の教典、アヴェスター』


直下、【遍く示し記す万象】判定、成功以上で看破【一回遭遇】+1

8:看破

直下、華香看破スキル

123:吐血原因のスキル
456:彼女の存在に関わるスキル
789:現在進行形のスキル

5:彼女の存在に関わるスキル

そして、その同調が終わると。

「…終わりました」

ウォッチャーの姿が少女の物へと戻る。

「どうだった?」
「申し訳ありません、彼女の為そうとしていること、そしてその身を蝕んでいるものの存在は判明しませんでした」
「なら何がわかったんだ?」
「ええ、彼女の記録、感情から、一つの結論が導かれます」

そう言うと相変わらずの平坦な口調で。

「彼女の本質は肉体ではなくその魂です」
「…?」
「つまり、どういうことぴょん?」

私達の疑問に、ウォッチャーは答える。

「彼女は、霊と呼ばれる存在です」


【怨霊 血病】

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          ;:::/,:::::::::::!.......ゝ         _..... -‐'´   .イ  ,'::::::::/..................., ,...,'ヽ
       /........,::::::::::|.............>..      ̄       , ´   /:::::::/....................' ,...,   ヽ
      r'., ,.........;:::::::::!....................iヽ≧          イ      /:::::::/...................., ,'..,'   ,.ハ
      /!..., ,........;::::::::|......................., `     ≧ <        /::::::/..................../ ,..../  /  i
.     f  ,...., ,.......;::::::::!.........................,               /::::::/..................../ /.../   /.   l

 憑依した状態ではなくなった本来の彼女の姿。
 精神的なリミッターが外れた状態で、より破滅的に、より攻撃的により人類の敵の状態になる。

  《なんらかの原因で肉体が死亡した際に自動発動》

  《再度何者かに乗り移り肉を得るまで精神汚染Bと狂化Bをこのマスターに付加する》

  《日常パートごとに判定を行い、憑依先を選択する》

「…は?」
「ええ、つまりその存在は肉体を滅したところで変わりません」
「…簡単に言ってしまえば死なない、という解釈でいいのか、ぴょん?」
「そうですね、むしろ殺すことでより被害は広まると考えてよろしいかと」

…冗談だろう? まさか幽霊を相手にするとは思っていなかったぞ?
いや、サーヴァントというものも幽霊の一種らしいが、それにしてもだな…。

「そして、この殺すという部分に問題が」
「何だ?」
「彼女のサーヴァントはバーサーカー、そして殺人者、さらに彼女は常に強迫的な観念に捉われているようです。理由は不明。此処から導き出される答えとしては」

…まさか。

「バーサーカーに自身を殺させるという選択肢を持ってくる可能性もあります」
「…それはマズいな」
「…ぴょん」

…ああ、まったく、次から次へと。
だけど、動かなくちゃ止めることもできない。速く動き出さないといけないな。

【他陣営?の行動描写を終了します】

…夜だ、どうにもこうにも後ろから借金取りにでも追いかけられている気分だな。

『死神かもしれんぞ?』
「おいおい、笑えない冗談は勘弁してくれ、ご先祖。…そういえば、あの腕なら殺すことはできたのか?」
『可能性は十分にあり得るだろうな、あれは魂に効く呪いの腕、試す価値はあっただろう』

…そうか、そう考えると。…いや、あんなもの無い方がいいに決まってる。
そもそも無いのが当たり前だしな。


貴女の行動を選択してください

1:索敵
2:コミュ
3:散策
4:休息
5:道具調達
6:自由安価

下2

5:道具調達

まずは準備だ、先立つものを集めておこう。


↓2、【何を】調達するか、ただし一度調達したものは、三日経過しないと手に入らない(④は選択不可)

【①魔力薬(宝具一回分の魔力が回復)、②回復薬(負傷・重傷を回復。マスターにも効果有り)】
【③索敵礼装(索敵判定に+2)、④戦闘用使い魔(戦闘時、判定に+2)⑤自由安価(手に入るかどうかを判定、とっぴょうしもなければないほど難易度増加)】

>>42

…そういえばセイバーは騎乗とかいうスキルを持っていたな。
今のところ足といえばママチャリくらいしかないし…。

直下、入手判定、失敗以上で成功

0:おおっと

              -‐=ニ=ニ=‐- 、
             /.::::::::::::::::::::::::::::::::.\
         //, '/i:::::: |:::::::.、:::::.\::.

        イ.::::/ノ八::::::ト`ヽ::\::::::N、

         ノリ!小l● \{ ●≧=─、トヽ
         ノ.:|l⊃ 、_,、_, ⊂⊃:: |ノ:ハ
        /⌒ヽ__|ヘ   ゝ._)   j /⌒i:::「`
      \ / 从:l>,、 __, イァ/  /::::{
.        /X /|:: |f守ヾi:i:i:i/i{ヘ、__∧:从
       `ヽ< |:: |ニニニニ/ヾ__彡':::::::.\


直下

123:ママチャリの支給
456:族車
789:サイクロン

9:魔術強化を受けたバイク

                                   /
                                ,r;;;7'''',-x‐─‐-
                                r、;;ノ。/;;;;', ',
                   _,,,,,,,,,,,,,,,__   _ ,,, ,,ァ'-、ハ;;;;;ノ !

                _, -'´       `ー<   レ'ーァヽ, /--‐ ‐-、_
              __∠ - - - 、 _       `ヽ;'''''ヾュ==ー'ー<ミニー、ヽ
            /::::::`)   ,- 、_ー 、_       ヽ::ノ/´:::::`ヽ  ヽ,、ヽ ヽヽ、
                j:::::::::::/   /  ) r`ー、`ー、        Y::::::::::::::::::',  iヽ ヽ `ー'
           /ヽ::::ノ    ', ' ´ `/  `ヽ、     ';::::::::::::::::::i  i i ヽ
           /   _    ' ´ ̄   ,...-..-、'、    i:::::::::::::::ノ   ', '、 i
           !  /∠;;;`ー、_      /::::::::::::::ヽ'、     !::::::::::/ハ   ! ヽヽ、
           l_,/..::::::::::::::::;`ー、ヽ    !:::::::::::::::::::! ヽ   ト::-;'ノ ∠   i  `ー'
          /:::::::::::::;::::::::::::::::::ヽ',   ヽ::::::::::::ノ  '、  !ー //  ) ノ
        /:::::::::::;::::::::::::::::::::::::::::i ',  ;,   ̄     ヽ/ン、ュ  _,ノ-'
       /::::::::::;:::::::::::::::::;- ''"゙;::/ i  ;;;,         レ'ノ ,r‐'´
      /:::::::::::;::::::::::::::::;-'    // l  ,;;;;;      , - !Pァ"
     /:::::::::::;::::::::::::::;-'  , -/// ./  ,;;;;;;,       /  !iノ
    ./::::::::::;::::::::::::/ / //,':/ ./  ,;;;;;;;;;;,    /  /
   /::::::::::;::::::::::::/ /∠ゝ' /:::://  ,;;;;;;;;;;;;;;; , /_  /i
   !:::::::::;:::::::::::/ 〃∈/, ';:::/ノ   ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;, y'  `y !
   .i:::::::::;::::::::::/  l_/フ::::/!    ';;;;;;'  '、;; j  ノ /
   |:::::::::;::::::::::i    /::/;;;;;l    ';;;;'   ';'ノ /  i
.   i::::::::;::::::::::ヽ_ , -'::::/l;;;;;;;;;;;l    ';;'    ノ ∠:i彡/
   ヽ;::::;::::::::::::::::::;:/   ヽ;;;;;;;',      _∠ノ!  !|V(
     `ー - - ' ´     /:::::ー;'、_ ,-<彡'´ |  l:| ノ
               /::::::::;:'::::::l  | レ | |  | ー !レ'
               /:::::::;:'::::/l r 、ノ! !ー !  l
                !::::::;::::::/ 〃ヽ,';' |ー'!  !、_ノ
                  i::::::;::::::i  フ;;:''  ! |、_ノ
                !:::::;::::::^=;;:-'   ヒ.ノ
              ` ー - '


…。

「おい、私はバイクを頼んだはずで珍妙なスーツのパフォーマーを頼んだわけではないはずだが」
『いや、姐さん何か厄介ごとに巻き込まれてるらしいじゃないっすか、ですから、まあ、そういうのも分かる連中に話し通して』
「ああ、それは分かるんだが」
『でしょ、とにかくあのバイク役に立ちますから、あ、お代はいりません、いつもの礼ってことで』

…なるほど、つまり乗っているアレは。

「あ、配達人です」
「…ご苦労」

…うん、かなりユニークな格好だったがまあ構わないだろう。
と、やはり一番に食いついたのはセイバーで。

「え、マスター、これ使っていいんですか! …ぴょん!」
「ああ、構わない、貴方の為に取り寄せたからな」
「うわあ…! け、結構嬉しいですっぴょん!」

喜んでくれたようで何よりだ。

【【騎乗礼装・サイクロン】を入手しました】


【騎乗礼装・サイクロン】

貴女の伝手で入手された魔術的強化のかかった改造バイク。
風圧による強化及び遠隔操作も可能。乗ってても変身は出来ない。

《騎乗礼装として使用可能》

《【騎乗】による効果でこの礼装を破壊する必要は無い》

《【騎乗】の効果による+補正をランク-1に変更する》


【夜行動を終了します】


直下他陣営判定、成功以上で敵対交流、継続以下、失敗以上で他陣営の行動描写、大失敗以下で他陣営の友好交流【夜】+1

9:敵対交流

直下、↓2、交流陣営

12:剣視
345:槍
67:騎魔
89:狂

5、7:槍VS騎魔

【というわけで本日ここまで、お疲れ様でした】

【申し訳ないけど本日お休みなのねそうなのね】

【本当に申し訳ない、本日もお休み、明日も危ないかもしれません】

【また夏ごろまで忙しい時期が続くので更新不安定になるかもしれません、ご了承を】

【連絡遅れて申し訳ない、やはり再開無理でした。明日は必ず再開しますので…】

【リハビリ兼ねて少しだけ、再開】

「さて…」

霧は森を包んでいた。
ぎしり、ぎしりと響く鎧の擦れる音。
そして紅い眼光が、霧を縫うように放たれた一本の針を受け止めた。

「なるほどな、誘い込まれたのは陣地というわけか」
『…おうおう、よく来たねえ、霧の大将』

霧けぶる森のどこからともなく聞こえる声に霧は呆れたように息を吐く。
その一呼吸の間に、恐ろしい数の罠が霧の内部へと放たれ、絡め取り、その命を奪わんと殺到する。
しかし、その一切を霧は一振りで退け、壊していき。

「…まったく、嫌になるな、こうも小賢しい手を使われると」
『生憎、俺は弱いんでね、こういった手を使うより他にないんだ』
「そうか、ならば」

襲い来る罠の軍に、霧はその体から毒を吹き出した。

「完全な武を以て叩き潰すのみよ」
『そうかい、できるもんならな!』
「ちょっと、私の存在忘れないでね」


◆知略:A
 はかりごとを立てる才能。
 Aランクの場合、身一つの状態でもそこから逆転の一手を導き出すことが可能。
 また、Cランクの「話術」スキルとしても使用することができる。
 
 【知能を使う判定にランク-1の+補正】

 【逃走判定にランク÷2の+補正】

◆破壊工作:C+
 戦闘を行う前、準備段階で相手の戦力をそぎ落とす才能。
 ライダーは仕掛ける罠こそ、そう複雑なものではないが、
 「知略」スキルにより、ほぼ確実に相手を罠に嵌めることが可能。
 ただし、このスキルが高ければ高いほど、英雄としての霊格は低下していく。

 【自分が陣地と定めた場所に侵入した相手に負傷判定を与える】

 【このスキルによる負傷判定の結果に+2補正】


直下、サンドラ 【破壊工作】+2

↓2、ランサー負傷判定 【破壊工作】+2

1234:無傷
567:負傷
89:重傷

7:サンドラ負傷

0:特殊判定

          _,, -‐ー ‐- ,,

        ,,/         `"''ー 、
       /                `'' 、
      /                   i
.     l               ,,     ',
     j            /  ハ ',  ',   ',
    /       /  //ノ/ ヾ、、 i    i
    i       〃彡"ー-、  , -‐‐ Y i   リ
    リ   r! ! 「 ̄ ̄ ̄丶=「 ̄ ̄`|l /ノ

     ヽ  i ヾ ', l::::::::::::::::::/ l::::::::::::::ljノ´
      ) l  `iヾ丶_:::::::ノ  ト_:::::::ノ !
      i  丶 ) )  ̄      ̄l (

.      从 リ )(j、(     ⊿    人_ゝ
        ` ハハヾ三三inー - i´
         /  ヘ `゛ゞ||||li 〉 l-‐===-v,
       rイ    ヘ/   il《/ l     ソ∧ /i
     /  ヽ   ! /  ヽヾ  ト、   //_,rv/
   ,イ   ,, ´l ,, ´     `l i ! ー 〈_,/ ノ!
   `ー-‐´ ヽ!ィ        ` i r-、 ヽイ

         / i            ト='i`i'ー'
        l  !          〉-、 ´
        /           /  /i
       ! ∧        ノ トニ!_,'|
       レ〈.:.:\      / i /!__.i,, ´
        !:.:.:.:.:`.:ー--、」.:.:´.:.:/

.        i:.:.:.:.:.:.:.:./   !:.:.:.:.:.:/
        l:.:.:.:.:.:.:.:/   i.:.:.:.:〈
       /:.:.:.:.:.:/     ヾ三!
       ∧_ ィ´       `゙´
       !ミ/
       `

直下

123:サンドラの血
456:乱入者
789:ライダーの宝具クリティカル

5:乱入者

直下

123:貴女
456:第八陣営
789:狂

0:特殊判定

                         |             ,|
                         |   ,   =‐-ミ∨|\
                         | '、/        j |   ヽ
                         |  、       /^|    {
                         ∧   \    /   ,     ,
                           \   /¨∨,  /        ′
                      | _ヽ〈  ///_   '       \
                      ∨ _____∨/_____/       \  
                     7/< ̄ヽⅱ</´ ̄`>\          〉 
                     /i{ ^ー ' 八  ^ー'′/^\       /
                       / 八  ̄    ̄ ̄ ̄   う \_,彡'
                      ´⌒      _         ーく(,#=、
                            > .,___  <  ∧/=))#=#\
                         ´⌒/=#=∧   ∧r;:'ニ:ヽ、#=#\
                           /=#=#=∧ ∧/{` ー 彡},#=#=#ヽ
                     /^ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄{  ...:;:;}  ̄ ̄ ̄/〔
               /                        ヾ....::;;ノ     / /丶
               /                           ¨¨    ,/ / % ∧
.            /                              / / % % % ∧
         /__________________/ /..% % % % ∧

            〕__________________〔/% % % % % % ∧
.          / ※  ※  ※  ※  ※  ※  ※  \% % % % % % % / 〉
           /  ※  ※  ※  ※  ※  ※  ※  ※ ゙∨..% % % % % / /
.          /  ※  ※  ※  ※  ※  ※  ※  ※   ゙∨% % % % %/ /
         /  ※  ※  ※  ※  ※  ※  ※  ※  ※.∨.% % % %/ /

直下

123:ロードワーク中のYAKIU民
456:狂『陣営』
789:教会

0:特殊判定

  ニニニ⊃ / /////////////////////////////////////, /,           _n__
   : : :  / //7///⌒YfF-─=ニニ¨¨三 _彡勹冂厂丁广六マ冖┐       ⊇⊆
  : :  / //////'"″}{ ̄    ̄¨'气¨~  、 ノノ丿  j//(  )》ノ丿       (のゝ
 _: : : / //7/// __,ノ八_,,`゙ーt辷元忿ミ.__,幺    .ノ_少仏rく{    _n_   _n_。。
// \/ //////三⊇》ミ辷亥  ´ ̄”~` `フ¨´ ` ,<rそタ癶√乞ノ    ⊇⊆  7た
((⌒V //7//,′"゙ i{(  ,                 ; `   /Tづ      (のゝ
: :`7 //////|i ,,.._兆=彡゙                 ¦     /ノjノ)            幺夊
: / {////厶{{ ニ⊇(⌒                 │   厶彡/      _n_。。   oUoミ
  \V///ム釟'⌒ぅく             `ー_、 _j  ,4(_,,.ン′     7た    n__o
   \//厶訟  ´' \      _,,......___,..,⌒´ / ⌒Y゙            └っ)
     ' /仏訟  ...... _))    ぐー:::::─<ア´ ∠ =ミ_,ノ         _n_。。     n
       '<仏伀、 ¨ ̄うヽ、   `¨¨二¨´  /⌒ヽ少゙        7た    〈んワ
          '7公兮x    ´' )>、___...._,,4i(   }i                     n__
         ' 7叩命t<,んグ广⌒⌒ヾ⌒ `ヽ,ノ'                (d⊆
                  ̄~¨“ 'ァァァァァ一 '’

直下

123:黒化サーヴァント出現
456:貴女&狂『陣営』
789:キョウカイ

0:特殊判定

                _
               \ヽ, ,、
           _  `''|/ノ
             \`ヽ、|
             \, V               ,,、
                  `L,,_             ヽYノ
                 |ヽ、)           ,r''ヽ、.|
                 |             `ー-ヽ|ヮ
                 /:         \      :`|
             /          \、、  |

             l:  \、、   _     \\.:|
             |:   \\´  \ ー‐く |ノ
             |   / \\ー‐へ\__ \

               ヽ, ,  / \____ヽ|_八ヽ
                ヽ′ :′    ,/_____彡へ
                  {     //////////////>。.
                , :    / '|///////////////////>、
               ′:   /  |//////////////////////
                   ′: /   八///////////////// /
                     ∨   ///////////////////
                      /  ////////////////>
                   '  /////////////> ´
                 ′ //////////> ´          ┼ヽ  -|r‐、. レ |
                  |__///////> ´              d⌒) ./| _ノ  __ノ
                 `¨¨¨¨¨¨´

直下

123:黒化サーヴァント集団とのVS構図になったぞ!
456:サンドラの血が触媒となって
789:おっと教会と協会のサーヴァント持った干渉だ
0:↑全部押し

9:教会と協会の干渉

【マスターはハロウィンとワンユで、今までの不遇連中から】

直下、↓2、追加鯖

12:かぼちゃ
34:音楽剣士
56:水の魔
78:軍艦騎
9:雷狂

1、5:前回アサシンとキャスター出現

直下、令呪は?

123:もちろん正規じゃないから0
456:アーチャーのを分け合って1
789:前回の余剰含めて2

↓2、サーヴァントの願いって

123:二人ともビンビンに
456:片方だけ
789:二人とも諦めてる

1:0

2:二人ともあるよ

【というわけで本日ここまで、とんだリハビリになった】

【連日申し訳ない、本日お休み、明日も不安】

【昨晩は連絡できず申し訳ない、再開】

吹き出す毒の霧を掻き分け、ライダーの罠が迫る。
あるときは毒矢、あるときは絡めとる鋼糸、縦横無尽、ライダーの智謀を駆使した罠が十重二十重に怪物たる霧へ襲い来る。
その全てを人知を超越したというような動きでいなす霧、まるでその手は何本も存在しているようで。
だが、徐々にその範囲は狭まり、ついに罠の一つが霧の中の少女に傷を負わせた。

それを確認すると、埒が明かないと判断したのか、霧の中で何かを抜く気配が生まれ。
対して、ライダーもまた、奥の手を使おうとした瞬間。

まるで景色をベールの様に払いのけ、二騎の英霊が姿を現し、両者を制した。

「さあさ、そんなことはさせませんよっ! アサシン!」
「はい! Trick or Treat!」

                                   _____               -─-   .
                     _             . ':´ ̄/´   ∧ハ          .  ´             `
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i       \          /    ′  O    /::  :   /  //.xく´ `ヽー┐ ト、             ⌒ 、  <⌒
ヽ.       \       ′   ′  o   .:'./ ..:::  / .::://.::/ .::'   }::ハ V/                i: :  \: :  \
  `  .      \     |   ,′     ,.:':::: ...:::/ :/ .::://:::/.::.           ′: :/    : :/     : : |\: :\ :\: :  \
     丶、     \  ノ    {     /.:::::::::/.:::::/ .::::::/.:::::::::::|    .:i:::|         : :{:ー…=辷|=允: : :\: :\ :  \
        \ __ ´    .    /.:/.::::/.:::::::::/.:::::::/メ、::/:/|  .:::ii:::|  i: |: : i     八|: :iハ| :| :|   ∨厶:\ : く¨⌒
       /     `ヽ    .    ̄厶イ.:::::::::::::/.::::::::'z=ミ/X:::| .::ノ从::|  i: |: : |:  i:   |斗ャ|八リ`   }心ハハ \ \
        { ____   }    }___    /.:::::::::::::::::::::::|{し歹ヾハ|.::/士7フ}  i:. |: : |:  |:   |/仏=ミ    rし:j |: : \ \
        〈      `ヽ′  ノ   `ヽ ,.二∠从i::::::::::|`゚'‐    |/イしア}/:. .::: |: : |: :ノ|:   |.イしィい    ゞ‐' |: : :|\\ \
        }  ー―一ァ′  '        \.  / |::::::::::|~''    , ゞ'^/:://.:::: | : ノイ 八: : 八乂::.:ノ     、    八: :| : :\: >=ミ
.      {      ノ    ノ        ヾ、   l::∧:::ト..  ` > ..イ.:://.::::/ノ :   |イ(7 : :  、       ,  んハ: | : :(⌒Y   ハ
        ヽ._ ̄´   .、           ||.   l/  }ノ > ..:ァ≦::ノイ/i::::/ : /:  乂__,厶 : :   \    `   .イ: /ノ八(⌒ヽい:::ノ^ヽ
              ̄ ̄  \             ||   {   く    ノイ ノ' ノ '′: 〃:   八: : : \: :   \─ rく了⌒ヾ  \__ノ⌒ヽ...ノ
                `し-‐¬i7⌒ヽ. ||    ヽ    Y   .         {八 : : ( : :\: : : \ : :   \ L,_〕{⌒ヽ ’, / 乂  ノこ)__
                   。    |l,′   } ||        ∨:、  .        (   ー=ミー=辷ー-ミ\: : \: > 八ヽ }} ∨ :/(\(`マ⌒ヾ
                    o    |^ヽ.. _||_____     Vハ           /二二//⌒>ハ\{{、    ノ人八,人/ (\ \): : } }
                      | == _ ̄ ̄_`ヽ.__,」 }  .        { {_//′ 〃 (   `く辷__彡イ⌒>ヘ//}/\`'く : :/ 人
                       />x,__ ̄ _  ̄ ヽ  ̄ ̄|           \\//|: : |   \ :  /xく/ )xく/∨廴__  .ノ /   }

突然の闖入者、そしてその声に合わせるかのように二つの影が木々の間から降り立つ。
片方は山高帽に黒い夜会服といういかにも旧式の魔女然とした少女。もう一方は人の形ですらない一頭の大熊猫。
その登場に困惑する全員から真っ先に常態を取り戻したのは霧の中の影で。

「…マスター」
「うん、結構深い傷かな。でも、そんなことよりさ」
「ああ、そうだな。…お前たちの仲間か?」
「…生憎だな、誰だ、おたくら」

ライダーの言葉にパンダが胸を張るように答える。

「シオン・ワンウ。通りすがりの聖堂教会様よ、雇われの身だがな」
「私こそ! 協会から派遣されるほどミステリアスな、Mrs.ハロウィン! 私の名は…」
「はーい、そこまでな、お嬢ちゃん」

現れた二つのビッグネームにライダーは眉根をしかめ。

「…教会と協会、二つの『キョウカイ』が何の用よ、…ご丁寧にサーヴァントまで引き連れてよお」
「用、ねえ」
「むー! この私に喋らせなさいよ!」


直下、参戦理由

123:珍しく結託した両組織
456:ハロウィンの魔術が暴発した
789:ランサー、バーサーカーへの制裁措置

3:両組織結託、回収へ

「まあ、単純に言えば俺達は今回手を組んでるわけだ」
「は?」
「いや、できるなら最後の方まで隠しといて漁夫の利を狙ってはいたんだが…、このお嬢ちゃんが暴走してな」
「暴走って何よ! 私は」
「いやいや、勝手に飛び出してお得意の魔術使って聖杯に干渉とか余計なことやるから。本当はもっと強い奴呼べたかもしれんのに」

さも当然と言うように答えるワンウにライダーが焦ったように聞き返す。

「…ちょっと待て、ということは、だ」
「ああ、今回協会は機能しないって考えてくれればいい、中立地点なんぞ存在しねえ」
「待てよ、神秘の漏洩は…」
「例えお遊び程度でも二つのキョウカイが干渉してんだ、そこは抜かりないってよ」

それだけ答えるとワンウは霧の方へ向き。

「…さて、というわけで、だ。そこの霧に対してだが…」
「…」


直下、ワンウ思考判定

123:長いものには巻かれる
456:傍観
789:脅威は速めに除去

0:特殊なんだな

        _

     , -:::´:::::::::ヽ
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  i:::::::::::::::::::::::::::::l:::::::::ヽ             __             /      ゞ'i
.  ',::::::::::::::::::::::::::::l::::::::::ノ        ,  - ´     ` ー 、       _ノ  ヽ`ー...、   l
    ヽ:::::::::::::::::::::::::l:::::::l     , -  ´                 ̄ ̄      \:::::ヽ  l
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     ',::::::::::::::::::::::::::::::\         __, ──   ':::::´::::::::::::::::::::::l        \:::i i
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        ゝ、:::::::::::::::::::/   i::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::, - ─ ' `ー 、   _ ヽ::::::::::::::::リ
         `ー--‐'──‐ヽ:::::::::::::::::::::::::::::, - ─ ´  ̄             `ー--‐'
                  `ー── ´


直下

123:トリックオアトリートの刑
456:ここに暴走したバーサーカーをご用意しました
789:そもそも勝てる見込みは薄いんだな

1:勝てる見込みは薄い、そしてできることは


「正直な話俺達のサーヴァントは強くない。そこの化け物に勝てるかどうかも分からん、流石にあるがままにでは負ける」

そう言いながらワンウは頷き。

「というわけで、頼んだ嬢ちゃん」
「分かったわ! 【Trick or Treat !!】 !」


【Trick or Treat !!】

彼女の十八番。
世界中に広がるハロウィンの伝承を元にした大魔術。
その仕組みは単純で「ご馳走」か「悪戯」の二択を強制的に選ばせるというもの。
「伝承防御」と似た特性があり、非正規の干渉を受け付けることがない。
 
≪不利特殊判定を強制的に発生させる≫
≪上記の効果は何らかの【お菓子】を代償にすることで阻止可能≫
≪【お菓子】を所持しない場合、代償を支払うことで回避可能≫
≪同じ対象には使用可能なのは三回まで≫


直下、【Trick or Treat !!】 判定、成功以上でランサー御菓子持たず、失敗で持ってる【初見】+3

↓2、【Trick or Treat !!】 判定、成功以上でライダー御菓子持たず、失敗で持ってる【初見】+3

9、8:どちらもお菓子持たず

代償を支払うか。成功以上で支払う、失敗で支払わない

↓1、ランサー

↓2、ライダー【知略】+4

4:支払わない

0:特殊判定

【先にライダー側から】

     ヽー=彡   ヽ l 〃    __彡      \

       \_彡    r―┘   __  -‐'_ ー-、 ,;:;, `ー=/
     ー-一'´     |  ,;;:;,    ー=≦    `丶ーヽ    ∠、          |\_人_/廴
       ` ー=彡 /  ヘ    `丶  、\  _ ,;::;:, ̄`ー===彡 \ 〈\}\_丿      /
   、ー=ニ≧ ,;:;.|  l lヽ  l\ \ヽ >'/ .;; ー―=≦  \ー|       ナヽ  |
     \`ー=ニ  |l、 八| \|  \ >'::/ヽヽ\`ー―<  `丶 \ | イ―┬    d、   l
     厶イ / l ハヾ、从   ヘ|\/::/ヽ>≦ハト>    \  ヽ ≦| |ロ |    ・  〈
     ///   |l/小| ト::\   /イ≫≦ ̄ ヾ刈/    ミ辷ー-、\ |        ・  /
    ∠   l  从 ≫=ミメヽ l  〃 {0}  〃 リ   ,;:,   \ 、{`ノ   イ      ・   |
    / イ|l |  《{ {0} `ヾ \ | ====彡' /イ  ヽ、 ミ≧ \〈   ・        亅
.      ̄ /从 |l ヽヾ _彡 〈   ヽl     ̄   / イ l  \ \ 、_ |   ・       /
       / イ 八 、\  ̄           ∪  //}/\{`ト-、\ |   ・    /\{
        {/ |  / lヽト \   / ̄ ̄`ー 、  ,;:;;, / くノノ \\` 丿  !?    {
         | l/ j/八   ,;:;:, |_  -  ーー|   ∠二二´\ {\`ヽ 〕          |
         ∨   川\    ヽ__ .≧≦三三三三三三三≧、 7           |
          ∠/}/ > 、 .≧≦三三三>''´ ̄ ̄ ̄ ̄`ーミ/ /          !
                .r≦三三三三>''´;:;;.    ____ /  ̄}/ ̄ ̄\{\〉

直下

123:キャスター起死回生の一手
456:やられる前に殺る
789:パーフェクトなライダーは解決法を思いつく

9:パーフェクトライダー


直下、ランサーに対する不利判定

123:他サーヴァントの元へ転移
456:毒封印
789:霧封印

1:この場合は色々ヤバい

直下、飛ばされたのは、成功以上でバーサーカー、失敗で貴女【不利的に言えば】+1

4:貴女の元へ飛んでいく

【というわけで本日ここまで、お疲れ様でした】

【再開、まずはライダー側から】

少女、ハロウィンが叫ぶと共に少なくとも見える限りの空間は湾曲する。
万魔が集う夜へと世界が変わっていく。哄笑響く世界へと移り変わる。
だがそれが発動するにはラグがあり、ラグがあるなら思考も可能。

「な、何だ、こりゃ。不味い、それだけは分かるけどよ…!」

その隙に、その可能性に乗る小男が一人。智謀と策略を以て英霊となった男は、周囲の変化を機敏に感じ取り、対策を練る。
彼には力も権力もない。ただ一つ持つ素質、知恵と勇気で思考の迷路で最短距離を導き出す。

「…考えろ、考えろ俺、俺は考えて全てを手に入れた、考えろ! 今、この場所で起きている状況を、アイツは何と言った!?」

ただひたすらに頭脳を酷使する、それが彼たる理由なのだから。

「Trick or Treat、つまりはハロウィンを基盤とする魔術か何かだ、そして、それが適応されるならば必要な物は…」

そして、光を掴む。

「菓子か! だが今俺は持ち合わせはない。…なら、どの程度が菓子に当たるかはわからないけどッ!」

咄嗟に、ライダーは記憶を辿り、解を提示する。
その一方で、霧は迫りくるそれをただ泰然と待ち構えていた。

「供物を捧げねば避けることもできないというわけか」
「なら受けようか」
「…ほう、やはり君は狂人だな」

霧の中で嗜めるような、呆れたような声が響き。
それにからからと鈴のような声が答える。

「狂ってはないよ、ただ試練の一つや二つあった方が人間らしい」
「理解しかねるな、…まあいいだろう」

ライダーが智を以て対抗しようというのなら、彼らはその真逆を進んでいた。
すなわち、自らの絶対性を以て。信じるという話ではない、小細工を弄さずとも、ただあるがままにあり、そしてその上で勝利するという確定された意思だった。

「さあ、【Trick or Treat】!」
「これが対価だッ!」
「さて、何が見えるか」
「…愉しんでいるようだな」

直後、ライダーの差し出した木の実は消失し、霧もまた掻き消える。
残ったのは、ライダーとイレギュラーの姿だけ。

「…気づかれたか。…ま、いいか。さて、じゃあ」
「覚悟するのね! ライダー!」

迫りくる二騎の敵にライダーは不敵に笑う。
霧も消え、その姿は丸裸、だが、その顔は嗜虐心と怒りに満ちていた。

「黙れよ、力だけが万能だと考えてやがる奴らはこれだから、数だけが万能だと考えてるやつらはこれだから」

その顔は勝利を確信している、その表情はそれでも抜けがないかと知恵を巡らせている。

「ああ、最高の気分だね、なんたって、英霊気取ってるバケモンどもを、ここでぶっ倒せるんだからよ。…マスター、令呪一画回せ、ここで二騎とも潰す」

ライダーの声に力がこもる。
それは智謀の結晶、弱き者が持つ唯一にして無二の力。

「吹っ飛べ、【???】ッ!!!」

              ト
              N
              i∧
             | ∧

                  | ∧  ,.___, 、 _ __,, イソ
                 |  ∧r':.: /  }.:.:.:.:.:.:.:.:_シ
                レ-==='  k'.:.:.:.:.:.:.≧x、
          ,, ィf´ {kフ  ハ  ヽ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.,>
           λrァ         }  ハ.:.:.:.:.:.:.:.:.:ゝ、
           ゞ_,ィァー - , ,,ン   ヘ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.Σ..、_
                      |      V.:.:.:.:.:.:.:.:.、___:k.:.>        ,..-.:‐.:.―.:.-..、
                     |      ∧.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ、__       ,ィ爪.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ハ
                   !       V.:.:.:.:.:.:.:.:Kニ´    /ィニ ニ 、.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:∧
                     |           ゝ、.:.:.:.:.:.:.:≧x   ´     ゝ、 .:.:.:.:.:.:.:.:.:}
                      }          `ー ― ‐ '´             ヽ.:.:.:.:.:.:.:V
                 λ    , -- 、    ヽ、                  }.:.:.:.:.:∨!
                 l     , '´   ハ     ゝ、            ソ.:.:.:.:.:.:レ
          ィ´` ー- -' !   /     λ        ` ≧k= ‐- 、     メ.:.:.:.:.:.乂
         {         キ  ん      !          r´    ヽ -'''.:.:.:.:.:.:,イ
          ル  , ‐ -<__\l     , __ イ            !        ヘー‐ '´
        /  /     , ィ    ,ィf            !         ハ
.       {   ゝ  ,イ   >‐'ゝ、              |           !
       从ri厂l  ム  k'´     ` x=‐‐-===_ __  l           |
        乂.:./  乂__   ̄ ̄Z≧x        ヽ `λ       |
.            `     \    ミ_ >'        弋  ヘ        メ、
                  `ー-Z               \. 乂       ゝ-ォ
                                    `¨ `ゝミ 、__    リ
                                        λ≧!  |
                                           キ i!   !
                                        ヘ ノ  |

                                            {    ゝ,
                                         k,、jZ:リ
                                             弋_::ン

ライダーの声と共に、一頭の一角獣が姿を現し。
怒りを露わにライダーもろとも二騎のイレギュラーへ向かい駆けだした。

「さあ、避けてみやがれッ!」

ライダーはそれをひらりとかわし。
勢い止めきれず一角獣は二騎へ駆け進む。

「ちょ、これはマズい…!」
「!」

直下、キャスター回避判定、成功以上で成功【令呪】-3

↓2、アサシン回避判定、大成功以上で成功【令呪】-3

2:失敗

6:失敗


直下、キャスター消滅判定、クリティカルで消滅阻止

↓2、アサシン消滅判定、クリティカルで消滅阻止

0:特殊判定

3:消滅

:::::::::::::::::::::::::::|   |:::::::::::|   !        心        l.::/  |.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
:::::::::::::::::::::::::::|   |:::::::::::|   !       じ}        !/  /|.:.:.:.:.:.::.: /
:::::::::::::::::::::::::::|   l:::::::::::|             ヒソ      〃 / |::::::::::::::/.::
:::::::::::::::::::::::::::|  '::::::::::.|                     /   /  |::::::::://::::::
:::::::::::::::::::::::::::|   ' :::::: |                    /   !:::::://::::::::
:::::::::::::::::::::::::::|    ヽ:::::!ヽ                  /   .!.:.://.:.:.:::::
 \::::::::::::::::::|     \!::: \                 //   /.:://::::::::::::
{  ヽ、::::::::: |  / / / /\   >  __  -==彡'''"   /.:../ .!.:.:.:.::::::
'    じ、:::::::::| / / / / / / /---=====---       / .:/  l:::::::::::::
.::\  } \:::|                        ______}  ./ .:/  /:.:.::::::::::
::::::! ヽ ノ / ヽ!                 _,,-=ニ_/ ′ /./  /:.:.:.::::::::::
.\! r'′             .. -=ァ' ̄       ,′ /  ./.:.:.:.::::::::::::
::::::::、\          _ -=ニ´::::/       __ /     /.:.:.:.::::::::::::::
:::::::::::\       , -‐'´ /:::::::::/         / /      /.:.::.:.:.:.::::::::::::

直下

123:存在を感じさせないほどの
456:奇跡的に回避、ただし
789:「【蛟龍大瀑布】ーーーッ!!!」

5:前キャスター奇跡的に回避、ただしマスターもろとも今キャスターの支配下に

一角獣は駆け、キャスターとアサシンへ向かう。
操り切れないとはいえ仮にも幻想種の一撃、それに敵うはずもなく。

「…ッ!」

まず、アサシンが跳ね飛ばされ霧散する。
そしてその射程に立ったキャスターは。

「うああああっ! し、仕方がない! 一か八かでしょう!」

宝剣を抜き、その体に水を纏わせる。
宝具を発動することもできないその刹那、キャスターは吹き出す水でその体を高々と打ち上げた。
一角獣は寸でのところでキャスターを躱し、その姿を消す。

「…チッ、だが一騎は消滅させた、…かなりうまく立ち回らなくちゃいけねえが、…ま、組んだ相手が相手だ」

空へ打ち上げられたキャスターは地面へと叩き付けられた。
受け身を取る暇もなく、肺から空気が絞り出される。

「ガフッ…、な、何とか、躱せましたか」

全身の痛みに耐え、立ち上がるキャスター。
改めて視線をライダーへ向け、算段を組み立てる。
現状一騎となってしまった自分に戦う術はあるのかと。

だが、そんな思考に靄がかかる。
キャスターはその異常に気が付いた。だが、もはや遅い。
視界の端にとらえてしまったその影は、光に満ちたその影は。
まだ何とか動く眼球でマスターを見ると、二人のマスターもまた、その視線を光へと向けている。
最後に見たのはその景色、そして続くは。

                         _,. -‐   ̄ ̄ ̄  ̄  ‐-  _
                      _____,. ,.´-‐ ´  ̄ ̄ ̄_ ‐- 、     ‐- _
                ,.  ´   / //_,. ‐ ニ二 ̄` ‐- 、`ヾー ゝ、         `
                /    / ,.lL/(r'´_ ニ ‐- 、`ヽ、   ヽ ヽ  ヽ、__,.
               (       {/ ヾニ`ハヽ、ヽ `ヽ、 、、\_ `ヾ、
                ` ̄ ̄ ア 7 7 オ.l! ! i i  .! ! ヽ` 、 ヽ `ヽ ヽ、
                  //ノ, ' ,' | l! | .| ! i .|  、`、 \ ' 、 }  `ー─ ‐ - 、
              _厶∠ //!イ{ .! l! l ! ! | | fヽ   ヽ ` 、 ヽ、         `ー ‐ -
           ,.  ´ ,ィ´/ ///H|ト-| l! |斗-ト|.」. \\ ' 、\ ヽ `ー-  _            _,. -‐ ─ -
          /  ./ l ! l l/才卞心 ̄ ,不心lノ二ヽ.\ ヽ ' 、 ヽ、__ 二二二ニニ=-‐ ´ __
         〃   /  | Vノノハ ヾ-′   ヾ-/{,-‐ 、`,ィ土ァ、\ヽ` 、__ 二二ニニ== ‐-~⌒ヽ  `
         l|   { _,..斗 彡イ,'ハ.゙゙゙  、   ゙゙゙/,イー'ソィ夕'´ { \`、ヽ、_                )
         ヾ> ´_,. ,.´, く/./川.\ ー=‐  //イ| /}ミf   八 \ヾ 、 _  ̄ 二ニ ‐- 、     ´
      ,. -,.´ , <ァ',∠//./| |.|.!| !_ゝr-- ァ/ !ーvミノ   〉 \` 、     ̄ ̄  ‐-  、 ',
    /./ .////, ',イ i i! | |.|.!リ Ⅵ  //  .l,イシ′  ハー-_、ヽ\          l l i
.    /{ ./   /! / /l l レ / ハ l ! !"´  l! //   !ミ}  { l { ヽイ/ i \ ヽ          l l |
   ,' !/./ ./ .レ ハⅣ , ' ,迂厂´! !    `y'/   |ミ|   ',    \ !`、 丶\        / ハ
   !  ! i .//|  | V /Υ 込.  ヽ`く⌒7´ム   /lミ|   ヽ     ヾ \ ヽ ー- _   // !
   !  ! | {  |  Υ i ノ Y 込  `i、_フ ,廴_ヾ∠ィ|ミ|            \ ' 、 ー- _ ヽ´
   ヽ ヽ ヽ    | |Y{  `ヾ勺ヵ!、/ /-、 `ヾ、}Y}    i        ト、 ヽ ー- 、 !、__
      ヾ ゝ  | |′   ヽヾ'⌒i i   `ス>f´V   i l           } 、ヽヽ、 | !、\_ ̄二二ニ=- 、
              ! !      ', |  | |   ハ ! 从 \ } |         `ヾ、 i | | | ト、\ヽ  ̄ ̄`ヽ
           ハ V   ヽ、ヾ、 l ト、__Vノ ./ ト、_〉、 .!         〉 | | | | | ヽ '、\    }
             { 乂 ヽ、 `ヽ、 、} ∧ ∨   ト、c^、   〉 乂    ヽ   〈  | | | | |  .} ! }   ´
           /  ヽ、`ー- .._f ヽヾ!    , -、}ニ|__/    ヽ ヽ `ー-' \ .! l | | / / ,イ
         /       `ー-- .._ `ヽ、 .! /⌒}`ヽロ´}/       i          } ! ハ ! Ⅳ /}/
           i         //{ヽ、 ヽヽ' ー- ⌒´ ~ l       ヽ        イ | | l | リイ /

「…女王、様」
「然り、此方が女王ぞ! ひれ伏すがいいわ!」

ただ、眼前に立つ女に対する服従だった。

◆魅了 A+
絶世の美女であり、同時に一国を従えるカリスマの持ち主だとされる。
その為、その所作は無自覚に周囲の人間を魅了し、意識的に動かせば相手の自由意思をすら奪う。
Cランク程度のカリスマも内包する

【魅了判定を行うことで、相手陣営に【魅了】のバッドステータスを付与。【魅了】:魅了されたユニットに対する戦闘を含んだコンマ判定に、ランク÷2の-補正】

【Cランク程度の【カリスマ】と同じ効果を持つ】

【対魔力で抵抗可能】


◆女王の威光 C
陣地内の人間に対して自動発動するスキルであり、影響を受けた人間は彼女の国の民と錯覚する。
彼女は無意識に発動しているのでこのスキルの存在を知らない。

【陣地内の人間の魅了対抗に-3の補正】


ひれ伏した前キャスターらの姿にライダーは唇を歪め。

「…えっげつねえなあ、おい。いや、魅了を効きやすくするために薬バラまいたのは俺なんだが」
「ふふふ、だって此方は女王ぞ! まあ、貴様ら主従には効かなかったようじゃがのう」
「理由になってねえんだよ。…まあ、効いてないって言えば嘘になるけどよ、女王さん」
「ある程度は軽減されてしまっているからのう」
「で、どうすんだ、これ。…あ、連れてくの」

肩をすくめるライダーと、その後に続く三人を引き連れ、今キャスターは悠々と陣地へ帰還する。
そしてそれを見る影が一つ。

「…ど、どうしよう」

◆流浪する魂:A+
死亡したが現世に帰還した逸話の具現。
霊核が破壊されても一度に限り蘇り、撤退することが可能。

【消滅した場合一回限り、【運】をE-ランクに変更して復活が可能】


【Mrs.ハロウィン、前回キャスター陣営が今回キャスター&ライダー陣営に加わりました】

【前回アサシンが彷徨っています】


直下、ランサーの移動について判定

123:一方的に捕捉される
456:鉢合わせ
789:一方的に捕捉する

0:特殊判定

            /|\    _, . :‐: : : : : : \___.ノ
            .ィ__〉|:ト\./: : : : : : : : : : : : : : : : : \
.            /  r::|:::|\/: : : : : |: :i : : : : : : : : : : : : : :\
           / o./::/:::ル': : : : : : :|: :{ : : : : i: : : : : : : : : : : \
.           |_  /::/::://: : : : : : : λ: :、 : : : |: : : ト: : ヽ: : : : : :ヽ
.           | し'///: :/ : : : : : {: ト: : ゝ: : :!:./|⌒i: :} : : : :| : ',
.          し.';/  {: :/: :/ {: : : |: |}从:〉 : : !ヽ: }ヽハ:!|: : : :|: : :',
              |:/: : {: :|: : :/|:l {\: : : i'´V-―z|:!: : : :!: : : ',.        /ヽ _
              |: : : :| : |: : :|:.:|.メ〉 \__i '" ̄ ̄|jノ: : :i! : : : ',     / // /、
               |: {: :/!: :|: : :Ⅳ .ィ:チ   ,.   '' "/:/: : /|: : : : ', { ヽ / // / /
                  V|: :{ |: : : : :|ィ/      ′   l:/: : /: |:\: : 丶! レ // / /  __
                    |: :| |: : :\{ 、'' "       ノ /: /: : |: : :\: :ノ 、     〈//
                 V ト _{.:_;>.._   ̄   ∠ィ: : l: : :|: : : : _/   )    /
              ( \   丿: : : :: ヽ: : `i ーr---   |: : :|: : :|/い{   /     /
            \ \(\: : : : : : : 丶: | : : |       |: : :|: : :!ヽ ヽ)ヽ     /===ュ
                  \ \ \: : : : /λ|: : ノ      | : V: : |  \ うト=='" i  [_]
           ____〉 i   ヽ: /  (ハ: : { |) __  /ヽ:_: : /_//〉|      | |
        }――――  {    V  (| |: 丿|) 〉 `   〈:ヽ:)--~ヾ |      ,..イ\
          (二二二         _}   (| |}:!:|_|)/      ):〈\___ >r――イ、.丿: : ヽ
             /\___.ノ∧  X (:.:ノ /     ヽ/ } : :)∧::::ヽ |     |/}: : :\

直下

123:狂ってる陣営まで来た
456:偶然にもマスター同士が知り合いだった
789:貴女は優秀だった

3:バーサーカーまで来たよ


直下、どういう状況ですか

123:組んだよ(白目)
456:普通に暗殺しに来てたんだよ
789:槍VS狂の流れ

7:槍VS狂の流れ


【というわけで本日ここまで、お疲れ様でした】

【何とか最悪の事態だけは避けた貴女。ただし次回バーサーカーの宝具判定次第では】

【申し訳ないです、本日お休み】

【ごめんなさい、本日もお休み】

【何か湖の騎士が二連続で来ました、オルタ欲しい、再開】

…左手を動かそうとしてみるがやはり動かないものだな。
動かない、というよりもはやその機能を根こそぎ壊されたと言った感じか。
よくもまあ、ご先祖の意識は保たれたものだな。いや、あまりこういった事象には詳しくないんだが。

と、その時だった。

「…、膨大な魔力の転移を確認しました、みなさん、注意を」
「何?」

今まで目をつむっていたウォッチャーが唐突に目を開きそう言うと。
びりびりと大気が震えたような感覚と共に、プロシューダがバットを片手に飛び出した。
慌てて後を追った私の目に映ったのは、視界を埋め尽くさんばかりの霧。
差し出した手の先すら見えないようなその霧に、私たちの声だけが響く。

「この霧は…」
「濃霧か、ノーゲームになるな。…日本でこれほどのモノは珍しいと思うがこの街ではよくあることか?」
「い、いや…、私の知る限りでは」
「ならこれは」

私の思考がその解に行き当たった直後、霧の中に紅い目が光る。

「マスター! ショックに備えてくださいッぴょん!」
「!?」

飛び出したセイバーが放たれた一撃を受け止め、その一撃はまたしても霧の中へ消えていく。
霧の中からは二つの声、まるで声そのものが重さを持っているようなモノと、どこか超然としたような少女のモノ。

「ふむ、転移された先に新たな敵か」
「うんうん、試練ってのはいいね」
「新手、ですか。…情報を整理するにおそらくはバーサーカー陣営の言っていた」
「…『霧』だな?」

今考えられる条件で当てはまるのはそれしかないからな。
相手は一切否定せず、というよりはそもそも否定する気も無いように答える。

「何かそう呼ばれてるらしいよ、私達」
「呼び名か、…まあ、そんなことはどうでもいいことだな。今目の前にいるのは敵だけだ。ならばやることは変わりない」

ジャキリと何かがきしむ音がする。
霧の中で鉄が触れ合うようなイメージが脳裏をよぎり、そして噎せ返るような金臭さが。

「殲滅だ」
『来るぞ』
「言われなくとも承知しているさ! ご先祖ッ!」

襲い来る一撃を見定めんとしたその時、思いもよらぬ方向から横槍が差し込まれた。

「■■■ーーーーッ!!!」
「うん?」

霧はこともなげにその襲撃を跳ね返し。
跳ね返されたそれ、バーサーカーは丸まりながら衝撃を殺している。

「…バーサーカー、か」
「前回の仕返しってとこかな、それだけの頭が残ってるかは疑問だけどさ」


直下、バーサーカーの狂化具合

123:前回と同じ
456:二段階進行
789:一段階進行

1:前回と同じ

「指を、指ッ!!!」
「あ、前と一緒か」

…確かに、どうやら前回とさして変わっていないようだが。

「…少し危ないかもしれませんね」
「…え?」


直下、【呪怨装飾・指鬘外道】発動判定、成功以上で発動せず【なりふり構わない】-2

5:発動

ウォッチャーの視線の先には、バーサーカーが握っている何か。
それは、人の形を、いや、というよりは。

「…人間?」
「【呪怨装飾・指鬘外道】…ッ!!!」
「…あー、これ危ないかもね」


【呪怨装飾・指鬘外道】判定(連投可)

直下、1の位、貴女負傷判定 【威力アップ】+1

直下、10の位、セイバー負傷判定【サーヴァント】-1【威力アップ】+1

↓2、1の位、パワード負傷判定 【威力アップ】+1

↓2、10の位、ウォッチャー負傷判定【サーヴァント】-1【威力アップ】+1

↓3、1の位、サンドラ負傷判定【威力アップ】+1【負傷】+1

↓3、10の位、ランサー負傷判定【サーヴァント】-1【威力アップ】+1

↓4、1の位、バーサーカー負傷判定【サーヴァント】-1【威力アップ】+1


12:無傷
345:負傷
678:重傷
9:死亡

【パワード【ムラっ気】忘れてましたね】

0:貴女特殊判定

7:セイバー重傷

7:パワード重傷

9:ウォッチャー消滅判定

7:サンドラ重傷

5:ランサー負傷

5:バーサーカー負傷


直下、貴女特殊判定

                          ,.--- 、
                 ___      /∧ r∧
                    /  ||/\ _,. .--- ミ∧-、,∧
                  |   _||//: : : : : : : : : :乂__ノ
                  |-,__/ }: : :.:.:|!: :{: :|: : : :、: : :.ヽ
              乂__/: : : :.:|{、: Ⅵ: |: l .∨: : : :.

                /:,: /: :|: |:_|、:从、__、_l:__l: |:.|: :,::.
                 /:イ: |: : |:イ: |-、、: :.:|{: | 、l`|:.|: :.|: .
              {:/, ィァ : |:.|!:.|:::::::\」::::::::\! l: :.|: : .

            __  //|: : {:::Y⌒ヽ:::::::::::::::::: j:/: : l: :\、
           ,r//`' /: : |: 从::乂__ノ:::::,::::::::::: /': : :.:l: :|: :`\
            {〈{_!_{とヽ l/: |、: : ム::::::::_::_:::::::::ィ :: ム:イ: :.|: :|
           { `/´ / ,: :/: :\」込、 `ー  ´ .イ: : : : : : |: :|
      _r ̄`ヽ、/ /: /:r、:,: : : : : |l>  -く| ∨: : : :.:.:|: :
      / /      〉--< ̄{ Ⅵ: : : ;'|!      Ⅵ:,: : : : : |-、
      〈_{----、 /     〈l マ: : :/l|ム_  _,|  、: : :.:.:| l〉`ヽ
       /   //⌒ヽ   〈l |!: ://ノ | ` ´ ,   、: : :|li〉    ̄ Y
     ,    '´ \///}   /: /イ  {     マ  ∨:|イ     j
     ,      }    }//」   「:ノ     ,」  、   \  Ⅵハ、  _,イ
     {    /  ,..イ--'\__,.〉:,ノ ____イ_  ∨:.  〉_乂:ハ/// ∧
     ,   _,..イ: :/: /: : : : 〈: :〉´{//ノ   `ヽ l:::イ´ {//,}ト,:}////´ヽ
        ̄ /:/: :/: /: : : : : :}从 || ̄       `´    ̄ jj }从Y、    :.
.         /:/: :/: /: :.,: : : | /人 :.、                ///: :|: : :〉    :,
        /:/: :/: /:.:.:.{: : : :|: : : :|`ーl`_,...:     、__//イ: :.:|:/   /
        ,.:/: :/: ,:: : :.:.|: : : :|: : : ム  | |            //{: r-rく_   /
      ,: {: :/: / l: : : |: : : :|: : : : :.〉 | |         { {ヽ{ /   ヽ '
      {: |: {:.:.' |: : : |: : : :|:_:_: :〈 //_,..ィ========、ノノイ=、   /:|
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      |: |: /  |:,.ィニニニニr{/!ニニ||ニ||二二||ニ||二ニト、 ∨ニニ`ヽ、
      |: |: {  /ニニニニ/、 \ ー ||ニ||二二||ニ||二イ }  }N^〉ニニ\

123:噎せ返る死の臭い
456:交代
789:想像せよ最悪の自分


↓2、ウォッチャー消滅判定、クリティカル以外で令呪一画消失、失敗以下で令呪二画消失

5:交代

1:令呪二画消費し阻止


直下、交代って?

123:貴女に宿るは
456:誰がハサンを一人と言った?
789:可変式腕

6:ハサンチェンジ

バーサーカーがその宝具を発動する。
同時に溢れ出すのは嗅ぎ慣れた死の臭い。何処かで聞いた断末魔。
それが見境なしに全てを削っていく、壊していく。

濃霧で満足には見えない視界の中で、私にそれが襲いかかった。

「…!」

心臓を握りつぶされるような感覚。
同時に感じた『終わり』としか言えないようなそのイメージ。
ああ、ここまでか、生きよう、生きようとあがいた先がこの終わりか。
それもまた私らしいのかもしれない。そう思いながら意識を手放しかけたその時。

『…まだ、終わる必要は無い、我が子孫よ』

その声が、闇に浮かぶ一つの髑髏が。
数多の怨霊に食いつくされるビジョンを見た。

『言い忘れていたな、いや、腕の力が消えた時点で気づいていたのに言わなかったこちらの手落ちか』

ご先祖が、ハサン・サッバーハが消えていく。

「待て、ご先祖」
『我等には、肉体的な血は通っていないのだ、我が子孫よ』
「!?」

崩れ落ちそうな髑髏、汚染されていく闇。
それが放った言葉は。

「どういうことだ、私は」
『お前はハサンの名を継ぐもの、いや、継ごうともそれになれなかった狂信者の末裔であるよ』
「それは」
『全ての技術を持ってなお、手に入らなかったその称号、しかし、その技術に宿った我らの意思がここにいる私』
「つまり」

私は、私の中にあるのは。

『それをいとむか受け入れるか、それは自由だ』
「待て、ご先祖」
『…ああ、あとは頼んだ、山の翁よ。そして楽しかったぞ、我が子孫、血は継いでおらずともまた同じ物。そう、まるで』

ご先祖の髑髏が消えていく。
私を包む闇はとても暖かだった。

『娘と語らうようだった』
「ご先祖ッ!」


直下、チェンジハサン(色々面倒なので基本的に百ハサンのどれか)

1:ちび
2345:暗殺王
6789:アサ子

【一応捕捉:今回話に上がった狂信者はFakeの狂信者とは別物ということで】

1:ちびハサン

そして消えたご先祖の代わりに、私のビジョンに映ったのは。

「…子供?」
「…」

                  <:::::::::::::::::::::>
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     ,::::::::::::::::::′::::::::::::::::/::::::::::::::::::::::::::ト、::::::::::::::
    .:::::::::::::::::::;::::::::::::::::::::′::::/'Y:::::::::::::}: :Y:::::::::ハ

    /:::::::::::::::::::i::::::::::::::::::|::::::::/ : ! !:::::::::/_,}:::::::::::.
   ノ::::::::::::::::::::::|::::i:::::::::::::!__ /_ノ | |::::::/: : : :|:::::::::::|
 \::::::::::::::::::::::::::!::::!::::::: ̄レ': : : : }::::::/ 丐ハ !:::::::::::!

  /:::::::::::::::::::::::::!::::!:::::::::::Y丐ハ : ハ::.イ 弋:り |:::::::::::i
. .ノ:::::::::::::::::::::::::::|::::|:::::::::,代じり //: : : 〈 : : :!:::::::|::|
   フ:::::::::::::::::::::|::::|::::::::::ハ: : : : : : : : : : : :ゝ /!:::::::!::!
  /:::::::::::::::::::::::ハ 小::::::::t ゝ: : : : : : : : _: : :/::|:::::::|::|
. /:::::::::::::-  <人.|::!:::::::ト 。 : : : : : :´: : : ;へ:!:::::人!
   /´: : : : : : `ヽ:}人:::::| : : > 、ー 、-r ´ : : |/

   /: : : : : : : : : : : \\{: : : : : :ハ  ∨: : : : ::Y
.  / : : : : : : : >- ─< : : : : : /: :!  |: : __}_
 .:: : : : > ´    _ \ : : /: : :!─f´─ -: : : : : : :.`ヽ
 { > ´     .<: : : : : : : \}/ : : : : : : : : : :`Y: : : : : ::.
 ´     ,. < _: : : : : : : : : : \ : : : : : : : : : : .::!: : : : : : :.
    ,.< : : : .::\`ヽ: : : : : : : : : \ : : : : : : : : :::!: : : : : : ::
  ./ : : : : : :.::::::::\: : : : : : : : : : : :\:: : : : : : :::!: : : : : : : :
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浅黒い肌の幼女だった。

【【呪殺の左腕】のテキストが変更されました】

【呪殺の左腕(ちびアサシン)】
呪いを宿した左腕。それは彼女の血に混ざる山の翁の力。とある名もなき先祖が極めし奥義。
故にただ移された彼女には制御が効かず。そしてそれは技術の結晶に他ならない。
過ぎた技はいずれその身を亡ぼすだろう。彼女が望むか否か、それを知るは。

≪現在は何の効果も持ち合わせない≫

≪コミュを行うことで低確率ながら他人格が出現し、効果が追加される≫

≪使用した戦闘終了後、暴発判定を行い、暴発した場合低確率で死に至る≫


「…えっと、君は」
『…』
「…」
『…』

…話せないんだが。どういうことだ、ご先祖、というか幼女。
混乱する私の意識は、すりあわされる鎧の音で現実に引き戻される。
しょうがない、彼女との会話はまたあとでゆっくり行おう!

「…痛いなあ、もう」
「…腹が裂けているが」
「うん、そうだね、だから早く終わらせよう、死なないうちにさ」

霧の方もかなり被害を受けているようだな、セイバーたちは。

「セイバー」
「はい、…僅かに傷を負いましたが、致命傷には至っていません、ぴょん」
「そうか、安心したよ、プロシューダ!」

セイバーの無事を確認し、プロシューダの方向を見ると。

「…Error、致命傷が発生しています。損耗率は、膨大です」
「…背に腹は代えられないな、令呪を以て命ず、【その傷を癒せ、ウォッチャー】」

ずたずたに削られていたウォッチャーをプロシューダが修復していた。
私達の視線に気が付いたのか、プロシューダが頭を下げる。

「すまん、リソースを」
「気にするな、ウォッチャーは無事か?」
「…ええ、修復を確認しました、申し訳ありません、マスター」
「仕方がないことだ」

…味方の令呪が絞られたのは痛いな。

「■■■…」
「もう言語機能は削られたみたいだね」
「そのようだな」

見ればバーサーカーはバーサカーでダメージを負いながらも霧と対峙している。
…霧の方も意識はそちらに向いているようだし。…逃げるのも策か?


どうするか、23:50から↓2

1:バーサーカーと共闘する
2:逃走する
3:自由安価

2:逃走

…ここは離れた方が賢明か。念話は、っと。

『セイバー、聞こえるか』
『はい、聞こえてますぴょん』
『この場所を離れる、異存はあるか?』
『いいえ、ウォッチャーの状態を考えても賢明な判断だと思いますぴょん』
『よし、なら逃げるぞ、バイクを廻してくれ、人数は多いが…、なるべく早く動きたい、少し飛ばしてくれ…!』

あとは気づかれないことを祈るだけだな…!


直下、逃走判定、成功以上で見つからず、失敗で気づかれる【騎乗】+2

7:気づかれず

【というわけで逃走成功して本日ここまで、お疲れ様でした。次回は狂VS槍から】

【地震大丈夫でしょうか。ともかく余震が続きそうなので安易な情報に惑わされず落ち着いて行動を。命あっての物種です、どうかお気を付けて】

【再開】


【ランサー】

【スキルによりステータス不明】

【負傷】戦闘結果に-1補正


【バーサーカー】

【筋】:6
【耐】:4
【敏】:4
【魔】:0
【幸運】:1

◆狂化:B
 筋力と耐久のパラメータをアップさせる。
 言語能力までは奪われないが、思考が制限され、指鬘(指の首飾り)を完成させることしか考えられなくなる。

 【【筋】、【耐】にランク分の補正(適応済み)】

【保有スキル】

◆???:C
 師に騙されたバーサーカーが闇に紛れて九十九人もの民を殺害。
 その指を斬り落とし、収集した逸話が具現化した特殊スキル。
 彼の気配は闇に溶け込み、繰り出す斬撃は手指を害する呪詛を孕む。
 対処するには対魔力ではなく、呪いに対する抵抗力や知識が必要。

 【スキル『気配遮断:C』と同じ効果を得る】

 【戦闘時に優位を得る度に追加で判定を行い、クリティカルした場合は相手の手指に負傷を与える】

 【その際、肉体(特に手指)に依存する一部のスキルや宝具を使用不能にする】


◆信仰の加護(歪):D
 盲目的な信心から生まれる、自己の精神・肉体の絶対性を獲得する。
 彼は確かに己が信ずる教えに殉じようとした。
 例えそれが無辜の民を犠牲にする道であったとしても。

 【精神干渉系スキル、または宝具の効果をランク分÷2減少させる】

 【消滅判定の際に有利な補正を得る】


【負傷】戦闘結果に-1補正


そして戦闘開始の前にランサー宝具使用判定、成功以上で使用、失敗で使用せず

0:特殊判定

                ゞ ニニニニニ彡
                         \
          /                    \
          / ./     /     /   '.   ,
        '⌒/    {/{: /  、 ト、丶  '.   ’,⌒ヽ
          丶   /  i{ /   /ヽ{ } }   '.   `ー' }
           }\ {∩ ⅵ\ {  ∩ Ⅵ   〉     /
           // `∪    `  ∪ /  /   {⌒´
       r‐‐、/ {     r―‐ァ    ムイ{     {
       |   L 、     ∨ ノ    /  .',     ',
       |  / .{、 〈 {≧=‐-   -‐=≦{   .ノ    .',
       |     ⊃ ̄´ 〉\ / く  } /
       `} ̄ ̄´}___}_、  ̄` ̄ ̄ ト、 `¨}〉-ミ    }

.         |    /   }       { \/   }
        八   /  /         ',   `¨¨´.    /
         ',:  / <    }、___{   丶    /
          }: /     〕 ̄{ ‘, {      \ /
          j/     ´ー‐'  `ー'         }′

直下

123:悪霊来たりて
456:冥土の土産
789:もう一度

99:自陣営に不利な特殊判定

::::::::::://  / ノ::::::::::: /   /: : : : : : : :\ \_____/ / _ /
_//  / /ィ}:::: /   /: ': : : : : : : : : : \_____,.イ,ィ//<
     / / //   /: : /: :.|: : : :|: : :.\: \: : : : :ヽ: : 、: \////\   /
       / //   /:.': : :||: : :|: : : :{: :、: 、:.\: \: : : : ∨:.\: \///∧/
       /   /: : : |: : :||: : :|:.、{: 、\\\: ヽ: :ヽ: : : :∨: :、ヽ: l、/// 〉
     /    /:!: : : : :!: : :!l: : :|\: : \\}_\ : |:|: | : : |: : : ヽリ ∨/
    /    /: : :|: : : : :|: : :|{: :._!ノ \: : \   }'从|: | : : |、: : : :、  }
_,.イ  \/:.:.|: : :.|: : : : :|_:|/:.|   \_〉 ,ィ羊ミ、イ: : : | \: :}  |
/イ/    {: :| : |: : :.{: : : : :{、: :{  ー'         ´   とつ|: : :./ ,: \ ノ
||/{    |:∧: |: : : ∨: : ∧,.ィ羊≠=ミ、    `     |: :イ::, /  ,....<
||/ム     }'  、:,: : : :|∨: : ∧(つ        __    /イ: : ' ̄´    \
ー- 、       Ⅵ: :.:|: \: : : \      /   }   /:|: : :|
    \  \__ |: : |: : : \___>    {   ノ  イ: :.:.|: : :|         \
      ,\   /: :イ: : : : : : : : :|: :≧=----- <  | : : |: : :|               \

直下

123:逃げた先に巨大同盟
456:逃げた先に怨霊
789:逃げた先にカブ

5:怨霊出現

                  -‐    ̄ ̄    ‐-
             /                   \
             /                   \
            /                         ヽ
         /             /       ,ィ |     '
        i            /        / | i!ヽ、ヽ\ ',
          |          i      //  i! | r┥ |  i
.        |          |     /━   | /   Y  } |
       |  !     |   |/ /      i/ ,ニュ | } | |
         リ /       |   | /   _二 /  ´ ̄ |/ / リ
      _/ /     /⌒|   .Y _r/´ ̄`    ヽ ∨ /
.       /     { イ( ’,   ',.  ̄¨              l
     /        ∧丶 ', ヽ ヽ         _   /                        ──
              ` ‐-',  {\\     r ´/  /                       /     ヽ
                    八  ト 丶ゝ    丶 / /                      |  ─┐” |
       / /     /  丶 \  ≧‐- - ' | /                      |    _ノ   |
        / /    ∠_    \ヽ \  ト.   /                         |  __イ_  |
     / /     / 二二ニ ̄ヽ ヾ   \} \/        rュ ______rュ       |   _ノ     |
      /      / /      \\ \  ヽ  \      (| L______| ()      |  メ几    i
            / /        \\\     ト   \    | | .r-、   , ´Y   | |    <  木又    |
      /     / /|           `Y`ヽヽ   | |   λ    i ヽ|  i./ /´) | |       |   |      .|
    /    / / ヽ           ヾ  \\ } i|   /∧.   \ノ /  イノ {/ ノ      |   、_ノ   .|
    /   //  λ            \  {`ヽУi| /∧ }.   /         ィ’ /      |  ニ|ニ    |
.   /   //    {             \ `ー∨._//  | ヽ  |         //           |  (ナヽ   |
      ヽ{__λ              \ ヽ ヽ   |/人 i        /「            |  ー┼‐  .|
   |   八    ∧ \              _\}_|  亅  /      /r'二ヽ         |  .9     |
    i  /  \   i!     \         / r<フ  | イ /      /| ァー   |          |     o   |
    乂i     \ |i       \    / /  \ | /      /./iヒ二  {        乂___ ノ

【判定諸々は後で】


改めて直下ランサー宝具使用判定、成功以上で使用、失敗で使用せず、0は安価↓

00:なんでや

             ,イ    │
          //      |:!
           //,. -/r‐- 、| !
         /,/ ./ |  _」 ト、
       /.\`/  |二...-┘ ヽ

.        i   ,.>、;/ー- 、    l
       ! ∠.._;'____\   |
   ∩  ,!イi´●`> <´●`> `\.、ヽ.
   | |/'´ |  ̄、_,、_,  ̄    |\ ヽ、
.   | |\ |    !.ノ        | `''-;ゝ
    \ \|              |. ‐''´
     \|               |
      |              | |
       |               | |
      .|               | |
      |               l ∪
       |              /
      \           ./

直下

123:彼女に秘められしうんたらかんたら
456:倍プッシュだ…!
789:貴女を差し置いて大陣営がぶつかり合うぞ

8:来たぞ我らのキャスター大同盟

直下、誰が来たかな

123:魅了×3
456:↑+渋々ライダー
789:全員でボコりに

1:前回キャスター+魅了マスター×2

【判定表改定はもう少し待ってください】


三度、直下ランサー宝具使用判定、成功以上で使用、失敗で使用せず、0は安価↓【人数差】+2

↓2、前回キャスター宝具使用判定、成功以上で使用、失敗で使用せず、0は安価↓

4:慢心ダメ

2:慢心ダメ

【せっかくなのであと一回霧を解くかの判定だけ】


直下、ランサー【???】を解除するか。成功以上で解除、失敗でそのまま0は安価↓

【一応、ランサーVS狂魔陣営&貴女陣営VS怨霊といった感じにします】

5:解除せず

【というわけで描写は後程】


【ランサー】

【スキルによりステータス不明】

【負傷】戦闘結果に-1補正


【バーサーカー陣営:メイン・バーサーカー】

【筋】:7
【耐】:5
【敏】:5
【魔】:2
【幸運】:2

◆狂化:B
 筋力と耐久のパラメータをアップさせる。
 言語能力までは奪われないが、思考が制限され、指鬘(指の首飾り)を完成させることしか考えられなくなる。

 【【筋】、【耐】にランク分の補正(適応済み)】

【保有スキル】

◆???:C
 師に騙されたバーサーカーが闇に紛れて九十九人もの民を殺害。
 その指を斬り落とし、収集した逸話が具現化した特殊スキル。
 彼の気配は闇に溶け込み、繰り出す斬撃は手指を害する呪詛を孕む。
 対処するには対魔力ではなく、呪いに対する抵抗力や知識が必要。

 【スキル『気配遮断:C』と同じ効果を得る】

 【戦闘時に優位を得る度に追加で判定を行い、クリティカルした場合は相手の手指に負傷を与える】

 【その際、肉体(特に手指)に依存する一部のスキルや宝具を使用不能にする】


◆信仰の加護(歪):D
 盲目的な信心から生まれる、自己の精神・肉体の絶対性を獲得する。
 彼は確かに己が信ずる教えに殉じようとした。
 例えそれが無辜の民を犠牲にする道であったとしても。

 【精神干渉系スキル、または宝具の効果をランク分÷2減少させる】

 【消滅判定の際に有利な補正を得る】

◆仙術:B
 永きに渡る修行によって経た大陸独自の魔術。
 水の支配、金縛りや変化、さらには吸精といった仙術を行使可能。
 若干使える仙術に偏りがあるが、彼女の性質のためである。

 【【魔】選択時にランク÷2分の+補正】

 【相手の【耐】にランク÷2分の-補正】


◆仕切り直し:D+
 戦闘から離脱する能力。
 その逸話からたった一度だけ確実に相手から逃げ出すことが可能。

 【不利を二回取得した場合に判定、成功すれば、自陣営に有利な逃走判定に移行する】

 【ただし、一回使用した相手には無効】

 【ランクが高ければ高いほど成功率が高まる】

 【一回限り、同条件下での確定逃走が可能】  

【負傷】戦闘結果に-1補正

【1ターン目】

直下、ランサー判定

↓2、バーサーカー判定

147:【筋】
258:【敏】
369:【魔】
0:【運】

【ランサーのスキルにより結果隠蔽】


【バーサーカー、有利獲得】


【ランサーに現時点で肉体に由来するスキルがないため【???】の判定は省略】


【2ターン目】

直下、ランサー判定

↓2、バーサーカー判定

147:【筋】
258:【敏】
369:【魔】
0:【運】

【ランサーのスキルにより結果隠蔽】


【バーサーカー、有利獲得】


【ランサーに現時点で肉体に由来するスキルがないため【???】の判定は省略】


【3ターン目】

直下、ランサー判定

↓2、バーサーカー判定

147:【筋】
258:【敏】
369:【魔】
0:【運】

【ランサーのスキルにより結果隠蔽】


【ランサー、有利獲得】


【4ターン目】

直下、ランサー判定

↓2、バーサーカー判定

147:【筋】
258:【敏】
369:【魔】
0:【運】

バーサーカー、1の位0選択、よって強制有利獲得

【バーサーカーの勝利です!】


直下、ランサー逃走判定、成功以上で令呪一画、失敗で令呪二画消費し逃走【負傷】-1


ランサー、【???】判定。

↓2、↓3、バーサーカー、キャスター減少ステータス、9、0は安価↓

12:【筋】
34:【耐】
56:【敏】
78:【魔】

【流石にこの00は無視で】

3:令呪二画消費し逃走

8、4:【魔】【耐】減少


【というわけで本日ここまで、次回描写後貴女VS怨霊】

【明日はお休みの可能性大です】

【やっぱり今日はお休みします、申し訳ない】

【少し遅いですが再開します】

幾人かの影が消えた路上、対峙する霧と狂戦士。
その周囲はどこか淀み、落ちこんだ空気が漂う。それは霧の放つ毒であるのかもしれないし、バーサーカーにまとわりつく血の匂いなのかもしれない。
霧は焦点が定まらないバーサーカーの目を見、呟く。

「さて、醜いものだな。高潔な魂であろうと狂えばそうなる、人というものはあまりにも矮小だ。…君がそのような存在になったことは残念に思うよ」
「■■■ーーーーッ!」
「ああ、だからそのようなものの手にこの世界を譲るわけにはいかない、神代への礎となってもらおうか」

もはや指を取るというそれのみに支配され言葉をも失った男の声に霧は落ち着き払った、…心が芯まで凍り付くような声で返す。

「我が武をもって君を滅そう、バーサーカー」
「うん、さあ、始めようか」
「■■■ッ!!!」

霧の中へしゃにむに放たれるバーサーカーの一撃。
だがそれは霧の本体をかすめることすらできない。

「…ぬるい、あまりにもぬるいな。この程度か? 人よ」

霧の中でバーサーカーは削り取られるようにダメージを負っていく。
もしバーサーカーが生半可に強くなければ、一撃で切り伏せられていたのだろう。そのどちらが幸運かはわからないが。
打ちすえ、切り伏せようとすんででかわし立ち上がるバーサーカー。それに痺れを切らしたのか、ついに霧がその宝具を抜く。

「ならば次はこちらの番だ。武の始原、その一撃、人の身で受けきれるかな、【?】…」
「その隙、突かせていただきましょうか!」

だが、それを抜く一瞬の予備動作、そこに清流の流れを思わせる一閃が走り、同時に噴出した水流がわずかに霧の本体の足をとる。
崩しかけた体勢を立て直しながら霧は闖入者の姿を確認し。

「…なぜ君たちがここにいる」
「そりゃ貴方を倒すため以外に理由がありますか?」

それが先ほどのキャスターであることに気がつくと同時に薙ぎ払う。
キャスターもまた紙一重でそれをかわし、後方へ跳び、霧の中へと姿を消した。

「…質問を変えよう、何故、逃れた君が私に立ち向かう?」
「もちろん、姫様のため」

声だけが霧の向こうから聞こえてくる。
その答えに霧の肩に乗るサンドラが霧へ問う。

「…目を見た?」
「正気とは思えなかったな。…操られていると考えるべきか」
「だろうね、で、どうする?」
「敵が増えようと所詮は私の敵ではない、蹂躙するのみだ」
「そうこなくっちゃ、って言いたいけど」

サンドラは笑いながらもその目を背後へ向け。
清流をまとう宝剣を霧の持つ武器が受け止めたのを見る。

「それを許すとお思いですか! 閃け、龍泉宝刀!」
「…水か、…忌々しいな」
「…ほう? その一言、聞きましたよ? どうやら私とご同郷のようで。…そしてこの能力から察するに。…あれ、結構やばいですね、貴方」

自らの真名を察したのだろうキャスターへ霧が自嘲気味に問いかける。

「笑うか?」
「いいえ、怪物と呼ばれる感情は分からなくもありませんからね。白姐(ぱいねえ)も散々苦労しましたし。ですが、今のこれとは別です」
「そうか、ならば私も遠慮はいらないな、蛇が龍に敗北する道理はあるまい、消し飛びたまえ」

確かに、単なる武力だけではキャスターは霧に及ばない。
格においても、力においても、彼女の敗北は決しているように思われた。

「ええ、そうでしょうね、一人ならば」
「何を言っている、君は今一人…!?」

ただ、そこには慢心があったのかもしれない、当然だったのかもしれない。
霧の足元を、黒い影が駆け、その指に痛打を食らわせた。

「■■■ッ!!!」
「…なるほどな」
「ええ、そうです、バーサーカー、貴方は貴方の成したいように、わたしはそれに合わせるのみ」

それからは蹂躙とはお世辞にも言い難い戦いが続く。
それは霧側にとってもそうであったし、キャスターとバーサーカーにとってもそうであった。
キャスターが宝剣から水を放ち、霧の攻撃を止める。それはバーサーカーの動きを見定めたうえでの一撃。
だが、それが与える傷は微々たるもの。しかし、霧もまた攻め手にあぐねている。ジリジリとただ時間が過ぎていく。
だが、それでもキャスターは笑い、霧は沈黙する。

「わたしの勝利条件は第一にあなたに宝具を抜かせないこと。武の塊ともいえるそれには流石に勝つ術はありませんので。そして長期戦になれば」
「…ああ、なるほど、私は失血で死ぬだろうね」
「…浅はかながら考えているな」
「特にキャスターの水責めが効いてるよね、そろそろ私も限界だし」
「…ならばその水を止めればいい、大河のうねりこそ龍の本質、突き抜けさせてもらう」

まさしく龍神、それを思わせる動きを霧は見せる。キャスターの放った水に対抗するのではなく、それに乗ったのだ。
キャスターの放つ水をまるで滑るようにその巨躯が迫っていく。そしてキャスターは到達するその直前。

「かかりましたね、ああ、全くもって力を持っている相手ってのはやりやすい」

キャスターが何事かを呟くと宝剣は水とは真逆の概念を纏う。
すなわち、炎。そしてその根底にある焼却の概念。それが霧へと叩き込まれた。

「燃え、全て空へと消えるがいい! 三昧真火!」
「火だと…!?」

大量の水が一瞬でその体積を膨れ上がらせ、甚大な水蒸気爆発が霧を包み込んだ。

「ようやく慌てた声が聞けましたね!」

一瞬纏われていた霧が吹き飛武ほどの一撃。
それはその体に大きな熱傷を負わせ。
そこにバーサーカーが飛び込んだ。

「■■■ーーーーッ!!!」
「…! ここまでとはなっ!」

せめて指は守らんと無理矢理霧は体勢を変え、その背に浅くない傷がつく。
だが、その膝が地に着くことはなく。その様子にキャスターはため息をついた。

「…あれほど追い込んでこれとは、流石に強いですね。ですが」
「げふっ」

キャスターは勝利を確信した声音で語り、それを証明するかのようにサンドラが血を吹き出す。
腹の傷から染み出した血はその衣服を赤く染め上げていた。

「…軟弱だな、君は」
「こればかりは仕方がないよね…、いいかな?」
「構わない」
「…まったく、慢心とは恐ろしい。…顔は覚えたぞ、蛟龍よ」
「令呪をもって命じよう、【撤退だ】」

鍛え上げられた刃のような殺意に一瞬キャスターの体は震え、その瞬間、霧は毒を残しその姿を消した。
何とかなったかとキャスターは水浸しの地面へ倒れるように座り込み。

「…何とか撤退させることはできましたが」

直下、バーサーカー判定、成功以上でキャスター襲撃、失敗でどこかへ消える【狂化】+1

8:キャスターを襲撃

【というわけでこれはのちに判定】


【貴女Side】

…何とか逃げ出せたが。

「…おそらくあの場所は毒に汚染されているでしょうね」
「やっぱりそうか」
「あの霧を倒せばそれは消えるのか? ウォッチャー」
「…情報が足りません、もう少し情報があればッ!?」

突然、私たちを乗せていたバイクがブレーキをかける。
危うく舌を噛むところだった…、どうしたんだ?

「セイバー」
「…マスター、危険ですっぴょん」
「何が…!?」

セイバーの言葉に私は気づく。
周囲を血の色をした霧が覆っていることに。そして、その声が聞こえることに。
すすり泣きのようなその声、だが耳をすませばそうではないことがわかる。

『殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺すッ…』
「…おいおい、私はホラーは得意じゃないんだ」
「俺もだな…、すでに死んでいたか」

その声は私の知る女のモノではなかった。ただ怨嗟と怨念に満ちたその声。
敵意と悪意に満ちたその声。まるで背中をうぞうぞと虫が這うような生理的な嫌悪感。

嫌いだ。

でも、私はそれを知っている。

この世のすべてを憎んで、呪って、それでもまだ足りない声を。

『消えなさい消えなさい消えなさい…、ああ、もう消えていたのね、うふ、違うのッ! 私はただあの時を無かったことにして…無理よ、駄目よ、永遠に私はこのままで』
「下手に関わると乗っ取られるかもしれませんが」
「…セイバー」
「はい、終わらせましょうッぴょん」

せめてもの手向けだ、私がここで殺してやる。
…あまりやりたくはないけど、でも、きっと殺せるのは私達だけだ。


23:40から下2、戦闘スタイル決定

1:サーヴァントで戦闘(戦闘終了時、消滅判定において低確率で乗っ取りが発生します)
2:マスターで戦闘


【現在発動しているスキル】

 ◆再現-血袋厄災- (起動スキル)
  彼女が行った大規模霊害の再現。
  血の霧が広がり、内部に取り込まれた人間があらゆる病により病死させる大規模発展型。一種の悪性結界。
  それに取り込まれ死んだ体は病によってグズグズの血袋と化す。

  【発動すると同時にこのマスターは以降移動コマンドが使用不能となる。(令呪撤退は可能)】
  【自陣営+ランダムな拠点2箇所で魂喰いを行うと同時にその拠点に噴血の霧を付加する】
  【毎ターン2箇所ずつ任意の場所に噴血の霧×2を増加する、また重ね掛けが可能である】

   ◆噴血の霧
   病を振りまく呪いの血霧。ただ単に視界を塞ぐだけでなく。皮膚に触れれば皮膚がただれ、
   吸い込めば内腑を病ませる。五臓六腑四肢も含め全ての不調が入った瞬間からじわりと始まる。
   長時間とどまれば血を吐き倒れるのも時間の問題だ。

   【奇襲時、もしくは防衛戦時に起動、もしくはマスターが陣地を作ることで土地に付加させる事もできる】
   【敵対したマスターのステータスを家系以外全てワンランクダウンさせる】
   【魔術師ならば一度受けた場合、ステータスダウン箇所を半減させる礼装を作成可能になる】
   【いずれかのステータスが最低値で、そこがランクダウンとなった場合、それをキャンセルし他のステータスがワンランクダウンする】
   【家と運以外の全てのステータスが最低値となった場合、死亡する】

1:サーヴァントで戦闘

【というわけで非常に短いんですが本日ここまで、お疲れさまでした。次回怨霊戦】

【申し訳ない、本日お休み。というよか月曜はちょっと忙しいので基本お休みとお考えください】

【再開】

…ご先祖の腕は使えない、だが忌々しいことにまだ脚力は十分人を外れたそれのままだ。
どこまで通用できるかはわからないが、やるだけやるしかあるまい。できることなら死にたくはないが、これ以上人死にが出るのはなおさら嫌だ。
それだけの覚悟を整え、私が進み出ようとすると、それをセイバーが遮った。

「…どうした?」
「ここは僕が行きます、ぴょん」
「…私に気を使うことはないよ」
「いえ、この戦争、僕にも一つ目標ができましたぴょん」
「…それは?」

私のことを言うなら止めてやろう、そう考えているとセイバーはまさしく。

「貴女に決して人を殺させないことですぴょん」
「…もう彼女は人じゃあない」
「例えそうだとしても、貴女がそれに慣れ切っているとしても」

私はその手を払いのけ、彼女に進もうとする。
だが、セイバーの腕は動かず、仮面の下に静かに映る瞳は私の目を太陽のように照らしていた。

「僕は貴女のあんな顔を二度と見たくないぴょん」

その言葉には確かな熱がある。
…しばらく心変わりしないものかと睨んでいたが効果はない。
はあ、まったく、こんなどうしようもない悪党によくもまあここまでできるもんだ。

「大丈夫ですっぴょん、僕は無銘の英雄、だから、きっと、貴女の」
「それ以上は無しだ、…仕方ない、任せたよ」
「…はい、ぴょん」

仕方がないとセイバーを送り出すその横に、プロシューダが立った。

「さて、俺たちも戦わなくちゃあいけないみたいだ」
「ですね、といっても私は戦う術を持ち合わせませんが」


◆自己保存:A
 自身はまるで戦闘力がない代わりに、
 マスターが無事な限りはほぼ全ての危機から逃れることができる。
 観測者たるウォッチャーゆえのスキル。

 【このユニットは戦闘には参加できない】

 【マスターが存在する限り、自己の消滅判定をマスターの戦闘結果に依存することが可能】


「分かってるさ、流石にルールブックを試合に持ち込むことはできない、戦場というのは常に己の身と心で挑むものだ」

そう言うプロシューダにウォッチャーが何かを唱える。私の目にも何かが膨れ上がったのがわかった。


◆エンチャント:B
 他者や他者の持つ武器に、強力な機能を付与する。
 基本的にはマスターを戦わせるための強化能力。
 ウォッチャーが持つ本来の機能の一端。
 本来の機能はゾロアスター教を基盤とした魔術によるもので、基本的に聖火の付与や自然による物の強化を得意とする。

 【宝具一回分の魔力を使用することで、ランク分のターン数、指定したマスターの身体、精神、魔力等の判定に+2補正】

 【マスターがサーヴァントと戦う場合、宝具一回分の魔力を使用し、ランク分の-補正を無効化する】


そしてプロシューダはバットを構え、怨霊へと向かっていく。

「健闘をお祈りします」
「ああ。…代打、パワード・プロシューダ」

…さて、私たちは。

『消えて消えて何もかも、ああ、私はダメ、違うわ、この世界こそが』
「殺せるか?」


直下、パワードスキル使用判定、成功以上で【???】使用

0:特殊判定…!?

                ___
         . -= " ̄ ̄ ̄ ̄∧
     . -= "            '∧__
   〃          _ . -= "    .ノ
   ||      _ . -= "    . -< ̄
   ∨.   /     . =‐ "     \
    ∨._ 」  =‐ "       .   \
     ー┬ "    .            .
        ||                  》
        || ∧             =‐ ´
        || !_ノ        . =‐ ´
        ミ___ =‐ " ̄'. ヽ
         / _  |     '. i.
       Y´  `Y┌─―‐|⌒ヽ


直下

123:戻ってきたバーサーカー
456:通りかかったアーチャーマスター
789:ムラっ気がなくなった

コンマ取ってて言うこっちゃないが、キャラの根幹っぽいスキルを消すのはどうなんだろう

>>283 スキル自体は残ったまま、今日の分のマイナス補正が一時的に改善されるだけです、言葉が足りませんでした】


7:本日のマイナス補正無効化

再度直下、パワードスキル使用判定、成功以上で【???】使用、0は安価下

6:使用、でしたが少しテキスト見誤っていたのでウォッチャーの【エンチャント】効果使用に変更します。

【セイバー陣営:メイン・セイバー】

【筋】:5
【耐】:5
【敏】:5
【魔】:3
【幸運】:2

◆対魔力:B
 クラス特性。魔術に対する抵抗力。魔術詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術・儀礼呪法などを以ってしても、セイバーを傷つけるのは難しい。

 【ランク分の【魔】による攻撃にマイナス補正】

◆騎乗:C
 騎乗の才能。大抵の動物、乗り物なら人並み程度に乗りこなせる
 ただし、魔獣クラスは乗りこなせない

 【騎乗時、【敏】にランク分÷2のプラス補正】

 【騎乗時、撤退時の令呪使用数判定でランク分÷2のプラス補正】


【保有スキル】
◆怪力:D
 魔物、魔獣のみが持つとされる攻撃特性で、一時的に筋力を増幅させる。
 一定時間筋力のランクが一つ上がり、持続時間は「怪力のランク」による。
 セイバーの介添人の中には、人間だけでは無く巨人の家政婦や妖精、魔獣等魔の属性を持つ者も多かった。
 現在のセイバーの肉体は彼らの情報によって構成されている為、魔の属性を得たうえで怪力を獲得している。

 【戦闘時のみ、ランク分のターン【筋】に+2補正】

◆心眼(真):B
 数多の敵との戦いによって培った洞察力。
 窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、その場で残された活路を導き出す戦闘論理。
 特にセイバーは敵の事前情報との差異が有ったとしてもリアルタイムに状況を修正、弱点や急所を見つけ出し、攻め立てる術に長けている。
 常に相対した敵が「秘密の方法」を用いねば倒せない等、宝具である己の剣に頼れない状況が多かったことに由来。

 【相手サーヴァントが取得した最終値が自分が取得した最終値と誤差スキルランク-2以内の場合、均衡に持ち込むことが可能】

◆エンチャント:B
 他者や他者の持つ武器に、強力な機能を付与する。
 基本的にはマスターを戦わせるための強化能力。
 ウォッチャーが持つ本来の機能の一端。
 本来の機能はゾロアスター教を基盤とした魔術によるもので、基本的に聖火の付与や自然による物の強化を得意とする。

 【宝具一回分の魔力を使用することで、ランク分のターン数、指定したマスターの身体、精神、魔力等の判定に+2補正】

 【マスターがサーヴァントと戦う場合、宝具一回分の魔力を使用し、ランク分の-補正を無効化する】


◆『夜明け告げる不敗の剣(クラウ・ソラス)』

ランク:B 種別:対城宝具/宝剣 レンジ:1-20 最大補足:300人
 口承アイルランド民話に語られる宝剣、魔法剣。
 その性質はケルト神話、民話、妖精物語に登場する数多の同名の剣の属性をモンタージュ(つぎはぎ)した剣。
 呪文が刻まれた剣、抜刀することで輝く剣、抜けば負けぬ不敗の剣、隠れた敵を討つ剣という伝承が残る。
セイバーのクラウ・ソラスは輝く剣、不敗の剣としての側面が強い。
 この剣自体が宝物としての性質を強く宿している為、聖剣、魔剣ではなく「宝剣」という分類に属する。

 セイバーの冒険譚に準えて『誓え、戦士の誇りを』を三つ宣誓する事で封印を解かれ、鞘から引き抜く事が出来るようになる。
 彼の騎士王の聖剣が星の光で敵を両断するならば、この宝剣は夜明けの光で敵を「磨り潰す」。
 真名解放に共に刀身から放たれる光は四方へ広がり、敵を識別し敵のみを世界から掻き消す。
 また、冒険譚の逸話から「巨人殺し(ジャイアントスレイヤー)」の属性を備えている。

【『誓え、戦士の誇りを』を三つ行使する事で封印解除】

【封印解除後、戦闘時、補正+1】

【上記に加え、敵が巨人の属性を持つ場合、さらに補正+1】

【敗北確定時、または敵の聖剣、魔剣、宝剣の宝具が使用された場合に、一戦につき一回のみ使用可能】

【敗北時に使用した場合、敵有利カウントを強制的に1に引き戻し戦闘続行】

【敵の聖剣、魔剣、宝剣の同ランクまでの宝具ならば宝具一回分の魔力で、『夜明け告げる不敗の剣』以上のランクの宝具ならば宝具二回分の魔力を消費することで相殺可能】

【喜多見 華香】

【体】:5
【心】:5
【知】:6
【質】:5
【運】:1

◆怨霊 血病
 憑依した状態ではなくなった本来の彼女の姿。
 精神的なリミッターが外れた状態で、より破滅的に、より攻撃的により人類の敵の状態になる。

 【なんらかの原因で肉体が死亡した際に自動発動】

 【再度何者かに乗り移り肉を得るまで精神汚染Bと狂化Bをこのマスターに付加する】

 【日常パートごとに判定を行い、憑依先を選択する】


◆再現-血袋厄災-
 ◆噴血の霧
  病を振りまく呪いの血霧。ただ単に視界を塞ぐだけでなく。皮膚に触れれば皮膚がただれ、
  吸い込めば内腑を病ませる。五臓六腑四肢も含め全ての不調が入った瞬間からじわりと始まる。
  長時間とどまれば血を吐き倒れるのも時間の問題だ。

 【奇襲時、もしくは防衛戦時に起動、もしくはマスターが陣地を作ることで土地に付加させる事もできる】

 【敵対したマスターのステータスを家系以外全てワンランクダウンさせる】


 【VSサーヴァント】戦闘結果に-5補正


【1ターン目】

直下、セイバー判定

↓2、華香判定

147:【筋】
258:【敏】
369:【魔】
0:【運】

セイバー【筋】選択

5+7+2+2+1-5=12

華香【筋】選択

5+4-5-5=-1


【セイバー、有利獲得】


【2ターン目】

直下、セイバー判定

↓2、華香判定

147:【筋】
258:【敏】
369:【魔】
0:【運】

華香、一の位0を選択、よって強制有利獲得

【華香、有利獲得】


【3ターン目】

直下、セイバー判定

↓2、華香判定

147:【筋】
258:【敏】
369:【魔】
0:【運】

セイバー【運】選択

2+6+2+1=11

華香【筋】選択

5+1-5-5=-4


【セイバー、有利獲得】


【4ターン目】

直下、セイバー判定

↓2、華香判定

147:【筋】
258:【敏】
369:【魔】
0:【運】

セイバー【筋】選択

5+5+2+1-5=8

華香【魔】選択

5+6-4-5=2


【セイバーの勝利です!】

直下、華香消滅判定。失敗以上で消滅、大失敗以下で憑依判定

7:華香消滅

直下、バーサーカーどうなりますかね【バーサーカー】+2

123:偶然他のマスターに拾われるよ
456:たくさん食ってたからもう一日だけ持つよ
789:もちろん消えるよ

9:バーサーカー消滅

【というわけで本日ここまで、お疲れさまでした。バーサーカー陣営のレビューは次回終了時に】

【そして前スレの埋めネタというかギャルゲーやってた時のルート集ですがもうちょっとだけお待ちを、データ全消えしてましたのでこの土日にはどうにか】

【描写とちょっとした判定だけ】

怨霊が不定の霊障を以ってその進む方向を腐らせながら迫りくる。あれは病魔、疫病の権化、そして強大な悪だ。
悲痛な鳴き声を上げながら、彼女は喰らい、そしてそれに二人の背中が立ち向かう。

『嫌よ嫌、死ぬのは嫌だし苦しいのも嫌ァッ!!!』
「ウォッチャーのマスター、ぴょん」
「名前で構わないぞ、セイバー」
「では、プロシューダ、行けますかっぴょん?」
「ああ、十分体は温まっている」

眼前の脅威に仮面の騎士と野球帽の男は恐れる様子も見せず。
それぞれの武器、輝く太陽の剣と何の変哲もないバットを構え、静かに告げる。

「では、…ぴょん」
「俺たちの打順だ」

セイバーの剣が光り輝き、四方に広がって。
その光は血の霧を磨り潰すように散っていった。その輝きは私の目を焼くほどで。
ああ、でもあんな光を、全てを包むような太陽の光を私は。

「…輝け、全てを焼く灼熱の陽よ! 全てを包む強大な光よ! 【夜明け告げる不敗の剣】ッ!!! …ぴょん!」

輝きは力となり、霧を押し返した。
それに慌てたのか、怨霊はギリギリと頭の痛くなるような声で叫ぶ。

『死ねよ壊れろよ消えろよォッ!!! こんな世界大っ嫌いなの、認めたくないの、ああ、好きだわ、違うわッ!』

光の合間を抜け、霧がまるで意思を持った生物のごとく二人へ。
だが、セイバーの光はおろか、ウォッチャーの援護を受けたプロシューダにもその一部を打ち返されている。
ああ、これなら行ける、アレを、彼女を、殺せるんだ。その結論に少しだけ心は冷え、私は望まない私を見て。

『…』

霧をいったん排除したプロシューダは後方に立つ女を一瞥し、隣の仮面騎士に声をかけた。

「セイバー、かつてYAKIUはその棒と玉の動きを世界と宇宙に見立てる魔術だった」
「…?」

プロシューダは手にボールを握り、空を見上げる。
赤い霧に包まれて視界の悪くなったその先には、まだ闇が広がっているだろう。
そこへ一筋、強力な一撃を打ち込むとプロシューダはセイバーへ視線を戻す。

「だから、お前に問いたい、お前の輝きは、宇宙の闇を照らせるか?」
「…それは、ぴょん」
「俺はまあ、なんとなく分かるだろうがバカだ、だが、前を向くことだけにかけては負ける気はない」

背後の女を指し示し、プロシューダは言う。
おそらく彼には何もわかっていない、セイバーはそう直感する。だが、だからこそ彼は、プロシューダはセイバーへ一つの指針をくれた。

「お前が照らせ、そうすればいつかあのどこか屈折した人間もきっと、な」
「…はい、ぴょん」

その答えに表情の乏しいプロシューダは笑顔を見せ。
改めて襲い来る霧へ向き直る。

「じゃあ、とりあえずは眼前の闇を晴らすか」

その手に一本のバットと、白球を握り。

「さあ、YAKIUしようぜ!」

まるで彗星のごとき一撃を怨霊めがけ打ち放つのだ。

プロシューダの一撃が霧を抜け、怨霊の本体を貫いた。
一つの宗教経典から得た力、キリストには及ばないが痛打を与えたのは確実だろう。
そしてもう一つ大きな意味は、霧の中に道を作ったこと。何の? 決まっているだろう。

『ギッ…!?』
「行け」

思わず声が出ていた、その光の軌跡を見つめていた。全てを忘れて、ただ叫んでしまった。
私は死にたくない、そして誰にも死んでほしくはない。殺したくもなければ傷つけたくもない。なのに、彼女を殺す一撃に私は。

「セイバーッ!」
「了解です、ぴょん! この陽光をもって、霧を晴らさん! 【夜明け告げる不敗の剣】!」
『あ、あ、ああああああああぁぁぁぁぁっ!!!』

セイバーの光が、血の霧もろとも周囲を塗りつぶす。
私はその光の中で、彼女が消えていく姿を見た。目を焼くはずの光は暖かく、どこか母の胎内にいるようで。
そしてその中では、まるで壊れた器から漏れ出すように、誰かの記憶が流れ込んでくる。…ああ、そうか、貴女も、…犠牲者だったのか。

光は止まり、体のほとんどを失った彼女が倒れていた。
私が近寄ると、まるで狂犬のような目を向けてくる。だけど、もはやその四肢は見えない。
ああ、殺す覚悟はしていたのに、私の心を殺してでも、殺す覚悟はできていたのに。
だって誰かを殺すんだから、誰かを死に追いやってしまうんだから。でも、でも。

「…終わったんだよ」
『…』
「だからさ、もう、休むといい。眠るといい」
『…ああ、最悪の夢よ』

               /::::::::::::::::::::::::::::::::::::: : :囗 ロ   。
            .::::::::::::::::::::::::::::::::::::   ::.  ロ []      ロ      。
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           .′::::::::::/::::::: /}: /  ヽ:::::::.  囗ロ []  []        ロ
            |::::::::r-:′:::::::/ | / _ム: ;i::. ,:[] ロ    囗    []        ロ
            |::::::::|:::::::::::/   |′ ,. __川:::: :ミ::□ □ []   ロ
          :::::::::|:::::∠zzミ   ‘¨た芋;::: : Y囗 []   ロ    []
            、:::::ヽ{〃カ:ハ     ゞ:り.リ:::: :_ノ::.  [] ロ  []   。            。
            ヽ:::::ヾx.`ー”   ,     ./イ::.::::::::::::囗 ┌┐[]   ロ    ロ
                〉::::::\          /|:::トー-- 囗└┘  []   ロ
             〃⌒ヽミ、   ー ´  / |:::′    V囗 ロ    ロ
          /:}   }::::|::>_ __ イ  _,|/     □ []   ロ     。
          /: |\  | :::|〈  |    / .|z=≠ ̄  囗ロ  。
         .イ:::::|  ヽ.|:::::|  |   ̄ 厂_]|>--<___ロ ロ
        /'|::::|  ‘|:::::|  |   //_.ハ    \   ┌┐  。
       ./ |::::ハ  、|::::/  }  V  ´ rヘ \   \ └┘ロ
       {   .|:::::ヽ.   |:/    | ./|   /! \     囗ロ>
       ヽ  |::::::ハ ,.|'__./  |   ノ |      \  (
         |:::/ ./〉 ,.ィ 彡'´  |, く ハ         ‘ー ミ、

         |/ ./::{  /     |  V }      、      ヽ
         | ./::::::Y }      |   }  、  i     \     ハ
          }::::::/| |        .L_ノ  、  |      \ /  }
          |:::/ .|         /    、 |        ヾ   .|、
          |/  ヽ      .イ      ,、 |        ヽ  .| ,
          |    ゝ.._ 二_.」      /  |         .}  .L_ ,
              ,ィ彡'´   /    ./   |      /   /    }|
            ./〃     /      〈   .}     /   /    ,イLミ、
           / /      /       \ ./    ./ ./  ,∠   └-ミ、

【喜多見華香、消滅】

それだけ、彼女との別れはそれだけだった。
ああ、よかった、私が傷つけずに済んで、ああ、よかった、せめて最後は人として逝けて。
ああ、

「…私は最悪だ」

【描写を終了します】


直下、バーサーカーは消えるけどキャスター襲撃してるよね判定

123:襲撃した瞬間に消滅
456:3ターン目まで戦闘してたよ
789:戦闘終了後に消滅だったよ

【というわけで本日ここまで、レビューは申し訳ないですが次回に回します】

1:バーサーカー消滅

 .                       。   ロ 囗, ,、、ハ,' /ハ  `ヽ、

 ....            。      ロ      [] ロ .i| |.|ミミミli///ハ.    \
           ロ           ロ   ロ ロ   .ハli l```.V '''''ヘi  ',  ヽ\
 ......          ロ        []  [] ロ囗- 、,'、'lli:|        ',.  ',. 、 ヽ ヽ
 ......    ロ        []    囗    ロ [] l  ,'`ヽlll     /,'; ミ}l ハ ';:\ 、
                   ロ   [] 囗 囗ll l __l__ 、_';!   '´ ̄ .', .liⅦハ ',ヽ:\,
               []    ロ   [] 囗.|l.lそ|シヽハ   二..__ .',.|l州i|l ',ハヽヘ

   。                 。   []  ロ []l.|、}i l州`l ̄   ヽ.l. ゞミ.._ノfli.l州洲li i ',  ヽ
           ロ     ロ   []┌┐  囗}lⅦ|l l      ,}     ,州l州}Ⅶl、l
               ロ   []  └┘囗ヘ.Ⅶ} Ⅵli.l         州州ハ| Ⅵi |
                ロ    ロ 囗ミミr‐Ⅶ. ∨l|l           /ノ.l|.|lil .l Ⅵi
              。     ロ  [] 囗Ⅶ Ⅵl.、`Ⅶ ‐==、   ., ′ .Ⅳ l  }州
                     。 ロ囗圭≧Ⅵ、\`.      /     lリ
                     .ロ ロ州、 ̄ ̄ ミ≧z、_ イ圭≧x、_
                  。 ┌┐Ⅶ州≧、ヽ、  `<圭≧x`マ圭≧x、

                   ロ└┘ Ⅶ圭圭≧x     `マ圭≧Ⅵli、 `
                     ロ囗_````````ミ≧x     Ⅹ  Ⅵli、
                         ̄ ̄ \ー-、 ≧zzzz佳圭≧xⅦli

                             \  ` .、`三圭{`ミ圭圭圭i{`ー 、
                                ヽ  ` Ⅵi. ト=-、 `守li ,'  \
                          ` 、        Ⅷ!.ハ、  ` 、__ノ  ,' /{
                            \        l州i.ハ       ' /〈
                              ',      l州|li li、     ノ/  l、
                               ',      |州州i Ⅶ、  ./|il、 //ハ

【うーん、やっぱ単発じゃなく何らかのバックストーリーがあったほうがいいかなと思う万年スランプの>>1 です】

【次やるときは街の設定とか決めてもいいかもしれませんね、まあ、大体の部分は>>1 の技量不足でしょうが。再開】


霧が消え、朝焼けの光に包まれる路上。
鉱毒の匂いは消えていないがともかくも一つの区切りを迎えたその場所で、バーサーカーの姿もまた夜明けに消えていく。

「…さて、これはどういうことでしょうね」
「…■■■」

手に剣を握りながらその消滅を用心深く見続けるキャスター。
それをバーサーカーはただ澄んだ瞳で見つめている。

「おそらくマスターのほうに何か問題があったんでしょうが、…この状況で襲われるのも危なかったことを考えれば勿怪の幸いではあります」
「…消えるのか」
「おや、消滅の間際に狂化が解けたんですね、というか結構イケメンですよね、バーサーカー」

キャスターの軽口を聞いているのか、バーサーカーは朝焼けに目を細める。
その手に滴る血を透かし、首飾りを引きちぎって。

「…そうか、手伝ってやれればよかったのだが。流石に血に濡れた手では救うものも救えないか」

朝焼けにその姿は消えていく。溶けるように。

【バーサーカー消滅、残り7騎】

「…夜が明けましたね、いったん戻りますか」

【夜描写を終了します】


【四日目】

朝焼けが目に痛い。
あの娘を倒したことで血の霧は消えたみたいだけど。

「あともう一つの霧が残っているわけですね、ぴょん」
「ええ、そして残る霧によって事務所の存在した場所は汚染されたと考えてよろしいかと」

…つまり塒が無くなったわけだ。


貴女の行動を選択してください

1:索敵
2:コミュ
3:散策
4:休息
5:道具調達
6:自由安価

下2

2:こみゅ

下2、誰と話しますか?

1:セイバー
2:プロシューダ
3:ウォッチャー
4:ちび

【次回開始時は各メンバーと関係があるかどうかで判定やってみましょうかね。よく考えたら今まで割と好評だった回はその傾向がありましたし】

4:ちびと会話

…とりあえず、新しいご先祖、…と、話してみるか。

「ご先祖、聞こえるか?」
『…』

…一応存在は感じるんだが、さて、どうしたものやらな。

23:15から下2まで、話したい事、該当レスの合計コンマが14以上で別人格出現

じゃあ>>339

>>340-341

12:別人格出現せず

「えっと、聞こえているか?」
『…』

…参ったな、せめて話す手段がないと。

「ご先祖、話せるのか?話せないのだとしたら意思疎通の手段はあるか?」
『…』

直下、あるの? 成功以上であるよ【拷問用人格】-2

6:あるよ

直下、方法

123:会話内容は刻み付けられるよ
456:念話的なサムシング
789:普通に話せるよ

3:花京院とデス13的なアレ

しばらくの沈黙の後。

「…ッ!?」

突然左腕に痛みが走った。見てみるとそこには刃物で刻まれたような傷文字があり、血が滲み出ている。

『これならできる』
「…なるほど」

…話すたびに傷が入るのか。


【ちびとのコミュが3回になる度【負傷】を手に入れるようになりました】


「…なあ、前のご先祖はどこへ行ったんだ?」
『きえた』
「…そうか」

…そうか、私の身代わりに、というわけか。

『たぶん、だいじょうぶ』
「何がだ?」
『わからない』
「そうか」

…しかし、このままでは出血で死ぬな。

「すまない、ここで話は打ち止めだ、ご先祖。また話したいときにはお願いしよう」
『…』
「ウォッチャー、止血はできるか?」

【朝行動を終了します】


直下他陣営判定、成功以上で敵対交流、継続以下、失敗以上で他陣営の行動描写、大失敗以下で他陣営の友好交流【朝】-1【前夜の戦闘】-1

1:他陣営の友好交流


【友好交流できる陣営などいるのだろうか】


直下、下2、交流陣営

12:槍
34:騎W魔
56789:暗

5、1:暗&槍

直下、状況

123:捕まって色々吐かされるアサシン
456:遭遇(一方的)
789:無論友好的に暗殺ですよ

【そういやセイバーとパワードが【重傷】状態なの忘れてました、一応前回の戦闘結果に問題はありませんが】

7:友好(暗殺)

「うーん、痛いよねえ」
「…」
「…怒ってるの?」
「いや、怒りは原動力となってしかるべきだが、無意味な怒りは逆に思考を鈍らせる。この怒りは戦うときにまたぶつけるだけだ」
「そう、ならよかった」

霧が広がるその中心で、とりあえずの応急処置を終えたサンドラと静かにたたずむ霧の姿。
ふ、と思い出したように霧が呟きサンドラが答える。

「マスター、次は宝具を惜しみなく使う、負担を強いるが覚悟をしておいてもらおう」
「ん、了解」

自らを死に至らしめるやも知れないその言葉をサンドラは当たり前のように受け入れて。
そしてその姿を見る一人の少女。

「…え、えーっと、見つけちゃった」

カブのランタンを捧げ持つアサシンは、現在状況諸々を考えながら。

「ど、どうしよ。…話聞いてもらえる気はしないし」

そして結論を出すのだった。

「…よ、よし、なら倒しちゃうぞー」


【以後、重傷時に負傷判定で9をオーバーした場合、死亡判定行うことにしますね】


【そういやランサーは負傷回復しているのか】

直下、成功以上で回復していない【直後】+1

5:回復してたよ

【ついでに重傷二連続の場合はマイナス判定をさらに付与します】


直下、サンドラ負傷判定【重傷】+1

下2、ランサー負傷判定

1234:無傷
567:負傷
89:重傷

9:サンドラ重傷

9:ランサー重傷

「い、行きます! 【彷徨う灯火(ジャック・オー・ランタン)】!」
「!?」

アサシンの放つ炎が霧の中向けて放たれる。
不可視の存在から突然放たれた一撃に流石の霧も対処が遅れ。

「…無事かね、マスター」
「もうボロボロだよね、そっちこそ大丈夫?」
「…大丈夫とは言い難いが、さて、こんな芸当ができるのは」
「に、逃げまーす!」


直下、アサシン逃走判定【彷徨う灯火】-2

123:逃走成功
456:アサシンが残ってることには気づかれる
789:叩き潰す

3:逃走成功

【他陣営の行動描写を終了します】

何とかご先祖との話し合いはできたわけだけど。

「セイバー、プロシューダ、傷は大丈夫か?」
「ええ、私はおとなしくしていればいずれ回復しますぴょん」
「ただ、やはりマスターは危険です。せめて私にもう少し力があれば」
「気にするなよ、ウォッチャー。これくらいの故障どうってことないさ」

セイバーとプロシューダの傷がどうにかならないことにはな…。
霧や他陣営の情報も集めたいんだが。


貴女の行動を選択してください

1:索敵
2:コミュ
3:散策
4:休息
5:道具調達
6:自由安価

下2

4:休息

【セイバーが【負傷】状態になりました】


【というわけで今夜はここまで、お疲れさまでした】

【そういえば二陣営落ちたのでウォッチャー陣営とは相談でしたね。次回再開時はそこから】


狂陣営のレビューは次回かな

>>383 あ、すっかり忘れてました、申し訳ない。次回の再開時に出します】

【申し訳ないですが今晩はレビューのみ】

≪クラス≫:バーサーカー

【真名】:アヒンサ
【属性】:秩序・狂

【筋】:B
【耐】:C
【敏】:B
【魔】:E
【幸運】:E
【宝具】:C

                          , - /   , ,、、ハ,' /ハ  `ヽ、
                       , _´/./   .i| |.|ミミミli///ハ.    \
                    ー '.´./, ./ !   .ハli l```.V '''''ヘi  ',  ヽ\
                      /イ ,' / ll-- 、,'、'lli:|        ',.  ',. 、 ヽ ヽ
                     /./,'//il' l |l l  ,'`ヽlll     /,'; ミ}l ハ ';:\ 、
                      /,'/// /.l ll l __l__ 、_';!   '´ ̄ .', .liⅦハ ',ヽ:\,
                     ノ//;.,ハ.li .|l.lそ|シヽハ   二..__ .',.|l州i|l ',ハヽヘ

                     |//,'.i{ l.|、}i l州`l ̄   ヽ.l. ゞミ.._ノfli.l州洲li i ',  ヽ
                     l州i.ハ.Ⅶ}lⅦ|l l      ,}     ,州l州}Ⅶl、l
                     l州!lゝヘ.Ⅶ} Ⅵli.l         州州ハ| Ⅵi |

                      |‐=|ミミミr‐Ⅶ. ∨l|l           /ノ.l|.|lil .l Ⅵi
                     .l、_   Ⅶ Ⅵl.、`Ⅶ ‐==、   ., ′ .Ⅳ l  }州
                      ,' Ⅶ圭圭≧Ⅵ、\`.      /     lリ
                     .ハ. Ⅶ州、 ̄ ̄ ミ≧z、_ イ圭≧x、_
                     ,'/. Ⅶ州≧、ヽ、  `<圭≧x`マ圭≧x、
                    イ ', Ⅶ圭圭≧x     `マ圭≧Ⅵli、 `

                       ヽ_````````ミ≧x     Ⅹ  Ⅵli、
                         ̄ ̄ \ー-、 ≧zzzz佳圭≧xⅦli

                             \  ` .、`三圭{`ミ圭圭圭i{`ー 、
                                ヽ  ` Ⅵi. ト=-、 `守li ,'  \
                          ` 、        Ⅷ!.ハ、  ` 、__ノ  ,' /{
                            \        l州i.ハ       ' /〈
                              ',      l州|li li、     ノ/  l、
                               ',      |州州i Ⅶ、  ./|il、 //ハ

【特徴】:反英霊・殺人鬼

【クラススキル】
◆狂化:D
 筋力と耐久のパラメータをアップさせる。
 言語能力までは奪われないが、思考が制限され、指鬘(指の首飾り)を完成させることしか考えられなくなる。

 【【筋】、【耐】にランク分の補正(適応済み)】

【保有スキル】
◆九十九始末剣:C
 師に騙されたバーサーカーが闇に紛れて九十九人もの民を殺害。
 その指を斬り落とし、収集した逸話が具現化した特殊スキル。
 彼の気配は闇に溶け込み、繰り出す斬撃は手指を害する呪詛を孕む。
 対処するには対魔力ではなく、呪いに対する抵抗力や知識が必要。

 【スキル『気配遮断:C』と同じ効果を得る】

 【戦闘時に優位を得る度に追加で判定を行い、クリティカルした場合は相手の手指に負傷を与える】

 【その際、肉体(特に手指)に依存する一部のスキルや宝具を使用不能にする】

◆魅了:E
 異性を惹きつける容姿の端麗さ。
 バーサーカーと対峙した女性は彼に対し軽度な恋愛感情を懐くが、余計なトラブルを呼び込むことも。
 相手の心理状態や感情によって抵抗できる。

【魅了による精神対抗判定を行うことで、相手陣営に【魅了】のバッドステータスを付与】

【対魔力で抵抗可能】

◆信仰の加護(歪):D
 盲目的な信心から生まれる、自己の精神・肉体の絶対性を獲得する。
 彼は確かに己が信ずる教えに殉じようとした。
 例えそれが無辜の民を犠牲にする道であったとしても。

 【精神干渉系スキル、または宝具の効果をランク分÷2減少させる】

 【消滅判定の際に有利な補正を得る】

【宝具】
◆『呪怨装飾・指鬘外道(アングリマーラ)』


                 ,x≦ニニ=‐-ミ、

                /:i: i:挂圭≧xi:i \
                /__,,...-========ミi:ト、
             /´ , .    }    ト、 .\}
             } ./イ   ./  ヽ   .\ .ⅵ
                 〃/   ./     .:i  i  Y i〉
                 i /  イ   __,,. __/ .乂  } }
                 /,,.. .-‐≦圭圭圭i:≧㍉、ノi i{
            { ii:i:i:i : : ヽ.Ⅵi:/i:i: : ___:i:i:Ⅵi{

            }ト、f斧弐忝xi}i:i{: iィf翁琵㌻i:ⅵ

                /i:i: Ⅶ圭戔刈i:i乂戔圭毟': i:〈{{
             {i:ii:`ー≠¨ 亥/r=、i:i:ヽ.¨: : :i:i:i:}i
            \i:i: :x≦三i{ {iⅵ}三≧xi:i:: :ノ
             `Ⅶⅵi:圭`Ⅶi:{圭三≠i:/

                   Ⅵ.Ⅶr、i:i:i:i:i:i:i:i:Yi:/i:i/
                  Ⅵ{{`冖V⌒ⅥⅥi /
                 Ⅵi{ムxzz,、zzイi:i {
                Ⅶ≧=‐‐‐‐彡i/

                     \圭挂圭i:iノ


 ランク:D 種別:対軍宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:100
 生前完成することのなかった忌まわしき装身具。
 バーサーカーが殺生を犯し、集めた指が百人分に達すると同時に解放。
 首飾りに宿る人々の怨念が広範囲に撒き散らされ、無差別に襲い掛かる。
 真名が解放された場合この宝具は破棄されるが、怨念はバーサーカーを憑代に蓄積し続ける。
 また、再び真名解放を行う場合はもう一度、百人分の指を集め指鬘を完成させる必要がある。

 発動条件:バーサーカーが殺害した人物が百人に達する度に自動的に真名解放

 【発動時、同エリアの対象(バーサーカーとそのマスターを含む)全員に特殊負傷判定を与える】

 【この宝具が解放される度にその威力と狂化スキルのランクを徐々に上昇させていく】

 【なお、召喚された時点で既に九十九人分のストックを所持している】

【来歴】
 紀元前5世紀頃、現在の北インドに位置するコーサラ王国の宮廷司祭の子。
 十二の時にマニー・ヴァードラというバラモンに師事しヴェーダを学び始める。
 アヒンサは弟子の中でも特に体力があり、また智慧が優れ容姿も端麗であったとされる。

 ある日、師が王宮へと招かれた際、かねてより優れた容姿のアヒンサに
 恋慕の情を抱いていた師の妻は、彼を誘惑するも拒絶されてしまう。
 これにより、自らのプライドを大きく傷つけられた師の妻は自ら衣服を破り捨て、
 帰宅した夫に虚偽の訴えを起こす。「アヒンサに乱暴された」、と。

 妻の主張を聞き、激怒した師はアヒンサに
 「百人の人々を殺し、その指で首飾りを完成させた時、お前の修行は完成する」
 と偽りの使命を与える。
 この命令にアヒンサは大いに苦悩するも、忠実に命令を果たす事を決意する。
 後に、指鬘外道(アングリマーラ)と呼ばれ恐れられる、殺人鬼の誕生の瞬間である。

 無辜の人々を殺害し続けたアヒンサだが、修行の完成に必要な指は残り一人分となっていた。
 最後の獲物を探す彼の前に現れたのは、いつまでも家に帰らぬ息子を心配し、探していた彼の母親だった。
 人々から外道と呼ばれ賤しまれようとも、彼の心には最後の良心が残っていた。
 実の母親を殺すことが出来なかったアヒンサは、母ではなく続けてやって来た一人の僧侶を殺害することを決める。

 ――――この僧侶との出会いが、アヒンサの運命を大きく変える。


【聖杯への願い】
 聖杯にかける願いは無い。
 戦争を通じて指鬘を完成させ、自身の修行を完遂するために闘争に身を投じる。

【性格】
 本来の彼は感情をあまり表に出さないが、無欲で人を疑わず、他者を気遣う心優しい好人物。
 しかしながら、狂戦士のクラス―釈迦と出会う前の最も精神的に追い詰められている状態―で召喚されているため
 かつての高潔な姿は見る影もなくなっている。

【AAもしくは容姿】

                   ヾミ=-、__>ハ   ,ィ、
                    ,ィ=チ/ .ハ lミzイィl ヽ
                    /,ィ '" 〃/illli|ill/,イli|l ハ
                -=チイ / i l|,イ从リlllイ从l|| l.ハ
                イ彡イ |トl、、      ||l.ハ ヽ、
               ,ィ州liイl!.!|.l ll.| |. `ヽ    ,イ-ナiハハミヽ、
                ,イ州!.ハ|l!.|li=モテミ  , 二、l イl.ll |ハ`ヽ、
              ノイ'ノリl.il.ハlil.lil||    } `´',リli.lil|i!.|ハ|  `

                ィチ!|i|、Ⅶlil|!!    ′ /イl|.|lili|.| l
               _,ィ===|ミl,Ⅶ.l!  -‐=  /,イl|lリl.li|il l
            ,ィ///イ' l  |从li|.\    ,イ ' リ.l |il!  |
          ,イ// 〃   r=ニ三区三`.=イ={___./  lリ
         ,イ/  /   _ノ二 ― ヽ ̄ =ニ三il! ./

        ,.リ′  , -―<ニミ、`ヽ::>:..、 、__ ̄{、_

        リ    r'ニニイヽ、ヽ::::::::::::::::::::;≧x―‐ノ::Vヽ.、_
            |     ヽ  \`_´,ィ<ニ.、ヽヘニ r|,ニヽ、:::l`l、__
             |     ヽ .,'     ` 、 ヽ,}::l.l{ ムイ,`` ,'ー「l
             |      , } ,'  ,          `l::l.li    ̄  i.,'.|
            l    , ' /.,' V  ,       .|:|.||      .l,' ヽ
           ハ   / /. ,' .// 、       l::!|:|.      l' / l、
          .〈 .l、〃 /  〃'/   ヽ、      .}:::!l:l.     lレ' ./ ヽ
            V     //,,〈   、  ヽ、   |:::l|:!、  .ノ.l /   \
             .ハ    / /ヽミ、   `ヽ、 i    .|:::}.l:l、 // |´_      ヽ
              |      ,'  ヽ、   -ミー-、_.|:::li l:!、 i.|ミ、__        ヽ、
             |.,',     ,{    ヽ、    `、   |:::`l.l::l、 l.l `ヽニ=   , イ  l
             |;''    〃    ヽヽ    .ハ   |::::::l l:ハ !l  .〈`ー '彡  ,'
             |'.    ,'.l     .  V     l   |:::::::| |:::〉 l.!.   |ヽ、 ̄  ,'
             ,'    , .l       }ミ、    l   |:ト、:| |:::::〉.ハ  ,'    _ i
          ,'      .|       ルミ、    ハ   |:`ヽ`´,イハハ.ノ    /_:::::!
             i     |       〈 ヽ、   ハ  .|:::::::::::::::::/ リ、  /ー-′
            .l        |         }、  ヽ、  '  ≧x、_:/  ヽヽ ゞ--,'
            .|_    .|         | 、 、  `ヽ、!   ー=ニ==ニ l | .,':::::::,'
            .|:::::::::|    |       ,! >ミ、   〉-     //   〉'ヽ二`|
          lー‐┘   |       .〈 _ニ二三  仁ニ=-  〉〉_,ィニ彡ヽヽリ
          |:::ー┐  l|       ├'.  |      |       |.|     |,ノ!
          |―‐┘  ||       |、    ̄ - .」_    _|.|_   '´  |
          |`ー┐  .l|       i仁ミニ=z、_     ̄ ̄    _,ィZハ
          |、ー┘  リ.     ル'ミミ///イ///77777777777チ//,イ/!
          ヽ、二二彡'`ヽ    〈/ミ三彡チ//////////////////イリ/{

宗像 形(めだかボックス)

【行動方針】
 狂化の影響で思考が固定されており、指鬘を完成させることを第一に行動する。
 しかしながら宝具の性質上、仮に完成できたとしてもすぐに失われてしまうため、
 マスターが彼を上手く誘導しなければ目につく人物を永遠に殺害し続ける殺戮機械となる。

 「私は、この修行を完遂しなければならない」
 「だから殺す」

【備考】
◆適正クラス
 バーサーカーの他、アサシンとルーラーの適正クラスを持つ。
 それらのクラスで召喚された場合でも聖杯にかける願いは持たないが、
 かつて自身が釈迦に救われたように、悩み、苦しんでいる人々に道を示すため召喚に応じる。
 特にルーラーで召喚された場合、
  ・特徴が英霊(僧侶)へと変わる
  ・宝具が仏教に帰依した後の逸話に関係するものへと変わる
  ・幸運のステータスが大幅に上昇する
 などの点が変更される。

◆来歴
 来歴が中途半端なのはあくまで、釈迦と出会う前のバーサーカーとしてのアヒンサが召喚されたため。

【名前】 喜多見 華香(西宮 梅)

【令呪】疫疫疫

【属性】混沌・悪

【体】3:運動苦手
【知】4:人より少しバカ
【心】9:鋼鉄メンタル
【質】0:怨霊
【家】3:歴史の浅い魔術家系
【運】1:ツイてない

                                 -──……‐

                              ..::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::. `丶、
                              /:.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.:\
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         / /::::::::|                |::|::.::|.::.:///   ァテ=ミ.::.:| ::.::.:: |.::.::.::.:..
       _人_ ノ :::::: |                |::|::.: イァテく     |:::::::| Ⅵ::.::.::.::|.::.::.::.::.::.|
        ´Y { ::::::::::|                |人::. ハ{ |::::|       L::::ノ ノ ::./.:: |f⌒Y.::.::.|
         |  } ::::::::|                  \::| L.ノ       // /.::.::.::.::.|「) リ ::.::.|
         | { :::::::: | _                  |: |// ′      //|.::.:: |「 /.::.::.::.|
         |  } ::::::::|´}              |八               |.::.::.厂 :.::.::.::.::.|
         | { :::::::: |                    |:.::.::...  マ_ フ     |.::.: ::.::.::.::.::.::.::.|
         |_]__|│                  |:.::.::.: \        -=7.::/| .::.::.::.::.::.::.|
.          /| i │{                  |:.::.|:.::.::.:.::.:ー七i|   /::/ _| .::.::.::.::.::.::.|
        _/^'と⌒い              |::.:八::.::.::.::___ノ」  _.:::/´ \.::.::.::.::.::.|
         { \_)〉 ヽ`、             ∨´ ̄厂  / //.:/     ̄\ ::.|
        \)「{    |               /   /   /     /    / ̄ ̄ヽ|
.           〔| i|   /}┐            /   /   / /      /      八
            Lム   // ∧        _/   ∨  _j{く      /
            ∧_//   ∧        /   /|_//゚ハ \   ,/|     /    |
            | {7/     ∧      /   / / /|/|│  ーく │    /     ∧
            [/       ∧    /   / 〈_//|__丿      |           /::.|

【特徴】一般人・怨霊

【スキル】
  ◆疫病怨霊
  (魔術的な生贄儀式で死亡し、怨霊として復活した際に身に付いた異能)
  
  ここまで正体がわかるまでのクローズドデータ

  邪視や念で病を振りまくだけでなく、その一挙一動にまで病の属性を付加する魔術特性。
  付加し発生する赤い霧は皮膚に触れれば皮膚がただれ、吸い込めば内腑を病ませる強烈な毒素。
  彼女の歩いた場所を歩くだけで体力を消耗する。

  【彼女がいたことのある拠点で行動したり、滞在した場合、ランダムでマスターのステータスを一つワンランクダウンさせる】

  【最低値のステータスがランクダウンとなった場合、それをキャンセルし他のステータスがワンランクダウンする】

  ◆怨霊 血病
  憑依した状態ではなくなった本来の彼女の姿。
  精神的なリミッターが外れた状態で、より破滅的に、より攻撃的により人類の敵の状態になる。

  【なんらかの原因で肉体が死亡した際に自動発動】

  【再度何者かに乗り移り肉を得るまで精神汚染Bと狂化Bをこのマスターに付加する】

  【日常パートごとに判定を行い、憑依先を選択する】


  ◆再現-血袋厄災- (起動スキル)
  彼女が行った大規模霊害の再現。
  血の霧が広がり、内部に取り込まれた人間があらゆる病により病死させる大規模発展型。一種の悪性結界。
  それに取り込まれ死んだ体は病によってグズグズの血袋と化す。

  【発動すると同時にこのマスターは以降移動コマンドが使用不能となる。(令呪撤退は可能)】

  【自陣営+ランダムな拠点2箇所で魂喰いを行うと同時にその拠点に噴血の霧を付加する】

  【毎ターン2箇所ずつ任意の場所に噴血の霧×2を増加する、また重ね掛けが可能である】

   ◆噴血の霧
   病を振りまく呪いの血霧。ただ単に視界を塞ぐだけでなく。皮膚に触れれば皮膚がただれ、
   吸い込めば内腑を病ませる。五臓六腑四肢も含め全ての不調が入った瞬間からじわりと始まる。
   長時間とどまれば血を吐き倒れるのも時間の問題だ。

   【奇襲時、もしくは防衛戦時に起動、もしくはマスターが陣地を作ることで土地に付加させる事もできる】

   【敵対したマスターのステータスを家系以外全てワンランクダウンさせる】

   【魔術師ならば一度受けた場合、ステータスダウン箇所を半減させる礼装を作成可能になる】

   【いずれかのステータスが最低値で、そこがランクダウンとなった場合、それをキャンセルし他のステータスがワンランクダウンする】

   【家と運以外の全てのステータスが最低値となった場合、死亡する】

【来歴】
交易商人の元に生まれたが山中の事故で両親が死亡、山中の村に拾われた女の子だった。
そのまま山中の村で普通の育ち、普通に生きていたのだが、ある時村に病が流行り、そのときに村に伝わる儀式の被害者として生まれが余所者の彼女に白羽の矢が立った。
それはカニバリズムを根底とした健康を求める儀式であり、受ける者にあらゆる暴行、加虐を与えた後、その肉を喰らう事でさまざまな物への耐性を得る事を目的とした儀式であった。
いきなり村全体から加虐を受け、あまつさえそのまま食われた彼女は死亡すると同時に偶然少量持っていた魔術回路が暴走。
捕食者の内部にある病毒を全て吸収しながら怨霊化し、そのままその病を濃縮した血の霧によりその村どころかその周辺の村まで皆殺しにし、そのまま消えた。

とされているが、その実報復を果たした彼女は霧の展開を解除し、そのまま消滅するまでの間に事件現場近くにいた旅行者の女性の魂を喰らい、その中身に入り込んで仮初の受肉を果たす。
そして最低限の精神の安定を取り戻した彼女はふらふらとどこかに消えてしまった。
現在何人目かの自分と外見の似た肉体に乗り換え彷徨い続けている。

【聖杯への願い】
白聖杯なら過去の改変、あの儀式のなかった歴史にしてほしい
黒聖杯の類ならあらゆる魔術儀式の抹殺

【性格】
元は快活で笑顔の素敵な女性だったが、恨みと怒りと死んでる事でかなりキレた性格になっている。
とはいえ人間に乗り移り、仮初ながら肉を持った状態ならまだなんとかギリギリかろうじてまともに話ができる状態。
虚ろでぶつぶつ何かまとまりのない事を言っている事が多いが、話しかけると普通に対応してくれる。
常時あまり余裕がなく、常に追い詰められているような状態。
事件の怒り、恨み、後悔、さまざまな物が渦巻いている上に、報復自体は終わってしまってるため、感情の処理に困っている。

泣き言とかも言うし弱音も吐く。でも精神9なのは既に死者であることや取り返しがつかないため心が折れたりしたところで有り方や行動方針が変化しないし追い詰められても止まらないから。

明治時代の人間で、現代に比べ価値観が古い。女は男を立てて家を守るみたいな価値観を持ってる。

【AAもしくは容姿】

                                     ____
                                ....:::::´:::::::::::::::::::::`::....
                              /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::丶

                              /`<::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::}\
                            ,:ー::::::............_丿_____  -‐‐´
                              /:::::::::::::::/:::::::/ |::::::八:::::::::}::::⌒ヽV{
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                             .:::::/::::i::::>― 、 : :}/: :__: }:::|:::::::i:::::::::|
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                           {  |::::{/ァr┬┐:: : : : ::ァ┬r┬r:::::|r}}::::|
                           {  |::::::{八 乂j: : : : : : :. 乂リ ノ:::::|ノ:::::|
      ____                   |::::::|{、''   、    '''   }::/:::|::::::: |
   x<   ー<___}                   }:::::八\            ノ::::::::|::::::: |
  / /[{/ ⊂⊃ヽノ                   /|::::|\   ∨ フ  イ::::::::::|::::::: |
 '   / /     Y\                   |::::| |i::>     <.{::|::::/::::|::::::: |
 {   <`⊂⊃ / ) }\\ /^{               __|::::| |{::ノ厂「     L|:/{__::{:::::::::|
     __>―ァ__,.イ》-}}<{ {     __/厂/ / ̄`<:{ ´    /: : : : ::>\: {
  \   ―<⌒\\乂__-‐=≦.::::::´:: ̄{ー' ー'⌒ー'//]]  \______/: : : : : //\\
     ー   ノ_ノ}_},\}∠_>く\ ̄ ̄ ̄´`ー┬< ̄´    ∨/: : : : : //⌒ヽ ::::::}
      )ノ⌒ヽ 〈―}:::}:::::}/ 〈       /  /` ̄} ̄   V\: : ://     }:::::|
          Y、 └┼┤‘,__V    __/  /          ‘,_____/      }:::::|
            }| \  |__,{ ∧r-Y〉  〈   {    ∧   ‘,_____  /     .:::::|
             }   ̄}rっ__ {ニニ}}\  Y⌒ヽ    }:∧   ‘,―/     /:::::|
               圦ニニ} ゝー'  ヽ }:::/ Y   ,.: :∧    V⌒      /|:::::l|
                 ̄´\     ∨  }   /: : : ∧    Vニニ>x  /:::|:::::リ
                      \         }   /: : : / ∧    ‘, ヾニ∧/ ::::|:::/
                        ヽ       / 〈: : : :/  ,∧    :   >ニ} :::::::|:/

新垣あやせ(俺の妹がこんなに可愛いわけがない)

>>1 レビュー:バーサーカー陣営】

想定は暴れまわって誰かに討伐される中ボス陣営でした。
事実いい感じに暴れまわってくれましたね。基本的に人殺しも厭わないコンビなのでそういう立ち位置に置きやすいのもありますが。

バーサーカーはそれなりにシンプルなデザインだったのではと思います。
そして理性を持ちながらもバーサーカーという点では描写的にはいいとこどりですね。
ギャルゲー時の自鯖候補でもあったのですが、当たらなくてよかったと思いつつです。

さて問題の華香。
作者様から性格違うよとの指摘をいただき、自らの引き出しの少なさを確認した次第です。一応本性、ではないですが暴走する描写である程度は補完できているといいのですが。
また、少しスキルを十分生かせない形になってしまいました。判定の機会をもうちょっと増やせてたかな、と反省する次第です。

【というわけで本日ここまで、作成者紹介は次回再開時に】

【再開】

…とりあえず怪我を治すためにもゆっくり休んでみたが。

「そういえば、だ。私の知る範囲でアーチャーとバーサーカーが消滅したわけだが」
「…? ああ、ウォッチャーとの同盟ですか、ぴょん」
「ああ、とりあえず残り五騎になった段階、だっただろう? だから確認を取るべきだと思ってね」

さて、同盟は現時点でそれなりのメリットだろうがこのまま継続するべきか?
まずは私たちの意思を確認しておくか。


23:25から同盟維持するか多数決、先に2票

1:続ける
2:続けない

1:続ける方向で

「そりゃ続けたほうがいいと思いますがぴょん」
「だいぶ慣れてきたね。そして私も同意だ。さて、ではプロシューダたちに話を通しに行くか」
『…』

と、少し離れた場所で落ち着いていたプロシューダたちに話を持ち掛ける。

「ああ、そういえばそうだったな」
「私はそろそろ話そうかと考えていました」
「で、どうするんだ? 一応そちらが拒否すれば私たちは断れないわけだけど…」

直下、パワード【ムラっ気】判定

00:特殊判定

                 )
                 ( _
            , - ニ ̄   ̄ ` 、

           /               `ヽ
        , - '、      -=-  -=- ',_
       r´   ヽ.    γ  ̄ ヽ γ ̄ヽ ',ヽ       /l
      {      i=={ l    l.=l l   .} | i__   / .l
.      i  < ̄`ヽ、 弋ゝ _ノ 弋ゝ ノ >´ , ィ´   / ./
      弋__ _> 、 ヽ、  ̄       ̄ / /ヽ    / ノ
         |     ` ー`             }─ 、/ /
         ゝ、                  /  ./_/
           `ー -、 - ______ , ィ´      }
           /    l /   |>く| \    弋       ノ
             /_   .l > .|:H:| く l     >ー‐ '
           , ‐´  `ヽ、l /  .l:l l:l  l.l , - ´
        γ       ヽ.',  l:l l:l  l l
         {        }. ',  l:l l:l  .l l
          ',         /  ', l:l l:l  l  l

直下

123:グキッ!
456:ウォッチャー「…?」
789:ほら、覚醒的なアレだよ

8:ほら、MAJOR編であるアレですよ

【プロシューダが【ブレイクスルー】状態になりました、一日間全判定に+3補正が付与されます】


「どうします、マスター」

ウォッチャーの問いかけにプロシューダは。

「結構練習したな…、だけどまだまだこれからだ!」
「…放置しておきましょうか」

何でそんなシステム的なセリフを吐いているんだ。


直下、ウォッチャー陣営回答【ブレイクスルー】+3

123:同盟解散
456:一部条件変更
789:このまま継続

8:このまま継続

「私としてはこのまま継続で問題ありません、現在状況的に他陣営との戦闘で私たちが勝てる確率は低いですし」
「そうだよな、パーセント一桁なのに爆弾爆発したりするもんな」
「…それに令呪も失っていますしね」

なるほど、なら私たちにも異論はない。

「じゃああとは」
「どの段階で同盟を終了するか、というところでしょうか」
「そちらの希望は?」


直下、ウォッチャー返答判定【ブレイクスルー】+3【冷静】-1

123:セイバー陣営が令呪喪失するまで
456:霧消滅まで
789:残り三陣営まで

4:ランサー消滅まで

「では改めてあの霧消滅まで、というのはいかがでしょうか。現状アレが最大の敵のようですし」
「悪くない案だね。…ただ他の陣営の情報がないからなあ」
「それはおいおい行っていきましょうぴょん、どうしますかぴょん?」

うん、別に問題ない提案だとは思うけど。


00:05から下2まで、何か言うことがあれば、なければ無しと記入。

なし

>>427-428 なし

「うん、ではその契約で」
「では今後ともよろしくお願いしますね」

とりあえず別れることにならなかったのを良しとしようか。

【昼行動を終了します】

直下他陣営判定、成功以上で敵対交流、継続以下、失敗以上で他陣営の行動描写、大失敗以下で他陣営の友好交流【昼】-1

2:友好接触

【ちょっとアレなので今回特例的に自陣営も入れますね】

直下、下2、交流陣営

12:槍
345:W魔騎
67:暗
89:剣視

3、7:合流

直下、状況判定【ハロウィンは洗脳されている】+1

123:アサシンも陥落
456:アサシン警戒しつつも合流
789:監視

9:アサシン有能

【というわけで本日ここまで、お疲れさまでした】

【申し訳ないのですが、埋めネタのほうこの土日には少し難しそうです、もう少しだけご勘弁を】

乙、作成者さん紹介は葬られたか

>>441 おっと忘れてました】

バーサーカーは鵺や燈珠の人
華香はアンやタッカーの人ですね

【再開】

森の中に居を構えるキャスター陣営。今やその森全てが彼女の支配下に置かれているといっても過言ではない。

「此方に菓子を所望するぞ!」
「こちらにあるわ! 姫様!」
「甘い飲み物がほしいぞ!」
「ここに用意しているとも、姫様!」

まさしく思うがままに欲しいものをかき集め、キャスターは満足げに鼻を鳴らす。
その傍らで同様に寵姫がごとき不遜さを醸し出すリリアとライダー。

「ライダー、風が足りぬぞ!」
「あのなあ、俺は小間使いじゃねえんだよ」
「やかましい! …なるほど、私の肌の乾燥を気にしているのだな? その程度構わんからもっと強く扇ぐがいい!」
「…ホンット、そういうとこは尊敬しますわ、アンタ」

そしてその様子を。

「…ここまでは範囲外、なのかな」

遠くから観察するアサシン。
迂闊に近づく危険性を考慮した行動だがまさしく最善手といえるだろう。

「…マスターも、キャスターもあっちのキャスターに洗脳されてるみたいだけど」

その光景を眺めながらアサシンは顔を歪め。

「どうしよう…」


直下、アサシンどうするか

123:恥を忍んでランサー陣営へ接触
456:そのまま静観
789:貴女陣営へ接触

5:そのまま静観

「…もう少しだけ様子を見ておこうかな、上手くやれば脱出させることもできるかもしれないし」

そしてアサシンは森へ視線を向け続ける。
それが吉と出るか凶と出るか…。

【他陣営の行動描写を終了します】


…他陣営の情報が全くないのは恐ろしいな。
特に魔術師のクラス、その内容が分からないと結構危険じゃないか?
だがセイバーの負傷もまだ癒えてないしな…、回復薬は持っているからそれを使うことも考慮するか。

貴女の行動を選択してください

1:索敵
2:コミュ
3:散策
4:休息
5:道具調達
6:自由安価

下2

セイバーには休ませておいて2

>>448 セイバー休息、そしてコミュ

「とりあえずセイバーは傷を癒すことに専念してくれ」
「了解ですぴょん」

さて、じゃあいろいろと話しておくか。


下2、誰と話しますか? (複数選択可)

1:プロシューダ
2:ウォッチャー
3:ちび

1、2:ウォッチャー陣営

23:10から下2まで話すこと

私は魔術の事はよく知らないけど、魔術って野球に似てるんだな。
魔術師って結構体力が要るんだな。

>>454-455

【というわけで少々早いですが本日ここまで、お疲れさまでした。たぶん明日はお休み】

【再開】

「プロシューダ、ウォッチャー、コーヒーは飲むか? といっても缶コーヒーだが」
「む、できるならプロテインが」
「無いぞ」
「ならスポドリを頼む」
「私はいただきますね」

じゃあとりあえずコーヒー二つにスポーツドリンクか。
適当に自販機で見繕ったのを投げ渡す。

「水で薄めなくてはな…」
「はあ、私は魔術のことはよくわからんが、君はどうも体力が資本なんだな」
「ん? ああ、体力というよりは厳しい特訓をすることで心を鍛えているというのが正しいか」
「…ほう、なるほどな、なら私も鍛えれば強くなれるか?」

冗談のつもりで言ったその言葉に。

「うーむ、やってみる価値はあるかもしれん。何事も努力でできないことはあるまい!」
「え、いや、そんな」


直下、特訓イベント発生判定、成功以上で発生【ブレイクスルー】+3

7:特訓イベント発生

…で、だ。

                                 /⌒ヽ
                             /    /
                               /    /          ,< ̄ ̄ヽ
                          /__/        ,<     <ノ
                           V///∧. .-.―.- . .}/|> , > ‘
                               V. : ´: : : : : : : {: : ` <// ´
                               ´:/ : : : :/: : : 人: : |: : :.` .、
                          /: : :/: : : /: /:/_:_:|: :!:ヾト、: :∨: :\
                           /: : :/: : : 斗/:/ }:/ }/|: : :}:}\:∨: : :\
                 __     ′: /: : ::/}:/}/x≠ミ、 |: :/|ハ} : }: : : }、:ハ
               / __ノ__.゙: /}: : ://{ 《 V:ソ  .j/ 芹xY ハ: : :| ヾ
                  / // __ノ..゙: |: :/: 从        、Vリ》}/: }: : !
              /  レ /゙/: :八: : レ〈 : : 人    r ― 、   ハリヽ:|
             ′ ′ ´ ̄ ̄` 、.: |: :`> _ヾ{   '.     〉  从ハ
                ′     ̄ ̄フ¨ : |: : : : ハ.\   ー  /: :/: :}
              ′    厂 ̄..゙: : : |: : : / : }   >   / : : / : 人
                 /.  /: : : : : | : :.> !      .{`: : : : :/: : :{: ハ
              {     ./   _ 斗―r― 7     .|: : : : /: : : {: : ::ヘ
           )′   ィ( /    V ∧‐-  _      `=‐-=、_: :{: : : : ヽ
          )′   / )k'       }i ∧    `ヽ      _〕 ト _: : :',
          )′   ./ ./          }|  ∧          ´  } 「 ` 、
.        )′    .//           :}|   .∧            V∧
.        )′    /             }|    ∧     、        }! ∧   }
      )′     /         .ィ(.  }|  -=≦\    \      }!  }!   八
     )′     ./       ィ(   :i /′    ⌒≧=-  ∨  _ ィ( ⌒\|
    /       ./        / : : }   ィ(           ≧=≦        \
.    ′       ′     /: : : : :.}ィ( /        ――=====―-     、
   :{      .ィ(     /: : : : : : :.{/i{           ______       ∨
   :{    /   . ィ(: : : : : : : : : |  :|            _____         ′
   }    . ィ( / : : : : : : : : : : | 八      、       ―==―         〉
    ー‐<    ./ : : : : : : : : : : : ',   、            -=≦         ,′
          /: : : : : : : : : : : : : ′   \         .ィ(   ̄ ̄       .ィ(
          ,': : : : : : : : : : : : : : : : ',     ≧=-----=≦――――<__. ィ(

…動きやすい服装に着替えはしたが。

「さて、では特訓を行うぞ!」
「サポートを私が行いますのでそうそう無茶なことはないと思いますが」
「…はあ、私の体は煙草と呪いで結構参ってるんだが」
「煙草はよくないな」
「禁煙中だがな?」

まあ、数日前に破ったが。

「では、何を鍛える?」
「…そうだな」


23:15から下2、【家】、【運】以外で鍛えたいステータス

12:減少
34:そのまま
567:+1
89:+2


【現在ステータス】

【体】9
【知】6
【心】9
【質】2

体と心が限界突破したらどうなるの?

>>465 10として扱います】

>>469 【体】:0…?

               /: : : : : : :./: :/: :.:イ: / |:|: : : : :|: : : : ∨: : :.\/////: : : : :> 、
                /:/: : /: :.'/: :/: : / |/  l:{: : : : :|: : 、: : |: : !: : : \/',: : : : : :_\
                 /:/: :.:.:|: : |',.ィ--/--l、  リ|: : : :.:|: : : \!: :.|: : : : : : : : l: : : : : : : : : : :`ヽ
             / ':.': : :.:|: : ||: イ: /  {    {: : :.:.:|、_: : |: : !: : : : : : : :ム: : : : : : : : : : : : :
  {^ヾヽ-、       ∨:|: : : :|: : |{:」|_」 -- 、   ∨: : :! \:`ヽ : |: : : : : : : :|:.|,.. '⌒Y: : : : : :、
  rヽ    ',_,...__,.ィ/: :|: : : :|: : |ィ≠≠ミ、     \_」  \} `:|: : : : : : : :|/     }: : : : : : :
  ヽ    / / / /: :/|: : : :|: : |           _     リ{: :| : : : ;: : :./     /: : : : : : :
    ー /  { /.  /イ |: : : :|、 |       ,      ` ミ、   Ⅵ: : :./: : /     /: 、: : : : : :
      ー--,'     /|: : : :|:.\   _          ヾ、   ': : :/: : /     /: : : 、: : : : :
         {.     /: : :\_:_|.ィ{    |/:.:.:.:.:....._         /: ,:イ: : /     /: : : : : \: : :
         、  /: : : : :/、 ,人   :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ      // ': :./     ∧ ヽ: : : : :.ヽ:
          \/: : : /乂、__,.ヽ 乂:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./      ´  /: ,:'    /: :|  ヽ: : : : :{: :
             /: : //        /\ `   _,.:'     ィー-イイ/    ∧: :|   |: : : : : :、
            ,: : / ,         /  ヽ   _/⌒ヽ < ∨ : : : /      '  \__|_\: : : :.\
          {: : :、 {    _/     ̄   {   \乂j|: : : :/     {_,ィ'      } ` ー-
         `ヽ : /|   |         У    ヽ     ヽl:|: : :/        /    /--、
             / 人/\_、       /      ',   Ⅵ: :/       /    /     }
            /    \/ \   ,..::l       }    |:/    /    /       /

直下、特殊判定

123:肩バクダン
456:胸が大きくなるよ
789:あまりの酷使に音を上げた暗殺王

8:ザイード出現

とりあえずプロシューダのメニュー通り体を動かしてみたが。

「…なあ、ちょっと人間のできるトレーニング量じゃないぞ、これ」
「大丈夫だ! 俺はできた!」
「そう言いつつできている貴女とマスターは何なのでしょうね」

まさか片手人差し指で足に蝋燭立てて逆立ち腕立てなんていう狂気の沙汰に陥るとは思わなかった。
まあ、体は軽いほうだからまだマシだが胸が重いんだよなあ。

『そこですか、ぴょん…』
「?」

にしてもそろそろ筋繊維が悲鳴を上げるぞ、これ。
特にこっちはご先祖の腕だし…。

『…おい、…おい』

…ついに幻聴が聞こえてきたか。割と限界は近いようだな。

『違う、違うぞ、我らが血を受け継いだものよ!』
「!?」

よく聞いてみればその声は。

「誰だ?」
『誰だもへちまもない、私の名はザイード、百のハサンが一』
「つまり…」

新しいご先祖か!

     ::::::/::::::::::{::::::::::|::::::}ミ:::::::::メ    `¨´   ! | ゝ= ' /
     :::/:::::::::::::i:::::::::::!::::::!::::}:::::::::::ヽ          //    /
     ::{:::::{;;:::::::::::::::}::::::::::ヽ::ト、:::::::::::ヾ       '    /
     :::!:::::',:::::::::::::;'::::::::::::::::::!:::\::::::::::::`''r rirv-rーr-fイ'
     :::::::::::!:::::::::::|::::::::::リ::::::ハ::::::::\:::::::::::`¨`^ー'ー':.ソ
     ::::::::::::::::::::::::!::::::::/::::::'::/:::::::::::::\:::::::::::::::::::::::/
     ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::::::::::::::::::::`ー--- イ
     :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:::::::::::`、:::::::::::::::::::::::::::|
     ';::::::::::::::::::::::::::::::::/:::::::::::::::::}:::::::::::::::::::::::::::ト、
    /ヾミ、:::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::!::::::::::::::::::::::::::j:::::ヽ

    ヾミ三ミ::,、::<{::::::::::::::::::::::::::::!::::::::::::::::::::::::/:::::::::::\ー--...、

そう気づいた瞬間、私は指を滑らせて倒れこむのだった。


直下、腕の効果

123:低ランクの気配遮断
456:上+投擲もおまけ
789:上+千課百般

さすが暗殺王!
そして専科百般ね

77:自陣営に有利な特殊判定

                                     , -- 、
      マ 、,__、                          f'    Y
      ヽ`ミ i!_                        レ' ̄ ̄ヽ|

       \ {__                         __6! ^ ..^ ノ!
         Yス ̄                         ̄ ̄`iヌ竺/ |_, -ォ、_
         Yス ̄ ̄                     ,_ノ;1    ,.ィ( !(   }
.           Yス、         r'  ̄`ヽ        .′  ! iv‐- 'YYYヽ> ´
.            Y⌒Y        厂 `ヽ   }        /   i | 〈 tm'´ ̄ ̄ /
           l 八        (^..^ ノ 9 !      /  /ミYノ  _ノ  !
     , ‐‐ 、  l    ̄`ー‐- 、 竺二ノ 〈       f'r'´ ミ/ !` 、   ノ
      ! 厂 ̄{m、ヽ _      `ー─=ニ、 `ー 、  (   ィ〈_ i _ |   ,′
     6〈 ^..^ノ l!__  ‐-  _          ` 、   ̄ ! ノ !  |   /
.     トミ竺) / ̄ ̄       ヽ        !   |    ノ ト_ノ_ { /
      ノ '´ ミ彡 ̄ ̄.       ヨ}`      j   j! ノ ̄二ニニ=──-{
   ム/ /  ,く、             ! /ミ       /|':::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::7
   |'  〈    ヽ          `!         /ノ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|
   レ、     〈            ヽ       〈:::::::::::::::::::;;;;;::''''::::::::::::::::::|
     ' ,     ヽ      ..>.....::::::┐      ヽ:::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::j
      ヽ    _', _ >.: - 、::::::::::ト――=ニニ::!:::::::::::::::::::::::::::::::::::/
       ',  /:::::::Y:::::::,'     ヽ> 、ニン⌒ヽ 〕',:::::::::::::::>  -‐t て(二ー←っ,
        }´::::::::::::/:::::::::{__   7/ヘ_)_ -<::::ヽ:::>'´ (  ( <ゝ..、   ̄ ̄ ̄
        |::::::::::::::!::::::::::::〉 __ __〉 /9  /::::::::::::::::::::::ノ:::',   ヽ/:::::::::::::\
        |::::::::::::::!::, - '  ー、_/ ´  |:!::::::::::,,,,;;;;;;/:/|::., - 〈::::::(:::::::::ー、一
        |:::::::::::>    ̄    !  j::!:::::::::::::/:::\/ Y:!   ヽー::::::::::  - 、
        }:::::/    , 、 、  ノ ̄ !:!::::::::::r'::::::::::::\ |〈    ',  f'´  ノ ̄ヽ
      /Y/  , <:´  Y   / ! {:!__:::! \:::::::::::::\ヽ.   ∨ !   {  ^  〉
     /:::/  /::::::ヽ   ノ   ト 个/:::::::::(`ー 、>、::::::::::\;     ∨| 6、 ヽ _,_ケ
   /:::::::/⌒ヽ/::>'´! /:::::::::──'.:::::::::::::|_:::ノ   \:::::::::::.;.    Y!  ー_ノ:\
  /_n_:/Yス/:::ノ::::::::| ':::::::::::::,,::::::::::::::::/:::::::j─<     \::::::::;    !   ー-、:::::::::〉
  ━/  / }:://::::::/::::::::::::::::::::'''''''''::::::::/^'''' ̄━━━━━━',          ̄`ヽ

直下

123:「私もいるんだけど」
456:「私もいます」
789:「「私たちがいます」」

>>477 ミスですね、申し訳ない】

1:なぜか聞こえる声

そして目が覚めたとき。
私は薄闇の中にいた。おそらく現実ではありえない光景。

「ここは」
「貴女の心象世界だろうな、子孫よ」

そこには髑髏の仮面をした男とそれに付き従う幼女。つまりはご先祖の姿があった。

「…ご先祖、私はなぜここに?」
「ああ、まあ、今回厄介ごとに巻き込まれているようだから手伝おうと思ったのだが…」
「?」

なんだか歯切れが悪い。どうしたというのだろう。

「…それが、私たち以外にも妙なのが紛れていてな」
「…妙なもの?」
「ああ、こっちへ来い」

そう呼ばれてご先祖に引き連れられてきたのは。

     /::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ハ:::::::::::::::::ヘ
    ':::::::::::::::::::〈:::::::::/:::::::::::::::::::/ }:::::j  ヽ:::::::::::::::',

    ,':::::::::::::::::::l::::::::/:::::::::::::::::/  .|:::::j   ヽ:::::::::::::::l
    l::::::::::l::::::::|::::::/::::::::::>    l::::ノ u   ヘ::::::::::::::l
   .|:::::::::::|:::::::|:::メ::::::/      {::/ _,. '´  V::::::::::}
    l:::::::::_!::::::l::ノ/,.ニ,,.ー .,_ノ/  jノ!,.'",.zュ.,、  }:::::::|,:}
    .V:::/, l:::::|:i´/ ん:::ム    /  /lス:::ハ ヾ l:::::::::}:リ
    l:::l !l::::::l {  {::::ワ::リ      弋::フリ } j:::::::/ノ

     l:l { l::::::l   ゞ- ´        ` "   .{:::::::ノ
     ヘゝ l::::::l ///////    ,   /////j::::ハ

      l::::::ヘ:::l υ                ノ:::{
       }::::::::}:::>     __ _     /:::i::l
      }:::::::::::l:::ヘ::ヽ   '―‐ ―` ,<:i::::::i, -‐ ュ_
       j::::::::::::l::::ヘ,-| ゙ ー  .,_ -‐ {/ ノ::::/   /: : : >、
    z,.┴ー‐--i::::ヾY}        / ノソ::/   /: : : /: : :ヘ
,,. ': : : : ヽ    i:::::l ヾ、      /   /:/   ": : :/ : : : : :}
{: : ヘ: : : : ヘ    }:::::l iー-  ,-‐/   //   ,: : / : : : :,ュ:|

.l: : : ヘ: : : : !     ',::::lヘ    /    ,':     ,': /:_,.- ̄ ,./:}_
|: : : ヘ: : : l     ヘ:::l ヘ  /    !|    ∧/ー‐´ ̄ ̄  }
 ,: : : : ヽ: : ヘ       ヘヽ  V     {|    :/:       「
 l: : : : : ヽ: : V     >゙:ゞ{ }`ヘ、     /{{        /
 ヘ: : : : : : : ヽ  .,_,. '": lヾ { .{ lヘ ` .,,ー ´: : : ll      ,':|
  ,: : : : : : : : ヾリ:: : : : :/〃} l l }:´: : : : : : : : ll       〉:|
  〉,: : : : : : : ,, Y: : : 〈 y /Y::| リ }: : : : : : : : : ヾ,  -‐ ´: : :〉


「…何で?」
「…何でよいったいどういうことよ、私は消えたはずなのになんでこんな変なことになってるのよ」

気まずげな顔をしながら死んだような顔でぶつぶつと呟く一人の女、そう、あの怨霊だった。

「いや、こっちの台詞…」
「…よくは分からんが最期の瞬間貴方に憑りつこうとしたのだが、我々という先客がいたため」
「…一部として留まった?」
「だろうな」

…どうすればいいんだ、それは。まあ、ここにいる限りはよっぽどじゃなければご先祖もいるし何とかなる気もするが。

「えーっと、協力してくれるのか? 名前は…」
「…嫌よ嫌よ嫌だわ、あ、喜多見華香よ」
「喜多見、か。で、どうなんだ?」


直下、華香判定、成功以上で協力してくれる、失敗で拒否【止め刺された】-1

そして下2、再判定

123:低ランクの気配遮断
456:上+投擲もおまけ
789:上+専科百般

7:協力

7:全部低ランクとはいえスキル三つ分獲得


私の確認にしばらく喜多見はぶつぶつ呟くと。

「…ここで死なれたら私のやりたいことがなくなるものね、貴女、願いは?」
「? …そういえば特にはないな、人が死ぬのを見たくないくらいだ」
「ふうん、そう、そうそうそう、いいわ、いいわよ手伝ってあげる、だけどだけどだけど覚えておきなさい、私は貴女の寝首を掻くかもしれないわよ」

…かなり不穏当だが。

「協力してくれるんだな?」
「ええ、してあげるわ、ああ、でもでもでも、私は貴女に力を貸すだけよ、この腕は一種のあるいは唯一の、ああ、牢獄みたいなものなの」
「つまりはご先祖と同じわけか」
「そうそうそうそうよそうなのよ、じゃあもう話しかけないで、必要に応じて少しだけ手伝ってあげるから、今は一人にさせてほしいの」

それだけ言うと喜多見は姿を消した。
…扱いにくいなあ。

「で、ご先祖」
「ああ、私も力を貸そう、我らが子孫」
「感謝するよ」
「ではそろそろ目覚めの時だ」

ご先祖はそう言うと闇に紛れる。深い闇が私の視界の先に続き、そして背後から暖かな光が差し込んできた。

「マスター、ぴょん!」
「ああ、気が付いているよ、セイバー」

…この腕は疎ましい。だが。

「少しだけ、大事なものの気がしないでもないか」


【呪殺の左腕】
呪いを宿した左腕。それは彼女の血に混ざる山の翁の力。とある名もなき先祖が極めし奥義。
故にただ移された彼女には制御が効かず。そしてそれは技術の結晶に他ならない。
現在は百の顔を持つ暗殺者と疫病の化身たる怨霊の力を有している。
過ぎた技はいずれその身を亡ぼすだろう。彼女が望むか否か、それを知るは。

≪マスター、サーヴァント問わず、【毒】攻撃が可能≫

≪【毒】:有利獲得数に応じ戦闘結果にプラス補正≫

≪Dランク程度の【気配遮断】と同じ効果を持つ≫

≪【投擲用礼装】を持ち合わせている場合、戦闘結果に+1補正、ただし戦闘終了時に礼装は破棄される≫

≪Dランク相当で任意の技術スキルを入手可能≫

≪使用した戦闘終了後、暴発判定を行い、暴発した場合低確率で死に至る≫


【というわけで本日ここまで、お疲れさまでした】

【申し訳ない、本日お休み】

【再開】

「ふむ、少々効率が悪かったか。君なら行けると思ったんだが」
「あの訓練をこなせるのはマスターかよほどの怪物だと私は推測しますが」
「なら私は怪物だな」

…まあ、あの訓練のおかげかどうかは知らないけどいろいろ仲間も加わったことだし。
結果オーライだ、終わりよければとは思わないがな。

「とりあえず湿布だけ貼っておきましょうぴょん」
「ああ、お願いするよ、セイバー」

…まったく、困ったものだな。

「まあ無事でよかった」
「結果論は好きじゃないがね」
「それは俺もだな」
「そういえば、プロシューダ。君が聖杯にかける願いを私は聞いていなかったな、聞かせてくれるか?」

ふと思い出したことを尋ねてみると。

「ああ、俺の願いは家の再興だ」
「…なるほど、よくは知らないが魔術家系はそこが大変だと聞くな」
「ああ、俺の家は君も知る通りYAKIUを伝える家でな、しかし俺には才能がなく、そしておそらく俺の代で滅びる。だからできるだけのことはやらねばな」
「そうか、ウォッチャーは?」

変人だがプロシューダの持つ熱は本物のように思える。
一方のウォッチャーは相変わらずどこかずれたように表情を作って。

「私は散逸した私(アヴェスター)の復元です。その中には既に現存しない物すら含まれる。故に万能の願望器をもってしてでも」
「手に入れたい、というわけか」
「はい、そうすればこのような人格を生む必要もなくなる、私は本来戦うことなどないのですから」

それぞれがそれぞれの願いを抱えている、か。
そんなことを考えていると。

「では君の願いは?」
「私か?」

プロシューダの問いに私は一瞬つっかえながら。

「平穏な生活だよ、こんな腕も、耳も無い、まっとうな人間の生活だ」

そう、それが私の願いだ。だが、その答えにプロシューダは驚いたような表情を見せ、ウォッチャーも少し目を細めている。
? 何か変なことを言ったか?

「そうか、まあ、それなら共に頑張ろうじゃないか」
「…? ああ、よろしく頼むぞ」

…ふむ、よくわからないな、まったく。

【夜行動を終了します】


直下他陣営判定、成功以上で敵対交流、継続以下、失敗以上で他陣営の行動描写、大失敗以下で他陣営の友好交流【夜】+1

5:他陣営の日常

直下、陣営判定

123:槍
456:W魔&騎
789:暗

0:来ちゃった

           _____
         , '"´    `ヽ.
        /  //_/_i _。! ,!ヽ.

        / ゝイl.i ォ-!、ハ!-!ハ,〉
      / / (| l|'ゞ'  lj'i i|
   r-、「〈rヘ./ /| iト、 ー ノ!|i
  rヽ:::::::::V::ヽrヽ!、|>i`7i´、!ヘ!
  `ヽ:::::ヽ:!::/  /´ k、_7-〉7、
    .>'" ̄ヽ. r'--iー<><>i7'i
    iニ゚д゚_.:i/!  ,.'-‐r-、!-、!__r-、
    | ̄ ̄ !//ゝ、  |r'ニ'´ヽ_ンーr'
    L____,.イ iヽ_/ `ーr'ヽ__「r(◎i
   γ,.-─、!、__!_/'"´ ̄` | l |  l|  ブロロー
   !_//´ ̄/ーァ / _i__,.イ| !ハ_r'ァヽー、

    7/ r'"ヽ∠くr'"ヽ.! ∠l /| l´' ̄ゝi
   C-| [二二三_>-'(_'))/ /i」ヽ○ l|::|
( (   ';'ゝ、_____ノ::ノ ̄`'ー-'" ヽゝ、__ ンノ
     `ー--‐"        `''ー‐'"

直下

123:今回キャスターによる大規模洗脳
456:前回キャスター消滅
789:ランサー、搦め手を使用

9:ランサー、毒をキャスターの陣地へ

夜は深まり宴はたけなわ。

「酒!」
「酒じゃッ!」
「「ここにっ!」」
「…あー、やってらんねえなあ」

飲めや歌えやの乱痴気騒ぎを繰り広げる美姫が二人。
そしてその傍らでちびりちびりと杯を傾けるライダーは。

「…にしても、こんだけ騒いでも襲撃されねえっつうのはまあキャスター様様ですけどねえ」

にやりと表情を緩め、赤らんだ顔でやれやれと宴席に向かおうとし。

「…!」

そこで表情を変える。酔いは回っているが本来英霊の脇を掠め取る小ずるい戦い方が基本の彼だからこそ気づいたその匂い。
とっさに口元を覆い、宴席へ指示を飛ばす。

「おい! あの霧の毒が回ってやがる!」


時は少しだけ遡り。

「よし、風向きは十分だね」
「…気は進まないが」
「でも現状これが一番いい手段だと思うよ? 霊脈を汚染してしまえば陣地は使い物にならなくなるしね、そうすればあっちの洗脳もマシになるかもしれない」

霧の中から響く声に、霧は苦言を呈すように。

「その価値は理解している。ただ個人的な気持ちの問題だ」
「うん、君が自然を、というか神の治める世界を愛しているのは知っているさ。でも、それ以上に」
「…ああ、私は手段を択ばない。確かに君の言う通りだ」
「賢い人は嫌いじゃないよ」
「君が人でなければもう少し蟠りなく話せるのにと残念でならないな」

そう嘯きながら霧はその身から蒼い毒を撒く。
大地を蝕むその毒は徐々に風に乗って、森を丸ごと覆いこんだ。

【現在、板橋街、下町、森の洋館が汚染されています】


直下、ランサー【死毒の蒼】の結果

123:キャスター陣営別の場所に移動
456:工房破壊のみ
789:洗脳解除

0:特殊判定

                                 /|!i
                              __ /;:;:/!i
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              へノ:;:;:;:;:;/        \;:;:;:;:;:_-ー‐-、;;;;;;`;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;_l

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           /:;:;(                  フ ,,,,-´´ ̄l|

           ノ /                  //l|
         //                  //l|
         |:;:;|                < ̄:;:;(l|
         |:;:;|                /:;:;:;:;(l|
         |:;:;|               |/ ̄l|
         |:;:;|           /三彡イl|
         |:;:;|        _//l|

      ____|  ∨i.__  .___∧/  |____
      \       ̄        /:;
      /X             X二二二 ̄\:;

     // \          /      > 〈:;
    〈  \  ゝ `ト、、     !      〈   \:;
     \ \/ X ヽ\     |       \| i! 〈:;
      \__/ノ__人/     |        ソノ/:;

           |         |

直下

123:毒が回りすぎた
456:その起源は何もなかった
789:慌ててトリックオアトリート

0:おう、久しぶりだな

――――…ミ
           ヽ   ___  -‐…・・・‐-ミ
           \⌒^ヽー‐、     \

            ___  \   \: : .       7{',
       '’     \  \   \ __ -‐,ィ/ i{」__ __
     '’: .          \  \: : { i   \     丶
____ '’: : : : : .           ≧=-‐ / 丶        ',
  `⌒ヽ: : : .  ____     _____  -=彡 / }  /   }: ',
       》=--}  { ̄ ̄´     `¨¨´`¨¨/ :/≧x} / /  、
      / ,  }  {-‐ --、ノ、__ , -‐一'   / 茫Ⅵrk´//          ‐‐‐
      `¨ゝ'└‐'    / ̄`〈    ‐‐‐'’:::.、,ァ ムイ          -=ニニ
             /     }ィ\ノー'{____r‐ ¨¨´ /\        ̄ ̄   ----
            ′      、    く´}、  ≦’  ',    ___  ---       __
            { ____      ≧=-‐  \{¨´  \   ',     -‐=ニニニ三  /  }}
            ´   \    /\    /     ',         __     〃  /
                   \   ∨ ',\  /∨    }   }        ----  {{  /
                  \ー、{!>=-、′ ∨    { ̄ ヽ  ---=ニニ三三     ゞ='’
                    ',   i{-----‐'’    }_____/
                    }   :.       ⊂,  /
                    {   :.      ‘ー‐'’
                    ‘,  :.

直下

123:諸君! 天ケ瀬は滅亡する!
456:チームアサシネイトファインプレー
789:色々あって全陣営令呪一角喪失

4:アサシン&Wアサシネイトマスター行動

直下、アサシン、下2、ルカ、下3、ワンウによってそれぞれ犠牲になったユニット(結果は重複します)

1:前回キャスター
23:リリア
45:Mrs.ハロウィン
6:ライダー
7:今回キャスター
8:サンドラ
9:ランサー

W魔&騎チームが何人所帯なのかよくわからない……

>>514 サーヴァント3騎、マスター4人の7人体制ですね】

2:アサシン、リリアに奇襲

7:ルカ、今次キャスターへ奇襲

9:ワンウ、ランサーへ奇襲


【判定(連投可能)】

直下、リリア奇襲判定

下2、キャスター奇襲判定【???】+1【対サーヴァント】-1

下3、ランサー奇襲判定【対サーヴァント】-1【負傷】+1

1234:無傷
567:負傷
89:重傷


そして下4、ちょっと説明つかないルカ→キャスターについて

123:既にキャスターの洗脳は解けていた
456:普通に間違えた
789:気分

【あ、下1~下3まで全部の判定に特殊補正で+2かかってます。このレスは判定に含みません】

CountOver:【秘術・神亀一天】使用

8:キャスター重傷

0:特殊判定

8:気分


【秘術・神亀一天】
彼女の家に伝わる特殊な礼装。
亀の不死性と頑丈性を概念化したものであり、一回限り死を無効にし、さらに逆転の痛打を与える。
ただしその効果を使用した場合、礼装は消滅する。通常時は特殊な戦闘用使い魔として使用可能。

≪一回限り死を無効化し、その死を与えた判定を大幅に減少させたうえで補正そのままに相手へ付与する≫

≪上記の効果を使用した場合この礼装は破壊される≫

≪通常時、戦闘用礼装として使用可能、ただし戦闘終了後も破壊されない。≫


直下、【秘術・神亀一天】によりアサシンへ負傷判定【特殊補正】+2【効果減退】-2

1234:無傷
567:負傷
89:重傷

下2、特殊判定

        _          _
       /::::::::::`ヽ_ - ‐ -=ニ:::::::::ヽ.
     /:::::::::::::, r ´       `ヽ::::i

     ,'::::::::::, ´   ,-、         /ヽ.     ____
      i:::::/    /:::::::\      〈:::,-ヽ    :::::::::::::::::::::::`ヽし/
      ヽ/    /:::::::::О/      _`ヾl   三:::::::::::::::::::::::::::l て
       i     i::::::::::::::/       r´::::`i ',    :::::::::::::::____ゝ
      l     ',::::::::::/      ゝ::::ノ i     ̄ ̄三:::::::::::::::::::::::`ヽし/
        ',     ヽ:::::{            i三___  :::::::::::::::::::::::::::::l て
      /ヽ     ヽ'             /:::::::::::::::::::::::三:::::::::::::::::::::::::ノ  ゝ
     /::::::::`ヽ、_    ー──---─':::::::::::::::::::::::::::_  ̄ ̄ ̄ゞ-'  ヽ(⌒
    /:::::::::::::::::::::::/           l:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`ヽし/
.   /:::::::::::::::::::::::/           l ̄ ̄ ̄ 三__三三::::::::::::::::::::::::l て
  〈:::::::::::::::::::::::/          l     :::::::::::::::三:::::::::::::::::::::::::::::ノ  ゝ
   \:::::::::::::::::ヽ         l    三::::::::::::::::: ̄ ̄ ̄ゞ-'  ヽ(⌒

    /\:::::::::::::::::ヽ        l     ::::::::::::::::::::::::::::::ノ  ゝ
.   /   \:::::::::::::::::ヽ      l    三 ̄ ̄ ̄ゞ-'  ヽ(⌒

123:流れ拳がサンドラへ
456:衝突、余波を貴女陣営が察知
789:無難にカウンター

5:アサシン負傷

8:ワンウはどうなる


直下、ワンウ負傷判定【サーヴァントからのカウンター】+2

1234:無傷
567:負傷
89:重傷

77:何故にここで?

            __
        , ´::::::::::::::::::::::`ヽ          __
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                                               ⊂二 」ニ」

直下

123:前回キャスター及びアサシン消滅
456:相打ち
789:全面戦争

1:前回キャスター&アサシン、ライダーにより消滅

【というわけで現状は
・ランサー宝具でキャスター工房消滅
・奇襲により起こったことは全体的に意味なし
・前回キャスター&アサシンが混乱の中ライダーによって消滅】

【というわけで今回ここまで、おつかれさまでした。】

前キャスターと前アサシン陣営のレビューはやるのかな?実質再登場組だし

【申し訳ないです、本日お休み】

>>543 そうですね、次回終了時にレビューしてしまいましょう】

【思ったより時間かかってしまった。描写とレビューだけでご勘弁を】

毒霧が、木々を喰い枯らす死の霧が、森を包み込む。
いち早く察知したライダーの指示で全員が脱出を図るも霧が周囲を覆い、ライダーの仕掛けた罠が仇となり行動は阻まれる。
そしていつしか、各陣営は孤立して。霧の中は一種の迷路と化していた。


ライダー陣営は霧の中を罠を避けつつ進んでいく。
こんなときでもリリアは亀の礼装を利用し、自らの足で歩くことなく優雅な表情を忘れない。

「…ああ、これはいったいどういうこと! ライダー!」
「いや、俺に聞かれても無駄ですって、それにだ、あんまり息を吸うなよ、苦しくなるぜ」
「ふふん! この世界において私が毒を受けるとでも…ゲーッホッ!」
「ああ、だから言わんこっちゃねえ…。とりあえずはキャスターとの合流を…」

そうつぶやいた瞬間、ライダーの知覚が何かを捉える。
いや、それは正しくないだろう。なぜなら。

「【彷徨う灯火】!」
「んなっ!? いったいどこから!?」

捉えたのはすでに襲撃の瞬間。ライダーの感覚はすでに過去のものだったのだから。
姿なきアサシンの一撃が完全に油断していたリリアに迫る。
アサシンはそもそもこういった行為を好まない、だがそれでもしなければならない時があるとは理解していた。
それが今まさにその時だ。自らのマスターを混乱させた片方を倒せば、そんな思いがアサシンを焦らせた。

「っ!?」
「マスター! アサシン、てめぇ!」

結果として、その奇襲は成功する。
ただし、それには報いが待っていたのだが。

アサシンの攻撃は確かにリリアの骨を砕き、致命傷を与えた。そう、確かに彼女は死ぬはずだった。
だが、その瞬間、彼女の乗る亀は輝き、黄金の光を放つ。それは生命の煌めき、そして不服の光。

                            r、         rtァ、
                         /:::,::ヽ        ト、::::`ヽ、
                  ,. -、    ヽ::::',:::!       ヽ:::::..:::..ヽ
                r'´.,.::d      l::;'::_」___      `ヽ::::.:...:ヽ_,. -- 、
                !:::j!:ノ     ,.ィ´ ,.<__,. -イ`>‐- 、  ><    _j_`丶、.,_
            ,. -<フ ート、   ,イ ノ'´___」__,.人ヾ::::::::::..::>'/   ,>┬'´ _>、>-、ヽ、
          ,イ人_Y´`丶、_レ'ヽ ,イrヘ/  j   |  厂`ー―/イ,. '´ ,人_/   ヽ_`ー、\
         /レL イ `ヽ、`Vート、レV__,.イ\__j_レヘ-イレイ   /   〉___,.イ `ヽ、ト、ヽ
   _,. -― '´イノレヽ人ー 、`>く__jl:::::l_ ヽ ノ j´   ヽ、ノ__j.Vヽ、/    /   /  \__人__l
-‐ '´     ,レ' ├‐く  ヽ__人_/ 'ー'´  `ーァ‐┬┴--ィ┬ァイ\/ヽ、_  /    /   _ノ`ヽ、,.イヽ、
       /`Y´Y⌒>-‐'´lヽ_ノ      ,r'´::::::ノー┴―jノ一'′ ヽ/ 〉⌒フーァ'`lー‐'´ヽ_>イ::::`ーァ
       ヽ__j_ 丁´ヽ,. ┬' キ_      `ー‐'´           `ァー┴--'-=⊥ =,‐F´-ンヽ、:::::::ニアヽ、
         ` jノ、_工=イ:::::::ニj                     l:::::::::::,ト‐┴┴‐‐ヽ厂    `ー'   \
               `ー'´                      `ー'´

「【秘術・神亀一天】!」
「え…!?」

黄金の輝きが亡霊たるアサシンを包み込む。
その明るさは彼女の持つランタンをも覆い隠し。それの意味することは、彼女の姿がまるで影絵のように映し出される。
そして巨大な光に照らされ姿を現したアサシンに迫るのは。

「きゃ…」
「捉えたぜ」

ライダーが縦横無尽に張り巡らせる死の糸。体に絡みつくそれをアサシンは引きはがすこともできず。

「悪いな、馬鹿なんでかっこいいセリフなんざ思いつかねえ、だから」

アサシンが最期に見たのは、意地悪く笑う小男。
彼女と同じく詐術と狡猾さを以って名を成した一人の名もなき男。

「死ねよ」
「死にたかった、なあ…」

ライダーの糸がアサシンを細切れに変え、その名をライダーへ刻み付けた。

.                       。   ロ 囗 ̄  ̄  `´ ̄ `ヽ

....            。      ロ      [] ロ   /    l、    \
          ロ           ロ   ロ ロ     i     i! \    ヽ
......          ロ        []  [] ロ囗      i!   /i |-Ω'、     i
......    ロ        []    囗    ロ []      |  ノ, .jリ   圷   !ヽゝ、_
                  ロ   [] 囗 囗ノ     |ィ/卞   {cリっ,   Yr ´´
              []    ロ   [] 囗  人   ! とっ。リ   ヾ   i   ∧
   。                 。   []  ロ []  j/l:fyヽ ィ ヽ 。         .:   ∧
          ロ     ロ   []┌┐  囗j、`ー ' _ ≧ ゝ      ´  /      }
              ロ   []  └┘囗  _, >  ´   ヽ`t‐ 、 _ イ i !/' /
                ロ    ロ 囗≦.:.:ヾヽヽ、       V.  ヾ、 从人从/
             。     ロ  [] 囗:.>T.:.ハ 〉       i!|ヽ  ト〃
            / 〃  , | 。 ロ囗 〉.:〈 Y/i .|       イ' ノノツ>、
           / ノ  ,/ i!  ロ ロ   \≧=┘==<=≡ ≦= ニ≦:.
         ,/      ,/ 。 ┌┐     ヽ            リ.:.:.:.:;!
      ー ´        ,,'    ロ└┘       \ ____ _ / :.:.: イ
               i.     ∨ロ囗       ゝ ̄ ̄ ̄, ミ .:.:.:,´
              i!       }      , -= 、 〉.:. /  }.:.:i!
              /     i!   / _ γ ヾー  ' _  <:./
             /       ∧ / r ´   、  y..:´.::.:.:.:.:.:.:./
    ― - -  ´        r=ゝ{ / ヾ ヽ  ', ,!` ー 、.:.:.: /
                  /.:.:.:.:.:.: ( ゝム ノヽ ノノ ヽ _ノ.:.:; '
                 /.:.:.:.:.:.:.:.ハ`  ̄ ̄ ̄.:.:.:.:.:.:.:.:.:.〈


【アサシン消滅、残り六騎】

「…これで一騎、か。…うまくやればもうちょい稼げるか? っと、大丈夫ですかね、マスターさんよお」
「ふ、ふん、無事だ! まあ、私にかかればこれくらい」
「そうっすか、じゃ、おとなしくしててくれよ、ちょっと動いてみるわ」
「…ほほう、確かに、これはいい機会かもしれんな。存分に動け」
「了解、じゃ、行ってきますわ」

そしてライダーは闇を駆ける。自らの頭脳を頼りにこの乱戦を勝ち抜かんと。

一方、霧の中を進む前回キャスターはといえば。

「ああ、もう、どこ行っちゃったんですかねえ、姫様とマスターは!」

完全にはぐれていた。

「これは大問題ですよ私、使えるべき姫様を見失うなんて従者としてあるまじき失態!」

そう騒ぎながらとにもかくにもわずかな残滓をたどって森の中を進むキャスターに。

「行くよ、ヴェンリ」
「遅えんだよ! …って待て、アレ味方じゃね?」
「うん、そうだね」
「え、ちょ、ちょっと、ルカ!? しかもサーヴァントだけど、マジでやるの!? って、いや、俺の質問に答えて」

無色透明の影が音もなく忍び寄った。

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【起源「透明」】

他者から認識され難い、「透明」であるという彼の起源。
完全に起源覚醒すれば抑止力からすらも感知されない、無色透明な存在感。
気配を遮断する事は技術的に出来ないが、非常に影が薄い為に他人に見つかっても存在ごと軽くスルーされる。
また、透明という特性ゆえ様々な結界から異物として認識されない為、結界を素通りする事も可能。

≪Cランク相当の【気配遮断(偽)】を得る≫

≪日常パート時に、他人との会話に加われない≫

≪構築された結界に、無条件で侵入が可能≫

その起源は『透明』、人生を見出されることもなく、見透かされることもないまったくの無味無臭。
意味はなく、必要もない。しかしそこにある概念。それが影を纏い、キャスターへと忍び寄り。

「やっちゃえ、ヴェンリ」
「え、う、あ、…ええーいっ!!! こうなりゃやけだっ!」
「んな!?」

その鱗に一筋の傷を刻み付けた。

「ぬあーっ! やっちゃった! やっちゃったぜ!?」
「落ち着いて、ヴェンリ」
「落ち着けるかよぉっ!? この唐変朴! 地味男! 空気!」

騒ぐ襲撃者にキャスターは宝剣を抜き。

「…新手ですか、いったい誰です、貴方は!」
「え」
「ぷあーっ! 可哀想にも程があるな、オメーはよお! 同盟相手に忘れられるとか!?」
「ええい、もう誰でも構いません、姫への道を妨げるのなら」

その宝剣に火と水を同時にまとわせる。
ぶつかりあう火と水が蒸気を生み出し周囲を曇らせて。

「この私が」

だが、それを言い切る前に。

「おう、悪いな」
「…え?」

ずぐりと、キャスターの心臓をライダーの鋏が貫いていた。
抜き取られたそこからどろどろと溢れ出す血を眺めて、まるで何が起こったかわからないといったような顔でキャスターは倒れ伏し、消滅する。

            ,ィ'¨二ニ=x、       ,  囗 ロ   。
            ! { 二ニミ_>= く ,ィ' ロ []      ロ      。
            / レヘ> ''"/       ̄ ヽ ロ ロ   ロ           ロ
           / /               囗ロ []  []        ロ
         i   /     /          [] ロ    囗    []        ロ
         | /       :i           i    □ □ []   ロ
         / /  ,  i   !         i |   il 囗 []   ロ    []
.        / ,'  /  !__iト、       /」_l_ハ jl   [] ロ  []   。            。
      /,ィ i  i   jハ 从 ハ  i: / /ハ「 V トィ囗 ┌┐[]   ロ    ロ
     //  :l  !   i,ィ戊夫八  l | / ィ笊芯ヽ/! リ囗└┘  []   ロ
.     {/i  八 |   ト 込ィリ ヽハj   込ィリ / /  囗 ロ    ロ
        l: /  ヽ!\ \      '       ムイ □ []   ロ     。
        | /      >⌒       _ _      ノ     囗ロ  。
        レi     i  i 人     ー    ー=彡    :i  ロ ロト
.        |     ハ :|: 个:.           イ  i   ! :|  ┌┐  。
       八     i ∨  :i  >  _  ´  | , '   ! ハ /└┘ロ
        ト、  |∧  ハ  i  |      レ'  /レ' j/ 囗ロ
        レ'\ :|  ヽ/  i  ハ 」   /厶イ,        i
           ヽ      ノ≫イ  _/   //        |
              r<   :!  /     // 、      |
            , イ/     !/    //!   i       |
            ' //   ≫=ト、≫x, // |    !     |
              i/イ≫'" i__j/    ` "  ',   |     |
              |/    /  i }       \ ハ     |

【キャスター消滅、残り五騎】

「これで二騎目っと…、おう、大漁だな、上手くいけばマジでいけるかもしんねえな、これ」

そしてそのまま、誰もいないかのごとく霧の向こうに消えるライダーを眺めながら。

「…えっと、俺たち何してたんだっけ?」
「さあ」

影と空白の少年は首をかしげるのだった。

そしてまた場所は移り変わり。
霧の中心部、毒霧が溢れ返るそこで。

「さて、頃合いか?」
「そうだねえ、そろそろかな」
「では、どうする?」
「決まってるのに聞くの?」
「ああ、この数日を共にして改めて分かったが君の智謀は相当のものだ。私は使えるものは何でも使う」

霧の言葉に少しだけサンドラははにかんで。

「ふふ、頼られることはしょっちゅうだったけど、君みたいなのに頼られるのは悪くないね。そうだな、やはりこの霧であちらは混乱してる」
「統率力はありそうだがな」
「うん、でもあれはお飾りの統率力、偽りのカリスマ。だからこうやって陣地を突き崩せば勝手に潰れるよ」
「なるほど、そして、最終結論を聞こう」
「せっかちだね。ま、だからあとは各個撃破。合流されるまでが勝負だよ…といっても、君なら合流されても潰せるか。…どう、私の意見?」

サンドラの意見に霧は即答する。

「私も同意見だ、では、殲滅する。この世界を変革するためにも彼らには犠牲になってもらわねばな…」

だが、その霧を突っ切る影が一つ。
パンダの着ぐるみを着込んだその影は、気配を極限まで消したままサンドラ向かい飛び上がって。

「捉えた、【偽・直死の魔眼】 …!」


【偽・直死の魔眼】
人工的に作成された魔眼。人工的、といっても絶え間ない交雑の過程であり、一朝一夕の代物ではない。
限定的にではあるが死の点を見出すことができる。

≪戦闘時、クリティカル取得後、低確率で即死判定を与えることができる≫

≪Dランクの【気配遮断】と同様の効果を持つ≫


その目はぶれながらも死を捉え、手に持つ小刀が霧の水滴を集め淡く光る。
放たれる一撃、文字通り必殺のそれは。

「甘いな」

ランサーによってワンウごと弾き飛ばされる。
その衝撃はまるで砲弾、勢いそのままにワンウは木々をへし折りながら飛ばされていく。
着ぐるみの表面が血に赤く染まり、白と黒のコントラストに赤黒い染みが。

「がっ…」
「霧に紛れば可能と思ったか? あいにく今の私は慢心を捨てている、君にとっては残念なことにな」

そう言いながら霧は霞む得物を取り出し。

「では、その蛮勇を悔いるがいい」

霧の刃が、ワンウへと迫る。


【というわけで本日ここまで、レビューはゆっくりやっていきます】

≪クラス≫: アサシン
【真名】: ジャック・オ・ランタン
【属性】: 中立・悪
  
【筋】:E
【耐】:E
【敏】:D
【魔】:D+
【幸運】:E
【宝具】:C

                               ,.. -――‐ 、
                            ,.  ´          ー 、
                           /                  \
                          、__/ /        /          ヽ
                          7´/  / ,.ィ /,'  /       i   ',
                            { l  // /' ゚ / /}__      |     l
                          ∨ rt=ミ {   {i / リ、`ヽ/  |   !
                           / / V::ノ   |' rt=ミ! /    !    /
                          /  {    ,       V:ノ}/    ,    {
                         //   ∧          /  /   {    ヽ
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    |/〉| r 、__            /  .|    |!  /   「 ̄ ̄`>'"/ ハ / .| ./
   | { ヽ`ー  ヽ           /  「´    /ヽ  ,'     / // }' ノイ
   ヽ         }__        /  /    <   /    ´ ̄ ̄ ̄ >、
       ̄ ̄ヽ  ∨ 〉、_   ∠ __/_ ,/\_}/\           /  }
         〉-'' /   ヽ |   /´ ̄¨`\/¨\/ヾ:.、       <_,   ハ
        {_ ノ     }!  ,        {! 〃     ヽ\      /   / ヽ
        /         |  l       V/      ヽ\/一"   / i  } \
          |         |  ',         《》         ∨     / l! /   }

【特徴】: 反英霊・亡霊

【クラススキル】
◆気配遮断:-
宝具による隠匿能力を得ているため、このスキルは失われている。

【フレーバースキル】

【保有スキル】
◆詐術:A
他者を騙す嘘吐きの手管。
多くの人間を騙し、悪魔や聖人すら騙しているとされる。
嘘を相手に疑わせることなく信じ込ませることが可能。
……なのだが、生前散々懲りたのかあまり使いたがらない。

【交渉判定に+2補正】

◆道具作成:E-
魔術的な道具を作成する技能。
ランタンを作成することができる。

【魔術礼装【ランタン】を作成可能】

◆流浪する魂:A+
死亡したが現世に帰還した逸話の具現。
霊核が破壊されても一度に限り蘇り、撤退することが可能。

【消滅した場合一回限り、【運】をE-ランクに変更して復活が可能】

【宝具】
◆『彷徨う灯火(ジャック・オー・ランタン)』

      )\ ヽ  ):ji::( /:(
     ( :ヘ ((..:jj::(.:/:::ノ
      `).:ヘ:( ):/ノ/ :(
        てヘ::)(.:〃厂
        ゞi::)(〃:ノ

       ,  -=≠≒≦ 、
    ./.           \
    /     O   O     .ヽ
  ☆′     厂 |       .☆
.   丶 、     ' ̄^  .  ,´│
   '、 .` `ヽ─-----‐ ´´ . 乂
   ヾ、三 .∨   ./´三/
     .`-=..∨  /.=<
        ヾ:::X
           ∨
           ;:

ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人

くり貫いたカブに地獄の業火が宿った石炭を入れて作られた彼女愛用のランタン。
ランタンに火を灯すとその灯火によってアサシンの姿は覆い隠され、その存在が隠蔽される。
相手からはランタンの火のみしか視認できず、初見の際には正体不明の灯火でしかない。
また、魂のみで永遠と彷徨った逸話からランクA相当の単独行動スキルを与えられ、マスター不在の状態でも問題なく存在することが可能となる。
一度灯せば火を消すまでは永遠と灯り続けるため、コストパフォーマンスに優れた宝具でもある。

【宝具を発動している間、単独行動:Aを獲得】

【またアサシンに対して視覚または第六感に分類されるスキル以外による察知を行えず、アサシンの情報を取得できない】

【戦闘時、上記の効果に対応できないサーヴァントの攻撃結果に-2補正(複数戦時は人数ごとに-1増加)】

【【悪霊払う灯火】との併用は不可】


◆『悪霊払う灯火(ジャック・オー・ランタン)』
ランク:D 種別:結界宝具 レンジ:1~10 最大捕捉:10人

ハロウィンで用いられる魔除けのランタン。
元々はハロウィンはケルトの祭りを起源とし、篝火を用いて悪霊を遠ざけていた。
その後キリスト教との併合を受け、ハロウィンと呼ばれることとなり、民間行事として親しまれるようになる。
アメリカで定着し、そして世界中へと広まっていったのであった。
ジャック・オー・ランタンはハロウィンの中でも最もシンボルとして名高く、魔除けとして家の戸口に置かれる。
アサシンが作成したランタンも同様であり、陣地の出入口に設置することで悪霊を陣地から遠ざけ、侵入を防ぐ護りとなる。
それは肉体を持たず、霊体のみの存在であるサーヴァントも例外ではない。
ちなみに現代ではカボチャで作られることが多いが、彼女はカブでランタンを作成している。

【ランタンを設置することで発動可能】

【設置した陣地内に属性:混沌・悪または反英霊の霊体は侵入することができない(すでに陣地内に存在している相手には無効)】

【ランタンは妨害がない限り侵入可能である人物ならば誰であっても容易に破棄が可能】

【【彷徨う灯火】との併用は不可】

【来歴】
アイルランドおよびスコットランドに伝わる鬼火のような存在。
火の玉の姿の他、光る衣装を身に纏うカボチャ頭の姿で現れることもある。
ジャック・オ・ランタンには諸説あり、ウィル・オ・ウィスプの逸話の派生系として位置している。
現在ではハロウィンのシンボルとして信仰を集めており、その飾りを置くことによって魔除けとされている。
そうして語られるジャック・オ・ランタンの物語はある嘘つきの少女の物語であった。

あるところに鍛冶屋の娘がいました。
しかし幼くして両親を亡くし、鉄を打つことのできない非力な少女は途方に暮れてしまった。
だから少女は生きるために嘘を吐くことにしたのである。
性別を偽り、言葉を偽り、少女は何もかもを偽った。
そうして生まれたのが謎の男、ジャック。
ジャックと名乗り始めた少女は詐術で人を欺き、富を稼いだ。
そんなジャックに悪魔が興味を持つ。悪魔はジャックの魂を要求するが、ジャックはその契約の恩恵を受けながらも得意の詐術で地獄へ導かれないように約束する。
やがてジャックは亡くなるが、天国にて聖ペテロをやはりその詐術で騙し、生き返ることに成功する。
しかしジャックは懲りなかった。彼女は再び嘘を吐いて生きていた。
最期まで偽り続け、再び死者の門を訪れた際に聖ペテロから天国への入国を拒絶される。
諦めて少女ジャックは地獄を訪れたが、契約によって地獄へ入ることもできなかった。
地獄へと入れなかった悪魔は少女に最後の情けで地獄の石炭を渡して、追い返したのであった。
そうして少女は初めて絶望した。ああ、私は永遠の一人ぼっちだったんだと。嘘吐きに相応しい末路だったんだと。

失意のまま彷徨う少女。
彼女は畑で転がっていた萎びたカブを蹴ってしまう。
誰からも見向きもされないようなそんなカブに少女は自分と同じだと自嘲しながら手に取る。
世界から突き放された少女とカブ。
少女はそのカブをくり抜いてランタンにすると、これで寂しくないねと小さく笑う。久し振りに笑った気がして、少女は何だか可笑しかった。
そうして天国にも地獄にも行けない少女の当てのない旅が始まったのである。
その手にはカブのランタン。
いつか自分が終われる日が来ると信じて少女は旅を続ける。

【聖杯への願い】
自分の魂の救済。つまり完全な消滅。

【性格】
悪戯好きなところがあり人を驚かせたりするが、誰にとっても親しみを持てる少女。
嘘を吐くのは得意だが、散々懲りたため、あまり吐きたくない。
カブ大好き。ただし素のままなのが一番。
彼女にとってカブとは愛でるものなのであり、相棒。

【AAもしくは容姿】

                       -─-   .
             .  ´             `
              /                 \
                      ⌒ 、  <⌒
           /                i: :  \: :  \
.           ′: :/    : :/     : : |\: :\ :\: :  \
                    : :{:ー…=辷|=允: : :\: :\ :  \
          |: : i     八|: :iハ| :| :|   ∨厶:\ : く¨⌒
          |: : |:  i:   |斗ャ|八リ`   }心ハハ \ \
          |: : |:  |:   |/仏=ミ    rし:j |: : \ \
          |: : |: :ノ|:   |.イしィい    ゞ‐' |: : :|\\ \
          | : ノイ 八: : 八乂::.:ノ     、    八: :| : :\: >=ミ
         ノ :   |イ(7 : :  、       ,  んハ: | : :(⌒Y   ハ
         : /:  乂__,厶 : :   \    `   .イ: /ノ八(⌒ヽい:::ノ^ヽ
        : 〃:   八: : : \: :   \─ rく了⌒ヾ  \__ノ⌒ヽ...ノ
.         {八 : : ( : :\: : : \ : :   \ L,_〕{⌒ヽ ’, / 乂  ノこ)__
.        (   ー=ミー=辷ー-ミ\: : \: > 八ヽ }} ∨ :/(\(`マ⌒ヾ
         /二二//⌒>ハ\{{、    ノ人八,人/ (\ \): : } }
.        { {_//′ 〃 (   `く辷__彡イ⌒>ヘ//}/\`'く : :/ 人

            \\//|: : |   \ :  /xく/ )xく/∨廴__  .ノ /   }
              //  |: : |   |ノ///)/(/}} /八ゝー=彡     人
.          //   |: : |   |` く/    \乂//∧\__  ___彡'   ヽ
          く/     |: /|   |/j廴,_   __>、\/∧ノ          :
                    |: (\_/  |´~¨¨ミ辷__彡' \\人           ノ     _
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ミスト(ルーンファクトリー)

【行動方針】
宝具によって彷徨いながら行動。トリックオアトリートの精神で驚かして(奇襲して)すぐ撤退を繰り返す。
そうして一方的な情報収集を序盤は中心に行う。
『悪霊払う灯火』を使って特定のサーヴァントを侵入できなくする。これを利用して相手マスターとの分断も行ったりする。
ただし、ランタンを置いた箇所には自分も侵入できない(反英霊)ため、そこら辺は注意しながら配置する。
彼女自身、生前の行いに懲りているため、その属性や特徴に反して悪いことはあまり行わない。
出来れば2種のランタンにより不意を取り、相手マスターに令呪を放棄させて勝ち進みたいと思っている。

≪クラス≫:キャスター

【真名】: 小青
【属性】: 混沌・善
  
【筋】:D
【耐】:D
【敏】:C
【魔】:A
【幸運】:C
【宝具】:B+

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【特徴】:英霊・蛇精・龍種

【クラススキル】
◆陣地作成:C
魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
“結界”の形成が可能。

【工房を作成可能】
 
【工房は二日経過ごとに【魔】による攻撃、防御それぞれに+補正を与える】

【四日経過ごとに【筋】【敏】による攻撃に+2補正】

◆道具作成:B
魔術的な道具を作成する技能。

【道具作成を行うことで、下記①~④のいずれかを作成可能】

【①魔力薬(宝具一回分の魔力が回復)、②回復薬(負傷・重傷を回復。マスターにも効果有り)】
【③索敵礼装(索敵判定に+2)、④戦闘用使い魔(戦闘時、判定に+2)】

【保有スキル】

◆無辜の英雄:A
“無辜の怪物”と同質でありながら真逆のスキル。
退治されるはずの怪物であるキャスターはその信仰により英霊としての格を得ている。
その副次効果として姿が変貌し、少女の姿となっている。

【フレーバースキル】

◆仙術:B
永きに渡る修行によって経た大陸独自の魔術。
水の支配、金縛りや変化、さらには吸精といった仙術を行使可能。
若干使える仙術に偏りがあるが、彼女の性質のためである。

【【魔】選択時にランク÷2分の+補正】

【相手の【耐】にランク÷2分の-補正】

◆水棲:C
水の抵抗を受けずに活動できる。
水中に身体を浸している間、魔力と幸運を除くを全てのステータスが1ランクアップする。

【水辺での戦闘で【魔】【運】を除くステータスに+1補正】

◆仕切り直し:D+
戦闘から離脱する能力。
その逸話からたった一度だけ確実に相手から逃げ出すことが可能。

【不利を二回取得した場合に判定、成功すれば、自陣営に有利な逃走判定に移行する】

【ただし、一回使用した相手には無効】

【ランクが高ければ高いほど成功率が高まる】

【一回限り、同条件下での確定逃走が可能】  

【宝具】
◆『蛟龍大瀑布』

                          ノノニ彡   、  ノリi!i!}::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :
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            ヽ {リ ::ソ // :::::::::::::::::::  :::::::::::::::::: ::  ::::::::::::::::::::::::::::::::: _,,.rァ::::
            r-リi!i"i!i!:::::/√ :: :::::::::::::::::::::::::  ::::::::::::::::::  ::::::::::::::::::r''´! ./゙ /:::::
        /冂勹:"i!iソノ::::::::: ::::: ::::::::::::::::::::::::::  :::::::::::  :::::::::::::::/| .| ,l / ./:::::::
        {_  r彳ソノ: ::::::::::: ::::::: ::::::::::::::::::::::::::  ::::::: : :::::::::::::゙|  | |/./ . / :::::::
     r-一`Yr彳:::::::::::: ::::::: ::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::: :::: :::::: :::::::::: | ./  ./ ./゙:::::::::
     {   彡r彳: ::::::::::::    :::::::::::::::  :::::::::::::::::::::::  ::::::::::::  ::::l/   / ./゙::::::::::::
     Ⅶ冖弋:::::: :: :::::::::::: :::::::: :::::::::::::: :: ::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::  ::::::゙;'_/ ::::::::::::::::

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   广r彳::::::::::: ..: ::::: :::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::  ::::::  :::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::  ::::

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ランク:B+ 種別:対城宝具 レンジ:1~20 最大捕捉:100人

キャスターの持つ愛剣「龍泉宝剣」から放たれる大瀑布。
幼いながらも龍種に分類されるキャスターは水を自在に操り、この宝具はその最大出力で放たれる一撃。
敵軍を一気に飲み込む大瀑布であるが、本来は雷峰塔の結界を破るために18年の修行の末に編み出した仙術。
そのため、この宝具の真価は敵へのダメージではなく陣地破壊となる。
大量の水氣によって霊脈は破壊され、同時に場を水氣で満たされることにより彼女にとって有利な場となる。
…とはいえ拠点破壊するほどの大瀑布を受ければ相手は一たまりもないのは間違いないが。

【発動時、陣地補正を無効化し、一日の間水辺として扱う】

【戦闘終了後、陣地を自陣営に対する三段階目の工房として扱う】

【発動次、押し流し判定を行い、それによる補正を与える】

【来歴】
中国四大民話伝説「白蛇伝」の登場人物。主人公白娘子の侍女。
その正体は数百年の修行を積んだ青蛇の精。「龍泉宝剣」を手に水を自在に操り水妖を従える美しい少女。
物語によって違いはあるが白娘子に救われ、彼女を慕うようになる。
そうして白娘子を姉のように慕い、物語では彼女と共に下界へと降りている。
白娘子が許仙を慕うようになった際には彼女に協力し、結婚するまで導いている。
また、白娘子と許仙の生活の危機にも影になり日向になり何度も助けている。
しかしながら妖魔打倒を目指す和尚、法海によって二人の正体が暴かれ、白娘子は雷峰塔に封じられる。
逃げ出した小青は峨眉山で18年修行する。
さらなる修行を積んだ彼女は法海を打ち倒し、白娘子を救い出すことに成功した。
救い出された白娘子は許仙と再び幸せな日々を送るようになったのである。

『白蛇伝』
元々の「白蛇伝」は典型的な異類婚姻譚であり、正体が知られ退治されるという流れを組んでいる。
小青も法海によって退治されてしまうである。
しかしながら「白蛇伝」は歴史の中で変遷していく。
白娘子と許仙の愛は結実を結び、ハッピーエンドへと作り変えられる。
怪物退治の英霊は悪役に、退治される怪物は英霊に。
白娘子と小青は人々の信仰によって怪物から英霊へと変わったかなり特異な存在なのである。
なお、日本ではマイナーなこの物語だが、中国四大民話伝説に数えられているだけあって、中国ではとても有名な物語であったりする。

『蛟龍』
実は蛇精ではなく、龍種。
水に棲むキは五百年で蛟となり、蛟は千年で龍となり、龍は五百年で角龍、千年で応龍となる。
キとは蝮の一種とされ、蛇である。
800年以上生きている彼女は蛟龍として成長しており、つまるところ龍種の幼体なのである。
幼体ながらも幻想種の頂点であり、完全に成長すれば戦闘にすらならない。
もっともサーヴァントとして召喚され、また無辜の英雄スキルによって人の枠に落とされてしまっている。
そのため、龍種としての能力は大幅に劣化しており、対魔力スキルも保有していない。

【聖杯への願い】
白娘子の恋愛の成就。
現在の物語ではハッピーエンドだが、原典においてはバッドエンドとなっている。

覆水は盆に還らず。
どれだけ物語は書き換えられても彼女の歴史は変わらない。
だから彼女は白娘子を助けるために召喚に応じるのである。

もっとも仲人として取り持った場合はその責任として願いを諦めることもある。

【性格】
一人称はわたし。
気怠く何事も面倒そうに振舞うがその実、面倒見がよく知り合った相手を放っておけない。
そして決めた相手にはとことん尽くす性質。
逆に自分とその周囲に無関係であれば別段思うことはない。
実際「白蛇伝」でも白娘子の生活を助けていたが、大体真っ当な手段ではなかったりする。

同じ人外に対してはかなり親身。
特に怪物系のサーヴァントでかつ恋愛を願いとしている場合は、願い以上にとことん付き合う。
もっともその恋愛が道を踏み外しているようなもの(例:ヤンデレ)であれば、力尽くでも矯正することも。
本人曰く「……白姐と同じ人がいて、その願いを蹴落としてまで叶えても意味がない」とのこと。
その在り方は間違いなく英霊に相応しいものだが、指摘されると本人は嫌そうな顔をする。

【AAもしくは容姿】

                                   _____
                     _             . ':´ ̄/´   ∧ハ
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i       \          /    ′  O    /::  :   /  //.xく´ `ヽー┐ ト、
ヽ.       \       ′   ′  o   .:'./ ..:::  / .::://.::/ .::'   }::ハ Vハ
  `  .      \     |   ,′     ,.:':::: ...:::/ :/ .::://:::/.::::'    }.:|   }
     丶、     \  ノ    {     /.:::::::::/.:::::/ .::::::/.:::::::::::|    .:i:::|
        \ __ ´    .    /.:/.::::/.:::::::::/.:::::::/メ、::/:/|  .:::ii:::|  i:  :i
       /     `ヽ    .    ̄厶イ.:::::::::::::/.::::::::'z=ミ/X:::| .::ノ从::|  i:  :!
        { ____   }    }___    /.:::::::::::::::::::::::|{し歹ヾハ|.::/士7フ}  i:. :|
        〈      `ヽ′  ノ   `ヽ ,.二∠从i::::::::::|`゚'‐    |/イしア}/:. .::: .::|
        }  ー―一ァ′  '        \.  / |::::::::::|~''    , ゞ'^/:://.::::∧!
.      {      ノ    ノ        ヾ、   l::∧:::ト..  ` > ..イ.:://.::::/ 丿
        ヽ._ ̄´   .、           ||.   l/  }ノ > ..:ァ≦::ノイ/i::::/
              ̄ ̄  \             ||   {   く    ノイ ノ' ノ '′
                `し-‐¬i7⌒ヽ. ||    ヽ    Y    o ゚
                   。    |l,′   } ||        ∨:、
                    o    |^ヽ.. _||_____     Vハ
                      | == _ ̄ ̄_`ヽ.__,」 }
                       />x,__ ̄ _  ̄ ヽ  ̄ ̄|

静水久(おまもりひまり)

【行動方針】
キャスタークラスの定石に則って動くが、攻められるチャンスのときは攻める。
むしろ剣ビーム(水)で先手を打って敵陣地を破壊しつつ水氣で満たし、水棲スキルとのシナジーで殴った方が戦いやすい。
というより自身の陣地だと宝具との相性の悪さが明確に出てしまう。
ぶっちゃけキャスターの皮を被ったセイバー。おいキャスターしろよ。
ただし怪物恋愛枠がいた場合は完全にそっちの恋愛成就に力を注ぐ。

【備考】
白娘子に対しては白姐(ぱいねえ)と呼んでいる。

【weapon】
『龍泉宝刀』
刀身が流れる水の如き美しさを持つ中華刀。
小青の武器であり同時に彼女の魔力を強化している魔術礼装でもある。
仙術によって水を纏わせ振るわれる刃はさながらウォーターカッター。

『三昧真火』
武器というよりは仙術の一つであり、小青が持つ奥の手。
“焼却”という概念そのものを炎として放つ秘術であり、雷峰塔を焼いたのもこの秘術。
もっとも青蛇の精である小青にとって相性がいいものとは言えず、本人も好んで使う理由もない不遇な秘術である。
しかし相手が小青対策として水に対して防御を固めた場合はこの秘術を用いる。
そのため、彼女に対しての耐水防御は宝具を防ぐ以上の効果はない。
『龍泉宝刀』にこの炎を纏わせることも可能。

>>1 レビュー:前回キャスター&アサシン】

かなり不遇な立ち位置に来てしまったコンビですね。
それぞれにもっと描写したいことはあったんですが、主人公が勝手に潰れたり洗脳されたりでどうしようもなく…。

アサシンはヒット&アウェーのイメージで動かしていました。
事実遭遇しては離れてを繰り返していたので、強くはないですが面倒くさい造形に。
あまり敵として向き合いたくはない陣営ですね。もうちょっと可愛くできたし過去を語らせたかったんですが…。

キャスターは自分で宝具ぶっ放して陣地作れるという特性を持っていたのですが…。
使ったのが忍者吹き飛ばした一回限り。色々とチャンスはあったはずなのに…。
同盟も結構組んでるんですが、パヴリチェンコと同様、何故かいつのまにやら不遇な目にあっているという…。この子も来歴や性格が練りこまれているので話させてあげたかったんですが。

【というわけで本日本当にここまで、作成者紹介は明日。おつかれさまでした】

乙、あれ?Misハロウィンは?

>>566 すっかり忘れてました、次回の再開時に】

【再開】

直下、この後の展開

123:ランサー深追いせず
456:ワンウは死んだ
789:槍VS騎魔

0:特殊判定

               _
             ,...:::´..::::ヽ.       ,.:::´:::::ヽ
           r´::::::::::::::::::::::i──-'、::::::::::::::::i
            l:::::::::::::::::::::::丿     ` ヽ、::::i
             l:::::::::/  ̄          ヾ
             ├‐ '                _',
           /l        ,.':ヽ.       l::::i
       /:::::::l      /::::::::ヘ      ノ、::i
      /:::::::::::::ハ     i:::::::::〇::::ヽ    ゝ'、i
        l:::::::::::::::::::ヽ     i::::::::::::,: ´       l
       l`l::::::::::::::::::::l`- 、  ヽ:::/         }
       l l:::::::::::::::::::l    ` ー 、         r::::ソノ
       ト、.l:::::::::::::::::::l   _rl^エ` ー ----‐‐ '___ _____Fl_
  __  l::::::::::::::::::ハ  イl二二二l =====  =二LL/   ‥.‥.| l:[b   レ/
  | ロ  ̄ l:::::::::::::::::::ハ  | [[| - _,- - - - - - - -| ┌┐ ・・・・・ | i」=l二三! 三   二
  | i"´ ̄ .l::::::::::::::::::::ハ ┴┬-、____l二二l_, ⊥「三三三三「`'[]      ヽ(
  | |-、 /::ヽ:::::::::::::::::::::\:::_ 人 l「 ノ| |l 三l | ::::::::',

  | し'  /:::::::\:::::::::::::::::::::',三‐/  ̄\::|l 三l | ::::::::i
  l_ / ::::::::::::::::::\:::::::::::::::ノ ./        |l   l | :::::ノ
.   {::::::::::::::::::::::::::/  ` ー-‐' -′      lLニ-┘´
    ` 、:::::::::::, - '
      ̄ ̄

直下

123:ランサーの波動砲で街がヤバい
456:地盤沈下
789:死は見えていた…!

4:地盤沈下

地盤というものは多くが植物の根によって支えられているという部分がある。
特に森林のような場所においては顕著だ。そして今、霧の鉱毒は森を蝕み、その支持者たる植物を急速に枯らせていった。

その結果が、迫る死の瞬間に発生する。

「!?」

突如起こる地盤の落下、それに巻き込まれるランサーとワンウ。
そしてその沈下は、森のあちこちで発生し…。


直下、1の位、ワンウ。10の位、ランサー陣営

下2、1の位、ライダー陣営。10の位、キャスター陣営

下3、ハロウィン


1234:巻き込まれず
56789:負傷判定

1:ワンウ回避

3:ランサー回避

8:ライダー巻き込まれ

0:特殊判定

7:ハロウィン巻き込まれ

【先に特殊だけ】

      計  ク                                  あ
      画  ク                            あ    れ
      通  ク          _  --   _          れ    て
.       り  !        ,.r::::::::::::::::::::::::::::::::::.、      て    る
      !         ,::"::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ       る    よ
.                /::::::::::::::::::;:::::::::::::::::::::::::::::、:゛:.    よ
            -‐ ¨ムfrvーハヘ/v__」ヾーュ__;、::::l::::i"'  .
.     .  "´   _. . lリ ゛!_____l    l_____刀l::ー’:::゙,_    "   .
   ,,  ´   .. ''"     l:{〃   ヽ-- ァ  〃l:::::::::::::! ¨ ‐ .   `  、
,, ´  ..''"   _... -‐ ¨l:: 、     ー'′   l::::::::::::::!     `  .     、
  ..'"   ..''"        ';:::::ヽ.._       _ノl::::::::::::::!¨''  .     ` 、  ヽ
.   ..'"     _カ-‐ ''i:::::::;r'"(rミf7ニ、i゙ヽ:::l::::::::::::::!    ` 、     ヽ
  ..´    .. ''"  チ   .lヾ/  ヽノrく_/´  ヾ:::::::::::::ト ..カ     、     ヽ
...    .."      ヤ   l:/  i  .._ ! __  f   '::::::::::::l  チ 、     ヽ  
′   .´           ./  l  {_.rO、f  l   v、!:::::l  ヤ   ヽ      、
  .         ____i'_r ‐ヾ_r:zor:ァ,r‐、_   }_:::l        、     、
.         /   ,,-(__r-_Jゝ ニ^ニ(__,、_`ヽノ_ \        ヽ     、
         /   r' _ニ_ _゙ニ  ,ニ、 ヽノ''ニテ'´ニ、ヽ. \          、
       /    f^¨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄"゙i  \        ヽ

直下

123:崩落先で大聖杯発見
456:仕方がないにゃあ…
789:姫様が落下して無事なはずはなかった

9:姫様落下で消滅判定


直下、ハロウィン負傷判定【鉱毒】+1【高所落下】+1

1234:無傷
567:負傷
89:重傷


下2、運悪く無事だったワンウの運命

123:辛くも逃走
456:パンダの剥製
789:未来に託すパン魂

3:無傷

5:ワンウ死亡


直下、そういや姫様の消滅判定

1234:令呪使用
56:宝具使用
789:宝具使用

【【森林地帯】【森の洋館】に移動不可になりました】

4:令呪一画使用して阻止


だが、その沈下はワンウとランサーの足をわずかに捉えるのみで。
その刃は違うことなくワンウの首めがけ振り落とされた。

「あーあ、マジかよ。ま、あるがままにはいいんだが…」

血が吹き飛び、思考が断絶する刹那、ワンウは自嘲気味に笑う。

「…やっぱズルいことはするもんじゃねえな」

【シオン・ワンウ死亡】


その一方で、各地に起きた地盤沈下は。


【そういやライダー陣営も忘れてた】

直下、ライダー

下2、リリア【高所落下】+1 【鉱毒】+1

1234:無傷
567:負傷
89:重傷

2:ライダー無傷

7:リリア負傷


「んなっ!? 流石に地面崩れんのは予想外だぞ!? マスター! 手ぇ掴め!」
「むむむ! よいであろう! 我が手を握ることを許すぞ、ライダー!」
「もうちょっと慌てるとかできませんかねえ!?」

ライダー陣営は崩落に呑まれ。

「…ふう、危なかったわ! ってあれ? アサシンとのパス、切れてる?」

ハロウィンは何とか着地に成功し。
そしてキャスター陣営といえば。


    |l  |l l |l | |i
   |i  l |i l| li  |
        ∩
    _,,..,,n,r'゙ <⌒つ

   / ゚ 3  ヽ )´
 ) l ゚ ll ∩ ノ そ   ←キャスター

Σ  `'ー---‐''  (
  ⌒ヽ/V⌒v、/⌒ ビダァァァン!!


あえなく背中から落下し、全身を強く打ち付けているのだった。

「大丈夫? キャスター?」
「いや、ルカよお、これどう見ても大丈夫じゃねえぞ? 姫さんだからってあんな落ち方したら」
「だね、じゃあ令呪に命ず、『回復して、キャスター』」

紅い魔力がキャスターを包み、その傷を修復していく。
しばらくのち、キャスターは這う這うの体で立ち上がった。

「何故、じゃ、何故此方がかような目に遭わねばならん。此方は姫じゃぞ?」
「うん、分かってるよキャスター。…ここ、何処だろ?」
「む?」


直下、ここ何処?

123:すごく見つかりにくい洞窟
456:普通の洞窟
789:一度落ちると脱出厳しい感じの洞窟

1:すごく見つかりにくい洞窟

「…ふむ、どうやら外とは遮断された洞窟のようじゃな。この隔絶のされよう、此方の居を思い出す」
「えっと、ということは」
「簡単な人払いの魔術をかけておけばここは十分に使用に値する。…むしろ此方としては好都合じゃな」

そう言いキャスターは笑う。

「あの忌々しき霧もここには入ってこれぬようじゃし、しばらく英気を養うとするかの」
「だけどご飯持ってきてないよ?」
「その為の主じゃろう! 買うて来い!」
「…えー、まあいいけど」
「ふふん、それでこそじゃ。…そういえば此方の友とあの小男はどこへ行ったのかのう」

【キャスター陣営が【地底洞窟】に移動しました】

【【地底洞窟】の発見には【森林跡】に対して二回以上の索敵が必要です】


直下、ライダーとハロウィンは

123:どっちも合流
456:ライダーのみ合流
789:どちらとも別れた

3:両陣営と合流

【というわけで本日ここまで、お疲れさまでした。あと五陣営】

【名前】Mrs.Hallowe'en

【令呪】TTT

【属性】混沌・善

【体】2:魔女は肉体労働しない
【知】7:たくさんの魔術書が詰まってる
【心】4:寂しくなるときもあるわ
【質】7:あなたもスプーンに変わってみる?
【家】9:偉大なるハロウィーン様
【運】4:ときどき失敗しちゃう

--ミ                   __

:.:.:.:.:.:丶         __      ,/ !
:.:.:.:.:.:.:.:.:.丶       i \   /   !. /!
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ       !    ヽ {   !/ /
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:',    , =:{     ` __.=--'=ミ
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:L_,..:.´:.:.:.」  ,.:<:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.丶

:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ノノj:> ´ _...=-`´ ̄:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.丶
:.:.:.:.:.:.:/⌒:<ソ/:.:ヽ <:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.,:.-:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ
:.:.:.:.:./   /´:.:.:.:.:.丶 ヽ_:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ノ:.:.:.',

:.:.:.:/     .!:.:.:.:.:.:.:.:.:.:`ー, i:.: ̄ ̄7/:.:.:.:ヾー,:.:./:.:.:.:.:.}
:.:./     ',:.:.:.:.:.:.:.:.:/`ヽ!:.:.:.:.:.:.:./:.:.:.:.x:.:.:、`´ }:.:.:.:!:.:./
:./      ',:.:.:.:.:.:.:/ r 、.!:.:.:.:.:.:.チ‐ ¨ i!c;ヾァ /:.:.:.:ノ:./
,'        丶:.:.:.:.:ヽヽ:┤:.:.:.:.:.{     i! j  !:./i/
        丶:.:.:.:.ヽ `i',:.:.:.:.:.i    ヽ;/ 弋

          丶:.:.:.`ーヽ:.:.:.:.!         }
           丶/  ヽ!、!        _/  ,. へ
           「 ̄¨= . ,=._     r:、 ヽ´   く
           !, =   ̄ ̄`ヽ  ー ´ i     L

          /         ゝ..     ヽ    _」
           〈           /、     }   !
            ',         ,. -‐7     i⌒ヽj
           !      ./:::::::::丶    !:::::::::::丶
           !,/    , ´:,:::::::::::::::::::`ー、 j:::::::::::::::::丶                 __
            /   _/:::::::':,::::::::::::::::::::::::ヽ::::::::::::::::::::::丶   __       _. ェ≦;;:::;;;;;::::;;>
           }  . <::::::::::::::丶::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ_,/_、つ、-‐:::::´::::::::;;:;:;_..=‐‐ ¨´
           i/ ヽ:::::::::::::::::::::ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::」 ´vv┤ヽ´\_..=‐ ¨
              }::::::::::::::::::::::::ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::, ィ__´ー:i .!__j='‐`
               /::::::::::::::::::::::::::::::ヽ:::::::::::::::::::::::/    ̄´

【特徴】魔女

【スキル】

【Witchcraft】
先祖代々から伝わる荒唐無稽な黒魔術。
童話や民間伝承を基盤とする魔術系統であり、
彼女はその中でもハロウィンを元にしたものを好んでいる。

≪礼装作成に+補正≫
≪作成する礼装はランダムに決定される≫
≪特殊な状況下であれば、荒唐無稽な出来事を発生可能≫

【Jack-o'-Lantern】

                   _ _
                /´: : : : :> 、
              _/: : : : : : : : : :ハ、

             /  , . .-─x : : : : {ハ.
      ,..-─- 、/´ ̄`        \: : ハ: :ヽ、
   . .イ: : : : : : : : : :`ーチ一   ,,...  ≧xi: : : i
  r': : : : : : : : : : : : : : : : : : :`ー一. : : : : : :.:.::`ー┤
  |: : : : : : : : : : : : : >"´ ̄ ̄ `ヾ: : : : : : : : : : :\
 弋_: : : : : : : : :/,..──-.    ,.. `ヾ: : : : : : : :ハ
    `ヾ: : : / .ハ::::::○:::::ノ   i:::::::..\ \: : : : : : :i

      \: } l1 `ー一''" ∧   ∨○::::》 ハ: : : : : : \
          1 |㌶x _  /:::ハ   `ー一’  |: : : : : : : :ハ
        ゝ. `1㍑:Lッ1,ゥ ,、 ,、 rxハイ .ノ: : : : : : : ソ

      ..´ ̄ ハ `¨ヾ㌣㌧㌫㍊㌻ソ/  「: : < ̄
   r一’      ト、ヽ.   `´ヾノ`´  ノ¨´////∧
   |         !ハ///`ー┬-'ヽ ̄///////// L..
   人   ,、_,、 ,イ_ノ////,、.ノxx,,//》`"''゙そ///////ハ
     `1L..三ソハっ///;`     ミ/;`   ミ//////// i
     コ     匚///ハ.   テ/ハ.   シ///////..ソ
      乂___,,..ノハェ://///////////////r一''"
      }>- .,,.. .ノニ{ハ //////////////ノ
    //1ゞ.. _」L.. .:ッ<ハ:////////////

     l | l!   ̄l「 ̄    i l|ゞ://////>"
     l | |    :li      ノイ  `ー一''"
     ∨ゝ.  :l|    /∥
      `ヾ>:イL.. /:ソ
          `ー─一''"

彼女の忠実な使い魔。
適当に彫った家のカボチャがいつの間にか喋りだした。
本カボチャ曰く、「地獄にも天国にも拒否されてこうなった」らしい。

≪探索に+補正≫
≪悪性を持つ対象との戦闘に+補正≫
≪このユニットは消滅しない≫

【Trick or Treat !!】
彼女の十八番。
世界中に広がるハロウィンの伝承を元にした大魔術。
その仕組みは単純で「ご馳走」か「悪戯」の二択を強制的に選ばせるというもの。
「伝承防御」と似た特性があり、非正規の干渉を受け付けることがない。

≪不利特殊判定を強制的に発生させる≫
≪代償を支払うことで回避可能≫
≪同じ対象には二回以上使用できない≫

【来歴】
とある家系の遠い遠い傍系から生まれた若き天才当主。
幼くしてセカンドオーナーの座に就いており、それに相応しい実力を持ってはいるが、精神はまだまだ未熟。
早世した前当主の代わりに聖杯戦争に参加する。
ちなみに、ミス・ハロウィーンは本人も自称している通り名のようなもので、本名はアシュリー・サウィン。

【聖杯への願い】
まいにちがパーティーよ!

【性格】
幼いながら高い地位と力に背伸びして追いつこうとしている。
プライドが高くて、行動力があって、責任感もあって、恐ろしく前向き。
頭の回転は速いし、記憶力もあるが、いろいろ残念。

絶賛友達募集中。

【AAもしくは容姿】

                       /: : : :__|/: : : : : : : : : : : \     \
                     /:: :: :: :│ /: : : : : : : : : : : : : : : :\   /
                       /:: :: :: :: ::|/: : : : : : : : : : : : : : : : : ,': : \/ ̄\
                         /: : :: :: ::/:: :::/ : : : : : : : : : :: :: :: ::/}.:: .:: ::ト..: .:.:.\
                     /: : : : : :/::'|: : / :‐-= __: : : : : ,': ::/ !: : : : } \:: :: ::}
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                     ノ::: ::: :::/   厂\    , 、       /:': : : /: : : : : : :/
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アシュリー(スーパーマリオシリーズ)

【備考】

・サウィン家について

歴史だけはある魔術家系。
ドルイド祭司を祖とし、サウィン祭と共に生きてきた一族。
時の流れによって、サウィン祭が変化するにつれて幾たびも根絶の危機に会い、そのたびに形を変えて続いてきた。
誇りを忘れ、信仰を失い、純血を捨て、目的をも無くし、しかして、現代魔術の末席に座している。
現当主のMrs.Hallowe'enは近代の世俗的なハロウィンを元にした奇抜で虚仮威しともとれる魔術を得意としている。
ちなみに、引き篭もっていたので、魔術協会での地位は高くなく、そもそも、断絶した家系から生まれた新興家系とみなされている。

・雑記

こう見えてもセカンドオーナーが任せられる程度には大人。
無理な刻印移植により身長は伸びず、また身体機能も低下した。
一般常識なども外見とほぼ同じレベルで止まっており、使用魔術による精神汚染により、精神年齢もまた幼いままである。

またMrs.Hallowe'enは欠落だらけだが膨大な魔術刻印のサポートとセンスで魔術を使用している。
そのため、使用した魔術がなぜそうなるかなど説明できないし、ときどき自分でも何が起こるかわからないときがある。
これはサウィン家としてはごく一般的なことで、断絶の危機のたびに教わらずとも使いこなせる感覚派が生き残っていったが、

そういった意味では、独学で精神の汚染がないままに自らの魔術を確立させ、またウィッチクラフトとしてのサウィンを次代に示そうとした先代は非常に優秀である。
なおMrs.(ryは現状に甘んじず、お父様目指してこっそり日々勉強中だったりする。


>>1 レビュー:ハロウィン】

キャラクターとしてはいじりがいがあったのですが、>>1 の調整ミスでご迷惑をおかけしました。
次回以降は作成者さんとの連絡期間を設けましょうかね。
鯖との相性は最高クラスだったんですが…、運がないというか、何というか。魅力を発揮させられず申し訳ないです。


【作成者紹介】

前回キャスター、前回アサシンはどちらも孫権、レニングラードの人
ハロウィンはゆのや酒呑童子の人でした

【再開】

【五日目】

直下、貴女この騒動に気づくか、成功以上で気づく【私立探偵】+1【流石に大惨事】+1

7:気づいたよ

…昨夜、天ケ瀬の森林地帯が突然地盤崩壊を起こしたらしい。

「これは」
「まあ間違いなく聖杯戦争関連でしょうねっぴょん」
「…やっぱりか」

幸い郊外だから被害は少ないようだが…。
これが街中で起こることを考えるとぞっとしないな。いや、すでに起きているのか。

「…まあ、今のところ私は無事なわけだが」
「おや、貴女はそういう人でしたか?」
「…茶々を入れてくれるなよ。さあ、動くか」

貴女の行動を選択してください

1:索敵
2:コミュ
3:散策
4:休息
5:道具調達
6:自由安価

下2

1:索敵

まずは問題の森林地区を探ってみるか。

↓2、方法選択

1:自分で
2:セイバーに
3:二人で
4:ウォッチャー陣営に頼んで
5:全員で(一緒に)
6:全員で(陣営ごとに分散して)

【全員で一緒に動く場合は、遭遇時に捕捉されやすくなりますが集団で戦闘可】

【分散した場合は、索敵判定を二回行いますが、戦闘時は単独陣営で、合流判定を行います】

5:全員で

「さて、全員準備はいいか?」
「ええ、マスター。申し訳ありません、わざわざ背負っていただいて」
「何、これくらいは特訓のうちだ!」

さあ、鬼が出るか蛇が出るか、だな。


索敵判定、CountOverで他陣営補足、成功以上で【地底洞窟】発見、失敗で発見できず【半人半獣(兎)】+1【私立探偵】+1【四人】+2

9:【地底洞窟】発見

森林跡に向かう私たち、そしてそこで目にしたのは。

「…これはまたひどいな」
「おそらくはあの霧の仕業でしょうが…ぴょん」

一面立ち枯れた木々が広がり、地面はあちこちが陥没している。
生まれが砂の国である私にはある程度慣れた光景だがそれでも衝撃的だった。

「…おや、これは」

そうしているうちにウォッチャーが何かに気づく。

「どうした?」
「いえ、ここにどうやら洞窟が存在するようです」

…洞窟? そんなものがあったのか。
いや、この沈下で新しくできたのかもしれないな。

「洞窟、か…」

少し探ってみる必要があるか?

【朝行動を終了します】


直下他陣営判定、成功以上で敵対交流、継続以下、失敗以上で他陣営の行動描写、大失敗以下で他陣営の友好交流【朝】-1【前夜の惨事】-1

今どことどこが繋がってどこが脱落したんだっけ…

【そういやブレイクスルー忘れてましたね、ケジメ補正入れときます】

0:特殊判定

                |       ∧: : : : : : : : : :.:///\    () \
               ∨  (_l.  ∧: :,.------//////\---、  r∧
              ,:':∨      ∧  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄` : \  `¨¨  }
           /: : :∨-、    | ∧: : : :{: : : : : : : : : : :∨\__ノ
             /: : : : :∨ \__ノ   |:.|: :.:∨: :,: : : : : :.∨:∨: : : : .
          ': : :.:.:|: : :\     /: |: : : ∨∧: 、|、: : :∨:∨: : : : ,
            ': : : :.:|: : : : :`T: T´:._∧: : : :\:∨:{-、--、:,: ∨: : ,: :.__    __
         |: : : : :| : : : : ィ7T¨T: |l ∨: : : :.\: :. ∨: :|: :.',: : :|: : .ハ ̄       `ヽ
         |: : : : :|: : :l: : :||: |  |: |__ ∨: |: :∧\}  ∨:,:.:.:|: : :!//|/}        }
   r '⌒}    |: : : : :|: : :l: : :|{: |_|:_|__, \{_:」    }: | : |: :|:|//l!/|    _,..   '
    \ .|   |: : : : :|: : : :,: :|ィ伝じ刈`ヽ    ,ィ≠ミ ∧}:,: |: :|:|//|/j! ' ´    /
       `    |: : : : rⅥ: : : :{、 込こソ      , , , , ;: : : }/: ,jリ/イ_/       ,
         |: : : : 乂、: : :.∧ , , , ,      ヽ     八: :/: ://,  /
         ,: / ̄ ̄ {`ヽ: : ∧    __      イ: : :/: :/イ  ,      /
          /:/   Ⅵ  }:l: : :∧:.、  乂   '  イ : |: :./{:.∧   /      /
          ,: ,'      |  Ⅵ、 : : \>  __ < ∧: :|:./=|∧: :、/- 、    '
       ,/:'     |  | \、__:〉- 、    / |、:}':、 ∧´:,:'   \'_
     / /:.     |  |   ,.:\: :}   ヽ     |∧: :.}、 ∨      / \
      {      /⌒Y  l //ノ}: :ヽ  、     \ゝ、: :ヽ', ̄`∨   〈/7
     ∧      _/   ヽ  ∨イ  乂.ィァ  :::::.     〉 乂: : }   ヽ\//
     /: : :、    {  、  }  ヽ __/ /{   、:l   /__乂:ハ、   }`¨´、
   ,: : : : :////    ヽ |   `  /乂:〉   Y  / {///|| 乂:ハ、 /ィ: : : :、
   /: : : ://l/∧ ヽ   、|イ     / 乂: 〉`ヽ、 }/   \イ|  ∧: } ' /: : : : :\

直下【ケジメ】+2

123:霧が周囲を包む…
456:暗殺王と怨霊が喧嘩し始める
789:地底探検だ!

>>629 剣視、騎魔、槍ですね】

9:もう一回地底探検だドン!

「行ってみるべきか?」
「ええ、おそらくは」
「少し危険はあるだろうが…おそらく何かがある可能性も高い」
「…使い魔があれば放つのも一つでしたけどね、ぴょん」

…まあ、悩んでいても仕方ない。そもそも。

「ウサギは穴の中にもぐる種類が多いらしいしな」
「おや、珍しいですね、貴女がその体をよく言うなど」
「別に。役に立つなら使うまでだよ」

そう、使えるうちはね。


↓2、探索方法選択

1:全員で一緒に
2:陣営ごとに分散して
3:自由安価

1:全員で一緒に

直下、状況。【半人半獣(兎)】+2【四人】-2【ブレイクスルー】+3

123:一方的に捕捉される
456:遭遇
789:一方的に捕捉

4:遭遇

直下、遭遇したのは

123:魔騎
456:どっちか一陣営
789:ハロウィン

2:魔騎

そして地下をめぐること数十分。
開けた場所に出たのはいいんだが…。

「…マスター、下がってぴょん」
「ああ、まさかな」

そこには煌々と明かりが灯り、そしてその燈の下には。

「ほほう、よもや一晩で此方の場所を探り当てるとはのう!」
「おいおい、キャスター、そんな余裕ぶっこいてられんのかよ」

二騎のサーヴァントが待ち構えていた。


【ライダー、キャスターのステータスを公開します】

≪クラス≫:ライダー
 
【真名】:???
【属性】:混沌・中庸
 
【筋】:D
【耐】:E
【敏】:A
【魔】:E
【幸運】:A
【宝具】:B-
 
          -=ニ ‐ v'´厶 _
         ≦ _   、 ―、 ‐ ァ

        / / r‐   Wヘ >v ミ
       //≦  .{卞トx' ./W }  {
      jイ /  } ハi厶/| /tテ7i  `、

       }/ /ィ i/弋タ    ! }イ _r‐`
       ./  i/` 、\     }!X{
        ̄}ィヽ -ー``__ ‘ ’ィ′

         f≦三≧=- _]¨ ‐- _

          ヽ ___  ̄ ̄ ̄ 7
          /厶- 、`ミト、  /
            /'´¨””`<ニ./》‐{{`ヽ、
         j if´ ̄ `ヽ ` /`ヽ\ \
         } ,      `′  `i\/
        , .i      i     Vハ
         i/i      i     Vハ
           i      i      ∨ ヘ
         ,      i!=≦三}  ∨  、
        ,       {¨¨__    V   、
        ,        i三三三_}   V   i
       .、      _i!=-----┐   }}  }

       i三≧===≦ }¨”‐=三 .」    }} /.}
       |` <三ニ=‐.1>、        }ニニ/!
        i≧===--=≦}<ニ≧=--=≦ニ /ニ!
       `<三ニ=‐イニニ≧<三三ニ>'ニニ.,

          \ ク'ニニニニニニニニニニ/ニニニ,′
           Tニニニニニニニニニニニ/ニニニ/

【特徴】:英霊

≪クラス≫:キャスター

【真名】:???
【属性】:混沌・善
  
【筋】: E
【耐】: E
【敏】: D
【魔】: A
【幸運】:B
【宝具】:A

              , -―――- ,
            /          `ヽ
          /              \
.         /     .i    ハ     i   .l
         | l |  L,_」__.i  | | i-i- |  l |   ,ヘ、
     ,-‐、  | .L_|_l  L_」_| L_f::rヽト┘_」 ,rーく   ̄ ̄`l
      |  l |  |  | Y´|:::r'i     |:::j _」 Lレ': : : : : \__/
    _j  ヽ」_.  |  | ゝ `ー' ,___, `, , ,l |: : : : : : : : : :ヽ
.  /      |`ヽ|  l ' ' '   ヽ_ノ    /! ト、: : : : ___〉
  |     ___|: : :ゝ__〉、_____ / .l__! 〉: :/
  ヽ____/  V: : : : : /    \   ノ    / /
         |`ヽ: : :〈___r‐-ゝi^if´ ̄}: :/|
         |  .`ー┬: : : }  {_i_i_}ニ__ノ:/  |
          |   i    l: : : : ゝ_ノ。|。: : : : :,  .|
          |  |   ,': : : : : : : :。|。: : : : : :, .|
           |  |   /: : : : : : : : 。|。: : : : : : ;._」
.         |  |  /へ,____∧____〉
.          └‐-'-/.:.:.:.:.:.:.:.:.:..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\
             /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.\

【特徴】: 英霊・???

互いにピリピリと緊張が走る。
…まずいな、キャスターがいるならここはおそらく相手の工房か何か。
その中に潜り込んだとなっては…。


直下、騎魔陣営行動【陣地】-1

123:魅了!
456:破壊工作!
789:お話し!

6:破壊工作

そして真っ先に口火を切ったのは。

「で、だ、そこにいる皆々様」

小男、ライダー。そしてその顔が喜悦に歪む。

「足元をご覧ください?」

思わず足元を見る。だが何もなく。
頭の上で何かが通り抜けるような音を聞いた。
見上げると一筋の影が過ぎ、同時に、何かが襲い来る。

「騙される馬鹿が悪いんだよっと!」


【破壊工作】負傷判定

直下、1の位貴女【破壊工作】+2、10の位セイバー【破壊工作】+2

下2、1の位パワード【破壊工作】+2【重傷】+2【ブレイクスルー】-3、10の位ウォッチャー【破壊工作】+2

【ライダーは強化されてますがね】

CountOver:貴女低確率の死亡判定

3:セイバー無傷

7:パワード負傷

0:ウォッチャー特殊判定


【まず特殊から】

               ,       ̄ ̄ ̄       、
             , ´                     \
           ,. ´           _       ヽ
            /           /______,.〈
           '              |    /   /  /|
         /               |_) * /   /_ノ/ |
         .'             |___/__,.ィヽ
         |         、__,.イ: : : /://: :/ |ノ:'}: }: :{
         |  /           ⌒/:,: : //`}ー/ ´}//:イ:∧〉
         | '          /:イ: / /' ──┰ { : / /
         |/             /: : /    、___,  ∨           __
        /   ,       ∧|: :|  ""        {             (    `ヽ
        |  /       /、_|: :|             )    ____ )     }
        }/         /:/ |: :|::...       _,ノ         ̄\      ノ
        /          ∧\_|: :|_rーr-r-= ´              )    r '
       ,             '  ', |: :|  `〉 |: :| | ヽ             乂__ノ
        /          ∧   Ⅵ: :|  / l |: :| | ∧
       ,:           /  ', マ : |イ / |: :|/ / |
     /           ∧   ,  l|: :|、 / |: :| ,:   |
    ,            / |   ∨{|: :| ∨  |: :|{
    /            /、 l     Ⅵ: :! ∧  !: :! ∨ |
   ,         /  Ⅵ   /l|: :|/ |  }: :} }  |
   ∧           /   |   / |: :|'  |  |: :| |  |
   { \        /    {  / ,:|: :|l  |  |: :| |  |

直下

123:またしても消滅判定
456:とっさの助言
789:貴女の窮地救ったうえで相手の宝具看破

2:消滅判定

直下、成功以上で令呪一画使用し消滅阻止、失敗でウォッチャー消滅【ブレイクスルー】+3

下2、貴女判定、大失敗以下で死亡、それ以外で重傷

5:ウォッチャー消滅

1:コンテ減少

【もう夜遅いので描写後回しで再開場所から】

【コンテ回数が1から0に減少しました】


コンテ先を決定します。00:05から先に三票

1:>>645
2:>>649
3:>>652

【貴女の死亡に関しては令呪回避できますがどうしますか? する場合はすると記入、同様に三票で令呪回避を行います】

【判定はこんな感じ】

成功以上で令呪一画、失敗で令呪二画使用して死亡回避

1:>>645

【というわけで本日ここまで、次回判定から再開。おつかれさまでした】

【申し訳ないですが本日お休み】

【アイアムアヒーロー面白かったです。再開するよ】

それは十重二十重に張り巡らされた智謀の結界。
放たれていたのは深慮の罠。何も知らぬ小魚が逃れられる道理もなく。
その網は縮まり、私の体を締め付け、そして細かな肉片へと切断した。

あふれ出る血潮に痛みを感じる間もなく、まるで私は獣の餌のように地面へと撒き散らされるのだった。

【GAME OVER】


【破壊工作】負傷判定

直下、1の位貴女【破壊工作】+2、10の位セイバー【破壊工作】+2

下2、1の位パワード【破壊工作】+2【重傷】+2【ブレイクスルー】-3、10の位ウォッチャー【破壊工作】+2

【今回最期のコンテで死亡するのはあんまりにあれなので、死亡の場合令呪一画で確定回避させます。ご了承を】

CountOver:貴女低確率の死亡判定

3:セイバー無傷

5:パワード負傷

6:ウォッチャー負傷


直下、貴女判定、大失敗以下で死亡、それ以外で令呪使用

【【直下、貴女判定、大失敗以下で令呪使用、それ以外で重傷】の間違いですね、申し訳ない】

6:重傷を負う

飛び出した竹杭に私の右腕が貫かれる。
激痛、燃えるような痛みを感じるが何とかこらえ、地面を強く踏みしめる。

「マスターぴょん!」
「大丈夫だ…!」

服を破り、止血帯の代わりに。…くそ、少し厳しいな、これは。
見るとウォッチャー陣営も私ほどではないが傷を負っている。回復薬はあるが…。

「…戦うべきか?」

私を心配していたセイバーも一瞬戸惑ったが気持ちを切り替えたようだ。
眼前の敵を見つめ、頭脳を働かせている。

「一体一体の強さはそれほどでもありません、ぴょん。ですから」
「戦うことに不足は無し、だが問題はここが彼らの陣地であるということでしょうか」
「ああ、まったく、体よく追い込まれたウサギの気分だよ」

特にキャスターだが…、さて、どうなるか。


直下、いったんスキル等々

123:キャスターの魅了
456:セイバーの最終宝具情報
789:ウォッチャーの【遍く示し記す万象】

5:セイバーの最終宝具

そこでセイバーが私に告げる。

「…マスター、最悪の場合、僕の宝具を使うべきかもしれません、ぴょん」
「? 【夜明け告げる不敗の剣】を、か?」
「いいえ、最後の宝具、僕という存在、クラウ・ソラスの担い手であるからこそ。その聖剣が持つ最強の信仰ぴょん」

セイバーの表情は仮面の下に隠れて見えなかった。

「神代の一撃、【轟く閃光の神剣(クラウソラス・アガートラーム)】を、ぴょん」


◆『轟く閃光の神剣(クラウソラス・アガートラーム)』

                        く\
                         >≧=‐ァ 、
    nr v ‐、         r≦^Y^ト、_/ __..」⊥上〈二ニ=   ──────────────────‐
    「 { { { 八二}二}二}二}二}二}ノ从リ_ 〔 〈      > ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ=─────>
     マニニニ}フ   _.. -=彡ニニニ つ:\ フニ==≦ =──────────────────────   ´
     マニニY -‐<ニニニ=──=≦::::::::く/::}⌒ ´
       マニニi{ 十  ≧ァ.:ムイ.::Ⅵi \}:/.::::::/
       ∧/⌒ト __/.: /人|-=彡 f三ムr ′
      《_/    \ /イ.:::::::::::}从!.」/⌒ヽ{
       /X ィ===く}ニニ\:::::::Ⅳト、 { -、 /´          -‐===くニニ=- 、
     __廴/ムニニニ\辷}:≧=─ァ=────ァ      /      \ニニニム
    /⌒   マニニニニ{{    く  >     {ニニニア^        /\ニニニ'.
  /      \ニニニ\__∨     l`¨¨¨¨´         /   `⌒ヾ.、
_/         `丁「 {  ̄ ̄ }≧=──r′             /        \
            / ∨∧    |ニニニ/
              〈   ∨∧   iト、ニニ/
_            -‐ rf==ミ    ヽ/               /
⌒ヽ          }   {{Y⌒}}  |  .′
    \           |  `¨\\   {               _/
     \                \〉  i|             /
      `⌒^\_ }Tニ=‐ァ⌒ヾ二二}       _/

                L二ニ.ヘ ノノ  》 \──'⌒´
             /     \}\ /   \


ランク:A++ 種別:対神宝具 レンジ:1~50 最大補足:700人

 口承アイルランド民話に語られる宝剣、魔法剣。
 継ぎ接ぎと語られたその宝剣の本当の正体は、ケルト神話、トゥアハ・デ・ダナーンの四至宝の一つ。神々の王ヌアザの剣。
 人ではなく星に鍛えられた神造兵装であり、人々の「こうあって欲しい」という願いを素材に、
 星の内部で結晶・精製された「定命ならざるもの」が鍛えた宝剣。かの騎士王の持つ聖剣と同等の過程を経て生まれ落ちた貴き幻想の一振り。

 星に鍛えられた神造兵装の、セイバーに許された限りの最大出力モード。
 セイバーの右腕である銀の義手と同調させることで本来なら全方位へ放出される光の壁に指向性を持たせ、斬撃と共に繰り出される光の刃がこの世にあるどんな刃よりも鋭く敵を両断する。

 …なお、この「一振り(いちげき)」はかつての神の攻撃、即ち権能を再現するものである。
 よって、神秘が減少した現代において、この「一振り(いちげき)」を放つということは世界のファイアウォールに触れる事と同義である。
 結果、この宝具の発動の結果と同時に、セイバーは世界から排除される。事実上の特攻宝具である。

【『誓え、戦士の誇りを』を三つ行使し、さらに令呪を以って二つの制約をセイバーに課す(計五つの制約を纏う)事で使用可能】

【使用可能回数は一シナリオに一回のみ】

【相手の陣地効果を破壊する】

【相手の戦闘有利数に-2を与える】

【相手の全ステータスに-4の補正】

【戦闘終了時、相手に令呪、あるいは消滅回避スキル、宝具がある場合であろうと高確率の消滅判定を与える】

【戦闘終了時、セイバーに高確率の消滅判定を与える(令呪で消滅可能性減少可能)】


…なるほど、つまりこの宝具を使うと同時にセイバーはほぼ確実に消滅する、と。
セイバーの表情は仮面に隠れて見えない。…まったく、どうしてこうも私は、いや、私の運命というやつは。
ああ、まずは心を切り替えろ。さしあたっての問題はここで戦うか逃げるか、だ。


22:45から下2

1:戦闘
2:逃走
3:自由安価

【ついでに逃走する場合も逃げられない方向に-2くらいの補正がかかります】

1:戦闘

ここは敵陣営の領地、そして眼前の敵は脱出を許してくれるような相手ではなさそうだ。
…つまり結論は。

「プロシューダ、ウォッチャー、行けるか?」
「ああ、ピンチでこそ輝くもんだ」
「ここで戦わねば我らの敗退は決定づけられるようなもの。進むも地獄、帰るも地獄なら」
「ああ、地獄への旅路、付き合ってもらう。はは、死にたくはないがな」

戦うよりほかにあるまい。私の前を守るセイバーへも声をかける。
…ほんの一週間ほどだが、その背中は信頼してもいいのだろう? 誰でもない信仰の結晶よ。

「セイバー、行けるか」
「貴女がそれを願うなら、ぴょん」
「なら行こう、何、まだ戦いは中盤もいいところ、ここで退場はあまりにもきまりが悪い」

ああ、負けたくない、死にたくない、これ以上誰も。

立ち向かう意思をこの身に宿した私たちを見て。ライダーとキャスターは笑う。

「ああ、悪くねえ、その目は俺と同じ目だ! さあ来い、英雄ども!」
「はっはっは! 此方に挑むとは不届き千万! 覚悟せよ、下衆ども!」

その手に三つの宝具を携え、向かい来る。


直下、敵マスター戦闘を仕掛けてくるか。失敗で仕掛けてくる【重傷】-1


23:00から多数決、【轟く閃光の神剣】使用するか、先に二票

【おっとあげ忘れ、このレスは判定に含みません】

使わない
素殴りで勝て、セイバー!

2:マスター戦

>>698-699 使用せず

【というわけで早いですが本日ここまで、お疲れさまでした】

本当に早くて草生える。乙
ところでそろそろ佳境だけど作成者にメール云々はどうなってる?

>>701 それなんですが、基本的に鯖鱒のどれを登場させるかってのは貴女と自鯖が決まった後なので次代の開始時ですかね。次回時に実験で送ってみようとは思ってます】

【申し訳ないですが本日お休み】

【申し訳ないです、本日もお休み】

【再開の前に諸々決定】

直下、キャスター【魅了】使用するか、成功以上で使用せず、失敗で使用【発動しない理由が特にない】-2

◆魅了 A+
絶世の美女であり、同時に一国を従えるカリスマの持ち主だとされる。
その為、その所作は無自覚に周囲の人間を魅了し、意識的に動かせば相手の自由意思をすら奪う。
Cランク程度のカリスマも内包する。

【魅了判定を行うことで、相手陣営に【魅了】のバッドステータスを付与】

【Cランク程度の【カリスマ】と同じ効果を持つ】

【対魔力で抵抗可能】

◆女王の威光 C
陣地内の人間に対して自動発動するスキルであり、影響を受けた人間は彼女の国の民と錯覚する。
彼女は無意識に発動しているのでこのスキルの存在を知らない。

【領地内の人間の魅了対抗に-2の補正】


下2、キャスター宝具使用するか、成功以上で使用せず、失敗で使用

【【魅了】の効果は戦闘にランク÷2のマイナス補正(今回は-2)、キャスターに対する行動に-2補正】



22:45より二つ多数決、同時に記入してください、先に二票

1:【回復薬】使用するか、する場合はA、しない場合はBと記入

2:【呪殺の左腕】使用するか、する場合は1、しない場合は2と記入(使用の場合は【毒】と【専科百般】のみ使用可能)


【呪殺の左腕】

呪いを宿した左腕。それは彼女の血に混ざる山の翁の力。とある名もなき先祖が極めし奥義。
故にただ移された彼女には制御が効かず。そしてそれは技術の結晶に他ならない。
現在は百の顔を持つ暗殺者と疫病の化身たる怨霊の力を有している。
過ぎた技はいずれその身を亡ぼすだろう。彼女が望むか否か、それを知るは。

≪マスター、サーヴァント問わず、【毒】攻撃が可能≫

≪【毒】:有利獲得数に応じ戦闘結果にプラス補正≫

≪Dランク程度の【気配遮断】と同じ効果を持つ≫

≪【投擲用礼装】を持ち合わせている場合、戦闘結果に+1補正、ただし戦闘終了時に礼装は破棄される≫

≪Dランク相当で任意の技術スキルを入手可能≫

≪使用した戦闘終了後、暴発判定を行い、暴発した場合低確率で死に至る≫

【確率は大失敗以下、5分の1】


また、ウォッチャーの【エンチャント】は貴女、プロシューダ共に使用されていますがマスター戦に参加しているのは貴女のみです。

A
1

>>726-727 Aの1、呪腕、回復薬ともに使用

2:魅了使用

2:キャスター【偽証:天照大神】使用


Dランクで技術を習得します、23:05から下2、習得する技術スキル



◆ 『偽証:天照大神』

                         _,. -‐   ̄ ̄ ̄  ̄  ‐-  _
                      _____,. ,.´-‐ ´  ̄ ̄ ̄_ ‐- 、     ‐- _
                ,.  ´   / //_,. ‐ ニ二 ̄` ‐- 、`ヾー ゝ、         `
                /    / ,.lL/(r'´_ ニ ‐- 、`ヽ、   ヽ ヽ  ヽ、__,.
               (       {/ ヾニ`ハヽ、ヽ `ヽ、 、、\_ `ヾ、
                ` ̄ ̄ ア 7 7 オ.l! ! i i  .! ! ヽ` 、 ヽ `ヽ ヽ、
                  //ノ, ' ,' | l! | .| ! i .|  、`、 \ ' 、 }  `ー─ ‐ - 、
              _厶∠ //!イ{ .! l! l ! ! | | fヽ   ヽ ` 、 ヽ、         `ー ‐ -
           ,.  ´ ,ィ´/ ///H|ト-| l! |斗-ト|.」. \\ ' 、\ ヽ `ー-  _            _,. -‐ ─ -
          /  ./ l ! l l/才卞心 ̄ ,不心lノ二ヽ.\ ヽ ' 、 ヽ、__ 二二二ニニ=-‐ ´ __
         〃   /  | Vノノハ ヾ-′   ヾ-/{,-‐ 、`,ィ土ァ、\ヽ` 、__ 二二ニニ== ‐-~⌒ヽ  `
         l|   { _,..斗 彡イ,'ハ.゙゙゙  、   ゙゙゙/,イー'ソィ夕'´ { \`、ヽ、_                )
         ヾ> ´_,. ,.´, く/./川.\ ー=‐  //イ| /}ミf   八 \ヾ 、 _  ̄ 二ニ ‐- 、     ´
      ,. -,.´ , <ァ',∠//./| |.|.!| !_ゝr-- ァ/ !ーvミノ   〉 \` 、     ̄ ̄  ‐-  、 ',
    /./ .////, ',イ i i! | |.|.!リ Ⅵ  //  .l,イシ′  ハー-_、ヽ\          l l i
.    /{ ./   /! / /l l レ / ハ l ! !"´  l! //   !ミ}  { l { ヽイ/ i \ ヽ          l l |
   ,' !/./ ./ .レ ハⅣ , ' ,迂厂´! !    `y'/   |ミ|   ',    \ !`、 丶\        / ハ
   !  ! i .//|  | V /Υ 込.  ヽ`く⌒7´ム   /lミ|   ヽ     ヾ \ ヽ ー- _   // !
   !  ! | {  |  Υ i ノ Y 込  `i、_フ ,廴_ヾ∠ィ|ミ|            \ ' 、 ー- _ ヽ´
   ヽ ヽ ヽ    | |Y{  `ヾ勺ヵ!、/ /-、 `ヾ、}Y}    i        ト、 ヽ ー- 、 !、__
      ヾ ゝ  | |′   ヽヾ'⌒i i   `ス>f´V   i l           } 、ヽヽ、 | !、\_ ̄二二ニ=- 、
              ! !      ', |  | |   ハ ! 从 \ } |         `ヾ、 i | | | ト、\ヽ  ̄ ̄`ヽ
           ハ V   ヽ、ヾ、 l ト、__Vノ ./ ト、_〉、 .!         〉 | | | | | ヽ '、\    }
             { 乂 ヽ、 `ヽ、 、} ∧ ∨   ト、c^、   〉 乂    ヽ   〈  | | | | |  .} ! }   ´
           /  ヽ、`ー- .._f ヽヾ!    , -、}ニ|__/    ヽ ヽ `ー-' \ .! l | | / / ,イ
         /       `ー-- .._ `ヽ、 .! /⌒}`ヽロ´}/       i          } ! ハ ! Ⅳ /}/
           i         //{ヽ、 ヽヽ' ー- ⌒´ ~ l       ヽ        イ | | l | リイ /

ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1

キャスターは天照大神ではない。
しかし、現代では彼女が天照大神と同一であるという論調があるようで結果的に彼女は「天照大神」という殻を埋め込まれてしまった。
ただし、あくまで殻であり、彼女が天照大神であるという事実は無い。

【後述の三宝具を使わない場合魔力消費なしで常時発動しているスキル】

【真名看破を持つサーヴァントが彼女に対してそのスキルを使った場合彼女は「天照大神」として扱われる。】

【Eランクの【神性】を付与する】

【日本のサーヴァントに対して友好判定にプラス補正】

【アメノムラクモ、ヤタノカガミ、ヤサカニノマガタマの3つの宝具を宝具一回分の魔力使用で追加使用できる】

アメノムラクモ:戦闘時判定にプラス2補正。

ヤタノカガミ:発動時、一度限り自陣営に不利な判定を無効化する。

ヤサカニノマガタマ:消滅判定時一度だけ身代わりとなる。身代わりとなった後この宝具は砕ける。


直下、セイバー魅了判定、失敗で魅了【対魔力】+4【女王の威光】-2

下2、プロシューダ魅了判定、失敗で魅了【ブレイクスルー】+3【女王の威光】-2

ああ、スキル取得忘れてた

あんまり思い付かないけど、心眼(偽)とか?

6:セイバー抵抗

2:プロシューダ魅了

【案が出ないようなので今回は毒だけでもいいですかね】


直下、そして忘れてたライダー宝具使用判定、成功以上で使用せず

6:使用せず

>>737 心眼(偽)

【書き込むと出てくるマーフィーの法則、ちょっとデータ処理します。今夜は戦闘判定だけ行いますので】

【とりあえずこれで大丈夫のはず】

【【魅了】はサーヴァント戦を行う相手だけにしときます。また、どっちかというと(偽)より(真)かなと思ったので変更】

【セイバー陣営:メイン・セイバー】

【筋】:6
【耐】:5
【敏】:4
【魔】:3
【幸運】:2

◆対魔力:B
 クラス特性。魔術に対する抵抗力。魔術詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術・儀礼呪法などを以ってしても、セイバーを傷つけるのは難しい。

 【ランク分の【魔】による攻撃にマイナス補正】

◆騎乗:C
 騎乗の才能。大抵の動物、乗り物なら人並み程度に乗りこなせる
 ただし、魔獣クラスは乗りこなせない

 【騎乗時、【敏】にランク分÷2のプラス補正】

 【騎乗時、撤退時の令呪使用数判定でランク分÷2のプラス補正】

◆怪力:D
 魔物、魔獣のみが持つとされる攻撃特性で、一時的に筋力を増幅させる。
 一定時間筋力のランクが一つ上がり、持続時間は「怪力のランク」による。
 セイバーの介添人の中には、人間だけでは無く巨人の家政婦や妖精、魔獣等魔の属性を持つ者も多かった。
 現在のセイバーの肉体は彼らの情報によって構成されている為、魔の属性を得たうえで怪力を獲得している。

 【戦闘時のみ、ランク分のターン【筋】に+2補正】

◆心眼(真):B
 数多の敵との戦いによって培った洞察力。
 窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、その場で残された活路を導き出す戦闘論理。
 特にセイバーは敵の事前情報との差異が有ったとしてもリアルタイムに状況を修正、弱点や急所を見つけ出し、攻め立てる術に長けている。
 常に相対した敵が「秘密の方法」を用いねば倒せない等、宝具である己の剣に頼れない状況が多かったことに由来。

 【相手サーヴァントが取得した最終値が自分が取得した最終値と誤差スキルランク-2以内の場合、均衡に持ち込むことが可能】

◆『夜明け告げる不敗の剣(クラウ・ソラス)』

【『誓え、戦士の誇りを』を三つ行使する事で封印解除】

【封印解除後、戦闘時、補正+1】

【上記に加え、敵が巨人の属性を持つ場合、さらに補正+1】

【敗北確定時、または敵の聖剣、魔剣、宝剣の宝具が使用された場合に、一戦につき一回のみ使用可能】

【敗北時に使用した場合、敵有利カウントを強制的に0に引き戻し戦闘続行】

【敵の聖剣、魔剣、宝剣の同ランクまでの宝具ならば宝具一回分の魔力で、
 『夜明け告げる不敗の剣』以上のランクの宝具ならば宝具二回分の魔力を消費することで相殺可能】

【騎乗礼装・サイクロン】

貴女の伝手で入手された魔術的強化のかかった改造バイク。
風圧による強化及び遠隔操作も可能。乗ってても変身は出来ない。

《騎乗礼装として使用可能》

《【騎乗】による効果でこの礼装を破壊する必要は無い》

《【騎乗】の効果による+補正をランク-1に変更する》


◆対神性:D
 神性を持った相手のパラメーターをダウンさせる。
 Dランクでは幸運以外のステータスを1ランクダウン。
 ただし、特定の神性に対しては効果はない。ウォッチャーが持つ本来の機能の一端。
 本来の機能は根本教典の能力の応用的な利用による、他宗教の否定を主とする。
 
 【【神性】を持つサーヴァントの【運】を除くステータスにランク÷2分の-補正】

◆エンチャント:B
 他者や他者の持つ武器に、強力な機能を付与する。
 基本的にはマスターを戦わせるための強化能力。
 ウォッチャーが持つ本来の機能の一端。
 本来の機能はゾロアスター教を基盤とした魔術によるもので、基本的に聖火の付与や自然による物の強化を得意とする。

 【宝具一回分の魔力を使用することで、ランク分のターン数、指定したマスターの身体、精神、魔力等の判定に+2補正】

 【マスターがサーヴァントと戦う場合、宝具一回分の魔力を使用し、ランク分の-補正を無効化する】

【重傷】戦闘に-1補正

【ブレイクスルー】戦闘に+3補正

【魅了】戦闘に-2補正

【キャスター陣営:メイン・キャスター】

【筋】: 3
【耐】: 2
【敏】: 7
【魔】: 5
【幸運】:6

◆ 鬼道 B
キャスターは鬼道によって衆を惑わしていたとされる。
魔力を用いないので対魔力の影響を受けない。
キャスターは元々このようなスキルは持っていなかったが、弟の情報操作と現代の先行しがちなイメージによってこのスキルを得た。
このスキルを応用し、小鳥などの生物に刻印を埋め込み式とすることが可能。

【同ランクまでの【対魔力】を無効化する】


◆魅了 A+
絶世の美女であり、同時に一国を従えるカリスマの持ち主だとされる。
その為、その所作は無自覚に周囲の人間を魅了し、意識的に動かせば相手の自由意思をすら奪う。
Cランク程度のカリスマも内包する。

【魅了判定を行うことで、相手陣営に【魅了】のバッドステータスを付与】

【Cランク程度の【カリスマ】と同じ効果を持つ】

【対魔力で抵抗可能】


◆不動の姫君 D
彼女は生前の長い贅沢生活のせいで、わがままな跳ねっかえりに育ってしまい絶対に陣地から出ようとしなくなった。
要するにニートである。マスターをパシらせようとしてくる。
しかし、彼女の平穏で悠々自適な生活を邪魔しようとする敵には意地を見せる。

【領地内での戦闘時判定に+1補正】


◆ 『偽証:天照大神』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1

【後述の三宝具を使わない場合魔力消費なしで常時発動しているスキル】

【真名看破を持つサーヴァントが彼女に対してそのスキルを使った場合彼女は「天照大神」として扱われる。】

【Eランクの【神性】を付与する】

【日本のサーヴァントに対して友好判定にプラス補正】

【アメノムラクモ、ヤタノカガミ、ヤサカニノマガタマの3つの宝具を宝具一回分の魔力使用で追加使用できる】

アメノムラクモ:戦闘時判定にプラス2補正。

ヤタノカガミ:発動時、一度限り自陣営に不利な判定を無効化する。

ヤサカニノマガタマ:消滅判定時一度だけ身代わりとなる。身代わりとなった後この宝具は砕ける。

【貴女】

【体】:5
【心】:5
【知】:3
【質】:1
【運】:1

【呪殺の左腕】

呪いを宿した左腕。それは彼女の血に混ざる山の翁の力。とある名もなき先祖が極めし奥義。
故にただ移された彼女には制御が効かず。そしてそれは技術の結晶に他ならない。
現在は百の顔を持つ暗殺者と疫病の化身たる怨霊の力を有している。
過ぎた技はいずれその身を亡ぼすだろう。彼女が望むか否か、それを知るは。

≪マスター、サーヴァント問わず、【毒】攻撃が可能≫

≪【毒】:有利獲得数に応じ戦闘結果にプラス補正≫

≪Dランク程度の【気配遮断】と同じ効果を持つ≫

≪【投擲用礼装】を持ち合わせている場合、戦闘結果に+1補正、ただし戦闘終了時に礼装は破棄される≫

≪Dランク相当で任意の技術スキルを入手可能≫

≪使用した戦闘終了後、暴発判定を行い、暴発した場合低確率で死に至る≫

◆エンチャント:B
 他者や他者の持つ武器に、強力な機能を付与する。
 基本的にはマスターを戦わせるための強化能力。
 ウォッチャーが持つ本来の機能の一端。
 本来の機能はゾロアスター教を基盤とした魔術によるもので、基本的に聖火の付与や自然による物の強化を得意とする。

 【宝具一回分の魔力を使用することで、ランク分のターン数、指定したマスターの身体、精神、魔力等の判定に+2補正】

 【マスターがサーヴァントと戦う場合、宝具一回分の魔力を使用し、ランク分の-補正を無効化する】

 ◆心眼(真):D
 修行・鍛錬によって培った洞察力。
 窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、その場で残された活路を導き出す“戦闘論理”
 逆転の可能性が1%でもあるのなら、その作戦を実行に移せるチャンスを手繰り寄せられる。

 【相手マスターが取得した最終値が自分が取得した最終値と誤差スキルランク-2以内の場合、均衡に持ち込むことが可能】

【リリア陣営:メイン・リリア】

【体】:3
【心】:3
【知】:5
【質】:6
【運】:4

【影魔術ヴェンリ】

彼の得意とする、魔術属性「虚数」を用いた影を実体化させる魔術。
実体化させた影には使い魔用仮想人格である“ヴェンリ”が組み込まれており、ヴェンリ自身の意思でも攻撃・防御が可能。
その為、魔術戦では常に2対1の戦いを行えるためサーヴァント相手でも短時間ならば防戦できる実力を持つ。
ただし、ヴェンリ自身はルカから遠く離れられない為、遠距離に索敵等を行うことは出来ない。

≪マスター戦時、+1の補正を得る≫

≪魔術・物理問わず、飛び道具による攻撃を影で飲み込み、反射する事が可能≫


【1ターン目】(連投可)

直下、セイバー判定

↓2、キャスター判定

↓3、貴女判定

↓4、リリア判定

147:【筋】
258:【敏】
369:【魔】
0:【運】

セイバー【魔】選択

3+5+2=10

キャスター【運】選択

6+5+1+2=14

【キャスター、有利獲得】


貴女【質】選択

1+5+2=8

リリア【知】選択

5+1-5+1=2

【貴女、有利獲得】


【2ターン目】(連投可)

直下、セイバー判定

↓2、キャスター判定

↓3、貴女判定

↓4、リリア判定

147:【筋】
258:【敏】
369:【魔】
0:【運】

セイバー1の位0選択、よって強制有利獲得

【セイバー、有利獲得】


貴女【質】選択

1+2+2+1=6

リリア【質】選択

6+1+1=8

【リリア、有利獲得】


【3ターン目】(連投可)

直下、セイバー判定

↓2、キャスター判定

↓3、貴女判定

↓4、リリア判定

147:【筋】
258:【敏】
369:【魔】
0:【運】

あれ、前見たデータだと1まで引き戻して、じゃなかったっけ?セイバーの宝具
仕切り直しか戦闘続行の上位かー、強いなーって思ってたから覚えてるけど変わったん?

>>759 ミスです、本来のフレーバーはこっち【敗北時に使用した場合、敵有利カウントを強制的に1に引き戻し戦闘続行】

セイバー【筋】選択

6+3-2+2=9

キャスター【敏】選択

7+2-5+1+2=7

【セイバー有利獲得】


貴女【知】選択

3+2-3+2=4

リリア【筋】選択

3+3-5+1-1=1

【貴女有利獲得】


【4ターン目】(連投可)

直下、セイバー判定

↓2、キャスター判定

↓3、貴女判定

↓4、リリア判定

147:【筋】
258:【敏】
369:【魔】
0:【運】

セイバー【魔】選択

3+5+2=10

キャスター【筋】選択

3+4-5+1+2=5

【セイバーの勝利です!】


貴女【知】選択

3+7-3+2=9

リリア【筋】選択

3+3-5+1-2=0

【貴女の勝利です!】


【今回から、というよか今回は同盟が撃破された場合各個で判定を行おうと思います。その結果消滅した場合は、同盟陣営に令呪支援ができるという形で】

直下、キャスター逃走判定、成功以上で令呪一画、失敗で令呪二画使用して逃走【マスターも敗北】-2

↓2、ライダー逃走判定、〃【知略】+2

1:キャスター令呪二画消費、残り0

9:ライダー令呪一画消費、残り一画


【今回はコンテ0なので失敗した場合令呪一画消費で回避とします】

直下、貴女【呪殺の左腕】判定、大失敗以下で死亡

1:令呪一画消費し回避

【というわけで本日ここまで、お疲れさまでした】

【明日はお休み】

【現在令呪一画です】

【あ、ごめんなさい令呪二画です】

【今夜は描写だけ】

「さあ、行こうヴェンリ」
「オーライ、死ぬ準備はできてるかぁっ!?」
「ふふん、私の栄光、しかと見よ!」

相手はマスターとその使い魔まで来たか。
そしてこちらの戦力と言えば。

「申し訳ありません、私に戦闘能力がないばかりに」

ウォッチャーは戦闘不可、その分プロシューダにサーヴァントと戦えるだけの力はつくとして、だ。

「要するにこの状態であの三人を相手取らなければならないというわけだな」

ああ、つくづく私って人間には運がない。こんな悲惨な状況も久々だがな。
だが、弱音を吐いている暇はない、負けてやる義理もない。

「ご先祖、喜多見、力を貸せ」

胸元から回復薬を取り出し一息に呑む。痛みは治まり何とか腕は動かせる。
十分だ、もったいないくらいに十分だ。ああ、私はなんのために戦っていたんだっけ、なんのために戦うんだっけ。
私の脳を、先祖の呪いが埋め尽くしていく、悪霊の呪いが埋め尽くしていく。
左腕はすでに異形となった、十重二十重に分岐し、その全てに毒が染みついている。
回らない頭で私が見た光景は、光り輝く太陽の剣。

「【偽証:天照大神】!」
「【夜明け告げる不敗の剣】!」

キャスターがその身に光を纏う。
本来彼女の持ち合わせることなどない権能。彼女が持つ気もなき権能。
しかし彼女は気にしていない、いや、彼女にとってそんなことは「どうでもいい」のだ。
たとえ彼女が神とあがめられようと姫と守られようとも、彼女にとってはそれが当たり前であり。

「ははは、此方が安寧の前に露と消し飛べ、下衆が!」

彼女の望むはただ訪れ過ぎ行く怠惰な平穏のみ。
偽りの神剣を持ち、その身全てを偽りに包んだ姫として、彼女はなおも平穏を望む。
そしてその在り方を許容するのは一人の男、武功などははるか遠く、持ち合わせるのはその知能と針の腕。
しかし彼は屈しない。いかなる権威だろうと、いかなる暴威だろうと、その知能を武器に潜り抜ける。

「さあて、お手並み拝見、っと!」

ライダーが糸と針で、セイバーらの道行きを絡めとっていく。

百の貌、病魔の化身、その腕一本一本が多種多様な病の刃。
壊れそうな脳と自我、それを必死に支えつつ兎耳の女は宙を舞う。

「背中ががら空きだ、お嬢さん」
「がっ…!?」

三対一、それも魔術師を相手に、女は縦横無尽に洞窟を舞う。
狡猾に敵を狙う蛇のように、狂い暴れる獣のように。その一挙一動は影すら追い付かず、そして体を蝕んでいく。

「不味い、相手の左腕、毒が仕込まれてる」
「なんだ、あの敵は! …ハッ! なるほど、この私の威光は敵をも照らしてしまっていたか!」
「馬鹿なこと言ってねえでとりあえず広い方向へ行くぞッ!」

ああ、確かにそれは正しいだろう、現在、彼女は地の利を生かし戦っている。
すなわち、閉塞された洞窟から多少なりとも開けた場所に移ればその機動力は格段に減少する。
その判断は間違っていなかった。ただ、相手が規格外の怪物だということを忘れていなければ。

「殺す気はない、だから、死なないでよ」


キャスターの光とライダーの罠。闇に隠れる利点がないこの戦闘、故にライダーは姿を現し、糸と針で即席の鳥かごを作っていた。
蜘蛛の巣のごとく張り巡らされたその中で、セイバーらは背中を突き合わせていた。

「…セイバー」
「ピンチですね、ぴょん」
「ああ、だがな、今の俺は絶好調だ…ッ!」

襲い来る針をパワードの一振りが薙ぎ払う。その軌跡は糸に絡めとられないよう計算されたもの。
緻密な計算と培われた技術、そしてそれをはるかに超える努力。それが奇跡的なバランスで噛み合った今、まさしくパワードは最強なのかもしれない。

背中越しに伝わる頼れる味方の熱、そして闇の中へと進んでいった自らのマスター。
異形となろうとも、ただひたすらに未来を求めようと挑んだその姿。それを醜い足掻きだと言う言葉も分からなくはない。
だが、セイバーは改めて手の中にある自らの象徴を握りしめる。
輝く太陽剣。何時の時代も人類の道先を照らした神の武器。

そして眼前の偽られた太陽に、セイバーはただその剣を振り上げた。
未来を切り開く陽光が、今偽りの光を打ち砕く。

「ならば次は僕の番です、…【夜明け告げる不敗の剣】ッ!!!」

振り落とされたそれは眩い光を放って。
結界も、偽りも、全てを粉砕した。

開けた場所に逃れた三人は、そこで疑問を覚える。

「…追ってこない?」
「あっちで待って俺たちが突っ込むの待つってわけか!? チッ、とんだチキンヤローだ!」

彼らを追うはずの女、その足音すら聞こえてこないのだから。
闇は遠く、深く、まるで意思を持つようにねっとりと周囲を包む。

そしてそこに炎が灯った。

「!?」

その炎はまるで幻燈のごとく暗闇を照らし、そして次の瞬間、何かを掘削するような音が響く。

「な、なんだ…!?」
「さて、助力は致しました、あとはご随意に」

それは彼女の刻む音、飛び上がった彼女が、刻み付ける音。
本来の彼女ならばできようもないそれを、山の翁の技術が、悪霊の加護が、観測者の助力が可能にする。
その拳が、その脚が、到底届きようもない天蓋を。

「じゃあま、生き埋めだけにしときな」
「天井を壊す気かよッ!?」

影が飛び上がるももう遅い、彼女の一撃が岩盤に罅を入れ、そして同時に陽光が溢れ出す。
闇を照らす光、光の中に存在する闇、その二つの力が今、朝日の下でぶつかり合った。

「…綺麗だね」

破壊される天井から降り注ぐは岩盤の雨、それに潰されればひとたまりもあるまい。
かくして、ライダーとキャスターはその場から早急に脱出を図ったのだった。


そしてまあ、そんな無茶をした代償は来るもんだ。
ただでさえ制御できないこの腕が、私の心臓を握りつぶそうと体の奥へ迫りくる。
意識が徐々に遠のいていく、闇も光もない死へと引きずり込まれていく。砂埃巻き上がる視界の中、光がそれに乱反射して輝いている。

私の意識はそこで途絶えかけ、何かに引きずりあげられた。それはセイバーの手か、それとも私の中に巣食う誰かの手か。
いや、どちらでも構わないか。どちらであろうと、その手はなんだか暖かいのだから。
光か闇か、それすらも分からないが、それでも私は、生きているようだった。

【というわけで今夜はこれだけ、おつかれさまでした】

【申し訳ない、本日お休みです】

『さて、緊急時とはいえ勝手に使ったこと、怒るであろうかな』
『知らないわよ知るわけないわよ知りたくもないわよ』
『…』

『…なあ、お前はそうやってでないとモノも言えぬのか?』
『そんなわけないでしょあるはずないでしょ当たり前でしょ、もう喋らないでよ』
『…』

『さて、なあ…、我らはいまだ完全ならざりて、我が子孫も未だ熟すことは無き、この暗殺王、ザイードの手をもってしてもこの手を貸すので精一杯』

『…』
『娘、お前は我が子孫をどう思う』
『ああ、もう、何を話せというの何を語れというの、私にはもう何も残ってないわ、死にたかったのに、ああ』

『たぶん底抜けに馬鹿で底抜けにいい子でどうしようもない屑よ、この兎耳お化けは』

『生きるために生きて生かすために死ねる怪物よ、惨めで無様で滑稽で、報われることなんてないわ』

『ああ、腹が立つ死んでしまえ、私が死んでいるのに何でこいつは生きていられるの、ああ、ああ、ああ』
『…ああ、私も同感だ。この娘は危ういな、しかし、だからこそ力を貸す意味がある』

『我が子孫よ、その先により良き未来のあらんことを、その結末、見届けてみたいものだ』

【再開します】

直下、成功以上で何も起こらず昼、失敗でランサー陣営

9:何も起こらず

目を覚ますとそこには私をのぞき込んでいる二つの顔があった。
一つは仮面を外したセイバー、もう一つはウォッチャー。
どうやら気絶していたかと頭を振ろうとしたがそれより早くセイバーに抱きしめられた。

「無事で、無事でよかった! …ぴょん!」
「…ああ、ありがとう、セイバー」
「ご無事で何より、マスターにお伝えしてきます」

何とか生き残れたようで幸いだ。

「うん、そろそろ腕を離してくれ。首が締まっている」
「あ、す、すいません、ぴょん」
「…つけといてなんだが気が抜けるな、その語尾は」

うん、だがセイバーも最初に出会った時よりよっぽど人間らしい。
…まあ、指向性が定まったとでもいうんだろうか。ふと左手を見ればそれはいつもの手に戻っていて、そしてさらに重要なことには。

「…なるほどな、まあ緊急措置だ、感謝するよ、ご先祖、喜多見」

令呪が一角消失していた。…仕方があるまい、あの状況からよくそれだけで持ちこたえたというべきだろう。
蹴り壊した洞窟から陽の光が差し込んできている。

「…さて、誰か煙草を持っていないか?」

束の間の一服も悪くはないだろう。


貴女の行動を選択してください

1:索敵
2:コミュ
3:散策
4:休息
5:道具調達
6:自由安価

下2

2:コミュ

…ううむ、久々だからか頭がくらくらするな。

「そういえば酒は飲むのか?」
「ああ、まあ人並みにはな」

どちらかというとコーヒーの方が好きだが。


↓2、話し相手(複数選択可)

1:セイバー
2:プロシューダ
3:ウォッチャー
4:ご先祖
5:喜多見

>>811 精神世界

…さて、だ。

「私が目覚めてからというもの、一向に話しかけてこないがどういう了見だ、ご先祖?」
『…』
「だんまりか、喜多見は…」
『ああ、まったくどうすればいいのここから逃げ出す逃れる隠れ潜む、ああ、まったく癪に障る、…何?』

うん、気が付いた時からずっとそんな調子だな。ノイローゼになりそうだ。
さて、何を話すか。

22:28から↓2まで、話したい事

ありがとう。助かった

>>813-814

「まあ、なんだ、三人とも、助かった。礼を言うよ」
『…ふむ、お前のサーヴァントには令呪を必要とする、だのにか?』
「死んでしまえば元も子もない」

そう、死んでしまっては何も意味はない。

『そうか、ならばよかった』
『…はあ』
『…』

はは、まあこれからの戦略を考える必要はあるが。
…そういえば、だが。

「喜多見」
『何よ』
「お前、もしここから出ていけるならばどうしたい?」
『…は?』
「確率は低いだろうが伝手をたどれば何らかの方法は見つかるかもしれないからな。お前もこのままでは面倒だろう?」

というよりも私が面倒だ。いや、境遇には同情するがな。


直下、喜多見返答【そもそも悪霊】-1

123:また誰かに乗り移る
456:方法による
789:結構居心地がいい

2:そんなもん乗り移りますよ

『決まってるじゃない分かってるでしょ、私はお前を利用するつもりしかない』
「…はあ、つまりは、だ」
『ここから離れたって世界を呪うわ恨むわ壊すわ、それが私という存在? ああ、違った気もするけれど』

…ならしばらくは一緒にいないといけないわけか。
まったく厄介なものを抱え込んだもんだ。

『…私はね、ただ生きていたかった』
「ああ、なんとなくは知ってる。だがそのためにお前を離すことはできなくなった」
『…でしょうね、そうでしょうね。…しばらく話しかけないで』
「分かった、…ご先祖、頼んだ」
『…こういったことは不得手なのだがな、せめて他の我らがいれば』

そう言いながらもなんだかんだ動くのは共通しているみたいだ。
…ご先祖の生前か。

【一日間喜多見とのコミュが不可能になりました】

さて、これからどう動くべきか? …霧の正体は未だ掴めていないわけだしな。
そう言えば…、ライダーとキャスターの真名はいったい何なんだろうか。

直下、大成功以上でアサ子


22:57より↓2まで、ライダー、キャスター真名判定

ライダーは勇ましいちびの仕立て屋
キャスターは卑弥呼

>>822 正解

とりあえず全員で話し合うことにしたわけで。…まず、キャスターだが。

「天照大神、というと日本の神だが」
「それと同一視されている、ということはまあ十中八九、古代日本、邪馬台国の女王、卑弥呼でしょうね」

ウォッチャーは詳しいな。どうもそこら辺は学が足りない。

「あとはライダーか?」
「ううむ、針と糸を使うライダーなんぞ聞いたことはないが…」

…どこかで聞いた覚えはあるんだがな。
針、糸、それを使う相手と言えば…。

「針と糸…難しいですね、仕立屋でしょうか、ぴょん」

…仕立屋? …それだ!

「分かった、ライダーはグリム童話の登場人物、ちびの仕立屋だ」
「…なるほどな、針と糸、そしてあの姿。うむ、知恵と機転で巨人をも倒した男か。…巨人? …伝統の」
「そこまでです、マスター。…私の記憶に残っていればいいのですが」

直下、【遍く示し記す万象】判定、成功以上でライダーの宝具一つ開帳

9:開帳

直下、どちらの宝具か

12345:致命的な宝具
6789:致命的な宝具
0:致命的な宝具×2

4:致命的な宝具(現在使用不可)

「…ふむ、そしておそらくライダーが持っている宝具の一つはこれでしょう」

【ライダーの宝具を開帳します】

◆『怒り猛る一角獣(アインホルン・アンシュトゥルム)』

              ト
              N
              i∧
             | ∧

                  | ∧  ,.___, 、 _ __,, イソ
                 |  ∧r':.: /  }.:.:.:.:.:.:.:.:_シ
                レ-==='  k'.:.:.:.:.:.:.≧x、
          ,, ィf´ {kフ  ハ  ヽ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.,>
           λrァ         }  ハ.:.:.:.:.:.:.:.:.:ゝ、
           ゞ_,ィァー - , ,,ン   ヘ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.Σ..、_
                      |      V.:.:.:.:.:.:.:.:.、___:k.:.>        ,..-.:‐.:.―.:.-..、
                     |      ∧.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ、__       ,ィ爪.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ハ
                   !       V.:.:.:.:.:.:.:.:Kニ´    /ィニ ニ 、.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:∧
                     |           ゝ、.:.:.:.:.:.:.:≧x   ´     ゝ、 .:.:.:.:.:.:.:.:.:}
                      }          `ー ― ‐ '´             ヽ.:.:.:.:.:.:.:V
                 λ    , -- 、    ヽ、                  }.:.:.:.:.:∨!
                 l     , '´   ハ     ゝ、            ソ.:.:.:.:.:.:レ
          ィ´` ー- -' !   /     λ        ` ≧k= ‐- 、     メ.:.:.:.:.:.乂
         {         キ  ん      !          r´    ヽ -'''.:.:.:.:.:.:,イ
          ル  , ‐ -<__\l     , __ イ            !        ヘー‐ '´
        /  /     , ィ    ,ィf            !         ハ
.       {   ゝ  ,イ   >‐'ゝ、              |           !
       从ri厂l  ム  k'´     ` x=‐‐-===_ __  l           |
        乂.:./  乂__   ̄ ̄Z≧x        ヽ `λ       |
.            `     \    ミ_ >'        弋  ヘ        メ、
                  `ー-Z               \. 乂       ゝ-ォ
                                    `¨ `ゝミ 、__    リ
                                        λ≧!  |
                                           キ i!   !
                                        ヘ ノ  |

                                            {    ゝ,
                                         k,、jZ:リ
                                             弋_::ン

ランク:B-  種別:対軍宝具 レンジ:2~40 最大補足:100人

 彼が捕縛したユニコーンによる、神速の突貫。
 彼自身がユニコーンに好かれておらず、非正規の手段で再現しているため、大幅にランクダウンしている。
 また、元になった逸話により、この宝具が回避された場合、永続的に使用することができなくなる。

 【発動時、戦闘相手と敏捷判定を行い、勝利した場合、相手の令呪を一画削ることが可能、令呪が存在しない場合は消滅判定へ移行する】

 【ただし、回避される及び失敗した場合この宝具は消滅する】


「もっとも、現在この宝具は消滅したようですが」

ということはどこかの陣営が躱したわけだな。…これは助かった。
さて、相手の手の内は大体割れたが…。

「なかなかライダーとキャスターの相性がいいな」
「…陣地にこもられると手を出しにくいですね、ぴょん」

…あとは霧、だな。

【昼行動を終了します】

直下他陣営判定、成功以上で敵対交流、継続以下、失敗以上で他陣営の行動描写、大失敗以下で他陣営の友好交流【昼】-1

5:他陣営の日常

直下

1234:槍
56789:騎魔

5:騎魔

洞窟の崩落から逃げ延びたライダーとキャスターは、とりあえず仮の拠点を作り、一息ついていた。
共に令呪を喪失し、痛手を被ってはいるが、どこか穏やかな雰囲気でマスターたちは話し合う。
そもそもがポジティブの権化ともいうべきリリアと、存在感希薄なルカ、その二人なので当然と言えば当然なのかもしれないが。

「しっかしお前は影が薄いな」
「あ、気づいてもらえましたか」
「その属性も特殊であるが…、まあいい、私はお前の存在を許すぞ! …? どこへ行った?」
「あ、足元にいます…」
「お前もうちょっと自己主張しろよな…」

だが、その一方で浮かない顔をするキャスター。その体にはあちこちに傷が付き、豪華な衣装も一部が切れ切れになっている。
そんなキャスターへライダーが近づいた。

「…さて、だ姫さん」
「…何だ」
「これでよおく分かったろう」
「何をじゃ?」
「戦うっつうことがよ」

にやにやと笑うライダーにキャスターは言葉を返さず。

「…」
「いや、何も前線に立てなんて言いやしねえよ。そんなん俺だって願い下げだ。だが、まああんまりのんきしてもいられねえってことだ」
「…」
「…ま、いいさ。アンタの陣地と俺の罠、相性は悪くねえ。…ただ、どうも俺の技はすでに見破られたっぽいけどな」

そう言いながらもキャスターの不調を察したのか、ライダーは静かにその場を離れようとし、キャスターがその裾をつかむ。

「…待て」
「?」
「此方の話を聞いて行け」

ライダーは一瞬戸惑うように顔をしかめるが、普段の傲岸不遜が鳴りを潜めたキャスターにおとなしく従い、その横へとしゃがみ込んだ。

「此方はのう、本来なにもできぬのよ」
「…聞いた話と違うねえ、アンタ、優秀な呪術者だろ?」
「違うのじゃ、それは担ぎ上げられた幻想。…今の此方を構成するのは全てがまやかしにしていつわりよ」

キャスターは遠くを見るようにつぶやく。その目にはどこか遠い何かが映っているようで。

「此方は弟…、いや、あれは弟ではなかったがの、あの知らぬ男に担がれたいわば偶像じゃ」
「…」
「これまではそれでよかった、のんきに暮らしておればのう。そしてこの力を用いて受肉を果たし、のんきに生きるつもりだったのじゃが…」
「…」

キャスターの度を越した享楽的かつ楽観的な態度、そこにあるのは世界からの隔離という一つの障害。
彼女は何も知らずにただ与えられるだけだった。そして今、知らずのうちに与えられた恩恵をもって世界に踏み出し、ようやっと何かに気づいたのだろう。

「世界というのはこんなにも広く、こんなにも痛いものだったとは思いもよらなんだ」
「まあな」
「のう、此方は変わらねばならんのかもしれぬ。この世界で生きるために、戦い抜くために、まやかしの姫ではなく、戦う一人として」

まるで今までの彼女が嘘であるかのように寂しげに笑うその顔は、姫などといった重りから離されたような少女の顔。
だが、どこか彼女の芯となるものを失ったような表情で。ライダーは頭を掻きむしる。

「なあ、姫さん。変わることは必要だ、でも変わらないことだって必要じゃねえかね」

その言葉は予想もしていなかったのだろうか、キャスターの顔がきょとんと呆気にとられたようになり。ライダーが皮肉気な笑みを浮かべている。

「俺は英雄なんかじゃない、勇者なんかじゃない、頭がすこぶるよくて、どうしようもなく英雄になりたかったただの男さ」

ライダー、その名は名もなき一人の男、しかしその手に物差しを持ち、知恵と策略だけで多くの困難を乗り越えた。

「だがな、少なくともその絶対に変わらないとこを使って俺はついに王様にまでなった」

その根底にあったのは虚栄心もあるだろう、純粋な欲望もあっただろう。
だが、その中で一番存在していたのは、皮肉やな彼に全くもって似つかわしくない英雄への憧れ、一種の嫉妬だったのかもしれない。

「俺はこの戦争でこの名に栄光を刻む、蠅や巨人なんてちんけなもんじゃなく英雄どもを打ち負かすために、痛快だろ?」

英雄になりたかった男は、栄光を刻みたかった男は、変わらぬ笑みを揺らぐ姫君に向ける。

「な、そういうことだ、姫さん。俺は蠅を七匹殺したとこから何にも変わっちゃいねえ、変わらねえから変われたのさ」
「…そなたの言うことは難しいのう」
「俺の英雄願望みたいにどうしても変われねえもんってのはある。だからそんなことで悩んでるより今変えれることを全力でやりなってことさ」

ライダーの言葉、それが何かのきっかけになったのか、そんなことは分からない。
だが、キャスターの表情にはまた新たな威厳があった。慢心と傲慢に満ち、自らの絶対性を疑わない不遜な表情が。

「…うむ、そうじゃの! 此方は不動の女王! 例え偽りであろうともそれは変わらず、そして進むこととしよう!」
「ハハハ、互いに頑張ろうじゃねえの、このまま干物になるのはごめんだからよ」

直下、キャスター陣営行動、成功以上で積極的探索、失敗で守りを固める

4:使い魔作成等に動く

【というわけで本日ここまで、お疲れさまでした】

【ですね、>>1 もかなり正常な判断力を失っているような気がします】

【それも含めての今回ちょっとお休みをいただこうという話なので、復活するまでにちょっといろいろ考えときます】

【とりあえず今日はお休みです】

そうだよ、だからこそあんまり原作用語、設定は絡めないほうが良かった今次

>>859 それはミスだったなあと実感してます。余計でした、非常に】

【Fake読みました、言葉が出ません。再開】


また夜が来た。
…さて、どう動くか。

貴女の行動を選択してください

1:索敵
2:コミュ
3:散策
4:休息
5:道具調達
6:自由安価

下2

6:現状の再確認

にしても色々なことが起こりすぎた。と、いうわけで

「今の状況を再確認しようと思うんだが」
「ああ、確かにな。自分の状況を整理することは必要だ」

まず、私たちの陣営だが…。

【セイバー陣営】

・令呪二画
・所持アイテム【戦闘用使い魔】【魔術礼装・サイクロン】


【ウォッチャー陣営】

・令呪一画
・所持アイテム無し
・プロシューダ重傷
・ウォッチャー軽傷

「こんなとこか?」
「ですね」
「で、だ、敵陣営は」


【ライダー&キャスター陣営】

・ライダー一画、キャスター0


【霧】

・詳細不明
・現在、下町、板橋、森林地帯、森の洋館が汚染、そこでは魔力回復不可


「こんなとこですねっぴょん」
「…ふむ、他に何か確認したいことは?」


↓2まで何か確認したい事、なければ無しと記入

できれば現在の居場所も。

>>864-865

「現在地は」
「森林地帯に偶発的に発生した【地底洞窟】ですね、幸い霧は流れ込んできていません」

つまりここは浸食されていないというわけだな…。

「そういえばウォッチャー、傷はどうだ?」
「ああ、それですか」


直下、成功以上で休息してました、失敗でしてないよ【コミュには関係なかった】+2

8:休息していたよ

「しばらく霊体化させていただきましたし、今は回復していますね。ですから今は傷を負っていません」
「そうか、ならよかった」

と、いうことはあとの懸念はパワードの負傷か。
…大手の病院に入院すればどうにかなるかもだが、今の状況ではなあ。

【夜行動を終了します】


直下他陣営判定、成功以上で敵対交流、継続以下、失敗以上で他陣営の行動描写、大失敗以下で他陣営の友好交流【夜】+1

0:特殊判定

                  ゛‐-、
                     l
              ____/
          ,  ' ´      ̄ ̄ ̄ `ー- 、

       , '´                   `ヽ
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     ,'                          ヽ
    , '              , '`ヽ       ,-、   |
   l               '   `      '   '  |
   |  __          __        _  ,l―‐ 、
  / ̄~    `ヽ      , '´    `ヽ   , ' ´  `ヽ   ヽ
 |         ヽ____,'        ヽ___,'      ヽ   |
 |          |___|         |___|       |   |
 |          |    `i        ,'  ヽ      ,'、   |
 l          |     ヽ_      , '   ゛、    , '  `ー'
 `ヽ        , '       `ー―'      ` ー'      |
   `、――― '     , '" ̄ `‐,           lニ、ヽ、   |
     `ヽ      , '"  , '" ~            ヽ ~`‐'、
       \  / ,  '"´               _,`'ヽ   ゙、
        `、'、, '" ̄ ̄|~`,ー――――――、―‐´     ゙、 _ l
         /     | l   |::::`><´::|  | \
        /       | ,> |‐l´  `l'`l '、ヽ  \
       /ー―― 、  , l゙'、   |::::`,--'、:::|  | ゙、  \
     /        ヽ|  ゙、   |::::l   l:::|  |  | , -‐`- 、
  /           \  ゙、 |::::|  |:::| /   `i      ヽ
  l              l    ゙、|::::|  |:::|/      |       ヽ

直下

123:2XXX年天ケ瀬は霧に覆われた
456:もう一度貴女のターン
789:潰しあう他陣営

2:ランサー、霧をばら撒く

その夜、天ケ瀬を霧が覆った。
霧は全てを覆い腐食させていく、枯死させていく。
その霧は文明をもって、技術をもって、戦禍をもって、街を包み込む。

                                |,
                                |i         i
                          _.. -|:!― 、、    |;.
                        ,.イ   | ヘ  ヾヽ、 !ヘ
                       , ´:    ヽ  >、i ヽr' :〉
                        /.:.:        > 、、レ\∨/
                         /..:.:     ,∠  ̄ \ У
                     ,:.:.:    ´//⌒>...,  \|ヽ
                      l /   /:.:<  >:.:`>-、ヘ!
                   /   /:.:.:.:.:.:.:.:`.:.:.:.:/ヾイ:!ヘ
                   / ,...、<:.:.t--   ̄ ̄   ゝイ/∧
                   /,.ィ///!:.:.∧ ヾ       __´////小
                 ///////i:../小ゝ     ´ ー //////ハ
              ` ー====廴ルヘ  ヽ      ,イ//////
                         /=テ=====--vイ==ー "´
                    /: :人__)ニニヽ: : ||厂!
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     ∠ __ ハ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :>,,、、__))||こ ト、、
   /// / 小 l |::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ∧` ー┴´:::::::::::::≧ 、、
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霧の発生源、もはや纏う必要も、隠す必要もなくなったというように鎮座する影。
今でこそ人の身を取っているその肩に、サンドラが腰かけた。

「準備はできたね」
「ああ、既にここは私の戦場だ」
「うん、楽しみだな、何が起こるか、誰がやってくるか」
「いずれの敵が来ようとも私は戦うのみだ」

ランサーの言葉にサンドラは頷く。

「そうだね、君はそれしかないんだもの。争いの原初、武の起源。そして私のような虚無にはそれくらいの静かな炎はきれいに見える」
「嘯くな、マスター。君は望んで虚無となったのでは?」
「違うよ、誰も望みなんてしない。ランサー、君は君が好きかい?」
「いや、憎ましいさ、神代の在り方を破壊した人も、このような姿に堕ちた私自身も、私の怒りは、憎悪は、今なお私を焼き焦がす」
「そうさ、全てはそういう事なんだ」

サンドラの声にランサーは答えず目を閉じる。
そしてその影は静かに霧へと消えていく。

「さあ、来い。陽の光はすでに届かない。私に届きたいならば、器を望むのであれば、神代の終わりを告げて見せろ、愚かで憎き人間よ」

霧の向こうでその姿が徐々に怪物へと変わっていく。

「全てが終わったとき立つのは私であり、私もまた消える、だがそこには新たな世界が生まれている」

獣頭人身と化したランサーの声が濃霧の向こうへ消えていく。
最後に覇気を纏った一言を残し。

「そして生き残れぬ貴様らはその世界で死ぬだろう、我が神の世に過剰な人は」

ランサーの姿はもう見えない。

「必要ではないのだから」


【移動可能エリア全体が汚染されました】

【六日目】

「…どういうことだ、これは」

目覚めるとそこには霧が広がっていた。
蒼く、深い霧、死の毒をはらんだその霧が街を包んでいる。

「…おそらく魔術的な結界ともなっているのでしょう、既にこの街は外部から遮断されていると考えるべきです」

そう言うウォッチャーの言葉通り、ラジオもテレビも使えない。

「この霧は…」
『…ムカつくわイラつくわ、知っているわこの霧は、あの怪物のモノね、私の二番煎じよ、ああ、臨んだわけじゃないのだけど』

私の中の喜多見がぶつぶつと言い続けている。
…つまり、あの霧がこの街全体を覆っている、霧の正体がそれをやってのけた、ってことか?

「…マズいんじゃないか」
「ええ、非常に危険ですぴょん、毒は薄いといえ、長期間の吸引は体に悪影響を及ぼしてしまうぴょん」
「なら一刻も早く」
「この霧の本体を潰せ、というわけだな」

…だがまったく情報は得ていない。無暗に突っ込んでいいのか?


貴女の行動を選択してください

1:索敵
2:コミュ
3:散策
4:休息
5:道具調達
6:自由安価

下2

1:索敵

とにかく霧の正体をつかまねばな。


↓2、方法選択

1:自分で
2:セイバーに
3:二人で
4:ウォッチャー陣営に頼んで
5:全員で(一緒に)
6:全員で(陣営ごとに分散して)

【全員で一緒に動く場合は、遭遇時に捕捉されやすくなりますが集団で戦闘可】

【分散した場合は、索敵判定を二回行いますが、戦闘時は単独陣営で、合流判定を行います】

5:全員で

「すまんな、俺が怪我をしているばかりに」
「気にするな、お互い様だ」

…さて、この霧だ、上手く見つかればいいが。

索敵判定、CountOverでランサー補足、成功以上で魔騎発見、失敗で発見できず【半人半獣(兎)】+1【私立探偵】+1【四人】+2【重傷】-1

7:魔騎発見

直下、状況。【半人半獣(兎)】+2【四人】-2

123:一方的に捕捉される
456:遭遇
789:一方的に捕捉

6:遭遇

【というわけで本日ここまで、おつかれさまでした。次回、ライダー&キャスターとのお話】

【申し訳ないですが本日お休み】

【そして明日もお休み】

【再開】

霧の中を進んでいく。…慣れ親しんだ街ではあるが、どうにもやはりこれは。

「まるで別の世界にでも紛れたみたいだな」
「ああ、まったく、濃霧でコールドゲームはシャレにならん」

…少し噛み合っていないような気がするんだがまあいい。
手探りで進むその中を、一条の光が照らした。

「…驚かせないでほしいものだな」
「…そりゃこっちの台詞だぜ」

光の中に見えた姿は、先だって戦った敵の姿。

「…やるか?」
「正直この状況だ、気は進まねえが…」


直下、騎魔陣営方針【状況が状況】+2

123:戦闘
456:情報提供
789:協力

8:協力

悩むライダーの背に、新たな光が、というかなんだこの輝き。

「ふふん、なるほど、この私を頼ってきたというわけだな! 許す!」
「違うぞリリア、此方を頼ってきたのじゃ!」

…騒がしい、ふと見ればライダーも同じように頭を抱えている。

「…つまり、だ」
「ああ、あの霧、ランサーに対しては一時休戦ってことでいいんだな? マスター、キャスター」
「うむ! 現状一番の危険要素はあやつよ!」
「しかれば下衆どもの力を借りようとも詮無きこと!」
「…だそうだ」

…ありがたいのか馬鹿にされてるととらえるべきか。
まあいい、とりあえず後ろから刺されることはないんだからな。

「で、だ、君たちは何か情報を持っているのか?」
「ん、アンタら持ってないのかよ」
「生憎情報戦は完敗中だ、ここで晒す恥でもないが」

だからあとはライダー陣営が持っている情報が欲しいんだが…。


直下、騎魔どれだけ情報を握っているか、1ほどへっぽこ、9ほどいっぱい【???】+3【霧】-2

5:スキル一部

「ふふふん、此方は情報戦のプロであるぞ?」
「嘘つけ、ついさっきまで霧で見えないってパニクッてたろ」
「やかましい、で、だ、奴のスキルは大方把握した。見るかえ?」

もちろんだ。

「ならば、見よ! 【三角縁神獣鏡】!」

そう言ってキャスターが取り出したのは、一枚の銅鏡。

◆ 『三角縁神獣鏡(サンチャオエン・シェンショウジン)』
                     ___

                  ,, -''".。ャぁ7ゎ。、''- ,,
                / ,ィ升U圭≠≒弍心.、ヽ
               / ;夕Piア´     `ヽi|ミx、 .ヽ
         ,. -‐- 、/  んrjfУ         ▽i∧ ',
         ,'    ヽ .从tXY           ∨iハ. ', _
        弋_ノ  i 斤iW                ㌣い /´  `ヽ
           ,i  i. |[ニ]カ               }ソ川 l  i    }
        r‐-イ  .i いi叭                从ノリ.i   トーイ
         ',  `ー-l  Wf从             ∧fリ//.  {
         ,ィ‐'''''-、 ',  ∀ニ△        ./リiУ 〉‐-"ゝ-ァ
        /  ,'  ',  '/⌒)二「≧ェ。。。。っ≦ロt/./   /
       i   ',  ノ  ',  i、 `マニ,r‐=‐ 、   (⌒). ,'´ ̄.`ヽ
       i     ̄ ̄ ̄`ヽ `''-" \|||/゙''-''" ノ 弋  ノ  ',
          i  __      ゚ 。 三 o 三 ,r''" ̄ ̄ ̄   .}
        `"  ||  `ヽ     ', /..|..\ /     ___  ,'
            ||    ゚.。    i..|┌‐┐| ,i    /´ || `"
            ||     ',.   | |::|::||::|::| |    /    .||
            ||      i:.   | |└‐┘| |   .i    .||
           〈l〉    ,r‐ト──ニニニニ__l、    .||
               /:: r、 ¬     i r、  ム   〈l〉
                 i:::: l σト、ノ @、 |ノ {__/l ム、
              ゝ────==ニニ二三ツ


ランク:C 種別:対軍宝具 レンジ:1~1000 最大同時補足:1

キャスターが魏の明帝にもらったというもの。
鬼道を使うための媒体としての鏡とすべてを映す宝具としての鏡の二つの面をもつ。
本来は大量にあるのだが英霊として召喚された結果50枚ほどになってしまった。
一度に20分ほど使用でき、20分経過するとひとりでに割れる。

【一日に一度太陽の出ている間(曇りや雨、夜だと使えない)使用可能】

【【魔】に+1の補正】

【使い魔の視界を映像として鏡に映すことで索敵を確定成功させる】

【50枚の鏡があり、一度発動するごとに一枚割れる】


「索敵型の宝具か」
「現在はこの霧で使い物にならないがの」

…ん? なら何で出したんだ?

「かっこつけたいだけだ」

キャスターはいそいそと情報を出してくる。

「というわけでランサーのスキルは分かったんじゃ」

【ランサーのスキルを公開します】

◆災禍兵乱の妖星:A
 蚩尤旗。兵主神の象徴たる戦乱の紅旗。
 敵対者を讃える権威、カリスマの一切を否定する。
 更に精神防御に失敗した相手に、“重圧”の状態異常を与える。

【カリスマおよびそれに類する人身掌握、および支配効果を完全無効化】

【さらに敵ユニットに精神抵抗判定を行い、失敗した場合、全パラメーターを1ランク低下させる【重圧】の状態異常を与える】

【“重圧”効果に関しては一定ランク以上の精神防御、或いは対魔力スキルで回避可能】

【このスキルは『白霧の恐怖』が解除された(した)場合に使用可能】


◆白霧の恐怖:B
 全身を霧で覆い隠し、正体を隠蔽するスキル。
 自身の固有情報にマスクを掛け、マスターの透視能力を阻む。

【視覚妨害効果。自身のステータスを隠し、またマスターの透視能力を無効化する】

【直感などの感覚耐性で無効化。また死毒の蒼など、戦闘後で得られるデータは回収される】

【真名が暴露された場合(或いはランサーの任意で)、このスキルは解除される(できる)】


◆自己改造:A+
 自身の肉体に、まったく別の肉体を付属・融合させる適性。
 ランサーの場合は無機物、特に鉱物や金属を取り込むことに特化している。
 鍛冶神、武器神である彼は利器としての形を有する宝具を捕食することで、解析、再構成し、宝具にてその性能を再現することが可能。

【金属、鉱物を捕食し、肉体に組み込む能力】

【撃破、或いは奪取した利器としての形を持つ宝具を捕食することでDランク相当の宝具として使用可能】


◆神性:C
 元は強大な権能を有する龍神であったが、その身を赤鉄の怪物に貶めた為神霊としての適性が大幅にランクダウンしている。
 現在は水神、川神よりも軍神、鍛冶神、武器神としての神霊適性を帯びている。

【【神性】を持たないサーヴァントとの戦闘で結果にランク÷2分の+補正】


◆死毒の蒼:B
 ランサーの肉体より零れ落ちる穢れた魔力。
 彼が魔力を解放するたび、大地を汚染し、触れた者の霊核を冒し、衰弱させる。
 自己の零落により手に入れた、生けとし生ける者総てに害を齎す鉱毒の水である。
 対毒スキルで回避可能。

【戦闘後、ランサーが戦闘を行った霊地を破壊し、回復を妨げると共に全ての陣地効果を破棄させる】

【更に戦闘を行ったサーヴァントにランダムで【運】を除く2つ分のステータスダウンと鉱毒のペナルティ】

【また戦闘エリアにマスターや他の生物などがいた場合、鉱毒のペナルティ】

【鉱毒:一日経過ごとに負傷、回復しない限り二日経過で重傷、四日経過で死亡となる。対毒スキルで回避可能】


…これはまた。

「正直言うて恐ろしいの」
「ああ、願う事なら俺の一撃が効きゃあいいんだが…」

このスキル、…なるほどランサーの真名は。


23:03から下2まで、ランサー真名判定

あのさぁ…
安価は蚩尤

>>911 正解

「まあ間違いなく中国の英雄、あるいは神、あるいは化け物、蚩尤だろうな」
「…神が呼べるんですか、ぴょん」
「…一応の推測として、神ではなく、怪物の側面を強く出したがために成立したのではないでしょうか」

そういうものなんだろうか。

「まあ、少なくとも神に喧嘩を売れる相手ではある、この場において落とされた状態でどれほどのことができるのかは不明ではあるがな」
「…ウォッチャー、何かわからないか?」
「そうだ、喜多見、お前は戦ったんだろ? 覚えてないか?」


直下、ウォッチャー【遍く示し記す万象】判定、成功以上で宝具看破【遭遇していない】-2

↓2、喜多見記憶判定、成功以上で宝具記憶【摩耗している】-1

4:失敗

8:記憶している

しばらく二人がそれぞれの方法で探ってくれたが。

「…申し訳ない、周囲の記憶も霧で隠れているようです」

ウォッチャーは失敗か、なら、喜多見は。

「…喜多見?」
『…』
「喜多見?」
『うっさいわね…、覚えていますおりますありますとも…、バーサーカーが潰され殺され負けかけたんだもの』

よし、それは有り難い!

「なら」
『…いいわよ、ただし』
「ただし?」

…何を要求する気だ?

『絶望するわよ敗北するわよ焦燥するわよ、ああ、強いもの、よく退けられたと褒めてあげるわ』
「…何?」
『覚悟なさい怨嗟なさい恐怖なさい、これがあの忌々しい怪物の宝具、武器の始原』


【ランサーの宝具が開帳されました】

◆『原典・軍神五兵』

                                       |i         i
                                     _.. -|:!― 、、    |;.
..:::          ::... ヾヽ     \ヽ            ,.イ   | ヘ  ヾヽ、 !ヘ          ,r'/     ,r'ッ ...::
..::            ::::  ヾヽ     ヽヽ         , ´:    ヽ  >、i ヽr' :〉       ,r',r'     ,r'ッ  ::::
、.              .:: ::.  ヾヽ     ヽヽ..::::::::::::::::..... /.:.:        > 、、レ\∨/.....::::::::::::::::..,r',r'     ,r'ッ  .:: ::.
 `'' -.ヘ         ::.  ::   ヾ     ..:::ヽヽ      :::/..:.:     ,∠  ̄ \ У :::      ,r',r':::..     ッ   ::  .::
`ヽ、  `i       :::. .::       ..::::::  ヽ~!   /,:.:.:    ´//⌒>...,  \|ヽ     !~,r'  ::::::..       ::. .:::
   .`ヽ、/        :::.......    ....::::     i \ _,.l /   /:.:<  >:.:`>-、ヘ!   / i     ::::....    .......:::
             :::  :::::::::::::  ::::     ^¨i/.::/   /:.:.:.:.:.:.:.:`.:.:.:.:/ヾイ:!ヘ、  | i¨^     ::::  :::::::::::::  :::
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ヽ.         ....::::         :::::.... ::::..   ///////i:../小ゝ     ´ ー //////ハ::..  ..:::: ....:::::         ::::....         .,r'
  ` ヽ 、   ...:::             ::::.. ::::::::...` ー====廴ルヘ  ヽ      ,イ//////i .:::::::: ..::::             :::...   、 ,r' ´
. - ,,_  ` ヽ 、_   ,ュ  ,,        ::::..      ゝイ ./=テ=====--vイ==ー "´:::ミi    ..::::       ,,  ュ,   _、 ,r' ´  _,, - .
    `'' - 、_  ` ''' ´ ヘ_||         :::       レ/: :人__)ニニヽ: : ||厂!::::::::::::::::::ノ   :::         ||_ヘ ` ''' ´  _、 - ''´
     ::  `''ヽ、  r-' i    _____ ___.......,, ---≦ヾ、、: : : :.:三三ヽ ||ノE!::::::::::::::::::j   ::::         i '-r  、,r'''´  ::

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         ::::..    . 7__/ /_/,//i!__|_..|//////ハ ̄ ̄   ヽー‐ "´  ////∧ \/// ̄ ̄ ̄/! | i   :::..        ::  :::
        :::::.......    i/////////////////∧/ハー――       ///∧/∧    二二//! | l!
           :::  ::::::::::l/////////////////:.:.∨∧,_____   ////:.:.:∨∧   ___,///!_|_|!
─、         ::    /////////////////:.:.:.:.:∨∧/////   ////:.:. :.:.∨∧  \_/////!//|
─'.         .::  ./////////////////:.:.:.:.:.:.:.∨ヘ ̄     {///:.:.:.:.:.:.:.:∨∧   \;///!//!

ランク:A 種別:対人/対軍/対城宝具 レンジ:1~40 最大捕捉:1~50人

 全天候型万能攻撃宝具。変形機構を備えた赤鉄色の神造兵装。
 複数の戦闘形態を使い分けることであらゆる状況下に対応可能であり、対人、対軍、対城の全ての種別の宝具として運用できるフレキシブル武装。
 更に鍛冶神たるランサーが捕食した武装の因子を解析し、新たな変形機構として、兵器の原典としての属性を有するこの宝具に組込み、再現することも可能。

【防御貫通の『切断』、スタン判定の『刺突』、防壁形態の『打撃』 、全ての敵にダメージを与える『薙ぎ』】

【物理カウンターの『払い』、対城波動砲の『射撃』形態を有し、一戦闘において以下のうち一つの効果を使用可能】

【4ターン経過で別効果に変更可能】


【【切断】:相手の対軍までの防御宝具、スキルを無効化し、相手の【耐】に-2の補正】

【【刺突】:有利取得時にスタン判定を行い、成功した場合次ターンの相手攻撃判定を行わない。【敏】に+1補正】

【【打撃】:有利を取得した場合の次ターンで相手が有利を取得した場合、その結果を均衡に変化させる。【耐】に+2補正】

【【薙ぎ】:多人数戦時、戦闘結果を各陣営とのものに置き換える。相手の全ステータスに-1補正】

【【払い】:相手が【筋】【敏】を選択した状態で不利を取得した場合、カウンター判定を行い、成功で自陣営も【有利】を獲得したとする】

【【射撃】:相手陣営全てに負傷判定を行い、相手陣営の宝具で取得する補正に-1補正】


【またランサーが自己改造で取り込んだ宝具はこの宝具にコピーされる】

【コピー対象のランクは問わないが、神造兵装に関してはランクによらずコピー不可】

【申し訳ないですがちょっと頭回らなくなってきたので本日ここまで、おつかれさまでした】

【次回は対ランサー戦の相談から】

【はい、申し訳ないですが本日お休み。明日頑張ってランサー戦まで終わらせますので】

【再開】

蚩尤、…まあ、想像はつく。神に挑んだ怪物ならば、武器の神、文明の神であれば、まあこれくらいのモノは持っている可能性はあっただろう。

「…ただ、強制的に一対一の状況に持ち込まれるのは厳しいな」
「そうじゃの、特に此方は対抗できる手段を持ち合わせてはおらぬ」
「俺の宝具で一か八かだけどよ…、相手が知ってたら使いもんになんねえ」

…そんな特殊な宝具なのか?

「…今んところ二騎潰してっからな、勝ちの目がなくはねえが。…そういやオタクら、俺の真名は」
「ああ、ちびの仕立屋、だろ?」
「…ッあー、マジかあ、畜生め」

? いったいどういう事だ?

「なら隠しててもしゃあねえな。おい、マスター、キャスター、こいつらに教えるけど別にいいだろ?」
「構わん!」
「まあ隠す必要のない情報であるしの」
「だな、で、これが俺の宝具だ」

◆『一撃で七殺!(セブンライブス)』

            ` .,-――l          l 〕 =---≦ 、_}\      \  |
              ` .,_l          l.、        \   ̄ ̄\  l  `≦=-ミ
:、                ` l         l//>  斗--―    -- 、        \
 `   .,                l         lく///>≠   / /         ̄\   \
    /_>、            l           l'. `〈/,厶  /  .l     /       \
ー=  ̄    \                   ‘、 〈 ハ≠   lイ  N        <
         `¨¨”                   ヽ V.゙   、/ /| {  / }、 ,   i .「
                              l   V'.  l }ミx | l!./|  V\ /}Λ | \
         /                      ,  lハ .l l { L㍉}i、| i   i、 、    ヽ
   _ イ                          レハトl‘ ゞ--寸}l!ィ ト、| \ハx   .ト.l
ア ̄          ――-   .._           , }//!   `  '"Lノ | ィ抖≦   .{
'                                V// l  〕、     ‘.|≦ヲ , ” |/へ{、ト .,
                                 V /.!'、 ヽ ` 、 ノ   イ .Λ   /
                               \   V /l、 > ..二´  イ |  /  }/}/
                  \            \  V/lく>、/|       |ハ.'
  /≠r―-    _ r   ̄ ̄\            \ Vl >'┘
/  VΛ         `  .,___> .,            \´
     、ム                 ` .,          \

ランク:E-~A  種別:対人宝具 レンジ:1~3 最大補足:7人
 一撃で七つの命を殺した逸話が宝具になったもの。
 元になった逸話の性質上、最初は何の威力もないただの打撃だが、武勇、つまり、勝利を重ねるごとに徐々に成長していく。
 最終段階までいくと、巨人二人を相手取ったとしても、無傷で倒せるほどの威力に強化される。
 しかし、その性質ゆえ、ライダーの真名が知られていると効果がない。
 また、ライダー以外、誰一人としてこの宝具を振るったところを見たことがないという逸話から、この宝具の一切の詳細は隠匿される。

 【戦闘結果に+補正。また、消滅させたサーヴァントの数に応じ、+補正が上昇する】

 【自らの手で5体のサーヴァントを消滅させた場合、それ以降の戦闘では発動時、必ず勝利する】

 【この宝具はライダーの真名が判明していない状態では一切の情報が隠匿される】

 【ライダーの真名が判明しない限り、【怒り猛る一角獣】の情報も秘匿される】

 【ライダーの真名を知った陣営にこの宝具は使用できない】


ああ、確かにこのライダーらしい宝具でもあるな。

「…なるほどな。何だか申し訳ない」
「謝る必要はねえっつうの、それも一つの作戦だ、寝首掻かれてから怒んじゃねえぞ」
「負けず嫌いなのよ、この男は」
「うっせえぞキャスター」

…この宝具をランサーが知らなければかなり有利だが。

「どうだろうねえ、で、俺たちはランサーの現在地を分かってるわけだが、もう行くかい?」
「ああ、そうだな…」

21:45から↓2まで、何かしておくことはありますか? なければ「なし」と記入

ランサーを倒した後の停戦期間とか?
あと、逆に倒せなかった場合はどうするか。

>>949 ランサー討伐関連

「ランサーを倒した場合の停戦期間、及びランサーを…」

言葉が詰まる。倒せない、その可能性もあると気付いたからだ。
…そしてランサーの意図は分からないが、これほどの相手、その場合生き残ることはまず叶わないだろう。
左腕が少し震える、喜多見やご先祖が少し言葉を詰まらせている。

「倒せなかった場合、どうするか、ぴょん」

だが、私の後を引き継ぐようにセイバーは続けてくれた。

「ああ、十分にあり得るぜ、それは。そしてその場合」
「おそらくですが私たちは生き残れません、いえ、その場を逃げ切ったとておそらくランサーの願いはこの世界を破壊へ導くものであるでしょう」
「…」

重い沈黙があたりを包む。じっとりとまとわりつく霧がそれを助長するようで。

「…今それを考えていても仕方がない、まずは決めることを決めるべきだ」

プロシューダの言葉がその重さを一瞬だけ断ち切った。

「…そうだな、では、まず休戦期間だが」


直下

123:1ターン
456:2ターン
789:一日

7:一日

「一日、でどうだ?」
「無論、此方の結界を作る必要があるのでのう、その程度のハンデは許してほしいものじゃが」

…一日か、それだけあれば準備もできるだろうが。

22:05から↓2、受け入れるかどうか、ただし該当コンマが失敗以下の場合は強制的に一日


直下、ランサー倒せなかった場合の策、成功以上である、失敗でなし

受け入れる

2:策なし【敗北時にGAME OVER か続行するか決を採ります】

>>957 受け入れる

…相手に作らせる分は仕方がない、か。

「了解した、その案で行こう」
「うむ、ならばあとは」
「ランサー討伐、だな」


直下、このまますぐに戦闘可能か、成功以上で戦闘可能、失敗で一回だけランサー行動【行動早め】+2

3:一回だけランサー行動

直下

123:察知
456:相談
789:休息

4:相談

霧の中心地、そこで怪物と化したランサーは肩に負うサンドラへ問いかける。

「さて、奴らは来るだろうかな」
「来るよ、人っていうのはそういうもんだから」
「そうか」

静かな、異様なほど静かなその会話。一切の熱はなく、一切の昂ぶりもなく、だというのにどこか周囲は緊張に満ちていた。

「…マスター、奴らに勝てると思うかね」
「まあ、七割くらいは勝てるんじゃないかな、私の試算だけど」
「それはどの程度の情報を孕んで」
「そうだね」

直下、サンドラ入手している情報【時間経過】-1

123:↓+ライダー宝具まで
456:↓+セイバー宝具まで
789:キャスター宝具まで

2:ライダー宝具情報まで

「もちろん、全陣営の情報を知っているからだよ」
「…まったく、君を人間にしておくのは惜しいな」
「やめてよね、私は人間がいいんだから」

【俯瞰症候群】
その優れた知能故に感情が希薄で、これといった表情を見せない。
ただし、スーパーコンピューターに近いその頭脳は僅かな情報からも回答を導き出す。

《スキル、宝具を開示したサーヴァントの現在情報を判定で入手可能》

《コミュが不可能》

「何故それほど人間にこだわる?」
「だってさ、生まれたころから頭が良くて運動もできて、周りの人間がずっと私より下なんだ、そりゃおかしくもなるよ」
「超越者であるが故、か」
「そんなたいそうなもんじゃないよ。私はずっと巨人の背に乗せてもらってただけだ」

サンドラは霧の向こうを見透かすようにつぶやく。

「生まれつき巨人の背に乗ってたんだ、そんな人間、誰も受け止めてくれやしない」
「私の世界なら」
「生憎、私は人になりたいんだ。神様ってのは好きじゃない。君には悪いけどね」
「…そうか」

静かに、静かに、霧の中には静寂が満ちて。

「私は人を殺す」
「そうだね、その結果がそうなるんだったらそれは仕方がないことさ」
「…君は」
「そこまでにしておこう、それに君は人が嫌いだけど人を全滅させようとは思っていない、そうだろ?」

そして、二人の姿は霧へと、溶けて。

【他陣営の行動を終了します】

そこへ、霧を掻き分け、現れる。
陽光が、暗闇が、堕ちた神へと向かい来る。

現れたその姿にランサーは立ち上がり、その巨躯が霧の中へ影を落とす。

「来たか、人共よ」
「来たね、人達よ」

放つ畏怖は戦乱の恐怖、死と戦い、原初の恐怖が陽光めがけ降り注いだ。


【災禍兵乱の妖星】判定、失敗以下で【重圧】

直下、1の位、セイバー【対魔力B】+2、10の位、ライダー【勇猛B-】+2

↓2、キャスター

9:セイバー阻止

6:ライダー阻止

4:キャスター【ヤタノカガミ】使用、阻止

だが、その重圧を受けてなお。

「負けるわけにはいきません、…ぴょん!」
「はは、巨人なんざ二人も倒したっつうの!」
「…危ないところじゃッたのう!」
「まあ私は受けたところでどうということもありませんが」

光は霧を照らし出す、その淀みを暴き出さんと。

「…ふむ、人にもそれなりの意地はあるか、いいだろう」
「慢心はしない、かかっておいでよ」
「我は戦乱の象徴、地を蝕みし毒の怪、そして我が名は武の起源!」

衰えない光に、ランサーはその四つの腕に宝具を握る。

「【原典・軍神五兵】ッ!!!」

《クラス》ランサー

【真名】:蚩尤
【属性】:混沌・善

【筋】:B+
【耐】:A
【敏】:B
【魔】:A
【幸運】:E
【宝具】:A

                _ _____,  |////Λ\_〉      ト、  }//,〈工〉
            /_\       \l/////Λ/rーヽ    l}: \}///〈工〉
          / :///Λ \____\////Λl\__,〉    \: \//〈工〉
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            | |'////Λ  | /ll    \  \/Λ\/_7       l_〕、 \/〉
            | l'/////Λ }/》 ー====\  \ }777,}/ ̄ ̄ ̄/ \/{l_/〉   -‐―――┐
            | |///////! }/   ー=====\__i}\ /∧  ―<{     ∨∨/__/ ̄ ̄ ̄ l|___
          \\/////} {              }  ∨∧    \   Ⅵ′/l| -====- |二二 \
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               ̄ ̄/l三l /〈 ̄\  |/l \〉-=ミV\}:::`ー|_rヽ}、{l / _     /_____|  ̄ ̄ l:Λ
                  /   / / \//\l/ \/  ̄ ̄|‐ヘ:\r=={「lーlΛ〔《l〕  /二\/Λ_,/l'/Λ
            /\ 〈/ ̄|_/_/    ∨//{ _〈_》|_     |ハ   ̄ ̄l\} l/Λ〔《l〕/\ \\/\ :ll///}
           /    }/ー‐r'//Λ   .:/V/ 〈_》 //\__|=}      }  }__「}__,}_/ \〉  :\〉//\\:〈
        /   r'ー―‐'ミ///Λ_/_/`ー‐ァiK/ ≫-/}V \   } l|ヲ⌒丶   //\__{ ̄\<>\ \
          |  :/ ̄ ̄ ̄ ̄\/´\,/   __∠lΛ_\///l} \ \_,}=l|ノ   .:l\ ://  // \_:\//〉   \
        \/ /三{ ̄{ ̄l\〉-‐=ニ二 ̄〔〕|//\_\//l}   /`ーァ<´    〈;//7{l  // // \  ̄\   \
.          / /// ̄\「 ̄ヽノ} -==-  __∨/:\ノ⌒lー/==f/ヽノ ノ\-===\//\{:{ :/ /  / __ \   \
          /  {/ { ___|ーrく」ノ}    /   //¨\`ー‐《XX///\ \  /´ ̄ \{ l   / :/_ r‐rー―┐   \
.        |   |/∧{三{工三}」ノ} - /   // o    ̄7l二二l-l     \ \′    `⌒ヽ} 〈:. |__l三l工 }    \
.        |  V/∧ニl{工三}」ノ} /   /|ヽ|       //|    | :|   )   |  |=========ミ  \,〉:. {三l工 }     :|
.        |   ∨ Λ={工三}」ノ'    / / :〈        // l|    | :| ∧⌒):|   |          \    ̄ {三l工 }      :|
         \==彡// >-/     <> / 〈 / \     // :l|    | :| 〈__乂) l   |           \:  └┴―'     :|
         \   ̄ /      /   ∨///,l   //  l|    |_:| └┘:/  |            \________|
            ̄ ̄|       /      \/{  ://    l|――| :|   /   /
               |__,/        /|/\{/    /l===/}〈__,/\  :/
                     /         / /:\/\   :/:/==//  \ /l/

【特徴】元神霊・怪物

霧の中で、光を求める戦いが幕を開ける。

「…セイバー」
「何でしょう、ぴょん」
「私は、なんのために戦ってきたんだったかな」
「…貴女自身のために、ぴょん」
「…ああ、そうだな、私のために。…そう、それだけでいいのかもしれないな。…行くぞ」
「…はいっぴょんっ!!!」


直下、【原典・軍神五兵】判定、成功以上で【打撃】、失敗で【薙ぎ】

【轟く閃光の神剣(クラウソラス・アガートラーム)】を使用するか、23:20から多数決、先に3票

【轟く閃光の神剣(クラウソラス・アガートラーム)】使用

【セイバー】

【筋】:4
【耐】:4
【敏】:5
【魔】:3
【幸運】:2

◆対魔力:B
 クラス特性。魔術に対する抵抗力。魔術詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術・儀礼呪法などを以ってしても、セイバーを傷つけるのは難しい。

 【ランク分の【魔】による攻撃にマイナス補正】

◆騎乗:C
 騎乗の才能。大抵の動物、乗り物なら人並み程度に乗りこなせる
 ただし、魔獣クラスは乗りこなせない

 【騎乗時、【敏】にランク分÷2のプラス補正】

 【騎乗時、撤退時の令呪使用数判定でランク分÷2のプラス補正】

◆怪力:D
 魔物、魔獣のみが持つとされる攻撃特性で、一時的に筋力を増幅させる。
 一定時間筋力のランクが一つ上がり、持続時間は「怪力のランク」による。
 セイバーの介添人の中には、人間だけでは無く巨人の家政婦や妖精、魔獣等魔の属性を持つ者も多かった。
 現在のセイバーの肉体は彼らの情報によって構成されている為、魔の属性を得たうえで怪力を獲得している。

 【戦闘時のみ、ランク分のターン【筋】に+2補正】

◆心眼(真):B
 数多の敵との戦いによって培った洞察力。
 窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、その場で残された活路を導き出す戦闘論理。
 特にセイバーは敵の事前情報との差異が有ったとしてもリアルタイムに状況を修正、弱点や急所を見つけ出し、攻め立てる術に長けている。
 常に相対した敵が「秘密の方法」を用いねば倒せない等、宝具である己の剣に頼れない状況が多かったことに由来。

 【相手サーヴァントが取得した最終値が自分が取得した最終値と誤差スキルランク-2以内の場合、均衡に持ち込むことが可能】


◆『夜明け告げる不敗の剣(クラウ・ソラス)』


【『誓え、戦士の誇りを』を三つ行使する事で封印解除】

【封印解除後、戦闘時、補正+1】

【上記に加え、敵が巨人の属性を持つ場合、さらに補正+1】

【敗北確定時、または敵の聖剣、魔剣、宝剣の宝具が使用された場合に、一戦につき一回のみ使用可能】

【敗北時に使用した場合、敵有利カウントを強制的に1に引き戻し戦闘続行】

【敵の聖剣、魔剣、宝剣の同ランクまでの宝具ならば宝具一回分の魔力で、『夜明け告げる不敗の剣』以上のランクの宝具ならば宝具二回分の魔力を消費することで相殺可能】


◆『轟く閃光の神剣(クラウソラス・アガートラーム)』


【『誓え、戦士の誇りを』を三つ行使し、さらに令呪を以って二つの制約をセイバーに課す(計五つの制約を纏う)事で使用可能】

【使用可能回数は一シナリオに一回のみ】

【相手の陣地効果を破壊する】

【相手の戦闘有利数に-2を与える】

【相手の全ステータスに-4の補正】

【戦闘終了時、相手に令呪、あるいは消滅回避スキル、宝具がある場合であろうと高確率の消滅判定を与える】

【戦闘終了時、セイバーに高確率の消滅判定を与える(令呪で可能性上昇可能)】


【騎乗礼装・サイクロン】

貴女の伝手で入手された魔術的強化のかかった改造バイク。
風圧による強化及び遠隔操作も可能。乗ってても変身は出来ない。

《騎乗礼装として使用可能》

《【騎乗】による効果でこの礼装を破壊する必要は無い》

《【騎乗】の効果による+補正をランク-1に変更する》

次スレ: 【二次創作聖杯戦争】Pastime Game 38【募集鯖鱒】 - SSまとめ速報
(https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1463667824/)

【ライダー】

【筋】:4
【耐】:1
【敏】:5
【魔】:1
【幸運】:5

◆対魔力:E
 魔術に対する守り。
 無効化は出来ず、ダメージ数値を多少削減する。

 【ランク分の【魔】による攻撃にマイナス補正】


【キャスター】

【筋】: 1
【耐】: 2
【敏】: 3
【魔】: 5
【幸運】:4

◆ 『偽証:天照大神』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1

キャスターは天照大神ではない。
しかし、現代では彼女が天照大神と同一であるという論調があるようで結果的に彼女は「天照大神」という殻を埋め込まれてしまった。
ただし、あくまで殻であり、彼女が天照大神であるという事実は無い。

【後述の三宝具を使わない場合魔力消費なしで常時発動しているスキル】

【真名看破を持つサーヴァントが彼女に対してそのスキルを使った場合彼女は「天照大神」として扱われる。】

【Eランクの【神性】を付与する】

【日本のサーヴァントに対して友好判定にプラス補正】

【アメノムラクモ、ヤタノカガミ、ヤサカニノマガタマの3つの宝具を宝具一回分の魔力使用で追加使用できる】

アメノムラクモ:戦闘時判定にプラス2補正。

ヤタノカガミ:発動時、一度限り自陣営に不利な判定を無効化する。

ヤサカニノマガタマ:消滅判定時一度だけ身代わりとなる。身代わりとなった後この宝具は砕ける。

 *これら3宝具はあくまでニセモノであり、キャスターも担い手では無いため、本来のモノとはランクも格段に離れている。


【プロシューダ】

【体】:4
【心】:3
【知】:1
【質】:2
【運】:1

◆エンチャント:B
 他者や他者の持つ武器に、強力な機能を付与する。
 基本的にはマスターを戦わせるための強化能力。
 ウォッチャーが持つ本来の機能の一端。
 本来の機能はゾロアスター教を基盤とした魔術によるもので、基本的に聖火の付与や自然による物の強化を得意とする。

 【宝具一回分の魔力を使用することで、ランク分のターン数、指定したマスターの身体、精神、魔力等の判定に+2補正】

 【マスターがサーヴァントと戦う場合、宝具一回分の魔力を使用し、ランク分の-補正を無効化する】
 
◆対神性:D
 神性を持った相手のパラメーターをダウンさせる。
 Dランクでは幸運以外のステータスを1ランクダウン。
 ただし、特定の神性に対しては効果はない。
 ウォッチャーが持つ本来の機能の一端。
 本来の機能は根本教典の能力の応用的な利用による、他宗教の否定を主とする。
 
 【【神性】を持つサーヴァントの【運】を除くステータスにランク÷2分の-補正】

【ランサー】

【筋】:5
【耐】:5
【敏】:4
【魔】:5
【幸運】:1

◆対魔力:A
 A以下の魔術は全てキャンセル。
 事実上、現代の魔術師ではランサーに傷をつけられない。

 【ランク分の【魔】による攻撃にマイナス補正】

◆神性:C
 元は強大な権能を有する龍神であったが、その身を赤鉄の怪物に貶めた為
 神霊としての適性が大幅にランクダウンしている。
 現在は水神、川神よりも軍神、鍛冶神、武器神としての神霊適性を帯びている。

 【【神性】を持たないサーヴァントとの戦闘で結果にランク÷2分の+補正】

◆『原典・軍神五兵』
ランク:A 種別:対人/対軍/対城宝具 レンジ:1~40 最大捕捉:1~50人
 全天候型万能攻撃宝具。変形機構を備えた赤鉄色の神造兵装。
 複数の戦闘形態を使い分けることであらゆる状況下に対応可能であり、対人、対軍、対城の全ての種別の宝具として運用できるフレキシブル武装。
 更に鍛冶神たるランサーが捕食した武装の因子を解析し、新たな変形機構として、兵器の原典としての属性を有するこの宝具に組込み、再現することも可能。

【4ターン経過で別効果に変更可能】

【【薙ぎ】:多人数戦時、戦闘結果を各陣営とのものに置き換える。全ステータスに-1補正】

【またランサーが自己改造で取り込んだ宝具はこの宝具にコピーされる】

【コピー対象のランクは問わないが、神造兵装に関してはランクによらずコピー不可】


【判定は次スレで行います】

【また、ライダー、キャスター、プロシューダの戦闘結果は簡略判定で】

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