モバP「ニューウェーブのいる日常」 (39)

ガチャ
モバP「ただいまー」

大石泉「おかえり、晩御飯できてるよ」

土屋亜子「おかえりー、風呂もすぐ入れるよ」

村松さくら「お帰りなさぁい」

モバP「晩御飯なんだ?」

泉「カレーだよ」

モバP「そうか」

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泉「先ごはんにする?」

亜子「お風呂にする?」

さくら「それともさくらぁ?」

モバP「じゃあさくらで」

さくら「え」

モバP「さくらで」

さくら「…」オロオロ

モバP「…」(考えてなかったのか)

さくら「イズミン、亜子チャンどうしよぉ?」

泉「さ、さぁ…?」

亜子「とりあえず撫でてもらったら?」

さくら「おぉ!プロデューサーさぁん、撫でて下さぁい!」

モバP「お、おぅ」ナデナデ

さくら「えへへぇ」テレテレ

モバP(可愛い)ナデナデ

泉「で、どっちにする?」

モバP「じゃあ飯で」

泉「わかった」

亜子「今日はそう言えばエイプリルフールやね」

モバP「そうだな、何かさくらを驚かそうかな…」

亜子「あんまりキツいのしたらアカンよ?」

モバP「わかってるって」

ガチャ

さくら「おはようございまぁす!」

泉「おはようございます」

モバP「おはよう、さくら、泉」

亜子「二人ともおはよう」

さくら「プロデューサーさぁん、今日さくら朝は一人で起きてくらしっくを聞きながら経済新聞を読んでコーヒーを飲んでからきたんですよ!」

泉(え?…今朝は私が起こしたし、ニュースの星座占い見て、ココア飲んでたよね?…あ、今日はエイプリルフールか)

亜子(凄い嘘やな…泉と一緒に来てるってことは泉に起こしてもらったんやろうし)

モバP「おぉ、大人になったなぁ」ナデナデ

亜子(あ、乗った)

さくら「えへへぇ」テレテレ

泉(撫でられて喜んでるし…)

モバP「じゃあ大人になったから今日の今度からは仕事に一人で電車に乗って迷わず行けるな」

亜子(Pちゃんエグいな)

さくら「え…」

モバP「ということで今日の仕事から…」

さくら「ごめんなさい、エイプリルフールの嘘です」

泉(あ、あっさり白状した)

モバP「エイプリルフールか…」

さくら「はぁい」

モバP「さくら大変なことしたな…」ワナワナ

さくら「え?」

モバP「さくら、エイプリルフールに年上に嘘ついたら閻魔大王に舌を引っこ抜かれるんだぞ」

さくら「そうなんですかぁ!?」

モバP「そうだぞ」

泉(カウンター食らってる…)

亜子(めっちゃ信じとる)

さくら「来週の歌の収録どうしよう…」オロオロ

亜子(そして心配するのそこかい)

さくら「プロデューサーさぁん、どうしましょう…」オロオロ

モバP「仕方ない、ちっひに頼んでもらおうか…」

さくら「ちひろさんならどうにかできるんですかぁ?」

モバP「ちっひは閻魔大王の元上司だからな、お菓子持っていってお願いしてこい」

さくら「今日お菓子もってないです…」

モバP「ほら、俺のうま〇棒コンポタージュ味あげるから、それ持っていけ」

さくら「わぁい、ありがとうございまぁす」

モバP「早く戻ってこいよ」

さくら「はぁい、ちひろさーん!」テッテッテ

モバP「たまにさくらが凄く心配になる」

亜子「うん」

泉「ちゃんと見とくよ」

テッテッテ

さくら「プロデューサーさぁん、ちひろさん閻魔大王と知り合いじゃないって!」

モバP「うん、知ってる」

さくら「え!?プロデューサーさん嘘ついたんですかぁ?」

亜子「さくら、今日エイプリルフールやで」

さくら「あ、そっか」

モバP「これに懲りたら今日は嘘つくなよ」

さくら「はぁい…あ、そうだ」

モバP「どうした?」

さくら「ちひろさんがプロデューサーさんに『後で財布もって来て下さいね』って言ってましたぁ」

モバP「oh…」

亜子(綺麗に返ってきたな…)

泉(さくらもさくらだけどPもPだよね…)

さくら「プロデューサーさぁん、着きましたぁ!」

モバP「お、結構混んでるな」

さくら「そうですね」

モバP「何からするか?」

さくら「金魚すくいがしたいです」

モバP「金魚すくいか…亜子に怒られそうだなぁ」

さくら「えー、怒らないですよぉ」

モバP「穫った金魚に毎日の餌やりと定期的に水槽掃除をやるか?途中から亜子と泉だけがやってたりしないか?」

さくら「もぉー、プロデューサーさぁん!私をなんだと思ってるんですかぁ!?」

モバP「可愛いさくら」

さくら「えー」

モバP「だって、可愛いぞさくら、可愛い」ナデナデ

さくら「プロデューサーさん、いつもそればっかり言ってるじゃないですかぁ!!」プンプンプクー

モバP「怒ったさくらも可愛いなぁ、笑ってる時のが可愛いけど」ナデナデ

さくら「え?」

モバP「怒ってるさくらより笑ってるさくらが可愛いさくらだぞ」ナデナデ

さくら「そっかぁ」テレテレ

モバP「照れてるさくらも凄く可愛い」ナデナデ

さくら「えへへぇ」テレテレ

モバP「可愛い可愛い」ナデナデ

さくら「あれ?何の話ししてたんでしたっけ?」

モバP「次どこに行こうかって話しだろ?」

さくら「そうでしたっけ?あ、輪投げやりましょうよ!」

モバP「よし、勝負だ」

さくら「負けませんよぉ!」

数分後

さくら「私の勝ちでぇす」どうやぁ

モバP「くそぅ、あのおやじ、可愛いからってさくらだけ輪っかサービスしやがって」

さくら「えへへぇ、次は射的しましょー」

モバP「よし、次は負けないからな」

さくら「次も勝ちますよぉ」

数分後

さくら「腕ギリギリまで伸ばすなんてズルいですよぉ」

モバP「勝てば良いんだよ、勝てば」

さくら「むー」

モバP「そう言えばその財布どうしたんだ?いつものじゃないけど」

さくら「亜子チャンから預かって来ました、今日の晩御飯はさくらが買って帰るんですよ」

モバP「へー、何買って帰るんだ?」

さくら「まだ考えてないです」

モバP「なら歩きながら考えるか」

さくら「はーい」

さくら「あ、たこ焼きだぁ、あれにしましょうよ」

モバP「たこ焼きかー、この前のたこ焼きパーティー楽しかったなぁ」

さくら「…」

モバP「どうした?」

さくら「亜子チャンの作ったたこ焼き食べたくなっちゃった」

モバP「…たこ焼きはやめるか」

さくら「はい」

さくら「あっちにクレープがありますよ、あれにしましょうよぉ!」

モバP「クレープか、この前の…」

さくら「…」

モバP「…」

さくら「イズミンの作ったクレープ食べたくなっちゃった」

モバP「材料買って帰るか」

さくら「おぉ!」

亜子「で、夏祭りもそこそこに、たこ焼きとクレープの材料買って帰ってきたと…」

泉「何しに夏祭り行ってきたの…」

モバP「いや、ちょっとは遊んでも来たんだぞ、作ってもらうから早めに切り上げただけで…」

さくら「リンゴアメと綿菓子も買ってきたよ」

泉「お腹は満たせないよね、それじゃ」

モバP「この通り、最高の食材を揃えております」

さくら「タコは今日、幸子ちゃんが穫って来たやつだよ」

亜子「マジか…というかアタシらに作らす気満々やな」

泉「はぁ…仕方ないか、今すぐ作るから」

亜子「せやね、材料はあるんやし」

さくら「やったぁ!」

さくらを愛でたい
全力で愛でたい

泉と亜子の家事してる姿をボケーっと眺めてたい
半日くらい眺めてたい

残りの半日は一緒に食事したり、どこかに出掛けたい

亜子に買い物を要求されつつ、使いすぎを注意されたい

モバP「暇だな…」プニプニ

亜子「せやね」

さくら「スー…スー…」

泉「遊ぶにもさくら寝ちゃってるしね」プニプニ

さくら「ハム…」カプ

モバP「あぶな」スッ

モバP「さくらに少しなめられた指ってどうすればいい?この指でさくらのほっぺつつくわけにはいかないし」

亜子「拭き取れば?」

モバP「それじゃあさくらの唾液が汚ないみたいじゃん」

亜子「えぇ…」

泉「なら自然乾燥?」プニプニ

モバP「リチャージ長過ぎないか?」

亜子「そもそも結構つついてんねんし、もう
ええんちゃう?」

泉「つついてる指を食べられた時点でつつき時間は終了だよ」プニプニ

モバP「なんだそのルール」

さくら「ハム…」カプ

泉「あ…」スッ

モバP「泉も終わりだな」

泉「…よし、さくらのほっぺを作ろう!」

亜子「え?」

モバP「いいな、それ」

亜子「マジで?流石にやめといた方が…」

泉「ほら、コンビニにあるでしょ?ほっぺみたいなプニプニ感のお菓子」

亜子「んー…お菓子かぁ、さくらは子供向け料理番組してるし確かに売れそうな気がせんでも…」

さくら「ん…おかし?」ムク

モバP「おはよう、さくら」

さくら「おはようございまぁす」

泉「おはよう」

亜子「おはよ」

さくら「イズミン、亜子チャンおはよう」

亜子「にしてもよう寝てたな」

さくら「そんなことないよぉー」

モバP「もう午後の4時だぞ」

さくら「えー、本当ですかぁ?」

モバP「時計見ろ時計を」

さくら「本当だ」

泉「えっと…御昼で候終わった頃には寝てたから…」

亜子「え、二人とも二時間くらいさくらのほっぺつついてたん?」

さくら「さくらのほっぺをそんなにつついたら痛んじゃうよぉ」

泉「桃じゃないんだから…」

モバP「な、作った方がいいだろ?」

亜子「確かに…でもそれやったらお菓子じゃない方がええんちゃう?昔あった∞ぷ〇ぷちみたいな」

泉「確かにそれも悪くはないけど…」(さくらでマウスパッド的なのものを作られたら嫌だし)

さくら「おかしの方がいいなぁ」

泉「ほら、さくらもこう言ってるし」

亜子「それさくらがおかし食べたいだけやん…」

さくら「うん」

モバP「さくらは正直だなぁ」ナデナデ

さくら「えへへー」テレテレ

泉(どうしよう…お菓子以外ならマウスパッド的なの物になる可能性が高くなるだろうし、マウスパッドの画像を見せた方がいいかな?)

モバP「仕方ない…ちょっと待ってろ」スクッ

亜子「どうしたん、急に」

モバP「亜子、世の中にはこういうものを作る輩がいるんだ」トン

おっ〇いマウスパッド『マイドー』

亜子「え…」

泉「と言うかこれって…」

さくら「亜子チャンだぁ」

さくら「でも亜子チャンのもっと大きいし柔らかいよ」ツンツン

モバP「明らかにボリューム足りてないよな、それ」

泉「マウスパッドだし、本物サイズあっても困るでしょ」

さくら「そっかぁ」

亜子「Pさん」ニッコリ

モバP「…なんでございましょう?」

亜子「なんでアタシのこんなものがあるんですか?」ニッコリ

モバP「そ、それは…」

泉「じつはね、ちょっと前にそれを販売したいって言ってきた会社があってね、しかも試作品をこっちの許可なく1つ作ってまで来たんだ」

モバP「んでもって、俺はそんなの売れるかーってキレたら、あっちは予算かけて作っただの逆ギレ起こされて揉めて大変だった」

泉「そして私は商品データに関するもの全て消去する様に頼まれちゃって、パソコンや印刷機にあったデータを消してとそのデータを消したというデータまで消して…」

亜子「Pさん」ニッコリ

モバP「…なんでございましょう?」

亜子「なんでアタシのこんなものがあるんですか?」ニッコリ

モバP「そ、それは…」

泉「じつはね、ちょっと前にそれを販売したいって言ってきた会社があってね、しかも試作品をこっちの許可なく1つ作ってまで来たんだ」

モバP「んでもって、俺はそんなの売れるかーってキレたら、あっちは予算かけて作っただの逆ギレ起こされて揉めて大変だった」

泉「そして私は商品データに関するもの全て消去する様に頼まれちゃって、パソコンや印刷機にあったデータを消してとそのデータを消したというデータまで消して…」

モバP「その後ちっひに圧力かけてもらうまでしてもらったから流石にもうこれは生まれないと思う」(後でエナチャ2箱買わされたけど)

泉「本当は会社のハードディスク全部電子レンジに入れたかったんだけど…」

モバP「できればそれ作った部署も潰して欲しかったな」

さくら「大変だったんだねぇ」

モバP「凄い大変だった」

亜子「そんなことがあったんや…Pちゃん、泉、ありがとう」

泉「ううん、どうってことないよ、こんなこと」

モバP「当たり前だろ、俺はお前のプロデューサーなんだから」

モバP「その後ちっひに圧力かけてもらうまでしてもらったから流石にもうこれは生まれないと思う」(後でエナチャ2箱買わされたけど)

泉「本当は会社のハードディスク全部電子レンジに入れたかったんだけど…」

モバP「できればそれ作った部署も潰して欲しかったな」

さくら「大変だったんだねぇ」

モバP「凄い大変だった」

亜子「そんなことがあったんや…Pちゃん、泉、ありがとう」

泉「ううん、どうってことないよ、こんなこと」

モバP「当たり前だろ、俺はお前のプロデューサーなんだから」

亜子「確かにこんなもの作られるのはちょっとな…」

泉「でしょ?」

亜子「ちひろちゃんにも後でお礼言っとかないとね」

モバP「まぁチッヒも亜子の為ならで快くしてくれたしな」

亜子「でもなんでPちゃんはその試作品をもっとんの?」

モバP「…」

泉「そう言えば試作品の処理はしてなかったね」

モバP「ほ、ほら、写真は本物の亜子の写真使われてるし、捨てるとか燃やすだとかするのは忍びないなぁって」

亜子「ならアタシが捨てても燃やしてもええよね、アタシの写真やし」

モバP「え」

亜子「ええよね?」

モバP「はい…」

さくら「おかしは?」

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