のび太「なかもう、全部どうでもいいや。だろ？そう思わないかい？」

のび太「ドラえもん！」

ドラえもん「なんだいのび太君」

のび太「ドラえもんの主人公を出木杉に変えてくれないか？」

ドラえもん「なんだって！？」

のび太「出木杉を主人公にしてやるんだよ。もちろん、ドラえもんは出木杉の補佐をしてやってくれ」

ドラえもん「そ、それじゃあのび太君は！？」

のび太「僕はクラスのモブキャラに成り下がることにするさｗｗ（自嘲）」

ドラえもん「本当にそれでいいのかい？他人からの評価なんてきにすることないんだよ？」

のび太「いや、そうじゃない。僕がやりたいことなんだ」

のび太「だから、協力してくれ」

ドラえもん「……うーん、嫌になったらすぐに言うんだよ・」

のび太「ありがとう」

朝

出木杉「うーん、よく寝たなあ」

ドラえもん「おはよう。ピッタリ六時半だよ」

出木杉「いつもこの時間に起きるんだ」

ドラえもん「余裕を持つってことはいいことだね」

出木杉「朝ごはんを食べた後は、本を読んで、それから学校へ行くんだ」

校門

しずか「出木杉さぁーん！」

出木杉「あ、しずか君！」

しずか「それじゃあ一緒に行きましょう？」

出木杉「うん、そうだね」

しずか「ねえ出木杉さん、シェイクスピアって面白い？」

出木杉「面白いよ。なんていったてね……」

授業中

先生「それじゃあ次の問題を……野比君！」

のび太「は、はいっ！」

先生「答えてみなさい」

のび太「え、ええ、分かりません」

先生「はあ。それじゃあ出木杉君」

出木杉「答えは（２、３）です」

先生「うむ、いつも感心するな」

クラスメイト「SUGEEEEEEEEEEEE」

出木杉「いやいや、ははは」

昼休み

しずか「出木杉さん、何してるの？」

出木杉「野鳥の生態について調べてるんだ。山に出て野鳥観察っていうのもいいものだからね」

女子たち「わあああああ！ステキー！」

出木杉「なんのなんの」

放課後

出木杉「さーて、今日はどうしようかな」

しずか「出木杉さんは予定決まってないの？」

出木杉「うん、実はそうなんだ」

しずか「だったら私の家で一緒に勉強しない？」

出木杉「いいとも！」

しずか「うーん、この問題難しいわね……」

出木杉「その問題はね、ここをこうしてこうやって考えると……」

しずか「ああ！答えられたわ！ありがとう出木杉さん！」

出木杉「どういたしまして」

夕方

ドラえもん「やあ出木杉君！今日はどうだった？」

出木杉「実に充実していたよ！」

ドラえもん「そうかい。それはよかった」

出木杉ママ「ごはんよー！」

出木杉「もう夕食の時間らしいね。さあ、行こう！」

ドラえもん「うん！」

出木杉「後は、予習と復習をして、天体望遠鏡で天体観測をして寝ようかな」

ドラえもん「歯磨きは？」

出木杉「もうしてあるよ」

ドラえもんスレ
４１．出木杉主人公ｗｗｗｗｗｗｗｗ
４２．これは新しいｗｗ
４５．まあ新鮮だわな
４９．のび太じゃなくて出木杉か。なんかなー……
５１．のび太はクズでむかつくから、主人公が出木杉になってうれしいわ

翌日

ジャイアン「おいのび太！一発殴らせろ！」

のび太「やめてよジャイアン！」

ジャイアン「うるせえ！」

出木杉「あ、あれは！」

出木杉「暴力はやめるんだ！武君！」

ジャイアン「で、出木杉！」

出木杉「暴力では何も解決しないんだ。ストレスがたまってるからといって暴力を振るってたら、憎しみと悲しみの連鎖を生み出すだけだ」

出木杉「それをスポーツなんかで解消したほうがずっといいよ！」

ジャイアン「まあ、出木杉が言うんなら」

のび太「ありがとう！出木杉君！」

女子たち「キャー！かっこいー！」

出木杉「ははは……」

翌日

出木杉「うーん、どうしようかな」

ドラえもん「何か困ってるの？道具でも貸そうか？」

出木杉「いや、気持ちは嬉しいけど遠慮するよ。道具の力に頼って物事を解決しても、それは自分の力で解決したことにはならないんだ」

ドラえもん「出木杉君、君は立派だよ！」

翌日

出木杉「今日は図書館にでも行こうかな」

老人「よいしょよいしょ」

出木杉「あの荷物は重そうだな」

出木杉「すいません！手伝いましょうか？」

老人「ありがとうね」

出木杉「いえいえ」

翌日

ジャイアン「くそっ！野球のメンバー一人足りねえぞ」

スネ夫「どうする？」

ジャイアン「それじゃあいつもどおり」

出木杉「野球？僕も仲間に入れてよ！」

ジャイアン「おう、出木杉！もちろんだぜ！お前がいれば確実に勝てる！」

スネ夫「あ出木杉にすんのね」