ジータ「学園ラブコメ……?」 (22)



グラブルSS イベントに触発されたので
ジータちゃん主人公、百合限定
R-18要素などご注意

↓1? ヒロイン五人指定 一つの安価で一人まで。役も指定可能 書けないと思うキャラは再安価

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1459445519

ミスっす
↓1、2、3、4、5で一人ずつグラブル女性キャラからヒロイン指定ってことで

メルゥちゃんは採用であと四人

メルゥ
サラーサ
アリーザ
ソシエ
ヴィーラ

の五人で決定。後々、あと四人決定しま

次にヒロイン五人の役をコンマで、上に挙げた順番で決定。

コンマ末尾が
0 幼馴染み
1 義理の姉妹
2 後輩
3 先輩
4 ルームメイト
5 ライバル
6 クラスメイト
7 憧れの人
8 先生
9 何らかの職員
ゾロ目 恋人もしくは親密な仲

↓1、2、3、4、5 ゾロ目以外がかぶったら、空いている一番低い数字を適用

メルゥ クラスメイト
サラーサ 義理の姉妹
アリーザ 先輩
ソシエ 幼馴染
ヴィーラ 憧れの人

で、初期設定は確定

追加の四人は、空いている番号が小さい順から役を決定
本編は書き始めるので、その途中いつでも指定してくださいな


 忘れていたのかもしれない。
 知らなかったのかもしれない。

?『――タ!』

 でも私は確かにそれを覚えていた。

 矛盾するかもしれない。
 そもそも間違いなのかもしれない。

 でも、私は確かに聞いたんだ。

?『ジータ!』

 私の名前を口にする、女の子の声を。



『一章 平穏な生活とはじまる異変  を開始します』
  警告! 選択肢を誤ると、主人公、ヒロイン、登場人物、ひいては世界が危機にさらされます
      慎重な選択を

 刃が閃く。
 私の腹部を狙った、鋭い剣筋。紅い剣が私へと迫る。

ジータ「……」

 ここは、冷静に。一歩下がり回避。剣が通りすぎるのを見計らい、前へ踏み出す。
 ――チャンス。そう思うと同時に、何度も繰り返した型に従い身体が動く。踏み込んだ足でふんばりまず鞘を振るい、その影に潜ませるように剣を追わせる。

?「ふむ、やはりジータさんはいい動きをしますね」

ジータ「っいた!?」

 防御を想定した二段構え。でも相手はそれを、たった一振りであしらった。
 鞘と剣。その二つを真紅の剣であっさりと打ち落とされてしまう。
 思ったよりもずっと体勢を直すのが早い。

?「はい、今回は私の勝ちですね」

 首筋にぴたりと冷たい感触。
 負けてしまった。それも実戦では致命的としか言い様のないミスで。
 苦笑混じりに私は両手を挙げ、降参。すぐに首へ当てられていた刃は引っ込んだ。

ジータ「うーん……ヴィーラさんってやっぱり強いね」

ヴィーラ「それはあなたもです、ジータさん」

 鞘に剣を納め、前を見る。
 制服の上着を脱ぎ、シャツとスカートという身軽な格好になった少女。ヴィーラが澄まし顔でそこにいた。
 彼女もまた剣をしまうと、汗で額に張り付いた髪を直し、目が合った私へ微笑を見せる。

ヴィーラ「同じ二年生でここまで戦える生徒なんて、数少ないものです」

ヴィーラ「ましてや私の訓練相手になるなんて」

ジータ「そう言われるとそう……なのかな」

ヴィーラ「ええ。あなたの周りが異常に強いだけで」

 ……そんな気がしてきた。
 同級生には普通に勝てるのに、私の周りの人には勝ったり負けたり……。

ヴィーラ「……さて。そろそろホームルームですね」

ジータ「え? ――あっ! もうこんな時間!」

 校庭の隅からでも見える、大きな時計台。その時計はホームルーム10分前の時刻を示している。

ジータ「またソシエに心配かけちゃう。急がないと」

ヴィーラ「フフ、では私はお先に」

ジータ「あ、うん。ヴィーラさん、またね」

 手を振り、背筋をしっかり伸ばして綺麗な姿勢で去っていくヴィーラさん。
 彼女が歩く度に長い金髪が揺れ、まるで彼女が光を放っているように輝いて見えた。
 嗚呼、ヴィーラさん……強くて綺麗で、優しくて……偶然彼女の訓練のパートナーになれたけど、一生の運を使い果たしただろうね、私。

メルゥ「ジータ? にやけてるね」

ジータ「はっ!? あ、メルゥ。おはよう」

メルゥ「ん、おはよー」

 私の横で、ひょいと手を挙げて答える女の子。
 この子はメルゥ。私のクラスメイトで、のほほんとした雰囲気の――なんだか、よく分からないお友達にいつも乗っている不思議な子だ。

メルゥ「また朝からヴィーラと特訓? 好きだね」

ジータ「うん。少しでも強くなりたいから」

メルゥ「強くかぁ。ジータ、充分強いけど?」

ジータ「ううん。上級生よりも強くならないと」

メルゥ「へー、相変わらずだね」

 特に感情は感じさせない平坦な声で言って、メルゥは頷く。

メルゥ「でもさ、なんでそんなに強くなりたいの?」

ジータ「え?」

 思ってもみない言葉。
 不意をつかれたように私は、丸く口を開いて唖然とした。

ジータ「……なんで、なんだろう?」

 メルゥの静かな視線。
 私の値踏みをするかのような、冷静な瞳。
 私はなんでこんなに強くなろうとしているのか。その理由は――


1・言わない
2・言えない
3・みんなを守るため

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