提督「オナホを買ったが使う隙がない」 (623)

俺が着任して結構経ったな。今やこの鎮守府も大所帯だ。

艦娘はみんな良く懐いてくれている。学生時代は無愛想で男子校だったのもあり出会いが全くなかったが

どうやら艦娘的にはそれが好評らしく、硬派だとか真面目な所が良いとか言ってくれている。

みんなはお世辞なのかも知れないが、俺も無愛想ながらみんなを可愛がっているつもりだ。

俺はいずれこの中から誰かを選び、そしてケッコンするんだろう。


しかし俺のワガママおちんぽは今すぐにでも夜戦突入しようとする。

露出の多い艦娘を前に俺は我慢の毎日を送って淫夢ばかり見ていた。

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鎮守府での生活は、男子校上がりの童貞には刺激が強すぎるものだった。

まさに男が女子校に放り込まれた状態。ハーレム漫画じゃないか。

ここは高校でも大学でもなければ小学校、中学校でもない。鎮守府

小学校くらいから大人の女性まで揃っているパラダイス。

しかもみんながみんな良い匂いを醸し出し、鎮守府内には桃色の空気が漂い続けている。

俺は1日の大半を勃起した状態で過ごしていた。

愛宕「提督、今日も1日お疲れさま♪さぁ夕飯にしましょー♪」

提督「悪いが先に行っててくれるか?少し夜風に当たりたいんだ」

そう言うと愛宕は少し首を傾げた後、食堂で待ってると言って手を振りながら去って行った。

俺は鎮守府を出て街を歩く。ただぶらつく訳じゃない。目的地はハッキリしている。

「夢倉庫 あなたのナイトライフを~」

店を前にして真冬にもかかわらず一気に汗が頬を流れる。

辺りに知り合いがいないのを確認して俺は足早に店内へと入った。

ズラリと並ぶオナホール。こっちはローションか。

奥の方にはアダルトDVDがあるようだが、おかずなら脳内と鎮守府に漂っている。

俺は迷う事なくオナホールコーナーに行き、品定めを始めた。

慎重に、しかし長居するのはまずい。他の客と目を合わせる訳にもいかないからな。

だが何がどう違うのか分からない。形に違いはあれど見た感じ中身は似たようなものが入っているようだ。

パッケージは関係ないのか?くそっ、どれを買えば良いんだ!正解はどこだ!

頭を抱えて俯いた目線の先で俺は信じられないものを目にした。

提督「実在する艦娘を完全再現したオナホール……?」

そこには確かにそう書かれていた。

確かにパッケージの絵がうちにいる艦娘と瓜二つだ。でも何をどうやって再現したんだ?

まさか経験のある提督がオナホール業界に入ってその経験を活かして?

なんて事だ。そんなけしからん物が販売されていたなんて。

俺は艦娘を傷つけるかもしれないこんな物を作った会社への怒りを抱きつつ、そのオナホールをレジへと差し出した。

提督「さぁ、帰ってナイトライフを楽しむとするか」

真っ黒の中身が見えない袋に包まれた戦利品を鞄に入れ、俺は高鳴る胸を落ち着かせる為に歌を歌いながら鎮守府へ戻った。

鎮守府へ一歩足を踏み入れると桃色の空気が俺を包み、暴れん坊おちんぽが主張を始めた。

俺の姿を見つけた羽黒がおかえりなさいと頭をさげる。俺はいつも通りの顔で軽く手を挙げ執務室へ向かった。

あの角を曲がればすぐに執務室。自然と歩くスピードが速くなる。

妙高「あら、提督。今お帰りですか?食堂で愛宕が待っていますよ?」

扉を開けるとそこには妙高がいて部屋を掃除していた。

艦これのパチもんみたいなオナホって出てたっけ?
アイ○スやラブ○イブなら見たり買ったりしたことあるけど

急用です

>>11
島風、愛宕、19

妙高「散らかっていたので申し訳有りませんが勝手に部屋の掃除をさせていただいています」

妙高か……執務室の掃除はありがたいが今は良くない。良くないな。

本当に勘弁して貰いたい。昔、親がいないのを見計らってAVを借りてワクワクしながら家に帰ると親が予定より早く帰っていた。そんな気分だよ

なんとか追い出せないだろうか……

妙高「あのー……提督?」

提督「……」ぎりっ

妙高「て、提督、その……そんな風に見つめられると、私少し困ってしまいます……」

むむ……いかん、俺とした事が思わず睨みつけるような真似を

俺はなんて器の小ささい男なんだ。

妙高は良かれと思って掃除してくれているし、実際すごく助かっている。

なのに俺ときたらオナホでおちんぽ寒風摩擦する事ばかり考えて情けない……

今睨みつけた事はすぐに謝らないと。

……いや、今は謝るよりも感謝の言葉を口に出さないと。

妙高(提督……どうしたのかしら?見つめたと思ったら今度は思いつめたような顔をして)

提督「妙高……」

妙高「はい」

提督「どう伝えればいいのか……その」

妙高(随分と深刻な顔ね)

提督「ありがとう。感謝している」

妙高「そんな気を使わないでください。私も好きでやっているだけですから。かえってご迷惑じゃありませんか?」

どうしたものか。今は思いっきり迷惑なんだが……

提督「……」

妙高(またあの真剣な表情……)

どうすれば妙高に失礼なくこの部屋から出て行ってもらえるだろうか。

妙高「提督?何かお悩みですか?もし私でよろしければお話だけでも……」

言えるわけない。オナホを使いたいから1人にしてくれなんて。

妙高「提督……私ではお力になれませんか……?」ソッ…

提督「妙高……」

妙高(結婚したい……)

提督「もう掃除はこれくらいでいい。この部屋は十分綺麗だ」

妙高「いえ、まだまだ片付けるところがありますから」

提督「この部屋はこれだけスペースがあれば十分だ」

そう、全裸で横になるスペースがあれば。

妙高「ダメです。本や書類もこんなに沢山」

提督「妙高……お前とも長い付き合いになる。愛宕の秘書艦補助として毎日俺の世話もしてくれているな」

妙高「別に大したことではありませんから……」

提督「そんなお前だからこそ察してくれ、俺の気持ちを」

もう俺の頭はオナホールでいっぱいなんだ。妙高、お前の顔すらオナホールに見えてきた。

妙高「提督の……気持ち……」

提督「ここはもういい。後は自分の部屋を掃除しててくれ」

妙高「自分の部屋を……ハッ!」

妙高(もしかしてこれは提督から私に対するプロポーズ!?)

妙高(部屋を片付けて来いと言うのは身の回りの整理を済ませて来いと言うこと?)

妙高(でも部屋を出て一緒にこの部屋で暮らすなら尚更片付けは必要なのでは?)

妙高(子供ができれば更にスペースは必要に……)

妙高(違うわ。落ち着くのよ妙高。提督の気持ちを察して…………ハッ!)

妙高(まさか部屋を片付けてスペースを空けるは必要ない=子供はまだ必要ない)

妙高(つまりしばらくは私と2人きりでいちゃいちゃしたい……?部屋が広いと密着していられないから、そういう事なんですね)


彼女もまた婚期に飢えた狼を妹に持つ狼長女だった。

妙高「提督、お気持ちは良く分かりました」

提督「わかってくれたか」

妙高「ですがご安心ください。どれだけスペースが空いても私は提督のお側にいますから」

何を言っているんだオナ……妙高は?側にいられては困るのだが。

妙高「さぁ、掃除を済ませてしまいますので提督は夕飯を済ませてきてください。それまでには終わらせておきますから」

提督「うむ……」

そうだな。愛宕が待っているとオナホ……妙高も言っていたし先に食事を済まそう。

我慢した後の方が妙高……オナホも気持ちいいだろうからな。

パン食べて寝る……

とっくに夕飯時を過ぎた食堂へ行くと愛宕だけが2人分の食事を並べて待っていた。

愛宕「あっ、提督。こっちよー」

遅れてきた俺に嫌な顔一つせず笑顔で手を振る愛宕。そんな姿を見てとてつもない罪悪感に襲われた。

もし妙高がいなければ俺は愛宕との約束を忘れて執務室で励んでいたかもしれない。最低だ……

手を挙げ返事をし、愛宕の隣に座りすぐに待たせた事を謝る。

愛宕「そんな事気にしなくていいのに♪さぁ食べましょ♪」

すっかり冷めたおかずに味噌汁、乾いてパサパサになったご飯。

それでも愛宕は文句一つ言わず、笑顔で今日あった出来事を楽しそうに話してくれた。

愛宕「ごちそうさま」

食事を済ませると愛宕は伸びをして背筋を伸ばす。時計を見ると10時前、随分待たせてしまったな……

食堂を出て少し歩いた所で愛宕の部屋と執務室の分かれ道

愛宕「じゃあ提督、お休みなさい。また明日ね♪」

そう言って部屋に戻る愛宕の背中を俺は眺めていた。

これでやっと部屋に戻ってオナホールが使える。レッツパーリーだ。

しかし、ずっと頭の中がオナホールでいっぱいだった筈なのに今はそれ以上に愛宕への罪悪感が大きくなっていた。

提督「愛宕、ちょっと良いか?」

無意識に口から出た言葉に愛宕は驚いた顔をして振り返る。

普段俺は話し掛けられれば返答するが、こちらから話しかける事は任務や執務以外では殆どない。

プライベートな時間に俺から呼び止められた事が不思議で仕方ないのだろう。

驚いた顔はすぐに興味津々といった表情に変わり、愛宕は小走りでこちらに駆け寄ってくる。

愛宕「なになに?何か用かしら♪」

提督「随分待たせて食事が冷めてしまったからな。何か温かいものをご馳走させてくれ」

そう言うと愛宕は声を掛けた時以上に驚いたのか、目をまん丸にしていた。

提督「すまない。もうお腹はいっぱいだったか」

その言葉を聞いてようやく固まっていた愛宕が動きだす。

愛宕「もちろん行くわ!いきます、行きます!」

とりあえず喜んでくれた愛宕を見て胸をなで下ろす。この時間に鎮守府でやっている店は居酒屋鳳翔だけだからな。

あの店で出てくるのは絶品ばかりだ。愛宕もそれを知っているからこんなに喜んでくれたのだろう。

愛宕「提督から食事に誘われたなんてみんなには内緒にしなくちゃ羨ましがられちゃうわ♪」

俺は愛宕を連れて居酒屋鳳翔へ向かった。これはせめてもの償い。

長い間待たせてしまった事と、愛宕のパッケージのオナホールを買った事への償い。

すまない愛宕。俺は今夜、お前に実質中出ししてしまう事だろう。

深夜12時前、居酒屋を後にして愛宕と分かれる。これ以上長居すると明日の執務に差し支えがでるからな。

俺ははやる気持ちを抑えながら足早に執務室へ向かった。

ドンッ

「おうっ!?」

廊下を曲がった所で走って来た何かとぶつかる。サイズ的に駆逐艦か

島風「いたた……ごめんね、大丈夫だ……わわっ」

俺の顔を見て慌てる島風。こんな夜中に走り回って何をしているんだ?と、聞くまでもなく勝手に言い訳という名の自白を始める。

島風「ち、ちがうの!別に夜中に鬼ごっこしてたわけじゃなくて、ちょっとトイレを探してて……ご、ごめんなさーい!」

廊下を走るんじゃないと叱るべきなのだろうが、自分も急ぎ足だったからな。今回は見逃してやる事にした。

しかしこんな時間に鬼ごっこか。付き合わされてる奴も大変だな。

提督「ん?」

よく考えたら鬼ごっこには最低もう1人必要だな。1人鬼ごっこなんて悲しい事をしていない限り……

つまりまだもう1人は走り回ってるのがいるって事か。気を付けないと

ドン!

「きゃあぁぁ!」

そう思った矢先にまた正面衝突してしまった。ただ今回はさっきと違い相手のリアクションが大きい。まさか怪我をさせてしまったか……?

提督「大丈夫か?」

転んだ相手の手を取り引っ張り上げようとすると、その艦娘は更に大きな声を上げる

長波「いっ、ああっ……!ダ、ダメ、ダメェー!!ひぎぃ……ッッ」ビクンビクン…

少女は腰を浮かせて真っ赤な顔を腕で隠しながら激しく痙攣する。

きっと最初の衝突はなんとか耐えたが、手を握った事によって絶頂してしまったのだろう。

全身性感帯の彼女は不意に絶頂した時用に用意してあった下着をポケットから取り出した。

提督「大丈夫か?立てそうか?」

長波「だ、大丈夫……自分で穿き替え、できるから……」

膝をガクガク震わせ壁にもたれかかる長波。しかしこれ以上俺が関わればさらなる絶頂が彼女を襲うかもしれない。

俺は事の発端を姉である夕雲に伝え長波の事を頼んだ結果、長波は夕雲に犯されてしまった。

ようやく執務に着いた……

長かったがこれでようやく素敵なナイトライフが送れる。俺は高鳴る胸を抑えながらドアを蹴破った。

川内「もう!何やってたの?とっくに夜戦の時間だよー!」

那珂「今日は月に一度のスペシャルナイトライブの時間だよー♪」

2人の顔を見て血の気が引いていくのがわかった。この2人に捕まったらもうおしまいだ。

俺は観念してオナホールを引き出しにしまい、ドアを修理しはじめた。


結局この日、那珂ライブ2016フューチャリング夜川内は深夜3時まで行われ、俺はギンギンのまま翌朝の執務を迎えた。

皐月ちゃん、演習しなくちゃね

結局一睡も出来ずに朝を迎えてしまった。

もう今すぐこの引き出しからオナホールを取り出したい。昨夜から俺のおちんぽ魚雷はその穴をロックオンしていると言うのに。

愛宕「おはようございまーす♪」

妙高「提督、今日も1日頑張りましょう」

オナホールを連想させる2人が今日も執務室にやってきた。

愛宕はともかく妙高でなぜオナホールを連想するのかは分からないが、俺の目にはもう妙高がオナホールにしか見えなくなっていた。



いかん。このままでは執務に支障をきたしてしまう。

愛宕「提督?なんだかお顔の色が悪く見えるけど大丈夫ですか?」

妙高「本当に……血の気が引いて見えますよ?」

お前達がいるから血液が股間に集まって貧血気味なんだ。頼むから俺を1人にしてくれ。今なら2分で済む。

提督「2人に話があるんだが」

とにかくこの2人を遠ざけなくては……

提督「今日は秘書艦を変えてみようかと思う」

愛宕「秘書艦を……?」

妙高(つまり愛宕を秘書艦から外して妻になる私を正式な秘書艦に……ごめんなさい愛宕、辛いけどこれは運命なの)

提督「2人は今日休みだ。他に2人選んでくれ」

妙高「どうしてですか!」

オナホールの事を少しでも忘れたいなんて言えないな……

提督「体験学習みたいなものだ」

愛宕「確かに秘書艦の仕事は私達だけでやって来たから他の子に経験させるのも良いかもしれないわねぇ」

妙高(つまり私達が新婚旅行に行っている間、愛宕が提督代理、そしてそれを手伝う秘書艦が必要という事なのね)

愛宕「じゃあ加賀さんなんてどうかしら?」

妙高「そうですね。加賀さんなら間違いなく仕事をこなしてくれそうです」

加賀だと?冗談じゃない。あんなのが1日隣にいたらオナホールとか関係なく暴発してしまう。

愛宕と妙高は昔からの付き合いでなんとか理性を保てていたが、基本的に色っぽい女性は苦手なんだ。

それに俺は先日、夢で加賀に搾り取られる夢を見たばかりなんだ。もちろん夢精していた。

提督「加賀はダメだ。他を探そう」

愛宕「確かに加賀さんはクールだから……寡黙な提督とは噛み合わせが悪いわね」

妙高「では長門さんなんてどうですか?」

愛宕「いいわね♪長門さんなら駆逐艦にも長門秘書艦って呼ばせているみたいだし」

長門はダメだ。いくらなんでも露出が多すぎる。

それに大人な感じが溢れ出すクールビューティー……俺はそう言うのが大好きなんだ。

ちなみに先日床に落ちた書類を拾ってくれた長門が前かがみになった時、

俺はパンツを見てしまいその夜は夢精した。

愛宕「でも長門さんも口数は少なめだから大丈夫かしら……」

提督「そうだな。出来れば口数の多い方が良い」

愛宕「金剛なんてどうかしら?」

妙高「彼女なら明るさは申し分なし。あれで仕事も完璧にこなせる長女ですからね」

金剛か……それはまずい。金剛は艦娘の中でも飛び抜けてスキンシップの多い戦艦だ。

英国生まれのせいなのかすぐに誰にでも抱きついているのを見かける。

俺はああ言う誰とでも仲良くなれるみんなのお姉さんタイプが大好きなんだ。

何度か俺も抱きつかれた事があるが、その度に反射的に射精してしまっている。

そんな事が一日中続けばテクノブレイクしかねない。死活問題だ。

妙高「でも彼女の場合、提督へのスキンシップが激しすぎるから……提督はそう言うの苦手そうですし」

提督「そうだな。子供ならともかく大人は」

愛宕「なら高雄ちゃんなんてどうかしら♪」

オナホールを連想する愛宕の姉なんて危険すぎる。俺はあの太ももに挟まれ擦られる夢で何度か夢精しているんだ。

妙高「それならうちの那智もおすすめします。お酒さえ入らなければしっかりしていますから」

オナホールの妹を勧めないでくれ。もう既に那智も半分オナホールに見えているんだ。

と言うか一度スッキリしないとみんなオナホールに見えてきている。

提督「2人とも聞いてくれ。今回は子供に秘書艦を経験させてやろうと思っている」

幸いにも俺はロリコンではない。今朝、たまたま皐月とすれ違って挨拶をされたがオナホールには見えなかったからな。

妙高「子供で優秀な艦娘なら……」

愛宕「意外に優秀な球磨ちゃんね♪」

球磨……球磨はダメだ。何故なら先日夢で


球磨「こんな所に呼び出してなんのつもりクマ?」

球磨「クマ?机に手をつく?これで良いクマー?」

球磨「なっ、何するクマ!押えつけるなクマ!脱がすなクマ!」

球磨「くっ……こんな格好にされるなんて、屈辱だクマァ……!」

球磨「と言うか、こう言うシチュエーションが好きなら早く言えば良かったんだクマ。我慢してないで早くするクマー」フリフリ

そんなこんなで机に押さえ付けて後ろから突きまくる夢を見て夢精したばかりなんだ。

夢とは言え球磨にそんな事をして、球磨をちょっと淫乱にした自分が恥ずかしい。

提督「すまん、他で頼む」

愛宕「じゃあ多摩ちゃんはどうかしら?」

妙高「冬場はこたつで丸くなっている所しか見たこと無いですけど……」

多摩か……多摩はまずいな。

多摩と言えばつい先日


多摩「腰をコンコン叩きたい?確かに猫は腰をコンコン叩かれると気持ちよくてエクスタシー感じてしまうにゃ」

多摩「でも多摩は猫じゃないにゃ。だから叩かれても平気にゃ」

コンコンコンコンコン

多摩「にゃ、にゃあぁ、はぁっ、にゃっ……にゃぃ、ぐぅ……にゃああああ!!」プシャアァァァ


と言う夢を見て夢精したばかりなんだ。とてもじゃないが我慢できない。

提督「他にはいないか?」

愛宕「それなら子供っぽさには欠けるけど大井北上仲良しペアなんてどうかしら?」

妙高「北上さんを呼べば大井さんも勝手に付いてきそうですからね」

大井と北上か……確かにクレイジーサイコレズの名を持つ大井がいるなら安心だ。……が、今はダメだ。

何故なら先日夢で


北上「えー?私とちゅーしたいのー?」

大井「提督?聞き間違いですよね?酸素魚雷、撃ちますよ?」

北上「んー……まぁ別に良ーーんっ、んんっ、ちょっと提督、がっつきすぎ……んっ、ぁっ……提督…………大井っちが見てるから……」

大井「な、なな……何してけつかるのよー!!酸素魚雷をお見舞いして……え?や、やだ……いつの間に指が……」

北上「大井っち、私が提督とちゅーしてるの見て1人ではじめちゃったの?」

大井「ち、違うの北上さん!私は北上さんをオカズに自慰なんてして……あっ、やだ、提督、触らないで!」

北上「大井っち、3人で気持ちよくてなろうよ。私が大井っちを気持ちよくさせてあげ……んぁっ、もう提督、どこ触ってんのさぁ」

大井「北上さんのあそこを提督が触って、私のあそこを北上さんが……あっ、んん……ッ、し、仕方ないわね……じゃあ私が提督のを触って……」


と言う夢を見て夢精したばかりなんだ。時期が悪い。

昼間からなにをやっているんだ。正気に戻ったので昼ごはんです

妙高「なかなか良い代わりの人材がいないわね」

愛宕「いっそ子供秘書艦なんてどうかしら?子供と言えば子供オブ子供の暁ちゃんよね♪」

妙高「そんなこと言ったらまたプンスカ怒りますよ」

流石は愛宕だ。前に言った通り俺はロリコンではない。故に駆逐艦が相手なら欲情する事もない。

だが暁はまずい。子供には好奇心があり、暁の好奇心は時に牙を剥くことになるだろう。

そう、先日夢に出てきた暁のように……

暁「そわそわ……そわそわ……司令官、少しお願いを聞いてくれる?」

暁「あ、あのね、一人前のレディーなら男性の事も知っておくべきだと思うのよね!」

暁「それでその……男の人の股にはおちんちんって言うのが付いてるって鹿島さんに聞いたんだけど!」

暁「だから司令官のおちんちんを見……少しだけ触らせてくれても良いのよ?」

ポロン

暁「わ、わわ……っ、ほんとにこんなのが付いてたのね」

暁「えっ?も、もちろんよ!一人前のレディーなら触るのだって怖くもなんともないんだから!」

暁「ふえ……レディーなら普通はいれる?どこに?穴??うーん……3つの中でどこでも良いって言われても……」

暁「じゃあお尻……」


目覚めると俺は夢精していた。初めて駆逐艦で夢精をしてしまい、俺はしばらく罪悪感に苛まれながらも二度寝し夢精を繰り返した。

妙高「同じ第六駆なら雷さんの方が適任じゃないかしら」

愛宕「確かに雷ちゃんなら世話やき屋さんだから向いてるかもしれないわねー♪」

雷か。4姉妹の3番目にもかかわらず、仕切りたがりで一番のお姉さん肌。

確かに雷なら難なく秘書艦を勤め上げてくれるだろう。

だが雷は駆逐艦にして「ロリおかん」の名を欲しいままにした逸材。

俺の中でも雷は駆逐艦と言う枠を軽く超えている。

駆逐艦だと油断していてはすぐに射精に追い込まれるだろう。

そう、あの日の夢のように

雷「さぁ司令官!私が秘書艦になったからには何もしなくて良いのよ!」

雷「ほらほら、そんな所に座ってないで布団に入って!」

雷「司令官は毎日忙しいんだから雷な秘書艦の時は働いちゃダメ!」

雷「まだ眠くない?しょうがないわね!じゃあ子守唄を歌ってあげるわ!」

雷「ねんねーん、ころー……え?子守唄はいいの?添い寝?もう、本当に甘えん坊なんだから♪もーっと私に甘えて良いのよ?」

雷「ふふっ、ママなんて呼ばれたら本当に司令官が赤ちゃんみたい♪お腹が空いたの?間宮さんで何かもらってこようかしら」

雷「赤ちゃんはそんなの食べない?確かに赤ちゃんはミルクだけど……鎮守府にそんなの……えっ、わたしの?」

雷「司令官ったら……♪はい、たーんとめしあがれ♪」

ポロン


雷のおっぱいから母乳は出なかったが、代わりに俺の股間から白濁液が飛び出した。そう、夢精である

愛宕「でも見た目の子供っぽさならやっぱり睦月型の子達かしら♪」

妙高「睦月型の子達は自由な子が多いですからね」

愛宕「文月ちゃんとかフワフワしてる感じで好きだけど♪」

文月か。確かにロリコンなら即憲兵送りになってしまうほどの少女……いや、幼女だ。

無愛想な俺をどこか怖がっている駆逐艦が多い中、文月は何も怖がらず無邪気に俺になついてくれていた。

俺もまるで娘が出来た父親の気持ちで可愛がったものだ。ロリコンではないが子供は好きだからな。

しかし、その無邪気さが災いしてあんな夢を見てしまうとは……

文月「司令官、なにしてるのー?文月とあそぼうよー」

文月「ぶぅー、しれーかぁーん?あーそーぼー」

文月「あっちの机にある飴食べて良いから静かにしてなさい?ぶーぶー!あっ、でもアメは貰うねー♪」

文月「わぁーい、いろんな味があるー♪司令官も食べるー?」

文月「……仕事ばっかりしてないで司令官あそぼうよー。ねーねー」

文月「よいしょ、よいしょ……えへへ、遊んでくれないなら司令官のお膝に座って一緒におしごとしちゃうもんねー♪」

文月「ほ、ほーこくしょ?でんぶん??せんか……?にんむ……ううー、つまんないよぉー」パタパタ

文月「あんまり膝で動くな?じゃあいっぱいうごいちゃおーっと♪」

文月「ほらほら♪遊んでくれないともーっとパタパタしちゃうんだから♪」


そんな無邪気なお尻の圧力に耐えかねて俺は夢精した。この時、既に38回目の駆逐艦による夢精だったな。


天使の尻圧には流石の紳士も夢精致し方ない。

愛宕「あとはうーん」

妙高「ちょっと、愛宕。提督のお顔をみて」

提督「うーむ……」

妙高「あまり個性的な子だと扱いに困るのかしら……」

愛宕「そうねぇ。じゃあ逆に普通っぽい子なんてどうかしら?」

妙高「確かに特別目立ったり仕事が出来なくても執務を普通にこなせるなら気も使わなくて良いですね……」

愛宕「じゃあ吹雪ちゃんをお勧めしてみましょ♪」

妙高「確かに彼女も普通オブ普通だけど……それなら白雪さんの方が適任じゃないかしら?」

愛宕「うーん……それが1つ気になる事があるのよねぇ……」

妙高「気になる事ですか?」

愛宕「実は少し前、吹雪ちゃんから相談されたのよ。自分は司令官に嫌われてるんじゃないか……って」

妙高「提督が私達の事を嫌う?それは考えにくいような……」

愛宕「話をしても全然目を合わせてくれないとか……私もそんな事あり得ないと思うんだけど」

愛宕「2人で話し合えば誤解も解けるんじゃないかなーって」

妙高「そうですね……勘違いでも提督に嫌われてると思いながら過ごすのは辛いでしょうし」

愛宕「提督♪吹雪ちゃんなんてどうかしら?」

妙高「彼女なら普通に秘書艦をこなせると思うのですが」


吹雪か。確かに吹雪と言えば普通。普通と言えば吹雪だ。

改二になると皆大きな変化を見せる中、吹雪は以前のようなどことなく芋っぽい感じを残している。

格好も特に露出が多いわけでも無く俺もあれくらい普通の女の子なら夜までオナホを我慢出来るだろう。

そう、吹雪の中にあんな魔物が住み着いていなければ……

最初は偶然だと思っていた。スカートを着用する艦が多い鎮守府ではよくある事だ。

その名はパンチラ

あれは吹雪が着任の挨拶に来た日、俺が落とした書類を一緒に拾ってくれた際にしゃがんで顔をのぞかせた白い悪魔。

とっさに目を閉じ次に開いた時、吹雪は俺の前でニコニコしながら書類を差し出していた。

翌日も吹雪は執務室へやって来て何もないところで転んだ。恥ずかしそうに頭を摩りながら慌てて大きく開いた股を閉じる。

さらに翌日、挨拶をしてすれ違った時、スカートの後ろがめくり上がり

その翌日は椅子の背もたれにスカートが引っかかり、風でスカートがめくれるなんて日常茶飯事。

気付けば俺は吹雪のパンチラの虜になっていた。

そして運命の日、吹雪はとうとうスカートをはき忘れて執務室へやって来る。

正直パンチラこそ至高、パンモロなど何のエロさも感じない。その時までそう思っていた。

いつもの様に明るい笑顔で敬礼して挨拶する吹雪。

髪は整えられ、制服の上着もしっかり着ている。白いパンツに黒い靴下、鎮守府内で履く上履き。

ただ一点、スカートだけが忘れ去られていた。まるで深海棲艦の様に。

その日を境に妙高がオナホに見えるように、俺の目には吹雪がパンツに見える様になった。

そしてその夜……

吹雪「司令官!おはようございます!特型駆逐艦吹雪、本日も頑張ります!はい!」

吹雪「では早速任務に向かいますね!」クルッ

フワッ……

吹雪「……ふふっ、今日も見てましたね?司令官」

吹雪「気づいていないと思っていたんですか?司令官が毎日私の下着を見てた事……」

吹雪「あっ、そんな言い訳したってダメですよ?だって私は毎日チラチラ見てた司令官を毎日毎日見てましたから……♪」

吹雪「いくらドジな子だってそんなに毎日する訳ないじゃないですか。……え?何をって、司令官の大好きなパンチラですよ♪」

吹雪「初めて司令官が私の下着を見た日……書類を拾った日の事覚えていますか?あれは偶然だったんですけど……」

吹雪「あの時の司令官のいやらしい目が忘れられなくて……司令官が私の下着を見てる時、私もすっごく興奮しちゃって……」

吹雪「それで毎日わざと見せてる内に癖になっちゃって、もっと司令官のエッチな顔が見たいなぁって」

吹雪「へ?そんな顔してない?フフッ、してますよ。とーってもエッチな顔。ほら、こんな風にしたらすぐ……」チラッ

吹雪「どうして目をそらすんですか?やっぱり不意に見える感じの方が好きでしたか?」

吹雪「……もう、まだそんな事言って。では鏡を見てみますか?そうすれば今どんな顔をしているかすぐに分かりますよ?」

吹雪「あっ、でもそんな事しなくても……司令官、私の顔を見てください」

吹雪「今の司令官……私と同じくらいエッチな顔してますから……♪」


俺は夢精した。もしその時近くに鏡があったのなら最高にスッキリした顔をしていただろう。

よく考えてみたら予想以上に吹雪はエッチな子だったわ

妙高「あまりいい顔はしていませんね」

愛宕「もしかして本当に……提督、1つお聞きしますけどー……吹雪ちゃんの事避けたりしていませんよね?」

提督「避ける?」

愛宕「実は吹雪ちゃんがーー」


提督「そうか」

なんという事だ。吹雪にそんな思いをさせてしまっていたなんて。

俺は吹雪の事を1枚の大切なパンツと思ってきたがそれは間違いだったようだ。

まだ吹雪には艦娘としての人格の様なものが残っている。吹雪はまだ艦娘であろうとしている。

吹雪はパンツではない。パンツは穿いても穿かれるな……か。

提督「そうだな。俺は吹雪の事をちゃんと見ていなかったかもしれん。だが避けている訳ではない。皆大切な艦娘だからな」

そう言うと愛宕と妙高は安堵の表情を浮かべた。

吹雪とパンツ、どちらが吹雪でどちらがパンツか。見極めるにはまだしばらくの時間が必要になるだろう。

しかしいつかきっと、パンツの事をちゃんと吹雪と呼んで見せる。

愛宕「普通な吹雪ちゃんでもダメですか……こうなったら提督に命令するくらいの子なんて面白そうじゃないかしら♪」

妙高「同じ吹雪型の中でも叢雲ちゃんなんてそんな感じですね」

叢雲か……

確かに叢雲の事は子供扱いしていた。まぁ叢雲も俺を子供扱いしていたが。

正直、叢雲に対して何か意識する様なところは無かった。

せいぜい脇腹を指で触りたいと思ったくらいだ。

しかし叢雲は変わった。新な改装は少女を成長させてしまったんだ。

改二……あの日以来、俺の叢雲を見る目は変わってしまった。

俺は艦娘全員を大切に思っている。その気持ちに嘘はない。

ただそれはあくまで俺の気持ちの話であって、艦娘がそうとは限らない。

中にはやはり俺の事をよく思っていない子も何人かいる。

男ばかりの中で育ってきて女性の態度を見ても気持ちなんてわからない俺でもハッキリと分かるほど叢雲は俺を嫌っていた。

廊下を歩けば必ずと言って良いほど後ろから偶然通りかかり、邪魔だと言って俺の体を壁際に押していく。

バレンタインの日は皆から義理チョコを貰ったが、叢雲は落ちていたチョコを投げつけて去ってしまった。

そして改二になったあの日から俺は叢雲と完全に顔をあわせる事がなくなってしまったんだ?

叢雲、改二改装の日……


吹雪「改二おめでとう!」

叢雲「まぁ少し遅れはとったけどなかなかの出来ね」

睦月「今日はお祝いなのね♪」

深雪「間宮さんがご馳走をご用意してくれているみたいだぜ!」

叢雲「そんな大袈裟な」

わいわいがやがや


叢雲もとうとう改二か。あんなに皆に囲まれて幸せなやつだ。

こんなめでたい日に俺が顔を見せて嫌な思いをさせる事もない。こうして遠くから眺めるだけにしておこう。

叢雲「……」キョロキョロ

吹雪「どうかしたの?」

叢雲「あっ、いた」

叢雲「ちょっとあんた、なに隅っこでジッとしているのよ」

一番遠くにいた俺の元へ一直線に歩きながら叢雲はそう言った。

目立たない位置にいたつもりだったが……一目見ようとなんて思わず執務室でおとなしくしておくべきだったか……

一言あやまって執務室へ戻ろう。

提督「すまん。すぐに執務…………」

叢雲「何?言いたい事があるならハッキリ言いなさいな」

驚いた。数時間前まで少女だった叢雲が、大人の雰囲気を出している。

俺は謝る事など忘れ思わずその姿に見惚れてしまっていた。

叢雲「まったく。気の利かない男ね。黙って見てるだけなんて気持ち悪いわ」

提督「すまない」

ようやく我に帰り謝ったものの、叢雲を相当イライラさせてしまったらしい。

腕を組み、人差し指で肘の辺りをトントン叩いている。

叢雲「で?何か感想は無いわけ?この新しい叢雲を見た感想よ。つまらない事を言ったら酸素魚雷をお見舞いするわよ」

提督「感想か……綺麗になったな。思わず見惚れたよ」

咄嗟に本音を言ってしまったがもう少しマシな事を言えば良かった。綺麗になっただけで良かったんじゃ無いか?

叢雲「~ッ!」

さっきまで肘の辺りをトントン叩いていた指は動きを止め、両手で肘をギュッと掴む。

相当怒っているのだろう。身体中が震え顔はまさに茹でたこの様に真っ赤になって湯気が出ている。


それが最後に俺が見た叢雲の顔だった。

とにかく頭を下げなければ。

そう思い下を向いた瞬間、俺の思考回路はショート寸前……

なんだこれは……?なんなんだこの裂け目は……

まるで赤子にミルクをあげるためだけに生まれた様なスリット。まさに授乳スリット。

なぜこんな物を叢雲が?改二になった影響で母乳が出はじめたのか?

わからない。わからない事が多すぎる。ただ1つわかっている事があるとすれば

俺はこの裂け目から叢雲に授乳してもらいたい。子供扱いされながらインナーの上から授乳してもらいたい。


俺は溢れ出す精子を抑え切れずにトイレへ駆け込んだ。

その日を境に俺は叢雲が乳首なのか乳首が叢雲なのか分からなくなった。

執務室に叢雲が入ってくるとそこにばかり目がいってしまう。

遠征の報告?演習の報告?何の話でここに来たのか頭に入らない。

ただジッと真剣に乳首を眺める。

叢雲が部屋に入ってくるときは主張していなかった乳首。だが今はどうだ?吸ってくれと言わんばかりに先端の形が浮き出ている。

いつもそうだ。叢雲の身体はこの部屋に来て少しすると授乳の準備を整えてしまう。

もしかしたらこの部分が叢雲改二であって、他は艤装なんじゃないか?

乳首とはなんだったのか?叢雲は最初から乳首だったのか?姉がパンツならそれもあり得る話だ。


俺は数日間に渡り悩みに悩み抜いた。それが悪影響を及ぼしたのだろう。あんな夢をみるなんて……

叢雲「ほら、コーヒーを入れてあげたわよ。ブラックで良いんでしょ?」

叢雲「ミルク?無いわよそんなもの。あんたいつもブラックばっかり飲んでるでしょ……って誰かから聞いたような気がするし」

叢雲「とにかく無いものはないのよ。我慢なさい」

叢雲「なに?私のミルク?そ、そんなの出るわけ無いでしょ!バカじゃ無いの!」

叢雲「やってみなきゃ分からない?ほ……本気で言ってるの……?」

叢雲「……わ、わかったよ!そのかわり、私のコーヒーにはあんたがミルクを入れてちょうだい」

叢雲「私だって出すんだから……あんたもしっかり濃いミルクを出さないと許さないわよ?」

叢雲「って言うか、今日はもうコーヒー無しにしてミルクだけにしましょうか……♪」

叢雲「私が満足するまでミルク出せたら私のミルクも飲ませてあげるわ」

叢雲「なに?搾乳?私にやれって言っているの?本当に仕方ないんだから……」

叢雲「ぜーんぶ綺麗に搾り取ってあげるわよ」ニギッ


俺は鎮守府内に響き渡るほど大きな声で牛のような声を上げ、夢精と同時に目を覚まし、その振動で長波は眠りながら潮を吹いた。

搾乳時間は2秒

雑談NGと言えば「はいはい作者様」と言ってほんの少しでもSSから話が外れると荒らしは嬉々として「雑談NGだぞきえろ」と自治を始め
雑談OKと言えば「雑談OKだから関係無い話しても良いんだよな。作者の了解得てるんだからお前ら文句言うな」と荒らしが喜び
最終的に「作者は黙ってSSだけを書いてれば良かったのに」という事になる

今まで何度も見た

愛宕「ツンツンしてると言えば満潮ちゃんと霞ちゃんのツンツン姉妹もいるわよね♪」

妙高「叢雲さんとはまた違う感じですけどね」


満潮と霞か。さすが愛宕、痛いとこをついてくる。

この鎮守府で俺の事をよく思っていない筆頭、嫌われていると言っても過言じゃ無い。

そんな2人をぶつけてくるなんてな。

改善の余地があるなら努力を惜しまない覚悟なのだが、まずどこを嫌っているのか分からない。

見た目?性格?仕草?どこが気に入らないのか分からないがとにかく嫌われている。

何度か機嫌を取ろうとした事もあったがその度に機嫌が悪くなり逆に怒らせてしまっていた。

そう、あの日も

とある日

満潮「納得いかない。全っ然納得いかないわ!」

霞「だから何がよ」

満潮「改二よ改二」

霞「またその話?ほんとしつこいったら」

満潮「大潮はまだ分かるけど、どうして霞が先なのよ。普通に考えたら朝潮か私でしょ!」

霞「そこはほら、やっぱり経験値的な?」ニッコリ

満潮「あんたが笑うと余計腹たつわ!もう!」

提督「おーい」

満潮「うっさいわね!」

今日も機嫌悪いな……

提督「満潮、霞、ちょっと良いか?」

霞「……チッ」

思いっきり舌打ちされてしまった……

霞(そりゃー別に、満潮が年上だし先に来るのは普通だけど……なんか腹立つったら)

満潮「で?なんなのよ?」

提督「そうだったな。霞、そろそろもう一度改装しても良いか?」

満潮「……チッ」

こっちからも舌打ちが

霞「はあ?また改装?」

提督「今後の作戦でもし多方面に出撃する事になれば秋月型だけで防空が足りるか心配だからな」

霞「防空までやれって事?駆逐艦の私におんぶに抱っこなんて、ほんと情けないったら」

提督「すまない」

霞「だいたいあんたみたいなクズが司令官じゃいくら私達が優秀でも意味無いったら。改装ばっかりしてないで自分のスキルを磨きなさいよ」ペラペラ

満潮(あーあー、嬉しそうな顔して喋っちゃって……)

相変わらず厳しい言葉の連続……これは相当嫌われてるな

満潮「ったく、私に用は無いみたいだし先に行くわよ」

提督「いや、満潮にも用があるんだ」

満潮「は、はあ?だったら早く言ってよね。で?」

提督「これを受け取ってくれないか」

満潮「なによこれ?」

提督「髪飾りだ。満潮はなかなか髪型にこだわってるみたいだからな」

満潮「桜……」

提督「前に好きだって言ってただろ?」

満潮「べ、別に!桜は好きだけど髪飾りが欲しいなんて言ってないし!だいたいどうして私にこんな物くれるのよ!」

霞「そ、そうよ!」

こんな物……結構悩んで選んだんだが……

提督「ほら、前にバレンタインチョコをくれただろ?」

満潮「あれはその……義理だし。それにお返しならもう貰ったわ」

霞「」ウンウン!

提督「確かにお返しはみんなに配ったけどな。後になって間宮さんから聞いたんだ」


間宮『みなさん提督の為にチョコ作り頑張ってましたよ♪特に満潮ちゃん!』

間宮『あんまり得意じゃ無いって言いながら作ってて……手伝いますって言ったんですけどそれじゃ意味無いから1人で作るって』

間宮『結局朝方までかかって、そのまま厨房で寝ちゃってましたから。それで、私からのチョコなんですけど舐ーー』

満潮(ううー……間宮さんったら……!)

霞(私ももう少しこだわるべきだったかしら……)

提督「……満潮?」

満潮「うう、う、うっさい!」

提督「気に入らなかったか……」

満潮「こんな可愛らしい髪飾りなんて私には似合わないわよ!本当にセンス無いんだから!」

提督「満潮は可愛いと思うぞ?」

満潮「~っ!!」

ゲシゲシ!!

提督「痛っ、み、満潮?なぜ蹴るんだ?あれ?霞まで何故?」

霞「死ね!このクズ!!」


満潮にお礼を渡したら2人から蹴られるなんて……なんだこれは

提督「悪かった。また後日改めてお礼はさせてもらうから」

満潮「……なによその手は?」

提督「その髪飾りは気に入らなかっただろ?返品するのもあれだし……榛名がずいぶん気に入ってたみたいだから」

満潮「はあ!?一度あげた物を他の艦娘にあげるから返せって言ってるの!?ホントあり得ない!」

提督「でも気に入らない髪飾りなんて貰っても仕方ないだろ……?」

満潮「別に気に入らないなんて言ってないわよ!だいたいそんなの作った人に失礼じゃない!」

満潮「だから貰ってあげるわよ!ほら、これで満足でしょ!どうも………………ありが」

また怒らせただけだったか……

俺はトボトボと歩き執務室へ戻った。

望月「おーい……うわ、怖い顔……どうしたのさ」

望月に言われて気づいたが、俺は相当怖い顔をして歩いていたらしい。

確かにイライラしていた。満潮と霞にではなく、2人と仲良くなれない今の現状にだ。


部屋に戻ると1枚のアニメDVDが置かれていた。俺がいない間に誰かが見ていたのか?

普段アニメは見ないのだがなんとなく気分転換になればと思い、再生してみる。

そのアニメには12人の妹が出てきて、皆が兄を慕っていると言う話だ。

それぞれが様々な呼び方で兄を呼んでいるのだが、何故かキャラクターの声は全て青葉だった。

提督(あの2人もあれくらい俺に懐いてくれれば……)

そんな事を考えながらその夜は布団に入った。アニメと現実は違うなんて分かっていた筈だったのだが……



提督「はぁ……今日も1日疲れたな。こんな日は湯にゆっくり浸かろう」

霞「なーにジジくさいこと言ってんのよ」

提督「霞?なぜ風呂に?」

満潮「たまには背中流してあげるって言ってんのよ。つべこべ言わずココに座る」

提督「いや、まずいだろ。憲兵が黙っていないぞ」

霞「はあ?別に兄妹なんだから良いじゃない」

提督「兄妹??」

満潮「なに変な顔してんのよ?」

満潮・霞「おにいちゃん♪」


その言葉で俺は夢精していた。左右の耳元でそんな言葉を囁かれたんだ。仕方ない

風呂場で裸の満潮と霞が肩に手をかけ、耳元で息を合わせて「おにいちゃん」と囁く。

2人は顔を合わせて恥ずかしそうに少し笑った後、鏡に映ってるその姿を見られると慌てて緩んだ口元を閉じ、黙々と体を洗い始める。


射精やむなし

愛宕「でもツンデレと言えばやっぱり曙ちゃんよねー♪」

妙高「ツンデレと言うか……ツンツンです」

愛宕「そうかしら?可愛いところもたくさんあるのにー」

妙高「だいたいあの口撃に提督のメンタルが持つと思うんですか」

愛宕「それはー……うーん、提督ってあまり話さないから内に溜め込むタイプなのかしら?それだとちょっと」

提督「何の話だ?」

妙高「ですから、提督に曙ちゃんの罵倒はダメージが大き過ぎるかと。もちろんあの子も本心じゃないと思うんですけど……」

提督「いや、自分で言うのはなんだが……曙は唯一俺の事を好きでいてくれている艦娘じゃないか?」

妙高「……はい?」

提督「ラブリーマイエンジェル、ぼのたん」

妙高「その表情でいきなりなに言ってるんですか!?」

提督「純真無垢、純白、清純……全てが当てはまる」

愛宕「んー、でもよくクソ提督って言われるわよね?」

提督「あんなのは照れ隠しに決まっているじゃないか」


そう、曙は目があうと良く「こっち見んな!クソ提督!」と言う。

しかしそれは俺が曙の視線に気付いて振り返った時に言うセリフ。つまり先に見ているのは曙なのだ。

自分が見ていた事を誤魔化すために強い言葉を使ってはいるが、本当は慌てている所がまた愛らしい。

食堂に行くと曙は隣に座らない。しかし必ず目の届く範囲に着席する。

視線を感じて振り返ると慌てて漣が曙の口をふさぐのはいつもの光景だ。

曙「こっちみんな!このクもごご」

漣「はいストップストップ!!お食事中にクソは禁止だから!クソは!」

朧「自分でクソと言っちゃダメだよ。クソは下品だから」

潮「漣ちゃん……朧ちゃん……」


ただ、ごく稀に曙が気付く前に俺が見て目があうことがある。

その時曙は絶対に「こっちみんな!クソ提督!」とは言わない。

俺と視線が合うと一瞬驚いた顔をして、こっちにタッと駆け寄り、

「なに見てたのよ?用があるなら言えば?」と眉をひそめながらも口元は緩んでいる。そんな顔がたまらなく可愛くて一度だけ抱きしめてしまった事があった。

その日の夜だ、夢の中とは言え純真無垢な曙を汚してしまったのは……

その日は風呂に入らなかった。

胸にはラブリーマイエンジェルを抱き寄せた感触が

手にはまるで絹の糸の様な手触りだったエンジェルヘアーの感触が

そしてこのスウィートエンジェルスメル。


さらに頭に浮かぶのは抱きしめた時の曙の様子だ。

いつもの様に「クソ提督!」とは叫ばず、少しの間動かないと思ったら、急に頭から湯気が出るほど真っ赤になり

いつも合わせる目を床に逸らし、「バ、バカ……」とだけ言い残しその場を足早に去ってしまった。

その走り去る後ろ姿を眺めながら俺は思ったのだ。案外大人っぽい下着を穿いているんだなと……

ふと胸の辺りを見るとそこには長い毛がついていた。おそらくは曙の物だろう。

俺は封印の意味も込めてそそり立つバベルの塔……いや、ピサの斜塔にその毛を巻きつけて就寝した。

曙「遠征終わったわよ。人使いが荒いんだから」

提督「曙、ちょっとほっぺたを触ってみてもいいか?」

曙「はあ?意味わかんないんだけど。なんでそんな事させなきゃなんないのよ。このクソ提督」

提督「フフフ、怖いか?」

曙「別に怖くなんて無いわよ!ほら、さっさと触れば?」

むにむにむにむに……

曙「ほうよ?まんほふひはへひょ?」

なんだこれはマシュマロみたいだ……

曙「ひょっほ、いふまへひっはっへるのよ!」


その顔を見た瞬間、俺の股間の龍は封印を破り白い炎を吐いた。

提督「まあなんだかんだで曙だけは俺を好きでいてくれていると思っている」

愛宕「提督ったら……曙ちゃんに対してはやけにポジティブなのね」

妙高「そんな事より大変な事に気が付いたんですけど……」

愛宕「大変な事?」

妙高「提督、さっきから「曙だけは俺を好きでいてくれている」って言っていますよね……」

提督「ん?ああ」

妙高「ですが提督に好意を持っている艦娘は他にも沢山いるのではありませんか……?」

提督「確かに好意は持ってくれているかもしれないが、それが恋愛に発展する事は無いだろう」

妙高「!?」


そう、あれはいつ見た夢だったか……

金剛「ヘーイ、提督ぅ♪お話とはなんデスカー?」

提督「金剛、お前は俺を好きでいてくれているのか?」

金剛「もちろんデース!バーニングラアァァブネ!」

提督「そうか。実は俺もな、お前の事が好きなんだ。付き合ってくれないか?」

金剛「えっ……?あー……その、気持ちはとても嬉しいデース。けど……提督に対する好きはそう言う好きとはちょっと違うネ」

提督「でもバーニングラブなんだろ!?」

金剛「勘違いさせたのなら謝りマス。あっ、でも尊敬はしてマスヨ?信頼もしてマース。だからその……また明日から任務頑張るネ!」


俺はその日、泣きながら夢精をして目覚めた。

今日は朝霜ちゃんの夢が見れそうなので寝ます。おやすみなさい

明石の「提督も、ちょっと修理したほうがいいみたいですね」という言葉が
これほど似合う提督もいるまい。

というか、「ちょっと修理」どころか大規模修理がいるな。

愛宕「うーん……言いたい事は沢山あるんだけどー、結局誰にするか決まったのかしら?」

提督「今あがった艦娘じゃダメだ。他にしてくれ」

愛宕「じゃあ初月ちゃんなんてどうかしら?まだ新艦娘でお互い良く知り合えて無いと思うのよね♪」

提督「初月か……」


確かに初月は秋月型らしく慎ましい生活を送り、やりくりも上手そうだ。

ただ小動物が大好きな俺にとって初月は危険すぎる艦娘だった。

その犬の様な髪型からあんな夢を見てしまうのは必然だったのかもしれない

初月「んっ……なんだ、またお前か。かまって欲しいのか?大人だろ?」

初月「まぁいい。僕で良ければ相手になってやるさ」

初月「なに?犬みたい?僕のどこが犬なんだ。からかっているのか?」

初月「あっ、こら。そこは耳じゃない!髪だ!まったく、お前は本当にバカだな……」

初月「僕の耳はここだ。ほら、お前と同じ場所についている」

初月「本物かどうか触って確かめさせろだって?しょうがない……少しだけだぞ?」

初月「…………もう満足しただろ?あまり弄るな」

初月「何故って……くすぐったいからに決まってるだろ。お前の手つきはいやらしすぎる」

初月「犬は耳が敏感って……だから僕は犬じゃない!誰だって耳をこんなに触られたらくすぐったくなる!」

初月「よし、そこまで言うならお前も試してやろうじゃないか」

初月「ほら触らせろ。どこをって、耳に決まっているだろ?」

初月「ここをこうして……外側から撫でていくと……ふふっ、どうした?身体がビクビクしているぞ?お前は犬なのか?」

初月「この程度で反応してしまうなんて……この指をもっと激しく動かしたらどうなるんだろうな?」

初月「それとも指以外で刺激してやろうか?例えば舌でこんな風に……」


結論から言うと夢精した。

提督「初月は大人っぽすぎるな」

妙高「じゃあ清霜さんはどうですか?末っ子で子供っぽいですよ?」

愛宕「そうね。清霜ちゃんならいつも提督にぴったり引っ付いてるから相性は良いんじゃないかしら♪」


清霜か……確かに清霜は可愛い。俺はバカ可愛い子は大好きだ。

ただ清霜はダメなんだ。これは現実……清霜は何か大きな闇を抱いている。

ある日

清霜「ねー、しれーかーん。清霜まだ戦艦になれない?改装まだ?」

今日も後ろから清霜が同じ質問を繰り返す。このやりとりに俺は少しの恐怖を感じていた。

夕雲型と言えば巻雲と早霜がいつも隙間から覗いたりしている。

今日は巻雲が真正面から、早霜はクローゼットの中からだ。

それに関して俺は気にならない。可愛い女の子にジッと見られるなんて幸せじゃないか。

ただ、清霜だけは違った。

清霜「ねー、しれーかーん?」

その声に慌てて振り返る。そこにはいつもと変わらずニコニコした清霜が立っていた。

そう、いつもなのだ。清霜は気付くと俺の背後に立ち、そして同じような質問を繰り返す。

清霜「まだ戦艦になれないかなー?いつなれる?」

駆逐艦が戦艦になれる筈がない。だが、そんな現実をわざわざ突きつける必要もないか。

俺はいつもその質問に答える事はせず、清霜の頭を撫でていた」

戦艦に憧れる駆逐艦……それだけなら可愛らしい話だ。だが清霜はよく物騒な事を言い出す。

清霜「あと何匹深海棲艦を殺せば戦艦になれるのかなー?」

この純粋な少女の口から「[ピーーー]」と言う単語は聞きたくなかった。

そしてその憧れの戦艦を見る目も恐ろしく感じることがある。

清霜は武蔵や姉さんと慕う大和を見つけると嬉しそうに駆け寄り武蔵の武勇伝を聞かされては目をキラキラさせていた。

そう、清霜の憧れである戦艦の対象は大和型だけなのだ。

清霜にとって戦艦は大和を型だけ。それ以外の戦艦を見る目は非常に冷めたものだった。

清霜「ねえ司令官、あの人たちも戦艦なの?」

武蔵達の前では輝いていた目に影が落ちる。俺が頷くと清霜はそっちを眺めたままポツリと呟いた。

清霜「あの人たちが居なくなれば清霜が戦艦になれるのかな……」

清霜「あの人たちが戦艦だから編成の問題で清霜が戦艦になれないのかな?」

清霜の視線に気付いたその戦艦は挙動不審な動きを始め、困ったような嬉しいような表情を浮かべている。

次の瞬間、清霜の砲塔がその戦艦の尻に突き刺さった。

かわそうと思えば簡単にかわせただろう。しかし戦艦はそうしなかった。むしろ自ら尻を差し出した様にも見えた。

清霜「司令官!戦艦に勝ったよ!これで清霜が戦艦になれる!?」

戦艦「んはっ……こ、これは、駆逐艦の砲塔が……なんだ、この光は……白い」

嬉しそうに戦艦の尻に砲塔を突き刺す駆逐艦。嬉しそうに駆逐艦の砲塔を尻で咥え込む戦艦。


まさにWinWinの関係……いや、これを思い出し夢精した俺を合わせればWinWinWinの関係か。

眠くて訳が分からなくなってきた
朝潮型もお尻ならセーフだった気がする

愛宕「そうだわ。一番の適任者がいるじゃない♪どうして今まで気づかなかったのかしら」

妙高「適任者?」

愛宕「利根ちゃんよ、利根ちゃん♪」

妙高「あっ……そうですね。大人でありながら子供っぽい一面も有り、提督の言っていた条件にも当てはまりますよ」

提督「利根か……」


その答えにたどり着くのは必然だったに違いない。

利根……そう、彼女こそ第三の秘書艦だったのだから……



この鎮守府において第一秘書艦は昔から愛宕が務めてくれていた。

愛宕はこの鎮守府で最初に着任してくれた重巡洋艦。明るく元気でみんなから慕われる素晴らしいオナ……秘書艦だった。

しかしあまりの親しみやすさと優しさから、いう事を聞かない駆逐艦や悪ノリをする艦も出てきた。そこで第二秘書をまかせたのが妙高だ。

妙高はしっかりした性格と、その厳しさで秩序を乱さないよう鎮守府をまとめ上げてくれていた。

それでも艦娘が増えるにつれ2人では手が回らなくなった時に現れたのがスーパーエース利根……

数々の海域で最後の最後、トドメをさす勝利の女神。

彼女もまた面倒見がよく、事務仕事の多い妙高の代わりにトレーニング面で艦娘をサポートしてくれていた。

利根に新たな改装が可能となった日、俺は必要な物をすべて用意しその日の内に改装を開始した。

新たな改装を施した艦は大人っぽくなるはず。これで利根もお姉さんらしくなれば良いのだが……


そして改装が終わった運命の時、俺は利根の姿を一目見て固まった。

利根「おお!提督よ、新たな改装を終えた我輩の姿はどうだ!また少し大人っぽくなってしまったようじゃの!」

なんだこの生物は……この世の「カワイイ」をすべて凝縮したような少女が俺の目の前に立っていた。

そして特出すべきはその服装……

まるで俺の股間を刺激する為だけに用意されたようなその服装は俺の睾丸へ直に響き渡った。

穿いていない

第一印象はそれしかなかった。

大胆に露出された太もも、なんだこれは?もはや褌……いや、褌よりスケベじゃないか。

その日から三日三晩、利根の下半身が頭から離れる事はなかった。

あののれんのように垂れたスカートの中にはどんな店があるのか。どんなまんまを食べさせてくれるのか。


仕事が全く手につかなくなった俺は夜風に当たる為、外の空気を吸う為に散歩する事にした。

そこで見つけたおでん屋台。なんとなしにのれんを捲り顔を出す。

「いらっしゃい」店主のその言葉を聞いて俺は気を失う。

のれんを捲る……この動作に興奮して倒れた俺は病院へ運ばれ、そのままそのベッドで夢精したのだった。

愛宕「提督ー?」

提督「む……すまん」

妙高「では利根さんにお願いしてよろしいでしょうか?」

提督「いや、利根はやめておこう」

さすがに合法ロリはまずい。いかに俺がロリコンでないとは言え、合法ロリなら話が変わってくる。

まだ性に目覚めていない利根のツインテールをつかんでバックから突き上げ「こ、こら、あまり激しくするでない……!」と言われたいのは俺だけじゃない。

羞恥心の無さそうなあの無邪気な顔を雌の顔に染め上げたい!そう思うのは普通じゃないか!

愛宕「……提督、なにか隠していませんか?」

提督「……」

愛宕の鋭い視線と言葉に俺は思わず勃起してしまっていた。

妙高「確かに急に秘書艦を変えるなんて不思議ですよね……私たちになにか至らない点があったのでしょうか……」

2個とも……2人とも心配してくれているのか。

それもそうだ2人とは付き合いが長い。いかにオナホのような顔と言えども俺の異変に気付いているのか。

愛宕「何かあったなら言ってくれて良いのよ?ねー?」


愛宕もすっかりオナホっぽい顔に見えてきたな……

そうだ、何を隠す必要がある。ほぼオナホの2人にオナホを見せたところで何も恥じる事はない。

建造で艦娘が増えるようなものじゃないか。紹介しようこのオナホを。2人の新たな仲間を

提督「新たな仲間を発見しました」コトッ


机に置いたオナホを見て2人はしばし固まる。無理もない、生き別れた姉妹みたいなものなのだからな。

しばらくして妙高?(オナホ?)が声を荒げた。

妙高「な、なんですかコレは!?」


何って、新しい第3秘書に決まっている。どうやら自分と瓜二つの艦娘(オナホ?)に興奮しているようだ。

提督「まあ、新たな重巡洋艦と言ったところだな」

妙高「そんな事を聞いているんじゃありません!どうしてパッケージが私じゃなく愛宕なんですか!」

愛宕「あらぁ……♪」


俺には妙高が何故怒っているのか、何に対して怒っているのか、そもそもどれが妙高なのか分からなかった。

恐らくあの喋っているのが妙高であり、机の上で静観しているこれが愛宕かオナホなのだろう。

提督「妙高は何を怒っているんだ?」

妙高を刺激しないように愛宕に耳打ちするが返事がない。という事は机の上にあるコレは愛宕ではなくオナホと言うわけか。

俺は状況を整理する為に深く深呼吸し、机の上にある愛宕のパッケージのオナホに妙高と名付けた。

俺も疲れてるのか……

オナホ「提督!聞いているんですか!?」

オナホ「ほらほら、そんなに詰め寄っちゃ提督も困っちゃうでしょ?」

オナホ「……」

オナホ「あなたは良いわよ!選ばれたのだから!」

オナホ「困ったわねぇ……」

オナホ「……」

オナホ「提督!」


ダメだ、頭がおかしくなりそうだ……

もういっそどれかに挿れてスッキリしてしまおうか……

「失礼します!お茶をお持ちしましたー」

ん……?この声は……

ああ、そうだ。この声は間違いない。

オナホ「五月雨ちゃん!そうよ、五月雨ちゃんがいたじゃない!ね?」

オナホ「うーん……はぐらかされた気もしますけど、確かに五月雨さんならみんな納得するでしょうね」

オナホ「ええ♪だって五月雨ちゃんはこの鎮守府で1番の古株なんですもの♪」


五月雨……やはり五月雨がいるのか。もう俺の目にはハッキリ見えないが……

あの青っぽいオナホみたいなのが五月雨か……

五月雨は俺が鎮守府に着任して一番最初に選んだ艦娘だ。

直後に愛宕達も着任したが間違いなく五月雨こそが初期艦だった。

流れから行けばその五月雨に秘書を任せたかったのだが彼女には1つ致命的な問題がある。

「提督、あったかいお茶を……わわっ!」フラフラ

そう彼女はドジっ子なのだ。

よく秘書艦の真似事のようにお茶を持ってきてくれるのだが、まず間違いなく机にぶちまける。

そしてこんな風にクルクル回りながら俺の膝に飛び乗るようにやってきて……

ズブッ…

ああ、また今日も入ってしまった

五月雨「あつ……、す、すみせん!すぐにどきますから!」

ワンピストンで二回の射精を終え、若干視界が開けてきた。やはりここにいるのは五月雨か。

五月雨「うぅ……うっかり燃料と間違えておしりにローションを補充しちゃって……」

五月雨はだいたい毎日ローションと燃料を間違えて補給してしまうらしい。

みんな食事という形で補給するはずなのだが、尻にローションを入れてしまうのもドジっ子ゆえか

五月雨「すぐにどきますから……ああっ!」

一度抜けかけた五月雨の尻が勢い良く股間にぶつかりそのまま深くに突き刺さる。この時すでに俺は7回目の発射を終えていた。

五月雨「す、すみません……お尻から漏れたローションで足場がヌルヌルしていて……あうう……」

五月雨は何度も立ち上がろうとするが、良い感じの所まで尻を持ち上げては抜け切る寸前で尻を落とす

今日はクールビズという事で全裸になったのが悪かったか……

どうやら五月雨もいつも通りパンツを穿き忘れているみたいだし


しばらくそれを繰り返した後、五月雨は満足気な顔でスッと立ち上がり部屋を出て行った。

ドジっ子だから仕方ないとは言え、毎日こんな感じを繰り返す五月雨は超が付くほどドジっ子なのだろう

いつもの出来事過ぎて、愛宕と妙高も気にしていない素振りだ。

ん?愛宕と妙高??そうか、少しスッキリした事によって見分けが付くようになったんだな。

あれは妙高、あっちが愛宕。そしてこれがオナホ。なるほど。

五月雨ちゃんはドジっ子確信犯

妙高「提督!聞いているんですか!?」ズィ

間違いない。これは妙高……妙高だ。

妙高「何をぼーっとしているんですか!」

ガタッ

提督「妙高……」

妙高「な、何ですか」

提督「少し、触ってもいいか」

妙高「はい……?」

ペタペタ


この輪郭、髪型、間違いない。

妙高(ああっ……提督の指が私の顔に……)

妙高(直接子宮に響く……!デストロイヤー級くらいなら出産してしまいそう……!)

妙高「て、提督……愛宕も見ていますし、あまりそう言うセックス的な事は……」

妙高……妙高…………妙高?ん?なんだこの穴は……?

妙高「もごっ……へ、ふぇいふぉふ?」

妙高(そんな、いきなり生で口に指を入れてくるなんて……これが有名な中出しセックス……?)


穴?なぜこんな所に穴が……?顔のこんな所に穴なんて空いていたか?

なんだ?これはやっぱりオナホだったのか??

口……?口か?確か物を食べる……そこから艦娘は燃料を補給していたような……

いや、燃料の補給は尻だ。尻にローションを入れていたはず。

という事はやはりこれはオナホ……?

分からない。これがオナホなのか、妙高なのか、それとも妙高と言う艦娘は元から存在しなかったのか……

妙高「ううっ……提督!こんな事でこの妙高をはぐらかそうとしてもそうは行きませんよ!」

妖精「妙高、新しい艦の建造に成功したぞ。おめでただ!」


この声はやはり妙高。そうだ間違いない

妙高「さぁ、どうして愛宕のパッケージを選んだのかハッキリ言ってください!」

愛宕「もう……たまたま私に似たのを買っただけよねー?」

たまたま?なぜ急に睾丸の話を……?さてはこいつがオナホだったのか……?

妙高「た、確かにそれはあり得ますけど……」

妙高「提督、そこには私のパッケージは無かったのですか?」

提督「ああ、あそこにあったオナホの中には妙高に似た物は無かったな」

オナホに見える妙高ならここにいるが

妙高「でしたら……もし私に似たパッケージがあれば買っていましたか?正直に答えてください」

提督「妙高に似たパッケージがあれば……?」

愛宕「もちろん買ってたわよねー♪」パチクリ

妙高の絵が描かれたオナホ……

提督「すまん。それはあり得ない」

妙高「!!」

愛宕「提督!?」

確かにこの場を丸くおさめるには嘘をついてでも買うと言うべきなのだろう。

だが俺はオナホに嘘はつけない。オナホとは真摯に向き合っていきたいんだ。

ハッキリ言ってしまえばオナホのパッケージなんて何でもいい。要は中身の問題なのだからな。

だが妙高はダメだ、妙高だけは……

これは偏見だ。こんな見方は間違っていると思う。

だが妙高と初めて会いあの独特な眉毛を見た瞬間思ってしまったんだ。

毛深そうだな。と言うかモジャモジャしてそうだ……と

別に毛が生えている事は何の問題もない。おそらく赤城や加賀なんかも生えているだろう。

駆逐艦だって発育の関係で生えている艦娘もいるはずだ。

それは自然の摂理。どんな美少女でも陰毛なのだから多少は縮れているだろう

ただ妙高、お前はモジャモジャだと思うんだ……

もちろん好きな相手がモジャモジャだとしても俺は全て受け止める自信がある。


だがそんなモジャモジャがパッケージのオナホなんて見てしまったら、オナホにもモジャモジャが付いているんじゃないかと思ってしまうだろう。

オナホにそんな毛が付いてたら……

オナホはだいたい肌色の棒状だ。その入り口付近にモジャモジャがあったら……完全にちんこだ。

それはもうオナホールじゃない。オスホール……いや、おちんこホールじゃないか。

男の股間に股間を差し込んでオナニーなんてもう訳がわからない。

俺にはそんな特殊な性癖はないんだ。

だから妙高、お前のオナホールだけは買えない。

提督「……すまん」

妙高「……っ!」ダッ


部屋を走り去る妙高。その瞳には涙が浮かんでいた。ちなみに妙高はツルツルだった。

病院行かなきゃ……

56 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/23(土) 00:06:17.33 ID:2vN2clFz0
メモで書いてるから55までレスきてるとは思ってもみなかったwwwww
はえーよw

提督「ほら、間宮券だ」

陽炎「しーれーいーかーん?」

提督「何だよ、高価なもんだろ?」

陽炎「確かに高価だけどさぁ~……あーもういいや、今日は疲れちゃったから間宮さんのところで甘味食べて寝るよ」

提督「おうそうしろ……ところで陽炎?」

陽炎「なに?」

提督「来週にはたくさん間宮が手に入るかもしれんぞ?」

陽炎「……はぁ?それってどゆこと?」

提督「明日には説明するよ。ほら、今日はお疲れさんってことだ」

陽炎「全く意味わかんないけど……はーい」



提督「……あいつなら、あの3人を止められるかもしれないな」

提督「……人間性を捧げよ……か、あいつらは果たして救えるのか……」

提督「大丈夫だろうな、さてと、執務を終わらせるその前に磯風のところに見舞いに行くかな……」

57 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/23(土) 00:08:58.72 ID:2vN2clFz0
みなさまお疲れ様でした。



よろしかったらこちらも書いてますのでぜひ参加してください

陽炎「ダークソウル3?」提督「陽炎型は強制参加な」
陽炎「ダークソウル3?」提督「陽炎型は強制参加な」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1460706468/)

html出してきます

101 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/23(土) 01:07:00.08 ID:2vN2clFz0
陽炎

102 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/23(土) 01:08:12.71 ID:2vN2clFz0
ksk

131 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします sage 2016/04/23(土) 01:45:52.94 ID:2vN2clFz0
荒らし止めなよ
迷惑じゃないの?

201 ◆bcl3OxnGHI sage 2016/04/23(土) 21:40:51.18 ID:2vN2clFz0
今日の更新はお休みさせていただきます


荒らされてるから気の毒だと思ってたらこいつ自演作者じゃねえか
これは荒らされて当然だし荒らしはもっと荒らせよ

愛宕「もう、提督ったら。あんな風に言っちゃったら彼女を傷つけちゃうでしょ?」

提督「不器用ですまん」

愛宕「……ふふっ♪」

提督「なんだ急に」

愛宕「実はなんだか提督が私のパッケージのオナホールを選んでくれたのが嬉しくて♪」

愛宕「非貫通式のオナホールという事は、挿れた後に中の空気を抜いてバキュームフェラの様に使う気だったのね♪」


艦娘は製造過程で世間一般常識と戦闘に関する知識、そしてオナホールに対する知識を備えられる。

なんだ?バキュームフェラ?

くそっ、ただ穴に挿れたり出したりするだけじゃこのオナホのパフォーマンスを100%引き出す事は出来ないのか……

愛宕「提督は優しくよりもハードな方がお好みなのかしら……♪」

違うぞ愛宕。俺は時間をかけてネチネチと焦らされながら最後は激しくされたいんだ。

愛宕「でも提督?こんなもの買わなくても言ってくれれば私が提督専用のオナホールになってあげますよー?ふふっ♪」

いや、言わなくてもお前と妙高はもうオナホールにしか見えないんだ。すまん愛宕。

五月雨のドジのおかげで今はまだ何となく愛宕と認識できてはいるが……

もう島風は思い出そうとしてもTENGAしか出てこなくなってしまった。

愛宕「せっかくですからこのオナホールを使って私が提督を気持ちよくしてあげましょうか?」

オナホがオナホを使う?またややこしい事を言い出したな……

愛宕がオナホを持って2、3週クルクル回った後にどっちが愛宕か聞かれて当てる自信は無い。

愛宕「それとも……愛宕の提督専用オナホールを、使ってみますか?」

提督「なに!?」

愛宕に俺専用のオナホールが?知らなかった、艦娘はオナホールに似ているだけじゃなく、オナホール自体を装備していたのか。

何て事だ。それならわざわざ買いに行かなくてよかったんじゃ無いか。灯台下暗しとはまさにこの事……しかも俺専用だと?

それはサイズやその他諸々がピッタリという事か。フフッ、なるほどな。

提督「愛宕、是非とも俺専用オナホールの性能とやら、見せてもらおうか」

愛宕「えっ!?み、見たいんですか……?」

愛宕め出し渋るか。確かに俺はネチネチと焦らされるのが好きだとは言ったがこんな所から焦らされるのはお断りだ。

提督「ああ、今すぐに見せてくれ。そして試させてもらいたいものだな。お前のオナホールとしての性能を」

愛宕「あ……えーっと……まだ明るいから……」モジモジ

提督「何だ急にモジモジして?俺はこうして持っていたオナホをさらけ出したんだ。さぁ、お前も全てさらけ出してみろ」

愛宕「だから、その……シャワーもまだだし、色々見られるのは恥ずかしいから、暗くなったら……ね?」

俺は夜にオナホを使うまでどうやって過ごすか悩んでいるのに、夜まで我慢とは……いくらなんでも支離滅裂過ぎる。

愛宕「じゃあまた夜にね♪」ダッ

提督「あっ!まて愛宕!せめて20回だけでも!」

バタン

愛宕(今日は丹念に体を洗って、ゴムは……いらないわよね♪)

提督「なんて事だ……」

それから数時間、俺はオナホを使う機会を探していたがその時は来なかった。

秘書艦なしでの執務はさすがに堪えるが……

今日は朝からやたらと執務室にくる艦娘が多く、布団に入ってオナホを使うチャンスがなかったのだ。

トイレでコソッとすれば良いのだが、俺のこだわりががそれを許さなかった。

初めてオナホは布団で仰向けになって大の字で、それが俺のポリシーだ。

金剛「ヘーイ!提督ぅ!調子はどうですカー?」

提督「金剛か。調子は良くはないが……何か用か?」

金剛「そ、そそ、そうデスカ?あ、あははっ、じゃあまた後できマース!」

バタン

提督「なんだったんだいったい……」


榛名「金剛お姉様!いかがでしたか!?」

金剛「イエース!確かに噂通り提督は裸だったデース!」

榛名「下半身は、下半身も丸出しなんですか!?」

金剛「シット!机に隠れていて下半身は見えなかったデース!」

榛名「この役立たず!」

金剛「ホワッ!」

その後も艦娘は休む間も無く執務室を訪れてはすぐに去っていく。

思い切って榛名にお前の俺専用オナホールを使わせてくれと頼んだら鼻血を噴き出して倒れてしまった。

やはり清純で真面目な艦娘には刺激が強過ぎたのか。ならそう言う事に耐性がありそうな艦娘にと思い鈴谷に言ってみたのだが

鈴谷は顔を真っ赤にして出て行ってしまった。


しかしこんなに色んな艦娘が引っ切り無しにやってくると、さっきまでの俺ならみんな同じオナホに見えて見分けがつかなかっただろうな。

提督「そうならずにちゃんと見分けがつくのは全部お前のおかげだよ」

綾波「はひ?…………♪」ゴクゴク

机の下でそれを咥えて離さない綾波の頭を撫でると彼女は嬉しそうに笑い喉を鳴らした。

綾波曰く彼女は特殊な艦娘で、食事では足らない補給を提督の精子で補っているらしい。まさにギブアンドテイク、WINWINの関係だ。

胃潰瘍の薬を出して儲かる医者、寝込みながら出された薬で痛みを和らげる自分。まさにWINWINの関係

この鎮守府に着任した当初、俺は吹雪型と綾波型の見分けがイマイチついていなかった。

パジャマを着てしまえば制服の違いもなくなりもうどれが誰で何型かわからない。妙高とオナホみたいなものだ。

綾波、敷波ときて磯波は吹雪型、もう訳がわからない。同じ村の出身だからか雰囲気まで似ている気がする。

そんな吹雪型と綾波型を決定的に違えたのがメディア露出だった。

吹雪は持ち前の明るさとパンツで監督のハートキャッチ、あの見た目の地味だった吹雪が一躍スターダムにのし上がっていった。

そんな姿をなんとも言えない表情で見ていたのが綾波だった。

彼女からすればつい最近まで地味な仲間だと思っていた吹雪が遠くの存在になってしまったことが余程ショックだったようだ。

テレビの中では吹雪、夕立、睦月を中心に物語が進んでいく。

つい最近まで同じ境遇だった吹雪、自分と何が違ったというのだろうか?

同じように武勲をあげソロモンの鬼神とまで呼ばれたにも関わらず、注目されるのはいつもソロモンの悪夢夕立。

第二回ほっぺたぷにぷに大会にて綾波敷波に代わり上位を独占した睦月型……


次第に綾波は個性派揃いの第七駆に声が掛からないのも長女の自分が地味だからだと思い始めていた。

そんなある日、俺はため息をつきながらトボトボ歩く綾波を見つけ声を掛けてみた。

一応笑顔で会釈してはくれたがやはり元気はない。何か悩みがあると思った俺は綾波を鎮守府の外へ連れ出し食事に誘った。

行きつけの屋台で食事をしながら理由を尋ねるとポツリポツリとさっき言ったような事を話し始める。

その話を聞きながら俺はずっと綾波のおでこにぶっかけたいと思っている。

綾波の感情が表に出るたび俺の股間も疼き、自分の不甲斐なさを一通り話した綾波は1度唇を噛み締めた後、自分を押し殺す様に笑顔で俺に礼を言って先に帰ろうとした。

このままではダメだ。まだ何も解決していない。

だが口下手な俺は一体どんな言葉を掛けてやれば良いのかも分からない。

それでも身体が勝手に動き俺は綾波の手を握って引き戻す。

そうだ、かける言葉は見つからない。だが言葉以外でもかけてやる事は出来るじゃないか。

俺は片手で綾波を引き寄せ、もう片方の手でいちもつを取り出し思いっきり綾波のおでこにぶっかけた。

「すまん、俺には優しい言葉をかける器用さがなくてな……これくらいしかやれる事はない」

そう言い切る前に綾波は緊張の糸が切れた様に大泣きしながら俺に抱きついてきた。きっと俺の様に我慢していた物があふれ出たのだろう。

我慢するな。全て俺にぶつけて来い。そのメッセージを込めた顔射が綾波に届き俺はほっと胸を撫で下ろしていた。

綾波「すみません……綾波が抱きついたりしたからこんな事に……お風呂にまで入れていただいて……」

どうやらぶっかけたまま引っ付いた事によって2人とも風呂に入る事になったのを気にしていたらしい。

頭をポンポンと軽く叩き気にするなと言うと綾波はホッとした表情でいつもの笑顔を浮かべた。

しかしこの年頃の女の子とお風呂に入るのはまずい。

睦月型くらいなら問題ないのだが、綾波はいけない。その可愛らしいおでこ、膨らみ始めた幼さの残る胸、そしておでこ……

いくらロリコンでは無くともその感情は隠し通せる物ではなかった。

すると綾波はそれを察したのか俺の前に膝をつき、前髪を上げるとにっこりと笑い目を瞑る。

綾波「はい、どうぞ♪」

数分後、バイオブロリーの様に頭から全身ドロドロになった綾波をシャワーで綺麗に流す。

しかし綺麗に流すとまたあのおでこが現れ俺は綾波を汚してしまう。

逆上せると言う焦りはあるが射精は止まらない。綾波も逆上せている様に見える。

すると綾波は射精寸前のそれを口に咥え、出した物をゴクゴクと飲み干すのだった。

綾波「ぷはぁ……これならベタベタにならずに済みますね。えへへ♪しれぇーかぁーん……♪」

その先の事はよく覚えていない。翌朝目が醒めると俺は布団の中で夢精をしていた。

あれは夢だったのか?だとしたら良い夢だった。そう思いながら執務室の椅子に座ると綾波が足元からひょっこりと顔を出す。

綾波「しれーかぁん♪」

なんだか眠くて少し訳分からん事に……

あれから随分時間が経ち、艦娘が執務室へやってこなくなった。

仕事は山積みで普段妙高と愛宕がどれだけ俺を助けてくれていたのか痛いほど実感している。

提督「やはり秘書艦は必要だな……」

綾波に1時間以上吸われ続け症状は落ち着いているが、今の俺では艦娘の匂いだけでガチガチになってしまうだろう。

誰かいないか?俺の股間が反応しないような仕事もできる艦娘が……

ダメだ、昨日の夜オナホを手に入れた時からずっとギンギンじゃないか。

愛宕と飯を食っていた時も、島風とぶつかったり川内達を見ていた時も、ずっとギンギンだったじゃないか……

と……その時、俺の頭をふとある事が過ぎった


あれ?待てよ、ぶつかったと言えば長波ともぶつかったはずだが……

あの時確かに俺は長波の手を引いて引っ張り上げようとしたが、絶頂でビクンビクンしていたのは長波で俺は無反応だった……?

まさか自分より過剰な反応をする相手に対して俺は反応しない体質なのか?


そんな事を考えていると執務室の扉をノックする音が聞こえた。

「おーい、いるかー?入るぞー?」

提督「長波、今ちょうどおまえの事を考えていたところだ」

長波「んぁっ……そ、そんな事言うな、馬鹿ぁ……イク、イック……そんな事言われたら、いっちゃう、からぁ!」ビクンビクン

やはり股間は反応しない。

入って早々にへたり込み胸に手を当てて落ち着こうとする長波。もう片方の手には花束を大事そうに抱えていた。

提督「その花は?」

長波「あ、ああ……これか。これはアレだ、その……ゆ、夕雲!そうだ、夕雲の奴がな!持ってけってうるさくてさ、なんかめでたい日なんだろ?」

提督「そうだったか?」

まぁこんな美少女から花を貰って喜ばない男はいないだろう。

長波「は、花言葉とかは知らないけどさ、まぁ……一応適当に」

提督「ピンクのチューリップにリナリアか……確か花言葉は愛の芽生え、この恋に気づいて……だったか」

長波「なっ……!なんでそんな花言葉なんかに詳しいんだよお前は!あたしは必死に本で調べ……じゃなくて、夕雲が!夕雲が!」

提督「そうか。それは残念だな」


俺は長波が好きだ。見た目はもちろん内面やスタイル、全てにおいて100点の艦娘と言っていいだろう。

提督である以上私情を挟まないように気をつけ全ての艦娘に欲情するようにしているが、密かにケッコンする艦は長波と決めていた。


長波「……で?あたしに用があるんじゃなかったのか?」

提督「俺とケッコンしてくれ。あ、しまった」

長波「え?あ、う……お、おう。別に構わないぞ……」

俺は長波とケッコンした。

顔には出さないようにしていたが長波の足元には大きな水溜りが出来ていた。

提督「ふっ……」

長波「な、何がおかしいんだよ?って言うか、お前が笑うなんて珍しいな……そ、そんな顔されたら……んぎぃっ」ビクンビクン

俺は長波の足元を指差し床に出来た水溜りの事を教えると、長波は慌ててそこから離れて距離をとる。

長波「こ、これは関係ないからな!って言うか、それを言うならお互い様だろ!」

そう言うと長波は椅子に座っている俺を指差した。

ふと視線を下に送る。するとそこには白濁色の水溜りが出来ていた。

馬鹿な。俺の股間は反応していないはず……綾波がこぼしたのか?

股間を見ても反応はない。ヘナヘナのままだ……が

ドバドバドバ!

提督「な、なんだ!?」

長波「なんだって……お前、あたしと話してる時はいつもそんなだろ?今日は特に凄いけど」ビシャビシャ

提督「え?」ドバドバドバ

なんて事だ……確かに誰にでも反応する俺の股間が一番好みの艦娘に反応しないのはおかしい。

つまり俺は血液の動きによる勃起や筋肉の動き、射精の前段階……そんなもの全てを吹き飛ばして視界に入った瞬間ノータイムで射精していたのか。

常識では考えられない事を引き起こす……これがケッコン艦に与えられる新たな能力という訳か。

オナホ……それは一時の性欲を満たすためだけの道具。

しかし長波はそれを満たすだけではなく、俺を幸せにし永遠に続く射精を与え続けてくれる。

長波「そ、そんなに出してさ……もっと凄いことしちゃったらどうなるんだよ……?」

長波は服の片側を谷間に挟むようにしてずらし、まるで赤子に授乳する様な仕草を見せた。

シャツ越しとは言えその先端は濡れて滲み、下は大洪水になっている。

長波「お前の事、考えてたら……なんか胸が張って出る様になったんだよ。その、お乳がさ……」

その言葉を聞いた俺の股間はまるで蛇口の壊れた水道の様に液を噴き出し、俺は宙に浮いていた。

提督「うっ……」

いかん、いくらなんでも水分を失いすぎた……頭がフラフラする。

長波の排水量に比べれば少ないくらいだが所詮はどこにでもいる一般人だからな……

提督「長波……水を……」

気分が高まっている長波は顔を真っ赤にしながら俺の顔の上に腰を落とす。

長波「~……ッッ!!」

まるで勾玉の様に、数字で言えば69か。俺は長波から出てきたものを飲み股間から排出する。

長波はそれを飲み股から排水する。ついに奇跡の無限ループが完成した。

目の前には夢にまでみた女性の下半身、そして股間には長波の口……これが究極のオナホだったんだ。

仕事を放棄して快楽を貪り続ける事数時間。全く飽きない、いつまででもこうしていたいくらいだ。

しかしそんな気持ちをぶち壊す様に激しく部屋の扉が開いた。


憲兵「憲兵だ!おとなしくしろ!」

なぜ憲兵が?確かに仕事は遅れているがそれ以外は何も問題は無かったはず。

ましてや憲兵のお世話になる事なんて何も

憲兵「この鎮守府で提督が駆逐艦に精子を飲ませているとの通報を受けた!おとなしくしろ!」

俺は長波の股に顔を埋め大人しく射精をしながら憲兵の話を聞いていた。

話を聞くと憲兵は綾波の事を言っているらしい。

どうやら俺が大本営に送った新たな艦娘の性質が問題だったみたいだ。

「我が艦隊では一部の駆逐艦に口から私の精子を補給しております」

駆逐艦の口に精子を補給するのは前例がない事で報告しておいたのだが……何が癇に障ったのか。


俺は今、無実の罪で病院へ入れられている。

なぜ牢じゃなく病院なのか、それは誰にもわからない。

おわり。


鯖を移転させられるとかで慌てて終わらせた感
綾波の補給とか戦艦ごっこで提督のレバー握って弄くり回す清霜とか提督の耳をしゃぶるのが大好きなゴーヤとか書きたかった

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2016年04月20日 (水) 22:47:18   ID: BDwT8wWj

駆逐艦で夢精をしておきながら、ロリコンではないとは一体・・・

2 :  SS好きの774さん   2016年04月21日 (木) 02:06:06   ID: yzzsoLa0

面白いけど作者が心配になるわw

3 :  SS好きの774さん   2016年04月21日 (木) 09:04:18   ID: row20TS3

ええい、秋雲はまだか!?

4 :  SS好きの774さん   2016年04月21日 (木) 13:32:30   ID: 4wCTKtRY

もう休め!つかれてるのよ...

5 :  SS好きの774さん   2016年04月21日 (木) 13:40:02   ID: v9XlWVcJ

作者大丈夫かww

6 :  SS好きの774さん   2016年04月21日 (木) 21:52:09   ID: XBsCbnh_

申し訳ないが急に正気に戻るのはNG

7 :  SS好きの774さん   2016年04月22日 (金) 12:03:09   ID: SvTfwI4n

夢精しなかった日があるのかという疑問

8 :  SS好きの774さん   2016年04月22日 (金) 23:01:53   ID: OUQZuPxd

読んでて頭がおかしくなるss
悪くなるんじゃない、おかしくなる

9 :  SS好きの774さん   2016年04月24日 (日) 03:35:40   ID: LJ06Pc1Y

頭おかしい(賞賛)

10 :  SS好きの774さん   2016年04月24日 (日) 17:15:56   ID: dnLOWKTN

コレは……面白いが、正直作者が心配になるレベルやなww

11 :  SS好きの774さん   2016年04月29日 (金) 22:24:49   ID: tRAMOpBD

ワラタw

12 :  SS好きの774さん   2016年05月01日 (日) 06:15:24   ID: _KuzuKx_

まぁ・・・そうなるな

13 :  SS好きの774さん   2016年05月01日 (日) 13:47:03   ID: sPi5CEfa

臥薪嘗胆

14 :  SS好きの774さん   2016年05月06日 (金) 18:39:56   ID: t7TiDdus

素晴らしい

15 :  SS好きの774さん   2016年05月07日 (土) 03:31:46   ID: 1mW51gNU

是非続きを書いて欲しい。
ついでに頭の病院に行ってきて欲しい

16 :  SS好きの774さん   2016年05月07日 (土) 13:05:09   ID: eNHhRmYp

控えめにいって頭おかしい

17 :  SS好きの774さん   2016年05月11日 (水) 23:51:03   ID: toDcB6js

意味不明なのに読んでしまうこの感じはなんなのだ
俺もまたオナホである可能性が・・・?

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