金剛「うちの提督がカッコ良すぎてデースとか使えないデース」 (136)



※艦これSS

※この鎮守府の提督さんは、身長190センチ、105キロの巨漢。男前。寡黙。寛大。ストイック。

ではスタート



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~いつもの紅茶会にて~


金剛「……やばいデース」


比叡「お姉様? どうなされました?」


榛名「浮かない顔ですね」


霧島「お姉様が青白い顔とは珍しい」


金剛「あのデスネ、私のシスターズを信頼して、率直な質問をするんデスが……」


比叡「? はい」


金剛「うちの提督、超カッコいいデスよね?」


榛名「ぶふぉっ!」


比叡「は、榛名紅茶が!」


霧島「ど、どうしたんですお姉様。急に」


金剛「いや、実は最近デスネー。あの完璧提督と言われる彼に弱点がないかとか、色々裏捜査を行っていたのデース!」


比叡「ほ、ほうほう」


榛名(榛名も興味あります……!)


霧島「ま、まあ。彼のことは私も認めています。作戦の指示も的確ですし、艦娘のフォローは完璧。それでいて男前、寡黙ですが爽やかで、誰にでも態度を変えることのない姿勢には好感が持てますよね」


金剛「そうデース。いわゆる彼は完璧なのデース」


比叡「で、何か、弱点が見つかったとか!?」


金剛「……ノンノン。何も見つかりませんでシター。というかむしろ!!」


比叡「は、はい!」


金剛「彼のプライベートを見ることで、提督のことがもっと愛しく想えたんデース!!」


榛名「へ、へえ……」


金剛「提督業が終わった後も! 食事をとっている時も! 寝ている時も! トイレで用をたすときも! 休日の動きを観察しても!!」


金剛「何を見ても、超カッコいいんデーース!!!」


霧島「お、お姉様、不適切な表現かもしれませんが、それもうストーカーになっているのでは……」



金剛「ノー! ノーよ霧島ァ!」


霧島「え、ええ?」


金剛「……これは愛デース。提督のためを想う、私の愛なのデース」


霧島(その一方的で過剰な愛をストーカーというんじゃないだろうか)


榛名「でも確かに、提督はカッコいいです。その、最近のヘナヘナした若者さんより、がっちりして頼りになるお体をしておりますし。お優しいですし、私にも優しくしてくださいますし」


比叡「んー。まぁ私も司令のことは悪く思ったことはないですけど……。金剛お姉様とどちらを選ぶと言われたら、私はもちろん」


金剛「比叡。それ以上はいけまセーン。貴方の好意は嬉しいデスが私達はシスター同士。愛を育むべきは異性となのデース!」


霧島「で。お姉様はそんな司令のことが好きで好きでたまらないと」


金剛「OH! そういうことネ霧島ァ!」


比叡「でも、お姉様結構アピールしてますよね? 司令に」


榛名「出撃が終わった際は真っ先にご報告に行かれますし、さ、さりげなく腕を組んだりもされていますし(羨ましい)」


金剛「はぁ~……そうなんデース。かんなりアピールは続けてきたのデスが……」


霧島「? そこに何か問題でも?」


金剛「うぅ~。それだけアピールしても提督は何も反応してくれないデース。私を他の艦娘と同じ扱いをしマース」


霧島「そ、それはまぁ。彼も艦娘皆を統率する指揮官ですし、仕方のないことではないかと……」


金剛「それに、こないださりげなく提督の好みの女性を聞いたんデース」


比叡「ほう」


榛名「て、提督はなんと……?」


金剛「……自分を偽らない人が好き、と言っていたデース」


霧島(うわぁ……)


比叡(お姉様結構カタコト使ってますからね……)


榛名(榛名は大丈夫かな……)



金剛「はぁ~……それってアレデスよね……絶対遠回しにカタコト使う私のこといってマスヨネ……?」ドヨーン


霧島「い、いやいや。それはちょっと早計な勘違いかと……」


金剛「ううん、きっとそうデース……。提督は私のことウザくなったんデース。それに日本語覚えてからこんな喋りだから今さら直しようがないデース……」


榛名「お、お姉様、では榛名と一緒に日本語を直しましょう!」


金剛「OH、榛名。貴方が女神に見えるデース」


比叡(お姉様が苦しんでおられる……なら私も!!)


比叡「お姉様! ではこの比叡、司令がお姉様のことを好いているか聞いてきます!」


金剛「ひ、比叡。そりゃアカンデース。もし嫌いと分かってしまったら、私立ち直れまセンヨー……」


比叡「む、むう」


霧島「しかし、偽らない女性が好み、というのは意味深ですね。これは司令のことをもっと知る良い機会かもしれません。比叡姉様、私とともに司令にお近づきになってみましょうか」


比叡「ん? お近づきになるって……どうするの?」


霧島「調査をするんです。司令のね。そして彼が金剛お姉様に振り向くように、私達で仕向けるんです」


比叡「えーっとぉ、よく分かんないけど……それで金剛お姉様は幸せになれるのかな?」


霧島「私の計算では、ほぼ間違いないかと」


比叡「おお! 霧島が言うなら間違いないね! よぉーし、じゃあ私達に任せてください! お姉様!」


金剛「オ、オーゥ。なんだかよく分かりませんガ、霧島が言うなら信頼できるネ!」


榛名「では金剛お姉様はその間、私と一緒に日本語をもっと勉強しましょう!」


金剛「うう……なんて優しい姉妹たちデース。私はとてもとても感動してマース!!」


霧島「では比叡姉様、いきましょう」


比叡「うん! よーし、頑張るぞ~!」




んで




~提督室~


加賀「提督。来週の珊瑚沖諸島の作戦ですが」


提督「ん? ああ、すでに編成を決めてあるよ。あっちの机の上の封筒の中だ。加賀さんから大本営へ報告を頼んでもいいかな?」


加賀「……承知しました」


提督「ありがとう」


加賀「……」


提督「……」


加賀「あ、来週の演習と遠征の」


提督「出撃リストな。フォルダに予定は組み込んであるよ。まあ艦娘の体調次第でもあるから、確定とは言えんがね。とりあえず印刷はしておいた。今日の晩にでも艦娘へ配布してくれると助かる」


加賀「……流石ね。私がお手伝いできるところがないわ」


提督「そんなことないさ。秘書官は週で変わるとはいえ、加賀さんが隣に居てくれる時はスムーズに仕事が進む。本当、助かってるよ」


加賀「そう……」


提督「ん」


加賀「……」


加賀「……て、提督」


提督「ん?」


加賀「きょ、今日の晩は、時間空いているかしら」


提督「今日の晩か。上層部との連絡会が入っているが、何かあるのか?」


加賀「……赤城さんと食事に行くので、ご一緒にいかがかと。あ、もちろん食事代はお出しします」


提督「何言ってる、女性に出させる訳ないだろ」


加賀「いえ、そんな」


提督「君達が支払いをするなら俺は店に行かないぞ。普段から頑張っているお礼と思えば良い」


加賀「……お礼がしたいのは、私達の方なのだけど」


提督「男性の好意なのだから素直に受け取れば良い。何時くらいまで店にいる? 遅れながらではあるが、連絡会の後に参加させてもらうよ」


加賀「……ありがとう。時間的には……」


ガチャリ


霧島「司令。失礼致します」


比叡「司令こんちわー」



提督「比叡に霧島? どうしたんだ」


加賀「……何か用?」


霧島「加賀さん。司令のお時間を、少々お借りしてもよろしいでしょうか」


加賀「は?」


霧島「私の計算によると、司令は今、女性について語りたいお気持ちだそうで」


加賀「は?」


霧島「好みの女性のタイプとか、言いたいお気持ちだそうで」


加賀「頭のネジがどこかに飛んでいるのかしら。貴方が言っていることが理解できないわ」


提督「ま、まぁまぁ加賀さん。しかしどうしたんだ霧島、いきなり」


比叡「あれですよ司令ー。司令は金剛お姉様が好みですよね?」


提督「え?」


加賀「は?」


ガシイッ


霧島(比叡姉様。打ち合わせと違うでしょ。マジ黙っててもらえませんか。何いきなり勝手なことぬかしとんすか)


比叡(ひえー)


サッ


霧島「失礼しました。えーと。つまりは、こういうことです」


霧島「司令。貴方は『自分を偽らない女性がタイプ』なのですね?」


提督「え」


加賀「い、いきなり何を聞いて……!」


提督「……まぁ、そうだけど」


加賀「!」



加賀(なんてこと)


加賀(霧島さんの頭がおかしくなった発言は置いておくとして。これは確かに、自分をあまり語らない提督の好みをきくチャンスだわ)


加賀(後で空母の皆に共有しよう)


霧島「ほう。自分を偽らない女性が好みとは、なかなか珍しいお好みですね。その御理由は?」


提督「……いや、別に。そのままの意味ではあるが」


霧島「そのままの意味……。つまり、自分に嘘をつく女性は嫌いである、と」


提督「嫌いという訳ではないが……。ただ、自分に正直に生きる女性が美しいと思うだけだよ」


比叡「へー。それって金剛お姉様のことは嫌いってことですかね?」


提督「ええ? なんでそうなるんだ」


ガシイッ


霧島(……姉さんヨォ)


比叡(ひえー。ご、ごめんストレートに聞き過ぎた!)


提督「……なんなんだよ一体……」




加賀(……自分を偽っては……いないわよね。いないわよ、ね?)


提督「加賀さん。どうかしましたか?」


加賀「い、いえ……」


霧島「司令、では質問を変えましょう。司令は明るく元気な女性はお好きですか?」


提督「ん? ああ。好きだが」


霧島「ほう」


加賀(!)


霧島「お答え頂きありがとうございます。では次。司令は英語バリバリの女性はどう思われますでしょうか」


提督「英語バリバリか。別に、嫌いではないが。むしろその女性のことを尊敬する」


霧島「ほう」


加賀(英語勉強しないと)


霧島「では次の質問です。司令は、お嫁さんにするなら、戦艦と空母どちらがよろしいでしょうか?」


提督「ええ? なんだその質問」


加賀(こ、これは……)


比叡(さすが霧島だァーッッ! 誰にも聞けないような質問をストレートに聞いてみせるッッ! そこに痺れる憧れるゥ)


霧島「答えてください。司令」


提督「……」



提督「そうだなぁ。もし君達艦娘を妻に娶るのなら……」


霧島「……」


加賀「……」


比叡「……」


提督「オレは


ガチャッ!


阿武隈「艦隊が母港に帰投しました!!」


電「司令官さん、遠征から帰ってきたのです」


提督「おー。お疲れさん」


霧島(ちいっ!! このタイミングで!!)


加賀(……間の悪い……)


比叡「おかえりなさーい」


阿武隈「え? 比叡さん?」


電「霧島さんまで、一体どうしたのです?」


比叡「やー。司令が金剛お姉様が好きか聞きに」


ガシイッ


霧島(姉貴)


比叡(す、すまなんだぁぁあああああ!!!)




提督「ご苦労だったね。阿武隈、電。補給をしてゆっくり休むといい」


阿武隈「はーい。ありがとうございまーす」


電「ありがとう、なのです」


提督「そうだ阿武隈。長良型の皆の体調はどうだ? 最近出撃機会が減ってるからな。うっぷんが溜まってないといいんだが」


阿武隈「ンー。アタシ的には、いつもと変わらないように見えますケド……」


提督「艦娘とはいえ君達も女性だ。態度にはなかなかでないところがある。そういったストレスが原因で病んでしまうケースも多いからな。何か不満等あれば、すぐに報告してくれ」


阿武隈「ハイ! 了解ですっ」(いつもながら提督は優しいなぁ)


提督「電。逆に第六駆逐隊は遠征任務が多い。疲労は溜まっていないか? ここ数日はかなりの遠征回数だったから、明日は姉妹皆で休暇をとりなさい」


電「い、いえいえ。電達は大丈夫なのです! 逆に、その、も、もっと司令官さんのお役に立ちたいのです」


提督「ありがとう。その気持ちだけで十分だ。間宮の甘味券を4つ用意しておいたから、明日はゆっくり過ごすといい」


電「はわわ……。ありがとうございます、なのです!」


提督「ん。気にするな」


霧島「……」


比叡「……司令かっこいいなぁ」


提督「え?」


霧島「い、いえいえ。なんでもありません。こちらの話です」


阿武隈「では、失礼しまーす」


電「失礼します、なのです」


提督「ああ」


ガチャ バタン


比叡「司令って。誰にでも優しいですよねー」


提督「ん? そんなことはないぞ。例えば君達が法を犯したり、人間として間違ったことをしていたとすれば、オレは鬼にでもなるだろう」


霧島「……それは優しいというご意見への反論ではないと思いますが……」


加賀(私達艦娘のことをさりげなく『人間』と呼んでくれるのね。……本当に器が大きいわ)


霧島「そ、それはまあ。置いておきましょう。今大事なのは司令が空母か戦艦を――――」


ガチャリ


秋津洲「提督提督~! やっほーかも!」


提督「秋津洲。どうした?」


秋津洲「二式大艇ちゃんがちょっと調子悪いみたいかも! だから工廠に行く前に、提督に進言しようと思って!」


提督「なんだ。それなら大淀に検査書を出して工廠へ向かうと良い。別にオレへの許可はいらんぞ。君らのことは信頼してる。虚偽の検査書を出すなんぞ心配はしていないしな」


秋津洲「そ、それはそうなんだけど~……。あ、秋津洲は、ただ提督の顔を見たかったかも!」


提督「それは嬉しいが、二式大艇のことも心配だ。早めに工廠へ行ってきなさい。その後いくらでも提督室へ遊びに来ていい」


秋津洲「本当~!? えへへ、やったかも!」


霧島(……来訪者が絶えませんね)


加賀(ああ。相変わらずこの人鈍感だわ)


比叡「今まであんまり司令のこと見てなかったですけど。司令ってカッコいいですね~」


提督「そんなことはない。からかうんじゃないよ、全く」



比叡「からかってる訳じゃなくて。私は素直な意見しか言いませんよー、はは」


提督「そう言ってくれると嬉しいが、オレは君達が思っているような良い存在ではない。それに君達がいてくれるからこそオレは成り立ってるんだ。あまりかっこ良い等と言われるのは慣れてはいないが、そう見えるのであれば、それは君達のおかげだ」


比叡「ふーん……。まあ、私難しいことよく分かんないんですけどね」


提督「オレが着任する前から艦隊に居て、指導をしてくれた加賀さん。そして、後に合流した君達、霧島、比叡だって、大事な存在だからな。優しくありたいと思うのはごく自然な感情と理解してくれれば良い」


霧島「なるほど。ですから司令は、未だに加賀さんへ敬語が混じるのですね?」


加賀「……貴方は艦隊を指揮する身なのだから。使わなくて良いとは言っているのだけど」


提督「あ、いや。はは。やはりそこはまだ仕事の先輩、という面が抜け切れていないのだろうな。加賀さんにはいつもお世話になっているし。敬語はまぁ、善処するよ」


加賀(っし! ま、まだ私にも希望はあるようね)


提督「では、用事は済んだか? そろそろオレも外出しないといけない予定があるんだが」


霧島「あ、は、はい。申し訳ございません。貴重なお時間を」


比叡「ん? 霧島。もういいの?」


霧島(一応収穫はありましたし、これ以上の聞き込みは厳しそうです。ここは一旦引きましょう比叡姉様)


比叡(お。りょーかいー)


加賀「……また、いつものところ?」


提督「ああ。これだけは日課でね」


霧島(ん? いつものところとは一体……)


加賀「ご体調に差し支えないよう」


提督「ありがとう」



~戦艦寮にて~


榛名「お姉様、ではご一緒に! 『私の活躍、見せてあげます』」


金剛「わ、私の活躍ゥ、見せてあげるデ……あげます!」


榛名「次はこちらです。『提督のお心を掴むのは、私です』」


金剛「テートクのハ……オコオーロを掴むのはァ、私デ、です!」


榛名「良い調子ですね! では次です! 『私の心が真っ赤に燃える、勝利を掴めと轟き叫ぶ』」


金剛「私の心が……バァーーーーニング!! ラァァアアーーブ!!」


榛名「……お姉様……」


金剛「ハッ!? し、しまったネー! 何故かこのフレイズが溢れ出てきたデース!」


榛名「ダメですよ? また語尾にでーすがついていらっしゃいます」


金剛「OH! SHIT! あ~~ん、難しい……」


榛名「あはは……まあまあ、ゆっくり参りましょう」


金剛「ゴメンデース榛名~」




長門「……なんなんだあれは」


陸奥「うふふ。金剛さん、提督のために正しい日本語を使えるように頑張っているんですって」


長門「なに? 提督のためだと?」


陸奥「ええ。彼の好み、自分を偽らない女性らしいから」


長門「……自分を偽らない、か」


陸奥「……」


長門「そうか……」


陸奥「駆逐艦とたくさん遊びたいと堂々と言える! とか考えてるんじゃないでしょうね?」


長門「バッ! そ、そんなことは、断じてない! ……ちょっとしか」


陸奥「ちょっとあるのね。ふふ」


長門「しかし提督の好みがそうだとして、何故金剛が日本語を練習することに繋がるのだ」


陸奥「んー。まああの人達、勘違いして先走っちゃいそうな雰囲気があるからねぇ」


長門「それは確かに否めん」


陸奥「でも可愛らしいじゃない。私は金剛さんの一途な想い、好きよ?」


長門「……」


陸奥「長門も素直になればいいのに」


長門「わ、私は、ビックセブンとして艦隊を率いる義務がある。恋愛に現を抜かしている暇などない!」


陸奥「あらあら。そんなことを言って、後悔しても知らないんだから」



ガチャリ



比叡「ただいま戻りましたー」


榛名「比叡姉様! おかえりなさい」


金剛「OH! ヒエー! よくぞ戻ったネー! あいや、よくぞ戻りました」


比叡「うおお。金剛お姉様が語尾が変わると、なんだか不思議な感覚ですね!」


金剛「えへへぇ。榛名のおかげデース。私、頑張ったネ!」


比叡「そんなお姉様に朗報です! 司令は、英語を喋る女性も、好きだそうですよ!」


金剛「what!? Really!? very excellent!!」


榛名「お姉様いきなり……。あ、そういえば霧島の姿がありませんが」


比叡「あー。霧島はまだ司令のところだよ。なんか、確認したいことがあるんだって」


榛名「確認したいこと。ですか」


比叡「うん」


金剛「んー。でも確か執務が終わったこの時間は、テートクはあそこにいるはずデスケドネー」


榛名「あそこ?」



~トレーニングルーム~


ガシャン ガシャン


提督「ふっ! ふっ!」


ガシャン ガシャン


提督「はぁ。はぁ。ふーっ」


ガシャン ガシャン


大鳳「……今日も精が出ますね。提督」


提督「おお、大鳳か」


大鳳「ふふ。スポーツドリンクをご用意しておきました。どうぞ」


提督「あ、ああ。すまない」


大鳳「ベンチプレス200kgですか。相変わらず、ストイックですね」


提督「……まぁ、な。しかしこれでも君らの力には適わない。所詮オレの力なんぞ、知れたものだ」


大鳳「私達は特殊な訓練、そして近代化改修を施されていますから。艦娘と同等と考えてはいけませんよ」


提督「……」


大鳳「提督は毎日欠かさずにここへいらっしゃいますよね。その。何か体を鍛える目的が――」


ガチャリ


足柄「さーっ! 今日も張り切って腹筋、鍛えるわよぉ~!」


羽黒「あ、足柄姉さん。タオル忘れてますよ」


足柄「お、おーっとお! 私としたことが、勝利を気にしすぎて気が動転してしまっていたわーっ!」


提督「……」


大鳳「……」


足柄「な、なんて偶然なの!? 提督も今日はトレーニングですか!?」


羽黒(もう……司令官さんがトレーニングしていること知ってて言ってるんだから)



提督「よお足柄。羽黒。君らもトレーニングか」


足柄「え、ええ! 演習だけでは勝利は勝ち取れませんからね! 普段の鍛錬が大事です!」


羽黒「私は……その……。姉さんとの付き合いで……」


提督「そうか。意識が高いな。だが足柄、演習とはいえ今日君は出撃したことには変わりないんだ。無理はするなよ」


足柄「あ、ありがとう……ございます。それは私を。私を女性として心配してくれているの……?」


提督「??、何言ってる。当たり前だろ」


足柄(はぁうぅんっ! もうヤダ! かっこ良すぎ! ストイックでガッチリで寡黙で男前! もう)「お嫁にしてー!」


羽黒「姉さん……最後声に出てるから……」


大鳳「て、提督はお疲れですから。ほら、その辺りにしないと」


足柄「むっ! 大鳳、最近貴方、よくこの時間にトレーニング室にいるわよね。提督との時間を共有するためなのかしら!?」


大鳳「わ、私は……普段からトレーニングが好きですし。ねえっ? 提督?」


提督「ん? ああ。そうだな。朝のランニングでも大鳳とは出くわすし」


足柄(なっにー! 提督は朝ランニングしてるのね!)「これは良い情報をゲット!」


羽黒「ああ……姉さん。もう……」



提督「まぁ、なにわともあれだ。羽黒も無理するんじゃないぞ。筋肉は消費してばかりでは回復もせんからな。適度にだ」


羽黒「あっ! は、はいっ! ありがとうございます!」


提督「ん。それじゃあ悪いが、今日は施錠を頼めるか。これから上層部の連絡会なんだ」


羽黒「りょ、了解です!」


提督「すまないな。恩にきる。鍵を渡しておくよ」サッ


羽黒(はわわわ……司令官さんの触った鍵……! ま、まだあったかいよぉ)


大鳳「……羽黒さん、顔が真っ赤ですよ」


羽黒「へぇ!? ひゃいっ!? ご、ごめんなさいっ!」


足柄「まぁそりゃアンタも惚れるわよねぇ……。ん?」


サッ


提督「どうした、足柄」


足柄「あ、いや。窓の外に人影が見えたのだけれど。気のせいかしら」


提督「……なんだと?」



~トレーニング室 外~


霧島(おっとぉ。危ない危ない。この私としたことが、覗き見がバレてしまうところでしたね)


霧島(これもお姉様のため。司令の行動や嗜好を把握し、情報を分析せねばなりません)


霧島(隠密行動の甲斐あってか、司令がどんな人間かだんだんと分かってきたのが収穫です)


霧島(恐らくだけれど、司令は何かから私達を守ろうとしている。それが深海棲艦なのか何かは分かりませんが、彼がそこまで動く理由はなんなのでしょうか)


霧島(さて、ではその上層部の連絡会とやらに――――)





カチャリ





霧島(っ! 口を塞がれた!?)


「動くな」


「動くと殺す。喋っても殺す。オレの指示以外の行動をしても殺す。分かったら頷け」


霧島(あ、頭に固いもの……これは、拳銃!)


霧島(脅されている! 拳銃を突きつけられ脅迫されている!? 何故!? 背後に気配等なかった……!)


霧島(艦娘とはいえ頭部への銃弾は死に直結……! この声色からして相手は本気! 殺される、ころされる、コロサレル)


「……あ? お前霧島か?」


霧島(えっ)


提督「……」


霧島「し、司令!? あれ、トレーニングルームに……!」



提督「……艦娘のトレーニング室を覗く不審者だと思ってな。すまない、早とちりだ」


霧島「い、いや、そういうことではなく、いつの間に……!」


提督「オレだって軍人の端くれだ。気配を消すことだってできるし、拳銃の心得もそれなりにはある」


霧島「ぐ……軍人だけで片付く問題ではない気が……」


提督「それより怪我はないか。頭見せてみろ。口も無理矢理塞いでしまって……勘違いとはいえ、すまなかった」


霧島「い、いえ。はわぅっ」バタリ


霧島(脚が震えて、た、立てない)


提督「大丈夫か!? ちぃ。すまん、オレのせいだな。戦艦寮まで送ろう。背に乗ってくれ」


霧島「い、いや。大丈夫! 大丈夫れふから!」


提督「いつも冷静なお前がそんな口調なのに大丈夫と言えるか。これはオレの責任だ。断っても連れていくぞ」


霧島「あ、あぁ……」




んで




~戦艦寮~


ガチャリ


霧島「……帰還しました……」ゲッソリ


榛名「霧島? ひ、ひどい顔して! どうしたの?」


霧島「榛名……。今は私のことは放っておいて……」


榛名「ええ!? 一体何があったの!? 比叡姉様からは、提督と一緒だと聞いたけれど」


霧島「司令は……。ここまで私をおぶってくださったの。……うふふ。うふふ。さすがに女子寮だから入る訳にはいかないと言われたけれど、ね……」


榛名「提督が霧島をおぶってくれたの? う、羨ま……! じゃない、どうしてそんなことに……」


霧島「ごめんね。金剛お姉様には、明日情報を伝えるわ。とにかく今は、休ませてほしい」


榛名「う、うん。それはいいけど……。体調が悪いの? 大丈夫?」


霧島「……とてつもなく。その。心臓あたりがバクバクしているわ。体も暖かい。これは一体なんなのだろう……」


榛名(わー。これ堕ちちゃってる~)



~海軍 某所~


提督「……以上が定期報告となります」


中将「了解した。海域突破も順調のようだね。ご苦労様」


大将「少将である君へ艦隊を預けるのは不安だったが。この成果なら今後共安心して任せられるな」


元帥「……」


提督「恐縮です。これも皆様のご指導ご鞭撻の賜物です」


中将「それはそうと、新しい艦娘は必要ではないかね? 他所では消費が激しく、取っ替え引っ替えが当たり前だ」


大将「轟沈、解体、その他の理由にせよ艦娘が潰れるのは日常茶飯事。しかし君のところは、これまでに一度も新艦娘の申請をしないね」


提督「……」


中将「優秀なのですよ」


大将「おお、それは良いことだ。彼女らも兵器とはいえ、永遠に生成できるものではないからな」


中将「しかし。彼女達のメンタルを考えても毎日数体の解体は必要ではある。現在君のところの全艦娘は140体、だったか。解体は任務にも含まれているが、君は毎度達成していないようだね。強制任務ではないが、何か理由でも?」


提督「……理由は定例報告書へ記載のとおりです。コミュニケーションに支障はありませんし、定期メンタル検査の数値も正常ですので。解体の必要はないと判断しております」


大将「ほお。そりゃ珍しいこともあったもんだ」


中将「任務達成による勲章は必要ない、か。まあそれも良いでしょう」


提督「ご理解いただき、感謝します。では私はそろそろ」


中将「うむ。足労をかけすまなかった。来月も継続して精進したまえ」


提督「ありがたいお言葉、恐縮です。では」




元帥「……待ちたまえ」


中将「元帥?」


提督「……」


元帥「君の目は、気に入らんのぉ」



大将「ど、どうしたのです。突然」


元帥「……」


提督「……お気に召さず、申し訳、ございません」


元帥「……」


中将「あ、ああ。元帥も今日は多量な会議もあり困憊しておられるからね。気にしなくて良い」


提督「……」


元帥「どこかで見た目じゃ。今の君の目は。そう。まるであの『試作品』のように」


提督「……」


中将「げ、元帥? 一体どうされたというのです」


大将「毎度定例連絡会で顔を合わせているじゃないですか。いつもの彼ですよ?」


元帥「……」


提督「……」


元帥「若いの。ひとつだけ忠告しておく」


提督「……」


元帥「艦娘(あれ)は人にあらず。情けは無用じゃ」


提督「……」


元帥「よからぬことは考えぬようにの」


提督「……肝に銘じておきます」

あ、名前間違えてました。失礼しました。
では続きます。



~居酒屋 鳳翔~


龍驤「遅い!! なにしとんねん、司令官は~っ!」


赤城「ま、まあまあ龍驤さん」


加賀「言ったでしょう。上層部への月一連絡会です。早い時間に来られるという認識がまず間違いです」


龍驤「そんなこと言ったってやぁ~。せっかく鳳翔がうま~い飯用意しとるっちゅーのに!」


鳳翔「うふふ。気にしないで大丈夫よ、龍ちゃん」


赤城「そんなことより加賀さん。今日は提督とお近づきになれましたか?」


加賀「あ、赤城さん……!」


赤城「うふふ。顔が赤くなって、かわいいです」



瑞鶴「鳳翔さ~ん。こっちビール追加お願いしまーす!」


翔鶴「こ、こら瑞鶴! 私たちでできるところはお手伝いするべきでしょう?」


鳳翔「あらあら。いいんですよ、ここは居酒屋ですからね。蒼龍さんと飛龍さんもおかわりかしら」


蒼龍「鳳翔さんごめんね! 飛龍もうかなりできあがってて……」


飛龍「でへへへ……鳳翔さんありがとー! ねーねー提督はまだぁ?」


加賀(ああ……今日はしんみり提督とお酒を嗜めると思っていたのに)


赤城「なんで五航戦と二航戦までいるの! って顔ですね、加賀さん。ふふっ」



加賀「唯一の救いは、今日は隼鷹と那智がいないことです」


赤城「あはは。いたらいたで提督抱き祭りですからね~」


加賀「最近は千歳まで絡んでくるように。ああ……」


ガラリ


提督「まだやってるかい?」


加賀「あ」


龍驤「おっそぉーい!! 遅いで司令官!」


飛龍「うほほー! 多聞丸キターーー!!」


蒼龍「飛龍、提督だから。多聞丸さんじゃないから」


鳳翔「いらっしゃいませ。提督」


提督「ああ。いや遅くなってすまなかった。少々連絡会が長引いてね」


加賀「と、となり。空いてるわ」


提督「ありがとう。失礼するよ」




瑞鶴「あーっ。提督さんじゃーん」


翔鶴「こら瑞鶴! すみません提督。瑞鶴もかなりお酒が進み、言葉遣いが荒く……」


提督「いやいや。気にしないでくれ。酒の席は無礼講だ」


赤城(加賀さん、はい。グラスと瓶ビール)


加賀(あ、ありがとう。赤城さん)


加賀「提督。その。おつぎします」


提督「おっと、こりゃすまない」


トクトクトク


飛龍「よしゃー! んじゃ乾杯じゃー!」


蒼龍「提督ごめんね? 飛龍も結構酔っちゃってる」


提督「構わんよ。よっし、遅れた侘びもあるし、今日はオレのおごりだ。皆好きなだけ飲んで食ってくれ」


赤城「ヒャッハアアアアアアーーー!!!」


加賀「赤城さん!?」


瑞鶴「提督さん、イェーーーイ!!」


提督「おう。イェーイ、乾杯」


龍驤「乾杯やー!!!」


鳳翔「うふふ。私も今日はいただいちゃおうかしら」


提督「ああ。この時間だからもう客は来ないだろうし、鳳翔もたまには羽をのばしてくれ」


鳳翔「ありがとうございます。いただきますね」




~2時間後~




瑞鶴「……クー……スピー……」


飛龍「……ZZZ……」


龍驤「……司令……かぁん……まだやでー……スピー……」


ファサ


加賀「全く。毛布をかける身にもなってほしいものです」


提督「はは、いつものことじゃないか」


加賀「提督は皆に甘すぎます」


提督「そ、そんなことはないけどなぁ」


鳳翔「提督、お手間をおかけします。変わりますよ」


提督「いや。いいんだ。少しでも彼女達の力になってあげたい」


赤城「……」


提督「オレにはこれくらいしか、君たちに返してやれないからな」


加賀「何を仰るの。貴方の指揮があるからこそ、私たちはこれまでに誰も轟沈しなかったのよ」


鳳翔「そうですよ。以前の提督は、それはもう艦娘をひどい扱いで……」


提督「……すまなかったな。それも含め、謝罪させてもらう」


加賀「提督が謝る必要はありません」


鳳翔「そうですよ」


提督「……」



赤城「提督は……」


提督「ん?」


赤城「絶対に、愚痴を吐かれませんよね」


提督「……」


赤城「それに、これまでの過去や経歴も、一切お話されません」


提督「……つまらないものさ。オレの過去など」


赤城「でも私たちは、興味があります。艦娘である私たちを、ここまで大事にしてくださる、貴方のことを」


提督「……」


赤城「ねっ? 加賀さん」


加賀「えっ!? あっ、ん、は、はい」


提督「……」


鳳翔「提督がこの鎮守府へ着任して、もう2年近く。そろそろ私たちも、貴方の力になれればと考えています」


加賀「……貴方はいつも。自分で苦しんで自分で解決するお人だから」


提督「……」


赤城「ま、まぁでも。話したくないことを話してほしいとまでは言いませんが……。私たちは皆、貴方の味方ですよ。提督」


提督「……ああ。ありがとう」



鳳翔「さて、では古参の空母が揃ったところですし。お酒でもいかがです?」


赤城「おお、いいですね~。しんみりいきますか! ね? 提督」


提督「あ、いや。オレは……」


加賀「……もう1時だものね。いつものところかしら」


提督「ああ。すまんな」


赤城「??、いつものところとは?」


提督「妖精の様子見だ。あの子達も皆生きているからね。できる限り声をかけてやりたい」


赤城「ほええ。そんなことまでやってらしたのですか」


加賀「私たちが飛ばす艦載機も、提督の配慮のおかげで、皆最大限の力を発揮できているのです」


提督「大袈裟だよ」


鳳翔「本来妖精の面倒は私たち艦娘の仕事ですが……。提督はその面も補助してくださっているのですよ」


赤城「なんと。恥ずかしながら私、知りませんでした」


鳳翔「うふふ。赤城さんは私達の後に着任されたものね。知らなくて当然です」


提督「せっかくの誘いだが、すまないね。また日を改めて飲ませてもらう」


加賀「承知しました。お体をお気を付けになって」


提督「ありがとう。では」


ガラッ タッタッタッ



赤城「……はー。なんともストイックなお人ですねえ」


鳳翔「着任した時からですよ。提督は、全然変わりませんね」


赤城「あっ。でも加賀さん! 今が二人きりになれるチャンスでは!?」


加賀「いえ。それが」


赤城「?」


鳳翔「妖精さんが居る場所へは、提督が入室を禁じているんです。深い理由などは分かりませんけど……」


赤城「へえ」


加賀「昔から全部一人で背負って全部一人で解決するんです。あの人は。だから……」


赤城「放っておけないと」


加賀「っ。は、はい」


鳳翔「うふふ。懐かしいわね。あの人が来た時は、鎮守府には7名の艦娘しかいなかった」


加賀「ええ。それをほぼ一人で復興させたのですから。大したものです」


赤城「かっこいいなぁ。私も惚れそうです」


加賀「うっ」


赤城「えへへ。冗談ですよ。さー、では飲みましょう飲みましょう!」

今日はここまでです。
あ、本当だ。誤字脱字すみません~。
また読んで頂けますと幸いです。
ではでは。



~AM1:15 妖精小屋前~


提督「……」


金剛「……クー……スピー……」


提督「おい。金剛」


金剛「ん……ふぁっ!? な、なんですかーッ!? OH! テイトクーッ!!」


提督「何やってるんだ。こんなとこで」


金剛「それは、あのー。あれデース。じゃないじゃない。あれです。提督を待っていたネー! じゃなくって、待ってました」


提督「……ふふ。どうしたんだ、いつもの言葉遣いは」


金剛「ノンノン、私はいつもと同じくvery specialなEnglishですよ」


提督「そうか」


金剛「そうデース! あ。そ、そうなの」


提督「ここへは立入禁止と忠告したはずだが?」


金剛「オウ。そ、それはsorryね。でも私、小屋の中には入ってないですよ」


提督「……分かった分かった。まぁ、風邪をひいてもいけないから、早く寮へ帰りなさい」


金剛「えーっ。せっかく提督に会えたのニー。少しだけ話したいデース」


提督「また言葉遣いが変わってるが」


金剛「ノーッ!!」



提督「……まぁ。いい」


金剛「へっ?」


提督「オレも少し酒が入ってな。誰かと話したい気分だったんだ」


金剛「OH! やったぁ! なら私がァー! なんでもお聞きしますヨーッ!」


提督「ありがとう金剛。隣、座っていいか?」


金剛「YES! もちろんネー!」


サッ


提督「ふう」


金剛「えへへぇ。えへへぇ」


提督「なんだよ」


金剛「て、テートクと二人きりになれたの。久しぶりだから嬉しいデース」


提督「そうか? ここ近日。お前オレのことずっと尾行していただろう」


金剛「ファッ!?」


提督「……気付いていないとでも思ったのか。バレバレだ」


金剛「あ、あちゃー。や、やっぱりそうだったデスカ……」


提督「分かりやすかったし特段害もなかったから放っておいたけどな」


金剛「えへへ」


金剛「提督は優しいデスネ。分かってても許してくれるなんて」


提督「オレは優しい訳じゃない。君が例えば出撃をさぼってオレの尾行をしていたなら許しはしないが、流石に休日の行動まで制限を設けるつもりはないからな」


金剛「OH。ということは、私が休みの時は、ずっと提督の側に居てもいいんデスカー?」


提督「……イエスとは言えない。だが拒否もしないよ。金剛の判断に任せる」


金剛「うふふ。じゃあ、もっともっと提督のこと見てマース。約束デース」


提督「……」


(約束デース)


提督「……ハル……」


金剛「え?」


提督「あ、いや。なんでもない。すまない」


金剛「んー。気になりマスネ~」


提督「なぁ、金剛」


金剛「はいはーい?」


提督「君は、深海棲艦をなんだと思う」


金剛「えっ?」


提督「……」


金剛「深海棲艦……。それはぁ、私達人類の敵デース! 奴らを殲滅し、海を取り戻すのが私達艦娘の役目ネ!」


提督「……何故奴らは、海に生息するんだ。何故奴らは海を人類に引き渡そうとしない」


金剛「えっ」


提督「それは陸でも良かったとは思わないか? それに、何故彼女達が海にだけ出現するのか気にならないか?」


金剛「そ、それはぁ、そのー。そうデスが……。私も深くは分かりまセーン」


提督「何故分からない? 君が戦っている相手だぞ? 命を懸けて。自らを犠牲にして。その相手のことを気にはならないか? 何故彼女達が生まれたのか。そして何故君達艦娘が生まれたのか」


金剛「むぅーっ」


提督「奴らはもしかして、人類の――――」


金剛「あいたたたっ! あ、頭が急に!」


提督「!」


提督「す、すまない。いきり立ってしまった」


金剛「い、いえ。テートクが悪いんじゃ……あいたたた……」


提督「……いや。すまない」


金剛「うー……どうしたんでしょうか、急に……。落ち着いては来まシタケド……」


提督「……」


金剛「ふう。なんとか治りましター」


提督「……そうか」


金剛「でも提督は、不思議なことを言うんデスネ。深海棲艦が何者か、だなんて」


提督「……」


金剛「私達艦娘は工廠で建造されるか、海域で拾われるかのどちらかデース。それ以降は『悪い深海棲艦を倒す』という目的の元、行動シマス」


提督「……ああ」


金剛「だからそのー。そういうこと、考えたことなかったデース」


提督「いや。それでいい」


金剛「でも提督が言うとおり、相手を知ることも大事なコト、ですよネ」


提督「そう、だな」


金剛「……提督?」


提督「ん?」


金剛「顔色が悪いデスヨ?」


提督「あ、ああ。すまない大丈夫だ。さ、そろそろお前も就寝しろ」


金剛「エーッ!? せっかく二人きりでお話できるノニー!」


提督「またいつでも相手になるから。な?」


金剛「むーっ」


提督「妖精の様子見もあるし、送ることはできんが……気をつけて帰れ」


金剛「じゃ、じゃあ~。ほっぺにチューしてくだサイ! そしたら帰りマース!」


提督「……」


金剛「わくわく」


提督「んじゃ、目瞑れ」


金剛「えーーーっ!? お、OKデース!!」


提督「……」


金剛「ドキドキ」


コチッ


金剛「あてっ!」


提督「デコピンのプレゼントだ」


金剛「えーーー!? チュ、チューはぁ!?」


提督「頬にしろ大事な艦娘の初キスを奪うなんてできないよ。じゃ、またな」


金剛「むぅーーーっ!!」


提督「そう膨れるな。気を付けて帰れよ」


金剛「つ、次は絶対、テートクの唇を奪って見せるデース!」


提督「おう。楽しみにしてるよ。……おやすみ」


金剛「お……。おやすみなさい」


バタン


金剛「……」


金剛「あー……。ワタシ本当、好きなんデスネー……」


※注意※

・以後、ちょいとシリアス展開も入ります。
・タイトルでギャグと思われた方、申し訳ありません。同SSをご覧になって頂きありがとうございます。
・途中、>>1の想像ネタ。自己満ネタ。考察ネタ等もあります。

それでも良い方、許して頂ける方。もう少しだけ御付き合いください。

好きに書いたらええんやで
てかSSなんて全部想像自己満じゃないのか?とつっこみたくなったw


エログロ以外で注意なんて世知辛いねえ

ジャンルによる注意喚起は別にいいけど謝ったりする必要は無いんやで

>>87
>>88
暖かいコメント、ありがとうございます。
執筆中はなかなか返信できませんが、とてもありがたみを感じてます。

さ、さすがに自演するような痛いことはしませんが……w
ネットですのでどんな言葉も信憑性は足りませんね。それにどんなご意見も参考になりますので感謝です。
今後も御付き合い頂けますと幸いです。拙作ではございますが、どうぞよろしくお願い致します。

>>89
ああ!コメントを見逃しすみません。ありがとうございます。
では、物語の続きをお楽しみください。



~AM2:00 駆逐&軽巡寮~


ドタドタドタ ガチャン


初月「うわぁぁあああーーーっ!!」


照月「ふぇっ!?」


秋月「んん……。どうしたの初月、こんな時間に……」


初月「ね、ねねねね、姉さん。た、大変だ。大変なんだ!」


照月「むぅ、眠い……。一体何があったのぉ?」


初月「ぼ、ぼぼ僕は、さっきまでトイレに行っていたんだ。そ、そそそしたら、お化けみたいな声が聞こえたんだよ!!」


秋月「……お化けぇ?」


初月「う、うん! だってここは艦娘寮だろう? 女性以外はいないはずだろう? なのに男の人のうめき声が聞こえてきたんだよ!」


照月「……提督じゃないのかなぁ?」


初月「えっ」


秋月「ああ。妖精小屋の時間だものね」


初月「ど、どういうことだ?」


秋月「司令はこの時間、艦娘の装備を扱う妖精さんの様子を見ているの。時折、何か痛そうな声が聞こえるのだけど……」


初月「て、提督が? 何故」


秋月「秋月たちも詳しくは知らないよ。でも司令も、絶対覗くなって言ってるし」


初月「僕は艦隊に入ってまだ間もないけれど……そんな状況、絶対に怪しいじゃないか!」


照月「んー。でもあの優しい提督だしぃ。変なことをしてるとは思えないんだけどなぁ」


初月「……」



ドタドタドタ ガチャン


川内「騒ぎ声が聞こえたよ!? なに!? 夜戦!?」


初月「せ、川内?」


照月(おっと)


秋月(寝たふり寝たふり……)


川内「おおーっ! 初月起きてるじゃーん! どう? 私と夜戦する!?」


初月「え」


川内「その顔は夜戦したいってことだね? うんうん、いーのいーの。私には分かるよ」


初月「あの、いや。ぼ、僕は」


川内「よーっし! んじゃ早速演習場に行こっか! OKOK、全部私に任せといて~」


初月「ね、姉さん! あれ? 寝てる!?」


川内「さー行くよ~」ズルズル


初月「あああ……」



※途中神通さんに見つかったので初月は事無きを得ました。




次の日




~AM9:00 提督室~


瑞鳳「では、行ってきます。提督」


提督「ああ。絶対に無理をするんじゃないぞ。誰かが中破したら必ず帰還せよ」


瑞鳳「はいっ! 了解です♡ 帰ったら提督に卵焼き、焼いてあげるね!」


北上「……相変わらずあざといねぇ」


瑞鳳「んん? 何か言った?」


北上「いえいえ。なんでもないでござんす」


大井「北上さんと一緒の出撃ハァハァ」


木曾「姉さん……」


武蔵「提督よ。この度の海域だが、制空は本当に扶桑だけで大丈夫なのか?」


扶桑「……」


提督「ああ問題ない。扶桑も心配するな、昨日妖精の手入れを行った。瑞雲12型でも十分制空は取れる計算だ」


扶桑「そ、そうですか。提督が言うなら……安心です」


提督「うむ」


加賀「武蔵さん。旗艦として報告は徹底してください」


武蔵「ああ。任された」



瑞鳳「ふふふ。今日は九九艦爆が思いっきり使えるので楽しみです♡」


提督「ああ。今回の海域は先攻空爆、そして雷撃が重視される。瑞鳳、北上、大井、木曾。君らの攻撃が艦隊の被害を担っている。頼んだぞ」


北上「ほいほーい」


大井「任せてください北上さんハァハァ」


木曾「姉さん……」


提督「それと、武蔵」


武蔵「む」


提督「本海域最終地点にはかなりの深海棲艦の数が確認されている。恐らく奴らの拠点の一つかもしれん。追撃を受けた場合、若しくは艦隊に中破艦がでた場合は即刻帰還してくれ」


武蔵「やけに念を押すな。そんなに危険な海域なのか?」


提督「……いや。勘だ」


武蔵「勘、か」


提督「明確な情報ではなくすまない。……不安か?」


武蔵「ふ。いいや、気に入った。それでこそこの武蔵の出撃に相応しい」


提督「助かる」


加賀「それでは、出撃をお願いします」


提督「暁の水平線に勝利を刻め!」



~金剛型 お茶会にて~


比叡「おー。武蔵さんたちが出撃してますねー!」


榛名「今日は確か、未開の海域への出撃でしたね。被害が少なければ良いのですけど」


比叡「まー大丈夫でしょ。司令の作戦失敗したことないし」


榛名「そうですね。それより……」


比叡「……うん」



霧島「……抱っこされた抱っこ抱っこされた抱っこ抱っこあったかい抱っこ抱っこされ抱っこ……」


金剛「……おでこおでこおでこおでこおでこキスキスおでこおでこおでおキスおでこ……」


榛名・比叡(どうしようこれ)



比叡(ねー、なにがあったのさ、お姉様と霧島)


榛名(さ、さあ……)


比叡(朝からずっとこんな感じだし。あの霧島でさえ放心状態だし。昨日の夜司令と何かあったのかなぁ)


榛名(金剛お姉様は分かりませんが、霧島は昨日提督に抱っこされたらしいですよ)


比叡「え、霧島が司令に抱っこされたの!? え? なんで!?」


榛名「ひ、比叡姉様、声が……ハッ!」


金剛「……」ゴゴゴゴゴゴ


金剛「どういう、ことデース」ゴゴゴゴゴゴ


金剛「霧島ァ……」ゴゴゴゴゴゴ


霧島「……」ゴゴゴゴゴゴ


霧島「……お姉様……」ゴゴゴゴゴゴ


比叡「ひえー」


榛名(まずいまずいまずいこのままでは鎮守府が壊滅してしまうほどの修羅場が!!)



霧島「…………」ゴゴゴゴゴゴ


金剛「…………」ゴゴゴゴゴゴ


霧島「……司令って……」ゴゴゴゴゴゴ


金剛「…………」ゴゴゴゴゴゴ


霧島「……カッコイイですよね」ゴゴゴゴゴゴ


金剛「…………」ゴゴゴゴゴゴ


榛名(霧島ァアアアアアアア!!? どうしたの貴方!? 堕ちていたとは知っているけどそれ金剛お姉様の前で言ったらとんでもないことになることくらい分かってるでしょあなたあああああ!!)


比叡(こ、金剛お姉様が沈黙しているッッ!! こんなお姿初めてダァーーーッッ!! 霧島イッたーーーッッ!!!)


金剛「…………」


霧島「…………」


金剛「分かってくれたデスか……霧島」


霧島「……はい」


比叡「えっ」


金剛「分かってクレターデスカー!!! OH!! やはりマイシスターの眼に狂いはなかったデース!!」


霧島「お姉様。司令やばいです。もうなんていうか。私の計算では超カッコイイです。司令の前でもうマイクチェックとかできないデース」


金剛「判る!! 判るよ霧島ァ!! 私もデースとか使うの気が引けるくらいカッコイインデース!!」


比叡(和解している……だと!)


榛名(さすがお姉様! 自分が恋焦がれる人を霧島が好いていることが嬉しいのですね! さすおねです!)



霧島「いや最初は私も本気で司令のことが男前とか色々思ってなかったですけど昨日行動を確認させて頂きまして彼が謎めいた部分がありつつも指揮には影響等なく更にどの艦娘にも平等に付き合いつつ筋トレとかも超かっこいいし拳銃使えるし私の計算によると彼の能力が……etc」


金剛「ですよねですヨネ!だから言ったデース彼のかっこよさは留まることを知りませン時の流れいくつもの沈みゆく町並みを眺めたりして今より前に進むためには争いを避けて通れませんがそんな風にして世界は今日も回り続けてる果てしない闇の向こうにOHOH手を伸ばすデース的なかっこよさが……etc」


比叡「……な、なに話してるか全然わからないね。あはは」


榛名「で、ですね……(ちょっと混ざりたい)」


ポロリ


比叡「ん? 霧島、何か落としたよ?」


霧島「ですがお姉様。やはり彼の魅力というのははぐれた時の隙間ならきっとすぐ埋まるよ的なためらいのない思ーいがー蘇る的なリプレイ的なカッコよさがある訳で……etc」


金剛「OH! それも含んでも恋なんていわばエゴとエゴのシーソーゲームデスカラえぇーえええーえええええーいつだって君は曖昧なリアクションさ友人の評価はイマイチでもシーソーキュー的な提督のカッコよさがにじみ出て……」


比叡「全然聞いてない」


榛名「比叡姉様? なんですか? それ」


比叡「霧島の服からこぼれ落ちたんだけど……なんだろう」


榛名「小さな、ネジのようですね」


比叡「なんでこんなものが霧島の服から……。ま、いっか」



~未開海域~


瑞鳳「攻撃隊、発艦!!」ピシューッ


北上「さ、行くよ~」シャッ


大井「海の藻屑となりなさいな!!」シャッ


木曾「本当の戦闘ってヤツを、教えてやるよ」シャッ


ドン!! ドン!! ドン!!


武蔵「よし、駆逐2、軽巡2撃破を確認。残りの戦艦を叩くぞ扶桑!」


扶桑「ええ。主砲、砲撃開始!」


ドン!! ドン!! ドン!!


武蔵「むっ! 外した!?」


扶桑「制空権はこちらのはずなのに……」


武蔵「ええい仕方ない。次砲撃だ!」


扶桑「え、ええ」


ドン!! ドン!! ドン!!


グアアアア……


武蔵「よし、2弾とも命中だ! 敵殲滅を確認!」


扶桑「ほっ……」


武蔵(しかし砲撃の軌道は完璧だったはず。何故1撃で仕留められなかった。瑞雲12型が艦載機としてはまだ未熟ということか……?)


北上「おっ。艦娘さんドロップしたみたいだよ~」


大井「ええ北上さん!」


木曾「オレが回収に行ってくる。姉さんたちはここで待っててくれ」




武蔵(木曾も雷巡としてたくましくなってきた。この調子なら、もっと危険な海域でも主力として使えるな)


ピシューッ


扶桑「あら、瑞雲。おかえりなさい」


妖精「……!」


扶桑「うふふ。問題ないわ。おかげで敵艦隊を殲滅できたわよ?」


妖精「……!」


扶桑「どうしたの? 背中がかゆいの? ほら、後ろを向いてごらんなさい」


妖精「~~~~♪」


扶桑「ふふ、気持ちよさそうね。今日もご苦労様」


扶桑「……あら。この背中の穴、何かしら……」




木曾(敵艦隊を殲滅したとはいえ、やけに霧が濃ゆくなってきたな)


木曾(確かこの辺りに艦娘が浮上していたと思ったが……お!)


「……」


木曾「見つけたぜ」


木曾「さ、帰るぞ。オレの背に乗せてやるよ」


「……」


木曾(相変わらず海域で発見される艦娘は喋らねぇな。心なしか体温も低い。ずっと海の中へいたからか?)


木曾(まぁその辺りはオレ達が気にすることじゃない、か)



大井「木曾ッ!! 後ろ見なさいっ!!」


木曾「えっ」


ドォン! ドォン!


木曾「ぐあっ!! 雷撃!? い、いつの間に!」小破


大井「早く下がって!! 霧に隠れて艦隊がいるわ!」


木曾「ね、姉さん……!」


北上「心配して後ろからつけてたけど、お相手さん結構やるみたいだね~」中破


木曾「北上姉さんまで! ちゅ、中破してるじゃないか! まさかオレを守って……」


大井「北上さんに何してけつかんねんコラァ!!」ドンドン


北上「艦娘おぶってるんだから、木曾は早めに下がりなよ~」


木曾「くっ! す、すまん!」




武蔵「ちいっ! まだ艦隊がいたのか! 扶桑、前線を援護するぞ!」


扶桑「えっ? あ、は、はい!」


武蔵(中破艦が出てしまったか……ちい。悔しいが撤退だな)


武蔵(しかし未開の海域でもあり敵艦隊を見定めねばならん! 敵は何体だ……それだけでも!)


瑞鳳「あ……!」


武蔵「瑞鳳! どうした!?」


瑞鳳「て、敵艦隊の数が分かりました! 嘘……これって……!」




~提督室~


ピピピピピ


大淀「て、提督! 第一艦隊より緊急入電!」


提督「!、繋いでくれ」


大淀「は、はい!」



武蔵《提督よ。すまない、敵の策略にまんまと乗せられていたようだ。既に50を越える敵艦が目の前に居る》


提督「なに……! 撤退はできそうか!?」


武蔵《ああ。それに関しては問題ないと思う。何故か奴らは『ある距離まで近づかなければ攻撃をしてこない』様子だ。とはいえ、既にこちら側では中破艦が2体》


提督「分かった。なら追撃の必要はない。すぐに撤退してくれ。一応、敵の追撃部隊を考慮し遠征組の第三艦隊をそちらへ派遣する」


武蔵《助かる。しかしこいつらは一体なんなのだ。見たことのない敵艦ばかりだ》


提督「……なんだと?」


武蔵《戦艦、空母、駆逐、どれも異形の姿を成している。それに、限りなく強い! 艦載機の練度、艦自体の耐久、砲撃、雷撃、どれをとっても今の我々に勝るものはない》


提督「……」


武蔵《こちらが後退すると追ってはこないようだ。まるで『何か』を守っているかのように》


提督「……武蔵」


武蔵《ん?》


提督「すまないが、撤退命令は取り下げる。総員、奴らへ総攻撃を開始してくれ」


武蔵《なっ、なに!?》


加賀「提督!?」


提督「……」


作者とISP・地域が同一の書き込みがあるため保留
金剛「うちの提督がカッコ良すぎてデースとか使えないデース」
金剛「うちの提督がカッコ良すぎてデースとか使えないデース」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1459151166/)
2016/06/12(日) 02:29:35.00

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2016年12月16日 (金) 18:20:06   ID: OSm2PYIk

せっかく面白かったのに、元スレみたら
作者が文のミスを示したのに対してそれを許容するレスが2つあって
その流れを「自演乙」とスレ民から何度もしつこく連呼されてたから
嫌になってやる気が削がれて止めたんだろうな・・・。

2 :  SS好きの774さん   2016年12月21日 (水) 06:17:03   ID: JfMFaGIv

↑ひでえな…

3 :  SS好きの774さん   2017年04月12日 (水) 05:41:20   ID: hWPZHd1I

民度ひくすぎでしょ

4 :  SS好きの774さん   2017年09月05日 (火) 14:50:32   ID: JxVn2cJC

やることが幼稚というかなんというか…

5 :  SS好きの774さん   2017年10月08日 (日) 23:12:45   ID: lutdtc0f

はいまた途中で終わりwww死ねよ

6 :  SS好きの774さん   2018年04月04日 (水) 11:45:42   ID: bwmOJiAz

>>5
こういうゴミはいつ撲滅されるのかねぇ

7 :  SS好きの774さん   2018年06月24日 (日) 02:05:59   ID: LzAK3CiL

誰でも簡単にPC見れる時代だからなぁ
民度低過ぎて悲しい

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