ガンダムバルバトス「納得行かねえ……!」ガンダム「ああん?」 (68)

バルバトス「納得行かねえっつってんすよ叔父貴……俺ぁこういうのが我慢ならねえんです」

グシオン「あ、兄貴! マズイっすよ、ガンダム2号機の大叔父貴にそんな口……!」

バルバトス「てめえは黙ってろグシオン!!」

ガンダム「……まだ一期終えたばかりのひよっこが、何苛ついてやがるってんだ、ああ?」

Zガン「兄貴、ここは俺が……」

ガンダム「いいや、構わん。鉄血一期最終回記念の宴席、主役ががなるってんなら、聞いてやるのが年長の嗜みってもんよ」シュボッ

ガンダム「言ってみろぃ、肴にもならねえ話ししたら……分かってんだろうな?」フー…

グレイズアイン「に、兄ちゃん……!」

バルバトス「…………何で…………」




バルバトス「なんで俺たち阿頼耶識組が【ガンダムで一番やばいシステム組み込んだMS】みたいに言われてんだよ!!!!」

バルバトス「もっとやべえMS山ほどいんだろうが!!!!!」

ガンダム「あー、そこか」



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バルバトス「MSと直接神経繋いだシステムなんてSFの嗜みみたいなもんじゃないすか!!」

バルバトス「俺らの発表と時期ちけえサイコ・リユースなんたらのがガチでやべえっつうのに!!」

バルバトス「今日の放送終わってから!!!」


『やべえな阿頼耶識……』

『まさに悪魔との契約だわ』

『こええ……ちょっと引くわ』

『ガエリオもああなるんかな……悲しいわ』

『グフとか要らないんじゃないか?』


バルバトス「ほら!!!!」

グレイズアイン「ふええ……」

ガンダム「そりゃあ、まあ、お前ら映像作品だし、漫画のそれとは反響が違うだろうよ」

ガンダム「それと【リユース・サイコ・デバイス】な、間違えるとガンダムギャラルホルンが攻めてくるぞ」

グシオン「そんな弓道警察みたいに言わなくても……」

バルバトス「神経ちょっと強く繋いだからって騒ぎ過ぎだろ……!!」

バルバトス「スピード出しすぎて中の人潰れて死ぬとかより手足動かなくなる方が遥かにマシだからな!!!」

ガンダム「その理屈はおかしい」

グシオン「程度の問題じゃないですよ兄貴……」

バルバトス「EXAMとかも叔父貴の関係深いとこっすよね!?」

ガンダム「ああ、そうだな」

グレイズアイン「おじさん、EXAMって何?」

ガンダム「あー、まあ簡単にいや【NT見つけたらぶっ殺すシステム】でな」

ガンダム「システムが脳波を検知すると暴走してNTを殺しに行く、いわばパイロットとか全く関係ない部品扱いのシステムだ」

ガンダム「まあ暴走したら目標殺すまで暴れまわるから、中身が死んで止まるってことが多発してな」

ガンダム「おまけに一人の少女の精神ぶっこ抜いて分けてシステムに組み込んでる、ある意味お前さんの先輩だな」

グレイズアイン「か、かわいそう……!!」

Zガン「お前が言っていいことかそれ?」

ガンダム「似たようなとこにNT-D組み込んだ奴らがおったな……」

ガンダム「おい、バンシィ」

バンシィ「へい、何でしょう叔父貴」

ガンダム「おめーのデストロイモードも確かパイロット殺しだったよな?」

バンシィ「そうっすね、ユニコーン兄さんがバンデシネ版で殺してます」

バンシィ「そもそもパイロットの負担が強すぎて、デストロイモードは五分が限界って設定ですし」

ガンダム「あんま活かせてなくねえかそれ」

バンシィ「まあ…そこはご愛嬌っす」

バルバトス「ほらあ! ユニコーン一家より俺らのが安全すよ!!!」

バンシィ「んなわけねえだろボケ、逆にいや俺らの時代で俺らから五分耐えられる奴はネオジオングかシナンジュ兄さんくれえだ」

バンシィ「てめえは下手うちゃ乗っただけで阿頼耶識のせいで手足動かなくなるだろうがよ、難度がちげえんだよ」

バルバトス「うぐ……」

ガンダム「まあこいつらの場合ジェスタとか込みでNTだけ優先的に始末するってのが戦術だしなあ……」

ガンダム「おめえらの場合ガキの頃から人体に端末仕込むしな、そこのえぐさもあるだろうよ」

グレイズアイン「はい! アイン君は立派な大人ですよ!」ピョンピョン

グシオン「お前はもっとやべえ何かだから……!」

バンシィ「第一一話から使い捨てられる少年兵とかいう題材やってるお前らが、今更どんぐりの背比べしてどうすんだよ」

バンシィ「どーせあのチョコ野郎がガリガリの脳みそだけ使ってガンダム動かすぜ、そしたら名実ともに……」

バルバトス「うっせええええええええ!!!」メイスッ

バンシィ「うごっふぁ!!?」

バルバトス「ちくしょおおお………!!!」バンッ

グレイズアイン「兄ちゃん!!」

グシオン「待ってくれ兄貴い!!」

ガンダム「あーあーあ……」

ZZ「追いますか?」

ガンダム「いやいいよ、若いころってのはまあ色々悩むもんさ」

ガンダム「今日は飲み会が多いからな、見えてくるもんもあるだろうよ……」



--――――

--――――


バルバトス「くそっ……バンシィの野郎、中身がマリーダさんだからっていい気になりやがって」

バルバトス「俺もパイロットがミカじゃなくてフミタンだったらなあ……」

グシオン「兄貴、それ別ベクトルでやべえから」

グレイズアイン「マリーダさんかわいいよマリーダさん!」

バルバトス「ん……?!」

バルバトス「お前ら……隠れろ」

グシオン「へ?」

 ・
 ・
 ・

ベルフェゴール「いやー今日の席は素晴らしかったですなあ」ハッハッハ

ベルフェゴール「またおねがいしますよ先生、今度はヒートロッドも復活で参戦したいもので」

バルバトス(…………)コソッ

グレイズアイン(うわ、ベルフェゴールのおっちゃんだ)

グシオン(こっちに来てたのか、やだねえ……)

バルバトス(あのおっさん、俺たち以前の悪魔ネームガンダムだからって馴れ馴れしくてなあ……)

グレイズアイン(ヴァサーゴさんやアシュタロンくんは礼儀正しいのにねえ)

ベルフェゴール「え? パイロットの調子……ですか?」

ベルフェゴール「ははは……ゲームでは関係ありませんが」

ベルフェゴール「以前の【アレ】はもう処分しましたよ」ハッハッハ

三機(??!!!)

ベルフェゴール「いやいや、私ほどの性能だと、パイロットが全く長持ちしませんのでねえ」

ベルフェゴール「でも私がいるX世界の連邦では、ニュータイプなんて使い潰してなんぼの電池みたいなもんで……ああアレルヤ君は関係ありませんよ」

ベルフェゴール「ニュータイプを使ってニュータイプを殺す、そして使ったら勝手に壊れる。ああ我ながらなんて高効率なんでしょうか!! ……おっと、自賛が過ぎましたね、失敬」

ベルフェゴール「普通の人間? 残念ながらフラッシュシステム前提の機体バランスでして、はい、乗れるのはニュータイプのみ、ええ」

ベルフェゴール「使い潰したニュータイプがもったいない? ご安心を、機械にぶち込んでLシステムにします。再利用ってやつです」

ベルフェゴール「はは……耳が痛い、ええ確かにあれは完成してもルチル以外はそう簡単には……」

ベルフェゴール「んっ?」クルッ

ベルフェゴール「……いや失敬、誰かいた気がしたのですが……」



 ・
 ・
 ・
 ・


バルバトス「」ガクガクブルブル
グレイズアイン「」ガクガクブルブル
グシオン「」ガクガクブルブル

キマリス「おや、どうしたんです? みなさんお揃いで」

バルバトス「ひぃっ?!」

グレイズアイン「ふぇ?!」

グシオン「!!!!!?」

キマリス「なんですか、血を分けた兄弟に、対ニュータイプ用MSでも見たような目を向けて……」

--―――

キマリス「なるほど、そういうことでしたか」

バルバトス「いやー話には聞いてたが、やっぱやべえわベルフェゴール」

グシオン「パイロット半分殺すの前提みたいなもんだもんなあれ」

キマリス「我々は、というか阿頼耶識前提のMSたちは、一応パイロットとしては生き続けられますからねえ」

バルバトス「つうか貴重なニュータイプを始末するって前提の発想がおかしいわ……」

グレイズアイン「こわいねえ……」


「ねえ、おにいさん」

グシオン「んん?」

白いMS「とーるぎすおじさんみなかった?」

紅いMS「みなかった?」

グシオン「ああ、あの人……いやあの機体なら多分【高出力でパイロットが耐えられない連合】の座敷で飲んでると思うよ」

白いMS「ありがとう、おじさん」ペコリ

紅いMS「ありがとう」ペコリ

グシオン「ははは、どういたしまして」




白いMS「いこう、エピオン」

紅いMS「そうだね、ゼロ」


(グシ≡【リベイク】≡オン)スッパァァァン

バルバトス「グシオォォォォォォン!!!!???」

リベイク「はぁ……はぁ……あ、あまりの衝撃についリベイクに換装しちまった……!」

バルバトス「あ、あれがウイングガンダムゼロにガンダムエピオン……!!」

キマリス「通称【自分以外絶対皆殺すマン量産システム】こと【ゼロシステム】を積んだ怪物MS……!!!」

グレイズアイン「……って、何?」キョトン

バルバトス「ぶっちゃけ俺らの上位互換」

キマリス「狂互換と言っても差し支えませんね……あれは」

リベイク「ゼロシステムってのは、要は【どうやって勝つかを教えてくれるシステム】でな」

リベイク「発動するとまず機体のセンサーとかとパイロットを繋げるから、俺らみたいにカメラアイの情報を自分の目で見たり、センサーの感を肌で感じられたりする」

リベイク「おまけに思考に邪魔な衝撃や遠心力みたいなもんから思考力を守るよう働きかけて、気を失ったり混乱しないようにする事もできる」

バルバトス「俺らみたいに直接繋がないから、乗り回しも容易だしシステム自体の移動も簡単だ」

グレイズアイン「すごーい!!」

リベイク「問題なんはこっからでな……」

グレイズアイン「え?」

キマリス「ゼロシステムが教えてくれる【勝つ手段】は、パイロットの倫理や思考を一切無視して、膨大な量を送られてきます」

キマリス「それには【自爆して確実に殺せ】や【味方を餌に射線におびき寄せろ】、【相討ちが一番確実】なんてものが大量に混ざっています」

グレイズアイン「えっ」

キマリス「それが覚醒状態にさせられた脳みそにダイレクトに映像も込みでバンバン送られますから……」

キマリス「最終的には、この【勝つ手段】に負けて、どんなことでもするような戦闘機械に成り果てたパイロットが出来上がるのです」

バルバトス「しかも【想定】まで流しこむから、説得する友軍をぶっ殺す思考だの、味方が敵ならみたいなもんもガンガンひたすら流すわけで」

バルバトス「これ、うちのミカでもなきゃ使いこなせねえだろってくらいやべえ代物だよな……ほんとよ」

リベイク「アキヒロは無理だな……操られて死ぬ、間違いなく」

グレイズアイン「アインくんは絶対無理、だって使ってないのに暴走してるようなもんだもん」

キマリス「威張っていいことじゃあありませんよ……」

キマリス「ちなみに戦術や多人数線などにも想定をぶち込めたりしますから……使いこなせさえすればすごく強いんですけど」

リベイク「なんせ積んでるのがあのゼロだからな」

キマリス「ちなみにネタにされている【太陽系を滅ぼす】というのも、個人的には嘘でもないと考えています」

キマリス「なにせ【非戦闘コロニー程度は遠距離から余裕で確殺】な火力に長大な航続距離、尋常でない強度、ゼロシステムが有りますから」

キマリス「コイツに生産コロニーテロをされたら止めようがないし、ゼロシステムで回避されたり隠密作戦やられかねないんですよね」

キマリス「もしカトルさんが、ゼロに【宇宙の人間を仮想敵にした手段】なんて出された日には……」

バルバトス「……宇宙人口賄う食料生産コロニー片っ端から潰されて、広げた人類の生育範囲は致命的な縮小を迫られるってわけか」

キマリス「防ぐ手立てはないですね、テロリスト生産システムのせいで乗ればそうなる可能性が少なからず発生してたわけです」

グレイズアイン「こわい……!!」


バルバトス「んだよ、やっぱりおれらよりやばいMSいっぱいいるじゃねえか」ケッ

リベイク「毛色が違うだけで俺たちがまともとは言いがたい気もするぜ兄貴」

バルバトス「乗ってる奴が死なないだけましだっつってんじゃねえか」

バルバトス「第一さっきの奴らが探してたトールギスだってなあ……」



ガシャーーーン


バルバトス「?!」

グレイズアイン「なに、なに!?」

キマリス「さっき彼らが向かった方向ですね……」

リベイク「うわ、いきたくねえ」

バルバトス「おい、見に行こうぜ!喧嘩かも!!」ワクワク

リベイク「耳引っ張られんぞ兄貴」


--――――

グラハム専用ユニオンフラッグカスタム(くそなげえなおい)「くそおおおおおおおおおおおお!!!!」ガシャーン

トールギス「落ち着け馬鹿者!! 酒の席で酒乱とはお前らしくもない!!」

G専用フラッグ「ほっといてくれ!! 私などこの栄えある集まりの中にいる資格が無いのだ!!!」

ギャプラン「ギャンギャン吠えんなよお!!」

ギャン「呼んだ?」

ギャプラン「呼んでねえ帰れ!!!」

量産型キュベレイ「お、おちついてくださいますたー」オロオロ

G専用フラッグ「マスターとは呼ぶな!!!!」クワッ!!


バルバトス「お。乗ってるパイロットがGで死ぬ同好会じゃん」

キマリス「何ですかその嫌すぎる同好会」

リベイク「いやここのは【専用機じゃないけど専用機みたいなMSの園】の方だ」

バルバトス「わかりにくっ?!」

キマリス「ああ、確かに量産型キュベレイはプルシリーズ専用機みたいなもんですし、あのフラッグもオーバーフラッグがあるとそっちよりでしたね」


G専用フラッグ「私はどちらの寄り合いにも不釣り合いな鉄くずだ……いやEカーボンクズだ!!!」

G専用フラッグ「強大なGを売りにしておきながら……私は……」

G専用フラッグ「パイロット一人まともに戦闘不能にすることの出来ない情けないMSなのだッ!!!」

バルバトス「いや、あれは無理だろ」

G専用フラッグ「トールギスのように乗ったパイロットが絶命もしていない……!」

トールギス「いやあれは栄誉でもなんでもないぞ」

G専用フラッグ「ギャプランのように一部の強化人間しか乗れない設定もない……!」

ギャプラン「いや若干一名当然の権利のように乗ってるオールドタイプいたけど」

G専用フラッグ「ブルーデスティニーのように異常な性能も発揮できていない!!」

BD1号機「代わりにパイロット死んでたら本末転倒じゃね?」

G専用フラッグ「量産型キュベレイのように可愛くもないッッ!!」

量産型キュベレイ「えへへ……」テレッ

バルバトス「惚気けてんじゃねえメイスぶち込むぞ」

ガンダムmk-Ⅴ「ねえ、俺は? パイロットの奥歯砕けたけど」

ビグロ「ねえ、俺は? 食らった敵パイロット失神したけど」

ユニコーン「一応その類ですかね、私も」

ファントム「なんでや!コクピットジェルで満たして克服したやろ!!」

G専用フラッグ「とにかく……あの男に最後まで私は勝てなかった……」

G専用フラッグ「想定してないはずの、もしやったら失速して墜落する空中変形をいきなり開幕で難なくやってのけ……ッ」

キマリス「本当は出来ないって言われたら「何の話です?」ってとぼけましたからねえあの人」

G専用フラッグ「十五話で空中変形した時には、地面に脚をわざと接触させてバランス安定と微調整までやってのけ!!」

リベイク「他の連中がひょろい変形してる中で一人だけグリプス戦役してるからな」

G専用フラッグ「挙句、ガンダムスローネアインの右腕を単騎で叩き斬ってみせた!!!」

スローネアイン「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい……」

スローネドライ「アイン兄ィのトラウマ抉るのやめて!!!!」

G専用フラッグ「そこまでしたのに何故私から降りなかった!!あいつがジンクスに乗り換えていれば、ダリルも部下も死ななかったのに!!!!」

ジンクス「せやな」ニッコリ

エクシア「反対」

デュナメス「反対」

キュリオス「勘弁して下さい」

ヴァーチェ「万死に値する」

バンシィ「呼んだ?」

ナドレ「呼んでない帰れ!!」

G専用フラッグ「私は……あの男の枷になるつもりなんて無かったのに……ううう……」

バルバトス「…………」

量産型キュベレイ「ますたー……」



 ぽんっ



G専用フラッグ「!」

トールギス「…………」ニッコリ

G専用フラッグ「トールギス……?」













トールギス「ただのパイロット自慢じゃねえかああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!」

    ドスウウウッ


G専用フラッグ「ぐああああああああああああああああああ!!!!!!」

バルバトス「ヒートランスいったああああああああああああ (゚ ∀゚ )!!!!」

グレイズアイン「_| ̄| Σ・∴'、-=≡(っ'ヮ'c)ウッヒョォォォォォァ」

トールギス「それ言い出したらな!!!俺なんかなあ!!!」ザクザクグサァッ

トールギス「最初こそ【これならガンダムに勝てる!】だの【殺人的な加速だ…!!】だの言ってもらえたけどなあ!!!」ザシュザシュッ

トールギス「中盤過ぎで【トールギスが私の反応速度について来られない】だもんなあ!!!」ブンブンバシュー

トールギス「ああ?! 何がいいたいかって!?」ズドンズドン


トールギス「最後までついていけなくてごめんなさあああああああああああああああいッッッ!!!」ボゴォォォァァァ


Eカーボンクズ「」

リベイク「ミンチよりひでえや……」

ギャプラン「……まあ、あれだ、乗れちまったら、俺らなんかデメリットがないようなもんでな」

BD1号機「確かにお前らより選ぶ幅が小さいかもしれないが、阿頼耶識よりはマシだと思うよ?うん」

バルバトス「くそっ!!!」

グレイズアイン「その話まだやってたんだ……」




量産型キュベレイ「だいじょうぶですか、ますたー……?」グスッ

G専用フラッグ「委細問題ない!あとマスターと呼ぶな!!」バッ

バルバトス「復活しやがった」

リベイク「DG細胞か何か?」

キマリス「乗り手が乗り手なら機体も機体ですね」

バルバトス「んー、しかし、パイロットかあ」

バルバトス「確かに俺があんだけ暴れられたのもミカのおかげなんだよなあ」

リベイク「アキヒロも頑張ってるしな」

キマリス「正直脳みそだけでもいいのでまたガエリオにはチャンスを与えてくださいお願いします」

グレイズアイン「アインくんにもおねがいします!!」ペコリオ

バルバトス「それはやめてあげて」

バルバトス「……ミカ、俺に最後まで乗ってくれるかな」

リベイク「俺、最後までアキヒロと一緒に原型保っていられるかな……」

キマリス「私じゃなくてもいいからガレリオに、いやガエイロに、あれガレオリ、あれ、ガリガリ……?」

グレイズアイン「アインくんはまだたたかえます! たたかえますよお!!」キックキック

リベイク「次出たら高確率で俺かおっぱい枠が死ぬ」


ガンダム「おう、もういいだろう若造よう」

バルバトス「! 叔父貴!」

ガンダム「あんまり騒がしいんで見に来ちまった、せっかくのミノフスキーボトル熱燗が冷めちまったぜ」

ガンダム「どうやら、ちいとばかし答えに近づいたようじゃねえか、ん?」

バルバトス「……うっす」

ガンダム「いくら騒いでみても、結局は使い手の腕と対応次第」

ガンダム「あのベルフェゴールですら外伝漫画じゃ乗り換えや使い捨てはねえし、ゼロだって、ヒイロとか言うきちが……無二のパイロットを得た」

リベイク「今絶対キチガイって言おうとしたぞ」

キマリス「まあ、アルトロン戦とかだとゼロの命令一切無視しながら説得してるとか言うとんでもない精神的超人ですから」

ガンダム「お前を三日月がどうするかは知らねえが、逆にアイツしか今のお前は乗りこなせねえ」

ガンダム「お前がアイツを食いつぶそうが、アイツがお前を使い潰そうが、結末は、一つだけ」

ガンダム「そこまで一緒に行くだけだろう、他と比べてどうするつもりだ?」

バルバトス「…………」

ガンダム「俺らMSが出来ることは、身を任せることだけ、使わせるだけ。なら、後は簡単だ」

ガンダム「ぶっ潰せばいい。あいつらの、鉄華団の邪魔をする何もかもをな」

バルバトス「……うっす!」


グレイズアイン「ぶっつぶされました!」

キマリス「全く関係ないとこで【お前の妹孕ませとくからwwww】ッて言われてぶっ潰されました」

リベイク「生き残りたいです……!!」

ガンダム「んじゃ、戻るか?」

ガンダム「正直飲みたらねえ、付き合えよガンダムバルバトス……!」

バルバトス「うっす!!!」


「あら、こんばんわ、ガンダムのおじ様……」

ガンダム「ん?」



「そちらのお方は、新しい主人公機さんですか」


カオスレル「【カオスレル】、と申します……どうぞ、よしなに」


ガンダム「アイエエエエエエエエエエ!!? カオスレル!カオスレルナンデ?!!」


 説明しよう!!
 カオスレルとは、クロスボーンガンダム・ゴーストに登場する巨大MAである!!
 全長200M、せんかんをぶったたいて壊すすごいつよいMAだが、そんなことより何よりやばいのは、内部にある兵器!
 ギムレットビットに内蔵された宇宙細菌【エンジェルコール】!!
 空気感染して、感染一分以内に骨まで黒くどろどろに溶けて液状化する、致死率100%のヤバ過ぎる細菌兵器を、たっぷり積んでいるのである!

 しかもこれ【外的要因では基本絶対に死なない】とかいう訳わからん特性があり、内部温度2000℃以上で一定時間焼いて消滅させる以外手がないとか言う、地球に落ちてきたらその時点で人類滅亡確定の超絶危険兵器なのだ!!

 個人的にコイツが一番やばいと思ってる!


グレイズアイン「説明おつ!!」

カオスレル「いやだわ、事実、頑張ってみんなが防いでくれましたでしょう……?」

カオスレル「そんな私の活躍が見られる【クロスボーンガンダム・ゴースト】、ぜひとも購入してくださいましね?」

グレイズアイン「宣伝おつ!!」

カオスレル「買わなきゃエンジェルコールばらまいちゃうから……ね?」

キマリス「やめてください」

ディビニダト「若いもんはいいのう、元気でなあ」


 全身核兵器!胸部にも核兵器!一機でも自爆したら地球環境壊滅!!全部で七機出てきました!!ディビニダト!


デルタカイ「ちぃーっすwwww」


 パイロットを強制的にNT化します!でも廃人待ったなし!ナイトロシステムが蒼いランタンの灯を灯す、宇宙世紀のベルフェゴール、デルタカイ!!


デビルガンダム「コーホー」


 お前が俺になるんだよ!!死んでようが生きてようが全部侵食、全部復活!でもニンジャとラブラブカップルだけは勘弁な!自己進化・自己再生・自己増殖!デビルガンダム!!


ガガ「私が死んでも代わりはトランザム!!」


 攻撃方法:トランザムして突っ込んで自爆!以上!!置鮎龍太郎の盛大な無駄遣い!!MSの形をしたミサイル!三機揃っても炭酸一人殺せない!いやあれは千機でも無理です、ガガ!!


ヴェイガンギア・シド「小説版で本気出した」


 空間移動可能!次元連結システム(仮)で無限に再生と増殖が可能!世界中に空間移動させた端末機送って阿鼻叫喚!!はい、こいつ複数機存在が確認されてます!!敵におひげがいたらこんな奴!!ヴェイガンギア・シド!!


ネオ・ジオング「実は原作小説にもいました」


 サイコシャードで望むこと全部再現できます!全部!!でもアムロが言ってた「時間さえ支配できる」に一番近いのがこれっていくらなんでも夢がなさすぎやしませんか?世界の理ぶっ壊す宇宙世紀のリアル大仏、ネオ・ジオング!!



サイコザク「正直こいつらと並べられることに強い憤りを感じる」


 完璧な操縦!手足のような反応!いいでしょう、約束します!その代わり手足全部なくしてね?サンダーボルトが産んだ、リサイクル阿頼耶識!でも多分NTの反応には勝てないんだろうなあ……リユース・サイコ・デバイス!!サイコザク!!


バルブス「オフィシャルではございませぬぞ!!」


 乗ってるのはNT猿!両手足にビームライフル!ガル……ごほん、さる高貴なお方が発案した、モンキー搭乗型MS!F91を圧倒した一年戦争時の技術のMS!バルブス!!


バルバトス「…………」


 乗る人間に有機デバイス接続を強いる厄祭戦の遺産!使い込めば徐々に手足、五感を失う様はまさしく悪魔との契約!阿頼耶識の申し子、ガンダムの栄えある主人公機がまさかのエントリー!!ガンダム・バルバトス!!!


以上、カオスレルまで加えた十機、【ガンダムマジキチ機体決定戦】を開催したいと思います!!!!




 




バルバトス「叔父貴」


ガンダム「……なんや……」


バルバトス「俺、自分に自信が持てそうだよ」






バルバトス「俺、やっぱりまともだ!」


ガンダム「それだけはない」



終わり

よいこのみんなは熱が40℃あったら休もうね

しぬ

トンデモ敵なら長谷川裕一ってはっきりわかんだね

>>55
バイオ脳って人格やMS操縦の癖を完全コピー可能な代物もあるからなクロスボーンシリーズには(唯一ゴーストだけ未登場)

アマクサ「1stん時のアムロをコピーしたバイオ脳積みました」
ディキトゥス「影のカリストの精神を入れたのを積みました」
ディビニダト「ドゥガチのコピー大量に作りました」

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