あかり「わぁい四次元ポケット あかり四次元ポケット大好き」 (83)

第一話


放課後
ごらく部

結衣「ンアアアアアアアア!!!!!」

ちなつ「……っ!………っ!」ジタバタ

京子「ど、どうしようどうしよう」オロオロ


ガラッ


あかり「みんなお待たせ!

ドラちゃん呼んで来たよ!!」ゼェハァ

ドラえもん「ゼェゼェ
あ、あかりちゃん…

いい加減、なんでぼくが呼ばれたのか説明してくれないかな…」ハァヒィ

京子「でかしたあかり!
ドラえもん!早く結衣とちなつちゃんを助けてやってくれ!!」

ドラえもん「助ける…?
なんだ、そんなことならお安いごようわぁぁぁぁあああああ!!!!!!?

なん、なんで結衣ちゃんのアナルにちなつちゃんの頭がスッポリ入っちゃってるんだ!!?」

結衣「早く抜いてくれぇぇえぇぇえ!!!!!!」プルプル

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1458995982

京子「さっき部活中に、みんなでプロレスごっこしてたんだ」

ドラえもん「他にすることなかったの?」

あかり「そしたらヒートアップした結衣ちゃんが、ちなつちゃんにヒップドロップを仕掛けたの!」

ドラえもん「ヒップドロップ?
あぁ、マリオとかヨッシーがよくやるアレね」

京子「そしたらちなつちゃんがヒップドロップを頭突きで迎え撃ったら

見事結衣のケツ穴にスカルファックしちゃったんだよ…」

あかり「まるでレベルアップしたムカデ人間さんみたいだよぉ…」

結衣「早く抜いてくれぇぇえぇぇえ!!!
お尻の穴がゆるゆりになっちゃうよぉぉおぉおん!!!!」

ドラえもん「マジキチ」

ドラえもん「え~っと、ちなつちゃんを思いっきり引っ張るとか?」

京子「もうやったよ、でもホラ

ちなつちゃんの首までスッポリ入ってるじゃん?
引っ張っても顎がつっかえて抜けないんだ」

ドラえもん「ん、ホントだ」グイグイ

結衣「アンアンアン!とっても大危機ドラえもん!!
引っ張るのダメなにょぉう!!!!
めくれちゃうよ!!!!
身体がお尻からペロンってひっくり返っちゃうよぉん!!!」ヒッヒッフーヒッヒッフー

京子「なにそれグロい」

あかり「未来の道具でなんとかならない?」

ドラえもん「ケツ穴を広げる道具なんて持ってないよ…」

ちなつ「…っ………!」ビクビク

ドラえもん「おや、ちなつちゃんがグッタリしてきたぞ?」

京子「そりゃあ密閉された腸内だし
首が括約筋によって締められてるし

酸素も足りなくなるよね」

あかり「急がないとちなつちゃんの危険が危ないよ!」

結衣「私の肛門も危機だよぉ!!」

あかり「!
そうだ!
ドラちゃん、スモールライトでちなつちゃんを小さくしたらどうかな?」

ドラえもん「なるほど」

京子「あかり天才!!」

ドラえもん「さて、スモールライトスモールライト、どこやったかな」ゴソゴソ


あかり「わぁい四次元ポケット
あかり四次元ポケット大好き」


京子「あ、それ
決めゼリフだったんだ」

ドラえもん「あった!
スモールライト~」テケテケン

あかり「やったぁ!
後はちなつちゃんにスモールライト浴びせて解決だね!」

ドラえもん「よぉし任せて」スチャッ

京子「フヒッwwwwドラえもんwww」

ドラえもん「え?」

京子「間違ってもw
結衣にスモールライト浴びせるんじゃないぞwww

絶対だぞw」

ドラえもん「…



フヒィッw
把握したわ
ごめんね結衣ちゃんwww」

あかり「だだ、ダメだよぉ!
この状況で結衣ちゃんだけを小さくしたら

大惨事になるよぉ!!」プンスカ

ドラえもん「あかりちゃんに怒られちゃったから、普通にちなつちゃんに浴びせるか」

京子「ちぇっ」

あかり「早く早くっ!」

ドラえもん「ビッ…スモールライト~」

ピカーーーーー

ぐんぐんぐん

あかり「えっ?」

京子「ち、ちなつちゃんが大きくなっていく…!」

結衣「ぬわーーーーっっ!!」メリメリメリメリ!!!

あかり「結衣ちゃぁぁぁぁあん(のアナル)!!!!!」

京子「結衣ぃぃぃぃいい(のアナル)wwwwwww」

ドラえもん「しまった!!間違えてビッグライトをちなつちゃんに!!!」ニヤニヤ

あかり「しらじらしいよぉ!!」

その後

巨大化したちなつちゃんと
進撃の巨人ごっこして遊びました


結衣ちゃんのお尻は大変なことになり

座った椅子がなくなるほど広がった肛門に絶望していましたが
ドラちゃんのタイムふろしきで元に戻りました


しかし、心の傷までは治らなかったみたいです


第一話

第二話


あかりの部屋

あかり「それではこれより
一年期末テスト対策の勉強会をはじめまーす!」

ちなつ「わーい」

櫻子「イェー!」パチパチパチ

向日葵「よろしくお願いしますわ」

あかり「あかり、今回苦手な範囲が多いから心配だな~」

櫻子「へへーん
私なんてテストの文字が読めないぐらい、テスト苦手だもんねー!」

ちなつ「私前回のテストで、自分の名前を『船見ちなつ』って書いたから全部0点だったよ」

向日葵「あら、私なんて、全ての記入欄に『櫻子の性器』って書いて、全部0点でしたわ」

あかり「み、みんな……?」

あかり「え~っと…

み、みんなで苦手な教科をカバーしていこうよ!

あかりはね、国語と理科が得意だよ!
みんなは何が得意かなぁ」エヘヘ

ちなつ「保健体育」

櫻子「保健体育」

向日葵「保健体育」

あかり(あかりどうすればいいの………?)グスッ

コンコン

あかり「あ、はーい」

ガチャ

ドラえもん「やぁみんな
お茶を持って来たよ

勉強はかどってる?」

櫻子「あっ!!ドラえもんだ!

遊んでドラえも~ん!!!」ダキッ

ドラえもん「フフフ
櫻子ちゃんは元気だなぁ」ナデナデ

櫻子「ドラえもんの『ドラ』ってなんの『ドラ』?」

ドラえもん「『ドラゴン』のドラだよ」

櫻子「すげーーーっ!」キラキラ

向日葵「嘘おっしゃい」

ちなつ「櫻子ちゃん、よくあんな淫獣青狸に抱きつけるなー」

櫻子「なんで~?
だってロボットじゃん!カッコイイじゃん!!」ダキシメ

ドラえもん「フフフ



ヒフヒヒ…ひ」ナデナデサワサワ

櫻子「アハハハ!くすぐったいよドラえも~ん!!」キャッキャ

向日葵「離れなさいセクハラロボ!!!!」グイッ!

ドラえもん「ちっ」

櫻子「なんだよケチ向日葵~

あっ!そうだ!
ドラえもん、ロボットなら変形とか分離して見せてよ!!」

ドラえもん「さ、流石にそれはぼくの命が危ないかな…」

櫻子「えぇ~…

そっか~」ガックリ

ドラえもん「でも櫻子ちゃんと合体なら出来るよ」

櫻子「すげーーーーっ!!!」キラキラ

向日葵「櫻子、それあなたの貞操の危機ですわよ」

ドラえもん「あなたと合体したい」

向日葵「うるせぇ」

ちなつ「なんでこんな電動こけしがあかりちゃんの家に居候してるのかなぁ」

ドラえもん「電動こけし?
それってぼくのこと?」

ちなつ「あたりまえでしょ
動くし、カラフルだし、エロいし、何より形がチンコそのもの
それでいて自分にはチンコ付いてないって
未来の人は何を考えてあなたを作ったの?」

ドラえもん「何を言ってるんだ!!

取り消せ!!!
収納してるだけでチンコは付いてるよ!!!」ポロンッ

ちなつ「しまえしまえ」

あかり「……あの…」

向日葵「さぁ櫻子、私と合体しますわよ」ヌギヌギ

櫻子「?なんで服を脱ぐの?」

あかり「勉強………
えっと………」

ちなつ「でもドラえもんみたいに陰茎を自由に装着できたら便利かな

結衣先輩に見せつけたい」

あかり「ぅぅ…あかり1人で勉強頑張るよ…」

サワサワ
ナデナデ

あかり「ひゃっ!?!?
お尻触られた……!!?

誰!?痴漢さん?

こ、怖いよぉ…」ビクビク

ドラえもん「ぼくだよ」サワサワ

あかり「ドラちゃん!?なにやってるの!?」

ドラちゃん「あかりちゃんが1人で寂しそうだったからね

ぼくが慰めてあげるよ」

あかり「いらないお世話だよぉ!」

ちなつ「あかりちゃん、もうそいつ追い出したら?」

向日葵「そうですわね」スッポンポン

櫻子「向日葵は服を着なよ」

結局その日あかりたちは

向日葵ちゃんの生おっぱいを揉みしだくだけで終わり
保健体育のテストだけは100点を取りました


あかり以外のみんなは、他の教科は最悪らしく

ちなつちゃんは全ての記入欄にリアルな無修正男性器を書き股間に貼り付け、先生に呼び出され

向日葵ちゃんは全ての記入欄を櫻子ちゃんのツルツルな性器だと思い込み
ずっとテスト用紙を舐め続け、保護者を呼ばれ心の病院へ

櫻子ちゃんはテスト中ずっと寝てました


第二話

第三話


ごらく部

ガラッ

ちなつ「こんにちはー」

結衣「あ、ちなつちゃん」ペラッ

ちなつ「あれ結衣先輩、お一人ですか?」

結衣「うん、京子はトイレに行ったよ

最近、アヘ顔ダブルピースして脱糞すると気持ち良いんだってさ
バカみたいだろ」ペラペラッ

ちなつ「想像しちゃったじゃないですか」フフッ

結衣「あかりは?」

ちなつ「あかりちゃんはですね
お花に水を、蟻にエサをあげてから来るみたいです」

結衣「へぇ~、さすがはあかりだな

まぁとりあえず座りなよ、今日は私クッキー持って来たんだ」ペラッ

ちなつ「わぁありがとうございます!

その前に、そのコミックLOしまってくれませんか?」

結衣「ちっ」ゴソゴソ

ちなつ「じゃあ私お茶出しますので、ちょっと待っててくれませんか?」

結衣「うん、ありがとう
しかし今日も暑いねー」

ちなつ「あっ、ごめんなさい
こんな暑い日に、熱いお茶出すところでした」

結衣「いいよいいよ気にしないで

ぬるくなるまで待つからさ」

ちなつ「いいこと考えました

温度的にお湯じゃなくて、オシッコでお茶を淹れてみてはいいのではないでしょうか」

結衣「いいわけないよ
お湯でいいからね」

ちなつ「同意は求めてません」チョロロロロッ

結衣「どわぁぁあ!!!
チョロロロロッじゃないよ!
きゅうすにちなつちゃんの尿が!尿が!」ギャー

ちなつ「んっ///
は、恥ずかしいからそんなに見ないで……///」チョロッチョロロッ

結衣「マジキチ」

ちなつ「見て下さい結衣先輩!
このきゅうすの中に私のオシッコが上手く入りましたよ!」チャプッ

結衣「なんということでしょう」

ちなつ「では結衣先輩の湯飲みに注ぎます」

結衣「いらないよ!いくらちなつちゃんのだろうと、オシッコは飲めないよ!」

ちなつ「え…
お茶のやかん
お茶のきゅうす
お茶の葉
お茶の湯飲み
お湯の代わりのオシッコですよ?

成分的には
8(茶):2(尿)で、これはただのお茶とギリギリ言えます」

結衣「この子はいったい何を言っているのか」

ガラッ

京子「やっほー
京子ちゃんだよん」

結衣「京子良いところに!
ちなつちゃんのオシッコ飲んでみないか?」

京子「どこが『良いところ』なのかな」

結衣「京子良いところに!
ちなつちゃんのお茶ッコ飲んでみないか?w」ンフッ

京子「なんで言い直した
別に上手くも何ともないからな」

アッカリ アッカリ

ガラッ

あかり「遅くなってごめんね~」

ちなつ「仕方ないよ、お花にエサ、蟻に水をあげてたんでしょ?」

あかり「蟻さん溺れちゃうよぉ!」

結衣「まぁまぁあかり、まずは座りなよ」

京子「そしてこれを飲むがいいさ

ちなつちゃんの特別なお茶だよ」

あかり「えっ?特別な?
えへへ、あかりが飲んでいいのかなぁ

ちなつちゃん、いただきまぁす」ゴクンゴクン

京子「こやつホントに飲みおったわ」

結衣「お茶にしてはやたらと黄色いとか
この漂うアンモニア臭とか

ちなつちゃんが股間をティッシュで拭いてるとか

ツッコミ所いっぱいあるのになぁ」

ちなつ「やだ///見ないで下さい///」フキフキ

あかり「…ップハー!
美味しかったぁ!」ケフッ

結衣「えっ」

あかり「家でお姉ちゃんが淹れてくれるお茶と似た味がするよぉ」

京子「えっ」

あかり「でも、なんだろ…

こっちはそれよりずっと甘いかな…」

ちなつ「…


…え゙っ?」



ちなつちゃんはその日の帰りにお医者さんに行き

糖尿病と申告されました


それとお茶が甘いのに、何か関係があるのかなぁ

あかりにはわかりませんでした


第三話

第四話


結衣の家

まり「うにうめー」モグモグ

結衣「ふふ」ニコニコ

まり「うに~」モッグモッグ

結衣「ね~~ぇまりちゃん

まりちゃんは、ウニのどの部位を食べてるか知ってる?」

まり「ぶい?」

結衣「うん、人はね、ウニの卵巣を食べてるんだよ」

まり「らんそー」

結衣「そう、卵巣
ちょうどまりちゃんのここら辺にある部位なんだ」サワサワプニプニ

まり「くすぐったい!」キャッキャッ

結衣「うふふふふふふふふふふふふ卵巣ふふふふふふふふふふふふふふふまりちゃんふふふふふふふふふふ」ナデナデペタペタ

ドラえもん「おいコラ犯罪者」

結衣「わぁぁ!!!
ドラえもん!?!?」ビクッ

ドラえもん「全く、あかりちゃんから、『今日結衣ちゃんの家に親戚の子が遊びに行く』って聞いたから
嫌な予感がして見に来たんだ」

結衣「くそっ!あかりの天使め!
今度犯してやるからな!」

まり「おねーちゃん、この人誰?」

ドラえもん「こんにちは、ぼくドラえもん

安心して?君もストライクゾーンだから」

結衣「ロリコンが増えただけだった」

結衣「ん?ちょっと待てよ

もしもの時まりちゃんが逃げ出せないように、ドアの鍵はかけたしチェーンロックもしたぞ

ドラえもんどうやって入ってきたんだ?
通りぬけフープか?」

ドラえもん「空気砲でドアをブッ飛ばして入ったのさ」

結衣「え?

おわぁぁぁあ!!!玄関がとんでもない有り様に!!!

どうしてくれるんだ!この部屋親戚から借りてるんだぞ!!」

ドラえもん「だ・い・じ・け・んっ♪」

結衣「死ねっ!!!
あああこの部屋はまりちゃんを監禁するために借りた部屋なのにぃぃぃ!!!!」

まり「おねー…ちゃん……?」

結衣「うぅ…でも変だぞ
そんなことしたら大きな音がしたはず…

私たちそんな音に気づかなかったけど…」

ドラえもん「そこでこの『吸音機』を使ったんだ
これは周囲の音を吸い込んでくれる秘密道具さ

抜かりはないよ」

結衣「そんなマイナーな道具使ってまでこの野郎!!」

ドラえもん「結衣ちゃん
まぁ聞いておくれよ」

結衣「…?」

ドラえもん「『ドラえもん』と『ゆるゆり』のクロスオーバーSSだというのに
第二話で早々に道具を使い忘れ
第三話ではぼくは登場さえしなかった

これはゆゆしき事態だと思って、今回は道具をフルに使って活躍したかったんだ」

結衣「知ったこっちゃねぇよ

今からまりちゃんの下のクティビィルをチュッチュナウしたかったのに」

まり「もしもし警察ですか?」

その夜

あかり家


TV「それでは次のニュースです
本日未明、親戚の子を犯そうとした中学二年生の女子が逮捕されました

警察が駆けつけた時の現場は、ドアが半壊、謎のタヌキのオブジェ、散らばったウニと
その異様な空間を物語っていました

なぉ連行される際、犯人の女性は『青いタヌキ』『そのタヌキは未来から来たロボットだ』等と意味不明な供述をしており…」

あかり「へぇぇ…怖いニュースだねぇドラちゃん」

ドラえもん「フフフ
やっぱりぼくにはあかりちゃんが一番さ」サワサワ

あかり「きゃぁ!!お尻触らないで!!
エッチ!!」


第四話

第五話


櫻子家

櫻子「ただいまー!」ガチャ

花子「あれ櫻子、一人で帰って来たし?」

櫻子「ん?一人だけど?」

花子「櫻子偉いし!よく一人で家までたどり着いたし!

今日が明日か昨日かわからない櫻子が成長したし!」ピョンピョン

櫻子「でへへぇ~、私だってたまにはやる女さ


ところで君誰?以前会った?」

花子「前言撤回だし

お前の妹の花子だし」

櫻子「んん~~?
妹…?

いもうと…いも…

ああ~!いたねいたね私に妹!
忘れるわけないじゃん!」

花子「説得力無さ過ぎだし」

櫻子の部屋


櫻子「ふ~」ガチャ

向日葵「ッ!!?

キャアアアアア!!//////」

櫻子「わぁ!?///
し、失礼しました!!」バタン

櫻子「…」

櫻子「……ん?」

ガチャ

向日葵「キャア!?櫻子!///
ノックくらいしなさい!!」

櫻子「いやいや、どう考えてもおかしいじゃん

なんで向日葵が私の部屋で裸でいるの?」

向日葵「櫻子には難しい事情がありますの」

櫻子「そっかー
私バカだから難しいのはわかんないや!

それより服着なよ」

向日葵「仕方ありませんわね」ハキハキ

櫻子「それ私の服ね」

ガチャ

ドラえもん「見てよ向日葵ちゃん!これって櫻子ちゃんの歯ブラシじゃないかな!?

今日は大収穫だね!!
櫻子ちゃんはアホの子だから、櫻子ちゃんの私物に何をしても気づかれない作戦は成功だね!」

櫻子「えっ」

ドラえもん「あっ」

向日葵「あっ」

櫻子「…」キョロキョロ

櫻子「ねぇ向日葵、私の部屋よくよく見回してみると、やたらとベタついてるけど
向日葵裸でなにしてたの?」

向日葵「意外と汁って飛ぶんですのね///」ポッ

櫻子「やっぱり言わなくていいよ」

トタトタ

花子「櫻子ー、今日の晩御飯…

わっ!!!?!?」ビクッ

ドラえもん「?」

花子「さ、櫻子?なんか青いのがいるし……」コソッ

櫻子「え?あぁー
これはドラえもんだよ、そっか、花子は初めてだったね」

花子「ドラえもん…?」

ドラえもん「こんにちは花子ちゃん
ぼくドラえもん

ぼくのお尻見てごらん
これは尻尾じゃなくてチュッパチャプスがアナルに刺さってるだけなんだ」フリフリ

花子「そ、それを花子に教えてどうするつもりだし…」

櫻子「ホントだ!
甘ぁ~~~い!!」チュッパチュッパ

向日葵「舐めるな舐めるな」

櫻子「りんご味だね~」チュッパレロレロ

ドラえもん「んっ…///」ビクンッ

花子「ドラえもんは何しに家に来たし?」

ドラえもん「…し?」

櫻子「あ~、花子って、語尾に『~し』って付けてしゃべるんだよ

変でしょ?」

花子「変じゃないし!!」

ドラえもん「ねぇ花子ちゃん

『なかだ』って言ってみて?」

花子「?
なかだし?」

ドラえもん「フヒィィwwwwwww」

向日葵「そのセクハラのスピードたるや
恐るべし」

ドラえもん「ね、ね、次は

『ドラえもんが花子ちゃんになかだ』って言ってみて?w」

花子「??
ドラえもんが花子になかだし??」

ドラえもん「ちょっとトイレでオナってくる」ガタッ

向日葵「あら、気がついたらもうこんな時間

私はこの辺で帰りますわ」

櫻子「ホントだ、もう外真っ暗だね
家どこ?送ってあげるよ!」

向日葵「隣ですわ」

櫻子「あれ?そうだっけ?
ん?
となりってなんだ?」

花子「櫻子よく今日一人で帰って来れたし…」




櫻子「いや~私って花子って妹がいたんだね!
さっきまで忘れてたよ~!」

向日葵「普通妹は忘れませんわ」

櫻子「向日葵は頭良いなー
私なんて朝起きたらまず自分が誰か思い出すのに9時間はかかるよ!」

向日葵「全く…あなた頭が悪いってレベルじゃありませんのね…」

櫻子「でもさ」

向日葵「?」

櫻子「なんでか、向日葵のおっぱいのことはすぐに思い出せるんだよねー」ヘヘッ

向日葵「え…?

そ、そう?
少し…ほんの少しだけ…
嬉しいですわ…///」

櫻子「えへへ」

向日葵「ふふっ
本当に、櫻子はバカなんだから…」

櫻子「あんだと!?」

向日葵「バカ過ぎて心配だから…
これからも私が側にいて見守ってあげないと…いけませんわね」

櫻子「…
うん、そうだよ!
光栄に思えよっ!!」ニコッ

向日葵「ふふふ」ニコッ

櫻子「あっ!!見て見て向日葵!

すげーおっきな星!!」

向日葵「あれは月ですわ」


第五話

特別編


結衣「京子、お誕生日おめでとう」

ちなつ「おめでとうございます!」

あかり「京子ちゃんおめでとう!」

ドラえもん「おめでとう」パチパチ

京子「でへへぇ、照れちゃいますなぁ」テレテレ

結衣「これ、私たちからのプレゼントだ」ガサッ

京子「うお!ラムレーズンだ!
しかもこんなに沢山!
ありがとうみんな!めっちゃ嬉しいよ!!」

結衣「知ってるか?
レーズンって本当はぶどうじゃなくて

死んだ人の乳首を切り取って作るんだとさ
この前NHKでやってたんだ」

京子「おい嘘だろやめろよ」

ちなつ「確かに銭湯とかで見るおばあちゃんの乳首そっくりですもんね」


特別編


京子ちゃんお誕生日おめでとう!

第六話


ごらく部部室

京子「さて、今日のごらく部なんだが…」チラッ

あかり「今日はドラちゃんがいるよぉ!

ドラちゃんが一度ごらく部の活動を見たいって言ってたから、皆に内緒で連れて来ちゃった!」エヘヘ

ドラえもん「ありがとうあかりちゃん」

結衣「あ~ぁテンションだだ下がりだわぁ~」

ちなつ「あかりちゃん、気持ちはわかるけど
その淫獣ロボットは破壊と滅亡の申し子なんだよ?
こんな乙女の楽園に軽々と連れてきていいもんじゃないの」

あかり「ド、ドラちゃんは良いロボットだもん!

いつ悪いコトしたの?」

ドラえもん「あっ、これが噂の『話題SEX』だね」

京子「『話題BOX』だよ」

ちなつ「今まさに」

ドラえもん「まぁまぁ膣ちゃん
今日は色々と遊べる秘密道具を持って来たのさ」テケテテン

ドサドサッ

ちなつ「膣じゃねぇよちなつだよ」

京子「しかも出した秘密道具が
熱線銃
地球破壊爆弾
カクミサイル発射衛星
原子核破壊砲
無敵砲台
とか、頭狂ってんのか?」

結衣「京子もよく名前知ってるな」

京子「うん、以前一通り使わせてもらったことあるから」

結衣「えっ?」

ちなつ「まったく
口を開けばセクハラ発言
道具を出せば大量破壊兵器
見た目は青いPenis

こんなヤツ粗大ゴミに出しちゃえばいいのよあかりちゃん」

ドラえもん「ひ、酷いな膣ちゃん…」

ちなつ「だから『膣』じゃなくて『ちなつ』!

チューリップ畑の『ち』!

悩み多き恋する乙女の『な』!

ついに見つけた両親のカタキ!
しかし美しき姫騎士は醜いゴブリン族につかまり、毎日毎日媚薬漬けの性奴隷となってしまった絶望快楽エンドの『つ』!

の『ち』『な』『つ』だよ!」ガォォ

京子「『な』と『つ』の間に一体何があったの?」

あかり「姫騎士さんどうなっちゃうのぉ…?」ハラハラ(←よくわかってない)

結衣「あぁ…純情なあかり可愛いな…」ジュルリ

ガラッ

綾乃「歳納強固ーーーー!!」

京子「なにその防御力高そうな名前」

綾乃「あなたまた提出物を忘れたでしょう!」

結衣「提出物?そんなのあったっけ?」

京子「うん、なんか毎朝の便の写真とか、排便の様子を録画したやつとか、あと実物とか

私だけが綾乃に直接渡さなきゃならない提出物なんだって」

結衣「マジキチ」

綾乃「歳納京子の名前から考え出したのよ

京子、きょうこ、きょうんこ、きょううんこ、きょうのうんこ、今日のうんこ

ね?」

結衣「マジキチ」

綾乃「あら…
そちらの青いお方は?」

ドラえもん「こんにちは、ぼくドラえもん」

綾乃「名前なんてどうでもいいのよ
大切なのは、私と歳納京子を下半身的に結ぶことが出来るか出来ないか聞いてるの」

結衣「綾乃も相当狂ってるな」ハハハ

ガラッ

千歳「うふふ~
綾乃ちゃん、恥ずかしがり屋さんやから、こうでもしないと愛を伝え…
ドラえもん「うわぁぁあ!!!!
くらえ原子核破壊砲!!」ズババババ!!!

千歳「」シュウウ…

綾乃「ヒィイイイ!?!?
千歳?
千歳が消し飛んだぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

あかり「ドラちゃん!?
どうして…!!?」ガクブル

ドラえもん「驚かせてごめんよあかりちゃん
ぼく、メガネをかけてホワホワしたキャラを見ると無性に殺したくなるんだw」フーッフーッ

あかり(以前そういう人の所にいたのかなぁ…)

ちなつ「結局道具で楽しんだのは、ドラえもんだけだったね」

ドラえもん「人にはすぎた道具だったんだよ…
だから、赤い血が流れていないぼくが使うしかなかったんだ

ぼくは人間にはなれないんだね」グスッ

結衣「こいつなに言ってんの?こいつなに言ってんの?」



京子「あ、綾乃、はい
今日の分の提出汚物」

綾乃「やったwwwいただきますwwwww」


第六話

番外編


先日、汗したたる残暑のきつい熱帯夜の事でした

汗で枕とシーツが湿り気を帯び、ベッドの上で乾いてて涼しい所はないかと寝返りを繰り返していた頃

ケータイ「~~♪」

あかりのケータイが歌い始めました

夜中の3時です

あかり「…もしもし?」ピッ

ちなつ『あかりちゃん!』

ピンク色の親友です

あかり「ちなつちゃん…
今は真夜中…」

ちなつ『ねぇあかりちゃん、キスする時、鼻と鼻ってぶつからないのかな?』

頭の中までピンク色でした

あかり「う~ん…ごめんねちなつちゃん、あかりにはわからないよ…」

ちなつ『キスする時って、息は止めるのかな?
目を開けたら、相手の顔が近すぎて寄り目にならないかな?』

あかり「ちなつちゃん…寝ないでずっと考えてたの?」

ちなつ『ちょっと試させてね』ピッ

あかり「?」

そうでした

ちなつちゃんは今日あかりの家に泊まりにきて、あかりの隣で寝ているはずでした

ふと隣を見ると

ケータイを握り潰してジットリと女の顔をしたちなつちゃんが

番外編

第七話


下校中

結衣「…ああクソッ!」

ドラえもん「おや、どうしたんだい?
急に殺意が芽生えたのかい?」

ちなつ「イライラしてるのは生理中だからですよね
今の結衣先輩のパンツの内側は、経血とオリモノでグチョグチョなんですよ

それを食パンに塗ってこんがり焼いて美味しくいただきたいです!」

京子「ちなつちゃん酷すぎる、この勝負ちなつちゃんの勝ち」

ドラえもん「ちっ!狂気が足りなかったか…」

あかり「で、結衣ちゃんどうしたの?」

結衣「ごめんな、別に生理中でもないしイライラしてクソと言った訳じゃない

クソだ」

あかり「え?」

結衣「だから、そこで大室さんがクソをしてるんだ」

櫻子「んんんんん!」ブリブリブリ

京子「マジキチ」

櫻子「!」ビクッ

結衣「ヤバい、目が合った」

ちなつ「ひぃいっ!?」

櫻子「……」ジリ…ジリ…

京子「皆、急に動くなよ、目を背けずに、ゆっくりと下がるんだ…

背中を見せたら飛びかかってくるぞ…」ジリ…

あかり「こ、怖いよドラちゃん…」

ドラえもん「あかりちゃんはぼくの後ろに…

いざとなったら道具でなんとかする…」ジリ…

櫻子「……ぅぅぅ」ジリ…





櫻子「ぐガアアアアアア!!!!!!!!!」ダダダダダダダ!!!

結衣「駄目だ来た!!!
走れ!!!!」

ドラえもん「あひっヒィィィィィィ!!!!!
あ゙あ゙あああ゙あ死にたくねえよ゙おおおお゙お゙!!!!!」ダダダッッ

あかり「ちょっ!!?!?ドラちゃん!!?
待って!!!

痛っ!!!転んだ!!!あかり転んだよぉぉぉぉ!!!!」

ちなつ「あかりちゃん!!!」

京子「馬鹿振り返るな!!走れ!!」


ウワァァァン

オタスケェェェ…

結衣の家

結衣「はぁ…はぁ…
あかり以外は無事か?」

ちなつ「私は…無事です…」ゼェゼェ

京子「死ぬかと思った…」ゼェゼェ

ドラえもん「うう…あかりちゃん…
ぼくにもっと力があれば…」エグエグ

結衣「ドラえもんは力よりも心を鍛えるべきだ」

京子「さて…
これからどうする?」

結衣「そうだな、せっかくみんないるんだし

お泊まり会でもするか!」

ちなつ「やったぁ!」ピョンピョン

京子「おっしゃあ!ゲーム大会やろうぜゲーム大会!」

ドラえもん「心ってなんだろう」

結衣「それよりも…ドラえもん、キミも泊まるつもり?」

ドラえもん「えっ?駄目なのかい!?
いいじゃないか!!」

京子「おいおい、常識的に考えて女の子たちと一緒に泊まるなんてありえないだろ常識的に考えて」

ドラえもん「それもそうだ、あかりちゃんの家の方が美味い飯がでるし、1人でゆっくりできるよね

わかった、ぼくは帰るよ

どこでもドア~」テケテケン

ドラえもん「じゃあね」シュン

結衣「その思い切りの良さと手際の良さを、さっき活かせなかったのだろうか」

ちなつ「えっと、なんでしたっけ
ゲームやります?」

結衣「ん…その前に、京子」

京子「なんだい」

結衣「お前も帰ってくれないか?」

京子「んが!?

な、なんでだよ!やだよ!
まだ外に櫻子ちゃんがいるかも知れないだろ!

てかお泊まり会しよって言ったのは結衣だろうが!!?」

結衣「正直…お前と一緒にいるのがツラいんだ」

京子「え…」

結衣「だってお前


ウンコする時に『トランザム!!!』って叫ぶだろ

あれ、聞いててとてもキツいんだ」

京子「き、聞かれてたのか…!

良いだろ!ああ叫ばないと出ないんだよ!」

ちなつ「京子先輩がトイレで叫ぶのってそんな理由があったからなんですね…
確かにキツいです

『トランザム』の後に響く排泄音を聞かされる身にもなって下さい」

京子「うう…なんだよぉ…
良いじゃんかぁ…結衣ぃ…」

結衣「はぁ…わかった


刹那、トランザムは使うなよ?」

京子「了解

トランザム!!!」ブリブリブリブリュリュリュリュリュリュ!!!!!!ブツチチブブブチチチチブリリイリブブブブゥゥゥゥッッッ!!!!!!!

結衣「お前ぇぇぇぇぇフローリングでぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!」

ちなつ「きゃああああああああ!!!?!!!!」

京子「ビビビビィwwwwwwwww」シュタタタタ

ガチャ

バタン!

結衣「……」ボーゼン

ちなつ「……」ボーゼン

結衣「…」オソルオソル

ガチャ

結衣「…」キョロキョロ

結衣「…あいつ、マジで帰ったみたいだ…」

ちなつ「なんなんですか本当…怖いですよ」

結衣「いや…ちなつちゃんも相当怖いけどね」

ちなつ「でも、結衣先輩はこれで良いんですか?」

結衣「え?」

ちなつ「開幕私が狂って、次は櫻子ちゃん、あかりちゃんは犠牲になって、ドラえもんは帰っちゃって、京子先輩もまた狂いました

このままでは結衣先輩は貧弱一般人のままですよ?」

結衣「おっと、確かにそれは不味いな」

結衣「じゃあ」

ガシャアァァン



そう言って

結衣先輩は窓から飛び降りました

全てが狂った世の中ならば
正常こそが異常なのではないでしょうか

そして誰もいなくなった結衣先輩の部屋で、結衣先輩のタンスを漁り結衣先輩のパンツを被った私は
結衣先輩のために涙を流すのでした


第七話

第八話


あかりの家

あかね「ふぁ…」トタトタ

ドラえもん「おはようあかねさん、今日はお寝坊さんだね」

あかね「おはようドラちゃん
今日は大学の講義は午後からだし、昨晩遅くまでレポートを書いていたのよ」

ドラえもん「そうなんだ、お疲れ様」

あかね「ふふ、ありがとう

あ、ドラちゃんお菓子の戸棚は見た?」

ドラえもん「見てないけど?」

あかね「昨日帰りに買ったどら焼きが入っているわ
一緒に食べましょう?」

ドラえもん「やった!早く早く!ぼくお茶用意するよ!」

あかね「あらあら」クスッ

居間


あかね「それでは、いただきます」

ドラえもん「いただきます!ぱくっ!
もぐ、もぐもく
おいしっ、ぱく、美味しいよ!」ガツガツ

あかね「ん…本当美味しいわね
実は有名な和菓子屋さんで買った、ちょっと良いどら焼きなのよ」

ドラえもん「美味しい美味しいよ!
ありがとうあかねさん!
んっ、ケホッケホッ」

あかね「はいお茶」

ドラえもん「んぐ…ズズ…

…ぷはぁ…」

あかね「沢山あるから、焦らないで食べましょうね」

ドラえもん「うん!」



ドラえもん「あ~…もう食べられない…」ゲプッ

あかね「ごちそうさま」

ドラえもん「ふぅ…」

あかね「ふふ」



ドラえもん「…不思議なんだ」

あかね「え?」

ドラえもん「どうしてあかねさんは、皆のようにぼくの秘密道具を使おうとしないんだい?

あかねさんならどんな道具も使いこなして、世界を思うがままに出来るのに…」

あかね「必要ないからよ

…あかりが私の世界だもの」

ドラえもん「…そうだね…」

あかね「これ、いつも肌身放さず持っているの

あかりが小さい時に私にくれた宝物よ」ピラッ

ドラえもん「小さい紙だね、ん?
何か書いてある」カサッ



『孕 ま せ 券』



あかね「あかりの手作りよ」

ドラえもん「マジキチ」

ドラえもん「子供が親にあげる『お手伝い券』みたいな感じで何書いてんだい」

あかね「もちろん意味もわからないまま書かせたものよ
これを、その日がきたらあかりに使うの

私にはこれさえあれば充分だわ」ニコ

ドラえもん「まさか…あかねさんはぼくが来る前から、すでに自分の力で世界を手に入れていたというのか…

しかも、そんな紙切れ一枚で…

格が違う…」ゴクリ

あかね「うふふ、お茶のおかわりはいかが?」


第八話

特別編


ごらく部部室

ドタドタドタドタドタ!

バンッ!!

結衣「たっ大変だ!!!京子がホームレスにレイプされてる!!!!!」

あかり「えぇえぇぇぇ!!?!??!」

ちなつ「やったw見に行きましょう見に行きましょうw」

京子「………」

ちなつ「あっ」

京子「いや…ここにいるけど…」

結衣「ふふん、驚いたか
エイプリルフールだ!」

あかり「あ、今日は4月1日だ!

もう!びっくりしたよぉ!」プンスカ

京子「うん、結衣の嘘の内容の酷さに驚いた

そして私がいる前で堂々と私の嘘を吐いたことにも驚いた

けど


ちなつちゃんの反応へのショックの方がデカすぎるよ」


エイプリルフール特別編

第九話


ごらく部部室

京子「なぁ結衣…『たらい回し』ってなんだ?」

結衣「ちなつちゃんに聞け」

京子「お、おう」スタスタ

京子「ちなつちゃん、『たらい回し』ってなに?」

ちなつ「あかりちゃんに聞いてみたらいいですよ」

京子「ええ~」スタスタ

京子「あかりぃ、『たらい回し』ってなに?」

あかり「え、ごめん京子ちゃん、あかりわからないよ…

結衣ちゃん知ってるみたいだったけど…」

京子「う~ん…」スタスタ

京子「結衣ぃ…『たらい回し』の意味教えてよ…」

結衣「だからちなつちゃんに聞け」

京子「ううう…」スタスタ

京子「ちなつちゃん教えて~」

ちなつ「今のが『たらい回し』ですよ」

京子「え?え?今のが?
ごめん全然わからない…」

ちなつ「だから…結衣先輩に聞いて下さい」

京子「なんなんだよぉ…」スタスタ

京子「結衣ぃぃ…」

結衣「あかりに、聞け」

京子「も~~……」スタスタ

京子「あかり、今度こそ『たらい回し』を教えてくれ」

あかり「だ、だからごめん京子ちゃん、あかりはわからないんだよぉ…
ちなつちゃんに聞いてみて…」

京子「あああああああ~」スタスタ

京子「ちなつちゃぁ~ん」

ちなつ「わかりましたか?これが『たらい回し』です」

京子「うう~~!!!
わからない!わからない!!わからないぃぃぃぃ!!!ぎぐぎぎぎき!!!!」

京子「結衣!結衣!もうだめ教えて!!このままだと!みんな殺しちゃいそう!!!」ハァハァハァ

結衣「わかったわかった」

結衣「ちなつちゃんなら知ってるよ」

京子「ゆっ」

京子「…」スタスタ

京子「…」スッ

あかり「ヒィィ!カバンから包丁を!!?」

ちなつ(……)チラッ

結衣(…ここらが限界だろうな)チラッ

ちなつ(…)コクリ

ちなつ「わかりました…教えますよ」

ちなつ「…………




ドラえもんに聞いて下さい」

ドラえもん「キラーパス!?!?」

ドラえもん「酷いよちなつちゃん!

はじめに喋らなければその回は登場していないルールだろ!!?」

結衣「なんの話だよ」

京子「…ド、ド」ユラリ

ドラえもん「」ビクッ

京子「ドラえもん、たらい回しの意、味を教え、て、よ」カクカクカク

ドラえもん「仕方ないなぁ」

ドラえもん「京子ちゃん、『たらい回し』のたらいの中には何が入ってると思う?」

京子「…

え?」ピタッ

結衣「おや、新しいな」

ちなつ「たらい回しのたらいの中身…?
なんだか哲学チックですね」

京子「たらいってあれだろ?洗濯とかに使う桶って言うか…
だから水とか…お湯?」

ドラえもん「違うんだなぁ、ここにたらいがあるんだけど」ゴソゴソ

ドラえもん「中身は京子ちゃんの大好きなラムレーズンが入っているのさ」ドンッ

京子「おおおおお!!??!」

京子「ドラえもん!これ!これ!食べていいの!?」

ドラえもん「もちろんさ、好きなだけおあがり」ニコッ

京子「うおっしゃああああああガツガツバクバクガツガツバクバク!!!!!!!!」ベチャベチャ

京子「うめぇぇぇぇよぉぉぉぉ!!!!バリバリムシャムシャバリバリムシャムシャ!!!」

結衣「ドラえもん
ドラえもん」

ドラえもん「ん?」

結衣「ドラえもん、なあ、ドラえもん

私には、あのたらいの中に




びっしりとネズミの死骸が、入ってるように見えるんだが?」

ちなつ「あ、結衣先輩もですか?

私、さっきから手の震えが止まらないんです」フルフル

あかり「」

ドラえもん「ふふ、人の心とはこんなにも容易く壊れるものなんだね

ごらんよ、京子ちゃんの目、幸せそうだろ?」

あかり「」


第九話

第十話


ごらく部部室

ミニ結衣A「ちなつちゃん、すきー」

ちなつ「結衣先輩ったら、私ももちろん好きですよ」フフッ

ミニ結衣B「わたしもすきー」

ミニ結衣C「おいこら、わたしのほうがすきだぞー」

ちなつ「あらあら、喧嘩しちゃ駄目ですよ、みんな仲良くして下さい」



あかり「ねぇ京子ちゃん、ちなつちゃんが何か白くて小さいのに向かって話しかけているけど…?」

京子「ああアレ?結衣から剥がし取った生爪だってさ
それが小さい結衣たちに見えてるらしいよ」

あかり「ひぃぃ!!?!?結衣ちゃんどうなっちゃったの!???」

京子「もちろん病院送りさ」

あかり「ど、どどどうして京子ちゃんは平気な顔してられるの!?!!」

京子「だってなぁ、もうこういうのに慣れたし」

ちなつ「ふぅ…
皆さんこの後どうします?

私は結衣先輩(本体)のお見舞いに行こうと思ってますが」

京子「元凶がお見舞いとか言ってもね…」

あかり「そうだよ!早く病院行こうよ!
どこの病院?」

京子「えっとね~」

ガラッ

綾乃「う~~トイレトイレ」ソワソワ

あかり「…杉浦先輩?えっ?トイレ?」

綾乃「よっ…と」ガタッ

ヌギヌギ
スルスル

あかり「えっ?えっ?机の上で?えっ?
パンツを脱いで

えっえっ?何を?」

綾乃「ふっんんんあんん!」ブリブリブリブリィブリブリポン

あかり「いやぁぁぁぁぁ!!!!!!?」

ちなつ「杉浦先輩!!ごらく部は杉浦先輩のトイレじゃないですよ!!!!」

綾乃「はぁ?
そんなことは常識でしょう」フキフキ

綾乃「歳納京子の目の前が、私のトイレなのよ」

綾乃「じゃ、私生徒会に行くから」スッ

ガラッ
ピシャッ

ちなつ「…」

京子「…」

あかり「…」ガクガクガク

ちなつ「この、机に盛られたウンチ…どうしますか?」

京子「マジキチ」

あかり「もっ、もう、あかりにはっ、何が常識で何がおかしいのかわから、わからないよぉ」グルングルン

ちなつ「ちょ…あかりちゃん大丈夫?

落ち着いて、結衣先輩のお見舞い行こ?ね?」

あかり「!?
そうだ!結衣ちゃんのお見舞い!病院に行こう…

もうここにはいたくないよぉぉ!!!」ダダダッ

京子「あかり!?」

ガラッ

あかり「うわぁぁぁあ!」

ドンッ!

向日葵「きゃっ!?」ヴィィィン

あかり「痛っ!?」ドサッ

向日葵「あ…赤座さん?
どうしたんですの?」ヴィィィン

あかり「向日葵ちゃん…ごめん、あかり、前を見てなかったよ…」

向日葵「いえ…私こそ不注意で…」ヴィィィン

あかり「…」

あかり「向日葵ちゃん、その、両手に持ってるの、何?」

向日葵「これ?もちろん櫻子に突っ込む為の電動男性器ですわ、右手が前の、左手が後ろの穴用

で、櫻子がどこにいるか知りません?」ヴィィィン

あかり「!!!」ブルブルブル

あかり「かっ!!帰って!!向日葵ちゃん帰って!!!」グィグィ

向日葵「な、なんなんですの?赤座さん、おかしいですわよ」ヴィィィン

ピシャッ

あかり「はぁ…はぁ…はぁ…」

ちなつ「あかりちゃん…」

プゥ~~ン

あかり「うっ!臭い……うぇぇ…」

京子「確かに綾乃のウンチは臭いが、あかり、何か気づかないか?」

あかり「……?
え?」

京子「今日のごらく部の部室は
…はじめからウンチ臭かったよな

私たちがくる前から…」

あかり「……」

あかり「……」キョロキョロ

あかり「……」オソルオソル

押し入れガラッ


櫻子「あっ」ブリブリブゥ~ブチチチ

櫻子「やあ~、あかりちゃん

見つかっちゃったか」プスゥ~ミチチッ

あかり「っ」グリン

ドタン!

ちなつ「あかりちゃん!?」

京子「あかりぃ!?」






あかり「」

あかり「

あかり

あか

あかり「はっ!!!!!?」ガバッ

ドラえもん「あかりちゃん、起きたかい、心配したよ」

あかり「ドラちゃん!
ここは…あかりの部屋?

あかり、さっきまでごらく部に…」

ドラえもん「そうだよ、皆がここまで運んできてくれたんだ」

あかり「……そう…」

ケータイ「~~♪」

あかり「あっ」

あかり「ごめんドラちゃん、あかり電話に…」

ドラえもん「ん、いいよ、ぼくは居間でテレビ見てるから」ニコッ

あかり「ありがとう」

ドラえもん「じゃっ」

パタン

あかり「…」ピッ

あかり「もしもし


うん、今、あかり1人だけだよ」

櫻子『…大丈夫?』

あかり「うん、もう平気、ありがとうね櫻子ちゃん」

櫻子『…さっきはごめん…


やり過ぎたよ…』

あかり「いいんだよ…で、どう?
そっちの調子は…」

櫻子『酷いもんだねぇ
生徒会どころか、私の家も、ねーちゃんが通ってる高校も、花子が通ってる小学校もドンドン狂ってきてる』

あかり「それってやっぱり…」

櫻子『うん、あかりちゃんが言った通り

ドラえもんがあかりちゃん家に来てから皆おかしくなってるみたい』

あかり「ドラちゃんが原因なのかなぁ…」

櫻子『ドラえもんの仕業なのか

ドラえもんが来たことによるなんらかの影響なのか…

それはまだわからない


今まで通り、私は狂ったフリをし続けて情報を集めてみるよ

それでこの前みたいに、あかりちゃんが仲間だとわかったからね』

あかり「あの時は本当に殺されるかと思ったよぉ」クスッ(第七話参照)

櫻子『へへっ、私の演技も大したもんでしょ』

あかり「えへへ…」

櫻子『…

あかりちゃん気を付けてね、ドラえもんに一番近い人間だし、唯一正常であると認識されてるあかりちゃんが一番危険なのかも知れない…』

あかり「……」

櫻子『でも、絶対なんとかしようね、元の皆に戻そうね

2人で頑張ろう!』

あかり「うん…うんっ!」グスッ

櫻子『忘れないで、私はあかりちゃんの味方だから

…じゃ、そろそろ切るよ』

あかり「うん…また明日」

櫻子『また明日
あ~あ、あかりちゃんの前でウンチするの本当大変なんだからね?』

あかり「あはは…!」ピッ

あかり「…よしっ」

カチャッ

ドラえもん「あ、あかりちゃん、今猫の番組やってるよ」

あかり「猫さん!
可愛い!」

ドラえもん「可愛いよね、あかりちゃんは猫好き?」

あかり「大好きだよぉ

でも家じゃ飼えないんだぁ…」

ドラえもん「そう…残念だね

じゃあ、あかりちゃんのためにぼくが良い秘密道具を出してあげるよ」ゴソゴソ

あかり「わぁい四次元ポケット あかり四次元ポケット大好き」

あかり(待っててね皆!あかり頑張る!)


第十話
最終回



次章
「解決編」へと続きます(嘘)

ありがとうございました

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom