女「おい、雪合戦するぞ」(36)


女「おいこら起きろねぼすけ」

男「……zzz」

女「おーきーろー」ドカッ

男「ぐぇっ!?」

女「おはよう」

男「え、なんでお前が俺の部屋に……てか痛い、お腹痛い!」イタタタ

え、なんか俺のidかっこよくないか

女「相変わらず貧弱だな男は」フン

男「無防備に寝てる美男子の腹に右ストレート打ち込む女さんはかっこいいっすね」

女「美男子……?」キョロキョロ

男「はいはいどうせブサメンですよー」ヨイショ

男「というかなんでお前は休日の早朝に俺の部屋にいるんだ」

女「昨日男のお母さんから合鍵を渡されたのさ」

男「まじかよなにやってんだよあいつ……」ハァ

男「んで?なんか用があるのか?」

女「戦争をしようじゃないか」キリッ

男「……は?」キョトン

女「という訳で外で待っているぞ青年」バタン

男「……ったくこんな朝早くなんなんだよ全く」キガエキガエ

男「うお、めっちゃ積もったなー」ギンセカイ

女「遅いぞ青年」ビシッ

男「悪い悪い、手袋どこにしまったか分からなくてな」

女「というわけで雪合戦をしようじゃないか!」

男「……まぁうすうすそんな感じはしてたが」

女「先手必勝!」ビシュ

男「ちょ、うわっ!?」ボフッ

女「ふふ、ストライク、だな」ニヤリ
男「」ピクピク

男「白銀の貴公子の異名を持つ俺に勝負を仕掛けるとはいい度胸じゃないk」ボフッ

女「ツーストライクだぞ?白銀の貴公子(笑)様?」ニヤニヤ

男「よしお前覚悟しろ」

女「わー白銀の貴公子(爆)様が怒ったー」キャッキャッ

男「右手に雪を、左手に雪を、そして融合!」キラーン

男「食らえ、スノーボール!」ビシュッ

女「おっと危ない」ヒョイッ

男「俺のスノーボールを避けただと……」

女「ふふ、今度はこちらの番だな」ビシュッ

男「この程度っ!」ヒョイ

男「ふっ、大したことn」ボフンッ

女「残像だ」キリッ

男「ひどい目にあった……」ビショビショ

女「まったく、弱くて話にならないな」ニヤニヤ

男「お前がおかしいんだよ!なんで投げる玉投げる玉全部俺の顔に当たるんだよ!バタ子さんかお前は!」

女「バタ子はわしが育てた」ドヤ

男「ない胸張って威張るなよ」ボソッ

女「なんか言ったかい男くん?」ゴゴゴゴゴ

男「いえ何でもありません女さん」

男「ただいまー」

女「お邪魔します」

男母「あらあら、そんなにビッショリ濡れちゃって……シャワー浴びてきなさいな?」

男「ん、そうするー」フロー

男母「お邪魔しますだなんてそんなそんな、ただいまでいいのよ女ちゃんはー」ニコニコ

女「いえいえ、そんな訳にはいかないですよ男母さん」ニコー

男母「あらあらそんな、お義母さんって呼んでいいんだからー」キャッキャッ

男「」

ちょっと出掛けなきゃなので続きは夜中にまた書く見てる人いるかわからんがすまんね

お、見てくれてる人がいたとは。感謝感謝!
遅くなってすまんね、はっじめるよー


男の部屋

女「さてさて、今男はシャワーを浴びている。これは物色するしかないね、いろいろと」ウンウン

女「まずは定番のベットの下……」ゴソゴソ

女「お、段ボールを発見!これは怪しいんじゃないか?」ガサゴソ

女「アルバムに卒業文集、ハズレか」チッ


女「男の卒業文集……えーと、これかな?」

女「題名、暗黒世界の王子として。……ううむ、これは酷い厨ニ」ヤレヤレ

女「確かに去年の男は厨ニ病を引きずっていたが卒業文集までこれとは……」

男「ふーいあったまったー!ん?お前なに見てるn」ピシッ

女「おぉ男よ石化してしまうとはなさけない」


男「」

女「大丈夫だ、男なら誰しも通る道なのだろう?」

男「」

女「確かに同級生より長く引きずってしまったのかもしれないがそんなに気にすることはないさ」ニヤニヤ

男「」

女「白銀の貴公子(笑)」ニヤニヤニヤ

男「」

女「暗黒王子(笑)」ニヤニヤニヤ

男母「朝ごはん持ってきたわよー……ってあらあら、固まってどうしたの?」

男「」


男「あぁ、母さんの卵焼きが心に染みる……」シクシク

女「男母さんは相変わらず料理が上手いな、羨ましいよ」モグモグ

男「お前だって上手いじゃんか」パクパク

女「いやいや、まだまだ未熟だよ。レパートリーも少ないしね」モグモグ

男「うちの母さんは料理好きだからなぁ……暇さえあればお菓子作ってるし」ゴチソウサマデシタ

女「お菓子作りは楽しいからな」ゴチソウサマデシタ


男「さて、飯も食べたし何かするかー?」

女「ウイ○レでもやろうじゃないか」

男「お前、俺にウ○イレで挑むとはいい度胸じゃないか」ニヤリ

女「ほう、自信があるのかい?」

男「自慢じゃないが俺は対戦で一度も負けたことがないぞ」フッ

女「そこまで自信があるのなら一つ賭けをしようじゃないか」ニヤ


男「賭けだと?俺今金欠なんだが……」

女「そんなんじゃないさ、そうだな……負けた方は勝った方の言うことを何でも聞くというのはどうだろう」

男「何でも……?」

男(それはエロいこともオッケーなんですよね、もちろんそうですよね、ご奉仕とか命令してもいいんですよね!?)モンモン

女「うわぁなんか顔がやばいよこの人」

男「受けてたとうじゃないか」キリッ

女「よし決まりだ。後でなかったことにするなよ?」ニヤニヤ

男「それはこっちの台詞だぜ!」キラーン


試合後

女「」

男「ふっ、まさか10―0とは」ニヤニヤ

女「こ、こんなはずじゃないんだ、もう一回もう一回!」アセアセ

男「駄目だぞー?勝負は勝負、だ。諦めるんだな!」キリッ

女「だ、だっておかしいじゃないかっ」

男「バルセロナ使っといて何を言うか」

女「なんで韓国代表に負けたんだ……」ガックシ

男「パク・チソンの使い勝手は異常」


男「さて、負けた方は言うことを聞くんだったな?」ニヤリ

女「うぅ……」

男(とはいえまさか本当にエロいことを頼むわけにもいかんしなぁ……っていうかしょぼくれてるこいつ可愛いな、抱きしめたい」

女「えっ」

男「えっ」

女「だ、抱きしめたい……?」カァァ

男「まさかとは思いますが口にでてましたか」

女「」コクリ

男「」


男「いやほら、なんていうか男の子の妄想というか願望というか!だから忘れてくだs」アセアセ

女「い、いいぞっ」

男「え?」ピタッ

女「賭けは賭けだからな、仕方ないもんな」カァァァ

男(まじかよなんだよこれどんなエロゲだよっていうかなんだよ可愛いなこいつちくしょう)

女「ど、どうすればいいんだ?目は瞑るのか?いや、キスじゃないんだから違うのk」

男「」ギュウウ

女「わ、っ……」


男(あまりに可愛かったからつい衝動で抱きしめてしまった)

女「ん、ぅ……」カァァ

男(すげぇいい匂いする。香水でもつけてんのか?というか細いなこいつ、このまま力入れたら折れるんじゃないのか)

女「お、おとこ……?」

男「ん。どした」

女「も、もうちょっと強くして欲しかったり、する」カァァァ

男(なんだよこいつ可愛すぎるだろぉぉぉぉ)

ふぅ、ちょっと休憩。
ところでエロ入ってもいいのかな?
無い方がよければ入れないのだが

うぅむ、描写に自信も何も、これが処女作なのだよ
ちょっと入れない路線でいってみようかな。
遅い上に大した投下量じゃなくてすまんね、あと5分くらいで再開するよ


男「そ、そろそろ離すな?」パッ

女「あ……」

男「い、いやぁ細いなーお前は全く、ちゃんと食ってるのかぁ?」hahaha

女「そ、そんなことないさ。二の腕とかふくらはぎなんてぷにぷにだぞ?」

男「女の子はみんなそう言うよな」ヤレヤレ

女「それは実際本当だからだぞ?まぁ確かに謙遜するのが当たり前な感じはあるが」ハァ


男「しかし今日も寒いなー」

女「冬だからな、当たり前と言えば当たり前なんだが」

男「冬至だしな」

女「うむ、一年で一番寒い日だ。そう考えると特別な一日なのかもな」ウンウン

男「韓国は冬至にぜんざいを食べる習慣があるそうだ」

女「そうなのか?なかなか博識だな」ヘー

男(さっきテレビでやってただけなんだよね)


男「子どものころは雪が降れば大はしゃぎしたもんだがこの年になると少し面倒に思う時があるよな、通学とか」

女「確かにそうかもしれないな、うきうきした気分にはなるのだが電車やバスにも影響が出たりするからな」ウンウン

男「とはいえ楽しいものは楽しい。雪合戦なんざ久々にやったが面白かったしな!」

女「確かに楽しかったな、……男とだったから楽しかったのかもしれないが」ボソッ

男「ん?なんか言ったか?」


女「さて、私はそろそろ帰るとするよ」ヨッコラショウイチ

男「お?もう帰るのか?まだ昼にもなってないのに」

女「まだレポートをやってないんだ。男はやったのかい?物理のレポートは明日が締切だぞ?」

男「うわー明日だったかぁ……まだなんも手つけてないぜ」シマッタ

女「そんなことだろうと思ったよ」ヤレヤレ


女「それじゃあまた明日学校で」

男「送っていこうか?」

女「いや、大丈夫だよ。ありがとう」ニコ

男「んーじゃあまた明日なー」ノシ

女「」ノシ


男「……ふぅ、なんか慌ただしい朝だったぜ全く」ヤレヤレ

男「まぁ楽しかったしな、よしとするか」

男(役得だったしな)ニヤニヤ

男母「なに玄関でニヤニヤしてるのかしらあの子……」


男「さ、レポート明日までに書き上げないとな!」

男「女も頑張ってるんだろうし俺も頑張らないと」ヨシ

男「今日は女の新しい一面も見れたしな」ニヤニヤ

男「やべ、思い出したら俺のマグナムが戦闘体勢に」

~~~♪

男「ん、メール……女からか」パカッ

from:女
今日は楽しかったよ、いきなり押し掛けてすまなかった。
男さえよければどうだろう、明日の昼休みにでもまた雪合戦をしようじゃないか。
また負けるのが嫌なら勘弁してやってもいいがな!


男「ったく、いってくれるじゃないか」

男「明日こそ負けんぞ!」

というわけでおしまい。
いやはや見直すと酷いね、女のキャラがぶれぶれすぎて泣ける
見てくれてた人はありがとう、励みになりました。

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