提督「建造時間59時間!!?」(22)

超短め

多摩「そうにゃ」

提督「な…なにが59時間ですか?」

多摩「だから建造時間だにゃ」

提督「5時間とかじゃなく…?」

多摩「59時間にゃ」

提督「だって最大建造時間が……えー…」

多摩「8時間にゃ」

提督「それで今回は?」

多摩「59時間にゃ」

提督「えぇ…」

多摩「多摩も最初驚いて語尾忘れたにゃ」

提督「それじゃ高速建造材を…」

多摩「やったけどできなかったにゃ」

提督「え?」

提督・多摩「・・・・・」

提督「待ちますか…」

多摩「んにゃ」










悟空「おっす!オラ悟空 バーダック型サイヤ艦だ。よろしくな」

提督・多摩(えぇ~~~~~~~~~~っ!!?????)

提督・多摩(59って59(ごくう)かよーーーーーーーーっ!!!)

提督「よよ…よろしくお願いします………ここの提督です」

多摩「た…多摩にゃ」

悟空「さっそくおめぇたちの力ぁみしてくんねぇか」

提督「え?」

悟空「オラと試合してもらいてぇんだ」

提督(僕らに塵になれと!!?)

提督「す…すみません悟空さん、僕らは戦えないんです」

悟空「気を抑えてるんじゃねぇのか?」

多摩「測ったとしても戦闘力4くらいにゃ」

悟空「そうなのか、すまねぇな」

提督「ちょっと僕らで話があるのでそこら辺で修行しててください」

・・・・・・・・・・
悟空「だだだだ!!」

提督「建造はあなたに任せたけどなにしたの!?」

多摩「実は…」













多摩「提督の持ってるアニメDVDを資材にしたにゃ」

提督「マジでなにしてんの!?」

多摩「わざとじゃないにゃ、ちょっとした不注意で…他意はないにゃ」

提督「ならいいですけど……」

提督「と、言う事は…そのDVDで悟空を建造したということですか」

多摩「それだけじゃないにゃ」

提督「まだなにか?」

多摩「ONE PIECE全巻、NARUTO最終回の時のジャンプ、ジョジョの3部コミックス全巻

それプラスここ最新号の少年ジャンプにゃ」

提督「それ他意どころか悪意しかないでしょーーーーがーーーー!!!!」

多摩「提督のエロ本探してて邪魔だったから」

提督「何してるんですか!!ていうか何で資材に!?」

提督「えっ?ていう事は、まさか…まだ…」

『建造完了シマシタ』

提督・多摩「………」

ルフィ「おれは麦わら型海賊艦、モンキー・D・ルフィ」

ナルト「尾獣型木の葉艦、うずまきナルトだってばよ」

承太郎「ジョースター型スタンド艦、空条承太郎だ」

一護「虚型死神艦、黒崎一護」

提督・多摩(いやいやいやいや……………)

提督「どうするのこれ?どうしたらいいのこれ!!!」

多摩「おおお落ち着きゅにゃ提督!」

提督「どうやって指揮すればいいんですかこんなの!!」

提督「誰も僕の命令なんて聞きゃしませんよ!!わけわかんないよ!!」

剣心「大丈夫でござるか?」

提督「わかんねーよ!何で剣心でてるんだよ!しかも実写!!」

提督「ただの佐藤 健じゃねーか!!!」

多摩「たぶんるろうに剣心のDVDも…」

提督「そこはアニメ版で良かったでしょ!!」

多摩「アニメ版のDVDなかったにゃ」

『建造完了シマシタ』

提督・多摩(まだ来るの!!?)

提督「…!」

提督「こうなったらとことんやる!!」

多摩「え?」

提督「僕はジャンプファンだ!」

提督「深海棲艦に勝ってこの世界を平和にするため」




提督「艦隊の指揮をとります!!!」



ーーーーーそして、1ヶ月後・・・

提督「あれから一ヶ月…ですか」



提督「一生分の言葉と熱意を使いました」

多摩「知ってるにゃ、いつも隣で見てたにゃ」

提督「ありがとうございます多摩さん」

多摩「…?」

提督「隣に…いてくれて」

多摩「…熱いにゃぁ…」

提督「彼らの影響ですよ、子供だったあの時に戻って…素直になれた」

多摩「素直なのは良い事にゃ……だから、多摩も素直になるにゃ」

提督「?」

多摩「提督の私物を資材にしたのは、実は他意はあったのにゃ」

提督「いや わかってましたよ」

提督「でも僕はそのおかげで
無空術、波紋やバレー、チャクラや念能力、霊圧、気弾も打てるようになりましたから」

多摩「もうお前が戦えにゃ」

提督「だから謝る必要は…」

多摩「違うにゃ」

提督「え?」

多摩「多摩は謝りたいんじゃないにゃ…提督の私物を資材にしたのは」

多摩「多摩を…………………見てほしかったのにゃ」

提督「…」

多摩「提督はいつも、仕事の話しかしてこないし、話しかけてこないし
あまり目も合わせてくれないにゃ、敬語だし」

多摩「セクハラはしてこないけど、淡白すぎにゃ」

多摩「そのせいかどんどん他の子達が、別の鎮守府へ…」

多摩「残った昔ながらの子は…多摩だけ」

多摩「後はまだ新人の不知火だけにゃ」

多摩「きっかけがほしかったんだにゃ、仲良くなれるきっかけ」

提督「だから僕の私物を資材に」

多摩「そうにゃ」

多摩「結果は満足するものだったにゃ」

多摩「この一ヶ月、提督にずっと近づけた気がするにゃ」

多摩「でも今回の作戦が成功すれば…もう、離ればなれかもしれないにゃ」

提督「戦争が終われば僕は提督を解任…」

多摩「…」

多摩「今日で戦争は終わるにゃ」

提督「そうですね、無敵のチームですから」

多摩「だから、わがままを言うにゃ」

提督「わがまま?」


多摩「ギュッてしてほしいにゃ」

提督「…!」

多摩「ハグしてほしいのにゃ、そうすれば…多摩は満足」





ギュッ

多摩「……!!」

多摩「…」

多摩「もっと強く…」

提督「はい」

提督「不安にさせて、すみませんでした」

多摩「ぐすっ……ほんとにゃ……」

多摩「提督はもっと…多摩達に甘えて甘えさせてほしかったにゃ……」

提督「…すみません」

多摩「多摩は…」

不知火「なにをしているんですか」

多摩「どわぁ!!!不知火!?」バッ

不知火「作戦中にセクハラは感心しませんね、司令」

提督「セクハラじゃないですよ、ですよね多摩さん」

多摩「そうにゃこれは提督のスキンシップにゃ」

不知火「では不知火にもそのスキンシップを」

多摩「はぁ!!?」

多摩「ちょっと待つにゃ!!なんで不知火が…」

不知火「スキンシップなのでしょう?なら問題はありません」

不知火「今までそんな事しませんでしたから、 さぁ司令」

提督「えー…と」


ギュ・・・

提督「こんな感じで?」

不知火「えぇ、悪くありません………もっと掻き抱くように」

不知火「んっ」

不知火「そんな感じです」

提督「…」ポンポン…

多摩「む~~~~~」

不知火「…」

不知火「…」ふっ……

多摩「…!!!」

多摩「離れろにゃーーー!!!」

不知火「…」ちゅっ

提督・多摩「!!!」

不知火「司令、作戦を開始しましょう」

提督「え…えぇ…………(頬に…)」

多摩「不知火~~~~~!!」

・・・・・・・・・・
多摩「まったく……」

提督「…」ゴホンッ

提督「あーあー、マイクテスト マイクテスト」

提督「あー…もうすぐ…作戦が始まります」

提督「悟空さん、黒崎さん、相手の気配は?」

黒崎「なにもいねぇぞ」

悟空「でぇじょうぶだ」

提督「これが終わったら宴ですよ」

ルフィ「楽しみだな~」

トリコ「飯が食い放題だって?」

提督「報酬も払います」

両津「金だーー!!」

銀時「金だー~!!」

斉木[・・・・・・]

提督「ちゃんと協力してくださいよ夜神さんも」

月「ああ、もちろん」

遊真「おい、こいつ つまんない嘘ついてるぞ」

提督「ノート没収」

月 「くそっ!!」



提督「…」

提督「長かったような、短かったような…そんな一ヶ月…」

提督「この戦い 勝っても負けても、皆さんとはお別れです」

提督「僕は…口を回すのは得意ではありません」

提督「だから簡潔に述べましょう」

提督「勝ってください!!!!」




提督「総員っ、戦闘準備!!!!」

提督「特殊連合軍」

遊真「トリガー、オン!!」

ナルト「九喇嘛!!」

提督「名を」

一護「卍、解!!」

承太郎「スタープラチナ!!」

提督「“Jスターズ”!!!」

ルフィ「ギア 2!!」

悟空「はぁっ!!」







「暁の水平線に勝利を刻め!!!!」

~深海~


フリーザ「忌々しい猿どもめ」

赤犬「あァ!?なんじゃあここは」

マダラ「ん?このチャクラ…………」

DIO「感じる…感じるぞ……!!ジョースターの血統!!!」

藍染「…ここは 深海か………」













ヲ級「………ヲ………………………………ヲッ!??」

これにて完結。


むしゃくしゃしてやった
反省はしてる

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2016年10月15日 (土) 12:51:26   ID: iDjlUoPC

うん、クソだ(いい意味)

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