~戦車道全国大会決勝戦の日の夜~

僕たちは校舎の裏で焚き火をしながらラジオを聞いていた。

ラジオ｢~~~なんですよー｣

ラジオはただ下らないことを話し続け、僕はそれを聞き流していた。

ラジオ｢そういえば今日の戦車道の大会の結果は皆さん知っていますか？｣

どうせまた黒森峰だろうと僕は予想してみる。だが、その予想は全くの検討違いだった…

ラジオ｢なんとあの黒森峰を破り、西住みほ率いる大洗女子学園が勝利したんですよ！　いやぁ…あの試合は本当に凄かった…｣

僕｢!!｣

衝撃に襲われた、それは黒森峰が負けたのもあるが今はそうではない

僕｢西住みほ…？｣
確かめるように呟く

アキ｢知り合い？｣

僕｢え？ああ、そうです。｣

アキ｢へぇ…意外、あの西住みほと知り合いなんて…｣

僕｢最近は会うことは滅多に無いんですけどね｣

アキ｢シロって時々凄いことがさらっと出てくるよね。｣

シロ｢あはは｣

僕の名前はシロ、継続高校の白い妖精だ

~西住みほが大洗に転校する少し前~

シロ　(ここが継続高校…)

僕はある事情により継続高校に引っ越す事となった

シロ　(なんか不思議な雰囲気な学校だなー)

そんなことを考えながら入学手続きを済ませる。

先生　｢これで今日から君はウチの生徒となった、これからよろしくね｣

先生　｢美村、彼にこの学校の案内をしてやってくれ｣