【咲】京太郎「滅びる世界の物語」智葉「その9だ」【おでん汁】 (1000)

○このスレはオーディンスフィア×咲スレです

○安価要素と言うかコンマ判定多いです

○寧ろ、イベントや戦争の行く末までコンマで決めていきます

○故に割りとボロボロ人が死んでいきます 備えよう

○自分の推しキャラが死んでも泣かない精神でお願いします

○当然のごとくオーディンスフィアのネタバレがあります、ご注意下さい

○ぶっちゃけおでん汁のステマスレ

○つーか、京ちゃんをひどい目に合わせたい(本音)


その1
【咲】京太郎「滅びる世界の物語」【おでん汁】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1453733159/)

その2
【咲】京太郎「滅びる世界の物語」オデット「その2だ」【おでん汁】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1454082425/)

その3
【咲】京太郎「滅びる世界の物語」咲「その3!」【おでん汁】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1454839672/)

その4
【咲】京太郎「滅びる世界の物語」霞「その4ね」【おでん汁】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1455293851/)

その5
【咲】京太郎「滅びる世界の物語」絹恵「その5やね」【おでん汁】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1456030033/)

その6
【咲】京太郎「滅びる世界の物語」絹恵「その6やな」【おでん汁】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1456507781/)

その7
【咲】京太郎「滅びる世界の物語」明星「その7ですよ」【おでん汁】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1457103421/)

その8
【咲】京太郎「滅びる世界の物語」美穂子「その8ね」【おでん汁】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1457971839/)

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1458751875

現在ステータス
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名前:須賀京太郎

所属:リングフォールド

現在地:リングフォールド → タイタニア

目的:大事な人達をもう喪ったりしたくない

所持金:0G   所持BP0+13

装備(3/3)
死神の鎌:死の女王から正式に与えられた死神専用の武器。ダメージを与えた時、十の桁が2か7ならば、HPが1回復する
魔名鎧ヤエガキ 須賀京太郎の身体に合わせて作られた最高の鎧。2以下のダメージを無効にし、戦闘の度に2ダメージまで無効に出来
護符+1 状態異常になった時、45%の確率でそれを無効にする(加算)

力 81
        >戦闘力141/150
魔力 60

魅力 81


スキル
カリスマ:その存在自体が他者を惹きつける天性の才能。一人につき一度だけ相手の反応表を上下にズラす事が出来る。
 L王の力:人の心の扉を開き、その内面に踏み込む魔性の才能。使用済みとなったカリスマをコミュする事で再使用可能にする。

動鎧術(攻):全身を覆う鎧を自らの身体のように扱う卓越した技術。鎧を着ている時、十の桁が奇数の場合、自身の与えるダメージが1あがる。
動鎧術(防):全身を覆う鎧を自らの身体のように扱う卓越した技術。鎧を着ている時、十の桁が偶数の場合、自身の受けるダメージが1下がる。

竜力継承・参:三竜の契約者になった証。その身に滾る隆々とした力は人間を遥かに超越している。戦闘力が40上昇する
 L未来予知 ごく短期的な未来予知を限定的にだが行える。自分にダメージが発生した時、HPを1消費する事によって戦闘中、2度まで無効に出来る。
 L超再生能力 どんな深手であっても数分で治癒出来る人並み外れた再生力を持っている。偶数ターンの終了時にHPを1回復する

竜化形態:ターン開始時に宣言する事によって、一部のスキルを封印する事によって妖精竜ニーズヘッグに転じ、以下のスキルが使用可能になる
 L世界最強種の畏怖:竜以外には抗いがたい本能的な恐怖を身に纏っている。竜と対峙した相手を1ターン行動不能にする
 L世界最強種の爪牙:その爪牙や並の防具を貫き、潰す。ダメージを1上昇させる
 L死を孕む黒炎:生まれ出た時、食らった黒炎を自らのモノとした。ダメージに炎上の追加効果を発生させる。この状態異常は自然治癒しない

魔術師殺し:魔法使いに対する対処の仕方を心得ている。魔法使いと戦闘を行う場合、戦闘力が10上昇する。

竜殺し:竜に対する対処の仕方を心得ている。竜と戦闘を行う場合、戦闘力が10上昇する

戦闘続行:死の淵に至るまで戦い続ける狂戦士の証。死亡するまで戦闘を続ける事が出来る。

ジ・アンブレイカブル:死という生命の果てに追い詰められても、未だ尚も抗う事を止めない不可壊な意思。戦闘におけるダメージを1上昇させる。

生けとし生ける者の天敵:その身に宿ったサイファーを所持者と同等に扱いこなしている。相手に与えるダメージが1上昇する
 Lポイズンアセイラー:その身体から溢れ出るオーラは毒によって強くなる。毒状態になった敵にダメージを与えた時、ダメージを1増加させる

死の女王の代理人:死の女王との交流により、その力の大部分を預け渡された。その力は肉体の中にあっても色褪せる事はない。
 L死戦:死霊としての戦い方を熟知している歴戦の証。戦闘中一度だけ3ダメージを無効に出来る。
 L死の淵にたどりつくモノ:亡者であって尚、さらに死に近づこうとする狂気を留める女王の力。戦闘中一度だけ戦闘不能を回避し、HP1で踏みとどまる。
 L死の女王の寵愛:死の女王から寵愛を受けた英雄である証。ダメージ表に毒を加え、またHPが五割以上からそれ以下になると戦闘力が10上昇する
 L命を啜るもの:死の女王から与えられた冥府の加護。死の女王の代理人派生の能力が発動した時、戦場に漂うフォゾンを吸収し、HPが1回復する

焔殺し?:何故か炎から湧き出づる生物達に好かれやすい。コミュ時の好感度上昇に+10する。

ちっぱい殺し?改:本人の業と趣味はさておいて、何故か貧乳に好かれやすく、性的にも虜にさせやすい。貧乳相手の好感度上昇が20上昇する。

おっぱいテクニシャン:その指はおっぱいを目覚めさせ、狂わせる。ありとあらゆるおっぱいをイかせる魔性の指先。おっぱい相手の夜戦に強くなる(フレーバー)

揺るがぬ愛:相手が貧乳であろうと人間じゃなかろうと決して怯まず、貫き通す深い愛。それはあらゆる心の壁を溶かしてしまうだろう(フレーバー)

現在ステータス(2)


【好感度表】

姫様 130 憧れの人
明星 198 死して尚、愛の力を感じる 【死亡】
霞 200 愛してる
巴 91 特別な友人
はっちゃん 200 愛してる
はるる 200 愛してる
湧 171 好き
利仙 147 意識している
絹恵 200 愛してる
ハインデル怜 200 愛してる
洋榎 169+?? ……あばばばばばば
美穂子 200 愛してる
智葉 200 愛してる
ネリー 195 毎日会いたい…なんて素直に言えないよ
明華 119 ありがとうございました、英雄さん♪
宥  200 愛してる
咲 193 別れても心は一緒
恭子 184 え…え?も、もしかして… ※カリスマ使用済み
ワーグナー 169 格好良い…?い、いや、ないない!絶対ない!!

0~30 嫌い
31~60 嫌いじゃない
61~90 親しみを感じる
91~120 特別な友人
121~150 意識している
151~180 好き
181~200 愛してる


【ダメージ表】

炎の国 23

死の国 36

ラグナネイブル 0

リングフォールド 3

タイタニア 84



【各国戦力】

リングフォールド 戦力130 【連携作戦:炎の国】

ラグナネイブル 戦力100

炎の国 戦力150

タイタニア 戦力100


洋榎「…っ」ギュ

京太郎「って…洋榎」

洋榎「……阿呆」

洋榎「阿呆阿呆阿呆阿呆阿呆阿呆阿呆阿呆…!」ギュゥゥ

洋榎「なんで…なんでここでそういう事言うんや」

京太郎「…いや、だってさ」

京太郎「こういう時でもないと…マジになれないし」

京太郎「洋榎がダメって訳じゃなくて…俺がガキだからさ」

京太郎「こんな形じゃないと素直になれないんだよ」

洋榎「だ、だからって…こ、こんなタイミングとシチュエーションでやらんでもええやろ…!」

京太郎「…と言われても、先に挑発してきたのはそっちだし」

洋榎「う…そ、そうやけど…」

洋榎「そうなんやけどぉ…!!」フルフル ギュゥ

ほう…所持スキル強化とな?
んじゃ強化出来るスキルを十個ほどピックアップしますかー


下1 カリスマなんぞ使わせない(真顔)

1 超再生能力
2 動鎧術(攻)
3 動鎧術(防)
4 死を孕む黒炎
5 ポイズンなセイラー
6 死戦
7 死の女王の寵愛
8 焔殺し?
9 ちっぱい殺し?改
0 おっぱいテクニシャン
ゾロ目 


ポイズンアセイラーですねー

ポイズンアセイラー改:そのオーラは毒と炎を食らって強くなる。毒・炎上状態に与えるダメージが1上昇し、受けるダメージが1低下する


洋榎「こんな…こんな状況でそんなマジトーンになられたら…」

洋榎「いくらウチでも…おかしくなりそうやんか…」

京太郎「…洋榎?」

洋榎「い、何時も貧乳の事いじってくる癖に…」

洋榎「もうホンマ腹立つくらい意地悪な癖に…」

洋榎「なんで…ここぞと言う時はそうやって決めるんや」

洋榎「そんな…そんな事言われたら…」

洋榎「ウチだって…ウチだってドキドキしてしまうに決まっとるやろ…」

京太郎「…それは」

洋榎「し、仕方ないやん!!」

洋榎「ウチが寝てる間…アンタがどれだけ心配して悔やんでたか…」

洋榎「何も出来ひんのにどれほど見舞いに来てくれたんか…!」

洋榎「そういうの…全部、周りから聞かされとったんやから!!!」

洋榎「そりゃ意識してしまうわ!!」

洋榎「そんなツンデレめいた真似されたら堕ちるに決まっとるやろおお!!!!」


京太郎「え、えっと…それはつまり」

洋榎「……責任」

京太郎「え?」

洋榎「…責任、取れや」ギュ

洋榎「い、今ので…ウチもう我慢出来ひんようになったやん…」

洋榎「絹の恋人やって思って、我慢しとったのに…」

洋榎「自然体であろうってそう言い聞かせとったのに…」

洋榎「あんな風に…心から心配して安堵の声聞かされたら…」

洋榎「…もう自分の心に嘘吐けへんように…なったやろ…」

京太郎「…洋榎」

洋榎「も、もう…ウチ知らんで」

洋榎「ウチ…絶対に面倒くさい女やからな」

洋榎「例え、ここで貧乳に興味はない言われても…」

洋榎「ウチ絶対に諦めへんし…嫉妬するから」

洋榎「全部全部…ウチみたいな女を惚れさせたそっちが悪いんや…!!」ギュゥゥゥ


京太郎「あー…うん。ちょっとストップ」

洋榎「す、ストップなんかせえへん!」

洋榎「ここで冷静になられたらウチ終わりやないか…!」

洋榎「勢いに任せて責任取る言わさへんかったら…」

洋榎「恥の掻き損やん…!!」モゾ

京太郎「って、な、何してるんだ!?」

洋榎「こ、ここここここういうもんは一発ヤればええんやろ!?」

洋榎「だ、だだだだだ大丈夫!知識では知っとる!!」

洋榎「妄想の中では百戦錬磨やから大丈夫や!」

京太郎「一体、何が大丈夫なのかわかんないよ」

京太郎「良いから止まれよ」

京太郎「責任はちゃんと取るから」

洋榎「…え?」


洋榎「ほ、ホンマ?」

京太郎「ここまで言われてダメだなんて言わないって」

洋榎「せ、責任ってアレやで?」

洋榎「ウチのことを…その絹みたいに扱うって事やで?」

洋榎「責任って書いた紙とーったって言って終わりなんて許さんからな?」

京太郎「…その手があったか」

洋榎「ハッ!?藪蛇…!!」

洋榎「あ、アカン!今のはなし!!」

洋榎「忘れろ!わーすーれーろー!!!」ユサユサ

京太郎「…まぁ、流石に冗談だって」

京太郎「絹恵とまったく同じって訳にはいかないけれど」

京太郎「妻って形でよければ、責任は取るよ」

洋榎「~~~っ♥」カァァ


洋榎「つ、つつつつつつ妻って…!?」マッカ

京太郎「あー、重かったか?」

京太郎「じゃあ、順当に恋人から…」

洋榎「い、いや、妻で構わへんけど!!!」

洋榎「構わへんけど…でもええの…?」

京太郎「まぁ、俺の妻が増えるのは今に始まった事じゃないしな」

京太郎「それに……まぁ、恥ずかしいけれど」

京太郎「さっきの洋榎の言葉は結構、図星だったんだよ」

洋榎「え?」

京太郎「…洋榎が人形みたいになってからさ」

京太郎「俺、かなり洋榎の事気に入ってたのが分かった」

京太郎「いや、まぁ、ソレ以前も別に嫌ってたって訳じゃないんだけれど」

京太郎「でも、ハッキリとそれを自覚したのはあの時からで」

京太郎「洋榎のところに通ったりしてたのも…決して後ろ暗さだけじゃない」

京太郎「俺に何か出来る事があれば…してあげたかったからなんだ」


京太郎「まぁ、正直、それが恋かどうかはまだ分からない」

京太郎「…でもさ、俺はもう洋榎にかなり入れ込んでるから」

京太郎「他の男には渡したくないってそう思う程度には…」

京太郎「多分、洋榎の事が好きになってるんだと思う」

洋榎「す、すすすすすすすすす好きって…!?」マッカ

京太郎「だから…まぁ、アレだ」

京太郎「洋榎が俺の事をそんなに好きで居てくれるなら」

京太郎「俺が洋榎の事を拒む理由はないよ」

京太郎「こんな俺で良ければ、洋榎の夫にしてくださいって」

京太郎「そう頼み込みたいくらいだ」

京太郎「まぁ、すぐさま態度を恋人用に切り替えるってのは難しいだろうけれど」

京太郎「…これからもよろしくな、洋榎」

洋榎「っっっっ」プッシュゥ


洋榎「え? え…? え……? え…………?」

京太郎「…何キョトンとした顔してるんだよ」

洋榎「だ、だって、こんな…こんな事おかしいやん」

洋榎「今までウチの事、貧乳や色気ない言うとった奴が…」

洋榎「ウチの事好きやなんて…ど、どう考えてもコレ夢やろ」

洋榎「は、はよ、起きひんかったら…絹に怒られるわ…」

京太郎「…夢かー」

京太郎「まぁ、そうだな。夢かもなー」

洋榎「や、やっぱり…京太郎もそう思うか」シュン

京太郎「でも、折角だし、現実でして欲しい事言ってみたらどうだ?」

京太郎「これは夢だし…きっと何でも叶えてくれるぞ」

洋榎「た、確かに…そうやな」

洋榎「コレはウチの夢なんやから…」

洋榎「何でも思い通りになるって…そう前向きに考える事も出来る…!」グッ


洋榎「よし。そ、それじゃ…ゆ、夢の京太郎!」

京太郎「おう」

洋榎「…う、うううううちをお姫様みたいに扱って…ベッドに運ぶんや」マッカ

洋榎「ま、まぁ、ウチは元からお姫様やけど…立派なロイヤルヒロインやけど!!」

洋榎「で、でも、ほら、普段ぞんざいに扱われとるし…」

洋榎「たまにはそういうんじゃなくて…その心から大事に…宝物みたいに扱われたいかなって…」モジモジ

京太郎「仰せのままにお姫様」ダキ

洋榎「ひゃ…」

京太郎「…思ったよりも軽いな」

洋榎「ま、まぁ、胸がないからな…ってやかましいわ…!」

京太郎「いや、そういう裏の意味はねぇよ」

京太郎「胸の中にすっぽり収まるし…見た目以上に軽いし」

京太郎「やっぱり女の子なんだなってそう思っただけだ」

洋榎「っ♥」キュゥゥン


京太郎「さて…と」トサ

洋榎「あ…っ♥」ドキン

京太郎「…こうしてベッドに運んだ後はどうして欲しい?」

京太郎「添い寝?それとも抱きしめられる方が好みか?」

洋榎「あ、あの…そ、その…えっと…」モジモジ

洋榎「と、とびきり甘いキスをして…そ、それから…あの…」

洋榎「…………え、エッチ…して」

京太郎「…え?」

洋榎「い、いや、ウチは別にエロないで!!」

洋榎「か、身体と同じく心まで色気がないからな!!」

洋榎「べ、別にそういうのまったく期待しとる訳ちゃうけど…!!!」



洋榎「で、でも…もうすぐ最終決戦なんやろ?」

洋榎「ウチも京太郎も…もしかしたら死んでしまうかもしれへん」

洋榎「もちろん…死ぬつもりはないし、死なせるつもりもあらへんけれど」

洋榎「…でも、戦場っていうのは何があるのか分からん世界や」

洋榎「特に今回は世界の終焉が間近に迫っとるって言うのもあって…」

洋榎「…結果がどう転ぶか…誰も分からへん」

洋榎「…だから、その前に」

洋榎「その前に…思い出が欲しいんや」

洋榎「夢のなかの偽りで構わへん」

洋榎「本物やなくてもええ」

洋榎「…でも、それさえあれば…ウチはきっと戦えるから」

洋榎「昔のウチみたいに…死を恐れないワルキューレとして」

洋榎「戦場を…飛ぶ事が出来るから」

洋榎「…………だから、お願い、京太郎」

洋榎「ウチの事…抱いて」

洋榎「夢の中でだけで良いから…ウチの事を一番に愛して…?」

下1
1 満足
2 大満足
3 満足
4 不満
5 大満足
6 満足
7 大満足
8 満足
9 満足
0 大満足
ゾロ目 

カリスマ使う?(ゲス顔)


洋榎「~~~~~~っ♪♪」ビクンビクン

洋榎「あっ♥ふぁ…ひ…いぃぃ…♪♪」トローン

洋榎「ひぅううっ♥♥」

洋榎「ちょ、ま、待ってっ♪♪待ってえええっ♥♥」

洋榎「い、今イったからああっ♪♪」

洋榎「またイったぁっ♥♥」

洋榎「京太郎のチンポでアクメしたああっ♪♪♪」

洋榎「な、なのに、お、おっぱいぃっ♪おっぱいアカンぅうっ♥♥」

洋榎「そ、そこ感じるぅうっ♪♪めっちゃ敏感やからぁっ♥♥」

洋榎「チンポ挿入れられたままクリクリされたらアカンっ♪♪」

洋榎「すぐイくっ♥♥またイっきゅぅううぅうううう♪♪♪」




洋榎「やらああぁっ♥♥こ、これ…ダメ押し…いぃいっ♪♪♪」

洋榎「おっぱいクリクリしながらチンポ動かすのよしゅぎるんやああっ♪♪」

洋榎「お、おかしゅうなるぅうっ♥♥」

洋榎「ビンビン乳首もグチョグチョマンコも良すぎるのぉおっ♪♪」

洋榎「ゆ、ゆるひ…ゆるひてええっ♪♪♪」

洋榎「ち、ちが…違うぅうっ♥♥」

洋榎「こんなとこまで絹と一緒にせんでええのぉっ♪♪♪」

洋榎「こ、こんなのしゃれたら…う、ウチ持たへんぅうっ♪♪」

洋榎「イくの癖になるううっ♥♥じゅっとイくぅううううっ♪♪♪」

洋榎「はひぃいいぃいいいっ♥♥♥」

洋榎「お゛おぉおおっ♪♪奥責め反則…ぅうっ♥♥♥」

洋榎「チンポグリグリはアカンぅううぅうっ♪♪♪」

洋榎「た、耐えられへんっ♪♪」

洋榎「こんにゃん耐えられるはじゅないぃいっ♪♪♪」

洋榎「無理やり…イかしゃれりゅぅうううっ♪♪♪」

洋榎「京太郎のチンポにレイプしゃれるのらいしゅきになっちゃうぅううっ♥♥♥」


洋榎「(うっにゃぁああぁ…)」ゴロゴロ

洋榎「(…アカン。下半身ボロボロや)」

洋榎「(完全に痺れて…力入らへん)」

洋榎「(ホント…凄すぎやで…)」

洋榎「(もう何回イかされたのか分からんし…)」

洋榎「(意識だって…二度三度トんどったくらいや…)」

洋榎「(あんなん絶対に初めての子にするエッチちゃうで…)」

洋榎「(あんなエッチされたら…絶対に癖になるやん)」

洋榎「(どんな潔癖な子でもエロエロになるような調教エッチやん…)」

洋榎「(ま、まぁ、嫌やなかったけれどな)」

洋榎「(最中は激しかったけど…まぁ、基本的に優しかったし)」

洋榎「(それに夢やった所為か…まったく痛くなかったから)」

洋榎「(延々気持ちいいのが続いておかしくなりそうやったくらいやし…)」

洋榎「(出来れば…またあんな夢みたいなぁ)」


洋榎「(…ま、今はそれよりもちゃんと起きひんかったらな)」

洋榎「(最終決戦までに…リハビリ重ねて力取り戻さへんかったらあかん)」

洋榎「(ウチが弱くなってた所為で、京太郎たちが傷ついた…なんて事になったら)」

洋榎「(悔やんでも悔やみきれへんからなぁ…)」

洋榎「(…しかし)」モゾ

洋榎「(…今日の布団はなんかすっごい気持ちええな)」

洋榎「(ちょっと硬いけど…でも、そんなの気にならんくらいに暖かくて)」

洋榎「(安心して…)」ギュゥ

洋榎「えへー…♪」スリスリ

洋榎「(……ってアカン)」

洋榎「(布団に負けとる場合やない)」

洋榎「(確かにこの布団は心地良いけれど…!)」

洋榎「(正直、離れがたいけれど…ここは心を鬼にして…)」パチ

京太郎「お、起きたか、おはよう」

洋榎「…………え?」

洋榎「…………………………え?」

洋榎「ええええええええええええええええええぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!」マッカ




ちっぱい殺し?改により愛宕洋榎の好感度がカンストしました
須賀京太郎はBPを1取得しました
愛宕洋榎がその後、落ち着くのにニ時間ほど必要だったようです



現在ステータス
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名前:須賀京太郎

所属:リングフォールド

現在地:リングフォールド → タイタニア

目的:大事な人達をもう喪ったりしたくない

所持金:0G   所持BP0+13

装備(3/3)
死神の鎌:死の女王から正式に与えられた死神専用の武器。ダメージを与えた時、十の桁が2か7ならば、HPが1回復する
魔名鎧ヤエガキ 須賀京太郎の身体に合わせて作られた最高の鎧。2以下のダメージを無効にし、戦闘の度に2ダメージまで無効に出来
護符+1 状態異常になった時、45%の確率でそれを無効にする(加算)

力 81
        >戦闘力141/150
魔力 60

魅力 81


スキル
カリスマ:その存在自体が他者を惹きつける天性の才能。一人につき一度だけ相手の反応表を上下にズラす事が出来る。
 L王の力:人の心の扉を開き、その内面に踏み込む魔性の才能。使用済みとなったカリスマをコミュする事で再使用可能にする。

動鎧術(攻):全身を覆う鎧を自らの身体のように扱う卓越した技術。鎧を着ている時、十の桁が奇数の場合、自身の与えるダメージが1あがる。
動鎧術(防):全身を覆う鎧を自らの身体のように扱う卓越した技術。鎧を着ている時、十の桁が偶数の場合、自身の受けるダメージが1下がる。

竜力継承・参:三竜の契約者になった証。その身に滾る隆々とした力は人間を遥かに超越している。戦闘力が40上昇する
 L未来予知 ごく短期的な未来予知を限定的にだが行える。自分にダメージが発生した時、HPを1消費する事によって戦闘中、2度まで無効に出来る。
 L超再生能力 どんな深手であっても数分で治癒出来る人並み外れた再生力を持っている。偶数ターンの終了時にHPを1回復する

竜化形態:ターン開始時に宣言する事によって、一部のスキルを封印する事によって妖精竜ニーズヘッグに転じ、以下のスキルが使用可能になる
 L世界最強種の畏怖:竜以外には抗いがたい本能的な恐怖を身に纏っている。竜と対峙した相手を1ターン行動不能にする
 L世界最強種の爪牙:その爪牙や並の防具を貫き、潰す。ダメージを1上昇させる
 L死を孕む黒炎:生まれ出た時、食らった黒炎を自らのモノとした。ダメージに炎上の追加効果を発生させる。この状態異常は自然治癒しない

魔術師殺し:魔法使いに対する対処の仕方を心得ている。魔法使いと戦闘を行う場合、戦闘力が10上昇する。

竜殺し:竜に対する対処の仕方を心得ている。竜と戦闘を行う場合、戦闘力が10上昇する

戦闘続行:死の淵に至るまで戦い続ける狂戦士の証。死亡するまで戦闘を続ける事が出来る。

ジ・アンブレイカブル:死という生命の果てに追い詰められても、未だ尚も抗う事を止めない不可壊な意思。戦闘におけるダメージを1上昇させる。

生けとし生ける者の天敵:その身に宿ったサイファーを所持者と同等に扱いこなしている。相手に与えるダメージが1上昇する
 Lポイズンアセイラー改:そのオーラは毒と炎を食らって強くなる。毒・炎上状態に与えるダメージが1上昇し、受けるダメージが1低下する

死の女王の代理人:死の女王との交流により、その力の大部分を預け渡された。その力は肉体の中にあっても色褪せる事はない。
 L死戦:死霊としての戦い方を熟知している歴戦の証。戦闘中一度だけ3ダメージを無効に出来る。
 L死の淵にたどりつくモノ:亡者であって尚、さらに死に近づこうとする狂気を留める女王の力。戦闘中一度だけ戦闘不能を回避し、HP1で踏みとどまる。
 L死の女王の寵愛:死の女王から寵愛を受けた英雄である証。ダメージ表に毒を加え、またHPが五割以上からそれ以下になると戦闘力が10上昇する
 L命を啜るもの:死の女王から与えられた冥府の加護。死の女王の代理人派生の能力が発動した時、戦場に漂うフォゾンを吸収し、HPが1回復する

焔殺し?:何故か炎から湧き出づる生物達に好かれやすい。コミュ時の好感度上昇に+10する。

ちっぱい殺し?改:本人の業と趣味はさておいて、何故か貧乳に好かれやすく、性的にも虜にさせやすい。貧乳相手の好感度上昇が20上昇する。

おっぱいテクニシャン:その指はおっぱいを目覚めさせ、狂わせる。ありとあらゆるおっぱいをイかせる魔性の指先。おっぱい相手の夜戦に強くなる(フレーバー)

揺るがぬ愛:相手が貧乳であろうと人間じゃなかろうと決して怯まず、貫き通す深い愛。それはあらゆる心の壁を溶かしてしまうだろう(フレーバー)

現在ステータス(2)


【好感度表】

姫様 130 憧れの人
明星 198 死して尚、愛の力を感じる 【死亡】
霞 200 愛してる
巴 91 特別な友人
はっちゃん 200 愛してる
はるる 200 愛してる
湧 171 好き
利仙 147 意識している
絹恵 200 愛してる
ハインデル怜 200 愛してる
洋榎 200 愛してる ※カリスマ使用済み
美穂子 200 愛してる
智葉 200 愛してる
ネリー 195 毎日会いたい…なんて素直に言えないよ
明華 119 ありがとうございました、英雄さん♪
宥  200 愛してる
咲 193 別れても心は一緒
恭子 184 え…え?も、もしかして… ※カリスマ使用済み
ワーグナー 169 格好良い…?い、いや、ないない!絶対ない!!

0~30 嫌い
31~60 嫌いじゃない
61~90 親しみを感じる
91~120 特別な友人
121~150 意識している
151~180 好き
181~200 愛してる


【ダメージ表】

炎の国 23

死の国 36

ラグナネイブル 0

リングフォールド 3

タイタニア 84



【各国戦力】

リングフォールド 戦力130 【連携作戦:炎の国】

ラグナネイブル 戦力100

炎の国 戦力150

タイタニア 戦力100

下1 @1

1 姫様 130 憧れの人
2 霞 200 愛してる
3 巴 91 特別な友人
4 はっちゃん 200 愛してる
5 はるる 200 愛してる
6 湧 171 好き
7 利仙 147 意識している
8 絹恵 200 愛してる
9 ハインデル怜 200 愛してる
11 美穂子 愛してる
12 智葉 200 愛してる
14 宥  200 愛してる
15 恭子 184 え…え?も、もしかして… ※カリスマ使用済み

では、残りはメゲ原さんですね
洋榎に先を越されたメゲ原さんの明日はどっちだ(´・ω・`)と言いつつ寝ます

久しぶりに早く帰ってこれたから書き溜め終わらせて仮眠しようと思ったらこの時間だったでござるの巻
今から再開しまーす(´・ω・`)ネムイ


~妖精女王の宮殿~

恭子「(そろそろ洋榎も起きとるやろうか)」

恭子「(昨日は国王陛下の補助とか色々あったけど)」

恭子「(今日は少し暇も出来たし…)」

恭子「(治ってから一回は会ったけれど…ゆっくり話も出来んかったしなぁ)」

恭子「(色々と積もる話もあるし…今日は洋榎のリハビリを手伝ったるかな)」

ガチャ

恭子「あ、洋…」

洋榎「…」キョロキョロ

恭子「(…ん?何をそんなに周囲を警戒しとるんや?)」

恭子「(まるでいたずらを仕掛ける子どもみたいやないか)」

恭子「(成長してからあんまいたずらする事も減ったけど…)」

恭子「(久しぶりにまた何かやらかすつもりなんやろうか…?)」

恭子「(…まぁ、いたずらするつもりやったら止めへんかったらあかんし)」

恭子「(ここはとりあえず柱の陰にでも隠れておいて…)」ササッ


洋榎「…よし。オッケーや」

京太郎「流石に警戒しすぎだと思うんだけどなぁ」

洋榎「あ、阿呆」

洋榎「うちの部屋から出てきたとこ見られたらどう思われるかくらい分かっとるやろ」

京太郎「そりゃもちろん、昨夜はお楽しみでしたね、的な?」

洋榎「た、楽しくなんかあらへんかったわ」

京太郎「ホント?」

洋榎「ぅ」

京太郎「あんなに善がってたのに楽しくなかったのか?」

洋榎「う……うぅ…」

京太郎「…正直に言わないともうしてやらないぞ」

洋榎「……ほ、ホントは凄い良かったです」プッシュゥ

京太郎「よしよし」ナデナデ


洋榎「うぅぅ…京太郎の意地悪…」

洋榎「な、なんで、そういう仲になっても意地悪なんや…」

京太郎「まぁ、俺って結構、好きな子には意地悪したくなるタイプらしくて」

洋榎「す、好き…!?」

京太郎「おう。好きだぞ」

京太郎「昨日だって何回も言っただろ?」

洋榎「そ、それはまぁ…の、脳みそとろけるか思うくらい甘いの一杯言われた記憶はあるけれど…」

洋榎「で、でも、その…や、やっぱ恥ずかしいやん…」

京太郎「じゃあ、言わなくても良いか?」

洋榎「そ、それはアカン」

洋榎「…ウチ、寂しがり屋やから」

洋榎「ちゃんと言ってくれへんかったら…寂しくて泣くで」キュ


京太郎「まぁ、胸も寂しいしな」

洋榎「ま、またそういう事言う…!」

洋榎「つ、つか…そ、その寂しい胸やたらイジっとったの誰やねん…」

京太郎「記憶にございませんなぁ」

洋榎「白々しいわ…まったく」

京太郎「ま、アレだ。それはともかく」ギュ

洋榎「あ…っ♥」ドキン

京太郎「…またな、洋榎」チュ

洋榎「ん…♪…また…な♥」デレー

恭子「……」

恭子「…………」

恭子「……………………」


京太郎「(…しっかし、洋榎とこんな関係になるなんてなー)」

京太郎「(ぶっちゃけ…絹恵の事もあって、色々と遠慮してたところもあったけど)」

京太郎「(まさかあっちも俺の事好きになってくれるなんて思ってなかったから)」

京太郎「(つい感情が止まらなくて…最後まで…)」

京太郎「(まぁ、つっても後悔はまったくないんだけどさ)」

京太郎「(何だかんだ言ってるけど…俺、洋榎の事かなり好きだし)」

京太郎「(ただ…絹恵や恭子にどう説明するか…だよなー)」

京太郎「(二人にとって洋榎はとても大事な人なんだし)」

京太郎「(ちゃんと納得してもらえるよう説明しないと…)」

恭子「…京太郎?」

京太郎「…え?」ドキッ クル

恭子「…ちょっとええか?」ゴゴゴゴゴ


京太郎「あ、あの…恭子…?」

恭子「…昨夜は随分とお楽しみだったみたいやな?」

京太郎「え、えぇっと…も、もしかして見てた…のか?」

恭子「…えぇ。京太郎が洋榎の部屋から出てきて…」

恭子「ぶっちゅーってキスしとったところまでバッチリな…!」

京太郎「(う、うわー…なんてタイミング悪い…)」

京太郎「そ、その…すまない。別に黙っているつもりはなかったんだ」

京太郎「洋榎とそういう仲になったのは昨日だったし…」

京太郎「二人にはこれから説明しに行くつもりだったんだけれど…」

恭子「…ほぅ。昨日か」

恭子「昨日付き合って…んで、そのまま最後までしちゃったと」

京太郎「は、はい…」

恭子「……………………スケベ」ジト

京太郎「ぅ」


恭子「つーか、アンタ、何考えとるん?」

恭子「絹恵だけならまだ百歩譲って構わへんわ」

恭子「でも、洋榎まで堕とされたらラグナネイブルはどうなるん?」

恭子「他に跡継ぎなんておらへん言うのに、誰が国王陛下の後を継ぐんや」

京太郎「え、えと、それは…」

恭子「そもそも絹恵やら洋榎やら他にも妖精達やら…」

恭子「この国の王族関係、殆ど堕としとるやかないか…!」

恭子「今は良くても、次代をどうするかとかそういうビジョンはまったくないん…!?」

恭子「いくらなんでも節操なさすぎやろ!!」

恭子「だ、大体…洋榎は貧乳で…京太郎もそういうの興味ない言うとったやん!!」

恭子「…そりゃ、まぁ、洋榎はアレで可愛い顔しとるし…」

恭子「京太郎とも色々とあったのも知っとるけど…!」

恭子「でも、なんでウチよりも先に…」ハッッ


恭子「(…アレ、今、ウチ何言おうとしたんや?)」

恭子「(ウチよりも先に……そういう事するんって…)」

恭子「(なんでそんな事言おうとして…)」ボッ

京太郎「…先?」

恭子「~~~~~っ!!」フルフル

恭子「ち、ちちちちちちちち違う!!」

恭子「なんていうか…あの、その…今のちゃうから!!」

恭子「別に洋榎に嫉妬とかしとらへん!!」

恭子「ど、どっちが先とかまったく気にしとらへんし!!」

恭子「ご、誤解せんといてな!!!」

京太郎「お、おう」


恭子「ぅー…」プシュゥ

恭子「(こ、こんなんどう見ても逆効果やん)」

恭子「(ここまで必死に否定したら…逆にあやしすぎるわ…)」

恭子「(でも……でも、ウチ…どうしても冷静になれへんくて…)」

恭子「(洋榎まで京太郎と付き合ったのを見てから…)」

恭子「(胸と心の中がごちゃごちゃってして止まらへん…)」

恭子「(何時もはもっと頭使ってクレバーにやれるのに…)」

恭子「(それだけは凡人であるウチの強みやのに…)」

恭子「(京太郎が関係するとすぐにダメになって…)」

京太郎「あー…その、ともかく、な」

京太郎「恭子の言ってる事は…正しいと思う」

京太郎「次代の事とか気にせず、あっちこっちに手を出して…ごめん」

京太郎「でも…開き直る訳じゃないんだが」

京太郎「俺は皆、好きなんだ」

京太郎「…俺はわがままで馬鹿でガキだから…皆のこと手放したくはないんだよ」

恭子「……」


恭子「じゃあ…ウチは?」ポソ

京太郎「え?」

恭子「………………ごめん。何でもない」クル

京太郎「ちょ、恭子…?」

恭子「…今、ウチ、冷静やないから」

恭子「とりあえず頭冷やしてくるわ」ダッ

京太郎「あ…」

恭子「(あぁあああ…もう!)」

恭子「(ウチはホント…ホント、馬鹿や…!)」

恭子「(ここまで来て…ようやく自分の気持に気づくなんて…!)」

恭子「(京太郎から皆の気持ち聞いて…そこでようやく…嫉妬しとったって認められるなんて…!!)」

恭子「(もうちょっと早かったら…また未来が変わってたかもしれんのに…!!)」

恭子「(本当に…本当に…何をやっとるんや、ウチは…!!)」


恭子「はー…」

恭子「(…なんか…何もやる気せえへん)」

恭子「(今日は洋榎のリハビリ手伝おう思うて朝から張り切っとったのに…)」

恭子「(…今のウチは完全に気力がなくなってて)」

恭子「(息をするたびにため息が出そうなくらい…憂鬱な気分や)」

ネリー「お・ね・え・さーん」

恭子「…ん?」

ネリー「なーに、アンニュイなため息吐いてるの?」

恭子「…あぁ。情報屋の子か」

恭子「そっちは今、休憩中か?」

ネリー「うん。そっちは?」

恭子「…今日一日は暇やな」

ネリー「ふーん…の割には憂鬱そうだけど」

恭子「…まぁ、な」フゥ


ネリー「…ずばり恋の悩みでしょ」

恭子「え?」ドキッ

ネリー「あ、やっぱりそっか」

ネリー「ってなるとまた京太郎が何かしたのかな?」

恭子「な、なんで…」

ネリー「なんでって…お姉さん、京太郎の事好きでしょ?」

ネリー「ふとした時に京太郎の事ずっと目で追ったりしてたし…人目で分かるよ」

ネリー「二人で話している時とか、明らかに他の人に晒してる顔とまったく違うもん」

ネリー「自覚なかったかもしれないけど恋するオトメのオーラ垂れ流しだったよ?」

恭子「っ」カァァ

ネリー「…ま、そんなお姉さんと京太郎の間に何かあったのかまでは知らないけれど」

ネリー「そんなお姉さんにいい商品があるよ?」

恭子「…良い商品?」


ネリー「これだよ、これ」ジャジャーン

恭子「…なんや、その瓶」

ネリー「これぞうちの家に伝わる秘伝の惚れ薬だよ!」

恭子「ほ、惚れ薬!?」

ネリー「これを飲めばどんな男もイチコロ」

ネリー「目の前の女に夢中になっちゃうって代物だよ」

恭子「む、夢中に…」ゴク

恭子「って、いやいやいやいや…でも、そんなんあかんやろ」

恭子「そんな薬で気持ち捻じ曲げるような事…」

ネリー「…じゃあ、京太郎の事諦められるの?」

恭子「そ、それは…」

ネリー「…まぁ、諦められるんだったら良いけれど」

ネリー「でも、多分、お姉さん、思い込み強そうだし無理だと思うな」

ネリー「きっとだけど…一生、京太郎の事引きずるよ」

ネリー「心の操を立てて…他の男に見向きもしないまま一生を閉じるタイプと見たね」



ネリー「でも、これを京太郎に飲ませれば、我慢する必要なくなるよ」

ネリー「京太郎の気持ちを自分に振り向かせる事が出来る」

ネリー「一番になれるかどうかは…お姉さん次第だけどね」

恭子「一番…」

ネリー「…さぁ、どうする?」

ネリー「私としてはどっちでも良いんだよ」

ネリー「この薬に大枚叩いてくれる人ってこの国に沢山いそうだから」

ネリー「わざわざお姉さんに売る必要はない」

ネリー「でも、お姉さんは辛そうだったから…優先的に売ってあげようかなって」

ネリー「そう思っただけだから」ニコリ

恭子「……」

ネリー「私としては遠慮する必要はないと思うな」

ネリー「京太郎はもう何人も恋人がいるんだし…」

ネリー「あくまでもその中の一人になるだけでしょ?」

ネリー「……それに恋は戦争なんて良く言うじゃない」

ネリー「手段を選んでたら…勝つ事なんて出来ないよ」

恭子「~~~~~っ!!!!」


~妖精女王の宮殿 恭子の部屋~

恭子「(か、買ってしまった…)」

恭子「(手持ちのほぼ全額を使って…惚れ薬なんてシロモノを…)」

恭子「(……でも、これ眉唾って言うか)」

恭子「(考えても見れば、あの子、孤児やったんやから)」

恭子「(我が家秘伝とか嘘やん…)」フゥ

恭子「(…正直、騙されてしまった感はものすっごいけれど…)」

恭子「(…でも、あの子のセールストークに流されて買っちゃった訳やしなぁ)」

恭子「(…いや、それだけならまだしも)」

恭子「(…京太郎の部屋に仲直りしたいから部屋に来てって招待状まで出して)」

恭子「(…例の惚れ薬入の料理や飲み物まで準備してしもうた)」

恭子「(…例え、あの子に騙されとるにしても)」

恭子「(ここまでやっちゃった以上、もう先に進むしか…)」

コンコン

恭子「ひゃい!?」ビックゥ


京太郎「えっと、京太郎だけど」

恭子「あ、う、うん。入って」

京太郎「失礼しまーす」ガチャ

恭子「…や、やぁ。今朝振りやな」ギクシャク

京太郎「そ、そう…だな」

京太郎「その、今回は招待してくれて有難う」

京太郎「まさか恭子から招待されるなんて思わなかったから驚いたけど」

恭子「…それはウチがこういうの似合わへんって事か?」

京太郎「いや、そういうんじゃなくてさ」

京太郎「俺、恭子には嫌われてると言うか苦手意識持たれてると思ってたから」

恭子「え…?」


京太郎「だって、二人っきりで会いたくないって言われたり」

京太郎「優しくするなって言われたりしてた上に…」

京太郎「その…今回の事があってさ」

京太郎「流石の恭子も俺の事見放しちゃっただろうなって」

恭子「そ、そんな事あらへんよ」

京太郎「本当か?」

恭子「…うん。と言うか…その…なんていうか」

恭子「あ、アレはちょっと気恥ずかしかっただけでやな…」

恭子「別に二人っきりで会いたくなかった訳やないし…」

恭子「優しくされるのも…ほ、本当は嫌いやないし…」

恭子「…今朝の事も…まぁ、呆れはしたけれど」

恭子「嫌いになったりはしてへんよ」

京太郎「…そっか。なら、良かった」

京太郎「恭子に嫌われたりしてたらどうしようってこれでも結構凹んでたから」

京太郎「そうじゃなくて安心した」ニコ

恭子「っ」ドキン


恭子「そ、それよりほら、今日は結構、本格的に作ったんや」

恭子「でも、まだ食事にするには早いし…」

恭子「まずはお菓子とお茶でも摘んで話せえへんか?」

京太郎「そうだな。じゃあ、久しぶりにゆっくりさせてもらおうか」

恭子「う、うん。それじゃあ…」トポトポ

恭子「…はい。どうぞ」カチャ

京太郎「お、もう準備してあったのか。手際良いな」

恭子「た、闘いも家事も早め早めを心がけるのが肝心やて言うしな」

恭子「それにウチは基本、準備とかそういうのを重視するタイプやし」

京太郎「あー…確かに恭子はかなりしっかりとした計画立てそうだよな」

京太郎「んで、洋榎とかにぶち壊しにされて文句言いながら必死に計画立てなおそうとしてそう」

恭子「洋榎は基本、ノリで生きとるからなー…」

恭子「いや、アレで結構、思慮深いところは思慮深いけれど…基本的には勘任せっていうか」

恭子「って、そ、そうやなくて…まずはお茶やでお茶」

恭子「はよ飲んでくれへんかったら…冷めるし…」

京太郎「あぁ。分かったよ」カチャ


京太郎「…」ゴク

恭子「~~~~!」

恭子「(のんだ…!!)」

恭子「(あの子から買った惚れ薬はカップの内側全てに塗ってる…!)」

恭子「(水溶性って言っとったし…注いだ紅茶の中で溶けて…)」

恭子「(あの惚れ薬を京太郎は摂取した事になるはずや…!!)」

恭子「……」ジィィィ

京太郎「ど、どうした?そんなに見つめて」

京太郎「とりあえず…紅茶は美味しかったぞ」

恭子「そ、そっか。よかった…」

恭子「で、でも…その…他になにかない?」

京太郎「何かって?」

恭子「そ、それは…あの…ウチの事見てドキドキするとか…」

恭子「特別な…気持ちになるとか…」

京太郎「うーん…いや、特にはないな」

恭子「……そっかー」


恭子「(…やっぱニセモンやったかー)」

恭子「(まぁ…別に期待はしとらへんかったし)」

恭子「(うん、全然、期待はずれ感とかはあらへんけれど)」

恭子「(でも…騙されたままって言うのは悔しいし)」

恭子「(…これは後であの子締めあげて金返してもらわへんかったらあかんな)」ゴゴゴゴ

京太郎「…恭子?」

恭子「あ、う、ううん。大丈夫」フゥ

恭子「…それより、昨日、洋榎と何があったのか聞かせて貰わへんかったらな」

京太郎「あー…」

恭子「…言っとくけど、嘘吐いてもすぐに分かるで」

恭子「後で洋榎にも確認するつもりやし」

恭子「分かったらキリキリ吐いて…楽になるんや」

恭子「どうせ後で絹恵にも言わへんかったらあかんやろうし」

恭子「その予行準備やと思って、ウチの事納得させてみぃや」

京太郎「が、頑張ります…」


~数十分後~

京太郎「…それで」ハァハァ

恭子「(…なんか京太郎の様子、さっきからおかしいな)」

恭子「(顔も赤くなっとるし…息も荒いで)」

恭子「(まさか昨日のこと説明してる間に興奮したとか?)」

恭子「(…いや、このスケベ男がその程度で興奮するとは思えへん)」

恭子「(だとすると…)」

恭子「…京太郎」

京太郎「な、なんだ?」

恭子「大丈夫なん?」

恭子「さっきからちょっと様子が変やで」

京太郎「だ、大丈夫だ。問題ない」


恭子「いや、問題ありまくりやないの」

恭子「そんな状態で言われても信用出来ひんって」

恭子「…もしかしなくても体調悪いんやろ?」

京太郎「い、いや、そんな事はないぞ」

恭子「バレバレや言うとるやないの」

恭子「…もう、しゃあないな」スク スタスタ

京太郎「え?」

恭子「…ちょい失礼…と」ピト

京太郎「っ」ドクン

恭子「んー……やっぱりちょっと熱いやん」

恭子「これ風邪か何かやって」

恭子「部屋まで送ってたってげるからちょっと立って」

京太郎「い、いや、今は…」

恭子「…?」クビカシゲ


恭子「…じゃあ、ウチの部屋で休む?」

恭子「歩くのがキツくても、ベッドまでやったら大丈夫やろ」

京太郎「い、いや、そもそも立つのが無理って言うか…」

恭子「え…?そ、そんなヤバイん…!?」ビックリ

恭子「(…それって風邪ってレベルやないやん)」

恭子「(も、もしかして…さっきの薬、毒薬やったとか…!?)」

恭子「(京太郎に恩義がある子やから信頼して使ったけれど…!)」

恭子「(先に本当に惚れ薬なんか確認しとくべきやったか…!?)」

恭子「と、とりあえずお医者さんを呼んでくるわ…!」

恭子「ちょっと待っといて…!」

京太郎「い、いや、大丈夫だ!」ガシ

恭子「っ!何、この期に及んで遠慮しとるん!?」

恭子「もしかしたら死ぬかもしれへんのやで…!!」

恭子「そ、そんな…そんな事になったらウチどうすればええの…!?」

恭子「ウチの所為で…好きな人が死んだなんて死んでも死にきれへんやん!!!」

京太郎「…え?」


恭子「だから、離して…!」ジタバタ

京太郎「あ、ちょ、き、恭子…!!」イスグラ

恭子「え?」

京太郎「っ」ドサ

恭子「~~~っ」カァァァ

恭子「(う、ウチが無理やり、京太郎の手を振りほどこうした所為で…)」

恭子「(京太郎がバランス崩して…う、ウチの上に…上に…)」

恭子「(まるで襲われるみたいにのしかかられて…)」

恭子「(コレ……コレ、アカン奴や)」

恭子「(こんなんされたら…お、女は抵抗出来ひん…)」

恭子「(絶対に…逃げられへんように…なる…)」キュゥゥン





恭子「(だから、京太郎の方に退いて貰わへんかったらあかんのやけれど…)」

京太郎「…はぁ…はぁ…!」

恭子「あ、あの…京太郎…?」

恭子「(…京太郎、さらに苦しそうになっとる)」

恭子「(バランス崩したせいできっと体調が悪くなったんやろうな…)」

恭子「(顔もマッカやし…吐息ももうどうあっても誤魔化せへんものになって…)」

恭子「(こんな京太郎に…ウチどうしたげたら…)」

京太郎「…恭子、ごめん」

恭子「え?」

京太郎「もう…我慢出来ない」

恭子「(…え?なんで京太郎の顔が近づいてきて…)」

恭子「(え、え…?こんな…も、もしかして…)」

京太郎「…」チュ

恭子「~~~~~っ!!!!!」ボン


恭子「(ウチ…京太郎にキスされてる…?)」

恭子「(京太郎に…唇…奪われて…)」

恭子「(ウチの…ウチのファーストキス…)」

恭子「(こ、コレ、どうなっとるん?)」

恭子「(何がおこったら…こんな状況になるん?)」

恭子「(…分からへん)」

恭子「(分からへんけど…京太郎のキス優しくて…)」

恭子「(それに…心地良くて…)」

恭子「(身体だけじゃなく…心まで蕩けて…しまいそう…)」シュル

恭子「(だから…キスしながら服脱がされるのにも抵抗出来なくて…)」

恭子「(されるが…ままに…なってまう…)」

恭子「(京太郎に身体…見られるのに)」

恭子「(貧相なウチの身体…晒すのに…)」

恭子「(キスが気持よくて…はねのけ…られなくて……)」

下1
1 満足
2 大満足
3 満足
4 不満
5 大満足
6 満足
7 大満足
8 満足
9 満足
0 大満足
ゾロ目 


恭子「や…ああああぁああっ♪♪♪」

恭子「もうグチョグチョしたらあかんぅうっ♥♥」

恭子「アソコもう入らへんっ♪♪」

恭子「も、もう一杯にゃんやああっ♥♥♥」

恭子「せ、精液っ♪ザーメン一杯ぃいっ♪♪」

恭子「お、お腹いっぱいで…もう入らへんのにぃっ♪♪」

恭子「も、もうゆるひてぇえっ♥♥」

恭子「う、ウチが悪かったぁっ♥♥」

恭子「卑怯な事したウチが全部悪いからぁっ♪♪」

恭子「謝るから…ゆる…ひぅうっ♪♪♪」

恭子「ちゅる…っ♥♥は…みゅぅ…♪♪♪」

恭子「ふぁぁ…あぁ♪♪」

恭子「きしゅするの…アカンぅ…♥♥」

恭子「しょれされたら…ぁ♪全部…許ひちゃうぅ…♥♥」

恭子「京太郎のアレでイかされるのもう気持ち良すぎて辛いのに…ぃ♥♥」

恭子「もっともっとしれっへ言うみたいに♥♥ウチのアソコ…許ひちゃうのぉ…っ♪♪♪」


恭子「にゃああっ♪♪んあぁああああぁあっ♥♥♥」

恭子「ご、ご主人しゃまああっ♥♥」

恭子「ご主人様ぁぁっ♥♥キスぅううっ♪♪」

恭子「キスくだしゃいぃいいっ♥♥」

恭子「ん…きゅぅうっ♪♪」

恭子「ぷあぁ…♥♥」トローン

恭子「はい…ぃっ♪♪そぉれすぅ…♥♥」

恭子「恭子はもうご主人しゃまのキス中毒にゃんれすぅ…♪♪♪」

恭子「キスらけでアクメしひゃうのぉ…♥♥」

恭子「キスアクメしながらオチンポハメハメらいしゅきなのぉっ♥♥♥」

恭子「らから…もっろしへくだしゃいぃっ♪♪」

恭子「ケダモノみたいに後ろからハメハメしにゃがらキスぅうっ♪♪♪」

恭子「上の口でも下の口でも…ご主人様の事感じらいのぉ…っ♥♥」

恭子「もう戻れなくて良いかりゃぁっ♥♥♥」

恭子「壊れても良ひからぁあっ♪♪♪」

恭子「キスハメしながらザーメンくらひゃいぃっ♥♥」

恭子「ご主人様の熱くてドロドロな精液ぃっ♪♪」

恭子「エッチしてる間にどんどん出て行っちゃうエロ汁ぅうっ♥♥」

恭子「キスアクメでキュンキュンしてる恭子の子宮にぃっ♪♪♪」

恭子「もうご主人様の匂いが取れにゃいくらいいっぱいにして欲しいのぉっ♥♥♥」


京太郎「…つまり?」

恭子「は…ひぃ♪」チュルチュル

恭子「恭子はぁ…♥ネリーって子から…惚れ薬を買ひまひたぁ…♥♥」レロォ

恭子「ご主人しゃまに愛されたくて…卑怯な手をちゅかった…悪い子れふぅ…♪♪」ジュルルル

京太郎「うっく…」ビク

京太郎「…なるほど。だから、こんな風になったのか」

恭子「ぷあぁ…♥」

恭子「本当に…ごめんなしゃいぃ…♪♪」

恭子「こんな事した分…誠心誠意…謝りますからぁ…♥♥」

恭子「ご主人しゃまのオチンポしゃまもぉ…♪ちゃんと綺麗にひましゅからぁ…♪♪」

恭子「だから…捨てないでくだしゃいぃ…♥♥」

京太郎「…こんな事やって捨てるほど非情にゃなれねぇよ」

京太郎「つーか…その、俺も結構、恭子の事気に入ってたしな」

恭子「ほ、ほんろぉ…でしゅかぁ…♪♪」

京太郎「あぁ。俺は胸派だけど…この尻とか…もう堪らないなぁって」ガシ

恭子「きゅぅぅん…っ♥♥」


恭子「ご、ご主人様…ぁ♥」

恭子「しょんな風に鷲掴みにされると…恭子はぁ…♪♪」モジモジ

京太郎「また我慢出来なくなったのか?」

京太郎「スケベな奴め」

恭子「ら、らって…こ、こんなにしゅごいご主人様のオチンポしゃまナメナメしてたんれすよぉ…♪♪」

恭子「恭子の事…にゃんかいもイかせてくれたオチンポ様をお掃除フェラしてたらぁ…♥♥」

恭子「恭子の子宮も…疼いちゃいます…ぅ♪♪」

恭子「このオチンポしゃまにまたアクメさせて欲しいってキュンキュンしてぇ…♥♥」

恭子「さっきみたいな…発情ワルキューレに…なりゅんでしゅよぉ…♪♪♪」

京太郎「…仕方ない奴だな」

京太郎「まぁ、だまし討みたいな真似されたオシオキがまだだし…」ガシ

恭子「あ…っ♪♪」

京太郎「……何より、俺の頭は冷静になったけど、身体はまだまだ収まる気配がないんだ」

京太郎「気絶しても泣きわめいても…このやらしい身体で最後まで付き合ってもらうぞ」

恭子「~~~~っ♪♪♪」ブルブル






おっぱい殺し?改により末原恭子のカンストしました
須賀京太郎のBPが1増えました
末原恭子はその後、ずっと寝かせてもらえなかったようです




さて、次は最後の恋人コミュー…なんですが
攻略リーチな子がいるんですよねー
攻略リーチのままエンディングーと言うのもちょっと心残りでしょうし

下1
1 このまま恋人コミュに行く
2 恋人コミュの代わり、コミュ状況をリセットし、もう一度だけコミュを行う

はーい
それではラストコミュ行くぞオラァ

【好感度表】
1 姫様 130 憧れの人
2 霞 200 愛してる
3 巴 91 特別な友人
4 はっちゃん 200 愛してる
5 はるる 200 愛してる
6 湧 171 好き
7 利仙 147 意識している
8 絹恵 200 愛してる
9 ハインデル怜 200 愛してる
10 洋榎 200 愛してる
11 美穂子 200 愛してる
12 智葉 200 愛してる
13 ネリー 195 毎日会いたい…なんて素直に言えないよ
14 明華 119 ありがとうございました、英雄さん♪
15 宥  200 愛してる
16 恭子 200 愛してる
17 ワーグナー 169 格好良い…?い、いや、ないない!絶対ない!!

ではネリーですねー
コイツはオシオキですわー(ゲス顔)


~妖精女王の宮殿~

恭子「…」ガチャ キョロキョロ

恭子「…うん。よし。オッケーや」

京太郎「…なんかコレ昨日もやったような気がするんだけど」

恭子「しゃ、しゃあないやん」

恭子「自分の部屋から男が出てくるところ見られるなんて恥ずかしいし…」

恭子「ましてや京太郎とか…絶対にそ、そういう事しとったって思われるやん」

京太郎「まぁ、実際、そういう事してた訳だけどな」

恭子「そ、そういうの言わんの!」カァァ

恭子「そ、それより…え、ええか」

恭子「今回の事はちゃんと忘れるんやで」

京太郎「今回の事って?」

恭子「そ、それは…その…ご、ご主人様とか…そ、そういう…の」マッカ


京太郎「俺、可愛かったと思うんだけどなー」

恭子「か…っ!?い、いや、ほめても無駄やで…!」

恭子「あ、あんなんウチのキャラちゃうし」

恭子「あんなん二度とやらへんから…!!」

京太郎「…って言って、さっきまで俺の事ご主人様呼びだったけど」

恭子「わーわーわーわーわーわーわーわーわっ!!」

京太郎「そんなに大声出すと気づかれるぞ」

恭子「うぅぅぅぅ…京太郎のアホー…」

京太郎「…ま、俺はアホだけどさ」

京太郎「恭子とこういう関係になったのは後悔してないから」

京太郎「…また今度、二人っきりの時にはイチャイチャしようぜ」

恭子「そ、それはええけど…」

恭子「え、エッチな事は禁止やで」

恭子「き、昨日散々やった訳やし…と、当分、ええやろ」

京太郎「…恭子のこのエロ尻は毎日ヤっても収まらないくらいなんだけどなぁ」ナデナデ

恭子「んぅっ♪」ピクン


恭子「こ、こら…もうアカン言うとるやん…っ」

京太郎「これはスキンシップだから問題ない」キリ

恭子「どう見てもセクハラやんか…ぁ」

京太郎「じゃあ、嫌か?」

恭子「……い、嫌とまでは言わへんけれど」

恭子「で、でも、こんな事すると…京太郎が我慢出来ひんようになるやろ?」

京太郎「んー…俺は大丈夫だけど?」

恭子「…意地悪ぅ」

京太郎「はは。じゃあ…最後にご主人様って呼んで素直になってくれたら」

京太郎「俺も大人しく自分の部屋に戻るよ」

恭子「もー…ホント、変態なんやから」ハァ

恭子「…………………………ご、ご主人様」カァァ

京太郎「なんだ?」

恭子「…また今度、恭子の事一杯愛してくださいね…♥」チュ


ネリー「(…ふむ。経過も良好っと)」

ネリー「(扉からほぼ一晩中ケダモノみたいな喘ぎ声が漏れっぱなしだったし)」

ネリー「(あの薬使ったのはほぼ確実)」

ネリー「(で、見てる感じ、特に副作用もない感じかな?)」

ネリー「(…正直、眉唾ものだったから先に実験したけれど)」

ネリー「(媚薬としての効果はかなり高いんだろうね)」

ネリー「(…これなら私も京太郎に振り向いて貰えるかも…)」

ネリー「(……あ、いや、うん)」

ネリー「(もちろん、一番はお金だけどね)」

ネリー「(この大陸の王族をあっちこっち堕としてる京太郎の側にはお金の匂いがするし)」

ネリー「(だから…その側に行きたいだけ)」

ネリー「(ソレ以外には特に理由はない。…うん。決して)」


ネリー「(ただ、お金のためには躊躇しないというのが私の心情だし)」

ネリー「(…それに私は手段を選んでられるほど恵まれた環境にいないから)」

ネリー「(どんな手を使ってでも…京太郎の事を手に入れてみせる)」

ネリー「(その為にも…確実に準備を重ねていかないとね)」

ネリー「(ここで失敗したら…きっと私も一生、後悔しちゃうだろうから)」

ネリー「(絶対に京太郎が逃げられない形で…)」

ネリー「(私の事を襲ってもらわなきゃいけない)」

ネリー「(まぁ、結構どころじゃなく大変だけれど…)」

ネリー「(お金の事を考えたら面倒臭がってられないし)」

ネリー「(それに…もうすぐ終焉が起こるってそういう話なんだから)」

ネリー「(決して後悔しないように…今は行動しないと)」


~妖精女王の宮殿~

京太郎「…」スタスタ

ネリー「きょ・う・た・ろー!」ダッ

京太郎「はいはいっと」ヒョイ

ネリー「むー…なんで避けられるの?」

ネリー「死角から襲いかかったはずなのに…」

京太郎「ネリーの気配はわかりやす過ぎるんだよ」

京太郎「俺に気づかれず接近しようなんざ100年早いぜ」

ネリー「むむむ…まぁ良いもん」

ネリー「別に私、闘うのが専門って訳じゃないし」

ネリー「私の武器は情報だもんね」

京太郎「なら、毎回、飛びかかってくるなよ」

ネリー「それはそれ。これはこれって奴だよ!」

ネリー「もしかしたら何かの拍子に京太郎が避けられないかもしれないし」

ネリー「その時に今までの分、全部請求してやる事が出来るでしょ?」

京太郎「できねーよ、馬鹿」ペシ

ネリー「いたーいっ!!」


京太郎「で、今日は何の用だ?」

ネリー「あ、うん。実は…この前のお礼がしたくて」

京太郎「お礼?」

ネリー「そ。とっても綺麗な場所教えてくれたでしょ?」

ネリー「だから、そのお礼にご飯でも作ってあげようかなって」

京太郎「ほぅ。飯、作れるのか?」

ネリー「これでも働かざるもの食うべからずな孤児院出だよ」

ネリー「弟や妹達の為に寸胴鍋でずっと料理してきたんだから」

ネリー「絶品ってほどじゃないかもしれないけれど、ちゃんと食べられる料理は出すよ」

京太郎「…そうだな。それじゃお邪魔しようか」

京太郎「丁度、俺も腹が減ってきたところだし」

ネリー「うん。それはあ…一名様ごあんなーい」


~ネリーの部屋~

ネリー「さぁ、どうぞ」

京太郎「お邪魔します…ってもういい匂いしてるな」

ネリー「実は京太郎探す前にもう殆ど出来ちゃってたんだ」

ネリー「後は最後の仕上げだけだし、すぐに出来るよ」

京太郎「有り難いけど…俺が見つからなかったりダメだったりした時はどうするつもりだったんだ?」

ネリー「もちろん、私の手間や材料費の事を加味した金額を要求するつもりだったよ!!」

京太郎「ちなみに如何ほど?」

ネリー「50Gくらいかな!?」

京太郎「たけーよ」

ネリー「えー…だって、女の子の手料理無駄にしたんだよ?」

ネリー「それくらい妥当だと思うな」

京太郎「…まぁ、高いは言い過ぎかもしれないけれど」

京太郎「だからって、アポなしで作っといて、ダメだったら50Gは理不尽だと思うぞ」


ネリー「女の子からすれば、一人に決めないどころか未だハーレムが大きくなってってる京太郎の方が理不尽だと思うな」

ネリー「一杯、あっちこっちの王族に手を出して、ハーレム作ってる訳だし…」

京太郎「うぐ」

ネリー「だから、50G宜しくね」ニッコリ

京太郎「ってなんでそこで宜しくされなきゃいけないんだ」

京太郎「あくまでもそれダメだった時の話じゃなかったのかよ」

ネリー「どうやら京太郎って自分が理不尽な事してるって自覚が薄いみたいだから」

ネリー「ここは全女性を代表して、罰を与えなきゃなって」

京太郎「俺のハーレムを許してくれてる霞さん達ならともかく、ネリーに罰を与えられるのはなー」

京太郎「そもそも、それお金目当てなだけじゃないか」

ネリー「…………」

京太郎「…ってネリー?」

ネリー「…んーん。なんでもない」

ネリー「まぁ、なんていうか趣味と実益を兼ねた罰だよ!」

京太郎「趣味も実益も金なんですねわかります」


ネリー「ま、時は金なり、タイムイズマネーなんて言うし」

ネリー「お金を貯めるためには無駄遣いを控えるのも重要だしね」

ネリー「今は大人しくそこに座って、料理が出来上がるのを待っててよ」

京太郎「了解っと」

京太郎「…しかし、アレだな」

ネリー「んー?」シュルシュル

京太郎「…ネリーがエプロンつけてるの見ると幼妻感が凄いな」

ネリー「…何、アナターとか呼んで欲しいの?」

ネリー「一回3Gなら契約結んであげても良いけど」

京太郎「だから、高いっての」

ネリー「…仕方ない。じゃあ、3Gね」

京太郎「…それって今、貴方って言ったからとかじゃないよな?」

ネリー「え、もちろんそうだけど?」キョトン

京太郎「契約もまだなのに過去に遡って請求するのは流石にアコギが過ぎるぞ」

ネリー「ちぇー」


ネリー「仕方ない」

ネリー「それじゃあ私の料理で京太郎を悩殺して、契約したいって言わせてやる」フンス

京太郎「はいはい。期待して待ってるよ」

ネリー「期待だけじゃなくてお金も準備しておいて欲しいなー」

京太郎「だから、無一文だって」

ネリー「お金もなしにご飯食べに来るなんてちょっと図々しすぎない?」

京太郎「そもそもコレお礼じゃなかったのかよ」

ネリー「そんなのタイタニア人にありがちな社交辞令に決まってるでしょ」

ネリー「まったく…これだから空気の読めない男は困るよ」フゥ

ネリー「まぁ、私は優しいし、お金のない人にも料理を恵んであげるけどね」

京太郎「はいはい。嬉しくって涙が出ますよ」

ネリー「涙じゃなくてお金出して欲しいなー」

京太郎「ホント、ブレないなーお前…」


~数分後~

ネリー「はい。出来上がり」

ネリー「ネリー特製、タイタニア式シチューだよ」コトン

京太郎「おー…なんか普通に美味そう」

ネリー「普通に…ってそれ失礼じゃない?」

京太郎「悪いが礼に関してはお前にだけは言われたくねぇよ」

京太郎「まぁ、でも…ホントウマそうだな」

京太郎「匂いからして食欲を唆ってくるし…」

ネリー「ふふーん」ドヤァ

京太郎「こんな美味しそうなの冷めると勿体無いしさ」

京太郎「早く食べようぜ」

ネリー「うん。そうだね。それじゃあ…」


京太郎「っと」チャリン

ネリー「もー…何やってるの?」

京太郎「悪い悪い。ちょっと楽しみ過ぎてさ」

京太郎「悪いが、ちょっとスプーン変えてくれないか?」

ネリー「しょうがないなぁ…」クル スタスタ

京太郎「…」シュバ

ネリー「…はい。どうぞ」スタスタ

京太郎「おう。ありがとう」

京太郎「それじゃあ改めて」パン

ネリー「うん」パン

「「頂きます」」


京太郎「んー…美味しいな、コレ」

ネリー「…そう?」

京太郎「おう。シチューの味付けもさることながら」

京太郎「具材の大きさも良い感じだ」

京太郎「シチューの旨味と具材の味がしっかりバランス取れてる」

京太郎「こりゃ一朝一夕で出来る料理じゃないな…」

ネリー「言ったでしょ、料理は出来る方だって」

京太郎「いや、恐れいったよ、マジで」

京太郎「こりゃ予想以上だ」パクパク

ネリー「(…どうやら京太郎はシチューの中に入ってる媚薬には気づいてないみたい)」

ネリー「(無味無臭って話だったから、それほど心配してた訳じゃなかったけれど…)」

ネリー「(…でも、京太郎は仮にも英雄と呼ばれる男だし、気づかれるかもって言う不安はどうしても拭いきれなかったんだよね)」

ネリー「(何より…一生懸命作った手料理を美味しいって言ってもらえるかどうか不安で…)」

ネリー「(…でも、こうして何にも気付かずにバクバク食べてる辺り、それらは杞憂だったんだろうね)」

ネリー「(あー…良かった)」

ネリー「(…ま、それじゃあ私も安心してシチューを食べよう)」

ネリー「(私も準備でてんやわんやで、結構、お腹へっちゃったしね)」パク

ネリー「(…あれ?なんか味見の時と味が違うような…)」

ネリー「(気のせいかな…?)」モグモグ


~数十分後~

ネリー「はー…はぁー…っ♪」

ネリー「(お、おかしい…)」

ネリー「(なんで…私の身体、こんなに疼いてるの…?)」

ネリー「(乳首ももうガチガチになって…)」

ネリー「(あそこも触ってないのに…もうグチョグチョになってる…)」モジモジ

ネリー「(太ももをすり合わせるのも止まらなくて…)」

ネリー「(気を抜くと…すぐにオナニーしたくなっちゃう…)」

ネリー「(こ、こんなの…おかしい…)」

ネリー「(私、それほど性欲強いタイプじゃないのに…)」

ネリー「(どうしてこんな時に限って…こんなムラムラしちゃうの?)」

ネリー「(こんな風にムラムラするのは…本来ならば京太郎のはずなのに…)」

ネリー「(あっちの方は涼しい顔をしていて…)」

ネリー「(…ハッ、まさか…!!)」


京太郎「ふふ。ようやく気づいたようだな、ネリー」

京太郎「そう…お前がスプーンを交換しに行った一瞬で」

京太郎「俺とおまえの皿をすり替えておいたんだよ」

京太郎「つまり…ネリーが食べたのはお前が準備した媚薬入りのシチューだったって事だ」

ネリー「な、なんで…わ、私の計画が…!?」

京太郎「いや、だって、お前がお礼するって時点で警戒するだろ、普通」

京太郎「冗談めかして遠回しにお礼したいって言うのならともかく」

京太郎「ストレートにお礼したいって時点で何かあるなと思うし」

京太郎「特に俺はこの間、恭子に媚薬盛られたばっかなんだ」

京太郎「その流出元がお前となれば…そりゃ盛られないようにするっての」

ネリー「う…うぅぅぅ」

京太郎「ま、普段の自分のキャラを恨むんだな」

京太郎「普段から俺に優しかったら、俺も違和感を感じなかったかもしれないんだし」

京太郎「これをキッカケにもうちょい改めた方が良いぞ」


ネリー「こ、この…卑怯者ぉ…!」

京太郎「人に薬盛ろうとしてた奴に言われたくないわ」

京太郎「しかも、媚薬って…」

京太郎「お前、こんなもん俺に盛ってどうするつもりだったんだよ?」

京太郎「下手すりゃ襲われるって事くらい分かってただろ?」

ネリー「そ、それはぁ…」モジモジ

京太郎「……」ジィィ

ネリー「…い、言わない…」

ネリー「こんな卑怯な事する京太郎になんて絶対に言わないもん…!」プイ

京太郎「だから、卑怯なのはお前だっての」

京太郎「…まぁ、しかし、そう言うんなら」

京太郎「俺にも考えがあるぞ」スク スタスタ

ネリー「え…?」


ネリー「な、何するの…?」

京太郎「何、痛い事とかはしねぇよ」

京太郎「ただ…」フゥ

ネリー「っ!」ビクン ドロォ

京太郎「おー、良く反応するな」

京太郎「お前、これかなりの量盛っただろ」

ネリー「な、何の事だかさっぱりだよ…!」

京太郎「…ま、白を切り通そうって言うのならば良いけどさ」

京太郎「これだけ敏感なら碌に立てないだろ?」

京太郎「お前が素直になるまで…イタズラしてやるよ」

ネリー「い、イタズラって…」

京太郎「例えば…そうだな」ナデ

ネリー「きゅんっ♪」ドロロォ


京太郎「頭を撫でるくらいだったらスキンシップだよなぁ?」

ネリー「お、女の子の髪を無断で触るとかセクハラ…だよ…ぉ」

京太郎「嫌がってるようには見えないけど?」

ネリー「うぅ…こ、このぉ…」

京太郎「ま、嫌なら逃げれば良いよ」

京太郎「ネリーが媚薬とか盛っていないなら軽く逃げられるだろうし」

京太郎「もし、逃げられたら、ネリーが嫌がってるんだなって認めて」

京太郎「セクハラでしたと謝罪するよ」

京太郎「でも、逃げないんならネリーも喜んでるって事で…」サワ

ネリー「ひぅうっ♪」ビククン ドロロロォ

京太郎「どんどんエスカレートさせていくからな」サワサワ


ネリー「く、首…ぃっ♪やらし…っ♥」

京太郎「ま、それが嫌なら洗いざらい吐くんだな」

京太郎「そうすれば、こっちも必要以上にイタズラしたりしないし」

京太郎「…でも、ネリーがずっと認めないつもりなら」

京太郎「このまま延々と俺に身体中なでられ続けるから」

ネリー「な…ナデるってぇっ♥」ピククン

京太郎「首筋や頭でもこれだけ感じるんだ」

京太郎「他の性感帯触られるとどうなるんだろうな?」

京太郎「…良すぎて気が狂っちゃうかもしれないぞ?」ササヤキ

ネリー「~~~っ♥♥」ゾクゾク

京太郎「まぁ、これだけエロい身体になった以上、イかないと収まらないだろうし」

京太郎「ネリーにとってはそっちの方が良いかもしれないけどな」スリスリ

ネリー「ひぃ…ぃんっ♪」プシュッ


京太郎「お、今の反応、中々良いな」

京太郎「ネリーは脇が結構、敏感なんだな」

ネリー「う…うるさ…いぃ♪」

京太郎「そんなトロットロの目で睨まれても怖くねぇよ」

京太郎「寧ろ、可愛くて襲ってやりたくなるくらいだ」

ネリー「お、おそ…っ♪」ゾクゾク

京太郎「ま、流石に襲ったりはしないけどな」

京太郎「レイプするのは正直、趣味じゃないし」

京太郎「合意の上なら喜んでするんだけど…」

京太郎「あー…残念だな」

京太郎「ネリーがしたいって言ってくれれば、俺もこれ以上の事が出来るのに」ナデナデ

ネリー「は…あぁぁ…っ♪」ブルル キュゥン


ネリー「へ、変態…っ♪」

ネリー「京太郎の…へ、変態いぃ…♥」

京太郎「だから、媚薬盛ろうとしてた奴に言われたくねぇっての」

京太郎「大体、俺に媚薬盛ろうとしてたって事はこういう事されたかったんじゃないのかよ?」

ネリー「そ、それ…はぁ…♥」

京太郎「…正直、襲われるのが目的としか思えないぞ」

京太郎「んで、俺が金ないって事はすでにネリーも分かっているし」

京太郎「ハニートラップを仕掛けたところで旨味はない」

京太郎「なのに、俺に媚薬盛ったって事は…」

京太郎「俺の事が好きだからだって俺はそう思ってる訳だけど」

京太郎「違うか?」

ネリー「~~~~~~っ」プッシュゥ


京太郎「…沈黙は肯定とみなすぞ?」

ネリー「………………」

京太郎「ふーん…そっか」

京太郎「なるほど、ネリーがなー…」ニヤニヤ

ネリー「っっ」マッカ

京太郎「…まぁ、本来ならば、ここで応えるーってのが王道なんだろうけれど」

京太郎「媚薬盛られそうになった事と…」

京太郎「恭子に媚薬売った事を俺は忘れちゃいないんだ」

京太郎「…ネリーが素直になるまでこのまま玩具にしてやる」

ネリー「お、玩具って…ぇ♪」ハァハァ

京太郎「ま、それは後のお楽しみって事で」

京太郎「とりあえず…今は俺にあっちこっち撫でられとけよ」

京太郎「そうやって楽しめるのも今だけだしさ」


~数分後~

ネリー「あぁ…あぁ…あぁあっ♪♪」

ネリー「(気持ち…良い…っ♥)」

ネリー「(私の身体…撫でてるだけの…京太郎の手が…っ♪)」

ネリー「(気持ち良くて…優しくて…堪らない…ぃ♪)」

ネリー「(言葉はあんなに意地悪なのに…♥)」

ネリー「(私の事撫でる手だけが…こんなにも優しいから…ぁ♪)」

ネリー「(気持ち良いの…拒めない…っ♥)」

ネリー「(ただ、撫でられてるだけなのに…追いつめられていく…っ♪)」

ネリー「(変なところなんて一つも触られてないのに…ぃ♪)」

ネリー「(私…イきそうに…されて…ぇ♥)」ギュゥ

京太郎「はい。ストップ」サッ

ネリー「あ…っ」


京太郎「またイきそうだっただろ?」

京太郎「ダメだぞ、勝手にイっちゃ」

京太郎「ちゃんと素直になってくれるまでは意地でもイかせたりしないからな」

ネリー「(なのに…イかせてもらえない…っ♥)」

ネリー「(これでもう…五回目…っ♪)」

ネリー「(イく寸前で寸止めされて…っ♪)」

ネリー「(高ぶった身体を持て余させられて…っ♥)」

ネリー「(もうひと押しでイけそうなところで…止められちゃう…っ♥)」

ネリー「(こんなの…気が…気が狂っちゃうよぉ…っ♪)」

ネリー「(腕が自由だったらオナニーも出来たけどぉ♪)」

ネリー「(私の両腕…京太郎の片手一つに捕まえられて…っ♥)」

ネリー「(両手を頭の上に上げた状態から…まったく身動きがとれない…っ♪)」

ネリー「(こんなの…こんなの生殺し過ぎる…ぅぅ…っ♪)」


京太郎「でも、そろそろ限界だろ?」

京太郎「いい加減、素直になって全部、吐いちゃえよ」

京太郎「そしたらちゃんと気持ち良くしてやるからさ」

ネリー「っっっ!!」

ネリー「(…でも、言えない…っ♥)」

ネリー「(言える…訳がない…っ♪)」

ネリー「(京太郎の言ってた事全部事実ですって…っ♥)」

ネリー「(そんな風に認めるなんて…格好悪すぎる…っ♪)」

ネリー「(でも…でも…私…もう…っ♪)」フルフル

京太郎「…そうか。じゃあ、仕方ないな」

京太郎「ネリーの身体も少し落ち着いたみたいだし」

京太郎「…素直になるまで意地悪してやるよ」サワサワ

ネリー「はきゅぅ…っ♪」


ネリー「(堪え…なきゃ…っ♥)」

ネリー「(そう…堪えなきゃ…っ♪)」

ネリー「(京太郎だって…万能じゃ…ないんだから…♥)」

ネリー「(声をあげずに我慢すれば…きっと…きっと何時か加減を間違えてくれる…っ♪)」

ネリー「(私の事をイかせて…くれるはず…♪)」

ネリー「(だから…それまで…我慢…っ♪)」

ネリー「(我慢我慢ガマンガマンガマンガマンガマンガマンガマン…っ♪)」

ネリー「(我慢して…イ、イく…っ♥)」

ネリー「(今度こそ…イけちゃうぅ…っ♪)」

京太郎「はい」サッ

ネリー「あ……あぁぁ…」

ネリー「あぁぁぁああぁああああっ」フルフル


ネリー「なんでぇっなんでええええっ」

京太郎「なんでって…何度も言ってるだろ?」

京太郎「素直になるまでイかせてやりません」

京太郎「嫌なら逃げるか、全部、ぶちまけるかのどっちかだけ」

京太郎「それまでずっとこのまんまだってさ」

ネリー「うぅぅぅ…うぅぅぅぅぅぅぅっ!!!」ジワ

京太郎「…泣いても無駄だぞ」

京太郎「こっちだって今回は結構、ひどい目にあってるんだ」

京太郎「ちゃんと約束を果たすまではずっとこのまんまだ」

京太郎「十回でも百回でも千回でも寸止めし続けてやるよ」

ネリー「(…無理…だよぉ♪)」

ネリー「(私…まだ六回目なのに…もう心が折れてて…♥)」

ネリー「(これ以上…耐えられない…っ♪)」

ネリー「(イきたくてイきたくてしょうがないの…っ♥)」

ネリー「(京太郎にイかされたいっ♪襲われたいっ♥)」

ネリー「(もう…私の事滅茶苦茶にして…欲しいからぁ…ああっ♪♪)」


ネリー「…き、京太郎の…言う…通り…だよぉ…♪」

京太郎「言うとおりとは?」

ネリー「~~っ♪」ギュゥ

ネリー「わ、私…あの…わ、私…はぁっ♪」

ネリー「京太郎の事、好きなのっ♥」

ネリー「二回も…タイタニアを救ってくれてぇっ♥」

ネリー「私の弟や妹の敵もとって…くれて…っ♪」

ネリー「京太郎に…か、感謝してた…のにぃっ♪」

ネリー「その上…優しく…してくれるんだもん…っ♥」

ネリー「私の事、嫌わずに受け入れてくれるだけじゃなくって…っ♪」

ネリー「あんなに素敵な場所まで教えてくれてぇっ♥」

ネリー「好きになっちゃうに…決まってるじゃん…っ♥」

ネリー「お金よりも京太郎の方が大事になっちゃても仕方ないでしょぉっ♥」


ネリー「でも…っ♪でも、私、チンチクリンで…っ♥」

ネリー「京太郎の好みとはかけ離れてて…っ♪」

ネリー「でも…それでも諦めきれなかったの…っ♥」

ネリー「こんなに誰かの事好きになるなんて初めてだったからぁっ♥」

ネリー「京太郎が…私の初恋だったからぁっ♥」

ネリー「こんなにチンチクリンな貧乳女でも諦めたくなかったのっ♥」

ネリー「京太郎に好きだって言って欲しくて…っ♥」

ネリー「いつもの関係じゃ…もう満足出来なくて…っ♥」

ネリー「だから、媚薬なんて買ってみたんだけれど…ぉ♪」

ネリー「でも、偽物掴まされた可能性もあるし…効果も分からない…からぁ…♥」

ネリー「だから、丁度、悩んでたあの人で実験して…っ♥」

ネリー「それで大丈夫そうだから…私もってっ♪」

ネリー「私も京太郎のお嫁さんにしてもらおうってそう思ったのぉっ♥」


ネリー「好きぃっ♥♥」

ネリー「好き好きぃっ♥大好きぃいいっ♥♥」

ネリー「だから…お、お願いぃっ♪」

ネリー「もう…イかせてぇっ♪」

ネリー「京太郎の指で…私にトドメをさしてぇっ♪♪」

ネリー「もう…限界なのぉっ♥」

ネリー「このまま放置なんて絶対に狂っちゃう…っ♪」

ネリー「狂い死にしちゃうからっ♥」

ネリー「だから…あぁあっ♪♪」

京太郎「…うーん、でもなぁ」

京太郎「そんな理由で恭子の有り金ほぼ全てを巻き上げたのに…」

京太郎「簡単に許す訳にはいかないよなぁって」チラ

ネリー「~~~~っ」ピシリ





ネリー「か、返すよぉっ♪」

ネリー「お金全部返すぅうっ♥」

ネリー「ううんっ♪全額あげても良いっ♥」

ネリー「私、京太郎がいればそれで良いからぁっ♥」

ネリー「お金なんてもう一番じゃないからぁあっ♥♥」

ネリー「だから…お、お願いしますぅっ♪♪」

ネリー「私の事、抱いてくださいぃっ♥♥」

ネリー「一回50…いや、100G出しますからぁあっ♪♪」

ネリー「京太郎に抱いて貰うためならいくらでもお金積みますから…っ♥♥」

ネリー「二度と京太郎からお金巻き上げようとしないからぁあっ♪♪」

ネリー「許…許してぇえっ♪♪」

ネリー「もう無理ぃっ♥♥ホントに無理なのぉっ♪♪」

ネリー「京太郎が欲しすぎて…もう…限界なんですうっ♪♪」


京太郎「(…やり過ぎたかな)」

京太郎「(まさかネリーからお金をあげるなんて言葉が出てくるなんて)」

京太郎「(俺はただ、ごめんなさいって言葉が出て来ればそれで良かったんだけれど…)」

京太郎「(…これは反省云々ってレベルで収まってないよな)」

京太郎「(下手すりゃトラウマになるレベルだし…そろそろ許してあげよう)」

京太郎「…仕方ないな」スッ

ネリー「き、きょうた…ろぉ…♥」

京太郎「ネリーも反省してるみたいだし」

京太郎「…これ以上、焦らすとマジで気が狂っちゃいそうだから」

京太郎「さっきまで焦らしてた分、ちゃんとイかせてやるよ」

ネリー「あぁああっ♪ありがとうっ京太郎♥♥」

ネリー「大好きぃっ♥♥大好きぃいいっ♥♥」

京太郎「お、おう。…でも、気をつけろよ」

京太郎「何だかんだ言って…俺もネリーの痴態見て興奮してるし」

京太郎「今度は逆に気持ち良すぎて気が狂うかもしれないぞ」ギュゥ

ネリー「~~~~~~~っ♪♪♪」ビクンビクン プッシャァアア

京太郎「…あ」


下1
1 満足
2 大満足
3 満足
4 不満
5 大満足
6 満足
7 大満足
8 満足
9 満足
0 大満足
ゾロ目 

ホント、ロリに対してはマジで強いなってところで今日はここまでです(´・ω・`)仮眠したとは言え、流石にネムイ
…しかし、私、なんでこんなに焦らし描写やってたんだろう…いや、ネリーにお金出すから抱いてって言わせたかったからなんですが

ロリとか貧乳相手だと心に余裕が持てるからじゃないかな
コンマ判定なのに一貫してることのほうが驚き

できれば約束通り、美穂子とも夜戦してあげたいし、3Pできそうだった霞・宥のダブル王女とか、巨乳勢は結構焦らされているな
死の国では絹恵と貧乳だけど咲さんもチャンスありそうだったのに

…【焦らし体質】みたいなスキルが搭載されているのでは

>>140
やはりおもちが好過ぎるのか(錯乱)

>>141
まぁ、美穂子とはコミュで描写されてる以外のところで夜戦してると思います(´・ω・`)約束果たさないってのもどうかと思いますし
女王二人は主に宥が一部意外と3P出来ない体質だって言うのと
死の国では流石にそういう事出来る雰囲気じゃないってのが大きいですね(´・ω・`)咲さんはコミュで選ばれてたらハーレム入+確定仲間でした

と言いつつ今からはじめまーす(´・ω・`)終焉の導入くらいまでやってきまする


ネリー「は…ひぃいいぃっ♪♪♪」ビク

ネリー「ど、何処も良ひぃっ♥♥」

ネリー「京太郎にしゃわられるとろこでもイっひゃうぅううっ♪♪♪」

ネリー「腕もぉっ♪足もお腹もぉおっ♥♥」

ネリー「ろこでも京太郎の事らいしゅきになってるぅうっ♥♥♥」

ネリー「京太郎の事好きしゅぎて…ぇ♥♥」

ネリー「も、もう身体中…アクメ止まらにゃいのぉっ♪♪♪」

ネリー「うんっ♪♪オマンコもぉっ♥♥」

ネリー「オマンコもしゅっごいぃいっ♪♪♪」

ネリー「奥までじゅっぷり入ったままにゃのにイっへるぅうっ♪♪」

ネリー「オマンコキュンキュンしゅるのらけでもうアクメぢゅけなのぉおっ♪♪♪」

ネリー「こんにゃ…っ♥こんにゃのもう戻れにゃいぃ…っ♥♥」

ネリー「初めれてこんにゃエッチしゃれたら…じぇったい気がくりゅぅぅうっ♪♪」

ネリー「京太ろぉとエッチらいしゅきな子になっひゃうよぉおっ♥♥♥」



ネリー「ん…っ♥♥ちゅるぅう…♥♥♥」

ネリー「あぁ…あぁ…♪♪なっても…良い…のぉ…♥♥」

ネリー「うん…♪♪なりゅよぉ…♥♥わらひ…なっちゃうぅう…♥♥♥」

ネリー「エッチらいしゅきな淫乱になりゅからぁ…♥♥♥」

ネリー「らから…もっとギュってひてぇ…♪♪♪」

ネリー「きゅ…うぅぅん…っ♥♥しょぉ…そう…にゃのぉ…♪♪♪」

ネリー「わらひ…京太郎のハグらいしゅきぃ…♥♥」

ネリー「全身ギュってしゃれて…イくのらいしゅきな甘えん坊なんらよぉ…♥♥♥」

ネリー「らからぁ…♪♪今、とっれも…幸しぇ…え♥♥♥」

ネリー「お金貯めてる時よりも心も身体も…満た…しゃれへぇ…♪♪♪」

ネリー「え…にゃ、にゃに…♪♪なんれごめんってあやま…ひゅぅううぅうううぅううっ♥♥♥」

ネリー「にゃ…にゃあ゛あ゛あぁああああああっ♪♪♪」

ネリー「う、うごっ♪♪オチンチンぅううっ♥♥チンポうごひいぃいいいぃいっ♥♥♥」

ネリー「あへええええぇえええっ♪♪♪」

ネリー「ん゛お゛ぉ゛おぉおぉおおおぉおおおおおおおおっ♥♥♥」ビクンビクン



~ネリーの部屋 ベッドの上~

ネリー「ん…ぁ…あ…」パチ

ネリー「……あれ?ここは…?」

京太郎「よう。起きたか?」トテトテ

ネリー「…京太郎、なんで…?」クビカシゲ

京太郎「良いからとりあえずこれ飲んどけ」スッ

京太郎「気付け程度にはなるからさ」

ネリー「……うん」コク

ネリー「って、苦っ!!!」

ネリー「なにこれ!?ものすっごく苦いんだけど!!」

京太郎「だから、気付けだって」

京太郎「後、やりすぎたから栄養剤も兼ねてる」

ネリー「…やりすぎた?」


京太郎「…覚えてないのか?」

ネリー「うん…」

ネリー「と言うか、なんで京太郎がココにいるの?」

ネリー「ここ私の部屋…だよね?」

京太郎「あー…そこまでトんじゃったか」

ネリー「え…?もしかして何かあった…?」

京太郎「…まぁ、うん。俺にも良心ってものがあるから詳しい事は言わないけれど」

京太郎「とりあえず俺とネリーはそういう仲になった」

ネリー「そういう仲って?」

京太郎「夜明けのコーヒーを一緒に呑む的な?」

ネリー「……???」クビカシゲ

ネリー「…っ!!!!!」ボン


ネリー「え、ちょ、ほ、本当に!?」

京太郎「こんな嘘吐かないって」

ネリー「なんで!?」

京太郎「…聞かない方が良いと思うぞ」

ネリー「で、でも、聞かなきゃ納得できないし…」

ネリー「それに…キッカケも知らず、そういう仲になったなんて言われても…」

ネリー「わ、私、どうすれば良いのかわからないよ…」モジ

京太郎「あー…まぁ、そうだよな」

京太郎「……じゃあ、一応、全部話すよ」

京太郎「多分、信じられないと思うけど、最後まで聞いてくれ」

京太郎「質問は後で纏めて受け付けるからさ」

ネリー「…うん」


京太郎「…って訳なんだが」

ネリー「あー……………」

京太郎「…思い出したか?」

ネリー「…………うん。途中までだけど」

ネリー「確かに私、そんな事しようとしてたってのを朧気ながら覚えてる…」

ネリー「…流石にその結果までは覚えてなかったけれど」カァァ

京太郎「まぁ…その、俺も途中から抑えられなくてさ」

京太郎「もっと慣らした方が良いと分かってたのに…結構激しく動いちゃって」

京太郎「多分、その所為で記憶とかトんじゃったんだと思う」

ネリー「うー…」マッカ

京太郎「…えっと、ごめんな」

ネリー「…京太郎が謝る事じゃないでしょ」

ネリー「だまし討しようとしたのは私の方なんだし」

ネリー「…多分、私も下手に手加減されるより…満足してくれる方が嬉しかっただろうし…」モジモジ



ネリー「で、でも…ね、その…」

京太郎「ん?」

ネリー「…は、初めてが流石に…ね」

ネリー「記憶に残ってないのって…寂しいと思うんだ」

京太郎「まぁ…そうかもな」

ネリー「…だ、だからね、あの…やり直しとか…ダメ?」

京太郎「…ダメな訳ないだろ」ポン

ネリー「きゅんっ♪」ビクン

京太郎「え?」

ネリー「………い、いや、今のはその…っ」カァアア

京太郎「……もしかして頭触られただけでもキちゃった?」

ネリー「~~~~~っ!!!!」コクン

京太郎「…マジかー」

京太郎「頭は忘れてても身体は完全に覚えちゃってるんだな…」

ネリー「は、恥ずかしいけど…た、多分、そんな感じだと思う……」


京太郎「…ま、じゃあ、その辺のリハビリからだな」

ネリー「リハビリって…?」

京太郎「折角、俺の奥さんになってくれるって言ってくれたのにさ」

京太郎「手を握ったり、頭を撫でたりする度にこうなってちゃ中々…さ」

京太郎「それに他の人にも感じるネリーとか見たくないし」

ネリー「そ、それは大丈夫だと思う…けど」

京太郎「でも、そう簡単に試す訳にはいかないしさ」

京太郎「それにアレから一日経ってるけど、まだ薬が残ってる可能性もあるし」スタスタ

京太郎「今日はここで俺とリハビリ兼やり直しエッチな」ギシ

ネリー「そ、それって…きゃんっ♥」ドサ

京太郎「ま、もう体調不良で出れないって連絡はしておいたからさ」

京太郎「時間気にせず…今日一日、ゆっくり愛してやるよ」

京太郎「もう二度と忘れられないくらいな」ササヤキ

ネリ「~~~~っ♥♥♥」ビククン







ネリー・ヴィルサラーゼの好感度がカンストしました
須賀京太郎はBP1を獲得しました
念入りなリハビリのお陰でネリー・ヴィルサラーゼの敏感体質は須賀京太郎限定のものになったようです








~某所~

バレンタイン王「(…レヴァンタンはかなりの重傷だ)」

バレンタイン王「(魔法薬を調合し、今はゆっくりと寝かせてあるが…)」

バレンタイン王「(大事ととって数日は休ませておいた方が良いだろう)」

バレンタイン王「(……だが)」

ゴブリンA「…国王陛下」

バレンタイン王「ゴブリンどもか。どうした?」

ゴブリンB「へへ。そんなの決まっているじゃあないですか」

ゴブリンC「聞きましたよ、国王陛下の竜が瀕死の重体だと」

ゴブリンD「…つまり今は国王陛下を護る奴は誰もいないって事だ」チャキ

バレンタイン王「余に逆らうつもりか」

ゴブリンA「当然だ。アンタの所為で…俺達はこんな身体になった」

ゴブリンB「肌が醜く腐り落ちているのに…死ぬ事も出来ない」

ゴブリンC「狂う事も出来ず、生きている限り、ただただ苦しむ呪いを掛けられて…」

ゴブリンD「タダで済ませてやるほど、俺たちは大人しくないぜ」


ゴブリンA「これまではその竜や魔術師どもがいたから大人しく従ってたが…」

ゴブリンB「そいつらがいなくなった今、従ってる理由はねぇ」

ゴブリンC「俺達の国を滅ぼして…こんな呪いまで掛けさせやがったんだ…!」

ゴブリンD「覚悟くらいはできているんだろうな…!!」

バレンタイン王「…なるほど。お前達の言う事も最もだ」

バレンタイン王「だが、余はまだ終わる訳にはいかん」

バレンタイン王「救いの手は…二度差し出され」

バレンタイン王「その二つを余は断ったのだから」

バレンタイン王「終焉をこの世界に招くまで…余は終われん」

ゴブリンA「は…この子殺しの狂王が…!」

ゴブリンB「世界を滅ぼすって言うてめぇの思想にもついてけねぇんだよ」

ゴブリンC「そんなに世界を終わらせたいなら…俺達がお前の世界を終わらせてやるよ…!」

ゴブリンD「バレンタイン王…!覚悟…!!」

バレンタイン王「…愚かな」パチン


ゴブリンB「ぐ…おぉおおおおおお!!」

ゴブリンC「か、身体が…身体がああああああああ!!!」

ゴブリンD「熱い…!痛い…苦しい…!!!」

ゴブリンA「てめぇ!何を…!?」

バレンタイン王「…ふむ。一人は範囲外だったか」

バレンタイン王「まぁ、良い。誤差の範囲だ」

ゴブリンA「何をしたって聞いてるんだよ!!」チャキ

バレンタイン王「…簡単な事よ」

バレンタイン王「魔術師にとって自らの研究室と言うのは最後の砦」

バレンタイン王「その中に入り込んだ不埒者どもを始末するための仕掛けがあって当然だろう」

バレンタイン王「…まぁ、あやつらが苦しんでおるのはそれだけではないがな」

ゴブリンA「なんだと…!?」


バレンタイン王「余が仕掛けに、タイタニアで手に入れたダーコーヴァの秘術を混ぜたのよ」

バレンタイン王「今、あ奴らは強制的にダーコーヴァへと転じておる最中」

バレンタイン王「終焉の獣が…六つ目の獣がここに誕生すると言う事よ」

ゴブリンA「く…!なら、その前にアンタを…」

バレンタイン王「遅い」パチン

ダーコーヴァ「ぐおおおおおおお!!!」

ゴブリンA「え?」 グシャ

バレンタイン王「…ふむ。所詮はゴブリンとは言え、一撃か」

バレンタイン王「流石タイタニア王家の秘術、ダーコーヴァよ」

バレンタイン王「その姿…かつて我軍を蹴散らされた時の悪夢を思い出すが」

バレンタイン王「しかし、今は見上げるほどのその巨体が心強い」

バレンタイン王「本来の使い手であるタイタニア王家のものではなくとも…」

バレンタイン王「お前たち…いや、お前は万夫不当の豪傑となれるだろう」


ダーコーヴァA「嫌だ…」

ダーコーヴァB「痛い…」

ダーコーヴァC「腹が減った…」

バレンタイン王「…だが、流石に術の掛かりが浅いか」

バレンタイン王「三人いてようやく一匹のダーコーヴァを作れる効率の悪さもそうだが」

バレンタイン王「制御の術に関しても習熟を深めていった方が良さそうだ」

バレンタイン王「……いざという時に飼い犬に手を噛まれるのは一度限りで十分だからな」

バレンタイン王「(だが、なんにせよ、これで手駒を一つ手に入れた)」

バレンタイン王「(残るは一つ…冥府の王のみ)」

バレンタイン王「(しかし、それも手に入れる方法がほぼ確定しているも同然だ)」

バレンタイン王「(終焉は…もう間近に迫ってきておる)」

バレンタイン王「(待っていろ…英雄どもよ)」

バレンタイン王「(余の苦しみと絶望と共に…お前たちを一切合切…滅ぼしてやる…)」



下1 ラストコミュ
1 霞
2 初美
3 はるる
4 絹恵
5 怜
6 洋榎
7 美穂子
8 智葉
9ネリー
10 宥
11 恭子


~妖精女王の宮殿~

京太郎「(それから念入りにリハビリして)」

京太郎「(ネリーの身体は大分、マシになったけれど)」

京太郎「(でも、完全に条件付けされているのか…)」

京太郎「(俺が触れるだけで気持よくなってしまうのは変わらなかった)」

京太郎「(流石に声を抑えられないほどではないらしいが…)」

京太郎「(それでもあの状態が完全に収まるまでは色々と気をつけないとな)」

京太郎「(俺の手で感じているとは言え…そんなネリーを他の誰かに見せたくないし)」

京太郎「(出来るだけスキンシップは二人っきりの時だけにしないと)」

京太郎「(…まぁ、逆にその所為でこっちも抑えが聞かなくなりそうで怖いけどな)」

京太郎「(触れるだけで感じるネリーが可愛いすぎて…)」

京太郎「(かなり長い間、エロエロイチャイチャとしまくっちゃったし)」

京太郎「(明日もあるし、俺と一緒じゃネリーが寝られないっていうのもあって帰る事になったけれど)」

京太郎「(それがなかったら、きっと一晩中、ネリーをかわいがっていてもおかしくはなかった)」


京太郎「(…ま、なんにせよだ)」

京太郎「(もう夜中で、特に予定もない訳だし)」

京太郎「(部屋に帰って、明日に備えようかな)」ガチャ

霞「おかえりなさい、貴方」

京太郎「…え?」

京太郎「(…なんで霞さんがここに…!?)」

京太郎「(って言うか、裸にエプロン装備なのはどうしてなんだ…!!)」

京太郎「(何時ものドレスも魅力的だけど…)」

京太郎「(ほぼ胴体以外裸なその格好も良い…!!)」

京太郎「(思わずムラムラとしちゃうレベルなんだけど…!?)」ムラムラ

霞「…あ、あの、流石に恥ずかしいから扉を早く閉めてくれると…」モジ

京太郎「あ、うん。ごめん」バタン

霞「…ふぅ。それじゃあ、改めて」

霞「ご飯にする?お風呂にする?」

霞「…それとも、わ・た・し?」

京太郎「霞さんで!」キリリ




京太郎「…と言いたいところだけど」

京太郎「どうして霞さんがここに?」

霞「だって…最近、色々とあって京太郎くんとゆっくりするって出来なかったし」

霞「今は情勢も大分、落ち着いてるから、今の間に愛を深めたいなって」

京太郎「会談の方は大丈夫なのか?」

霞「えぇ。皆、今の状況が切羽詰っているのは分かっているから」

霞「あのオーダインも素直に同盟を結んでくれたわ」

霞「勿論、この後、細かい条件を詰めていかなきゃいけないけれど」

霞「大まかなところでは合意するところまで漕ぎ着けているから」

霞「こうして夫とイチャイチャするくらいの時間はあるわ」

京太郎「そっか。それなら良かった」

京太郎「流石は妖精女王だな」

霞「えぇ。そうよ」クス

霞「貴方の奥さんはとっても優秀なんだから」

霞「…勿論、夜の方もね♥」


京太郎「実際、霞さん相手には良く絞られちゃってるしなぁ…」

霞「あら、でも、最近、京太郎くんの方も上手になってるじゃない」

霞「…何処で上達したのかまでは敢えて聞かないけれどね?」ゴゴゴ

京太郎「ハイ。ゴメンナサイ」

霞「…まったく」フゥ

霞「謝るくらいなら反省して欲しいわ」

霞「聞いた話によると…またハーレム増やしたんでしょう?」ジィ

京太郎「…えっと、恭子とネリーも…」

霞「…呆れた」フゥ

霞「あのワルキューレとはそれなりに長い付き合いだったから分からないでもないけれど」

霞「情報屋の方はまだあんまり面識ない子なんでしょう?」

霞「それなのに手を出しちゃうなんて…これはオシオキが必要かしら?」チラ

京太郎「ぅ」




霞「…勿論、私もハーレム作るのは認めているけれど」

霞「これで11人よ?」

霞「日替わりでひとりずつ相手にしても…一周11日」

霞「一週間でカバー出来ないほど人数増やしてどうするつもりなの?」

京太郎「それは…」

霞「…言っときますけど、ハーレムに入れた以上」

霞「ただ、エッチするだけって言うおざなりな愛し方は一人の女として許さないし」

霞「…何より、皆、京太郎くんの事が好きで、こうしてハーレムを受け入れているんだから」

霞「ちゃんと構ってあげないと受け入れるより辛くて苦しい結果になるわよ」

京太郎「…うん」

霞「…それが分かってるなら何も言わないけれど」

霞「貴方の正妻として、これ以上、ハーレムを増やす事には意義を唱えるわ」

霞「多分、今がハーレムという形を形成出来るギリギリのラインだから」

霞「これ以上は京太郎くんの手が回らなくて空中分解すると思うの」


霞「結果、それで苦しむのは他の子と京太郎くんなんだし」

霞「一人の女として、そして貴方の姉として…」

霞「これ以上、増やしてほしくないわね」

京太郎「…分かった」

京太郎「霞さんの言う事も尤もだと思うし」

京太郎「俺もホイホイ人の気持ちに応えたりするのは辞めるよ」

霞「…本当?」

京太郎「あぁ。約束する」

京太郎「俺は今、ハーレムを許してくれてる皆を全力で愛するって」

京太郎「ソレ以外の子には脇目もふらず…絶対に悲しませたりしないってさ」

霞「……じゃあ、指切りね」スッ

京太郎「あぁ。ゆびきりげーんまーん」

霞「嘘吐いたら、他の子との縁をきってもーらう」

京太郎「え?」

霞「指切った♪」スッ


京太郎「霞さん…?」

霞「ふふ。あくまでも嘘だったら、の話よ」

霞「…まぁ、もし、嘘じゃなかったら全力で達成してもらうけれど」

霞「そうじゃなかったら、問題はないはずよね?」

京太郎「…霞さんには敵わないなぁ」

霞「当然よ。私は貴方の正妻なんだから」

霞「夫は妻には勝てないものでしょう?」

京太郎「…ま、亭主関白なんてキャラじゃないし」

京太郎「霞さんの尻に敷かれるのも悪い気分じゃないけどさ」

霞「じゃあ、今日は上で搾り取ってあげましょうか♥」

京太郎「期待してます」クス


京太郎「…でも、珍しいな」

霞「何が?」

京太郎「霞さんがこの家に来るなんて」

京太郎「俺の記憶が正しければ、数年ほど来てないんじゃなかったっけ?」

霞「そうね」

京太郎「何か心境の変化でもあったのか?」

霞「うーん…と言うより、状況の変化って方が大きいかしら」

京太郎「状況の変化?」

霞「私、明星ちゃんにこの家に近づくのを禁止されてたから」

京太郎「え?」

霞「私って結構、京太郎くんにゾッコンだったのよ」

霞「それこそ…明星ちゃんに無理やり、逆レイプしてもおかしくないってそう思われちゃうくらいに」

霞「私はそんなに見境なくはないわって何度も言ったけれど…あの子は信じてくれなくて」

霞「結果、緊急時や仕事以外でこの家に近付かないでくださいって言われちゃったの」


霞「何だかんだ言ってあの子って過保護なのよね」

霞「小蒔ちゃんに対しても、アレで案外、甘いところもあるし」

霞「色々と厳しいところもあったけれど…でも、情に厚くて」

霞「それで…」ポロ

京太郎「…霞さん」

霞「…ごめんなさい」ゴシゴシ

霞「もう…乗り切ったのよ」

霞「あの子が死んでしまった事を受け入れたのに…」

霞「…まだ平然とあの子の事を語れるほど強くなくて」

京太郎「…俺も同じだよ」ギュ

京太郎「…明星母さんの事、まだちゃんと消化出来てない」

京太郎「もうこの家には…明星母さんがいないって分かってるのに」

京太郎「たまに…その姿を探してしまう時があるんだ…」


霞「…この家にいるのは辛い?」

京太郎「…辛いのとここに居たい気持ちが半々だな」

京太郎「明星母さんがいなくても…俺はずっとここで暮らしてきた訳だし」

京太郎「思い出だけじゃなくて愛着もある」

京太郎「辛い事はあるけれど…やっぱりここが俺の帰ってくる場所なんだって」

京太郎「そう思う気持ちがあるのは事実なんだ」

霞「…そう」

霞「…でも、私は何時でも京太郎くんを歓迎するわ」

霞「貴方がここに居たくないなら…私の部屋に来てくれても良いのよ」

霞「私は妖精女王である前に貴方の妻なんだから」

京太郎「…ありがとう。霞さん」

京太郎「でも、俺は…」


霞「…うん。分かってる」

霞「明星ちゃんの事を簡単に思い出にしたくないんでしょう?」

霞「だから…辛くてもここにいたいのよね?」

京太郎「…うん」

霞「…その気持ちは私もわかるわ」

霞「でも、一人で抱え込んだりはしないで欲しいの」

霞「貴方の側には私がいるし…私以外の妻だっているんだから」

霞「…まぁ、色々とあって式も何も挙げられていないけれどね」

京太郎「…あー、そう言えば」

霞「全部、落ち着いたら一斉に結婚式をあげるのも良いかもしれないわね」

霞「各国の王や重鎮を招いて…盛大にやってしまいましょう」

京太郎「一斉にって事は全員?」

霞「そうよ。他の子だって結婚式に対して憧れを持っているでしょうし」

霞「貴方に心も身体も捧げるとそう誓った子達なんだから、夢くらい叶えてあげないと」


京太郎「…俺、刺されたりしないかな」

霞「ふふ。そうならないように祈っておかないとね」

霞「冷徹なように見えてオーダインも娘に対しての情があるみたいだし」

霞「娘三人を一人の男に娶られたとなれば、我慢も出来ないでしょう」

霞「祝砲の代わりにバロールが飛んできちゃうかもしれないわね」

京太郎「うへぇ…」

霞「…ま、これも女の子をあっちこっちでひっかけてきた京太郎くんが悪いんだから」

霞「致し方ないことだと思って我慢しなさい」

霞「準備やお膳立ては私達の方が整えてあげるから」

京太郎「まぁ、こればっかりは男が口出しするよりも女の人に任せた方が良いと思うし」

京太郎「俺も異論はないけどさ」

京太郎「でも…全部が落ち着いたらって…」

ってところでちょっとご飯作ったり色々やってきます
21時くらいから再開してラストバトルまでいければいいかなって考えてます

エロが…エロが書きたい…(フルフル)


霞「…言わないで」

霞「私にだって分かっているの」

霞「私達の前に広がっているのは…終焉という滅び」

霞「これまでずっとそれに対して備えてきたけれど」

霞「でも…それを乗り越えられるかどうかは分からない」

霞「きっと沢山の人が犠牲になるだろうし」

霞「京太郎くん達も…帰ってこれないかもしれない」

霞「全て首尾よく言ったところで…国体を維持できるかどうか」

霞「結婚式なんて…そんな華やかなことをしている余裕があるかさえわからないわ」

京太郎「…霞さん」


霞「……でも」

霞「それでも私は…希望を持ちたいの」

霞「不倶戴天の敵だったラグナネイブルとも手を結んで」

霞「タイタニアと炎の国の力を借り受けて」

霞「一騎当千の英雄たちが…世界の滅びを前に手を貸そうとしてくれている」

霞「…そして何よりも」

霞「私たちには…京太郎くんがいる」ギュ

霞「…貴方がいてくれたらきっと大丈夫だって」

霞「万事上手く行くんだって」

霞「…私はそう信じてるし」

霞「何より…信じさせたいの」

霞「一国を背負う女王として」

霞「妖精たちだけではなく、同盟を結んだ国の国民たちにも」

霞「終焉を乗り越える事ができるんだって…そんな希望を」


京太郎「…悪い。ちょっと弱気になってた」

京太郎「……そうだな。俺たちは一人じゃないんだ」

京太郎「多くの人達が…力を貸してくれている」

京太郎「今、この大陸は終焉を乗り越えるという目的を前に一つになっているんだから」

京太郎「…終焉の予言なんて跳ね除けられて当然だよな」ギュ

霞「…京太郎くん」

京太郎「…約束する」

京太郎「全てが終わったら…俺は霞さん達と結婚式を挙げるって」

京太郎「11人全員が最高に綺麗な花嫁姿になって」

京太郎「誰からも祝福されるような…最高の結婚式にするって」

京太郎「…その為にも俺は必ず皆と一緒に…かえってくるってさ」ナデナデ

霞「……うん。約束ね」

霞「破っちゃったりしたら絶対に許さないから」

京太郎「あぁ。分かってるよ」


京太郎「…しかし、アレだな」

霞「どうかした?」

京太郎「いや、この格好だと色々とムラムラして困るな、と」

霞「ふふ。別にこの格好じゃなくてもムラムラしちゃうでしょ?」

霞「あんなにエッチしてるのに…未だに私の胸をチラチラ見るし」

京太郎「そりゃ俺にとって霞っぱいは起源にして頂点なので!!!」

霞「…の割には小さい子にも浮気してるみたいだけれど?」

京太郎「…最近、小さいのも悪くはないかなぁって」

霞「…それはいけないわね」

霞「控えめな子に転んだりしないよう一杯、おっぱいの良さを教えこんであげないと♪」グイグイ

京太郎「ふぉおぉお…」

霞「ほら、どう?」

霞「京太郎くん専用の…女王おっぱいをグリグリされる気分は…♥」

京太郎「さ、最高です…!」


霞「ふふ。そうなの」

霞「…でも、これが最高だなんて言ってたら…後が大変よ?」

霞「さっきも言った通り、私の胸は京太郎くんのものなんだから…♥」

霞「このエプロンの横から手を差し込んで…♪」

霞「直接、触ったり…揉んだり…吸ったりしたいでしょ…♪」

京太郎「っ」ゴク

京太郎「か、霞さん!」グイ

霞「でも、だーめ」ヒョイ

京太郎「…え?」

霞「京太郎くんがかえってくるまでの間に料理も作ったし」

霞「まずはそっちを食べてから…ね♪」チョン

京太郎「そ、そんなぁ…」

霞「そんなに情けない声を出してもだーめ♪」

霞「さっきも言った通り、これはオシオキなんだから」

霞「ご飯食べて…お風呂入るまでおあずけよ」

霞「…まぁ、それが終わったら…いぃっぱい可愛がって貰うけれど…ね♥」クス


霞「それまで一杯、誘惑しちゃうし、スキンシップもするけれど」

霞「手を出すのは禁止ね」

京太郎「うぐぐぐ」

霞「代わりに…京太郎くんのエッチなココに」スッ

霞「気持ち良い精子…一杯、貯めこんでおいて頂戴…♪」サワサワ

京太郎「ふぉぉ…」

霞「…返事は?」

京太郎「は、はい…」

霞「ふふ。宜しい」

霞「それじゃまずはご飯からね」

霞「私、久しぶりに張り切っちゃったから」

霞「きっと京太郎くんも気に入ってくれると思うわ」




~リビング~

京太郎「おぉぉ…本当にご馳走だ…」

霞「言ったでしょ、張り切っちゃったって」

霞「女王だし普段はあんまりやらないけれど、私だってこれくらい出来るのよ」

京太郎「いや、おみそれしました」

霞「ふふ。参ったか…なんてね」クス

霞「それよりほら、あんまりぼうってしてると冷めちゃうから」

霞「早く食べちゃいましょ」

京太郎「うっす。それじゃあ」ストン

京太郎「いただきまーす」

霞「はい。どうぞ」

京太郎「はむ」パク

京太郎「…ってコレは」


霞「…どうかしら?」

霞「極力、明星ちゃんの味に似せて作ったんだけれど」

京太郎「…そっくりだよ」

京太郎「一瞬、明星母さんの姿が浮かんだくらいに」

霞「そう。良かった」

霞「あの子に料理を教えたのは私だけれど…」

霞「ちゃんと再現できているか不安だったから」

京太郎「…もしかしてコレを食べさせたいから…」

霞「オシオキと言うのも嘘じゃないけれどね」

霞「…でも、やっぱり一番はその料理を食べて欲しかったの」

霞「あの子は死んでしまったけれど…でも、何も残していなかった訳じゃないって」

霞「あの子の残滓はこうして残っているんだって…そう伝えたかったから」

京太郎「…霞さん」


霞「…どうだった?」

霞「美味しかったかしら?」

京太郎「…あぁ。とても」

京太郎「これなら…いくらでも食べられ…そうだ」ポロ

霞「…そう。良かった」

霞「おかわりは一杯あるからね」

霞「好きなだけ食べて頂戴」

京太郎「……うん」ゴシゴシ

京太郎「…霞さんとの閨の為にも一杯、精力つけなきゃいけないからな」

京太郎「鍋を空にする勢いでお代わりするよ」

霞「ふふ。その意気よ」

霞「私だって…京太郎くんとの閨をずっと楽しみにしてたんだから」

霞「油断してると…絞り尽くしちゃうわよ?」クス

ここでコミュは終わりだけど
とりあえずエロのコンマ判定は忘れないスタイル


下1
1 満足
2 大満足
3 満足
4 不満
5 大満足
6 満足
7 大満足
8 満足
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ゾロ目 

【朗報】カリスマさん最後に仕事する
んじゃコミュ終わったんでそろそろ終焉はじめまーす(ゲス顔)


~死の国エンデルフィア 死の女王の宮殿~

咲「……」

レイスA「女王陛下!」

咲「…来たんだね」

レイスB「はい。バレンタインの王が見知らぬ獣共と共に攻め上ってまいります…!」

レイスA「女王陛下…どうかお逃げください!!」

咲「逃げても無駄だよ」

咲「私の滅びはもう決まっている」

咲「…それに多分、間に合わないよ」

ズシンズシン

バレンタイン王「…久しいな、死の女王よ」

レイスB「っ!もうここまでやってきたのか…!」

レイスA「不届き者め!今更、この国に何の用があると言うんだ…!!」


バレンタイン王「知れた事よ」

バレンタイン王「そこにいる死の女王の力を奪い、真の冥府の王を誕生させる」

バレンタイン王「そしてこの世に終焉をもたらすのだ」

レイスB「…狂人め」

レイス「A「それが一体、何を意味するのか分かっているのか…!!」

咲「…二人とももう良いよ」

レイスB「ですが…」

咲「…行って」

咲「既に…最後の命令は出しているでしょう」

咲「ここは…私一人で十分だから」

レイスA「女王陛下…」

レイスB「……畏まりました」スゥゥ


バレンタイン王「…随分と殊勝ではないか、死の女王よ」

咲「…もう足掻く時間は終わったとそう思っているから」

咲「寧ろ、ガロン王の暴走から今日までがロスタイムのようなもの」

咲「…その中でかけがえのないものを見つけた私に…悔いはない」

バレンタイン王「…ほう」

バレンタイン王「自らの滅びが予言され」

バレンタイン王「それが間近に迫っているのに…怯えもしないと」

咲「…これでも死の女王だよ」

咲「怖い事は怖いけれど…でも、貴方程度の小物を前にして怯えるほどじゃない」

バレンタイン王「…小物か。なるほど、確かにそうだ」

バレンタイン王「かつて不老不死にも手が届き」

バレンタイン王「この世界のありとあらゆるものを自由にできた余だが」

バレンタイン王「今やこのケダモノ達に手を借りなければ、何も出来ぬ」

ダーコーヴァ「ふしゅるるるるるるる…」


咲「ダーコーヴァ……」

咲「良くもまぁ、それだけ集めたものだね」

バレンタイン王「そう顔をしかめるな」

バレンタイン王「ダーコーヴァになっておるのはゴブリン達よ」

バレンタイン王「その性根がよっぽど腐っておらなければ」

バレンタイン王「プーカからゴブリンに転ずる事はまずない」

バレンタイン王「つまり、ここにおるのは世界のゴミにしかならん罪人ばかり」

バレンタイン王「それをこうして纏めて利用してやっておるのだから、感謝して欲しいくらいだ」

咲「…バレンタイン王」

バレンタイン王「…まぁ、お前の命を絶つのはこいつらではない」

バレンタイン王「今日の主役はコイツよ」パチン

ガロン?「……」ズシンズシン

咲「…それは」

バレンタイン王「ガロンめが繋がれておった牢から抽出した力を」

バレンタイン王「ダーコーヴァの一体に与えたものよ」


バレンタイン王「ガロンほど圧倒的な力を持ってはおらぬが」

バレンタイン王「その代理となるには十分だ」

バレンタイン王「これよりお前はこのガロンの影とも言うべき化物に殺されて」

バレンタイン王「冥府の王の礎となるのだ」

咲「…ふふ」

バレンタイン王「…何がおかしい」

咲「…まだ冥府の王に拘っているんだなって思って」

バレンタイン王「当然だ。それは終焉に必要な要素なのだから」

咲「そうだね。…でも、もう遅いよ」

咲「冥府の王はもうとっくに生まれている」

バレンタイン王「何…!?」

咲「私はもう搾りかす」

咲「この冥府を統べる最低限の力しか持っていない」

咲「そんな私を殺して、力を奪っても…冥府の王にはなれないよ」


バレンタイン王「そんな戯言を!」

咲「戯言かどうかは私を殺してみればわかるでしょ」

咲「どの道、貴方が望む終焉は私を殺さなければ訪れない」

咲「私は死ぬ運命なんだから抵抗したりしないよ」スッ

咲「…さぁ、この世界が生まれた時から、長らく続いたこの生命を終わらせなさい」

咲「そうすれば貴方の望みは叶うのだから」

バレンタイン王「…良いだろう」

バレンタイン王「余としても…絶望の源となったレブナントの呪いを掛けたお前に…」

バレンタイン王「返してやりたい借りがある」

バレンタイン王「その言葉通り…その生命貰い受けよう」

バレンタイン王「やれ、ガロンの影よ」

バレンタイン王「死の女王を殺すのだ」パチン

ガロンの影「っっっ!!!」バッ



咲「(…これで終わりか)」

咲「(長らく続いた人生の終着点としては…)」

咲「(まぁ…悪いものじゃなかったかな)」

咲「(希望を後に託す事が出来た)」

咲「(ただ、無念の死を迎える訳じゃない)」

咲「(私の死も終焉も…きっと乗り越えてくれると)」

咲「(今はそう信じる事が出来る…)」

咲「(………………あぁ、でも)」

咲「(叶うことならば…もう一度)」

咲「(……京ちゃんに抱きしめて貰いたかったなぁ…)」





グシャ







バレンタイン王「…むぅ…ガロンの影に力が宿らん…」

バレンタイン王「まさか本当に冥府の王は既に誕生していたと言うのか…」

バレンタイン王「だが、其奴は一体、誰だと言うのだ…」

ゴゴゴゴゴゴ

バレンタイン王「何だ、コレは…」

バレンタイン王「死の気配が急激に濃くなって…」

レイスA「…お前はもう終わりだ」スゥゥ

バレンタイン王「お前は…さっき死の女王の側にいた死神か」

バレンタイン王「これは一体、なんだと言うのだ?」

レイスA「現世と冥界を繋いでいたのは女王陛下のお力なのだ」

レイスA「女王陛下が身罷られた今、現世との接点は急激に薄くなっている」

レイスA「そう遠からず貴様がお前が通った道は閉ざされ」

レイスA「生と死はこの世で尤も無慈悲で確固たる分かれになるだろう」

バレンタイン王「なんだと…!?」


バレンタイン王「えぇい…こうしてはおられん…!」

バレンタイン王「早く現世へと戻らなければ…!」

レイスA「…させるものか」チャキ

バレンタイン王「死神め…余の邪魔をすると言うのか…!」

バレンタイン王「だが、この数のダーコーヴァとガロンの影を前では…」

バレンタイン王「いかな死神と言えど、何も出来ん…!」

レイスA「…確かに私ではお前の足止めにすらならんだろう」

レイスA「恐らく…女王陛下もこのような無駄死は望まれてはおるまい」

レイスA「…だが、幾ら女王陛下が望まれていても」

レイスA「主君を殺されて、素通ししては…死神の名折れと言うもの」

レイスA「女王陛下の弔いの為にも…!!」

レイスA「私のあがきに付き合ってもらうぞ…バレンタインの王よ…!」


~ラグナネイブル エンデルフィアとの境界~

バレンタイン王「(…危なかったわ)」

バレンタイン王「(余達がエンデルフィアから飛び出してすぐだった)」

バレンタイン王「(エンデルフィアと繋がっていた洞穴が影も形もなくなったのは)」

バレンタイン王「(あのままあそこにおれば…余達はずっとエンデルフィアに閉じ込められていただろう)」

バレンタイン王「(無論、そうなっても脱出不可能と言う訳ではないが…)」

バレンタイン王「(しかし、余の計画に大きな遅れが出たのは確か)」

バレンタイン王「(…それもこれもあの死神達の所為よ)」

バレンタイン王「(死の女王の仇討だと幾人も立ち向かってきおって)」

バレンタイン王「(…だが、その御蔭でガロンの影に死神の力を取り込めたし)」

バレンタイン王「(何より、終焉の前に廃しておかなければいけなかった死の女王が死んだのがおおきい)」

バレンタイン王「(冥府の王とやらが何処にいるのかは知らんが…)」

バレンタイン王「(これで世界は大きく滅びへと傾く…)」

バレンタイン王「(後は…)」




~魔力炉コルドロンの内部~

レヴァンタン「……」パチ

レヴァンタン「……?」キョロキョロ

バレンタイン王「おぉ、起きたか、レヴァンタン」

レヴァンタン「ぴぃ」パタパタ

バレンタイン王「…ふむ。随分と元気になったようだな」

バレンタイン王「まだウロコにはいくつか傷が残っているが…」

バレンタイン王「この程度ならば戦闘に支障はないだろう」

レヴァンタン「ぴっ」

バレンタイン王「…そうか。お前も大丈夫とそう言ってくれるか」

バレンタイン王「…こちらの首尾は上々だ」

バレンタイン王「死の女王を殺し、冥府の王の代わりとなるものも手に入れる事が出来た」

バレンタイン王「…後はこやつを動かすだけよ」


バレンタイン王「コルドロンよ」

バレンタイン王「終焉を呼ぶと予言されし大釜よ」

バレンタイン王「…お前との付き合いも随分と長くなった」

バレンタイン王「だが…これで最後だ」

バレンタイン王「余はお前と…レヴァンタンの力を持ってして」

バレンタイン王「このエリオンの地に終焉を招く」

バレンタイン王「…故に今、再び立ち上がれ、コルドロンよ」

バレンタイン王「今や余以外の誰も知らぬその姿を」

バレンタイン王「かつて無敵と謳われたその勇姿を…」

バレンタイン王「二度と忘れられぬよう世界に刻み込め」

ゴゴゴゴゴ

バレンタイン王「そうだ。コルドロン」

バレンタイン王「お前の身体には…百近いバルカン達がいる」

バレンタイン王「例え、ティトレルの指輪がなくとも…」

バレンタイン王「お前は目覚められるはずだ…!」


ゴゴゴゴゴゴゴゴ ズシン

バレンタイン王「そうだ…そうだ、良くやったぞ、コルドロン」

バレンタイン王「よくぞ、我が命を聞き届けた」

バレンタイン王「お前は国も民も喪った余に残された最後の忠臣…」

バレンタイン王「そして道連れよ」

レヴァンタン「ぴぎ」

バレンタイン王「…なんだ。怒っておるのか」

バレンタイン王「案ずるな、お前はもう一人の余だ」

バレンタイン王「決して忘れていた訳ではない」

レヴァンタン「ぴぃっ♪」

バレンタイン王「…分かったならばそれで良い」


バレンタイン王「それよりも…次だ」

バレンタイン王「不完全ではあるがコルドロンは目覚めた」

バレンタイン王「バルカン達から炎を奪い、無理やり、その炉を動かしておる状態だが」

バレンタイン王「…それもこのエリオンの地からフォゾンを吸い上げれば」

バレンタイン王「バルカン達の炎を奪い続ける必要はない」パチン

カチャン ニョキ シュィイィイイイイィ

バレンタイン王「おぉ…凄まじい勢いだ…」

バレンタイン王「どうやらこの地に眠っていたフォゾンは思いの外、大きいようだな」

バレンタイン王「幾度となくここで戦い散ったものたちの魂が…」

バレンタイン王「今、世界を滅ぼす力となる…!」フルフル

レヴァンタン「ぎゃう?」

バレンタイン王「…案ずるな。レヴァンタンよ」

バレンタイン王「少々、嬉しくて震えておるだけだ」

バレンタイン王「…それより思いの外、早く力が溜まったようだし」

バレンタイン王「少し…面白いものを見せてやろう」パチン

ギュイィィィィィン


バレンタイン王「…わかるか、レヴァンタンよ」

バレンタイン王「今、このコルドロンにはこの地に沈んだ者達のフォゾンが詰まっている」

バレンタイン王「平時ならば、それを魔石にして国の発展に尽くすが…今は戦時よ」

バレンタイン王「この炉の中に溜まった力を…敵を滅ぼす為に放出する」

バレンタイン王「その射程はこのエリオン大陸全土」

バレンタイン王「逝けとし生けるもの全てが、コルドロンの光からは逃れられん」

バレンタイン王「…しかし、折角、終焉の準備が整ったのだ」

バレンタイン王「遠く離れた国々を滅ぼしても面白くはない」

バレンタイン王「…ここでもっとも標的として相応しいのは…」

バレンタイン王「お前の卵があったあの山…」

バレンタイン王「霊峰ウィンターホルンだろう」

バレンタイン王「さぁ、見ろレヴァンタンよ」

バレンタイン王「この世で最も巨大で、そして尊かった山が崩れ去る様を」

バレンタイン王「今から放たれるのは…終焉を告げる祝砲」

バレンタイン王「これよりこの世界を満たす絶望の光景よ」パチン

ゴオォオオオォオオオオオゥ


~妖精の国リングフォールド~

霞「…では、連合軍の最終的な指揮権は私にあるという事で宜しいですか?」

オーダイン「異議はない」

オーダイン「余は国王ではあるが、その前に一人の戦士だ」

オーダイン「前線で戦ったほうがより戦果をあげられるだろう」

宥「わ、私もあんまり戦争が得意という訳じゃないし…」

宥「それに私は人前に出るのあんまり好きじゃないから…」

エドマンド「…余は老いぼれだ」

エドマンド「自分の軍を率いるのが精一杯だろう」

エドマンド「出来ても、妖精女王の補佐やサポートはするくらいで…」

エドマンド「総大将になどなれる器ではない」

霞「…分かりました。では、そのように同盟の項目に書き記されていただきます」

霞「後、みなさまのサインがあれば、同盟は成立」

霞「私達は共に世界の滅びへと立ち向かう同士となります」


オーダイン「…同志か」

オーダイン「よもや妖精女王とそのような関係になろうとはな」

霞「…それは私も同じ気持ちです」

霞「以前の私なら魔王とこうして戦場以外で会う事になるとは思いもしなかったでしょう」

オーダイン「ならば、今は違うと?」

霞「良くも悪くも私は変わりましたし…」

霞「何より、私の元には京太郎くんがいましたから」

霞「どんな不可能でも可能にしてきた彼ならば」

霞「ラグナネイブルとの和平も実現してくれるとそう思っていました」

オーダイン「…あの男をそれほどまでに評価しているのか」

霞「えぇ。私の夫ですから」

宥「わ、私の夫でもあるよ」

オーダイン「…まったく難儀なものだ」

オーダイン「女王二人に好かれておるのが分不相応だとそう言えるような男ならば」

オーダイン「このような複雑な気持ちにならずに済んだものを」


エドマンド王「…京太郎は立派な男だ」

エドマンド王「少々、浮気症ではあるが、英雄色を好むと言う言葉もある」

エドマンド王「娘が取られて複雑なのは分かるが、あまり干渉し過ぎると嫌われるぞ」

オーダイン「…エドマンドよ。お主は良いのか」

エドマンド王「余は父親として最低な事をしてしまった」

エドマンド王「娘の言葉を信じず、一時は無理やり遠ざけたのだから」

エドマンド王「今更、父親面など出来んし…」

エドマンド王「何よりあの子は今、幸せそうだ」

エドマンド王「あの子が幸せであればそれで良いし」

エドマンド王「京太郎ならば、幸せにしてくれるとそう信じておる」

オーダイン「…楽観的だな」

オーダイン「あれほど無節操な男が妻を傷つけられずにいるものか」

オーダイン「いずれお主の娘も泣く事になるかもしれん」

エドマンド王「それで諦める程度の娘であるならば心配するかもしれんが」

エドマンド王「あの子はとても芯の強い子だ」

エドマンド王「悲しむ事はあっても…諦める事はないだろう」

エドマンド王「ならば、ここで余がしてやるべきは…その背中を押してやる事」

エドマンド王「世界でただ一人、自分というものを預けられる相手を見つけた娘を祝福してやる事だ」


エドマンド王「…まぁ、これも一人娘だからこそ言える言葉かもしれんがな」

エドマンド王「特にオーダイン王、お主は娘が三人とも娶られている訳だし」

オーダイン「待て、何の話だ?」

エドマンド王「なんだ、知らんかったのか」

エドマンド王「お主の娘三人とも京太郎に娶られたそうだぞ」

オーダイン「いやいやいやいやいやいや」

オーダイン「と言うか、待て。百歩譲って絹恵と洋榎は良いとしよう」

オーダイン「だが、美穂子に至っては、ほぼ親戚だぞ…!?」

エドマンド王「繋がっておるのは精々、1/8程度だし問題はないだろう」

エドマンド王「それに王族にとって親戚との結婚など珍しくはない」

オーダイン「し、しかしだな…」

霞「…無駄よ、オーダイン」

霞「あの子達は皆、とても真剣だから」

霞「貴方が何を言っても言うことを聞いたりしないでしょう」

オーダイン「むぅぅ…」


オーダイン「ゆ、宥も何か言ってやってくれ」

宥「ごめんなさい。私も京太郎くんの味方だから」

宥「オーダインのおじさまは恩人だけど…でも、やっぱり京太郎くんの方が大事だし」

宥「一度、思い通わせた相手と引き離されるのがどれだけ辛いかも分かっているから」

宥「オーダインのおじさまの味方は出来ません」

オーダイン「……宥、それは」

宥「おじさまだって分かっているんでしょう?」

宥「皆の気持ちが真剣だって事」

宥「それなのに無理やり引き離そうとしても…後に後悔を残すだけ」

宥「それを一番、良く知っているのはおじさまでしょう?」

宥「アリエルさんと引き離された後、おじさまがどれだけ苦しんだか私は良く知っているわ」

オーダイン「……」

宥「だから」

オーダイン「…もう良い」

宥「おじさま…」

オーダイン「色々と思うところはあるのは確かだが…それでもお前たちの言葉には一理ある」

オーダイン「すぐさま認めるのは難しいが…無理やり、引き離したりしないと約束…」



―― その瞬間


―― 空を貫くような大きな光がバレンタインの首都近くから放たれた


―― 世界中の何処からも確認できるほどの圧倒的なその光に


―― 多くの人は驚き戸惑う


―― だが、それも長くは続かない


―― 放たれた光はそのまま天の果てへと消えてしまったのだから


―― まるで黄金で出来た柱のような光に人々は驚いたものの


―― パニックのような事は起こらなかった


―― 多くのものはその意味を知らず、ただの不思議な現象程度にしか思っていなかったのだから


―― そんな彼らがさっきの光の意味を知ったのは数分後


―― エリオン大陸の中、最も巨大な霊峰ウィンターホルンが


―― 落ちてきた黄金の光の中で溶け崩れ


―― 崩壊してからの事だった






ゴゴゴゴゴ

霞「今の光は…!?」

オーダイン「…分からぬ。だが…」

宥「…今のはコルドロンの近くからだったよ」

エドマンド王「…コルドロン。終焉に予言された魔の大釜か」

エドマンド王「と言う事は…」

霞「…まだそうと決まった訳ではないわ」

霞「とりあえず情報を集めないと」

霞「さっきからずっと続いてるこの地響きの原因も気になるし…」

巴「か、会談中失礼します!」バン

霞「どうしたの?」

巴「……森が」

巴「森が…枯れ始めました」

霞「…なんですって?」


巴「恐らくですが…現在、フォゾンが何処かに吸い寄せられているようです」

巴「バレンタインとの国境近くからどんどんと木々が弱っていっています」

巴「その勢いは弱まるどころか、強くなる一方」

巴「このままでは遠からず…森が消滅します」

霞「…恐れていた事態が起こったのね」

オーダイン「…妖精女王?」

霞「…おそらくはコルドロンよ」

霞「あの釜は大地からフォゾンを吸い上げる事が出来る」

霞「恐らくそれで全世界のフォゾンを吸い上げているんでしょう」

宥「で、でも、コルドロンを制御する指輪はこっちにあるんでしょう?」

霞「指輪がなくてもバレンタイン王はコルドロンを制御出来ると言っていたわ」

霞「ただ、起動までは出来ないはずだから、眠らせておいたけれど…」

霞「美穂子王女もコルドロンには知らない機能があると言っていたし」

霞「緊急時のリブート機能くらいあってもおかしくはないわ」


エドマンド王「…ならば、さっきの光と合わせて考えると…」

エドマンド王「この異変の原因は全てコルドロンの可能性が高いと言うのか」

霞「恐らくですが」

エドマンド王「ならば、一国の猶予もないな」

エドマンド王「同盟の合意には至ったのだから、国に戻って兵を集めて来なければ…」

ゴォオオォオオオォオオゥ

霞「っ…!」

宥「ま、またあの光…?」

オーダイン「…一体、何が起こっていると言うのだ…」

エルフアーチャー「ご、ご報告しま…あっ!」

霞「構わないわ。今は緊急時だから」

霞「どんどん情報が欲しいから気にせず報告して」

エルフアーチャー「で、では…報告させていただきます」

エルフアーチャー「先程の光は…天からウィンターホルンに着弾」

エルフアーチャー「その半分から崩れ落ち…あ、跡形もなくなってしまいました」

宥「そんな…」



オーダイン「…なるほど」

オーダイン「あの亡霊が世界を敵に回して弱気にならぬ理由がコレか」

エドマンド王「…まさかウィンターホルンを崩れさせるとは」

エドマンド王「…これがコルドロンによるものならば…不味い事になるぞ」

霞「…だからと言って放っておく訳にはいかないわ」

霞「フォゾンとは大地を支える力も同じ」

霞「それを森が衰退していく勢いで吸い上げられてしまえば…」

宥「…大地が沈む?」

霞「…最悪の場合は、だけれど」

霞「その可能性を考慮しておいたほうが良いわ」

宥「っ!た、大変…!」

宥「私の国は地表よりも下の方にあるんだよ…!?」

宥「このままじゃ海の中に全部沈んじゃうかも…!!」




霞「…そんな事をさせないわ」

エドマンド王「…そうだな」

エドマンド王「このままでは本当に世界が終わってしまう」

オーダイン「…取り決めたばかりではあるが、決まらずに時間を無駄にするよりはマシだ」

オーダイン「さきほどエドマンド王が言ったように…我らには時間がない」

宥「うん…早くしないと妹達が住む場所がなくなっちゃう…!」

宥「私も急いで国に戻って準備するよ…!」

霞「…決まりね」

霞「今回のこれは終焉の始まりであろうという事に皆、異論はないみたいだし」

霞「連合軍最高指揮官として…この危機に連合軍の出動を要請します」

オーダイン「心得た」

エドマンド王「急いで支度をしてこよう」

宥「妹達を護るためにも…私、頑張るよ…!」グッ


霞「こちらは今の間にコルドロンの情報収集と…そしてバレンタインの国民達の協力を要請します」

オーダイン「あ奴らか…」

エドマンド王「しかし…魔法を取り上げられた魔法の民に何が出来ると言うのだ…?」

霞「彼ら自身は魔術を使えなくても…その魔法技術は衰えていないわ」

霞「いわゆる、マジックアイテムの類は未だあの国が最高峰」

霞「その中に遠く離れた時点を一瞬で移動させるものがあるの」

霞「それを使って、非戦闘員を避難させましょう」

オーダイン「避難と言っても…一体、何処に?」

エドマンド王「これが本当に終焉だとすれば、この世界に安全な場所など…」

霞「確かに焼け石に水かもしれないけれど…」

霞「だからと言って、施政者として諦める訳にはいかないわ」

霞「一人でも多くの命を…この終焉から救う為に」

霞「私たちはこれまでずっと行動してきたのだから」

オーダイン「…妖精女王」

霞「…大丈夫。救いはあるわ」

霞「相手の力は強大だけれど、私達だって負けてはいないもの」

霞「英雄とそう呼ばれるだけの人たちがこっちには沢山いる」

霞「総力戦に持ち込めば勝ち目はあるわ」


~コルドロン周辺~

バレンタイン王「はは…はははははは」

バレンタイン王「見たか、レヴァンタンよ」

バレンタイン王「あの山が崩れ落ち、消滅するところを…!」

バレンタイン王「この力があれば…この世界を滅ぼす事など容易い…!」

バレンタイン王「世界中の何処に逃げようとも…」

バレンタイン王「この光に抗う事は出来ないのだからな…!!」

レヴァンタン「ぴぃ」

バレンタイン王「ふふ。分かっておる」

バレンタイン王「お前もこのままではおられんのだろう?」

バレンタイン王「終焉を呼ぶ竜として…最後の一つまでを飲み込む蛇として」

バレンタイン王「あの力に憧れを覚えたのだろう」

バレンタイン王「ならば…余はそれを与えてやる」

バレンタイン王「お前に世界を滅ぼす力を」

バレンタイン王「この前のように敗北するような事のない…」

バレンタイン王「最強の…力をな」パチン


カシャン

バレンタイン王「…さぁ、この中に入れ、レヴァンタン」

バレンタイン王「そこはコルドロンの中心部」

バレンタイン王「フォゾンを吸い上げ、結晶化する部分よ」

バレンタイン王「本来、竜の成長には気が遠くなるほどの時間が掛かるが…」

バレンタイン王「そこで魔石を喰らい、フォゾンを吸収すれば」

バレンタイン王「あっという間に成体へと成長する事が出来る」

バレンタイン王「そうすればお前は無敵だ」

バレンタイン王「エリオン叙事詩に語られるように…」

バレンタイン王「全てを滅ぼす…最強の竜になれる…!!」

レヴァンタン「ぴぃ…」パタパタ

バレンタイン王「そうだ…。そこがお前の新しい揺りかごだ」

バレンタイン王「今はその中で眠れ」

バレンタイン王「世界の滅びを…ただ夢見て」

バレンタイン王「その間、余はそのためのお膳立てをしておこう」


~妖精女王の宮殿~

霞「…」ビリビリ

京太郎「霞さん」

霞「…京太郎くん」

京太郎「…始まったのか?」

霞「えぇ。恐らくは」

霞「今、色々と分析させているところだけれど」

霞「状況証拠的には…ほぼコルドロンが起動したとしか思えないわ」

京太郎「そうか。…じゃあ、俺は何をすれば良い?」

霞「…今のところは待機よ」

京太郎「っ!だけど…!」

霞「…気持ちは分かるけれど…でも、ダメよ」

霞「コルドロンの近くには…今、無数の怪物がいるわ」

霞「六つ目三つ首の…山犬のような化物が」

京太郎「それって…」

霞「…恐らく伝承に語られるダーコーヴァね」

霞「それを多くの人達に掛けて急造の戦力にしているんでしょう」

霞「今、あそこに突っ込むのは危険よ」


京太郎「でも、俺は竜だ」

京太郎「幾ら敵の数が多くても俺なら…!」

霞「確かにどうにかなるかもしれない」

霞「…でも、幾ら京太郎くんでも疲れと無縁という訳にはいかないわ」

霞「無数の化け物たちに押しつぶされ…負けてしまうかもしれない」

霞「そうなったら…こっちはかなり不利な戦いを強いられる事になるわ」

霞「最低でも相手に竜がいる事は分かっているのだし…」

霞「貴方は…まだ出せない」

京太郎「だけど…その間に森が…!」

霞「分かってるわ」

霞「…分かっているけれど、これが最善なの」

霞「勝ち目の薄い戦いに貴方一人を投入して…負ける訳にはいかない」

霞「…お願いだから聞き分けてちょうだい」グ

京太郎「……………分かった」

霞「…ありがとう」


京太郎「…代わりに一つ聞かせてくれ」

霞「何かしら?」

京太郎「…この森は一体、どれくらい保つんだ?」

霞「…今のペースだと三日後にはこの宮殿の周りまで侵食が及ぶでしょう」

京太郎「そんな…」

霞「…ごめんなさい」

京太郎「…なんで霞さんが謝るんだよ」

京太郎「霞さんは何も悪くはないし…」

京太郎「それに一番、辛いのは霞さんじゃないか」

霞「私は良いのよ」

霞「…滅びの予言を聞いた時から…この国が滅ぶのは覚悟してきた事だし」

霞「何より…私は女王だから」

霞「世界を救う為、国を危険に晒す咎は…私が受けるべきよ」


京太郎「…んな事させるかよ」

霞「…京太郎くん」

京太郎「霞さんの選択は最善ではないかもしれないけれど…それでも正しいものなんだ」

京太郎「それを責めさせる事なんて…絶対にさせない」

京太郎「俺が…貴方を、そして世界を護る」

レイスB「…世界を護ると来たか」スゥゥ

京太郎「っ!お前達は…!!」

レイスC「随分と大法螺を吹いたものだ」

レイスD「…だが、忘れてはいないか、京太郎」

レイスE「お前がかつて護るとそう言った女王陛下の事を」

京太郎「…じゃあ、やっぱり」

レイスF「そうだ。死の女王は身罷られた」

レイスG「最後までお前の事を想ってな」


レイスB「…正直、私たちはお前が憎らしい」

レイスC「お前が死の女王を連れだしてくれれば…」

レイスE「あの場でヘタレなどしなければ…死の女王が身罷られる事はなかったのだ」

レイスF「…本来ならば、死の女王以外と結ばれたその手を切り落としてやりたいところだが」

レイスG「…しかし、我らには死の女王の遺言がある」

京太郎「遺言…?」

レイスB「…そうだ。京太郎よ」

レイスC「死の女王は自らの滅びを予見し…我らに言い含められていた」

レイスD「もし、自分に滅びが迫った時には、無理に守ろうとしなくても良い」

レイスE「代わりに…京太郎、お前を護ってやってほしいと」

レイスF「お前は…既に冥府の王として生まれているから」

レイスG「新たな王として…お前に傅き、支えるべきだと」

京太郎「…咲がそんな事を……」


レイスB「…先程も言った通り、私たちはお前が嫌いだ」

レイスC「だが、しかし、我らにとって女王陛下の遺言は絶対」

レイスD「滅び行くその時まで…お前を思っていた主君の気持ちを台無しにはしたくない」

レイスE「…故に我らレイス一同は、この終焉の時だけお前の言葉に従おう」

レイスF「お前を王として戴き…共に戦おう」

レイスG「…それを身罷られた女王陛下も望んでおられたのだから」

京太郎「…お前ら」

レイスB「…さぁ、命令をくだせ、京太郎」

レイスC「我ら以外にも死神達はまだ数多くいる」

レイスD「まずは何が必要だ?」

レイスE「何を殺せば良い?」

レイスF「何時、あの不遜な男を始末する?」

レイスG「多くの同胞たちを食らったあのケダモノには何時復讐するのだ?」


霞「(…まさかここで死神達が味方になってくれるだなんて)」

霞「(死の凱旋で冥府の王は現る…)」

霞「(…それは死神たちと共に冥府の王が現れる事を意味していたのだと思っていたけれど)」

霞「(死神たちが集う事で…その素質を持った男が冥府の王になるのだと言う事だったのかしら)」

霞「(…だとするならば、今の京太郎くんは…)」

霞「(予言に語られる冥府の王)」

霞「(世界に滅びを持たらす要素の一つになってしまったという事だけれど…)」

京太郎「…今はダメだ」

レイスB「…なんだと」

京太郎「こちらの準備が整っていない」

京太郎「総攻撃を仕掛けるまで待機だ」

レイスC「貴様、臆したのか…!」

レイスD「女王陛下がお前に託した気持ちがどんなものなのか本当に分かって…」

京太郎「分かってるよ!!!!」

レイスE「っ」


京太郎「…でも、だからこそ、焦る訳にはいかないだろう」

京太郎「俺達には…失敗が許されないんだ」

京太郎「確実にあの男を始末する為にも…」

京太郎「…今は各国と足並みを揃えなければいけない」

京太郎「それが…王として下すべき選択だと思う」

レイスG「…京太郎」

京太郎「…お前らは俺を王と呼んだ」

京太郎「ならば、この命令に従ってもらうぞ」

京太郎「不服だろうがなんだろうが…全員待機だ」

京太郎「一人たりとも…無駄死する事は許さない」

京太郎「…それがお前たちを冥界から逃した咲の意思だと俺は思っているから」

レイスB「………心得た」

レイスC「ならば、我らはこの国の一画で集まっていよう」

レイスD「お前から攻撃の命令が出るまで」

レイスE「…従うと言った言葉を翻すつもりはない」

レイスF「…だが、早めに頼むぞ」

レイスG「我らももう堪忍袋の緒が切れているのだからな」スゥゥ


京太郎「…ふぅ」

霞「…京太郎くん」

京太郎「…はは。なんか…ごめんな」

京太郎「いきなり…こんな事になっちゃってさ」

霞「…ううん。大丈夫よ」

霞「彼らがどこに集まっているのかは分からないけれど」

霞「この国は今、非戦闘員以外は全て避難しているから」

霞「彼らが目立たずに過ごす事も可能でしょうし」

霞「それに死神たちの力はとても強力だろうから」

霞「終焉の際に大きな力になってくれるはずよ」

京太郎「…そう…だよな」


霞「……大丈夫?」

京太郎「…どうだろう、分からないや」

京太郎「…覚悟してても…咲が死んだっていうのは結構キツイものがあるし」

京太郎「何より、いきなり王だとか言われたから、頭の中、真っ白で…」

京太郎「それでも王としての命令を望まれた時に…霞さんの言葉が浮かんで…」

京太郎「咄嗟にそれを口にしたけれど…」

京太郎「…俺、アレで良かったのかな…」

霞「…えぇ。立派な王様だったわ」

霞「前女王の意思を受け継いだ…素敵な姿だったわよ」

京太郎「…そ…か」

霞「…京太郎くん」

京太郎「…霞さん、勝とうぜ、この戦い」

京太郎「これ以上…誰一人苦しんだりしないように」

京太郎「あの男と…バレンタイン王と決着をつけよう」

霞「……えぇ。そうね」


~魔力炉コルドロン周辺~

バレンタイン王「…ふむ」

バレンタイン王「(偵察と撹乱になるかと思って、それぞれの国に何匹かダーコーヴァを放したが…)」

バレンタイン王「(未だ一匹も帰ってこないとはな)」

バレンタイン王「(相手が未だ政治的混乱が強ければともかく…)」

バレンタイン王「(各国首脳は健在となれば…一匹二匹程度なら仕留められるか)」

バレンタイン王「(アレらは所詮、まがい物で本物とは程遠いからな)」

バレンタイン王「(…しかし、それでもアレほどの魔獣をすぐさま倒す事は出来ないし)」

バレンタイン王「(国内の混乱などで時間は稼げたはずだ)」

バレンタイン王「(まぁ、本来ならば、コルドロンの光でさらなる混乱を招く事が出来ただろうが)」

バレンタイン王「(今のコルドロンは緊急リブート状態)」

バレンタイン王「(レヴァンタンを育てるためのフォゾン集めと…攻撃を同時に行う事は不可能だ)」

バレンタイン王「(…だが、それでも十分過ぎる)」

バレンタイン王「(世界はどんどんと沈み…命の息吹が弱くなっていく)」

バレンタイン王「(その上、レヴァンタンが目覚めれば…この世界が終焉に満ちるのも時間の問題だ)」


バレンタイン王「(…だが、その前に障害がある)」

バレンタイン王「(京太郎を始めとする…サイファー所持者に残った竜達)」

バレンタイン王「(始まった終焉をレヴァンタンを止められるとすれば…アヤツラだけ)」

バレンタイン王「(逆に言えば…奴らさえ滅ぼせば、終焉に抗えるものはいない)」

バレンタイン王「(…だからこそ、ここで余がやるべきは)」

バレンタイン王「(あの忌々しい妖精共を滅ぼす事)」

バレンタイン王「(…いや、森ごと焼き払う事だな)」

バレンタイン王「(エリオン叙事詩の中にも森が焼き払われる記述があるし)」

バレンタイン王「(余の手元には…灼熱の化身とそう呼ばれるに足る化物がおる)」

バレンタイン王「(今の弱った森ならば…その化物の力で焼き払う事が出来るだろう)」

バレンタイン王「(だから…)」

バレンタイン王「…さぁ、行くぞ、立ち上がれ、コルドロンよ」

バレンタイン王「かつてと同じく…その足で大地を踏みしめろ」

バレンタイン王「お前の本当の力を…この世界に示す為に」

バレンタイン王「まずは裏切り者の妖精どもを…焼き払いに行くぞ…!」


~妖精の国リングフォールド~

霞「…まずいわね」

絹恵「まさかコルドロンが動くなんて…」

智葉「美穂子や初美さんも知らなかったのか?」

美穂子「…ごめんなさい。コルドロンに関しては分からない事が多くて…」

初美「ぶっちゃけ、アレの機能をすべて知ってるのはバレンタイン王のみなのですよー…」

初美「定期メンテなんかも完全にバレンタイン王頼みで私達もノータッチでしたし…」

初美「よたよた状態でも歩いてるあの姿を見て、マジびっくりしてるのですー…」

怜「にしても、あの歩き方不格好やなぁ…」

怜「ずっと砂に埋まってた所為か、足の動きも大分、鈍いし…」

怜「シルエットも丸いから動くツボみたいや」

京太郎「…ま、その動くツボにフォゾン吸われまくってるんだけどな」

京太郎「頂点で咲いてるひまわりみたいな部分が視覚的に分かるレベルでフォゾンを吸い取ってる」

京太郎「一見、花火みたいで綺麗だが…森が死んでいってる現状で笑ってられない」

京太郎「その上、もう国境線間近まであいつらがやってきていて…」

京太郎「…今にも戦争が始まりそうなんだしな」


霞「…初美ちゃん、各国の援軍は?」

初美「まだ到着してないのですよー」

京太郎「…って事はリングフォールドと死神の戦力だけであいつらと当たる事になるのか」

絹恵「敵の主力であるダーコーヴァがどれほどヤバイんか分からんけど…」

美穂子「…でも、かなり苦しい戦いになるのは確かね」

怜「何処か一国でも援軍が来てくれれば…」

怜「互角にやれるかもしれへんけれど…」

智葉「…まぁ、愚痴を言っても致し方あるまい」

智葉「今の私たちに出来る事は援軍が到着するまで耐える事だ」

霞「…そうね」

霞「悪いけれど…貴方達にも働いてもらう事になるわ」

京太郎「寧ろ、俺としては有り難いよ」

京太郎「敵が動き出しているのにジッとしているのは性に合わないしさ」

絹恵「右に同じや」

美穂子「…それに私達は妖精の国にお世話になっているもの」

美穂子「それを蹂躙させる事など許しはしないわ」


怜「ま、終焉がやって来とるのに後方で大人しくしとる理由もあらへんしな」

怜「この前のラグナネイブルみたいに大暴れさせてもらうで」

智葉「…まぁ、私はそれほど思い入れがある訳ではないが」

智葉「しかし…そ、その…夫の故郷な訳だからな…」

智葉「…妖精たちの為に闘うのは吝かではない」

京太郎「…ありがとうな、智葉」ポン

智葉「っ」カァァ

怜「…あざといなー」

絹恵「うん。あざといな…」

智葉「ほ、本心から言ったまでだ」

智葉「そ、それより…」


初美「…敵に動きがありますよー」

霞「一気にこちらに押し寄せてくるつもりね」

霞「あの質量だと受け止めるのにかなり苦労しそうだけれど…」

京太郎「…ま、その辺りは…」グググ

怜「ウチらにお任せ…ってな」グググ

怜「ラブラブ夫婦パワーであんな連中全部、止めたるわ」

京太郎「止まったところを後ろから援護を頼む」

絹恵「了解。ガンガン倒してくで」

美穂子「私も初美さんにサイファーを打ち直してもらったから」

美穂子「今まで以上に頑張れると思うわ」

智葉「…父上もあの魔獣と戦って勝たれたのだ」

智葉「娘の私に出来ない道理がない」

霞「それじゃあ…」

霞「…作戦、開始よ…!!」

炎の国
下1
1 2ターン後に参戦
2 1ターン後に参戦
3 2ターン後に参戦
4 5ターン後に参戦
5 3ターン後に参戦
6 2ターン後に参戦
7 1ターン後に参戦
8 4ターン後に参戦
9 3ターン後に参戦
0 4ターン後に参戦
ゾロ目

ラグナネイブル
下2
1 2ターン後に参戦
2 1ターン後に参戦
3 2ターン後に参戦
4 5ターン後に参戦
5 3ターン後に参戦
6 2ターン後に参戦
7 1ターン後に参戦
8 4ターン後に参戦
9 3ターン後に参戦
0 4ターン後に参戦
ゾロ目 


タイタニア
下3
1 2ターン後に参戦
2 1ターン後に参戦
3 2ターン後に参戦
4 5ターン後に参戦
5 3ターン後に参戦
6 2ターン後に参戦
7 1ターン後に参戦
8 4ターン後に参戦
9 3ターン後に参戦
0 4ターン後に参戦
ゾロ目  

では、ラグナネイブル1ターン終了時→炎の国2ターン終了時→タイタニア3ターン終了時で参戦予定ですね
一番、早く馳せ参じるって言ってたタイタニアェ…(´・ω・`)

BPによるスキル習得
【戦闘系】
竜殺し(10BP) ―― ドラゴンと戦闘する時、戦闘力が10上昇する
斧兵殺し(10BP) ―― 斧兵と戦闘する時、戦闘力が10上昇する
ワルキューレ殺し(10BP) ―― ワルキューレと戦闘する時、戦闘力が10上昇する
死霊殺し(10BP) ―― 死霊と戦闘する時、戦闘力が10上昇する
造物殺し(10BP) ―― 魔術師やドワーフが作った被造物と戦闘する時、戦闘力が10上昇する ※造物との戦闘経験が(ry)
焔殺し(10BP) ―― 炎から生まれい出た生物と戦闘する時、戦闘力が10上昇する
亜人殺し(10BP) ―― ゴブリンや妖精、ドワーフやユニコーンなどと戦闘する時、戦闘力が10上昇する

血流操作(10BP) ―― 一日に一回だけ力を+10出来る この上昇量が戦闘力上限を超えるが、戦闘後、一日だけ力が10低下する
マジックブースト(10BP) ―― 一日に一回だけ魔を+10出来る この上昇は戦闘力上限を超えるが、戦闘後、一日だけ魔が10低下する

動鎧術(15BP) ―― 戦闘におけるコンマ十の桁が偶数の場合、受けるダメージを1軽減する

戦闘指揮官(15BP) ―― 戦闘におけるパートナーの結果表を一度だけ上下にズラす事が出来る

コンビネーション(20BP) ―― 信頼の置けるパートナーが戦闘に参加している時、戦闘力が10上昇する

未来予知(30BP) ―― 戦闘中、2度までHP1を代償に相手から受けるダメージを無効にする

超速再生能力(30BP) ―― 1ターンに一度、HPが1回復する


【特殊】
絶対遵守のギアス(30BP) ―― 一日に一回、或いはコミュ毎にカリスマを使用可能にする
ワルキューレ殺し?(10BP) ―― ワルキューレとコミュを行う時、好感度上昇量を+10する
肉親殺し?(10BP) ―― 血の繋がった相手とコミュを行う時、好感度上昇量を+10する
竜殺し?(10BP) ―― 竜とコミュを行う時、好感度上昇量を+10する
焔殺し?(10BP) ―― 炎より生まれいでた相手とコミュを行う時、好感度上昇量を+10する
死霊殺し?(10BP) ―― 死霊とコミュを行う時、好感度上昇量を+10する
亜人殺し?(10BP) ―― プーカや妖精、ドワーフなどとコミュを行う時、好感度上昇量を+10する



【ステータスアップ系】
2BP支払う事に力か魔を1上昇させる


下1 今回に限り習得能力が上記の半額になります

    またステアップ系はまずどれくらいBPを注ぎこむか安価に書いてもらってから
    それと力と魔にどれだけ振り分けるかを再び安価で決定する形を考えてます


BPによるスキル習得
【戦闘系】
斧兵殺し(10BP) ―― 斧兵と戦闘する時、戦闘力が10上昇する
ワルキューレ殺し(10BP) ―― ワルキューレと戦闘する時、戦闘力が10上昇する
死霊殺し(10BP) ―― 死霊と戦闘する時、戦闘力が10上昇する
造物殺し(10BP) ―― 魔術師やドワーフが作った被造物と戦闘する時、戦闘力が10上昇する ※造物との戦闘経験が(ry)
焔殺し(10BP) ―― 炎から生まれい出た生物と戦闘する時、戦闘力が10上昇する
亜人殺し(10BP) ―― ゴブリンや妖精、ドワーフやユニコーンなどと戦闘する時、戦闘力が10上昇する

血流操作(10BP) ―― 一日に一回だけ力を+10出来る この上昇量が戦闘力上限を超えるが、戦闘後、一日だけ力が10低下する
マジックブースト(10BP) ―― 一日に一回だけ魔を+10出来る この上昇は戦闘力上限を超えるが、戦闘後、一日だけ魔が10低下する

戦闘指揮官(15BP) ―― 戦闘におけるパートナーの結果表を一度だけ上下にズラす事が出来る

コンビネーション(20BP) ―― 信頼の置けるパートナーが戦闘に参加している時、戦闘力が10上昇する

超速再生能力(30BP) ―― 1ターンに一度、HPが1回復する


【特殊】
絶対遵守のギアス(30BP) ―― 一日に一回、或いはコミュ毎にカリスマを使用可能にする
ワルキューレ殺し?(10BP) ―― ワルキューレとコミュを行う時、好感度上昇量を+10する
肉親殺し?(10BP) ―― 血の繋がった相手とコミュを行う時、好感度上昇量を+10する
竜殺し?(10BP) ―― 竜とコミュを行う時、好感度上昇量を+10する
焔殺し?(10BP) ―― 炎より生まれいでた相手とコミュを行う時、好感度上昇量を+10する
死霊殺し?(10BP) ―― 死霊とコミュを行う時、好感度上昇量を+10する
亜人殺し?(10BP) ―― プーカや妖精、ドワーフなどとコミュを行う時、好感度上昇量を+10する



【ステータスアップ系】
2BP支払う事に力か魔を1上昇させる


下1 所持BPは15です

これで最後ですねー
では戦闘指揮官習得させます
尚、ちょっと描写的な問題でパートナーと同時に戦闘指揮官は使用する事は出来ません
こっちの命令や指示に従えと言うのが基本的な使い方なので
別ターンならば問題なく使用出来ます




バレンタイン王のスキル 滅びの光発動
コンマによってコルドロンにエネルギーを貯めこむ
最大まで貯まると…?




【終焉の軍勢 戦力300/300】

【妖精軍 130/130】 +【死の軍勢 100/100】 = 【連合軍 230/230】

下1 戦況
1 連合軍の戦力が10低下する
2 連合軍の戦力が10低下する
3 連合軍の戦力が15低下する
4 連合軍の戦力が30低下する
5 連合軍の戦力が20低下する
6 連合軍の戦力が20低下する
7 連合軍の戦力が30低下する
8 連合軍の戦力が15低下する
9 連合軍の戦力が10低下する
0 連合軍の戦力が10低下する
ゾロ目 


下2 滅びの光
1 +30%
2 失敗
3 +20%
4 +50%
5 +20%
6 +20%
7 失敗
8 +30%
9 +50%
0 +30%

現在ステータス
                    _, ⌒\/ ̄ ̄ \

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              |///////////l :l//|

              |///////////|  //|
                /////////// ∧ :./|
          , <////////////////\l/、
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          //////////////////////////} }

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名前:須賀京太郎

所属:リングフォールド

現在地:リングフォールド → タイタニア

目的:大事な人達をもう喪ったりしたくない

所持金:0G   所持BP0

装備(3/3)
死神の鎌:死の女王から正式に与えられた死神専用の武器。ダメージを与えた時、十の桁が2か7ならば、HPが1回復する
魔名鎧ヤエガキ 須賀京太郎の身体に合わせて作られた最高の鎧。2以下のダメージを無効にし、戦闘の度に2ダメージまで無効に出来
護符+1 状態異常になった時、45%の確率でそれを無効にする(加算)

力 81
        >戦闘力141/150
魔力 60

魅力 81


スキル
カリスマ:その存在自体が他者を惹きつける天性の才能。一人につき一度だけ相手の反応表を上下にズラす事が出来る。
 L王の力:人の心の扉を開き、その内面に踏み込む魔性の才能。使用済みとなったカリスマをコミュする事で再使用可能にする。

動鎧術(攻):全身を覆う鎧を自らの身体のように扱う卓越した技術。鎧を着ている時、十の桁が奇数の場合、自身の与えるダメージが1あがる。
動鎧術(防):全身を覆う鎧を自らの身体のように扱う卓越した技術。鎧を着ている時、十の桁が偶数の場合、自身の受けるダメージが1下がる。

竜力継承・参:三竜の契約者になった証。その身に滾る隆々とした力は人間を遥かに超越している。戦闘力が40上昇する
 L未来予知 ごく短期的な未来予知を限定的にだが行える。自分にダメージが発生した時、HPを1消費する事によって戦闘中、2度まで無効に出来る。
 L超再生能力 どんな深手であっても数分で治癒出来る人並み外れた再生力を持っている。偶数ターンの終了時にHPを1回復する

竜化形態:ターン開始時に宣言する事によって、一部のスキルを封印する事によって妖精竜ニーズヘッグに転じ、以下のスキルが使用可能になる
 L世界最強種の畏怖:竜以外には抗いがたい本能的な恐怖を身に纏っている。竜と対峙した相手を1ターン行動不能にする
 L世界最強種の爪牙:その爪牙や並の防具を貫き、潰す。ダメージを1上昇させる
 L死を孕む黒炎:生まれ出た時、食らった黒炎を自らのモノとした。ダメージに炎上の追加効果を発生させる。この状態異常は自然治癒しない

魔術師殺し:魔法使いに対する対処の仕方を心得ている。魔法使いと戦闘を行う場合、戦闘力が10上昇する。

竜殺し:竜に対する対処の仕方を心得ている。竜と戦闘を行う場合、戦闘力が10上昇する

戦闘続行:死の淵に至るまで戦い続ける狂戦士の証。死亡するまで戦闘を続ける事が出来る。

ジ・アンブレイカブル:死という生命の果てに追い詰められても、未だ尚も抗う事を止めない不可壊な意思。戦闘におけるダメージを1上昇させる。

生けとし生ける者の天敵:その身に宿ったサイファーを所持者と同等に扱いこなしている。相手に与えるダメージが1上昇する
 Lポイズンアセイラー改:そのオーラは毒と炎を食らって強くなる。毒・炎上状態に与えるダメージが1上昇し、受けるダメージが1低下する

冥府の王:死の女王から力と死神たち、そして何より想いを託された。冥府を統べるに相応しいその力は肉体の中にあっても色褪せる事はない。
 L死戦:死霊としての戦い方を熟知している歴戦の証。戦闘中一度だけ3ダメージを無効に出来る。
 L死の淵にたどりつくモノ:亡者であって尚、さらに死に近づこうとする狂気を留める女王の力。戦闘中一度だけ戦闘不能を回避し、HP1で踏みとどまる。
 L死の女王の寵愛:死の女王から寵愛を受けた英雄である証。ダメージ表に毒を加え、またHPが五割以上からそれ以下になると戦闘力が10上昇する
 L命を啜るもの:死の女王から与えられた冥府の加護。死の女王の代理人派生の能力が発動した時、戦場に漂うフォゾンを吸収し、HPが1回復する

焔殺し?:何故か炎から湧き出づる生物達に好かれやすい。コミュ時の好感度上昇に+10する。

ちっぱい殺し?改:本人の業と趣味はさておいて、何故か貧乳に好かれやすく、性的にも虜にさせやすい。貧乳相手の好感度上昇が20上昇する。

おっぱいテクニシャン:その指はおっぱいを目覚めさせ、狂わせる。ありとあらゆるおっぱいをイかせる魔性の指先。おっぱい相手の夜戦に強くなる(フレーバー)

揺るがぬ愛:相手が貧乳であろうと人間じゃなかろうと決して怯まず、貫き通す深い愛。それはあらゆる心の壁を溶かしてしまうだろう(フレーバー)

現在ステータス
                    _, ⌒\/ ̄ ̄ \

                ,    ̄ ̄ /     、     _\
             ´      /        \     `ヾ
            /         '     、 、 、     \
             /          |   {  :. | | ∨、\   \__
           ′        |    l|  } | |、 | |\ \ ̄ ̄´
           .        {   从 /-}/-Ⅵ {  ヽ |
          /       ,.-从   | }/ ィ≧、 {  \ }'
          /イ      { ⌒\ {   、 Vj ∨、  \
            八       、   \       ヽ  ̄
            Ⅵ        ,ー、         ,:'
            ヾ\    / ∧         -,
                  ヽ /{/     、       '
                _从/____ >  __ノ
              |///////////l :l//|

              |///////////|  //|
                /////////// ∧ :./|
          , <////////////////\l/、
        //////////////////////\l、

          //////////////////////////} }

////////////////////////////////////////////////////////////
名前:須賀京太郎

所属:リングフォールド

目的:皆と共に世界の終焉を乗り越える

所持金:0G   所持BP0

装備(3/3)
死神の鎌:死の女王から正式に与えられた死神専用の武器。ダメージを与えた時、十の桁が2か7ならば、HPが1回復する
魔名鎧ヤエガキ 須賀京太郎の身体に合わせて作られた最高の鎧。2以下のダメージを無効にし、戦闘の度に2ダメージまで無効に出来
護符+1 状態異常になった時、45%の確率でそれを無効にする(加算)

力 81
        >戦闘力141/150
魔力 60

魅力 81


スキル
カリスマ:その存在自体が他者を惹きつける天性の才能。一人につき一度だけ相手の反応表を上下にズラす事が出来る。
 L王の力:人の心の扉を開き、その内面に踏み込む魔性の才能。使用済みとなったカリスマをコミュする事で再使用可能にする。

動鎧術(攻):全身を覆う鎧を自らの身体のように扱う卓越した技術。鎧を着ている時、十の桁が奇数の場合、自身の与えるダメージが1あがる。
動鎧術(防):全身を覆う鎧を自らの身体のように扱う卓越した技術。鎧を着ている時、十の桁が偶数の場合、自身の受けるダメージが1下がる。

竜力継承・参:三竜の契約者になった証。その身に滾る隆々とした力は人間を遥かに超越している。戦闘力が40上昇する
 L未来予知 ごく短期的な未来予知を限定的にだが行える。自分にダメージが発生した時、HPを1消費する事によって戦闘中、2度まで無効に出来る。
 L超再生能力 どんな深手であっても数分で治癒出来る人並み外れた再生力を持っている。偶数ターンの終了時にHPを1回復する

竜化形態:ターン開始時に宣言する事によって、一部のスキルを封印する事によって妖精竜ニーズヘッグに転じ、以下のスキルが使用可能になる
 L世界最強種の畏怖:竜以外には抗いがたい本能的な恐怖を身に纏っている。竜と対峙した相手を1ターン行動不能にする
 L世界最強種の爪牙:その爪牙や並の防具を貫き、潰す。ダメージを1上昇させる
 L死を孕む黒炎:生まれ出た時、食らった黒炎を自らのモノとした。ダメージに炎上の追加効果を発生させる。この状態異常は自然治癒しない

魔術師殺し:魔法使いに対する対処の仕方を心得ている。魔法使いと戦闘を行う場合、戦闘力が10上昇する。

竜殺し:竜に対する対処の仕方を心得ている。竜と戦闘を行う場合、戦闘力が10上昇する

戦闘続行:死の淵に至るまで戦い続ける狂戦士の証。死亡するまで戦闘を続ける事が出来る。

戦闘指揮官:その言葉は人を従え、その思いは人を動かす。戦闘におけるパートナーの結果表を一度だけ上下にズラす事が出来る

ジ・アンブレイカブル:死という生命の果てに追い詰められても、未だ尚も抗う事を止めない不可壊な意思。戦闘におけるダメージを1上昇させる。

生けとし生ける者の天敵:その身に宿ったサイファーを所持者と同等に扱いこなしている。相手に与えるダメージが1上昇する
 Lポイズンアセイラー改:そのオーラは毒と炎を食らって強くなる。毒・炎上状態に与えるダメージが1上昇し、受けるダメージが1低下する

冥府の王:死の女王から力と死神たち、そして何より想いを託された。冥府を統べるに相応しいその力は肉体の中にあっても色褪せる事はない。
 L死戦:死霊としての戦い方を熟知している歴戦の証。戦闘中一度だけ3ダメージを無効に出来る。
 L死の淵にたどりつくモノ:亡者であって尚、さらに死に近づこうとする狂気を留める女王の力。戦闘中一度だけ戦闘不能を回避し、HP1で踏みとどまる。
 L死の女王の寵愛:死の女王から寵愛を受けた英雄である証。ダメージ表に毒を加え、またHPが五割以上からそれ以下になると戦闘力が10上昇する
 L命を啜るもの:死の女王から与えられた冥府の加護。死の女王の代理人派生の能力が発動した時、戦場に漂うフォゾンを吸収し、HPが1回復する

焔殺し?:何故か炎から湧き出づる生物達に好かれやすい。コミュ時の好感度上昇に+10する。

ちっぱい殺し?改:本人の業と趣味はさておいて、何故か貧乳に好かれやすく、性的にも虜にさせやすい。貧乳相手の好感度上昇が20上昇する。

おっぱいテクニシャン:その指はおっぱいを目覚めさせ、狂わせる。ありとあらゆるおっぱいをイかせる魔性の指先。おっぱい相手の夜戦に強くなる(フレーバー)

揺るがぬ愛:相手が貧乳であろうと人間じゃなかろうと決して怯まず、貫き通す深い愛。それはあらゆる心の壁を溶かしてしまうだろう(フレーバー)

現在ステータス(2)


【好感度表】

姫様 130 憧れの人
明星 198 死して尚、愛の力を感じる 【死亡】
霞 200 愛してる
巴 91 特別な友人
はっちゃん 200 愛してる
はるる 200 愛してる
湧 171 好き
利仙 147 意識している
絹恵 200 愛してる
ハインデル怜 200 愛してる
洋榎 200 愛してる ※カリスマ使用済み
美穂子 200 愛してる
智葉 200 愛してる
ネリー 200 愛してる
明華 119 ありがとうございました、英雄さん♪
宥  200 愛してる
咲 193 彼女は滅んだがその想いは消えない 【死亡】
恭子 200 愛してる
ワーグナー 169 格好良い…?い、いや、ないない!絶対ない!!

0~30 嫌い
31~60 嫌いじゃない
61~90 親しみを感じる
91~120 特別な友人
121~150 意識している
151~180 好き
181~200 愛してる


【各国戦力】

リングフォールド 戦力130 【連携作戦:炎の国】

ラグナネイブル 戦力100 【1ターン終了時に参戦】

炎の国 戦力150 【2ターン終了時に参戦】

タイタニア 戦力100 【3ターン終了時に参戦】

死の軍勢 戦力100 【初期から参戦】

ってところでちょっと眠いんで今日はもう寝ます(´・ω・`)今日でラストバトルまで行きたかった…
明日は前座の戦争をとっとと終わらせて、ラストバトルを処理していこうと思ってまする

バレンタイン王が狂っちゃった一番大きな原因は最後まで自分を慮っていた最愛の娘を自分の手で殺しちゃった事ですしねー
オーダイン憎しの気持ちもあると思いますが、それだけではどうにもならないと思います(´・ω・`)といいつつ処理からやってきまーす


~コルドロン内部~

バレンタイン王「…ふむ。前線にはハインデルと…そしてイングヴェイか」

バレンタイン王「(あの二竜が壁になられるのは面倒だな)」

バレンタイン王「(こちらの主戦力はダーコーヴァ達なのだから)」

バレンタイン王「(アヤツラでは龍の鱗を貫く事は出来ん)」

バレンタイン王「(ほぼ無敵の壁として機能するだろう)」

バレンタイン王「(…だが、これは少人数でのチーム戦ではなく戦争なのだ)」

バレンタイン王「(幾ら強大な竜があちらの味方になっているとは言え…)」

バレンタイン王「(敵戦力を削り取るのが容易い)」

バレンタイン王「(幾ら奴らが強大でも所詮は二匹)」

バレンタイン王「(迫り来る怒涛のようなダーコーヴァ達に囲まれれば)」

バレンタイン王「(後ろの兵士たちを守り切る事は出来まい)」


ダーコーヴァ「ぐおおお!」

京太郎「ぬ…おぉおおお!」ズダンッ

ダーコーヴァ「っっ!!!」グシャ

京太郎「く…怜…!!」

ハインデル「分かっとる…!こいつら…間違いなく制御下にある…!」

ハインデル「この動き…理性のないケダモノのものやあらへん…!」

ハインデル「恐らく…後ろでバレンタイン王が指揮しとるはずや…!!」

京太郎「だよ…な!」ブン

ダーコーヴァ「があああっ」ズザー

京太郎「(相手の機動力が高すぎる…!)」

京太郎「(一瞬で囲まれてあっちこっちから悲鳴が聞こえて…!)」

京太郎「(完全にコッチをすりつぶすつもりだ…!)」

京太郎「(その上、敵指揮官を潰そうにも…コルドロンへの道はダーコーヴァたちが埋め尽くしていて…!)」

京太郎「(甘く見ていたつもりはないけれど…予想以上の戦争慣れしてやがる…!!)」

京太郎「(くそ…このままじゃ…)」


オーダイン「…全艦突撃。友軍を救出せよ」

ドワーフ「とおおぉつげきじゃあああああ!」

ダーコーヴァ「ぐおおおおお!」

京太郎「な…!?」

京太郎「(なんだ、アレは…?)」

京太郎「(鋼で出来た…空飛ぶ船?)」

京太郎「(でも、あの巨体で空中に浮いているだなんて…!?)」

オーダイン「待たせたな、妖精達よ」バッ ストン

京太郎「オーダイン!?」

ハインデル「…って事はあの空飛ぶ船は」

オーダイン「あぁ。こちらの切り札だ」

オーダイン「ドワーフ共の叡智を結集して作った最強の兵器よ」

オーダイン「本来ならばコルドロン戦争に投入するための秘密兵器だったが…」

オーダイン「終焉の幕が開けた以上、工廠で埃を被らせておく訳にはいくまい」

オーダイン「我が兵の中でも精鋭中の精鋭を詰め込んで…馳せ参じたぞ」


オーダイン「…だが、相手の戦力もかなりのものらしいな」

京太郎「…あぁ。やれるか?」

オーダイン「誰にものを言っている、妖精の英雄よ」

オーダイン「余は魔王と呼ばれた男だぞ」

オーダイン「この程度の苦境ものの数ではない」

オーダイン「それに…どうしてかは知らぬがこちらには死神も味方しておるようだし」

オーダイン「…負ける気はせん」グ ガシャン

京太郎「…はは。心強い事言ってくれるじゃねぇか」

京太郎「…壁はこっちに任せろ」

京太郎「その代わり…どんどんと相手を潰してってくれよ」

オーダイン「心得た」

オーダイン「最強と呼ばれた男と…この邪眼バトールの力」

オーダイン「化物共に二度と忘れられぬほど刻み込んでやろう」


【終焉の軍勢 戦力300/300】 チャージ率0%

【連合軍 300/330】

下1 戦況
1 終焉の軍勢の戦力が20低下する
2 連合軍が20低下する
3 終焉の軍勢が30低下する
4 連合軍の戦力が60低下する
5 連合軍が30低下する
6 終焉の軍勢が30低下する
7 終焉の軍勢の戦力が60低下する
8 連合軍が30低下する
9 終焉の軍勢が20低下する
0 連合軍が20低下する
ゾロ目 


下2 滅びの光
1 +30%
2 失敗
3 +20%
4 +50%
5 +20%
6 +20%
7 失敗
8 +30%
9 +50%
0 +30%


オーダイン「ふ…うぅううん!」ゴウッ

ダーコーヴァ「ぎゃうぅっ」ビタン

京太郎「(…すげぇ)」

京太郎「(やっぱり…最強とそう呼ばれるだけの男は伊達じゃないか)」

京太郎「(俺たちが受け止めたダーコーヴァをガンガン撃破してくれていっている)」

京太郎「(こいつらだって決して弱い訳じゃないのに…)」

京太郎「(まるで普通の兵士と変わらないようになぎ倒していっている)」

京太郎「(邪眼バロールの威力とそれを扱うオーダインの技量…)」

京太郎「(その二つがあまりにも化け物じみているからこそ…)」

京太郎「(一気に楽になって来ている…!)」

京太郎「(その上…)」

ドワーフ「ひゃっはー!汚物は消毒だー!!」ミサイルシュバー

京太郎「(…高高度にとどまったドワーフ達の船から放たれる援護も強力だ)」

京太郎「(ラグナネイブルの兵も少数ながら…ドワーフの船と的確に連携をとっているし)」

京太郎「(一時は絶望的だった戦いが一気にこちらに対して有利に働き始めた…!)」

京太郎「(これなら…!!)」


~コルドロン内部~

バレンタイン王「(勝てるとそう思っておるんじゃろうな)」

バレンタイン王「(…だが、こちらにはまだ切り札がある)」

バレンタイン王「(今のコルドロンはレヴァンタンの成長を優先させているが…)」

バレンタイン王「(それは決してソレ以外の機能全てが使えない事を意味しない)」

バレンタイン王「(以前、ウィンターホルンを消滅させたものには劣るが…)」

バレンタイン王「(奴らに同様させるのにはこれでも十分過ぎる)」ポチ

バレンタイン王「さぁ、やれ。コルドロンよ」

バレンタイン王「フォゾンを燃料に…機械仕掛けのドローンを作り出せ」

バレンタイン王「希望に微笑む奴らの顔を絶望へと変えてやる為に」

バレンタイン王「この荒涼とした空を…お前の子ども達で埋め尽くしてやるのだ…!」

コルドロン「…」ギュィィィィン ガガガガガガ


京太郎「おおぉおおおお!!!!!!!」シュゴォォォオォオ

ダーコーヴァ「ぎゃうぅっ!ぎゃおおおぉ!」メラメラ

恭子「京太郎!!」バサバサ ストン

京太郎「って、恭子か。どうした?」

恭子「あっち…!あっち見て!!」

京太郎「あっち…って?」

コルドロンドローン「…」パラパラパラパラパラ

京太郎「…なんだ、ありゃ」

恭子「…さっきいきなりコルドロンから飛び立った敵の兵器や」

恭子「空の殆どを埋め尽くしとるから…数は分からへんけれど」

恭子「アレがそのままこっちに来れば大損害になる…!」

恭子「こっちは制空権とっとるんと京太郎たちが頑張っとるから有利にやれとるのに…」

恭子「アレが到達したら一気に勢いをあっちにもっていけれる…!」

京太郎「く…こんな手札まで残してたのかよ…!」ガキィン

ダーコーヴァ「ぐ…るうぅううううう!!」

京太郎「(だが…俺がここを離れたらそれこそ戦線が崩壊してしまう…)」

京太郎「(こいつらは数は多い上に…俺でさえ油断出来る相手じゃないんだから…!)」

京太郎「(くそ…!一体、どうすれば……!?)」


宥「 ―― 大丈夫だよ」

京太郎「え?」

宥「……燃えて」パチン

ゴォオオォオオオオオゥ

コルドロンドローン「っ…」パチパチ ドロドロ

京太郎「(いきなり空を炎が薙ぎ払ったと思ったら…)」

京太郎「(さっきまでアレほどいたドローンの数が大きく減ってる…)」

京太郎「(…これは、やっぱり)」チラ

宥「…京太郎くん、遅れてごめんね」

宥「でも…何とか間に合ったようでよかった」ニコ

京太郎「ありがとう。すっげぇ助かる」

京太郎「でも、ここは前線だぞ」

京太郎「仮にも女王がこんなところに出てきちゃまずいだろ」


宥「ううん。私は前に出ないとダメなの」

宥「…炎の国はもう殆ど海中に没してしまったから」

宥「私達のお母さんでもあり…力の源であった原初の炎もまた消えてしまった」

京太郎「え…?」

宥「…でも、私は出る前に一杯、マグマ貯めこんで来たから」

宥「今なら私もフルパワーを出せるし…」

宥「それに妹達だって、私が側にいなきゃ力を出せない」

宥「…だから、今は京太郎くんの隣で戦わせて」

宥「妖精女王の許可は貰ってきているから」

京太郎「…分かった。でも、無理はするなよ」

宥「…うん。ありがとう」

宥「それじゃあ…」

宥「…女王としての命令です」

宥「…残った空の敵をなぎ払いなさい」

玄「了解なのです!!」

憧「…それじゃ全軍、突撃!!」

灼「空飛ぶ鉄くずに…炎の恐ろしさを教えてあげる」

穏乃「やっほーい!!!今までの鬱憤晴らすよー!!!」


妖精の国の【連携作戦:炎の国】発動
戦力がさらに20上昇した

【終焉の軍勢 戦力240/300】 チャージ率0%

【連合軍 470/500】

下1 戦況
1 終焉の軍勢が20低下する
2 終焉の軍勢が20低下する
3 終焉の軍勢が30低下する
4 終焉の軍勢が60低下する
5 終焉の軍勢が30低下する
6 終焉の軍勢が30低下する
7 終焉の軍勢が60低下する
8 終焉の軍勢が30低下する
9 終焉の軍勢が20低下する
0 終焉の軍勢が20低下する
ゾロ目 


下2 滅びの光
1 +30%
2 失敗
3 +20%
4 +50%
5 +20%
6 +20%
7 失敗
8 +30%
9 +50%
0 +30%


春「…妖精もバルカン達に負けてられない」

春「弓を番えて…西の方角から削っていく」

憧「じゃあ、こっちは東から!」

穏乃「了解!それじゃみんな、切り込むよ!!」

穏乃「フェニックスライダー隊吶喊!!!!」

灼「…私のバルカン部隊も続いて」

灼「あいつらがこっちに届く前に…全部叩き落とす」

京太郎「(…春の部隊も前に出てきたか)」

京太郎「(春はバルカン達との連携作戦にもかなり熱心だったし)」

京太郎「(空は恐らく彼女たちに任せておいても大丈夫だ)」

京太郎「(…代わりに、今は地上戦力に専念しないとな)」

京太郎「(まだまだダーコーヴァ達の数は残ってるんだ…!)」

京太郎「(コルドロンへの道筋は…まだ作れない…!)」

京太郎「(嫌な予感がするから…可能な限り早くコルドロンは叩いておきたいけれど…)」

京太郎「(今は…今は我慢しないと…!)」グッ


アックスナイト「ふんぬおぉおおおおお!」グッ ズガンッ

ダーコーヴァ「ぎゃおおぉお!!!」

京太郎「…って、アンタは」

アックスナイト「久しいな!我が友よ!!!」

アックスナイト「我が筋肉も喜びに震えているぞ!!」ピクピク

京太郎「あ、うん」

京太郎「…って言うか、良く俺だって分かったな」

京太郎「今の俺は完全に竜化してるんだけど」

アックスナイト「なぁに!我が筋肉は魂によって支えられているからな!」

アックスナイト「幾ら友の姿形が変わろうと、我が背筋が見間違えるはずがない!!」

アックスナイト「まぁ、少々、驚きこそしたが、お前はお前だ!!」フンス

京太郎「…はは。なるほど」

京太郎「アンタが何時も通りで安心したよ」


アックスナイト「まぁ、他の部隊もこちらに来る予定だったのだが…」

アックスナイト「やはり竜の側に近寄るのは恐ろしいらしくてな」

アックスナイト「私だけ先行して、まずはマッスル挨拶しようと思ったのだ!」ムキ

京太郎「お、おう」

アックスナイト「…しかし、我がタイタニア軍の到着が最も遅かったとは」

アックスナイト「これは我が大腿筋も鍛錬不足に嘆いてしまうな…」

京太郎「ま、まぁ、来てくれただけでも有り難いよ」

京太郎「色々と国内の混乱もあっただろうしな」

アックスナイト「うむ。だが、それはおおよそ問題がなかった」

アックスナイト「老いたとは言え、国王陛下は名君だ」

アックスナイト「すぐに国内を纏めて、軍の準備を整えさせたのだが…」

アックスナイト「やはり戦時であったラグナネイブルや直ぐ側にある炎の国には負けてしまったか」

アックスナイト「歯がゆいものだと我が広背筋も言っている!!」ムキ


アックスナイト「だが、遅れた分の仕事はさせてもらおうか」

京太郎「何をするつもりだ…?」

アックスナイト「ここはタイタニアのマッスル部隊が支える」

アックスナイト「お前はコルドロンの元へと行け」

京太郎「…だが」

アックスナイト「なぁに!この程度、我が筋肉の敵ではない!」

アックスナイト「確かにここが最も激戦区のようだが…」

アックスナイト「我が大胸筋ならば、削ぎ落とされた奴らの勢いくらいは受け止められるはずだ!!」

アックスナイト「それに何より…この状況は少々、ジリ貧過ぎる」

アックスナイト「空は妖精とバルカンたちが抑えているが…追加の援軍が来ないとも限らん」

アックスナイト「遠方でこうして沈黙しているコルドロンも気になるし…」

アックスナイト「これ以上の犠牲を出さぬ為にも…」

アックスナイト「お前はコルドロンの元に向かい、敵の大将を倒すべきだ」

アックスナイト「それを妖精女王も望んでいる」

京太郎「…霞さんが?」


アックスナイト「うむ。エドマンド王とタイタニア軍の到着によって、戦力比は一気に逆転した」

アックスナイト「ここは大人しく押した引いたの戦いを続けるよりも…」

アックスナイト「不気味な沈黙を続けるコルドロンに対して、一転攻勢に出ようと決まった」

アックスナイト「そして、その尖兵がお前たちと言う訳よ」

京太郎「達って事は…他にもいるのか?」

アックスナイト「あぁ。サイファー所持者達には同じく伝令が行っている」

アックスナイト「この戦争を終わらせ、コルドロンを討てと」

アックスナイト「妖精女王の命令を伝えておるはずだ」

京太郎「…そっか。なら、ここで足踏みしてる場合じゃないな」

京太郎「その命、謹んで受けさせてもらおう」

アックスナイト「うむ…!とこうしている間にこちらの部隊も到着したようだ」

アックスナイト「これならお前抜きでもこの戦線は支えられる」

アックスナイト「…だから、行って来い、英雄」

アックスナイト「終焉なんてもの…お前の手でぶち壊してしまえ」

京太郎「あぁ。任せろ…!」バサッ

京太郎「お前たちの分まで…あのはた迷惑な王様をぶっ飛ばしてくるよ…!!!」バッサバッサ

ほぼベストな状態で戦争に突っ込んじゃった所為であっちに勝ち目がなくなっちゃいました(´・ω・`)なのでラストバトル突入です
おのれ…壊滅状態のままなら、そこの戦力が終焉側について阿鼻叫喚だったものを…!!!!


~コルドロン周辺~

京太郎「ふっ」バッサバッサ ズシン

京太郎「(…しかし、こうして近づいてみるとでけぇな)」

京太郎「(俺も竜になってかなりでかくなったはずだが)」

京太郎「(そんな俺のさらに数倍はある)」

京太郎「(遠くから見た時は鋼で出来たツボみたいだったけれど)」

京太郎「(こうして間近で見ると…ほぼ壁だ)」

京太郎「(見上げると首が痛くなるほど…圧倒的な大きさ)」

京太郎「(こんなものが…本当にここまで動いてきたのか…)」

京太郎「(正直、さっきのドワーフ戦艦とやら以上に信じられないけれど…)」

絹恵「京太郎!」バッサ

京太郎「って、絹恵。洋榎は?」

絹恵「お姉ちゃんは専属部隊の指揮があるからって残ったで」

絹恵「代わりに私がこの槍受け取って代理として参戦になったんや」

京太郎「なるほど…そっか」


ハインデル「よい…しょぉ」ズザー

京太郎「って、怜…だけじゃないか」

智葉「待たせたな」

美穂子「ごめんなさい。遅くなって」

ハインデル「ちょっと二人と合流するのが遅くなってなー」

ハインデル「…まぁ、でも最後やなかったみたいやしオッケーやんな!」

オーダイン「…それは余に対する嫌味か、ハインデル」ズシン

京太郎「オーダインも。無事だったか」

オーダイン「この程度でどうこうなるほど柔な鍛え方はしていない」

オーダイン「急な話だったので指揮権の引き継ぎに少々、時間が掛かっただけだ」

オーダイン「…それより」

バレンタイン王「…良く来たな。余の天敵達よ」カシャン

京太郎「…バレンタイン王…!」


絹恵「…ノコノコ出てきて余裕のつもりなんか?」

智葉「言っとくが今度は逃がさん」

オーダイン「その身体、二度と動かせぬよう我がバロールで砕いてくれる」

バレンタイン王「…勇ましいな」

バレンタイン王「だが、お前たちは忘れてはいないか?」

バレンタイン王「今、お前たちの前にあるのは滅びの予言を受けた…呪われし魔釜」

バレンタイン王「かつてバレンタインを滅ぼした…この世界でも最強の兵器なのだ」

京太郎「……」

美穂子「…でも、その力は今、完全には使えないはずです」

バレンタイン王「いや、使えはするとも」

バレンタイン王「だが、セーフティが今のコルドロンには存在しない」

バレンタイン王「バレンタイン滅亡の再現をしようとすれば…」

バレンタイン王「このコルドロンそのものが壊れてしまうだろう」


バレンタイン王「そうなったら…余の望む終焉が遠のいてしまう」

怜「なら、どうするつもりや?」

怜「ウチとしては大人しくコルドロンの上から降りてきて投降するのを勧めるけどな」

バレンタイン王「そのような真似はせぬよ」

バレンタイン王「…何故ならば、ここで滅ぶのは貴様らの方だからだ」パチン

コルドロン「…」ゴゥンゴゥンゴゥン

絹恵「これは…」

智葉「またあの空飛ぶ鉄くずを生み出すつもりか…!」

バレンタイン王「そのような生易しいものではない」

バレンタイン王「今から現れるのは…この世界の滅びそのものだ」

京太郎「滅びだと…!?」

バレンタイン王「…それを今、見せてやる」

バレンタイン王「さぁ、真の姿を表わせ、コルドロン」

バレンタイン王「いや…ヤマタノオロチよ!!!」

ヤマタノオロチ「っ」カシャンカシャンカシャンカシャンカシャン


絹恵「こ、コレは…!?」

ダーコーヴァの首「ぐるうるうるうう!!」

智葉「さっき戦っていたのとは比べ物にならないほど大きなダーコーヴァ…!」

灼熱の首「…」メラメラ

オーダイン「…それにバルカン達を強引につなぎあわせて作った…炎の竜か」

冥府の首「…」ポタポタ

京太郎「…まさかコイツは…ガロン王の…!?」

絹恵「……じゃあ、もしかして、最後に残ったこの見上げるほど大きな竜が」

絹恵「…あの時の小さな竜や言うんか…?」

レヴァンタン「ふしゅぅううぅうう…!」

バレンタイン王「そう…そうだ…!」

バレンタイン王「魔獣、灼熱、冥府の王…そして最後の竜」

バレンタイン王「それら全てをコルドロンに繋ぎ、その一部とした!!」

バレンタイン王「これこそ…余の答え!!」

バレンタイン王「世界を終わらせる災厄の形…!」

バレンタイン王「かつてこのエリオンの地で暴れまわった最悪の化物にあやかり…」

バレンタイン王「その名をヤマタノオロチと変えた…余の切り札よ…!!」


オーダイン「ヤマタノオロチ…確か神すら飲み込み食らった多頭の蛇神だったか」

オーダイン「その名を関するにはトカゲらしさが足りないが…」

怜「頭の数は十分、足りてるって事やな」

智葉「…だが、悪趣味な事には代わりはない」

バレンタイン王「なんとでも言うが良い」

バレンタイン王「ここで貴様らはヤマタノオロチの前に屈し…」

バレンタイン王「そのサイファーを砕かれる運命なのだから」

バレンタイン王「それさえ終わってしまえば…ヤマタノオロチに敵はおらん」

バレンタイン王「お前たちの後ろにいる奴らがどれほど奮闘しようが」

バレンタイン王「レヴァンタン一匹で事足りるのだからな」

京太郎「…そんな事させるかよ」

美穂子「…えぇ。確かに…異形の化け物である事に代わりはないけれど」

美穂子「私達だってこれまで遊んできた訳じゃないんだから」

美穂子「…お祖父様の切り札…砕かせて頂きます」チャリ


バレンタイン王「…この姿を見ても怯みもしないか」

バレンタイン王「可愛げのない奴らめ」

バレンタイン王「…だが、良い」

バレンタイン王「所詮、お前たちも…そして他のものも…」

バレンタイン王「全て消えゆく運命なのだから」

バレンタイン王「余はそれを…コルドロンの中から見守らせて貰おう」

バレンタイン王「お前たちが絶望し、泣き叫び…」

バレンタイン王「終焉の中に飲まれるさまを…じっくりとな…」ストン

京太郎「…言ってろ、クソオヤジ」ズシン

京太郎「…俺達は絶望なんかしない」

京太郎「このふざけた首全部切り落として…!」

京太郎「その鋼の檻の中から…引きずり出してやる…!!!!」


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   l  l          ,' {' ̄ ‐- ..,,      ,,.-‐l l   l
   .! l       l    ‐- 、`    ´,,.  l.!    l
   ! !       l-z=≡=-ミ      ,.-=≦´  .!
    l! !      l/,イノ:i:::j:::::lヾ、     ,:'ィ::j::::}`)}  リ
   .i ! !      lヾ '; : :¨ : ノ=-..、  八:¨: ノ¨ハY.,'
 . .i ! .l      ト「{`ー‐''    }:;ニ;{.  ̄ ,' .///
  .l  l .l      l ヽヽ、'''   _ノ/  ヽ::.......'ノ//
.   l   ! l     .l  `ー==一''′  '  ̄ 厂/
.   l   ,! l     l:、      、_,,    , ' /
  l  ,' l l     l .\           / ./
  ! ,' .jl l       l   `::...、     ,.イ   ./
  .l .{/.l.l     .l   ./\≧ー-イ .i   /
  l 人 .l.l     .!\ ,'   \ノノ! .l  ,'
 j/ ∧ l.!     l  .\、  r } l .! .i
:'- 、 .∧!!     l   ,`ー〈  '., |..l  l
   \  l!       l  /、  {\ \l  l
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名前:愛宕絹恵

装備(1/3)
ガングリオン:魔王オーダインが作った槍型のサイファー。蒼きその刃はあらゆるダメージを1上昇させる。

戦闘力140


スキル
高速戦闘の心得:ワルキューレの中でも特に速さに優れている。一戦闘2回までコンマの十の桁が奇数である場合、相手から与えられるダメージを無効にする

雷神に至るもの:姉への憧憬は形を変え、いずれ彼女を新たな境地へと導く。戦闘開始から3ターンが経過した時、自身の戦闘力を10上昇させる

竜力継承・壱:ハインデルとの契約者になった証。その身に滾る隆々とした力は人間を遥かに超越している。戦闘力が20上昇する

戦闘指揮官:その言葉は人を従え、その思いは人を動かす。戦闘におけるパートナーの結果表を一度だけ上下にズラす事が出来る

サイファー所持者:世界でも数少ない魔石の武器、サイファーを所持し、それを完璧に扱いこなしている。
 Lコールドエンハンス:鎖の先端から放たれる冷気はあらゆるものを凍えさせる。ダメージに凍結効果を付与する

.          /                           ヽ
         /             ′              :.
.        /   ′i i i     i      i           :.
        ′   ′ i i ii  i  i i      i   i   i  :.
.        i    i   i i_」iLi _i  i i       i   i   i   :
.        i    i i i ´i i i i`  i i  ii i  _i_!_ ,′   i } i
        八 i ii i ii i { i !{  ii i  ii i  从  /`ヽ   i ′i
.           ヽ从小「八八八从__i从__ハノ__//ハ//   ノ ノ/ i |
.           ′|{   ___      x''丐ミメ、ヽィイl/   |
            ′   i ゞ=≠''      し':::::::::ハV/^   i  |
           ′   i :::.:.:.           r辷'゚シ′/     i  |
          ′    i       ,       ̄^` /     i |
          ′    人            :::.:.:  ///    i   |
       ,′  / / へ、    ‐ -         イ//    i  |
       ,′   / /  // ト .         .イ //      ii  |
       ,′    /  // /  }  ー   ´{ |//      jj   |
       ,′  / /  // /..斗ノ      ト .」.'/ / /        |
.     {{{ { i{  {>'" r{       ノ〉 `ヽ/ /        |
     r‐くく { i{  |     |ー-、     ,′  { {     //从ノ
    /`ヽ \ヽハ i |     |________,′   ヽヽ从///ヘ、
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名前:福路美穂子

装備(1/3)
リグレイブリル:バロールに破れて砕けたサイファーを名工初美が打ち直し、鍛え上げた。あらゆるダメージを1上昇させる。

戦闘力140


スキル

竜力継承・弐 ハインデルとベリアルの契約者になった証。その身に滾る隆々とした力は人間を遥かに超越している。戦闘力が30上昇する

ダンスマカブル:追い込まれるほど激しくなる炎の舞踏を習得している。HPが半減した時、戦闘力を10上昇させ、炎上の結果を一つ増やす

サイファー所持者:世界でも数少ない魔石の武器、サイファーを所持し、それを完璧に扱いこなしている。
 Lバーンエンハンス:鎖の先端から放たれる炎は全てを焼き焦がす。ダメージに炎上効果を付与する
 Lバーンアセイラー:その魔石は炎を喰らって強くなる。炎上のかかった相手に追加ダメージを与える
 Lリ・エクササイズ:鍛え直されたそのサイファーは並大抵の攻撃では砕けない。受けるダメージを1軽減する

京太郎限定ラキスケ体質:何故か京太郎と二人で長時間一緒にいるとラキスケされてしまう。でも、本人は案外、それを嫌がってない(フレーバー)


                   __
               __ /    丶
          >''”       ≧=-    \
.        /                ≧s。
        /                        ヽ
.       /                      \
      /                   ,.―. 、  l
      l        \  |\  、      \: : :\ }
      {    、 \  ヽ\l`zテ、\     l: : : :} l
      ヽ ヽ___ゝ7ァ=、 ̄   弋リ ) |     l: : : :|/
       >x、\弋リ        {     ヽ:_〃

          |: :\)ァ‐:.、        :,      /
          | : : { 乂ノ           〉   /
          |: : 込   _      /-=≦
        /⌒ヾ\ `′  _  {
         {  _ ∨ ≧=≦「 ̄ ̄|    _   _
    , ―‐┘ ´. . . .ヽ} \_l. . . . .| /  /  ヽ

.   /    /. . . . . ./    \. . . . .__ \         }
.    l   / . . . . . /       ハ. . . {{//). ヾ /    .′
    、  /. . . . . . . {       }. . . .`¨. . . .Ⅵ、   ∧
    ∨ . . . . . . . . \     |_____Ⅵ、 〈. .ヽ

     { . . . . . . . . . . . \                 ゙:.   〉. .l
     、. . . . . . . . . . . ./             ) / . /

      \. . . . . . . . . .(                  // . /
       \. . . . . . . . \ /          /. . . . .{
          `i. . . . . . . l_入          / |. . . . . |
.           |. . . . . . . | イ        {   |. .-= . |
.           |. . . . . . . |/ |         \/. . . . ./
.           |. . . . . . . |. /        / . . . . . /
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名前:辻垣内智葉

装備(1/3)
アーメルムンク:魔王オーダインが作った剣型のサイファー。雷を纏った蒼きその刃はあらゆるダメージを1上昇させる。

戦闘力140


スキル

極道一閃:研ぎ澄まされた一撃は相手の防御を貫き潰す。相手の無効化、ダメージ軽減スキルを無効化する

亜人殺し:亜人に対する対処の仕方を心得ている。亜人と戦闘する時、戦闘力が10上昇する

戦闘続行:死の淵に至るまで戦い続ける狂戦士の証。死亡するまで戦闘を続ける事が出来る。

サイファー所持者:世界でも数少ない魔石の武器、サイファーを所持し、それを完璧に扱いこなしている。
 Lスタンエンハンス:剣の先端から放たれる雷はあらゆるものを痺れさせる。ダメージにスタン効果を付与する。
 Lスタンアセイラー:その剣は雷を食らって強くなる。スタン状態の相手に与えるダメージが上昇する



                          \
                            ', ヘ
                    / |_災壬从,,ノ .}
                     ', 弋从述少 /
            ,r、    彡,、_      /;レ   ,r、
            /;∧  从ミ `ー―'´ 从  ./;;;∧
              /;;;;;;∧  'lil弋晨ヲ^弋ミヲヽl  /;;;;;;;;∧
          /;;;;;;;;;;;∧ l'i|   ;;|、   l l} ∨;;;;;;;;;∧

            /;;;;;;;;;;;;;;;;;/ ヽi   _ __  . j/  ∨;;;;;;;;;∧
           ./;;;;;;;;;;;;;;;;;/   ハ / ー`  ./.     ∨;;;;;;;;;∧
          /;;;;;;;;;;;;;;;;;/      j`tlililililililイ l.     ∨;;;;;;;;;∧
         ./;;;;;;;;;;;;;;;;;/      /      ハ.      ∨;;;;;;;;;∧
       | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|

       |                      ノl      |
      ./|_______lー'´゙7____l`7__lヽ__/ /._____|' ,

      .,' .|      ゙´| i_Γl r‐' ⌒Y } Y ./ /_        | ',
       j. |     ,r'´ i--チr、} `7 /`i .l `´./ ,r、ヽ_|ヽ   .|  '、
      ,''' |     ゞ_ノ  `'   .(ノ ヾノ  ヽ/   ヽ_ノ   | ヾ .Y
     ,'  |                                |  ';, ヽ
    .,'   .|           Y´ ̄ ̄ ̄`Y             |  ,;'  ',
..__j__.|              |  Y ̄`Y_,.|           |    l
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名前:オーダイン


装備(1/3)
邪眼バロール:魔王オーダインが作った巨大な鉄球型サイファー。世界最強と呼ばれるその威力はあらゆるものを砕く。ダメージを2上昇させる。


戦闘力170


スキル
竜力継承・壱:ワーグナーとの契約者になった証。その身に滾る隆々とした力は人間を遥かに超越している。戦闘力が20上昇する

人刃一体:専用武器を装備している時、戦闘力が10上昇する

魔王たる証:ダメージ表に炎上と凍結を加える

鋼の肉体:被ダメージを常に1低下させる



        ...::::´ ̄ ̄`::...、
      /.:.:.:..::.::.::.:.::.:.:.:.:.::.\
     .:.:.:.:..::.::.::.:.::.:.:.、.::.::.:ヽ.:.::.:、
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.   /\.:.:|':.::/|.:.::./:/ |:‐:、.:.l|:.:⌒
   ':⌒`:.:|イ⌒/|/  .!/ハ/|.:.|:.:.::.
   乂/:.:人,芹示 ′ 竹示、|:.:|::..:.:i

.   /:.::/.:.ハ.乂ソ    ゞソ' ;|:.:|:..:.:.|
  /.:.'..::':.:.人、 ''"  '   ''"_ j:.:j.:.::!:|
  .::.::.{:..:n_::.:个ト .,  ´'  ,イ| |':/l:.:.ハ|
  {' 八r'|.|.|:.::乂:.:.:._〕   〔=|.| l//}/__′
    l、l lⅤ:ニニニ〔′ /ニ/┐〈>'⌒ヽ

.   〈〈'  |、ニニニ|⌒/ニ/ ノ ./    .八
  /∧  乂>ニ!∨/  _ノ/⌒`<ニヽ
  〈'⌒介 、 `` ‐='".,_ / |/⌒ヽ)ニニ.

   ∨  {' > .,    ``<_|   |/ニニニ}
   /  '"   ,.x 个  .,_       |  ̄ ̄`
.   {__,. <二:::::|:::::::二> .,__.ノ
      |:::::::  |   :::::::::::|′

      |     |      ::|
      |     |      ::|
       j    |      ::{
       /:     |      ::.\
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名前:ハインデル

装備(0/3)


戦闘力160


スキル
世界最強種の畏怖:竜以外には抗いがたい本能的な恐怖を身に纏っている。竜と対峙した相手を1ターン行動不能にする

世界最強種の爪牙:その爪牙や並の防具を貫き、潰す。ダメージを1上昇させる

未来を見通すもの:一戦闘につきダメージを三回まで無効化する

能力弱化:度重なる竜力継承で弱っている。戦闘力が20低下する


現在ステータス
                    _, ⌒\/ ̄ ̄ \

                ,    ̄ ̄ /     、     _\
             ´      /        \     `ヾ
            /         '     、 、 、     \
             /          |   {  :. | | ∨、\   \__
           ′        |    l|  } | |、 | |\ \ ̄ ̄´
           .        {   从 /-}/-Ⅵ {  ヽ |
          /       ,.-从   | }/ ィ≧、 {  \ }'
          /イ      { ⌒\ {   、 Vj ∨、  \
            八       、   \       ヽ  ̄
            Ⅵ        ,ー、         ,:'
            ヾ\    / ∧         -,
                  ヽ /{/     、       '
                _从/____ >  __ノ
              |///////////l :l//|

              |///////////|  //|
                /////////// ∧ :./|
          , <////////////////\l/、
        //////////////////////\l、

          //////////////////////////} }

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名前:須賀京太郎

所属:リングフォールド

目的:皆と共に世界の終焉を乗り越える

所持金:0G   所持BP0

装備(3/3)
死神の鎌:死の女王から正式に与えられた死神専用の武器。ダメージを与えた時、十の桁が2か7ならば、HPが1回復する
魔名鎧ヤエガキ 須賀京太郎の身体に合わせて作られた最高の鎧。2以下のダメージを無効にし、戦闘の度に2ダメージまで無効に出来
護符+1 状態異常になった時、45%の確率でそれを無効にする(加算)

力 81
        >戦闘力141/150
魔力 60

魅力 81


スキル
カリスマ:その存在自体が他者を惹きつける天性の才能。一人につき一度だけ相手の反応表を上下にズラす事が出来る。
 L王の力:人の心の扉を開き、その内面に踏み込む魔性の才能。使用済みとなったカリスマをコミュする事で再使用可能にする。

動鎧術(攻):全身を覆う鎧を自らの身体のように扱う卓越した技術。鎧を着ている時、十の桁が奇数の場合、自身の与えるダメージが1あがる。
動鎧術(防):全身を覆う鎧を自らの身体のように扱う卓越した技術。鎧を着ている時、十の桁が偶数の場合、自身の受けるダメージが1下がる。

竜力継承・参:三竜の契約者になった証。その身に滾る隆々とした力は人間を遥かに超越している。戦闘力が40上昇する
 L未来予知 ごく短期的な未来予知を限定的にだが行える。自分にダメージが発生した時、HPを1消費する事によって戦闘中、2度まで無効に出来る。
 L超再生能力 どんな深手であっても数分で治癒出来る人並み外れた再生力を持っている。偶数ターンの終了時にHPを1回復する

竜化形態:ターン開始時に宣言する事によって、一部のスキルを封印する事によって妖精竜ニーズヘッグに転じ、以下のスキルが使用可能になる
 L世界最強種の畏怖:竜以外には抗いがたい本能的な恐怖を身に纏っている。竜と対峙した相手を1ターン行動不能にする
 L世界最強種の爪牙:その爪牙や並の防具を貫き、潰す。ダメージを1上昇させる
 L死を孕む黒炎:生まれ出た時、食らった黒炎を自らのモノとした。ダメージに炎上の追加効果を発生させる。この状態異常は自然治癒しない

魔術師殺し:魔法使いに対する対処の仕方を心得ている。魔法使いと戦闘を行う場合、戦闘力が10上昇する。

竜殺し:竜に対する対処の仕方を心得ている。竜と戦闘を行う場合、戦闘力が10上昇する

戦闘続行:死の淵に至るまで戦い続ける狂戦士の証。死亡するまで戦闘を続ける事が出来る。

戦闘指揮官:その言葉は人を従え、その思いは人を動かす。戦闘におけるパートナーの結果表を一度だけ上下にズラす事が出来る

ジ・アンブレイカブル:死という生命の果てに追い詰められても、未だ尚も抗う事を止めない不可壊な意思。戦闘におけるダメージを1上昇させる。

生けとし生ける者の天敵:その身に宿ったサイファーを所持者と同等に扱いこなしている。相手に与えるダメージが1上昇する
 Lポイズンアセイラー改:そのオーラは毒と炎を食らって強くなる。毒・炎上状態に与えるダメージが1上昇し、受けるダメージが1低下する

冥府の王:死の女王から力と死神たち、そして何より想いを託された。冥府を統べるに相応しいその力は肉体の中にあっても色褪せる事はない。
 L死戦:死霊としての戦い方を熟知している歴戦の証。戦闘中一度だけ3ダメージを無効に出来る。
 L死の淵にたどりつくモノ:亡者であって尚、さらに死に近づこうとする狂気を留める女王の力。戦闘中一度だけ戦闘不能を回避し、HP1で踏みとどまる。
 L死の女王の寵愛:死の女王から寵愛を受けた英雄である証。ダメージ表に毒を加え、またHPが五割以上からそれ以下になると戦闘力が10上昇する
 L命を啜るもの:死の女王から与えられた冥府の加護。死の女王の代理人派生の能力が発動した時、戦場に漂うフォゾンを吸収し、HPが1回復する

焔殺し?:何故か炎から湧き出づる生物達に好かれやすい。コミュ時の好感度上昇に+10する。

ちっぱい殺し?改:本人の業と趣味はさておいて、何故か貧乳に好かれやすく、性的にも虜にさせやすい。貧乳相手の好感度上昇が20上昇する。

おっぱいテクニシャン:その指はおっぱいを目覚めさせ、狂わせる。ありとあらゆるおっぱいをイかせる魔性の指先。おっぱい相手の夜戦に強くなる(フレーバー)

揺るがぬ愛:相手が貧乳であろうと人間じゃなかろうと決して怯まず、貫き通す深い愛。それはあらゆる心の壁を溶かしてしまうだろう(フレーバー)


と言う訳でラストバトルです
戦う相手は主に五体


【ダーコーヴァの首】

【冥府の首】

【灼熱の首】

【竜の首】

そして【コルドロン本体】です



原作と違い、誰を当てなきゃ倒せないって事はありません(´・ω・`)倒せないのは京ちゃんがヤっちゃったので
が、相手の戦闘力が低下し、若干有利になる組み合わせはあります
まぁ、ほとんどが偽物なので、有利になるのは敵五体の内、二体しかいないんですが(´・ω・`)
弱体化させなくても勝てると思うので気軽に安価取って下さい(´・ω・`)それにやばくなったらワーグナーも援護しに来てくれるんで

って訳で下3くらいでー
どのキャラをどの敵に当てるかを選んでくださいな

ダーコーヴァの首VS智葉
冥府の首VS京太郎
灼熱の首VSオーダイン
竜の首VS絹恵&怜
コルドロン本体VS美穂子

援護込みの6対5だとキャラの見せ場を作らなきゃいけない+処理が面倒になっちゃうと思うんですよねー…
なのでそれぞれ別に戦ってもらった方が良いかなーと(´・ω・`)そして>>304了解です


智葉「では、私はあのダーコーヴァの首を貰おう」

京太郎「…アレが俺の爺様なら俺の力が有効なはずだ」

京太郎「骨むき出しの首は俺がやる」

オーダイン「…では、灼熱は余がやろうか」

オーダイン「あやつらの手も良く知っているからな」

絹恵「…なら、ウチはあの竜を貰うわ」

絹恵「どこぞのポンコツドラゴン倒す時の経験もあるしな」

怜「アレは試練であって負けた訳ちゃうって言うとるやん」

怜「…ま、でも、この中でアイツが一番やばそうやからな」

怜「ウチも援護したるわ」

美穂子「…では、私がコルドロンそのものの足を止めるわ」

美穂子「これでもコルドロンの構造にはそれなりに詳しいつもりだから」

美穂子「みんなよりも的確な攻撃が出来ると思う」

京太郎「…よし。それじゃあ…それぞれの役割分担が決まったところで…」

灼熱の首「っ!!!!」ゴゴオオオォオオ

京太郎「っ!!」


京太郎「コレは…!?」

美穂子「みんな…無事…?」

絹恵「…無事やけど、こりゃちょっと面倒やな」

智葉「あぁ。コルドロンから炎が湧き出て…壁を作ってる」

絹恵「遠回りすれば乗り越えられるやろうけれど…」

怜「竜でもないかぎり、合流には時間が掛かりそうやな」

オーダイン「……つまりこちらを分断し、連携させないつもりか」

オーダイン「大口を叩いておきながら、随分と警戒されているようだ」

智葉「…だが、戦闘そのものに支障はない」

智葉「どうやら一人ずついたぶって倒していくつもりらしいな」

絹恵「…なら、その傲慢を砕いてやろっか」

京太郎「…みんな、俺がすぐ行くから負けないでくれよ」

美穂子「大丈夫よ。みんな強いから」

オーダイン「…あぁ。お前も自分の敵に集中しておけ」

オーダイン「こちらは…お前の手など必要ない」

京太郎「…分かった。それじゃあ…」

京太郎「…行くぞ、みんな!」

京太郎「滅びだか答えだか知らないが…コイツをぶっ潰す…!!」


って事で今回は戦闘終了まで合流不可です
自分の戦闘が終わっても他の戦闘が終わるまで介入出来ません
ただし、京ちゃんは別ですが(´・ω・`)なんで竜化してるんだコイツ…
なので、基本的に京ちゃんがいる戦場、向かう戦場から戦闘開始させ、戦闘終了までやってく形になるかと

あ、ごめんなさい、忘れてた訳じゃなくレヴァンタンが一番ヤバイので戦闘介入出来る余裕ないかなーと思ってたんですが…
じゃあ、京ちゃん→絹恵(怜コンビ)の順にしましょうか(´・ω・`)申し訳ないです


あ、その前に消耗表振っとかないと(ゲス顔)


下1 京太郎
1 1ダメージを受けた
2 消耗なし
3 2ダメージを受けた
4 3ダメージを受けた
5 スキル回数-1
6 2ダメージを受けた
7 消耗なし
8 1ダメージを受けた
9 3ダメージを受けた
0 スキル回数-1
ゾロ目

下2 絹恵
1 1ダメージを受けた
2 消耗なし
3 2ダメージを受けた
4 3ダメージを受けた
5 スキル回数-1
6 2ダメージを受けた
7 消耗なし
8 1ダメージを受けた
9 3ダメージを受けた
0 スキル回数-1
ゾロ目

下3 恭子
1 1ダメージを受けた
2 消耗なし
3 2ダメージを受けた
4 3ダメージを受けた
5 スキル回数-1
6 2ダメージを受けた
7 消耗なし
8 1ダメージを受けた
9 3ダメージを受けた
0 スキル回数-1
ゾロ目


下4 美穂子
1 1ダメージを受けた
2 消耗なし
3 2ダメージを受けた
4 3ダメージを受けた
5 スキル回数-1
6 2ダメージを受けた
7 消耗なし
8 1ダメージを受けた
9 3ダメージを受けた
0 スキル回数-1
ゾロ目

下5 智葉
1 1ダメージを受けた
2 消耗なし
3 2ダメージを受けた
4 3ダメージを受けた
5 スキル回数-1
6 2ダメージを受けた
7 消耗なし
8 1ダメージを受けた
9 3ダメージを受けた
0 スキル回数-1
ゾロ目

あ、やべ。メゲ原さん消すの忘れてた
ちょうど、三番目が4とバッドコンマなんで今回は飛ばしますね
…んで絹恵と美穂子がゾロと(白目)


絹恵 下1
1雷神に至るモノを雷神に等しきモノにするか
雷神に等しきモノ:戦闘開始時から戦闘力が10上昇する。3ターン経過後、さらに10上昇する

2サイファーのコールドエンハンスをコールドエンハンス弐にするか
コールドエンハンス弐:凍結効果が二つになる

3コールドアセイラーを開放するか
コールドアセイラー:凍結状態の敵に与えるダメージが1上昇する


美穂子 下2
4 ダンスマカブルをサン・サーンスにする
サン・サーンス:冥府の王に魅入られた彼女の舞踊は炎すら虜にする。炎上の効果を一つ追加し、戦闘力を10上昇させる。

5バーンエンハンスをバーンエンハンス弐へ
バーンエンハンス:鎖の先端から放たれる炎は全てを焼き焦がす。ダメージに炎上効果を二つ付与する

6バーンアセイラーをバーンアセイラー弐へ
バーンアセイラー:その魔石は炎を喰らって強くなる。炎上のかかった相手に追加ダメージを与え、受けるダメージを1低下する


京太郎 → そもダメージ受けるはずがないので無効

絹恵 → 雷神に等しきモノ習得

美穂子 → サン・サーンス習得

智葉 → 2ダメージですね


では改めて再開していきまーす



【冥府の首 戦闘力140】
   VS
【須賀京太郎 戦闘力141】



須賀京太郎の竜力継承・参発動
戦闘力が40上昇する

須賀京太郎の死の女王の寵愛発動
ダメージ表に毒を加える

※須賀京太郎は現在竜化していない状態です
  竜化する時は宣言してください

冥府の首 ダーコーヴァの獣発動
身体のそれぞれの部位にHPがあり、全てにダメージを与えるまで本体を攻撃出来ない


【ターン1】
須賀京太郎 10/10 死戦1/1 予知2/2 魔盾2/2

冥府の首 5/5 5/5 5/5 10/10


下1
1 2ダメージを与える
2 2ダメージを与える
3 3ダメージを与える
4 5ダメージを受ける
5 1ダメージを与える
6 4ダメージを与える
7 5ダメージを与える + 毒
8 1ダメージを与える
9 3ダメージを与える
0 1ダメージを与える
ゾロ目 

動鎧術(攻):全身を覆う鎧を自らの身体のように扱う卓越した技術。鎧を着ている時、十の桁が奇数の場合、自身の与えるダメージが1あがる。
動鎧術(防):全身を覆う鎧を自らの身体のように扱う卓越した技術。鎧を着ている時、十の桁が偶数の場合、自身の受けるダメージが1下がる。


京太郎「(…みんなの事は気になる)」

京太郎「(だが、今は目の前のコイツに集中しないと)」

京太郎「(…一体、どうしてかは分からないが)」

京太郎「(コイツは俺の爺様に…ガロン王にそっくりなんだから)」

京太郎「…なぁ、アンタ…!」

京太郎「もしかして…」

冥府の首「っ!!」ズオォ

京太郎「くっ!」ガキン

京太郎「(問答無用で首伸ばして攻撃してくるのかよ…!?)」

京太郎「(やっぱりコイツ、ガロン王じゃないのか?)」

京太郎「(それとも…操られてる…?)」

京太郎「(くっそ…分からない…!分からない…けど…!!)」


須賀京太郎の魔盾によりダメージを無効にした


【ターン2】
須賀京太郎 10/10 死戦1/1 予知2/2 魔盾0/2

冥府の首 5/5 5/5 5/5 10/10


下1
1 2ダメージを与える
2 2ダメージを与える
3 3ダメージを与える
4 5ダメージを受ける
5 1ダメージを与える
6 4ダメージを与える
7 5ダメージを与える + 毒
8 1ダメージを与える
9 3ダメージを与える
0 1ダメージを与える
ゾロ目 

動鎧術(攻):全身を覆う鎧を自らの身体のように扱う卓越した技術。鎧を着ている時、十の桁が奇数の場合、自身の与えるダメージが1あがる。
動鎧術(防):全身を覆う鎧を自らの身体のように扱う卓越した技術。鎧を着ている時、十の桁が偶数の場合、自身の受けるダメージが1下がる。


京太郎「(説得しても…無意味なら…!!)」

京太郎「(今は…戦うしかない…!)」

京太郎「(こうして俺が迷っている今も…他のところでみんな、戦っているんだから…!)」

京太郎「(それを助けに行けるのが俺と怜くらいなんだから…)」

京太郎「(躊躇なんてしていられない…!)」

京太郎「(コイツがなんであろうと…ここで倒す…!)」ダッ

冥府の首「っ」グンッ

京太郎「悪いが…てめぇの弱点はもう分かってるんだよ…!」

京太郎「(引き戻す時に…タイミングを合わせて武器を当ててやれば…!)」ブン

冥府の首「っ」バキャン

京太郎「(砕け…いや、浅かったか…!!)」

京太郎「(あの首を貰うには…もう一撃必要だな…!)」



京太郎のジ・アンブレイカブルと逝けとし生けるものの天敵発動
ダメージが2上昇し、4のダメージを与えた


【ターン3】
須賀京太郎 10/10 死戦1/1 予知2/2 魔盾0/2

冥府の首 1/5 5/5 5/5 10/10


下1
1 2ダメージを与える
2 2ダメージを与える
3 3ダメージを与える
4 5ダメージを受ける
5 1ダメージを与える
6 4ダメージを与える
7 5ダメージを与える + 毒
8 1ダメージを与える
9 3ダメージを与える
0 1ダメージを与える
ゾロ目 

動鎧術(攻):全身を覆う鎧を自らの身体のように扱う卓越した技術。鎧を着ている時、十の桁が奇数の場合、自身の与えるダメージが1あがる。
動鎧術(防):全身を覆う鎧を自らの身体のように扱う卓越した技術。鎧を着ている時、十の桁が偶数の場合、自身の受けるダメージが1下がる。



冥府の首「っ!」ブン

京太郎「(…やっぱりか)」

京太郎「(コイツ下半身がほぼコルドロンに繋がれてる状態だから)」

京太郎「(その首の動きにさえ気をつければ、ほぼ問題はないし)」

京太郎「(何より…俺の爺様とは比べ物にならないほど弱い)」

京太郎「(殴った時のカウンターもなければ…再生する気配さえないんだから)」

京太郎「(見た目こそそっくりだけど…コイツはきっとただの劣化コピー)」

京太郎「(…それなら人の姿よりも)」グググ

京太郎「(こっちの姿の方が…)」メキメキ

京太郎「都合が…良いよな…!!!」ズシン グォオオオオォオ

冥府の首「っっ!!」ビリビリ

京太郎「(…完全に自分の意志なんて見当たらないが、それでも竜の姿にビビリはするのか)」

京太郎「(それなら…今の間にその首一つ貰おうか…!!)」ブン

冥府「っ!!」バッキャァン


須賀京太郎は竜化形態になった
一部のスキルが無効となり、竜専用スキルが開放される

京太郎のジ・アンブレイカブルと逝けとし生けるものの天敵、世界最強種の爪牙発動
ダメージが3上昇し、7のダメージを与えた


冥府の首の一部が砕けた


【ターン4】
須賀京太郎 10/10 死戦1/1 予知2/2 魔盾0/2

冥府の首 0/5 5/5 5/5 10/10


下1
1 2ダメージを与える
2 2ダメージを与える
3 3ダメージを与える
4 5ダメージを受ける
5 1ダメージを与える
6 4ダメージを与える
7 5ダメージを与える + 毒
8 1ダメージを与える
9 3ダメージを与える
0 1ダメージを与える
ゾロ目 


京太郎「んで…もういっちょぉ!」ズオォ

冥府の首「っ」ガキャン

京太郎「チ…ギリギリで反応しやがったか」

京太郎「(もうちょっとでふたつ目の首も完全に砕けたんだが…)」

京太郎「(…いや、落ち着け。焦るのは良くない)」

京太郎「(みんなの事は気になるが…)」

京太郎「(ここで下手に焦っても余計に時間が掛かるだけ)」

京太郎「(まず負ける事はないんだから…)」

京太郎「(着実にその首もぎ取って…倒していこう)」


京太郎のジ・アンブレイカブルと逝けとし生けるものの天敵、世界最強種の爪牙発動
ダメージが3上昇し、4のダメージを与えた



【ターン5】
須賀京太郎 10/10 死戦1/1 予知2/2 魔盾0/2

冥府の首 0/5 1/5 5/5 10/10


下1
1 2ダメージを与える
2 2ダメージを与える
3 3ダメージを与える
4 5ダメージを受ける
5 1ダメージを与える
6 4ダメージを与える
7 5ダメージを与える + 毒
8 1ダメージを与える
9 3ダメージを与える
0 1ダメージを与える
ゾロ目 


京太郎「(だからこそ、ここは…!)」スゥウゥウ

京太郎「ごおぉおおおぉおおおお!!!!」シュゴォオオオォオ

冥府の首「っっっ!?」

京太郎「…どうだ。ベルドーから貰った黒炎の味は」

京太郎「冥府の力と合わせてあるし」

京太郎「…死霊であるアンタの身体には良く効くだろう」

冥府の首「…!!」ビクン

京太郎「暴れたって無駄だぜ」

京太郎「そいつはベルドー曰く決して消えない炎らしいからな」

京太郎「それから逃れるには俺のように喰らって完全に制御するくらいしかない」

京太郎「…が、アンタにはそれが出来るほどの頭脳や能力もなさそうだし」

京太郎「幾らあがいてももう終わりだ」


京太郎のジ・アンブレイカブルと逝けとし生けるものの天敵、世界最強種の爪牙発動
ダメージが3上昇し、8のダメージを与えた

冥府の首のふたつ目の頭が砕けた

須賀京太郎の死を孕む黒炎発動
冥府の首は黒炎状態になった

冥府の首は黒炎によって1のダメージを受けた



【ターン6】
須賀京太郎 10/10 死戦1/1 予知2/2 魔盾0/2

冥府の首 0/5 0/5 4/5 10/10


下1
1 2ダメージを与える
2 2ダメージを与える
3 3ダメージを与える
4 5ダメージを受ける
5 1ダメージを与える
6 4ダメージを与える
7 5ダメージを与える + 黒炎
8 1ダメージを与える
9 3ダメージを与える
0 1ダメージを与える
ゾロ目 


京太郎「…ま、仮にも爺様そっくりな奴がただ焼け死ぬのを見てるだけってのも可哀想だしな」

京太郎「介錯だけは…してやるよ!」ガブ

冥府の首「っっ!!!」ガキャン

京太郎「(…さて、これで三つ目)」

京太郎「(弱点である心臓部分は…)」

冥府の首「…」グパァ

京太郎「(よし…開いた…!)」

京太郎「(後は…アレを潰して…フィニッシュだ…!!)」




京太郎のジ・アンブレイカブルと逝けとし生けるものの天敵、世界最強種の爪牙、ポイズンアセイラー弐発動
ダメージが4上昇し、7のダメージを与えた


冥府の首の最後の頭が砕けた


冥府の首の本体である心臓部分が露出した


冥府の首は黒炎によって1のダメージを受けた



【ターン7】
須賀京太郎 10/10 死戦1/1 予知2/2 魔盾0/2

冥府の首 0/5 0/5 0/5 9/10


下1
1 2ダメージを与える
2 2ダメージを与える
3 3ダメージを与える
4 5ダメージを受ける
5 1ダメージを与える
6 4ダメージを与える
7 5ダメージを与える + 黒炎
8 1ダメージを与える
9 3ダメージを与える
0 1ダメージを与える
ゾロ目 


京太郎「(とは言え、流石にアレを噛み砕く度胸はないし…)

京太郎「(この爪で貫かせてもらおう)」グッ

冥府の首「っ」ジタンバタン

京太郎「あばれんなよ。今、楽にしてやる…!」ブン

冥府の首「っ!!」ズバァ

京太郎「(く…暴れている所為で芯がズレたか…!)」

京太郎「(お陰で一撃で楽にしてやれなかったが…)」

京太郎「(…だが、このまま放っておいても…)」

冥府の首「…っ!」ジタバタ ジタバタ

冥府の首「…………!」ジタ     バタ

冥府の首「…………」ジタ          シィン

京太郎「…死んだか」

京太郎「(…アンタが結局、一体、誰なのかわからなかったが)」

京太郎「(でも、こんな風に炎にまかれて死ぬなんて無念だったろう)」

京太郎「(…その分は俺がアイツに…親父に叩きつけてきてやるから」

京太郎「(安心して眠ってくれ)」

冥府の首「……」ドロドロ シュゥゥゥゥ



京太郎のジ・アンブレイカブルと逝けとし生けるものの天敵、世界最強種の爪牙、ポイズンアセイラー弐発動
ダメージが4上昇し、7のダメージを与えた


冥府の首は黒炎によって1のダメージを受けた


次のターン冥府の首が黒炎によって焼かれて死ぬのでターン8で自動終了です




と言う訳で勝った京ちゃんが誰のところに向かうかをー

下1

はーい。それじゃあ8ターン終了時に智葉のところに到達します
…うん、なんかその頃には決着ついてそうだけど(´・ω・`)その時はまた安価取ります

今日はちょっとヌルゲーと言うか、安価出してる意味があんまりない感じでしたが
明日からはわりかし良い勝負になると思うので(´・ω・`)良ければ参加して下さい

では、明日は絹恵ちゃんと怜コンビをやってきまーす、と言いつつおやすみなさい

まぁ、これまで色々と書いてて思いますが、ハーレムルートにするにしてもやっぱ三人が限界なんだよなーと
あんま恋愛重視してるスレではありませんが、ハーレム入りしてからまったく出番のない子もいますし(´・ω・`)春とか春とか春とか
その辺、防止するための恋人限定コミュだったんですが、導入が遅かったって事もあって微妙な事に…
毎回、安価スレやる度に反省点出まくっちゃってますが、まぁ、次回に活かすって事で(´・ω・`)とりあえずTSヒロインとのエロが書きたい…


~ヤマタノオロチ レヴァンタンの首前~

絹恵「…しかし、アレやな」

絹恵「まさか最後の最後でハインデルと一緒に戦うと思とらへんかったわ」

怜「京太郎やなくて不満?」

絹恵「うん」キッパリ

怜「正直やなー。まぁ、気持ちは同じやけど」

怜「何にせよ…今はこうしてみんなと分断されとるしウチで我慢しとき」

絹恵「しゃあないなー」

絹恵「…でも、ええんか?」

怜「何が?」

絹恵「アレ、ハインデルからすれば同族やろ?」

絹恵「それに…恩人の子どもや言う話やし…」

絹恵「やりづらくないん?」


怜「…安心し。あの子はもう死んどる」

絹恵「え?」

怜「…ウチが竜になった時にはもうあの卵は死んどったんや」

怜「どれだけ温めても…絶対に孵る事はない」

怜「ウチの予言の力で…それが見えとった」

怜「でも、ウチらの恩人…いや、恩竜は慈悲深い性格で」

怜「無駄やと分かっていても、自分の子どもの卵を壊す事が出来ひんかった」

怜「最後、寿命で死ぬ瞬間まで我が子の事を慮って…」

怜「ウチらに託して…逝くくらいに」

怜「…だから、ウチはあの卵を壊せへんかった」

怜「終焉の果てで…敵になるってそう分かっとったのに」

怜「あの竜の遺言に縛られ…卵を壊す事が出来ひんかったんや」


怜「…でも、結果、あの子は悪党どもに奪われ」

怜「こうして世界を終わらせる手先に使われとる」

怜「…それを知って、尻込みするほどウチは情けない女になりとうない」

怜「全部知っとった上で…卵を壊せんかったのはウチや」

怜「他の誰でもなく…ウチがその責任取らへんかったらあかん」

絹恵「……阿呆」コツン

怜「な、なんやの?」

絹恵「そう一人で背負い込まへんの」

絹恵「ハインデルには京太郎もおるし…それに今は隣に私もおるやろ」

絹恵「そう自分を背負い込まずに、私にも頼り」

絹恵「この日の為に私はお姉ちゃんに稽古つけてもらって」

絹恵「さらに強くなったんやから」

絹恵「例え、竜相手でも早々、負けへんで」


怜「…アンタ、良え女やな」

絹恵「なに?今更、気づいたん?」クス

怜「うん。ウチが男やったら惚れとったかもしれへんわ」

絹恵「いや、それはちょっと」ヒキ

怜「冗談やって。本気にすんな」

竜の首「ぐうぅぅぅぅ…!!」

怜「…ま、それはともかくや」

怜「あちらさんもやる気十分みたいやし」

絹恵「…そうやな」

絹恵「そろそろ…竜退治と洒落込もうやないか…!」グッ


下1
どちらが前衛になりますか?


絹恵「フロントは私が出る!」

絹恵「遅れたらあかんで!!」

怜「辛くなったら言うんやで!」

怜「何時でも変わったるさかいにな…!」

絹恵「数百年生きとるばあさんの背中に隠れる趣味はないんや…!」

絹恵「アンタの出番はないから引っ込んどき…!」




【竜の首 戦闘力190】
   VS
【愛宕絹恵 戦闘力140】 + 【ハインデル 戦闘力160】




愛宕絹恵の竜力継承・壱発動
戦闘力が20上昇する


愛宕絹恵の雷神に等しきモノ発動
戦闘力が10上昇する


愛宕絹恵のコールドエンハンス発動
ダメージ表に凍結効果を付与する
凍結:3ターンの間、戦闘力を10低下させる



竜の首のスキル 世界最強種の畏怖発動
愛宕絹恵はこのターン行動不能になる


竜の首のスキル 蛇の王発動
ハインデル・ワーグナー・ベリアルの保つ全てのスキルを習得する
 L未来を見通すもの:一戦闘につきダメージを三回まで無効化する
 L竜巻の王発動:戦闘中、受けるダメージを1低下させる。また戦闘中、同じコンマからダメージを受けた場合、さらに低下させる(合計3まで)
 L蒼穹の覇者:ダメージを受けた時、十の桁が奇数なら二度までダメージを無効にする。またダメージ表に炎上を加える
 L貪食たる竜:相手のダメージ軽減スキルや装備を無効にする
 L超速再生能力:1ターンに一度、HPを1回復する


竜の首のスキル 予言された滅び発動
愛宕絹恵が戦闘に参加している為、戦闘力が20低下する




ハインデルの能力弱化発動
戦闘力が20低下する


【ターン1】

愛宕絹恵 10/10 戦闘指揮1/1 高速戦闘使用不可

ハインデル 10/10 未来を見通すもの使用不可

竜の首 10/10 未来を見通すもの3/3 蒼穹の覇者2/2



下1 絹恵
1 2ダメージを与える
2 2ダメージを受ける
3 3ダメージを与える
4 5ダメージを受ける + 炎上
5 3ダメージを受ける
6 4ダメージを与える
7 5ダメージを与える + 凍結
8 4ダメージを受ける
9 3ダメージを与える
0 3ダメージを受ける
ゾロ目 


下2 ハインデル
1 失敗
2 失敗
3 3ダメージを与える
4 失敗
5 失敗
6 4ダメージを与える
7 5ダメージを与える
8 失敗
9 3ダメージを与える
0 絹恵の受けるダメージを無効に
ゾロ目 

戦闘指揮使います?下1


絹恵「(とは言ったものの…!)」

竜の首「ぐおおおおおおおおおお!!!」

絹恵「っ!」ビリビリ

絹恵「(どれだけ戦っても、この本能的恐怖はなくならへん…!)」

絹恵「(視線が合った瞬間、身体が震えて…!)」

絹恵「(少しすれば収まるって分かっとるけれど…)」

絹恵「(でも、この少しの硬直が…致命的…!)」

竜の首「っ!」ブン

絹恵「(く…!頭ごと叩きつけるつもりか…!?)」

絹恵「(まずい硬直がまだ解けとらへん…!)」

ハインデル「絹恵!」

絹恵「っ!」チラ

ハインデル「(…自分の事はええ言うんか…!?)」

ハインデル「(攻撃を優先せえと…?)」

ハインデル「(…分かった。なら…!!)」


絹恵「ぐふっ」ガッ

絹恵「(さ、流石、大岩のような頭が直撃すると…キツイわ)」

絹恵「(ギリギリマジックアイテム発動して身体を浮かせたから致命傷にはならへんかったけど…)」

絹恵「(一瞬、意識が飛びかけた…!)」

絹恵「(でも…今なら…!!)」

ハインデル「(攻撃後の隙!無駄にはせえへん!)」ダッ

ハインデル「貰ったああああああ!」ブンッ

竜の首「」スッ

ハインデル「な…!?」

ハインデル「(このタイミングでウチの爪を避けられるなんて…)」

ハインデル「(最初からウチが攻撃するの分かっとった…?)」

ハインデル「(だとしたら…コイツの能力は…!!)」


竜の首の未来予知発動
受けるダメージを無効にした



【ターン2】

愛宕絹恵 7/10 戦闘指揮0/1 高速戦闘使用不可

ハインデル 10/10 未来を見通すもの使用不可

竜の首 10/10 未来を見通すもの2/3 蒼穹の覇者2/2



下1 絹恵
1 2ダメージを与える 竜巻の王 0/3
2 2ダメージを受ける
3 3ダメージを与える 竜巻の王 0/3
4 5ダメージを受ける + 炎上
5 3ダメージを受ける
6 4ダメージを与える 竜巻の王 0/3
7 5ダメージを与える + 凍結 竜巻の王0/3
8 4ダメージを受ける
9 3ダメージを与える 竜巻の王0/3
0 3ダメージを受ける
ゾロ目

蒼穹の覇者:ダメージを受けた時、十の桁が奇数なら二度までダメージを無効にする

下2 ハインデル
1 失敗
2 失敗
3 3ダメージを与える
4 失敗
5 失敗
6 4ダメージを与える
7 5ダメージを与える
8 失敗
9 3ダメージを与える
0 絹恵の受けるダメージを無効に
ゾロ目 


ハインデル「気をつけ、絹恵!」

ハインデル「コイツ…ウチと同じ未来予知の能力を持っとる…!」

絹恵「なんつーやっかいな…!」

絹恵「予知能力なんてのはそうポンポン生まれるもんなんか…!?」

ハインデル「…いや、普通はそんな事あらへんはずや」

ハインデル「世代交代が早い人の中でも100年に一人生まれるかどうかの確率…!」

ハインデル「未来予知の能力を持って竜が生まれてくるなんて聞いたこともない!!」

絹恵「だとするなら…コイツはとんでもないイレギュラーや言う事か…!」

ハインデル「気をつけ!他にも能力持っとるかもしれへん!」

絹恵「言われず…とも!」バサッ

絹恵「(…とりあえずさっきのダメージがまだ響いとる)」

絹恵「(少し距離を取って身体を落ち着かせへんかったら…!)」

絹恵「(もう一撃、さっきのと同じのを喰らったらヤバイ…!)」


竜の首「ぐおおぉおおおおお!!!」スゥウウ

絹恵「なっ!?」

絹恵「(ヤバ…!コイツの吸引力…半端やない…!)」

絹恵「(全力で離れようとマジックアイテムに魔力を込めとるのに…)」

絹恵「(ぐんぐん引き寄せられて…!?)」

絹恵「この…!京太郎以外に食べられる趣味は…!!」

竜の首「っ!」カッ

絹恵「(しまっ!?抵抗しようと動きが鈍くなったところに雷…!?)」

絹恵「(これ…避けられ…!!)」バチィ

絹恵「きゃ…あああああっ」

ハインデル「この…よくも絹恵を…!」バッ

竜の首「っ!!」ゴウッ

ハインデル「!!」

ハインデル「(今度は竜巻まで…!!)」

ハインデル「(さっきのと言い今回のとい言い…コイツ、もしかして…!!)」

ってしまった世界最強種の爪牙忘れてました(´・ω・`)
えーと両方とも4ダメージになるんで絹恵ちゃん戦闘不能ですね…


竜の首「ぐるうぅぅうぅ!」

ハインデル「(…ウチの予想が正しければ)」

ハインデル「(コイツは…ウチらと同じ能力を持っとる)」

ハインデル「(ウチらがこの子の卵を暖めとった時に力が移ったのか…)」

ハインデル「(或いは…元々、才能があったんか分からへんけれど…)」

ハインデル「(ともかく…このままやとまずい)」

ハインデル「(コイツ相手に…ウチ一人じゃ勝てる気がせえへん…!)」

ハインデル「(けど…)」チラ

絹恵「う…ぅ」

ハインデル「(…絹恵は完全に戦闘出来る状態やない)」

ハインデル「(開始すぐに…ボロボロにされてしもうた)」

ハインデル「(…そしてこの状況で他のところに援護に行けるのはウチと京太郎だけ)」

ハインデル「(…京太郎が来るまでの間…持ちこたえられるか…?)」

ハインデル「(力を譲り渡しすぎて…弱ったこの身体で…)」

ハインデル「(このバケモノを…止められるやろうか…?)」


ハインデル「(…いや、やらへんかったらあかん)」

ハインデル「(ウチが…みんなをこの戦いに巻き込んだんや)」

ハインデル「(なのに…これまでずっと大人しくしとったウチが…)」

ハインデル「(最後の最後で…足手まといになる訳にはいかへん)」

ハインデル「(ここは…なんとしてでもコイツを食い止めへんかったら)」

ハインデル「(そうやないと…この子が…絹恵が死んでしまう)」

ハインデル「(ウチの事を賢竜ハインデルやのうて…)」

ハインデル「(一人の友人として見てくれとる…この生意気やけど優しい子を…)」

ハインデル「(ウチは…絶対に死なせとうない…!)」

ハインデル「(だから…!!)」

ワーグナー「はいんでええええええええええええええっる!!!」バッサバッサ

ハインデル「…え?」


ワーグナー「無事やったんやな!!」ズシン

ワーグナー「あぁぁ!本当に良かった…!」

ワーグナー「あの訳の分からん鉄のツボみたいなのが妖精の国に進んどるって聞いて」

ワーグナー「もしかしたら、ハインデルが危ないと思って急いでやってきたんやけれど…!」

ワーグナー「どうやら間に合ったみたいやな…!!」

ハインデル「…あぁ、もう、まったく」

ハインデル「…最高のタイミングで来てくれたで、ワーグナー」

ワーグナー「ホント!?」パァ

ハインデル「…うん。悪いけど、手を貸してくれへんやろうか」

ハインデル「今、かなり厳しい状況やねん」

ハインデル「ウチに出来る事なら何でもするから…頼むわ」

ワーグナー「な、なんでも…!?」ゴク


ワーグナー「い、いや、アカンアカン」フルフル

ワーグナー「そう言ってくれるのは嬉しいけれど…」

ワーグナー「…でも、ここで手を貸さへんほどウチは利己的やないで」

ワーグナー「コイツが世界の終焉を招く大釜や言うんやったら」

ワーグナー「この世界に生きるいきものとして立ち向かうのが義務やろう」

ハインデル「…ワーグナー」

ワーグナー「…さ、後はウチに任せ」

ワーグナー「ウチが来たらもう安心や」

ワーグナー「世界最強とそう呼ばれる竜の実力を…」

ハインデル「…いや、それはアカン」

ワーグナー「えー…」


ハインデル「悪いけど…ウチはコイツ相手やと足手まといや」

ハインデル「後衛に回ったところで碌に攻撃出来るチャンスがあるとは思えへん」

ハインデル「だから、まず先にウチが前衛に出る」

ワーグナー「って、そんなんアカンよ!」

ワーグナー「ハインデルは病弱なんやから!!」

ハインデル「…病弱云々言うてられる状況ちゃうし」

ハインデル「何より…コイツを倒せる可能性があるんはワーグナーか京太郎…オーダインくらいなもんや」

ハインデル「だから、ここでウチが壁になって、少しでもワーグナーの攻撃チャンスを増やすのが一番なんやって」

ワーグナー「でも…!」

ハインデル「…それに四の五の言っとる暇ないで」

竜の首「ぎゅるうううぅうう…!」

ハインデル「…どうやらあちらさんしびれを切らし始めたみたいや」

ハインデル「今すぐウチらも叩き潰してやりたいって目で言うとる」

ハインデル「…だから!」バッ

ワーグナー「ハインデル!!」

ハインデル「…攻撃は頼むで、ワーグナー!」

ハインデル「ウチは極力、コイツを惹きつける…!!」


愛宕絹恵が戦闘不能になった事によりワーグナーが参戦した

ハインデルが前衛になった

愛宕絹恵が戦闘不能になった事により竜の首の戦闘力が元に戻った

【ターン3】

ハインデル 10/10 未来を見通すもの使用不可

ワーグナー 10/10 蒼穹の覇者使用不可 未来予知使用不可

竜の首 10/10 未来を見通すもの2/3 蒼穹の覇者1/2



下1 ハインデル
1 2ダメージを受ける 
2 2ダメージを受ける
3 2ダメージを与える 
4 5ダメージを受ける + 炎上
5 3ダメージを受ける
6 1ダメージを受ける 
7 5ダメージを与える 竜巻の王0/3
8 4ダメージを受ける
9 2ダメージを受ける
0 3ダメージを受ける
ゾロ目

蒼穹の覇者:ダメージを受けた時、十の桁が奇数なら二度までダメージを無効にする

下2 ワーグナー
1 失敗
2 失敗
3 3ダメージを与える
4 失敗
5 失敗
6 4ダメージを与える
7 5ダメージを与える
8 失敗
9 3ダメージを与える
0 絹恵の受けるダメージを無効に
ゾロ目 


ハインデル「絹恵の仇…!取らせてもらうで…!!」ダッ

竜の首「ぐおおおおおおお!!」スウゥウゥウ

ハインデル「(さっきの絹恵と同じ吸い込みか…!?)」

ハインデル「(それで動けなくして攻撃がコイツの必勝パターンって事なんかもしれへん…!)」

ハインデル「(だが…一度、見た技の対策くらい立てとるに決まっとるやろ…!)」バッ

ワーグナー「な…!?は、ハインデル…!?」

ハインデル「(止まったらやられるんなら…逆に突っ込んで…!)」

ハインデル「その喉まで…この爪ぶち込んだる…!!」

竜の首「っ!」キュィイィィイン バッ

ハインデル「(回避した!?)」

ハインデル「(これで二回…と言う事はウチと同じかソレ以上に能力を使いこなしとるって事か…!)」

ハインデル「(元祖予言の竜としては若干、立つ瀬もあらへんけれど…!!)」

ハインデル「(でも…!)」チラ





ワーグナー「…なるほど。そういう事か」

ワーグナー「ハインデルの能力とベリアルの能力」

ワーグナー「その二つを同時に扱えるって事やな」

ワーグナー「…なた、まずは…前者の方から打ち破らせて貰おうか!」ゴウッ

竜の首「っ」キュゥィィィン バッ

ワーグナー「…そう。ウチの広範囲ブレスは警戒するわな」

ワーグナー「…だが、それは見た目だけ派手な手品のようなブレスや」

ワーグナー「決して本気のモノやないし…当たったって大したダメージはあらへんかったやろう」

ワーグナー「ま、例え、未来を見通していても」

ワーグナー「戦闘経験が少ない言うんは変わらへん」

ワーグナー「ともかく…これで予知は無駄撃ちさせた訳やし」

ワーグナー「これ以上の予知は怜だって難しいやろう」

ワーグナー「…つまり」

竜の首「ぐ…うぅぅ…」

ワーグナー「…ガチンコや。付き合ってもらうで…!!」



【ターン4】

ハインデル 10/10 未来を見通すもの使用不可

ワーグナー 10/10 蒼穹の覇者使用不可 未来予知使用不可

竜の首 10/10 未来を見通すもの0/3 蒼穹の覇者1/2



下1 ハインデル
1 2ダメージを受ける 
2 2ダメージを受ける
3 2ダメージを受ける 
4 5ダメージを受ける + 炎上
5 3ダメージを受ける
6 1ダメージを受ける 
7 5ダメージを与える 竜巻の王0/3
8 4ダメージを受ける
9 2ダメージを受ける
0 3ダメージを受ける
ゾロ目

蒼穹の覇者:ダメージを受けた時、十の桁が奇数なら二度までダメージを無効にする

下2 ワーグナー
1 失敗
2 失敗
3 3ダメージを与える
4 失敗
5 失敗
6 4ダメージを与える
7 5ダメージを与える
8 失敗
9 3ダメージを与える
0 絹恵の受けるダメージを無効に
ゾロ目 


ハインデル「(…あの恐ろしかったレヴァンタンが怯んどる)」

ハインデル「(流石はワーグナー…)」

ハインデル「(世界最強とそう言われるのは伊達でも酔狂でもあらへん)」

ハインデル「(その頼もしさはこれまでの付き合いで知っとったけど…)」

ハインデル「(これだけ絶望的な状況だとマジで有り難いわ)」

ワーグナー「(ハッ、怜に褒められとる気がする…!!)」

ハインデル「(…まぁ、なんにせよ、ウチがここでするべきは…!)」

竜の首「ごおおおおおお!」

ハインデル「ワーグナーのところには行かせへん!」ガシ ブシュゥ

ハインデル「ぐ…!」

ワーグナー「ハインデル!!」

ハインデル「大丈夫…!ちょっと牙が食い込んだだけや…!」


ハインデル「それより…!」

ワーグナー「分かっとる!今が…チャンス…!!」ガブッ

竜の首「っ!」ブッシュアアア

ワーグナー「…ま…だまだあああ!」ゴオォオオ

竜の首「ぎゃあああああ!!!!」メラメラ

ハインデル「う、うわ…ぁ…」

ハインデル「(…牙でウロコに大穴明けてから即座にそこへブレスぶっかけるとか…)」

ハインデル「(かなり殺意に満ち溢れとるな…)」

ハインデル「(お陰で…大分、あっちにダメージを与えられたみたいや)」

ハインデル「(…少なくとも、ウチがダメージを受けた以上にワーグナーが返してくれとる)」

ハインデル「(このままいけば…何とかなるかもしれへん…!)」


竜の首の世界最強種の爪牙発動
ハインデルに与えるダメージが4になった


ワーグナーの世界最強種の爪牙と蒼穹の覇者発動
 Lカウンター 竜の首の竜巻の王発動
竜の首に5のダメージを与え、炎上状態にした


竜の首は炎上により1のダメージを受けた


竜の首の超速再生能力発動
HPが1回復した



【ターン4】

ハインデル 6/10 未来を見通すもの使用不可

ワーグナー 10/10 蒼穹の覇者使用不可 未来予知使用不可

竜の首 5/10 未来を見通すもの0/3 蒼穹の覇者1/2 炎上@2



下1 ハインデル
1 2ダメージを受ける 
2 2ダメージを受ける
3 2ダメージを受ける 
4 5ダメージを受ける + 炎上
5 3ダメージを受ける
6 1ダメージを受ける 
7 5ダメージを与える 竜巻の王0/3
8 4ダメージを受ける
9 2ダメージを受ける
0 3ダメージを受ける
ゾロ目

蒼穹の覇者:ダメージを受けた時、十の桁が奇数なら二度までダメージを無効にする

下2 ワーグナー
1 失敗
2 失敗
3 3ダメージを与える 竜巻の王0/3
4 失敗
5 失敗
6 4ダメージを与える 竜巻の王 0/3
7 5ダメージを与える + 炎上 竜巻の王 1/3
8 失敗
9 3ダメージを与える 竜巻の王 0/3
0 ハインデルの受けるダメージを無効に
ゾロ目 


ハインデル「(…ま、理想はこのまま炎で焼け死んでくれる事やけれど)」

竜の首「ぐ…じゅぅううう!」シュゥゥゥ

ハインデル「(…焼けるのとほぼ同等な速度で回復しとる)」

ハインデル「(やっぱりベリアルと同等レベルの回復能力を持っとるんやろう)」

ハインデル「(まったく…本当にたちが悪いで…!)」

竜の首「ぐおおおおおおおお!!!」グルングルン

ハインデル「っっ!!」

ハインデル「(ってコイツ…ウチの腹を加えたまま暴れて…!!)」

ハインデル「(まずい!このままやったら…!)」

竜「るうおおおおおおおおお!!!」ズガン

ハインデル「~~~~~っっっ!!!」

ワーグナー「怜!!!!」

ハインデル「(あ…カン。意識が…)」

ハインデル「(ここでリタイア…なんて…悔しい…けど…)」

ハインデル「(…後は…頼んだ…で…竜華…)」


竜の首の世界最強種の爪牙発動
ハインデルに与えるダメージが4になった

ハインデルは戦闘不能になった

竜の首は炎上により1のダメージを受けた


竜の首の超速再生能力発動
HPが1回復した



【ターン6】

ワーグナー 10/10 蒼穹の覇者使用不可 未来予知使用不可

竜の首 5/10 未来を見通すもの0/3 蒼穹の覇者1/2 炎上@2


下1 ワーグナー
1 2ダメージを受ける
2 2ダメージを受ける
3 3ダメージを与える 竜巻の王0/3
4 5ダメージを受ける + 炎上
5 3ダメージを受ける
6 4ダメージを与える 竜巻の王 0/3
7 5ダメージを与える + 炎上 竜巻の王 1/3
8 4ダメージを受ける
9 3ダメージを与える 竜巻の王 0/3
0 3ダメージを受ける
ゾロ目 

蒼穹の覇者:ダメージを受けた時、十の桁が奇数なら二度までダメージを無効にする


ワーグナー「良くも…良くも怜を…!!」

ワーグナー「ウチの大事な女の子の肌に…傷をつけてくれよったな…!!」

ワーグナー「例え…アンタがあの竜の子どもやろうが…!!」

ワーグナー「絶対に…絶対に…許さへん!!!!」ゴオォオオオオ

竜の首「ごおおおぉおお!!!」バッサバッサ

ワーグナー「っ!!」

ワーグナー「(傷を狙って撃ったブレスがかき消された…!?)」

ワーグナー「(しかも…ウチと同じ竜巻で…!?)」

ワーグナー「(く…まさかそんな手札をまだ残しとったなんて…!)」

ワーグナー「(って事は…コイツには…遠距離攻撃はほぼ効果があらへん…!)」

ワーグナー「(接近戦で…直接仕留めるしかないって事か…!!!)」


竜の首の蒼穹の覇者発動
ワーグナーの攻撃を無効にした


竜の首は炎上により1のダメージを受けた


竜の首の超速再生能力発動
HPが1回復した


竜の首の炎上が治った


【ターン7】

ワーグナー 10/10 蒼穹の覇者使用不可 未来予知使用不可

竜の首 5/10 未来を見通すもの0/3 蒼穹の覇者0/2


下1 ワーグナー
1 2ダメージを受ける
2 2ダメージを受ける
3 3ダメージを与える 竜巻の王0/3
4 5ダメージを受ける + 炎上
5 3ダメージを受ける
6 4ダメージを与える 竜巻の王 0/3
7 5ダメージを与える + 炎上 竜巻の王 1/3
8 4ダメージを受ける
9 3ダメージを与える 竜巻の王 0/3
0 3ダメージを受ける
ゾロ目 



竜の首「…にぃ」

ワーグナー「(っ!コイツ笑って…!)」

ワーグナー「(一体、何を…)」

竜の首「…」スッ

ハインデル「…ぅ…く…」

ワーグナー「まさか…おい、ちょっと待て…!」ダッ

竜の首「ごおおおおお!!」

ワーグナー「っ!!!」ズバァ

ワーグナー「(痛い…痛い…!!)」

ワーグナー「(コイツの爪が…思いっきり背中に刺さった…!)」

ワーグナー「(でも、ハインデルを…怜を護る為やったら)」

ワーグナー「(これくらい…我慢…出来る…!!!)」



竜の首の世界最強種の爪牙発動
ワーグナーに5のダメージを与えた


【ターン8】

ワーグナー 5/10 蒼穹の覇者使用不可 未来予知使用不可

竜の首 6/10 未来を見通すもの0/3 蒼穹の覇者0/2


下1 ワーグナー
1 2ダメージを受ける
2 2ダメージを受ける
3 3ダメージを与える 竜巻の王0/3
4 5ダメージを受ける + 炎上
5 3ダメージを受ける
6 4ダメージを与える 竜巻の王 0/3
7 5ダメージを与える + 炎上 竜巻の王 1/3
8 4ダメージを受ける
9 3ダメージを与える 竜巻の王 0/3
0 3ダメージを受ける
ゾロ目 


竜の首「ぎゃるうぉおおお!!」ガッスガッス

ワーグナー「ぐ…ぐうううっ!!」

ワーグナー「(ダメや…!まだ…アカン!!)」

ワーグナー「(今、動いたら…怜にこの攻撃が向けられる…!)」

ワーグナー「(今、意識のない怜がこんな攻撃に晒されたら…)」

ワーグナー「(死んでしまうかも…しれへん…!)」

ワーグナー「(だから…このまま…我慢…して)」

ワーグナー「(我慢…我慢…我ま…ん…ぅう!!)」

竜の首「ぐおおおおおおお!!!」ガブッ

ワーグナー「~~~~~!!!!」ブッシャァ

ワーグナー「あ…あ……」

ワーグナー「(…怜…ゴメ……ン)」ドサ



竜の首の世界最強種の爪牙発動
ワーグナーに3のダメージを与えた


ワーグナーが戦闘不能になった


竜の首と戦えるものがもういない…


竜の首との戦闘に敗北した



下1 バレンタイン王
1 他のところの援護優先で(8ターン以上戦闘している戦場に援護しに現れます)
2 ここは回復優先やろ(全回復)
3 他のところの援護優先で(8ターン以上戦闘している戦場に援護しに現れます)
4 トドメさそっか(ニッコリ
5 他のところの援護優先で(8ターン以上戦闘している戦場に援護しに現れます)
6 他のところの援護優先で(8ターン以上戦闘している戦場に援護しに現れます)
7 ここは回復優先やろ(全回復)
8 他のところの援護優先で(8ターン以上戦闘している戦場に援護しに現れます)
9 トドメさそっか(ニッコリ
0 他のところの援護優先で(8ターン以上戦闘している戦場に援護しに現れます)
ゾロ目 

チッ(´・ω・`)

そういやガイトさんとこに援護って言ってたけど、ガイトサンが8ターンかからずに勝利してたらどうなるんだこれ。

すまぬ……すまぬ……
京太郎援護で絹怜選んでゾロ目出してれば間一髪救って即堕ちするワーグナーが見れたのに


~コルドロン内部~

バレンタイン王「ふふ…ふふふふふ」

バレンタイン王「流石だ、終焉の幕引きを担う最後の竜よ」

バレンタイン王「他の二竜…そしてオーダインの娘を相手にしても…」

バレンタイン王「一歩も引かず勝ってみせるとは…!」

バレンタイン王「お前こそ…余の希望!」

バレンタイン王「余の全てを託すに足る竜よ…!」

竜の首「ぎゃう…っ♪」

バレンタイン王「…だが」

バレンタイン王「未だこの戦場には戦いを続ける愚か者どもがいる」

バレンタイン王「英雄どもの始末はそれからでも大丈夫だ」

バレンタイン王「まずは他の奴らを倒してから」

バレンタイン王「一人ずつゆっくりと英雄どもを始末してやろうではないか…!」

>>435
智葉が8ターン以前に勝った場合は京ちゃんが別の戦場にいきます
移動に1ターンかかると考えて9ターン時に他の戦場に顔をだす感じですね

>>436
確かにここで乱入できてれば劇的でしたねーwww
ワーグナーも堕ちる(確信)


~ダーコーヴァの首前~

ダーコーヴァの首「ぐるうぅぅうぅ!」

智葉「…正直なところ、お前には同情する気持ちもある」

智葉「私がタイタニアにいれば…」

智葉「バレンタイン王の手にダーコーヴァの秘術が渡らなかったかもしれないのだから」

智葉「お前が一体、誰なのかは知らないが」

智葉「…しかし、望んでそのような獣になった訳ではないだろう」

智葉「…だが、だからと言って、容赦はしない」

智葉「私にも…引けぬ理由というのがあるのだから」

智葉「お前と同じケダモノの身体に落ちても尚…愛する人が出来たのだ」

智葉「…その人を護る為にも…私は戦う」

智葉「…さぁ、来い。ダーコーヴァ…!」

智葉「我が父が振るい、今、私に受け継がれたこのサイファーの切れ味…!」

智葉「かつての魔獣と同じく…その身体に刻み込んでやろう…!」


【ダーコーヴァの首 戦闘力140】
     VS
【辻垣内智葉 戦闘力140】


辻垣内智葉のスタンエンハンス発動
ダメージにスタン効果を付与する
スタン:次のターン相手を行動不能にする


ダーコーヴァの首のスキル 三つ首六つ目の獣発動
身体のそれぞれの部位にHPがあり、全てを破壊しなければ、倒す事が出来ない


ダーコーヴァの首のスキル 終焉招く魔獣発動
首が現在である限り、ダメージ表に毒・凍結・炎上の効果を付与する




【ターン1】
辻垣内智葉 10/10

ダーコーヴァの首 (毒)7/7 (凍結)7/7 (炎上)7/7


下1
1 2ダメージを与える
2 2ダメージを受ける + 炎上
3 3ダメージを与える
4 5ダメージを受ける + 毒
5 3ダメージを受ける
6 4ダメージを与える
7 5ダメージを与える + スタン
8 4ダメージを受ける + 凍結
9 3ダメージを与える
0 3ダメージを受ける
ゾロ目 

…と言うか智葉、消耗表で2ダメージ受けてましたよね
って言う事は…5+毒ダメージで1
毒は3ターン続くんで、毒ダメージだけで10削りきられると………


ダーコーヴァの首「ぐううぅうう!!」ズダン ズダン

智葉「く…!」

智葉「(こっちに進みながら地面を叩きつけてくるか…!)」

智葉「(大振りだが、身体が大きいのもあって…!)」

智葉「(思った以上に隙がない…!)」

智葉「(このままじゃ中々、攻めこむ事が出来ないが…!)」

ダーコーヴァの首「すうぅううう!!」

智葉「(息を吸い込んだ…!?)」

智葉「(ブレスか何かを使うのか…!?)」

智葉「(くそ…ならば、中途半端に離れている現状はまずい…!)」

智葉「(ダメージを覚悟してでも密着して…ブレスの影響を最小限にしなければ…!!)」バッ


智葉「ここ…だあああ!」バッ

ダーコーヴァ「ぐううぅう!」

智葉「(よし…何とか首周りに貼り付けた…!)

智葉「(これだけ近ければブレスは使えない…!)」

智葉「(危険な賭けだが、何とか勝てた…)」

ダーコーヴァ「ぐ…おぉおお!!!」ボワァ

智葉「な…!?」

智葉「(しま…!これ…毒の霧か…!!)」

智葉「(これじゃあ密着してても意味がない…!)」

智葉「(くそ…!他のダーコーヴァ達は毒霧なんて使わなかったから油断した…!)」

智葉「(思いっきり毒も吸い込んでしまったし…こ、このままではまずい…!)」


辻垣内智葉は5のダメージを受けた

辻垣内智葉は毒になった

辻垣内智葉は毒で1のダメージ

辻垣内智葉の戦闘続行発動
HPが尽きるまで戦闘を続ける事が出来る



【ターン2】
辻垣内智葉 2/10

ダーコーヴァの首 (毒)7/7 (凍結)7/7 (炎上)7/7


下1
1 2ダメージを与える
2 2ダメージを受ける + 炎上
3 3ダメージを与える
4 5ダメージを受ける + 毒
5 3ダメージを受ける
6 4ダメージを与える
7 5ダメージを与える + スタン
8 4ダメージを受ける + 凍結
9 3ダメージを与える
0 3ダメージを受ける
ゾロ目 

OK ちょっと待ってくれ
まさかここでゾロが出るとは思ってなかったんだよ…!!
負け確定なところからゾロ目とかちょっとドラマチック過ぎるわwwwwwww


1、活殺自在の呪い:自身の身に降り掛かったプーカの呪いを完全に制御している。HPが0になった時、戦闘中に一度だけHPを全回復して蘇る。

2、超免疫能力:状態異常に掛かった時、それをレジストしてHPを1回復し、戦闘力を10上昇させる。


ど、どっちが良いですか…?
下1

個人的には2だけど安価下にしたほうがいいかな

特にほかの人の反応ないみたいですし、超免疫能力の方にしますかー

割りとどっちとるかによって勝敗に関わってきそうですし>>461さんも安価下で良いって言ってくれてるんで多数決にしましょうかー
下1~3で


ダーコーヴァの首「」ニヤリ

智葉「…油断、したな?」ザシュ

ダーコーヴァの首「ぐおおおおおおお!?」

智葉「…確かに今の毒霧は予想外だったが」ストン

智葉「だが、こっちも王族として毒に対する免疫くらいはつけている」

智葉「勿論、貴様の毒も並大抵のものではないだろうが」

智葉「…こちらも普通の身体ではなくてな」グッ

智葉「…誰にエンデルフィア帰りではない」

智葉「毒を与えたからと油断していると…」

智葉「その首全て削ぎ落とされる事になるぞ…?」




辻垣内智葉のサイファー所持者発動
ダーコーヴァの毒の首に4のダメージを与えた

辻垣内智葉は毒で1のダメージ

辻垣内智葉は活殺自在の呪いを習得した
活殺自在の呪い:自身の身に降り掛かったプーカの呪いを完全に制御している。HPが0になった時、戦闘中に一度だけHPを全回復して蘇る。


【ターン3】
辻垣内智葉 1/10

ダーコーヴァの首 (毒)3/7 (凍結)7/7 (炎上)7/7


下1
1 2ダメージを与える
2 2ダメージを受ける + 炎上
3 3ダメージを与える
4 5ダメージを受ける + 毒
5 3ダメージを受ける
6 4ダメージを与える
7 5ダメージを与える + スタン
8 4ダメージを受ける + 凍結
9 3ダメージを与える
0 3ダメージを受ける
ゾロ目 


ダーコーヴァ「ごおおおお!!」ダッ

智葉「…怒ったか」

智葉「だが、こちらもそれなりに今の一撃には頭に来ているんだ」

智葉「…こんなに毒を浴びせてくれて」

智葉「アイツに抱きしめてもらえなくなったらどうするんだ…」

ダーコーヴァ「るおおおお!」ズシンズシン

智葉「だから…」チャキ

ダーコーヴァ「っ!」バッ

智葉「ふっ!」シャキン

ダーコーヴァ「っっ!」スパン ゴトン

智葉「…私に汚いものを掛けたその首から…まずはもらっていくぞ…!」


智葉「ぐ…」ガク

智葉「(流石に…毒が回ってきたか)」

智葉「(身体が…かなり追いつめられていくのを感じる)」

智葉「(…だが、私は…プーカだ)」

智葉「(人ならば耐えられぬ猛毒でも…)」

智葉「(この並々ならぬ頑丈さを誇る身体なら…)」フー

智葉「(持ちこたえられる…!)」

智葉「(いや…持ちこたえさせてみせる…!)」ググ

智葉「(私は…まだこんなところで死ぬ訳にはいかない…!!)」グッ

智葉「(不老と不変の呪いよ…!)」

智葉「(我が人生を狂わせた…悪夢よ…!)」

智葉「(今、この戦いの最中だけで良い…!)」

智葉「(私の…力となれ…!!)」


辻垣内智葉の活殺自在の呪い発動
HPを全回復して復活した

辻垣内智葉は毒で1のダメージ

辻垣内智葉から毒の影響が消え去った


【ターン4】
辻垣内智葉 10/10 

ダーコーヴァの首 (毒)0/7 (凍結)7/7 (炎上)7/7


下1
1 2ダメージを与える
2 2ダメージを受ける + 炎上
3 3ダメージを与える
4 5ダメージを受ける
5 3ダメージを受ける
6 4ダメージを与える
7 5ダメージを与える + スタン
8 4ダメージを受ける + 凍結
9 3ダメージを与える
0 3ダメージを受ける
ゾロ目 

京ちゃん来るまでに時間があるので戦闘不能になると生死判定がですね…
そしてこの怒涛の9押しよ…


智葉「(…何故だろう)」

智葉「(毒が抜けた瞬間…一気に楽になった)」

智葉「(いや、ただ楽になっただけじゃなくて)」

智葉「(身体に力が戻ってきているのを感じる)」

智葉「(これが…私に掛かったプーカの呪いによるものなのかどうかは分からない)」

智葉「(ただ、漠然と…だけれど、不老と不変の呪いから生まれる生命力が…)」

智葉「(私の力となってくれているような気がする)」

智葉「(…まぁ、何にせよ)」

ダーコーヴァの首「ぐ…うぅううう!」ギリ

智葉「(…敵意むき出しでこちらを睨むあの首を相手にする時間が得られたと言う事)」

智葉「(私にとってはそれだけで十分だ)」

智葉「さぁ、来い、ケダモノ」

智葉「こちらの準備はもうできているぞ」

智葉「そろそろ第二ラウンドと行こうじゃないか」


ダーコーヴァの首「すうぅうう!」

智葉「…またブレスか」

智葉「確かにさっきの私はそれを喰らったが」

智葉「…そういうのは」バチッ

ダーコーヴァ「!?」

智葉「ワンパターンだと言うのだ!!」バチバチバチバチ

ダーコーヴァ「ぎゃいいんっ!!」

智葉「十分な距離さえあれば恐れるに足らない」

智葉「プーカとなった私には魔法は使えないが」

智葉「サイファーから放たれた雷は並の魔法を凌駕するのだから」

智葉「ただ、遠距離からブレスを打とうとしているだけでは」

智葉「ジリ貧になってしまうぞ?」


辻垣内智葉のサイファー所持者発動
ダーコーヴァに4のダメージを与えた

首を落とした事によりダーコーヴァの戦闘力が低下した

【ターン5】
辻垣内智葉 10/10 

ダーコーヴァの首 (毒)0/7 (凍結)3/7 (炎上)7/7


下1
1 2ダメージを与える
2 1ダメージを与える 
3 3ダメージを与える
4 5ダメージを受ける + 炎上
5 3ダメージを受ける
6 4ダメージを与える
7 5ダメージを与える + スタン
8 4ダメージを受ける + 凍結
9 3ダメージを与える
0 3ダメージを受ける
ゾロ目 

だからこそ圧倒的な9推しはなんなんだよwwwwww


ダーコーヴァの首「があああああああっ!」

智葉「…遠距離がダメとなると突っ込んでくるか」

智葉「だが、もう遅い」

智葉「…こっちの準備は既に終わっていると」

智葉「…そう言っただろう」バッ

ダーコーヴァの首「っ!」

智葉「…遅いっ」タタタンッ

智葉「(人に比べると小柄だが…プーカの身体は決して弱くない…!)」

智葉「(むしろ、その足腰の強さは人間とは比べ物にならないほど強靭だ…!)」

智葉「(代わりに腕力が下がったが…しかし、それはサイファーで補う事が出来る…!)」

智葉「(だからこそ、プーカになってから私が作り上げてきたのは…)」タンッ

智葉「(強靭な足腰を活かした…高速撹乱戦法…!!)」

智葉「(相手の周囲を動きまわって…私の姿が負えなくなったところに…!)」チャキ

智葉「はああああああああ!」ズドン

ダーコーヴァの首「~~~!」グシャ

智葉「(一撃を叩き込み…相手を戦闘不能にするというものだ…!)」




辻垣内智葉のサイファー所持者発動
ダーコーヴァに4のダメージを与えた

首を落とした事によりダーコーヴァの戦闘力がさらに低下した

【ターン6】
辻垣内智葉 10/10 

ダーコーヴァの首 (毒)0/7 (凍結)0/7 (炎上)7/7


下1
1 2ダメージを与える
2 1ダメージを与える 
3 3ダメージを与える
4 5ダメージを受ける + 炎上
5 3ダメージを受ける
6 4ダメージを与える
7 5ダメージを与える + スタン
8 4ダメージを受ける
9 3ダメージを与える
0 3ダメージを受ける
ゾロ目 


ダーコーヴァの首「っ!」ズダンズダン

智葉「(暴れても無駄だ…!)」

智葉「(貴様の首は残り一つ…!)」

智葉「(今まで6つの目で周囲を見てきたお前に…!)」

智葉「(私の姿は追い切れない…!)」タン

智葉「(その巨体には死角も多いし…暴れている隙を見て…!)」

ダーコーヴァの首「をおおおおおおおおおおおおんっ!」

智葉「もう…一太刀!!」ズバァ


辻垣内智葉のサイファー所持者発動
ダーコーヴァに4のダメージを与えた

【ターン7】
辻垣内智葉 10/10 

ダーコーヴァの首 (毒)0/7 (凍結)0/7 (炎上)3/7


下1
1 2ダメージを与える
2 2ダメージを与える 
3 3ダメージを与える
4 5ダメージを受ける + 炎上
5 1ダメージを与える
6 4ダメージを与える
7 5ダメージを与える + スタン
8 4ダメージを受ける
9 3ダメージを与える
0 3ダメージを受ける
ゾロ目 

なんでこの智葉さんあの絶望的な状態からノーミスで勝ってるん…?


ダーコーヴァの首「ぐるる…る…おぉぉぉ…!」

智葉「…もう威嚇する声にも力が出ないか」

智葉「だが、無理もない」

智葉「さっきの一撃はお前の首を深く切り裂いた」

智葉「もう繋がっているのは半分だけ」

智葉「そのような状態で戦っていても辛いだけだろう」

智葉「おとなしくしていれば介錯してやる」

ダーコーヴァの首「が…あぁあああ!」ヨロヨロ

智葉「…なるほど。まだ戦うか」

智葉「生存本能か、或いは命令されているからかは分からないが…」

智葉「…どちらにせよ、私がやる事は変わらない」チャキン

ダーコーヴァ「~~~~~っ!!」ズドン

智葉「…最後の首も貰い受けた」

智葉「魔獣よ。数十年前と同じく…人の」

智葉「タイタニアの勝ちだ」




辻垣内智葉のサイファー所持者発動
ダーコーヴァの首に4のダメージ


ダーコーヴァの首を倒した



まぁ、7ターンまで持ちこたえられた時点で、京ちゃんが来るのは確定なので
ダーコーヴァが生きる未来はどの道なかったんや…(´・ω・`)ホント、京ちゃん強すぎである
それはさておき、京ちゃん到着前に決着ついちゃったので次は何処に行くかを決めましょうかー

下1 残りは灼熱と大釜、そして竜です

はーい。では次回は智葉の救援が空振った後にレヴァンタンとの殴り合いしに行きまーす
尚、京ちゃんの介入が9ターン終了時であり、戦闘終了から1ターン経過しているのでスキル回数は全て1回復してます
またHPは7になります

しかし、先週末で終わる予定だったはずなのにズルズルのびて
来週末に終われば良いなってなってるのはどうしてなんでしょう(´・ω・`)では、おやすみなさーい

埋めネタの話で恐縮だけど、パートナー咲ちゃんに決まったあの話を前提としてやるのかまた最初からなのか。

続きはまた別のスレの埋めネタとしてやるのか。

ポケモン咲ちゃんの人間態は擬態なのか変身能力なのかそれともあれが普通の姿なのか。

興味と疑問は尽きないが、始まってみればわかりそう

昨日はすみませんでした…(´・ω・`)仮眠しようと思ってベッドに入ったら朝までぐっすりでしたの…

>>516
折角、安価とったのでその分は引き継いで、またOPからやりなおそうかなーと
あくまでも埋めネタなんでスレ埋まったら終わりますけれどね
咲ちゃんのあの身体は…まぁ、ハッキリと言わない方が色々と良いと思うので秘密って事にさせてください(´・ω・`)基本、調教エロ書きたいってだけですしね!!!

それはさておき、今からまたはじめまーす


智葉「ふぅ…」フラ

智葉「(…大見得を切ったものの、思った以上にダメージが大きいな)」

智葉「(一度は死ぬ寸前まで行ったのだから当然と言えば当然だが…)」

智葉「(恐らく…今日はもうマトモに戦闘する事は出来ないだろう)」

智葉「(願わくば…これで決着がついてくれれば良いんだが…)」

智葉「(…しかし、隣も急に静かになったな)」

智葉「(あっちは…確か絹恵王女達が担当してた場所か)」

智葉「(……途中からワーグナーも参戦したようだし)」

智葉「(無事だと思うんだが…妙な胸騒ぎがする)」

智葉「(とは言え…私の身体はもう戦闘に耐えうる状態じゃないし)」

智葉「(…何より)」

ゴオォオオゥ

智葉「(この天を燃やすような炎の檻を超えられる気がしない)」

智葉「(これを超えられるのは…恐らく竜達だけ)」

智葉「(幾らプーカとなって身体が頑丈になったとは言え…私に超えるのは不可能だ)」


京太郎「智葉…!」バッサバッサ

智葉「っと、京太郎。無事か?」

京太郎「あぁ。こっちは大丈夫だ」

京太郎「そっちの方は…」

智葉「問題ない…と言いたいところだが」

智葉「かなり傷めつけられてしまってな」

智葉「戦闘までは無理そうだ」

京太郎「そうか…」

京太郎「でも、無事でよかったよ」

京太郎「戦力的には智葉が一番、キツイとそう思ってたから」

智葉「心配してくれてありがとうと言うべきか」

智葉「戦士として舐めるなと言うべきか…」

智葉「少し複雑な気分だが…私は大丈夫だ」


智葉「それより…隣が危険かもしれない」

京太郎「隣って…絹恵達のところか?」

智葉「あぁ。さっきワーグナーが飛び込んだんだが」

智葉「未だワーグナーやハインデルが隣から出て行くところを見ていない」

智葉「つまりまだ彼女たちは戦闘中だと言うのに…」

京太郎「…戦闘音が聞こえない」

智葉「あぁ。そうだ」

智葉「…もしかしたら最悪のケースとなってる可能性もある」

智葉「早く助けに行ってやってくれ」

京太郎「…分かった」

京太郎「それじゃ、智葉。俺はもう行くけど…」

京太郎「無理だけはするなよ?」

智葉「あぁ。分かっている」

智葉「それより…そちらも気をつけろ」

智葉「あっちは絹恵とハインデル…そしてワーグナーの三人がかりで敗北したかもしれないんだ」

智葉「間違いなく…一筋縄ではいかないぞ」

京太郎「…あぁ。分かってる」


~ヤマタノオロチ 竜の首 周辺~

絹恵「…」

ハインデル「…」

ワーグナー「…う…く」

京太郎「コレは…」バサバサ ズシン

京太郎「絹恵!怜…!それにワーグナー…!」

京太郎「大丈夫か…!?」

竜の首「ぐるるるるる…」ユラ

京太郎「……これをお前がやったのか、レヴァンタン」

京太郎「俺の大事な人を…こうも傷めつけて…」グッ

京太郎「子どものイタズラじゃ…済ませてやれねぇぞ」

京太郎「…掛かって来い」シュゥゥゥゥ

京太郎「この死神の鎌でその首そぎ落としてやるよ…!」


【竜の首 戦闘力190】
    VS
【須賀京太郎 戦闘力141】


須賀京太郎の竜力継承・参発動
戦闘力が40上昇する

須賀京太郎の死の女王の寵愛発動
ダメージ表に毒を加える

須賀京太郎の竜殺し発動
戦闘力が10上昇し、世界最強種の畏怖を無効にする


※須賀京太郎は現在竜化していない状態です
  竜化する時は宣言してください



竜の首のスキル 蛇の王発動
ハインデル・ワーグナー・ベリアルの持つ全てのスキルを習得する
 L未来を見通すもの:一戦闘につきダメージを三回まで無効化する
 L竜巻の王発動:戦闘中、受けるダメージを1低下させる。また戦闘中、同じコンマからダメージを受けた場合、さらに低下させる(合計3まで)
 L蒼穹の覇者:ダメージを受けた時、十の桁が奇数なら二度までダメージを無効にする。またダメージ表に炎上を加える
 L貪食たる竜:相手のダメージ軽減スキルや装備を無効にする
 L超速再生能力:1ターンに一度、HPを1回復する



【ターン1】
須賀京太郎 10/10 死戦1/1 予知2/2 魔盾2/2

竜の首 8/10 未来を見通すもの1/3 蒼穹の覇者1/2


下1
1 2ダメージを与える
2 2ダメージを受ける
3 3ダメージを与える
4 5ダメージを受ける + 炎上
5 3ダメージを受ける
6 4ダメージを与える
7 5ダメージを与える + 毒
8 4ダメージを受ける
9 3ダメージを与える
0 3ダメージを受ける
ゾロ目 

動鎧術(攻):全身を覆う鎧を自らの身体のように扱う卓越した技術。鎧を着ている時、十の桁が奇数の場合、自身の与えるダメージが1あがる。
動鎧術(防):全身を覆う鎧を自らの身体のように扱う卓越した技術。鎧を着ている時、十の桁が偶数の場合、自身の受けるダメージが1下がる。


竜の首「ぐおおぉおおおおお!」グルン

京太郎「チィ…!?」バッ

京太郎「(手負いの所為か、大暴れしてやがる…!)」

京太郎「(戦場を縦横無尽になぎ払うように動き回られてちゃ…)」

京太郎「(おちおち攻撃も出来やしない…!)」

京太郎「(だが…こっちにはハインデルからもらった予知能力があるんだ)」

京太郎「(タイミングを見極めて…)」ティロリロリン

京太郎「そこ…!」タン

竜の首「っ!?」

京太郎「(なぎ払う首を蹴って跳躍…!)」

京太郎「(無論、着地したタイミングを狙われたらキツイが…!)」

京太郎「(ほんの数秒あれば十分だ…!)」

京太郎「(コイツの質量に対抗する為には…やっぱり竜形態の方が戦いやすい…!)」

京太郎「(だからこそ、ここは空中で変身して…!)」ズズズズズ

京太郎「ぎゃおおおぉおおおおおおおおおっ!!!」



須賀京太郎のスキル 予知発動
HP1を代償に、ダメージを無効にした


竜の首の超速再生能力発動
HPが1回復した


【ターン1】
須賀京太郎 9/10 死戦 無効 予知1/2 魔盾 無効

竜の首 9/10 未来を見通すもの1/3 蒼穹の覇者1/2


下1
1 2ダメージを与える
2 2ダメージを受ける
3 3ダメージを与える
4 5ダメージを受ける + 炎上
5 3ダメージを受ける
6 4ダメージを与える
7 5ダメージを与える + 毒
8 4ダメージを受ける
9 3ダメージを与える
0 3ダメージを受ける
ゾロ目 


竜の首「ぐるうるうううう!!」

京太郎「は。この姿を見てもビビらないか」

京太郎「…流石は同族」

京太郎「だけどな、こっちだって…伊達や酔狂だけでこんな格好になった訳じゃねぇんだぜ」

京太郎「この姿ならテメェとも真っ向勝負ができる…!」

竜の首「がああああああっ!」ズルズル

京太郎「(真正面からぶつかるつもりか…!)」

京太郎「(だったら、こっちはブレスで牽制して…!)」スゥゥゥ

京太郎「ごおおおぉおおおおお!!!!」

竜の首「!」ティリィィィン

京太郎「(っ!避けられた…!?)」

京太郎「(完全にタイミングを合わせたはずだったのに…!?)」

京太郎「(と言うか、避けられただけじゃなく真横に回りこまれて…!!)

って処理する順番間違えた…かきなおしまーす


竜の首「ぐるうるうううう!!」

京太郎「は。この姿を見てもビビらないか」

京太郎「…流石は同族」

京太郎「だけどな、こっちだって…伊達や酔狂だけでこんな格好になった訳じゃねぇんだぜ」

京太郎「この姿ならテメェとも真っ向勝負ができる…!」

竜の首「がああああああっ!」ズルズル

京太郎「(真正面からぶつかるつもりか…!)」

京太郎「(だったら、こっちはブレスで迎え撃ってやる…!)」スゥゥゥ

京太郎「ごおおおぉおおおおお!!!!」

竜の首「ぎゃおおおお!!!」バッサァアアアア

京太郎「(ツバサから生まれた竜巻でブレスが散った…!?)」

京太郎「(コイツ、ワーグナーみたいな器用な真似を…!!)」


竜の首のスキル 蒼穹の覇者発動
ダメージを無効にした

須賀京太郎の超再生能力発動
HPが1回復した

竜の首の超速再生能力発動
HPが1回復した


【ターン3】
須賀京太郎 10/10 死戦 無効 予知1/2 魔盾 無効

竜の首 10/10 未来を見通すもの1/3 蒼穹の覇者0/2


下1
1 2ダメージを与える
2 2ダメージを受ける
3 3ダメージを与える
4 5ダメージを受ける + 炎上
5 3ダメージを受ける
6 4ダメージを与える
7 5ダメージを与える + 炎上
8 4ダメージを受ける
9 3ダメージを与える
0 3ダメージを受ける
ゾロ目 



京太郎「(だったら、接近戦で直接ブレスを叩き込んでやるだけだ…!)」

京太郎「(そうすりゃ流石のコイツでも炎を散らす事は出来ないはず…!)」ダッ

竜の首「っ!」グルン

京太郎「おせええよ!!!」

京太郎「(完全にフリーな状態ならともかく…)」

京太郎「(コイツは今、コルドロンに繋がれている状態なんだ…!)」

京太郎「(この戦場全体を覆い尽くすだけの巨体ではあるが…)」

京太郎「(根本が一箇所ってだけでその動きは大分、制限されてる…!)」

京太郎「(のたうつようにこっちの横に回り込もうとしても無駄だ…!)」

京太郎「(こっちは全部、読めてる…!)」

京太郎「(後はカウンターで、この牙を…!)」グァ

竜の首「!」ティリィィィン スッ

京太郎「(な…!完全にタイミングを合わせたはずなのに…避けやがっただと…!?)」

京太郎「(まるで未来が読めているとしか思えないこの動き…もしかして…!?)」



レヴァンタンの未来を見通すもの発動
ダメージを無効にした



【ターン4】
須賀京太郎 10/10 死戦 無効 予知1/2 魔盾 無効

竜の首 10/10 未来を見通すもの0/3 蒼穹の覇者0/2


下1
1 2ダメージを与える
2 2ダメージを受ける
3 3ダメージを与える
4 5ダメージを受ける + 炎上
5 3ダメージを受ける
6 4ダメージを与える
7 5ダメージを与える + 黒炎
8 4ダメージを受ける
9 3ダメージを与える
0 3ダメージを受ける
ゾロ目 

あ、いや、ちょい待て
思い返せば貪食たる竜で無効化と軽減全部無効にされるやん!!!!!
京ちゃん最初に5ダメージ+炎上喰らってるやん!!!!!!!!
…まぁ、こっちのミスでターン進行させちゃったので今回は訂正しないままにします(´・ω・`)が、次からはしっかりダメージ受けますねー


京太郎「(…さっきのはワーグナー)」

京太郎「(そして今度は怜)」

京太郎「(ついでに…もう傷も塞がってるところを見る限り)」

京太郎「(ベリアルの能力も持ってるって事か)」

京太郎「(の割には頭に血が登ってたのか…さっきはこっちの予知も効いたけど…)」

京太郎「(傷も塞がった今、コイツはかなり冷静だ)」

京太郎「(次からは間違いなく、こっちの手を封じてくる…)」

京太郎「(…が、そんな冷静になった途端、コイツは攻めてこなくなった)」

京太郎「(恐らくさっきの予知でもう回数が切れて)」

京太郎「(無闇矢鱈と攻める事が出来なくなったんだろう)」

京太郎「(…なら、これはチャンスだ)」

京太郎「(地力じゃほぼ互角…)」

京太郎「(だが、手札はこっちの方が多い…!)」

京太郎「(戦闘経験も俺の方があるんだから…今は攻める時…!)」ダッ


竜の首「ぎゅおおぉおおおおおおおん!!」

京太郎「(迎え撃つつもりか、レヴァンタン…!)」

京太郎「(だけどな、さっき言った通り、そっちの動きは見えてるんだよ…!)」

京太郎「(その上、お互い爪や牙でしかダメージを与えられないんだから…!)」

京太郎「(自然、動きは読みやすくなる…!)」

京太郎「(何より…俺はこれまでお前を含む全ての竜と戦ってきているんだ!)」

京太郎「(対龍戦の経験値で言えば…こっちが上…!!)」

竜の首「ぐおぉおんっ!」バクン

京太郎「せぇいいいっ!」パァン

竜の首「っ!?」

京太郎「(大ぶりの噛みつきなんか予知がなくたって当たるかよ…!)」

京太郎「(それに合わせてカウンター気味に尻尾を合わせて…!)」

京太郎「(ズレたところに…まず一発!)」ズバァ

竜の首「っっ!!!」ブッシャァ



須賀京太郎のジ・アンブレイカブル 逝けとし生けるものの天敵 世界最強種の爪牙発動
 Lカウンター レヴァンタンの竜巻の王発動 ダメージを1軽減する
レヴァンタンに5のダメージ

レヴァンタンの超速再生能力発動
HPが1回復した



【ターン5】
須賀京太郎 10/10 死戦 無効 予知1/2 魔盾 無効

竜の首 5/10 未来を見通すもの0/3 蒼穹の覇者0/2


下1
1 2ダメージを与える
2 2ダメージを受ける
3 3ダメージを与える 竜巻の王 1/3
4 5ダメージを受ける + 炎上
5 3ダメージを受ける
6 4ダメージを与える
7 5ダメージを与える + 黒炎
8 4ダメージを受ける
9 3ダメージを与える
0 3ダメージを受ける
ゾロ目 


竜の首「っ!?」

京太郎「(まさか竜の戦いでカウンターなんぞされるとは思わなかったか…!?)」

京太郎「(だが、こっちは元々、人間での戦闘経験の方がはるかに多いんだ)」

京太郎「(竜になってもそっちの方が質量でかいんだから真っ向からぶち当たるはずないだろ…!)」

京太郎「(人の頃に培った技術を総動員してやるし…)」

京太郎「(何より…)」

竜の首「…っ!」グルン

京太郎「逃がしゃしねぇよ!!!!!」グォン

竜の首「ぎゃおおおぉおおおおおおっ!」ブシャアアア

京太郎「(ここでテメェを逃すとまた再生されて面倒なことになる…!)」

京太郎「(だから…ここで潰す…!!)」

京太郎「(このまま…首を噛みきって…!!)」

京太郎「(ここで…その命を奪わせて貰うぞ……!!)」ギリギリ

竜の首「っっ!!!」ビッタンビッタン


竜の首「っ!!!」ジタバタ ガリガリ

京太郎「(いってぇ…!ウロコが貫かれて…!)」

京太郎「(肉がゴリゴリと削れていく…!!)」

京太郎「(だが…逃がしゃしねぇ…!!)」

京太郎「(絹恵たちを傷つけてくれた借りは…)」

京太郎「(今、この場で精算してやる…!!)」

竜の首「ごおおおぉおおおおっ!!!」

京太郎「っ!!」

京太郎「(傷口に吹きかけるようなブレス…!?)」

京太郎「(コイツ、何処でそんな技を学習しやがった…!!)」

京太郎「(或いは本能的に…いや、どっちでも良い!!)」

京太郎「(身体の中に入ってきた炎がこっちをチリチリやいてくれるが…!!)」

京太郎「(この程度の痛みに負けるつもりはない…!!)」

京太郎「(テメェが死ぬまで…絶対に離してやるもんかよ…!!!)」


竜の首「ぎゃおおぉおお!!」

竜の首「おぉおお!!るおぉおおおおおお!!!」

竜の首「お…おぉおお!!きゅおぉ…おぉおぉん……!」

竜の首「ぐる…ううぅう…うぅぅぅぅぅ…」

竜の首「ぐ………………る……」ズシン

京太郎「はー…はー…」

京太郎「(…最後は中々、危なかったが…)」

京太郎「(だが…エンデルフィア帰りの我慢強さは伊達じゃねぇんだ)」

京太郎「(生まれたばっかりのガキ相手に負けるかよ)」シュゥゥゥ

京太郎「(…ま、こっちもかなりのダメージを受けたが…)」

京太郎「(今は…)」ヨロヨロ


京太郎「絹恵…!怜…!!」

絹恵「う…」

ハインデル「あ…く…」

京太郎「(…大丈夫。二人とも息はある)」

京太郎「(意識を失っているが…命の危険がある訳じゃない)」

京太郎「(見たところ…ワーグナーの方も同じだ)」

京太郎「(…とりあえず間に合ったって言う事で良いんだろう)」フゥ

京太郎「(…だが、解せないな)」

京太郎「(俺は智葉のところを経由して、こっちまでやって来たんだ)」

京太郎「(戦闘が終わってから、俺が到着するまでの間には余裕があったはず)」

京太郎「(なのに、何故、一人も殺されず…人質にも取られなかったんだ?)」

京太郎「(…もしかして……)」

京太郎「(……いや、よそう)」

京太郎「(これだけで判断を下すには、あまりにもいろいろと積み重ねられてきているからな)」

京太郎「(それよりも今は…傷ついて動けない彼女たちの側についていてやらないと…)」

京太郎「(こんな状況で襲われたら…抵抗出来ないからな…)」


須賀京太郎のジ・アンブレイカブル 逝けとし生けるものの天敵 世界最強種の爪牙発動
 Lカウンター レヴァンタンの竜巻の王発動 ダメージを1軽減する
レヴァンタンに5のダメージ



レヴァンタンは倒れた



レヴァンタンとの戦闘に勝利しました!!!!



最初に5ダメ+炎上喰らってたけど蓋を明けてみると、それがあっても大勝利だと言う
無効化スキルの都合上、不利感さえあった相手でも食らうとか…やっぱりここの京ちゃんは女神様に愛されてるな(確信)

それはさておき、次の戦場をー


下1 灼熱か大釜で

はーい、じゃあ、灼熱ですねー
オーダイン無双はっじまっるよー(白目)


~ヤマタノオロチ 灼熱の首周辺~

灼熱の首「…」バチバチ

オーダイン「ふむ…」

オーダイン「バレンタイン王め、偉そうな事を言っていたが…」

オーダイン「所詮は代替品か」

オーダイン「かつて余が対峙した炎の女王ほどの勢いは感じない」

オーダイン「もし、アヤツがこのコルドロンに接続されておれば」

オーダイン「今頃、余達はすべて丸焼きにされておっただろうからな」

オーダイン「まぁ、それでもコルドロンで強化されておるのか」

オーダイン「並のバルカン達とは比べ物にならない熱量を感じるが…」

オーダイン「炎の女王やワーグナーに比べれば、蝋燭のようなものよ」

オーダイン「余とこの邪眼バロールの前には」ガシャン

オーダイン「あらゆる一切が無力である事を…教えてやる!」


【灼熱の首 戦闘力140】
   VS
【オーダイン 戦闘力170】


オーダインの竜力継承・壱発動
戦闘力が20上昇する:ワーグナーとの契約者になった証。その身に滾る隆々とした力は人間を遥かに超越している。戦闘力が20上昇する

オーダインの人刃一体発動
戦闘力が10上昇する

オーダインの魔王たる証発動
ダメージ表に炎上と凍結を加える

オーダインの鋼の肉体発動
被ダメージを常に1低下させる


灼熱の首のスキル 灼熱の化身発動
相手の炎上効果が累積するようになり、一部ダメージに炎上が追加される

灼熱の首のスキル 灼熱を食むもの発動
炎上状態になった相手が受けたダメージ分、自身のHPを回復する


【ターン1】

オーダイン 10/10 

灼熱の首 10/10


下1
1 2ダメージを与える
2 2ダメージを与える
3 3ダメージを与える
4 5ダメージを受ける + 炎上
5 3ダメージを与える
6 4ダメージを与える + 炎上
7 5ダメージを与える + 凍結
8 4ダメージを与える
9 3ダメージを与える
0 3ダメージを与える
ゾロ目 


灼熱の首「…」バチバチ メラメラ

オーダイン「…攻めてくるつもりはなしか」

オーダイン「なるほど。では…こちらから行かせてもらおうか…!」ブンブン

ゴオォオオォウ

灼熱の首「…っ!」

オーダイン「驚いているようだな」

オーダイン「そうだとも。我がサイファー、バロールは他のサイファーと同じくマジックアイテムとしての力を持たない」

オーダイン「ただただ単純に威力だけを高めてきた最強の武器よ」

オーダイン「だが、それは決して余が魔法を使えないという訳ではない」

オーダイン「サイファーの力などなくとも、この程度の竜巻は起こせるし…」

オーダイン「何より…!」ブン

灼熱の首「っ!!!」ズガァアア

オーダイン「寒風で怯んだ貴様の横っ面を殴るには…バロールは最適な武器なのだ…!!」


オーダインの装備 バロールの効果発動
灼熱の首に5のダメージを与えた



【ターン2】

オーダイン 10/10 

灼熱の首 5/10


下1
1 2ダメージを与える
2 2ダメージを与える
3 3ダメージを与える
4 5ダメージを受ける + 炎上
5 3ダメージを与える
6 4ダメージを与える + 炎上
7 5ダメージを与える + 凍結
8 4ダメージを与える
9 3ダメージを与える
0 3ダメージを与える
ゾロ目 


オーダイン「ふん」ブン ガシャン

灼熱の首「っっ!!!」ボァアアアアア

オーダイン「…なるほど。なりふり構わず炎を撒き散らしに来たか」

オーダイン「それに余が引っ掛かり、炎にでも巻かれれば」

オーダイン「回復ができるとそう考えたのか」

オーダイン「それがお前の意思か」

オーダイン「或いはあの性根まで腐った骨の指示かは知らんが」

オーダイン「その程度でこの魔王を止められると思われるのは業腹だな」パチン

ビュウオォオォオオオ

灼熱の首「っ!!」

オーダイン「武器を扱うのではなく、魔法に集中すれば」

オーダイン「この程度の吹雪を呼ぶのは造作もない」

オーダイン「これでお前を護る鎧はなくなった」

オーダイン「…後はその生命の灯火を吹き消すだけよ!」ブン

灼熱の首「っっ!!!」ズガガガガガガガ


オーダインの装備 バロールの効果発動
灼熱の首に4のダメージを与えた



【ターン3】

オーダイン 10/10 

灼熱の首 1/10


下1
1 2ダメージを与える
2 2ダメージを与える
3 3ダメージを与える
4 5ダメージを受ける + 炎上
5 3ダメージを与える
6 4ダメージを与える + 炎上
7 5ダメージを与える + 凍結
8 4ダメージを与える
9 3ダメージを与える
0 3ダメージを与える
ゾロ目 

おい、これどーすんだ…これラストバトルで、しかもキッチリトドメさしてやがるんですがあああああああ
…うん、もう美穂子の援護に行くくらいしかないですよね…(´・ω・`)一気にコルドロン戦がヌルゲーになった感が…


灼熱の首「っ…」ボ  ボ

オーダイン「…ふむ。当たりどころが微妙だったか」

オーダイン「だが、結果は変わらん」

オーダイン「どの道、虫の息である事に変わりはないのだから」

オーダイン「……しかし、虫の息になってくれたのは都合が良い」

オーダイン「この炎の檻は少々、邪魔だからな」

オーダイン「コルドロンから魔力を引き出している所為か…」

オーダイン「この炎の檻は余が呼び出した吹雪でも弱まる程度」

オーダイン「どうやら、よっぽどあの老人は余らを合流させたくないらしく」

オーダイン「かなりの魔力が込められているのを感じるが…」

オーダイン「しかし、絶対に解呪出来ない魔法というのは存在しない」

オーダイン「たとえ、かつて最強と呼ばれた魔法使いであろうとも」

オーダイン「コルドロンから無限の魔力が奴に供給されていたとしても」

オーダイン「打ち破る術は…必ずある」

オーダイン「お前には…それを確かめる為の礎となって貰うぞ」


ゾロ目の効果によってオーダインは4ターン終了時にコルドロン戦に参加します(´・ω・`)おのれオーダイン…


~ヤマタノオロチ コルドロン上部~

美穂子「……」タッ タッ タッ ストン

美穂子「……ふぅ」

美穂子「(…サイファーの力を借りて、ここまで登ってきたけれど)」

美穂子「(やはり、このコルドロンは巨大だわ)」

美穂子「(こうして最上部まで登って来ると…下の戦いが見えて来ない)」

美穂子「(あまりに巨大すぎて…みんなの戦いが隠されてしまう…)」

美穂子「(ここまで来るのに少し時間が掛かってしまったけれど…)」

美穂子「(みんな、無事かしら…?)」

美穂子「(…いえ、疑問に思ってる場合ではないわ)」

美穂子「(今もコルドロンは大地から…世界からフォゾンを吸収しているんだから)」

美穂子「(このままではいずれ世界が枯れ果て…すべてが海に没してしまう)」

美穂子「(その前に…このコルドロンを停止させないと…)」


バレンタイン王「…良く来たな、美穂子よ」ドロン

美穂子「お祖父様…」

バレンタイン王「やはり…このコルドロンを登ってくるのはお前だったか」

バレンタイン王「なんとなく…そんな気はしておった」

美穂子「お祖父様、今からでも遅くはありません」

美穂子「どうか思いとどまって下さい」

美穂子「お母様はこんな事望んではおりません」

バレンタイン王「馬鹿な事を申すな」

バレンタイン王「ここまで来て、今更、止まれるはずがないだろう」

バレンタイン王「それより…お前の方こそ、考えなおせ」

バレンタイン王「こうしてヤマタノオロチが起動した今…」

バレンタイン王「世界の終焉は変えられぬ」

バレンタイン王「だが、お前だけは」

バレンタイン王「お前だけは…余が生かしてやる」

バレンタイン王「お前が望むなら…あのイングヴェイもな」


美穂子「…お祖父様、彼はイングヴェイという名前ではありません」

美穂子「京太郎と言う…妖精の国の英雄です」

美穂子「…そして私もそんな彼に心奪われた者」

美穂子「ここでお祖父様に傅けば…彼に顔向けが出来なくなってしまいます」

バレンタイン王「馬鹿者…!余の慈悲がわからぬのか…!!」

バレンタイン王「世界が滅んだ後も家族だけが生かしておいてやろうと言う余の最後の優しさが…!!」

バレンタイン王「お前にはわからぬと申すのか…!!」

美穂子「…いいえ。いいえ、お祖父様」

美穂子「私は…ちゃんと分かっております」

美穂子「お祖父様がどれほどの絶望を抱えておられるのかも」

美穂子「どれほど私やお母様の事を愛しておられたのかも」

美穂子「……でも、私はそれに従えません」

美穂子「私が愛しているのは京太郎さんだけではないんです」

美穂子「この世界の沢山の人達…数えきれないほどの人々を」

美穂子「私は見捨てられません」


美穂子「…ですから、お祖父様」

美穂子「以前、口にした言葉を…私はもう一度、貴方に言わなければなりません」

美穂子「…貴方が終焉を諦めないのであれば」

美穂子「私は…お祖父様の敵となります」チャリ

バレンタイン王「…愚か者め」

バレンタイン王「まぁ…良い」

バレンタイン王「お前も少し痛めつければ考えを改めるだろう」

バレンタイン王「その考えを改めるまで…鞭をくれてやる」

バレンタイン王「だが…今度の鞭はいぜんとは比べ物にならんぞ」

バレンタイン王「お前が相手をするのは滅びの大釜」

バレンタイン王「余が心血を注いで作り上げ、そして祖国を滅ぼし」

バレンタイン王「今、世界に仇なさんとする…正真正銘の災厄なのだから」スッ


キュィィィィィィィィン

美穂子「これは…!?」

バレンタイン王「このコルドロンは元々、ただの魔力炉ではない」

バレンタイン王「余達がこの世界へと降り立った船の動力であり、そして兵器なのだ」

バレンタイン王「当然、張り付く羽虫を排除する自衛能力くらいは備えておる」

バレンタイン王「その頂上にあるフォゾン吸収装置に近づけば」

バレンタイン王「その周りから生えるサブアームにボロボロにされる」

バレンタイン王「それに…何より…」パチン

コルドロンドローン「…」パラララララ

美穂子「アレは…炎の軍勢が倒した…?」

バレンタイン王「そう。コルドロンから生まれ出る鋼の兵士達よ」

バレンタイン王「人とは違い、余を裏切る事はなく」

バレンタイン王「空から一方的にお前を攻撃し続ける」

バレンタイン王「そんな状況で…お前がどれほど我を通し続けられるのか」

バレンタイン王「余はコルドロンの中で楽しみにさせて貰うぞ」ドロン

美穂子「お祖父様…っ!!」


サブアームチェーンソー「きゅいいぃいいぃいん」

サブアーム銃「ぶしゅー」

コルドロンドローン「…」パラララララ

美穂子「(これだけ多くの戦力をまだ残していたなんて…)」

美穂子「(…でも、諦める訳にはいかないわ)」

美穂子「(他のみんなだって下で諦めずに戦っているんだから)」

美穂子「(どれほど多くの敵に囲まれたとしても…)」

美穂子「(心折れる訳にはいかない)」

美穂子「(お祖父様を止める為にも…)」

美穂子「(絶望に沈んだその心を救うためにも…!)」

美穂子「そこをどいて!」

美穂子「バレンタインが王女!美穂子が押し通ります!!!」


【コルドロン 戦闘力180】

【福路美穂子 戦闘力140】


福路美穂子の竜力継承・弐発動
戦闘力が30上昇する

福路美穂子のサン・サーンス発動
戦闘力が10上昇し、ダメージに炎上の効果を加える

福路美穂子のバーン・エンハンス発動
ダメージにさらなる炎上効果を付与する

福路美穂子のリ・エクササイズ発動
受けるダメージを1軽減する



コルドロンの鋼の巨躯発動
状態異常を無効にする

コルドロンのドローン部隊発動
通常のコンマとは別に相手にダメージを与える

コルドロンの破滅の雷光発動
通常のコンマとは別にエネルギーをチャージし、100%になった時、相手を戦闘不能にする

コルドロンの予言された滅び発動
福路美穂子が戦闘に参加している時 戦闘力が20低下する




【ターン1】
福路美穂子 10/10

コルドロン 10/10


下1 
1 2ダメージを与える
2 2ダメージを与える
3 3ダメージを与える
4 5ダメージを受ける
5 3ダメージを受ける
6 4ダメージを与える
7 5ダメージを与える
8 4ダメージを受ける
9 3ダメージを与える
0 1ダメージを与える
ゾロ目 


下2 ドローン部隊
1 ダメージ2
2 失敗
3 失敗
4 ダメージ3
5 失敗
6 失敗
7 失敗
8 ダメージ3
9 ダメージ2
0 失敗
ゾロ目 

下3 滅びの光
1 +20%
2 失敗
3 +10%
4 +40%
5 +10%
6 +10%
7 失敗
8 +20%
9 +40%
0 +20%


コルドロンドローン「…」ピュンピュンピュンピュン

美穂子「(上空からは魔力弾)」

美穂子「(下からはチェーンソーが迫ってきてる…)」

美穂子「(でも…他の人ならばいざしらず…)」

美穂子「(私のサイファーは…広域攻撃型なんだから…!)」

美穂子「行って!グレイブリル!!!」ジャララララ

サブアーム「っ」ガキャン

コルドロンドローン「っ!」バキャン

美穂子「(鎖を伸ばして一気に多数を攻撃する事もできるし…)」

美穂子「(何より…放たれる魔力弾を張り巡らされた鎖で受け止める事も出来る…!)」

美穂子「(正直、オーダインに壊された時はどうしようかと思ったけれど…)」

美穂子「(でも…かの名工に打ち直された…今のグレイブリルなら…!)」ダッ

美穂子「(この包囲を突破して…!!)」

美穂子「まず…一発!」ブン

フォゾン吸収装置「っ」ガキィィン

福路美穂子のサイファー所持者発動
コルドロンに2のダメージを与えた

【ターン2】
福路美穂子 10/10

コルドロン 8/10


下1 
1 2ダメージを与える
2 2ダメージを与える
3 3ダメージを与える
4 5ダメージを受ける
5 3ダメージを受ける
6 4ダメージを与える
7 5ダメージを与える
8 4ダメージを受ける
9 3ダメージを与える
0 1ダメージを与える
ゾロ目 


下2 ドローン部隊
1 ダメージ2
2 失敗
3 失敗
4 ダメージ3
5 失敗
6 失敗
7 失敗
8 ダメージ3
9 ダメージ2
0 失敗
ゾロ目 

下3 破滅の雷光(20%)
1 +20%
2 失敗
3 +10%
4 +40%
5 +10%
6 +10%
7 失敗
8 +20%
9 +40%
0 +20%


サブアーム「」シャキン

サブアーム「」シャキキン

コルドロンドローン「…」パララララ

美穂子「(く…追加が早い…!)」

美穂子「(さっき倒した以上の数がもう私の周りを囲んでる…!)」

美穂子「(でも…折角、頂上まで上がってきたんだもの…!)」

美穂子「(ここで引く訳にはいかない…!)」

美穂子「(これまで私の事を支えてきてくれたサイファーの事を信じて…)」

美穂子「(ここで踊り…戦うのみ…!)」ブンッ

フォゾン吸収装置「っ」メキッ

美穂子「(やった…!今のは良いダメージが…!)」

コルドロンドローン「…」ピュン

美穂子「っ!」バンッ

美穂子「(一発貰っちゃった…)」

美穂子「(でも、グレイブリルのおかげで威力は弱まってる…)」

美穂子「(問題は…ないわ!)」

美穂子「(このまま一気に…決めちゃいましょう…!!)」


福路美穂子のサイファー所持者発動
コルドロンに4のダメージを与えた

【ターン3】
福路美穂子 10/10

コルドロン 4/10


下1 
1 2ダメージを与える
2 2ダメージを与える
3 3ダメージを与える
4 5ダメージを受ける
5 3ダメージを受ける
6 4ダメージを与える
7 5ダメージを与える
8 4ダメージを受ける
9 3ダメージを与える
0 1ダメージを与える
ゾロ目 


下2 ドローン部隊
1 ダメージ2
2 失敗
3 失敗
4 ダメージ3
5 失敗
6 失敗
7 失敗
8 ダメージ3
9 ダメージ2
0 失敗
ゾロ目 

下3 破滅の雷光(40%)
1 +20%
2 失敗
3 +10%
4 +40%
5 +10%
6 +10%
7 失敗
8 +20%
9 +40%
0 +20%


美穂子「(とは言え…相手の増えるかずが多すぎる…!)」

美穂子「(ここは…お母様から教わったあの技で…っ!)」

美穂子「舞って!グレイブリル!!」グルグル ゴオォオオオ

サブアーム「っ!」バキャン

サブアーム「っ!」メキャァ

美穂子「(よし…フォゾン吸収装置周辺のアームは一旦、全滅…!)」

美穂子「(またすぐに生えてくるだろうけれど…)」

美穂子「(アラウンドフレア…炎の舞にはフォゾン吸収装置も巻き込めてる…!)」

美穂子「(直接、攻撃するよりは幾らは減退も入ったけれど…!)」

美穂子「(もう大分、追い詰めているはず…!)」

美穂子「(後はこのまま…!)」

美穂子「(責めきる…のみ…!)」

福路美穂子のサイファー所持者発動
コルドロンに3のダメージを与えた

【ターン4】
福路美穂子 9/10

コルドロン 1/10


下1 
1 2ダメージを与える
2 2ダメージを与える
3 3ダメージを与える
4 5ダメージを受ける
5 3ダメージを受ける
6 4ダメージを与える
7 5ダメージを与える
8 4ダメージを受ける
9 3ダメージを与える
0 1ダメージを与える
ゾロ目 


下2 ドローン部隊
1 ダメージ2
2 失敗
3 失敗
4 ダメージ3
5 失敗
6 失敗
7 失敗
8 ダメージ3
9 ダメージ2
0 失敗
ゾロ目 

下3 破滅の雷光(50%)
1 +20%
2 失敗
3 +10%
4 +40%
5 +10%
6 +10%
7 失敗
8 +20%
9 +40%
0 +20%


コルドロンドローン「」バラララララ

美穂子「く…!」

美穂子「(…その分、上空のドローンが増えてきたわね)」

美穂子「(攻撃も苛烈で…中々、フォゾン吸収装置には近づけない…!)」

美穂子「(…と、以前の私ならそう思っていたんでしょうけれど)」

美穂子「(今の私には奥の手があるわ)」

美穂子「(以前、使った時には…私が未熟だった所為と…)」

美穂子「(サイファーの相性が悪かった所為で破られてしまったけれど…)」

美穂子「(…グレイブリルの限界稼働なら…!)」

美穂子「(戦場を覆い尽くすまで鎖を伸ばして、完全にあやつれば…)」ジャラララララララ

美穂子「(ドローンからの攻撃を防いで…!)」

美穂子「(尚且つ…ギリギリまで追い込んだフォゾン吸収装置を叩けるはず…!)」

美穂子「(その為の訓練は…オーダインに負けてからずっと積んできた…!)」

美穂子「(その成果を今…見せる時…!!)」カッ


美穂子「行って…!グレイブリル!」

美穂子「全部の決着を…つける為に!!!」ジャララララララララ

コルドロンドローン「っ!」ガキャン

コルドロンドローン「っ!!」バキャン

コルドロンドローン「っ!」メキョォ

美穂子「(一つ二つ三つ…!)」

美穂子「(ううん…まだ…まだまだ…!)」

美穂子「(新しくなったグレイブリルなら…!)」

美穂子「(お母様の…サイファーなら…!!)」

美穂子「(あそこにも…届くはず…!!)」

美穂子「(ううん…届かせて…みせる…!!!)」ジャララララララララ

フォゾン吸収装置「っ!!!!」バキッ

フォゾン吸収装置「……」シィィィィン



美穂子「(なんだか曲がっちゃったけれど…)」

美穂子「(…きっとこれで十分よね)」

美穂子「(今の攻撃でサブアームやコルドロンのドローンも全滅したのに…)」

美穂子「(追加が来る気配がない)」

美穂子「(さっきまで眩しいくらいにフォゾンを吸収していた装置も…)」

美穂子「(もううんともすんとも言わなくなったし)」

美穂子「(恐らく…フォゾンを吸収し続ける事で、コルドロンを動かすエネルギーを得ていたんでしょう)」

美穂子「(それが断たれた今、無限にサブアームやドローンを生み出す事は出来ない)」

美穂子「(きっと最低限の能力を維持するのが精一杯のはず…)」

美穂子「(少なくとも…この前みたいにウィンターホルンを溶かすほどの攻撃は使えない)」

美穂子「(後は他の災厄をすべて倒せば…)」

美穂子「(世界が滅ぶ要因はなくなるはず)」

美穂子「(……なのに、どうしてかしら)」

美穂子「(胸騒ぎが収まらない…)」

美穂子「((私は一体…何を不安に思っているのかしら…)」



福路美穂子のサイファー所持者発動
コルドロンに3のダメージを与えた


コルドロンは最低限の機能を残して停止した


コルドロンとの勝負に勝った!!


まぁ、レヴァンタン以外は偽物か弱体化入ってますしねー
悪役達を止められなきゃ最初の戦争時点でもボロボロになっていましたし
一見、楽勝に見えるのもこれまでの積み重ねがあったからこそです


という訳で正真正銘、ラストバトルはすべて終了しました
この先はエンディングになるのですが…ちょっと頭と目が痛くて(´・ω・`)キリもいいので今日はここで休ませて下さい…
明日と明後日はどうなるかは分かりませんが、明後日日曜日には完結させてしまおうかなと思ってます

おつ

本当に楽勝なら犠牲者出なかったはずだからそれなりの難易度だったんだろうな。
ところでこのスレ雑談で消費しておけは次スレに行って埋めネタを900レスくらいやってくれるっていう噂は本当ですか?

>>612
残り400レス近くを雑談で埋められるなら考えます(やるとは言ってない)
それはさておき、今からエンディングまでやってきまーす


~ヤマタノオロチ 竜の首周辺~

シュウゥゥゥウウ

京太郎「(急に炎が消えた…?)」

京太郎「(という事は…他の場所でも決着がついたのか…?)」

智葉「京太郎、無事か?」

京太郎「あぁ。特に問題はないよ」

京太郎「先に他の三人が削っててくれたお陰で…なんとか倒せた」

智葉「そうか。それなら良かった…」

智葉「…にしても、コルドロンからの反応が一気に少なくなったが…」

オーダイン「…美穂子がコルドロンの中枢を叩いたからだ」ズシン

京太郎「オーダイン、大丈夫だったか?」

オーダイン「炎の女王ならばいざしらずイミテーション程度に負ける余ではない」

オーダイン「さっき炎が消え失せたのも、余が奴の魔法を解呪したからよ」

オーダイン「コルドロンのフォゾン吸収装置も停止した今」

オーダイン「もう先ほどまでのような炎は出せまい」

美穂子「…つまり私達の勝ち…と言う事だと思うわ」フワ ストン


京太郎「美穂子、傷が…」

美穂子「大丈夫よ。これくらいかすり傷だから」

美穂子「それより絹恵達の方は…?」

京太郎「意識はないが命に別状はないと思う」

京太郎「回復薬があれば、きっと今すぐにでも目を覚ますと思うんだが…」

春「…なら、それをお届け」ツイー

京太郎「春…!?」

春「…こっちも一段落ついた」

春「敵戦力はほぼ殲滅し終わって…女王陛下もこっちに向かってきている」スッ

春「もうすぐで合流できるはず」

京太郎「…そっか。伝令ありがとう」

春「…ううん。私にはこれくらいしかしてあげられないから」

春「それより…早く三人を回復させてあげて」

春「このままだと流石に可哀想…」

京太郎「あぁ。そうだな。じゃあ…」


絹恵「ぅ…」

怜「うぅぅ…ん…」

京太郎「二人とも気づいたか?」

絹恵「京太郎…?って…あのレヴァンタンは…!?」

京太郎「俺が倒したよ。みんなが戦ってくれたお陰だ」

怜「…まぁ、ウチは殆ど何もできとらへんけどなー」フゥ

怜「それより…ワーグナーの方はどうや?」

ワーグナー「う…ぅ…」

京太郎「…かなり傷めつけられてた所為か、まだ意識が戻らない」

怜「そっか。…ウチの事必死で護ろうとしてくれとったもんな」

怜「…ウチを見捨ててたら勝ててたかもしれへんのに……」

怜「ホンマ…アホやな、竜華」ナデナデ

ワーグナー「うへへへ…ハインデルぅ」

絹恵「…アレ、起きとるんとちゃうの?」

美穂子「一応、意識はないのは本当みたいよ」

智葉「意識がなくてもハインデルの存在が分かるのか…」

智葉「尊敬はしないがすさまじいな…」


絹恵「まぁ、それよりコルドロンは…」

バレンタイン王「…お前たちの所為で殆どの機能が停止したよ」ボフン

美穂子「…お祖父様」

バレンタイン王「…だが、何故だ?」

バレンタイン王「何故、ヤマタノオロチが負けなければならぬ…」

バレンタイン王「確かに…幾らか強引な見立てであった事は認めよう」

バレンタイン王「だが、どうして予言された竜が…」

バレンタイン王「すべてを飲み込むレヴァンタンが負けなければならぬ…!?」

バレンタイン王「終焉が…世界の滅びが起こるのではなかったのか…!!」

怜「…簡単な事や」

怜「その竜は…レヴァンタンは最後の竜やない」

怜「予言された竜は他におる」

バレンタイン王「なんだと…!?」



バレンタイン王「そんな事はない…!」

バレンタイン王「余の娘は…確かに予言した…!!」

バレンタイン王「最後の竜レヴァンタンが 血の石を飲み下せば 道は閉ざされ 虚無が世界を覆わん…」

バレンタイン王「その予言が間違いだったと言うのか…!?」

怜「確かにかつてのバレンタイン王女」

怜「アリエルが生きとった時には最後の竜はレヴァンタン以外におらへんかった」

怜「…でもな、その未来が少しずつズレ始めとったんや」

怜「バレンタインが滅び…京太郎がリングフォールドへと預けられてから」

怜「本来の歴史やったら…ウチはとうの昔に死んどって」

怜「ワーグナーも…この世に残ってへんかった」

怜「でも…京太郎という異分子が定められた運命を乱し」

怜「こうして予定されていたのとは別の道筋を創りだした」

怜「…そこのレヴァンタンよりもずっと後に竜と化した京太郎がな」

バレンタイン王「…まさか、ハインデル、貴様…!?」


怜「…そうや。ウチはそれを期待して、京太郎を竜にした」

怜「人の道から強制的に外れて…」

怜「友人と呼べる人間と一緒に生きられへんようになるって分かっていながら」

怜「ウチは…京太郎に自身の血を分けた」

怜「呪いとそう呼べるような竜の力を…貸し与えたんや」

怜「…その後、京太郎と一緒にいたのもワーグナーをおびき寄せる為」

怜「ラグナネイブルでウチが囮になったのも…」

怜「ベリアルと京太郎を合わせて…契約させる必要があったからや」

バレンタイン王「すべて…すべて貴様の思い通りだったと言う事か…!」

バレンタイン王「イングヴェイを最後の竜に仕立てあげ…予言を覆そうと…!!」

バレンタイン王「貴様は最初からその為だけに行動していたと…そういうのか…!!」

怜「そうやで」

怜「…ま、あんまり黒幕って柄やなかったから色々と予想外な展開もあったけれど」

怜「でも、大まかにはウチの思い通り、世界は動き…こうして終焉を最小の犠牲で留める事が出来た」

怜「最後の竜はすべてを飲み込む…」

怜「たとえ、それが他の災厄達であったとしても、最後の竜さえ味方につければなんとかなるかもしれへん」

怜「…そんな僅かな可能性に賭けへんかったらあかんのは怖かったけれど」

怜「でも、こうして乗り切った今、それが間違いやなかったと思うわ」


京太郎「…怜」

怜「…ごめんな。ずっと騙しとって」

京太郎「別に騙されたなんて思っちゃいねぇよ」

京太郎「怜に誘導されたのは事実だろうけれど…それは世界のためだったのは分かってるし」

京太郎「それに怜のお陰で、なんとかなったんだ」

京太郎「こっちがお礼を言わなきゃいけないくらいだよ」

怜「京太郎…」

京太郎「ま、これが今まで好き好き言ってくれてたのがすべて演技だって言うのなら」

京太郎「俺も正直、かなりショックなんだけどさ」

京太郎「でも、俺は怜の気持ちが偽りや誤魔化しじゃないってそう思ってるから」

京太郎「俺は今までと変わりなく、怜の事を信じてるし」

京太郎「怜の事を愛してるよ」

怜「…うん。ありがとう」ニコ


バレンタイン王「馬鹿な…」

バレンタイン王「そんな…そんな理由で余の大望が阻まれたと言うのか…」

怜「…その通りや、冥府の王」

バレンタイン王「余が…冥府の王だと…?」

怜「死の凱旋で冥府の王は現る」

怜「…かつてガロン王が纏め上げたエリオン叙事詩の一節や」

怜「終焉の際に冥府から現れた王…」

怜「そんなの一人しかおらへん」

怜「本来ならばガロン王が背負ったであろうその名は、今、アンタに受け継がれとるんや」

怜「…つまりアンタの負けは確定しとったって事」

怜「漆黒を脅かすは時に亡き彼の主の影」

怜「…この一節から分かる通り、アンタは京太郎にはどう足掻いても勝てへんかった」

怜「その大望とやらが打ち砕かれるのも規定通りやったって事や」


バレンタイン王「では…」

バレンタイン王「では、余は道化だったと言う事か…!!」

バレンタイン王「世界の滅びを望んで引き起こした事が…!!」

バレンタイン王「すべて…お前たちに利する行為になっていたと…!!」

バレンタイン王「この枯れ果てた身体に残った唯一無二の望みさえ…」

バレンタイン王「叶えるどころか…逆効果だったと!!」

美穂子「…お祖父様」

オーダイン「…もう諦めろ、亡国の王よ」

オーダイン「最早、ここからお前が逆転できる未来はない」

オーダイン「終焉は終わった」

オーダイン「お前が望んだような世界の終わりは来ない」

オーダイン「お前が今更何をしようが、余らが確実に止める」

オーダイン「そして、何より…」

霞「京太郎くん…!」スイィィィィ

京太郎「霞さん」


オーダイン「…総大将自らが前線に出てくるとは少々、無防備が過ぎないか」

霞「前線で戦い続けた貴方には言われたくありません」

霞「…それにこういう時は大将自ら矢面に立つべきでしょう」

バレンタイン王「妖精女王…!石戸霞よ…!」

霞「…お久しぶりです、バレンタイン王」

霞「以前、我ら妖精を庇護してくださっていた貴方との久方ぶりの対峙」

霞「このような形になって残念でなりません」

霞「…ですが、もう勝負は決しました」

霞「貴方以外の戦力はもうなく…周囲も兵士たちが囲んでいる状態」

霞「…もうどう足掻いても世界の終焉など引き起こす事は出来ません」

霞「大人しく投降してください」

霞「今ならばまだ…」


バレンタイン王「…やり直せるとでも言うつもりか、妖精の小娘よ…!」

バレンタイン王「やり直して…それであの子が…」

バレンタイン王「アリエルがかえってくると…そう言うのか…!」

霞「…バレンタイン王」

バレンタイン王「…帰ってくるはずがない」

バレンタイン王「あの子は…余がこの手で殺したのだから」

バレンタイン王「どれほど望んでも…余はあの時には戻れない」

バレンタイン王「かつて万能であった余の魔力があるのであればともかく…」

バレンタイン王「今の余の力では…最もやり直したいと思う時間に戻る事など到底出来んのだ…!」

バレンタイン王「ならば…すべてを滅ぼすしかないだろう…!」

バレンタイン王「余の苦しみも悲しみも全部…!!」パチン

コルドロン「…」ゴゴゴゴゴゴ

絹恵「な…!?」

智葉「コルドロンが…!?」

美穂子「そんな…!!中枢は再起不能にしたはずなのに…!!」


バレンタイン王「美穂子よ。お前はコルドロンを甘く見すぎていたようだな」

バレンタイン王「確かにお前はフォゾン吸収装置とその他メイン部分は滅茶苦茶にしてくれたが…」

バレンタイン王「サブと言うのは何事にも存在するのだ」

コルドロン「」カシャン

フォゾン吸収装置「」シュィィィィィィィン

絹恵「っ!またフォゾンを吸収するつもりか…!!」

智葉「ならば、今度こそ再起不能に…!」チャキ

美穂子「いいえ、ダメよ…!」

霞「どうしてなの?」

美穂子「今のコルドロンは…フォゾンを吸収してもそれを放つ術がないの」

美穂子「砲塔や生産工場なんかはすべて私がストップさせてきたわ」

美穂子「なのに、こんな勢いでフォゾンを吸収しているという事は…」

バレンタイン王「そうだ。下手に攻撃すれば…コルドロンは爆発する」

バレンタイン王「その内側に溜め込んだバルカン達の炎を無限の魔力で強化して」

バレンタイン王「この辺り一帯をすべて焼きつくし…滅ぼすだろう」

オーダイン「なんだと…!?」


怜「…ちょっと往生際が悪すぎるで、バレンタイン王」

バレンタイン王「…貴様とは長い付き合いだが」

バレンタイン王「どうやら余の性格をちゃんと把握しておらんかったようだな」

バレンタイン王「余は狂人で…何より執念深いのだ」

バレンタイン王「何としてでも…この世界を滅ぼしてやる…!」

バレンタイン王「アリエルがいない世界など…」

バレンタイン王「チリひとつ残さず消滅すれば良いのだ…!!」

エルフアーチャー「そ、そんな…」

エルフナイト「ど、どうすれば良いんだ…!?」

ドワーフ「逃げ場は…逃げ場はないのか…!?」

ウォーリアー「もう…おしまいだって言うのか」

バーサーカー「ここまで来て…!!」

アックスナイト「諦めるな…!筋肉があればなんとかなる…!」

ユニコーンナイト「だが…現実問題どうすれば良い…!」

ジェネラルナイト「攻撃してもダメ…が、このまま待ち続けていれば…」

スチールアーマー「いずれ世界が…滅んでしまう…!」


バレンタイン王「はは…そうだ。絶望しろ」

バレンタイン王「余と同じ無力感と虚しさを貴様達も味わうが良い…!」

バレンタイン王「イングヴェイも美穂子も…皆、余と一緒に滅んでしまえば良いのだ…!!」

京太郎「…!いい加減にしろよ!!」

京太郎「アンタ一体…どれほど人に迷惑を掛けるつもりだ!!」

バレンタイン王「黙れ…!!」

バレンタイン王「貴様などに…余の絶望が分かるものか!!」

バレンタイン王「今日に至るまで余がどれほど悶え苦しんできたのか…!」

バレンタイン王「その一端でも理解できれば…そんな事言えるはずがない!!」

京太郎「あぁ、そうだよ!わっかんねーよ!!」

京太郎「でもな!!アンタこそ、俺の気持ちを分かってくれてるのか…!!」

京太郎「血の繋がった親父が…こうして世界を滅ぼそうとして!」

京太郎「血の繋がった母親が…バレンタインを滅ぼした俺の気持ちを!!」

バレンタイン王「…何?」

>アックスナイト「諦めるな…!筋肉があればなんとかなる…!」
からの
>ユニコーンナイト「だが…現実問題どうすれば良い…!」
でワロタ


京太郎「あの日、コルドロンを暴走させたのは俺の母親だ!」

京太郎「色恋に狂って…嫁いできた国を滅ぼした人なんだよ!!」

京太郎「その上…俺の親父とそう呼べるアンタが世界を滅ぼそうとしてるんだぞ…!」

京太郎「それも殆ど八つ当たりのような理由で!!」

京太郎「それをずっと間近で見続けてきた…俺の気持ちがアンタに分かるのかよ!!」

京太郎「自分の血って奴がどれほど呪われているのかを…!!」

京太郎「今もこうしてまざまざと見せつけられてる俺の気持ちが…!!」

京太郎「アンタは分かってくれるのか…!!!」

バレンタイン王「…イングヴェイ」

京太郎「……その名で俺を呼ぶんじゃない」

京太郎「俺はイングヴェイなんて名前じゃないんだから」

京太郎「俺は…妖精の国の京太郎だ」

京太郎「……だが、それでもアンタとの繋がりは否定出来ない」

京太郎「何もかも知った今、こうしてアンタと対峙して」

京太郎「まったく…何の動揺も覚えないほど俺は超人じゃないんだ」


京太郎「…それに何より」

京太郎「アンタだって本当はこんな事やりたくないんだろう」

バレンタイン王「…何故、そう思う?」

京太郎「アンタが勝つ方法がこれまで山程あったからだよ」

京太郎「…最初にウィンターホルンを消滅させたあの光」

京太郎「アレを妖精の国に撃っておけば、俺達は完全に機能不全に陥っていた」

京太郎「妖精はほぼ全滅だっただろうし、各国の王も殆ど死んでいたと思う」

京太郎「オーダインや俺ですらきっと無事じゃすまなかっただろう」

京太郎「…なのに、アンタはあの光を妖精の国ではなくウィンターホルンに向けた」

京太郎「その気になれば、一つ一つ国を堕としていくだけの事が出来たのに」

京太郎「全世界に向けて正々堂々と宣戦布告をして」

京太郎「自身の脅威を示したんだ」


京太郎「…その上、アンタは倒した絹恵や怜を人質に取らなかった」

京太郎「そうやって人質を取れば、まだ有利に戦えたかもしれないのに」

京太郎「ただ、野ざらしのまま放置して…」

京太郎「俺とレヴァンタンとの対決にも横槍を入れなかった」

京太郎「…アンタ、ちぐはぐ過ぎるんだよ」

京太郎「世界の滅びを望んでいるとそう言っているのに」

京太郎「行動があんまりにもブレてる」

京太郎「きっと…アンタは自分で思っている以上に世界の滅びを望んでいない」

京太郎「ただ…罰されたいだけなんだ」

京太郎「自分のことを許せなくて、世界の敵になりたくて」

京太郎「その為に…諦める訳にはいかないだけなんだろう?」

バレンタイン王「……」

京太郎「…もう…もう良いじゃないか」

京太郎「アンタはもう十分やっただろう」

京太郎「多くの人を踏みにじって…十分、悪役を果たした」

京太郎「…だから、もう楽になってくれよ」

京太郎「仮にも血の繋がった相手が…そうやって自分を追い込んでいくのは…俺も辛いんだ」


バレンタイン王「…無理だ」

京太郎「バレンタイン王…!」

バレンタイン王「…余がどうにかしたくても…もうどうにもならんのだ」

バレンタイン王「コルドロンの安全弁は既に抜き…」

バレンタイン王「圧はもう限界まで高まっておる」

バレンタイン王「最早、余が命令を下そうとしても…コルドロンは止まらん」

バレンタイン王「世界の滅びは…終焉は覆す事など出来ん」

バレンタイン王「運命はもう決まっておるのだ」

霞「…いいえ。まだ手はあるわ」

バレンタイン王「…何?」

霞「大地に生命は絶え、終焉が満ちる」

霞「…我々の知りうる限りのエリオン叙事詩はそう纏められているわ」

霞「きっとそれはバレンタイン王の言う通り、回避不能な事で…覆す事は出来ない」

霞「でも、解釈次第で弱められる事は…ハインデルが証明してくれているわ」


霞「…だから」ツイ

シュゥゥゥゥゥゥ

智葉「…これは、まさかプーカの転送陣?」

オーダイン「転送陣だと…?そんなものがあったのか」

霞「えぇ。プーカ達との同盟記念に一つマジックアイテムを譲ってもらったの」

霞「通じている先は…勿論、プーカ達の暮らす地下街」

絹恵「そうか…!地上におったら命が絶えるかもしれへんけれど…」

宥「…地下ならまだチャンスがあるかもしれないって事?」

霞「えぇ。まぁ…正直、保険のようなものだったけれど」

霞「でも、こうなった以上、手札を惜しんでいる暇はないわ」

霞「皆、転送陣を通って地下街へと進んで!」

美穂子「プーカたちの受け入れ準備は出来ています!」

美穂子「焦らずゆっくりと進んで下さい!」


シュゥゥゥゥゥ シュゥゥゥゥゥゥゥ

怜「…あっちこっちに転送陣が出てくとる」

怜「この手際の良さ、最初から何人かあっちに送り込んどったな」

霞「女王としてはこの程度のリスクマネジメントは当然よ」

オーダイン「…だが、我らの兵士すべてを受け入れるだけのスペースが地下街とやらにはあるのか?」

エドマンド王「既に非戦闘員たちはすべて避難しておるんじゃろう…?」

霞「勿論、全世界の人間が生活出来ると言うほど広大なスペースはありません」

霞「ですが、ほんの一日寝泊まりするくらいならば問題はないと計算出来ています」

霞「それより皆様は早く地下街へ」

霞「同盟条件の一部として書き加えておいたとはいえ」

霞「これほどの人数がそのまま地下街に乗り込めばどうしても混乱が起きてしまいます」

霞「それを避ける為にも、あちらでの指揮をお願いします」

オーダイン「…分かった」



バレンタイン王「……」

美穂子「…お祖父様」

バレンタイン王「…美穂子よ。早く行け」

バレンタイン王「ここはこれより死地となる」

バレンタイン王「妖精女王の言うとおり…地下街ならばまだ生き延びるチャンスはあるだろう」

美穂子「…それでお祖父様は満足なのですか?」

バレンタイン王「最早、余は万策尽きた」

バレンタイン王「これ以上、世界の終焉を引き起こす方法などありはせぬ」

バレンタイン王「それに…余はこれよりコルドロンと共に跡形もなくはじけ飛ぶ運命だ」

バレンタイン王「世界を滅ぼす夢を見ながら、粉々になるのもらしい最後だろう」

京太郎「……」


↓1
1 バレンタイン王を許す
2 許さない


京太郎「…バレンタイン王」

京太郎「最後の最後まで見事に好き勝手してくれたな」スタスタ

京太郎「その罪、万死に値する」チャキ

美穂子「京太郎さん…?」

バレンタイン王「…余を殺すか、京太郎よ」

京太郎「あぁ。アンタは生かしちゃおけない」

京太郎「たとえ、粉々になろうが…」

京太郎「レブナントの呪いがある以上、アンタの自意識はなくならない可能性があるんだから」

京太郎「何処から蘇ってくるか分からないのに放置は出来ないだろ」

京太郎「…だから」パチン

バレンタイン王「おぉぉ…」スゥゥゥ

バレンタイン王「これは…余の身体が…ただの亡者に…」

京太郎「一度、咲がレブナントの呪いを解呪するのを見ていたからな」

京太郎「見よう見まねだったけれど…まぁ、上手く言ってよかったよ」


京太郎「…これできっとアンタは死ねる」

京太郎「何もかも忘れて、その魂は世界の一部になる」

京太郎「…それが俺がアンタに…」

京太郎「…親父に送る罰だ」

バレンタイン王「…京太郎」

京太郎「…そういう時くらいイングヴェイって呼べよ、親父」

京太郎「これが…最後なんだからさ」

バレンタイン王「…出来る訳がないだろう」

バレンタイン王「お前の…お前の言う通りだ」

バレンタイン王「余は…お前の父ではない」

バレンタイン王「このような男が…お前の…」

バレンタイン王「世界を救った男の父であって良いはずがないのだから」

京太郎「……バレンタイン王」


霞「後は京太郎くん達だけよ!」

霞「早くこっちに!!」

京太郎「…いや、俺は行かない」

霞「え?」

京太郎「全員が避難したのなら…俺がコルドロンをぶっ壊す」

京太郎「そうすりゃ圧に耐え切れなくなって爆発するよりも…」

京太郎「威力は弱められるはずだ」

宥「で、でも…世界が滅ぶほどの爆発を間近に受けたら…!」

智葉「幾らドラゴンだと言えど無事では済まないぞ…!!」

京太郎「ま、なんとかなるって」ググ

京太郎「俺は人並みよりも頑丈な方だし」メキメキ

京太郎「身内の後始末くらいはしなきゃいけないしな…!!」ズシン


京太郎「それに俺が盾になれば、少しでもそっちに届く衝撃が弱くなるかもしれない」

京太郎「一人でもこの滅びを乗り越えられる人が増えるかもしれない」

京太郎「…そう考えたら、この場から逃げる訳にはいかないだろ」

京太郎「俺は…ここでみんなの盾になる」

絹恵「でも…!」

霞「……行きましょう」

春「…女王陛下」

霞「このままここにいても京太郎くんの邪魔になるだけよ」

霞「それに…この転送陣も長く維持していられないわ」

霞「こうして問答している間にコルドロンが爆発したら」

霞「これまで最悪の事態を回避する為に動いてきた沢山の人たちの気持ちが…」

霞「すべて無駄になってしまうわ」

霞「…だから、ここは京太郎くんに任せましょう」

霞「私たちには…もう何も出来ないのだから」グッ



怜「…いや、まだ出来る事はあるで」スッ

霞「…ハインデル?」

怜「ちょっとワーグナーの事頼むわ」メキメキ

怜「もし、起きた時にウチがおらへんってなったら騒ぐかもしれんけど…」グググ

怜「適当に言い含めたって」ズシン

霞「…まさか、貴方も…!?」

ハインデル「ま、バレンタイン王とは方向性が違うけれど」

ハインデル「ウチも黒幕の一種やし」

ハインデル「それにワーグナーを除けば…京太郎の隣に立てるのはウチだけや」

ハインデル「妖精女王としては少し納得出来ひんところもあるやろうけれど」

ハインデル「ここはウチに京太郎の事任せてくれへんか?」

霞「…………必ず帰ってくるとそう約束するのなら」

ハインデル「安心し。京太郎は必ず帰したる」

ハインデル「ウチの命に替えてもな」


霞「ハインデル、それは…!」シュゥゥゥ

ハインデル「時間切れか」

ハインデル「マジックアイテムの効果時間が終了したんか」

ハインデル「ビビッたあっち側が強制的に終わらせたんか分からんけど」

ハインデル「…これで二人っきりやな」

京太郎「…怜、俺は」

怜「今は細かい事いいっこなしや」

怜「問答しとる時間がないのは分かっとるやろ?」

怜「さっきからコルドロンの内側から漏れる赤い光が激しくなって…」

怜「今にも爆発しそうになっとる」

怜「これ以上、一刻の猶予もあらへん」

怜「…今は二人で早くコルドロンをぶっ叩くべきや」

京太郎「…分かった」


京太郎「だが、これほど巨大な建造物を何処から叩けば良いのか」

バレンタイン王「…底部だ」

京太郎「え?」

バレンタイン王「余の見送りとなってくれる礼だ」

バレンタイン王「コルドロンを強制的に爆発させるなら、底部を砕け」

バレンタイン王「そこが一番、装甲がもろく、また炉に直結する重要回路も詰まっている」

バレンタイン王「上手くやれば一撃で爆発させられるだろう」

京太郎「…分かった。じゃあ…」グ

ハインデル「アカン。京太郎」

ハインデル「それはウチの役目や」

京太郎「さっきまで意識不明だった奴にこんな事任せられるかよ」

京太郎「怜は死ぬ気かもしれないが…」

京太郎「俺は二人で帰るつもりなんだ」

京太郎「一番、危険な役目は…俺が貰う!」ダッ


京太郎「う…おぉおおお!」ドゴォ

コルドロン「っ」ピーギィィィィィィィィ

コルドロン「…」ガガガガガガ  ガガガガガガガガガ

コルドロン「…」グラグラ ユラユラ

バレンタイン王「…見事だ。これでコルドロンは爆発する」

バレンタイン王「早く二人とも離れろ…!」

ハインデル「京太郎…!」バッ

京太郎「来るな!もう間に合わない…!」バッ

ハインデル「それでも…背中を支えるくらいは出来るやろ!!」ガシ

京太郎「怜…!!」

ハインデル「…一緒に生きて帰るんやろ…!」

ハインデル「だったらウチにもこれくらいさせて…!」

ハインデル「じゃないと…ウチ、何しに来たか分からへんやんか…!!」

ハインデル「最期まで…一緒に意地張るくらいさせてーや…!」

京太郎「馬鹿…!身体が弱いくせに無茶するなって…!」

ハインデル「そんなん…京太郎に惚れた時点で今更…」

コルドロン「っっっ!!!!!」カッ




シュガァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアァァァァァァァァァァァァァ




京太郎「う…ぅ…」

怜「…京太郎」

京太郎「…怜…か」

京太郎「ゴメン。目が…見えない…」

怜「…大丈夫。一時的なもんや」

怜「コルドロンの最期の光で目が焼かれて…少しショックを受け取るだけや」

怜「ちょっと休めば…また見えるようになる」

京太郎「そ…か」

京太郎「まぁ…でも生きてるだけ…御の字…だよ…な」

怜「体中…ボロボロやけどな」

京太郎「…そっちは…大丈夫か?」

怜「…うん。京太郎が盾になってくれたから…」

怜「半死人くらいの状態で済んどるわ…」ナデナデ

京太郎「そりゃ…よかっ…た」


京太郎「…他の…みんなは…?」

怜「分からへん…」

怜「でも…世界中静かで…」

怜「何の音も聞こえへんくらいや…」

怜「…まるで世界でウチと京太郎しかおらへんみたいに…」

怜「風の一つも吹いとらへん」

怜「まるで世界全てが…死に絶えたみたいに…」

怜「フォゾンの気配もなくて…」

怜「(…これじゃ大地で人が生きていく事すら出来そうにない)」

怜「(…結局、終焉は防げへんかったって事なんか…)」

怜「(京太郎を最後の竜の仕立てあげて…)」

怜「(世界の全てを終焉に立ち向かわせても尚…)」

怜「(やはり…運営には勝てへんかったって…そういう事なんか…)」

そりゃ運営には勝てないよね!!!!
運命です(´・ω・`)流石に酷すぎるわ…


京太郎「……大丈夫…だって」

怜「え?」

京太郎「きっと…みんな、生きてる…し」

京太郎「みんなが生きてれば…なんとかなる方法だって…」

京太郎「きっと…あるはず…だから…」

怜「…もう。目が見えとらへんのちゃうん…?」

京太郎「目は見えなくても…膝枕の感触と…怜の声で…」

京太郎「大体…分かる…よ…」

怜「…ホンマ、京太郎は気を遣いすぎなんやって」

怜「ボロボロなんやし…ウチの事なんか気にせんでもええのに…」

京太郎「…んな訳にはいかな…いって…」

京太郎「怜が…死ぬ…つもりだった事くらい…分かってる…だしさ…」


怜「…だからって全部、一人でやらんでも良かったやろ」

京太郎「ま…こればっかりは男の意地…だ…から…」

怜「…京太郎?」

京太郎「…悪い。もう…限界…かも…」

京太郎「怜が無事だったから…」

京太郎「安心して…意識…また、飛びそ…う」

怜「…うん。寝てもええで」

怜「京太郎は…もう十分頑張ったんやから」

怜「身体中、ボロボロになりながらも…」

怜「ウチを護ってくれたんやからな…」ナデナデ

京太郎「…………と…き」

怜「うん…?」

京太郎「…おや…すみ」スゥゥゥ

怜「…うん。おやすみ」


怜「せめて夢の中では…良い夢見てな」

怜「ウチはもう…京太郎の側におられへんから」シュゥゥゥゥゥ

怜「……ずっと言えへんかったけどな」

怜「ウチ…もうすぐ寿命やねん」

怜「京太郎が必死になって庇ってくれたけれど」

怜「一緒にコルドロンの爆発を受けるような無茶したとなれば」

怜「長々と生きていく事はもう出来ひん」

怜「…ウチの身体は…もう死んで」

怜「こうしてフォゾンになってしまっとる」

怜「そして…誰よりも一番、爆心地に近かった京太郎は…」

怜「…また妖精としての部分が死に絶えて…」

怜「手足も炭化して…酷い事になっとる」

怜「本来ならば…それもいずれ治るやろうけれど」

怜「…今、この場にはフォゾンなんて殆どない」

怜「全部…コルドロンに吸い尽くされた後や」


怜「…だったら、ウチの事あげるしかないやんな」

怜「ウチの残ったフォゾンを…全部、京太郎にあげて」

怜「その身体を癒やしてあげる事しか出来ひん」

怜「…これほど辛く苦しい道に引き込んだ報奨としては足りひんやろうけれど」

怜「……それでもウチはもう京太郎に…それくらいの事しかしてあげられへんのや」

怜「…本当はもっと色んな事したかったけれど」

怜「もっと一緒に遊んだり、話したり、笑ったりしたかったけれど」

怜「……ウチはここでリタイアや」

怜「…でも、いなくなる訳ちゃうで」

怜「ウチの心はなくなっても…その一部は…」

怜「これからもずっと…京太郎と一緒におる」

怜「絹恵でも…妖精女王でも辿りつけないほど近くに」

怜「ずっとずっと…おるからな」スゥゥゥゥゥゥ


怜「…ある意味、これも因果なんやろうか」

怜「妖精としての母が…京太郎の一部となっていて」

怜「そして今…竜としての母であるウチが…京太郎の一部になる」

怜「ある意味、オカンキラーやなんて罪深い子やなぁ」ナデナデ スゥ

怜「…あぁ。もう撫でてあげる事も出来ひんか」

怜「大分、フォゾンが京太郎の方に吸われてってるみたいやな」

怜「…まぁ、でも、京太郎が…目が見えへんようになって…」

怜「こうして…膝枕で眠ってくれてよかったわ」

怜「…これで最後が言うのに…」

怜「こんな風に涙が止まらんところなんて見せたら…」ポロ

怜「京太郎…絶対…気にするやろうしな…」ポロポロ


怜「……京太郎」

怜「これからも…きっと辛い事や苦しい事…」

怜「一杯…あるかもしれへんけれど」

怜「…でもな、ウチは側におるから」

怜「例え、世界中で…京太郎が一人になっても…」

怜「ウチとあの明星って妖精だけは…ずっとずっと一緒やから…」

怜「……だから、どうか挫けないで」

怜「ウチが…消えた後も…どうか自分を責めないで」

怜「ウチは…幸せやったで」

怜「京太郎と出会ってからずっと…」

怜「無味乾燥だった時間が鮮やかになって…心躍って…」

怜「何百年もの生に…意味を見出す事が出来たわ」

怜「…ありがとう、京太郎」

怜「世界中の誰よりも…ずっとずっと…ウチは京太郎の事…」

怜「愛して…」シュウウゥゥゥウウゥ


ネリー「京太郎…!」

京太郎「…ぅ」パチ

京太郎「…ってアレ?ネリー…か?」

ネリー「うわああああああああああんっ!」ダキッ

京太郎「ちょ!?な、なんだ、急に…」

洋榎「そりゃあ抱きつきもするわ…」

恭子「今までずっと死んだように眠ってた訳やからな」

京太郎「って、洋榎に恭子も」

洋榎「よう。寝坊助」

洋榎「少しは目ぇ覚めたか?」

京太郎「おう。洋榎の胸見てたら眠気もどっかいったわ」

洋榎「そりゃどういう意味なんや…!?」


恭子「ま、何にせよ…起きてくれてよかったわ」グシ

恭子「最悪、後追いする事も考えとったからな」

京太郎「後追いとかやめてくれよ…」

ネリー「…私もそのつもりだったよ」

ネリー「京太郎が死んだのに生きてる意味ないもん」

洋榎「…ま、ウチは思いっきり爆笑して笑ったるつもりやったけどな!」

洋榎「けど、まぁ…笑いすぎて笑い死にしてたかもしれへん」ポソ

京太郎「…ま、まぁ、何にせよ…俺は無事な訳だし」

京太郎「そういうネガティブな事考えるのやめようぜ」

恭子「そうやな。それにさっき連絡も出したし」

恭子「京太郎の事探しとった他の子もすぐこっちに来るやろう」

恭子「それまでの間、ウチらの独占状態な訳やし…」チラ

ネリー「京太郎…っ」ギュゥ

洋榎「…そこのチミっ子。ソロソロ京太郎の胸、空けてもええと思わへん?」

ネリー「やだ…!」

洋榎「ぬぐぐぐぐぐ…!」


京太郎「…って独占って…怜は?」

恭子「ハインデル?いや、ウチらが見つけた時にはおらんかったで」

京太郎「…そう…なのか?」

洋榎「うん。京太郎一人だけやったよ」

ネリー「周り全部、何もなくなってるから誰かいれば気づくはずだしね」

京太郎「…ってそう言えば」キョロキョロ

京太郎「(…まるで壊死した身体のように紫色になった大地)」

京太郎「(ひび割れたそこには…もう生命の息吹なんて何処にもない)」

京太郎「(エンデルフィアでも…まだかすかに命の気配と言うのはあったのに)」

京太郎「(これじゃあまるで…世界が死んでしまったみたいじゃないか)」

京太郎「(…世界の終焉)」

京太郎「(結局…防ぐ事は出来なかったのか…)」


京太郎「ちなみに他のみんなは?」

恭子「コルドロンが爆発した時には大分、揺れたけれど」

恭子「でも、死傷者は特になし」

ネリー「怪我人がちょこっと出たくらいで、みんな、無事だよ」

洋榎「ま、これも京太郎が頑張ったからや」

洋榎「胸を張ってもええで」

京太郎「…いや、頑張ったのは俺だけじゃねぇよ」

京太郎「世界中の人達が協力したからこそ…どうにかなったんだ」

ネリー「…でも、これからどうすればいいの?」

恭子「ネリー…!」

ネリー「勿論、今は生き延びる事を喜んだ方がイイって分かってるよ」

ネリー「…でも、現実、世界はこうして滅茶苦茶になっちゃって」

ネリー「こんな大地じゃ…きっと作物だって育たないよ」

ネリー「…今を生き延びられても…これじゃあ…」


京太郎「…まぁ、なんとかなるさ」スク

ネリー「…京太郎」

洋榎「根拠はあるんか?」

京太郎「いや、ぶっちゃけない」

京太郎「ネリーの言葉の通り…今の状況はほぼ詰んでる」

京太郎「でも、俺たちはこうして生き延びられたんだ」

京太郎「最低限の犠牲で…終焉を乗り越える事が出来て」

京太郎「目の前に差し迫った滅びに対して、行動する猶予があるんだから」

京太郎「今は悲観するよりも…なんとかなるさと前向きに行動した方が良い」

京太郎「諦めるのはそれからでも遅くないはずだ」

恭子「…そうやな。まだウチらは生きとるんや」

洋榎「タイムリミットまではまだ少しあるんやから…全力で抗ってやらへんとな」

洋榎「あんだけ犠牲出して終焉を乗り越えて…結局ダメでしたーなんて…」

洋榎「戦場で散っていった仲間たちに言えへんわ」

ネリー「…うん。私も頑張る」

京太郎「あぁ。それじゃ、みんなと合流しようか」

京太郎「この状況をなんとかする為には、まず情報が必要だしな」


~プーカの隠れ地下街~

シュゥゥゥゥゥゥ

京太郎「よっと」ストン

初美「きょーたろー!!!」ダキッ

京太郎「うぉっと」

初美「うぅぅぅぅ…!うぅぅぅぅぅぅぅぅ!」ポロポロ

京太郎「あー…もう。大のオトナが何を泣いてるんだよ」

初美「だ、だって…だって…」グス

京太郎「…心配掛けてごめんな」

京太郎「でも…俺は大丈夫だから」

初美「本当ですかー!?」

初美「ここで嘘言ったりすると流石の私も激おこなのですよ―!!!」

京太郎「あぁ。ほんとほんと」

京太郎「正直、一時は割りとマジで死ぬのを覚悟してたけど」

京太郎「でも、今は大分、身体も回復して動けるようになってるし」

京太郎「初美さんが心配するような事はないよ」


初美「…じゃあ、それを証明して欲しいのですよー」スッ

京太郎「仕方ないな」

京太郎「ほーら、高い高いー!」

初美「キャッキャ」

初美「じゃねぇですよー!」ゲシ

京太郎「いて!」

初美「…まったく、本当に乙女心を馬鹿にするのが得意なんですから」ストン

初美「まぁ、でもいつも通りでちょっと安心したのですよー」

初美「何時もとちょっと雰囲気が違うように思えたので」

京太郎「そうか…?」

初美「子どもの頃から京太郎くんを見てる私が言うんだから間違いはないのですよー」

京太郎「うーん…でも、あんま自覚はないんだけどなぁ」

初美「まぁ、何はともあれ、こっちに来て欲しいのですー」

初美「女王陛下たちがお待ちですから」


~プーカの隠れ地下街 臨時会議室~

京太郎「失礼します」スッ

美穂子「京太郎さん…!」

宥「良かったぁ…」グス

霞「…えぇ。本当に…」フキ

オーダイン「…よもやあの死地から本当に戻ってくるとはな」

エドマンド王「余はお前の帰還を信じておったぞ」

京太郎「心配をお掛けして申し訳ありませんでした」

京太郎「…それで俺をお呼びだと言う話でしたが」

オーダイン「…見れば分かるだろう」

オーダイン「このような状況で、どうやって生きていくか」

オーダイン「それを考えているところだ」

エドマンド王「とは言え…有効な方策が思いつかなくてな」

エドマンド王「実際に外から帰って来たお前ならばと思ったのだが…」

京太郎「…すみません。俺も特には」

オーダイン「…そうか」

エドマンド王「では…本当に八方塞がりと言う事か」


オーダイン「しかし、このままではまずいぞ」

オーダイン「この地下街は予想以上に大きかったが…食料の問題がある」

霞「今日の為に支援してきたけれど…」

霞「世界中の人々の食事を賄えるほどではないわ…」

霞「今のままじゃ…恐らく3日で食料が尽きてしまう…」

京太郎「…霞さん?」

霞「いえ、大丈夫よ…」

霞「少し…気分が悪いだけだから…」

霞「それに…今は休んでいる暇がないし…ね」

エドマンド王「…何にせよ、このままでは市民の暴動は確実だ」

エドマンド王「あまり考えたくはないが…食い扶持を減らす為に他人を殺す…なんて事にまで発展しかねない」

宥「そんな…」

オーダイン「…炎の女王にとっては馴染みが薄いかもしれないが、人間とはそういうものだ」

オーダイン「自分が助かるのであれば、いとも容易く狂気の道を進んでいく」

オーダイン「下手をすれば…バレンタイン王に滅ぼされるよりも酷い事になるかもしれない」


エドマンド王「…恐らく猶予は一日だ」

エドマンド王「その間になんとか打開策を撃ちださねば…暴動が起こるだろう」

オーダイン「…だが、大地から失われたフォゾンをどう取り戻せば良いのか」

オーダイン「全盛期のバレンタイン王であっても、そのような奇跡を起こせるかどうか」

美穂子「…………全盛期の…お祖父様…」ハッ

霞「…何か妙案でもあるの?」

美穂子「…あ、いえ、その……」

智葉「……言ってしまっても良いのではないか」スタスタ

京太郎「智葉…」

エドマンド王「智葉、どうしてここに?」

智葉「不躾で申し訳ありません、父上」

智葉「ですが、この困難に際して…一つ有効な手段を持ってまいりました」

美穂子「智葉さん、それは…!」

オーダイン「なんだ、言ってみろ、タイタニアの王女よ」

智葉「…はい。魔法のコインです」

宥「魔法のコイン…?」



智葉「皆さんはご存知でしょうか」

智葉「かつて全能と謳われたバレンタイン王が自身の魔力全て時刻で流通する硬貨に込めた事を」

エドマンド王「聞いたことがある」

エドマンド王「確か全てのコインを集めると…何でも一つだけ願いが叶うと」

エドマンド王「だが、それはいわゆる、お伽話の類ではないのか?」

智葉「いいえ。事実です」

智葉「その為にプーカはこれまで魔法のコインを集めてきました」

智葉「自身に掛けられた呪いを解く為の…唯一の希望として」

京太郎「じゃあ、以前、俺にコインを求めたのも…」

智葉「…あぁ。出来れば、京太郎には…人間の女としての私を愛して欲しかったからな」

智葉「何としてでもコインを集め…この呪いを解きたかった」

智葉「…だが、世界がこうなった以上、その願いは呪いの解呪に使うべきではない」

智葉「このままでは全員、死んでしまう事が確定しているのだから…」

智葉「少しでも可能性がある方向に賭けようと言うのがプーカの総意です」


美穂子「じゃあ、もしかして今まで…」

智葉「あぁ。越権行為だとは思ったが…プーカ達の意見を纏めてきた」

智葉「勝手をしてすまない」ペコリ

美穂子「…いいえ。助かったわ」

美穂子「本来ならばそれは私がしなければいけなかった事だから」

美穂子「むしろ、こっちのフォローをしてくれて有り難かったくらいよ」

エドマンド王「では、その魔法のコインを集めなければ…」

オーダイン「今、どれほど集まっているのだ?」

智葉「分かりません」

智葉「その総数を知っているのは、バレンタイン王ただ一人ですから」

智葉「ですが…今、この場には全世界の人々がいて」

智葉「魔法のコインもまた一同に会している」

智葉「今ならばきっと…我らの願いも叶うはずです」

オーダイン「…夢見がちな話だと思うが」

オーダイン「しかし、ソレ以外にどうにか出来る道はないか」

エドマンド王「…しかし、最後に残った希望が、世界を滅ぼそうとしたバレンタイン王にすがる事とは」

エドマンド王「なんとも…皮肉なものを感じるな」


~プーカの隠れ地下街 金庫~

キラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラ

ネリー「おぉおぉぉおおお」キラキラキラキラ

智葉「…念の為に言っとくが盗るなよ」

智葉「バレンタイン王が掛けた魔法は感謝の気持ちと共に送られたコインを全て集めなければ発動しないんだ」

智葉「ここで一つでも持ってったら、何もかもが台無しになってしまう」

ネリー「そ、それくらい私だって分かってるよ」

京太郎「…しかし、ここまでコインが集まると壮観だな」

絹恵「そうやな。目が痛いくらいや」

恭子「…でも、これで本当に全部なん?」

洋榎「ほっといたら全滅するってのが分かっとるんや」

洋榎「出し惜しみなんてせえへんやろ」

春「…逆に言えば、ここで全部揃ってないと終わり」


春「世界中のどこかにあるかもしれない残りのコインを探さなきゃいけない…」

美穂子「えぇ。でも…きっと大丈夫よ」

美穂子「人は決して綺麗なだけな生き物ではないけれど」

美穂子「私たちはこうして世界の滅びを前に力を一つに合わせる事が出来たんだもの」

美穂子「…その私達が…この危機を乗り越えられないはずがないわ」

美穂子「…………だから」スッ

美穂子「…さぁ、魔法のコインよ」

美穂子「全て揃っているのなら…今、応えて欲しい」

美穂子「世界の人々の想いと希望に…どうか…!」

シュゥゥゥゥウウゥウウウウ

絹恵「く…眩しい…!」

ネリー「でも、だんだん、収まってきた…?」

智葉「…で、その光の向こうにいるのは…」

??????「…富める者よ、誉むべきかな」


???????「王国の全ての硬貨をその手中に集めたのが誰か」

美穂子「…あぁ。アレは……」ポロ

京太郎「美穂子?」

美穂子「…お祖父様よ」

美穂子「まだ…優しかった頃の…お祖父様…」ギュゥ

京太郎「(…この人が)」

京太郎「(白ひげを蓄えた…優しそうな老人が)」

京太郎「(稀代の名君から…子殺しの暗君に堕ちて)」

京太郎「(ついには世界を滅ぼそうとした…俺の親父…)」

京太郎「(その…存命の時の姿だって言うのか…)」

美穂子「…私です。貴女の孫娘の…美穂子です」

???????「…」

京太郎「…聞こえてないのか」

オーダイン「…恐らくこれは王の過去の幻影だ」

オーダイン「本物はついさっき…粉々に散って…もう何処にもいない」


バレンタイン王「それが一体、誰なのか」

バレンタイン王「最早、余の知るべきところではないが」

バレンタイン王「その尋常ならざる成功に」

バレンタイン王「我が人生でなし得る最高の魔力で惜しみない祝福を与えん」

バレンタイン王「声を出してしらしめるが良い」

バレンタイン王「だが、願いはたったの一つきりだ」

バレンタイン王「良く考えて決めよ」

京太郎「…美穂子」

美穂子「…えぇ。分かっているわ」

美穂子「…お祖父様、私の願いは一つだけです」

美穂子「この荒涼とした世界に…再び恵みを」

美穂子「世界中の全ての人がかつての営みを取り戻せる恵みを…」

美穂子「どうか…どうか取り戻して下さい」


バレンタイン王「…残念だが、成功者よ」

バレンタイン王「その願いは余の持ちうる魔力を持っていても叶える事が出来んようだ」

美穂子「ど、どうして…!?」

バレンタイン王「幾ら余が全能と呼ばれる魔法使いであったとしても…」

バレンタイン王「無から有を作り出す事は出来ん」

バレンタイン王「散っていったフォゾンの代わりを生み出すのは…」

バレンタイン王「余の魔力であっても出来ぬ事よ」

エドマンド王「そんな…」

宥「…じゃあ、一体、どうすれば…」

オーダイン「…これが最後の頼みの綱だったと言うのに」

霞「まさか…バレンタイン王でも無理だなんて…」

初美「………………いえ、あります」

美穂子「え?」

初美「無から有を作り出す事は出来なくても」

初美「有から有を作り出す事は出来るのでしょう?」

初美「なら…ここにあります」

初美「フォゾンの結晶である魔石を加工したサイファーが…!」


初美「サイファーはその加工に莫大なフォゾンを必要としているのですよー」

初美「それを再びフォゾンへと戻せば…きっと世界を再生する事が出来るはずですー」

初美「…ただ、それは」チラ

京太郎「……ここでサイファーの事を口にすれば、俺の命もなくなるかもって事か」

初美「…ぶっちゃけ、どれだけバレンタイン王がファジーに命令を聞いてくれるかどうか分からないですからねー」

初美「最悪…その可能性もありうると思うのですよー」

絹恵「あ、アカン!アカンで!!」

智葉「そうだ…!彼が死ぬ事など絶対に許さん…!!」

ネリー「そ、そんなの断固として抵抗するからね…!」

宥「…私もそんなの絶対に嫌」ボォ

京太郎「…でも、世界の為ならば俺の命くらい安いもんだ」

京太郎「美穂子、頼む」

美穂子「…………いいえ」

美穂子「いいえ。それはダメよ」

美穂子「私はもうコレ以上、誰も犠牲になってほしくない」

美穂子「家族がこれ以上いなくなるのは…辛いもの」

京太郎「でも…」

美穂子「…だから、ソレ以外の方法を考えましょう」

美穂子「きっと…きっとまだ何か方法があるはずよ」

オーダイン「……」



オーダイン「…コルドロンだ」

洋榎「コルドロン?」

恭子「…あ、そうか。コルドロンは兵器やなくてフォゾンを精製する炉でもあるんやから!」

初美「…コアを逆回転させれば、サイファーを魔石に…そしてフォゾンに戻す事が出来る…?」

オーダイン「理論上はだがな」

オーダイン「…出来るかどうかまでは知らぬ」

オーダイン「余としてはここで全てのサイファーをフォゾンに分解してしまったほうが後腐れないと思っているからな」

オーダイン「…だが、仮にも奴は世界を救った立役者の一人で」

オーダイン「そして我が娘達がこうも好いておるのだ」

オーダイン「…世界のために死ねと容易く言う事は出来んだろう」

絹恵「…お父様」

オーダイン「…さぁ、美穂子よ。早く聞いてしまえ」

美穂子「…お祖父様、コルドロンの修理は可能ですか?」

バレンタイン王「…ふむ。どうやらこっぴどく壊れたようだが」

バレンタイン王「その望みは叶えてやれよう」


美穂子「…では、コルドロンの修理を」

バレンタイン王「…祝福あれ」グググググググ

バレンタイン王「っ」パァァァァ

洋榎「ぬぉ!まぶし…!?」

バレンタイン王「これで希望の魔法がなくなるとも」

バレンタイン王「案ずることなかれ」

バレンタイン王「そこにいる、共に歩んで来た者達も聞け」

バレンタイン王「その方らの努力は魔法をも超える」

バレンタイン王「とどまることなくその生涯を歩み続けるが良い」シュィィィィィィィィン

京太郎「…消えた」

ネリー「コインもー…全部なくなってるよ」

絹恵「本当に…コレ全部魔法で出来とったんか」

恭子「…ホンマ、今更やけれど、すっごい人やったんやな」

京太郎「…すごいもんかよ」


京太郎「…あっちこっちで好き勝手やらかして」

京太郎「数えきれないほどの人の命を奪って」

京太郎「今も人に迷惑をかけ続けてるような奴だぞ」

京太郎「凄い…凄い訳あるかよ」ポロ

美穂子「…京太郎さん」

京太郎「……でも」

京太郎「でも、少しくらい…思っても良いよな」

京太郎「俺の親父は…あんな事さえなければ…」

京太郎「きっと…今みたいに穏やかで…世界の滅びなんて考えない…立派な人で…」

京太郎「誇っても…良い人なんだって…」

京太郎「そう思っても…良いよな…」ポロポロ

美穂子「…えぇ。そうよ」

美穂子「お祖父様は…京太郎さんのお父様はとても立派な人だったわ」

美穂子「これほどの魔力を…人々の希望の為に容易く捨てられるほどに…」フキフキ


プーカA「おぉ、王よ…」

プーカB「…だが、これで私達の望みは…」

プーカC「永遠に…私たちはこの姿のままなのか…」

プーカD「大地に帰る事も許されず…ただ、獣のままの姿で…」

プーカE「私達の…最後の希望だったのに…」

智葉「みんな…!」

オーダイン「…希望か」

オーダイン「他人事ながら腹立たしいな」

美穂子「オーダイン!」

オーダイン「凄んでも無駄だ」

オーダイン「コヤツらが言っておるのは…そのプーカの呪いがあの老王以外には解けぬと言う事なのだから」

オーダイン「…仮にも魔王などと呼ばれておる魔法使いとしては、腹立たしさを否めなくて当然だろう」

オーダイン「……だからこそ、余がそれが間違いであると証明してやる」


プーカA「…え?」

オーダイン「余が必ずお前たちに掛けられたプーカの呪いを解いてやる」

オーダイン「あの男を下手に英雄視などされぬように…」

オーダイン「最後の希望とやらを奪い取った詫びとしてな」

智葉「だが、オーダイン」

智葉「貴方でもこの呪いを解くのは無理だと…」

オーダイン「アレは国王としての責務があったからだ」

オーダイン「余が心血を注げば、あの男を超える事など容易い」

オーダイン「…そうでなければ、悔しいではないか」

オーダイン「あの男が出来ぬとそう返した時」

オーダイン「余の心にも絶望感が這い上がってきたなど」

オーダイン「仇敵とそう呼ぶべき相手に…内心、頼っていたなどと」

オーダイン「そのようなおぞましい過去を払拭する為にも…」

オーダイン「プーカの呪い程度、軽く解呪出来るようにならねばな」


初美「…まぁ、何にせよ」

初美「今はコルドロンのところへ向かうべきなのですよー」

初美「内側からぐしゃぐしゃになっってましたが…」

初美「バレンタイン王の魔法ならば修復も出来ているでしょうし」

霞「…万が一の事を考えて、ティトレルの指輪もここにあるわ」

霞「すぐにでもコルドロンを動かす事が出来るはず…よ」フラ

京太郎「霞さん…!」

霞「…私は大丈夫」

京太郎「でも、顔色がもう真っ青なのに…!」

霞「…それでも今は倒れている訳にはいかないわ」

霞「ちゃんと世界が元通りになるのかを確かめるためにも…私は」

智葉「…いずれにせよ、今は時間がないんだ」

智葉「早くコルドロンの元へと向かおう」


~コルドロン~

絹恵「うわ…アレだけボロボロやったのに…ピカピカしとるな」

洋榎「まるで新品みたいやな…」

ネリー「売ったらすっごいお金になりそう…」

智葉「バレンタイン王亡き今、コルドロンは完全にオーパーツだ」

智葉「その存在自体が抑止力になり得る強力な兵器だし…」

智葉「まず売買にはならんだろう」

春「それよりも女王陛下…」

霞「ん…まだ大丈夫よ」

京太郎「…霞さん」

霞「…私は女王として見届けなきゃいけないの」

霞「だから…お願い。もう少しだけここにいさせて…」

京太郎「…分かった。じゃあ…」ギュ

霞「あ…」

京太郎「…こうやって抱きしめてれば少しはマシになるだろう」

霞「……うん。ありがとう」ギュゥ


オーダイン「…こちらの準備は終わったぞ」

エドマンド王「全てのサイファーは炉の中にセットした」

宥「…後は逆回転させるだけ…なんだけど」ブルル

京太郎「っと、宥も大丈夫か?」

宥「……うん。でもちょっと寒いから…」

宥「妖精女王に触れないように抱きしめさせて貰っても良い?」

京太郎「あぁ。大丈夫だ」

宥「…ありがとう。それじゃあ…」ギュゥ

初美「…………さーて、そこの女の敵はとりあえず放っておくとして」

初美「そろそろコルドロンの起動を始めるですよー」

美穂子「…起動は私がさせて貰っても良いかしら?」

初美「えぇ。でも、どうしてですかー?」

美穂子「…理由は言えないわ」

美穂子「でも、決して悪いものじゃありません」

初美「…ふむ。まぁ、ここで裏切ったりなんてあり得ないですしねー」

初美「指輪をどうぞーなのですー」スッ

美穂子「…ありがとう」


美穂子「…起動せよ、コルドロン」

美穂子「眠りから覚め、魔法の力を逆転せしめん」

美穂子「…今、貴方は世界を滅ぼす大釜ではなく」

美穂子「大地を癒やす新たな地母神となるのです」

コルドロン「…」ゴゴゴゴゴゴゴゴ

ネリー「…コルドロンが震えて」

コルドロン「…」コォォォォォォォ

絹恵「フォゾンが…」

智葉「………まるで星のように空へと広がって…堕ちてくる…」

恭子「…綺麗」

春「…………えぇ。本当に」

霞「……とても綺麗で儚くて…そして…」ギュ

京太郎「…霞さん?」


霞「……ねぇ、京太郎くん」

霞「一つ…お願いがあるの」

京太郎「お願い…?」

霞「…キスしてくれないかしら」

京太郎「俺は構わないけど…どうして急に…」

霞「…お願い、何も聞かないで」

霞「後で…全部説明するから」

京太郎「……説明なんて要らねぇよ」

京太郎「でも、代わりにこれが終わったら養生するって約束して欲しい」

京太郎「霞さんも宥も…体調悪そうですごく心配なんだ」

宥「…私の事も心配してくれるの?」

京太郎「当然だろ。火山の外は宥にとっては寒い環境だし…」

京太郎「何より、今、最初に会った時みたいに抱きついてくれているんだから」

京太郎「…俺に言えない何かがあるんだろ」

宥「…うん」


宥「…でもね、私も…キスしてくれたら頑張れるの」

宥「少し辛いし寂しいけれど…でも、私、お姉ちゃんとして頑張るから…」

宥「だから…私にもキスをお願い」

宥「妖精女王の後で良いから…」

京太郎「…分かった。じゃあ…」

霞「…ん」ス

京太郎「ちゅ」

霞「ん…ぅ…♥」

霞「………京太郎くん…私、幸せよ」

霞「生まれてから今日まで色々とあったけれど…でも…」

霞「そのお陰で…私の人生に…たったひとつの悔いもない」

霞「京太郎くんと結ばれて…こうしてみんなで世界の滅びを乗り越えられたんだもの」

霞「…思い残す事なんて何もないわ」スッ

京太郎「…霞さん?」



メキメキメキメキメキメキ

絹恵「木が…!?」

智葉「…これは…奇跡か」

洋榎「…ひや、どふやら現実みたいやれ」ムニー

恭子「…あれほど荒れていた大地が緑豊かに再生していくなんて」

ネリー「…凄い。なんか良く分からないけど…」

ネリー「心の奥から…凄いって言葉が出てきちゃう…」

春「…でも、これじゃ足りない」

智葉「足りないって…何がだ?」

霞「…妖精が生きていくのには…よ」

霞「妖精は人間よりもずっと濃いフォゾンを必要とするわ」

霞「この程度では…人は生きて行けても…妖精たちは生きていけない」

京太郎「…まさか、さっきから顔色が悪かったのは…」

霞「…えぇ。少しフォゾンが足りなくて…窒息しそうだったの」

霞「でも…なんとか倒れる前にコルドロンの起動が間に合ってよかったわ」

霞「…これで私は女王としての責務を果たす事が出来る」


オーダイン「何をするつもりだ、妖精女王」

霞「…オーダイン、貴方には分かっているでしょう?」

霞「王たるもの有事には真っ先に身を晒さなければいけない事を」

霞「いまだ妖精族にとって滅亡を逃れられていない今がその時だと言う事です」パァァ

京太郎「霞さん、一体、何を…!?」

霞「私は春ちゃん達よりも体調が悪そうだったでしょう?」

霞「それはね、私が生存に普通の妖精以上のフォゾンを必要とするからなの」

霞「そして、それは…逆に言えば…」

霞「私がこの身に秘めるフォゾンが並の妖精よりも多い事を意味しているわ」

霞「…だからこそ、私はこの身体を大地に返さなければいけない」

霞「少しでも多くの妖精達が生き残る為に」

霞「私は…女王としての決断を下さなければいけないのよ」

霞「それが例え…私という個が消えるものであったとしても」

京太郎「な…!?」


霞「…春ちゃん、京太郎くんの事をお願いね」

春「…はい。女王陛下」

京太郎「ちょ、ちょっと待ってくれ…!」

京太郎「まだ何か他に方法があるかもしれないじゃないか…!」

京太郎「何もそんなに急いで決断を下さなくても良いだろう…!」

霞「…あるかもしれないじゃダメなのよ」

霞「妖精族は…人族よりも多くのフォゾンを必要とする」

霞「…そして今の世界のパイは決して潤沢と呼べるほどにはないわ」

霞「下手をすれば…フォゾンをめぐって人間と妖精との間で戦争になるかもしれない」

霞「…そうなったらフォゾン不足で弱る妖精族は絶望的よ」

霞「人間に根絶やしにされる事だって考えられるわ」

霞「…だから」

オーダイン「…率先して世界に身を捧げる事によって、同族の生活圏の確保」

オーダイン「並びに人族への譲歩を迫ろうとしているのだな」

霞「えぇ。その通りよ」


オーダイン「…世界が救われたさらに先を見据えているか」

オーダイン「一人の王としてその先見性に敬意を表そう」

霞「…では、人間達の暴走を停めてくれるかしら?」

オーダイン「妖精女王よ、お前とは我が人生を掛けた敵ではあったが…」

オーダイン「それでも…その采配に幾度となく救われたのは事実だ」

オーダイン「余に出来る範囲で妖精に便宜を図ると誓おう」

エドマンド王「…余も妖精には借りがある」

エドマンド王「妖精女王亡き後、必ずや支援をさせてもらう」

霞「…ありがとう。二人の王よ」

霞「これで私も安心して逝く事が出来ます」

京太郎「逝くって…霞さん…!?」

霞「…大丈夫よ、京太郎くん」

霞「私達の魂は大地に還り…そしていつしか再び生まれるのだから」

霞「今、こうして貴方の側からいなくなるのも…一時の事」

霞「いずれ…私は必ず貴方の元に戻ってくるわ」

霞「…だから、それまでみんなの事をお願いね」

霞「私が帰ってくるまで…みんなの事を護ってあげて」


京太郎「霞さん…!!」

霞「……大地よ、今、私の身体を返します」

霞「そして、天よ…今こそ我が名を返しましょう」

霞「…我が真の名はフィンヴルヴェトル」

霞「…願わくば、妖精族の冬よ、我と共に去れ」シュゥゥゥゥゥ

京太郎「霞…さん……」グッ

春「……京太郎、女王陛下は…」

京太郎「…分かってる」

京太郎「…霞さんは納得の上で…名を返したんだって」

京太郎「これが妖精にとって一番なんだろうって俺も分かってる…!」

京太郎「でも…俺は…」

宥「…………京太郎くん、こっち向いて」

京太郎「え?」

宥「…ちゅ」

京太郎「んん!?」


宥「…ふふ。可愛かった」

京太郎「あ、あの…宥?」

宥「最後に京太郎くんのそんな顔見れて…良かった」ニコ

京太郎「最後って…まさか宥も…!?」

宥「…うん。私もお姉ちゃんとしての役目を果たさないと」

宥「原初の炎が海の底に沈んでしまった今、私たちはジワジワと弱り続けていくだけ」

宥「それを防ぐ為には…誰かがみんなを温めてあげなきゃいけない」

宥「そして…一番、それに相応しいのはやっぱり私なの」

宥「一番最初に原初の炎から生まれて…」

宥「その特製を強く引き継ぐ私が…」

宥「…みんなの拠り所になってあげなきゃいけないんだ」

京太郎「それって…つまり…」

宥「…うん。私はただの炎になる」

宥「…何時か私なしでもみんなが幸せに生きていける時まで」

宥「自分の遺志もない…ただ燃え盛るだけの炎に」


宥「…でも、もし」

宥「もし…ね。私が…元に戻れる時が来たら…」

宥「…またこの姿で貴方の前に出る時が来たら…」

宥「…私を愛してくれますか?」

宥「それは…今の私とちょっと違うかもしれないけれど」

宥「もしかしたら…私と同じ顔をした別の私かもしれないけれど…」

京太郎「…そんなの決まってるだろ」

京太郎「俺は…どんな宥だって愛してる」

京太郎「それがもし宥なんだとしたら」

京太郎「俺の事をほんの僅かでも覚えてくれるんだとしたら」

京太郎「俺は…今、宥に向けているのと同じ気持ちを…」

京太郎「その宥に向けるよ」

宥「……そっか」

宥「…うん。それなら…私、安心して行って…」

宥「そして…必ず戻ってくる」

宥「いつの日か必ず…京太郎くんの元に…」

宥「必ずまた…やってくるから…」シュゥゥゥ

京太郎「……あぁ。待ってる」

京太郎「ずっとずっと…宥と霞さんの事を…俺は待っているから…!」グッ

原初の炎「……」メラメラメラメラメラ

最後まで一気に書ききりたかったけど、ちょっと流石に限界です…(´・ω・`)ネムイ
とりあえずポンポンヒロイン死んでってますが、これは最初から設定されてた条件を満たせなかったからです
怜の生存にはベリアルとワーグナーの生存が必要で、霞の生存には咲の生存が必要でした

ただ、あくまでも一時の別れという形なので、エンディング的にはグッドエンドです

おつです

確かに鏖エンドは言い過ぎでしたわ。でもこう櫛の歯が抜けるようにいなくなるのってなんか、うまく言えないけど心にくるものがあるよね

おつ
こういう展開に弱い俺、涙腺が緩む緩む

>>701
ごめんなさい、鏖エンドと言われたのが気になった訳ではないんです
折角ラスボス倒したのに確定でヒロイン死ぬのかよ!って思われるのも当然なので、ちゃんと説明しておこうかなと思ったので(´・ω・`)誤解させてごめんなさい
そして>>706さんもそうですが、ヒロイン達が消えていく事に関して少しでも辛いと思われてくれているのならば、>>1としてはとても光栄です


絹恵「…京太郎」

京太郎「…大丈夫。辛いけれど…でも、耐えられるさ」

京太郎「霞さんも宥も…必ず帰って来てくれるとそう約束してくれたんだから」

京太郎「今はそれよりも…」

???「…」コソコソ

京太郎「…って、アレ?」

智葉「どうかしたのか?」

京太郎「…いや、今、見慣れないプーカが」

恭子「プーカ…?」

初美「でも、ここには一部の人しか来ていないはずなのですよー」

春「…パニックを抑える為に大部分の人はプーカの隠れ地下街で待ってて貰っているはず」

洋榎「少なくとも、プーカでここにおるんは智葉王女だけやろ?」

ネリー「京太郎の気のせいなんじゃないの?」


京太郎「…いや、多分、気のせいなんかじゃない」スタスタ

???「っ」ビク

京太郎「…隠れてないで出てきてくれ」

京太郎「いるのは分かってるんだ」

京太郎「…さっきのプーカ、美穂子だったんだろう?」

絹恵「…え?」

オーダイン「…何だと?」

美穂子「……どうして分かったの?」ヒョコ

京太郎「そりゃ当然、愛の力だよ」

美穂子「~っ!」カァァ

京太郎「まぁ、それに俺は智葉でプーカの人相を判別するのに慣れてるからさ」

京太郎「服装も美穂子のモノだったし…間違いなく美穂子だろうと思ってた」

京太郎「でも…どうしてプーカに?」

京太郎「コルドロンの上で命令を出して…そしてここに戻ってくるまでの間に何があったんだ?」


美穂子「…お祖父様の呪いよ」

京太郎「バレンタイン王の…?」

美穂子「えぇ。お祖父様はとても用心深い人だったから」

美穂子「下手にティトレルの指輪でコルドロンに命令しようとすると…」

美穂子「死の呪いを掛けられる可能性もあると思ったのだけれど…」

初美「…じゃあ、まさかさっき自分に任せてと言ったのは…」

美穂子「えぇ。いざという時の事を考えて」

美穂子「…世界がこうなったのも…全てお祖父様の所為なんだから」

美穂子「その孫である私が…確かめなきゃいけないって思ったの」

京太郎「…なんで言わなかったんだよ」

美穂子「言えば、京太郎さんがコルドロンに命じようとするでしょう?」

美穂子「…私は貴方に死んで欲しくなかったの」

美穂子「だから、私がってそう思ったんだけれど…」

美穂子「…こんな姿じゃ貴方に合わせる顔がなくて…」シュン

智葉「…美穂子」


京太郎「…ばーか」ギュ

美穂子「あ…」

京太郎「俺は智葉相手にだって手を出した男なんだぞ」

京太郎「プーカになったところで幻滅なんてするかよ」

京太郎「ちょっと姿が変わっただけで…美穂子は美穂子なんだ」

京太郎「俺は変わらず美穂子の事を愛してる」

美穂子「…っ」グス

智葉「……まぁ、私が言うのもおかしい話だが」

智葉「私とお前が好きになった男は、並々ならぬ愛を持っているらしい」

智葉「だから、そのように不安がらなくても大丈夫だ」

智葉「私に対してそうであるように美穂子の事も愛してくれるさ」

美穂子「…うん」ギュゥ

オーダイン「……」

エドマンド王「もう認めてやっても良いのではないかな、オーダインよ」

エドマンド王「複雑な気持ちは分かるが…しかし、あぁなった娘に変わらず愛を向けてくれる男などそうはおらん」

エドマンド王「王族の中でも類を見ないほど側室が多くはあるが…あの男の愛は本物だよ」

オーダイン「…ふん」


オーダイン「…それでこれからどうするつもりだ?」

京太郎「…そうだな」

京太郎「とりあえず俺はここに残るよ」

絹恵「残るって…?」

京太郎「霞さんや宥と約束したんだ」

京太郎「二人が帰ってくるまで、妖精族や残ったバルカン達を俺が護ってやらなきゃいけないし」

京太郎「…何より、ここには修復されたコルドロンがある」

京太郎「これを人の手に渡すのは危険だ」

京太郎「必ずや後の火種になってしまう」

美穂子「…とは言え、壊す事は出来ないわ」

絹恵「そうやな。またさっきみたいに爆発ー!って事になると大変やし」

智葉「…それに妖精族は人よりもフォゾンの必要量が多いんだろう?」

ネリー「世界中に散ったフォゾンの再分配をする為にコルドロンは妖精の側にあった方が良いと思うな」

初美「原初の炎も、悪用しようとすればいくらでも出来るものですし」

春「…コルドロンの中にでもひっそりと隠しておいたほうが護りやすいかも」


エドマンド王「…では、余は残った人間たちを率いて、ここから出ていこうか」

智葉「…お父様?」

エドマンド王「さっき妖精女王が言っていた通りだ」

エドマンド王「共に終焉を乗り越えたとはいえ…妖精と人との溝はまだ深い」

エドマンド王「共に社会を壱から構築していかなければいけない事を考えれば…」

エドマンド王「間違いなく衝突や軋轢が生まれるだろう」

エドマンド王「特にコルドロンを妖精たちが確保しているとなれば」

エドマンド王「その脅威を訴える声が出てこないとも限らぬ」

エドマンド王「…なればこそ、人と妖精は一端、距離を取ったほうが良い」

エドマンド王「妖精女王が自ら死して、後に残したものを無駄にしない為にも…」

エドマンド王「人間達はここにいない方が良い」

エドマンド王「そして、自惚れかもしれぬが…」

エドマンド王「それを皆に納得させられるのは…余だけだろう」


オーダイン「…余はここでプーカ達の呪いを解かねばならぬ」

オーダイン「それを考えるとエドマンドが適任だろう」

智葉「…お父様」

エドマンド王「…ふふ。久しぶりだな」

エドマンド王「お前に父上ではなく、お父様などと呼ばれるのは」

智葉「もう…からかわないでいただきたい」カァ

エドマンド王「すまないな。だが…これできっと最後だ」

エドマンド王「余はこれより残り僅かな命を人の発展の為に尽くす」

エドマンド王「…京太郎の側に残るお前ともう相まみえる事はないだろう」

智葉「…………はい」

エドマンド王「…京太郎よ」

エドマンド王「以前も言ったが…改めて頼む」

エドマンド王「私の子を…智葉の事をどうか幸せにしてやってくれ」

京太郎「…えぇ。勿論です」

京太郎「彼女のことを決して悲しませたりはしません」

京太郎「俺の全身全霊を持ってして…智葉の事を愛します」

エドマンド王「その言葉、違えてくれるなよ、救世の英雄よ」


オーダイン「…さて、では、これから忙しくなるな」

エドマンド王「…そうだな。では、まず戻ろうか」

エドマンド王「妖精女王たちの犠牲はあったが…」

エドマンド王「世界は救われたことを皆に伝えなければいけぬ」

ネリー「かつてないほど大規模移動になる事を考えると食料その他の問題もあるよねー…」

美穂子「その辺りはこっちで可能な限り、支援するわ」

智葉「それにこうして新しく再生した森はかなり実り豊かだ」

智葉「見ろ、もう生い茂った葉の向こうに実が出来ている」

絹恵「食料がなくなって急に飢えるって事もまずなさそうやな」

恭子「…まぁ、その辺はウチらが気にする事やあらへんな」

洋榎「そうやな。ウチらは京太郎のお…お、お嫁さんやし」カァァ

春「…私も女王陛下に任された分、京太郎の事支えてみせる」

初美「ま、私は何時も通り、尻蹴っ飛ばしてやるのですよー」

京太郎「…みんな、ありがとうな」


恭子「ま、でも、こっちでの準備くらいは手伝わへんかったらあかんしなぁ」

恭子「先のワルキューレを率いて、主要な水辺くらいは地図に残しとこうか」

洋榎「後は未だ行方不明のハインデルの探索も必要やな」

絹恵「…まぁ、あの色ボケドラゴンがそう簡単に死ぬはずあらへんやろ」

絹恵「どこかで転がってるやろうし、適当に見つけたら拾ったるわ」

春「…妖精にとっても恩竜だし、こっちも手伝う」

美穂子「じゃあ、私はプーカのみんなに事情を説明して…」

初美「妖精の方はこっちから説明するのですよー」

ネリー「出納関係は私に任せてくれて良いよ!」

智葉「…私は…そうだな」

智葉「特に出来る事もないし…他のみんなのサポートでもしているか」

ワイワイガヤガヤ

京太郎「……」スタスタ  ピタ

京太郎「………」クル

京太郎「…………………行ってきます」










「「「「「行ってらっしゃい」」」」」









おや、珍しい

アンタ人間かい?

しかし…あんま見ない顔だねぇ

一体、どうしてここに?

……ふんふん。なるほど。

アンタ、妖精竜様に用があってきたのか。

もし、それが本当ならアンタは運が良い。

ちょうど、今は妖精竜様の結婚式の真っ最中だからな。

ほら、あっちこっちでどんちゃん騒ぎやってるだろ?

この国を幾千年も護り続けた妖精竜様がついにご結婚なさるって事で…。

もう妖精達は飲めや歌えやの大騒ぎさ。

普段はしっかりもののユニコーン達も今日は泥酔するまで飲みまくってる。

エルフなんざ目も当てられないくらいだよ。


ま、それだけめでたい行事だから仕方がないんだけれどな。

妖精達にとっちゃ妖精竜様は頭の上がらない親父みたいなもんだし。

それがついに結婚するとなれば、国を挙げての祝い事だ。

ん?俺かい?

俺は見ての通り人間だよ。

だから、部外者っちゃあ部外者なんだけど…妖精竜様ってのは義理堅い人でね。

俺のひいじいさんのひいじいさんのひいじいさんのひいじいさんのひいじいさんの…。

…まぁ、ともかく、ずっと前の祖先が、昔、妖精竜様に無償で護符をプレゼントしたらしくてね。

竜ってのは本当に義理堅い生き物で、その縁でもって、子孫の俺とも色々と良くして貰ってるって訳だ。

で、アンタの方は妖精竜様に何の用があって来たんだい?

へー…なるほど

アンタ、学者さんなのか?

え?違う?

小説か?へー…そうなのか。

何千年も昔の事を聞きたいなんて言ったから、学者さんかと思ったぜ。


って事は、アンタ、妖精竜様に取材して本を書くのか?

…なんだか、おもしろそうじゃないか。

これも何かの縁だ。

実は俺、商人もやってるんだが…出来上がったら俺に降ろしてくれないか?

世界中で売りさばいてベストセラーにしてやるぜ。

よーし。契約成立だ。

後で細かい契約書を……っておぉぉぉ。

見たか、アンタ。

森から覗く空を覆い尽くす山のような巨大な身体を。

アレがこの国の妖精竜…ニーズヘッグ様だよ。

…しかし、式の時間はまだ先なんだが…先にお披露目でもしようってのかねぇ。

って降りてきた降りてきた。

へぇぇ…やっぱりべっぴんさん揃いだなぁ。

モテる竜ってのは違うねぇ。



ん?あぁ、アンタ、知らないのか。

妖精竜様には10人の嫁がいるんだよ。

どれも一見、綺麗どころだろう?

だが、侮る事なかれ。

妖精竜様の嫁はみんな、一騎当千の猛者達ばかり。

一見、人間や妖精に見える子達も、竜の血を引いてるって話だからなぁ。

あの中には何千年もずっと連れ添ってきた子もいるらしいぜ。

…ん?それなのに、どうして今頃、結婚式をするんだって?

あー…俺も詳しい事は知らないんだが、何でも約束があったらしいんだよ。

んで、それを最近、達成出来るようになったから結婚するって話らしい。

ま、何にせよ、今や世界の守護者である竜が、こうして人前に降りてくるなんて珍しい事なんだ。

この話だけでも一本、書けるんじゃないかい、先生?

…って、今は興味ない?

書きたいモノは決まってる?

はー…作家先生ってのは頑固なもんだねぇ。

ま、そんな頑固じゃなかったら、名作なんて生まれないのかもなぁ。


お、突撃取材に行くのか。

すげぇなぁ…妖精竜様を前にした人間は最初、腰を抜かすほどビビるってのに。

…え?俺?

俺は…まぁ、商売人だから大丈夫だったよ、うん。

そ、それより…妖精竜様はアレでなかなか、フレンドリーな方だから。

そこまで畏まったりしなくても大丈夫だぜ。

今は結婚式であっちも浮かれてるみたいだし。

今すぐじゃなくて後日、アポを取る形だったら応えてくれるんじゃねぇか。

まぁ、ダメでもまた今度、俺が会えるようアポを取ってやるよ。

いや、気にしない気にしない。

俺も頑固な作家先生の作品が気になってきたからな。

これくらい良い作品を読ませてくれるならどうって事はねぇよ。

……って、ちょっと待ってくれ。

妖精竜様の結婚式って事で、ここには色んな奴らが集まってるからな。

ついでだから、今の間に先生の作品を宣伝しようと思うんだが。

タイトルの一つも分からなきゃ、宣伝も出来ないし。

これから書く本のタイトルだけで良いから教えてくれないか?





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 l,,,,, '''' ,,,,l'' l  ''''' ,,,l'lll   ll  ll 'll,  ll      'll,,,, ''''' ,,,,lll  ll     ll  l  ll  lll  '''''''''''lll  ll 'l,, ll  '''''''''''lll
  ''''''''''''  '''''''''''''''''  '''''''''''''''''  ''''''''          '''''''''''''' '''''''     '''''''  ''''''''''''''''''''''''''''''''''''   ''''''''''''''''''''''''''

                    ~      滅びる世界の物語     ~

ってところでようやく完結です
途中ちょっとグダったり、山程の反省点が出てきたりもしましたが
それでもエンディングまでこぎつける事が出来たのは偏に参加してくださった皆様のお陰です
1スレ目からここまで二ヶ月ちょっとの間、お付き合いありがとうございました

え、二ヶ月も経ってたのか。全然意識してなかったわ

あ、ポケモンと呼ぶのもおこがましい埋めネタは明日からやってきまーす
また質問等あれば遠慮なく書いてってくださいなー

乙です
所で洋榎、ネリーとかの純人間の寿命はどうなってるの

終わったか、国の一つや2つ滅びるよとか言ってた頃が随分前に感じるわ

おつです
犠牲者出てるし楽しかったって言っていいのかちょっと迷うけど
それでもこのスレはここしばらくの楽しみでした。

ありがとうございました。

>>728
本来なら一ヶ月で終わらせるはずだったのに長々とやってましたしねー…
何か体感では二ヶ月以上やってたような気がします(´・ω・`)まぁ、年度末で忙しかったのもあるんですが

>>730
純人間の子も京ちゃんとワーグナーの血で寿命が伸びてます
なので最後に出てきた花嫁の中に彼女たちはいます

>>731
実際、何度か壊滅してたんですがその度にリカバリーしてましたからねー…
炎の国滅んだ時は宥姉の攻略無理になったなーと思ってたのに…(´・ω・`)全てゾロ目が悪いんや…

>>732
そう言ってくださると毎日頑張った甲斐がありました
明日からの埋めネタにもまた付き合っていただけると幸いです

お疲れ様でした

エンディングだとプーカの呪いは解けているんだろうか?

乙でした
竜化は相性悪いと命の危険もあるはずなんだけど
京ちゃんので毎日慣らしてけば問題もなくなるよねw

竜化って竜力継承のことか一瞬竜華の誤字かと思ったww

>>734
オーダインが頑張ったのでプーカの呪いは解けてます
プーカ商人の子孫が人間だったのもその為ですね

>>735
そう言えば血と精液って元は同じらしいですね(ゲス顔)
きっと京ちゃんのマジカルドラゴンチンポで毎日ひぎぃしてたら自然と竜に近づいていくんでしょう(´・ω・`)タブンネ

>>736
私も何度か竜華と竜化を間違えそうになりました(´・ω・`)


と言いつつヒャッハー!ポケモンだー!!!





―― ポケットモンスター 縮めてポケモン


                       ―― それは炎を操り、水を操り、電気を操り、大地を操り。


―― その他様々なものを自在に扱う不思議な生き物。


                        ―― 人はそのポケモンと時に争い、時に寄り添う事でその歴史を繋いできた。


―― 今の人間の社会はポケモンなしでは成り立たないほど重要なものになっている。


                        ―― そんな社会の象徴がポケモンバトル。


―― 人とポケモンが力を合わせ、ともに戦うそれは古から続く由緒ある闘争であり。


                        ―― その必要がなくなった今も、それは遊戯として社会に残っている。


―― そんなポケモンバトルの頂点に君臨する地方ごとのチャンピオン。


                        ―― その栄光を全て手に入れたものを人はポケモンマスターと呼んだ。





「うぇえええええっ」ボロボロ

「どうしたんだ、京太郎」

「ピラティちゃんのコラッタが…俺に噛み付いたんだ…」

「ピラティちゃんにはあんなに懐いてたのに…思いっきりガブって…」

「そうか…」

「どうして…俺、こうなんだよ…」グス

「ピラティちゃんのコラッタだけじゃない…」

「他のトレーナーのポケモンにも…俺だけ嫌われて…」

「触る事さえ…出来ない…」

「……京太郎」

「俺…やっぱり無理なのかな…」

「親父みたいに…立派なトレーナーには…なれないのかな…?」

「こんなにポケモンに嫌われる俺じゃ…ポケモンマスターになる事なんて…出来ないのかなぁ…」

「……良く聞け、京太郎」ポン

「…え?」

「お前はな、少し特別なんだ」

「王の力と…そう呼ばれるものがお前にはある」

「王の力…?」

「あぁ。それは…今、お前を孤独にしている」

「だけど…それはずっとじゃない」

「何時か必ず…お前を支えてくれるポケモンが出てくる」




「…それは何時…?」

「…そうだなぁ」

「お前が…15になって…ポケモンバトルの旅に出る時になったら」

「その時にはきっと…お前のパートナーがいてくれるはずだ」

「…………パートナー?」

「あぁ。お前の人生で、最も信頼し、頼る事が出来る相手だ」

「お父さんもな、今のリザードンとは15の時に出会ったんだ」

「お前にも…そんな相手が必ず出来るはずだ」

「…………うん」

「だから、それまでお父さんと一緒に特訓だ!」

「…えー」

「そんなに嫌そうな顔をするなよ」

「ポケモンバトルは身体が資本!」

「頭も身体も両方大事なんだからな!」

「ポケモンマスターになろうと思ったら特訓あるのみだ!!」

「……はぁい」

「ま、そんなに嫌そうな顔をするなよ」

「特訓してがんばった分、母さんの飯も旨くなるんだ」

「それを楽しみにして一緒に頑張ろうぜ」

「……うん」

「よぉし。それじゃあ、今日も家まで走って帰るぞー!」

「ほぉら、ついて来い京太郎!」

「ま、待ってよ、お父さーん!!」




咲「…きて」

京太郎「ん…」

咲「起きてよ、京ちゃん」ユサユサ

京太郎「んあぁ…」

咲「…んあぁ…じゃないよ、もう」ムス

咲「今日は京ちゃんの15の誕生日でしょ?」

京太郎「……そうだ!」バッ

京太郎「い、今の時間は!?」

京太郎「咲が起きてるんだから、もう昼前くらいか!?」

咲「流石にそこまで寝坊助じゃないよぉ…」

咲「もう八時半」

咲「そろそろオーキド博士の研究所が開くよ」

京太郎「こ、こうしちゃいられねぇ!?」

京太郎「急いで着替えないと…!?」ワタワタ

咲「ちょ、ちょっと!私がいるのに着替えないでよぉっ!!」



~オーキド博士の研究所前~

京太郎「はむはふぉふぉあ」

咲「…何言ってるのか分からないよ、京ちゃん」フゥ

咲「ほら、それよりもまず襟首治して」スッ

咲「服もちゃんと第二ボタンは留める」テキパキ

京太郎「んぐんぐ…ごく」

京太郎「いやぁ、ありがとうな」

京太郎「咲のお陰で間に合ったぜ」

咲「まったく…ホント、京ちゃんは私がいないとダメだよね」

京太郎「そ、そんな事はないぞぉ」メソラシ

咲「…目が泳いでるよ?」

咲「まったく…ポケモンバトルとなったら頑張るのにソレ以外はてんでダメなんだから」

京太郎「その辺をしっかりカバーしてくれる幼馴染がいて感謝してます」

咲「調子良すぎ」クス

京太郎「はは」

咲「…………それよりもさ」

京太郎「ん?」

咲「…本気で行くの?」

京太郎「おう!今日と言う日を楽しみに準備してたからな!」

咲「…でも、京ちゃん…」

京太郎「…まぁ、俺は確かにポケモンには嫌われやすい体質だよ」

京太郎「自分でゲットするのはまず無理だし…人から貰ったポケモンも絶対に懐かないくらいだ」

京太郎「…でもさ、だからって諦めたくないんだよ」

京太郎「俺にとって…今日は夢の始まりなんだって」

京太郎「ずっとずっと…そう信じてきたんだからさ」

咲「…………そっか」

咲「それなら私はもう何も言わない」

咲「…まぁ、傷薬は準備しておくから、引っかき傷くらいで済ませておいてね」

京太郎「おう!頑張るぜ!」



~オーキド博士研究所~

オーキド「おぉ、須賀君かね」

京太郎「オーキド博士!俺、15になりました!」

オーキド「うむ。誕生日おめでとう」

オーキド「この地方に来た時はまだ小さい子どもだったが…随分と大きくなったな」

京太郎「はい。そ、それで…」

オーキド「おぉ、そうじゃ」

オーキド「今日は君にポケモンをプレゼントしようと思う」

オーキド「しかも、今回は特別製…」

オーキド「どうしてもポケモンに敵視されてしまう君の為に…」

オーキド「ポケモンたちの中でも特に人になつきやすい子ばかりを揃えておいたぞ」

京太郎「お、オーキド博士…!」ジィィン

オーキド「そういう訳で…この3つのモンスターボールから好きなのを選ぶのじゃ」

京太郎「じゃ、じゃあ、俺は…!」ドキドキ



ガチャ

咲「…どうだった?」

京太郎「…全滅だった」ボロボロ

咲「あー…やっぱり」

京太郎「くっそぅ…何がダメなんだよ…」

京太郎「俺はちゃんとこれまでポケモンの事を勉強してきて…」

京太郎「同年代の奴よりもずっとずっとポケモンの事を知ってるはずなのに…っ」ギュッ

咲「……京ちゃん」

京太郎「…………ごめんな、咲」

京太郎「いきなり愚痴っちまって」

京太郎「…俺、もう帰るよ」

京太郎「帰って寝て…それで…」

京太郎「…ポケモンマスターになるって夢…諦める…」

咲「…それで良いの?」

京太郎「…仕方ないだろ」

京太郎「俺じゃあ…ポケモンが言う事を聞いてくれないんだ」

京太郎「いや、言うことを聞いてくれるどころか、こっちに向かって攻撃してくる始末で…」

京太郎「そんなんじゃポケモンバトルなんて出来ない」

京太郎「ポケモンだって…俺みたいな奴に指示されるのは嫌だろうしな」

咲「……でも、ずっと夢見てたんでしょ?」

京太郎「…っ!そうだよ!!」

京太郎「俺は…俺はずっと今日の事を楽しみにしてた!」

京太郎「親父が…親父が15になったら…きっと俺でも仲良くなってくれるポケモンがいるって!」

京太郎「そう言ったから…俺は…!」ギュゥ

咲「…それでオーキド博士がダメだったから諦めるの?」

咲「そんなの…京ちゃんらしくないよ」

京太郎「じゃあ、どうしろって言うんだよ!!」


京太郎「ポケモンを捕まえるのにもポケモンがなくちゃいけない!」

京太郎「でも、俺にはポケモンがいないし…街から出る事だって出来ない!」

京太郎「そんな俺がどうやってポケモンマスターを目指せるって言うんだよ!!」

咲「…………それは」

京太郎「…………悪い」

京太郎「八つ当たりだ…こんなの」

京太郎「……やっぱり…俺、かえって寝るよ」

京太郎「そうすればきっと頭も冷えるだろうしさ」

咲「…………待って」

京太郎「…」

咲「…まだ方法はあるよ」

咲「ここには京ちゃんを好むポケモンは…まぁ、いないかもしれないけど…」

咲「でも…きっと…きっと京ちゃんが良いってポケモンはどこかにいるはずだから」

咲「……だから、それを見つけよう?」

咲「それまで…一緒に旅をしよう?」

京太郎「……咲」

咲「私はか弱い女の子だけど…でも、虫除けスプレーを使えば野生のポケモンは遠ざかっていくし…」

咲「きっと二人でも旅は出来ると思うな」

京太郎「…でも」

咲「…でもじゃないよ」

咲「だって、私は知ってるんだから」

咲「京ちゃんが…一体、どれだけ夢の為に頑張ってきたか」

咲「ポケモンの為にどれだけ勉強してきたか」

咲「…それなのに一度の失敗で諦めるのは勿体無いよ」

咲「…もうちょっと足掻いてみよう?」

咲「私と一緒に…もうちょっとだけ頑張ろう?」

京太郎「………………あぁ、分かった」

京太郎「…そこまで言われて凹みっぱなしじゃ男が廃るもんな」

京太郎「…咲の言う通り、もうちょっとだけ足掻いてみるよ」

咲「……うん」ニコ



京太郎「さて、それじゃあ準備しなきゃいけないよな」

咲「あ、その辺は大丈夫だよ」

京太郎「大丈夫って…でも、虫除けスプレーとか買い込まなきゃ大変だろ」

咲「そ、それは私が持ってるから」

京太郎「…そうか?」

京太郎「なら良いんだけど…」

咲「う、うん。それより…早く草むらに行こう?」

咲「私、今日の事を楽しみに…じゃなかった」

咲「私も早く旅してみたいしね」

京太郎「あぁ。そうだな!」

京太郎「それじゃあ…」スタスタ



あっ 野生のコラッタが飛び出して

























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             .|/'  |: / ∨: !、:.::/ |>o。_          /  .!-ー--  .._
           {.     |:./   ∨{. Y/ |:.:.:.:./i:.:¨7 T¨¨¨¨¨¨´    ^ー 、     ` ̄




















「あばばばばばばばば」ジョバー

野生のコラッタは逃げ出した!!!!

京太郎「へー…やっぱ凄いんだな、虫除けスプレーって」

京太郎「何時もならば前歯で噛みつかれるくらいはあるのに逃げていったし」

咲「そうだねー」ニコニコ

京太郎「でも、虫よけ切れたら大変だし…やばそうだったら言ってくれよ?」

京太郎「俺も旅の資金くらいは準備してるからさ」

咲「あ、だ、大丈夫だよ」

咲「私の虫除けスプレーは特別製だから」

咲「この辺りのレベルなら…」ゲフゲフ

咲「次の街に行くくらいだったら全然、持つから」

京太郎「そうなのかー」

京太郎「科学の力ってすげーな!」

咲「そうだねー」ボウヨミ

京太郎「ま、でも、その分、俺が色々と頑張らないとな」

京太郎「荷物とか辛くなったら言ってくれよ」

京太郎「それくらいなら持ってやれるしさ」

咲「だ、大丈夫だって」

京太郎「良いから良いから。遠慮するなって」

京太郎「…つーか、お前って結構、ドジだから心配なんだよ」

咲「もー!きょうちゃーん!」

京太郎「はは。怒るな怒るな」ナデナデ




            _,.......---............_
         ,. : ´: : : : : : : : : : : : : :` : : . 、
         /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :\
        . : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ
      ': : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : .
     /: : : / : : : : : : : : : : : |: : : :ヽ: : : : : : : : : : :'
    .': : : /: : : : : :/: : : :/: :.| : : : : |: : : : : : : :、: : :.'.

    |: : : |: : : : : /: : : ,イ: : ,:|: : : : :ハ: : :l: :|: : : :V: : '.
    |: : : |: : : : 、|__/_}__/Nノ: : N、|_}_,:|: : : : | : : :'.
    |: : :ハ: |: : : ハ: / /:イ  }: :/:/ }: ∧:/: : : : ト、}: :.|
    {: : {-从: : :{/ ̄ テ雫ミ/イ /イ }イ雫}: : /:/:| リ\}

    八:{、:、__ \:lヽ  Vり         ヒり/:イ:/: :|       もぉぉぉ……
      `\}、: 、    /:/:/:/:/:/:/:/:/ ム:/:人: :{
     , --r--,\ ,-- 、_____  人: /  \〉
      /  |::| |::::::>  ____ソイ⌒∨
    {   ,::, {::::::::::::∧-,  r/:::::://|   }
    |   \、\::::::::::∨- /:::::://:/

    |     { 、、\:::::::∨/::::://:∧    |
    |     | \__>、_}'__>´/}   |
    |     |    `ー=-r-- ´ ,:   |

名前:宮永咲
種族:ビリジオン
タイプ:くさ/かくとう
Lv:70
特記事項;幼馴染








                ____  _
              /     ' Y  __>
             /           ゙、  \
               /        |    |     `,=-
           /   i _l,-|‐ | | -ト.|_|  ヾ、
             |/ __ ゙、 ハ,ハ|゙、 |/|ハ∧| / ゙、 
      ___, -‐::´| /ヘ ゙、,|≡≡ Y ≡NV ___ ゙、

     /:::::::::::::::::и{        丶  | ハ|   ̄
    // ̄ ̄\::::::::::゙、ィ-ャ  r ----┐ ,ノ
   //|::::::/::::::::::||::::::::::/\\_`ー-‐',...イ
  |/:::|::::/::::::::/::|| /「:ト、:::》   T ≫:::::::|
  /:::::::::::::::::::::::::/ ゙̄、::| `ー-,ァ ケ/「|`ーi、
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名前:須賀京太郎
種族:人間…?
バッジ:0
所持金:3000円

現在地:ナガノタウン→フクオカタウン

ステータス
力12
技37
速88
知72


スキル
王の力:真に力のあるものに好かれる魔性の才能。今はまだ完全に開花してはいない


【System】
現在、京太郎はナガノタウンにいます
これからフクオカタウンに向かいますが、その時、二つの行動を選べます


1、知り合いと話す
  面識のある子と話をし、親しくなります
  今はまだ他に遭遇した子がいないので、咲限定コマンドです
  元々、咲の好感度は高いですが、更に親しくなれば秘密も教えてくれるかもしれません


2、知らない誰かと遭遇する
  他のポケモン、もといパートナーと遭遇します
  相手の要求ステータスに達していれば、姿を表してくれるかもしれません
  好感度次第では仲間になってくれる事もあるでしょう
  しかし、現在はナガノタウンとフクオカタウンの間なので、選べるのは長野と福岡所属のヒロインのみです
  


この二つを三回選べば、フクオカタウンに到着し、イベントが進みます
また、仲間になってくれなかったり、ステータスが要求された数字に達していなくても戻ってくる事は可能ですし
一度、姿を見せてくれたポケモンとは他の土地でも遭遇出来ます
その場合、1を選んで下さい


と言う訳でー


↓2 【1/3】

あ、2の時はどの子と遭遇するかを一緒に書いてくれると希望に沿いやすいです(´・ω・`)説明抜けてごめんなさい
と言う訳で今回は哩ですねー(´・ω・`)ドMなポケモンスレに相応しいスタートである



また相手の要求ステータスですが、全てコンマで決めます
↓1で対応ステータスを ↓2でその高さを決める感じですね
京ちゃんのステータスがその数値を満たしていれば、哩は興味を持って姿を表してくれるでしょう



と言う訳で哩の要求ステータスをー

↓1
1 力
2 技
3 速さ
4 一番 低いステータス
5 知
6 力
7 一番 高いステータス
8 技
9 速さ
0 知


↓2 どれだけ高いかをー

速さ94…
人類の限界値ギリギリを求めるとか哩理想が高すぎませんかねぇ…


哩「(うーん…何だろう)」

哩「(さっきからやたらとこっちに惹かれっとー…)」

哩「(何かおるんやろうか?)」ゴソゴソ ヒョコ

京太郎「…」スタスタ

哩「(んー…)」

哩「(多分、あん子がこん感覚ん源やろか)」

哩「(中々、エエ感じばってん…)」

哩「(ちょぉっと物足りん感じやな)」

哩「(…ここは将来性に期待って事で顔だけ覚えておこっか)」

京太郎「…?」

咲「どうしたの?」

京太郎「あー……いや」

京太郎「(なんか誰かに見られてるような…)」

京太郎「(…気のせいかな?)」


ナガノタウン → フクオカタウン

パートナー 咲



↓1 【2/3】
1、知り合いと話す

2、知らない誰かと遭遇する


哩がいなくなった途端、姫子がポップするってこの子ら仲良すぎじゃないですかねぇ…

と言う訳で姫子の要求ステータスをー

↓1
1 力
2 技
3 速さ
4 一番 低いステータス
5 知
6 力
7 一番 高いステータス
8 技
9 速さ
0 知


↓2 どれだけ高いかをー

あ、ヤバイ、00の扱い考えてなかった…
まぁ、折角のゾロですし0扱いにしましょうかー
って事で姫子と遭遇です

ついでに初期好感度をー
↓1で


姫子「哩先輩、何処ー?」ヒョコ

京太郎「え?」

姫子「あ」

姫子「(…あわわわわわわ、に、人間!?)」

姫子「(な、なんでこぎゃんとこに人間が!!)」

姫子「(哩先輩は用心深か人し…普通、人間に近寄らへんはずやのに…!)」

姫子「(そん気配を追いかけとった私が、どうして人間と遭遇すっとー!?)」

咲「…京ちゃん?」

京太郎「えーっと…この子は見たことがあるな」

京太郎「確か…ラティアスだったっけ」

姫子「(…え?私ん事知っとー?)」

姫子「(ちょこっと顔出しただけやのに…そこまで分かるなんて…)」

姫子「(も、もしかして…博士か何か?)」


姫子「(…だとしたら)」

姫子「(だとしたら…人間ん事教えてもらえるかも…?)」

姫子「(…哩先輩が近づいたらダメ言うちょるばってん…)」

姫子「(本当は人間ん事も興味あるし…)」

姫子「(いざってなれば逃げ出せるけん)」

姫子「(ちょっと…ちょっとだけ…)」オズオズ

京太郎「って、ラティアスって伝説クラスじゃねぇか!?」ビックリ

姫子「っっ!!!」ビクッ  ダッ

京太郎「あー…」

咲「…今のは失敗だったね」

京太郎「だな。折角、伝説クラスのポケモンかもしれないのに出会えたってのに…」

京太郎「大声あげて逃げられるとかちょっと情けなさすぎるわ」フゥ

咲「…まぁ、京ちゃんの場合、伝説クラスじゃなくても逃げられるから気にしなくても良いんじゃない?」

京太郎「それフォローになってねぇよ…」

京太郎「…まぁ、でも、ありがとうな、咲」

京太郎「確かにポケモンに逃げられるのとか…今に始まった事じゃないし」

京太郎「気を取り直してフクオカタウンに向かって進みますか」

咲「うん」


ナガノタウン → フクオカタウン

パートナー 咲



↓1 【3/3】
1、知り合いと話す
【現在 咲、姫子のみ】

2、知らない誰かと遭遇する


ここですかさず姫子倍プッシュである
後、哩を選んでる人がいますが、現状、哩の要求ステータスを満たしていないので出会う事は出来ません
街でのイベントや選択肢などによって能力値が上昇するので、それで彼女たちにふさわしい男になって迎え入れてあげてください


そして姫子の好感度上昇をー
↓1

あ、言い忘れてましたが、ゾロ出ると確定で仲間になります(白目)
ついでに付け加えると仲間になってくれる条件は好感度80以上か好感度50以上で挑まれるバトルに勝利する事です
姫子は既に好感度24なので現在、好感度は90ですね


姫子「(あうぅぅ…驚いて逃げてしまった…)」

姫子「(何時も哩先輩からしゃんとせいって言われちょるのに…)」

姫子「(こいじゃあ…哩先輩と会っても怒られちゃう)」フゥ

姫子「(ば、ばってん、アレは仕方なか思うんよ)」

姫子「(大声出された瞬間、身体がキュンってして…)」

姫子「(…言う事聞かなきゃって…そげな気分になって…)」

姫子「(…あんまま離れへんかったら…きっと私どうにかなってた…)」

姫子「(…………なんに)」

姫子「(なんに…あん人ん事…気になってしまう)」

姫子「(近づいたらダメだって…本能で分かっとーんに…)」

姫子「(一度、逃げ出した道ば…また戻って…)」

姫子「(あん人ん事…探してしまう…)」フヨフヨ


京太郎「…しっかし、さっきのは惜しかったよなぁ」

姫子「(あ、おった…!)」パァ

姫子「(良かった、思ったより早めに見つかったばい)」

姫子「(…でも、何を話しちょるか…ここからじゃ中々、聞こえへんし…)」

姫子「(もうちょっとだけ…近づいてみっとー)」フヨフヨ

咲「それはあのラティアスが伝説って呼ばれるようなポケモンだったから?」

京太郎「いや、まぁ、それも惜しいけれどさ」

京太郎「それより大きいのは、あの子が俺に興味持っててくれた事かなぁ」

咲「…ふーん」

京太郎「何だよ、疑ってるのか?」

京太郎「言っとくが、俺のポケモン眼は本物だって親父にも褒められたんだからな」

咲「別に疑ってる訳じゃないけど…」ムゥ

京太郎「…なんで不機嫌そうなんだ?」

咲「なんでもなーい」ツーン


京太郎「…ま、とりあえずあの子なら俺のパートナーになってくれると思ったんだけどなぁ」

咲「…パートナーなら私がいるよ」

京太郎「はは。ありがとうな」

京太郎「でも、幾ら俺がポケモンマスターになりたいって言っても…」

京太郎「運動音痴な咲をポケモンと戦わせたりしないって」

咲「もう。昔の話でしょ」ナデナデ

咲「そもそも昔、私が良く転んでたのはのは運動音痴じゃなくて慣れてなかったからで…」

京太郎「慣れてなかった?」

咲「あ、い、いや、なんでもないよ」

姫子「ぅー」

姫子「(…なんか仲良さそうに話しちょる)」

姫子「(あん子とあん人…一体、どげん関係なんやろう?)」

姫子「(一緒に旅しちょるくらいやけん、やっぱり恋人とか…?)」


咲「…まぁ、あの様子だとそう遠くない内に会えると思うよ」

京太郎「そうかな?」

咲「うん。京ちゃんが言っているのが自惚れじゃなければね」

京太郎「こいつっ!」ワシャワシャ

咲「も、もう…!髪クシャクシャにしないでよぉ」

京太郎「仕方がない」

京太郎「髪の毛をセットする為にも休憩にするか」

京太郎「結構、歩いたし、そろそろ咲も疲れただろ」

京太郎「丁度良さそうな岩があるし、そこで休もうぜ」

咲「う、うん。そうだね」

姫子「(ちゃ、チャンス…!)」

姫子「(丁度、近くに草むらがあるし…)」

姫子「(こん間にもっと近づいて…あん人ん情報ばもっと手に入れなきゃ!)」フヨフヨ


ガサガサ

咲「…」チラ

姫子「っ」ドキ

京太郎「ん?どうかしたのか?」

咲「…んーん。なんでもない」

姫子「(…たまがったぁ)」フゥ

姫子「(ほんの少し物音がしただけで…あん子がこっちに気づいたかと思うたばい…)」

咲「それより…京ちゃん、さっきの子とまた会ったらどうするの?」

姫子「(あ、ナイスばい。名前も知らない子…!)」

姫子「(そい私も聞きたかよ!)」

京太郎「うーん…そうだなぁ」

京太郎「ラティアスは人間の言葉が分かるって言うし…」

京太郎「やっぱりまずは驚かせてごめんって謝るかなぁ」


姫子「(…謝ってくれっとー?)」

姫子「(私が勝手に驚いて逃げてったんに…)」

姫子「(まるで同じ人間みたいに扱ってくれるって言っとー?)」

咲「謝るだけ?」

京太郎「んな訳ない」

京太郎「そのお詫びだって言って、ポケモンフードを差し出すかな」

京太郎「もしかしたら毒だって疑われるかもしれないし、目の前で食べたりして」

京太郎「少しでも信頼を得る」

姫子「(…ポケモンフード?)」

姫子「(…どげんモノなんやろう…気になるばい…)」ウズウズ

京太郎「で、それで逃げなかったら…後は俺の情熱をぶつけてみようかと」

京太郎「ポケモンマスターに対する情熱とか…これまで他のポケモンに嫌われてた事も含めて…」

京太郎「全部、相手に伝えて…」

姫子「…」ドキドキ


京太郎「その上で手を貸して欲しいって…」

京太郎「いや、違うな」

京太郎「お前が欲しいって全力でそう伝えて…」

姫子「~~~~~っ♥」キュン

姫子「ふ、不束者ですが、宜しくお願いします」ヒョコ

京太郎「…え?」

姫子「…………あ」

姫子「(い…いかん…!)」

姫子「(こげな…こげな情熱的な事言われた所為で…!)」

姫子「(つ、つい身体を乗り出して…き、気づかれてしまったばい…!!)」

姫子「(ま、まだこん人が私ん事預けられるご主人様かなんて分かってないんに…!)」

姫子「(な、なんたる迂闊…!!)」


京太郎「え、えっと…」

姫子「(…ば、ばってん)」

京太郎「………………と、とりあえず聞きたいんだけど、さっきのラティアスだよな?」

姫子「…」コクン

姫子「(…逃げられんばい)」

姫子「(あん時…私が思った事ば間違いやなかった)」

姫子「(こん人ん前にまた出てしまうと…)」

姫子「(もう…身体が逆らえへんようになる…)」

姫子「(こん人から逃げるんば…身体が拒否して…)」

姫子「(ポケモンとしての深い部分から…従えって声がして)」

姫子「(本能から…頭を垂れて従いたくなるばい)」

姫子「(今まで人間とは何度も会ったばってん、こげな感覚ば覚える事はなかったのに…)」

姫子「(一体、どうして…こん人がこうも気になるのか…分からへんくらい…)」ドキドキ


京太郎「…後、喋れるの?」

姫子「え、えっと…うん…」

姫子「人間ん話ちょるんば側で聞いたり…掲示板とかで勉強して…」

京太郎「へー…勉強家なんだな」

姫子「え、えへへ」テレ

咲「…」ムッ

京太郎「…で、ここからが大事なんだけど」

京太郎「…さっきの話聞いてた?」

姫子「う、うん」

京太郎「そっかー…聞いちゃってたかー…」

京太郎「…………うん、よし」

京太郎「聞かれてたものは仕方ないよな」

京太郎「それに聞かれて困るような事は話してない訳だし」

京太郎「…でも、このままなし崩しって言うのも格好悪い話だ」

京太郎「…だから、改めて言うけれど」



            _,...---、_,.、

           / : /: : / : : ヽー-、
            /. : :, !: iハ!/メ、.i | \
            イ : :{ ヽN  'i:!/!人iヽi
         _1: : :i(    _ 丶:\
        /   `Yリヽ   '、_)'´!`ー`
      /:::..     |  ,. _/                       俺の仲間になってくれ!!!!
.      /.::、::    ト、ィ'
      / ::::::|::    !;-!
    /  ::::|::     ! ヽ、        ,:-‐クヽ
    /    ::!::..   ⊥__!_      /  ..:ノ)
   /     |::::..         ̄`''''''' ′..::::::::::ノ
.  /:     |::::.....      ..............:::_,:::-‐'′
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/----、\   ::::/ |::  ⊥ __,...-‐'.i...:ヒノ
 ̄ ̄`ー`ー`ー-、/ |::.         _,.-‐'"







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       .'...../_........./.........ハ....................丶
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     /.-/........./|..../,/'_`ヽ |....../ __:,.. ∧、
    //..../ ......./...|./''竹不、. |/ ´__ レ'...∧\
  .'./l..../......../=〔  乂:ソ     ア刃`l...........,\\
  (′ ../.......,イ     ´        Vソ '..............:, 、.:.
  \ .'......./人 __  ""      ' ` ,:....、...........:, )′
    :{.....................八:..u     -  "".:......ハ.....、 ..l              …え?
     \{\八ト、..l.〕:::.....      .イ...../ .|...ハ..}
          /ノ    >- <l.../}/ ..}/  }'
          /  `\   ト、  }'′
     -=≦ \     ,ヘ人∧
   /´⌒ヽ    \  /、   >,〉 ` 、


京太郎「え?」

姫子「あ、あん…さっきんプロポーズじゃ…」

京太郎「え?いや、ポケモンバトルの仲間集めだったんだけど」

姫子「…………」

姫子「~~~~~~!!!!」カァァァァ

京太郎「え?え…???」

姫子「あうあうあうあうあうあうあうあうあうあうあう」プシュゥ

京太郎「な、なんだ、どうしたんだ…!?」

京太郎「も、もしかしてたちの悪い病気か…!?」

京太郎「い、いや、KOOLになれ…KOOLになるんだ、須賀京太郎!」

京太郎「俺はポケモンドクターの資格も持っている男!!」

京太郎「医者の真似事くらいなら出来るはずだ…!!」

姫子「(そ、そいってつまり…私にお医者さんごっこするって事…!?)」

姫子「(…あぁ、ごめんなさい、哩先輩)」

姫子「(私…先に大人のおなごになるけん…っ)」ドキドキ


咲「…とりあえずもうフクオカタウンはすぐそこだし、モンスターボールで捕まえたら?」

京太郎「い、いや、でも、合意もなしに捕まえるのは…」

咲「大丈夫だよ。そこの子はもうそのつもりみたいだし…」

姫子「えへ…えへへへ…」デレェ

咲「…それに一度、ゲットした後で逃すって言うのも出来るでしょ?」

京太郎「いや、でも、一度、人間の匂いがつくと中々、群れに戻れなかったり…」

咲「良いから!はい!」スッ

京太郎「ぅ…」

咲「…長年、楽しみにしてた自分の手で捕まえられるポケモンが目の前にいるんだよ?」

咲「それなのにポケモンの事考えて躊躇う優しさは京ちゃんの美徳だけど」

咲「こんなにだらしない顔を人間の前で晒すポケモンが嫌がってるはずないでしょ」

咲「良いからとっととゲットしてそのボールの中に閉じ込めてて」

咲「…アレだけゆるい顔を見るのはあんまりおもしろくないから」ゴゴゴゴ

京太郎「は、はい…」


京太郎「じゃ、じゃあ…ごめんな」ポイ

姫子「あぁ、そげな激しい事まで…っ」シュゥゥゥッゥウン


カタカタ カタカタ カタカタ       カチッ


やったー ラティアスを捕まえたぞ






                   -‐…‐-ミ     _人人__
                _人ノ/. : : : : : : : : : . ヽ  __)  (_
              _ノ  〃У: { ; :{ :廴Ⅵ〃ヾ.  _)  (_
              __,) // : { ィ≦: : ≫=ミ、|: : : .\`YY´
              _)  ノ :/ :Yr'ハ ⌒`辷リ j: : : :\`ヽ  n_00
              `て(/ /. .:ハ.ゞ゚'   ""` 从: : : : ヽノ  |┌‐┘
               //{ : : イ:.ハ'"" tっ   /j从: : : : }   L.二コ
                {ハ: :( ヽ从≧ッ。 イ |;从ハハ 从ノ   n_00
                  ⌒ヽ_ . イ{j rイ`ァー .ノ′    |┌‐┘
               〃 γ   { V>≦/  〃ハ    L.二コ
                ″ i ,   ∨ニア   ! /   '.   r─┐
                    }/   /ニア     v     i   く,勹|
                  {7  〃=7     マ二二|    く_ノ
                  {{ ∧,イ        }   ',   __
                  i:! ム く}        ハ    ′ └┘/7
                  リ/Уア        / 〈     ,   <ノ
              -‐=ニニ彡'´|ヽ      〈  〈   ′
           ∠ニニ二/ノ io|ヽ       〈   Y    ,

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名前:鶴田姫子
種族:ラティアス
タイプ:エスパー/ドラゴン
Lv60
特記事項:ドMその2



咲「…さて、それじゃあフクオカタウンに行こっか」

京太郎「ま、待ってくれ」

京太郎「折角、捕まえたんだし、用意してたニックネーム帳からベストなものを…!」

咲「…ダメ」

京太郎「えー…」

咲「ニックネームなんてつけたら、愛着が沸くでしょ」

咲「もし、手放さなきゃいけなくなった時に辛くなるのは京ちゃんなんだから、ニックネームなんてダメ」

京太郎「う…わ、分かったよ」

京太郎「…じゃあ、とりあえずこの子の事はラティアスって呼ぶとして…」スッ

京太郎「あぁ…ついに俺のボールホルダーに…俺の手で捕まえたポケモンが…!!」フルフル

咲「…なんで私じゃないのかな」ポソ

京太郎「ん?何か言ったか?」

咲「…なんでもない」

咲「それより早くフクオカタウンに行こう」

咲「その子、ポケモンセンターで見せてあげるんでしょう?」



~フクオカタウン ポケモンセンター~

ジョーイ「うーん…特に異常は見当たりませんね」

京太郎「そうですかー…」

ジョーイ「まぁ、ラティアスは存在が確認されてはいますが…」

ジョーイ「数少ない希少なポケモンですし…こちらの施設では分からない病気かもしれませんが…」

京太郎「…それ以上、踏み込むとなると研究所とかに預けなきゃいけませんか」

ジョーイ「えぇ。そうなります」

ジョーイ「最も…あくまでも長年、ポケモンを見てきた私の勘ですが…」

ジョーイ「この子は特に病気とかではないと思います」

ジョーイ「急に赤くなったと言うのも、何か他に原因があるのではないでしょうか」

京太郎「…そう、ですか」

京太郎「分かりました。ありがとうございます」

ジョーイ「いえ、気にしないでください」

ジョーイ「ポケモン達とトレーナーさんの皆さんのお世話をするのが私達の役目ですから」

ジョーイ「また何か気になる事があったら何時でもやって来て下さい」


~ポケモンセンター前~

咲「…ね、言った通りだったでしょ?」

京太郎「だなぁ」

京太郎「ま、なにはともあれ、専門家のお墨付きも貰った訳だ」

京太郎「とりあえず一安心ってところかな」

咲「…ん。それじゃあ改めてその子と話をしてみたらどう?」

咲「これだけ時間が経ったら、気持ちも落ち着いてるだろうし」

京太郎「あぁ。そうだな」スッ

咲「あ、ストップ」

京太郎「え?」

咲「…あんまり人前でその子を出さない方が良いよ」

咲「ラティアスってかなり珍しいポケモンなんでしょ?」

咲「変に目をつけられない為にも町外れに行こう」

京太郎「流石にそれは考えすぎじゃないかなぁ…」

咲「良いから。ほら、こっち」


~フクオカタウン 町外れ~

京太郎「さて、それじゃあ改めて」カチ

シュバァァァアンン

姫子「……」ジィィィ

京太郎「う」

京太郎「(…不機嫌そうな目だ)」

京太郎「(やっぱ伝説って呼ばれるレベルのポケモンとなれば…)」

京太郎「(プライド高くて当然だし…急に捕まえられたのを怒ってるのかなぁ…)」

京太郎「えっと…合意もなく捕まえてごめんな」

京太郎「急に真っ赤になったから病気だと思って…ポケモンセンターまで運んだんだけど」

姫子「…そいだけ?」

京太郎「も、勿論、捕まえたのが気に入らなかったのならば逃すし…」

京太郎「俺に出来る範囲で野生への復帰も手伝わせて貰う」

姫子……そいだけ?」


京太郎「あ、後は…後は…えっと…」

京太郎「…何かあるか?」チラ

咲「しらなーい」プイ

京太郎「……すまない。思いつかない」

京太郎「何か他にして欲しい事があるだろうか?」

姫子「…どうして」

姫子「どうしてご主人様が私ん事診察してくれんかったん!?」クワ

京太郎「え?」

姫子「私、そいば楽しみにボールん中で待っちょったんに…!!」

姫子「同性に診察されるなんて…恥ずかしくて仕方がなかったばい!!!」

京太郎「…あの、勝手に捕まえた事とかは…?」

姫子「そ、そいは…まぁ、強引なんは嫌いなかけん…」

姫子「あんまり怒っとらんどころか、嬉しかったりも…」モジモジ

京太郎「そ、そうか」


京太郎「えっと、それじゃあ改めてラティアスの意思を聞きたいんだけれど…」

姫子「…姫子」

京太郎「え?」

姫子「人間ん言葉で私ん名前を言い表すと姫子ってなるばい」

姫子「次からはそう呼んでね、ご主人様」ニコ

京太郎「…良いのか?」

姫子「…まぁ、ちょっと予想とは違ったけれど」

姫子「ばってん、ご主人様は良い人そうやけん、私に出来る事ならお手伝いするたい」

京太郎「…そっか。じゃあ、改めてよろしくな、姫子」

姫子「うん!」ニコー

咲「……」ムゥ

京太郎「…あ、ところでこれからなんだけれど」

誠「…あれ、須賀?」

京太郎「お、高久田じゃないか」


咲「ぅ」カクレ

姫子「…」カクレ

京太郎「こんなところで何してるんだ?」

誠「それはどっちかっていうと俺のセリフなんだけどな」

誠「お前、ポケモンに嫌われるからナガノタウンから出てこれないと思ったんだけど」

京太郎「ふふん。その辺はもう解決済みだ」

京太郎「なんせ、咲が超すげぇ虫除けスプレーを準備してくれたからな!」

京太郎「ここまで無傷よ、無傷!!」ドヤァ

誠「普通、旅で怪我する方が少ないんだけどなぁ」

誠「…だが、お前、虫除けって…」

咲「…」シー

京太郎「ん?」

誠「…いや、なんでもない」

誠「(…あの様子から察するに、虫よけがポケモンいないと意味ないって言ってほしくない感じか)」

誠「(少し疑問は残るが…ここは彼女の顔を立てておこう)」


誠「しかし、宮永さんは流石だな」

誠「こいつの無茶に付き合える嫁さんなんて宮永さんしかいねぇよ」

咲「よ、嫁さん違います…っ」カァァ

京太郎「で、そっちの方はどうしてここに?」

京太郎「お前は俺よりも前にナガノタウンから旅だったんじゃなかったっけ」

誠「あー…その、ここにはお前の親父さんのジムがあるだろ?」

誠「だから、まずはそこでジム戦やってーって思ったんだけれど」

京太郎「けれど?」

誠「…ぶっちゃけ予約がいっぱいでジム戦受けてもらえなかった」

京太郎「え?」

誠「まぁ、元起源にして頂点…」

誠「誰よりもポケモンマスターに近いと言われてた人だからなぁ」

誠「未だにコアなファンがいるのも当然だし…あの人とのジム戦目当てにこの地方に来る奴も珍しくない」


誠「だから、一週間先くらいは見てたんだが…」

京太郎「…もっと長かったのか?」

誠「…三ヶ月待ちだ」

京太郎「マジかよ…」

誠「大マジだ」

誠「ま、その間にポケモン育てようと思ってさ」

誠「この先にあるチャンピオンロードを見に行ってたんだよ」

咲「…チャンピオンロードって何?」

京太郎「あぁ、咲は知らないのか」

京太郎「この先にあるのはポケモンリーグの試合会場なんだよ」

京太郎「そしてそこにたどり着けるのはこの地方にある8つのバッジを集めた奴だけ」

誠「ま、8つ集められるのはかなり少数だし…」

誠「集められたとしてもポケモンリーグまでたどり着ける奴は一握り」

誠「それでもチャンピオンへの栄光に繋がる道である事に代わりはないから…」

誠「この道はポケモンバトルをやる連中には、チャンピオンロードの愛称で親しまれてるんだよ」


誠「…で、だ」チラ

京太郎「ん?」

誠「…お前の後ろにさっきから隠れてるのポケモンだよな?」

京太郎「あぁ。ついさっきゲットしたばかりのな」

誠「しかも、かなり強そうじゃないか」

誠「ちょっと俺とポケモンバトルやらないか?」

京太郎「や、やってくれるのか!?」

誠「はは。やっぱりその反応だとまだポケモンバトルやった事なかったんだな」

京太郎「いやぁ…ははは」

誠「ま、俺としては見たこともないポケモンに興味あるし」

誠「ここで鍛えたポケモンたちがどれほど強くなったのかも気になるしさ」

誠「一丁、付き合ってくれないか?」ニヤ

京太郎「あぁ、勿論…と言いたいけれど」

誠「ん?」

京太郎「先に確認したいからもうちょっと待ってくれ」

誠「???おう」


京太郎「…って訳でポケモンバトルを挑まれてるんだが」

姫子「ん。私は構わんばい」

姫子「ポケモンバトルって言うんがどぎゃんもんなんか気になるし…」

姫子「ご主人様ん目的ん為にも、そいは必要っとー?」

京太郎「…まぁ、そうだな」

姫子「そいぎ、私、頑張るけん!」グッ

京太郎「ありがとうな、姫子」

誠「(一体、誰と話してるんだろうか…?)」

京太郎「よし。話は決まったぜ、高久田!」クル

京太郎「その勝負、受けて立つ!!」

誠「よぉし。良い度胸だ!」

誠「こっちのエースを見てビビるんじゃねぇぞ!!」


誠「まずはお前だ、リザード!!」

リザード「ぎゃう!!」 Lv18

京太郎「リザード…!ってお前、もうヒトカゲから進化させたのかよ!!」

誠「はっはっは。鍛えてたって言っただろ!」

誠「それでもまだその強そうなポケモンには届かないかもしれないが…!」

誠「俺とリザードなら…それも乗り越えられる!」

誠「行くぜ、リザード!!」

京太郎「迎え撃て!姫子!!」

姫子「きゃおぉぉんっ!」

誠「強敵相手に出し惜しみはしねぇ!」

誠「リザード!ひのこだ!」

リザード「ぎゃおぉ!」ボォォォ

姫子「きゃうぅんっ」ビクン


京太郎「く…姫子!反撃だ!」

京太郎「(…って俺、姫子が何出来るのかまったく知らねぇえええ!?)」

京太郎「え、えぇっと…と、とりあえず何か攻撃するんだ…!」

姫子「ふあ…あぁ…」ビクン

京太郎「ひ、姫子…?」

姫子「ろ、蝋燭みたいで…こ、興奮する…ぅ♪」ゾクゾク

誠「な、なんだか良く分からないがチャンスだ!」

誠「リザード!ひのこでせめてせめて攻め続けろ!!」

リザード「りざあああっ!!」ボォォォ

京太郎「ちょ、待って!」

京太郎「タンマ!マジでタンマ!!!」


姫子「ふあぁ…っ♪」バタンキュゥ


ラティアスの姫子は倒れた

高久田誠との勝負に負けた…


誠「…………なんつーか、ごめん」

京太郎「…いや、何も知らないで勝負に挑んだ俺も悪いし」

京太郎「それに…負けられない戦いの前で問題点が見えてよかったわ」シロメ

誠「と、とりあえず俺は今回ので結構な経験値が入ったみたいだし…」

誠「リザードの仕上がりも確認できたから次の街に行くわ」

京太郎「あ、待て。その前に…」

誠「ん?」

京太郎「はい、これ」スッ

誠「…コレは」

京太郎「友達同士とは言え、ポケモンバトルはポケモンバトルだ」

京太郎「持ってってくれ」

誠「……ここで突っ返すのもポケモントレーナーであるお前に失礼な話だしな」

誠「有りがたく受け取っておくよ」


誠「ま、俺もお前も同じチャンピオンを目指す身だ」

誠「いずれまた会って勝負する時も来るだろうし」

誠「それまでこれは預かっとくつもりでいるよ」

京太郎「…おう。じゃあ、気をつけてな」

誠「あぁ。そっちもな」スタスタ

京太郎「…さて、それじゃあ」カチ

シュゥゥゥゥン

姫子「…んっ♪」マンゾクゲ

京太郎「…とりあえず作戦会議と行こうか」

咲「そうだね…」フゥ


~フクオカタウン ポケモンセンター内宿泊所~

京太郎「…で、姫子が治療されてる間に聞きたいんだが」

京太郎「姫子が攻撃しなかったのはどうしてだと思う?」

咲「…………多分、ドMだったからじゃないかなぁ」

京太郎「やっぱそう思うかー…」

咲「まぁ、最初からその傾向はあったけれど…」

咲「…まさかバトルで攻撃拒否するほど筋金入りとは思わなかったよ…」

京太郎「アイツ、今までどうやって野生で生きてこれたのかなぁ…」

咲「ラティアスと言えば、ポケモンの中でも最上位に近い種族だからねー…」

咲「まず喧嘩を売られる事はなかったのと…或いは近くに保護者がいたんじゃないかな」

京太郎「…まぁ、何にせよ、姫子はバトルに向いた性格じゃないって事だよな」

咲「能力値は優れてるのに、まったく攻撃しようとしないからねー…」

咲「流石に命の危機となったら対応するだろうけれど…」

咲「命の保証がされてるポケモンバトルだとほぼサンドバッグだと思うなぁ…」


京太郎「…どうしようか」

京太郎「正直、俺は姫子に言う事を聞いてもらう自信がないんだが」

咲「……方法はあるよ」

京太郎「マジか…!?」

咲「うん。普通の人だったらお手上げかもしれないけれど…」

咲「京ちゃんだったら、きっとなんとか出来るはず」

京太郎「そ、それは一体…!」





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            Ⅵ : 、{/ィ=ミ、   /' / イ: :/: :,: : : | \|

             |:从::.  :.:.:.:.      _ /イ: :/: :,: :.|       京ちゃんがあの子を調教すれば良いと思うな!!
             / Ⅵ      '   `ヾ / イ: :/}: /
        ______|  、 「  v    :.:. イ: :/:イ/イ
       /<_:::::::::::::::::::\_  `ーr---- =彡j/
       {¨7=ミ、< 、::::::::::::::\___〉>、
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     ̄¨/       ∨    `ー ≧='-´:/ ハ :.
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京太郎「…はい?」

咲「端的に言えば、自分の性癖よりも京ちゃんの命令が上位に来るように躾けちゃえば良いんだよ」

咲「そうすれば、あのドMも京ちゃんの言葉にしたがって、戦うと思うな」

京太郎「い、いや、でも、相手は俺の事を慕って仲間になってくれた子だぞ?」

京太郎「調教なんて酷い事したくねぇよ」

咲「でも、あの子、ドMだし、京ちゃんの事、ご主人様だなんて呼んでるよ」

京太郎「ぅ」

咲「多分、あの子もそれを望んで、京ちゃんの仲間になったんじゃないかなぁ…」

京太郎「それは…まぁ、正直、否定出来ないけれど」

咲「大丈夫だよ。ポケモンなんて多かれ少なかれ、マゾ気質なんだし」

咲「じゃなきゃ、さっきまで襲ってたトレーナーの言う事をはいはい聞いたりしないでしょ?」

咲「勿論、どんな酷い事でも受け入れられる訳じゃないけれど」

咲「どっちが上で、どっちが下なのかくらいは教え込んでおいて損はないと思うな」


京太郎「でも…」

咲「…それがダメなら、あの子を手放す事だね」

咲「京ちゃんが目指してるのはただのチャンピオンじゃなくてポケモンマスターなんだから」

咲「幾ら優秀でも攻撃出来ないポケモンを抱え込んでる余裕はないよ」

咲「長く手元においておけば、それだけ愛着も湧くし…」

咲「縁がなかったって事で、早めに手放して次を探す方が良いと思うな」

京太郎「……」

咲「まぁ、京ちゃんが初めてゲットしたポケモンで…人一倍、思い入れがあるのは分かってるし」

咲「どうせ夢もあの子も捨てられないんだから…早めに決断しちゃった方が良いよ」

京太郎「……あぁ。ありがとう」

京太郎「…でも、もうちょっとだけ色々と考えさせてくれ」スク

咲「どこ行くの?」

京太郎「…ちょっと頭冷やしてくる」

咲「…ん。行ってらっしゃい」


京太郎「(…咲の言っているのは正論だ)」

京太郎「(俺は夢も姫子も捨てたくない)」

京太郎「(そう簡単に捨てるには…両方とも思い入れが出来過ぎたんだ)」

京太郎「(でも、だからって…調教しようなんて…簡単に吹っ切れねぇよ)」

京太郎「(俺がポケモンマスターを目指そうと思ったのは…親父がキッカケなんだ)」

京太郎「(誰よりもポケモンの事を信頼して…)」

京太郎「(誰よりもポケモンの事を信頼している親父の背中に追いつきたい)」

京太郎「(そんなキッカケから生まれた夢を目指すのに…)」

京太郎「(調教なんて酷い事したくないし…)」

??「あ、ご主人様」トテトテ

京太郎「…え?」


京太郎「(…黒髪のショートに…少しだぼっとした服装)」

京太郎「(全体的に小悪魔っぽい雰囲気の子が…突然、ご主人様なんて話しかけてきたけれど)」

京太郎「(でも…俺、こんな子知らないぞ)」

京太郎「(そもそもいきなりご主人様と呼んでくる相手なんて姫子くらいしか…)」

姫子「あ、私、姫子ばい」

京太郎「はいぃ!?」

姫子「回復終わって安静にしとけって話やったばってん」

姫子「暇過ぎて人間に化けて抜けだして来たばい」

京太郎「…本当に姫子なのか?」

姫子「うん。なんなら後でラティアスに戻ったげっとー」

姫子「流石にここじゃ一目につくし出来んけどね」

京太郎「伝説クラスのポケモンってそんな事が出来るのか」

姫子「ん。ある程度、力があるポケモンになるとこれくらい余裕ばい」

姫子「まぁ、好んで人間に化けようとするんはよっぽど好奇心の強いか…」

姫子「イタズラ心旺盛な奴だと思うたい」


京太郎「…んで、姫子は前者って事か」

姫子「えへへ…バレっとー?」

京太郎「そりゃ瞳キラキラさせてあっちこっち見てたらバレるわ」

京太郎「…ま、ともかく無事で良かったよ」

京太郎「もう痛いところはないか?」

姫子「うん。大丈夫たい」

姫子「…ただ」

京太郎「うん?」

姫子「…ご主人様、ごめん」ペコリ

姫子「私…負けちゃった」

姫子「折角…ご主人様ん初めてんバトルやったんに…」シュン

京太郎「…姫子」


姫子「言い訳になるばってん…途中まではちゃんとやろうと思ったばい」

姫子「ばってん…炎にあぶられてる間に…どんどん気持ちよくなって…」

姫子「頭ん中が…エッチなんで一杯になってしまって…」

姫子「結果…負けてしもた」

京太郎「んなの、姫子が気にする事じゃねぇよ」

京太郎「いきなりバトル申し込まれて舞い上がった俺も悪いし…」

姫子「んーん。ご主人様ん指示ば聞かんかった私が一番、悪かよ」

姫子「…だから、あの」

姫子「………もう、そんな事起こらんようにオシオキして?」ジィ

京太郎「え?」

姫子「私んこんエッチな身体が全部、悪かけん」

姫子「こんままじゃ…また次も同じ事になりかねんばい」

姫子「そいけん、もう二度と今回みたいな事が起こらんように…」

姫子「ご主人様に…私ん身体、躾けてほしかよ…」モジモジ


姫子「こうして人間ん身体になったんも…本当はそれが理由たい」

姫子「元ん姿じゃご主人様も興奮出来んかもしれんけん」

姫子「ばってん…人間ん姿ならご主人様も…」

京太郎「ま、待ってくれ」

京太郎「そ、それってつまり…」

姫子「…私からこぎゃん事言わすなんてイケズな人ばい」

姫子「……エッチなオシオキして欲しかって言うとっよ」

京太郎「え、エッチって…姫子、自分が何を言ってるのか分かってるのか?」

姫子「勿論、分かっとーよ」

姫子「人間にとってエッチってどういう意味ば持っとるんかくらい知っとるけん」

姫子「ばってん…私は人間じゃなかよ」

姫子「そういう事しても…結婚とかそういう面倒な事にはならんし…」

姫子「ご主人様も後腐れなく楽しむ事が出来るばい」

京太郎「…っ」ゴク


姫子「…あは♪目が変わった…」

姫子「…やっぱりご主人様の本性はドSたい…♥」

姫子「一目見た時から…ずぅっと分かっとーよ…♪」

姫子「こん人は…ポケモンを服従させる人だって…♪」

姫子「ずっと満たされなかった私ん心ん内ば…♪」

姫子「やらしく激しく…満たしてくれる人だって…ぇ♥」

京太郎「ち、違う、俺は…!」

京太郎「俺はポケモンを服従させたい訳じゃない…!」

京太郎「仲間として手を取り合って、一つの目標に…」

姫子「そう。目標は一つたい」

姫子「ご主人様は勝ちたいし、私もご主人様ば勝たせたい」

姫子「そん為に必要な事が…私ん調教ってだけばい」

姫子「何もご主人様ん主義が変わる事はあらへんたい」

京太郎「だ、だけど…」


姫子「…まぁ、今日はここまでにしとっと」

姫子「ご主人様もきっとまだ混乱しちょると思うし」

姫子「…ばってん、私は考えば変えんたい」

姫子「私ん心も身体も…ご主人様ん染められるんば望んどる」

姫子「そうして貰えんかったら…言う事ば聞かんし」

姫子「逃がすなんて言うても…離れんばい」

京太郎「……そこまで」

姫子「…多分、一目惚れ」ニコ

京太郎「…え?」

姫子「こい以上、聞きたかったら…私ん事、調教しないとダメたい」クス

姫子「まぁ、それが明日か…それともまだ当分先か、私には分からんばってん…」

姫子「…ご主人様に何ばされるか…今から楽しみにしとるけん…」

姫子「…早めに素直になって…私の事、ご主人様んモンにして…♥」ペロ

京太郎「っ」ゾク


【System】
現在、京太郎たちは第二の街、フクオカタウンにいます
街では移動中とはまた違う事が出来ます


1、身体を鍛える
  身体を鍛えて能力値を上昇させます

  ポケモンと出会う為には身体が資本ですから頑張って鍛えましょう  
  
2、ジム戦に挑む

  ジム戦に挑みます
  が、今回は、予約が一杯な為、出来ません
  ある程度、他の街を回ってイベントを済ませると、人も減っているかもしれません

3、調教する
  言うことを聞かないポンコツポケモン達を調教します
  調教する事で服従度が上がり、京ちゃんの命令を聴きやすくなります
  また調教によっても、好感度もガンガン上がっていきます
  このスレのポケモンは皆マゾだからね、仕方ないね

4、周辺を探索する
  周辺を探索する事で色々なものを見つけたりします
  今まで出会った事のあるポケモンだったり、怪しい商人だったり、不思議なキノコだったり
  ただし、あくまでも運次第なので狙った相手と出会えるかは分かりません

5、街を移動する
  次の街へと進むか、以前、立ち寄った街に行くかを選べます
  以前、立ち寄った街でも周辺を探索すれば新しい出会いがあるかもしれません





尚、ポケモンリーグの規定により、同じ街に長期間滞在し続ける事は出来ません
正当な理由なく、一つの街に滞在し続けるとトレーナー資格が没収され、ポケモンリーグに挑む事が出来なくなります
その為、三回行動した後は必ず他の街への移動になります

って事でとりあえずフクオカタウンでの一回目の行動をー



下1 フクオカタウン 【1/3】
1、身体を鍛える
3、調教する
4、周辺を探索する
5、街を移動する

2って事は姫子の調教で大丈夫でしょうか…?

あ、調教可能なキャラ書いておけばよかったですね
咲ちゃんはまだ無理です
多分、調教しようとすると狼狽しながらショーツびしょ濡れにして、結局、押し切られちゃうところしか想像出来ませんが
今のところ咲ちゃんを調教するメリットが京ちゃんにはないので

後、ついでですし、フクオカタウンの次の街を決めましょうかー

下2

                ____  _
              /     ' Y  __>
             /           ゙、  \
               /        |    |     `,=-
           /   i _l,-|‐ | | -ト.|_|  ヾ、
             |/ __ ゙、 ハ,ハ|゙、 |/|ハ∧| / ゙、 
      ___, -‐::´| /ヘ ゙、,|≡≡ Y ≡NV ___ ゙、

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名前:須賀京太郎
種族:人間…?
バッジ:0
所持金:2500円

現在地:フクオカタウン

ポケモン
姫子(ラティアス) Lv60 ドM 好感度/屈服刻印 90/Lv0

ステータス
力12
技37
速88
知72


スキル
王の力:真に力のあるものに好かれる魔性の才能。今はまだ完全に開花してはいない

では次はオオサカタウンですねー
と言いつつ、今日はもう流石に寝ます(´・ω・`)姫子の調教はまた明日から始めていきまする

ヒャッハー!久しぶりのエロやってくぜー!!!


―― ポケモンリーグは世界で最も人気のあるポケモンの公式大会だ。

その理由は大本となるポケモン協会からのバックアップにある。
例え、無一文からでもポケモンマスターを目指せるように、少年少女達は各街のポケモンセンターで手厚いサポートを受けられるのだ。
食事や宿泊、その他様々な日用品などを無料で用意してくれるポケモンセンターがあるからこそ、どんな親も安心して子どもを送り出す事が出来る。
結果、裾野は大きく広がり、ポケモンリーグは多くの人たちに愛される大会になったのだ。

―― だが、世の中は善人ばかりではない。

与えられる権利だけを享受しようとするものは、どんな時代でも一定数存在する。
ポケモンセンターでの手厚いサポートだけを目当てに、ポケモンリーグに参加するふりをする者と言うのはどうしても後を絶たなかった。
だからこそ、ポケモンリーグに参加しようとするトレーナーには権利とともに幾つかの義務が与えられる。
それを果たさなければ、今年の参加者資格を剥奪され、ポケモンセンターの利用も有料となってしまうのだ。


―― 街に対する滞在期間が決められているのもその一つ。

病気などの致し方ない理由がない限り、ポケモン協会は長期間の滞在を認めてはいない。
一定以上の日にちが経っても他の街へと移動しなければ参加者資格が剥奪されてしまう。
そんな事は彼 ―― 須賀京太郎も分かっていた。

京太郎「……」

それでも一人、ポケモンセンターの一室で悶々としてしまうのは、彼の状況が少々、特異なものだからこそ。
幼いころからポケモンに嫌われ続けた彼が、初めて自分でゲットしたポケモン ―― ラティアス。
姫子と名乗ったそのポケモンは、しかし、度が過ぎるほどのドMだった。
バトルになっても一方的に攻撃され、反撃さえしようとしないその体質を改善するには、荒治療しかない。
そう分かっていても、心の中に躊躇いを浮かべてしまうのは、それが彼にとって常識はずれのものだからだ。


―― 調教。

勿論、ポケモンの中には荒い気性で捕まえられた後も人間に対して牙を剥くタイプもいる。
そういったポケモンを手懐ける為に調教と言う手法がとられる事を京太郎も良く分かっていた。
だが、姫子は好奇心が強く、また人間に対しても好意的だ。
調教などという荒々しい方法でどうにかしなければいけないとは思えない。

京太郎「(…だが、こうしている間に時間は過ぎていって…)」

京太郎「(いずれ俺はフクオカタウンの先にあるオオサカタウンに向かわなきゃいけない)」

その旅路はどうしてもポケモン達を伴ったものとなる。
フクオカタウンとオオサカタウンの間にはポケモン達の生息域が広がっているのだから。
ナガノタウンからフクオカタウンまでは幼馴染の虫除けスプレーで来れたが、あっちばかりに負担を掛ける訳にはいかない。
せめてバトルが出来るような状態にまで持っていくべきだと、京太郎も分かっていた。


京太郎「(…実際、姫子もそれを望んでる)」

京太郎「(俺に調教して欲しいってはっきりそう言っていて…)」チラ

そこで京太郎が視線を送るのは自身のパートナーとなったラティアスのボールだ。
無機質なボールの向こうで姫子が何を考えているのか、京太郎には良く分からない。
姫子がバトルさえままならないほどドMなのは彼も知っているが、さりとて調教されたがるのは理解不能だ。
しかも、それが性的なものを期待しているとなれば、思春期の男としては戸惑いを覚えてしまう。

京太郎「(少なくとも、初対面の相手に言うセリフじゃないよなぁって俺は思うんだけれど…)」

だが、姫子の言葉が決して冗談ではないだけは京太郎にも伝わっていた。
どうしてかは分からないが、姫子は調教されてでも自分と一緒にいたいらしい。
そんな彼女の言葉に甘えてしまえと思う自分と、そんな事は出来ないと思う自分。
その二者に挟まれた京太郎は、ここ昨日から悶々と過ごしていた。


京太郎「(…だが、そろそろ決めなきゃいけない)」

今、この一室にいるのは京太郎と姫子だけ。
幼馴染でもある咲は朝から何処かに出掛けていた。
それはきっと京太郎が思う存分、悩めるようにという配慮であると同時に、調教に対する躊躇いをなくす為。
流石に幼馴染相手でも、ポケモンを相手に調教している姿を見られたくはないだろうと咲は一人出かけていた。

京太郎「…………よし」カチ

少年の中で決め手となったのは、人見知りの激しい幼馴染の後ろ姿だった。
自分の夢を支えようと一緒にナガノタウンから旅立ってくれた咲の気持ちを無駄にしたくはない。
そう思った京太郎はボールの開閉ボタンを押して、姫子をボールから呼び出し ――


姫子「あ、ご主人様」

京太郎「ぶっ…!?」

瞬間、京太郎の顔が真っ赤になったのは、姫子の姿が一糸まとわぬものだったからだ。
無論、相手はポケモンであり、裸であるのが当然と言えば当然である。
だが、ボールから出てきた姫子はポケモン ―― ラティアスの姿ではなく見目麗しい少女の姿だったのだ。
自身とほぼ変わらない年頃の少女が真っ裸でいる光景に、童貞の少年が平静でいられるはずがない。

京太郎「な、なななななな何をやってるんだ、姫子!?」

姫子「だって、次にお呼びが掛かる時は調教さるるって思っとったし」

姫子「…そいにご主人様だってそんつもりで呼んだとー?」ニマー

京太郎「ぅ」

驚き戸惑う京太郎に対し、姫子は余裕を崩さなかった。
元々、姫子は服など着ないのが当然のポケモン。
この程度で羞恥心を覚えたりもしないし、何より、既に覚悟もし終えているのだ。
自分がこうも惹かれたこのオスの夢をどうしても叶えてあげたい。
その為に性的な調教と言うのを選んだのは多分に姫子の趣味が入っているが ――


姫子「そいで一体、なんばしとってくれると?」

姫子「そいっちも…しゃしぇてくれるんかいな?」ジィ

京太郎「…」ゴク

それでも姫子が京太郎に向ける感情は決して嘘偽りのないものだった。
元々、姫子は人懐っこく好奇心も強いが、それだけで人間に身を委ねたりはしない。
一目惚れに近い少年の為ならば、その身体を捧げる事が出来る。
そう思っているからこそ、挑発めいた視線を送る姫子の前で京太郎がゴクリと生唾を飲み込んだ。

京太郎「…跪け」

姫子「っ」ゾクゥ

そのまま躊躇いがちに漏らされた言葉が姫子の背筋を撫でた。
言葉にしてたった五文字のそれに彼女の被虐的な部分がズキズキと疼いてしまう。
待ちに待った調教がこれから始まるのだと言う期待に、姫子は思わず熱いため息を漏らしてしまいそうだった。
しかし、それは流石にはしたなさ過ぎるとそう自分を抑えこんだ姫子は、言葉通り床にその腰を降ろして。


姫子「…はい♪ご主人様…♥」ジィ

そのまま見上げる姫子の目は期待と興奮を隠し切れないものだった。
今やネットに数多のエロ動画が上がる時代だが、これほどまでに淫らな目を京太郎は見たことがない。
AVのように演技や誤魔化し混じりのモノとは違う、本物の発情。
もう待ちきれないのがアリアリと伝わってくるメスの表情に京太郎の本能も呼び起こされていく。

京太郎「…もう待ちきれないのか?」

姫子「だって…ずっと期待しとったばい…♪」

姫子「ご主人様に会った時から…ずぅっと命令ばされたかったぁ…♥」

京太郎「…その割にはこの前、俺の命令を聞かなかったじゃないか」クイ

姫子「っ♥」ゾクゾク

自身の顎を上向かせる京太郎の指に姫子は息を呑んでしまう。
それは勿論、自身を見下ろすオスの顔がさっきまでのような躊躇い混じりのものではなくなっていくからだ。
まるで蛹が羽化していくように、その表情が暗く冷たく、嗜虐的なものに変わっていく。
いっそ残酷なとそう思えるほどの表情に、ドMの姫子が耐え切れるはずがなかった。


姫子「ご、ごめんなさい…っ♥」ハァ

京太郎「謝って済む問題じゃないんだよ」

京太郎「お前の所為で500円損しただろ」

京太郎「その分はどう償ってくれるんだ?」

姫子「あ…あぁぁ…っ♪」ハァハァ

自分を問い詰めるような言葉に、吐息が荒くなっていく。
どれだけはしたないと思っても、それを姫子はもう止められない。
元々、火が着きやすいその身体にはもう欲情の色が完全に灯ってしまったのだから。
その言葉一つにさえ被虐的な快感を得てしまう姫子は甘くつぶやきを漏らした。

姫子「な、何でもすっとー…♪」

姫子「ご主人様んしたい事…なんだって…して良いけん…っ♥」

京太郎「ドMのメス犬一匹に500円の価値があると思ってるのか?」

姫子「~~~っ♥」キュゥゥン

そんな欲情任せの言葉に、京太郎は冷たく声を返す。
幾ら伝説と呼ばれるポケモンであっても、お前には500円の価値もない。
そう告げるような言葉に、姫子の子宮がキュゥンと疼いた。
最早、本能などと言う朧気なものではない。
姫子の身体そのものが、京太郎の事を求め、疼き始めている。


京太郎「…まぁ、良い」

京太郎「お前がそのつもりなら、その価値を証明して見せろ」スッ

姫子「あ…」

瞬間、姫子の顎から京太郎の指が外れる。
まるで自分には触れる価値もないのだと言うようなそれに彼女の口から寂しそうな声が漏れた。
幾ら姫子がドMだと言っても、何をされても感じてしまうと言う訳ではない。
その根幹が京太郎への好意であるが故に、興味をなくされるのは流石に辛いのだ。

京太郎「何を終わったような顔をしてるんだ」

京太郎「お前の価値をこれから証明しろって言っているんだぞ」ジィィ ボロン

姫子「ひぅっ!?」

だが、京太郎は決して姫子に興味をなくした訳ではない。
むしろ、その心も頭も姫子の事で一杯でどうにかなってしまいそうだった。
それはこれから姫子を調教すると言うシチュエーションも相まって、強い興奮へと変わる。
そしてそれが最も強く現れる京太郎のモノは、ズボンのジッパーを動かした瞬間、こぼれ出るほど大きくなっていた。


姫子「(ち、ちょーこれは予想外かも…)」

京太郎のモノは姫子の常識からは考えられないほど大きく、そして逞しいものだった。
ラティアスは人間よりも幾分、巨大な体躯をしているが、それでもそれが自分の中に収められる自身がない。
人間に化けた今の姫子の手首よりも太く、手のひらの数倍はあるその肉棒はまさに馬並み。
それを間近に突きつけられると興奮よりも先に圧迫感を感じてしまう。

姫子「(ば、ばってん、こい匂いはぁ…♥)」スンスン

しかし、それも最初の方だけだった。
京太郎の肉棒が露出して数秒も経った頃には、プレッシャーよりも欲情が優っている。
それは常識はずれの肉棒のサイズに慣れてしまったからと言うだけではない。
そこから漂ってくるオスの匂いが、姫子の本能を刺激し、その思考を蕩けさせていた。


姫子「(太くて、長くて、硬そーで、逞しくて…なんちゃり美味しそー…♥)」

まだ生まれて十数年。
強靭な種の習いとして、未だ発情期の来ていない姫子はその身体をオスに委ねた事はなかった。
だが、そんな姫子でも、それがとても美味しくて、何より気持ち良いモノである事が分かる。
こんなもので自分の肉体を貫かれたら、絶対に虜になってしまう。
身体の奥から調教され、子宮から無理やり、発情期に連れ込まれるのが目に見えていた。

京太郎「しゃぶれ」

姫子「は…いぃっ♥」ススス

そんな姫子が京太郎の命令に逆らえるはずがない。
元々、そうしたかった彼女が震える声で返事をしながら、京太郎の肉棒へと近づいていく。
スススと擦り寄るようなその度に、どんどんと近づいてくる巨大な男根。
いつしか視界一杯に広がったそれに姫子はオズオズと舌を伸ばして。



姫子「れ…ろぉ…♪」

触れた。
精一杯伸ばした舌先で撫でるように触れた。
その瞬間、姫子の舌先に伝わってくるのは堪らぬ熱。
これが人体であると到底、思えない激しい滾りは無論、京太郎が興奮しているからこそ。

姫子「ぺろ…♪ん…ろぉ…♥」

それを舌先で感じ取った姫子が、止まるはずなどなかった。
一時は自身を圧倒した肉棒の裏筋に躊躇いなく舌を這わせていく。
ペロペロと子どものように舐めるそこに技巧は一切ない。
耳年増で好奇心の強い姫子はそれがフェラチオである事くらいは知っているが、どうすれば良いのか分からないのだ。


京太郎「はぁ…」

だが、それでも童貞である京太郎には十分だった。
見目麗しい姫子が自分の足元に傅き、チンポを舐めている。
それだけでも征服感と興奮が燃え上がるのに、今の姫子は夢中になっているのだ。
その唇からピンク色の粘膜を精一杯伸ばすその瞳には、目の前に男根しか写っていない。
その脳内まで淫欲に支配されたような姫子の表情に、京太郎の興奮は自然と高まっていく。

姫子「(美味しい…っ♪)」

姫子「(コレ…本当に美味しい…っ♥)」

そして、そんな京太郎以上に姫子は興奮していた。
これまで何度か夢見ていた『ご主人様』の肉棒は、彼女にとって心躍るものだったのだから。
無論、昨日、しっかりと風呂に入った京太郎の身体は汚れてはおらず、本来は肉棒にも味はしない。
だが、そんな事知ったことかと言わんばかりに反応するのがメスの本能なのだ。
これが唯一無二の、自分を壊すご主人様のモノだと思うだけで脳内が狂ってしまう。
本来はあり得ない『幻想の味』を創りだした姫子は、本能のままに舌を這わせ、その隅々まで味わっていく。


姫子「(こいが私ん…っ♥)」

姫子「(ご主人様ん…味と形…ぃ♪)」

姫子「(絶対に…絶対に忘れんばい…♥)」

姫子「(こんなに大きくて逞しいん…忘れようとしても忘れられん…っ♪)」

そうやって舌先から得た情報は、全て姫子の中に記録されていく。
張り出たカリ首の大きさから、血管の浮き出る位置までを姫子はつぶさに覚えようとしていた。
例え、自分一人でもこの肉棒を思い出してオナニー出来るように。

京太郎「…何時まで遊んでるんだ」

京太郎「そんなんじゃ何時まで経っても俺は満足しないぞ」

姫子「っきゅぅ♪」

だが、その記録が完了する前に京太郎からの冷たい言葉が降りてくる。
その程度では満足出来ないと突き放すようなその言葉は勿論、嘘だ。
童貞である京太郎に美少女のフェラチオを長時間耐えられるはずがない。
そのままずっと舐め続けられていれば遠からず、射精してしまうのは目に見えていた。


京太郎「(でも…流石にそれは情けなさすぎるし)」

何より、その程度では姫子は満足しない。
彼女が望んでいるのは徹底的に調教される事なのだから。
どんな時でも自分の命令を優先する立派なメス奴隷にする為には、そうそう簡単に射精する訳にはいかない。
強く、逞しく、格好良く…自分の全てを預けても良いとそう思えるような立派なご主人様にならなければいけないのだ。

京太郎「俺はしゃぶれとそう言ったはずだが」

京太郎「このまま遊んでいるようじゃあ…本当に価値ナシになってしまうぞ」

姫子「あ…あぁ…♥ごめんなさい…っ♪」

姫子「い、今します…っ♥すぐするけん…っ♥」

だからこそ、冷たく見下ろす京太郎に、姫子は慌てて言葉を返した。
勿論、それもプレイの一環だと言う事くらい分かっているが、それでも恐ろしい事には代わりない。
姫子にとって京太郎はこれまでずっと思い描いてきた『理想のご主人様』に近い存在なのだから。
こんなに自分と相性の良いオスは、もう二度と現れないかもしれない。
そう思う姫子にとって、京太郎に捨てられると言う言葉は、最も有効なものだった。


姫子「(ば、ばってん…こいばしゃぶるんはかなり大変っとー…)」

姫子に舐められて興奮した肉棒は、最初よりもさらに太く、大きくなっている。
元々、凶悪的だったそのサイズを一回りほど大きくしたそれをどうやってしゃぶれば良いのか分からない。
下手に口に含めば顎が外れてしまうのではないかと、そんな言葉さえ脳裏を過る。

姫子「(え、ええい…!おなごは度胸って言うばい…!)」

姫子「(とりあえず口に含んで見て…!!)」

しかし、だからと言って、ずっと迷っていては京太郎の不興を買ってしまう。
そう思った姫子はその口を限界一杯まで開いて、京太郎の先端を受け入れた。
瞬間、顎に強い負荷が掛かるのが分かるが、それは決して外れるほどではない。


―― だが、姫子はそれに安心している余裕さえなかった。

姫子「ふ…うぅぅうん…っ♥」

今まで姫子が味わっていたのはあくまでも肉棒の一部。
その舌をどれだけ精一杯伸ばしても、それはほんの数センチ程度のものだった。
だが、それを口に含んだ今は違う。
ズル剥けた真っ赤な粘膜全体から伝わってくる情報量は、今までの非にならないものだった。

姫子「(匂いも…味も逞しさも…っ♪)」

姫子「(全部…さっきまでとは比べ物にならんばい…っ♥)」

立ち上るようなオスの匂いが姫子の口を下って鼻の満たしていく。
粘膜の向こうで逞しく脈動する血管が、姫子の口を震えさせる。
今までにないほど密着した舌から、オスの味が伝わってくる。
その一つ一つだけでも頭の中が一杯になりそうな情報量が詰まっているのだ。
その三つが同時に襲いかかってきた姫子は一瞬でそれに酔い、頭をクラリと揺らして。


姫子「ず…ろおぉお♪」

飲み込んでいく。
自分の握り拳とほぼ変わらない肉の塊を美味しそうに丸呑みにしていく。
それは決して姫子の意思によって行われているものではない。
彼女の頭は今、溢れかえるほどの情報量に酩酊しているのだから。
それでもこうして身体が動くのは、メスの本能が故。
逞しいオスに屈したいと叫ぶドMの本能が今、姫子を動かしていた。

姫子「は…じゅううぅぅぅう♥」

故にそれは普段ならば脳がストップを掛けるところまで肉棒を飲み込ませる。
粘ついた音と共に喉の入り口まで口に含んだ姫子の本能はえずきそうになる身体の反応を抑えこんだ。
代わりにもっとそのチンポを味わおうとゆっくりと顔を動かしていく。
じゅるじゅると粘液をたっぷりとまぶしながらのスロートに姫子の本能は喜び悶えた。


姫子「(一杯…ぃ♪ご主人様んオチンポ一杯ぃいっ♥)」

姫子「(口ん中、熱くて、オス臭くて、美味しくて…っ♥)」

姫子「(も、もう…どうにか…なっちゃいそーっ♪)」

そんな本能に思考も引きずられていく。
舌だけでも気持ち良かった肉棒を口いっぱいに頬張った今の彼女が耐えられるはずなどないのだ。
本来ならば本能にストップを掛けるはずの理性も、フェラチオの感覚に蕩けさせられている。
自然、その身体の興奮はもうひとつの山を超え、跪いた足の間から透明な粘液が染み出していた。

姫子「(気持ち…良か…っ♥)」

姫子「(ご主人様んオチンポ、ジュポジュポするとぉ♪)」

姫子「(苦しくて…気持ち良かよぉっ♪♪)」

愛液と呼ばれるその分泌液は姫子の快感の証だ。
今の彼女は興奮しすぎてフェラチオしながら快楽を得る段階にまで到達している。
まるで調教されきったメス奴隷のようなその境地に、しかし、姫子は満足しない。
もっともっとと快楽を、堕落を、調教を求めるように、その口を貪欲に動かしていく。


京太郎「…なんだ、やれば出来るじゃないか…!」ナデ

姫子「ふ…わぁあ…♪」

そんな姫子の頭を京太郎はそっと撫でた。
その髪の一つ一つを丁寧に梳かすようなそれはご主人様にそぐわないもの。
だが、そこに込められた京太郎の気持ちは、姫子にとって心揺れ動かすのに十分なものだった。
ご主人様もまた自分のフェラチオで気持ち良くなってくれている。
その喜びは興奮から至る快感とはまた別種の心地よさを姫子に与えた。

姫子「(私…頑張っとー…っ♪)」

姫子「(ご主人様ん為にもっともっと…頑張るけん…っ♥)」ジュポポポ

京太郎「うあぁ…っ」

結果、それに後押しされた姫子のフェラが激しさを増していく。
今までの味わうようなそれではなくジュポジュポとリズミカルに動き、絞りとるようなフェラ。
粘膜を窄めさせ、口全体でヌルヌルグチョグチョとなめしゃぶるそれに京太郎は我慢出来ない。
その口から切羽詰まった声を漏らして、身体を強張らせてしまう。


姫子「(ご主人…様ぁぁっ♥♥)」

唯一無二とそう見込んだオスの感じる姿。
いっそ愛らしくさえ思えるその鳴き声に、しかし、姫子の熱はまったく下がらなかった。
むしろ、そんな京太郎をもっと愛してあげたいと言う欲求が胸の内から湧き上がってくる。
今までの燃え盛るようなものではなく、ムラムラとしたそれに姫子はその身体を激しく動かそうとするが ――

姫子「ぷあぁ…っ♪♪」

その前に姫子の限界がやってきた。
如何にポケモンと言えど、長時間のフェラチオに耐えられる訳ではない。
特に姫子はまだ不慣れという事もあって、途中でその切っ先を口から放してしまう。
瞬間、飛んだ先走りが姫子の頬を叩くが、今の彼女はそれが気にならない。
そんなものを拭う暇があれば、ご主人様を気持ちよくさせてあげなければとその両手を伸ばして。


姫子「ど…う…とー?」

姫子「私ん手も…悪くなかよね…♪」シコシコ

京太郎「くぅ…」

そのままチンポを握り、上下する手に京太郎は呻き声をあげてしまった。
勿論、そうやって追いつめられてはご主人様らしくはないと言う気持ちは未だ彼の中にもある。
だが、ヌルヌルとした粘膜の感触にようやく慣れてきたと思った瞬間、手コキに移られてしまったのだ。
柔らかな粘膜とは違う滑らかな手の感触に、チンポがどうしても悦んでしまう。

姫子「はぁ…はぁ…あぁ…♪」

勿論、それは姫子もまた同じだ。
手のひらから伝わってくる肉棒の逞しさもさる事ながら、その周囲には今、自分の唾液がベッタリと張り付いているのだから。
その根本に生える陰毛までドロドロにしたその光景を見ると、独占欲めいた感覚が湧き上がって来た。
これほど逞しくも愛らしいオスを、自分は今、穢され、そして穢している。
そんな歪んだ感情に勃起した姫子の乳首は甘く震え、刺激を求めてしまう。


姫子「(ばってん…今は…♪)」

姫子「(ううん…♥何時でも…ご主人様が優先ばい…♥♥)」

その慎ましやかな胸の根本まで響くような強烈な疼き。
それに姫子が耐えられたのは、京太郎への好意が強まり続けているからだった。
一匹のメスとして、そして何よりメス奴隷として、ご主人様より自分の事を優先するなどあってはいけない事。
何より、この調教の持つ本来の意味を考えれば、ここは自分の身体を二の次三の次にするべきだ。
そう自分に言い聞かせる姫子は呼吸を整えながら、肉棒をシコシコと扱いていく。

京太郎「中々、上手になったが…」

京太郎「流石に…手だけじゃ俺をイかせるには程遠いぞ」

姫子「じゃ…あぁ…♪」レロ

京太郎「あぁ…っ」

そんな姫子の前でなんとか強がろうとする京太郎に彼女は自分の舌で応えた。
大きく開けた口でハァハァと吐息を漏らしながら、肉棒の先端を丁寧に舐めていく。
露出した敏感な粘膜を最初と同じく執念さえ感じさせるほど丁寧に舐めるその動き。
その上、手コキは今も続き、カリ首まで皮を引き上げてくるのだから、童貞の彼が快楽に耐えられるはずがなかった。




姫子「ちろちろぉ…♪ちゅる…っ♥」

最早、ご主人様としてのメンツなど見当たらない京太郎に、しかし、姫子は容赦しない。
さらに京太郎を気持ちよくしてあげようと時折、その唇で先端に吸い付いてきていた。
まだファーストキスもまだな清らかな唇を惜しみなくチンポに捧げるそれに姫子の身体も興奮を高めていく。
元がポケモンである姫子にとって、口づけは特別な意味を持たないが、それでも人間にとってそれが特別な事くらい知っているのだ。

姫子「(私…どんどん淫乱になってくばい…♪)」

姫子「(ご主人様のオチンポに…淫乱にさせられてくぅ…♥)」

発情期でもないのに、生殖行為でもないのに。
こんなにも淫らな事に耽り、悦び、満たされてしまう自分。
本来のラティアスからはかけ離れたその行為に、姫子は強い背徳感を得てしまう。
胸の奥底にあるメスとしての芯を震わせるようなそれに、姫子はさらなる愛液を滴らせて。


京太郎「う…うぅ…っ」

姫子「あはぁ…♥」

瞬間、京太郎の肉棒がビクンと震えた。
その根本から先っぽまでまるで電流が駆け抜けたようなそれに姫子は蕩けた笑い声を漏らす。
今にもその頬が緩んで堕ちてしまいそうなそれは、京太郎の限界が近いのを感じ取ったからこそ。
まるで蝋燭が最後の輝きを見せるように、男根が更に太く、逞しくなったからだった。

姫子「(こぎゃんんもう我慢出来なか…っ♥♥)」

姫子「(また食べっとーっ♪)」

姫子「(お口の中、一杯、頬張るううぅうっ♪♪)」パクッ

最初から二段階の変身を経た肉棒は、自然、その凶悪さが増していた。
周囲に張り出したカリ首からはオスの匂いがプンプンと漂い、その硬さは鋼鉄に近くなっている。
まるでカイロのような熱は、もう火傷しそうなほど高まり、口に含んだ姫子の中で蕩けさせていった。
だが、その半分を本能に支配された姫子がもう止まる事など出来ない。
最早、化物と呼ぶに足る愛しいオスの肉棒をジュルジュルと躊躇いなく飲み込んでいく。


姫子「ん…ふぅっ♪」

それに合わせて姫子の中の情報が更新されていく。
硬さも太さも大きさも熱も圧迫感も何もかもが、より素晴らしいものに、より気持ち良いものになっていくのだ。
最初に姫子が想像していたものからは比べ物にならないほど、激しく、そして淫らなそれに彼女は完全に虜になってしまう。
本来の生殖行為には必要のないフェラチオと言う行為に、その腰を震わせながら、頭を激しく前後させて。

京太郎「姫子…っ!」グイ

姫子「~~~~~~~っ♪♪」

そんな姫子の頭を、京太郎の両手がいきなり掴んだ。
がしりと側頭部から鷲掴みにするようなそれは、決して彼女を止めるものではない。
むしろ、姫子を奥へ奥へと引きずり込むようにその頭を引き寄せる。
人間とは比べ物にならないほど強靭な姫子は、本来ならそれに抵抗出来ただろう。
だが、フェラチオに夢中になっていた姫子は突如として動き出した京太郎への対応が遅れてしまったのだ。


姫子「(あ…あ…あぁぁああぁ…っ♪♪)」

結果、彼女の口は無理やり、京太郎の肉棒を奥まで飲み込ませられてしまう。
喉の入り口を通り越して、食道にまでチンポをねじ込まれてしまったのだ。
口の中よりもずっと狭く、そして敏感な場所を肉棒によって押し広げられる感覚。
それは覚悟していない姫子にとっては苦しく、そして何より気持ちの良いものだった。

姫子「(い、イマラ…チオぉっ♥)」

姫子「(私…今、イマラチオ…されっとーっ♪♪)」

本能でさえ容易く踏み込む事が出来ないほどの領域。
そこを肉棒でガッチリロックされる感覚に、姫子の心が甘く蕩ける。
情けないご主人様に奉仕するのも好きだが、彼女の本質はドM。
まるでオナホールのように手ひどく扱われるイマラチオの方が興奮してしまうのだ。


京太郎「この…さっきから調子に乗って…!」

京太郎「調教志望のドMのくせ…にぃ!」グイ

姫子「~~~っ♪♪」

そんな姫子の頭を京太郎は手放さない。
なんとかギリギリでイニシアチブを握ろうと彼女の頭を上下させる。
姫子の事などまったく知ったことかとそう言わんばかりの激しい動きに、彼女の全身がブルリと震えた。
自分で動きよりも、こうして京太郎に動かれた事の方が気持ち良い事を、姫子の本能は覚えてしまったのである。

姫子「(くる…しっ♪)」

姫子「(ばってん…良かっ♥)」

姫子「(今まででいっちゃん…こいが良かぁあっ♪♪)」

食道を張り出したカリがゴリゴリと削り、酸素を求める筋肉の蠢きも止められてしまう。
このまま続けば、間違いなく窒息死してしまう事を姫子もわかっていた。
だが、彼女は身体から力を抜き、京太郎のされるがままになっている。
その股間から染み出す愛液はもう止めどないものになり、姫子の足元に小さな水たまりを作っていた。


京太郎「これで…オシオキしてやる…!」

京太郎「俺のチンポに…逆らえなく…してやるから…なぁ…!!」

姫子「(うんっ♪してぇっ♥)」

姫子「(こんままオシオキして欲しかよぉっ♪♪)」

姫子「(ご主人様んオチンポでぇっ♥)」

姫子「(ダメ奴隷ん私ん事…屈服させてぇっ♪♪)」

勿論、京太郎にはそんな姫子の様子は分からない。
今の彼は射精をギリギリのところで押しとどめるので精一杯だったのだから。
だが、こうして姫子が抵抗しないという事は、このまま射精しても良いと言う事。
欲情の霧がかかってぼんやりとした思考の中でそう判断した京太郎は、姫子の腰を掴むだけでなく自身の腰をも持ち上げて。

京太郎「射精る…から…!」

京太郎「一滴残らず…飲め…よ!!」グイ

姫子「~~~~~~~っ♥♥」

瞬間、姫子は京太郎の肉棒が弾けたのを感じた。
狭苦しい食道の中でブルリと震えた先端から何か熱く、粘っこいものが吐き出されていく。
ビュルビュルと噴き出すそれは一秒二秒と経っても、収まる事はなかった。
ドクンドクンと肉幹の部分を震わせながら出てくるそれは、間違いなく精液。
姫子がそう理解した時には、彼女の肉穴はぷしゃりと小さく潮を吹いた。


姫子「(お、溺れ…るうぅう♪)」

姫子「(イラマチオ射精で…精液溺死…するうぅ…♥♥)」

姫子の潮が収まっても尚、京太郎の射精は続く。
一体、身体の何処にこれほどの精液が収まっていたのだと思うほど、激しく喉へと流し込まれていくのだ。
それに肉体が拒否反応を示そうとしても、おくまでガッチリ入り込んだ肉棒が離れるはずはない。
姫子に出来るのは、その全身を震わせながら射精される感覚を覚える事だけだった。

姫子「ん゛……うぅ゛うぅぅぅう…っ♥♥」

そうしている間にも喉の中に溜まっていく精液に姫子の身体が苦しそうな声をあげる。
だが、京太郎は彼女の頭を話さず、その根本に唇を押し付けさせていた。
まるで喉の中に種付けしようとするようなその力強くも自分勝手なそれに姫子の本能は悦び疼く。
やはりこのオスは、自分が見込んだ通りの人だったのだと。
このオスこそが自分を従わせ、孕ませてくれるのだと。
胸の内から浮かぶそれに姫子は再び達してしまう。


京太郎「く…うぅ…」ズルル

姫子「っぷあぁあっ♪♪♪」

そんな姫子から京太郎の肉棒が抜け出たのはそれから数分ほどしてからの事だった。
その一滴まで射精しきった京太郎は名残惜しさに後髪惹かれながらも姫子の頭を離していく。
瞬間、彼女の口から漏れでたのは新鮮な空気を取り込もうとする声。
そして今も食道に張り付く粘液から這い上がる精液臭い吐息だった。

京太郎「…姫子」グイ

姫子「ふにゅぅ…♪♪」

幾らポケモンでも窒息しそうになるほど長く激しい射精。
それを喉の奥へと放った京太郎は、しかし、それで良しとはしなかった。
ハァハァと荒い吐息を漏らす姫子の口に手を伸ばし、そのまま軽く広げる。
その内部までをジックリと観察するようなそれに姫子は服従の声を漏らしながら口を広げた。


京太郎「…ちゃんと全部、飲めたみたいだな」

京太郎「偉いぞ」スリスリ

姫子「~~~っ♥♥」

そのまま京太郎が撫でるのは姫子の舌だった。
何処よりも一番、頑張ったであろうその舌を労うようなその動きに姫子の身体が悦びざわつく。
その肌に鳥肌を浮かべるような激しい悦びに姫子の目はトロンと緩んだ。
今までのような被虐的快楽とは違ったそれはメスではなく、一人の少女としてのもの。
好きな人に褒められたと言う悦びを彼女はその肩を震わせながらアピールする。

姫子「ごひゅじん…しゃまぁ…♥♥」

京太郎「…これからも頑張ればまたこうして使ってやる」

姫子「ひゃい…♥わらひ…頑張っとー…ぉ♪♪」

舌を掴んだまま言い聞かせる京太郎に、姫子は服従の言葉を返した。
昨日と同じ言葉だが、そこに込められた想いはその時とはまったく違う。
心の奥底に秘めた本能の部分から、姫子は懐柔されていっているのだから。
以前よりもさらに強く、そして淫らなその言葉に京太郎は満足気な笑みを浮かべて。







【System】
鶴田姫子の屈服刻印がLv1になりました
鶴田姫子が30%の確率で命令に従うようになりました








おかしいな、私、今回はエロ薄めにやろうと思ったのに…なんでこんなに長くなってるんでしょう(白目)
しかも、長い割にはあんまりエロい感じしないしー…(´・ω・`)ゴメンナサイ
とりあえずエロだけだとアレなので、もうちょっとやってきまーす


下1 フクオカタウン 【2/3】
1、身体を鍛える
2、ジム戦に挑む ※現在選択不可
3、調教する   ※姫子がダウンした事により選択不可
4、周辺を探索する
5、街を移動する


京太郎「(…アレから姫子はダウンした)」

京太郎「(ポケモンだからって言っても…結構、無茶なプレイやったからなぁ…)」

京太郎「(でも、結構、ハードなプレイじゃないと中々、ご主人様と認めてもらうのは難しそうだし)」

京太郎「(【一回、調教したらその街ではもう調教出来ない】と思った方が良いかもしれない)」

京太郎「(まぁ、何にせよ…今は手隙の時間が出来た訳だし)」

京太郎「(身体でも鍛えようかな)」


下2 鍛えるステータスを
力、技、知、速から選んでくださいな


京太郎「(とりあえず長所を活かしていく方向で考えた方が良いな)」

京太郎「(ポケモンバトルは時にトレーナーへのダイレクトアタックもあり得る世界なんだし)」

京太郎「(折角、姫子が仲間になってくれたのに…)」

京太郎「(俺のほうがダウンして敗退なんて情けないにもほどがあるからな)」グッグ

京太郎「(ポケモンマスターへの夢が近づいただけで…)」

京太郎「(まだ俺はトレーナーとしての第一歩すら踏み出せているか曖昧なんだ)」

京太郎「(親父も日頃の鍛錬が大事だって言ってたし…)」

京太郎「(慢心ダメゼッタイに精神でトレーニングは続けないと)」

京太郎「(…と言う訳で準備運動も終わった訳だし)」

京太郎「(とりあえず…街の周りを十周してみますか!)」


下1
1 +2
2 +4
3 +2
4 上昇なし
5 +3
6 +4
7 +5
8 +3
9 +2
0 +2
ゾロ目 +10
 


京太郎「…」スタスタ

京太郎「(んー…良い風)」

京太郎「(河川敷をスタートに選んだのは正解だったな)」

京太郎「(これは気分よくトレーニングが出来そ…)」ハッ

ウッフーンな本「よう」

京太郎「(あ、アレはまさか…!!)」

京太郎「(過激すぎて絶版になった…おもち百景エロ道中!?)」

京太郎「(ま、まさかこんなところで拝めるなんて…)」

京太郎「(い、いや、落ち着け、俺)」

京太郎「(今はトレーニング中なんだぞ)」

京太郎「(幾らおっぱいマニア垂涎のエロ本とは言え、見ている暇は……)」チラ

京太郎「(…ま、まぁ、でも、気もそぞろな状態でトレーニングしても意味ないし)」

京太郎「(…ち、ちょっとだけ…ちょっとだけ見るくらいは大丈夫だよな…?)」イソイソ





【System】
須賀京太郎のトレーニングは失敗しました







下1 フクオカタウン 【3/3】
1、身体を鍛える
2、ジム戦に挑む ※現在選択不可
3、調教する   ※姫子がダウンした事により選択不可
4、周辺を探索する
5、街を移動する

身体鍛える時は鍛えるステータスを一緒に選んでもらうと手間かからなくても良いかもですねー
次からもうちょっとその辺わかりやすくテンプレ改善します


下2 鍛えるステータスを
力、技、知、速から選んでくださいな


京太郎「うへへへへ…」

京太郎「なんて良いおっぱいなんだ…」

京太郎「これはGはあるかなぁ」

京太郎「で、次の子はー」ペラ

京太郎「ってハッ!?」

京太郎「(し、しまった…俺は何をやっているんだ…!!)」

京太郎「(いつの間にかもう日が落ち始めている…!!)」

京太郎「(幾ら俺の周りに貧乳しかいなくて、おっぱいに飢えているとは言え…)」

京太郎「(夢中になりすぎた…!!)」

京太郎「(と、とりあえずコレは確保するとして…!)」ササ

京太郎「(今からでもトレーニング再開しないと…!!)」

京太郎「(このまま帰ると咲に怒られてしまう…!!)」

下1
1 +2
2 +4
3 +2
4 上昇なし
5 +3
6 +4
7 +5
8 +3
9 +2
0 +2
ゾロ目 +10
 

マジかよwwwwwwww
失敗から大成功ってちょっと落差激しすぎませんかねぇ…


咲「…京ちゃん?」ゴゴゴ

京太郎「ハッ!?」

京太郎「(背中から聞こえるこの声…!)」

京太郎「(咲である事に間違いはない…!!)」

京太郎「(だが、何故、こんなにも殺気立っているんだ…?)」

京太郎「(も、もしかして…)」

咲「…今、懐に入れた本は何なのかなー?」ニッコリ

京太郎「……な、ナンノコトカナ?」

咲「…とぼけても無駄だよ」

咲「おもち百景エロ道中って言うエッチな本拾ったでしょ?」

咲「今、出せば、許してあげるよ」ニッコリ

京太郎「い」

咲「い?」

京太郎「…嫌だ!絶対に渡すもんかああああ!!!」ダダダダダッ

咲「ふふふ…!逃がす訳ないでしょ!!!!」シュタタタタタタ





【System】
咲と追いかけっこした事により速が10上がりました
尚、咲からは逃げきれず、エロ本は没収されたようです





~フクオカタウン~

京太郎「うぅ…」グス

姫子「…なんでガチ泣きしとー?」

咲「知らなーい」ツーン

咲「あんなエロ本拾ってる京ちゃんが悪いもん」

姫子「あー…そりゃ確かにご主人様が悪かね」

京太郎「何でだよ!俺だって、男の子なんだぞ!!」

京太郎「エロ本の一つや二つくらい持ってて当然だろ!!」

咲「…おっぱいが控えめな本ならまだ許せたけど、巨乳モノはギルティ」ニコ

姫子「私がおるんに、エロ本で発散とか許せんからギルティ」ニコ

京太郎「解せぬ…」


京太郎「解せぬと言えば…」チラ

姫子「ん?」

京太郎「姫子はその…その格好で良いのか?」

姫子「うん。まぁ、ちょっとこん身体やと色々と不便なところもあるばってん」

姫子「こん姿やったらご主人様と一緒に歩けるたいね」ニコー

京太郎「…まったく、しょうがない奴だなー」ナデナデ

姫子「えへー♪」ニマー

咲「…わ、私も一緒に歩いてるけど…」チラ

京太郎「なんだ、ポケモンに嫉妬してるのか?」

咲「そ、そういう訳じゃないけど…」

京太郎「はいはい」

京太郎「咲の事もちゃんとナデナデしてやるから機嫌直せって」ナデナデ

咲「も、もぉ…嫉妬してる訳じゃないって言ってるでしょ?」ニマー


京太郎「ま、ともかく…そろそろオオサカタウンに向かわないとな」

姫子「私ん背中に乗ればひとっ飛びですぐ連れてったげっと?」

京太郎「あー…正直そうしたいのは山々なんだけれど」

京太郎「俺はまだポケモン乗って空を飛ぶ免許を持ってないんだよなぁ」

姫子「免許?」

京太郎「あぁ。飛行ポケモンは比較的あちこちにいるけれど」

京太郎「それに指示を出しながら一緒に飛ぶのはかなり難しいからさ」

京太郎「下手に子どもがやろうとして怪我しないよう免許制になってるんだよ」

京太郎「確か【バッジを三つ集めれば、解禁される】はずだから」

京太郎「バッジ三つ集めるまでは基本的に徒歩での移動になるなぁ」

姫子「なるほどー…」

京太郎「ま、こうやって歩いて移動するのも旅の醍醐味だしな」

京太郎「適当に話したりしながらオオサカタウンを目指そうぜ」


フクオカタウン → オオサカタウン

パートナー 咲・姫子



↓1 【1/3】 それぞれキャラまで指定して下さい
1、知り合いと話す

2、知らない誰かと遭遇する

このさっき取り忘れたキャラを全力で回収していくムーブよ…
じゃあ、哩の初期好感度を下1でー

フクオカ→オオサカでは知り合えるの新道寺、千里山、姫松でいいの?
安価なら下

姫子がいるから初期好感度にボーナス入れようと思ったらこの子高すぎぃぃぃぃ!!
96+20でカンストの100ですねー(白目)

>>932
その認識でオッケーです
後、忘れてたんで姫子の好感度上昇をー
下1 コンマ/2で

はい、それじゃあ姫子もカンストですねー
って事でステータス更新ー

                ____  _
              /     ' Y  __>
             /           ゙、  \
               /        |    |     `,=-
           /   i _l,-|‐ | | -ト.|_|  ヾ、
             |/ __ ゙、 ハ,ハ|゙、 |/|ハ∧| / ゙、 
      ___, -‐::´| /ヘ ゙、,|≡≡ Y ≡NV ___ ゙、

     /:::::::::::::::::и{        丶  | ハ|   ̄
    // ̄ ̄\::::::::::゙、ィ-ャ  r ----┐ ,ノ
   //|::::::/::::::::::||::::::::::/\\_`ー-‐',...イ
  |/:::|::::/::::::::/::|| /「:ト、:::》   T ≫:::::::|
  /:::::::::::::::::::::::::/ ゙̄、::| `ー-,ァ ケ/「|`ーi、
 |:::::::::::::::::::::::::/     |;;|  o〈 // |;;|. / |
./:::::/ー-、:::/:::|    ||;;|   V   |;;|.  |
|::::/::o:::/ヘ|::::::|    /:/   o   |::|  |
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|:::|::::::::::|:::イ、/    |´    o   ,イ   |
|:::゙、__;|:;/:::|     /       / |   |
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`ー-、::::::::::|    /       /|  | |   |
     ̄ ̄|o   |     / |   | |   |

//////////////////////////////////////////////////////////

名前:須賀京太郎
種族:人間…?
バッジ:0
所持金:2500円

現在地:フクオカタウン

ポケモン
姫子(ラティアス) Lv60 ドM 好感度/屈服刻印 100/Lv1
哩(ラティオス) Lv60 ドM 好感度/屈服刻印 100/Lv0

 
ステータス
力12
技37
速98
知72


スキル
王の力:真に力のあるものに好かれる魔性の才能。今はまだ完全に開花してはいない


屈服刻印がLv1になったので情報追加開示ー

                    ____
                 . : ´: : : : : : : : : : :`: .

                /: : : : : : : : : : : : : : : : :\
                    /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.
                /:/: : : : : : : : : : : : : : :|: : : : : : ::.
                  /:/、: : : / : : : : |.:.: : : :.l: : :\: : : : >、
            __/:/ : \::/ : : : : /|.:.: : : :.l\: : :\/:、:\
         _____/: : : : :/:./: :/ |:|: : : : l  \: : l: : : \:.:\
      //    /: : : : :./:.//___,ノ|:|:: : :./\_|:.:∧: : : : \:.:\
.     〈八  /: : : : : :.∧:.{ァ斧==ミ|:|:.:/ァ==斧ミ/ ∧:: : : : ::\:/〉

      \ヽ/: : : : : : /、 ∨ 乂)炒'^ノ'   乂炒 |_/: :‘, : : : : :∨
          ∨:/: : : /:l : 个ヘ ´:/:/:/:/:/、/:/:/:` 从: :/:∧: : : : : :;
.        /:/: :/./\八:.:.| : : :.    /⌒=- 、_ .:: : :.:/:/ }:.|:.|: : /
.         l八:/l/  / ̄ \/〕iト ノ==--    \/}/ ,ノイノ}: /
            /      \ ∨==--       \\   .ノ '
             |         |└┬‐ 、‐、―‐    ∨!
             |      | |\/\__l\\     ||
               \    | |  \ |:i:| {\     ||
               __\_|_|     |:i:|,/|  \ 、 ト|
              ∨:::::::::\:::|     |:i:| |    \\ |
.                ∨ ̄ ̄ \   |:i:| |  \ \〉

////////////////////////////////////////////////////////
名前:鶴田姫子
種族:ラティアス
タイプ:エスパー/ドラゴン
Lv60
特記事項:ドMその2


特性
くさりかぎのきずな:白水哩がいると特攻が2倍になる

他にも特性を持っているようだ…



サイコキネシス エスパー 特殊 威力90/命中100  使用回数10/10

他にもわざを覚えているようだ…

ってところで今日は休みまーす(´・ω・`)尚、ヒロイン達の情報は攻略が進むとより開示されていきます
基本的に特性やわざなんかは情報が開示されないと使えないと思って下さいな


オオサカに着いたあたりで終わりそうやね

まーたドM竜なのか

でもこのペースだと哩とのコミュでこのスレ終わりそうだな。また「俺たちの旅はここからだ」で、次の穴埋めスレができるまで続かないとかなのか

次スレはタイトル変えんのかな?

埋めネタなのがもったいないなあ

イマラチオとイラマチオを間違って覚えているのを指摘されて更にお仕置きされちゃえばいいのに

>>943
いや別に声に出して言ってるわけじゃないから間違えて覚えていたとしても気付かれない以上お仕置きされるの無理だろ

>>944
あーごめんなイッチの間違いをそのまま直すんでなくてネタに利用しても良いんじゃないって話しのつもりだったのよ

過去の埋めネタだと
咲が総理大臣になってて完全な女性上位の世界で
京太郎が反逆するやつが面白そうだった

>>939
ですねーもう一回くらいエロ書きたかったんですが…(´・ω・`)フェラだけじゃあ満足出来ねぇぜ…

>>940
スレの残り方次第ですが、まぁ、そんな終わり方になるかなーと思います
続きはまぁ未定って事で

>>941>>942
次スレ…?そんなもんうちにはないよ(死んだ目で)
勿体無いって言ってくれる人もいるので続けたい気持ちはあるんですが、3月中旬くらいからリアルの方がかなり忙しくて…
京子スレの更新だけでも一杯一杯になってきそうなので、こっちは一端終わらせます

>>943>>944>>945
イラマチオ中じゃなかったらまだワンチャンあったんですけれどねー
口塞がってる状態だったので中々、ネタには出来ないかなーと
久しぶりのエロなんでガッツリ腰据えてやりたい気持ちもありましたし

>>947
アレもやりたいんですが、まず京子スレを片付けなきゃダメなので…
まぁ、このペースだと夏頃には終わると思いますが…(´・ω・`)タブンネ


と言いつつヒャッハー!再開だー!!!


~オオサカタウンへの道中~

姫子「そー言えばご主人様」

京太郎「ん?どうかしたか?」

姫子「ポケモンって一体、どれくらい所持出来っとー?」

京太郎「リーグの規定は六匹までだな」

京太郎「まぁ、ポケモンリーグを目指すトレーナー以外で六匹以上持ってる人もいるらしいけれど」

京太郎「人間が一度に面倒見たり出来るのは六匹が限界らしいから」

京太郎「六匹以上所持してる人はかなり稀みたいだぜ」

姫子「そい以上、捕まえたらどーすっとー?」

京太郎「そうだな。殆どのトレーナーはポケモン預かりシステムっていうのを利用すると思うぜ」

京太郎「パソコンからポケモンを預かってくれる預かり所ってところにボールを転送するシステムがあるんだよ」

京太郎「後は…育て屋ってところに預けるくらいかな」

京太郎「離れてる間にポケモンを育ててくれる便利な施設らしいけれど」

京太郎「でも、俺はあんまり好きじゃないなぁ」


京太郎「やっぱりポケモンって手元で育てるのが一番だと思うんだよ」

京太郎「だから、【俺はポケモン預かりシステムを利用するつもりは今のところない】」

京太郎「自分が見出した究極の六匹で、最初から最後まで戦い抜く」

京太郎「それがポケモントレーナーとしての醍醐味だと想ってるからさ」

姫子「…って事は、私もずっとご主人様んそばにおられっとー?」

京太郎「あぁ。姫子さえ良ければ、だけどな」

京太郎「ポケモンバトルなんて人間の我儘も良いところだし」

京太郎「俺の事見限ったら、遠慮無く離れてくれて良いんだぞ」

姫子「んー…多分、そぎゃんこつなかね」

姫子「今んで私、ご主人様に惚れ直したけん」

姫子「ずっとずぅううっと…一緒たい」ニコ

京太郎「ん。ありがとうな」ナデナデ

姫子「ん…っ♥」テレテレ



姫子「って、そいはさておき」

姫子「そぎゃんこつやったら、強かポケモンが必要っとー?」

京太郎「まぁ、そうだな」

京太郎「とは言え、あんまり贅沢は言ってられない」

京太郎「俺はどうにもポケモンに嫌われやすいタイプみたいだしさ」

京太郎「俺の事を受け入れてくれるポケモンじゃないと、やっぱり難しいと思う」

姫子「んー…私はご主人様ん事、嫌かどころか大好きやけん」

姫子「正直、他んポケモンがどぎゃんしてそいまで嫌うのか分からんたい」

姫子「ばってん、ご主人様ば気に入ってくれそうなポケモンには宛があっとー」

京太郎「ほ、本当か!?」

姫子「うん。そいけん、ご主人様さえ良ければ呼びたいんだばってん」

京太郎「おう。是非とも…!」


京太郎「い、いや、待ってくれ!」

姫子「どぎゃんしたと?」

京太郎「ま、まず身だしなみのチェックから始めないと…!」

京太郎「咲、俺、寝癖とか出てないか?」

咲「大丈夫だよ」

咲「服装も朝、しっかりチェックしたし」

咲「だらしなさそうだったらすぐさまNG出してるから」

京太郎「ほ、本当か!?ちゃんとイケメンっぽく見える!?」

咲「…イケメンかどうかはさておき、特に変なところはないと思うよ」

京太郎「い、いや、でも、幾らか歩いてきて汗も掻いたし、香水の一つでも振ったほうが…」

咲「逆にポケモンってそういうの嫌がるから辞めた方が無難だと思うな」

咲「…それより京ちゃんは自信持ってシャキッとしてる方が一番だよ」

咲「黙ってれば…まぁ、それなりに格好良く見えない事もないし」

京太郎「よ、よし。それじゃあ…!」


京太郎「い、いや、今の間にそのポケモンに渡すポケモンフーズを準備しておくべきか!?」

京太郎「わざわざご足労願ってるのに、何もなしじゃあ相手に失礼だし…」

京太郎「と、とりあえず姫子!件のポケモンはどんな木の実が好きなんだ?」

京太郎「これでもブリーダー資格は持ってるから、好みの木の実からフーズを作る事も出来るはず…」

姫子「んー…哩先輩はイアん実とか結構、好きやったばい」

姫子「後は女の子やけん、マゴん実も良く食べとったよ」

京太郎「って事は甘い味と酸っぱい味が好みって事だな…!」

京太郎「よし。じゃあ、その方向性でポケモンフーズを…」

姫子「…あ、もう遅かよ」

京太郎「え?」

哩「ひいいいいいめえええええこおおおおおおおお」キィィィィィィィィン

ズバアアアアアアアアアッ

京太郎「どあああ!?」

京太郎「(そ、空からすごい勢いでポケモンが一直線に…!?)」

京太郎「(って言うか、これって…!!)」


哩「救難信号出てたけん、急いで来たんだばってん…!」

哩「大丈夫と!?」

姫子「うん。大丈夫たい」ニコ

哩「そ、そー…良かったばい」フゥ

哩「…ばってん、どうして救難信号ば出したと?」

哩「信号感じ取ってマッハで飛んで来たんだばってん…」

哩「既に他ん誰かが解決してくれっとー?」

京太郎「(文字通り音の壁越えてたよな、アレ)」

京太郎「(ラティアスと対になるポケモン、ラティオス…)」

京太郎「(その気になればマッハで飛行出来るって話だったけれど)」

京太郎「(まさか本気でマッハを超えてくるとは)」

京太郎「(正直、未だに耳が鳴ってて痛いくらいだ…)」


姫子「んー…と言うよりも、哩先輩に来て貰うんが目的やったけんね」

哩「え?」

京太郎「え、えっと…初めまして」

哩「・・……・・って、人間!?」

哩「ちょ、姫子!?どぎゃんこつなん!?」

姫子「えへへ。哩先輩」

姫子「…私、捕まっちゃったと」ニコ

哩「…え?」

姫子「そこん男ん人が今ん私んご主人様ばい♥」

哩「ご、ご主人様って…!?」フルフル

京太郎「(あー…ラティオスが震えてる)」

京太郎「(まぁ、そりゃ怒るよなぁ)」

京太郎「(姫子はポケモンだし、あながち間違いはないんだけれど)」

京太郎「(ご主人様なんて言われたら、そりゃポケモンを道具として扱っているように思われてもしょうがないし…)」

京太郎「(…まず何より姫子に口止めするべきだったかもしれない…)」フゥ


京太郎「あの…」

哩「な…なんて…なんて羨ましか!!!」クワ

京太郎「えー……」

哩「私もまだ見ぬご主人様ば求めて群れから旅立ったんに…」

哩「全然、メガネに叶うご主人様おらんで落ち込んどったばい…」

姫子「うんうん…。私も分かっとです…」

姫子「中々、自分ん身も心も預けられる男ってんはおらんですよねぇ」フゥ

京太郎「…なぁ、あの発言に色々と問題を感じるのは俺の気のせいなのかな?」

咲「い、言っとくけど、アレは流石に少数派だからね」

咲「群れから外れて一匹で行動してるポケモン全部がそうじゃないから!」

哩「…まぁ、ともかく、姫子がご主人様見つけられたんは良かったばい」

哩「こいは私も負けじとご主人様ば探さなきゃいけんね」


姫子「そこです」

哩「え?」

姫子「哩先輩もまだご主人様ば探しとるんなら、こん人どうですか?」

姫子「私が一目惚れした人ばい」

姫子「きっと哩先輩も気に入ってくれっとー思って、呼んだとです」

哩「…んー」ジィィィ

京太郎「え、えっと…」

哩「…………こ、こん前良く良くなっとーね」ポソ

京太郎「え?」

哩「い、いや、何でもなかよ!」パタパタ

哩「そいより…色々と聞かせて欲しかよ」

哩「もしかしたら、こいから身も心も預ける人になるかもしれんばい」

哩「まずは君の事を良く知ってから判断したか」

京太郎「…分かったよ。じゃあ…」


哩「…ふんふむ。なるほど」

哩「そいで姫子と出会ったっちゅう訳と」

京太郎「あぁ。んで…」

姫子「ご主人様は調教もしてくれっとー!」ニコ

京太郎「ひ、姫子…!?」

哩「ち、調教…!?」ゴク

姫子「こん前は私を無理矢理、跪かせてフェラチオさせられたばい…♥」

姫子「ううん、ただフェラチオだけじゃなくてイラマチオまで…♪」ウットリ

咲「…へー」チラ

京太郎「い、いや、その…あくまでも合意の上でしてね?」ダラダラ

咲「…別に責めてないんだから、堂々としてれば良いのに」

京太郎「さ、流石にこの状況で平然としてられるほど面の皮厚くねぇよ…」


哩「って事は…アレんサイズも…?」

姫子「最初はこいくらいでしたよ」

哩「え?」

咲「う、嘘…!?」

京太郎「ちょ、待て!待ってくれ、姫子…!!」

哩「…太さは?」

姫子「うーんと…こいくらい」アーン

哩「さ、最初でそいかー…」

咲「ふ、ふーん…で、でも、それくらいならなんとか…」

姫子「で、一番、大きいときはこんくらいで」スッ

哩「えええええ!?」

姫子「太さが…こんくらい」アァァァァン

咲「む、無理無理。絶対にそんなの裂けちゃうよ…!!」フルフル


姫子「…ばってん、私や哩先輩にはこんくらいが丁度良かはずですよ…♥」

姫子「哩先輩もきっと…自分ん中ん理想んチンポ上書きされて…♪」

姫子「虜になってしまうと思うとです…♥」

哩「ぅー…」モジモジ

京太郎「…あの、割り込んで悪いんだけどさ」

姫子「どげんしたと?」

京太郎「…もしかして、そのラティオスって姫子の同類なのか?」

姫子「うん!私にマゾん道ば説いてくれた偉大な先輩ばい!」

京太郎「(つまり諸悪の根源じゃねぇか…!!)」

京太郎「(いや、ガチで尊敬してるっぽから言わないけど!!)」

京太郎「(言わないけどね!!!!)」


哩「……え、えっと、そこん人間」

京太郎「お、おう」

哩「…名前は?」

京太郎「須賀京太郎だ」

哩「…京太郎か。…聞きたい事があるばい」

哩「京太郎にとって、姫子は…ポケモンとは何っとー?」

京太郎「…俺にとってのポケモン…か」

京太郎「…そうだな。さっき言った通り、俺はポケモンに嫌われてて」

京太郎「これまで夢を…ポケモンマスターになるのを半分、諦めてた」

京太郎「でも、こうして咲に背中を押されて…姫子が俺に手を貸してくれて…」

京太郎「ようやく…俺の夢が動き出したんだ」

京太郎「…そんなポケモン達を俺は道具だとかペットだなんて思えない」

京太郎「俺にとってポケモンは掛け替えのない仲間だ」


京太郎「だから、俺は普通のトレーナーみたいにあっちこっちでポケモンを捕まえるつもりはない」

京太郎「六匹固まった後は…ずっとそのメンバーでポケモンリーグを制覇しようと思ってる」

哩「…つまり私が捕まえられたらずっと一緒って事?」

京太郎「そうなるな」

京太郎「まぁ、勿論、俺にとってポケモンは仲間だし」

京太郎「途中で目的が出来たとか、俺が嫌になったとかなら手放すけれど…」

哩「…はい。減点ばい」

京太郎「ぅ」

哩「誠実たろうとしてるのは伝わってくるばい」

哩「ばってん、今はそぎゃんこつ言う時じゃなかと?」

哩「…もっと私ん心に来る言葉でアピールしてくれんと」

哩「私も…うんとは言えんばい」

京太郎「あー……それじゃあ…」


   /  /     |  ハ       |  | i 、 ヽ  \     \_
.   i  /     |  | |       |  | |、 i  ゙、 、 \_     _>
   |  i   | i  |  | |       |  ハ ハ _i!_ i   \ ヽ` ̄ ̄
   |  |   |+--|、_|! |   | i! ,/.ィ'|"i´ ハ  | i  ヾ 、 ヽ
   |  |   |.|ヽ |、_|王!ー  |./i .;"´/=、!/ | ! |   \ 、i      人
.   !. r|   i.|、!,,ィ'":::._iミi!  |/ /彳:::: r:!ヽ,| ,イ | 、_   \      `Y´
.   | |^!.  N 《 _、o;;;;i_ 丶、/ / ┴゜‐'"´ !イ | λ i` ー--ヽ
    ! | i、i、 ゙、  ` ̄ ̄   メ(        /^|イ `、|
   ノi \ヾi:.、、         i!      i ノリ   `               「お前が欲しい」
    |  ヽ__i                 |イ|/
    ヽ i、  i    ____....,     |/
      ヽ!、  i\   `ー-- ―'´  /、!
       i !i 、 \     ̄´  /!/       人
         |ハ,i、! 、 \      / ./.|       `Y´
         ト、! ゙、  `ー---'′ /|V





        -‐…‐-ミ
    / . : : : : : : : : . ヽ
  〃 . : : : : : : : : :.\ : . \                                                      ] [
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 |八: : : .\\ゝ   ″.:.:.   i /i人从/ ___ ノ . : : -───く                             ] [
 |:.:..ヽ:.:..ヽ:.:,xz=   '    从/VV//⌒≧: : : : : : : : : : : : : : : : :.\                             |ロ|     「~~~~~っ♥♥♥」
 |: : : :.\、C".:.:.:.   ,r‐ ∠ニハし'   ´    `ヽ___< ̄ ̄ `ヽ)                            ] [
 | : : : : : i ミt、      ∠ニニニア、⌒         ∨7=- _`ヽ                                 |ロ|
 |:.i: :. :. :.|    ≧=≦くニニニアニア=-   _     ∨7=-  ̄ ̄ ̄ `ー─-------/\                    ] [
エ:.:i: : :. :.ハエエエエア `"´  ̄ \ニニニニニ「レアニニニニニニ二二\     __/  /て                    |ロ|
  {:.i: : : :. :.\,≦/            \ニニ/, 〈ニニニニニニニニニニニニニ\ ̄ ̄ {  {ー=彡'ニニ{               ] [
  |八: : : : : : .\{´  `ヽ'.         `ー'^'┴=ニニニニニニニニニニニニニ>     {ニニニニニニ/=-  _            |ロ|
  |  \: : : : : : :.>    八                    \ノノ           /{  {ニニ三三j         =-   _         ] [
  |   \ト、__>  ,xニヘ              O\      /   廴ノニニニ△/                }\人从|ロ|人,ィ
  |             \〃´   >一           〃  \__∠__彡'ニニニニ{                     /ニニ=┘ _〈
                 \     ` _                   ∨ニニニニ=‐-  _ニニニニ}                   /ニニニニニニ〉_
                 \     \`ヽ }          ∨ニニニニニニニニ=‐r=/                 /ニニニニニニ7
                 \〉    ⌒\∨ , -=ニ>        ∨ニニニニニニニニ/V                 /ニニニニニニ7
                    {       \マ´          ∨ニニニニニニニ/ニ=‐-  _           ,ニニニニニニ〃
                      \{         ヽ           ∨>ニニニニ/、       ニ=‐-    _   {ニニニニニニ{
                       \      ヽ            /∨ニニ=‐v   \            〃 Lニニニニニニj__


哩「…はい。ご主人様ぁ♥」トローン

京太郎「って、ちょっと堕ちるの早すぎじゃないですかねぇ!?」

姫子「哩先輩は私よりマゾやけんねー」

姫子「強すぎてトレーナーにも捕まらなかったんだばってん」

姫子「本当はずっと強かオスに服従したかってそう思っとったんよ」

京太郎「つっても…俺、そんなに強いトレーナーじゃないぞ」

姫子「今はまだそうかもしれんばい」

姫子「ばってん、ご主人様はすぐに世界でも指折りんトレーナーになっと!」

京太郎「そう…かな?」

姫子「うん。そん為に私もおるし…それに…」

姫子「(…哩先輩が堕ちたって事は…)」

姫子「(きっとあん感覚は間違いやなか)」

姫子「(ご主人様に…本能が屈服しようとする感覚…)」

姫子「(あんなん知ったら…私達みたいなマゾには絶対に抗えんばい)」

姫子「(騙し討みたいになった哩先輩には悪かばってん…)」

姫子「(こうして姿ば表した時点で詰んでたようなもんばい)」


京太郎「と、とりあえず…」

哩「こん卑しいメス犬にご主人様ん愛ば…くださいぃ♥」ハァハァ

京太郎「お、落ち着け。ここ外だから!」

哩「…初めてが青姦って興奮すっとね?」

京太郎「流石にそこまで吹っ切れてねぇよ!!」

哩「えー…」

姫子「えー…」

京太郎「えー…じゃねぇよ」

京太郎「つか、初心者にそこまで求めんな」

京太郎「大口叩いた分、頑張るつもりではあるし…」

京太郎「二人が…まぁ、その、そういうのに興奮するのも分かってるけれど」

京太郎「それに何もかも応えるには、こっちは常識とか色々とあるんだからさ」

京太郎「出来ないとは言わないけど…もうちょっと待っててくれ」


哩「…まぁ、そもそもポケモン相手にそぎゃんこつ出来るトレーナーなんて一握りだし」

哩「ご主人様がそー言うんなら…私も異論はなかよ」

哩「……ただ」チラ

姫子「ぶっちゃけ、素質はあるけん」

姫子「じゃなかったら、私も哩先輩も堕ちとらんばい」

姫子「…ばってん、まだ吹っ切れてなかなら…」チラ

哩・姫子「「…私達がご主人様ば育ててあげなきゃいけんと」」ニッコリ

京太郎「…お、お手柔らかにお願いします」ハァ

京太郎「……ま、何はともあれだ」

京太郎「こうして交渉も成立した訳だし…ボール良いか?」

哩「ん。こいからは…私はご主人様ん忠実なメストカゲやけん…♥」

哩「捕まえてくれて構わんばい…♪」

京太郎「じゃ、じゃあ…失礼して」ポイ

バシュゥゥゥッゥウン

コロコロ  コロコロ  コロコロ     カチッ

やったー! ラティオスの白水哩を捕まえたぞー!


               ,. : :´          `: : 、
            ./                `ヽ
        ,.:                     :.
        ,.:゙ ,      |  |             ),
       ./ /         |  |             / ハ
      厶ニ| i     l   |  |
.     「 ̄ | l     ト,| |  |
.       i   | |   _,以 || 「二ニ=‐- ..,,_
     |   l,斗<  .| i |`||
      |  ∧ | j云ニL」ノ .|├=Y⌒ヽ
     .从  .从 jI八::rⅱ || ヾ   }
.      ヾ:、  ハ   ,)ヅ ||       ./
          `ト己   .:::::: ノイ    ,.イ     \
         | .ノ           :' 从       \  jI斗┐
         | ,心、             `ヽ   ___(   |
        ||| 心r_;          ,.厶=孑ヘ\ ├ヘ,_|
            || |!.心、  ,.。o心,  ´    _,,.⊥、L| |
         ! |[レ' `i´  rく    /     `ヽ|
            ! ;||     r 1 :|   /        ∨
.            ! 小|    ,ハ|| /           ∨
          ! |     _|///|/               ∨
           !|     /  / /              ___∨
            弋   厶イ/            /////∧
                / //             ////////∧
             / ./          \////////// ∨
            ./ ./        ヽ  \///////   ∨

//////////////////////////////////////////////////////////
名前:白水哩
種族:ラティオス
タイプ:エスパー/ドラゴン
Lv70
特記事項:ドMその1



京太郎「…さて、こうしてポケモンが増えた訳だけれど」

姫子「折角だし、哩先輩も出してあげたらどう?」

ボール「…」カタカタ

京太郎「ん?」

ボール「…」カタカタカタ

京太郎「えーっと…つまりボールから出たくないと?」

ボール「…」カタ

姫子「あー…最初に捕まえられた時は興奮すっとねー」

姫子「二時間くらいはちょっと放っといてあげた方が良かかも」

京太郎「一体、中で何してるんですかねぇ…」

姫子「そりゃ勿論」

京太郎「いや、言わなくて良い」

京太郎「聞いたら絶対に戻れないから言わないでくれ」

姫子「えー…」


フクオカタウン → オオサカタウン

パートナー 咲・姫子・哩



↓1 【2/3】 それぞれキャラまで指定して下さい
1、知り合いと話す

2、知らない誰かと遭遇する

竜華ですねー
チョロインになるか、それとも鉄壁になるかー…

↓1
1 力
2 技
3 速さ
4 一番 低いステータス
5 知
6 力
7 一番 高いステータス
8 技
9 速さ
0 知


↓2 どれだけ高いかをー

要求ステ:知20なので遭遇ですねー
では初期好感度を下1でー

たけぇよ!(ビターン)
仲間入りジャストじゃねぇか!!
しかも、残り17レス…仲間入りまで書けるか…!?(ゴクリ)


咲「…まぁ、それはさておき」

京太郎「ん?」

咲「…さっきから見られてるの気づいてる?」

姫子「…ま、こいだけビリビリ来とったら幾ら鈍感でも分かるばい」

京太郎「何かあるのか?」クビカシゲ

咲「…ホント、京ちゃんって図太いよね」フゥ

姫子「まぁ、そぎゃんところば調教に活かしてくれたら私は文句なかよ」

京太郎「お前は本当にブレないよな…」

京太郎「…で、何がいるんだ?」

咲「…多分、とんでもないのがいる」

姫子「…下手しなくても私より格上ばい」

姫子「哩先輩でも勝てるかどうか…」

京太郎「そんなにヤバイのがいるのか…」


咲「…どうする?」

京太郎「まぁ、見てるだけなら、害意はないって事なんだろうし」

京太郎「別に放っといても良いんじゃないか?」

姫子「…つまり?」

京太郎「とりあえず休憩かな」

京太郎「哩は…その、なんだ」

ボール「アン…ックゥゥ…」

京太郎「まだ取り込み中みたいだし」トオイメ

京太郎「下手に動いてポケモンバトル挑まれて…」

京太郎「哩を出すなんて事になったら社会的に俺が死にかねないから」

咲「…うん。確かにそうだね」

姫子「…ばってん、こん空気で休憩ばする度胸はなかよ…」

京太郎「うーん…じゃあ…」


京太郎「おーい、そこに…見てるポケモンー」

姫子「ちょ!?ご、ご主人様!?」

京太郎「今から御茶会するんだけど、良ければ参加しないか?」

京太郎「遠くから見てるだけじゃ、面白くないだろ」

京太郎「何がそんなに興味あるのか分からないけど…話しようぜー」

ギュゥゥゥゥッゥウン

咲「空間がネジ曲がって…!」

姫子「ま、まさか…コレ…!!!」

「きゅおおぉぉぉぉぉぉぉおおん」

京太郎「……………アレ?」

京太郎「(二種の紫に彩られた身体に…まるでパールのように輝く肩のパーツ…)」

京太郎「(何処かで見たことあるんだけれど…何だったっけ?)」


姫子「ぱ…パルキア…」

京太郎「…パルキア?」

京太郎「……って古文書とか石碑に出てくるあのパルキアか?」

京太郎「世界を作ったアルセウスの分身で、空間を司るって言う…」

咲「…私はソレ以外にパルキアって名前のポケモンを知らないなぁ」

京太郎「…伝説中の伝説…と言うか存在すら確認出来てないポケモンじゃなかったっけ?」

姫子「ポケモンん中では文字通り神に近い存在たい」

京太郎「…そんなポケモンが一体、俺達に何の用があるんだろ?」クビカシゲ

咲「流石にそこまでは私も知らないけど…」

パルキア「ぱるるぅ…」

京太郎「…ま、何にせよ、招待に応じてくれたんだ」

京太郎「こっちはホストとして精一杯、饗さなきゃな」

京太郎「ま、その巨体じゃちょっと窮屈かもしれないけどゆっくりしてってくれよ」

京太郎「今、お菓子や飲み物出すからさ」


パルキア「…流石やな」

姫子「って、喋った…!?」

京太郎「おー…アンタも喋れるのか」

パルキア「これでもそれなりに長お生きとるさかいにな」

パルキア「…それより改めて聞くけれど」

パルキア「私の事怖くないんか?」

京太郎「別に?」

京太郎「まぁ、そんな大物が出てきた事に多少、ビックリはしたけれど」

京太郎「でも、敵意がないのは最初から分かってたしさ」

京太郎「相手がそのつもりもないのに萎縮するのも失礼な話だろ」

姫子「(…並ん人間やったら心臓潰れそうなほどんプレッシャーば放っとるんに…)」

姫子「(そぎゃん軽く言える辺り…ご主人様はやっぱ大物たい…)」


パルキア「…なるほど。流石あの人達の子やね」

京太郎「なんだ。オヤジたちの事知ってるのか」

パルキア「以前、ちょっと面倒な事になった時、助けてもろたんや」

パルキア「後…ちょっと頭に血が登ってたところを殴って正気に戻してもらったりもなぁ」

京太郎「…親父の奴、そんな事してたのか」

パルキア「まさか特に特別でもないポケモンで私と互角以上に渡り合う人間がおるとは思わんかったわ」

パルキア「まぁ、だからこそ、あの方も…」

京太郎「あの方?」

パルキア「…いや、何でもあらへん」

パルキア「それより…監視しとったのを詫ひんかったらあかんな」

パルキア「いざとなれば影から護る為やったとは言え…」

パルキア「監視なんてことして悪かったわ」

京太郎「いや、気にしてねぇよ」

京太郎「ぶっちゃけ、俺は二人に言われるまで全然、気づいてなかったしさ」


パルキア「二人…か」

パルキア「京太郎、一つええか?」

京太郎「おう。どうした?」

パルキア「なんで匹やなくて人やって言うたんや」

咲「っ!!」ビク

京太郎「そりゃだって、姫子は俺にとって対等な仲間だからな」

京太郎「命令はするし、ご主人様とも言われてるけれど」

京太郎「でも、俺にとって姫子はポケモンって言う括りで語れる存在じゃないんだ」

京太郎「表現的にはそっちのほうが正しいのかもしれないけれど…」

京太郎「でも、やっぱり俺にとって姫子は立派な【ヒト】なんだよ」

パルキア「…それだけか?」

京太郎「あぁ。それだけだよ」

パルキア「…ふむ」チラ

咲「…」フルフル


パルキア「…なるほどなぁ」

パルキア「ポケモンが仲間やって…口ではそう言える奴は多いけれど…」

パルキア「本気でそう断言出来るのが…果たしてどれだけおるか」

パルキア「人間嫌いだった奴が入れ込むのも分かるわ」

京太郎「…人間嫌い?」

咲「パルキア!」

パルキア「あぁ。悪かった」

パルキア「ただ、本気で関心しとるんや」

パルキア「生まれた時から期待はしとったけれど」

パルキア「まさかこうまでまっすぐ育ってくれると思ってへんかったしなぁ」

京太郎「…ま、環境が良かったんだよ」

京太郎「ポケモンに嫌われる俺の事を励ましてくれる仲間や」

京太郎「夢を全力で応援してくれる家族がいて…」

京太郎「それでねじ曲がるほどどうにかしてなかったってだけの話さ」


パルキア「しかし、それだけだったらこうもポケモン達に好かれへんやろう」

パルキア「…実際、私もちょっと興味が出てきたわ」

京太郎「興味?」

パルキア「うん。一体、京太郎がどんな道を進むんか」

パルキア「どんな未来を選ぶんかにな」

京太郎「持ち上げすぎだと思うんだけどなぁ」

パルキア「そんな事あらへんよ」

パルキア「京太郎が何を選ぶかによって、この世界のバランスが変わるかもしれへんのやから」

京太郎「…はい?」

パルキア「っと…ちょっと喋りすぎたな」

パルキア「ま、なにはともあれ…私は君に興味が湧いた」

パルキア「だから…」シュゥゥゥゥ

京太郎「っ!?」


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京太郎「…あの、なんで人間の姿に?」

竜華「だって、パルキアのままで着いてったら大変な事になるやろ?」

竜華「だから、人間の姿になってあげたんや」

竜華「どや、怜にはたまにポンコツ言われるけど、ちゃんと人間社会の事も学習しとるんやで」フンス

京太郎「あ、はい。それは有り難いんだけれど」

京太郎「…着いて来るの?」

竜華「興味あるもんを見るんやったら近くのほうがええやろ?」

竜華「それに…怜には良く私は世間知らずやって良く言われるし」

竜華「これも社会勉強の一つとして頑張って見ようかなって」

京太郎「(か、軽いなぁ…)」

竜華「と言う訳で私、これから人間の竜華やから」

竜華「よろしくね」ニコ


京太郎「…まぁ、俺としては旅の仲間が増えるのは歓迎するけれど」チラ

咲「…………ダメだなんて言っても着いてきそうだし諦めるしかないと思うよ」フゥ

姫子「私は…まぁ、ちょっと怖いけれど」

姫子「ご主人様がええ言うんやったら異論はあらへんよ」

京太郎「哩は?」

ボール「…」カタカタ

京太郎「同じく異論はなしっと」

京太郎「分かった。それじゃあ…」

咲「…あ、待って」

京太郎「え?」

咲「…この旅の主目的は京ちゃんの夢をかなえる事」

咲「つまり私達の中心は京ちゃんなんだよ」

咲「それをちゃんと理解して貰う為にも…一度、捕まえておいたほうが良いと思うな」


京太郎「いや、でもさ…」

咲「大丈夫だよ。パルキアクラスになるとボールなんて殆ど意味を成さないから」

咲「その気になれば内側から壊す事だって出来るよ」

咲「だから、これはあくまでも保険」

咲「いざって時の為に首輪をつけるだけだよ」

竜華「…ふーん。なるほど」

竜華「ちゃんと京太郎の事考えとるって事やなぁ」ニマー

咲「い、色々と脇が甘いから面倒を見てあげてるだけ」

咲「それで…どうなの?」

竜華「私は別に構わへんよ」

竜華「さっきその子が言った通り、その気になればぬけ出す事も出来るし」

竜華「皆の中心が京太郎やって言うのを明示する必要性も分かるしな」

竜華「一時、捕まるくらい許してあげるわ」


京太郎「…本当に良いのか?」

竜華「女に二言はあらへんよ」クス

竜華「あ、でも、戦闘で役立つとかは期待せんとってな」

竜華「負けたら死ぬレベルならばともかく…基本的に私はノータッチやし」

竜華「あくまでも、京太郎の事を間近で観察する為についていくだけ」

竜華「それを忘れるようやったら、すぐに出て行くからな」

京太郎「分かった」

京太郎「じゃあ…」スッ

竜華「ん。こっちは何時でも構わへんで」

京太郎「では、失礼して…」ポイッ

バシュゥゥゥゥゥゥン

コロコロ コロコロ コロコロ  カチ

やったー!パルキアの清水谷竜華を捕まえたぞー

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名前:清水谷竜華
種族:パルキア
タイプ:みず/ドラゴン
Lv80
特記事項:ちょっぴりポンコツなお世話好き

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