にこ「旅行の幹事?」 (18)

初ssです。

至らない点が多いと思いますがよろしくお願いします

アンジャッシュのコント「障子を隔てて」をにこぱなでやっていきたいと思います。



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1458727952

にこ「あーそうそう 今年の社員旅行の幹事になっちゃってねー」
   

にこ「日にちも場所も全部あたしが決めなくちゃならないのよ… めんどくさいわよ」


にこ「今んとこは東南アジアとか考えてるのよねー」


にこ「あれ? もしもし? おーい 聞こえるー?」


花陽「はーい ただいまー」

 

にこ「あんた 電波悪いの? あー移動しなくていいわ! そこでいいわ」



花陽「はいはいはいはい」


にこ「聞こえる? そのまま聞いて」


花陽「え?」


にこ「OKOK そのまま聞いてて」


花陽「わかりました」

花陽「えーと お客様はおひとり様ですか?」

にこ「大体60人くらいかしら」

花陽「60人!? そんなにいるのぉ!?」

花陽「え? 60人? えっと…お客様はおひとり様ですよね?」

にこ「そうよ」

花陽「ですよねえ… ご注文の方は?」

にこ「タイとかいいんじゃないかしら?」

花陽「鯛ですか! ならば尾頭付きですね!」

にこ「タイなら値段もそんなにしないわよね?」

花陽「はい」

にこ「大体10万くらいかしら?」

花陽「そんなにしませんよぉ!! ぼったくりになっちゃうよぉ!!」 


にこ「そういえば鈴木はどうするか聞いてる?」

花陽「スズキは塩焼きにいたします!」

にこ「でも鈴木は苦手なのよねえ…」

花陽「あ…お嫌いなんですね…ごめんなさい…」

にこ「まあ鈴木とは幼馴染なんだけどね」

花陽「幼馴染なのぉ!? え!?」

にこ「なんか気味が悪いというか… 話しかけても全然返事しなくてさぁ」

花陽「当たり前だよ!! 話しかけてるのぉ!?」

にこ「覇気がないのよね… 死んだ魚みたいな目をしてて」

花陽「死んだ魚です!! 死んでますから!!」 

花陽「そういえば、鯛の尾頭付きはいつお持ちすればいいですか?」

にこ「そうね… 来月の終わりくらいかな」

花陽「来月の終わり? すみません… 腐ってしまします…」

にこ「そんなゴチャゴチャいうならあんたが決めなさいよ!!!」

花陽「あ…じゃあすぐお持ちいたします!」


にこ「ええ それじゃ」(電話切る)

にこ「店員遅いわね このボタンかな?」

ピンポーン

花陽「はいはーい ただいまー」

prrrr…prrrr…

にこ「もしもし? 誰?」

にこ「こころ? 本当にこころなの? あんた… こんな遅い時間までどこ行ってたのよ!」

にこ「あたしに何も言わずこんな時間まで遊んで…にこにーすごい心配したんだから…」

花陽「はいはいはいはい」

にこ「あんた どこ行ってたのよ!?」

花陽「え? はい?」

にこ「正直に言いなさい どこに行ってたの?」

花陽「トイレ行ってました…」

にこ「何か臭ったのよねー」

花陽「えぇ!? うそぉ!? ごめんなさい…」

にこ「そこで何してたのよ?」

花陽「あの…ちょっと化粧直しをしてました…」

にこ「ふざけんじゃないわよ!!」

花陽「ごめんなさい… そんなに怒らなくても…」

にこ「今すぐ全部元に戻しなさい!!」

花陽「え!? そっちのが時間かかっちゃいますから…そもそも化粧素人ですから」

にこ「他に何か言うことは?」

花陽「え? 特に何も…」

にこ「本当にないのね?」

花陽「あ… メイクの後片付け忘れてたぁ!!!!」

にこ「そのことママにはちゃんと言ったの!?」

花陽「ママ? 言っても意味ないよ」

にこ「まあいいわ… 私からママに行っておくわ」

花陽「いや!! いいですよ! そこまでしなくても…」

にこ「後はあたしに任せなさい これに関してはにこにーが全部片づけるわ」

花陽「いやいや 自分でやりますから…」

にこ「大丈夫!! にこにーと一緒に新たな自分に生まれ変わりましょ」

花陽「余計なお世話です! 確かにまだ歴は浅いけどすぐ慣れますよ!」

にこ「ねえ 今後もしこうなりそうなら私に一言連絡するって誓って!!」

花陽「なんで? え?」

にこ「頼むから連絡するって誓って!!」

花陽「えぇ…」

にこ「誓いなさい!!」

花陽「今度化粧直しをする際は一言お客様に声掛けすることを誓います」

にこ「わかればいいのよ」

花陽「あ!! 鯛の尾頭付きすぐお持ちしますね!」

にこ「わかったら勝手なことしちゃだめよ! いいわね!? それじゃ」(電話切る)

にこ「ちょっと言い過ぎたかなぁ…  帰ったらこころに謝ろう…」

にこ「ってか店員遅すぎよ!!」

ピンポーン ピンポーン ピンポーン

prrrr prrrr

にこ「もしもし 私よ」

にこ「海未! どうしたの!? え? 穂乃果が倒れた? 世話が焼けるわね…」

にこ「今は大丈夫なの? でも油断はできないわ 絶対に安静よ!」

花陽「はいはいはいはい」(鯛の尾頭付きを持ってる)

にこ「動いちゃダメ! そのまま聞いて! これは命にかかわることだから!」

花陽「はい!」

にこ「あたしの言うとおりにして! いいわね!?」

花陽「はい!!!」

にこ「まずは呼吸があるか確認を」

花陽「え? え!?」

にこ「早く確認しなさい!!」

花陽(鯛の尾頭付きに顔を近づける)「ないですよぉ… あるわけないよぉ…」

にこ「傷はある?」

花陽「傷だらけです!」

にこ「家族には連絡した?」

花陽「家族!? 見つかんないよぉ…」

にこ「こういう時は真っ先に家族に連絡しないと駄目じゃない!!」

花陽「どうやってやるの…」

にこ「意識が戻らないなら近づいて名前を呼んで!」

花陽「えー!?」

にこ「いいから早くしなさい!!!」

花陽「ターイ! ターイ!」

にこ「もっと!!」

花陽「ターーーイ!!」

にこ「もっと!!」

花陽「ターーーーーーーイ!!!!」

にこ「それでもだめなら人工呼吸よ!」

花陽「人工呼吸しちゃうのぉ!?」

にこ「何言ってんのよ! 早くしなさい! 命にかかわるのよ!」

花陽(タイの尾頭付きを近づける「フゥー… フゥー…」

にこ「息吹き返した? よかったわ… それじゃ!」(電話切る)

にこ「全く穂乃果は… にしても店員遅いわね!! もう我慢できないわ!」

(外で鯛に人工呼吸してる花陽)

花陽「ターイ!! フゥ…」

にこ「」

花陽「ターイ!! フゥ…」

にこ「あんた…何やってんのよ!!」

花陽「あ… 鯛が息を吹き返さないんです!!」

にこ「当たり前じゃないの!!」

終わりました

ほとんどパクリですが…

またなにかしら書いていければと思います

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