エーリカ「結局こうなるんだよね~」 (39)

ストライクウィッチーズssです。短いです。

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バルクホルン「起きろぉ!ハルトマン!」

エーリカ「うぅん…あと30分…」

バルクホルン「何があと30分だ!!さっさと起きんかあああ!!」

芳佳「バルクホルンさぁーん」テテテテ

バルクホルン「ん?どうした宮藤」

芳佳「朝食の味付けなんですけど、感想が欲しくて…」

芳佳「味見…してくれませんか?」

バルクホルン「あ、味見か!まかせろ!!」

バルクホルン「…うむ、美味しいぞ宮藤」

芳佳「本当ですか!ありがとうございます!もう少しでご飯ですから来てくださいねー」テテテテ

バルクホルン「宮藤の飯には本当に感謝せねば…」

バルクホルン「ってことで朝食だ!ハルトマン!さっさと…」

バルクホルン「いない…?」

食堂
エーリカ「遅いな~トゥルーデ」

バルクホルン「な…いつの間に」

シャーリー「お、堅物カールスラント軍人様のご登場だ」

バルクホルン「シャーリー!お前はいつも一言余計なんだ!」

シャーリー「はいはい~」ケラケラ

ルッキーニ「おいしー♪」

芳佳「バルクホルンさんも、沢山食べて下さいね」

バルクホルン「ああ。そうする」

バルクホルン(宮藤は本当に良く出来たいm…いや、ウィッチだ)

ルッキーニ「シャーリーのイモもーらいっ♪」

シャーリー「ああっ!私のイモがぁ!ズルいぞルッキーニ!」

エーリカ「トゥルーデのイモ、もーらいっ」

バルクホルン(それに比べて…)

バルクホルン「って、ぬわああああ!」

午前訓練
坂本「今日はロッテの入れ換えをしてみる」

バルクホルン「いきなりだな、少佐」

坂本「なに、備えあれば何とやら、ということだ。」

坂本「ちょうどハルトマンとリーネが外出してる。宮藤!お前はバルクホルンと組め」

芳佳「は、はいっ!」

バルクホルン「しっかり付いてこい、宮藤」

坂本「はっはっはっは!!何だか懐かしいな」

バルクホルン「そういえば、大分前に組んだことがあったな…」

バルクホルン「あの時は助かった」

芳佳「いえ!当然のことをしただけですよ」

バルクホルン(何て良いいも…いや、ウィッチなんだ…)

坂本「じゃあシャーリーはペリーヌと組んで飛んでみろ」

ペリーヌ「はい、少佐!」

シャーリー「よろしくなーペリーヌ」

坂本「ルッキーニは私と地上で観察だ」

ルッキーニ「あれ?私は誰とも組まないの??」

坂本「人数を見ろ。ミーナは書類を整理していて、サーニャとエイラは寝てるだろ」

坂本「お前は取り敢えず余りだ」

ルッキーニ「えぇ~余りー?!」

シャーリー「休憩出来るぞルッキーニ!」

ルッキーニ「おぉぉ!確かにぃ!」

坂本「こら、サボりはいかんぞ」

芳佳「お疲れ様でしたー」

坂本「まだまだバルクホルンと並べるまでは遠いが、成長したもんだ」

バルクホルン「ああ。実践でも問題無さそうだな」

シャーリー「ペリーヌも流石の動きでこっちも楽だったよ」

ペリーヌ「いえ、大尉の力あってこそですわ」

ルッキーニ「えぇ~シャーリーは私とー!」

シャーリー「ルッキーニも他のメンバーと組んでみろよ~」

坂本「次回は少しまた変えてみるか」


芳佳「お昼が出来ましたよ~!」

ルッキーニ「いっちばーん♪」

坂本「今日は少しいつものペアを変えてみてな」

ミーナ「あら、そうなの」

坂本「ああ。色んなメンツでロッテが出来ると出撃時困ることも減るだろうと思ってな」

坂本「ちょうど10人だから変えやすいのもある」

ミーナ「いいえ、飛べるウィッチは10人だとしてもストライクウィッチーズは11人よ」

坂本「ふっ。そうだったな!はっはっはっは!!」

バルクホルン「み、み宮藤」

芳佳「どうしたんですか?バルクホルンさん」

バルクホルン「この後、風呂にでも…どうだ?」

芳佳「お風呂ですか?わかりました!」

ミーナ「あらあら」

午後
エーリカ「ただいまー」

リーネ「今帰りましたー」

シャーリー「お、ご苦労さん」

ミーナ「二人ともお疲れ様」

リーネ「あれ?芳佳ちゃんはどこ行っちゃったのかな」

ルッキーニ「芳佳はさっきバルクホルンとお風呂に行ったよー」

リーネ「じゃあ先に晩ご飯の用意しようかな」

シャーリー「お?もう作るのか」

リーネ「朝昼と芳佳ちゃんに任せっきりでしたから」

エーリカ「そっか…宮藤と…」

エーリカ「にっしっし~。なら晩ご飯まで寝よーっと♪」

シャーリー「あっははは!さっすがハルトマン」

エーリカ「でしょー」

就寝前
バルクホルン「ふぅ、今日はなかなか新鮮な一日だった」

エーリカ「?どしたのトゥルーデ」

バルクホルン「いや、ペアを変えて飛んでみたんだ」

エーリカ「あー。宮藤と飛んだんだって?どうだった?」

バルクホルン「まだまだだが形にはなってる」

エーリカ「ミヤフジも成長したね~」

バルクホルン「明日も宮藤と買い出しに行くんだ」

エーリカ「ミーナが運転するの?」

バルクホルン「ああ。三人でな。二日連続の買い出しというのも奇妙なものだ」

エーリカ「じゃ、頑張ってね~」

バルクホルン「ああ。明日もしっかり起きろよ、ハルトマン」

翌日
バルクホルン「じゃあ、行ってくる」

ミーナ「ごめんなさいね。二日連続で隊員が不足する形になるけど、どうしても昨日だと都合が悪くて」

坂本「かまわんさ、こっちは任せてくれ」

バルクホルン「ハルトマンめ…結局起きないとは…」

ミーナ「宮藤さん、出発しますよ」

芳佳「はーい」

夕食前
サーニャ「あれ、何だか人が少ない…」

シャーリー「ああ、買い出しに宮藤と中佐とバルクホルンが行ったんだ」

エイラ「昨日も行ってなかったカ?」

シャーリー「今日はなんでも中佐の用事が絡んでて、バルクホルンもそれに付いてったんだろ」

サーニャ「ハルトマンさんの運転じゃないんですか?」

エーリカ「私は昨日行ったからね~」

シャーリー「最近のバルクホルンは特に宮藤がお気に入りなんだ」

エイラ「ほえー。中尉は何とも思わないのカー?」

エーリカ「エイラはまだまだわかってないねー」

エイラ「な、何だとー?」

エーリカ「それよりサーにゃん、今度二人でロマーニャにでもデートしに行こうね~」ウインク

エイラ「なっなななななナニ言ってンダヨ中尉!!!」

サーニャ「はい…喜んで」テレテレ

エイラ「サ、サーニァァアアアアアアアアアアア」

シャーリー「あははははは!」

芳佳「ただいまー!」

リーネ「あ、おかえり芳佳ちゃん」

坂本「お、帰ってきたか」

ミーナ「大丈夫だった?美緒」

坂本「ああ。問題なかったぞ」

芳佳「晩ご飯作りますねー」

エイラ「お、待ってたぞミヤフジ」

サーニャ「今日は何を作ってくれるの?」

芳佳「えっとね~…」

ペリーヌ「あら、おかえりなさい宮藤さん」

ルッキーニ「よっしかー!おっかえり~♪」

バルクホルン「…」

就寝前
バルクホルン「私は気付いた、ハルトマン」

エーリカ「ん?」

バルクホルン「宮藤は確かに良いいもう…良いウィッチだ」

エーリカ「確かにね~」

バルクホルン「だが…奴は余りにも周りから好かれているというか」

エーリカ「自然と人が集まるよね」

バルクホルン「あいつとの距離が近いと思ってたのは私だけな気がしてな…」

エーリカ「あー、ミヤフジって皆に優しいもんね」

バルクホルン「やはり妹と姉という距離感がベストだな」

エーリカ「…気付いてはいたんだけど、もはや隠す気無いよね」

坂本「では今日はどうするか…」

坂本「ふむ、一度試したかったんだが、ルッキーニ!お前はハルトマンと組め」

ルッキーニ「中尉と?」

ハルトマン「よろしく~」

坂本「バルクホルンとシャーリー」

バルクホルン「足を引っ張るなよ、シャーリー」

シャーリー「へっ!付いてこれなくて泣くなよ~」

バルクホルン「なにぃ!?」

坂本「他の者は下で待機」

芳佳「え!?どうしてですか?」

坂本「やつらはミーナの出撃が難しくなってきてる中で特に中軸になる4人だ」

坂本「例えばシャーリーが出撃出来ない状況でハルトマンとバルクホルンは出撃出来るとするなら…」

芳佳「ルッキーニちゃんはそのどちらかと組むんですか?」

坂本「そうだ。ルッキーニを腐らせるよりどちらかと組んでもらう方が良い」

坂本「特にルッキーニはシャーリー以外との連携が出来るようになってもらいたいしな」

ルッキーニ「シャーリー、頑張ってねー!」

シャーリー「おう!ルッキーニもハルトマンの足引っ張んなよ」

バルクホルン「人の心配をしてる場合か?シャーリー」

シャーリー「へへーん、どっちの台詞だか」

バルクホルン「なっ」

訓練中
坂本「ふむ…しかしバルクホルンとシャーリーは意外とアリだな」

芳佳「何か、動きに無駄が無いというか…」

ペリーヌ「大尉同士ですから当然といえばそれまででしょうけど」

ルッキーニ「ちゅーいー!もっとビュビュンって動いてよー」

エーリカ「え~難しいこと言うな~」

芳佳「ルッキーニちゃんとハルトマンさんはギクシャクしてますね」

坂本「よし、訓練は終わりだ」

ルッキーニ「ハルトマン中尉、さっきのはね、あそこでこうして…」

エーリカ「わかった。じゃあルッキーニは…」

シャーリー「なぁバルクホルン」

バルクホルン「?どうした」

シャーリー「意外と…息、合うな」

バルクホルン「ふむ、確かに同じ事を思っていた」

バルクホルン「少佐、今度の出撃時にこれで行かせてくれ」

坂本「まだ早くないか?実践でやってみたいのもわからなくはないが…」

バルクホルン「無理だと判断したらいつも通りに変更する」

坂本「うむ、考えてみよう」

シャーリー「おぉ!たまには良いこと言うじゃないか、バルクホルン」

バルクホルン「これはいけるかもしれないな!何事もやってみるものだ」

バルクホルン「って、"たまに"は余計だ!」

シャーリー「あははははは!」

坂本「やれやれ…」

就寝前
バルクホルン「ハルトマン、何をしている?」

エーリカ「これ?先生に手紙書こうかなーって」

バルクホルン「ああ、今は502にいるんだったな」

エーリカ「アニメ期待してるよーってね」

バルクホルン「??何のことだ?」

エーリカ「こっちの話~」

バルクホルン「それより、今度の出撃は今日みたいな形式での戦闘になる」

バルクホルン「隣で見ていて、息が合ってないように見えたが大丈夫なのか?」

エーリカ「うーん、やってみないことには」

バルクホルン「危険だと判断したら言ってくれ。すぐいつも通りに戻す」

バルクホルン「にしてもあんなに上手く行くとはな…ふふっ」

エーリカ「シャーリーもポテンシャル高いからね。しかも気配り出来るから」

バルクホルン「見てろネウロイ。501の大尉は手強いぞ」

翌日
ウーウー

ミーナ「ネウロイが確認されました」

坂本「お前達、無理はするな」

シャーリー「大尉の戦いっぷり、見せてやるか!バルクホルン」

バルクホルン「ああ!待っていろ、ネウロイ!」

ルッキーニ「しゅつげーき!」ウジュー

エーリカ「こんな朝早くから来なくても…」

坂本「宮藤、リーネ、ペリーヌは戦闘待機だ」

バルクホルン「!あれか」

シャーリー「よーし!」

バルクホルン「おい、待てシャーリー!」

シャーリー「中型2機か…」ダダダダダ

バルクホルン「シャーリー、引け」ダダダダダ

シャーリー「いや、ここは押さないと!って」ダダダダダ

シャーリー「バルクホルン!そっち行ったぞ!」

バルクホルン「なに?3機目だと?」

シャーリー「早いな、私が行くよ」

バルクホルン「いや、大丈夫だ。私が何とかする」

シャーリー「でもこっちは2機いるからお前に頼みたいんだよ」

バルクホルン「いや、しかし!」

ルッキーニ「~♪」ダダダダダダダダダダ

パリーン

ルッキーニ「10発10中ー!」

エーリカ「シュトゥルム!」

パリーン

ルッキーニ「ナイス中尉ぃ♪」ダダダダ

パリーン

ルッキーニ「中尉ぃ!2時の方向に4機目!」

エーリカ「もう終わってるよ~」

パリーン




バルクホルン・シャーリー「」ポカーン

坂本「見事だルッキーニ、ハルトマン」

坂本「しかし…」

バルクホルン「シャーリー、あの動きは何だ!」

シャーリー「何だよ、お前だって!」

坂本「はぁ…やっぱり元に戻すか」

芳佳「ハルトマンさんもルッキーニちゃんもすごーい!!」

ルッキーニ「でしょでしょー!」

エーリカ「楽勝楽勝」

ルッキーニ『大尉の戦いっぷり、見せてやるか!バルクホルン』キリッ

エーリカ『ああ!待っていろ、ネウロイ』キリリッ

芳佳・リーネ「あ、あはは…」

バルクホルン・シャーリー「」

数日後
シャーリー「ルッキーニ、午後から買い物だぞ!」

ルッキーニ「やった~♪」

バルクホルン「ハルトマン、午後の訓練の動きを確認する。昼食をとったらハンガーに来い」

エイラ「あれ?最近の大尉はシャーリーと一緒にいなかったカ?」

エーリカ「だから言ったでしょ」

サーニャ・エイラ「?」

エーリカ「結局こうなるんだってね♪」


おしまい

おわりです
特別面白いものではなかったけど、見てくれた人はありがとう

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