魔王『グッ……このワシが……貴様如きに………！』ﾌﾗﾌﾗ

勇者「―――これで終わりだ、魔王」ﾌﾞﾝｯ

魔王『グワァアァアアアァアアアッ！！！』ﾊﾞﾀﾘ

勇者「……終わったのか……」

魔法使い「流石です！勇者様！」

格闘家「やったな勇者！」

僧侶「………ようやく終わりというわけか」

魔王『グッ…グフッ……』ｸﾞﾗｯ

勇者「！まだ息がっ……！」

僧侶「安心しろ、もう奴には既に戦う力は残されていない」

魔王『ク……ククク……』

魔王『クハハハハハハハ！！』

勇者「………！？」

魔王『勇者よ……ワシは確かに貴様によって倒された……』

魔王『〈勇者〉である貴様にな……』

魔王『……ワシを倒した今貴様はもう勇者ではない……』

勇者「な…なにを………」

魔王『勇者ではなく……それどころか只の人ですらない………』

魔王『ワシを………魔王を…倒した今の貴様はただの………バケモノだ……！』

勇者「……！」

魔法使い「そ、そんなこと！」

魔王『ク、ククク………
クハハハハハハハハハハハ！！！』

格闘家「こ、こいつッ………！！」

魔王『時期に貴様は知ることに………味わうことになる………』

魔王『人間の醜さ……本性を………！！』

魔王『ククク………クハハハハハハハ……！！！』

魔王『楽しみだ………貴様の顔が苦痛によって歪むその日が………！！』ﾌﾗﾌﾗ

勇者「何を馬鹿なことを………！」ﾌﾞﾝｯ

魔王『ククク………』

魔王『さようなら、〈元〉勇者様………』ﾊﾞﾀﾘ









SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1458650650