岸波白野「慎二!!俺もう我慢できねえ!!」 (444)

「うひょひょひょひょおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」



朝、生徒が月海原学園に登校している時間。

そんな校舎で奇声を上げながら全裸で走り回る男がいた。

男の名は岸波白野、このムーンセルで行われる聖杯戦争予選の参加者だ。

白野は屋上の中心で叫ぶ。

白野「ぽあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

白野(俺はいったい何をやってるんだろう)

何故こんなことをしているのかは本人も分かっていない。

だがそれが岸波白野に与えられた役割であり、今自身がやらなくてはならないことなのだ。

ホームルームが始まる辺りの時間で白野は教室に戻った。

これも与えられた役割の一つだ。

その後ホームルーム、授業、昼休み、最後の授業まで全裸でさも当たり前のように過ごす。

放課後、下校する生徒らを尻目に白野は屋上に行っていた。

そして今朝と同じく屋上の中心にて白野は叫んだ。



白野「クソッ!!いつまでこんなことしなきゃなんねーんだよ!!」

と、ブリッジの体制でペニスを天に向け怒涛のオナニーを始める。

役割を演じる予選だが何故自分だけこんなハードルが高いのだろうか。みんな普通の学生なのに。

そう叫ばずにはいられなかった。

確かにこの役割に乗っかって全裸で走り回ったり授業中のオナニーは確かにこれまで得たことのない快感だ。

自分が元ゲームチャンプだからこんな役割になってしまったのだろうか?

ともあれこれはさすがに理不尽としか言いようがない。

白野「んああああああああイッけえええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!!!!!!!!!」

バビュ!!バビュルルル!!バビュルルルルルルルルルルルルルルルルルル!!!!!!!!

射精。

精を解き放つことでイライラをスッキリさせたのだ。

オナニー最高だ、と身体中で感じつつ、休憩する。

白野「ふー・・・」




白野「もっかいやるか」



――

―――

白野「にょわあああああああああああああああああああああああああああ出るッッッ!!!!」

ビュルルルル!!!!ビュッビュッ・・・

何度射精しただろうか。

気付けばもう夜になっていた。

白野(そろそろ学校を出ないとな)

ラスト射精を終え、屋上から校舎の階段を下る。

3階はもう全ての教室の電気が消されていた。

そして2階、1階へと下って行くとその途中1階から足音が聞こえた。

白野(誰かいる?もしかしてこいつも役割で・・・?)

興味本位で音のする方につま先歩きで静かに向かうと―――


白野(何もない・・・?)

目の前にあるのは体育館への扉。

これくらいの扉なら音の一つ出るはずだが・・・。

と、扉に手を掛け開けるとそこは全く別の世界だった。

建築らしきものが一切ない箱の中のような空間だ。

そして思い出した。


白野「そうか、そういうルールだったか」

記憶を全てとこの戦いの主旨を思い出す、これがこの予選だった。

白野の場合、この日常での役割が異端過ぎたことで初めからゴールに近いところにいたのだ。

白野「んでこいつか」

側には人形があった。

自分の意思で動く人形。

白野は覚悟を決め、人形と共に歩き始めた。

ここを人形と共に抜ければクリアだ。

道中の敵はこの人形が倒してくれる。

やがて着いた。

長い長い通路を辿った先の先に。

ここがゴール、そう思った矢先周囲に結構な人数の学生が倒れていることに気が付いた。

白野(倒れた生徒の山ってことは・・・ここで脱落したっていう演出か)

白野「ん?」


人形「・・・」

白野と人形に対峙する別の人形。

白野(こいつを倒せばさすがに終わるよな・・・?)

と、思いつつ自身の人形に指示を出し敵の人形を撃破した。

人形が粉々になると同時にどこからかの声が白野に語り掛けた。


「倒したか。まずは予選突破おめでとう。傷つき、迷い、辿り着いた者よ。とりあえずはここがゴールだ。そして君の新たな片腕だ」


白野「!?」

隣にいた人形が砕け、消滅する。

同時にバリンとガラスが砕けたような音と共に天から赤い外装の男が降ってきた。


「選定の声に応じ参上した。オレのような役立たずを呼んだ大馬鹿者はどこにいる?ふむ。認めたくないが、この場にいる人間は君ひとり。念のため確認しよう。君が私のマスターか?」

これはまだ一歩目に過ぎない。

白野「ああ、そうだ」

頭にサーヴァントの知識が流れ込んでくる。

白野(にしても本当よくできてんなー)

歓びたまえ、若き兵士よ。

「契約成立」

白野「よろしく。えっと」

アーチャー「アーチャーのサーヴァントだ」

君の聖杯戦争はここから始まるのだ。

1回戦くらいの短編です。終わったらランサーに行きます。

小さいことですが>>1のリンク先がこれまでケータイ用のリンクだったので直しておきました。

その後、再度視界が暗転するとそこは学校の校舎だった。

だが人は以前より少ない。

先程の声曰くしばらくここで待機らしい。

つまり予選が終わるまで待ってろ、ということだ。

だが一つ言わせてほしい。











白野(――――――何で全裸なんだ・・・)

霊体化したアーチャーが白野に話しかける。

アーチャー「とりあえず場所を変えたらどうだ?後の予選通過者はこの辺に飛ばされるはずだ」

白野「それもそっか」

周囲に生徒は数人。

来たときゴスロリ衣装のゆるふわ系を見かけたが今見るといなくなっていた。

とりあえずその辺の生徒に話しかけるか。

白野は黒い制服の生徒に話しかけた。

生徒「予選突破おめでとうございます。申し訳ありません、もう少しお待ちください後で専用のマイルームキーが配布されます」

白野「あ、はい・・・」

生徒「黒い制服の学生はNPCなので何かあれば」

周囲の生徒はみんな黒い制服だった。

つまり他のマスターに自身の姿が知られてないということだ。

白野(あれ・・・これ意外に使えるんじゃないか?)

しばらく女子トイレで時間を潰そうとトイレに足を運んだ時、NPCに携帯情報端末を手渡された。

とりあえず女子トイレで情報端末を色々弄ってみる。

白野(ハイテクやのー――――――お、来たか)

マイルームキーが届いた。

部屋は2階の教室とのことだ。

白野(ここに来るやつは予選の日常もちゃんと覚えている。俺が全裸で走り回っていたこともみんな覚えているだろうだが、俺はこれを活かす)

白野は「ぴょわああああああああああああああああwwwwwwww」と叫びながら女子トイレを出て部屋である教室へ向かった。

走っている間明らかにNPCでないような反応する奴らもいたが関係ない。

所詮匿名の仮想空間だ。

俺が30手前の無職ニートということが知られることもない。


――――――俺は、リアルで出来なかったことをやる!!

白野の設定は去年の宣伝編でやった通り少し腕の立つ普通の人間という設定です。

無事、教室まで駆け抜け自室に入った白野とアーチャー。

そこで二人は自己紹介を始めた。

白野「俺は岸波白野、改めてよろしく。アーチャー」

アーチャー「ではこちらも。俺はアーチャーのサーヴァント、真名は・・・今は伏せておこう」

白野「おっけー。でも俺の腕は信用していいぜ。これでも世界のゲームチャンプだからな(元だけど)」

アーチャー「そうか。では、その手腕、一回戦で拝見させて頂こうか」

アーチャー「ところで、マスターは全裸だがそういう趣味なのか?」

白野「いや、外見は予選のアバターそのものなんだけどそのアバターがデフォルトで全裸なんだよね」

アーチャー「ほう。では、必要なら俺が作ってやろうか?」

白野「・・・出来るのか?」

「ああ」とアーチャーはこの学校の制服を作って見せる。

白野は驚愕しつつも制服を着て、ついでに身バレしないようにサラブレットのアニマルマスクを被りアーチャーと共に教室を出た。

今やるべきことは二つ。

NPCにルールの質問、アリーナの探索だ。

とりあえず白野はNPCに話しかけると質問は一階にいる言峰神父に聞け、とのことだった。

言葉通りに一階へ行くと言葉通り神父服の男がいた。

白野「質問は、アンタでいいんだよな?」

言峰「ああ、そうだ。何が聞きたい?」

アニマルマスクへの反応はない。

白野はルール上気になることを一通り質問し、自室に戻った。

自室

アーチャー「随分細かく質問したな」

白野「当然。俺にとっては復帰戦だからな。ガンガン勝ちに行こうぜ」

アーチャー「復帰戦?」

白野「ああ・・・ちょっと俺の話になるけどさ」

と、白野は一息して言った。












白野「実は俺、現実では無職の引きこもりなんだよね、しかも29歳」

GO始めて序章までクリアしました。ガチャは一回回して絶望したので槍オルタちゃんのために極力回さないつもりです。

アーチャー「お、おう・・・」

そう答えたアーチャーの顔は引きつっていた。

白野の眼に涙が溜まる。

それを見て、

アーチャー「あー・・・その、なんだ・・・。それがこの戦いに参加した理由、なんだな?」

白野「そうだ。この大会で優勝し俺は富と名声を得て社会復帰するのさ。

そして俺は最高の嫁を得て童貞を捨てる!!」

アーチャー「・・・なあマスター、この戦いがどういう戦いか分かってるか?」

白野「勿論。余程の腕でもアクセスできないとされる霊子虚構世界『SE.RA.PH』で行われる伝説のゲーム大会『聖杯戦争』だろ?」

白野の答えにアーチャーは言葉が詰まる。

アーチャー(これはまずいな・・・)

この戦いの意味を全く理解していない。

白野は目に見えての通り『ゲーム感覚』で参加している。

白野「アーチャー?」

アーチャー「む、すまない。考え事をしていた」

白野「ま、とりあえずアリーナってのに行ってみようぜ。ついでにアーチャーのお手並み拝見だ」

アーチャー「ふっいいだろう」

アーチャー(こういう時、セイバー、君ならどうする?)


白野は全裸で部屋を出て「ぶひゃひゃひゃひゃひゃwwwwwwwww」と高笑いしながらアリーナへ向かった。

だが白野、アリーナの扉の前で引き返し、廊下一直線に駆け抜ける。

白野「うおああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!」

シコココココッッッッッ!!!!シュッシュッシュッシュッ!!!!!!

女子トイレの鏡に一発フィニッシュ。

その後、購買部に向かい真顔で焼きそばパンを買い今度こそアリーナに向かった。


一の月想海

白野「へえーすっげーなあ」

周囲を見渡し一言。

アーチャー「初陣だ。あまり無理はするな、マスター」

白野「分かってるよ」

アーチャー「ちらほらエネミーがいるな。まあ簡単な試練というとこだろう」

白野「なるほどね。じゃあちょっくらやってみるか!!」

探索してすぐに見つかったエネミーを倒す。

この一戦で白野は自身のコードキャストの確認やアーチャーの戦闘捌きをよく観察した。

その後はアリーナ探索をすることにした。

アーチャーのステータスもあってエネミーに苦戦はしない。

白野もいざという時に一戦目からコードキャストを使用してないが問題はなさそうだ。


―――――

しばらく探索し、白野の疲れも出てきたので今日は切り上げることにした。

アリーナから出て校舎に戻るともう夜だ。

この時さすがにテンションを上げることはできず、疲れが目に見える足取りで自室である教室に戻った。

自室

白野「多分大体回れたんじゃないかな」

アーチャー「ああ、十分だろう。ああ、そうそうマスター次第であることだが俺の能力値は本来のものよりわずかに上がっている」

白野「そうなの?」

と、アーチャーのステータスを確認する。

アーチャー
パラメータ: 筋力:C / 耐久:C / 敏捷:C / 魔力:B / 幸運:C / 宝具:?
保有スキル: 単独行動:C / 対魔力:D / 心眼(偽):B / 千里眼:C+ / 魔術:C-


白野「これだけ見ると中の中の上くらいだよな・・・何が上がってるんだ?」

アーチャー「幸運」

ちなみにガチャ引いて絶望したのはチャールズです。リセマラはしない派なので彼とマシュちゃんと兄貴とデブとで頑張ってます。

それから少しして白野は寝ることにした。

アーチャー曰く『サーヴァントは睡眠を取らない』とのことなので朝、指定の時間に起こしてもらうことにする。

明日は早い―――――・・・


翌朝

朝5時に白野と霊体化したアーチャーは2階の掲示板前の側にある女子トイレの中にいた。

対戦相手の発表は今日の午後までのいつかだ。

だから今のうちに掲示板付近で待機し、発表され次第即座に行動を開始するという算段である。

この空間に便意等と言ったものはない。

よってここに来る人も変態でもない限り来ることはないだろう。

白野(ここからは我慢との戦いだ・・・)

ここから数時間、白野はただただ全裸でトイレの便座に座って静かに過ごしていた。

『無』が白野を支配する。

心を無にし端末からの連絡をじっと待つのだ。

そして昼頃、突然無機質な電子音がトイレに鳴り響いた。

白野(来た!!)

白野「でぃああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!」

どうせ内容は分かっている。と白野は端末を確認せず勢いよく女子トイレから飛び出てた。

同時に隣の男子トイレからも誰かが飛び出る。

それに気づくことなく、白野は掲示板を見るとその中央に真っ白な紙で二人の名前が書かれていた。

1つは自分の名前。

そしてもう1つの名前は―――――

マスター:岸波白野

マスター:間桐慎二

決戦場:一の月想海


慎二「へえ君が一回戦の相手か。変態行為にハマり過ぎて脱落したかと思ったよ」

白野が顔を横に向けると慎二が白野と同じく掲示板を見ていた。

白野と慎二は予選の学校生活で友人同士だったのだ。

思えばあの予選が過去の再現というのなら慎二のモデルである人物は白野のモデルになった全裸露出癖と普通に仲がいいことになる。

白野(HR前と放課後以外は全部自分の意思で全裸だったけど俺のモデルになった人物って・・・)

おっぱい

慎二「けどそういうのもありかな。ああ・・・仮初の友情だったとはいえ勝利のために友をも手にかけねばならないとは!!」

白野「そうだな。主人公の定番とはいえ俺も心苦しいよ・・・」

慎二「はあ?それは僕の台詞だよ、君なんかの台詞じゃあない」

慎二は白野の肩にポンと手を置いて「ま、戦ってみれば分かるよ。友情に恥じぬいい戦いにしようじゃないか」と言って高笑いで去って行った。

アーチャー(君の対戦相手。さっき君が女子トイレから出たと同時に隣の男子トイレから出てきたぞ)

白野(!?)

すると周囲から会話がうっすらと聞こえた。


「うわーあいつ・・・慎二と当たったのか」

「慎二・・・あのゲームチャンプか」





白野(ゲームチャンプ・・・か)

どうやらここにいる結構なやつらは慎二を知っているらしい。

なので側の教室―――――予選時の自身の教室で声をかけてみることにする。

多分、元クラスメートなら少しは話せるはずだ。



―――――



数分後、教室を出て白野はアリーナへ向かった。

結果から言うとかなりのことを聞くことが出来た。


主に慎二がゲームチャンプでその筋では有名だ、ということ。


だがそれは白野にとっては大した問題ではない。

白野「アーチャー、いいこと教えてやるよ」

アーチャー(なんだ?)

白野「慎二が名を上げたゲーム大会の前年度の優勝者は俺なんだよ。そして慎二は俺のスコアを上回ってない」

アーチャー(つまり?)

白野「この勝負、貰った」

と口元をにやけさせ呟いた。

EXTRAは明確に死が関わる以上これまでのようにギャグ一本で書くのは難しいですね

乙。紅茶が暴走しないのもなかなか面白いな。
でだ、オルレアンはどうなってますか?

白野「アーチャー、アリーナ前で待機するぜ。トリガーの連絡が来次第突入するぜ」

アーチャー(わかった)

白野がアリーナ前のに到着しアーチャーに投影して作ってもらった段ボールで通路の曲がり角に置かれた段ボールの隣に隠れた。

こういうのは初動で、素早く動くのが肝心だ。

プロゲーマー時代の経験則だが白野はこれを信じている。

そして段ボールの中での本日二度目の耐久戦が始まった。




―――――


一時間後、端末から再び無機質な電子音が響いた。

白野「行くぜ!!」

同時に白野が動き出す。

更にワンテンポ遅れて隣の段ボールから慎二が飛び出てきた。

白野「っ・・・テメエ慎二!!」

慎二「またお前かよ!!」

お互いほぼ同時にアリーナの扉を開き中に入った。


アリーナに入ると白野と慎二との距離は十メートル程離れていおり、既に互いのサーヴァントが得物を手に身構えていた。

白野「俺を連れて奥へ行け!!」

白野がアーチャーに言い放つ。

言葉通りに白野を抱えアリーナの奥へ進む。

慎二が追ってくることはなかった。

白野「とりあえず慎二より先にさっさとトリガーを回収しよう。先に取られたら絶対ちょっかい出してくるぞ」

アーチャー「了解だマスター」

と、エネミーを蹴散らしつつトリガーを探す。

そして―――――


アーチャー「マスター、あれじゃないか?」

アーチャーの指さす方にトリガーがあった。

白野「NPCから聞いておいたデザインと一致してる!!でかしたぞ!!」

だがトリガーの前には大きなエネミーがうろついている。

白野「っ・・・でかいな」

アーチャー「問題ない。倒してしまっても構わんだろう?」

白野「おお!!出来るのか!!」

「当然だ―――――」とアーチャーは赤い外装を脱ぎ放り投げる。

投げられた外装は宙を舞い、落ちると同時に白野の視界を塞ぐ。

その瞬間に、

アーチャー「キャストオフ!!」

服をパージし全裸になりオナニーを始めた。

>>66
さっき10節のstage2終わった辺りでメンテ入った。

妄想が捗りますね、GO。初っ端で強力な鯖を引き連れてジャンヌオルタを捕獲、セイバーが説得と称してジャンヌに性行為を行うとか。

アーチャー「ふああっ・・・ハッハッハッ・・・!!!!」

シコココッッッ!!!!シュッシュッシュッシュッ!!!!!!

アーチャー「はああああああああああああああああカラドボルグ!!!!」

ドピュ!!ドピュッルルルルルルルルルルルル!!!!!!!!

射精。

アーチャーのペニスから解き放たれた精液の魔力を螺旋状の剣、カラドボルグに変えてエネミーに飛ばし当たったと同時に爆発させる。

大型エネミーはその爆発に飲まれ消滅した。

この間、約0.01秒。

全て白野の視界が塞がれている間の事だった。

アーチャー「キャストオン!!」

全裸のアーチャーの身体に服が投影される。

そして白野の視界に服を着たアーチャーの背中が映った。



白野「あれ、エネミーは・・・?」

アーチャー「始末したよ。この一瞬でな」

白野「今のが宝具、ってやつか?」

アーチャー「いや、だが主力技の一つではある」

白野「へえーいいねー。俺結構当たり引いたみてーだな!!」

そう言って道を進みトリガーを回収した。

回収後、慎二が来る前にアリーナを去りアリーナの扉の前でオナニー、射精し扉の前の地面に精液をぶちまけておく。


ちなみにアーチャーの一連の流れは一見不可能に見えるかもしれないがアーチャーなら余裕だ。

むしろこうした方が弓を投影して放つよりも早いのだが倫理的にそれはまずいと思っているのでたまにするくらいに留めている。

夜、私室にて―――――


アーチャー「今日の成果は上々なんじゃないか?」

白野「ああ、慎二と一緒にアリーナ入った時は冷や冷やしたけど結果オーライだな」

アーチャー「そうなると・・・明日はどうする?」

白野「とりあえず朝一でここの屋上でオナニーする」

オルレアンクリアしました。召喚は乳上が来るまでしないつもりですがやっぱりきつくなりそうですね。ガチャ縛りのような感じになりそうです。

李先生は少しだけ出す予定です。

三日目の朝、白野とアーチャーは屋上にいた。

白野「はっはっはっ・・・んああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!」

ドピュルルルルルルルルルルルルルルルルル!!!!!!!!

盛大に射精。

ここ二日のストレスを一気に解き放つ。

白野「ふう・・・。ニート歴長いから射精には自信があるんだよなー。アーチャー、お前もやったらどうだ?」

アーチャー(いやそれはまずくないか?)

白野「身長俺と同じくらいだし二人でマスク被ればごまかせるんじゃないか?」

ちなみにこの白野、身長が187cmありアーチャーとあまり差がない。

アーチャー(それでも相手のサーヴァントが・・・まあいい)

霊体化を解き白野の前に現れる。

アーチャー「一度だけ見せてやろう。射精の神髄を」

白野「射精の・・・神髄」

アーチャー「見ておけ―――――」

アーチャーは右手に戦闘で使っている双剣のうちの一振りを投影し、それを真上に放り投げた。

同時にズボンのチャックを降ろしフル勃起したペニスが露わになる。

そして腰を軽く振りその振動でペニスを真上に向け、上半身を曲げてペニスを天に向けた。

アーチャー「狙い撃つ!!」

―――――射精する。

放たれた精子は綺麗の一直線で天に上り投げられた剣を撃ち抜いた。

白野「す・・・すげえ・・・」

アーチャー「これがオナニーだ。貴様のオナニーはただ豪快と称して雑に、ぶちまけているだけにしか過ぎない」

白野「っははは・・・俺、やっぱりアタリ引いたんだな・・・!!」

白野は改めて

(このゲーム、勝った!!)

と確信したのだった―――――。

その後、アーチャーは霊体化し白野のオナニーを見守った。

なお、アーチャー的に白野は大きすぎるので性の対象として見ていない。

一通りオナニーし、食堂で食事を取る。

白野(二つ目のトリガーが出来るのは神父曰く四日目っつーから今日と明日はフリーだな)

何をしようか、そう考えていると、

アーチャー(そのまま聞いてくれ。昨日こんな話を聞いたのだが―――――)

白野(―――――なるほど、教会か)

アーチャーの話とは教会に何かあるかもしれない、ということだった。

確かに校舎を走り回ってた時に教会方面に行くマスターを白野は度々見かけている。

白野(今日は、学校探索にすっかなー)

もしかしたら校舎にも説明がないだけで何かあるかもしれない。

と、席を立ち去った。



―――――


教会を最後にし、先に校舎を一通り見終えたが、図書室と保健室以外大した発見はなかった。

だがその図書室は意外と大きいと白野は考える。。

更に保健室には可愛いNPCがおり、白野のオナネタとしての収穫も出来た。

おっぱいを揉んでも何も言われなかったのだ。

白野は可愛いNPCの目の前で3発抜いてから教会へ向かった。

ローマクリアしました。大丈夫、まだ行ける。

教会は保健室を出てすぐの扉の先の花庭の先にあった。

周囲の視線を気にせず花庭を歩き渡る。

白野は度重なるオナニーの末賢者になっており騒ぐテンションはなかった。

教会の扉を開け中に入る。

白野「教会なんて初めてだよ。俺リアルでも日本人なんだよねー」

そう言って足を進める。

教会内の構造はシンプルで、縦二列に並べられた木製の横長椅子と奥の大きなテラスがありその前にオルガンと、二人の女性がいた。

アーチャー(うわっ・・・)

声に出さず、心の中で呟く。

白野はどうどうと女性達に話しかけた。

二人―――――蒼崎橙子、蒼崎青子はそれぞれ事情があってここにいるらしい。

曰く「人探し」「なんかきな臭い未来があったから、おかしな事にならないよう見に来たのよ」とのことだ。

正直な話、白野には二人の話が理解できなかった。

二人は『魂の改竄』をしてくれていると話してくれたが今の白野にはその気は無く、適当に話を区切って教会を去った。


アーチャー(しないのか?)

白野「今のままでも十分かと思ってさ。それに・・・話が理解できなかったんだ・・・」

アーチャー(・・・)

その後、とりあえず気になっていた図書館へ向かうことにした。



―――――


図書室に入るとそこでは十数人ものマスターが本を読み漁っていた。

みんな集中しており全裸の白野に目を向ける者はいない。


「あれぇ、お前も来たんだ~」

慎二が本を片手に話しかけてきた。

白野「いたのか。アリーナでレベル上げでもしてるかと思ったよ」

慎二「はっそんなの二流がすることだろ」

そして「僕は一流だから、情報の重要性も分かっているのさ。じゃあね」と言って本棚に戻った。


白野(来たとはいえ、情報・・・あんまないなあ)

昨日、白野とアーチャーは確かに慎二のサーヴァントを見たが女性というくらいしか情報は得られなかったのだ。

なので調べるにも範囲が広くて何を調べたらいいか分からないでいた。


少し悩んだ末、とりあえず屋上で考えることにする。

ここの屋上は白野お気に入りのオナニースポットでもあった。

誰も岸波のアバターにはツッコミを入れないのか……

廊下に出て中央の階段へ向かう。

中央に着くと向かい側の奥の教室の扉が開く。

中から明らかにNPCやマスターとは違う風貌の男が出てきた。

白野は知っている。

白野(へえ~あれがカスタムアバターってやつか~)

と、眺めていると。

「・・・」

男と目が合ってしまった。

白野は(やべっ・・・)と目を逸らし屋上に上がった。

その時、ふと疑問を覚えた。

白野(そういえばあの辺の教室って開かない『仕様』だったはずじゃあ・・・)

>>115

むしろ関わりたくない的な感じ的な。

白野外見について改めて説明すると本家白野の身長を187cm(アーチャーと同じ数値)にして全裸をデフォルトにした感じです。

屋上に着き、「オナニーを始めよう」と屋上の中央まで歩く。

アーチャー(待て、先客がいる)

白野「あ」

気付かなかった。。

赤い服とスカートを履いたツインテールの少女が手すりに身を預け空を眺めていたのだ。

――――待てよ。

白野(これはもしかして・・・チャンスなのでは?)

白野「・・・」

白野のペニスが勃起した。

アーチャー(マスター?)

そして――――

白野「はあっ・・・はあっ・・・はあああああッッッ!!!!」

ダダダダッッッシコシコシコシコ!!!!

膝を90度曲げ、カニ歩きのような体制で全力疾走。

同時にオナニーを始めた。

白野はペニスを扱きながら少女のスカートと太ももまであるブーツの隙間から僅かに見える太ももを凝視する。

アーチャー(ま、まさか――――やめろマスタあああああああああああああああああああああああ!!!!)

どのような形であれ学園内で他のマスターに危害を与えるとペナルティ、最悪失格にもなりうる。

それが顔射でも、だ。

白野「ぶひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃwwwwwwwwwwwwwwwww」

だが白野、止まらない。


(ん・・・?ちょっおい!!後ろ後ろ!!)

「え、何よ後ろって・・・」

少女がサーヴァントに急かされ後ろを振り向くと―――


白野「ンハッハッハッハッハッハアアア!!!!」


―――全裸でオナニーしながら全力疾走してくる男が少女―――遠坂凜に近づいていた。

凜「ぎゃあああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!」

凜は初めての不測の事態に叫んだ。


アーチャー(正気に戻れええええええ!!!!)

後ろからアーチャーが叫ぶ。

だが今の白野にはただの雑音でしかない。



白野「河合湖ちゃあああああああああああん!!僕のおっ魔力をあげるねえええええええええええええええええ!!!!!!」

シコココッッッ!!!!ビクンビクン!!!!!!

ペニスが射精準備に入った。

アーチャー(くう・・・こうなったら仕方ない―――)

同時にアーチャーも覚悟を決める。

背に腹は代えられない、という気持ちだ。



白野「んあああああああああああああああ出るッッッ!!!!」

ドピュルルルルルルルルル!!!!

出たのはシンプルで多めの精液。

そして―――











白野「―――あっ・・・アーチャー・・・」

射精とリラックスの狭間で白野は自我を取り戻す。

アーチャーは気取った風に「フッ・・・やっと正気に戻ったか」と返し顔面にぶちまけられた精液を舐めとった。

射精の瞬間、アーチャーは実体化し凜の前に大の字で立ちふさがり白野射精を顔面で受け止めたのだ。



凜「何なのこれ・・・」

この時凜の側にいたサーヴァントはこう思った。

(またこいつかよ・・・)、と―――。











白野「―――あっ・・・アーチャー・・・」

射精とリラックスの狭間で白野は自我を取り戻す。

アーチャーは気取った風に「フッ・・・やっと正気に戻ったか」と返し顔面にぶちまけられた精液をペロリと舐めとった。

射精の瞬間、アーチャーは実体化し凜の前に大の字で立ちふさがり白野の射精を顔面で受け止めたのだ。



凜「何なのこれ・・・」

この時凜の側にいたサーヴァントはこう思った。

(またこいつかよ・・・)、と―――。

これが終わったら4次編ラストのおまけのような形でGO編を書いてみようと思います

アーチャー「キャストオフ」

ビリッビリリリィッッッ!!!!

アーチャーの服がビリビリに破れ、全裸になり投影しておいたケロロ軍曹の仮面を頭に付けて振り返る。

凜「あ、えと・・・」

たじろぐ凜を前に、アーチャーは90度頭を下げた。

アーチャー「うちのマスターが失礼した。申し訳ない」

凜「え、あ、はい・・・き、気をつけてくださいね・・・?」

アーチャーと白野は一礼し、屋上を去った。




階段を下る間、白野は「すまねえ・・・」と謝罪する。

アーチャーはふっと笑い、言った。

アーチャー「マスターのフォローも、サーヴァントの役目だ」

白野「・・・そっか、ありがとうな」

白野「でもなんで全裸に?」

アーチャー「この戦いは情報戦だ。私自身はマイナーだがもしかしたらもある。だから情報漏洩を防ぐために全裸になり仮面を付けることであのマスターに与える情報を最小限におさえたのさ」

なるほど、そういうことか。と白野は納得した。

確かにあのマスターに当たる確率は低いだろう。

だがあのマスターはカスタムアバターでの参加、普通のマスターより強いのは明白だ。

「もしかしたら」を想定しておくのも重要なのは白野でも分かった。

アーチャーの機転によって相手への情報は、

性別、身長体型等の身体データ、肌の色

というとりわけ少ない情報で抑えることができた。


白野「とりあえずアリーナに行こう。先に行って慎二とそのサーヴァントを観察しよう」

アーチャー「了解した」

瞬間、周囲の悲鳴、騒ぎに気付いた。

白野とアーチャーが一階まで降りていたことに――――――

アーチャー「っ・・・俺としたことが・・・」

白野「とりあえずアリーナ行こう!!話はそれからだ!!」

二人は全力で廊下を駆け抜けた。



アリーナに入り一呼吸。

白野「なあ、アーチャー」

アーチャー「何だ?」

白野「アーチャー今全裸だけど、平気なのか?」

アーチャーは「ふむ」と顎に手を当て、言った。

アーチャー「マスター、この聖杯戦争においてサーヴァントはマスターに合ったサーヴァントが与えられる」

白野は分かっているというように頷く。

アーチャー「どうやらその際に調整がなされたらしい。生前なら恥ずかしがっているであろうこの状況にあっさりと適応している」

白野「全裸でも違和感がないって感じか?」

アーチャー「違和感はない。むしろ全裸に興味すら抱いている」

アーチャー「マスター、君さえよければなんだが―――――全裸になっていいか?」

白野「俺はここに来て全裸の快感に目覚めた。お前も、ここで覚醒したってんならそれが進む道なんだろうな」

アーチャー「ハハハハハハ。どうやら俺も、当たりだったようだ」

白野「当然だろ。なんたって俺は元プロゲーマーだからな!!」


すると、二人は何かを感じ取る。

アーチャー「この感じ・・・お相手が来たようだ」

白野「んじゃあ一発やりますか」

言う機会がないのでここで言わせて頂きます。

白野のアーチャーは初代の衛宮士郎その人です。

F/GOですが最近は敵も強くなっており令呪復活がないとクリアが難しい状況で中々苦戦しています。サポ鯖以外ほぼワンパンで死にます。

初代というと、カフェオレの匂いの?
生前なら恥ずかしがっていたって? え?

>>147
カフェオレの方はワカメの結界展開時とかに脱げなかったっていってたから、恐らくそっちだろう。俺らがよく知る方は寧ろ全裸がデフォルトだしな。
とりあえず>>1のメンバーが気になる。あと今さらすぎるけどランスロットジジ専じゃなかったよ・・・


マスターに影響された等と何をぬけぬけと……

FGOはとにかく攻略情報見て敵の構成に対してメタを張ることが大事
最悪でもバーサーカー以外が敵から弱点突かれるようにしてはいけない
後は令呪三画の力を信じよう……恐らく四章のボスで心折れると思うけど
3ターンに1回全体攻撃宝具とかやり過ぎだと思わなかったんですかねぇ……

一方でアリーナに入った慎二とそのサーヴァントもすぐに気づいた。

ライダー「いるね、お相手さんが。けどどっかで息を潜めてるって感じだ」

慎二「へえ~向こうも僕らを探りたいようだね」

口にはしないが白野同様慎二もあれから図書室等で色々調べたが何も得られなかったのだ。

「情報が少ない」と言うのは慎二も分かっている。

だからこそ、という気持ちで言った。

慎二「ま、遊んであげようよ。ちょっとくらいはさ」

トリガーは既に入手した。

後は後日出来るもう一つのトリガーの入手と相手の情報だけ。

ある意味、白野も慎二もほぼ同じような状況だった。

慎二「行こうか」

ライダー「ああ」

二人は並びアリーナの奥へと進んだ。

慎二「エネミーがいないな」

ライダー「どうやら倒されてるみたいだ」

慎二「っはは。いいねえ、それくらいしてくれないと」

更に進む。

そして―――――


白野「やあ慎二」

アーチャー「待ちくたびれたぞ」

大きな広場にて全裸にケロロ軍曹の仮面を付けた二人がいた。

二人は仁王立ちで腕を組んでいる。

>>147
初代の衛宮士郎、4次編のアーチャー。つまりいつもの人

>>148
小次郎、デブ、サポ鯖、マシュ、以下適当なやつって感じ。レベルは小次郎デブマシュが20くらいで後は上げてない

>>149
そもそも3章で心折れそうっていう

ストーリーは3章のメディアリリィを倒した辺り。ヘクトール、リリィに思った以上に苦戦しました。

ライダー「アッハハハハ!!随分ユニークな格好じゃないか!!」

アーチャー「だがこの格好であれば、外観からの情報を与えてしまうということはない」

服を着ていればそこからそのサーヴァントの正体に近づける可能性はグッと上がる。

例えるなら和服を着たサーヴァントを見ればまず日本の英霊だと見抜けるだろう。

二人は全裸になることでその情報すらも遮断したのだ。

白野「遊びじゃないんだよね、これ」

白野はスクワットを始めた。

慎二「なるほどねえ、そっちも無能なりに考えてるんだ。ま、とりあえずやっちまおうぜ」

と、ライダーを見やる。

「そうさね」とライダーは返し、二丁の拳銃を構えた。

同時にアーチャーも二本の剣を構える。

お互いが正面に向き合いにらみ合う。

そしてサーヴァントは同時に動き出した。

瞬間、アリーナ全体に警告音が鳴り響く。

セラフより警告>>アリーナ内でのマスター同士の戦いは禁止されています。

というメッセージが周囲に表示される。


慎二「クソ!!もう気づかれたのかよ!!」

白野「こんなだだっ広い所で戦ったら気づかれるのは当然だろwwwwwwww」

煽るように言う。

慎二はなぜここで待ち伏せしていたのかを察した。

白野はここでまともに戦うつもりはなかったのだ。

あくまで相手がどう戦うか、それを見極めるだけ。


つまりこの警告は慎二達が想像以上に強かったら等、不測の事態に備えての保険だった。

そして思ったのが、


慎二(全裸なのが逆にやりづれえええ!!!!!!)

アーチャーとライダーの戦いを見ていても正直アーチャーは剣を使う、くらいのことしか分からない。

目のやり場に困るとはまさにこのことだ。


白野「隙あり!!」

慎二「しまった―――――」

白野がコードキャストを唱えた。



が、

白野「あれ・・・」

何も起きなかった。

白野「えっ、ちょえ、なんでええええええええ!!??」

想定外の事態に慌てる白野。


好機。

慎二「ライダー!!」

コードキャストを唱えた。

それによってライダーのステータスを少しの間上昇させる。

状況がひっくり返った。

ライダーがアーチャーを押し始めたのだ。

だがその辺りでセラ府によって二組は強制的に引き離された。



白野「はあ・・・はあ・・・」


慎二「っははははははは!!なーんだコードキャストすらまともに唱えられないのか!!」

慎二の高笑いを前に白野は何も言い返せずにいた。。

白野(以前試したときは普通に使えたのに・・・どうしてだ!?)


そして「まっ、今日はこの辺で勘弁してやるよ」と言って慎二はアリーナから去った。



―――――


慎二が去ってから、白野は考えた。

白野「何でだ・・・何で出来なかった・・・」

アーチャー「相手が妨害していた、というのは考えにくいな」

白野「分かってる。慎二は完全に動揺していた。何でだ・・・」

「ふむ・・・」と頷き、襲い掛かったエネミーを返り討ちにし、その口にペニスをぶち込み、言った。

アーチャー「とりあえず成功した時のことを思い出してみよう」

ジュッポジュッポジュッポジュッポ!!!!

アーチャーは腰を振り、エネミーで性欲を処理する。

白野は振り返る。

始めてコードキャストを使用したのは初めてアリーナに行った日。

確か女子トイレでオナニーしてから全力ダッシュでアリーナに――――――――――


アーチャー「何かゥッ・・・思い出せたか?」

エネミーの口内で射精。

そのままエネミーは黒い灰になり散った。

白野「いや・・・大したことはしてないはず・・・」

アーチャー「いや、してただろ」

白野「え・・・なんだ?」




アーチャー「決まっているだろう。『射精』だよ」

3章クリアしました。

ついに4章です。これをクリアすれば乳上、ジャックちゃんを召喚出来る権利が得られるのです。

全裸相手でも大して動揺しないシンジのメンタル強すぎね?

白野「射精・・・確かに射精したけど」



――――――――――



白野「うおああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!」

シコココココッッッッッ!!!!シュッシュッシュッシュッ!!!!!!

女子トイレの鏡に一発フィニッシュ。

その後、購買部に向かい真顔で焼きそばパンを買い今度こそアリーナに向かった。



――――――――――



白野「いや、これ何か変なとこあったか?」

アーチャー「どちらかと言えば状態と言った方がいいだろうな」

アーチャー「あの時女子トイレで射精してからコードキャストを使用するまで5分も立ってなかったからな」

白野「つまり射精したことで俺自身に状態変化が起きたことでコードキャストが使えたってことか」

アーチャー「仮説で言えばそうなるな。マスター、試しにここで射精してみてはどうだ?」

と言ってアーチャーはその手に写真を投影し、白野に渡した。

写真を受け取り写真を見る。

するとみるみるうちに白野のペニスがギンギンになって行った。

金髪の小柄な美少女が騎乗位でセックスしている写真だ。

白野「おいおい・・・なんだよこれ・・・」

そう言いながら自身のペニスに手を伸ばす。

白野「うあっ・・・!!」

ビュクッ!!ビュルルルル!!

ビュッビュッ・・・!!!!

ペニスと手が接触した瞬間、暴発した。

精液はアーチャーの顔面目掛けて放たれるが同時にアーチャーも射精し白野の精液を撃ち落とした。

マスターとサーヴァントによる精子のクロスオーバーだ。

白野「っ・・・これは!!」

イケる!!

今なら出来る!!

スッキリした白野の中に浮かんだのはこの言葉だった。

そして先程失敗したコードキャストを唱え―――――――




白野「――――成功だ!!」

続けて別のコードキャストを試し、失敗するが再び射精することで1度だけコードキャストの使用に成功した。

実験結果をまとめると、


コードキャストの使用には使用前に射精しスペル魔カウンターをストックしなくてはならない。

スペル魔カウンター一つにつき一回コードキャストが使用できる。なので二つ貯めておけば二回連続でコードキャストが使用できる。

スペル魔カウンターは何もしなければ10分後に消滅する。


ということだった。

実験終了後、アリーナを出て学校に戻る。

そこで紳士にその件について聞いてみるも「分からない」としか言われず、白野の怒りが蓄積されていく。

神父の態度もあり、やがて怒りが達した白野は「糞運営が!!!!」と吐き捨て怒りを神父の足元にぶちまけて部屋に戻った。



白野「んだよこの運営クソ過ぎんだろ・・・」

アーチャー「そこはもう割り切るしかないな。だが相手からすれば戦闘時のオナニーは相手を驚かせることが出来る」

アーチャーは天に指差し続ける。



アーチャー「ある人が言っていた―――心の乱れは驚愕から、先に相手を動揺させた者が勝つ、と」

最近父上がセイバーさんと同じ身長と知り興奮しました。初見では160くらいあると思ってました。


>>173

慎二と白野は予選の頃からお互い親友という役割を与えられており、その設定から慎二は全裸に耐性が付いています。



写真の金髪ロリの元ネタって誰だっけ?

4日目

朝6時、白野は自室でアーチャーと昨日の情報を整理していた。

白野「―――じゃあ相手のサーヴァントは銃と大砲のようなものを召喚していたのか」

アーチャー「ああ。だから相手のクラスを絞るならバーサーカーは勿論セイバー、ランサー、キャスターも除外していいだろう」

白野「射撃武装がメインみたいだからな。後何か分かりそうなことあるか?服装とか、エンブレムとか」

アーチャー「そうだな・・・分かりそうとは違うが全体的に高質で美的にいいものを揃えてると思えたな」

白野「うーん・・・」

その後、話を続けるも進展はなく、

「この際今日は慎二をストーキングしよう」

ということで話を終えた。

午前、慎二を探すべく校内を走り回るが見つけられずにいた。

とりあえず予選時の教室に行って情報を集める。


白野「慎二見なかった?」

生徒「さっき図書室から出てくのを見かけたぞ」

白野「おっけサンキュー」

この教室、結構予選時のクラスメートが集まっていたりする。

白野が以前訪れた際に「俺はこの姿のまま予選時のように走り回る。だがこの教室にだけは迷惑をかけない」と宣言したからだ。

結果、それが功を奏し白野の情報収集を捗らせた。




目撃情報を元に図書室に向う。

図書室に入り、室内を見て回ると同時にそこらの参加者に話しかけてみる。

が反応は、

「さあ?」

「知らない」

等と言ったそっけない返事がほとんどで収穫は0だった。

それはそうだ。みんなだって勝ちたいんだ。

白野(そんなのは分かってるけどさー・・・)

図書室の横長椅子に腰かけ頭を押さえる。

すると「あなた、慎二について聞いて回ってるみたいね」と声を掛けてきた。

白野「そうだけど・・・」

返事をして顔を上げると―――――


凜「こんにちは」

遠坂凜が白野の前にいた。

ストーリーも後半

>>187

アーチャーが生前を思い出してセイバーとのえっちを写真という形にした



―――――


二人は図書室を出て屋上にいた。

凜はそこで図書室での慎二の行動を話してくれた。

話をまとめると、

「資料に色々いじっていて、その資料を形にして図書室出て行った」

ということだった。

白野「真名に関する資料を持ち去ったってことか。つかよく持ち出せたな・・・」

凜「彼はあれでも注目を浴びるような人よ。腕はそれ相応でしょう」

白野「とりあえず情報ありがとう。でも、なんで俺に情報を?」

凜「誰に話しかけてもスルーされ続けるあなたに哀れに思ったの」

白野は言葉が詰まった。

同情されてしまった、というなんともいえない気持ちが沸き上がる。

白野は真顔で下を向いて動かなかった。


凜「・・・はあ、冗談よ。ただ慎二が勝つよりは無名のあなたに勝ってもらった方がいいかなって思ったの」

白野「そ、そうか・・・?」

安堵の表情で顔を上げる。

凜「じゃあ今度はこっつが質問ね。あなたは何で全裸なの?何で校内であんな奇行に走るの?」

単刀直入な質問に白野はたじろいだ。

そのまま何と答えようと考えるとアーチャーが

「ここは匿名の世界だ。何も隠すことはない。後は・・・分かるな?」

と、耳打ちした。

白野はオッケーと言わんばかりにどや顔で自身の予選時の役割を話した。




白野「―――――それがあってか本戦が始まった今俺に服を着ることは出来ないんだ」

凜「・・・じゃあ礼装とかも?」

白野「ダメだった。礼装以前に全裸以外に何かを身に着けてアリーナに入ろうとすると向こうから拒絶されるんだ」

そう、白野が全裸には理由があった。

それは服は勿論すべてのアイテムがアリーナに持ち込めないというものだ。

以前食堂で焼きそばパンを購入したことがあったがアリーナに持ち込めず扉の前で食べた、という過去がある。

凜「じゃあアリーナでは・・・」

白野「コードキャストでのサポートしか出来ないよ。しかもそれにも縛りがあって使用するのに時間を要するから実質一回しか使えない」

凜は唖然としていた。

礼装使えない、アイテムも使えない、常時全裸という恥ずかしいアバター、コードキャストは一回の戦闘で一回切り・・・。

凜「どんな縛りよそれ・・・。じゃあ、あの普段の奇行は・・・?」

白野「俺がやりたかったってのもあるけどやっとかないとコードキャスト使えない」 *

凜は言葉を失った。


* 全裸ダッシュはその興奮から白野のアリーナでの射精をスムーズにさせるという役割があるということに前日の検証で気づきました。

凜は額に手を当てて言った。

凜「ねえ・・・それ運営に言ったの?」

白野「言ったけどダメだった。あそこかなりの糞運営だぞ」

凜「そう・・・」

ここで「うっし」と言って大きく伸びをする。

白野「じゃあ俺行くわ。慎二追いかける」

凜「そ、まあご愁傷さまとだけ言っておくわ」



凜と別れ、白野は階段を降りる。

そして三階に降り立った瞬間規制を上げながら白野は走り出した。

JKと話せたのが嬉しかったのだ。

アーチャー(だが彼女もまた君みたく現実とは異なることもあるぞ?)

白野「そんなことはどうでもいい!!!!俺はこの経験で抜くだけだああああああああああああああああああああああ!!!!!!」

と、、アリーナに入り直後に射精した。

そして二度目の射精をするべくオナニーを再開する。

今度は慎二の目の前で射精しようという算段だ。

寝落ちしてました。

あやねる好きなんでメイヴ欲しくなりました。はやくロンドン突破したいです

白野「ぶひゃひゃひゃひゃむひょひょひょひょぽぎゃぎゃぎゃぎゃwwwwwwwwwwwwwwww」

アーチャー「ぽああああああああああああああああああああああああああああwwwwwwwwwwwwwwww」

アリーナを全力ダッシュで駆け抜ける。

エネミーは当然無視。

ただただ慎二の目の前で射精するべく走り続けた。

アーチャーは既に3回射精している。



―――――


数分のダッシュの末慎二の後ろ姿が見えた。

ライダー「ちっ・・・」

直後にライダーが白野達に気付き振り返ると同時に拳銃を放つ。

それにアーチャーが合わせて前に出て銃弾を捌いてく。

ライダーとアーチャーが見合った今、白野の前にいるのは慎二のみ。

そしてその慎二は白野の奇声によって大きな本を両手で抱えたまま止まっている。

白野「ひょおおおおおおおおおおおおおおひょおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!」

白野はコードキャストを使用し、自身の身体能力を上げ走る速度を上げた。

慎二と白野の距離が7mに達した瞬間、白野の身体に電流走る。

白野「んあああああああああああああああああああああ!!!!!!!!」

ドッッッッッッピュンッッッッッッ!!!!!!!!

慎二「」バシャア

慎二の顔面に精子がぶちまけられた。

慎二「ぎゃあああああああああああなんだこれええええええええええええええええええええええ!!!!!!!!」

地面に転がりうめき声を上げる。

その隙に白野は慎二が落とした本を拾い、

白野「帰るぞおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおうひょひょーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーい!!!!!!!!」

と叫び走ってきた道を逆走し出した。

思ったんですがエミヤは投影というものがありながそれを活かして相手を凌辱する話って見ませんね

慎二「追えええ!!追うんだライダああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!」

ライダー「ダメだ。もう追えない、逃げられちまった」

慎二「ックソお!!つかなんだよこれ・・・」

拭った精液を見る。

慎二はそれが何なのか分かっていないようだった。


―――――


逃げ切った白野は自室で慎二から奪った本を読んでいた。

白野「『嵐の航海者』・・・か。つまり船に乗ってた人、海賊とかか」

この情報から相手のサーヴァントはライダーで確定だろう。

だがその本には具体的な名前が書かれておらず、無職ニートである白野にはおおよそのイメージが出来てもそれ以上は分からなかった。

白野「正直俺英霊とか全然知らねーんだけど」

アーチャー「まあ私も生前、学生の頃はそうだったな」

白野「え、そうなの?」

アーチャー「今だから言えるがアーサー王なんかは『エクスカリバーを持ったすごい人』くらいしか知らなかった。アヴァロン、ラムレイとか言われても『何だそれ?』と答えていただろうさ」

その後、二人は作戦を立て眠むることにした。




翌日

白野「・・・これをこうして、よし!!」

図書室の本棚で慎二から奪った本と同じサイズの本を両手で抱える。

その状態で廊下に出て校舎をうろついた。


白野「あ」

慎二「お前・・・」

階段を降りたった直後、慎二とばったり鉢合わせる。

慎二は当然ながら白野が抱えている本を凝視していた。

ジャンヌオルタ来ましたね。上限開放でおっぱいが露わになるのでしょうかね

白野「あ、やべっ・・・」

慎二「待て!!」

白野はダッシュでアリーナへ向かって廊下を駆け抜ける。

先程、運営から第二層の解放とトリガーが生成された、という連絡を受けたので第二層へ向かった。




第二層

白野「ここが第二層か」

アーチャー「全体的に以前より複雑な構成のはずだ。気を引き締めて行け」

白野「ああ」

だが白野、ここで自身のミスに気付く。

白野「やべえ!!オナニーすんの忘れてた!!」

オナニー――――射精を忘れるということは今の白野にとってコードキャストが使えないということを示している。

少しの危機感に襲われるがとりあえず全力でダッシュしアリーナの奥に進んでいく。

追いつくであろう慎二から少しでも離れるためだ。

今の白野には、射精をするための時間が必要だった。



――――――


慎二「クソ!!あいつ・・・僕の作戦をパクるなんて!!」

ライダー「まあまあ、冷静になりなよ慎二。とりあえず追いかけようじゃないか」

慎二「分かってる!!」

と、言っては二人もそろって走り出した。

慎二は昨日から苛立っている。

正確には、昨日アリーナから帰還し白野にぶっかけられた液体の正体を知った時、からだ。

そして今日、白野は昨日自身が失敗した作戦と同じ作戦で動いた。

当て付けのように見えた慎二は更に苛立たせられる。

二人は真っ直ぐな一直線の道を駆けて行った。

だがその道の曲がり角一つがアーチャーによって偽装されていることには気づくことなかった。


――――――


白野「はあああああああああああああああああ出る!!」

ドピュ!!ドピュルルルルルルルルル!!!!

いつもこのSSをご覧に頂きありがとうございます。

皆さんに重要なご報告があり、ここで書かせて頂きます。

以前三月末から始めたFate/Grand Order~ロンドン突破までガチャ(石)縛り~ですが読者皆様の助言、ご声援があり無事『第四の聖杯[死界魔霧都市]』を突破し乳上を入手する資格を得るに至りました。

手持ちの聖晶石は178個、つまり40連召喚が出来る状況です。

とどのつまり何が言いたいのか、と言いますと、乳上引けませんでした。

星4、星5は何引けたのかが気になる

アーチャー「よし、射精したな」

白野「これでコードキャストが使える」

だがこれでも白野が使えるコードキャストはたったの一度のみ。この一回で全てを補わなくてはならない。

アーチャー「奴らが来るぞ!!」

「ああ!!」と返しアーチャーが偽装した壁を見やる。

ほぼ同時に壁は爆発しその中から慎二とライダーが突っ込んできた。

白野「――――!!」

コードキャストを唱え白野自身のステータスを上昇させアーチャーと道の奥へ走り出す。

道中、アーチャーが指示を出し、その通りに行くべき道を駆け抜けた。

白野がオナニーしている間、アーチャーは一人で先回りしエネミーの駆除と道の構想を把握していたのだ。

大きなT字路を左に曲がる。同じく慎二達もそれを追う。

アーチャー「向こうの攻撃が思ったより激しいな。牽制するぞ」

と、言うとペニスは光に包まれ大きな大剣へと姿を変える。

大剣はただの大剣ではなく様々な機構で構成された機械仕掛けの大剣であった。

アーチャーが「アローフォーム!!」と叫ぶとそれに連動するように大剣の刀身が二つに割れその中の銃口が露わになる。

そして後ろを振り返り、大剣―――ペニスから弾丸という矢を放った。

ライダー(なんだ・・・?大げさに大袈裟な割には弾速がない?)

ライダーは身を逸らし回避する。

そして気づいた。

ライダー「慎二!!」

慎二「ふぇっ!?」

慎二の腕をつかみ引き寄せる。

後ろからアーチャーの放った矢が慎二がいた所を通り過ぎて行った。

慎二「な、なんだよ今の!!」

ライダー「あれは恐らく時間差で起動する弾丸だったのさ」



アーチャー「・・・」

ライダーの読みは当たっていた。

アーチャーが放った矢の動きは、

進行(1)→停滞→進行(2)

という3つのステージからなる。矢は(1)と(2)で速度が違い、(1)で遅めに進み(2)で急激に早く動き相手を仕留めるという非常に初見殺し感のある性能をしていた。

つまり、この流れを見抜かれた今、ライダーにこの矢はもう通用しないということになる。

>>232

引き当てたのはアストルフォとアタランテでした。後は概念礼装「目覚めた意思」、「緑の破音」です。

ガチャの感想としてはおっぱいがある美しいSR以上が誰一人として引けなかったので非常に悔やまれる結果となりました。

今後は石を集めつつイベント等ゲームそのものを楽しんでいくつもりです。個人的に一番のMVPは小次郎でした。レベルも51になりこれからもパーティの先頭に立ってもらおうと思っています。約3週間程でしたが応援、助言本当にありがとうございました。

アーチャー(だが、ここはもらったぞ!!)

アーチャー「マスター、本を貸せ!!」

白野「あ、ああ・・・!!」

本をアーチャーに渡すとアーチャーは本を前方に思い切りぶん投げた。

同時に「この先を左だ!!」と指示を出す。

本は一直線に飛び、先の十字路を真っすぐ通り過ぎていった。

そして白野は言われた通り十字路を左に曲がる。

対象が二手に分かれたことで慎二の中で戸惑いが生まれた。



――――――


初めに通った大きなT字路の右側から白野達は出てきた。

白野「ここ・・・そうか」

道を進みアリーナ入口のそばに戻る。

アーチャー「今のルートにはトリガーらしきものはなかった。後はもう一方の道を探索すればいい」

白野「おっし、じゃあ行くか」

慎二たちは追ってこなかった。

本の方に行っているのだろう。

だがあの本は白野とアーチャーが投影された白紙の本にそれっぽい伝説を書いただけのものであった。

一応真実も書いてある。アーチャーが日系人だ、というくらいには。


――――――


探索し、最後のトリガーを入手した。

このアリーナは大一層に比べだいぶ広いがアーチャーのスキル、千里眼のおかげで短時間で見つけるに至った。

白野「よーし最後のトリガーだ!!」

アーチャー「では、さっさと戻ってしまおう、向こうが追ってくるかもしれん」

白野「ああ!!」

そう言って傍の転送地点に足を踏み入れ、学校へ戻った。 

最近考えたのですがジャックちゃんの下着がエロいのはやはり「すこしでもずらせば見える」という絶妙さがいいのではないか、と思いました。

少しずらせば筋が見えそう、少しずらせばアナル見えそう、そういったギリギリがジャックちゃんのエロさなのではないでしょうか。





白野「後は明後日の決戦だけだ」

アーチャー「ああ。では明日はどうする?」

白野「まだ残っている問題について対策を練よう」

そう言ってペニスを見やる。

白野の問題とはやはり射精であった。

タイムの短縮、体力の上限、思考の安定化・・・考える問題は多い。

6日目



朝の支度を終え、二人は屋上にいた。

アーチャー「いいな?」

白野「ああ、頼む」

アーチャー「行くぞ!!」

「レディー!!ゴー!!」とアーチャーが射精した瞬間、白野がオナニーを始めた。

白野「うおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」

シュッシュッシュッシュッ!!!!!!!!

アーチャーは白野と手に持ったストップウォッチを見ている。

このオナニーは白野の一回の射精の時間を確実に図るためのものであった。

白野「出るうううううううううああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ドピュ!!ドピュルルルルルルルルルルルルルルルル!!!!!!!!

射精した。同時にストップウォッチを停止させる。


アーチャー「一分37秒・・・!!」

一分37秒、それがオナニーに集中した白野の一回の射精時間。

常人しては確かに早い。

だが実戦においてこの射精時間はあまりにも遅すぎる。

白野「アーチャー・・・タイムはどうだ?」

アーチャー「一分37秒。遅いな、これが実戦ならマスターは約100秒間棒立ちしてるも同然だ」

白野「くそっ・・・」

決戦時、勝負の決着はサーヴァントかマスターのどちらかの死亡判定で勝負は決する。

なのでマスターもある程度戦闘時は動くことになるはずだ。

白野「射精しなきゃ俺は戦えねえ!!どうすればいいんだ!!」

アーチャー「・・・一つ、考えがある」

白野「何!?」

アーチャー「・・・」

驚く白野。

だがアーチャーはそのアイデアを言うことを渋っているようだった。

白野「アーチャー?」

アーチャー「ああ、分かっている。だがこれはオナニーを愛する者としてオナニーを冒涜する方法だ。それでも構わないか?」

白野「・・・ああ!!」

「よし」とアーチャーは白野の意思を確認し、投影した。

白野「アーチャー、これって・・・!!」

アーチャー「そうだ。君が最速で射精するにはもはやこれしかあるまい」





アーチャー「この(言峰のアナルを型取った)オナホールを使うんだ」

>>決戦時、勝負の決着はサーヴァントかマスターのどちらかの死亡判定で勝負は決する。

このSS限定の設定です。あのゲームの戦いが実際どうなるのかいまいちよく分からなかったのでこういう設定にしました。ネロとかエミヤとか宝具縛ってよく勝てたなと思います。

つまるところ漫画版エクストラですな
フィールドが毎回変化して隠れる場所やら高台から狙撃も可能でしたね

まぁそうじゃないとアサシンやキャスターとかかなり縛りゲーだわな

乙。そういやアーチャーにとっての初めての「男」だったな。
あとGOだけど>>1のパーティアストルフォは微妙に噛み合わない気がする。アタランテ優先の方がいい気が。

白野「やっぱ・・・そうなるよな」

アーチャー「ああ。どうする?」

白野「とりあえず使ってみる。アーチャー、タイムを頼む」

アーチャー「分かった」

ストップウォッチをリセットし、準備する。

白野はオナホールを触り、その造形や特徴を捉え射精する自分をイメージした。

イメージはオナニーにおいてとても重要である。

イメージがあればオナニーの刺激、ライブ感、快楽全てが気落ちよく射精する時は身体中が熱を上げ濃密な射精をし、その後言い表せない達成感が訪れる。

逆にイメージが無いオナニーは何もない。

前者のオナニーと比べ遥かに時間がかかりオナニー特有の臨場感が大分違ってくるのだ。

白野(オナニーとは自身の中で始まり自身の中で完結するライブだ)

ペニスがギターで、右手がピックだ。

ペニスというギターを右手と言うピックでシゴキのビートを上げる。

ビートはクライマックスになるほど激しくなり、白野というギタリストもクライマックスになるほどテンションが上昇していく。

とどのつまりオナニーとは,『ライブ』なのだ。




白野「にしてもこのオナホ、結構きついな・・・」

穴を指でいじりながら感想を漏らした。

アーチャー「すまない、そのオナホは女性の性器ではなくアナルを意識したものでね」

確かに射精するならきつい方がいい。

白野はアーチャーの考え汲んでオナホールアナルで時間計測をすることにした。

白野「大丈夫さ。始めようぜ」

そして二度目の測定結果は

アーチャー「46秒だ」

ニヤリと笑った。

白野「ああ。だけどこれじゃあまだまだだ」

アーチャー「だがこれ以上オナニーを技量でカバーするにしてもさすがに時間が足りない。ここは別の部分で改善を試みるべきだ」

白野「確かにそうだな・・・。ってことは何か案はあるのか?」

アーチャー「当然だ」

ギターやライブが好きな方がいましたらごめんなさい。明日でオナニー修行編が終わり決戦という流れになります。

>>262

漫画版あったんですね・・・

>>263

アタランテちゃんレベルカンストさせました。素材集めもステージ的に周回しやすく早く出来たと思います。

以前コメントで素材集めキツイという旨のコメントがありましたが本当にめんどくさいですね。試練、フリークエスト走るよりイベントガチャで素材を集めた方が色々得なような気がします。世界樹の種のために剣の修練場で金玉十個使って強引に集めましたが(超級3回で一個落ちる計算でした)マイナスの方が大きかったと思いました。




慎二「何やってんだあいつら・・・」

ライダー「オナニーの時間測定みたいだけど・・・なんだろね」

影から白野達の動向を見ていた慎二達はその動向に困惑していた。

慎二「それに・・・その、オナニーってあんなガンガン出来るものなのか・・・?」

ライダー「女にそれを聞いたって分かりようがないさね」

慎二「そう・・・だよな」

そう言った慎二には僅かな違和感があった。

その違和感を逃さなず、ライダーは慎二にフェイントを掛ける。

ライダー「なあ慎二、アンタ―――――童貞なのかい?」

慎二「どう・・・てい?なんだよそれ・・・」

ライダー「セックスしたことあるかってことだよ」

慎二「せっ・・・セック・・・て!!」

この時慎二は『セックス』という言葉をはっきり言わずはぐらかし、恥ずかしそうに顔を赤らめた。

ライダー「なるほどねえ、分かった。アンタ―――――」

そう言って慎二の顔をその胸に抱き寄せた。

その間、白野とアーチャーが屋上を去っていたことに気づかなかった。



―――――



オナニーの修行を終え、白野とアーチャーは全裸で売店へと向かっていた。

白野「次はどうするんだ?」

アーチャー「技巧の方はもう問題ないだろう。後はコードキャストによるブーストと精力剤によるブーストだ」

売店に着くとアーチャーがリストを白野に渡した。

白野はそのリストの通りに買い物をする。

買うものは主に食材だった。

その後部屋に戻ると、アーチャーは買ったものを使い調理を始める。

調理する全裸エプロンのアーチャーは白野から見てとても様になっていた。

アーチャー「出来たものは今日食べてもらい明日改めて調整したものと特製の精力剤を飲んでもらうという流れだ」

白野「オーケー」




慎二「うああああああああああああああ!!!!イク!!!!」

ビュク・・・ビュルル・・・

ライダーの女性器の中で慎二は射精した。

ライダーは愉しそうに「あっはは、よかったね~慎二。これでお前も一人前の男になったわけだ」とおっぱいに顔を埋めている慎二の頭を撫でる。

慎二「はあ・・・はあ・・・なあ、もう一回、いいか?」

ライダー「いいよぉ何度でも、な」

気分が悪くなりました。エロシーンの描写はやはり若い女性であってこそですね。

投下のペースが落ちてしまい申し訳ない。平日の投下は難しそうですね。





白野のペニスはギンギンだった。

アーチャーの料理と精力剤を口にしたことで早速効果が表れたのだ。

白野「アーチャー!!俺屋上でオナニーしてえ!!」

その様子はまるで『新しいおもちゃを得て、早速外で遊びたい!!』という子どものそれに近い。

アーチャー「ふむ・・・効果は良好か。マスター、オナニーして精液の量と濃度を測ろう」

白野「おう!!」

部屋を出て屋上へ出る。

そして同時にオナニーを始めた。

白野「うおおおおおおおおおおおりゃあああああああああああああああああああああああああ!!!!!!」

シコン!!シコン!!シコココココココココココ!!!!!!!!

ドッピュン!!ドピュルルルルルルルルル!!!!!!!!

射精。

解き放たれし精は綺麗な放物線を描き、屋上の床と柵を超えて外に出た。

アーチャー(一回の射精10秒・・・!!これなら行ける・・・!!)

白野「どうよ今の」

アーチャー「ああ。これなら大丈夫だろう。まだ撃てるか?」

白野「余裕」

アーチャー「よし――――――――ん?」


凜「あら、こんにちわ」

凜が屋上に入ってきた。














慎二「ぽああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!」

ドピュ、ビュッ・・・ビュッ・・・

ライダー「ふふふ、すっかりハマっちまったみたいだね」

慎二とライダーは部屋に戻り盛りあっていた。

人生初の射精がセックスという至高の快楽で知ってしまった慎二は、聖杯戦争など忘れ猿になっていたのだった。

彼女を求めて旅立ち得たものは男

至高の乳、クールな少女を願い求めて現れたのは変な服、クールな男

皆が力を求める中僕は乳を求めた

皆が☆5を祈る中僕は☆4を祈った

現実とは非常なり、ガチャ道は苦難の道なり

理想は強ければ強いほど反転し、その結果が現実となる

1度の機会に乳を願った結果現れたのは非常な現実だった



コミ1お疲れ様でした。また明日から頑張りましょう。

イベント等で金が余ったからと言って無暗にガチャを回すのは止めた方がいいと思います。今日、僕は失敗しました。

なるほど。ジルはストーリー限定だから手に入りづらいけど>>1なら確かに引きやすいか。
で、>>1に届けばいいんだが、今回のイベントは何がなんでも完走しろよ。報酬が>>1好みでかつ、このゲームでは微妙に手に入りづらいヒーラーだぞ

思った以上にコメントが多かったので一応解説しますね。

この詩は1、2行目で起きた現実を書き起こし、3、4行目で理想を書いています。
5、6行目で理想が反転して現実となるという仮定論を書いてから、最後の7行目でその仮定が現実になったと書きました。

とどのつまり『力のある☆5』かつ『変な服のクールな男』という旨があったのです。


>>292

婆の露出に興奮するほど僕の性欲は落ちぶれていません。

>>300
カルナかな?

>>301
正解。めっさ強いですわ。



白野「おお、何か用か?」

振り返り凜と向き合う。

凜「うぇっ!!??」

白野「ん?」

全裸についてはあまり気にしないようにしていた凜だったが今回はさすがに反応してしまった。

白野のペニスから精液が垂れ落ちているのだ。

凜は白野の股間を指差し硬直する。

凜「あ、あああああああなたたたたたた・・・!!」

驚愕する凜を見てアーチャーが耳打ちした。

白野「あっ悪い!!」

アーチャーに投影してもらったハンカチでペニスを拭く。

そして拭き終わると同時にハンカチは壊れたように消滅した。

白野「こ、これは・・・あれなんだ、コードキャストのためのだな・・・」

凜「・・・そういえば言ってたわね、え、もしかして以前言ってた縛りって―――――」





白野「―――――そうさ。俺は一回射精してからじゃないとコードキャストを使用できないんだよ」

凜「・・・」

(・・・こいつのマスターなら普通にありそうで困る)

凜は口を開けたまま硬直しているがそのサーヴァントはどこか納得していた。


凜「え、じゃあどうやって戦うの?」

白野「事前に抜いておく、一回切りのコードキャストに全てを託す」

凜「・・・大変ね、あなたも」

白野「そうだな」

現状を言葉にすることで改めて自身の状況を自覚した。

凜から見た白野の眼はどこか遠くを見ているかのようにも見えた。

凜「あ、そうだ。慎二のことで思い出したことがあるの」

白野が「えっ」と驚くと凜は話し出した。

内容は慎二の家についてだ。

慎二が実は10歳も満たない子どもだということ、慎二の以前の実績について―――――

凜「―――――ってことよ」

白野「あ、ありがとう!!すごいこと聞かせてもらったよ!!」

凜「ま、慎二よりもこうやってデメリット抱えまくってる貴方に勝ってもらった方が後々有利かもしれないからね」

そう言って凜は後ろを振り返り出口に向かった。

凜「じゃああなたとの会話もこれでおしまい。この先どうなるか分からないけど、次言葉を交わすのは対戦相手になった時だから」

白野「分かった。ありがとう」

素直に凜に感謝を述べた。

凜「じゃあね」

白野は何も言わず凜が去るのを見届けた。

凜もおそらく自分のように『求めている未来』を賭けて参加しているのだろう。

そしてこれ以降、白野は凛と会うことはなかった。




慎二「はっはっはっ・・・!!!!」

パンパンパンパン!!!!

ライダー「いいじゃないか、中々上達して来たんじゃないかい?」

慎二「当たり前だ!!僕を誰だと思ってるんだ!!」

ドピュ!!ドピュルルルルルルルルル!!!!!!

この後も翌朝までセックスを続け慎二はライダーの熟した身体を堪能した。

ちなみに白野は童貞だ。

次で7日目、決戦日です。

今作は短編なので登場させるキャラクターを少なめにして書きました。

にしても凜の台詞量は今作多いですね。

7日目

最終日。そして、決戦の日だ。

白野とアーチャーは自室で最後のミーティングを行っていた。

アーチャー「マスター、この際だから言おう。あのライダーはフランシス・ドレイクだ」

白野「フランシス・ドレイク・・・?」

アーチャー「要は世界一周を成し遂げた人、ということだ」

白野「なるほどな」

その後もミーティングを続け綿密に計画を練った。



―――――


準備を終え、二人は校舎の入り口に向かった。

端末に送られたメール曰く、そこにいる神父にアリーナで得たトリガーを見せて決戦の場へ向かうらしい。

白野「来たぜ」

神父「よく来た。ではまずアリーナで入手したトリガーを確認させてもらおう」

言われて白野は開いた右手にトリガーを表示させる。

神父は「うむ」、と頷いて言った。

神父「よし。次はそのトリガーでこの扉を開けてもらう。そして開いたら中に進み奥のエレベータに乗りたまえ。そのエレベーターの先が決戦場だ」

言われた通りに扉を開け、白野とアーチャーは奥のエレベーターに乗った。

エレベーターが締まり下に降りていく。

白野はアーチャーが投影したケロロ軍曹の仮面を装着した。

アーチャーも勿論装着している。

二人に緊張はない。何故なら二人は慎二達に勝つ自信があった。

自分達は相手の正体を知っている。だが相手は何も知らない。そしてその上で綿密に計画を練った。


―――――後は、勝つだけだ。

エレベーターが動いてから5分ほどすると向かいに慎二とライダーが現れた。

二人は白野達と同じくエレベーターに乗っているようだ。

白野「・・・」

アーチャー「・・・」

だが二人は何も言わず、真正面を向いている。

慎二側から見ると、

ケロロ軍曹の仮面を装着した全裸の男二人が腕を組んで仁王立ちで待機している

という光景だ。

それから更に数分、無言の時間が続く。

白野とアーチャーは何も言わない。

慎二「おいおい~。せっかくの決戦なんだからさ、何か話そうぜ?」

慎二が無言の空気を破った。

この緊張感のある状況に耐えられず、しびれを切らしたようだった。

そしてそれを待っていた、と言わんばかりに白野が言った。

白野「なんだ、緊張してんのか?」

慎二「っ・・・そんなわけあるか!!」

アーチャー「だが見た所、君は今とても疲れたような顔をしている。戦いを前にして、緊張で眠れなかったと見たが?」

慎二「はっ、全然違うね」

慎二は強がるが実のところ慎二の顔には疲れが目に見えていた。

前日から朝まで一睡もせず続いたライダーとのセックスで戦う前からして体力がほぼ尽きていると言ってもいいだろう。

白野「それはそうと、君のこと聞いたよ。八歳にしてゲームチャンプに君臨したって」

慎二「そうだけど?何?」

白野「いや、純粋にすごいと思ってね。特に八歳っていうのがね。でも同時に謝らなきゃいけないことがあるんだ」

慎二「何だよ・・・」

白野「君に精液をぶちまけちゃったことさ」

EXTRA名物決戦前の会話です。


しっかり計画、準備した白野

セックス漬けで準備どころか一睡もしてない慎二

勝負の行方は―――――!?

慎二「!?」

慎二の脳裏に以前のいおくが蘇る。

そしてその時理解していなかったことを理解してしまった。

慎二(こ、こいつ・・・僕に―――――僕で出したんだよな・・・?)

ぞっ、と悪寒が背中を走る。

白野「いやね、対戦相手とはこれは礼儀としてまずいかなと思ってね。でも止められなかったんだ」

そう言う白野とアーチャーのペニスはギンギンに反り立っていた。

慎二「な、なんだよそれえ・・・!!」

白野「いや、悪いね。君のそういう反応を見ているとつい」

そしてアーチャーが続ける。

アーチャー「君、足後退させてるけどもしかして『分かっている』のかな?この意味に」

腰を振りギンギンになったペニスをブルンブルンと揺らして慎二に見せつける。

慎二「うう~・・・」

顔を赤くし横を向く。同時にライダーが言った。

ライダー「まあその辺にしときなよ。もう始まる」

八歳の慎二に性的な話で緊張させる、それがこの段階での計画であった。

白野(成功・・・かな?)

アーチャー(そう見てもいいな)

エレベーターが止まった。扉が開く。

慎二はファサ、と前髪を払って言った。

慎二「ま、ちょろっとやっちゃおうよ」

ライダー「ああ、分かってるさね」

そんな言葉に耳を貸さず白野とアーチャーはエレベーターを出た。

エレベーターを出た先は平坦な地面に所々に草や岩などがある。

そして全体的に青くまるで深海を連想させるような所であった。

二人は奥に歩いて行くと向かいから慎二達が自分たちと同じように歩いて来ていた。まるで白野と慎二を引合わせるように。

白野「・・・」

どうやらこれが、戦いの合図らしい。

お互いがお互いを確認したと同時に、全員が動き出した。

「ライダー!!」と慎二が叫ぶ。それに呼応するようにライダーが動く。

ライダー「今回は本気も本気さ!!砲撃よーい!!」

ライダーの周囲に船の大砲の筒が現れる。

それを見てアーチャーは言った。

アーチャー「走れマスター!!」

白野が指示された方、大砲の射線を横に走る。すると放たれた大砲の弾が次々と白野の後ろに着弾し、爆発した。

ライダーの攻撃が止んだ隙に2メートルほどの岩の影に隠れ、オナニーをする。

アーチャーは投影した弓矢で慎二達を近づけないようけん制している。

白野「うぉおおおおおおおおおおおおおおりゃああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!」

ドピュピュ!!ドピュルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルル!!!!!!!!

事前に精力剤と精力増強の食事を取った白野が射精するにはそう時間はかからない。

この(言峰のアナルを模した)オナホールがあればなおのことだ。

白野は25秒で2回射精し、次の行動に移った。

白野「このまま懐に潜り込むぞ!!」

矢を放ちつつアーチャーは「分かった」と返す。

そして白野が岩影から出ると同時にアーチャーも動いた。



慎二「こ、こっちに来る・・・!!」

ライダー「これまでの動きからしてお相手さんのサーヴァントは全距離で戦えるようだけど、あいにくアタシは近接戦はあまり好まないんでね」

そう言って先程と同じく大砲の筒を展開し「藻屑と消えな!!」と叫び砲弾を撃ち出した。

だが白野達は器用に道中の岩と岩の間を走り抜け砲弾を避けていく。

何発撃っても当たらない様に慎二は苛立ちを含んだような舌打ちをした。

相手は岩陰に隠れているのだろう、とライダーは大砲を再び展開しようとしたその時『何かが起こる』と何かがライダーの身体中を駆け巡った。

そしてそれは現実となる。


「I am the bone of my sword」


どこからか、しかしはっきりとした声で聞こえた。

瞬間、岩に身を隠していたアーチャーが岩を飛び越えて上から慎二達に向けて矢を放った。

ライダー「慎二!!」

ライダーが慎二を掴み全力でその場を離れた。

小説の戦闘シーンってよく見ると結構短いことが多い気がします。

アニメ等の映像作品を見るとそう言ったシーンが丁寧かつ大胆に作られていて原作の補完され、充実していくように思えます。

エロいSSは移転させる、という旨の話もありましたし今夜か明日までにこのSSを終わらせるつもりです。

矢が着弾すると矢は爆発し、地面がえぐれクレーターのようになる。

慎二を抱え、その場を離れたライダーと慎二は運良く無傷であった。


白野「アーチャー!!」

コードキャストを唱えアーチャーの魔力を回復させた。

アーチャーは「よし」と頷き再度呪文を唱えた。

唱えるとアーチャーの手に螺旋状の剣が投影され、出来上がると今度はそれを矢に変化させる。

そして弓矢を構え、起き上がろうとしている慎二達に矢を放った。

慎二「うわあああああ!!何とかしろライダー!!!!」

ライダー「ちっ・・・しょうがない!!」

矢が爆発する。

その爆風、輝きを見て白野は言った。


白野「勝った・・・!!」

あの威力の攻撃を受ければさすがに終わっただろう。

そう確信していた。

アーチャー「いや、まだだ」

白野「え?」

アーチャー「I am the bone of my sword――――――“熾天覆う七つの円環”!!!!」

白野を後ろに押しやり、呪文を唱え投影する。

アーチャーが前にかざした手から七枚の花弁状の障壁が展開された。

白野「アーチャー!!どうし――――」

言葉を遮るように爆発音が響いた。

白野「あっ・・・」

白野は状況を理解した。アーチャーが相手が放った攻撃を盾で受け止めていることに。

白野(相手がこんな攻撃を・・・まさか――――)

白野「――――宝具か!!」

アーチャー「そのようだ。あれは、厄介だぞ・・・!!」

攻撃が止み、盾を解除して正面を睨んだ。

釣られて白野も前を見て理解した。

二人の前には大きな船――――海賊船が二人を見下ろしていた。

「よおーーーーーーーお前らーーーーーーーーーーー!!!!!!」

船から聞き覚えのある声が二人を呼びかけた。

船首に立っている慎二だ。隣にはライダーもいる。

ライダー「ククク・・・これは形勢逆転、ってやつじゃないかね」

白野「クソ・・・反則だろこんなの!!」

慎二「いやーでもそういうルールだからさあ!!強い宝具持ってないサーヴァントで残念だったねー!!」

白野「テメエ!!このクソガキが調子こいてんじゃねーぞゴラアアアアアアア!!!!!!」

顔を強張らせ力の限り叫んだ。

慎二「ハハハハハハ!!あーあ、怒っちゃったよwwwww」

白野「おいアーチャー!!なんかねーのかよおい!!」

アーチャーに詰め寄る。呼吸が荒れ、その顔は青ざめていた。

対してアーチャーはゆっくりと首を横に振った。

それを見て、白野は膝を着いた。


白野「そんな・・・嘘だろ・・・?俺は、この戦いに勝って、ニートから脱却して、可愛い嫁をゲットして、童貞卒業して・・・」

白野の眼から涙が流れた。

慎二「あーあ、もういいよお前」

白野を見て興味が失せた慎二はライダーに止めを刺すよう指示した。

ライダー「ま、相手が悪かったってことで」

船の大砲が白野達に向く。

ライダー「砲撃よーい!!」

白野とアーチャーは動かない。慎二とライダーには完全に折れているように見えていた。

ライダー「じゃあね――――」

ライダーが合図を出し、大量の大砲から砲弾が放たれた。


だがその時、同時に白野が立ち上がった―――――――!!



――――


砲撃が終わり、船が消えた。ライダーの宝具『黄金鹿と嵐の夜』は生前指揮していた無数の船団を召喚する宝具だ。

とても強力な宝具ではあるがその分燃費は悪い。

慎二を地面に立たせ、砲撃によって起きた煙を見る。

勝負は決した、慎二とライダーの眼にはそんな思いがあった。

だが―――――


「よお・・・」

後ろから声がした。

二人は一斉に振り返る。

そこには仮面が外れた二人の全裸の男がいた。

白野はライダーの砲撃に対して、令呪を行使しアーチャーに「俺と共に攻撃を避けろ」と命じたのだ。

そしてアーチャーはその通りに数多の砲撃を躱し、慎二達の後ろまで逃げ切った。

それでも無傷では済まなかった。

アーチャーの方は身体に多少の傷があるくらいだが白野は頭から血が流れており右目を閉じて―――――否、開けないでいた。

白野「アーチャー、これで最後だ・・・」

普段なら大きな声で言っているような言葉だが今の白野に覇気のようなものはない。最早立っているのが限界、と言った感じだ。

アーチャーは「分かっている」と言わんばかりに双剣を構えて走り出した。

ライダー「慎二!!サポートしな!!」

慎二「ああ。後はあいつを倒せば今度こそ終わりだ!!」

そう言って二人はアーチャーを見た。

慎二(いいか?君があいつを抑えてる間に僕がマスターを倒す)

ライダー(分かってるさ。そっちの方が手っ取り早い)

ライダーが銃で牽制し、慎二は半円を描くように走り白野を狙う。

既に白野から離れたアーチャーはライダーの攻撃に翻弄され徐々にアーチャーとライダーは二人のマスターから離れて行った。

慎二は走りながらコードキャストで白野を攻撃する。

地面を走る黒い刃が白野を襲う。

白野「―――――・・・」

コードキャストを唱え、身体を強化する。2回分のオナニーカウンターのうちの1回が行使された。

白野は慎二の攻撃に、ただでは当たらないと強化した身体で左右に動き黒い刃を避けた。

慎二「クソ!!このっこのっ!!」

何度も撃つが白野はゆらりと回避する。

勝利は目前なのにその一歩を踏み込めない。

この状況は続けば続く程相手はどんどん苛立っていくのを白野は知っている。

そして同時に、言い表せない不安が襲ってくることも。

特に慎二のような人間ならなおさらだろう。

何故ならそれは、白野も慎二と同じ人間だからだ。

慎二「なんだよお前!!もう負けてんだろ!!諦めろよ!!」

白野は言葉を返さない。

その反応が更に慎二を苛立たせる。

慎二「お前えええええええええ!!!!」

黒い刃を乱れうちと言わんばかりに放つ。

焦りが限界に達した慎二の心を表すかのように。

それを見て白野は確信した。

慎二の犯したミスは二つ。

一つは相手に渡ってしまった情報から何の作戦も立てずに決戦場に赴いたこと。

もう一つは今この時、白野がコードキャストを使ったのに考えなしに攻撃を連打してしまったこと。

刃が白野の回避先を捉えた。

慎二は「貰ったあ!!」と言わんばかりの顔をしている。

白野の閉じられた見えないはずの右目に像が映った。

それは白野が大きなゲーム大会で優勝し沢山の観衆に称賛される光景、理想的な女性とデートしセックスする光景、ほかにも様々な光景が開けられない白野の右目に映る。

それはまるで白野が理想とする未来の一片を映しだしているようだった。

―――――その時、白野の右目がゆっくりと開く。

開かない右目が映す光景を現実にするために。

そして白野は足に力を込め、叫んだ。

白野「トランザム!!」

この時慎二は白野に止めを刺すことしか考えておらず、白野の反撃に一切の警戒がなかった。

白野はオナニーの最後の一回で身体を最大限に強化し、その跳ね上がった目にも止まらぬ速さで慎二の背後に回り込み腰を後ろに引き、ばねのように勢いをつけそのペニスは慎二のアナルをロックオンしている。

チェックメイト―――――白野のペニスは慎二のズボンを突き破りアナルを貫く。

慎二「あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!」

白野「ぽあああああああ!!!!慎二!!俺もう我慢できねえ!!!!!!!!」

根元までペニスを貫いたその最果てで白野は射精した。

ドビュ!!ドビュルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルル!!!!!!ビュッ!!ビュッ!!ビュククククッッッ!!ドピュルルルルルルルルル!!!!!!!!

放たれた精液は慎二の身体を貫き、5メートル先まで吹き飛ばす。

すると慎二と白野を見えない壁が遮った。

それは、この戦いの終わりを意味していた。

ここ最近分かったんですが昔と比べて地の文章がかなり多くなったと思います。稚拙な文章ですが読んでくれる読者様方に感謝一杯です。

最後、思った以上に長くなりましたが次でラストです。

最近、最終開放した乳上の太ももに顔を挟まれてソフトにいじられる、そんな妄想をしています。早く入手したいですね。

アーチャーとライダーの間も見えない壁で遮られており、勝敗を察してお互い壁に攻撃するようなことはしなかった。

アーチャー「その様子だと、勝ったんだな」

白野「ああ。賭けだったけど、勝てたよ」


その時、壁の向こうから慎二の叫び声が聞こえた。

慎二「こんなの!!こんなの認められるか!!つまらない・・・こんなゲームつまらないいいいいい!!!!」

大袈裟に地団太を踏み、やり切れない怒りを地面に叩きつける。

そんな慎二にライダーは言った。

ライダー「まあ、こんな結果だったがアタシは楽しかったよ。お互い綺麗に散ろうじゃないか」

慎二「うるさい!!元はと言えばお前が弱いからだろーがエルドラゴ!!」

ライダー「おやおや」

その時、慎二が「ひいっ・・・!!」と小さく悲鳴を上げた。

慎二「な、なんだよこれ・・・!!」

慎二の腕が―――――身体のいたる部分が黒い霧となり消えかかっていたのだ。

白野「負けたから強制的にログアウトさせられてんじゃねーのか?」

慎二「ろ、ログアウトじゃない・・・!!消えていく・・・僕が消えていく・・・!!」

少しずつ、少しずつ霧が慎二を蝕んでいく。

ライダー「アタシらは負けたんだよ。こういうことになるなんざこの戦い参加した時から分かってただろう」

慎二と同じくライダーの身体も黒い霧に蝕まれていた。だが慎二と違い、どこか達観しているようにも見える。

慎二「そ、そんな・・・あんなのただの脅し文句だろ・・・?い、いやだ・・・」

身体は殆どが黒く染まっており最早真っ黒な人型に少しの肌色が付いた何かだった。

慎二は最後まで、呪詛のように「嫌だ、死にたくない」と泣き叫んでいたがやがて破裂したかのように慎二とライダーの身体が消し飛んだ。

その光景を、白野は口を開けたまま茫然と眺めていた。

何が起きているのか分からない様子だ。

慎二が完全に消えてから少しして、白野は言った。

白野「なんだよ・・・これ・・・」

慎二の反応からしてこの戦いがただの戦いではないことには感じていた。

白野「おい!!どういうことだよ!!」

アーチャーに詰め寄る。

アーチャーは『やはり、こうなったか』と言わんばかりにこの戦い――――聖杯戦争について話し出した。

アーチャー「―――――分かったか?」

白野「そんな・・・」

崩れ落ち、膝をつく。

無職童貞ニートの白野だがゲームと殺し合いは違うということくらいは理解している。

白野はこれまでの行動を振り返り、呟いた。

白野「完全に・・・ゲーム感覚だった・・・」

ゲーム感覚で命を奪ってしまった、そんな罪悪感が白野の中に広がっていく。

アーチャー「・・・」

アーチャーに今の白野をなんとかさせる術はない。

だが、今の白野には『少しの時間』が必要だ、ということは分かっていた。

アーチャー「マスター、とりあえずここを出よう」

白野「・・・ああ」

立ち上がり、二人で後ろにある転送用の魔法陣に向かって歩きだす。

地面に描かれた魔方陣はその真上から真っ白い光で照らされている。

その光はそんな白野の勝利を、これからの未来を祝福するかのように綺麗に輝いていた。

終わりです。約一ヶ月半ありがとうございました。

このシリーズは毎回本編を再構成し、極力元より死人であるキャラクターのみを倒させギャグにしてきました。

ですがEXTRAのように生者が必ず死ぬという話で、その生者の死をギャグで書くことは僕自身の中で抵抗がありこのような曖昧な最後になってしまいました。

ギャグ展開を望まれていた方々にはごめんなさい。次回のランサー「言峰!!俺もう我慢できねえ!!」を書き始める頃にはSS速報のエロSSの移転で色々仕様が変わってると思いますので少し様子を見てから書き始めようと思います。

乙。面白かったよ。バケツの方や乳上についても楽しみにしてる。
あと乳上はNPためづらいからNPチャージ礼装を確保しとくといいよ。カルナさんは前に引いた破音かクリアップ辺りがいい。

FGOの方もありがとうございました。

最後ですのでカルデアの主戦力晒しときます。

カルナ81 アタランテ80 アストルフォ74 小次郎60 デブ60 アンデルセン55 マシュ50

です。一通り高レベルのサーヴァントがいるのでサポートメンバー+アンデルセンである程度弱点を突いて戦えています。皆さんから教えて頂いたアンデルセンが本当に良いサポーターで今や主力級です。

これからも今あるサーヴァントを強化しつつ乳上のピックアップを待って石を貯めるつもりです。

おっぱい、腹、ふともも、と乳上は本当に素晴らしいキャラクターだと思います。持ってる人がうらやましいです。

>>372

カレスコ持ってるのでフォローできそうですね。(今はアタランテに装備しています)

カルナは引いた時に一緒に来た『リミテッド/ゼロオーバー』というのを装備しています。

乙。李先生の出番は。

>>380

すまぬ、新天地の話もあってさっさと切り上げようとしててすっかり忘れてました。本当なら慎二を倒した後、ユリウスに襲われる展開を考えていていたんですがね。

そういや新天地ってどこに行くんだ?遠き理想郷?

■【重要】エロいSSは新天地に移転します
■【重要】エロいSSは新天地に移転します - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1462456514/)

>>384
こういうスレを見つけまして・・・

>>385
それ荒巻の釣りスレ
こっちでたったssを強制的に移動させるなんて寝言言ってる時点で気付かないと

>>386
公式が釣りスレっていうのはあまり考え難いような・・・。
SS速報Rなんてものも出来てましたし、何かしら掲示板事態に変化があるのでは?という意味で様子見しようかな、と。

言い忘れてました、以前言ったFGOのおまけはここに投下します。それが終わったらHTML化スレに行きます。

ロンドンに降り立ったマスターとそのサーヴァント達一行は現地に召喚されたサーヴァント達と協力しながら事件の解決を目指す。


ジャック「だからね、あなた達を食べておなかいっぱいにする」

沢山の屍の中に立つ少女――――ジャック・ザ・リッパー。

モードレット「間に合った・・・っていう状況じゃあねえな」

セイバー「そして、相手は彼女だけではない」

「・・・そうですね。私はキャスターのサーヴァント――――」

男は自身を「P」と名乗り、この状況について話し出した。



――――


P「――――彼らは皆、大義の障害となってしまったのです」

セイバー「要は邪魔だから殺したってことだろーが!!あなたは話が長いんですよ!!」

「P」の話は長く、セイバーが目に見えて苛立っているのをマスターと他のサーヴァントは察している。

マスターが「P」に怒りの言葉を浴びせた。そして「P」の長言葉が始まる。

セイバー「・・・」

セイバーはその言葉に耳を貸さず、ジャックを見ていた――――否、観察していた。

今この場にいるマスターのサーヴァントは、マシュ、セイバー、ランサーの三人だ。

そして現地で協力関係にあるモードレットがここにいる。

セイバーは隣に立っているランサーに小声で伝えた。

セイバー「・・・この後、あのキャスターはアサシンを囮にして離脱します。なのでその時キャスターの方へ行ってもらえませんか?」

ランサー「お前・・・。息子の前だぞ?」

息子、とはモードレットの事だ。つまりセイバーはその父である。

セイバー「大丈夫です、手は打ってあります」



P「・・・ジャック、彼女たちを任せます。彼女たちはあなたの母かもしれませんよ」

ジャック「ふうん・・・じゃあ、解体するね・・・」

話が終わったらしい。ジャックが両手の得物を構えた。

マシュ「・・・アサシンは、ここで止めるべきだと思います。先輩」

マスターは「戦闘開始だ」と言わんばかりに頷いた。

マシュも「はい!!」と返事をし、盾を構える。同時に他のサーヴァント達も構えた。

それが戦闘の合図となった。

「P」は後退し、前をジャックとホムンクルス、オートマタに任せ後ろからのサポートに回る。


セイバー「アサシンは私がやります!!マスターたちはキャスターを追ってください!!」

マシュ「はい!!」

ランサー「うっしゃあ!!雑魚共は俺が引き受ける!!」

長い髪を一本に束ね、青い外装をしたランサーは武器である赤い槍で迫りくる敵を薙ぎ払う。

そしてマシュとマスターは離れているPへ走る。



セイバー「モードレット、あのアサシンはこれまでの殺戮でかなり強化されています」

モードレット「分かってる!!行くぞ父上!!」

ジャック「あはは・・・おかあさん、おかあさん!!」

二人はジャックの攻撃を避けるように流す。

ジャックは少し通り過ぎてからターンをし、再び駆け出した。

モードレット(分かってはいたが・・・こいつかなり強化されているな・・・!!)

どうする?と思案した瞬間セイバーが驚いたような声で言った。

セイバー「へああああああああああああああああああああああああああああ!!!!????うぇええええええええええええええええ!!!!????」

ジャック「!?」

唐突な声にジャックが反応した。

そしてその隙が致命的になる。

セイバー「うわうわうわうわちょ見て見て見て見て!!すっごいですよコレ!!!!」

セイバーはジャックの真横にスライディングで向かい、ジャックの股間を指差す。

ジャックの下半身の衣類は極度に際どいパンツ一枚だ。セイバーはそんな恰好でどうどうとしているジャックに興味を抱いていた。

セイバー「これちょっ、ケツなんかやばいですよ!!ほら!!!!」

目にもとまらぬ速さでジャックの腰を掴み、強引に後ろを向かせる。パンツはケツの間に挟まっていた。

セイバー「ちょちょちょっこれ、Tですよ!!T!!ちょっほらほらほら!!!!」

おまけなので1、2回の投下で終わると思います。レズ物は初めてですのでお手柔らかにお願いします。

ジャック「――――――――!!」

ジャックが赤面し、ナイフを振るう。

だがセイバーはその場でしゃがんだり、手で抑えたりしながら攻撃を防ぐ。

セイバー「これちょっとお尻出てるじゃないですが!?私思ったんですよここをクッと開けば見えるとような気がするんですよアナル!!!!」

モードレットはセイバーを信じられない物を見るような目で見ていた。

モードレット(確かにさっき作戦で『私がありえないことをして相手を動揺させます』と言っていたが、こういう作戦だったのか!?)

セイバー「っといいいますかあなた本当すごい恰好ですよね~」

ジャックの背後に回り込み素手で服越しに胸をまさぐる。

同時にモードレットに目をやる。アイコンタクトだ。

セイバー(何やってるんですか!?合わせてくださいよ!!)

モードレット(い、いや、そういうのは・・・!!)

セイバー「すぅ~ごいねぇ~こんな蠱惑的でね~。もしかしてぇ誘ってるんですかぁ?」

ねっとりとした口調で言う。そしてモードレットにアイコンタクトを送った。

セイバー(演技じゃないですか!!演技!!いいですか!?時と場合によっては演技で効率よく物事を進めるのも重要なんですよ!!分かるでしょう!!??)

モードレット(確かに分かる!!言いたいことは確かに分かる!!分かるが、俺に・・・そんな演技は無理だ・・・)

モードレットが顔を落とした。

その反応を察し、セイバーが言った。

セイバー「あ、モードレット!!あなたも見てくださいよ!!すごいですよコレ!!極上の身体ですよ!!」

ジャック「や、やめて・・・」

ジャックは攻撃するが当然すべて裁かれ、セイバーは何もないかのように陵辱を続ける。

セイバー「やめてって言ったって喜んでるんでしょうwwwこんな露出全開のエロ衣装で言われたって誘惑してるとしか思えませんよwwwwwwwwwwwww」

「これじゃあジャック・ザ・リッパーならぬ露出・ザ・リッパーですねえ」と再び下半身に手を伸ばした。

セイバー「ほら、モードレットも来て」

モードレット「い、いや、俺は――――――」

「無理だ」そう言いかけた瞬間、セイバーの言葉が遮った。

セイバー「――――見ろよ」

モードレット「っ・・・」

冷たい目でモードレットを見つめる。

そして、モードレットは叱られた子どものように「・・・はい」と返しセイバーとジャックの元に歩んだ。

セイバー「よーし!!モードレットはジャックちゃんの腕を抑えておいてください。アナル観察しますか」

モードレットは言われるがままにジャックの両腕を抑える。

既にジャックの戦意は喪失しており、もはや決着はついたも当然だった。

セイバーはジャックのお尻を掴みクッと開き、観察する。

セイバー「うぉあ~~~すごいですね~~~ええ・・・こここうなってるんですねえ!!」

更に「うわあ~マジすごいッスね~~~本当にねー」とジャックのアナルの感想を述べる。


モードレット(なんでだろうな父上。今のアナタは、とても楽しそうに見える)

次の投下で終わりです

セイバー「ちょっとパチンパチンしますねー」

ジャック「い、いやあ・・・」

セイバーはジャックのお尻をパチンパチンして、その感触楽しむ。

セイバー「ん!?」

何かを見つけたかのような驚きの声を上げた。

太ももから股間にかけてさわさわと触って行く。そして気付いた。

セイバー「ちょっ・・・濡れてますよコレェ!!!!」

ジャックの股間が濡れていたのだ。

これは股間に限った話ではなく、身体中がわずかに湿っている感じだった。

ただセイバー自身、これが性的興奮から来るものではなく汗だということは分かっている。

だがそのことをあたかもジャックがセイバーの陵辱から来た性的興奮によるモノのように言うことで会話の主導権を完全に掌握しようとしているのだ。

セイバー「うわぁあ・・・えっちですねー。敵に触られて感じちゃったんですねー」

ジャックは目を閉じ、顔を赤くしたまま顔を横に振った。

セイバーには、それが意地悪されて恥ずかしがる可愛らしい子犬のように見えた。

一方モードレットには、助けを求める子猫のように見えていた。

セイバー「どうですかモードレット」

モードレット「ははっ・・・」

愛想笑いで返す。どう反応すればいいか分からなかった。

セイバーはジャックの上着に手を入れ、その小ぶりな胸を堪能している。

ジャックは嫌がっていた。抑えているモードレット目が合った。

だがモードレットは目を逸らした。自分にはどうすることも出来ないのを自覚しているからだ。

セイバーの指示でジャックを羽交い締めする。

そして口にいっぱいの唾液を溜めたセイバーがそれをジャックの口内に流し込んだ。

ジャック「~~~~~~~~~~~~!!!!????」

同時に舌を侵入させ、手慣れた捌きで舌と舌を絡め合わせた。

セイバー「―――――――っぷはあ!!」

ジャック「はあ・・・はあ・・・」

セイバー「あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー↑↑↑↑↑↑↑↑!!!!!!!!」

高らかに透き通るような高い声で叫んだ。

ジャックとキスし、その興奮を声に乗せて世界に発信したのだ。

モードレット「・・・」

モードレット(もう・・・もう、やめてくれ・・・)

モードレットの目から涙が落ちた。

理由は分からなかったが、何故だかとても悲しい気持ちになった。

セイバー「モードレット!!今度は前から抑えて!!アナル舐めますから!!!!」


ジャック「!!??」

モードレット「!!??」

二人に衝撃が走る。

モードレット(正気なのか・・・!?この人は・・・!!)

次回でラストです。本当はジャンヌを予定していたんですが長くなりそうなのでサクッと退場したジャックちゃんで書きました。

今回のメイヴピックアップ、迷いますね。

ジャック「い、嫌!!やめて!!」

ジャックが身体を動かし、抵抗する。

だが所詮アサシン。セイバークラス二人には敵わない。

ジャックの正面にいるセイバーが言った。

セイバー「何が『やめて』ですか!!こんなに濡らしといて『やめて』じゃねーよ!!」

「うーあ!!」と言いながら下着越しのマン筋をペロリと舐める。

セイバー「あったまおかしぃんじゃねーのコイツ!!!!」

モードレットと前後を入れ替え、モードレットが前、セイバーが後ろに回った。

セイバー「おぉおおお・・・」

お尻を開いて改めてアナルを見る。

セイバーの視界に新たな新世界が映し出された。神聖な領域だった。

モードレット「なあ父上・・・本当にするのか・・・?」

セイバー「こんな新世界見せられて突撃しない者なんていませんよ!!」


モードレット(どうすればいいんだ・・・!!俺は、どうしたら・・・!!)

自分が分からなくなっていた。だが、それでもモードレットは自問する。

セイバー「はあっはあっはあっ・・・では、行きますね!!」

息を荒げ、興奮した口調で言った。

そして舌を出したセイバーはそのままジャックのアナルを貪るべく前進した。

その時だった。

モードレット「やめろおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!」

セイバー「っ!?」

モードレットがセイバーの顔面に綺麗なストレートを叩き込んだ。

セイバーは吹っ飛ばされ、地面を転がった。

だが、転がる途中で自身を律し、起き上がる。そして怒りに満ちた表情で叫んだ。

セイバー「モオオオオオオオオオオオオオオオドレットオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!貴様ああああああああああああああああ誰を殴っているううっっっ!!!!ふざけるなああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!」

モードレット「もう勝負はついている!!父上がジャックを掴んだ地点でこの戦闘はもう終わったんだ!!!!」

セイバー「っ・・・」

ジャック「お母さん・・・お母さん・・・」

モードレットの横にいるジャックは立つことすらままならず、その身体は光となり消えかかっていた。

セイバー「ジャック!!」

ジャックに駆け寄り手を伸ばす。だがその手はジャックを掴むことはなかった。

(・・・ありがと)

モードレット「・・・?」

不意に、声が脳裏に響いた。だがすぐに気のせいか、と振り払いセイバーを見た。

セイバーは何も言わず、ジャックを掴めなかった手を見つめている。


ランサー「終わった、って見ていいんだよな?」

モードレット「ランサー・・・」

周囲を見る。

霧が晴れていたのだ。

モードレット「そうだな。とりあえずは」

ランサー「マシュたちがあのクソキャスターを逃したらしい。とりあえず合流しようぜ」

モードレット「ああ」

セイバー「では早く行きましょう。恐らく相手はまだ何か手の内があるでしょうから」

セイバーが言った。その表情はいつものセイバーだった。

そして「では行きましょうか」と言って3はが歩きだす。


ランサー「・・・お前、なんともなかったろーな?」

セイバー「フフフ・・・何のことやら。ですが―――――――」

チラッとモードレットを見て、言った。

セイバー「―――――――モードレット、強くなりましたね」

モードレット「・・・ああ!!」


この後、力を合わせこの事態を収束させモードレットは消滅した。

マスターと共に来たサーヴァント達はカルデアに帰還し、三日後―――――


マシュ「召喚、来るといいですね!!先輩!!」

マスターは唾をのんで頷いた。

その側にはセイバーもいる。興味本位で見ているのだ。

魔方陣が輝く。そしてその光の中から新たなサーヴァントが現れた。

その姿を見てマスターとマシュの表情に笑みが浮かんだ。セイバーは口を開いたまま動かなかった。


モードレット「セイバー、モードレッド推参だ!!父上はいるか!!」

今度こそ終わりです。ありがとうございました。

新スレで本編の続きに戻りますが、いつから始めるかはまだ未定です。

一応HTML化スレには五日後くらいに報告する予定です。

改めまして、ありがとうございました。

個人的に聞きたいのですが、毎回何も言わずいきなりスレを立ててますが皆さんはどのようにこのスレを見つけてますか?

レズ物も良かった。どんどん書いてほしい。乙。

一応報告します。メイヴ欲しさに乳上用に貯めた石(120個)全てをガチャにぶっこんだのですが全部外しました。☆4鯖も来ませんでした。僕は大きな過ちを犯したような気持ちになりました。

そこに魔法のカードがあるじゃろ?

>>1のその姿を見てメイヴ様は笑顔になってるぞ

でもセミラミスとかオルタじゃない乳上とか来たらまた特攻しちゃうです?

あー、なんていうか、スマン。とりあえず今後はストーリーガチャで狙おうか。

そういや今度のクエストは5章クリアが条件か。>>1は5章クリアしたのだろうか?まあ今回は見送って石ためといた方がよさげではあるが

ご質問のご回答ありがとうございました。皆さんのコメントを見るとモチベーションの向上に大きく繋がります。


>>435
レズ系はFgo編の方が色々できそうですね。女キャラも敵味方含めて多いですし。

>>438
(グラブってて)ないです

>>439
そのシチュエーチョンで妄想したらとても興奮しました。自慰行為のネタにも応用が効きそうです。ネタ提供ありがとうございます!!

>>440
次特攻するのは乳上の時ですね。しかもリミゼロ、イマジナリ持ってるのに当たった礼装が投影魔術、ガンドだったりとやらかした感がやばいです。

>>441
もうピックアップは乳上以外信じない。

>>442
メイヴ様のCVがあやねるだと知ったその日に突破しました。1クラスに一体最終再臨させた鯖がいるのでカレスコとサポ鯖がいれば大体苦戦なく突破できるくらいにはなっていると思います。

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