アクア「え?!KAZUMAがショタに?!」 (36)

『冒険者ギルド受付』

ルナ(またやってる...)


カズマ「ダアっから!!このクエストは俺らのレベルじゃ無理なの!依頼主も俺らはお呼びじゃないの!」

アクア「っで、でもでも!!この報酬金見てよ!!300万よ?!300万!!」

めぐみん「こんな強敵に爆裂魔法を撃ち込むのは...ありですね」ペリッ

カズマ「クエストの紙剥すな!受けないから!」ペタッ

ダクネス「強敵に蹂躙されて抵抗できない所を巣に持ち帰られる...ッハアッハア」ペリッ

カズマ「俺の話聞いてましたか?!ねえ!」ペタッ

アクア「んも~食わず嫌いなんだから!そんなだからヒキニートになるのよ!」

カズマ「今関係ないでしょ?!」

めぐみん「う~ん...ん?カズマ、このクエストはどうです?」

カズマ「お?どれどれ...」

『破壊クエスト
 私の家の裏山に変な機械があり、その機械の周りは不思議なことに草木の成長が
 極端に早かったり、逆に成長していた草木が幼生に縮むなど。
 とても奇怪な物でして、今までは不思議な事もある物だとほって置いたのですが
 一昨日飼い犬がその機械に近づいたらいきなり成長し直後に老犬になってしまいました
 これ以上我が家の家族にもしもの事があったらと思うと不安で眠れません、いかなる
 手段を用いても構いません、あの機械を破壊して下さい、あと周りのモンスター
 も討伐して下さい 報酬20万エリス 』

アクア「はぁ?20万?こいつ女神である私を侮辱してるのかしら?」

カズマ「アホ、小銭稼ぎでもありがたく受けさせてもらおうぜ」ペリッ

ダクネス「今日はついているな」

カズマ「あぁ、正直働きたくねえが...流石に腕が鈍ったらいけないしな」



カズマ「すいません、このクエストを...」

ルナ「ギルドへようこそ!(やっと終わったのね)」

_
__

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1458058248

__
_
依頼主「いや~クエストを受けていただきありがとうございます~」

カズマ「いいですよお礼なんて~...で、例の物はどちらに」

依頼主「この先です、周りがちょっと広くなってまして、半径2mは近づかない方が
よさげですね。では壊したら私の家まで来てください!」

カズマ「はい、どうも」

ダクネス「と言うことはカズマが攻撃魔法を打ち込めば終わるんだな」

カズマ「あぁ、っちゃっちゃと終わらせてモンスターも討伐しようぜ」

ダクネス「そうだな、しかし裏山といっても小さいのだな」

カズマ「あぁ、だからめぐみんは連れてきてないだろ?爆裂魔法なんか撃ち込まれたら依頼主の家まで無くなっちまう」

ダクネス「アクアも来てないな」

カズマ「暖炉の前で鶏の卵温めてっから来ねえだろ、あの穀潰しは」

ダクネス「それもそうか...お?あれか?」

変な機械「ミョンミョンミョン...」

カズマ(ん?ピンク色で変なライト?...どこかでみたような...)

ダクネス「なるほど、周りの草が伸びたり縮んだりしているぞ...ちょっと面白いな」ワクワク

カズマ(あ?!旧ドラOもんのタイムマシンに似てるこれ!!)

カズマ「壊すの勿体ねえ~...日本なら値打ちモンだぞこれ...」

ダクネス「ん?カズマの元いた国にもこれがあるのか?」

カズマ「マンガの中だけなんだけどな、日本人なら見たら「あぁ」ってなる代物だ」

ダクネス「ほぉ...」

カズマ「勿体ねえけど壊すかぁ...しかしどうしてくれようか...」

ダクネス「適当に水でも撒いてれば壊れるんじゃないか?機械だし」

カズマ「そうだけど...22世紀の技術の結晶に水なんか効くかなぁ...まぁいいや!「クリエイトウォーター」!!」

チョロチョロチョロ...

ダクネス(立小便みたいだな///)ハアハア

カズマ「どこに興奮できる要素があんだよ」

バチバチッ!!! バチイイイインッッッ!!!!! キュイイイイインッッ!!

カズマ「うおっ!まぶし!!」

ボオオンッッ!!

ダクネス「ッゴホッ!!ゴホッ...カズマ...怪我は...?」

カズマ?「ううん...あれぇ...?」

ダクネス「?!」

カズマ?「お姉ちゃん...だれ...?」

ダクネス「か、カズマ?か...?」

カズマ「そうだよ!カズマだよ、佐藤和馬!年齢は五歳!何で僕の名前しってるの?」

ダクネス「っか、カズマ...か?」

カズマ「?そうだけど」

ダクネス「wwwwwwwwww?!?!」

カズマ「ッヒイ...お姉ちゃんどこか痛いの...?」

ダクネス「」ガシッ!!

カズマ「うわぁ!お姉ちゃん力持ち~!!」ッキャッキャ

ダクネス「アクア~~~~~~!!!!!!!!!めぐみ~~~~~~~~ん!!!」ッタッタッタッタッタ!!!!

カズマ「ッキャッキャ!!」
_
__

__
_
『屋敷』

めぐみん「」

ダクネス「と、言った所だ...」


アクア「ほんとにカズマなの?ちょっと証拠みせなさいよ」ギュウウウウ

カズマ(幼)「いひゃいいひゃい!」

ダクネス「こら!子どもになにしている!」

アクア「だってにわかには信じがたいでしょ、これ」

カズマ「このお姉ちゃん怖い...」ギュッ

ダクネス「安心しろ、頭の中の年齢が君と一緒なだけだ」ナデナデ

アクア「ちょ、なによそれ!?」

めぐみん「カズマは私達の記憶は...」

ダクネス「消えている...と思うが」

アクア「ほんとに~?どうせ子どもの特権やらで一緒に風呂に入ろうって魂胆じゃないの~?」

カズマ「もう一人で入れるもん!」


めぐみん「とりあえずアクアはちょっと黙ってて下さい、話が続かないので」

ダクネス「暖炉使ってていいから」

アクア「はんっ暖炉なんかで釣られる訳が...」

めぐみん「卵、冷えちゃったら中の子死んじゃいますよ?」

アクア「それは駄目よ」タッタッタッタ


めぐみん「で、どうします?その変な機械壊れちゃったんですよね」

ダクネス「あぁ、木っ端微塵になってしまった、カズマ、体調はどう...」

カズマ「Zzz...」

ダクネス「おや、寝てしまったか」

めぐみん「う~ん、すぐに寝てしまうあたり子どもっぽいですね~」ツンツン

ダクネス「...そうだな、あまり行きたくは無いが、明日ウィズの店に行ってみようと思う」

めぐみん「え、マジですか...ダクネスはバニル事苦手なのでは」

ダクネス「しかし、今はそんな事も言っていられないしな、カズマには借りもあるし...」

めぐみん「では私も同行しましょう、気になるので」

ダクネス「あぁ、ありがとう」

めぐみん「で...カズマはどこへ寝かせます?」

ダクネス「...?」

めぐみん「なに言ってんのみたいな顔でカズマを連れてかないで下さい」グイッ

ダクネス「え?私の寝室で寝かせればいいじゃないか」

めぐみん「いや、相手はカズマですよ?寝ている間に何をされるか分かった物ではないですし」

ダクネス「しかしカズマは今は幼いだろ?スケベな事はまだ分からない時期じゃないか」

めぐみん「いやいや、少年の性欲を舐めて掛かってはいけませんよ?ダクネスが熟睡した時を狙って...」

ダクネス「もしかしてめぐみんはカズマと寝たいのか?」

めぐみん「っはあ?!///ないですありえないです!!私はまだにわかに信じ難くて...」

ダクネス「っはっはっは、じゃあ一緒に寝るか?私とカズマとで」

めぐみん「...それならまぁ...///」

_
__

__
_
ダクネス(なんか...弟が出来たみたいでワクワクするな)ヒソヒソ
カズマ「クー...Zzz」
めぐみん(こめっこがいるので何とも...)ヒソヒソ

ダクネス(...カズマには苦労ばかり掛けさせて、今回もカズマに被害を被らせてしまったな...)ナデナデ
カズマ「ンー...Zzz」
めぐみん(ダクネスから母性が溢れ出ていますね)ヒソヒソ

ダクネス(ちょ、ちょっと憧れてたんだ...)
カズマ「ンー...カアサン...」
めぐみん「...早く寝て、ウィズの店に行きましょうか」
ダクネス「あぁ」
_
__

__
_
ダクネス「よし、行くぞカズマ」

カズマ「どこ行くの?おもちゃ屋さん?」

めぐみん「おもちゃ屋よりも楽しい所ですよ~」

カズマ「ホント?!やった~!!」

アクア「ちょっと~どこ行くの~」

ダクネス「あぁ、ウィズの店に行こうと思ってな、ちょっと出かけてくるよ」

アクア「じゃああたしも行こうかしら」

めぐみん「アクアは家で待機してて下さい!」

アクア「え?!何でぇ?!」

ダクネス「今までのカズマがいない以上アクアの暴走を止められる者はいないからな、ウィズノ店
で暴れられては困る」

アクア「暴れないからぁ!大人しくしてるからぁ!!ねえいいでしょ~?!」

ダクネス「駄目だ、お菓子買って帰るから良い子にしていろ」

アクア「子どもじゃないわよ?!ねえ?!女神の扱い心得てよね!ちょ
バタンッッ



『アクセル中心部』

ヒソヒソ... ララティーナオジョウサマのツレゴ?... 

ダクネス「...ッ///」

カズマ「人がいっぱいだね!ねえめぐみん姉ちゃん!」

めぐみん「そうですね~あ、ダクネスの事をお母さんと呼んでみてくれませんか?」ニヤニヤ

カズマ「お母さん?」チロッ

ダクネス「か、母さんと呼ぶな...///今は...///」


クリス「だ、ダクネス...貴方...」

ダクネス「く、クリス?何か勘違いをしているようだがこれは違うんだ」

クリス「Mを拗らせた上にショタにまで...?」

ダクネス「予想以上だった!違う!!この子はカズマ!!カズマなんだ!!」

クリス「お、想い人の名前を他人の子に付けるのは流石に...」

ダクネス「ちっが~う!!!話を聞いてくれ!」

めぐみん「まぁ落ち着いて下さい、訳を話すとですね」
カクカクシカジカ

クリス「なるほどね~...」チラッ

カズマ「?」キョトン

クリス(カ...)

カズマ「エヘヘッ」ニコッ

クリス(可愛い...?!)

ダクネス「い、行くぞカズマ」

カズマ「うんっ、お姉ちゃんじゃあね!」

クリス「わ...私も一緒にィ...」

めぐみん(うわっ、目が駄目な人のソレだ)

ダクネス「ク、クリス...大丈夫か?」

クリス「あんた...ずるいわよ...こんな...」

ダクネス「?」

クリス「ちょ...頭冷やしてくる...」

カズマ「お姉ちゃん大丈夫?」

クリス「え、えぇ...平気よ...あたし...頑丈だからァァァァァァ!!!!!!」シュタタタタタタタッ!!

カズマ「うわっ!」

ダクネス「なんだったんだ...まぁいい、ウィズの店へ急ごう」

めぐみん「時間の無駄でしたね」

_

__
_

ウィズ「おお...」

バニル「おお...」

カズマ「?」キョトン

ダクネス「と...言う事だ」

バニル「これは...何と言うべきか...」

ウィズ「劣情感が...」

バニル「いやそれはない」

めぐみん「っつー訳で、とっとと元に戻すクスリか魔法でも掛けちゃって下さい」

バニル「いやでもコレは勿体無いだろう...あのカズマがこんなに純潔な...」


カズマ「このビン変な色~!」キャッキャ

ウィズ「弄っちゃ危ないですよ~」


バニル「な?」

めぐみん「それは同意です」

ダクネス「お、お前たち...」

バニル「話を聞く限りじゃお前も似たような物だぞ?」

ダクネス「ゴホンッ...兎に角何か特効薬は無いか?」

バニル「ない」

ウィズ「難しいかも...」

ダクネス「...ッ」

めぐみん「魔王軍の幹部もそういってますし、これは暫く様子見と言うことですね」

ダクネス「仕方ないか...二人とも、邪魔をしたな...」

ウィズ「お力になれず申し訳ありません...」

ダクネス「カズマ、行こうか」

カズマ「うんっ!」

めぐみん「これは困りましたね~」

バタンッ


ウィズ「カズマさん、心配ですね...早くもとに戻ると良いのですが...」

バニル「まぁ我が魔王軍の力を使えば造作の無い事だがな」

ウィズ「えぇ?!」

バニル「面白そうだ、暫く様子を見させてもらおう」
_
__

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2016年11月05日 (土) 16:26:34   ID: xyXlOlNa

設定がいい感じにおもしろい!(何様)

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom