村娘「安価で豊かになる」 (84)

村娘「こんな無味乾燥とした村に私の幸せがあるわけない」

村娘「だから私、出ていきます」

神父「君のような若者がそう考えるのはしかたのないことだと思うよ」

神父「でもね、具体的に、君の豊かになるとはどういうことなんだい?」

村娘「>>3 です」

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せめてトイレのある環境で暮らしたい

神父「トイレ……?」

村娘「はい。街で買った本で読んだのです」

村娘「世界には、トイレというものがあると!」

神父「なんだいそれは?」

村娘「えっと、確か…… >>6

悪臭を放ち周辺の環境を汚損するおそれのある汚物(主に糞・尿・吐瀉物)
を衛生的に処分するための機能を持っているもの

神父「なんと! 村の外にはそのようなものが……」

村娘「このトイレさえあれば、用を足すのがとても楽になります」

村娘「排泄が気持ちいいものになる……」

村娘「それは、とっても幸せで、豊かなことだと私は思うのです!」

神父「なるほど」

神父「しかし、君の旅立ちを君の両親や村長が許してくれるかなぁ」

村娘「大丈夫です! >>10 してきました!」

村長の娘を人質に

村長の娘「……」

村娘「私の門出を邪魔してきたら、罪もないこの娘にイタズラすると脅しました」

神父「いや、何が大丈夫なんだ! 大問題だぞ!」

村娘「でも、村長が頑なに首を縦に振らなかったから……」

神父「だからって……!」

神父「そ、村長の娘さんはどう思っているのですか!?」

村長の娘「>>13

私も一緒に行きたいです(棒)

神父「えぇ!?」

村娘「ほら、村長の娘さんもこう言ってるので」

神父「でも人質……」

村娘「うるさいですねぇ」

村娘「神父さんも握られたいですかぁ?」

神父「うっ! わ、わかったよ、許可するよ」

神父「この村は君の旅立ちを邪魔しないから……!」ビクビク

村娘「ありがとうございます」

村娘「ほら、皆の許しは得ました。行きましょうか」グイッ

村長の娘「……」ズルズル

村娘「とりあえず街にいきましょうか。街にいって…… >>17

下着を手に入れたい

村娘「確か、トイレをする際には下着を脱ぐという手順が必要でしたね」

村娘「今の私達の下は、何も……」

村娘「い、一刻も早く買いましょう!」

→街に移動

下着屋

村娘「うわぁ、これがぱんてぃーというものですかぁ」

村娘「見てください、ハデハデですよ!」ヒラヒラ

村長の娘「……」

村娘「迷いますねぇ。んー、これにしようかな」

どんなものか >>21

村娘「やはり山で育ちましたからね」

村娘「くまさん……素敵です!」

村娘「貴女はもう決まりましたか?」

村長の娘「……」ブンブン

村娘「優柔不断ですねぇ。もう、貴女はこれでいいです」ヒラッ

村娘「うん、真ん中に穴が空いててオシャレですね!」

村娘「あっ、あとお支払いお願いしますね」

村長の娘「……」

→噴水のある広場に移動


村娘「さて、下着を買ってさっそく履いてみましたが……」

村娘「温かくていいですね。素晴らしいです」

村娘「おっと、本来の目的を失いそうでした」

村娘「トイレのある環境で暮らす……つまり、この街に家を買うなり借りるなりしなければなりません」

村娘「うーん、今の私らの手持ちでは無理ですね」

村娘「よし、働きましょう! >>25 なら稼げそうです」

ギャンブル

→カジノに移動

村娘「ということで、カジノに来ました!」

村娘「頭がぐわんぐわんしますね、うるさいです……」

村娘「ですが、ここで私は一攫千金を目指すのですから、こんな入口で弱音を吐いていられません!」

村娘「まずはスロットです! 貴女のお金を元手に頑張ります」

村長の娘「……」

村娘「あ、ちゃんと返しますよ? 稼いだら、の話ですが」

どうなった? >>28

大勝ち

ジャラジャラジャラ

村娘「あはは! 見てください、大量ですよ!」

隣の席のおじさん「すげぇな嬢ちゃん!」

村娘「ありがとうございます」

村娘「ですが、もうスロットは飽きました」

村娘「この大金を元に、次は更にポーカーで稼ぎますよー!」ダダダ

村長の娘「……」

ジャラ…

隣の席のおじさん「あんたはツいてないな」

村長の娘「」

ポーカーではどうなった? >>31

全財産を失う

ディーラー「あー、また役が揃いませんでしたね」

ディーラー「残念でした。また挑戦なさいますか?」

村娘「あの……もう、いいです……」

ディーラー「そうですか。またお越しください」ニッコリ

村娘「……行きますよ」トボトボ

村長の娘「……」トテトテ

→外に移動

村娘「失いました。全てを、跡形もなく」

村娘「私達は晴れて一文無しです。どうですか、気分は?」

村長の娘「……」

村娘「何も言えないくらい最悪ですか、奇遇ですね! 一緒です!」

村娘「ふぅ、とにかくまたお仕事を探しますか」

村娘「野宿は嫌ですからね……」

次はどうやって稼ぐか >> 37

→炭鉱

村娘「あの、募集チラシを見て来たのですが」

村長の娘「……」

炭鉱夫「はぁ? 女なんか使えるかよ、帰れ帰れ」

村娘「そこをなんとかお願いします! 私達、一晩泊まるお金さえ持ってないんです!」

炭鉱夫「はぁ……しょうがないな。女だからって軽い仕事させないからな!」

村娘「ありがとうございます!」

村娘「さあいっぱい働いて稼ぎますよー!」

どの程度稼げたか >>42

1万円

村娘「ふー、疲れましたね……」

村長の娘「」グッタリ

炭鉱夫「おうお前ら! お疲れ様、これが今日一日の分だ」

村娘「い、一万円も!」

村娘「これだけあれば、明日もなんとか生きられますね……!」

炭鉱夫「おら、すっかり暗くならないうちに行きな」

村娘「は、はい。ありがとうございましたー!」

村娘「さあ、宿を探しますよ!」グイッ

村長の娘「……」ズルズル

→安い宿に移動

村娘「ふぅー。なんとか今日一日を乗り切りましたね」

村娘「明日もたくさん働いて、いつか家を買って……」

村娘「いっぱいトイレしましょうね!」

村長の娘「……」

村娘「街に来てからずっと黙ったままですねぇ。文句の一つでも言ったらどうなんです?」

村長の娘「>>50

どうでもいい

村娘「どうでもいい……?」

村長の娘「うん。どうでもいいよ、何も感じない」

村娘「帰りたいとか、私が嫌いとか思わないんですか?」

村長の娘「うん、どうでもいい」

村長の娘「このまま死んじゃってもいいくらいだよ。自分の人生とかどうでもいい」

村娘「なんだか、可哀想な人ですねぇ」

村長の娘「そうかな」

村娘「何か欲望とかないんですか? 私でいえば、トイレ欲みたいな」

村長の娘「うーん、>>55

フェラーリ乗り回したい

村娘「ふぇらーり?」

村長の娘「そう、本で読んだの。それに乗ってみたいなぁ」

村娘「馬の名前ですか? 聞いたことないですけど」

村長の娘「さあ? 多分そうじゃない?」

村娘「なるほど」

村娘「じゃあその夢、叶えましょうよ! 協力します!」

村長の娘「え、なんで?」

村娘「だって、このまま従属させるのも寝覚めが悪いじゃないですか。ちょっとくらい待遇を良くしたいなぁー、と」

村長の娘「そう、ありがとう。ならもう一つお願いしたいかな」

村娘「貪欲ですね、生意気です。が、一応聞いてあげます」

村娘「なんですか?」

村長の娘「 >>59

奴隷がほしい

村娘「奴隷ぃ!?」

村長の娘「うん。ストレス発散する相手が欲しいかな」

村長の娘「貴女の行動は基本どうでもいいんだけど、たまに……」

村娘「で、でも私達に奴隷を買うお金なんてありませんよ!」

村長の娘「イライラする時が……」

村娘「が、我慢を!」

村長の娘「後ろから〆……」

村娘「ああ、もう!」

村娘「>>62

明日適当に攫ってきますから

村長の娘「ほんとう?」

村娘「は、はい。明日攫ってきますから! だから私には何もしないでください!」ガタガタ

村長の娘「わかった。信じてるよ、村娘さん?」

村長の娘「私だけの奴隷さえ居れば、いつまでも貴女の人質になってあげるから」

村娘「わかりました!」ガタガタ

村長の娘「じゃあおやすみ」

村娘「おやすみなさい!」ガタガタ

村娘(ちっ、弱々しい娘だと思ってたのに!)

村娘(自慢じゃないですが、私は喧嘩したことがありません。だから、自分より大きい相手にはおとなしく従います)

村娘(べ、別にみっともなくないんですからね!)

→翌日

村娘「で」

村娘「どんな人を攫ってくればいいですか?」

村長の娘「>>67

疑うことを知らず抵抗できなさそうなショタ

村娘「そんな、無垢な子供を攫うなんて……」

村長の娘「今すぐ村に連れ戻してトイレにしてやってもいいのだけど」

村娘「は、はい! 連れてきます!」

村娘(お父さんお母さん、私は今から犯罪者になります……)グスッ

村娘(あっ、もう犯罪者でしたね。じゃあ何でもないです)キリッ

→公園

村娘「とりあえず公園に来てみました」

村娘「おや、あそこに丁度一人ぼっちで佇むショタが居ますねぇ!」

村娘「ねえ、君?」

ショタ「なあに? お姉さん」

村娘「美味しいお菓子がいっぱいあるところがあるんですが、来ませんかぁ?」

ショタ「わぁ! おかし!? いくいくー」

村娘「じゃあおいでー」ニヘラ

村娘(ちょろいですね)

→裏路地

村娘「連れてきましたよ」

ショタ「お菓子はどこ?」キョトン

村長の娘「ふひっ」

村娘「?」

村長の娘「……うん、合格だね」

村娘「でもこのガキ、どこに監禁するつもりですか? 外を連れ回すのは無理ですよ」

村長の娘「 >>75

倉庫に入れといて

村娘「倉庫ですか?」

村長の娘「街の外れに人気のない倉庫があるの。そこに監禁しよう」

村娘「ということは、自動的にそこが私達の家を買うまでの仮住まいになりますね」

村娘「倉庫ですかぁ……」

村長の娘「大丈夫。トイレはそこの裏ですればいいから」

村娘「それが嫌なんですよ!」

ショタ「あの、お姉さん……?」

村娘「ああ、今からお菓子のある所に行きましからね」

ショタ「わーい!」

村長の娘「じゃ、じゃあ私がそこまでおんぶしたげるね」ニヤニヤ

村娘「……!?」

→倉庫

ショタ「こ、ここ暗くてジメジメしてるよぉ」

ショタ「早くお菓子食べてここをでたいよ、お姉さん……」

村娘「今更、罪悪感が凄いのですが」

村長の娘「あてみっ」ガンッ

ショタ「うっ」ドサッ

村娘「ああ、なんてことを!」

村長の娘「多分夜まで起きないから。今のうちに働きにいこう?」

村娘「そ、そうですね。じゃあ今日は >>79

客寄せ

しばしお風呂

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