雪歩「あ、あの、ぷ、プロデューサー、お、お茶ですぅ…」 (66)

P「」カタカタカタカタ

ガチャ

雪歩「おはようございますぅ…」

P「お、雪歩。おはよう」

雪歩「あっ、おはようございますぅ!プロデューサー」トテテテー

P「今日は早いな」

雪歩「……?そういえば私…一番乗りですか?」

P「ああ。まだみんな来てない」

雪歩「そ、そうなんですか……」

P「音無さんも今日は休みだし社長も出張でな。事務所に俺しかいなくて寂しかったんだよ」

雪歩「え?じゃあ……2人っきり、ですか…?」

P「みんながくる間までな」

雪歩「……2人っ、きり……」ドキドキ

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P「そうだ。雪歩、お茶をいれてくれないか?」

雪歩「え、お茶ですか…?」

P「ああ。雪歩のお茶が飲みたくなってな。いいか?」

雪歩「あ、はい!もちろんですぅ…」

P「よかった。頼むよ」

雪歩「今いれてきますねっ」パタパタパー



雪歩「……」ドキドキ

雪歩「えへへ…雪歩のお茶が飲みたいだって」

雪歩「プロデューサー…私のお茶、気に入ってくれてるのかなぁ…」

雪歩「今日はお気に入りの茶葉でいれてみようっ」

雪歩「いれてきましたぁ」トテテテー

P「お、ありがとうな雪歩」

雪歩「どうぞ…お口に合うかわかりませんが…」スッ

P「はは、雪歩のお茶が口に合わないなんてことはないぞ。いつもいただいてるんだから……くぴ」

雪歩「……どうでしょうか?」

P「美味しいよ。いつもの味だ」

雪歩「……そ、そうですか?」

P「ん?ああ…いつもの雪歩の味だぞ?」

雪歩「…………」

雪歩(今日の茶葉はいつものと違うんだけど…プロデューサー、わからないのかな…?)

雪歩(でも……えへへ、私の味かぁ……プロデューサー、私のいれたお茶ならなんでも喜んでくれるのかな…)

雪歩「…………」

P「どうした?」

雪歩「えっ?あ、はい!べ、別になにも……!」

P「そうか?そろそろみんなも来る頃だ。準備しとけ」

雪歩「は、はいっ」

後日

ガチャ

雪歩「……」ソロー

雪歩「」キョロキョロ

P「」カタカタカタカタ

雪歩「……」

雪歩「お、おはようございますぅ…」ソロー

P「ん?きてたのか雪歩?おはよう」

雪歩「あの…みんなは…?」

P「雪歩が一番だぞ。今日も早いな」

雪歩「じゃ、じゃあ……また2人っきりってことですよね…」

P「だな。しばらくくつろいでてくれ」

雪歩「はい……」

雪歩「」ドキドキ

P「……あ、そうだ」

雪歩「!」ビクッ

P「またお茶をお願いできるか」

雪歩「っ!!」ビクンッ

雪歩「は、はいっ…!」ガタコン

P「」カタカタカタカタターン

P「ふー…キリがいいし、少し休憩するか」

P「いいとこのどら焼きがあるんだよな。雪歩と一緒に食べよう」

P「……そういえば雪歩はどこにいったんだ?お茶を頼んだっきり姿が見えないが」

P「給仕室か?」



雪歩「はぁ……はぁ……!」

雪歩「ど、どどどどうしよう…わ、私ったら……はわわわ……」

P「おーい、雪歩ー?」

雪歩「ひゃぱふっ!?」ビックーン

P「おわっ!どうした雪歩!」

雪歩「ぷ、ぷぷぷぷろぷぷろプロデューサー!?え、えと、その、わ、私、あの」

P「…ん?なんだ、ちゃんとお茶いれてくれてるじゃないか。お茶っぱでも切れてたのかと思ったぞ」

雪歩「い、いえ…こ、これは…その……!」

P「さっそくもらっていいか?喉渇いちゃって」

雪歩「へっ!?あのっ、それはっ……!」

P「くぴん」

雪歩「ーっ!!///」ポシェーン

P「うむ。やはり雪歩のお茶はうまい!…………雪歩?」

雪歩「ふわぁぁぁ……///」ペタン

P「雪歩!?どげんかした!?」

P「雪歩!茹で蛸みたいになってるぞ!雪歩!おい茹で歩!」ユッサユッサ

雪歩「ぁぅ……」プヒョー

P「……仕方ない。冷えピタ貼ってソファーに寝かすか。ほれ栄養補給にいいとこの食え」ズモッ

雪歩「はむも」プヒョー




雪歩「もふ!?」ガバッ

P「ん、起きたか」

雪歩「むもー……むももーもっふぁ!?」

P「はい水」

雪歩「くぴくぴくぴんぴ……はふっ……!」

雪歩「あ、おいしい…」

P「いいとこのだからな」

雪歩「はふぅ……お茶が合いそうですぅ」

P「あ、すまん。さっき雪歩がいれてくれたお茶なら全部飲んじまってさ」

雪歩「はい?」

P「いや、さっきお茶いれてくれたろ?えらい時間かかってたけど」

雪歩「…………」

P「…………」

雪歩「」シュッポエ

P「いかん。茹で蛸歩になる前に冷えピタ!」ピタ

P「それで、一体どうした?体調が悪いなら家まで送るぞ?」

雪歩「い、いえ……そんなことはないですぅ……」

P「うそつけ。こんなに熱いのに」

雪歩「それより……あの、プロデューサーこそ体調はどうですか…?」

P「俺?まるっきり健康体だが」

雪歩「……さっきの……お、お茶……味は、ど、どうでしたっ…!?」

P「どうもなにも、いつもどおり、雪歩味」

雪歩「ゆ、雪歩味……!?」

P「ああ。俺の大好物」

雪歩「…………」

雪歩「はぁ……っ…はぁ……っ…///」ジュワー

P「冷えピタが蒸発しとる…」

雪歩「ぷぷぷプロデューサーがわわわ私のお茶を飲んでだだだ大好物っててて///」ジュワー

P「いかん。壊れかけのレディ歩になってやがる。四方八方冷えピタの陣!」シュシュシュ

雪歩「はははうっ!?」ペペペター

P「とにかく落ち着け。雪歩のお茶はうまかったし体調もなんら変わりなしだ。オーケー?」

雪歩「お、おーけー……!」

P「そうだ、また明日も今日みたいにお茶をいれてくれな」

雪歩「きょ、今日みたいにっ!?」

P「頼むよ」ポンポン

雪歩「は、はいぃ……///」

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[ゴンベッサ・先原直樹]

ネット上でゴンベッサと呼ばれている、都道府県ssの後書き「で、無視...と。」の作者。
2013年に人気ss「涼宮ハルヒの微笑」の作者は自分であると自称し、物議を呼んだ。
詳しくは「ゴンベッサ」で検索

1990年3月30日生 岡山県津山市出身 血液型B型
実家の住所 岡山県津山市大田277-1 電話番号0868-27-1823

騒動から二年以上経った現在も自分のヲチスレに粘着し、監視を続けていることが判明。
【都道府県SS】ゴンベッサ総合★8【先原直樹】→ http://goo.gl/ER3pu5

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