穂乃果「いつもあんなにベタベタしてるのに？」

絵里「穂乃果だってしてくるじゃない」

ことり「生徒会室で二人が抱き合ってるの見たことあるよ？」

希「それ多分うちがえりちで暖取ってた」

海未「よくお揃いの物を身に付けてますが…」

絵里「仲良しだもん。そりゃするわよ」

凛「硝子の花園みたら付き合ってると思っちゃうにゃ」

希「ステージやし全力でやらんと」

花陽「ご飯をあーんさせ合ってるのは…？」

絵里「花陽も凛とするでしょ？」

真姫「よく部室とか屋上の端で抱き合いながら囁きあってるのは？」

希「ただのおしゃべりやん」

にこ「絵里の首筋に顔うずめるのは何なのよ」

絵里「あー、それは「えりちいい匂いするんよ」

にこ「…あ、そう」

絵里「希もいい香りだけどね」

穂乃果「絵里ちゃん、いつもいつもさりげなーく希ちゃんの腰抱いてるよね」

絵里「そうね。落ち着くからかな」

ことり「希ちゃんこの前スマホに絵里ちゃんの隠し撮りフォルダあるって見せてくれたよね…」

希「うん。寝顔フォルダもあるよ」

絵里「…消してって言ってるのに」

海未「たまに希用のお弁当作ってませんか？」

絵里「手料理が食べたいって言うから」

希「美味しいんよ～」ﾆｺﾆｺ

凛「希ちゃんって、絵里ちゃんにわしわしするときだけ手付きが厭らしいと思う」

希「それは凛ちゃんの目がやらしいだけやん？」

凛「にゃあ…」

花陽「絵里ちゃんって希ちゃんの名前呼ぶときだけ声が甘い気が…する…」

絵里「え、そう？」

希「えりちは甘えんぼやから」ﾆﾔﾆﾔ

絵里「の、希…」

真姫「ほっぺにキスしてたの見たｹﾄﾞ」

希「えりちのほっぺにキスすると気持ちよくて」

絵里「希のほっぺも気持ちいいわよ」

真姫「…」ｸﾙｸﾙ

にこ「ほっぺどころかあんたたちがキスするの見たことあるんだけど…」

絵里「え？穂乃果とだってやるわよ。女子校だしそれくらいいいんじゃない？」

ことり「穂乃果ちゃん！？」

穂乃果「う、ん、まあするけどさ…」

にこ「いやあんたたちねぇ…」

希「そんなこと言って…」





希「にこっちもことりちゃんとしてたやん」





希「キス」





真姫「」ｶﾞﾀｯ

海未「」ｶﾞﾀﾀｯ

にこ「え！？み、見てたの…!?」

凛「どどどどーゆーこと？？？」　

ことり「うそ…」

穂乃果「ことりちゃん穂乃果としてくれないのに！！」

絵里「そこ？」

花陽「はわわわわにこちゃんとことりちゃんが…！！！」

希「部室に忘れ物取り入った時、にこちゃんとことりちゃんが何回もキスしてたのうち見たもーん」

絵里「私もお昼休みにしてるの見たことあるのよ」

希「人のこと言えないんやない？」ﾆﾔﾆﾔ

海未「こ、ことり…破廉恥です！！」

ことり「だ、だってぇ…にこちゃんが可愛くてつい…」

真姫「にこちゃん…」

にこ「う、いやその…」

絵里「何回も見たことあるわ」

にこ「…いや何回もしたけどさ…別にいいでしょ」

凛「え、まってまって、ことりちゃんとにこちゃんは付き合ってるの？」

ことり「付き合ってはないけど…」

にこ「…別にそーゆーんじゃないわ」

花陽「なのに何回もしてるの！？」

にこ「うっ…そ、そうよ」

にこ(ことりとのキスが癖になっちゃったとか言えない…)

にこ(だってすっごい気持ちいいし、ドキドキすんのよ！しょうがないじゃない！)

ことり(だってにこちゃん、キスするともっともっとってせがんでくるから可愛いんだもん…)

絵里「ね？キスなんて私たち以外もしてるのよ。そーゆーものよ」

穂乃果「ま、まあ穂乃果も絵里ちゃんとするけど…あと海未ちゃんとか」

花陽「そ、そうなの？」

海未「穂乃果！！！」

穂乃果「だってぇ…してるもん」

海未「しかしそれをここで言う必要は…」

にこ「破廉恥ですとか言っといて、自分もしてるんじゃない」

ことり「海未ちゃん…」

海未「い、いや、それはその…」

穂乃果「海未ちゃん凄いせがんでくるもんね」

海未「ほほほほ穂乃果ァ！」

希「海未ちゃんムッツリ～」

凛「海未ちゃんやらしーにゃ」

海未「う、ううう…」ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

海未「……って」ﾎﾞｿｯ

絵里「なに？」

海未「凛と花陽だって！！」

凛「にゃ！？」ｷﾞｸｯ

花陽「ぴゃ！？」ﾋﾞｸｯ

海未「私は知っているのですよ…ふたりが、ふたりが…」







海未「教室で、ふふふ、ふかい方の口づけをしていたことを！」








りんぱな「「なんでそれを！？」」

にこ「うーわ…それはなんか聞きたくなかったわね」

絵里「清くてピュアなイメージだし…想像しにくいわね」

希「あー。うちも二人の会話でなんかあやしーなぁと思ったことあってなぁ」

希「この間『今日はいいでしょ？』『駄目だよぉみんないるし…恥ずかしいよ』とかこそこそ話してたやん？」

凛「な、なんでそれを…？」

花陽「ぅぅ……」

にこ「私の知ってるりんぱなじゃない…」

穂乃果「ほえー、一番びっくりかも」

ことり「まって…じゃあこの中でメンバーとキスしてないのは真姫ちゃんだけってこと？」

ことり「他の人はみんな誰かとしてるってこと？」

真姫「わ、私は別にそーゆーの興味ないし」ｸﾙｸﾙ

真姫「周りに男がいないからって代わりに女子で欲求を満たすなんてことしないわよ」ｸﾙｸﾙ

穂乃果「え～女の子の唇も気持ちいいよ？」

真姫「興味ないから」

絵里(真姫と頻繁にキスしてることは黙っておこう)

絵里(キスしながら私の胸を揉みしだいてくるのも黙っておこう)

希「でもにこっちとことりちゃんがキスしてるって聞いたとき動揺してなかった～？」

真姫「…にこちゃんとことりがそういうことすると思わなかったから…単純に驚いたの」

希「ふ～ん？」

ことり「真姫ちゃん、にこちゃんの唇ふにふにで気持ちいいよ・」

にこ「ちょっ…やめなさいよ」

ことり「だってホントのことだよっ」ﾁｭﾝ

絵里「はいはい。いちゃいちゃはよそでやってね」

真姫「…」ｸﾙｸﾙ

絵里「話を戻すけど、私と希が何を言いたいかというと」

希「うちとえりちは付き合ってないよってこと」

絵里「あなたたちと同じで、友達同士の触れあいをしてるだけだからね」

希「正直うちらじゃなくてみんなのほうが付き合ってる疑惑かけられるべきだと思うよ」

絵里「特ににことことり」

にことり「「うっ…」」

希「凛ちゃんと花陽ちゃんも」

りんぱな「「うう…」」

穂乃果「…ごめんね、穂乃果も絵里ちゃんと海未ちゃんとキスするし、みんなともベタベタするのに」

凛「凛もみんなに抱きついたりするにゃ」

花陽「私も、うん…」

にこ「まぁ、そうね…」

ことり「人のこと言えなかったね…」

海未「…反省です」

真姫「女子校にいるし、みんなこんなもんよね」

絵里「ん。分かってもらえたみたいね」

希「ところでえりち」

絵里「ん？」

希「うち、穂乃果ちゃんとキスしてること知らんかったな～」

絵里「…？？ そうね」

希「どーして教えてくれなかったの？」

絵里「え？言う必要あったのね…？ごめんなさい、聞かれなかったから」

希「ふーんなるほどね～…」

希「みんなごめんなぁ、うちとえりち用事あるから今日は帰るね」

絵里「え？」

にこ「…あー、じゃあね」

ことり「また明日…」ﾌﾘﾌﾘ

凛「絵里ちゃん…」

花陽「ば、ばいばい…」

絵里「希、練習…」

希「えりちうるさい早く支度して」

絵里「の、希……？」

希「それじゃあ帰るね」ｶﾞｼｯ

絵里「ちょ、希。まって、なんで怒ってるの…！？」

穂乃果「あれ？穂乃果やっちゃった？」

海未「穂乃果…」

希「またね～☆」ｸﾞｲｸﾞｲ

絵里「ちょ、ちょっと希ぃ！」ｽﾞﾙｽﾞﾙ

ｶﾞﾁｬｯ

ﾊﾞﾀﾝ

ことり「…怒ってたね」

にこ「関西弁忘れるほど怒るって…」

凛「ねぇあれって絶対絵里ちゃんのこと「凛ちゃんシー！！！」

穂乃果「穂乃果も怒られるかなぁ…」ﾋﾞｸﾋﾞｸ

海未「大丈夫です、私がついてますから」ﾖｼﾖｼ









真姫(…絵里とキス以上のことしてるって言わなくてよかった)

おわり

絵里ちはお遊びのつもりだけど希はマジ入ってるパターンののぞえりでした
のぞえり界隈ではのぞ←えりをよく見る印象があるが
のぞ→→→→→→←えりも良いと思う

読んでくれた人ありがとう
文量の指摘もありがとう気を付け