友｢確かにその通りだが､寿命が長いものは一貫して繁殖能力が低い｣

男｢そうだな｣

友｢つまり俺達人間でいう１００年に一人の逸材とか言ったよ天才が生まれる可能性が少ない｣

男｢ほお｣

友｢よって戦闘経験が多いというのが基本で､それが実際の戦闘能力に比例することにはならない｣

男｢いや､でもさ｡魔族とかって人間より潜在能力が高いだろ？それだったらプラマイゼロになるんじゃないか？｣

友｢それが答えだ｣

男｢は？｣

友｢人間と亜人との間の性能差はだいたいプラマイゼロ｡ということだ｣

男｢マジか｣

友｢そのかわり寿命が長い分､人間に比べて魔術と武術を両方会得しているものが多い｡以上『俺の作った異世界設定･種族編』より｣

友｢質問が来るなら｡もしよかったら協力頼む｡時間があるなら反論も求む｣

すまん、俺が言いたかったのは、潜在能力とか何もかも、同じなんだ。
まぁ、繁殖力はちと落ちるだろうが、とにかく一般的な人間と同じなんだ。
筋力、体力、知力、抵抗力、免疫力、耐久力、とにかく一般的な人間。
本当にすまん・・・

友｢遅くなってすまない｣

男｢いいから話してくれ｣

友｢そうだな｡つまり､ａとｂ､二人のニンゲンがいる｡そしてｂは２００歳まで生きられる特殊なニンゲンである｡という前提で二人が戦うのだな｣

男｢おう｣

友｢ではこの場合､二人が同時に鍛練を始めたのでは問題が起こる｣

男｢ん？｣

友｢生き物のピーク｡すなわち成長期がａとｂでは違う可能性があるからだ｣

男｢どういうことだ｣