BLACK GHOST 復活の時 (14)

幹部A「諸君 我々ブラックゴーストは、いよいよ再始動するときがきた」

幹部B「おお、ついに我らの第二の黄金期が始まるのですな」

幹部C「世界的軍産複合体として生まれた我々もありし日の繁栄は過ぎ去ったばかり・・・・」

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幹部C「世界中には武器売買でもうけたいものがいる核兵器による影響の少ない大気圏上層部でのサイボーグ兵士を主体とした核戦争」

幹部C「核兵器の存在により、大規模戦争が抑止されたがために放射能被害を受けない戦争のヴィジョンを見せ、武器売買のビッグチャンスをそれらの人々に見せ巨額の資金を入手し組織を急成長させた我々ブラックゴースト」

幹部B「そんな我々も冷戦の集結により大規模戦争が起きなくなったがために著しく衰退した」

幹部A「いや、冷戦の集結ばかりではない 戦争は人間の本能であるため決してなくなりはしない 最終的に世界を掌中に収めるという目的は果たせずとも、武器売買組織としてなら生き残る道はあった」

幹部C「いまいましい00ナンバーサイボーグとアイザック・ギルモアの二大造反者による被害が大きすぎたというわけですか・・・」

幹部A「その通り 内戦やテロ、宗教紛争・民族紛争・・・例え大規模でなくともこれらの戦いに武器商人として参入できれば、組織が衰退せずにいきる道はあった」
幹部A「反逆者のせいで莫大な資産や優秀な科学者、戦闘部隊を大幅に失ったからこそ衰退し、情けないブラックゴーストがある」

幹部B「全くもって憎んでも憎みたらないやつらだ」
幹部C「落ち着いてくださいB ブラックゴーストは横の繋りの組織 やつらと言えど完全に壊滅できる存在じゃないから今の我々がいる それに我々は今・・・・」
幹部A「かつての栄光を取り戻せるチャンスにいる だから怒りは押さえた方がいい それとC ひとつ間違いがある」

幹部C「何がです」

幹部A「武器を売買し、それによって屍をいくら積み上げることになろうとも利益を得たいという人のみにくい欲望があるかぎりブラックゴーストは存在し続ける」

幹部A「今の世界情勢をおさらいしよう」

幹部A「現在世界は新たな冷戦に突入したといっても過言ではない 国家間の友情は、幻想と化した」

幹部B「33件の連続ビル爆破事件さまさまですな」
幹部A「連続して世界各地で起きたビル爆破事件 これによって国家間は激しい敵意を伴う不安を抱えている」

幹部A「それだけではなく・・・・」
幹部C「超大国アメリカの失墜ですか」

幹部A「そうだ 冷戦の勝利者はアメリカ合衆国だ 以来アメリカは世界の軍事パワーバランスの維持に務めてきた」

幹部A「最近は長引く対テロ戦争や財政の悪化など大国としての力は低下したところがあるが、アメリカ合衆国の力があるかぎり大規模な戦乱は世界に蔓延することはない」

幹部B「ドバイ核攻撃は実にぎょうこうだった 核で死んだものには悪いがこちらには核攻撃さまさまだ」
幹部C「それに愚かなアメリカ大統領の核ミサイル発射という英断にも感謝を」
幹部A「そのアメリカ合衆国は、一部兵士の暴走によりドバイを核の業火でやきつくした さらにアメリカ大統領が核ミサイルをしようした」

幹部A「これによりアメリカの軍事プレゼンツは崩壊するだろう」

幹部C「国家間の警戒心が強まり、隣人を信用できずアメリカは世界の警察足り得ない まもなく世界は戦乱の時代になるでしょう」
幹部B「そうなれば我々ブラックゴーストの思う壺だ長年の時をかけ、兵器技術をかつての水準にあげ、戦闘部隊を準備し、兵器生産施設を世界各地に用意した」

幹部B「戦乱の時代となれば独自開発した先進的な武器の売買で莫大な利益をあげられる それに一連のテロを00ナンバーサイボーグが阻止しようと動いた際の戦闘記録は我々の技術が現在も通用するということを証明している」

幹部A「再び我々ブラックゴーストは力を取り戻す そして」

幹部C「先人たちの願いは、超大国の核戦争を勃発させ、あらゆる国々を疲弊させ」

幹部B「ブラックゴーストそのものが世界を支配すること この戦乱を利用すれば、各国の国力をうまく削ぎ落とせる」

幹部A「その上で我らが世界を支配するところまで持っていきたいものだ」

00ナンバーサイボーグと人類に試練を与えた神との戦いは終わりを告げた しかしその裏でかつて壊滅したブラックゴーストが復活しようとしていた
00ナンバーサイボーグたちとの因縁が戦いが2013年引き起こされようとしていた

終わり

黄金バット「ハハハハ ハハハハハハハハハ!」

>>12

さすがにブラックゴーストが黄金バットに勝てるわけがない

リサイボ―グをみて終了時の状況がブラックゴーストに好都合とみたくだらない話です

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