モバP「泰葉がエロいんだけども」 (38)

比奈「……」

P「なあ」

比奈「……は?」

P「泰葉がエロい」

比奈「清良さーん」

P「待った。待って」

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比奈「清良さん」

P「タイム。ヘタすると早苗さんよりヤバいやつじゃんそれ」

比奈「通報しないだけ有情っスよ。清良さーん」

P「待って、聞いて」

比奈「……」

P「聞いて」

比奈「……で、16歳150cmちょっとの泰葉ちゃんが何でスって?」

P「いや、まあ、そういう言い方したらたしかにアレだけどさ」

P「違うんだよ、泰葉がなんかもう日増しにエロくなってんだよ」

比奈「何も変わってないじゃないスか」

P「OK、分かった。一旦整理するから」

P「お前さ、アレだろ。一旦芸歴のことは置いといて、事務所の在籍期間で言うなら古株だろ?」

比奈「まあ、そっスね」

P「じゃあ昔の泰葉のことは知ってるよな? テレビで観たとかじゃなくて、事務所に来た頃の泰葉」

比奈「そりゃまあ、よく覚えてるっスけど……。なんか危うい感じで」

P「うん。ちょっと目を離すとハイライト消えそうな感じの」

比奈「いや、まあ……ええ? ……まあたしかにそんな感じだったっスけど」

P「実際たまに消えてたし」

比奈「えっ」

P「で、これが大体その頃に撮影したやつなんだけど」スッ
http://i.imgur.com/k5J7SAq.jpg

比奈「あんまりそんな感じしないスけどね」

P「まあちょっとは明るくなってきてたな。たしかに」

P「で、まあこれで『手を取ってください……』って感じのこと言われたんだけど」

比奈「当然のように惚気挟み込みまスね」

P「まあそれはともかく。次にこれ見てほしいんだが」

P「同じように手をのべてくる一枚なんだが、これ」
http://i.imgur.com/5KzMcCN.jpg

比奈「……」

P「どう?」

比奈「どうって……いや、凄くいい顔してるなって」

P「瞳の熱っぽさが尋常じゃないよな」

比奈「まあ、ハイ」

P「やらしくなってない?」

比奈「最低か!!」

比奈「違うでしょ!? もっと、こう……感動的な1シーンなんじゃないんスかこれは!」

P「腿とかさ」

比奈「だから最低か!!」

P「比奈、比奈。よく聞いてくれ」

P「これは俺の下でアイドルをやっている比奈に聞いてるんじゃない」

P「同人作家として活躍したいちオタクの荒木比奈に聞いてるんだ」

比奈「ええ……」

P「どう?」

比奈「だから……その、まあ……いわゆる、いわゆるっスよ?」

比奈「オチた……感じには、なってんじゃないスかね……?」

P「……やっぱり?」

比奈「女の子のこんな顔はまあ、そうそう見られるもんじゃあないっスよ」

P「だよな?」

比奈「何の話なんでスかまったく……」

P「ここまでの顔する子って稀なんだよ、正直」

比奈「数名心当たりがあるってのがもうおかしいと思うんスけど」

P「いや違うんだ、聞いてくれ。これは今後のプロデュース方針にも結構関わるんだよ」

P「こうも違った一面を見せつけられてしまうと仕事の選択肢がまたグッと変わる」

比奈「なんスか。だから、その……美波ちゃん的な方向ってことっスか?」

P「いや……それはちょっと極端な例だけどよ。でも言ってみればそういうことだろ?」

比奈「今のところ賛同しかねるんスけど……」

P「あと言っておくけど比奈も大概だからな?」

比奈「へっ? いや……え?」

P「目力的なもので言うとお前美波あたりとは良い勝負だからな? 正直な話」

比奈「いや、私あまり、出す?ような感じの仕事した覚えないスけど……」

P「ハハッ、泡にまみれといて何を」
http://i.imgur.com/VLL9dVh.jpg

比奈「うわああああああ!?」

P「生まれ持った目つきがもう違うんだよな、比奈の場合は」
http://i.imgur.com/5QZNBVy.jpg
http://i.imgur.com/fZppBI3.jpg

比奈「のわあああ次から次にいいい!?」

比奈「何なんスか!? もうずっと眼鏡かけてろってことっスか!?」

P「いや、その話はややこしくなってくるから置いといて」

P「それってさ、強力な武器なんだだよ」

比奈「…………武器?」

P「ああ。異性に訴えかける強い力だ。当然アイドルにはあった方がいいものだな」

比奈「で? それは当然泰葉ちゃんの話に戻ってくるんスよね?」

P「……あ、そうだそうだ。次に見てほしいのは泰葉の制服なんだけど」

比奈「何なんスか、忘れてたんスか。まあ戻ってきたからいい……いや良くはないスけど」

P「昔の方と、最近の方」
http://i.imgur.com/1LFauhx.jpg
http://i.imgur.com/80h7Txj.jpg

比奈「……」

P「この違いはカーディガンだけじゃ絶対済まないよな?」

比奈「……まあ、ハイ」

P「泰葉ってさ、いつからこんな笑い方出来るようになったんだ」

比奈「……明るくなったんじゃないスかね」

P「それはこっちの方だ」
http://i.imgur.com/aLYamj3.jpg

比奈「次から次に……」

P「俺もさ、こうなってもらえるように頑張ってきた。こういう無邪気な笑顔を取り戻そうってやってきた」

P「で、やった甲斐はあったワケだ」

比奈「よかったじゃないスか」

P「その前後くらいからだ、なんか……女の顔をするようになった」

比奈「女の顔て」

P「夢見る少女じゃいられない的な」

比奈「また違うでしょうよそれは」

P「いやさ……お前も知ってるよな? 泰葉がバレンタインイベントに出てたことは」

比奈「はい、あのファンに配るチョコ全部本気で手作りしたってやつでしょ?」

P「うん。今思えばよくあんな企画やりきったなって思う」

比奈「しかもフレデリカちゃんと乃々ちゃんいるのに」

P「ああ。……で、あの頃の泰葉はまだ違ってたよ」

P「イベントの後チョコ貰ったけどさ……。一応『信頼してるパートナー』に、って感じだった」

P「少なくともそういう体だった」

比奈「まあ、泰葉ちゃんの性格的にはそっスよね」

P「で、今どうよ?」

比奈「……」

比奈「気持ちを素直に伝えられるようになった、ってことで……」

P「まあな。まあ、そうだ。それ自体は非常にいいことだ」

P「泰葉まで周囲の目を気にしなくなったらどうしたらいいんだってのは少しあるが、なんかもう今更……なあ?」

比奈「そうっスね。……ホント刺されないよう、それだけは気をつけてくださいね?」

P「思えばブルマもレオタードも何の躊躇いもなく喜んで着るあたり、何かしら素質があったのかもしれない」

比奈「……」ジト

P「……泰葉が選んだんだ。ブルマは全員だし」

比奈「いや、ポンポンまで持たせといて……」

P「元よりそういう企画でやってもらってんだ」

P「……分かった、最後の写真出すよ。決定的なやつ」

比奈「決定的? まあぶっちゃけ今のところ『プロデューサー歪んだもの抱えてるなあ』で片付けられる程度だったっスもんね」

P「……否定はせんよ。スターライトステージは分かるな?」

比奈「そりゃあ、私も出てるんで」

P「で、泰葉が出たのは割と最近なんだが……こいつを見てくれ」



パサッ


http://i.imgur.com/RSCoB04.png
http://i.imgur.com/ibm43aL.png


P「……な?」

比奈「……凄いっスね」

P「こんな顔するんだなって」

比奈「……岡崎先輩の力見せつけられたっスね」

P「もうさ、決定的だよな。こうなると」

比奈「いや、あの……すいません、これは女の私から見ても……」

P「泰葉、やっぱりエロくなったよな?」

比奈「昔を知ってるだけにちょっと否定は出来ないでスね……」

P「な」

P「で、本題なんだけど」

比奈「本題じゃないんスねコレ」








P「ユニット組んでくれない? そういう顔の繋がりで」

比奈「最低か!!」


おしまい
上位復刻記念になんちゅうモン書いてんだ俺は


それはそうと以下の5人が休日潰して独断で選んだ発情ユニット『The ChanceTime』になります
Tulipプレイする時にちょっと幸せになれます

http://i.imgur.com/cQRhFCh.png
http://i.imgur.com/b5zzlBV.png
http://i.imgur.com/IB59sol.png
http://i.imgur.com/eKWeyj9.png
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