ヒペリオン艦隊司令官「芸術的艦隊機を見せてくれよう!」 (25)

西暦2201年 ヒペリオン基地 同基地所属『ヒペリオン艦隊』旗艦主力戦艦級『エピメテウス』

土方竜「ヒペリオン艦隊は出撃! 敵後方より接近し、敵艦隊を撹乱せよ!」

ヒペリオン艦隊司令官「了解しました、土方司令! 見事その大役こなして見せましょう!」

ヒペリオン艦隊司令官「ヒペリオン艦隊出撃!」



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副官「司令、敵艦隊を有効射程距離に捉えるまでは20分です」

ヒぺリオン艦隊司令官「副官、常識的に考え後方からの撹乱が任務である以上後方からの砲撃を行うのが定石と言えるが、それだと物足りなくないか?」

副官「ということは、おお! 芸術的艦隊機動を行うのですね!!」

ヒぺリオン艦隊司令官「そうだ 地球防衛軍ひろしといえどヤマトを除けば我が艦隊しかできぬ超絶機動をいまこそみせる」

副官「芸術的艦隊機動・・・・ 我が艦隊が訓練で身に付けた艦艇に航空機並みの機動を行わせ」

副官「その高速機動により敵からの砲撃を悉く回避し」

副官「敵を翻弄し、同時に素早い機動で艦隊陣形を容易く変更することで」

副官「敵に一切の対応する隙を与えず素早く敵を殲滅する高速機動戦術を遂に・・・・・」

ヒぺリオン艦隊司令官「この場でいよいよ衆目の目に触れさせてやろうと言うわけだ」

副官「しかし、土方司令の命令に反するのでは?」

ヒぺリオン艦隊司令官「土方司令は、後方からの撹乱を行うよういっただけだ 具体的な手法は、現場最良の範囲でなんとかなるからこうめい罪にはならん」

ヒぺリオン艦隊司令官「それにだ、背後からの砲撃が必ずしも有効とは限らん」

副官「敵に何らかの単艦単位での戦略兵器があることを警戒しているのですか? 我が方の波動砲やガミラスのデスラー砲のような・・・」

ヒぺリオン艦隊司令官「そういうことだ」

副官「しかしヤマトが得た戦闘データを見る限り、今まで敵が保有している証拠はありません」

信者の方に「新スレあったの気づかなかったけど荒らしてくれたから気がつけたわ」と感謝されたので今回も宣伝します!

荒らしその1「ターキーは鶏肉の丸焼きじゃなくて七面鳥の肉なんだが・・・・」

信者(荒らしその2)「じゃあターキーは鳥じゃ無いのか?
ターキーは鳥なんだから鶏肉でいいんだよ
いちいちターキー肉って言うのか?
鳥なんだから鶏肉だろ?自分が世界共通のルールだとかでも勘違いしてんのかよ」

鶏肉(とりにく、けいにく)とは、キジ科のニワトリの食肉のこと。
Wikipedia「鶏肉」より一部抜粋

信者「 慌ててウィキペディア先生に頼る知的障害者ちゃんマジワンパターンw
んな明確な区別はねえよご苦労様。
とりあえず鏡見てから自分の書き込み声に出して読んでみな、それでも自分の言動の異常性と矛盾が分からないならママに聞いて来いよw」

>>1「 ターキー話についてはただ一言
どーーでもいいよ」
※このスレは料理上手なキャラが料理の解説をしながら作った料理を美味しくみんなで食べるssです
こんなバ可愛い信者と>>1が見れるのはこのスレだけ!
ハート「チェイス、そこの福神漬けを取ってくれ」  【仮面ライダードライブSS】
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ヒぺリオン艦隊司令「とはいえ警戒を怠るべきではないだろう ヤマトの戦闘力は高すぎる 使用する前に倒された可能性もある」

ヒぺリオン艦隊司令官「それに白色彗星の事情はしらないが、軍艦にしろ設計された年代により装備が異なる 年代の関係から戦略兵器を搭載していない可能性もある」

副官「だから芸術的艦隊機動を使うと?」

ヒぺリオン艦隊司令官「波動砲やデスラー砲、拡散波動砲のような広域破壊兵器でない限りあれなら大抵の攻撃は回避できるからな」
副官「南部康夫砲術長を除き、艦隊単位でさえもあれをつかったら攻撃は当たりませんからね」

副官「確かに敵の戦略兵器を決戦するならいいアイディアです」

ヒぺリオン艦隊司令官「それに後方からの砲撃では、敵の数が上ないじょう確実に撹乱任務を成功する保証もない」

ヒぺリオン艦隊司令官「芸術的艦隊機動で敵艦隊の距離を詰め、敵艦隊の陣形を食い破り」

ヒぺリオン艦隊司令官「乱戦に持ち込めば、こちらも優位を確保できる」

副官「乱戦になった場合も数が少ないこちらがふりと言えるところもあります
とはいえ相手にいきなり接近し、混乱させれば対応困難でしょうし数の不利も短期なら味方へ攻撃する可能性のある乱戦なら対応が整うまでは攻撃を敵が控えればその間はこちらが有利にたてないこともありません」

ヒぺリオン艦隊司令官「そして体制が整いそうになったら、全速後退だ 数はあくまで少ないから、敵陣で暴れまわったあとはさっさと引くしかない」

ヒぺリオン艦隊司令官「いずれにせよ芸術的艦隊機動を行う 各艦との通信回線を開いてくれ」

ヒぺリオン艦隊司令官「有効射程に届くまでは後方からの砲撃を行うように偽装し、有効射程に届き次第一斉に芸術的艦隊機動を実施する旨を通達する」

副官「敵の有効射程がこちら以上の場合は、その場合は大損害を被りますが・・・・」

ヒぺリオン艦隊司令官「敵に先程のべた決戦兵器があれば別だが、ヤマトの戦闘記録を見る限り敵の戦艦級にヤマトはアウトレンジ攻撃を行っている」

ヒぺリオン艦隊司令官「これをもとにすれば、通常兵器の射程は問題ないだろう それに早くから準備をやり過ぎるのは奇襲効果を削ぎ落とすしばれることになりかねない」

ヒぺリオン艦隊司令官「奇襲とは奇襲であるから奇襲なのだ」

西暦2201年 土星宙域 ガトランティス帝国『打撃部隊』旗艦『メダルーザ』

兵士「背後から艦隊が接近してきます!」

バルゼー「己、挟み撃ちにする気か!」

バルゼ―「第二分艦隊は直ちに反転!」

バルゼ―「衝撃砲の使用を許可する」

バルゼー「うるさいこばえを宇宙から撃ち落とすがいい!」

第二分艦隊司令官「本艦隊の大戦艦は全艦回頭!」

第二分艦隊司令官「地球人に目にもの見せるのだ!」

副官「司令、これは・・・・」

ヒぺリオン艦隊司令官「敵艦隊の一部が反転したか 足止めに徹するならあるいは別かもしれないが、あの数だとこちらをまともに戦えば押し止めることはまずできない」

ヒぺリオン艦隊司令官「ということはやはり何らかの決戦兵器があるか?」

副官「司令!」

ヒぺリオン艦隊司令官「落ち着け、部下が浮き足立つ!」

ヒぺリオン艦隊司令官「私の合図と同時に芸術的艦隊機動を開始するように!」

バルゼー「衝撃砲の発射準備はまだととなわないか!」
第二分艦隊司令官「まもなく完了します」

バルゼー「発射命令はこちらが下す こちらの命令次第一斉砲撃だ!」

ヒぺリオン艦隊司令官「敵の度肝を抜くぞ!」

ヒぺリオン艦隊「芸術的艦隊機動始め!」



バルゼー「衝撃砲の準備が整ったか・・・・」

バルゼー「砲撃開始!」

バルゼー「これで地球人どもの艦隊も宇宙の海の藻屑か!」

兵士「ば、バルゼー司令!」

バルゼー「どうした? 地球人の艦隊があっけなく沈んだが!」

兵士「て、敵艦隊なおも健在! 高速で当艦隊に接近してきます!」

バルゼー「ばかな! 衝撃砲はどうした!?」

兵士「敵はまるでアメーバのような変幻自在な機動を見せています! その機動で回避されました!」

バルゼー「衝撃砲第二射急がせろ!」

副官「敵艦隊より高エネルギー反応多数接近!」

ヒぺリオン艦隊司令官「やはり決戦兵器があったか・・・・・」

ヒぺリオン艦隊司令官「だが芸術的艦隊機動を始めたからには当たらんよ!」

ヒぺリオン艦隊司令官「最も前方の敵艦隊にくらいつけ!」

第二分艦隊司令官「まだか! まだ発射準備は整わないのか!」

兵士「前方敵艦隊急速接近!!! ま、間に合いません!」
ヒぺリオン艦隊司令官「ショックカノン撃ち方始め!!!!」

兵士「敵艦隊砲撃開始!?」

第二分艦隊司令官「か、回避、ウワアアア!」

兵士「だ、第二分艦隊全滅です・・・・」

バルゼー「駆逐艦だ! 駆逐艦で敵の突破を防げ!」

兵士「だ、だめです・・・・あまりに早すぎます!」

副官「敵陣に突入しました!」

バルゼー「内懐に入られるとは・・・・なんたる屈辱!」

ヒぺリオン艦隊司令官「撃ち方始め! 敵艦隊を中から食い破れ!!」

ヒぺリオン艦隊司令官「見ろ! 見渡す限り敵ばかりだ!!」
ヒぺリオン艦隊司令官「これはいいぞ、簡単に当たってくれる!」

主力戦艦艦長「慌てるな、落ち着いて狙え! 確実に敵を倒すんだ!」

砲術長「戦艦の土手っ腹にショックカノンをプレゼントだ、ありがたく受け取りな!」

兵士「撃沈多数!」

バルゼー「なんたる様だ、我がガトランティス艦隊が・・・・」

バルゼー「火炎直撃砲は、この距離だと役には立たんか 味方にも被害を与えかねんしな」

バルゼー「ならば・・・・後方敵艦隊に応戦しながらこのまま前進だ!」

兵士「敵を中に入れたまま前の敵と戦うのですか!?」
バルゼー「落ち着け、敵艦隊はこちらより少数だ 乱戦と言えど長い間戦えば最後には敗けを見るのは明らかだ」

バルゼー「おそらく敵艦隊司令官は、短期間暴れたら引く 数に勝るこちらは易々と全滅はせん!」

バルゼー「このまま前進した方がいいというわけだ 最もおろかな消耗戦だし、大帝より賜った軍艦を犠牲にする下策だが・・・・」

副官「敵は混乱から立ち直りつつある模様!」

ヒぺリオン艦隊司令官「よし 撤退を開始する!」

ヒぺリオン艦隊司令官「ただし整然とだ!」

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