アイビス「ここが第二次スーパーロボット大戦α面接会場か…」(24)

アイビス(緊張するな…でも面接に合格出来ればオリジナルパイロットに選ばれるんだ…!しっかりやらなきゃ……!)

アイビス「…」キョロキョロ

アイビス(で、でも凄い顔ぶれ……鋼鉄ジークさんにクロスボーンガンダムのキンケドゥさんまでいる……!)

アイビス(うう…自信なくなって来たよ……)

ガチャ

「アイビス・ダグラスさん、どうぞ」

アイビス「! は、はいっ!(よし、頑張らないと!)」

ガチャ

アイビス「し、失礼します」

アムロ「ようこそ、第二次srw面接に。お掛け下さい」
シャア「…」

アイビス(う、うわ!アムロさんにシャアさん!!シャア・アズナブルの方が参戦するって本当だったんだ!!)

アムロ「…では、まず簡単な質問から入らせてもらいます」

アイビス「は、はい。宜しくお願いします」

シャア「では、まず3サイズを」

アイビス「はい!上から………………………えっ!?」

アイビス「あ…あの、スリーサイズ……ですか?」

アムロ「そうです。応募用紙には記入されていなかったので」

アイビス(なんかの間違いだと思ってたけでまさか記入しなきゃいけなかったなんて…)

シャア「…どうしました?女性パイロット志願なら常識の筈なのですが」

アイビス「え、あ、その…(早く言わないと印象悪くなりそう……!…は、恥ずかしいけど………)」


アイビス「……です///」

アムロ「…どう思う、シャア?」

シャア「揺れんな(笑)」

アムロ「(笑)」

アイビス「…」

シャア「申し訳ないが、そこでジャンプして頂きたいのだが…」

アイビス「え?…は、はい」


アイビス「…こ、こうですか?」ピョンピョン

シャア「……ふっ」

アムロ「もう結構です。座って下さい」

アイビス「…(なんだよこの面接!?)」

アムロ「…希望はスーパーロボット系…と」

アイビス「はい!」

シャア「希望搭乗機体はグルンガスト参式…」

アイビス「は、はいっ(ここでスーパーロボットに対する情熱を見せよう!)」

アイビス「やっぱり、ロボットと言えば一撃必殺の大技を持つスーパーロボット!巨大で頑丈な装甲を持ち、さらにドリルまでついてる!このグルンガスト参式こそ、まさに漢の魂を体現したスーパーロボットだと思っています!………って、私は女ですけど…はは……」

アムロ「………はい。そうですか」

アイビス(あれっ)

アムロ「…」

シャア「…」

アイビス(な、なんかマズイ事言った……かな………?)

アムロ「………うん」

シャア「…難しいな」

アイビス「…ぇ」

アムロ「ハッキリ言わせてもらうと、君はスーパーロボット向きのパイロットとは到底思えないんだ」

アイビス「え……」

シャア「まず、スーパー系希望にしては格闘値が低すぎる。防御値も絶望的だ」

アイビス「…」

アムロ「…うん、技量値は並だが……命中値と回避値も微妙だな」

アイビス「…」ポカーン

シャア「スーパー系に回避値はあまり重要ではないが、格闘と命中の両方が低いのは致命的だな」

アムロ「正直いって、君のパラメータ値は一般兵にうぶ毛が生えた程度だ」

アイビス「」

……………


アムロ「……面接は以上です。お疲れ様でした」

アイビス「…はい、失礼します」

ガチャ バタン

アムロ「……熱意のある子だが…やはりスーパー系には向かないな」

シャア「ああ。かと言ってリアル系も微妙な線だな…容姿は悪くないのだが」

アムロ「やはり、参式のパイロットはゼンガー君に決まりだな」

シャア「そうだな。外伝で得た予想外の人気は捨てがたい」

アムロ「余ってる機体はアルテリオンか……」

シャア「他の三機と比べて地味なのが…な……」

休憩所


ジー ガゴン(自販機)

アイビス「………はぁ」

アイビス「自信があったわけじゃないけど……あんなに低く評価されるなんて…」


「あーっ!むかつく!!!」
ガンッ

アイビス「!?」ビクッ

シンジ「ちょっと、アスカ!物に当たらないでよ!!」

アスカ「うっさい!バカシンジ!!あんたあんなにボロクソ評価されて悔しくないワケ!?」

アイビス(ああっ!あの人達はエヴァンゲリオンの…!)

シンジ「で、でも事実じゃない…。エヴァが使いにくいのは……」

アスカ「何言ってんのよ!αで私と弐号機がどれ程活躍したと思ってんのよ!!」グイッ

シンジ「あ、アレでも充分優遇されてたじゃないか…」

レイ「碇君、お腹空いた」


アイビス(前作に出た人達でも面接上手くいかないんだ……)


ヒューゴ「…」

アクア「……元気だして、ヒューゴ」

アイビス(あれ、あそこにも項垂れてる人がいる…)

アイビス(って、あの女のコ…凄い格好……)

ヒューゴ「すまないアクア…こんな恥ずかしい格好までさせておいて……」

アクア「いいのよ、気にしないで。……やっぱり、色仕掛けで通用する程甘くはなかったのよ」

ヒューゴ「クソ…!食い付きは明らかに良かったのに……!」

アクア「ごめんなさい、ヒューゴ…。私にもっとバストがあったら……」


アイビス(……やっぱり、胸がないと駄目なのか…)

アイビス「…」ポンポン

アイビス「……はあ」

「ぅおぉのれえぇ~~!!!」

「落ち着いて下さい!師匠!!」

アイビス「えっ、な、なに!?」

東方不敗「ええい!離せドモォン!!!あのニュータイプ共にワシの恐ろしさを今一度思い知らせてくれる!!」

ドモン「止めて下さい師匠!!ここで暴れてしまえば二度と参戦出来なくなってしまいますっ!!!」

アイビス(gガンダムのドモンさんにマスターアジア!!この二人も来てたんだ…!)

東方不敗「何がバランスブレイカーだ!強くて何が悪いと言うのだ!!」

ドモン「何も悪くありません!ですから落ち着いて下さい!!」

アイビス(強すぎるのも問題があるの……?難しいなぁ…)

東方不敗「もう携帯機のようなこじんまりとした世界の参戦には飽き飽きしているのだ!!mfの魅力はmsには到底真似出来ない、迫力のある戦闘であろう!ドモン!?」

ドモン「仰る通りです!!!」

東方不敗「この第二次srwαこそ、我らの真価が発揮される訳ではないか!!だといのに何故ぇぇ!!」

ドモン「わかりました!わかりましたから落ち着いて下さい!!!!」

アイビス(…インパクトでお腹いっぱいだったよね…正直)

アイビス(…よく周りを見回すと、結構いろんな人達がいるよ……あれはダンバインのショウさんだ)

ショウ「何故なんだ……exでも、第四次でも、fでも大活躍した俺が……」

アイビス(あそこにいるのは…魔装機神のマサキさん達!)

マサキ「チェッ、顔パスで一発だと思ったのによ」

ヤンロン「外伝で色々とやり過ぎたからな……」

テュッティ「暫くお声はかからなそうね。アルバイト探さないと…」

ミオ「むかつくー…」

ゾロゾロ…

アイビス「……はあ、お馴染みの人達でも難しいんじゃ、私なんて1%の希望もないかも。……帰ろうっと…」

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