男「この季節に肝試し?」女「いいじゃん別に」(55)

男「肝試しって言ったら8月がベストシーズンじゃないのか?」

友「だよなぁ、ってか寒いし雪降ってるし」

女「季節なんて関係ない、そこに廃墟がある限り」ドヤッ

女友「ごめんねー男くん、昨日見たテレビに影響されたらしいんだ」

男「あー・・・あの海外の心霊番組か、でもこの近くに廃墟なんて・・・」

女「昨日ネットで調べたらこの近くにあるんだよ!ちょうどいいのが!」

期待

友「この近く?あの先月取り壊しが決定した団地か?」

女友「それとも、学校の裏の廃工場?あそこは真夏に探検したよね?」

女「違う違う、電車で三駅先の山の中にあった○○病院だよ」

男「確かにそんな場所あった気がする、でもそこって取り壊w」

女「むっふっふ、実はまだ廃墟のまま残ってるんだよあの病院!」

友「ん?数年前に建て直しが決定して工事が始まったんじゃないのか?」

女「噂によると・・・”出る”らしいからどの建設会社も受注しなかったらしいんだ」

女友「出るってなにが?お化け?浮浪者?怪物?・・・もしかして・・・」ガクガク

友「・・・あの、不死の如くの生命を持ち、空・地を自由に行動し・・・」ブルブル

男「そ、そして古より変わらぬ姿をした・・・」ガタガタ

三人「「「イニシャルg!」」」

女「はぁ・・・まあ廃墟だしそれはいると思うよ」

三人「「「ヒィィィィィィィィィィィ」」」ガクブル

女「それと、女友が言った三種類も出るらしいよ、あと誘拐犯も居るらしい」

三人「「「イヤァァァァァァァ(><)」」」キャー

女「わざとらしいわ、男と友はg平気なはずだし」

男「いやぁー女友の驚き方が面白そうだったからな友」

友「ああ、っておい女ちゃん!全部いるってどう言うことだ!」

女友「ヒィ!イヤだ怖いよ女ちゃん」ギュー

女「痛い痛い強く抱きつきすぎだ女友、少し落ち着け」
                                           女友「ふぇぇん」グスグス

女「あの病院の噂は結構多いんだ、嘘くさいのもあるけど・・・ほい」
 っ[印刷用紙]ピラリ

男・友「ふむふむ」

[印刷用紙]女が調べてきた病院の噂がかかれている
1/2
・屋上から飛び降り自殺した霊がまだ屋上にいるらしい
・屋上の貯水タンクには死体があるらしい
・4階の4号室には若くして病死した少年の霊がいるらしい
・4階のナースセンターの壁には死体が埋め込まれているらしい
・3階と4階の踊り場の鏡の裏には異世界に通じるドアがあるらしい
・3階の2号室の壁には拭いても消えない血の跡がある
・3階の女子トイレの一番奥は地獄に繋がってるらしい
・3階の女子トイレの一番手前はそこで死んだ老婆の霊がでるらしい
・3階の男子トイレにはホモの霊が出るらしい、ってか掘られた
・2階の外階段には手すりで首をつった男性の霊が出るらしい
・2階の4号室には人魂が出る
・2階の売店は自殺用の毒薬を売っていたらしい
・ロビーの椅子の裏に無数の手形がついているらしい
・受付の中の書類保管庫の中に生首があるらしい
・手術室には医療ミスで亡くなった妊婦の霊がでるらしい
・深夜、地下に行くエレベーターに一人で乗っては行けない

2/2
・地下に向かう階段の途中にある扉を開けてはならない
・地下に向かう階段の下から三段目で立ち止まってはいけない
・地下にある階段の下の物置には入ってはいけない
・霊安室の扉の裏と祭壇の下を見てはいけない
・保管庫には一人で入ってはいけない
・電気室には少女の霊がでるらしい
・地下の廊下の隅にあるマンホールは開けてはならない
・その下は別の世界に繋がっているらしい
以上が○○病院に関する噂、これより下は気になったことを纏めておく
・廃墟になったのは5年前から
・そのころにあの病院から行方不明になった者がいる
・医療ミスなどの不正の形跡は無かった
・院長と妻、息子が1ヶ月後に行方不明になっている
・1週間後に息子は市街地で発見され、警察に保護された
・数ヶ月後、母親が用水路で発見された、死後2�・3ヶ月
・病院が謎の宗教団体の儀式場になっているらしい(情報無し)

男「ほーこんなにたくさんあるとは思わなかったぞ、よく調べたな」

友「目がチカチカする・・・ホモの霊ってなんだよ掘られたってなんだよ」ガクブル

女友 ゴシゴシ「それ見せてー」 男「ほれ」ピラッ

女「そりゃ言い出しっぺだもん、ちゃんと調べるよ」

女友「ふむふむ・・・なんだ、虫に関する噂はないなら大丈夫」

友「おまえは心強いんだか弱いんだか分からないよ」

女「それとね・・・院長の子供がこの学校にいるらしいよ」

男「まじかよ・・・ん?少女の霊?なんd」

???「ぬふぉぉぉおおおお!幼女の霊と聞いて来ますたお!!」

夕飯のため一旦ここまで、ホラー要素が強くなる予定だからご注意を
即興だし、人物が続々増える予定なのでメモ

現在の登場人物&健康度&正気度(通常を10)
・男 10・10
・友 10・10
・女 10・10
・女友 10・9
・??? 10・11
・院長の息子 ??・??

おもしろしえん

友「・・・やべ、来ちまったよ」

オタ「幼女の霊でござるか!何処に現れるでござるか!」

男「・・・すまん、俺のせいだ・・・」

女友「○○病院って知ってる?あそこの地下にいるらしいよ」

オタ「ふぉぉぉぉぉぉおおお!・・・お?でも○○病院ってもう・・・」

女「いいや、5年前から建て直しされずに放置されてるんだ」

オタ「」

男「変な噂も沢山あるしな、少女の霊が出てくる噂があってもおかしくないぞ」

オタ「・・・誰か一緒に来てもらえないでござるか?拙者一人では怖いでござる」

友「怖いなら行かなきゃいいのに」

女「いいよ!これで5人集まったね」

男・友・女友「「「えっ」」」

女「じゃあ土曜日の15時に学校前駅に集合ね」

男・友・女友「「「おいおいおいおい!早すぎる(ぞ!)(ぜ!)よ!」」」

オタ「フォヌカポゥwww完璧に準備して行くでござる」

五人 ガヤガヤワイワイガヤガヤワイワイ

メガネ「・・・はぁ、流石にうるさいぞもう少し静かにしろ」

委員長「そうだ、五月蠅いお喋りなら外でしてくれないか」

男「おっと委員長とメガネか、すまんすまん」

女「あっ!委員長さん達もどう?カクカクシカジカ」

委員長「シカクイムーブっと、確かに興味はあるが・・・」

友「ん?委員長も怖いのが苦手なのか?」

メガネ「いや、そうじゃないこいつはむしろ好きな方だ」

女友「文化祭の時もお化け屋敷のお化け役の人に説教してたもんね」

女「あの演技指導は凄かったな、ロボットみたいな動きが本物のゾンビみたいになったもん」

オタ「拙者も思わすチェーンソーを取りに帰ろうかと考えたでござるよ」

メガネ「それは洒落にならないぞ」

委員長「あの周辺で最近、数人の子供が行方不明になってると父から聞いたんだ」

友「おおぅ・・・で、あの病院が怪しいと思ってるんだな」

委員長「ああ、あの場所は隠れるにはもってこいの場所だからな」

メガネ「それにカルト教団のたまり場になっているっていう噂もあるからな」

女「確かにそんな情報もある」

男「で、女はそんなところに肝試しに行くつもりだったのか?」

女「そうよ!スリルあってこその肝試しじゃん!」

女友「でも・・・私たちだけでそんな危険な所にいくなんて・・・」

オタ「ぬぉぉぉぉぉぉおお!スクープでござるよ!スクープでござる!」

メガネ「おい、どうしたオタ急に叫んd」ドドドドドドド

???「うぉぉぉぉぉ!スクープッス!スクープが私をよんでるッス!」ドドドドドド

オタ「ここでござるよ!大スクープでござるよ!」

???「ここッス!・・・先輩!スクープは何処にあるっすか!」ドドドドキィィ!

オタ「あー彼女が写真部の後輩のデコでござる」

デコ「そんな紹介よりスクープはどこっすか!スクープ!」

オタ「あーもしかしたら大スクープになる事でござるよ、カクカクシカジカ」

デコ「シカクイムーブ、わかりましたッス!私も同行するっす!」

女「でも、これじゃあ戦力がなぁ・・・」

友「ん?もう十分じゃねぇか、見て見ろよ」

女「このメンバーの何処にそんな戦力g・・・」

女友 ボイーン
委員長 バイーン
デコ子 バッヨエーン

女 スカッ

友「ほらもう十b!痛っ!殴るな!痛ぇ!板!」ガッゴスッボカ

女「五月蠅い!言うな!私はまだ発育途中なんだ!」ガスガスガス

友「アガッ・・・ぐ・・・お・・・」ゴスッゴスッ

女友「女ちゃんやめて!友くん挽き肉になっちゃう!」

女「ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・」スッ

友「確かに・・・小さいのも・・・グアバッ」バタッ

女「分かれば宜しい、これはステータスであり、稀少価値なのよ」ドヤァ

男「確かにこの面子じゃあ攻撃力が足りないな・・・」

委員長「確かにそうだな、あと一人アタッカーが欲しいところだな」

メガネ「アタッカーか・・・ん?あいつはどうだ?」

男「ん?メガネ、アイツってだれだ?」

メガネ「いいからいいから・・・おーい!ハーゲー!」

???「こんぬぉ!誰が禿じゃ!これは剃っただけじゃ!」グワッ

男「おい呼んだのはメガネだぞ、確かにアタッカーにはなるな」

メガネ「だろ?ってことでカクカクシカジカ」

坊主「どーゆうことで何になるんだよ!・・・シカクイムーブっと」

坊主「この季節に肝試しだぁ?それもあの○○病院に?」

メガネ「そうだよ、いろいろあるから君も連れていこうと思ってね」

坊主「何で俺が・・・あー・・・分かった、一緒に行ってやるよ」

メガネ「ありがと、これでメンバーは十分かな」

女「フゥゥゥゥゥゥ・・・よし!これで大丈夫だね」

友「ワタシハモウマッハデクライマックスナンデスケド」ボロボロ

男「俺と友と女と女友とオタとデコ子とメガネと委員長と坊主と」

女友「9人だね、もう十分じゃないかな?」

委員長「だな、分かれて捜索するにはいいぐらいの人数だな」

オタ「ヌォォオオ!ミナギッテキタァ!」

女「じゃあ各自準備して土曜日に集合!いいよね!」

全員「「「「了解!」」」」

つ ④

こうして、不気味な病院にまつわる噂の謎を解明すべく9人の若者が集まった。
一見楽しそうにも見える彼らに、目を覆いたくなるような真実と
恐るべき狂気は容赦なく襲いかかるのであった。

本日はここで終了、よくあるキャラ紹介フェイズでした
ちなみに、このssは現在調整中のtrpgシナリオのリプレイ形式となりますので
行き当たり&ダイスの目によって突然ストーリーが変わってしまう可能性があることを
ご了承願います。

trpgって懐かしいな

キャラまとめ

・男
ふつうの男子高校生。なぜか手芸部所属

・女
怖い物好きなふつうの女子高校生、胸がコンプレックス
男の幼なじみであり、手芸部所属

・友
スケベな男子高校生、男達とは中学からの親友
サッカー部所属、女友が気になっている・・・?

・女友
おっとり系女子高生、友に同じく、男達とは中学からの親友
園芸部所属、友が気になっている・・・?

説明よりssの内容で示せよ

・委員長
その名の通り男達のクラスの委員長、イメージはc^3から
怖い物好き、父親は警察官で、生徒会所属。

・メガネ
同じクラスのメガネ、演劇部所属。
今回の探索に同行する事情があるようだが・・・

・オタ
みんな大好き、よくある典型的なオタク、技術部所属
アニメ・ゲーム・映画・ミリ・機械・魔術・・・etcに興味がある

・デコ子
ちわッス!日々スクープを追っている一年生にして写真部のエース
オタとは協力関係にある(彼女のカメラはオタが改造したもの)

・坊主
終盤で突如参加した野球部所属の3番・サード
彼にも何らかの事情があるようだが・・・

>>24
すまん・・・個人的なリプレイを書いているだけだから
ある程度背景が分かった方が他の人にも読みやすいと思ってな

ロードス島のリプレイは読んでたわ

�・探索前日�・

(男・自宅物置)

男「何か使えるもの無いかなー」ガサゴソ
(廃病院って怖いからちゃんと準備しておかないと・・・)

キラリ

男「?・・・親父のヘッドライトと・・・」

男「お!懐かしい、手作りのパチンコじゃないか!」

男「あと・・・この小箱の中は癇癪玉と爆竹かー」

男「よし、これで十分だろ。」

(女・自宅自室)

女「他に変な噂は無いかなー」カタカタ

女「・・・あれで全部かな?同じようなのばっかり」カタカタ

女「ん?これは・・・」カチャッ

女「なんだ、ただの病棟の地図かー」

女「2階から4階の病室の見取り図は別にいらないよね」

女「さて、明日に備えて早めに寝ますか」

(友・自宅リビング)

友「なあ爺ちゃん、要らないお酒ある?」

爺「かっかっか、お前はもう20になったのか?」

友「俺は飲まねーよ、亡くなった人にお供えするんだよ」

爺「お供えねぇ・・・貰い物の嫌いな酒なら沢山あるぞ・・・」ゴソゴソ

爺「ほれ、アブサンじゃ、儂には合わん」

友「アブサンって・・・聞いたことない酒だぞ」

爺「酒なら何でも良いじゃろう、普通の酒ばっかりじゃ飽きるじゃろうしな」

友「まあこれでいいか・・・ってアルコール度数85%!?」

(女友・学校園芸部倉庫)

女友「森の奥だから虫がいっぱいいるよね・・・」ガサガサ

女友「花壇にいる虫はお花さんのために頑張って耐えてるけど・・・ん!」ガサガサ

ガシッ

女友「殺虫剤ーと電気蠅たたきー」テッテレー

女友「これで大丈夫なはず!」

(委員長・自宅食卓)

委員長「・・・と言うわけで明日例のあの場所に行くことになった」

父「おいおい、ガキどもだけでそんな危ない場所大丈夫なのか?」

委員長「大丈夫じゃないから父さんに話しているんだ」

父「だろうな、明日は夕方には仕事が終わってるから様子を見に行こうか?」

委員長「ああ、助かる」

父「あとこれを持って行っとけ」ガサガサポイ

委員長「警棒とマグライトと・・・この筒は?」

父「照明弾。船乗りの知り合いから譲って貰ってな、無いよりはマシだろ」



(メガネ・自宅倉庫)

メガネ「曰く付きの廃墟か・・・相当覚悟していかないとな」

メガネ「これとこれと・・・あとこれも」ガサガサ

メガネ「おっと、これも念のため持って行くか・・・意味あるかな?」ギュッギュ

姉「何やってるの弟君?」ヒョコッ

メガネ「あ、姉ちゃん。実は・・・カクカクシカジカ」

姉「ほほぉ�・ちょっと待ってて」タッタッタッ メガネ「???」

姉「じゃじゃーん!親友の巫女さん手作り!抗魔おーまーもーりー」テッテレー

メガネ「ありがと・・・重っ!何を入れたんだ!?」

姉「親友曰く霊力を込めた鉄塊、何か出たらとりあえず物理で殴れってさ」

なぜか波線で書いたつもりがすべてイコールになってる・・・

(オタ・自宅自室)

オタ「ヌホォ!これをこうして・・・」カチャカチャ

ジジジジジ・・・バチッ

オタ「oh shit!部品がオシャカになったでござる・・・」

オタ「もう換えの部品は無いでござるよ・・・」シクシク

オタ「仕方がないでござる!有り合わせの物で最善を目指すでござる!」

オタ「♪ー♪ー♪ー」カチャカチャ

(デコ子・学校写真部部室)

デコ子「明日はスクープの大漁祭りッスよ!先輩!」ビシッ

先輩(三年)「あーそうなの、頑張ってねー」ピコピコ

デコ子「普段静かな先輩も腰を抜かして驚くような大スクープを撮ってくるッス!」ビシッ

先輩「おー期待してるよー」ピコピコ

先輩「じゃあ支援物資としてそこの棚にある物自由に持って行って良いわよー」ピコピコ

デコ子「感謝するッス!」ガサガサ

先輩「壊したら後で全部キッチリ請求するからねー」ピコピコ

デコ子「」

楽しみにしてるよー

(坊主・自宅庭)

坊主 ブン!ブン!ブン!

坊主「ふぅ、今日の素振りはこれぐらいにするか」

坊主(そういえば明日だったな・・・)

坊主「懐中電灯とか持って行く準備するか・・・傷薬もあればいいか」テクテク

坊主(廃病院・・・やっぱりあの場所しか考えられない・・・)

(妹・・・無事でいてくれ・・・っ!)

・・・to be continue

アーカイブ

[○○病院資料]
数十年前から山の麓にあるこの地区の唯一の総合病院だったが
10年ほど前に市街地に大病院が完成してから、経営不振に陥り
5年ほど前に立て続けに不可思議な出来事があり廃病院となった
当時の院長夫妻も死亡しており、真相は闇の中である。
地上4階地下1階、集中手術室・検死室・火葬場などもある。

[アブサン]
アブサン(仏: absinthe)は、フランス、スイス、チェコ、スペインを中心に
ヨーロッパ各国で作られている 薬草系リキュールの一 つ。
ニガヨモギ、アニス、ウイキョウ等を中心に複数のハーブ、スパイスが主成分である。
友のお爺さんの口には合わなかったようだ

[照明弾]
・上昇高度:300m以上 ・燃焼時間:40秒以上 ・発光色:赤色炎
・光度:30,000カンデラ以上 ・落下速度:平均5m/s以下
通常は遭難した船舶等から上空に打ち上げて救助の目印にするものだが
水平に打つとそれなりの武器にはなる

[巫女特製のお守り]
一見普通のお守りだが、中に鉄塊が入っている。
それには「レベルを上げて物理で殴れ!by巫女」と彫られている

[写真部の部活道具]
スクープのためならと儚く散った(生徒指導行き)歴戦の勇者たちの形見たち
軍用暗視ゴーグルやカメラ機能付き双眼鏡、ヘリラジコンカメラなどがある
総額を計算するのが恐ろしく、ここ数年未計算のままである

[養子縁組の申請書]
ここにはしばらくの間孤児院で育てられていた院長の息子の名と
それを引き取ったこの町の家族の名前が書かれている

[新聞の切り抜き]
廃病院の近くの町から小学生が3名行方不明になったという事件記事
警察は捜索しているが一週間たっても発見できていない。
行方不明者は坊主の妹とその友人の少女と少年である

今日はここまで、明日から本格的に探索に入ります

ssつーかリプレイだと独特だな
普通は設定解説とか死ねと思うところだが

>>43
trpgだとプレイヤー一人一人の行動と発言とダイスの目で大きく物語が変化するので
(たとえば、ボタンを押して全員爆死・重要人物を殺害・足を滑らして滑落死)
ある程度行動の幅を制限してゲームを成立させるために
先に大量に情報や設定を作っておかないといけないんですよ

その代わり、ssの様にご都合展開や超展開が起こりにくいって側面もあります

私はssが設計図を作成したレゴブロックだとすると
trpgは行き当たりばったりの粘土みたいな物だと思っています

>>44
性質上必要になる分の設定書くくらいは分かるけど
それ以上の(ss以外の)語り合いしたいなら他所でやれよ

このレスへのレスもいらね

土曜日14時45分・駅前

男 「おーもう集まってる・・・オタとデコ子と委員長か」

オタ 「こんにちはでござるよ、男殿」

デコ子 「こんちわーっす、今日はよろしくおねがいしますッス!」ビシッ

委員長 「予想通り男は集合時間より少し早くきたな、女君達はどうした?」

男 「女は女友と一緒に来るらしい、友は家の用事で少し遅れるらしいですよ」

委員長 「メガネは飲み物を買いに行ってる、坊主はこの近くだから自転車でくるそうだ」

メガネ 「よぉ男、ほらこれ」ヒョイ

男 「おっとっと、お茶か、サンキューメガネ」

メガネ 「はいオタとデコ子は紅茶とコーヒー、委員長はこれだったよね?」

オタ 「メガネ殿、感謝するでござる」

デコ 「ありがとございますッス先輩!」

委員長 「ありがとう、家の近くではなかなか見かけなくてな」

男 「それって何です委員長?コーラですか?」

委員長 「いいや、これはドクターペッパーだ、学校の周りには売ってる店がないからな。」

男 「へー始めて見ました、どんな味がするんですか?」

委員長 「フルーティーで葡萄の風味がする、美味いぞ」

メガネ 「僕は炭酸は苦手だな、こっちの方がいいよ」

男 「そう言えばメガネは何を買ったんだ?オレンジジュースか」

女 「おーいみんなー集まるの早いねー」タタタタタ

女友 「買い物に時間がかかっちゃったー」タタタタタ

友 「みんなすまねぇ、もう集まってるじゃねーか」タタタタタ

男 「おう、あとは坊主だけだな」

メガネ 「はい、缶ジュース買っておいたから好きなのを取ってくれ」

女友 「ありがとうメガネ君」

ピロピロピローンピロピロピローン

委員長 「ん?メールが・・・坊主君か」

[集合の約束破ってすまねぇ、先に探索しておくぜ]

メガネ 「坊主がどうかしたって?」

委員長 「もう病院で、先に探索しておくそうだ」

女 「何で坊主君先に行っちゃったんだろう?」

女友 「何か気になることでもあったのかな?」

デコ子 「抜け駆けは許さないッス!早く行くっすよ!」ビシッ

男 「じゃあ出発するか・・・でも誰が先導するんだ?坊主は先に行ったし」

女 「地図は刷ってきたよー、要らないと思うけど病棟の簡単な地図もあるよ。」

委員長 「じゃあ私が案内しよう、もう買い物は無いか?」

メガネ 「菓子もちゃんと買ってきたからな、他にいる物はあるか?」

オタ 「拙者とデコ子は完璧でござる、予備のバッテリーもあるでござる」

女 「来る途中に私たちが必要な物はもう買ってきたよ、ね女友」

女友 「うん!もう買い物は無いよ」

委員長 「それでは出発だ、駅からだとだいたい徒歩で1時間かかるぞ」

男 「一時間か・・・だいぶ歩くな、バスとかは無いのか?」

メガネ 「バスで行っても、降りてから30分ほど歩くからな、大して変わらないさ」

友 「しょうがないな、さて、歩きますか。寒いけど」

委員長 「天気予報では夜から天気が悪くなるようだ、それまでに帰るようにしよう」

友 「じゃあ今から行って・・・到着が4時・・・って時間ほとんどねーじゃん」

女 「だって、暗くないと肝試しの意味が無いじゃない」

オタ 「建物の中だから外が明るくても関係ないでござるよ!女殿」

女 「あ・・・あれ・・・?ゴメンナサイ・・・」ショボーン

男 「だと思ったよ・・・早く行って探検してさっさと帰ろう、寒いし。」

友 「だな・・・そういや女、他に噂は見つからなかったのか?」

女 「うん、新しい噂は見つからなかったよ、病棟の地図も二階から四階のだけだし」

デコ子 「地下っすよ!地下!一番怪しいのは地下っす!」

男 「まあまあ、病棟の噂もあるし、そこから確かめても良いんじゃないか?」

女友 「でもそれだとこの人数は多すぎるから半分に分けた方が・・・」

オタ 「そうでござるな、デコ子は地下を捜索したいようだから拙者も同行するでござる」

女友 「私は怖いから友君達と一緒に居たいよ」

委員長 「私は少し気になることがあるから一階を探索するよ」

メガネ 「僕は坊主が心配だからな・・・委員長と一緒に行くよ」

男 「俺は女と行くわ、というわけで友は一人な」

友 「ちょっとまて、そんな場所で一人は流石に怖い、オタと一緒に行くぜ」

オタ 「分かったでござるよ、では班分けは・・・」

男・女・女友 病棟探索
オタ・デコ子・友 地下探索
委員長・メガネ 一階探索&坊主捜索

オタ 「これでいいでござるな?」

委員長 「異論はない・・・おっとそろそろ建物が見えてくるはずだ」



女 「おー・・・なんだか写真で見るより気味が悪いね・・・」

メガネ 「落書きとツタとかで凄い荒れてる・・・ん?あれは坊主の自転車じゃないか」

友 「だな、あの黄色と赤色の微妙な配色は坊主のだ」

デコ子 「ほぉーかなりの廃墟ッス!なんだかロマンに溢れるッス!」パシャパシャ

女友 「デコ子ちゃん・・・そのカメラなに?いろいろな物がくっついてるみたいだけど」

オタ 「そのカメラは拙者が改造した物でござる、市販品より綺麗に写真がとれるでござるよ」

デコ子 「そうッス!いざとなれば9倍の閃光が闇の中の真実を穿つッス!」パシャパシャ

女 「それは単純にストロボを8つ取り付けたんだよね・・・電池は大丈夫なの?」

デコ子 「カメラのバッテリーとは別で、ラジコン用の大きいバッテリーを使ってるッス」

男 「流石だなオタ、俺はこんな物しか作れないぜ・・・」ビョーンビョーン

友 「男のパチンコかー懐かしいな、昔よくそれで4人で遊んでたな」

女友 「メガネ君なにやって・・・それってバズーカ!?」

メガネ 「あってるけどちょっと違うね、これはモスカートっていってガスの力で小さい弾を飛ばす玩具だよ。もっとも、今は塩と一味唐辛子が入ってるけどね」カチャカチャカチャン

女友 「へー凄いね、でもなんで唐辛子?お化けに効くのかな?」

メガネ 「唐辛子は事件になってる誘拐犯とかにおそわれた時用で、塩は幽霊が出た時にばらまく用、あとは普通に弾を込めてきた奴の合計三つ持ってきた」

委員長 「そんな物を持ってくるな、でも本当に危険な時に使うんだぞ、私たちは他人を攻撃するためにここに来た訳じゃないんだからな」

メガネ 「解ってますよ、万が一の時のためです、供えあれば憂いなしって言うでしょ?
・・・オタ、それは何だ?」

オタ 「昨日完成した簡易サーモグラフィティカメラでござる
貴重な部品が壊れなかったらもう少しいい物が作れたでござるが。」ショボーン

男 「それは凄いがその他部品はどうした?普通に売ってるものじゃ無いだろう?」

オタ 「父上から貰った部品で作ったでござる、その他は廃電子機器から回収したでござる」

友 「流石技術部のトップだけあるな」

委員長 「それじゃ、みんな準備出来たか?建物の中に入るぞ」

ワイワイガヤガヤ
・・・#%&$!(ボソッ・・・

男 (ん?・・・何か聞こえた・・・気のせいか)

15時50分(一行が到着する少し前)病院内・???

坊主「まったく、かなり荒れてるな・・・」ジャリッジャリッ

坊主「部屋の中まででツタが生えてきてやがる」ガサガサガサガサ

カサッ

坊主「ん?何だこれ・・・コンビニのレシート?」

坊主「買ったのは駅の近くで時間は・・・昨日の21時?」

坊主「買物は菓子パンとジュースと・・・4人分ぐらいか?」

坊主「まぁ、昨日ここに遊びに来た奴らがここに捨てたんだろうな」クシャクシャポイッ

坊主「でも・・・何か引っかかるな・・・」

④④

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