【安価】千川ちひろ「人ならざるモノ、超常なるナニカ」二章 (56)

ちひろ「当事務所所属のアイドルの中には、人外や超常能力者、あやかしの類」

ちひろ「はたまた、もっと別の、人ならざるモノ。超常なるナニカがまぎれています」

ちひろ「個性的な彼女たちの中に、そういったナニカがいても不思議ではないのかもしれません」

ちひろ「本日はプロデューサーさんが外回りで不在です」

ちひろ「今のうちに、先日に引き続きアイドルたちがナニモノなのかを調査してみましょう」

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【安価】千川ちひろ「人ならざるモノ、超常なるナニカ」
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(前回の調査内容です)

ちひろ「いつものように占いで誰がナニカを探っていきましょう」

ちひろ「前回同様にアロマディフューザーを使って占いをしますか・・・」

ちひろ「しかし、先日はたまたま手近にあった物で占いをしていましたが、このアロマディフューザーという装置」

ちひろ「抽出した香料と精製水。それを効率的に蒸気に換える熱源と、考えてみれば簡易の魔力炉として優秀なんですよね」

ちひろ「本日も良い働きをしてくれると期待しましょう」

ちひろ「アロマディフューザーさんアロマディフューザーさん」

ちひろ「あなたの蒸気に、私の近くに“いる”人ならざるモノを映してください」

ちひろ「あなたの煙に、私のそばに“いない”超常なるナニカを見せてください」

もくもくもくもく

ちひろ「・・・見えました」


蒸気の中に見えたアイドル>>5

春香

ちひろ「春香・・・春香?」

ちひろ「ああ、事務所開設時に一時当事務所に応援に来てくれていた765プロの天海春香さん!」

ちひろ「彼女、普通の人ではなかったのですね」

ちひろ「しかし、どうしましょうか?」

ちひろ「現在彼女は元の事務所に戻ってしまわれましたし・・・」

ちひろ「私としては、当事務所の外は仕事の範疇外」

ちひろ「いえ、それでもやはり今後彼女といっしょに仕事をしないとも限りませんね」

ちひろ「天海春香さんを調査すべきでしょうか?」

>>8
1、天海春香を調査する
2、別のアイドルを調査する

2

ちひろ「ふむ。やはりあちらはあちらの担当者に任せるべきですね」

ちひろ「天海さんはお世話になった方ですが、私が手出しできる範囲の外の方です」

ちひろ「当事務所のアイドルの調査を優先すべきでしょう」

ちひろ「そんなわけで、改めて。アロマディフューザーさんアロマディフューザーさん」

ちひろ「あなたの蒸気に、私の近くに“いる”人ならざるモノを映してください」

ちひろ「あなたの煙に、私のそばに“いない”超常なるナニカを見せてください」

もくもくもくもく

ちひろ「よし、見えましたね」


蒸気の中に見えたアイドル>>10

白坂小梅

ちひろ「白坂小梅ちゃん」

ちひろ「霊が見えるという彼女・・・」

ちひろ「確かに真っ先に調査すべき方でしたね」

ちひろ「霊視の超常能力者、ということなのでしょうか?」

ちひろ「それとも、私の占いに当たったのは彼女が言う『あの子』の方?」

ちひろ「何はともあれ、まずは小梅ちゃんに話しかけてみましょうか」

ちひろ「おはようございます小梅ちゃん」

小梅「お、おはよう、ございます…」

小梅「え、えっと、その、今日は、プロデューサーさん、は?どこに…いますか…?」

ちひろ「本日プロデューサーさんは外回りですね」

小梅「あっ。そう…だった、です、ね」しょぼん

ちひろ(あらあら、しょんぼりしちゃいましたね。これはこれで可愛いですが)

ちひろ(さて、どのように話題を持っていきなしょうか・・・)

小梅「え、えっと…」びくっ

ちひろ(ああっ!早く何か話しかけないとっ!小梅ちゃんが怯えてしまいますっ!)


ちひろ「ええとですね、小梅ちゃん」

>>15

1、(何か質問してみましょう)「小梅ちゃんに聞きたいことが」
2、(ストレートにいきます)「あなたは普通の人ではありませんね?」
3、(ドリンクに一服盛ります)「ドリンクのプレゼントですよ♪」

ちひろ(やはりこれが一番確実ですね)

ちひろ「小梅ちゃんにドリンクのプレゼントですよ♪」

小梅「えっ、えっ、い、いいん、ですか?」

ちひろ「はいもちろん♪グイッといっちゃってください!」

小梅「あり、ありがとう、ございます…」ぺこり

ちひろ「いえいえ」にっこり

小梅「あとで…プロデューサーさんと、い、いっしょに、飲み、ますっ」

ちひろ「え゛」

ちひろ「えっと、小梅ちゃん。プロデューサーさんと飲むんですか?」

小梅「う、うん。せっかく、いた、頂いたから…プロデューサーさんと、半分、こ、します…」

ちひろ「あー。なるほど、なるほど・・・」

ちひろ(その可能性は考えてませんでしたーーっ!!)

ちひろ「い、いやー。でも、プロデューサーさんが帰ってくる頃には、その、そう!ドリンクがぬるくなっちゃいますよ!?」

小梅「??」

小梅「れ、冷蔵庫に、入れて…おけば…」

ちひろ「ですよねー!」

ちひろ(ああ、どうしましょう?どうしましょう!?)

小梅「・・・。」

ちひろ「・・・。」

ちひろ「フッ!」シュトッ

小梅「うっ!」ふらっ

小梅「きゅう・・・」ぱたり

ちひろ「この手に限ります」

ちひろ「さて、改めて小梅ちゃんにはお薬を盛りまして、っと」

小梅「うーん、うーん・・・」

ちひろ「小梅ちゃん。お薬は効いていますか?」

小梅『は、はい…効いて、る、よ?』

ちひろ「うんうん。良い感じですね」

ちひろ「それでは、小梅ちゃんに質問があります」

小梅『な、なんで、も…聞いて、ください…』

ちひろ「ふむ。なんでもですか・・・」

ちひろ(可愛い子にこれを言われると、自重できる気がしませんね)

ちひろ「それでは小梅ちゃん」

小梅『は、はい…』


ちひろ「>>21 ですか?」

幽霊族

一度中断します
続きは考えて起きます

ちひろ「小梅ちゃんは幽霊族ですか?」

小梅『幽霊族…えへへ』

小梅『ゲゲゲの、き、鬼太郎、だよね…』

ちひろ「小梅ちゃんの髪型なんかを見てると、もしかしたら鬼太郎が好きなのかと思いまして」

小梅『う、うん。私…ゾンビと同じくらい…水木先生の漫画、好きだから…え、えへへ。真似、してるの…』

ちひろ「あ、やっぱり!」

小梅『で、でも、私は…鬼太郎みたいに、幽霊族の、末えいじゃない…よ?』

ちひろ「そうですね~」

小梅『だって、あれはお話の中の設定で……えっ?』

小梅『ゆ、幽霊族って、本当にいるの!?』

ちひろ(ん・・・?)

小梅『あ、あのっ、今ね、あの子が…教えてくれた…幽霊族、いるんだって…』

ちひろ(出ましたね、『あの子』とやらが)

小梅『す、すごいな…じゃあ、鬼太郎も、ほ、本当にいるの…?』

小梅『うわ…すごいっ、し、知らなかった…!』

ちひろ(探りを入れるつもりでした質問でしたが、あっさりと小梅ちゃんの口から『あの子』の存在が出てきました)

ちひろ(その『あの子』の正体についても、詳しく知る必要がありそうですね)

ちひろ「それでは小梅ちゃん、次の質問です」

小梅『はい』


ちひろ「 >>27ですか?」

あの子とはいつから一緒なの

ちひろ(もう一段、踏み込んだ質問をしてみますか)

ちひろ「あの子とはいつから一緒なのですか?」

小梅『いつから・・・い、いつから、だろ?』

小梅『いつの頃からか、き、気がついたら…いっしょに、居てくれ、たよ』

ちひろ「いつの間にか、ですか?」

小梅『う、うん…私の、ともだち…私の、知らないことも教えてくれたり、お話してくれたり、意見をくれたり、す、する…』

ちひろ(やはり霊のたぐいでしょうか?)

小梅『私のこと、す、すごく、大切にしてくれる…おともだちです…』

ちひろ「良いお友達なんですね」

ちひろ(守護霊?それとも悪霊か悪魔が誘惑している・・・?)

ちひろ(小梅ちゃんの主観からでは判別しかねますね)

ちひろ「仕方ない。こうなったら」

>>30

1、ちひろ「直接『あの子』と対話します。霊視のための準備をしましょう」
2、ちひろ「小梅ちゃんに次の質問です」(質問の内容も)

1

ちひろ「直接『あの子』と対話します。霊視のための準備をしましょう」

ちひろ「小梅ちゃん、少し待っていてくださいね」

小梅『はい』

ちひろ「ええと、何を使えばいいでしょうか~。アレと、コレと・・・」ブツブツ

小梅「・・・。」

ちひろ「よし!準備できました!」

小梅『メガネと、ラジオ?』

ちひろ「はい!メガネに術をかけて霊視できるように、携帯ラジオでは『あの子』の声を拾えるようにしますよ!」

小梅『ちひろさん、そんなこともできるんだ・・・』

ちひろ「えっ?えーと、アシスタントのたしなみみたいなものですね。あはは」

小梅『そうなんだ・・・』

ちひろ「それでは、行きますよ」

ちひろ「我に去りしモノの姿を写したまへ。我に在らざるモノの声を聴かせたまへ」


ラジオ『ザッ、ザザザ・・・』

ちひろ「うん。久しぶりにやりましたが、おそらく成功しているはずです」

ラジオ『ザザー、ザッ』

ちひろ「ラジオにはまだあまり反応がありませんね」

ちひろ「ええと、あの子とやらの姿は・・・見えるでしょうか?」キョロキョロ


>>34
あの子の姿は

1、見えた
2、見えない

1

ちひろ「・・・見えました」

あの子『・・・。』

ちひろ「この子が、小梅ちゃんの言う『あの子』」

あの子『まさか直接わたしに会いにくる人間がいるなんてね』

ちひろ「おっと、ラジオもきちんと声を拾えていますね」

ちひろ「こんにちは。私は千川ちひろと申します」

あの子『わたしに名前は無いわ。もし呼び名が必要なら、小梅がわたしを呼ぶように呼んで頂戴』

ちひろ(思ったよりもしっかりと会話できますね)

ちひろ「ええと、それではあの子さん。質問よろしいでしょうか?」

あの子『詮索は好まないわ』

ちひろ「そこをなんとか。私には小梅ちゃんを保護監督する責任がありますので」にこっ

あの子『・・・簡単な質問程度ならいいわ。でも、深く立ち入った質問はやめにしましょう』

あの子『お互いに、ね?』

ちひろ「・・・わかりました」

あの子『あなたの仕事の領分を越えない範疇でのみ、質問に答えるわ』

ちひろ「はい、ええと、それではですね」


ちひろ「あの子さん。あなたは小梅ちゃんにとっての>>38ですか?」

ちひろ「あなたは小梅ちゃんにとっての何ですか?」

あの子『・・・ずいぶんと抽象的な質問ね』

ちひろ「あれこれ質問するよりも、この方が手っ取り早いですからね」

あの子『まあいいわ。わたしは小梅にとっての、守護霊のようなものね』

ちひろ「と言うことは、やはりあなたは霊なのですね?」

あの子『そんなようなものよ。少なくとも、わたしは小梅に危害を加えるつもりは無いわ』

ちひろ「なるほど・・・」

あの子『あなたはそれだけ聞ければ満足なんじゃないの?』

ちひろ「ええ、まぁ。おおよそは」

あの子『なら、話はもうお終い』

ちひろ「待ってください!小梅ちゃんに関してまだ解決していませんっ!」

あの子『小梅について?』


ちひろ「小梅ちゃんって >>41

人間じゃないですよね

なんか安価で引っ張りすぎてダレる。無駄多すぎ

ちひろ「彼女は人間ではありませんよね?」

あの子『小梅が人間じゃない・・・?』

ちひろ「違うんですか?てっきり、小梅ちゃんは人ならざるモノなのかと思っていたにですが」

あの子『彼女は人間よ』

あの子『人間の、霊能力者』

ちひろ「なるほど。それであなたが見える、と」

あの子『そうよ。珍しいでしょ、生まれつきの人間の霊能力者なんて』

ちひろ「血統にもよりますが、野良ではまず見かけませんね」

あの子『ええ。霊能力者の家系ならば大人の霊能力者が守ってくれる。でも小梅はそうじゃないわ』

ちひろ「だからあなたが守護霊をしているのですか?」

あの子『そう。でないと小梅は鬼に食べられてしまうところだったもの』

ちひろ「鬼にですか!?」

あの子『ええ。だから小梅はわたしとの出会いを憶えていないのよ。わたしが記憶を封印しちゃったもの』

ちひろ「そういうことだったんですか・・・」

あの子『そんなわけで、小梅はあまり自覚の無い霊能力者よ。わたしのこともたまに現れる友人と思っているわ』

ちひろ「生まれつき霊が見える小梅ちゃんからすれば・・・それは自然な解釈なのかもしれませんね」

あの子『そう。小梅にとってはわたしや他の霊が見えるのも自然なことなの』

あの子『それに、小梅は自分に見えるモノが周囲の人には見えないことを理解している』

あの子『彼女は自分の体質との付き合い方を心得ているのよ』

あの子『だから、小梅の霊能体質に関してあなたの心配は御無用』

ちひろ「はい、そのようですね。小梅ちゃんにはあなたがついていますから」にこっ

あの子『・・・質問は以上ね?』

フッ

ちひろ「あっ、ちょっ!」

ちひろ「・・・消えてしまいましたね」

ちひろ「やれやれ、照れて消えてしまったみたいですね」

ちひろ(・・・守護霊が姿を消した今なら、小梅ちゃんに好き放題質問できるのでは?)


小梅「う、うーん・・・?」


ちひろ「あっ、小梅ちゃん。目を覚ましてしまいましたか?」
ちひろ(チッ、遅かったか)

小梅「あ、あれ、ちひろさん・・・?」

ちひろ「小梅ちゃん、眠っていたみたいですよ♪」

小梅「え、あ、私…寝て、たの?」

ちひろ「はい。よく眠っていたようなので、起こさないでいました♪」にっこり

小梅「え、えへへ、あの子と、遊んでる…夢、見て、ました…」

ちひろ「お友達ですか?」

小梅「うん…私の、大切なおともだち…」

ちひろ「そうですか」

ちひろ「楽しい夢だったようで、良かったですね」

【CASE 6:白坂小梅・霊能力者、『あの子』・小梅の親友】終

>>52

1、調査を続ける
2、終わり


構わん、続けたまえ

ちひろ「今まで謎だった『あの子』のこと、少しだけわかった気がしますね」

ちひろ「それでは、次の調査に移りましょう」

ちひろ「いつも通り占いで」

ちひろ「アロマディフューザーさんアロマディフューザーさん」

ちひろ「あなたの蒸気に、私の近くに“いる”人ならざるモノを映してください」

ちひろ「あなたの煙に、私のそばに“いない”超常なるナニカを見せてください」

ちひろ「・・・見えました」


蒸気の中に見えたアイドル>>55

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