キョン「ハルヒのパンツが欲しくてたまらない」 古泉「それはそれは」 (29)


キョン「どういうことだ?」

古泉「どういうこと…とは?先ほどの言葉を聞いただけの僕からしますとむしろこちらのセリフだと言いたくなりますが。あなたの性的趣向ではないのですか?」

キョン「失礼なことを言うな」

古泉「恥ずかしがることはありません。あなたも健全なイチ高校生です、異性の下着が欲しくなるということも…」

キョン「いい加減にしろ」

古泉「んっふ、すいません。詳しく聞かせていただけますか?」

キョン「今日の朝起きてからずっとハルヒのパンツが欲しくて欲しくてたまらないんだ。ハルヒのパンツのことしか考えられないと言っても過言ではない」

古泉「それはまた、随分な話ですね」

キョン「冗談じゃない」

古泉「涼宮さんがまた世界改変をしたとお思いですか?」

キョン「それ以外に心当たりがない」

古泉「…本当ですか?」

キョン「…なんだと?」

古泉「例えば…」

キョン「…」ゴクリ

古泉「あなたが昨日、涼宮さんの下着を偶然目にし、そのことを今朝になり思い出し欲じょ」

キョン「せいっ」ボコッ


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キョン「いい加減にしろと言っただろ」

古泉「んっふ、申し訳ありません。ついふざけすぎてしまいました」

キョン「笑いごとじゃない、こいつを見てくれ」ジジジ

古泉「こ、これは…」

キョン「こいつをどう思う?」ギンギン

古泉「凄く…大きいです…」

キョン「今朝からずっとこの調子だ。通学中に通報されないか気が気じゃなかったぞ」ジジジ

古泉「それはまた、ご苦労なことです」

キョン「下半身がこれじゃあまともな生活が送れないぞ」

古泉「同じ男として、それは同意せざるを得ませんが…」

キョン「どうにかしてくれ」

古泉「どうにか、と言われましても…。現在閉鎖空間は確認されていませんので、こちらとしてできることは…」

キョン「そうなのか」

古泉「昼休みに長門さんに聞いてみてはいかがでしょうか?長門さんなら涼宮さんの影響なのかどうかは元より、解決法まで分かるかもしれません」

キョン「そうだな、長門だ長門。こういう時は長門だ」

古泉「そうです、長門さんですよ長門さん」


[昼休み]

長門「昨日午後11時18分に涼宮ハルヒによって世界改変が行われた」

古泉「やはりそうでしたか」

キョン「でもなんでこんなことになってるんだ」

長門「涼宮ハルヒは昨日午後10時49分頃から自慰行為に及んでいた」

キョン・古泉「…」

長門「その際涼宮ハルヒはあなたの下着を欲していた。あなたの下着の匂いを嗅いだり舐めたり頭部に着用したりしたいと思っていた、それと同時にあなたにも自身の下着に同じ感情を抱いて欲しいと強く望んだ」

キョン・古泉「……」

長門「そして性的絶頂、つまりオーガズムに至る寸前に欲求が高まり、世界が改変された」

古泉「……はい」

キョン「はいじゃないが」

古泉「それで…どうしたら元に戻るのでしょうか?」

長門「彼女の欲求を満たす以外にはない」

古泉「それはつまり…涼宮さんに彼の下着を渡せばいいということですか?」

長門「……」フルフル

キョン「じゃあ、俺がハルヒのパンツでオナニーすればいいのか?」

長門「そう」

古泉「良かったじゃないですか、解決法が分かって」

キョン「良かない」

手に入れる方法さえあれば解決は簡単そうじゃないか
しかも役得付き


長門「あなたは既に下着で自慰をしたいという欲求が限界近くまで高まっているはず」

古泉「なるほど、では考えている暇はないということですね?」

キョン「お前は黙ってろ古泉」

長門「あなたが望むならば私の下着を貸すことをいとわない」

古泉「先ほど聞いた通り、あなたが涼宮さんの下着で自慰をしない限り世界改変が解消されることはありません」

長門「私の下着は昨晩代えたもの、一晩着用したことで私の体液によって熟成した香りや味わいになっているはず」

キョン「言うだけなら簡単だろうが、あいつからどうやってパンツを手に入れるんだ」

長門「下着の色は白、前部に赤い小さなリボンが付いたもの」

古泉「直接、面と向かって言ってみてはいかがでしょう?」

長門「今履いているものが気に入らなければ自宅にあるものから選んでもいい」

キョン「ハルヒにオナニーする為にお前のパンツを貸してくれなんて言ったら殺される」


古泉「涼宮さんはあなたの下着に欲情するほどの方ですよ?」

長門「私もあなたの下着に欲情する」

キョン「それはそうだが…」

長門「あなたも私の下着に欲情してもいい」

古泉「それに涼宮さんにあなたが彼女の下着で自慰をしていることを知られなければ世界改変は解消されません」

キョン「確かにそうか…」

長門「あなたの好みの下着を一緒に買いに行ってもいい。試着室で欲情し襲われても仕方ないと思っている。心配はいらない、その場合は周りと空間を隔離して視線を気にすることなく」

キョン「ちょっと長門静かにしててくれ」

長門「…」

古泉「あなたはこう言うだけでいいのですよ『下着を貸してくれ』と」

キョン「…そうするしかないのか」

古泉「確実に世界改変を解消したいならば、精液を付けたものを返却なさるのが一番確実かと思いますが」

キョン「冗談じゃない」

長門(精液の付いた下着…)

長門「…」ゾクゾク

折角長門がボケてるんだから触れてやれよw

…ボケてるんですよね?長門さん?

長門ガン無視でワロタ


[放課後]

長門「…」パタン

ハルヒ「あら、もうこんな時間?よし、今日は解散!下校中も不思議を見つけたら即確保して連絡!家に着くまでが団活よ!」

キョン「小学校の遠足か。あ、っと…そういえば、ハルヒ」

ハルヒ「なによ、みくるちゃんが着替えるんだからさっさと出なさいよ。着替えを覗きたいってなら却下よ!」

朝比奈「ひぇぇ…」

キョン「覗かん。この後、残ってくれないか?少し話したいことがあるんだ」

ハルヒ「はぁ?話したいことがあるなら今言いなさいよ」

キョン「みんなの前では言いづらいことなんだよ。できれば二人で話したい」

朝比奈「えっ!そ、それって…」

ハルヒ「……」

ハルヒ「ふ、ふーん…?まぁ別に、いいけど?」

キョン「それじゃあ」ガチャ

古泉「失礼します」パタン

ハルヒ「……」ドキドキ

朝比奈「……」ドキドキ

長門「……」


ハルヒ「それで?は、話って…何よ」

キョン「……」

ハルヒ「団長様を定時で帰さずにわざわざ残らせるなんて…」

キョン「……」

ハルヒ「つまらない話だったらタダじゃおかないわよ」

キョン「……」

ハルヒ「ちょっと、聞いてるの?キョン」

キョン「…ハルヒ」

ハルヒ「…何よ」

キョン「……お前のパンツを貸してくれ」

ハルヒ「…は?」

キョン「……」

ハルヒ「え、何?ごめん、ちゃんと聞こえなかったみたい。もう一度言ってみてくれる?」

キョン「ハルヒ、お前のパンツを今日一晩だけでいいから俺に貸してくれ!頼む!」

ハルヒ「」


ハルヒ「な、ななな何言ってんのよ!バカじゃないの!?アンタバカじゃないの!?」

キョン「同じこと2回言ってるぞ」

ハルヒ「そんなことどうだっていいのよ!アンタ自分が何を言ってるか分かってんの?!」

キョン「異性の同級生に下着のレンタルを要求している」

ハルヒ「バカじゃないの!?聞くまでもないわ!バカじゃない!!」

キョン「弁解するつもりはない」

ハルヒ「そもそも…あたしのパン…下着なんか借りてどうすんのよ!」

キョン「…それは…」

ハルヒ「……」

キョン「…何も聞かずに、貸してくれ」

ハルヒ「なっ…」

キョン「必ず返す、だから…この通りだ!」ドゲザッ

ハルヒ「えぇっ!?」

キョン「頼む…」

ハルヒ「…」

ひどすぎワロタ


ハルヒ「…はぁ、分かったわ」

キョン「!!」

ハルヒ「盗まれるよりマシだわ。何に使うかも聞かないから」

キョン「すまんハルヒ、恩にきる」

ハルヒ「し、仕方ないでしょ!こんな土下座までされたら、断れないわ…」

キョン(土下座したらどこまでしてくれるのだろうか)

ハルヒ「それじゃあこれからあたしの家に行きましょうか」

キョン「ん?なんでだ?」

ハルヒ「あたしの下着を取りに行くのよ」

キョン「…は?」

ハルヒ「…え?」

キョン「何を言ってるんだハルヒ、今お前が履いてるパンツを借りるに決まってるだろう」

ハルヒ「はぁぁ!?アンタが何言ってんのよ!」バシッ

キョン「アベシ!」

ハルヒ「何で今あたしが履いてるパンツなのよ!」

キョン「何も聞かずに…」

ハルヒ「聞かずにはいられないわよ!」


キョン「今お前が履いてるパンツじゃないとダメなんだ…」

ハルヒ「何でよ!」

キョン「理由は言えない…聞かないでくれ」

ハルヒ「無理!」

キョン「何でだ!さっきはいいって言っただろ!」

ハルヒ「それは今履いてるパンツじゃなくてもいいと思ってたから…」

キョン「団長に二言はないんじゃないのか?!あぁ!?」

ハルヒ「う、それは…」

キョン「いいのかなぁー!?団長ともあろうお方が嘘をついてぇ!!」

ハルヒ「うぅ…」

キョン「団員の信用を裏切るのが正しい団長の在り方なのかなぁー!?」

ハルヒ「ううぅぅ…」

キョン「オラぁ!どうすんだ!!」

ハルヒ「今履いてるパンツを貸します…」グスッ

キョン「ありがとうハルヒ、助かるよ」

ワロタ

ノリノリじゃないかキョン君


キョン「もう遅くなっちまう。早くパンツを脱いで渡してくれ」

ハルヒ「わ、分かったから…ちょっと部室から出ててよ」

キョン「時間がないって言ってるだろう!早くパンツを脱いでくれ!」

ハルヒ「う、ううぅー…」

キョン(同級生の女の子にパンツを脱げとまくし立てる男子高校生…側から見たら完全に犯罪現場だな…現行犯だ。が、今はそれどころじゃない…世界の危機だからな、仕方ない。世界の危機だから仕方ない)

ハルヒ「うぅ…///」シュル

キョン(顔を赤らめて目元に薄く薄ーく涙を溜めながら自らパンツを脱ぐハルヒ…録画機材が手元に無いのが悔やまれる)

ハルヒ「は、はい…もう!これでいいんでしょう!?」

キョン「あぁ、ありがとう。生暖かいな」

ハルヒ「ぶん殴るわよ!?」バコォ

キョン(鼻血)「殴りながら言うな」


ハルヒ「鼻血なんか垂らして、変態!もうあたし帰る!」ダッ

キョン「いやお前が殴ったからなんだが…行ってしまったか」

キョン「……」

キョン「…まだわずかに暖かい…」

ドア<ガタン!

キョン「クロッチの部分に何か液体のシミができている…」

ドア<ガタタンタン!

キョン「……」クンカクンカ

キョン「…うーん、獣の巣のような荒々しさの中に爽やかな花畑を駆ける風を思わせるような芳醇な薫り」

ドア<ガタンタンタタン!

キョン「……」ペロッ

キョン「…ふむ、永く蔵の奥で熟成されたチーズのような甘みと酸味、そして母なる海を思わせる黄金比のような塩味と苦味…」ペロペロ

ドア<ガタガタガタタンタタンタン!

キョン「…さて、ここからが本番だ」

ドア<!!


キョン「……」カチャカチャ

ドア<カシャッ!

キョン「…このハルヒのパンツのクロッチ部分をマイサンの先端にくるように、そして包み込むようにかぶせて…」

ドア<カシャッ!カシャッ!

キョン「……」スゥ…

キョン「うおぉぉぉ!ハルヒぃぃぃ!お前のパンツを犯してるぞぉぉぉオラぁぁぁ!」

ドア<カシャシャシャシャシャシャシャシャシャシャ!









[翌日]

キョン「ハルヒとセックスしたくてたまらないんだが」

古泉「はい」

   ー完ー

完じゃないが

続きあく

みくるちゃん「あれ?」

素晴らしい勢いだった
しかしこのスレはまだ未完成なのではないだろうか

SSってやっぱハルヒだわ

果たしてドアの向こうで写真を撮っているのはハルヒなのかハルヒをKOした長門なのか

>>25
オチから考えてハルヒなんじゃね

乙です

セックス編はよ

酷すぎて大草原

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2016年02月28日 (日) 19:46:02   ID: eDPR-8Z6

面白かったw

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