ゾンビ「うす」男「おう」(16)

ゾンビ「元気か?」

男「隔離されて外でられないのはきついが概ね元気だ」

ゾンビ「そうか、肉食べるか?」

男「生肉は無理だな…」

ゾンビ「ははは、感染しちまうからな」モグモグ

男「……」

ゾンビ「ヘリも戦闘機も飛んでねぇな」モグモグ

ケル「バウバウ!」

ゾンビ「不味い、犬がきやがった!男、頼む!」

男「まかせろ」バン

ケル「きゃいん!」バタリ

ゾンビ「ふう。野良犬は俺らを食っちまうからな…」

男「腐っているから上手そうに見えるんだろ」

ゾンビ「ひでぇな。まあ殆どのゾンビの声帯は腐ってないらしいからこうして喋れるんだけどな」

男「全くだ。けど鼻をやられた」

ゾンビ「まあ仕方ないさ」

ヤンキーゾンビ「うらー!隔離壁が開いてるとこはどこだー!」ブーン

男「…しかし筋肉までは腐ってないよな」

ゾンビ「そうだな…むしろ力が増している感じがする」

男「いいな。俺も感染しようかな?」

ゾンビ「いや、肌が腐るからやめとけ」

男「だな」

<ゴシャーン

ゾンビ「なんだ?どうした!」

野次馬ゾンビ「ヤンキーゾンビが事故ったそうだ」

ゾンビ「なんだ。それだけか」

男「すぐ治るだろ」

ヤンキーゾンビ「うおー!絶対みつけるぞー!」ブーン

野次馬ゾンビ「本当だ」

男「さて…何するかな?」

ゾンビ「暇すぎるよな。俺なんて食料余ら食べなくても生きてけるし」

男「便利だよなー」

子供ゾンビ「男ー。ゾンビになっていないやつがいたよ。お父さんがつれてこいってさ」

男「よし、わかった」

ゾンビ「俺もいくよ」

<隣町>
父ゾンビ「よくきた!早速私達も声をかけて来るんだが…出てこなくてな」

町ゾンビ「おーい」

町ゾンビ「でてこいー」

町ゾンビ「こわくないよー」

ゾンビ「絶対怖がってるよな」

男「多分な」

男「とりあえず俺が…おい、開けてくれよ」

女「生存者ね!よかった…」ガチャ

ゾンビ「やあ」

女「…!」

男「おい、待てって別に食ったりしないから安心しろ」

女「嘘よ!ゾンビは人間を食べるのよ!」\バイオハザード/

男「…バイオのやりすぎだって」

ゾンビ「大体バイオのゾンビは喋らんだろ」

女「……」ビクビク

男「…ようやく説得出来た」

父ゾンビ「よくやったな!あとは私達がなんとかするから帰っていいぞ」

男「ああ、そうする。用事もあるしね」

ゾンビ「ああ…あれか」

<サッカー場>
友「おーい、こっちだ!」

男「ああ、待ったか?」

友「いや、全然。ほら、生存者も沢山いるし22人でサッカーしようぜ!」

男「いいね!」

ゾンビ(いいなあ…。俺は走ると野良犬が食べに来るからな…)

djゾンビ『ゾンビに良かったこと!』

mc『pnじゃない、zn[腐れ美味い]さんの答え…鼻づまりがなくなったこと!』

djゾンビ『鼻づまりというより鼻は腐り落ちたんだけどな!』\ハハハ/

男「ラジオ局が近くにあって良かったよ」

ゾンビ「ああ、これが無かったら俺暇を持て余したな」

男「本も読めないしな」

ゾンビ「自分の皮膚で汚してしまうからな」

友「よう!今夜はバーベキューでもしようぜ!」

男「肉あったのか?」

友「電気が生きてた冷蔵庫があったんだよ」

ゾンビ「俺もきていいか?生肉しか食えんけど」

友「いいぞ。というかゾンビ仲間も沢山来るからな」

ゾンビ「おお、結構沢山いるな」

友「よーし、たらふく食うぞ!」ガツガツ

男「…ん?」

女「…あっ」

男「なんだ隣町の人か…どうだった?」

女「あっ、はい。初めは怖いなーと思っていましたけど話してみるといい…人達?ゾンビ達?」

男「どっちでもいいと思う」

女「…いい人達ばかりで楽しかったです。はい」

男「そうか、良かったね。」

女「はい。…ところでなんで高い壁はあるのに周りは救助ヘリとかが飛んでいないんですか?」

男「それはわからない」

ゾンビ「生肉うめ…。バイオハザードからまだ3日しかたっていないから警戒しているんじゃね?」

女「そうなのかしら…」

<翌日>
男「さて…仕事やってくるけど、お前はどうする?」

ゾンビ「適当にぶらつく。…しかし仕事なんて真面目だな、お前も」

男「ああ、生存者の確認や食料確保とかしないといけないからな。じゃ、行ってくる」

ゾンビ「頑張れよ」


<仕事場>
上司ゾンビ「おはよう、元気かい?」

男「ええ。今日は何をすれば?」

上司ゾンビ「うーん、君は…いつも通りに食料の確保と生存者の発見だね。今日はここあたりを調べて来てくれ」

男「はい、わかりました」

上司ゾンビ「じゃ、僕は会議があるから」

男(…するような会議なんてあるのか?)

男「さてまずは…地下鉄辺りでも見てまわるか」


<地下鉄>
おっさん「よお、どうした?脱出は無理だぞ?トンネルが塞がっているからな」

男「いや仕事。生存者やら食料の確保とかしなきゃいけないから」

おっさん「なんだ。あんたの仕事はラジオで聞いてるよ。ご苦労様」

男「どうも」

おっさん「ないとは思わんがトンネルが崩れるかもしれんから気をつけてな」

ホームレス「かんぱーい!」

駅員ゾンビ「かんぱーい!」

男「酒盛りやってやがる…」

ホームレス「おっ、お前も酒のまねぇか?」

男「いや…仕事中なので」

駅員ゾンビ「こんな状況で仕事なんてあるわけないだろ!こっちきて飲みやがれ!」グイッ

男「まずい…逃げろ!」ブチッ

駅員ゾンビ「腕がとれたー!」
ホームレス「気にすんな!飲もう!」

駅員ゾンビ「そうだな!うはは!」

男「……」ポイ

男「酷い目にあった…」

ゾンビ「どんまい」

男「今更だが…全くバイオハザードって感じじゃないよな」

ゾンビ「そうだよな。家が少し壊れているけどあんまり恐怖とか感じないよな」

男「ゾンビのお前がいうのもなー」

ゾンビ男「「hahahaha」」

終わり。元気があれば明日

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