【安価】赤城「間宮さん…天城姉さん)ギュッ 間宮「生きてますよ…」【艦これ×ティガ】 (947)

赤城「間宮さん!」

間宮「すみません、迷惑をかけましたね」

体を起こそうとする間宮を赤城が抑える

赤城「無理をしないでください、大淀さん心配してるでしょうから皆さんに間宮さんが目を覚ましたことを伝えてきてください」

大淀「わかりました」

大淀はそのまま部屋を出ていった

間宮「大和さんとわるさめちゃんは?」

赤城「大和は意識不明で、わるさめちゃんは行方不明です」

間宮「わるさめちゃんを連れていったのは女提督さんです」

赤城「やっぱりそうだったんですね、今提督達が女提督のところに向かってますから安心して休んでいてください」

間宮「はい」

あれだけの傷を追ったのだ疲れは相当のものだろう間宮はすぐに眠りに落ちた

大淀「大和さんも目を覚ましたそうです」

走ってきたのか大淀は少し息をきらしながら入ってくるなりそう言った

大淀「これであとは提督達がわるさめちゃんを連れて帰るのを待つだけですね」

赤城「そうですね」

赤城(でも、何か胸騒ぎが…皆さん無事に戻ってきてください)


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1456235859

艦これ×ウルトラマン平成3部(メインはティガのはず)の安価スレです

このスレはウルトラマンティガに登場するアートデッセイ号が艦娘化したらと言うお話です

アートデッセイ号、エリアル・ベースの他にも艦娘化したライドメカが登場する可能性もあります

また、怪獣はでます

行動は安価次第ですが、私が(調べても)分からないネタは安価したにします

艦娘や人が死ぬことがあるので注意してください(グロ描写もあるかも)


前スレ

【安価】提督「久しぶりにティガを見てノリで作ってみたら」
【安価】提督「久しぶりにティガを見てノリで作ってみたら」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/kako/1430560578/)

【安価】大和「人は……光に……なれる」アートデッセイ「光を!!」【艦これ×ティガ】
【安価】大和「人は……光に……なれる」アートデッセイ「光を!!」【艦これ×ティガ】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/kako/1432826605/)

わるさめ「キャプテン・アシガラ!」秋月「あの伝説の」足柄「暁の水平線に勝利を刻む!」
わるさめ「キャプテン・アシガラ!」秋月「あの伝説の」足柄「暁の水平線に勝利を刻む!」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1435939598/)

前回のあらすじ

深海棲艦の襲撃も大和の暴走もわるさめの失踪も全て女提督の仕業だった、提督はわるさめを取り返すために女提督のもとへ向かうも逆に提督を人質に取られてしまう

そんな最中、女提督の研究所に装甲空母鬼が襲いかかり、それを屠るべく女提督は改造した集積地棲姫を出撃させるが、怪しい影が…

女提督は器用に片手でキーボードを打ちコマンドを入力していく

女提督「見てなさい」
ーーーーーーーーーーーーーーー
集積地「…」

集積地棲姫は出撃すると無言のまま一直線に装甲空母鬼の方へと向かって行く

装甲空母鬼「ッガァアア゛!!」

装甲空母鬼は一心不乱に研究所を撃ち続けていたが、集積地棲姫を見つけると標的をそちらへと移す

ーーーーーーーーーーーーーーー
女提督「その程度の攻撃じゃびくともしないわ」
ーーーーーーーーーーーーーーー
集積地「…」

その言葉の通り集積地棲姫は次々と砲弾を浴びるが全くダメージが通った様子はない

装甲空母鬼「クッ…」

砲撃では倒せないと判断したのか艦載機を発艦させる
ーーーーーーーーーーーーーーー
女提督「無駄よ、全部落としなさい」

艦載機に対処すべくコマンドを入力していく
ーーーーーーーーーーーーーーー
集積地「ッ…」

少し目を細めたかと思うと艤装から次々と何かが撃ち上がっていく

しかし人類や艦娘は深海棲艦や怪獣と対立してるとして深海棲艦と怪獣の関係ってどうなんだろう?
怪獣勢力が強さでは頭一つ抜き出てるから下手すれば深海棲艦と艦娘で協力しないと怪獣にやられそう
完全なる講和じゃなくても敵の敵は味方みたいな感じでさ

提督「あれは…ミサイルか!?」

提督は驚くのも無理はない、ミサイルの実装など聞いたことがない

女提督「言ったでしょ色々いじってるって」

話している間にも次々と装甲空母鬼の艦載機が落とされていき、遂には全て落とされてしまった

女提督「これで終わりよ」

女提督は先程の対空ミサイルではなく対艦ミサイルの発射コマンドを打つ
ーーーーーーーーーーーーーーー
バシュバシュバシュ

三発のミサイルが発射され装甲空母鬼に迫っていく

装甲空母鬼「ッ…クルナ!」

装甲空母鬼は逃れようとするがミサイルの追尾からは逃れる事は出来ず

一発目が肩に突き刺さり爆発

片腕が吹き飛びもう既に致命傷であろう

装甲空母鬼「ゥ…アァ…」

力なく水面に浮かんでいる装甲空母鬼に二発目、三発目のミサイルが突き刺さる爆発

爆発のあとには装甲空母鬼は沈むことすら許されず、木端微塵に吹き飛んでいた

提督「…」

提督達はあまりに圧倒的な力に言葉もでなかった

別に力だけならアートデッセイの方があるだろうが、一個人があれだけの怪物を作り上げた事に戦慄を覚えたのであった

女提督「さっ、戻りなさい」

帰還命令のコマンドを送信しパソコンのモニターには、"信号拒否"と表示される


女提督「えっ…」

再度送信するも結果は変わらない

女提督「どうして、なにがっ!?」

女提督は提督を脅すこともわすれ椅子にすわりパソコンをいじりエラーを修正しようとする

女提督「こんなこと今まで無かったのに」

どんな命令を試してみても結果は変わらない

?「さぁ、最後に思う存分踊りなさい」

その言葉と同時に集積地棲姫が砲撃を開始した

女提督は何で、どうして、等と良いながら必死に操作を続けておりその隙に提督は拳銃を奪い返そうと手を伸ばしたその時アートデッセイの叫び声が響いた

アートデッセイ「二人とも窓から離れて!!」

女提督はその声に驚きアートデッセイの方を見て、提督は何事かと窓の方を見た瞬間、部屋に砲撃が直撃した

あぁ誤字ってる
良いながら→言いながら
です

今日はここまで、雑談は先に前スレを使ってやってもらえると幸いです
質問も答えられる範囲で答えます


>>6、力関係はこれから問題になりますが

純水な力なら(アートデッセイ、エリアルベースを除くと)

怪獣>>>艦娘=深海棲艦
ですが、スクナオニのハクチーは置いといて
怪獣による深海棲艦の被害は人間側に比べ圧倒的に少なくなっています
理由としては深海棲艦からすれば拠点はあってもそこに定住してるわけではないので怪獣がきたら移ればいいからということです

その為、深海棲艦側に怪獣に対する脅威感はまだ薄いです

追いコンで酒も入って、終電の為に20分ぐらい走って体はボドボドダァってなってますが書きます

アートデッセイ「うぅ…、春雨ちゃん大丈夫ッスか?」

春雨「だ、大丈夫です」

アートデッセイは爆風で吹き飛ばされて壁にたたきつけられたが、大したケガは負っておらず、春雨も同様のようだった

アートデッセイ「! 提督達は…っ!!」

あたりを見回すと提督達がいたほうは崩れがれきの山となっていた

春雨「司令官さん、司令官さん!!」

提督「だ、大丈夫だ…こっちも無事だ」

瓦礫の向こう側から提督の返事が返ってきた、どうやら瓦礫の向こう側にも空間があるらしい

春雨「よかった」

ほっとしたのもつかの間、アートデッセイは崩れた壁の隙間から集積地棲姫がミサイルを発射したのに気づき、撃ち落さんと壁のほうへと向かう

アートデッセイ(あんなの喰らったら部屋が持たないッスよ)

狭い亀裂から攻撃するためには砲撃ではなくGUTS-hyper-gunではないといけないが、銃自体は予備のレディスミスがあるが、肝心のカートリッジは先ほど提督に渡してしまっていた

アートデッセイ(しまった)

アートデッセイ「提督、次が来ます早く逃げて!!」

提督「そうは言っても」

そんなことを言ってる間にもミサイルは近づいてくる

アートデッセイ「っ!!」

アートデッセイ達はミサイルの直撃に備えて身構え、次の瞬間ミサイルは爆発する


爆発音は聞こえたがその割には部屋に衝撃は来ない

アートデッセイ「…あれ?」

目を開けると、やはり部屋に損傷は見られなかった

アートデッセイ「なにが…」

春雨「アートデッセイさんあれ!」

外を見ると赤の機体二機と青の機体一機の三機編成の艦載機が研究所と集積地棲姫の間を遮るように飛んでいるのが見え、すぐにエリアルベースのファイターと気づくと無線の電源を入れた

アートデッセイ「こちらアートデッセイッス」

無線(大鳳)<アートデッセイさん! よかったやっとつながった>

無線(大鳳)<皆今どこにいるの?>

アートデッセイ「こっちは今、深海棲姫に襲われてる建物の中ッス」

無線(エリアルベース)<次攻撃を受けたらもちません、早く避難してください>

アートデッセイ「わかってるッスけど…」

逃げようにも瓦礫の向こう側にいる提督達を見捨てるわけにはいかない

女提督「こっちからでも外にでられるわ」

アートデッセイ「本当ッスか?」

女提督「今嘘ついてどうするのよ、まぁこっちからのルートは遠回りになるからその間建物が崩れなければ…だけどね」

提督「だそうだ、アートデッセイあの深海棲艦の相手を頼めるか」

アートデッセイ「もちろんッス、春雨ちゃん行きましょう」

春雨「はい」

提督「それじゃ出口とわるさめの居るとことをおしえてもらえますか」

女提督「ん…、ハァ…ハァ…」

女提督は部屋の壁に背中をあずけぐったりとした様子で座っていた

提督「大丈夫ですか」

先ほどの爆発の時に何かの破片が脇腹に刺さり女提督のシャツと白衣を真っ赤に染めていた

女提督「さぁ、医者じゃないしわからないわよ、ほら」

女提督は散らばっている書類の中から一枚取り出すと提督に放り投げた

女提督「この研究所の見取り図よ、出口は見ればわかるでしょ…っ…わ…わるさめちゃんなら出口までの途中の検査室に寝かせてるわ」

傷が痛むのか声も苦しそうになっている

女提督「この建物が崩れないうちに早くでることね」

そう言うと女提督は目を瞑った

提督「でることねってここに残るつもりですか?」

女提督「えぇ、ここまで滅茶苦茶になってしまったらもう計画の続行は不可能だしね」

女提督「それに、もし計画が破綻したりバレたりしたら皆には、命令通りに動いてただけで詳しいことは何も知らないって言うように言ってあるから後は私さえ居なくなればそれぞれ他の鎮守府に転属されて終わりになるだろうし」

提督「それを私に言ってしまっていいんですか?」

女提督「あら、憲兵達に言うのかしら? わるさめちゃんについてもバレるわよ」

わるさめについて知られたらわるさめだけか提督、最悪春雨達まで責任をとらせられかねない、よって提督達は後の事はエリアルベースに任せできる限り早くこの島からでるしかないのである

女提督「ほらさっさと行きなさいよ」

↓2、女提督を
1、置いていく
2、連れていく

時間が時間でしたね…

安価がつかんかったのでとりあえず、折角こたえてくれた2でいきます

それと安価をとる場合は12時までにしとこうと思います(安価待ちにじかんかけても仕方がありませんし)

と言いながら明日の戦闘開始からの視点はどっちにするかの安価だけ

↓2、視点
1、エリアルベースside
2、アートデッセイside

ではおやすみなさい

提督「一緒に脱出しますよ」

女提督「私は残るって言ってるでしょ」

提督「ここで置いていったら見殺しにしたみたいで気分が悪いですし、貴女の言うことを聞く義理はありません」

そう言うと女提督を抱き上げ、部屋を出てわるさめの元へと向かう

女提督「セクハラよ」

提督「それだけ喋れるなら大丈夫そうですね」

一応言っておくが断じて変なところは触っていない
ーーーーーーーーーーーーーーー
建物のいたるところがひび割れパラパラと破片が降っていた

衣笠「ちょっと何よこれ大丈夫なの!?」

建物内にいるはずの女提督を探すために走り回っていた

衣笠(艦娘の方はわたしがやるって言ってたけど大丈夫かな)

衣笠「ん?」

通路の先には女提督を抱き抱えて歩いている提督がいた

衣笠(あれは確か提督さんだよね…)

衣笠は提督達が何をするか確かめるために、そのまま気付かれないようについて行った

アートデッセイ達が外に出ると三機の艦載機が集積地棲姫のまわりを飛び回り妨害をしていた

アートデッセイ「大鳳さんどこにいるんッスか?」

水上には大鳳達の姿は見当たらない

無線(大鳳)<こっちは山の中腹にいるの…そっちにつくまでまだ少しかかるわ>

アートデッセイは山の方を見ると離れたところに三人の姿をみつけた

アートデッセイ「↓2」

↓2、作戦
1、わかったッス、先に戦闘を始めてますからできるだけ早く頼みます
2、わかったッス、こっちも艦載機を出して様子を見ますからなるべく早く頼むッス
3、いえ、そのままそこから援護をお願いします

アートデッセイ達のHP◆◆◆◆◆◆
(エリアルベース達のHP◆◆◆◆◆◆)

アートデッセイ(私は大丈夫ッスけど春雨ちゃんはミサイルとかの対処はキツいッスよね)

アートデッセイ「わかったッス、こっちも艦載機を出して様子を見ますからなるべく早く頼むッス」

そう言うと無線を切り、艦載機のカートリッジをセットし打ち出す

アートデッセイ「ガッツウイング1号発艦」

撃ち出された光線は5つに分かれながらガッツウイング1号へと姿を変えV字に編隊を組んで集積地棲姫へと飛んでいった
ーーーーーーーーーーーーーーー
ガッツウイングが一斉にニードルを発射し集積地棲姫を攻撃する

集積地「ジャマヲ…スルナ」

集積地棲姫はウイング、ファイターに向けて先程装甲空母鬼の艦載機を全滅させた対空ミサイルを発射させる

1号A<カイヒッ!>

全機、ミサイルに対する回避行動を取るがなかなか振り切れない
ーーーーーーーーーーーーーーー
アートデッセイ「実際の兵器より性能良いんじゃないッスかあれ」

アートデッセイは知らないことだが、深海棲艦の艦載機に使われている推進システムと実際のミサイルに使われているジェットエンジンを使っているためファイターに近い性能となっていた

↓2、アートデッセイはどうする
1、春雨を残して集積地棲姫と直接戦闘開始
2、春雨と共に集積地棲姫と直接戦闘開始
3、艦載機追加発艦(種類指定、一種類のみ)

アートデッセイのHP◆◆◆◆◆◆
(エリアルベースのHP◆◆◆◆◆◆)

艦載機
ガッツウイング1号×5(全機発艦中)
ガッツウイング2号×4
ドルファー202×3
スノーホワイト×1
XIGファイターSS×1

アートデッセイ「スノーホワイト発艦」

スノーホワイトを撃ち出すとガッツウイング1号のうちの一機についてたミサイルを撃ち落としながら光線からスノーホワイトに変化する

アートデッセイ「他の艦載機を護衛して」

スノーホワイト<リョウカイ>

スノーホワイトはニューマキシマ・オーバードライブを始動すると一気に最高速度をだし残り4機のガッツウイング1号についてたミサイルも撃ち落としていく

集積地棲姫「マタ…ツギカラツギヘトッ…」

集積地棲姫はスノーホワイトに向けてもミサイルを発射するがスノーホワイトの速度には追い付けずそのまま振り切ってしまう
エリアルベースの方の艦載機も青い機体が同様に圧倒的速度でミサイルを振り切り落とした

集積地棲姫「クソッ…ウットォシィナァ………!」

艦載機を落とすことができず怨めしそうに空を見つめていたが、集積地棲姫は何かを見つける

↓1コンマ、見つかったのは
00~09、追い掛けてきた浜風達(大破状態)
10~54、エリアルベース達
55~99、アートデッセイ達

集積地棲姫は艦娘出撃翌用のハッチ付近にいたアートデッセイ達に気がついた

集積地「アイツラカ…」

艦載機は落とせないと考えた集積地棲姫は操っているアートデッセイ達に標的を変え砲撃する

春雨「アートデッセイさんきます」

アートデッセイ「この程度なら…問題ないッスよ」

確かに威力は高いがアートデッセイの通常兵器で迎撃可能なレベルである

アートデッセイ「それと…余所見していていいんッスか」

集積地「!?」

集積地棲姫の頭上からXIGファイターが急降下攻撃を仕掛ける

ファイターSS<モラッタ>

ファイターの攻撃は対空ミサイルの弾薬庫に当たりミサイルに誘爆

集積地「ウッ…グ…」

集積地棲姫は対空ミサイルが使用できなくなっただけでなく、装甲の一部に亀裂ができる

大鳳「二人とも大丈夫?」

丁度大鳳たちもアートデッセイのもとへと到着した

春雨「はい」

那珂「結局あれってなんなの?」

アートデッセイ「今は説明してる暇はないッス、とにかく提督がわるさめちゃん達をつれて脱出するまで建物を絶対攻撃させないでください」

↓2、護衛作戦
1、大鳳・那珂・春雨が前衛で集積地棲姫と交戦、アートデッセイ・エリアルベースは建物を守りつつ援護
2、アートデッセイ・エリアルベースが前衛で集積地棲姫と交戦、大鳳・那珂・春雨は建物を守りつつ援護
3、全員で交戦

アートデッセイ達のHP◆◆◆◆◆◆

アートデッセイ(多少ダメージは与えたッスけど、あの火力を考えると春雨ちゃんたちには危険ッスかね)

アートデッセイ「集積地棲姫は私があいてするッスから皆は建物をお願いします」

エリアルベース「私も行きます」

アートデッセイ「でも、空母なんッスから艦載機で援護だけしてくれれば」

エリアルベース「私は基地兼戦艦なんで装甲も艦載機以外の装備もちゃんとありますよ」

艦載機の性能や空母(正確には空中母艦基地なのだが)の名前もあって勘違いされがちだが(見た目は勘違いされる理由に入っていない>本人談)砲撃能力や装甲も怪獣を相手にできる程の物なのである

アートデッセイ「わかったッス、行きましょう」

エリアルベース「はい」

二人は集積地棲姫へと向かっていく

集積地「シズメ、シズメ」

集積地棲姫は二人へ向けて砲撃するがアートデッセイは通常兵器で、ジェクターガンで撃ち落とす

集積地「クッ…」

通常の艦娘や深海棲艦には脅威であっても、この二人にとってはたいした脅威にはならない

アートデッセイ「悪いと思いますが時間がないんッス…沈んでもらいます!」

アートデッセイの砲撃が集積地棲姫を襲う、先程は装甲空母鬼の砲撃にはビクともしなかった集積地棲姫の装甲を簡単に貫く

集積地「ウグッ…」混乱

ーーーーーーーーーーーーーーー
?「さすがにあの二体一は無理か」

建物の損傷が激しく電気が消えた暗い研究所内で赤い目を妖しく光らせながら笑い

?「少し手を貸してあげましょうか」

そう言うと集積地棲姫のPERSELにハッキングをかける

アートデッセイ「喰らえ、デラック砲発射!」

集積地「…」

エリアルベース(なにか…雰囲気が変わったような…)

アートデッセイは集積地棲姫に止めを刺すべくデラック砲を発射する

アートデッセイ「え!?」

集積地棲姫はまるでどんな攻撃をするかわかっているかのように軽々と回避する

集積地「フフ…」

再度アートデッセイに向けてミサイルを撃つ

アートデッセイ「な、何度やってもムダッスよ」

アートデッセイは違和感を感じつつもミサイルを撃ち落とす

エリアルベース「アートデッセイさん避けてください!!」

アートデッセイ「!?」

ミサイルの爆発の後ろから砲弾が出てきて咄嗟に右に避ける…が

エリアルベース「っ…そっちじゃありません!!」

ドォン

今日はここまで、12時以降の話は安価をとる時のはなしだからな(言い訳)

ゾロ目のつよさが有利展開より不利展開の方が強いんですよね
まぁ最終的にはちゃんと終わりますからね(勝てるとは言っていない)

アートデッセイ「っ痛…」

エリアルベース「アートデッセイさん大丈夫ですか!?」

アートデッセイが回避した先にまるで予知したかのように魚雷がとんできた

アートデッセイ「大丈夫ッス」

まだ稼働しているが右足の艤装が損傷していた

エリアルベース(なんであんなに的確に…)

エリアルベースは偵察機が無いか辺りを見回すが、見当たらない

集積地「フフ…」

集積地棲姫は一直線にアートデッセイに向かっていく

↓2、エリアルベースは
1、艦載機を使い集積地棲姫を攻撃
2、辺りを警戒するためEXを発艦
3、砲撃で集積地棲姫の進行を妨害


アートデッセイ達のHP◆◆◆◆◆
(大鳳達のHP◆◆◆◆◆◆)

エリアルベース「させません」

ドォンドォン

砲撃によって集積地棲姫は進行を阻まれ動きをとめ再度二人に向けてミサイルを数発発射する

エリアルベース「一度回避してから迎撃してください」

アートデッセイ「了解ッス」

二人は集積地棲姫の動きに気を付けつつ一度ミサイルを回避、その後戻ってきたミサイルを迎撃、そして集積地棲姫に向かって同時攻撃をしかけようとする

大鳳「二人とも危ない!」

二人「!?」

振り向くとミサイルが迫っており、二人は咄嗟に回避

エリアルベース「全部撃ち落とした筈なのに」

無線(那珂)<ミサイルはそれぞれを狙ってるだけじゃなくて、もう一方を狙っているのを紛れさせて着弾までに時間差をつくってるみたい>

アートデッセイはミサイルから逃げながら砲撃をするが集積地棲姫は平然と回避する

アートデッセイ「…だったら、マキシマ・オーバードライブ始動!」

マキシマ・オーバードライブを始動するとアートデッセイは一気に集積地棲姫との距離をつめとそのまま集積地棲姫をつかみ持ち上げる

集積地「!!?」

アートデッセイ「お返しするッスよ」

そして飛んでくるミサイルの方へと投げ飛ばす

集積地「ガッ…」

ミサイルは集積地棲姫に当り艤装を破壊する

?「ああいう戦い方もするのね、それじゃ…」

ピピピピ

?「なんでしょうか?」

無線(衣笠)<よかった生きてた、女提督を捕まえたわ、そっちは?>

?「すみません制圧はできたんですが、先程の建物への攻撃で運悪く…」

無線(衣笠)<げっ…、まぁしょうがないか…はやく脱出しましょう>

?「わかりました…女提督は私が本部まで先に連れていくので外の艦娘達を任せていいですか? まだ顔を会わせたくないので」
無線(衣笠)<構わないけど、運ぶの三人に増えてるからそれだけよろしくね>

?「はい、わかりました」
ーーーーーーーーーーーーーーー
集積地「イ…タイナァ!」

よろよろと立ち上がる集積地棲姫だが艤装も壊れておりミサイルは使えないのだろうか通常の砲弾で攻撃してくる

↓2、アートデッセイ達は
1、艦載機による一斉攻撃で止めを刺す
2、デラック砲で止めを刺す
3、マキシマ砲で止めをさす(ために一ターンかかります)

アートデッセイ達のHP◆◆◆◆◆
(大鳳達のHP◆◆◆◆◆◆)

アートデッセイ「エリアルベースちゃん、艦載機をつかって一斉攻撃を」

エリアルベース「はい」

アートデッセイ「ガッツウイング一斉攻撃」

エリアルベース「ファイター各機も同時に攻撃」

上空に待機させていた艦載機を降下させ一斉攻撃、回避が不可能な程の段幕をはる

集積地「アァアアァアア…」

集積地棲姫は艦載機による攻撃を受け爆発し燃え上がる

アートデッセイ「終わったッスね」

エリアルベース「そうですね…そうだアートデッセイさん達は本部の人が来る前に早く戻らないと」

集積地「ガァ…コワレロォ」

二人「!」

炎の中から集積地棲姫が飛び出し砲撃する

アートデッセイ「しつこいッスねぇ!」

アートデッセイはすぐに通常兵器で集積地棲姫を攻撃、元々限界までダメージを負っていた集積地棲姫は今度こそ沈んで行く

エリアルベース「ファイター1、砲撃を落として」

ファイター1<ガッチャ>

先程の砲弾はアートデッセイやエリアルベースを狙った訳ではなく建物を狙ったものでありエリアルベースはファイターで撃ち落とすため命令をだす

ファイター1<キョリガハナレズキテル、マニアイマセン>

アートデッセイ「皆、建物から離れて!」

ドォン

建物に砲弾が直撃しそれをきっかけに崩壊し始める

大鳳「そんな提督達がまだ中に」

春雨(司令官さん…わるさめちゃん…)

衣笠「はわわあっぶない!? あぁ提督さん達なら大丈夫、もう出たあとだから」

一同「!」

声の方へ振り返ると衣笠が立っていた

大鳳「えっと…貴女は?」

衣笠「軍本部所属の重巡青葉型二番艦の衣笠さんよ、よろしくね」

春雨「よろしくおねがいします」

にこやかに挨拶する衣笠に対して戸惑いながららも挨拶しかえす春雨

衣笠「因みに提督さんすでに俘虜および違令の容疑で本部に連れていったから、貴女達は鎮守府に戻って他の艦娘にも上から制式な命令が下るまで鎮守府に待機するように伝えといて」

那珂「えっ…それって」

アートデッセイ(最悪…)

ED -君だけを守りたい-

VS集積地棲姫

勝利S
アートデッセイ:小破
エリアルベース:無傷
春雨:小破未満
大鳳:無傷
那珂:無傷
浜風:大破
提督:逮捕

任務:わるさめちゃんの救出…失敗

ーーーーーーーーーーーーーーー
勝負もっと長引く予定だったのに…どうして

わるさめちゃんの件について片付いてないですが話の区切りとして丁度いいのでいったんENDとしました

このあと(8時頃)次回の敵の安価をとってから次回予告に入ります

ミスです

言っておくと逮捕の分岐は女提督を置いていくか連れていくかの安価の時のです

置いていく→女提督死亡、提督・わるさめつかまらい→キリエロイドルート

連れていく→女提督生存、提督・わるさめ逮捕ルート

↓5まで次回の敵、もしくは元ネタ話をどうぞ、一番書きやすそうなのにします(その次が南方海域さらに言えば浮上しない娘の話なので低難易度短め予定)

さげっぱなしミス

↓5まで次回の敵、もしくは元ネタ話をどうぞ、一番書きやすそうなのにします(その次が南方海域さらに言えば浮上しない娘の話なので低難易度短め予定)

↓2、どうするナニする?
1、ギガ
2、キングモーラット
3、レイビーク

↓3、強さコンマ

次回予告テテテテン

提督が捕まり混乱する艦娘達、迫る鎮守府解体の危機

そんな中ついに人の生活圏に怪獣が出現する

次回、ウルトラマンティガ
「怪獣動物園」お楽しみに

今日はここまでです

新システムを試してみるには丁度いいかな、海の上じゃないけど

いうて強さ21でも空母、戦艦クラスは必要ですからね、それに怪獣は出てくるだけで事件ですから(セルチェンジビームも無いしね)

それと次回の最初の方で南方海域の生き残りについて安価を取ろうと考えているので考えて置いてね(鎮守府メンバーの姉妹艦は最低一人は必要です)

乙、参考までに既出艦をまとめてみた(長くてすまん)【】が提督の鎮守府の艦で、()がほかの鎮守府、無印は未登場
TDG【アートデッセイ】・クラーコフ・プロメテウス/【エリアルベース】・エリアルベース2号

戦艦:【大和】・(武蔵)/【長門】・(陸奥)/【金剛】・【比叡】・【霧島】・【榛名】/扶桑・山城/伊勢・日向/【ビスマルク】/(ローマ)・(イタリア)
空母:【赤城】/【加賀】/(蒼龍)・(飛龍)/【翔鶴】・【瑞鶴】/雲龍・天城・葛城/グラーフ/【大鳳】
軽空母:鳳翔/【龍驤】/【祥鳳】・(瑞鳳)/(飛鷹)・隼鷹/千歳・千代田/瑞穂/秋津洲
重巡:古鷹・加古/青葉・(衣笠)/妙高・(那智)・【足柄】・【羽黒】/高翌雄・愛宕・摩耶・鳥海/最上・三隈・鈴谷・熊野/利根・筑摩/(プリンツ)/zara
軽巡;天龍・龍田/球磨・多摩・北上・大井・木曾/長良・(五十鈴)・名取・由良・鬼怒・阿武隈/川内・【那珂】・(神通)/【夕張】/阿賀野・能代・(矢矧)・酒匂/【大淀】
練習艦:香取・鹿島
駆逐艦:[睦月]・(如月)・(弥生)・卯月・皐月・文月・長月・菊月・三日月・望月/(吹雪)・白雪・【初雪】・深雪・叢雲・磯波/(綾波)・敷波・朧・【曙】・(漣)・潮/【暁】・【響】・【雷】・【電】/初春・子日・若葉・初霜/白露・【時雨】・村雨・【夕立】・【春雨】・【五月雨】・海風・江風・涼風/【朝潮】・大潮・満潮・荒潮・朝雲・(山雲)・霰・霞/陽炎・(不知火)・黒潮・初風・(雪風)・(天津風)・時津風・浦風・磯風・(浜風)・谷風・野分。嵐・萩風・(舞風)・秋雲/夕雲・巻雲・風雲・長波・高波・沖波・朝霜・早霜・清霜/【秋月】・照月・初月/【島風】/(Z1)・(Z3)/(libeccio)
潜水艦:168/8/19/58/【U-511】/まるゆ
その他:(あきつ丸)/【明石】/速吸/大鯨

偏ってるなー、しゃーないけど、姉妹艦で出てないって条件に当てはまるのが
妙高・川内・白雪・深雪・叢雲・磯波・敷波・朧・潮・白露・村雨・海風・江風・涼風・大潮・満潮・荒潮・朝雲・霰・霞・照月・初月

おぉ! ありがとう

因みに所属が決まってない艦娘ならオーケーだから綾波と漣もオーケーです

お礼ついでにもう少し言うと姉妹艦は前スレの>>932の十一日目に救出された艦娘なので結構ヤバイ(メンタルが)ので不用意に好きな艦選ぶと…

艦これイベの最後の追い込みと三月入ってからの六日間集中講義+集中バイトで死にかけてて書けませんでした

話の内容はイメージできてるんですが何処でどうしょうかとか流れが微妙なんで暫しお待ちを


鎮守府

ほぼ全員の艦娘は食堂に集まっていた

一同「…」

食堂は重苦しい雰囲気に包まれている

金剛「あぁもう、全くどうなってるデース、どうして何の連絡も入らないのネー」

女提督の事件から三日たっているのにもかかわらず、金剛達にはなんの連絡も来ていなかった

ビスマルク「落ち着きなさいよ、そればっかりじゃない」

金剛「ビスマルクは提督が心配じゃないのネー!」

ビスマルク「そんなわけ無いでしょ!」

加賀「…二人とも落ち着いて、少なくとも鎮守府が解体されてないと言うことは提督の容疑は確定していないと言うことよ」

ビスマルク「それは…そうだけど…、加賀、赤城は?」

金剛「そういえばアートデッセイも居ないネー」

部屋にいる大和と病室にいる間宮、そして二人に食事を届けてる曙、時雨以外は食堂に集まっているはずだがアートデッセイと赤城の姿も見当たらなかった

加賀「アートデッセイは知りませんが、赤城さんは石室司令官のところに出掛けましたが」

ビスマルク「外出厳禁で待機でしょ、なにやってるのよ!?」

↓2、視点選択
1、赤城side
2、アートデッセイside
3、曙・時雨side

建物の前

アートデッセイ「ここッスね」

アートデッセイの手には機械が握られており、その機械は目の前の建物を示してい

アートデッセイ(憲兵から渡された提督に貸してたハイパーのカートリッジからモンスターキャッチャーだけ無くなってたから反応を追って来てみたッスけど)

アートデッセイ「さて、どうしたもんッスかねぇ…」

建物は塀に囲まれていて中を除くことはできないし、門には憲兵だろうか、見張りがいる

↓1、アートデッセイはどうする
1、塀をよじ登って中を確認
2、門付近で張り込み
3、その他(自由)

有利不利もないのでゾロ目はコンマで

↓1、コンマ
奇数、W
偶数、P

アートデッセイ「んしょ」

ジャンプして塀の上を掴むとそのまま腕の力でのぼる

ガッ

アートデッセイ「えっ…」

ドサッ

塀から顔を出し中を覗こうとした瞬間に後頭部に衝撃が走り、意識が遠退いてゆき塀から落ちる

?「こんなの気づかない、分けないじゃない」

モンスターキャッチャーを倒れているアートデッセイの横に置く

?「大人しくしてなさい」

そう言うとアートデッセイをそのままにその場から立ち去っていった

↓1、?はアートデッセイについて
1、一応憲兵に連絡
2、放置

「大丈夫か?」

アートデッセイ「ん…」

顔をペチペチと叩かれて目を覚ますと、一人の男が覗きこんでいた

「目を覚ましたみたいだな良かった」

アートデッセイ(えっと…たしか私はモンスターキャッチャーの電波をたどって…)

アートデッセイは思い出して飛び起きようとすると後頭部に痛みが走る

アートデッセイ「痛~」

「大丈夫か?」

アートデッセイ「だ、大丈夫ッス、貴方は?」

「男提督だ、建物から追い出されたら君が倒れていて驚いたよ、君は? 見たところ艦娘みたいだけど」

アートデッセイ「はい、アートデッセイっていいます」

↓2、何を話す?
自由記述

アートデッセイ「この建物ってなんッスか?」

男提督「知らずに来たのか?」

アートデッセイ「はい」

男提督「ここは命令に背いたりした艦娘の為の場所…ようは艦娘用の監獄だよ」

アートデッセイ「そんなものが…」

男提督「使われたって話は今まで聞いたことは無かったけど…さっき入った時は憲兵所属の艦娘がいたり、誰かを収容してるみたいだったな…」

アートデッセイ(モンスターキャッチャーの反応は提督かわるさめちゃんのどっちかだと思ってたッスが、どうやらわるさめちゃんの方みたいッスね)

↓2、何を話す
1、男提督について
2、追い出されたとは
3、その他(自由)

アートデッセイ「男提督さんって何処の提督さんなんッスか? ここら辺の鎮守府の提督じゃないッスよね?」

男提督「あぁ…、俺は南方海域第一攻勢基地の提督だ、ちょっと支援を頼みに上官に話に来たんだが見事追い出されたわけさ」

軽く言っているが、南方海域の状況を知ってるアートデッセイは表情が曇る

アートデッセイ「南方海域って…」

男提督「なんだ知ってたか、君は本部の艦娘なの?」

アートデッセイ「いや、そう言う訳じゃないッス、提督の所の所属なんッスが偶々知る機会があって」

男提督「提督さんのところって事は↓2、の姉妹艦が居るよな?」

↓2、艦娘指定(駆逐艦のみ姉妹艦限定>>87参照)

アートデッセイ「秋月ちゃんッスね」

男提督「あぁ、秋月に照月に会ってもらえるように頼んで貰えるか?」

アートデッセイ「はい、と言うより頼まなくても戻ってきてる事を知れば会いにくと思うッスけど…どうして態々そんなことを?」

男提督「…南方海域の件についてどれだけ知ってる?」

アートデッセイ「ショートランドから撤退するぐらいまでは」

男提督「なら第三防衛基地の件は知ってるかな、照月は第三防衛基地の生き残りなんだがそこでのショックが大きいみたいでな…」

女提督のところの資料によれば基地がクリッターに襲われ始めてから一週間後に助け出された艦娘が一隻いると書かれていたが、それが照月らしい

男提督「少し話しすぎたな…戻らないと、今は戻ってきた艦娘と一緒に旧△鎮守府にいるから照月の件よろしくたのむ」

アートデッセイ「わかりました」

そう言うと男提督は立ち去り、アートデッセイも鎮守府に戻ることにした

今日はここまで

一週間(クリッターの)笑い声(と仲間の襲われる音)が絶えない場所にいたら人はどうなるんでしょうね

病気程度で超弱気になる私は正気で居られない自信があります

鎮守府

アートデッセイ「ただい
朝潮「どこいってたんですか!」

アートデッセイ「ちょっと野暮用に…」

朝潮「外出禁止なんですから」

アートデッセイ「アハハハハ…ゴメンナサイ」

↓2、視点
1、赤城side
2、男提督side
3、曙・時雨side

↓2、3、男提督の艦娘×2(今まで未登場+綾波、漣)

旧△鎮守府

男提督「ふぅ…」

伊168「お帰りなさい司令官」ガチャバタン

男提督「ただいま」

伊168「どうだった?」

男提督「駄目だ、全く話を聞いてもらえなかった…」

伊168「そっか…」

男提督「そうだそれで途中で秋月と同じところに所属している艦娘とあってな」

伊168「変なことしたり言ったりしなかったでしょうね」

男提督「お前は俺をなんだと思ってるんだ」

伊168「変態兼提督」

男提督「流石に公私はわきまえてるわ!」

伊168「私でも駄目でしょ!」

男提督「冗談はさておき、照月の様子はどうだ?」

伊168「冗談じゃないけど、相変わらずよ今は阿武隈さんが食事を持ってってるけど、殆ど食べないらしいわ」

男提督「そうか…、少し見てくる」

伊168「…ねぇ司令官、照月の件もそうだけど支援の件も司令官がそこまでやる必要はあるの?」

男提督「…」

伊168「照月は軍病院に任せばいいし、支援の件も上に判断を任すしかないんだし」

男提督「…」

伊168「防衛基地に残った皆に申し訳ないと思うのもわかるけど、怪我をした艦娘を送り届ける任務はこなしたし司令官は十分頑張ったって…」

男提督「イムヤ…」

伊168「戻ってからだって全然休んでないでしょ、一度休も」

男提督「イムヤ!」

伊168「」ビクッ

男提督「ありがとう、心配してくれるのは嬉しいが、無理はしてないし、じっとしてられないんだ」

伊168「司令官…疲れたらちゃんと休んでよね」

男提督「あぁ」ガチャバタン
ーーーーーーーーーーーーーーー
照月の部屋の前

男提督「阿武隈、照月の様子はどうだ」

阿武隈「相変わらずです食事もほとんど食べてくれなくて…私じゃ力になれないのかなぁ」

男提督「いや阿武隈はよくやってくれてるさ、俺や他の艦娘じゃ顔を合わすのすら難しいからな」ナデナデ

阿武隈「だぁかぁら! 前髪を弄らないでって」

男提督「ははは、ごめんごめん」

阿武隈「でも、助けたのは正解だったのかなって考えちゃうの…」

阿武隈「いっそ助からなかったほうが照月ちゃんにとっては楽だったんじゃないかって」

男提督「たしかに、助けなければ今の苦しみは味わなかっただろうな」

男提督「でもどんなに苦しくても、生きている限りかならずこれからできることがあるはずだ…それに俺たちがしてやれることも…」クラッ

阿武隈「提督!?」

男提督「大丈夫、ちょっと目眩がしただけだから」

阿武隈「提督、あんまり無理はしないでくださいね?」

男提督「さっきイムヤにも言われたよ、大丈夫自分の体は自分がよくわかってるさ…今は入って大丈夫か?」

阿武隈「落ち着いてたから多分大丈夫だと思います」

男提督「照月、入るぞ」コンコン、ガチャ

↓1、コンマ照月の様子、99に近づくほど重い(00でも軽い訳ではない)
ゾロ目、コワレタ

なにこれ…、雷雲!?

総員警戒体制!

アハハハハハハ

なんだこの声、中に何かいるのか?

ガブ…ブシャアア

あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙

アハハハハハ アハハハハハ

くそっなんだこいつら

皆、中に入れ! 早く

パリン パリン

中に入ってきた

アハハハハハ アハハハハハ

(何? なんなの?)

扉を閉めろ! まだ中に

アハハハハハ アハハハハハ

痛っ…なめやがって!!

アハハハハハ アハハハハハ

かはっ…馬鹿…不用意に室内で…

アハハハハハ アハハハハハ

す、すまん

アハハハハハ アハハハハハ

早く逃げろーッ

ガブ…ガブ…

あぁ………

(どこに逃げればいいの)
アハハハハハ グチャグチャ アハハハハハ

もう弾薬が…

アハハハハハ グチャグチャ アハハハハハ

救援要請を…

(営倉なら扉も頑丈だし地下だから大丈夫かも)

アハハハハハ グチャグチャ アハハハハハ
バタン、ガチャ

「はぁ…はぁ…」

アハハハハハ グチャグチャ アハハハハハ グチャグチャ

グチャグチャ アハハハハハ グチャグチャ アハハハハハ

ドンドンドンドン

「!?」

助けて!

「冬月、まっていまあけ…」

痛い痛い痛いイヤだ助けて

照月姉さん!!

アハハハハハグチャグチャグチャグチャアハハハハハグチャグチャグチャグチャアハハハハハグチャグチャグチャアハハハハハグチャグチャグチャアハハハハハグチャグチャアハハハハハグチャグチャアハハハハハグチャアハハハハハグチャアハハハハハアハハハハハアハハハハハアハハハハハアハハハハハアハハハハハ……………

提督「照月」

照月「!!?」

提督「大丈夫か?」

照月「…ぃ、大丈夫です…」

そのまま布団を被り丸くなってしまう

提督(大丈夫ではなさそうだな…早くなんとかしてあげないと)
ーーーーーーーーーーーーーーー
鎮守府

赤城「もどりました」

ビスマルク「石室司令官のところに行ってきたらしいけど何しに行ってたの?」

アートデッセイ「まさか、これを機に石室司令官に売り込みに」

加賀「…」

アートデッセイ「じ、冗談ッスよ加賀さん」

赤城「用件については全体に話した方がいいのですが」

大淀「部屋に戻っている娘もいますので放送をかけますね」

赤城「お願いします」

今日はここまで、僕らのトモダチ、クリッター登場

クリッター「黒雲の中からコンニチワ」

冬月が実装されたら全力で土下座します

それと前スレは埋めてくれるとありがたいです

赤城「だいたい皆さん集まりましたね」

アートデッセイ「そうッスね…」

アートデッセイ(間宮さんと大和さんはいないッスけど)

翔鶴「それで、赤城さん話と言うのは」

瑞鶴「ま、まさか遂に鎮守府の解体が決まったんじゃ…」

赤城「いえいえ、そう言うわけではないのですが…」

赤城「今はまだ提督の容疑が確定していないので鎮守府の活動も停止しています、ですが海域の警護などの仕事がなくなっているわけではありません」

赤城「このままだと提督に対する判断よりも先に鎮守府が解体されてしまう可能性があります」

赤城「そこで、提督への判断が決まるまで石室司令の指揮の下、鎮守府としての活動を再開させます」

瑞鶴「え!? ホントに石室さんの所に移るの!?」

赤城「あくまで提督への判断が決まるまでの一時的なものです」

加賀「一々話の腰を折らないでくれるかしら」

霧島「しかし、許可はとれたのですか? 二つ分の鎮守府の仕事を負う事になるわけですから」

赤城「…はい、なんとか」

赤城「今、石室司令が上に許可をとっているところなので、許可が下り次第移動するので皆さんは準備をしてください」

ワカリマシター ザワザワ ガヤガヤ

OP-Take Me Higher-

翌日、防衛鎮守府(石室鎮守府)

陸奥「貴女達はそっちの部屋を使って」

秋月・島風「「わかりました」」

ガヤガヤ…ガヤガヤ…

飛龍「流石に多いわね」

蒼龍「まぁ二つの鎮守府の艦娘が集まってるわけだしね」

ビスマルクネエサマー

ガヤガヤ… ガヤガヤ…

↓2、誰のところを見てみる?


両鎮守府所属の艦娘
大和・武蔵・長門・陸奥・金剛・比叡・霧島・榛名・ビスマルク・ローマ・イタリア 赤城・加賀・蒼龍・飛龍・翔鶴・瑞鶴・大鳳
龍驤・祥鳳・瑞鳳・飛鷹
那智・足柄・羽黒・プリンツ五十鈴・那珂・夕張・大淀 如月・初雪・曙・暁・響・雷・電・時雨・夕立・春雨・五月雨・朝潮・不知火・雪風・天津風・浜風・秋月・島風・Z1・Z3・libeccio
U-511
明石

春雨「し、失礼します」ガチャ

飛龍「いらっしゃい、少しの間だけどよろしくね」

春雨「飛龍さんよろしくお願いします」

飛龍「荷物はここに置いて、ベッドは私と浜風の二つしかないから布団になっちゃうけど…」

春雨「大丈夫です、ごめんなさいご迷惑をおかけして…あの、浜風さんは?」

飛龍「…浜風ちゃんなら、この前の女提督の一件での勝手にあなたちに付き合ったことからエリアルベースちゃん共々一週間の謹慎に…」

春雨「え…あの…その…」オロオロ

蒼龍「ちょっと飛龍、何やってるのよ」ガチャ

春雨「あ、蒼龍さんこんにちは」

蒼龍「こんにちは」

飛龍「あはは、ごめんごめん、建前上はそうなんだけど実際はただの休みだから気にしないで」

蒼龍「程々にしなさいよね」

↓2、誰のところを見る?
(飛龍、蒼龍、春雨以外のこの鎮守府にいる艦娘・提督)

金剛「ハロー、武蔵ィー」

武蔵「むっ…金剛、榛名か…ちょうど良かった大和の奴はどこにいるんだ?」

榛名「武蔵さん…実は大和さんは鎮守府に残っていて」

武蔵「どうしてだ?」

榛名「それは…

ーーーーーーーーーーーーーーー
説明中
ーーーーーーーーーーーーーーー

武蔵「なるほど、全く何をやっているんだ…一度しっかりと言ってやる必要があるな」

榛名「あの、相当責任も感じてますしそっとしておいた方が…」

武蔵「下手な慰めや同情よりも厳しく言ってやった方が良いときもあるのさ…失礼する」スタスタ

榛名「大丈夫でしょうか?」

金剛「武蔵なら心配ナッシングデース、姉妹だからこそ言える事もあるネー」

榛名「そうですね」

↓2、誰のところを見る?
(飛龍、蒼龍、春雨、大和、武蔵、金剛、榛名以外のこの鎮守府にいる艦娘・提督)

赤城「石室司令官、お手伝いします」

石室「あぁ、ありがとう」

龍驤「…」
ーーーーーーーーーーーーーーー
陸奥「装備の整理を…」

赤城「艦裁機の方は私がやります」

龍驤「…」
ーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーー
ーーーーー
ーー

赤城「失礼しました」ガチャバタン

龍驤「なぁ赤城」

赤城「なんですか?」

龍驤「石室司令にできるだけ迷惑かけんように手伝っとるのはわかるんやけど…ちょっち気ぃ張りすぎなんちゃう?」

赤城「そうかもしれませんが、余り長い間ではありませんし私にできることは何でもすると約束しましたので…」

龍驤「いやぁやめろ言うつもりはないんやけど、迷惑かけてるんはウチら全員やし他のやつらも動かしたらえぇんちゃう」

赤城「ですが、これは私が勝手にやったことですし、皆さん色々とあって疲れてますから…<グゥ~>失礼しますね」スタスタ

龍驤(相変わらず普段は惚けとるのにこうゆー所は固いなぁ~、それに大変なのはキミもかわらんやろ)

瑞鳳「難しい顔してどうしたの?」ヒョコ

龍驤「ふぇ!? なんや瑞鳳か、なんでもないわ」

瑞鳳「また胸の事でも考えてたんでしょ!」

龍驤「…」アタマグリグリ

瑞鳳「痛い痛い!? あっ祥鳳助けて」

祥鳳「二人とも何してるの…」

龍驤「祥鳳、妹の教育がなってないで、というか自分もたいしてかわらんやろ!」

↓2、誰のところを見りゅ?(ラスト)
(飛龍、蒼龍、春雨、大和、武蔵、金剛、榛名、赤城、龍驤、瑞鳳、祥鳳、以外のこの鎮守府にいる艦娘・提督)

今日はここまで、明日は(周りから見ると)浜風引率のもとエリアルベースが動物園に

↓5まで多数決、秋月に照月の事を今すぐ伝える?

島風「狭いねー」フトンニネコロガリ

秋月「そういうこと言わないの」

ドア<アートデッセイッス、秋月ちゃんいる?>コンコン

秋月「はい居ます、どうぞ入ってください」

アートデッセイ「失礼しまーす」ガチャ

島風「いらっしゃいー」アシバタバタ

秋月「どうしたんですか?」

アートデッセイ「その照月ちゃんってわかるッスよね」

秋月「えぇまぁ…姉妹艦ですから、今は南方海域にいて、この前も冬月と一緒に仲良くやってるって手紙が来たんですよ」

アートデッセイ「へー…」

秋月「でも照月がどうかしたんですか?」

アートデッセイ「え!? あぁ…その…」

アートデッセイ(助かったのは照月ちゃんだけって書いてあったッスから、冬月ちゃんは…どう言うべきッスかね)チラッ

秋月「?」キョトン

アートデッセイ「えっとですね……照月ちゃんは今こっちに戻って来てるんッスよ」

秋月「え! そうなんですか!? 全く戻って来るなら連絡くらい…」

島風「zzz」

秋月「冬月も戻って来てるんですか?」

アートデッセイ「冬月ちゃんは戻って来ることはないッスね…」

秋月「流石に二人一緒には休めないですよね、でもなんでアートデッセイさんが?」

アートデッセイ「落ち着いて聞いてください…照月ちゃんが所属していた南方海域前線、第三防衛基地は壊滅、照月ちゃんを除く全員死亡したそうッス」

秋月「え…、い、いや確かに前線ですけど全滅なんて…何かの間違え…ですって…」

アートデッセイ「本当です、クリッターに襲われたそうッス」

秋月「…じゃあ冬月も?」

アートデッセイ「おそらく」

秋月「そんな…照月はどこに居るんですか!?」

島風「オゥッ!?」ビクッ

アートデッセイ「旧△鎮守府に居るっていってたッスけど」

秋月「いってきます」ダッ

アートデッセイ「ちょっと秋月ちゃん」ダッ

島風「…?」ポツーン
ーーーーーーーーーーーーーーー
アートデッセイ「秋月ちゃん、ちょっとまってほしいッス!」タタタッ

スピーカー<アートデッセイ・曙・↓2、↓3、↓4、は司令室まで出頭してください>

アートデッセイ「あぁもう、こんな時に」

↓2、3、4、出撃メンバー艦娘指定、以下から
長門・金剛・比叡・霧島・榛名・ビスマルク・ローマ・イタリア
赤城・加賀・蒼龍・飛龍・翔鶴・瑞鶴・大鳳
龍驤・祥鳳・瑞鳳・飛鷹
那智・足柄・羽黒・プリンツ
五十鈴・那珂・夕張・大淀
如月・初雪・暁・響・雷・電・時雨・夕立・春雨・五月雨・朝潮・不知火・雪風・天津風・島風・Z1・Z3・libeccio
明石

アートデッセイ「失礼します」ガチャ

陸奥「司令、全員揃いました」

ビスマルク「何が起きたのかしら」

陸奥「都市部にいるエリアルベースと浜風から巨大な生物が出現したとの連絡が入ったのよ」

石室「そこで現場に行き二人と合流、怪獣の対応に当たってほしい」

曙「わかりました」

石室「艦隊出撃」ケイレイ

一同「出撃します」ケイレイ

ガチャ…バタン

陸奥「…」

石室「…提督の部下たちを受け入れたのが不満か?」

陸奥「いえ、そう言うわけでは…」
ーーーーーーーーーーーーーーー
アートデッセイ「いや~、曙ちゃん、提督に対する態度と随分違うじゃないッスか」

曙「うるさいわね、相手に見合った態度をとってるだけよ」

夕張「そんなこと言って、問題おこして追い出されたりしたら提督がもどってこれなくなるからだったりして」

曙「…」ゲシゲシ

夕張「地味に痛いからやめて」

ビスマルク「ふざけてないで急ぐわよ」

アートデッセイ「浜風ちゃーん、エリアルベースちゃーん」

エリアルベース「皆さんこんにちは」ペコリ

五月雨「それで出現した怪獣って言うのはどこなんですか?」

浜風「それが…」

陸軍兵「ゾロゾロと現れて…ここは陸だぞ、海女は海に帰れ」

曙「は? なに? 喧嘩売ってんの」

五月雨「曙ちゃん落ち着いて…ね」

陸軍兵「とにかく、ここは海でもなければ相手は深海棲艦でもないんだ、陸軍が指揮をとり撃滅させる」スタスタ

曙「なんなのよあの態度!?」

夕張「深海棲艦の相手をしてる海軍や、海外から輸送や奪還した海域の警護に当たってる空軍と違って陸軍はやることなくて、予算も人員も減らされる一方だから手柄をたてたいんじゃないの?」

アートデッセイ「なるほどなるほど」

今日はここまで、かんこれの世界で海軍以外の軍?(自衛隊?)ってどうなってるんだろうか
海軍も艦娘と一部指揮官以外は仕事無さそうだし

ここのところ、何かしたいのにやる気が起きない状態が続いて書けてませんでした(他にもタブレットが2台とも壊れたとか色々あったのですが)

ボチボチ書いていきます

ビスマルク「それで、怪獣は?」

五月雨「でも、さっきの人は帰れって…」

ビスマルク「今の私たちの上官は石室司令よ、石室司令からの帰還命令がでるまで戻る必要はないわ」

エリアルベース「今浜風さんが連絡を取っているので少し待っててください」

浜風「…わかりました」

浜風「陸軍の作戦が完了するまで待機、との事です」

曙「にしても、怪獣が出てきた割には静かね」

夕張「それに被害も見当たらないけど」

エリアルベース「説明するより見てもらった方が早いと思います」

近くの建物の屋上

「zzz」

アートデッセイ(キングモーラット…)

五月雨「寝てる…んですか?」

エリアルベース「はい、出現してからずっとあの様子です」

キングモーラットの周りには陸軍の兵が作業をしていた

浜風「何をするつもりなんでしょうか」

アートデッセイ「寝ている間に爆弾を使って片をつけるつもり見たいっスね」

夕張「窒素爆弾ですかね」

エリアルベース「? なんですか、それ」

アートデッセイ「仮にあってもこんなところでそんなものは使えないッスけどね」

夕張「それにしてもいきなり現れて昼寝とは人騒がせな怪獣ね」

曙「怪獣はみんな人騒がせでしょ」

夕張「確かに」

浜風「あれで本当に倒せるんでしょうか?」

アートデッセイ「どうッスかね、ただ奴は光に弱いから昼間のうちがチャンスなのは確かッスけど」

エリアルベース「やっぱりそうなんですか、モグラネズミと特徴が似ていたので夜行性とは思っていたんですが」

浜風「だとすると、早くした方が良さそうですね」

予報では雨が降るとは言っていなかったがこの時期の突然振りだす雨に関しては殆ど当たらないので気を付けた方が良いだろう

浜風「まぁ私たちがどうこう言えることではないのですが」

曇ってきている空を見上げながらそう呟いた

旧△鎮守府

秋月「すみ…ません、開けてください!」

ここまで走って来たため息も絶え絶えに鎮守府の扉を叩く

阿武隈「どちら様ですかぁ?」

秋月「あ、あの、ここに妹の照月が居ると聞いて来たのですが」

阿武隈「! 秋月ちゃんですね、中にどうぞ」
ーーーーーーーーーーーーーーー
怪獣出現地

兵1「爆薬の設置完了しました」

兵2「周辺住民の非難、間もなく完了します」

指揮官「わかった、ヒトロクマルマルより作戦を開始する」




ビスマルク「はじめるみたいね」

五月雨「…」

夕張「五月雨ちゃん、どうかした?」

五月雨「いや、なんでもないです!」

アートデッセイ「差し詰め、なにもしてないアイツを攻撃して良いのか、とか考えてたんじゃないッスか?」

五月雨「え!? …はい、大体そんな感じです」

曙「はぁ!? なに甘いこと言ってんの!」

散々間空いた割にはここまでです
年度末、タブレット2台壊れたり、財布なくしたり不幸続きで…まぁ不注意なんですが

そして、次のイベの総力戦が凄く恐い今日この頃
敵が総力戦、レ級に防空に勢揃いなんてないよね

ではまた明日

五月雨「わかってるけど…まだなにかしたわけでもないのに」

曙「現れるだけで十分事件なのよ」

浜風「同感です、なにより何かをされてからでは遅いですし」

五月雨「はい…」

浜風「…勿論、全てを倒せば良いわけではありませんが、今は被害を出さずにすむことを素直に喜びましょう」

夕張「始まりますよ」
ーーーーーーーーーーーーーーー
指揮官「爆破!」

ドォン…ドドォン…

指揮官の命令と共にキングモーラットとの周りにしかけた爆弾が爆発する

指揮官「やったか…」

↓1コンマ
99~90、無傷+激おこ
89~80、無傷+おこ
79~50、無傷
49~10、小破
09~00、中破

キングモーラット「キィイイイ」

爆発の土煙の中からキングモーラットが出てくる

兵1「聞いてない!?」

指揮官「う、撃て!」

ドォン…ドォン…

キングモーラット「キィイキィイイイ」

爆発によって目を覚ましてはいるものの、まだ明るいため動きが鈍く集中砲火を受ける
ーーーーーーーーーーーーーーー
ビスマルク「あまり効いてないみたいだけど、加勢したほうがよくないかしら?」

エリアルベース「全く効いてないわけではありませんし、昼間で鈍い今ならこのままでも」

アートデッセイ「いや、そうは言ってられないみたいッスよ」

ポッ…ポッ…ザァアアアアア

この時期特有の激しい夕立が降り始め、辺りは薄暗くなる

キングモーラット「キィイイイ!」

シャキン

行動できるぐらいまで暗くなりなおかつ攻撃され興奮したキングモーラットは牙を伸ばし触角を立て臨戦態勢になり、攻撃してきた陸軍の兵器を踏み潰していく


兵1「うわぁああ」

指揮官「化け物が…、撃て撃てぇ!!」

キングモーラット「キィイイイ!」
ーーーーーーーーーーーーーーー
ビスマルク「不味いわ、いくわよ」

七人は艤装を展開してキングモーラットの元に急ぐ
ーーーーーーーーーーーーーーー
兵器を粗方踏み潰し攻撃が止むと、陸軍の兵士達をみつける

指揮官「ひっ…、て、手を緩めるな撃て撃て!」

向かってくるキングモーラットに小銃で攻撃するも全く効果はなく涎を滴ながら指揮官達に迫ってくる

キングモーラット「キィイ」

指揮官達のところまで来るとその大きな口を開け食べようとする

指揮官「ひっ…」

バシュ、バシュ…ドドォン

キングモーラット「キィイイイ!」

XIGファイターが背中にミサイルを撃ち込みキングモーラットを怯ませる

ここまで、起きたらまた書き始めます(朝に更新できるかはわかりません)

次から戦闘開始です

キングモーラット「キィイ! キィイ!」

HEATミサイルの直撃を喰らい暴れるキングモーラット

兵1「あ、危ない」

指揮官「撤退!」

暴れるキングモーラットに踏まれないように逃げていく
ーーーーーーーーーーーーーーー
ビスマルク「アイツの注意をこっちに引き付けるわよ」

エリアルベース「ですがこれ以上の攻撃は兵士達が巻き込まれる可能性が」

ビスマルク「Scheisse!」

夕張「とにかく怪獣を引き離さないと」

↓2、方法
1、エリアルベース「曙さん、五月雨さん兵士さん達の非難を」
2、エリアルベース「浜風さん、曙さん兵士さん達の非難を」
3、アートデッセイ「エリアルベースちゃん、艦載機を前に回り込ませて後退させましょう」
4、アートデッセイ「麻酔弾で眠らせましょう」

アートデッセイのHP◆◆◆◆◆◆◆◆◇◇
エリアルベースのHP◆◆◆◆◆◆◆◇
ビスマルクのHP◆◆◆◆◆◆◆◇
夕張のHP◆◆◆◆◆
浜風のHP◆◆◆◆
曙のHP◆◆◆◆
五月雨のHP◆◆◆◆

(浜風、曙、五月雨は安価先コンマ89以上で回避)

キングモーラット「キィイイイ!!」

ゴッ

指揮官「ぐっ…」

キングモーラットが暴れ飛ばした土、怪獣にとっては極小さな物だが人にとっては土砂崩れにでもあったようであり、その中の一つの塊が指揮官に命中し倒れる

指揮官「うぅ…」

起き上がろうとすると辺りがより一層暗くなり、上を見上げるとキングモーラットの足が指揮官の頭上に来ていた

指揮官「っ…!!」

ドン

キングモーラット「キィイ!!」

キングモーラットの目の付近に曙の放った砲弾があたり、驚いて数歩後退し指揮官は踏み潰されるのを免れる

浜風「大丈夫ですか」

指揮官「あ、あぁ…」

浜風は指揮官に肩を貸し他の兵士のもとまで走る

兵「指揮官!」

浜風「早く撤退をお願いします」

そう言って指揮官を兵士に任すとキングモーラットの方へと戻っていく

曙「こっの!」

ドンドン

暴れまわるキングモーラットの攻撃をうまく回避しながら鼻や目など弱いところ狙って攻撃していく

曙(やっぱりたいして聞かないわね…)

実際は効いてないわけではないのだが興奮して痛みを感じていない状態では曙からみて効いているようには見えない

曙(撤退はほぼ完了してるみたいだし後は向こうに任せた方が良いわね)

そう考えると、攻撃をしつつ巻き込まれないようにキングモーラットから離れ走ってきている浜風に呼び掛ける

曙「浜風、あとは向こうに任せるましょ」

この時、曙は油断していた
踏み潰されるような距離ではないし、突進してきても土砂にさえ気を付ければ足の間を抜けられると考え一瞬横目で浜風の方を見たのだった
そのためキングモーラットの触角が逆立つのに気がつかなかった

浜風「逃げて!!」

曙「? なに…」

バチバチバチ

ドサッ

曙「っぅう!!」

直撃はしてないが雨を伝った電撃をくらい倒れる

五月雨「曙ちゃん!」


夕張「まずいですよ!」

アートデッセイ「ガッツウイング1号2号全機発艦」

エリアルベース「ライトニング発艦してください」
ーーーーーーーーーーーーーーー

曙「大…丈夫よ…」

実際そこまで酷い怪我ではない(普通の人間なら大怪我だが)
しかし、直ぐに痺れもあり直ぐには動ける状態でもなくそこにキングモーラットが向かってくる

浜風(艦載機じゃ間に合わない、なにか…そうだ!)

バシュ

浜風は曙の頭上に照明弾を打ち上げる

キングモーラット「!!?」

突然の強い光にキングモーラットはパニックとなり方向を変えて走って行く

そしてそのまま動物園の敷地を超え直ぐのビルに衝突する

キングモーラット「キィイイイキィイイイイイイ」
ーーーーーーーーーーーーーーー
エリアルベース「ファイター1、麻酔弾で怪獣の動きを止めてください」

ファイター1<リョウカイ>

ビルが完全に崩壊したところで瓦礫に頭を突っ込む形でキングモーラットは眠った

浜風「大丈夫ですか?」

曙「これくらいなんとも無いわよ」

夕張「そんなわけないでしょ足がボロボロじゃない」

足の電気が流れたところに火傷ができていた

曙「普段の砲撃の方がよっぽど痛いわよ」

エリアルベース「電気による傷はまた別の危険がありますから鎮守府に戻ったらちゃんと治療してもらえるように言っておきます」

曙「余計なこモガモガ!?」

アートデッセイが曙の口を塞ぎながら曙の代わりに御礼を言う

ビスマルク「それにしてもどうするのかしらコレ」

アートデッセイ達の目の前には荒れた動物園と無惨に破壊された陸軍の兵器、そして瓦礫となったビルがあった

今日はここまで

キングモーラット駆逐するだけならエリアルベースとアートデッセイの総攻撃で十分すぎるんですよね…(町を守れるとは言っていない)


やはりウルトラマン無しではなぁ・・・・・・
そういえば妖精ダイゴとティガの複線はどうなるんだろ。あの時だけ?


わるさめちゃんを鎮獣扱いは可哀想だろ
そういえば提督とわるさめちゃんは今何してるのかな?

ワーワー ガヤガヤ

五月雨「なにか向こうが騒がしいですね」

撤退した陸軍の周りに人だかりができている

夕張「一般人…かな?」

聞こえてくる内容からするにあつまった人達は壊れたビルの関係者らしい

浜風「指揮官がこっちに来ますね」

アートデッセイ「助けてくれた御礼を言いに来た…ってわけでは無さそうッスね」

指揮官「君達、今回の一件はどうしてくれるんだね」

ビスマルク「はぁ!? 貴方何言ってるの、日本では恩人に責任を押し付けるのかしらぁ!!」

指揮官のいきなりの発言にビスマルクが食ってかかる

指揮官「先程助けてくれたことには素直に礼を言う」

指揮官「しかし、勝手な行動にかわりはない、それにビルが破壊されたのはそこの艦娘のせいだろう」

ビスマルク「そもそも貴方達の作戦がっ」

曙「良いわよ、たしかに私が油断したのが原因だし、それでどうしろって言うのよ」

指揮官「我々の準備した兵器では周辺の建物にも被害がおよぶ、この事態を招いた責任をとり君達があの怪獣の対処をしたまえ」

ビスマルクが指揮官に何か言おうとするが、それをアートデッセイが制止する

エリアルベース「わかりました」

指揮官「当然だがこれ以上の被害をだすんじゃないぞ」

そう吐き捨てると指揮官は戻っていった

ビスマルク「なによあの態度!?」

夕張「要は自分達の手に手におえないから任せたわけね」

浜風「すみません、照明弾を撃ったのは私なのに…」

曙「それは私を助けるためだし、こんなこと昔から慣れっこよ」

五月雨「でも大丈夫なんですか、これ以上被害出さないって、隣の建物なんて道一本分しか離れてませんよ」

アートデッセイ「そうッスね、何か作戦を立てないと…ちなみに麻酔はどれぐらいで切れるんッスか?」

エリアルベース「19時ぐらいには」

アートデッセイ「今が17時半過ぎッスから残り一時間半かぁ さて、どうしますか」

今日はここまで、曙が言った昔は艦時代のお話

>>200
アレはゾロ目だったのと、本物ではないのでそこまでの力はありませんしアートデッセイは妖精Dさんが変身できることは知りません

>>201
わるさめは龍騎の浅倉やデスノのミサミサが捕まったとき見たいな完全拘束状態で尋問中
提督は普通に捕まってます

と脳内イメージ、ただちゃんと本編で描写するまでは確定ではありませんので

五月雨「眠ってるうちに移動させるのはどうですか?」

エリアルベース「さっきの目安はあくまで安静にしていた場合なので、動かしたらどうなるかは」

五月雨「うーん」

夕張「じゃあ、探照灯を周り設置して後退させるのは…」

アートデッセイ「それも怪獣がどう動くかわからないッスからね」

ビスマルク「じゃあどうするのよ」

アートデッセイ「えっと…いや~それは」

浜風「アートデッセイさん、あの怪獣は餌を求めて現れたんですよね?」

アートデッセイ「はい、そのはずッスよ」

浜風「一般人も動物もいない今なら餌をこっちの広場の方に用意すればよってくるんじゃないでしょうか?」

五月雨「たしかに! それ良いんじゃないですか」

エリアルベース「でもこの雨じゃ匂いが届くには少し遠いんじゃないですか?」

夕張「それじゃ車で餌を引っ張って逃げるとか」

アートデッセイ「さっきの戦いで地面がところどころ抉れてるッスから、オフロード車でもキツイッスよ」

五月雨「…それなら走って逃げるとか」

↓2、囮艦娘指定
↓3、4、援護(被った場合は下)

以下
アートデッセイ、エリアルベース、ビスマルク、夕張、曙、五月雨、浜風

ビスマルク「囮ならやっぱり速く動ける人が適任よね」

五月雨「でも、陸上じゃたいしてかわりませんよ」

夕張「あ~でも、陸上でも艤装で速く動ける人いましたよね」

アートデッセイ「…」
ーーーーーーーーーーーーーーー
アートデッセイの体には防衛鎮守府から持ってきた(明日の皆の)食料品がくくりつけられていた

アートデッセイ「…マジでやるんッスか」

自分が適任なのは理解しているがやはり囮(というより餌)になるのは抵抗がある

ビスマルク「ぼさっとしてるとホントに餌になるわよー」

エリアルベース「あのやっぱり私がやりましょうか?」

アートデッセイ「いやそれはちょっと…」

実力はどうあれ、幼い見た目のエリアルベースに囮を任せるのは気が引ける

曙「こっちは準備完了したわよ」

五月雨「こっちも完了しましたー」

夕張・曙・五月雨・浜風の四人はキングモーラットが誘導したあとに戻らないように広場を取り囲むように大型艦用の探照灯を設置していた

ビスマルク「マキシマ・オーバードライブなら簡単に逃げられるでしょ」

アートデッセイ「それはそうッスけど」

夕張「まぁ囮はたしかに不安ですけどね、食料を持ってきてくれた加賀さん達も真剣な顔で"作戦は絶対成功させてくださいね"って言ってましたし」

アートデッセイ「それはホントに私を心配してたんッスよね!?」

今日はここまで、アートデッセイの扱いが雑なのは信用されているからこそです(たぶん)

強さ判定的に戦闘パートが短いかも、新システムの練習にならなかったらアートデッセイVSエリアルベースで演習やります

イチハチゴーマル、麻酔が切れる予定時刻まであと10分

曙「そろそろね」

五月雨「曙ちゃんは休んでても良いんだよ」

曙「諄いわね、大丈夫よ」
探照灯の側に待機する五月雨、曙、浜風

エリアルベース「ライトニング、ファルコン発艦、ピースキャリーも発艦してください」

二つのファイターチームを発艦させピースキャリーもスティンガーを搭載させ発艦する

エリアルベース「ファイター各機は怪獣を刺激しないよう上空で待機してください」

ファイターSS<ライトニング1、リョウカイ>

PAL<カイジュウガマモナクメヲサマシマス>

アートデッセイ「ふぅ…、マキシマ・オーバードライブチャージ!!」

ビスマルク達の艤装とは全く違う音を上げながらマキシマ・オーバードライブが起動する

アートデッセイ「さっ、いきますか」

その声に反応するようにキングモーラットが目をさます

キングモーラット「…」

アートデッセイ(起きた!)

さっきの戦闘を覚えていないのかキングモーラットは暴れる様子もなくノソノソと動きながら体に乗ってる瓦礫を落とす

アートデッセイ「ほら美味しいご飯ッスよ」

キングモーラット「キィ!」

声のする方を向くと前方に大量の食料をもったアートデッセイが見える

キングモーラット「キィイイイ」

ドシン ドシン

元々食べ物を求めて地上にでたうえ先程の戦闘でさらに体力を使ったキングモーラットは一直線にアートデッセイに向かっていく

アートデッセイ「きたッスね」

ビスマルク「食いついたわね」

キングモーラットの攻撃翌予定地点で待ち構えるビスマルク達

夕張「暴れる様子もないし大丈夫そうね」

エリアルベース「浜風さん達は怪獣が広場に入ったら探照灯の点灯をお願いします」

無線(浜風)<了解>

エリアルベース「アートデッセイさん大丈夫ですか?」

↓2、アートデッセイの引き付けかた
1、ギリギリまで引き付けてから一気に逃げる
2、一定距離をとりながら逃げる

無線(アートデッセイ)<無問題ッスよ>

ビスマルク「って、なにつったってるのよ! 早く逃げなさい!!」
ーーーーーーーーーーーーーーー
向かってくるキングモーラットにたいしてアートデッセイはその場から動いていない

キングモーラット「キィイイイ」

キングモーラットは怪獣としては素早いわけではないがアートデッセイとの距離は直ぐに縮まりアートデッセイごと丸呑みにしようとかぶりつく

無線(夕張)<アートデッセイさん!?>

ガチン

しかし、キングモーラットの牙はアートデッセイを切り裂くことはなく歯と歯がぶつかる音が響く

ゴォオオオ

少し離れたところにアートデッセイが立っていた

アートデッセイ「だから大丈夫っていったでしょ」

噛まれる直前にマキシマ・オーバードライブを全開にして加速し距離をとったのである
キングモーラット「キィイ、キィイイイ」

逃げられたことに苛立ちを隠さないキングモーラット、そして触角が逆立つ

無線(エリアルベース)<電撃が来ます!>

アートデッセイ「なんの」

↓2、アートデッセイどうする
1、撃たれる前に撃つ
2、バリア(シャーロック仕様)
3、マキシマ・オーバードライブ全開回避

アートデッセイ「やばっ!!」

ゴォオオオォオオ

再度、マキシマ全開で一気に距離をあけた次の瞬間

ビリビリビリ

キングモーラットの周りで盛大に放電が起きるが、間一髪巻き込まれずにすむ
ーーーーーーーーーーーーーーー
無線(アートデッセイ)<…ほ、ほら大丈夫だったでしょ>

ビスマルク)「ギリギリだったじゃない?」

エリアルベース「アートデッセイさん、怪獣が来てます今度は無理なく距離を保って誘導してください」

電撃の回避ために結構距離を開けたが既に半分ほどに迫っていた

無線(アートデッセイ)<了解ッス>

ビスマルク「全く…」

夕張「まぁ順調に誘導できてるから、五月雨ちゃん探照灯を準備して」

無線(五月雨)<わかりました>

今日はここまで

俺はロリコンじゃないけど響はエロいだろ

浜風「まもなく攻撃地点です、攻撃開始と同時に点灯させます準備はいいですか」

曙「大丈夫よ」
ーーーーーーーーーーーーーーーー
キングモーラットはアートデッセイを追い掛け広場の中央までやってくる

アートデッセイ(ここまでくれば大丈夫ッスね)

アートデッセイ「今ッス!」

掛け声と共に攻撃を開始、また探照灯が点灯される

↓2、戦略
1、エリアルベースで攻撃
2、エリアルベース・ビスマルクで攻撃
3、エリアルベース・ビスマルク・夕張で攻撃

アートデッセイのHP◆◆◆◆◆◆◆◆
エリアルベースのHP◆◆◆◆◆◆◆◇
ビスマルクのHP◆◆◆◆◆◆◆◇
夕張のHP◆◆◆◆◆
(浜風のHP◆◆◆◆)
(曙のHP◆◆)
(五月雨のHP◆◆◆◆)

アートデッセイは一部艤装を外してます

ビスマルク「OK、私たちに任せて荷物下ろしてきなさい」

エリアルベース「ライトニング、ファルコン攻撃を開始してください」

上空で待機していたファイター6機は一気に真下のキングモーラットへ降下しながら攻撃する

キングモーラット「キィイ!!」

攻撃によってキングモーラットの動きが止まる、そこを狙いビスマルクも攻撃を開始する
ーーーーーーーーーーーーーーーー
夕張「アートデッセイさん!」

アートデッセイ「餌にならずにすんだッスよ」

そう言いながら囮用の食料を下ろす

夕張「それにしても、エリアルベースちゃんの艦載機凄い性能ね、攻撃開始の時もほぼ垂直に降下してたし」

そんなことを話してる間にも二人の攻撃は続き、土煙が立ち込める

アートデッセイ「あの様子なら大丈夫ッスね」

↓2、アートデッセイ達はどうする
1、アートデッセイは艤装をつけ直しエリアルベース達に加勢
2、ビスマルク達を後方支援
3、キングモーラットが逃げないように警戒

アートデッセイ「探照灯で町の方に行かないようにはしてるッスけど、警戒しておきましょう」

そう言うとアートデッセイはハイパーガンを取りに行く

夕張「アートデッセイさんなんか向こうの様子が…」

アートデッセイ「?」

ハイパーガンを手にとって戻ると、エリアルベース達が攻撃を止めていた
ーーーーーーーーーーーーーーー
ドォン…ドォン…

ビスマルク「どうよ!」

エリアルベース「…ちょっと待ってください、様子が」

ビスマルクの砲撃音が響き渡る一方キングモーラットの声は聞こえない

ビスマルク「…怪獣がいない!?」

砲撃を止めると直ぐに土煙は消えるがそこにキングモーラットの姿はなかった

エリアルベース「見てください地面に穴が、PAL地中をスキャンして居場所をさがしてください」

PAL<コウホウ300メートルデス>

ビスマルク「後方300mって」

二人が振り返った先にはこちらを見ているアートデッセイ達が見えた

無線(アートデッセイ)「エリアルベースちゃん怪獣は?」

エリアルベース「そこから直ぐに逃げてください」

アートデッセイ「えっ?」

エリアルベースの言葉の意味を理解するがそれと同時に地面が激しく揺れる

夕張「きゃっ!?」

アートデッセイ「夕張さん!」

夕張のところに駆け寄ろうとした時地面が崩れ二人は下に堕ちる
ーーーーーーーーーーーーーーー
夕張「痛たたた…」

掘られて作られた穴の中の土は柔らかくなっていたのでとくに怪我はない

夕張「何が…」

グルルルル

すぐ近くで大きなうなり声のような音が聞こえ振り向くと、真後ろに涎を滴したキングモーラットが夕張を見ていた

夕張「ひゃっ!?」

アートデッセイもキングモーラットが夕張を食べようとしていることに気づく

アートデッセイ(まずい!)

↓2、アートデッセイどうする?
1、一緒に落下した食べ物を投げ気をそらす
2、通常のビーム兵器で攻撃
3、照明弾で目眩まし


アートデッセイのHP◆◆◆◆◆◆
夕張のHP◆◆◆◆
(エリアルベースのHP◆◆◆◆◆◆◆)
(ビスマルクのHP◆◆◆◆◆◆◆)
(浜風のHP◆◆◆◆)
(曙のHP◆◆)
(五月雨のHP◆◆◆◆)

今日はここまで、たぶん今週中にはキングモーラットは倒し終わります

次回は前にも言いましたが決まってます某移動要塞話です
ただそこにいくまでの話が少し長くなるかも

アートデッセイ「夕張さん伏せて!」

バシュと言う音と共に穴の中が眩しいほど明るく照らされる

キングモーラット「キィイイイ!?」

キングモーラットは光源を消そうと暴れまわる、その間に夕張を連れ離れようとする

キングモーラット「キィイイイ!!」

バチバチ…

なかなか消えない光にキングモーラットは苛立ち触角だけでなく全身に帯電している

夕張「まずいよ」

↓2、どうする?
1、回避
2、防御
3、攻撃

アートデッセイ「やらせないッスよ!」

電撃が放たれる前にデラック砲以外の通常兵器を使いキングモーラットを攻撃する

キングモーラット「キィイィイ!」

夕張「アートデッセイさん、穴が崩れる!?」

元々掘ってできただけの穴はアートデッセイの攻撃によって崩れていく

アートデッセイ「夕張さん掴まって」

夕張を抱き上げるとマキシマ・オーバードライブの出力を上げ穴の出口まで飛んでいく
ーーーーーーーーーーーーーーーー
エリアルベース達がアートデッセイ達が落ちた穴のところまで駆け寄ると丁度二人が出てくる

エリアルベース「アートデッセイさん、夕張さん大丈夫ですか!」

夕張「うん、大丈夫」

ビスマルク「やったの?」

アートデッセイ「いえまだッス」

地面がゆれ四人は身構えるがキングモーラットは出てこない、暫くすると地面の揺れも止まった

ビスマルク「…でてこないわね」

エリアルベース「どうやら逃げられたみたいです、追うのは難しいですね」

アートデッセイ「ピーパーがあれば追えたんッスけど」

アートデッセイ、小破(燃料不足)
エリアルベース、小破未満
ビスマルク、小破未満
夕張、小破
浜風、無傷
曙、中破
五月雨、無傷

キングモーラット、中破逃走

…戦術的敗北

無線(石室)<そうか、怪獣は逃げたか>

エリアルベース「すみません」

無線(石室)<更なる被害がでなくてよかった、帰還してくれ>

エリアルベース「わかりました」

ピッ

五月雨「それじゃ戻りましょうか」

アートデッセイ「…ちょっと確認したいことがあるんで先戻っててもらっていいッスか?」

エリアルベース「わかりました、石室司令には伝えときます」
ーーーーーーーーーーーーーーーー
↓2、どこ視点
1、大本営
2、旧△鎮守府
3、軍内留置場
4、鎮守府
5、艦娘用営倉

アートデッセイ「…さて、また来てみたけど」

この前訪れて、男提督とあった艦娘用営倉に来ていた

アートデッセイ「…必要なのはわかるけど気分は良くないッスね」

やはりアートデッセイが前きたときと同様に警備は厳重になされていた

アートデッセイ「これじゃ入れないッスよね…」

アートデッセイ(平然として入ろうとしたら入れないかな)

そんな馬鹿なことを考えていると巡回していた艦娘に後ろから声をかけられる

あきつ丸「そこで何をしているでありますか!」

アートデッセイ「やばっ!?」

逃げるわけにもいかず、ひきつった笑いをうかべながらそのままあきつ丸の方を向く

あきつ丸「貴女はたしか…、提督のところの、あの深海棲艦を取り返しにでも来たのでありますか!」

より一層アートデッセイを警戒する

アートデッセイ「あ、ここにわるさめちゃん…駆逐棲姫がいるんッスね」

あきつ丸「知らなかったのでありますか!?」

アートデッセイ「はい」

アートデッセイ(まぁ殆どわかってたけど)

あきつ丸「………いないであります」

アートデッセイ「それは無理ないッスか?」

艦娘用営倉内部

アートデッセイ(結構まずいッスかね)

あのあと、あきつ丸が何処かに連絡をしたと思うと建物の中に案内された

「どうも」

またされていた部屋の中に一人の男性が入ってくる

「ここで駆逐棲姫の対応をまかされている医師です」
アートデッセイ「あの、駆逐棲姫はどうなってるんですか」
医師「ついてきて」

まさか会わせてくれるのだろうか? そんな事を考えながらついて行く

医師「こっち」

頑丈そうな扉の中に入っていくとあきつ丸がたっていた

あきつ丸「その艦娘を会わせるのとは何を考えているのでありますか!?」

医師「いや特になにも考えてないけど、駆逐棲姫はこのなかだよ」

鉄格子の中には目隠しと防音用耳当てをつけられ手には指が使えないようになっている拘束具がつけられたわるさめがいた

アートデッセイ「…」

あきつ丸「変な気はおこさないことであります」

アートデッセイ「わかってるッスよ」

医師「以外と冷静な反応」
アートデッセイ「いや、言いたいことはあるッスけど下手な事をしても状況が悪くなるだけとか色々考えてたらなにしていいかわからなくなったんッスよ」

アートデッセイ「あの駆逐棲姫はどうなるんッスか?」

医師「さぁ、私は深海棲艦の生態や思考などについてのデータを集めてるだけだから」

医師「まぁ、このコがなにも知らないのは本当みたいだし…まぁ人間の反応と同じならだけど、利用価値があるかないかを考えてるんじゃないかな」

アートデッセイ「利用価値?」

医師「名前きいてなかったけど君"アートデッセイ"でしょ?」

アートデッセイ「はい」

医師「なんかこんど大規模な作戦があるのは知ってる?」

アートデッセイ「詳しい内容は聞いてないッスけど」

医師「そこで君の力が必要らしいんだよ、でもその前に提督や駆逐棲姫を処分すると君はどうするかな?」

アートデッセイ「人質…ってことッスか」

医師「そこまでするかはわからないけど、弱味があれば操りやすいからね そういったことも考えてるみたい」

アートデッセイ「…教えてもらってありがとうございます」

医師「駆逐棲姫と話させたりはできたいからね、これぐらいは、ここに来たこともだまっておくよ」

あきつ丸「医師殿!?」

医師「それじゃあきつ丸さん、外まで送ってあげて」

あきつ丸「…了解であります」

ガチャ

医師「あっもしもし、医師です」

医師「今アートデッセイが来たんですが…はい、そうです、言ってたとおり十分足枷にはなると思いますよ」

医師「…ありがとうございます、ただ一つ言っておきたいですが、こう言ったやり方はおすすめしませんよ」

医師「わかりました…えぇ、私は軍人じゃないんで…それでは失礼します」

ピッ

ガチャ

あきつ丸「送ってきたであります」

医師「ありがと、そろそろご飯の時間か持ってくるから駆逐棲姫、拘束具とっておいて」

あきつ丸「医師殿、前から申し上げているでありますが、この深海棲艦への対応が甘いであります」

あきつ丸「拘束具をはずさなくとも食事はとらせられるでありますし、音や視覚情報を与えると逃亡の可能性が高くなるのであります」

医師「こういう時に優しくされた相手には心を許したりやすいんだ…」

あきつ丸「! 理由があったのでありますね」

医師「って、この前洗脳の実体についてのテレビでやってた、それに拘束具を着けながらご飯を食べさせるって絵図らが…」

あきつ丸「…」

防衛鎮守府

ガチャ

アートデッセイ「戻りました」

浜風「アートデッセイさん、司令が執務室に来るように言ってましたよ」

アートデッセイ「え、どうして!?」

浜風「さぁ、理由は聞いていません」
ーーーーーーーーーーーーーーー
執務室

コンコン

石室「入ってくれ」

アートデッセイ「失礼します」

ガチャ

アートデッセイ「あの用件は?」

石室「さっきは何処に行っていた?」

アートデッセイ「さ、さっきの怪獣について少し気になることが…勘違いだったッスけど」

石室「そうか」

アートデッセイ「よかったバレてた訳じゃなかったんッスね」ボソッ

石室「なにか言ったか?」

アートデッセイ「いえなにも! 用件はそれだけでしょうか」

石室「いや、用件は改装についてだ」

アートデッセイ「そういえば提督から二段階目の改造ができるって言われたッスね」

石室「明石から改造について聞いてな」

石室「本来なら提督が戻るまで改造も保留するべきだが、提督は改造のするかしないかは本人の意思に任せていた」

石室「なのでここにいる間でも望むならいつでも改造の許可をだそう」

アートデッセイ「ありがとうございます、あのそれなら早速お願いしてもいいッスか?」

石室「わかった、工廠の者には伝えておく」

アートデッセイ「お願いします、失礼しました」

ガチャ…バタン

↓2、何処に向かう?(1/3)
1、入渠
2、食堂
3、演習場
4、工廠
5、部屋
6、誰かのところ(艦娘指定)

アートデッセイ「先に部屋に戻りますか」
ーーーーーーーーーーーーーーー
アートデッセイ「ただいまー」

朝潮「アートデッセイさん、おかえりなさい」

アートデッセイ「荷物の片付けを任せちゃってゴメンね」

朝潮「任務でしたからしょうがないですよ」

朝潮「そう言えば島風がアートデッセイさんのことを探してましたよ、なんでも秋月の事で話を聞きたいって…何かあったんですか?」

アートデッセイ「それは…」

ーーーーーーーーーーーーーーー
説明中
ーーーーーーーーーーーーーーー
朝潮「最前線でそんなことが起きていたんですね」

アートデッセイ「秋月ちゃんにとってはショックは大きいッスよね」

朝潮「それにしても一匹ではないとはいえ複数の基地が壊滅させられるなんて」

アートデッセイ「ガゾートとメルバ、両方とも飛行能力をもっている怪獣ッスから」

朝潮「やっぱり怪獣相手には戦艦や正規空母の皆さんやアートデッセイさんやエリアルベースさんぐらいの力がないと難しいですよね」

アートデッセイ「でも、朝潮ちゃん達の援護があるから私たちが全力で戦えるんッスよ」

朝潮「はい、作戦の時は命に変えても守ります」

アートデッセイ「…それじゃ、改造があるんで行くッスね、遅くなるかも知れないんで先寝ちゃっていいッスよ」

朝潮「はい、わかりました」

ガチャ…バタン

アートデッセイ(命に変えてもッスか…)

↓2、何処に向かう?(2/3)
1、入渠
2、食堂
3、演習場
4、工廠
5、誰かのところ(艦娘指定)

五月雨「アートデッセイさんどこにいくんですか?」

アートデッセイ「改造の為に工廠に」

五月雨「あの先に入渠してきた方がいいんじゃないですか? 泥だらけですよ」

アートデッセイ「…たしかにそうッスね」
ーーーーーーーーーーーーーーー
ガラガラ

曙「アートデッセイじゃない」

アートデッセイ「曙ちゃん、足の方は大丈夫ッスか?」

曙「えぇ見た目ほどひどくもなかったしね」

アートデッセイ「よかった」

曙「全く心配し過ぎよ」

ガラガラ

武蔵「ん、こんな時間に珍しいな」

アートデッセイ「たしか大和さんの姉妹艦の…」

武蔵「武蔵だ、いつも大和が世話になってるな」

アートデッセイ「むしろ大和さんに頼ってるぐらいッスよ」

武蔵「謙遜するな、アートデッセイの話は聞いている、曙もな」

曙「アートデッセイはともかくただの駆逐艦に噂もなにもないでしょ」

武蔵「はははっ、はっきり言うな、浜風の研修の時に相手をしただろその時の話を聞いたんだ、なんでも幽霊や妖怪が苦手だそうだな」

曙「なっ…浜風のやつなにしゃべってるのよ///」

武蔵「なに恥ずかしがる事はない、だれにでも苦手なものや恐いものの一つや二つあるのは普通だ」

武蔵「そう言えば二人は大和と同じ部隊だったな」

アートデッセイ「えぇ、ここみたいにはっきり部隊決めてるわけじゃないんで違うことも多いッスけど基本的には」

武蔵「さっき大和のやつと会ってきて話したんだ」

アートデッセイ「! どうでした様子は」

武蔵「そうとう責任は感じていたな、だがそれで潰れるようなやつではないもう少し時間はかかるだろうが待ってやってほしい」

アートデッセイ「勿論ッス、ね、曙ちゃん」

曙「フン、そんなの言われなくてもわかってるわよ」

武蔵「ありがとう」
ーーーーーーーーーーーーーーー
↓2、何処に向かう?(3/3)
1、食堂
2、演習場
3、工廠
4、誰かのところ(艦娘指定)

アートデッセイ「さて今度こそ工廠に…」ホカホカ

春雨「あっアートデッセイさんこんばんは」

アートデッセイ「春雨ちゃん! あっそうだちょっとこっちに」ヒッパリ

春雨「ふぇ」ヒッパラレ
ーーーーーーーーーーーーーーー
アートデッセイ「…だれも居ないッスよね」キョロキョロ

春雨「どうしたんですか?」

アートデッセイ「実はさっきわるさめちゃんが捕まっているところに行ってきたんッスよ」ヒソヒソ

春雨「!? ほんとモガモガ

アートデッセイ「声が大きいッスよ!」ヒソヒソ

春雨「すみません…それでホントなんですか、わるさめちゃんは無事でしたか」ヒソヒソ

アートデッセイ「厳重な拘束は受けてるッスけど危害は加えられてなかったッスよ、見張りの人達も悪い人じゃなさそうでしたし」

春雨「よかった」ホッ

春雨「それでわるさめちゃんはこれからどうなっちゃうんですか?」

アートデッセイ「少なくとも暫くは危害が加えられるような事はないッスよ、なんでも私に言うことを聞かすための材料にする気みたいッスよ」

春雨「それってアートデッセイさんは大丈夫なんですか!?」

アートデッセイ「別に極悪人の命令って訳じゃないッスから、私も反逆とか考えてるわけでもないッスし大丈夫でしょ」

春雨「でも…」

アートデッセイ「って、そろそろ工廠にいかないといけないッスからこれで!」タッ

工廠

明石「おそいですよ!」

アートデッセイ「すいません」

明石「さっきまでエリアルベースちゃんが待ってたんですよ」

アートデッセイ「なにか私に用事が?」

明石「改造で手伝えることがあるかもって、眠そうだったんで帰しましたけど」

アートデッセイ「そうだったんッスか」

明石「まぁいいです、それじゃ改造を始めましょうか!」

改造の結果強化されたのは
↓2、4
1、火力
2、艦載数
3、耐久
4、運

明石「改造が完了したわけじゃないですがだいたい火力の上昇がメインですかね」

アートデッセイ「前回は艦載機の搭載数が増えたりだったのにパッとしないッスね」

明石「使ってもないのに、使ってみてからいってくださいよ!」

アートデッセイ「すいませんすいません、他にはなにか変わってないんッスか?」

明石「いままで艦載機の発艦はガッツハイパーガンとレディスミスでしたが他にDUNKショットとガッツライフルも使えるようになりました」

明石「それと制服に帽子が追加されますね」

アートデッセイ「それって改造なんッスか?」

明石「あとマキシマ砲の仕様が変えられますよ」

明石「今までは、撃つときにためが必要でなおかつマキシマ砲を使用中は移動ができなくり、二発目もうてませんでしたがどれか一つぐらいならどうにかできそうです」

↓2、どれを強化する
1、速射性(ためなし)
2、連射性(二発目可能)
3、併用性(マキシマ砲チャージ中の移動が可能)

きょうはここまでです

改二強化

火力アップ
運アップ
遠距離発艦可能
マキシマ砲速射可能


速射可能になったんで今までデラック砲の選択だったところに同時にマキシマ砲が選択可能になります、ただ相手がピンピンしてるときにマキシマ砲撃っても避けられる可能性があるので気を付けてください


ソルジェント光線もしょっぱなに使うのは防がれるフラグだったしな
場所選択の時の工廠を選んでおけばエリアルベースが改造手伝ったっぽいけど、そうすると何か魔改造があったんだろうか

>>282
ピーパーかEX-Jかエリアルベースの艦載機が一機手にはいりました

明石「それじゃ明日の朝には改造は終わってると思うんでそれ以降に来てください」

アートデッセイ「了解ッス」
ーーーーーーーーーーーーーーー
南方海域、海底

海中の中をいくつもの巨大な蟹のような鋏を持った生物やまさに半魚人と表すのが相応しい生物が進んでいた

その生物たちの中央にはそいつらを引き連れるようにクラゲのような生物がおり、その触手には艦娘が一隻絡めとられている

(…ここは……)

南極付近で深海棲艦と戦闘直後に何者かに海底に引きずり込まれその後はずっと意識を失っていた

(水温が高い……南極からかなり離れた? …苦しい)

水中でも活動は可能だが水中で呼吸ができるわけではないので酸素には限りがある

(…いったい何が……)

「!?」

(スヒュームにレイキュバス!?)

状況を確認するために辺りを見回すと自分を捕まえた確認できた

クラゲのような生物
水棲生命体 スヒューム

両腕に大きな鋏をもった怪獣
宇宙海獣 レイキュバス

(まずい…なんとかしないと!)

状況はつかめないが一時はダイナとスーパーGUTSを完封したこの怪獣をこのままにしておくのは危険だ、そう考え艤装を展開攻撃を試みる

(ギューベルン砲発射!)

(撃てない! なんで!?)

艤装を確認すると体に巻き付いている触手の他に細く小さい触手が艤装にとりついておりそこからコンピューターに侵入されていた

(止めないと…)

ハッキングを阻止しようとするが、全く歯がたたない

(なら直接この触手を切って)

ハッキングをかけている触手切断しようと手を伸ばすが

ヒュ…ドス

「!!?」

スヒュームが触手を腹部に叩き込む、命に関わるような威力ではないが残り少ない酸素を吐き出し意識も朦朧となる

(やば…)

無線<ザザッ…ザザッ…貴女装備を仕舞ったまま気絶しちゃうから装備を出してくれるのを待ってたのよ>

(スヒューム)

艤装の無線から声がスヒュームが音声データを使い作った声が聞こえてくる
これはスヒュームが完全に艤装内部のコンピューターを掌握したことに他ならない

無線<悪いけどこのコンピューターだけ貸してもらえればいいから貴女には眠っててもらうわ>

首にも触手が巻き付き締め付けてゆく

(あっ…なにか………)

ポロッ

意識を失う寸前に艦載機の潜水艦を一隻外にだしそのまま意識を失った

翌朝、防衛鎮守府

アートデッセイ「んんー」ノビー

朝潮「おはようございます」

アートデッセイ「おはよ」

アートデッセイ「さて、工廠にいきますか」
ーーーーーーーーーーーーーーー
工廠

アートデッセイ「おはようございまーす」

明石「やっと来ましたね、遅いですよ」

アートデッセイ「いや朝一ッスよ」

明石「はい、これが改造した艤装です」

アートデッセイ(この帽子を見るとムナカタさんを思い出すッスね)

新しい艤装と制服の一部として追加された帽子を着けながらそんなことを考える

アートデッセイ「明石さんありがとうございます」

明石「これが私の仕事ですから」

帽子のうしろから髪だしその髪をゴムで縛る

アートデッセイ「よし、アートデッセイ改二抜錨します! …なんてね」

↓2、何処に向かう?(1/3)
1、執務室
2、食堂
3、演習場(内)
4、演習場(外)
5、入渠
6、資料室

アートデッセイ「朝食にはまだ早いッスよね…」

アートデッセイ「ちょっと鎮守府を見て回るッスかね」
ーーーーーーーーーーーーーーー
資料室

アートデッセイ「ここは…資料室ッスか」

鎮守府にも資料室はあるが最近の資料しかない、一方ここは随分古いものからあるようだ

アートデッセイ(最近のも提督のところには来てないものもあるッスね)

↓2、どうする
1、大本営からの資料を見る
2、防衛鎮守府の報告書を見る
3、勝手に見るのは良くない

アートデッセイ「資料とかって勝手に見ちゃまずいッスよね」

アートデッセイ「………ちょっとだけ」

最新の大本営からの資料を手に取る

資料には現在の国内外の戦局が書かれていた

提督のところにも戦局の資料は来ていたが書かれている内容は大きく異なる

アートデッセイ「…」

南方海域の件は知っていたが南方海域以外も各地で怪獣による被害が拡大しているとのことだった

最後に海外からの情報がまとめられていた

ガチャ…

国内同様に各地で被害がでているらしい

ギィ…ギィ…

アートデッセイ「もっと頑張らないといけないッスね」

「勝手に何をしているんですか」

アートデッセイ「ひゃ!?」

驚き振り替えると雪風が立っていた

アートデッセイ「雪風ちゃん!」

雪風「えへへ、びっくりしました? 不知火のモノマネです」

アートデッセイ「びっくりしましたよ、それにしてもそっくりッスね」

そのまま雪風と話ながら出ていたったためアートデッセイは気がつかなかったが資料の最後にこう書かれていた

"ニュージーランドより報告、ニュージーランド沖の太平洋海底にて今まで確認されていなかった巨大な遺跡のようなものを発見、しかしその周辺に強力な深海棲艦が多数出現し調査は継続不可能"

↓2、何処に向かう?(1/3)
1、執務室
2、食堂
3、演習場(内)
4、演習場(外)
5、入渠

雪風「その帽子どうしたんですか?」

アートデッセイ「実は朝一番で改二になったんッスよ」

雪風「そうなんですか! おめでとうございます」

アートデッセイ「ありがとうございます」

雪風「しれぇには報告しにいったんですか?」

アートデッセイ「そういえばまだでした…、行ってきますね」

雪風「はい!」

今日はここまでです

スヒュームに捕まってる艦娘の名前隠す意味ないんじゃとか思いましたが何となく

スヒュームの小さい触手はオリジナル設定です

アートデッセイ「失礼します」

陸奥「あら、何かあったの?」

アートデッセイ「改造が完了したんで報告をと思ったんッスけど」

陸奥「それなら工廠の方から報告は受けてるわ」


アートデッセイ「石室司令は?」

陸奥「赤城さんと一緒に提督の方の任務の為に鎮守府に行ってるわ」

アートデッセイ「なるほど」

陸奥「今は任務はないから自由にしてて良いわよ、今なら皆、演習場か食堂にいるはずだから話を聞いてみるのも良いんじゃないかしら」

陸奥「それと改二の性能を確かめたかったら外の演習場にいくと良いわ、練習試合の許可は出しとくから」

↓2、何処に向かう?(3/3)
1、食堂
2、演習場(内)
3、演習場(外)

アートデッセイ「朝食がまだッスし食堂にいきますかね」
ーーーーーーーーーーーーーーー
食堂

伊良湖「いらしゃいませ」

アートデッセイ「こんにちは伊良湖ちゃん」

伊良湖「すみません、今日は食材が足りなくて皆さん同じメニューなんです」

アートデッセイ「どうして…あっ!?」

アートデッセイ(そうだ、昨日の作戦で結局食材全部だめにしたんだった)

加賀「アートデッセイさん、やってくれました」ゴゴゴ

アートデッセイ「か、加賀さん!?」

加賀「まさか作戦を失敗させ、食料も全てダメにするとは」ゴゴゴ

アートデッセイ「いやそれは…スミマセン」

加賀「…冗談ですよ、作戦に関しては私が口をだすことではありませんし、食料のことで怒ったりはしませんよ」

アートデッセイ「…え?」

加賀「…頭にきました」

アートデッセイ「冗談! 冗談ッスよ!」

↓2、誰と一緒に食べる?
武蔵・長門・金剛・比叡・霧島・榛名・ビスマルク・ローマ・イタリア
加賀・蒼龍・飛龍・翔鶴・瑞鶴・大鳳
龍驤・祥鳳・瑞鳳・飛鷹
那智・足柄・羽黒・プリンツ五十鈴・那珂・夕張・大淀
如月・初雪・曙・暁・響・雷・電・時雨・夕立・春雨・五月雨・朝潮・不知火・雪風・天津風・浜風・島風・Z1・Z3・libeccio
U-511

雪風「あっ、アートデッセイさんこっちで一緒に食べましょう」

アートデッセイ「雪風ちゃん、それに武蔵さんもこんにちは」

武蔵「おうアートデッセイ、雪風から聞いたぞ改造したんだってな」

アートデッセイ「はい、火力がだいぶアップしたッスよ」イタダキマス

雪風「アートデッセイさんもご飯の量多いですね」

アートデッセイ「まぁ火力の分、エネルギーが必要なんッスよ」

武蔵「そうだな」

雪風「でもエリアルベースはご飯の量少ないですよ?」

アートデッセイ「あー、見た目通りと言えばそうなんッスけど確かに火力から考えると凄く少食だったッスね」

武蔵「艦娘としては燃費が良いのは良いことなんだがな、あいつの場合はもう少し食べて体を鍛えた方がいいな」

アートデッセイ「なにかあったんですか?」

武蔵「艤装が使いこなせてないんだ」

アートデッセイ「でも艦載機はしっかり使いこなせてたし、砲撃も問題なくこなせてたッスよ」

武蔵「エリアルベースの艤装には艦載機を一斉発艦用の回転式機銃があるのは知っているか?」

アートデッセイ「そんなのがあるんッスか」

雪風「雪風も知らなかったです」

武蔵「改になったときに渡されてその時たまたま工廠に私もいたから試運転を見てたんだが」

武蔵「機銃を使うのと同時に反動で転んだんだ」


アートデッセイ「なれてなかっただけじゃ、それぐらいの反動で転んでちゃ艤装の砲撃できないッスよ」


武蔵「いや、なんでも艤装についている砲は"りぱるさぁりふと"とか言うものが反動や重さの殆どを打ち消してるらしい」

雪風「じゃあそれがないとどうなるんですか?」

武蔵「私も気になって各艦種の主砲で試してみたんだが」
ーーーーーーーーーーーーーーー
46㎝砲

エリアルベース「ん…ぅ…い、いきます」ガクガク

武蔵「む、無理はしなくていいぞ」

エリアルベース「発射!」

ドォン
…バシャン

武蔵「反動で飛ばされた!?」
ーーーーーーーーーーーーーーー
20.3㎝砲

エリアルベース「いきます、発射!」

ドォン
グルン…バシャン

武蔵「今度はその場でひっくり返ったか」
ーーーーーーーーーーーーーーー
12.7㎝砲

エリアルベース「…」ビショビショ

武蔵「ま、的には当たっているぞ」

エリアルベース「…ぅ」ジワ

今日はここまでです

春イベ開始まで残りわずか、資材も残りわずか
レポートの提出期限も残りわずか!

アートデッセイ「12.7㎝砲も撃てなかったんッスか!?」

武蔵「いや、そのあと自身の鼠色の艦載機を使って姿勢などを直して、20.3㎝砲までは使いこなしていたぞ」

アートデッセイ「確かに見た目はまんま駆逐艦ッスけど…まさかそこまでとは」

武蔵「エリアルベースが態々通常の艤装を使うことは無いだろうからそこまで問題はないが」

アートデッセイ「でもあの小ささは雪風ちゃんと同じぐらいッスよね」

雪風「雪風の方が3㎝大きいです!」

アートデッセイ「エリアルベースちゃん負けてるんッスね…、制服着てない状態で浜風ちゃんとどっちかが駆逐艦ですって言われたら10人中10人エリアルベースちゃんの方を選ぶッスよ」

雪風「前憲兵さんに間違えられてました」

なにも起こらない日々が数日続いた

↓1、艦載機安価
1、改造(数も指定最高5機まで)
2、新造

↓2~6(改造の場合は指定数分)コンマ
新造
00~30ガッツウィング1号
31~60ガッツウィング2号
61~70ドルファー202
71~80ピーバー
81~85ガッツウィングEJ
86~90スノーホワイト
91~95自由(コンマ判定後直下)
96~99失敗

改造
00~24、失敗1号は壊れてしまった
25~49、改造はできなかった(1号そのまま)
50~74、ガッツウイングブルートルネード
75~99、ガッツウイングクリムゾンドラゴン

改造結果

ガッツウイング1号×17
ガッツウイング2号×9
ドルファー202×3
スノーホワイト×1
XIGファイターSS×1

ガッツウイング1号×12
ガッツウイング2号×9
ドルファー202×3
スノーホワイト×1
XIGファイターSS×1
クリムゾンドラゴン×2
ブルートルネード×1


搭載可能数
ガッツウィング1号5機
ガッツウィング2号4機
ドルファー&ピーバー6機
特別機6機

これからコナンの映画を観るので見終わったら書きます

赤城達が石室司令のところに来てから数日たったある日

飛鷹「赤城さんいますか?」

赤城「なんですか飛鷹さん?」

飛鷹「大本営から連絡です」

飛鷹から渡された電話をとり話をすると、赤城は驚きながらも喜んだような声を上げる

赤城「わかりました、すぐに向かいます」

陸奥「今の連絡は?」

赤城「提督の容疑が晴れたそうです!」

陸奥「! よかったわね」

赤城「はい!」

石室も言葉をかけはしないがよかったと言うように微笑んでいた

赤城「それで私と石室司令は本部の方へ来るようにと」

石室「わかったすぐに仕度をする」

提督は軍の留置場から出され上官の元へ連れてこらされていた

提督(見張りはついてないってことは疑いは晴れたってことだろうけど…)

しかし、わるさめの件などは一体どういう判断が下るか、そんな事を考えながら上官のもとへと向かっていた

コンコン

提督「提督です」

上官「入ってくれ」

ガチャ

提督「赤城、それに石室司令も」

部屋に入ると中には上官のほかに赤城と石室がいた

上官「まず提督、君の件だが…単純な報告のミスと言うことで片が付いた」

提督「ミス…ですか」

明らかにミスではないし、仮にミスとしても何らかの処罰はあるはずである

上官「本来なら罰するべきところだが、まもなく行われる大規模作戦、そこで君のところの艦娘の力が必要だ」

上官「だから今指揮を取るものを変えるのは艦娘のモチベーションに大きく影響するだろう」

艦の時と違い、艦娘の性能はその精神状態に大きく影響され、高翌揚状態と疲労状態とでは攻撃の回避率や命中率が倍以上違うという報告もある

上官「少なくともここ数日の調査でスパイ等の可能性はほぼ無いと言う結論がでたため提督には継続して指揮をとってもらうことに決定したわけだ」

作戦での活躍を期待している、そう言うと今度は赤城達を含めた三人に話始めた

上官「だが、石室さん貴方にはもう少しの間二つの鎮守府の指揮をとってもらいたい」

石室「提督をまだ鎮守府には戻さないということですか?」

上官「いや、提督には任務を任せたい」

提督「どの様な?」

上官「南方海域にいってもらいたい」

提督「!」

現在、南方海域はメルバおよびクリッターがおりそこに行くということは相当な危険が伴う

提督「南方海域ですか」

上官「ん? あぁ、君は南方海域の現状を知っているのだったな」

上官「別に死地に送ろうと言うわけではない、南方海域に現れた巨大生物の内、イースター島から飛来した生物は撃滅している」

提督「どうやって!?」

通常の艦娘にも怪獣を倒すことは可能であるが二体相手に補給も見込めないあの状態で一体倒したことは驚くべきことである

上官「詳しい状態についてはこの艦娘から聞いてくれ」

↓2、新艦娘(雲龍型、伊勢型、扶桑型以外)

上官が入ってくれというと扉を開き艦娘が一人入ってくる

青葉「ども、恐縮です、青葉ですぅ!」

入ってきたのは重巡洋艦青葉型一番艦青葉であった

提督(衣笠の姉妹艦…)

青葉「南方海域の巨大生物ですが、倒したと言っても私たちが倒したわけではありません」

青葉「現れたもう一方の生物、クリッターの習性はご存知ですか?」

提督「あぁ、一度撃退したことがあるからな」

青葉「なら話は早いです、クリッターを利用して倒したんですよ」

提督「なるほど、そういうことか」

青葉の説明によると、イースター島から飛来した怪獣、メルバが基地を狙って来た時を見計らいあえてクリッターを引き寄せる電波を発信、メルバとクリッターを衝突させたということだった

青葉「一体を倒せたのはよかったんですが、クリッターはそのまま基地に居座ってしまったんですよね」

上官「今、南方海域の艦隊は基地近くの海上で艦隊輸送用のイージス艦二隻の搭乗して待機している状態だ」

上官が入ってくれというと扉を開き艦娘が一人入ってくる

青葉「ども、恐縮です、青葉ですぅ!」

入ってきたのは重巡洋艦青葉型一番艦青葉であった

提督(衣笠の姉妹艦…)

青葉「南方海域の巨大生物ですが、倒したと言っても私たちが倒したわけではありません」

青葉「現れたもう一方の生物、クリッターの習性はご存知ですか?」

提督「あぁ、一度撃退したことがあるからな」

青葉「なら話は早いです、クリッターを利用して倒したんですよ」

提督「なるほど、そういうことか」

青葉の説明によると、イースター島から飛来した怪獣、メルバが基地を狙って来た時を見計らいあえてクリッターを引き寄せる電波を発信、メルバとクリッターを衝突させたということだった

青葉「一体を倒せたのはよかったんですが、クリッターはそのまま基地に居座ってしまったんですよね」

上官「今、南方海域の艦隊は基地近くの海上で艦隊輸送用のイージス艦二隻の搭乗して待機している状態だ」

青葉「本来なら青葉たちが護衛をしつつ撤退すればいいんですが、怪獣が現れてから深海棲艦の勢力が増していて」

上官「そこで提督には深海棲艦を撃退し、艦の撤退を支援してほしい」

上官「だから提督は艦隊を編成してラウバル行ってくれ」

提督「了解しました」

上官「石室さんはその間他の艦娘をあずかっていてほしいのだ」

石室「わかりました」
ーーーーーーーーーーーーーーー
本部、廊下

赤城「提督、艦隊の編成はどうしますか?」

提督「そうだな、クリッターとの交戦を考えてアートデッセイは入れた方がいいだろう」
提督「他は…」

↓2、3、4艦娘指定
(潜水艦一隻固定=U511固定なので選択肢からU511が無いです、大和もまだ出撃不可)

長門、ビスマルク、伊勢、金剛、比叡、榛名、霧島、伊勢
赤城、加賀、祥鳳 、瑞鶴、龍驤、大鳳、翔鶴
足柄、羽黒
暁、響、雷、電、秋月、島風、初雪、曙、夕立、、五月雨、時雨、朝潮、春雨
那珂、大淀、夕張
明石

防衛鎮守府

赤城「というわけで、アートデッセイさん、ビスマルクさん、加賀さん、ユーさんは提督と一緒にラウバルまで」

秋月「赤城さん、秋月も行かせてください!」

島風「ちょっと秋月!?」

赤城「秋月さん?」

秋月「お願いします」

赤城「私が勝手に変更するわけには…」

秋月「お願いします!」

赤城「…わかりました、提督には伝えておきます」

秋月「ありがとうございます」


赤城「明日には出撃ですので準備をしておいてください」

アートデッセイ(秋月ちゃん…)
ーーーーーーーーーーーーーーー
南方海域、イージス艦船内

「交代です」

「もうそんな時間か、ほらお前も起きろ見張りにいくぞ」

「ふぁい」

南提督「すみませんねぇ、レーダーを使うわけにもいけないので」

「すみません、弛んでました」

南提督「いいですよそれぐらい、青葉はもう本土まで着いている頃ですもう少し辛抱してください」

南提督(あのクリッターと言う生物は電波さえ出さなければよってこないですし、深海棲艦は対抗できるだけの戦力はまだあります)

「提督」

南提督「仁淀さん、どうしましたか?」

仁淀「救援は来るのでしょうか、男提督が戻ってからも救援は来ませんでした…今回もまた」

南提督「可能性はあります、そうなった場合は艦を捨ててブインを目指します」

仁淀「艦を捨ててって提督はどうするんですか!」

南提督「落ち着いてください、艦と運命を共にすると考えているわけではありませんから」

仁淀「当たり前です、その時は引っ張ってでも連れていきますよ」

南提督「ははは、お手柔らかにおねがいしますよ」
ーーーーーーーーーーーーーーー
その夜

防衛鎮守府、赤城・加賀の部屋

コンコン

加賀「誰かしら」

ガチャ

加賀「貴女…なにか用?」

春雨「こ、こんばんは、あの赤城さんは居ますか?」

赤城「何かしら」

春雨「あの…わるさめちゃんについては、何か言ってませんでしたか!」

赤城「大丈夫ですよ、それについては明日を楽しみにしていてください」

春雨「明日ですか?」

翌日

防衛鎮守府

あきつ丸「失礼するのであります」

春雨「…」

あきつ丸「本日付で提督殿の艦隊所属となったあきつ丸であります」

春雨「…っ」

あきつ丸「艦隊に所属となってありますが、役割は"この深海棲艦"および貴女方の行動の見張りでありますから、変な動きは」

春雨「わるさめちゃん!」ダキシメ

わるさめ「春雨!」

あきつ丸「だから余計なことはしないでほしいのであります!!」
ーーーーーーーーーーーーーーー
浜風「態々鎮守府に送り込んで監視をすると言うことはやはり疑いは晴れていないんでしょうか?」

那智「いや、あの艦娘は陸軍の艦娘だ、差し詰めこれを使って海軍の艦娘に関する情報を得るつもりなんだろう」

あきつ丸「…」ジッ

アートデッセイ「あきつ丸さん」
あきつ丸「なんでありますか」

アートデッセイ「艦隊の一員になるんッスよね?」

あきつ丸「書類上はそうでありますが」

アートデッセイ「じゃあ初後輩ッスね」

あきつ丸「は? 何を言っているのでありますか」

曙「ちょっとあんた何言ってんのよ、こいつは陸軍の手先なのよ」

電「曙ちゃん声が大きいのです!」

アートデッセイ「でも悪い人じゃないっすよ?」

曙「そう言うことじゃなくって」

アートデッセイ「まぁ後輩は置いといて、提督とわるさめちゃんが戻ってきたのも含めて歓迎会やるのはどうッスか」

金剛「それはNiceな考えてネー」

曙「いや、あんたたち話を」

アートデッセイ「あ、わるさめちゃんってのはこの娘の名前ッスから覚えてください」

あきつ丸「」

加賀「アートデッセイさん、置いていきますよ」

アートデッセイ「はい、直ぐいきまーす」

アートデッセイ「あきつ丸さん、これからよろしくッスね」アクシュ

アートデッセイ「それじゃ」ダッ

あきつ丸「一体なんなのでありますか…」

青葉「あっ皆さーん、こちらです!」

提督「遅いぞ、この艦で行くんだ」

青葉「はい、この艦なら2日でラウバルまでいけます」

ビスマルク「遅れたのはアートデッセイのせいよ」

アートデッセイ「私、艦に乗るのは初めてなんッスよね~」

青葉「貴女が噂のアートデッセイさんですね」

アートデッセイ「はい、そうッスけど」

青葉「青葉です、あとで色々聞かせてください」

アートデッセイ「それは構わないッスけど、あっ男提督さん貴方も行くんッスね」

男提督「あぁ」

秋月「…」ギロ

アートデッセイ「…あの秋月ちゃんがメッチャ睨んでますけど、どうしたんッスか」ヒソヒソ

男提督「あぁ、照月に関してちょっと余計なこと言っちまってな怒らせちまったんだよ」

今日はここまで

わるさめの件を書くのわすれてて少し変な所に入れました…

メルバファンの方いたらすみません、メルバは退場です

防衛鎮守府、倉庫

ガシャン

明石「ごめんね」

わるさめ「イエ、気ニシナイデクダサイ」

防衛鎮守府に営倉はなかったため急遽牢をつくったのである

あきつ丸「それでは出ていってもらえるでありますか」

明石「…」

答えるわけでもなくあきつ丸を一度睨んだあと倉庫からでていく

あきつ丸「…はぁ」
ーーーーーーーーーーーーーーー
海上

艦の中には提督とアートデッセイ達五隻と男提督、阿武隈、青葉の九名が乗っている(当然、他に艦を動かす人も乗っている)

提督「加賀、私がいなかった間の何かあったか?」

加賀「アートデッセイが改二になりました」

提督「そこら辺は報告を受けてる」

加賀「他には…そう言えば、秋月さんが度々外出していましたね」

提督「秋月が? そういえば今回の任務にも行きたいと赤城に頼み込んだらしいな」

加賀「はい、理由まではわかりませんが」

提督「わかったありがとう」

↓2、誰のところに行く?
男提督、阿武隈、青葉、アートデッセイ、ビスマルク、秋月、U511

提督「ビスマルク居るか」ガチャ

ビスマルク「っ、アトミラール開けちゃ」

ここで一つ言っておくことがある
潜水艦にはある規則があり、外出の際には外出用の制服を着用しなければならない

というのも、日本の潜水艦の普段の制服は俗に言うスクール水着であり、そのままで外出するのはいかがなものかという意見がでたからである

提督(伊号潜水艦の服装が問題なのでユーは別に着替える必要なはいのだが、律儀に守っている)

提督(なぜいきなりこんなことを考えるかって? 答えは簡単だ)

U511「ぁ…アトミラール…」

U511、着替え中

さらに言えばまさに下着を下ろしている最中という最高もとい最悪のタイミングで扉を開けてしまった

提督(普段なら部屋にノックもせずに入ったりはしない、しかし今は艦の中なので感覚が違ったんだ、狙ったわけじゃぁない)

U511「っ~~~///」

全身の透き通るような白い肌の中、顔だけを羞恥から耳まで真っ赤に染めながらしゃがみこむ

提督「い、あ、す、すまんユー」

ビスマルク「謝る前に出ていきなさいよ!」

数分後

ビスマルク「で、なんのようかしら、まさか覗きに来たわけじゃないでしょ」

提督「え? あぁ、私がいない間に変わったことがなかったか聞きたかったんだ」

ビスマルク「そうねユーが着替えを見られて傷ついたことぐらいかしら」

提督「う…、それ以外だ」

ビスマルク「そうね…何だかんだいって皆多少は無理をしてるわ、特に赤城ね」

提督「やはり」

ビスマルク「あとユーが不安そうにしてたわ、戦闘経験が少ないから足手まといになるんじゃないかって」

提督「そんなことはないぞ」

ビスマルク「わかってるわ、だから励ましてって言おうと思ったんだけど、今日は会わない方がいいわね」

提督「ほんとにすまなかったと謝っていたと伝えてくれ」

ビスマルク「はずかしがってるだけで別に怒ってるわけじゃないけど…伝えとくわ」

南方海域、海上

「海上にもソナーにも異常なし、大丈夫そうね、そっちはどう?」

「こっちも」

サッ

一瞬、水中に影が通ったように見えた

「ソナーには異常ないよね…」

「どうしたの?」

「いま下に何か通った気がして」

「魚じゃない?」

「かなぁ?」

「はやく交代しよ、私眠いよ」

「うん…」

ドォン…グラグラ

「な、なにこの揺れ!?」

「あそこ見て、凍ってる」

「嘘でしょ!?」

「とにかく提督に連絡を」
ーーーーーーーーーーーーーーー
艦内司令室

南提督「なんですか今の揺れは」

「提督、船尾が凍りついています」

仁淀「ここは南方海域ですよ、海が凍るわけ」

南提督「何者かが何かをしたと考えるべきでしょう、全員戦闘体勢!!」

「全くなんなのよ次から次へと」

「見て海が!」

艦娘達が甲板に出る頃には横にならんで停泊している二隻の艦の内、右側の艦の右側の海が人が立てるほど完全に凍りついていた

「こっちに居るみたいだな」

「どうやらあれみたいよ」

ザバァアン

海から氷の大地の端に巨大な生物が登ってくる

「なんだあれは蟹か」

スピーカー<砲撃開始!>

「てぇー」

ドォン…ドドォン、ドォンドォン

十数隻の一斉砲撃が怪獣を襲う

「傷一つついてない!?」
ーーーーーーーーーーーーーーー
南提督(倒すのは難しいですね)

南提督「航行準備は?」

仁淀「一番艦はスクリューが完全に凍ってしまって、二番艦は準備完了してます」

南提督「二番艦だけでも出航させてください」

仁淀「わかりました」

仁淀「二番艦出航してください」

南提督「戦闘中の艦娘は発煙弾で敵の視界を奪ってください、一番艦に乗っている艦娘はその隙に二番艦に移動を」

南提督「危険ですがこのまま敵海域を突っ切ります」
ーーーーーーーーーーーーーーー
「ちっ、敵前逃亡か情けねぇ」

一番艦から艦娘が凍っていない海上におりて行く

「いくぞ」

バシュ…バシュ…

怪獣を煙がつつみ視界を塞ぐ

「今のうちに」

無線<そんなことをしても無駄ですよ>

「え?」

ブシュウウウウウウウ
ーーーーーーーーーーーーーーー
仁淀「提督も早く退艦を」

南提督「わかってます」

無線<ザザッ…ザーーーーーーーーー>

怪獣の相手をしていた艦娘の無線からノイズが流れてくる

南提督「どうしました、どうしました!?」

呼びかけるも聞こえてくるのはノイズだけで返事はこない

仁淀「…提督…あれ」

提督は仁淀に促され窓から直接艦娘の様子を確認する

南提督「なっ!?」
ーーーーーーーーーーーーーーー
ピキ…パキ…

怪獣と戦っていた艦娘は怪獣の吐いた冷凍ガスによって全身を一瞬に凍らされていた

「艤装が凍って…」

「足がぁああ!!?」

冷凍ガスは海を更に凍らせ二番艦に移ろうとしていた艦娘達は艤装が張り付き、酷いものは膝ぐらいまで凍っていた
ーーーーーーーーーーーーーーー
南提督「この艦から砲撃はできますか」

仁淀「もう船内からほぼ全艦降りてしまったので、コンピューター制御のミサイルなら」

南提督「それであの生物の攻撃をお願いします」

南提督「海上の全員は自分が逃げることだけ考えてください」

無線<無駄ですよ、だれも逃がしませんから>

無線から南提督の声が聞こえてくる

南提督「だれだ!」

無駄<フフフ、そんなことを気にしている場合ですか>

ドシン…ドシン…

無線<ほら大切な艦娘達が踏み砕かれていきますよ>

先程全身を凍らされた艦娘達を怪獣が踏み潰しながら、まだ生きている艦娘の方へと歩いていく

南提督「止めろ!!」

無線<船も艦娘も逃がすなレイキュバス>

「いやだ…いやだ…」

仲間をバラバラに踏み砕きながら向かってくる様子は残ってる艦娘の心を折るのに十分だった

「ハァ…ハァ…」

辛うじて氷から抜け出した艦娘は二番艦の方へと一目散に向かっていく

無線<船も艦娘も逃がすなレイキュバス>

レイキュバスと呼ばれた怪獣の目の色が青から赤に変化する

ピュンピュンピュン

それと同時に今度は口から冷凍ガスではなく火球を撃ち出す

ドォオオン

「ア"ア"ア"アァァァァァ…ァ……ァ………」

火球の直撃をくらった二番艦は乗り込もうとしていた艦娘を巻き込みながら爆発、轟沈

氷に張り付けられていた艦娘は火球をくらい蒸発、艤装すら残って居なかった

今日はここまで、ラッキースケベのほのぼの回デシタネ

因みにユーちゃんの着替えはメンテが27時半までかかるとか言われてイラついてやった後悔はしてない

イベント単純計算で最低42隻必要なんで情報がある程度揃うまで書きたいと思います

防衛鎮守府、倉庫

あきつ丸「…」

わるさめ「…」

明石が出ていってから沈黙が続いていた

コンコン

あきつ丸「どなたでありますか」

「エリアルベースです」

どうぞと言いながら鍵を開ける

ガチャ

あきつ丸「なんの御用でありますか?」

エリアルベース「わるさめさんと話したいんですが」

あきつ丸「話すぐらいなら構わないでありますが」

エリアルベース「それでできれば鉄格子の中に入って話したいんですが」

あきつ丸「それはできないのであります」

あきつ丸「この深海棲艦は戦闘能力はなしとされてるでありますが、人形である以上他の人や艦娘を人質にとるなどの可能性はありますから」

エリアルベース「戦闘能力はなし…ですか?」

わるさめ「…」

エリアルベースはわるさめと直接会ったことはないが義足を作る際に少し手伝っており、明石達が悪のりで作った艤装に関しても知っている

エリアルベース(それは着けられたままですね…どういうことでしょうか)

わるさめの艤装は通常の艤装同様、自在に出し入れが可能だが意図してそうしたわけではないが仕舞うと艤装の事を知っている人が確認しないと気づくことは難しい

あきつ丸「どうかしたのでありますか?」

わるさめ(マズイ)

わるさめは別に隠していたわけではないが(戦闘能力なしと判断されていたのは今知った)もし武器を隠し持っていたと知れたらどうなるかはわからない

エリアルベース「深海棲艦の身体を詳しく調べてみたいので中に入らせてください、お願いします」

あきつ丸「そういわれましても…」

エリアルベース「艦載機も出してれば不意をつかれることもありませんから」

あきつ丸「…わかったのであります」

エリアルベースはわるさめと直接会ったことはないが義足を作る際に少し手伝っており、明石達が悪のりで作った艤装に関しても知っている

エリアルベース(それは着けられたままですね…どういうことでしょうか)

わるさめの艤装は通常の艤装同様、自在に出し入れが可能だが意図してそうしたわけではないが仕舞うと艤装の事を知っている人が確認しないと気づくことは難しい

あきつ丸「どうかしたのでありますか?」

わるさめ(マズイ)

わるさめは別に隠していたわけではないが(戦闘能力なしと判断されていたのは今知った)もし武器を隠し持っていたと知れたらどうなるかはわからない

エリアルベース「深海棲艦の身体を詳しく調べてみたいので中に入らせてください、お願いします」

あきつ丸「そういわれましても…」

エリアルベース「艦載機も出してれば不意をつかれることもありませんから」

あきつ丸「…わかったのであります」

エリアルベースはファイターEXを発艦させると檻の中に入りわるさめへと近づく

わるさめ「アノ…」

エリアルベース「艤装もってますよね」

わるさめ「…ハイ、デモ隠シテタワケジャナクッテ!」

エリアルベース「静かにしてください」

エリアルベース(艤装を隠し持ってたとしれたら流石にマズイですよね)

今ここで渡してもらおうにも、あきつ丸に見られてしまっては意味がない

エリアルベース(でも放置するわけには)

わるさめの艤装はマキシマを使ったものであり燃費が悪いなど色々問題はあるが一発の威力で言えば戦艦並、もしくはそれ以上なので放置するわけにはいかない

エリアルベース「わかりました、でも無条件に信じることはできません、だからPALを置いていきます」

エリアルベース「もしマキシマ・オーバードライブが起動しようとしたら攻撃をします、いいですね」

わるさめ「ハイ」

エリアルベース「もう大丈夫です、ありがとうございました」

エリアルベース「それと普段の様子もデータに録っておきたいのでこのコを置いていっていいですか」

あきつ丸「構わないでありますよ

エリアルベース「それじゃあ失礼しました」

↓3、どこを見てみる
1、防衛鎮守府(艦娘指定)
2、艦(艦娘指定)
3、南方海域

甲板

艦はできるだけ早く着くために敵勢海域近くギリギリを航海しているため常時二隻の艦娘か甲板で見張りをしているのである

秋月「…」

男提督「おい、そんなの見てたら見張りの意味がないだろ」

男提督は秋月が見ていた物を取り上げる

秋月「っ…返して!」

取り返そうと飛びかかるが男提督は反射的に飛び退き手は空を切り秋月はそのままバランスを崩して転んでしまう

男提督(あっちゃ~)

男提督「悪い大丈夫か?」

手を差し出すが、秋月はそれを無視して立ち上がる

秋月「返してください」

男提督「返すが…この写真はなんだ」

秋月「…」

男提督「写ってるのはお前と照月とあと一人は誰だ秋月型だろうが冬月じゃないな」

秋月「…初月です」

男提督「なるほど、撮ったのは冬月ってところか」

秋月「貴方には関係ないです」

男提督「そうだな、確かにお前がどんな写真を持ってようと関係ない…が、お前この任務の内容わかってるだろうな」

秋月「…」

男提督「残ってる者の救援であって怪獣退治じゃない」

秋月「…」

男提督「私情を挟むな…っていうのは無理だろうが行動によって起きるメリットデメリットを考えろよ」

秋月「…艦娘として復帰できないであろう冬月を見捨てたみたいにですか」

男提督「…あぁ、そうだよ」

「提督それはどういうことですか!?」

男提督の後ろに見張りの交代のために来たアートデッセイと阿武隈がたっていた

秋月「失礼します」

すれ違い様に写真を取り返すとそのまま部屋へと走っていってしまった

アートデッセイ「さっきいってた秋月ちゃんを怒らせた余計な事について詳しく話してもらえるッスか」

阿武隈「そうです説明してください!」

今日はここまで
イベントが艦娘の使いどころを誤ると詰んでしまいそうで手が出せないでいます


明日の再開安価

↓3、どこを見てみる
1、防衛鎮守府(艦娘指定)
2、艦(艦娘指定)
3、南方海域

すみません
照月は防衛鎮守府じゃなく旧△鎮守府
大和は間宮共々、鎮守府に居るので今回は選択不可です

直下再安価

選択可能艦娘

防衛鎮守府
武蔵・長門・陸奥・金剛・比叡・霧島・榛名・ローマ・イタリア 赤城・蒼龍・飛龍・翔鶴・瑞鶴・大鳳
龍驤・祥鳳・瑞鳳・飛鷹
那智・足柄・羽黒・プリンツ五十鈴・那珂・夕張・大淀 如月・初雪・曙・暁・響・雷・電・時雨・夕立・春雨・五月雨・朝潮・不知火・雪風・天津風・浜風・島風・Z1・Z3・libeccio
明石

艦内
ビスマルク・アートデッセイ・U511・加賀・秋月・阿武隈・青葉

アートデッセイ「今の話を詳しく」

男提督「悪いけど飯まだだから後でな」

アートデッセイは服をつかんで止めようとするが、男提督はヒラリとかわしながら艦内に入ってしまう

男提督「見張りはしっかりな」

阿武隈「ちょっと提督ぅ!」

アートデッセイ「阿武隈さん、さっき秋月ちゃんが言っていたことはどういうことッスか」

阿武隈「あ、あたしもなんの事だか」

アートデッセイ「さっきの話だと、生きていた冬月ちゃんを男提督が見捨てたみたいに聞こえたッスけど」

阿武隈「そんな事ないわ、照月ちゃんを助けたのはあたしだけど…照月ちゃん以外に生存者はいなかったから」

救助の時の光景を思い出したのか少し青ざめながらもはっきりを応える

阿武隈「それに、男提督はセクハラはしてくるし執務室にえっ…へんな本を隠してたりするけど、それだけなんだからぁ」

アートデッセイ「えーと、それだけじゃ不味くないッスか?」

アートデッセイ「艦娘の命を最優先に考えて行動してるのはわかったッスけど、ならなおさらさっきの話はどういうことなんッスかね」

阿武隈「わかりません…」
ーーーーーーーーーーーーーーー
ラウバル

「士官、この基地に艦が一隻向かってきてます」

士官「本土から来る予定には早すぎる、どこの艦だ」

「それが、前線のところの物です」

士官「あの海域を自力で抜けたのか…、すぐに連絡をとれ」

「はっ!」

↓2、どこをみる?
1、防衛鎮守府(艦娘指定)2、提督達の艦(艦娘指定)
3、南提督達の艦?
4、ラウバル基地

通信士「こちらラウバル基地、応答してください」

無線(南提督)<こちら前線基地の南提督です>

通信士「ご無事で何よりです」

無線(南提督)<これ以上待っていると自力での脱出が不可能になってしまったので、危険でしたが自力での脱出を試みました>


通信士「そのまま港に入ってください」

無線(南提督)<はい、それと救援の件についてはどうなっていたのでしょうか>

通信士「明後日の朝には本土から救援の部隊が到着してましたよ」

無線(南提督)<そうですか、それはタイミングが悪かったですね>

通信士「なに言ってるんですか、皆さんが無事だったんですからよかったんですよ」

無線(南提督?)<いえ、ラウバルをゆっくり落としてから本土に向かうつもりだったのですが>

通信士「…なにを言ってるんですか?」

無線(南提督?)<レイキュバスに基地機能を麻痺させたら後は深海棲艦に任せて直ぐに本土に向かうとしますよ>

次の瞬間、ラウバル基地に火球が雨のように降り注いだ

「なにが起きた!?」

「火薬庫に火が、消火を!!」

艦はラバウルの港に止まることなくそのまま過ぎ去って行く

「士官は!?」

「北東より深海棲艦が近づいてます」

「活動可能な空母は全艦抜錨しろ」

司令塔が居なくなった基地の指揮系統は滅茶苦茶になっていく

無線(?)<ついでよ、目障りな蝿も落としてあげなさい>

レイキュバスは艦載機とそれを操る空母をめがけ火球を放ち焼き払うと艦を追うように海へと入っていった

↓2、どこをみる?
1、防衛鎮守府(艦娘指定)
2、提督達の艦(艦娘指定)
3、南提督達の艦?

防衛鎮守府、倉庫前

春雨「…」

ウロウロ…ウロウロ…

春雨はわるさめが居る倉庫の前を行ったり来たりを繰り返していた

提督の艦娘たちはわるさめと会うのは、あきつ丸が許可をしたとき以外認められていない

春雨(お願いしても合わせてもらえないよね…)

あきつ丸「…」

春雨「何か理由をつけて…でも…うぅ……」

あきつ丸「何をしているでありますか?」

春雨「ひゃうっ!? あの、これは、わるさめちゃんとは、別に…あの、あの」

突然声をかけられ、パニックになる

あきつ丸「別に責めているわけではないので落ち着くであります」

春雨「は、はい…あの、別になにかしようとしていたわけじゃ…ないです」

あきつ丸「あの深海棲艦に会いに来たのでありますね」

春雨「た。たまたま通っただけで」

あきつ丸「会いに来たのでありますね」

春雨「…はい」

あきつ丸は自分の手帳を取り出すとそこに何か書き込んでいる

春雨「なにをしてるんですか」

あきつ丸「一応、何時に誰が会ったかを記録しているであります、それでは入っていいのでありますよ」

春雨「え! いいんですか?」

あきつ丸「はい、自分にいってもらえればかまわないでありますが」

春雨「合わせてもらえないと思ってました」

あきつ丸「合わせる気がないなら態々こんなところまで連れてこないのでありますよ」

その夜

↓2、どこみる
1、防衛鎮守府、食堂
2、防衛鎮守府、倉庫
3、提督達の艦、食堂
4、提督達の艦、甲板
5、南提督の艦?

提督「…」モグモグ

U511「…///」モグモグチラチラ

秋月「…」モグモグジロリ

男提督「…」モグモグ

加賀「…」モグモグ

阿武隈(うぅ…気不味い)

※ビスマルクとアートデッセイは見張り中

青葉「あの、何かすごく空気が重い気がするんですけど何かあったんですか?」

「…」

青葉の問いかけにも誰も応える者は居ない

青葉「ここのご飯美味しいですよね、何でも作ってる人は調理師学校いって有名なレストランで働いてたらしいですよ」

「…」

阿武隈(誰か反応してあげてよ、青葉さん完全に無視されて泣きそうじゃないですかぁ)

そう考えてる阿武隈もこの重い雰囲気に喋り出せないでいるわけだが

青葉「えっ…、そ、そうだー、提督さんって特撮好きで結構知られてるんですが何で好きなんですか、昔から好きなんですか? 特に何が好きとかもあったら教えてください!」

提督「え? あぁ、息子が好きだったんだよ」

青葉「息子さんですか、何歳なんですか?」

提督「9才だったよ」

青葉「…だった?」

提督「五年前深海棲艦が攻めてきたときにたまたま鎮守府に来ていてね、その時に妻と一緒に死んだよ」

加賀「…」

加賀が青葉の事を睨み付け、睨み付けられた青葉は肩をビクッと震わせる

青葉「す、すみません…」
加賀「…チッ」

阿武隈(青葉さぁぁん!! 状況を悪くしないでくださいよ!)

青葉「さ、さっきアートデッセイさんに話しを聞いたんですけどアートデッセイさんにも妹がいるらしいですね」

秋月「…」ピクッ

青葉「そう言えば秋月ちゃ
阿武隈「青葉さぁん!! アートデッセイさんについて"部屋で"詳しく話し聞かせてください!」

今日はここまで

393の言うように安価先に選ばれたところは情報が入るので今後地雷回避しやすいようになってます(ラバウルとか)
ただ全く無意味な安価もあります

安価、安価です

とりあえずクラーコフの容姿を決めときたいので(性格などは奪還できればまた安価取りますので容姿以外は下にずらします)
↓3、4、5、クラーコフの特徴

中肉中背は本来の意味でいいんですよね?(勘違いしている人も多いので)

白髪、ゴツい艤装、中肉中背、アルビノなので遠目には深海棲艦に見えそうですね

銀髪と白髪の差…
銀髪(アートデッセイ)は翔鶴、白髪(クラーコフ)は雲龍の髪の色合いでぐらいの差ですかね
アルビノなので真っ白な肌に赤いお目目

身体は中肉中背なので、アートデッセイよりも低く体(の一部)は小さく、エリアルベースよりは高いし大きいぐらいで、実際のサイズと反比例してる



甲板

アートデッセイ「んあ~~~」ノビー

提督「お疲れ」

アートデッセイ「あっおはようございます」

提督「おはよう、ここからは部屋で休んでてくれ」

アートデッセイ「あとどれぐらいで着くんッスか?」

提督「このペースなら夜にはラバウルに着けるそうだ」

アートデッセイ「それじゃそれまでしっかり休んでおきま…」ピクッ

提督「どうした?」

アートデッセイ「進行方向、500㎞先から何か向かって来てるッス」

提督「深海棲艦か?」

アートデッセイ「…いや、サイズからすると艦艇ッスね」

提督「なんだ、報告は受けてないぞ…アートデッセイはそのまま見張りを続けてくれ」

アートデッセイ「了解」
ーーーーーーーーーーーーーーー
艦内、司令室

提督「どうですか?」

船員「流石に距離が離れすぎていて、無線も届きません」

提督「そうですか」

船員「どうしますか? 艦艇なら敵の可能性は低いですが」

↓2、提督はどうする
1、このまま無線の届く距離まで接近
2、艦載機による偵察
3、気付かれないように島陰に隠れて様子を見る

提督「無線を借ります」

提督「アートデッセイ、聞こえるか?」

無線(アートデッセイ)<はい、どうでした?>

提督「離れすぎていてわからないそうだ、ただちに艦載機を飛ばして偵察してくれ」

無線(アートデッセイ)<了解ッス>
ーーーーーーーーーーーーーーー
ビスマルク「正体不明の艦艇が向かってきているんですって?」

青葉「ラバウルからの艦じゃないんですか?」

提督「そしたら尚の事連絡が来るはずだ、アートデッセイどうだ」

アートデッセイ「やっぱり艦艇ですね、日本海軍の物ッス」

ガッツウイング1号からの映像がPDIに映し出される

阿武隈「この艦艇は、前線基地に配備されていたものです」

提督「ほんとか?」

青葉「はい、基地を囮に怪獣を一体倒した後、皆でこの艦ともう一隻に乗って海上に避難してましたから」

提督「だったら余計にんでこんなところに…」

アートデッセイ「自力で脱出したんじゃないッスか?」

ビスマルク「それが難しいから救援に来たんじゃないの」

アートデッセイ「ガッツウイング経由で連絡とれるッスけどどうします?」

提督「頼む」

アートデッセイ「こちら本部の提督のところに所属しているアートデッセイッス、応答してください」

無線<ザザッ…ザッ、こちら前線基地の南提督です>

青葉「南提督、無事だったんですねよかったです!」

無線(南提督)<…すみません、無線の調子が悪くて、誰ですか?>

青葉「青葉ですよ、青葉」

提督「悪い後にしてくれ、我々はこれから南方海域に貴殿方の救援に向かうところだったんですが」

無線(南提督)<はいラバウルの士官から話は聞いています、すみませんお手数をおかけして>

提督「それはいいんですが、状況を教えていただきたい」

無線(南提督)<救援がいつ来るかもわからない状況で、燃料も残りすくなくなってきたので全滅を避けるために練度の高い艦娘を連れて強行突破したんです>

無線(南提督)<本当ならそのまま残した艦娘達の救助に行きたかったのですが…、かなりのダメージを負ったため救助は貴殿方に任せて本土の方に向かわさせてもらっているんです>

提督「そうでしたか、わかりました、残りの艦娘達の救助は任せてください」

無線(南提督)<よろしくお願いします>

提督「と言うことだ、予定通りラバウルに向かう、全員配置に戻ってくれ」
ーーーーーーーーーーーーーーー
それから2時間後

U511「ビスマルク姉さん、船が見えてきた」

ビスマルク「そうね、船体には損傷はないみたいだし大丈夫そうね」

直ぐに提督達の乗っている艦とすれ違い、そのまま本土の方へと進んでいく

U511「………あれ?」

↓2、アートデッセイは誰のところに行く?
1、阿武隈
2、青葉
3、U511

艦内、食堂

U511「アートデッセイさん」

アートデッセイ「なんッスか、ユーちゃん?」

U511「あの…さっきの艦艇の映像ってもう一度見れるのかなって」

アートデッセイ「見れますけど…どうしたんッスか?」

U511「ちょっと…さっきすれ違ったときに、おかしいなって」

アートデッセイ「ちょっとまっててくださいッスね」

PDIを開くとさっきのガッツウイング1号からの映像と通信が再生される

U511「やっぱり…」

アートデッセイ「なんかあるッスか?」

U511「この艦、おかしいって」

加賀「なにをしてるの」

アートデッセイ「加賀さん、さっきの通信の時の映像を確認してるんッスよ」

加賀「なんでそんなことを?」

アートデッセイ「なんかユーちゃんがあの艦がおかしいって」

加賀「どこがかしら?」

U511「はい、さっきすれ違った時に見張りの人が誰も見当たらなくって、おかしいなって」

アートデッセイ「この映像でも誰も写ってないッスね」

加賀「確かに見張りを出さないのはおかしいですね」

U511「ですよね!」

アートデッセイ「でも、南提督は普通に通信にでてたッスよ」

加賀「…これは提督に伝えた方がいいわね」
ーーーーーーーーーーーーーーー
提督「なるほど…たしかにおかしい」

アートデッセイ「どうするんッスか?」

男提督「どうするも、このまま真っ直ぐラバウルに向かうに決まってるだろ、追いかけてもこの艦とあの艦の速度はほぼ同じだ追い付けない」

アートデッセイ「私達が直接追いかければ追い付けるッスよ」

男提督「取り残されてる艦娘が最優先だ!」

ビスマルク「私たちの指揮をとるのは提督であって貴方じゃないわ、提督どうするのかしら」

提督「今なら艦を追いかけて戻ってきてもこの艦がラバウルに着く頃には合流できる」

男提督「…」

男提督は無言のまま司令室から出ていった

ビスマルク「なによあの態度は」

男提督「アートデッセイとユーと↓3は艦を追いかけてくれなにもなかったら直ぐに戻るように、ラバウルで合流しよう」

「了解」

↓3、追いかけるメンバー(アートデッセイ、U511固定)
ビスマルク、加賀、青葉の中から0~2人

今日はここまで

今回は今までとは違い敵は上方修正してます、能力じゃなく数が


それと聞きたいのですが
安価をちょくちょくとるなら投下時間はある程度まとめた方が良いですかね
それとその場合はどの時間帯が一番人いるんでしょうか?

基本今まで通りでいきますが、安価が多めの時はなるべく投下予告をした上で20~24時にしたいと思います(努力目標)

それと戦闘システムの変更はやめました、複雑になるだけでそこまで利点がなさそうなので…

それと今回、話の区切りを入れ忘れて強さ判定もわすれてましたので今さらながら

強さ判定、↓1、2、3コンマの最大値×1.3
ゾロ目なら(向こうが)開幕先制ボーナス

防衛鎮守府

倉庫

PAL<zzz

倉庫の扉がノックされると、中の人の返事も待たずに扉が開かれる

雪風「おじゃまします!」

春雨「し、失礼します」

入ってきたのは春雨と雪風であった

雪風「はじめまして、雪風です」

わるさめ「ワルサメデス」
あきつ丸は倉庫に入ってくる二人が何か箱を持っているのに気が付き尋ねる

あきつ丸「それは、なんでありますか?」

雪風「これです!」

箱から(失敗時によく出てくる)ペンギン型のかき氷機を取り出す

あきつ丸「夏氷でありますか」

わるさめ「?」

あきつ丸「氷に甘いシロップをかけてつくる冷菓であります」

箱はクーラーボックスのようになっているらしく氷とシロップも入っていた

春雨「夏も終わりですけど、まだ暑いですし」

特に倉庫は気密性が高いため熱が篭り蒸し暑くなっており、見ればわるさめも少し汗をかいていた

あきつ丸「暑かったでありますか?」

わるさめ「…少シ」

雪風「だから、かき氷です!」

そういいながら勢いよくかき氷機のレバーを回しガリガリと氷を削っていく

春雨「あきつ丸さんは何味がいいですか?」

あきつ丸「自分は結構であります」

雪風「えー、もう4人分作っちゃいました」

机の上には、夜店で使われているようなカップに盛られていた
雪風「あきつ丸さんも食べましょうよ!」

断ろうとしたが、雪風が引く気がないのがわかると断るのはあきらめ食べることにした

あきつ丸「それではみぞれでお願いするのであります」

春雨「わかりました、わるさめちゃんは?」

わるさめがシロップを選んでいる間に、雪風が二つの赤いシロップがかかったカップと白いままのカップを持ってくる

雪風「どうぞ」

みぞれがかかっているであろう色のついてないカップを受け取り礼を言う

あきつ丸「今、カギを開けるであります、PAL」

雪風「開けてくれるんですか!?」

すごく驚いた顔をする、それもそのはずでこんなに簡単に開けてしまっては牢の意味がない

あきつ丸「この対処はあくまで提督殿の鎮守府に戻るまでの臨時でありますから」

この防衛鎮守府は都市防衛の要なので、いくら疑いが低くなっているといっても内部を好き勝手に行動させるわけにはいかないのである

あきつ丸「鎮守府に戻れば、鎮守府内ならある程度自由に行動できるようにするつもりであります」

今日はここまで、イベント参加中のためしばらくろーペースです

パルはまんまあの見た目で、寝るときは原作でシステムダウンしたときのパジャマ姿です

イベントがキツすぎて書いてる余裕がありませんでした…瑞雲はイイゾ、瑞雲は(遠い目)

今日は投下できないと思いますが明日か明後日には投下します

艦内

部屋に戻った男提督を追いかけて阿武隈が部屋に入ってくる

阿武隈「提督どうしたんですか? おかしいですよ!」

男提督「おかしい? おかしいのは怪獣が現れたりしてるこの状況のほうだろ」

男提督の様子は怒っているようにも焦っているようにも見えた

男提督「南提督は仲間を残していくような人じゃあない…むしろ最後まで残るような奴だ」

阿武隈「だったらなおさらさっきの艦艇に確認を」

男提督「もし、もしも何かあったとしたら何故ラバウルからなんの連絡もないんだ、もう一隻の方の船はどうなった」

U-511が言っていた艦艇の異状については男提督も理解している
しかし、異状がもし本当なら、それがどういうことなのか…

阿武隈「…」

男提督「…まぁたしかに知るのが怖いってのはあるけどさ、あの無線の声は間違えなく南提督のものだったろ」

阿武隈「はい、そうですよね…大丈夫ですよね」

そういって阿武隈は出ていったが二人の嫌な予感は消えてはいなかった

防衛鎮守府、倉庫

シャリシャリ

あきつ丸達四人は倉庫にあった長椅子(のようなもの)に座りながらかき氷を食べていた

あきつ丸「しかし、雪風殿は何故この深海棲艦に会いに?」

雪風「いえ、雪風はあきつ丸さんとお話がしたくて来たんです!」

あきつ丸「自分とでありますか?」

雪風「だってあきつ丸さん、食事の時もお風呂の時も全く会わないですから」

あきつ丸「見張りもかねて食事はここで食べているでありますし、お風呂も深海棲艦と一緒に時間をずらして入っているでありますから」

食事は伊良湖に倉庫まで運んできてもらってる

あきつ丸「しかし、自分とはなしても面白いことはないでありますよ」

雪風「そんなことないです! 折角少しの間でも同じ鎮守府にいるんですからもっと色々話したいです」

その後暫く雪風に質問攻めにあい、落ち着いた頃にはちょうど皆かき氷を食べきっていた

春雨「まだ氷もだいぶあまってますけど食べますか?」

雪風「食べます」

あきつ丸「それでは自分もお願いするのであります」

結局四人とも食べることにして二杯目を作った

雪風「あきつ丸さん、またみぞれですね」

あきつ丸は先程と同じみぞれを、春雨はブドウ、わるさめは桃の味を選んでいる

わるさめ「…」

雪風「どうかしました?」

わるさめ「ソレ、ナニ味?」
雪風のかき氷には真っ青なシロップがかけられていた

雪風「ブルーハワイです!」

わるさめ「………ツマリ、ナニ味?」

雪風「…なんでしょう」

あきつ丸「ブルーハワイは元々お酒の名前でありますよ」

雪風「え!? お酒なんですか、これ」

あきつ丸「名前の元は、でありますよ、夏氷のははっきりとした決まりがないでありますから社によって違うのであります」

雪風・春雨「へ~、そうなんですか」

わるさめ(詳シイ…カキ氷好キナノカナ)

とりあえず少ないですが有言実行と言うことで

正確には間に合ってないけど

E-7ラスダン終わり次第続き始めます

オール甲クリアならず、ラスト丙に切りかえ今終わりました…燃料が三桁しか残ってない

ぼくもう疲れたよパトラッシュ、と言うわけで明日から再開するつもりです

青葉「青葉、出ます」

U511「ユー、出撃します」

提督「ラバウルに近づいたらクリッターを刺激しないために長距離無線は使用しないように」

アートデッセイ「了解ッス」

提督「それと青葉、もし異常がなかったらそのまま南提督のほうについてもいいぞ」

青葉「んーそうですね、でもまだ向こうに残っている方たちがいるのでこっちに戻ってくるつもりです」

提督「わかった、三人ともこの海域は奪還済みだが深海棲艦には気をつけろ」

アートデッセイ「もちろんッス、アートデッセイ、launch!」
ーーーーーーーーーーーーーーー
防衛鎮守、倉庫

あきつ丸「そもそも、夏氷の味というのはすべて同じでありますよ」

雪風「…味音痴なんですか?」

あきつ丸「いや、そういうことではないのであります」

あきつ丸「シロップは実は味ではなくにおいをつけているのであります」

春雨「におい、ですか」

わるさめ「?」クンクン

あきつ丸「シロップ自体は甘い味がつけているだけで後は各種類のにおいをつけることでまるでその味がしているように感じさせているのであります」

雪風「錯覚ってやつですね!」

あきつ丸「そもそも夏氷のように冷たいものは細かい味がわかりにくいでありますから」

雪風「…つまり、雪風達はいままで騙されていたと!」

わるさめ「ソレハ、違ウト思イマスヨ」
ーーーーーーーーーーーーーーー
海上

青葉「ユーさんはドイツ艦でしたね、改めまして青葉です今回はよろしくお願いしますね」

U511「Auf gute Zusammenarbeit」

青葉「えっとなんて意味ですか?」

アートデッセイ「こちらもよろしくって事ッスよ」

U511「すいません、ついドイツ語で…」

青葉「大丈夫ですよ、ビスマルクさんもそうですけど海外から来た艦娘も増えましたね~」

青葉「レーベさんにマックスさん、プリンツさん、ビスマルクさん、ユーさん、リベッチオさん、リットリオさん、ローマさん…あとザラさんとポーラさんとグラーフさんも先日、日本に来たそうですからもう11人も」

アートデッセイ「そんなにいたんッスね、でもビスマルクさんとユーちゃんとこの前来たって三人の他は石室司令のところにいますよね」

青葉「あぁ、海外艦のみなさんも石室司令も優秀ですから」

U511「…」

青葉「最初は海外艦は全員石室司令に任せることも考えられてたらしいんですが、これから先もっと多くの艦娘が来る可能性とかを考慮して今の配属になったらしいです」

アートデッセイ「それにしても青葉さんっていろんな話を聞いたり、知ってたりしてるッスね」

青葉「実は艦隊新聞を書いてるんですよ、それでネタになればといろんな話を聞いてるんです」

青葉「ちょこっと余計なことにまで頭突っ込んで呉からラバウルに飛ばされたりもしたんですけど…まぁ、そのおかげ南提督や今の仲間とも出会えましたし」

アートデッセイ「今度読ませてもらって良いッスか」

青葉「もちろんですよ、その時は海外艦+アートデッセイ、エリアルベースさんで特集を書きたいですね~」

WRYYYYYY、青葉の梅雨限定ボイスが可愛すぎで最高にハイってやつです

撮られられなれてない青葉の撮影会したい

↓2、視点(選択はメインの視点ってだけで他のところの様子もでます)
1、提督
2、アートデッセイ
3、エリアルベース

一番大切な、今日はここまで、を書き忘れてた

安価はここから↓2

海上、提督達の乗っている艦内

提督「もうすぐラバウルへの通信可能範囲に入る」

提督「しかし、先程とアートデッセイ達にも言ったがクリッターを刺激しないようここから先はレーダー等の電波を発する機器の使用は控えるように」

加賀「そうすると艦載機や電探は使えませんね」

提督「あぁ、だから到着までの間は全員で海上の警戒を行ってくれ」

提督「といっても、敵勢海域からは遠いから大丈夫だろうが」
ーーーーーーーーーーーーーーー
甲板

加賀「…」

ビスマルク「どうしたのよ、いつも以上に恐い顔して」

加賀「…いや、提督は大丈夫と言っていたけど怪獣が相手だから気を引き締めていただけよ」

加賀(胸騒ぎがするわ、なにもなければいいけど)


↓1コンマ、索敵
00~89、異常なし
90~99、海上に何か…

アートデッセイ「もうすぐ南提督達に追い付くッスよ」

青葉「…」

アートデッセイ「…大丈夫ッスよ、通信はちゃんととれてたんッスから」

青葉「そう…ですよね」

アートデッセイ「ユーちゃんも大丈夫ッスか?」

U511「ひゃ、はい、大丈夫です」

ーーーーーーーーーーーーーーー
提督達の艦内

船員「ソナーに反応があります」

船員2「反応が弱い、魚だろう」
ーーーーーーーーーーーーーーー
海中

「キィシィ」

提督の乗っている艦に深海棲艦でも魚でもない生物の群れが近づいていた

↓1コンマ、索敵
00~74、異常なし
75~99、海上になにか

阿武隈「あの、提督」

提督「なんだ?」

阿武隈「もし、青葉さん達の方で何かあったりした場合はどうするんです?」

提督「その時は艦載機を飛ばすようにいってある、最速なら30分程度でこっちまでこれるはずだ」

↓1コンマ、索敵
00~49、異常なし
50~99、海上に何か

U511「前方、艦が見えました」

青葉「じゃあ通信を」

アートデッセイ「待ってほしいッス、先に艦載機を飛ばして様子を確認をします」

アートデッセイ「ガッツウイング1号発艦!」

バシュ
ーーーーーーーーーーーーーーー
秋月「島が見えてきました」

↓1コンマ、索敵
00~24、異常なし
25~99、海上に何か

秋月「あれ?」

ビスマルク「どうかしたの秋月」

秋月「なにか島の様子、おかしくないですか?」

ビスマルクは島の様子を確認しよと双眼鏡を取りに行く


加賀「提督、10時の方向、200m先に人が浮かんでます!」

提督「なんだと!」

海上を見ると女性が救命用の浮きにつかまって漂っていた

阿武隈「あれは…仁淀さん!?」

提督「知り合いか?」

阿武隈「はい、南提督のところの艦娘です」
ーーーーーーーーーーーーーーー
南提督の艦

アートデッセイ「見張りがいないッスね…」

青葉「…やっぱり、何かあったんでしょうか?」

アートデッセイ「これから通信をいれるッスけど、ユーちゃん一応潜って待機しといてください」

U511「了解です」

アートデッセイ「さて…南提督さん聞こえてるッスか? こちら提督のところのアートデッセイッス」

阿武隈はすぐに海に入り仁淀の救助に向かい、艦へと引き上げた


阿武隈「男提督を呼んできます」

仁淀「…」

提督「暫くは目を覚ましそうにないな…とにかくラバウルにいって」

ビスマルク「どうやらそれは無理みたいよ」

双眼鏡で島を見ながらビスマルクが言う

提督「どういうことだ」

ビスマルク「ラバウル基地が壊滅してるわ」

提督が島を見るとあちこちから煙が立ち上っているのがわかった

男提督「それで、どうするつもりなんだ?」

提督「まず状況をかくにんする、上陸できそうなら上陸して生存者の救護を行う」

加賀「上陸は難しそうです」

渡された双眼鏡を覗くと多数の深海棲艦が確認できた

提督「見つからないうちに一度離れよう」

進路変更を船員に伝えようと有線の通信機を手に取る

通信機「…」

提督「…誰も出ない?」

船員の誰も出ないなど、通常ありえない
皆、既にこの艦にも何かが起きていることを確信する

秋月「どうするんですか」

艦内へと続く扉を見ながら尋ねる

ビスマルク「確認しに行くしかないでしょ」

加賀「だけど深海棲艦がいつくるかもわからないし、仁淀さんを放ってはおけないわ」

ビスマルク「でも、このままラバウルに近づいたら勝ち目はないわ」

艦内で何が起きているか確認するにはリスクがあるが、なにもしなければラバウルに近づいていく

提督(どうする…)

"艦内"捜索メンバー
↓2、3、4、(なし、ダブりは人数が減ります、最低一人)

なし、加賀、ビスマルク、秋月、阿武隈

今日はここまで、というか既に寝落ちしてました…

索敵は

一回目、二回目までがラバウルからそこそこ遠いところで意識のある仁淀さんを拾う(艦内の異変も回避)

三回目、艦内異変発生(ラバウルまでは余裕あり)

四回目、ラバウルまで近い+艦内異変あり

五回目(00~09でミス)、ラバウルから敵接近+艦内異変あり

六回目(00のみミス)、五回目+男提督とそれを呼びにいった阿武隈がもどってこないぞ…※生きてます

七回目(00のみミス)、強制索敵成功、そりゃ深海棲艦の攻撃が来てれば気づくさ、男提督と阿武隈が…

みたいな感じで考えてました六回目以降はいかないだろって高をくくってましたが

提督「この艦を捨てるわけにもいかない、艦内を捜索する」

提督「阿武隈達は仁淀の側について周囲の警戒にあたってくれ」

阿武隈「わかりました」

提督「私とビスマルクは下層部を、秋月と加賀は上層を捜索してくれ」

一同「了解」
ーーーーーーーーーーーーーーーー

海上

無線(南提督)<聞こえて、ます、何かありましたか?>

アートデッセイ「すれ違った時も今も見張りをたてていないッスけどどうかしたんですか」

無線(南提督)<艦娘の皆さんも、疲労が、たまっていたので、レーダーによる、見張り、のみにしていたんです>

アートデッセイ「たしかに危険な海域じゃないッスけど…見張りに回す艦娘ぐらいならラバウルから回してもらうとか出来たんじゃないッスか?」

無線(南提督)<それは、お願いしたんですが、断られて、しまいまして>

アートデッセイ(何か違和感があるんッスよね…)

無線(南提督)<それより、貴女方が、こちらに来て、救助は、大丈夫なんですか?>

アートデッセイ「これから全力で戻って合流するッスから心配しないでください」

アートデッセイ(何か違和感はあるッスけど、艦に上がる時間はないし異常と言える程のことはないッスし)

アートデッセイ「戻りますか」

青葉「…あの、音がちょっとおかしい気がするんですけど」

無線(南提督)<そうですか? こちらからは、なんとも、ないんですが>

アートデッセイ「多少攻撃を受けたみたいッスから機材の調子が悪いんじゃないッスか?」

青葉「ノイズとかじゃなくって、もっと…なんか違うところの違和感というか…」

アートデッセイ「違和感…!」

PDIを取りだし通信時の音声データを確認する

アートデッセイ「青葉さん、大当たりッスよ」

青葉「?」

画面には音声を周波数と時間で表した所謂、声紋が表示されている
そして、その波形は言葉の途中途中に不自然に途切れていた

アートデッセイ(合成音、これは怪しいを通り越してもう何かあるって判断していいッスよね)

アートデッセイ「さてどうするッスかね」

↓2、どうする
1、南提督に直接問い詰める
2、一同引き下がってこっそり乗り込む

アートデッセイ「それでは気を付けて」

そういって通信を切り、艦から少し距離を取る

青葉「あの、アートデッセイさんさっきのは」

アートデッセイ「あの通信で喋っていたのは偽者ッス」

青葉「え?」

アートデッセイ「あの声は合成音だったんッス」

そう言いながら、スノーホワイトを発艦し提督達に向けて飛ばす

青葉「待ってくださいよ、じゃあ本物の南提督はどうしたんですか!」

アートデッセイ「…わからないッス、ただあの艦を本土には向かわせちゃいけない、だから乗り込んで艦を停め、偽者の正体を暴くッスよ」

青葉「…」

アートデッセイ「青葉さんはユーちゃんと待っててください」

アートデッセイはそのままマキシマ・オーバードライブを起動させると飛び上がり甲板に降りる

「キィシィ!」

甲板に降りた音を聞き付けどこからともなく黄色い目に緑色の皮膚をした半魚人が何匹も現れる

アートデッセイ「正体表したッスね」

提督達の艦内、下層部

提督「酷いな…」

ビスマルク「えぇ…」

艦内には船員の死体が至るところに転がっていた

ビスマルク「この傷跡、深海棲艦ではないわね」

船員の死因ははっきりしないが圧死や窒息死だと思われる

提督「気を付け
「キィシィ!」

ビスマルク「gesicht nach unten!」

ドォン

飛び出して来た半魚人を撃ち抜く

ビスマルク「提督こそ、私から離れないでね」

提督「あぁ、ありがとう、ただ…敵の数もわからないいじょう戦闘は控えた方がいいかもな」

撃ち飛ばされた半魚人はその先にあった部屋の扉まで突き抜けていた

提督(しかし、ディゴンってことはさっきの南提督の通信は…)

音を聞き付けディゴンが集まってくる

提督「ここじゃ囲まれる一度隠れよう」

甲板

男提督「ラバウルに仁淀…どうやら最悪のパターン、いやそれ以上になっちまったみたいだな」

阿武隈「そうなると南提督も…」

ドォン

阿武隈「きゃっ!?」

艦内から砲撃音が聞こえてくる

男提督「やっぱり中に何かいるみたいだな」

阿武隈「そうみたい

「キィシィ!」

外からも先程の半魚人が多数上がってくる

阿武隈「な、なにコイツら!?」

男提督「さぁな」

バンッ、バンッバンッ

拳銃で半魚人の一匹の目、喉、胸と急所部分を撃つが効果はない

男提督「チッ…」


"開戦"
↓3、視点
1、アートデッセイ
2、提督
3、男提督

アートデッセイはガッツハイパーガンでディゴンを撃ち抜いていく

アートデッセイ(合成音で話していたのはコイツらじゃない)

アートデッセイ「南提督、貴方が偽者なのはわかってるッスよ、こんな雑魚いくらだしても無駄ッス、諦めて姿を表したらどうッスか!」

無線(南提督)<そうですか、それでは満足できる相手をだしてあげますよ>

青葉「なにこれ!?」

アートデッセイ「青葉さん!?」

青葉がいる海上を見ると海が凍りついていた

無線(南提督)<さぁ、レイキュバス相手をしてあげてください>

ザバン

海中から蟹のような甲殻類の見た目をした怪獣、レイキュバスが現れる

青葉「ひっ!?」

レイキュバスが迫るが足の艤装ごと凍りついているため青葉は逃げられない

↓3、アートデッセイはどうする(視点変更する場合は+変更先)
1、艦載機発艦(選ばれた場合更に直下で種類指定)
2、通常兵器によるレイキュバスへ砲撃
3、デラック砲によるレイキュバスへ攻撃

アートデッセイ達のHP◆◆◆◆◆◆◆
提督達のHP◆◆◆◆◆◆
男提督達のHP◆◆◆◆

搭載数
ガッツウイング1号×5
ガッツウイング2号×4
ドルファー202×3
スノーホワイト(発艦済み)
XIGファイターSS×1
クリムゾンドラゴン×2
ブルートルネード×1

今日も夜に投稿します

それと、戦闘に関して二点変更を

一点目は艦種ごとの変更はごちゃっとなるし大変なのでやめたのですが
通常艦娘が◆×6に対し、人が◆×4で~達となってる場合は平均値をとってます
それでアートデッセイがいる場合は+1します。はい、主人公補正です

二点目は、視点先になってない戦場のHPなんですが、放置しておくと7回の選択で死ぬ仕様は不味いかなと
そこで安価ですが

1、安価先のコンマが一定値以上(だいたい50以上、相手の強さにより多少変化)
2、艦娘のトータルHPから一ずつ減少

のどちらがいいですか?
他に何か案があればいってください
ただ、減少なしはヤバイところは放置すれば良いってなってしまうのでなしです
↓5まで多数決で(代案がでてそっちのが良いと思った場合は同じIDなら変更を認めます)

書き途中になってました
1は
1、安価先のコンマが一定値以上(だいたい50以上、相手の強さにより多少変化)でダメージなし
です

安価はここから↓5

488が書いてくださった、今までスルーしていた別視点もすべて書いていこうと思います

順番は選択によって他の所にも影響があったりするのでランダムになると思います

アートデッセイ「てりゃあ!」

攻撃が当たり、レイキュバスは怯み数歩後退するが体に目だった傷はつかない

アートデッセイ(ダメージは少そうッスね)

アートデッセイ「青葉さん大丈夫ッスか!?」

青葉「はい、足までは凍ってないですが艤装がくっついちゃいまして」

アートデッセイはガッツハイパーガンを取りだし溶断用のレーザーのカートリッジに取り変えくっついている氷を溶かす

青葉「ありがとうございます」
ーーーーーーーーーーーーーーーー
阿武隈「これならどぉよ!」

ドン

阿武隈の砲撃によって二匹の半魚人を吹き飛ばす

阿武隈「よし」

ドンドン

続いて数発の砲弾を撃ち、近づいていた半魚人達を吹き飛ばす

阿武隈「このまま一気に」

男提督「まて、これ以上砲撃するな」

阿武隈「でも放っておいたらどんどん登ってきますよ」

そう言っている間にも何匹もの半魚人が上がってくる

男提督「砲弾の数を考えろ、どのみち全部は倒せないだろ」

阿武隈「そうですね」


↓2、男提督はどうする
1、阿武隈に仁淀を連れて艦からはなれてもらう
2、仁淀を連れて三人一緒に艦内を逃げる
3、艦内を二手に別れて逃げる

アートデッセイ達のHP◆◆◆◆◆◆◆
提督達のHP◆◆◆◆◆◆男提督達のHP◆◆◆◆

男提督「阿武隈、お前は仁淀を連れて艦から離れろ」

阿武隈「提督はどうするんですか」

男提督「俺は艦内残るって提督達と合流する」

阿武隈「危険です、一緒に」

男提督「この状況を伝えなきゃ行けないし、二人も抱き抱えてじゃ逃げられないだろ」

半魚人達が迫るなか早口で命令を伝えると男提督は艦内に続く扉へと走って行く

阿武隈「提督!」

男提督の背後から半魚人が飛びかかる

男提督「なめんな!」

飛びかかってくる勢いを利用しながら半魚人を投げ飛ばす

男提督(重!!)

拳銃も効かないのでは関節等を同じであろうが、投げ飛ばすことならできる…と言ってもダメージは皆無だが数秒の足止めにはなる

男提督「心配するな、行け!」

阿武隈「はい」

阿武隈は仁淀を抱き上げると半魚人のいない場所から海に降り全速力で艦から離れる

男提督「行ったな」

「キィシィ…」
「キィシィ…」

ぞろぞろと半魚人が男提督を取り囲んでいく

体重190kg、身長230㎝の巨体をそう易々とは投げ飛ばせないし、複数同時にこられては一溜まりもない

男提督「広い場所じゃ不利だな」

そう考え艦内に入り、鍵を掛ける

男提督「これですこしは時間が」

「キィシャア」

男提督「マジかよ…」

通路の先には二匹の半魚人がおり男提督へと向かって来ていた

向かってくる半魚人に対して男提督も走り、衝突する直前、壁のパイプ蹴りジャンプ、さらに半魚人の背中を蹴り飛ばしながら(天井に少し頭をぶつけながら)一気に二匹を飛び越える

男提督「いった!?」

男提督(奴等力は強いがそこまで俊敏じゃない、このまま逃げて提督達と合流して艦から離れればどうにかなる)

前方の部屋の中に半魚人が居るのが見えた

男提督(後ろ向いてるし気づく前に…

船員「た、助けてくれ!」

部屋の中にいた半魚人の他に船員もおり、首を絞められ今まさに殺されそうになっていた

男提督「くそっ!」

船員を助けるべく体当たりをするが半魚人はびくともしない

船員「ぁ…ぐ…」

男提督(何かないか…消火剤!)

近くにあった消火剤のホースを手に取り半魚人に向けて放出、それに驚き船員から手をはなす

男提督「おい大丈夫か!?」

返事はなく、脈を確認するも、既に船員は死んでいた

男提督(あと少し早ければ…)

ガタ…

「キィシィ」

船員を殺した半魚人が今度は男提督を標的にせんと手を伸ばすが男提督はそれをかわしながら体勢を崩し倒す

男提督(切り替えろ、逃げることに専念しないと)

ガッ

男提督「!!?」

通路にいたもう一匹の半魚人に気付けず不意打ちを喰らってしまう

男提督「この…くっ」

投げ飛ばそうとするも、先程の半魚人も男提督を押さえつけにかかる

男提督「く…そ…」

なんとか振りほどこうとするも、全く振りほどけない

男提督(し…ぬ)

さっきの船員の姿が頭にフラッシュバックする

男提督「!」

通路を曲がった先から秋月が出てくるのが見えた、驚いている秋月の表情を最後に男提督の視界は闇に包まれた
ーーーーーーーーーーーーーーーー
加賀「数が多いわね…」

加賀と秋月は隠れてなるべく戦闘を避けながら艦内を進んでいた

秋月「どうしますか、艦自体は損傷はないみたいですが」

加賀「判断をするのは提督だけど、この人数では航行は難しいわ」

機械化が進み航行に必要な人員の数は大きく減ったが、提督達だけでは動かせない

加賀「とにかく提督達と合流しましょう」

下層部へと向かおうとしたところで外から砲撃音が聞こえる

秋月「今の…外からですよね」

加賀(深海棲艦が来た? それともさっきの奴等が甲板まで)

加賀「貴女は甲板に向かって、私も提督達と合流したらすぐに向かうわ」

秋月「わかりました」

加賀はそのまま階段を下ら下層部へ行き、秋月は甲板に出るべく通路を戻る
ーーーーーーーーーーーーーーーー
プシャアアア

甲板に向かうべく通路を進んでいた秋月だが、途中で何かが噴き出す音が聞こえる

秋月(ちょっと遠回りになるけど、誰か無事な人がいるのかも)

半魚人が出てきても良いように臨戦態勢を保ったまま音のする方へ走っていく

秋月「!?」

角を曲がると男提督が二匹の半魚人に襲われていた


↓2、秋月はどうする
1、男提督が巻き添えの危険があるがその場から砲撃
2、近付いて砲撃
3、近付いて引き離す

アートデッセイ達のHP◆◆◆◆◆◆◆
提督達のHP◆◆◆◆◆◆
男提督のHP◆◆
(阿武隈、仁淀退避)

今日はここまでです

秋月「やらせません!」

走って一気に距離をつめると首を絞めている半魚人をうち飛ばす

秋月「大丈夫ですか」

男提督「ゴホッ…ゴホッゴホッ…」

無事を確認するともう一匹の半魚人も撃ち[ピーーー]

男提督「ハァ…ハァ…どれぐらい落ちてた?」

秋月「一瞬です、ここから離れましょう」

阿武隈達が艦から離れたことを知ると甲板に出るのを止め、下層部の提督達と合流するべく進みだした
ーーーーーーーーーーーーーーーー
海上

ドォン…ドォン…

青葉「全く効いてないですよ」

アートデッセイ「かなり固い甲羅ッスね…これならどうッスか」

アートデッセイはガッツウイング2号を発艦させるとデキサスビームを発射する

アートデッセイ「どうだ!」

レイキュバス「キィイィィィ」

多少のダメージは受けているだろうが、その甲羅を貫く程ではない

アートデッセイ「デキサスビームも効かないッスか」

無線(U511)<アートデッセイさん、艦が!>

レイキュバスを相手にしている間に艦が進んで行く

アートデッセイ「あんなやつらを連れていってどうするつもりッスか」

無線(南提督)<人間が野蛮で下等なくせに思った以上にしぶとかったので自分達で動くことにしたんですよ>

青葉「偽者がその声で勝手なことを言わないでください!」

無線(南提督)<偽者とは失礼ですね、私はスヒューム、宇宙で最も優れた生命体ですよ>

わざなのか元の南提督の話し方を忠実に再現しているだけなのか丁寧な口調で名乗った

アートデッセイ「あの程度で倒せるとでも思ってるんッスか」

半魚人達はたしかに普通の人間にとっては驚異だが艦娘だったら十分対処できるレベルである

無線(南提督)<あれだけでは無理でしょうが、多少混乱を引き起こせば後は深海棲艦や怪獣達が勝手に暴れてくれますよ、ラバウルのようにね>

青葉「ラバウルのように!?」

無線(南提督)<えぇ、レイキュバスに基地機能を麻痺させましたので今頃は深海棲艦の拠点になっているのではないでしょうか>

青葉「ま、不味いですよ、ホントならラバウルに行った提督達は敵陣のど真ん中にいることに」

アートデッセイ「落ち着て、ここは提督達を信じましょう…にしても宇宙で最も優れた生命体サマの割りにはセコい戦い方ッスね」

無線(南提督)<野蛮で下等な生き物に同じく野蛮で下等な生き物の相手をさせる、自然なことではないですか?>

スヒュームと名乗った声の主は別段、深海棲艦の味方と言うわけではなく利用している程度の認識なのであろう

アートデッセイ「味方でもないんで使えるものは使うって考え方にとやかく言うつもりはないッスけど」

アートデッセイ「させる気もないッスよ!」


↓2、アートデッセイの行動
1、デラック砲で艦を攻撃
2、艦載機を発艦し艦を攻撃(艦載機指定)
3、デラック砲でレイキュバスを攻撃


アートデッセイ達のHP◆◆◆◆◆◆◆
提督達のHP◆◆◆◆◆◆
男提督達のHP◆◆◆◆
(男提督に秋月合流)

搭載数
ガッツウイング1号×5
ガッツウイング2号×4(一機発艦済み)
ドルファー202×3
スノーホワイト(発艦済み)
XIGファイターSS×1
クリムゾンドラゴン×2
ブルートルネード×1

生存報告

最近時が過ぎるのがはやい、携帯が完全に壊れてしまったのでパソコンからです(酉が違ってても本人です)
いろいろあってプロットも含め全データが消えてしまい試験も重なって書けませんでした、まだしばらくかけないかもです、すみません。

大変お待たせしました明日のテストが終わったら書き始めます
明日には投稿できないと思いますが、水曜日までには投稿しようと思います

アートデッセイはデラック砲を離れて行っている艦に向けるが青葉がその邪魔をする

青葉「待ってください、中にまだ生存者がいるかも!」

アートデッセイ「艦内にいる敵の数からみて中に隠れてる人がいるとは…」

先ほど甲板に上がった時に一瞬であるが透視装置で艦内を確認したが大量のディゴンで埋め尽くされていた

青葉「で、でも…」

無線(南提督)<安心してください、艦内にディゴン達以外に生きている者はいませんよ>

馬鹿にするようにアートデッセイたちに言い放つスヒューム

アートデッセイ「そこまで言うならお望み通り沈めてやるッスよ!!」

アートデッセイは水平線ギリギリにいる艦を撃つため地面から10メートルほど浮きデラック砲を向ける

キュイイイイイイイ

アートデッセイ「デラック砲発射!!」

イイィィィィ…ィィ……ィ……

アートデッセイの発言とは裏腹にデラック砲は発射されない

アートデッセイ「どうしたんッスか!?」

自らの偽装を確認するが燃料弾薬もまだあるし故障もしていない

青葉「後ろ!!」

振り向くとレイキュバスがその大きな挟みを振り上げており、アートデッセイは回避するためにマキシマの出力を上げようとするが、デラック砲同様に反応せずアートデッセイはそのまま挟みで凍った海に叩きつけられる

青葉「大丈夫ですか!?」

すぐにアートデッセイに駆け寄る、アートデッセイはかなりのダメージは喰らっていたがまだ戦闘できないほどのものではなかった

アートデッセイ「ぅぐ…な…にが…」

ラバウル沖、艦内

提督達は上に上がるための階段近くで隠れていた

ビスマルク「ねぇ提督、ユーたちは大丈夫かしら…」

提督(ラバウルには深海棲艦、艦内にはディゴン…となれば南提督が乗っているはずのあの艦にはスヒュームとレイキュバスがいると考えるべきか)

ラバウルとこの艦の状況を考えれば南提督の艦が何もないはずがない

提督(人工太陽はない、アートデッセイならレイキュバスに十分対抗できるだろう…問題はスヒュームだが…)

提督「今は信じて自分たちのこの状況を切り抜けることに専念しよう…大丈夫、アートデッセイもいるんだ」

ビスマルク「そうよね」

カツンカツン

階段を何者かが下りてくる音に二人は警戒を強める

提督・ビスマルク「加賀!」

上から降りてきたのは提督達を探すために秋月と別れた加賀であった

加賀「よかった二人とも無事みたいね」

提督「秋月は?」

加賀「男提督のほうに向かわせたわ、上層は人型の謎の生物に占拠されています」

提督「下も同じ状態だ船員も全員殺されていた」

加賀「どうしますか? このままだと後数分でラバウルからの敵艦載機の攻撃を受けますが」

提督「そうだな…」

艦はまだ動いており、操舵室か機関室に行けば止めるなり方向を変えるなりはできる

提督(しかし、この人数ではその後の航行は不可能…だが海中にはディゴンが潜んでいるかわからない…)

↓2、提督はどうする
1、とりあえず男提督たちと合流
2、艦の進行方向を変えるために操舵室に
3、艦を止めるために機関室に

アートデッセイ達のHP◆◆◆◆◆
提督達のHP◆◆◆◆◆◆
男提督達のHP◆◆◆◆

今日はここまでです
柔道も体操もさすがでしたねー…はい、オリンピックみてて遅れましたスイマセン
これからはパソコンで書いていくので書き方が少し変わったりミスがあるかもしれません、見づらくなってたりするところはどんどん指摘してください

次回は明日を予定してます(今度は嘘じゃないです)

提督「この艦を止めるために機関室に向かう」

機関室は下層部後方にあるため先に進まなくてはならない

ビスマルク「二人とも下がってて」

建物内では艦載機は飛ばせない(正確には飛ばせるがすぐに墜落してしまう)のでディゴンの相手はビスマルクがするしかない
ーーーーーーーーーーーーーーーー
同艦内

提督達が機関室に向かってから数分後に秋月達も階段へとたどりついていた

秋月(司令達にも加賀さんにも会わなかったけど…まだ下にいるのかしら)

秋月「司令達がまだ下層部にいるとしたら機関室に向かっているはずです、向かいましょう」

男提督「……」

秋月の言葉に反応することなく男提督は首をさすりながら階段の下を見つめている

秋月「男提督?」

男提督「…いや、下層部には向かわない」

秋月「何言っているんですか、早く合流しないと」

男提督「この艦を止めるなら提督たちだけで十分だ、それより船体上層に破損が見られない以上、敵が侵入したのは下層と考えられるそんなところに全員が下りるのは危険だ」

秋月は一瞬驚いた表情をすると、すぐに険しい表情に変わる


秋月「危険だから行きたくないと言っているんですか?」

なるべく落ち着いていったつもりであったが秋月の口調は明らかに強くなっていた
男提督の先ほどの発言は秋月には「危険なことは提督たちに任せてこのまま逃げてしまおう」と言っているようにしか聞こえなかった

男提督「そうじゃ…」

秋月「その命令は聞けません元々、後で合流することになっていますので行かせていただきます」

男提督「おい!」

秋月「怖いのならここら辺に隠れていてください、あいつらは配管上などには上ってこれないようですし」

男提督は秋月を止めようとするが、聞く耳を持たずにそのまま階段を下りて行ってしまう

ーーーーーーーーーーーーーーーー
海上

レイキュバス「キィイィィィ」

倒れている、アートデッセイを叩き潰そうとレイキュバスが近づいて来る

青葉「立ってください」

肩を借りて立ち上がるが、走っているだけではすぐに追いつかれるためレイキュバスの注意をそらすようにガッツウイング2号に命令する

アートデッセイ(でも何が…)

距離をとっている間にもアートデッセイは自身の艤装を確認する燃料・マキシマの出力その他諸々のハード面には一切以上はなかった

アートデッセイ(ならシステムエラーッスか?)

システムのほうを確認するとすぐに原因が判明する

アートデッセイ「なっ!? どういうことッスか!!」

青葉「どうしたんですか!?」

アートデッセイの艤装には外部からの強制命令が下されておりすべての機能を停止状態にされていた

アートデッセイ(そんなことがあるはずは…外部からの命令はダイブハンガー以外からはできないはずッスよ)

当然だが、ダイブハンガーは存在しないし、そもそもこの世界のコンピュータではアートデッセイの艤装に搭載されているコンピュータと性能に大きな差が存在するためアートデッセイ側からはともかく外からアートデッセイ内部につなぐことは難しい

無線(南提督)<途中で面白ものを拾いましてね>

アートデッセイのPDIに映像が送られてくる、そこにはウネウネとうごめくクラゲやイカのような触手が映し出されていた

アートデッセイ「カニの次はイカッスか、海上じゃなくて食卓で会いたいッスね」

皮肉にしか聞こえないが半分本心である

青葉「アートデッセイさんこの触手に何か絡まってます」

巻き付かれていてほとんど見えないが腕と艤装の一部が触手から覗いていた

アートデッセイ「!?」

その艤装にはデザインの変更があったため見慣れてはいないがよく知っている文字が刻まれたマークが刻まれていた

アートデッセイ「TPC…クラーコフッスか」

スヒュームにとらえられていたのはネオフロンティア時代に移り強化再編されたTPC・GUTSの移動要塞として作られた正式名称クラーコフNF-3000であった

青葉「どういうことですか?」

アートデッセイ「これはッスね…」

説明しようとしたところで背後から爆発音がして振り返ると、ガッツウイング2号が黒煙を上げて墜落していくところでだった

アートデッセイ「とにかく、海中にいるコイツをどうにかしないと私の艤装は使えないってことッスよ!」

レイキュバスを警戒しつつ早口で青葉に状況を伝える

青葉「でもどうやって」

アートデッセイ「…任せるしか無いッスね」

無線を極短距離のものに切り替え海中、氷の下にいるはずのU511だけに無線をつなげる

アートデッセイ「ユーちゃん、お願いします」
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海中

通信を受けたU511はスヒュームが潜んでいるであろう海底を覗く、そこは分厚い氷に太陽が阻まれているのも相まって潜ったら浮上できないと錯覚するほど真っ暗であった

心臓の鼓動が早まる、別にU-511は出撃や深海棲艦相手に怯えるほど弱くはない
しかし、自分に重要な役割が与えられることは少なく、ましてや今の様に仲間の命がかかったものは初めてだった

U511(ユーが…やるの?)

無線の向こうから青葉が無茶だと言っている声が聞こえた、ユー自身そう思う

U511(でも…やらなきゃ)

U511「ユー行きます」

無線(アートデッセイ)<お願いします>

海底に向けゆっくりと潜水を開始した
ーーーーーーーーーーーーーーーー
海上

青葉「潜水艦一隻で怪獣の相手なんて自殺行為ですよ!」

アートデッセイ「でもそれ以外手が無いんッス」

しかし、向こうも何もしないわけではない、レイキュバスが二人を片付けるために近づいてくる

アートデッセイ「こっちはこっちで集中するッスよ」

使用可能なガッツハイパーガンを構えつつレイキュバスに向かい合う

↓2、アートデッセイたちはどうする
1、レイキュバスへと向かいながら左右に分かれつつ攻撃
2、艦載機発艦(1種類、数指定)
3、凍ってない海上に向かって撤退

アートデッセイ達のHP◆◆◆◆◆
提督達のHP◆◆◆◆◆◆
男提督のHP◆◆◆

搭載数
ガッツウイング1号×5
ガッツウイング2号×3
ドルファー202×3
スノーホワイト(発艦済み)
XIGファイターSS×1
クリムゾンドラゴン×2
ブルートルネード×1

アートデッセイ「左右に別れましょう」

青葉「了解しました!」

その言葉を合図に二人は全力でレイキュバスの左右に走り出す

レイキュバス「キィイ!?」

基本的に大した知能のないレイキュバスは二手に分かれたアートデッセイたちのどちらに狙いを定めればよいか判断がつかずに戸惑い動きが止まる
ーーーーーーーーーーーーーーーー
ラバウル沖、艦内下層部

ピチャ…ピチャ…

ディゴンたちが入ってきた穴が近いのか床には海水がたまっていた

「キィシャア」

ビスマルク「チッ数が多いわね」

表れるディゴンを文字通り吹き飛ばしていく

提督「大丈夫か?」

ビスマルク「大したことはないけど、この調子で出てこられると弾が持たないわね」

加賀「ここが機関室ね」

何とか機関室までたどりついた提督達だがすでにビスマルクは弾薬の大半を使い果たしていた

提督「明けるぞ」

ビスマルクが砲身を向け無言でうなずくと扉を勢いよく開ける

ビスマルク「…中にはいないようね」

機関室の中も若干浸水していることを除けば普段通りであった

提督「ならさっさとこの艦を止めてみんなと合流しよう」

そういって提督は制御装置を操作し始める

「あれ、どうするんだっけな?」

「提督早くしてください」

「いや、昔一度習っただけだから…」

キシィ…

「ちょっと早くしないと、またあいつらが来るわよ」

ピチャ…ピチャ…

「そうだそうだこれをこうして…」
ーーーーーーーーーーーーーーーー
提督「よし、止まった」

ビスマルク「それじゃあさっさと…」

扉の付近で警戒していたビスマルクが振り返ると加賀に襲い掛かろうとしているディゴンを発見し艤装を構えるが下手に撃てば加賀も危ないし機械にもあたるかもしれない

加賀「大丈夫よ」

つかみかかるディゴンの腕をかわすと相手の勢いを利用して投げ飛ばす

ビスマルク「流石ね」

キィシィ…キィイ…

物陰からゾロゾロとディゴンたちが出てくる

加賀「どうやらここの何処かから侵入しているみたいね」

↓1、提督達はどうする
1、侵入場所を探す
2、深追いはせずに機関室から離れる

アートデッセイ達のHP◆◆◆◆◆
提督達のHP◆◆◆◆◆◆
男提督のHP◆◆◆

提督「放置していても敵が増える一方だ、侵入場所を探して塞ごう」

ビスマルク「わかったわ、加賀これを使って」

そういうと副砲を加賀に渡しディゴンたちが現れたほうへと足を進めていく
ーーーーーーーーーーーーーーーー
「キィシィ」

数体のディゴンが現れるがそれに対しては相手をせず、先に進んで行くと浸水が一番進行しているところに行きつく

提督「ここか」

元から段差になっているのか、それとも真下に穴が開いているのかはわからないが足がつかないほど深い

提督「水中を確認するから周りを見張っててくれ」

加賀「わかったわ」

上着だけを脱いで先ほど拾った懐中電灯を持って潜る

防衛鎮守府、司令室

少し騒がしくなっている部屋の中に石室司令が入ってくる

石室「どうした」

五十鈴「ラバウルからの艦が一隻こちらに向かっています」

石室「何か連絡は?」

飛鷹「南提督とその艦隊が乗っているそうで、負傷者も多いので鎮守府内の母港に入れてほしいと」

石室「……」

↓1、コンマ
00~29、わかった、鎮守府内に誘導しろ
30~49、鎮守府外の港に停泊
50~99、…いや、その場で停止させろ

石室「…いや、その場で待機させて防衛線に待機している艦娘に艦に行くように連絡してくれ」

五十鈴はその命令に従いすぐに連絡をとる

陸奥「どうかしたんですか?」

石室「何か嫌な予感がしてな」
ーーーーーーーーーーーーーーーー
海中、深度100m

既に自分の周り数メートルしか確認できないほど暗くなっている

U511(ソナーに反応なし…)

視覚が頼りにできない海中ではソナーに頼るしかない

U511(もっと深いところなのかな…)

U-511の潜水可能深度は約350メートル

U511(深度…130…50…70…90…200)

人の体になってから艦だったころと違い限界が文字通り肌で感じられるので限界ぎりぎりまで潜ることが可能なので大戦中の頃より深く潜れるようになったがそれでも400メートルは潜れない

U511(もしそれ以下の深度にいるとしたら…)

U511「!」

そんな考えが頭をよぎった時にソナーに反応がある

U511(反応が小さい? 魚…じゃないよね、こっちに向かってくる)

反応から探している怪獣のものではないことが分かり、安心が半分、落胆が半分といった気持ちになるが、すぐにその反応がこちらを目指し移動していることに気が付き警戒する

ピカッ

海中ではないはずの人工的な光が差し込む、その光源はミニチュアのような小さな青い潜水艦であった

U511「これは…艦載機?」

現れた小さな潜水艦に対しU-511はアートデッセイが使っている艦載機と似たようなものを感じた

潜水艦は目の前まで来たと思ったらUターンして離れていく

U511(ついてこいってこと、なのかな)

このまま闇雲に探していてもいたずらに時間が過ぎていくだけと判断し、とりあえずついていくことにした
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ラバウル沖、艦内

提督「だめだ、水中だし穴が大きすぎる…」

浸水箇所を確認から戻ってきた提督が待っていた二人にづける
二人のそばにはディゴンの死体が十数体転がっており侵入箇所はここだけではないのかもしれないとも提督は考えていた

提督「とりあえず、この区画を閉鎖しておこう、少しは時間が稼げるはずだ」

今日はここまで、E-3でダブルダイソンと戯れる日々です。
イベント海域攻略中は今ぐらいな感じでちょくちょく投下していきます
とりあえず明日も投稿予定

ビスマルク「そうしたいんだけどね…」

加賀「もう弾薬が残ってないわ」

どうするか考える間もなくディゴン達が近づいてくる音が聞こえる

提督「一度隠れよう」

入り組んだ機材や配管の陰に身を隠そうとした時、提督の足がつかまれそちらのほうを見る

「キィシィ」

水中から顔を出したディゴンと目があった瞬間、そのまま水中に引き込まれそうになり近くにいた加賀は提督の腕をつかむ

提督「痛い痛い!!、加賀痛い、でも離さないで」

提督の発言をうるさいと一蹴すると一気に引き剥がす

提督「っ~~!!」

腕を無理な形で引っ張られ亜脱臼をおこしたが、それを気にする暇もなく浸水部分から離れる

タンタンタン

逃げる提督達の前から足音が近づいてくる

ビスマルク「加賀、艦載機は使えないの?」

加賀「無茶いわないで」

加賀達弓道式の発艦方法ではある程度広い空間が必要であるし旋回できる幅が無ければ着艦ができない
提督はディゴンを倒すことが目的ではないので出てきた瞬間に体勢を崩して突破しようと考え二人に目配せをすると、二人も同じことを考えているようで頷いた

タンタンタン

ビスマルクは飛び出した人影の足を思いっきり蹴り飛ばす

「ひゃ!?」

ビスマルク「あら?」

ディゴンを蹴るつもりで思いっきり蹴ったビスマルクであったが相手がそれよりもずっと軽かったため、ビスマルクはそのまま勢い余ってしりもちをつき、蹴られた相手は一回転して背中を床に打ち付ける

秋月「いてて」

提督「秋月!」

秋月「司令! それに皆さんも!」

飛び出してきたのは秋月であり、蹴ってしまったビスマルクの謝罪もそこそこに秋月とともに機関室を離れた

今日はここまで、妖怪Ⅰ残る怖い…明日(正確には今日)も投稿します
明日は安価をする予定なのでそんな遅くならないうちに投稿したいとおもってます

南提督が乗っているとされる艦に二人の本部所属の艦娘が近づいており、石室司令官はその二人に警戒するようにと伝えていた

だが、そんな警戒も空しく艦にはすでに誰もおらず、"乗っていた者"達は海中から次々と陸へ上がっていた

それから数分後、異常を知らせる警報が鎮守府に鳴り響いた

防衛鎮守府、司令室

石室「どうした」

飛鷹「訓練場からの連絡で鎮守府に無数の生物が侵入しているそうです」

五十鈴「艦を確認に行っていた者からの報告で、艦内には誰もいないそうです」

石室「そいつらが乗ってきたということか…、総員戦闘態勢、空母は偵察機をだして敵の勢力の確認をさせてくれ」

すぐに命令が鎮守府中に伝わり、すぐに本部にも情報が届いた

防衛鎮守府、倉庫

あきつ丸「何かあったようでありますな」

倉庫は鎮守府の隅にあるため(また内部にスピーカーがないため)騒がしさは伝わってくるが詳しい情報が伝わってこない

あきつ丸「そこで、待っていて…といっても元より出られないでありますな」

わるさめをそのままにあきつ丸は事態を確認するため、倉庫から出て行った
ーーーーーーーーーーーーーーーー
深度350m

U-511の限界深度ギリギリにスヒュームは居た

U511(嘘でしょ…)

そこにいたのはU-511の想像よりはるかに大きい怪獣であった

U511(これを相手にするの…)

実際にはあくまでクラーコフの救出が目的なのだが
今はまだ敵に気づかれていないが救う時には当然気づかれる、もしその触手ので締め上げられたら人が虫を潰すように簡単につぶれてしまうだろう

U511(先につかまってる艦娘を探そう)

一先ずどう助けるかは考えずにクラーコフの場所を探すことにした、当然触手に触れれば気づかれてしまうため間を縫うように泳いでき此処まで案内してくれた小さな潜水艦もそのあとに続いていた
ーーーーーーーーーーーーーーーー
ラバウル沖、艦内

機関室からでてディゴンに遭遇しないよう慎重に上に上るための階段

加賀「男提督は?」

秋月「階段のところで隠れてもらっています」

今日はここまで、ほんとは安価を入れたかったんですが、今日は久々に動いたせいで筋肉痛なのか風の引きはじめなのか全身が痛いのでここまでにします
明日は体調が回復していれば投稿します

少し寝込んで昨日はバイトだったので書けませんでした(まだ少しのどの調子が悪いです)
イベントも突破したので明日は今回なくて困った速吸を掘りながら投稿しようとおもいます。

訂正>>550

機関室からでてディゴンに遭遇しないよう慎重に上に上るための階段

機関室からでてディゴンに遭遇しないよう慎重に周囲を警戒しながら進んでいた

半ば置いてきた形になるが、ついてこなかったとこを見ると男提督は隠れていることにしたのであろうと秋月は判断した

提督「弾薬はどれぐらい残ってる?」

秋月「7発です」

敵と遭遇するときの距離的に考えても秋月が外すことはほぼないが、艦内の敵が残り七匹以内と考えるのはあまりにも楽観的過ぎる

ビスマルク「これからどうするの?」

提督「この艦で待つか離れるか…」

加賀「待つとしたら補給が必要ね」

秋月「でも海中にさっきの奴らがどれだけいるかわかりませんよ」

提督「幸い航行速度が遅い艦がいないから一気に離れれば少なくともさっきの奴らには追い付かれないだろう」

提督「でも深海棲艦に追われたらまずいな」

加賀「そうね、私たちだけならともかく提督達を連れてとなると難しいわね」

ビスマルク「とりあえず、離れるにしても待つにしても早く決めないと」

提督「そうだな」

↓2、提督たちはどうする
アートデッセイ達のHP◆◆◆◆◆
提督達のHP◆◆◆◆◆
男提督のHP◆◆◆

選択肢がないけどこっちで考えろって事かな?
なら全員で艦から離れてアートデッセイ達や阿武隈達と合流しよう
艦内を出る際に男提督とも合流出来たら男提督も連れて行って

スイマセンミスです、選択しありでやるつもりでした…けど、とりあえず>>559の阿武隈達と合流まで採用します(アートデッセイとは離れてるのでそこはまた別に)

とりあえずここまでで、さらにプラスで直下で

弾薬を補給しに行く
補給せずにできるだけ早く離れる

提督「そうだな…弾薬の補給後、この艦を離れよう」

提督の判断に従い移動を開始する、船の構造上、弾薬庫を経由し男提督と合流し外に出ることとなる

提督「秋月、頼むぞ」

秋月「任せてください」

現在、砲撃翌用の弾薬が残っている(加賀の艦載機用の弾薬は残っているが)のは秋月のみなので秋月を先頭に進んで行く

「キシィ」「キィシァ」

秋月「はぁ!」

ドン…ドン…

現れたディゴンを打ち倒すが、その奥からさらに何体もの近づいてくる足音が聞こえる

加賀「通路を変えましょう」

ビスマルク「チッ、こんなやつら相手に逃げる羽目になるとはね」

提督「武器がないんじゃ仕方がないさ」
ーーーーーーーーーーーーーーーー
防衛鎮守府

あちこちで艦娘がディゴンと交戦している砲撃音が響いていた

石室「避難状況は?」

五十鈴「まだ1割ほどしか」

石室「絶対に町に通すな」

防衛鎮守府、外

天津風「コイツら大したことはないけど…多すぎ!」

Z3「弾薬が切れが起きないようにしないと」

そういっている間にも海からは次々と海からディゴンが上がってくる



倉庫

ダダダダッ

PALによる攻撃をくらったディゴンは倒れる、よく見るとすでに多くのディゴンが牢屋の中に入って倒されていた

わるさめ「ナニガ起コッテルノ?」

PAL<ワカリマセン、タダワタシハモウタマギレデス>

牢屋はすでにディゴンの攻撃によってその機能をはたしていない

↓2、わるさめはどうする?
1、倉庫からでて隠れる
2、倉庫からでて戦う
3、倉庫に残る

わるさめ(ココモ危険ダヨネ…)

わるさめ「隠レルカラ、ツイテキテ」

頷いたPALを抱えると倉庫の扉を開け周りにディゴンたちがいないことを確認すると素早く外に出ていく
ーーーーーーーーーーーーーーーー
本部

「侵入した生物についての情報は!」

「ラバウルはどうなっている!?」

「情報によると侵入した生物はラバウルの艦に乗って来たとのことです」

「となると…」

本部の会議室は侵入した生物と連絡が取れなくなったラバウルのことで騒然となっていた

さらに海上に巨大生物が現れたことについての情報も入ってくる

上官「元帥、よろしいですか?」

元帥「なんだ」

上官「差し出がましいようですが、海上の巨大生物については私に任せていただきたい」

上官の発言に対してほかの上官達が苦言を呈する

上官「次の大規模作戦、まだその計画を疑問視している者も多いそうですので」

「こんな状態で作戦が実行できると思っているのか!」

上官「むしろこんな状況だからこそやる意味がある、それを証明するために任せていただきたい」

元帥「…わかった、よかろう」

上官「ありがとうございます、失礼します」

会議室を出るとすぐに連絡をとる

上官「準備ができ次第出撃してくれ」
ーーーーーーーーーーーーーーーー
海上

アートデッセイ「ハァ…ハァ…大丈夫ッスか?」

青葉「まだ何とか…」

二人はU-511がクラーコフを助け出すのを信じてレイキュバスの攻撃をかわしながら時間を稼いでいた

アートデッセイ(流石にそろそろ限界ッスね…)

二人とも上手く回避しているが砕けた氷などが当たり体中ボロボロであり、それでなくとも氷の冷気と走り回ったことで体力が奪われている
GUTSスーツ同様、耐熱、耐寒、耐衝撃に優れた制服を着ているアートデッセイでこれなのだ、青葉はより消耗しているだろう

↓2、アートデッセイはどうする
1、二人で一度海上に引く
2、青葉だけ、海上に引かせる
3、艦載機を出し一度距離をとる

アートデッセイ達のHP◆◆◆◆◆
提督達のHP◆◆◆◆
男提督のHP◆◆◆

アートデッセイ「一旦氷から離れて距離をとりましょう」

青葉「はい」

二人は今砲とハイパーガンに装填している弾を一気にレイキュバスに撃ち込むと怯んだすきに凍っていない海に降りる

レイキュバス「キィイィィィ」

レイキュバスは二人が海に冷凍ガスをはき凍らせた海を走って追いかける

青葉「流石にこっちのほうが早いみたいですね」

アートデッセイ「冷えた体がもどるまでこのまま海上を逃げましょう、できればユーちゃんが何とかしてくれるといいッスけど」

青葉「あれ? アートデッセイさん、あの蟹の動きが止まりましたよ、あきらめたのかな」

アートデッセイもレイキュバスのほうを見ると、凍らせた海の二人に一番近いところで立ち止まっていた

アートデッセイ「追い回しても無駄だと思ったんッスかね」

おってこないレイキュバスに対して二人も海上で速度を緩め、様子をみる

レイキュバス「キィィ」

二人は気が付いていないが、レイキュバスの目が青から赤色に変わっていた

青葉「なにか、様子が…」

青葉がレイキュバスの様子が変わったと言おうとしたその時、レイキュバスの口から巨大な火炎弾が発射される

アートデッセイ「避けて!!」

二人は即座に回避行動をとるが、火炎弾はすぐそばの海上に着弾し熱風が二人を襲う

今日はここまで、夏風邪って治りがおそいですね咳だけが残ってます

とりあえず明日(今日)もなかなか来てくれない速吸堀をしながら投下するつもりです

忘れ物とかで一日中あちこちはしりまわるはめになってしまって書ける気力がないので明日にします。

提督「あそこの階段を上がってすぐのところが弾薬庫のはずだ」

ディゴンが出てこないうちに(男提督と秋月が分かれた階段とは別の)階段を上ってしまおうと駆け寄るが、その階段からディゴンを下りてくる

加賀「チッ」

間の悪さに加賀が思わず舌打ちをするが、ディゴンたちが向かってくるのは変わらない

秋月「邪魔です!」

回り道をしている時間もないため降りてきたディゴン達を撃ち一気に階段を駆け上がるが、そこにもディゴンたちが待ち構えていた

提督「くそっ、秋月残りは」

秋月「残り2発です」

階段を上がったところにはさっと見ただけで6匹のディゴンがいる

提督「一度隠れてやり過ごすしか」

ビスマルク「そういうわけにもいかないわよ」

ビスマルクの声に振り向くと階段の下からもディゴンたちが迫ってきていた

提督「秋月、行け!」

ドンッ

弾薬庫へと向かう通路にいるディゴン達に砲撃し残るディゴンに体当たりして抜けようとする

ビスマルク「はなしなさいよ!」

加賀「っ…」

提督「ビスマルク、加賀!」

加賀とビスマルクは下から上って来たディゴンに足を通路にいたやつに体をつかまれてしまう

秋月「加賀さん、ビスマルクさん」

秋月が砲をつかんでいるディゴン達に向けて構えるがそれを提督が止める

提督「後一発しかないんだ」

秋月「でも…」

加賀「いいから、早く弾薬庫にっ…」

弾薬庫に近いといっても自分の艤装にあった弾薬を探して戻ってくるまでに多少時間がかかる

秋月「うぅ…」

↓2、秋月はどうする
1、加賀を捕まえているディゴンを撃つ
2、ビスマルクを捕まえているディゴンを撃つ
3、撃たずに弾薬庫に向かう

アートデッセイ達のHP◆◆◆
提督達のHP◆◆◆◆
男提督のHP◆◆◆

秋月「………すいません」

そういって砲身を下げる

ビスマルク「なるべく早くお願いね」

秋月「はい」

早くとは言ったものの、ビスマルクも秋月も戻ってくるまで持たないのはわかっており、秋月の返事も声が震えていた
ーーーーーーーーーーーーーーーー
海中

U511(みつけた)

U-511達普通の艦娘とは雰囲気の違う艦娘が触手に雁字搦めにされ、そこにいた

U511「どうしよう…」

先ほど上から爆発による衝撃があったとおもったらアートデッセイたちとの通信に雑音が多くなった、やられてはいないがダメージを負ったのだろう、なるべく早くこの艦娘を助け出さなければならない

U511(でも、どうやって)

巻き付いてる触手を掃うだけなら魚雷を叩き込めば行けるだろうが、それをして助け出してもすぐにU-511ごとまた捕まえられてしまう

ズゥウウウン

また、上から衝撃はが伝わってくる

U511(早くしないと!)

焦れば焦るほど考えはまとまらない

U511(やっぱりユーにはむり…、でも、一瞬なら…)

あの艦娘経由でアートデッセイの艤装を止めてるわけだから、あの艦娘を助けられなくても一度触手から離せればアートデッセイは艤装を使えるようになるはずである

今日はここまでです
割とクライマックスになってきました、スヒュームってでかいですよね
スヒューム、193m
ガタノゾーア 200m
ゾグ(第一形態) 127m

防衛鎮守府

わるさめ「ネェ、誰カニ連絡ハトレナイ?」

PAL<…ムリデス>

わるさめはほかの建物の陰に隠れながら移動していた

わるさめ(ドウシヨウ…)

できれば事態が解決し次第、倉庫に戻りたいと思ってるが、状況が確認できないためどうしようもない

わるさめ(砲撃音ガ聞コエルカラ、マダ解決シテナイハズダケド…)

移動しようとして建物の陰から周りを確認すると多数のディゴンを見つけすぐに身を隠す

そして慎重にもう一度覗くと最初はわからなかったが、ディゴンは二人の艦娘を囲んでいた

「くそ、弾切れだ」

「ひっ、来ないで……何なのよこいつら」

体格からすると(一応体格と艦種は関係ないはずなのだが)駆逐艦であろう二人のうち一人は完全に戦意を喪失していた

「しっかりしろ」

「こんな奴らと戦うなんて聞いてないわよ!」

そんなことを言っている間にもじりじりとディゴン達が近寄ってくる

わるさめ(アノママダト…)

周りを見るが辺りにほかの艦娘は見当たらない

↓2、わるさめはどうする
1、隠れている
2、助けに入る
3、助けを呼ぶ

わるさめ「…PAL、艤装ヲ使ウヨ、ニューマキシマオーバードライブ始動」

その声と共に艤装を展開し、建物の陰から飛び出すのと同時にディゴンを撃ち抜いていく

「きゃあ!」

襲われていた二人はわけもわからず、とりあえず身を屈め、わるさめはその間に残りのディゴンを仕留める

「なにが…」

銃声が止まったのに気づき顔を上げると取り囲んでいたディゴンはすべて倒されていた

「た、たすかっ…きゃあ!」

戦意喪失していた方の艦娘がわるさめに気が付きしりもちをつく

「く、駆逐棲姫!?」

もう一人がとっさにしりもちをついた艦娘の前に出て砲を向けるが、そもそも弾は入ってないので攻撃はできない

(くそ、深海棲艦まで侵入してるのか)

助けられているのだが、本人にとってはむしろ危機感が上がっていた

わるさめ「…」

「ひっ」

向けられた敵意に若干悲しそうな顔をするが、二人、特に元々怯えていた方の艦娘にとっては恐怖を増加させるだけであった

あきつ丸「何をしているのでありますか」

倉庫にわるさめがいないことに気が付きPALの位置情報頼りに来たあきつ丸とエリアルベースが現れ、二人の艦娘はやっと安堵の表情を浮かべる

今日はここまでです。
わるさめの選択肢はまぁ結果見えていたけど入れました(ぞろ目やあえて違うのを選ぶ人もいるかもしれないし)

明日(今日)も投稿します、29、30は台風がやばくなければ投稿できないんで明日は多めに投稿するつもりです

エリアルベース「あの、あきつ丸さん」

あきつ丸「エリアルベース殿は二人を安全なところまで連れて行ってほしいのであります」

PALを一度戻し装弾の補給と今までの状況を確認したエリアルベースがそれをあきつ丸に伝えようとするがさえぎられてしまう

あきつ丸「それとPALはそのまま置いて行ってほしいであります」

完全な部外者である二人がいると話せないと判断したのかエリアルベースもそれに従い二人を誘導していく

あきつ丸「…はぁ」

わるさめ「アノ…ソノ…コレハ…」

あきつ丸「あー、周りを見れば状況は大体わかるであります」

あきつ丸「しかし、その艤装は何でありますか」

わるさめは答えられずに黙ってしまう

あきつ丸「隠しもっていたわけでありますね…となれば貴方の危険性の有無をもう一度しっかり判断する必要があるでありますが…」

わるさめ「…」

あきつ丸はしゃべりながらわるさめに近づいてくる

あきつ丸「今はそんなことをしている暇はないでありますし、なにより戦力は少しでも多いほうがいいのであります」

わるさめ「!」

あきつ丸「そこで貴方にはPALの見張りの下、侵入者の撃退を手伝ってもらうであります」

そういってあきつ丸は自分の帽子と上着を脱ぐとわるさめに渡す

わるさめ「コレハ?」

あきつ丸「そのままの恰好でいては先ほど同様に勘違いを生むでありますからこれを着ていくといいであります」

わるさめは礼を言うとそれを着る

あきつ丸「艤装についての処分はあとで判断するつもりでありますが…もし、この騒動に紛れて艤装を外されてしまったら隠し持っていたことは証明できないでありますなー」

後半がだいぶ棒読みになっていたことに少し可笑しさを覚ええしまうが、あきつ丸は今回の件については目をつぶるつもりらしい

あきつ丸「まぁ何か事情を知っている様子だったエリアルベース殿には後でしっかりとお話をするつもりではありますが…」

迷惑をかけてしまうことになったエリアルベースに対し心の中で謝罪をしつつわるさめはPALと共にディゴン撃退に向かった

ラバウル沖、艦内

男提督「二人ともどけ!」

弾薬庫まで向かうため走りだそうとした秋月達の後ろからいきなり男提督の声が聞こえる

秋月「男提督!」

振り返ると、大量の荷物が乗った台車を全力で押している男提督がこっちに向かっているのが見え、二人は通路の端によって避ける

男提督「オラよっと」

ガシャーン ジャラジャラジャラ

男提督はそのままの勢いで台車をディゴンに衝突させ、衝突させられたディゴンは後ろにいたほかのディゴンたちまで巻き込んで倒れこむ

「キィシャァ!」

数匹ビスマルクたちから引きはがすことこそできたがディゴン達を倒したわけではなくすぐに向かってくる

ビスマルク「なにやってるのよ早く逃げなさいよ」

男提督「いやもう逃げる必要はないぜ」

倒れた台車に乗っていた荷物の一つを秋月に投げる

男提督「俺ができるのはここまでだ後は頼んだ」

投げられたものを受け取ると礼をいうのも後回しにして艤装にそれを装填してディゴンたちを次々と撃っていく

男提督「さっすが」

十数秒のうちに秋月はビスマルクたちや男提督を巻き込むことなく的確にディゴンのみを一掃した

提督「加賀、ビスマルク大丈夫か」

ビスマルク「えぇ、加賀も台車の車輪に足の指を轢かれたこと以外は大丈夫そうよ」

足をおさえて涙目でうずくまっている加賀はなかなかのレアシーンであったが、すぐに痛みは引いたようで今は男提督をにらんでいる

男提督「いや、しょうがないだろ」

男提督が持ってきた弾薬の量は満杯までは言っていなかったため全員で弾薬庫まで行きあたらめて弾薬を補充している

秋月「…弾薬を取りに行っていたんですね」

男提督「弾薬が足りなくなるのは目に見えてたからな」

秋月「さっきは…」

先ほど男提督と別れた時のことを謝ろうとしたとき艦が大きく揺れる

男提督「大丈夫か?」

秋月「は、はい」

大丈夫ですという前にさらに艦が何度も大きく揺れる

提督「どうやら外から攻撃を受けているみたいだな」

ディゴンたちが直接、艦を破壊するとは思えないためおそらくラバウルにいる深海棲艦が近づき攻撃してきたのだろう

提督「皆、この艦を出るぞ」

一同「了解」

弾薬は十分にあるため現れるディゴンをすべて撃ち倒しながら一気にに甲板まで向かっていく

男提督「くそ、すでに敵艦載機に取り囲まれてる」

出口からそとの様子をうかがうと獲物を狙う鳥の様に上空に深海棲艦の艦載機が数十機旋回しており、このまま甲板出ればハチの巣にされるだろう

ビスマルク「あら、これぐらいなら問題ないわよ」

加賀「秋月、行くわよ」

秋月「ハイ!」

そういうとまず秋月が甲板に飛び出すと的確に敵戦闘機を撃ち抜く、それと同時に加賀も甲板に出て艦載機を発艦させる
当然、敵の攻撃機が加賀を狙うがそれも次々と秋月が撃ち落とす

艦載機を発艦しきった後は加賀の戦闘機が残りの敵艦載機を撃ち落とし制空権を確保した

男提督「…いや、嘘だろ」

提督「急げ、今のうちに降りるぞ」

加賀「いえ、それは待ったほうがいいわ」

甲板に出てきた提督たちも加賀が見ている方を見て見ると、そこにはこちらに向かっている深海棲艦の艦隊がいた

男提督「南方棲戦姫…」

秋月「敵は南方棲戦姫一隻、空母ヲ級flagship一隻、戦艦ル級flagship一隻、重巡リ級flagship二隻、軽母ヌ級elit一隻です」

↓2、どうする
1、提督たちを艦に残し戦う
2、提督たちをつれ撤退

アートデッセイ達のHP◆◆◆
提督達のHP◆◆◆

提督「艦内の敵も全部片付けられたわけじゃないし敵も強力だ、ここは撤退しよう」

ビスマルク「どうやって、ボートを曳航してたら追いつかれるわよ」





男提督「こうなるわけか」

男提督を秋月が、提督をビスマルクが抱きかかえた状態で海上を進んでいる

ビスマルク「加賀後ろは任せたわよ」

加賀「わかってるわ」

幸い全員航行速度が速いため敵の射程距離内には入ることはないが、敵艦載機に対してはそうはいかない、そのため追いついてきた敵艦載機を加賀の艦載機が撃ち落としていく

加賀(数か多い…しかし)

ヲ級とヌ級の艦載機の数は加賀の戦闘機だけでは流石に手に余っていた

加賀「一航戦の力見せてあげるわ」

数で劣っていてもそこは練度で補って敵艦載機を落としていく

提督「このまま、あきらめてくれるといいんだが…」

一方、攻めあぐねているはずの南方棲戦姫は余裕の笑みを浮かべていた
ーーーーーーーーーーーーーーーー
海上

アートデッセイ「青葉さん、しっかり」

青葉「うぅ…」

レイキュバスの火炎弾によってやけどを負った青葉を氷上に引き上げる

青葉「青葉はまだ…戦え、ます」

アートデッセイ「これを着てください、寒さがマシになるはずッスから」

そういって着ていた上着を渡す


↓2、アートデッセイはどうする
1、二人でレイキュバスの頭部に集中して攻撃する
2、青葉をおいてレイキュバスを引き付ける
3、艦載機を発艦(種類と数を指定)

アートデッセイ達のHP◆◆◆
提督達のHP◆◆◆

搭載数
ガッツウイング1号×5
ガッツウイング2号×3
ドルファー202×3
スノーホワイト(発艦済み)
XIGファイターSS×1
クリムゾンドラゴン×2
ブルートルネード×1

青葉「ハァ…ハァ…」

アートデッセイ(青葉さんもキツそうッスね)

アートデッセイ「ガッツウイング1号、2号全機発艦! あの怪獣に集中攻撃」

ガッツウイング1号がニードルによってレイキュバスの動きを抑え、2号がデキサスビームを発射する

レイキュバス「キィイ…」

三機のガッツウイング2号のデキサスビームを喰らってもレイキュバスは大した反応を見せない

アートデッセイ(やっぱりあの堅い甲殻を貫くにはデラック砲以上の威力が必要ッスね)

アートデッセイ「青葉さん、ここは任せて隠れていてください」

青葉「すいません…」

アートデッセイはU-511がクラーコフを救い出すまで持たないと判断し、艦載機によって撃破する方法を考えはじめる

アートデッセイ「1号は編隊を組んで2号機を援護、2号機は頭部や関節など装甲が弱そうなところを集中的に攻撃してほしいッス」

ガッツウイングによって、ダメージこそ負っていないもののレイキュバスを翻弄する

無線(南提督)<うるさい蠅にかまうなレイキュバス、本体を狙いなさい>

スヒュームの命令にレイキュバスは攻撃してくるガッツウイングを無視してアートデッセイのほうへと向かっていく

アートデッセイ「やっぱり頭があるとそう簡単にはいかないッスね」


↓2、アートデッセイはどうする
1、青葉を巻き込まないため回避専念で移動
2、青葉を巻き込まないために移動後ハイパーガンで攻撃
3、さらに艦載機を発艦(1種類のみ)

アートデッセイ達のHP◆◆◆
提督達のHP◆◆◆

搭載数
ガッツウイング1号(全機発艦済み)
ガッツウイング2号(全機発艦済み)
ドルファー202×3(氷上のため発艦不可)
スノーホワイト(発艦済み)
XIGファイターSS×1
クリムゾンドラゴン×2
ブルートルネード×1

アートデッセイ「こっちッスよ」

このままレイキュバスが向かってくると青葉まで巻き込まれるため青葉から離れハイパーガンを撃つ

バシュ バシュ

レイキュバスは容赦なく火炎弾を何発もアートデッセイに対して撃つ

アートデッセイ「っ…っ、危ない危ない…」

「キィィ」

青葉「ユーさん、まだなんですか?」

クラーコフを助けに行っているはずのU-511に通信をいれる

無線(U511)<…ごめんなさい、捕まってる艦娘を助けるのはできそうにないです>

青葉「そんな」

無線(U511)<…でも攻撃をすればアートデッセイさんへの妨害が止まるはず、これから攻撃するから後はお願いします>

アートデッセイ「!? ユーちゃん待って!」

「キィィ」

レイキュバスはU-511の通信に気を取られたアートデッセイに攻撃をする
アートデッセイは先ほど同様に火炎弾が飛んでくるものと思い避けるが、仕掛けてきたのは火炎弾より攻撃範囲の広い冷凍ガスであり避けきれず右足が凍り付く

アートデッセイ「うっ、くっ…」

海中

無線から青葉の叫び声が聞こえる、雑音が多すぎるため何と言っているかわからないがピンチなのだろう

U511(迷ってる暇はない)

U511「ユーいきます」

↓2、U-511の攻撃
1、クラーコフを離さすことに重点をおき捕まえている触手を攻撃
2、スヒュームにダメージを与えることに重点をおき胴体部を攻撃
3、ありったけの魚雷をスヒュームの体全体に打ち込む

アートデッセイ達のHP◆
提督達のHP◆◆◆

U511「全門発射!」

U-511は装備した魚雷22本すべてをスヒュームに発射する、対象が大きいためすべて命中する

スヒューム「無駄なことを」

だが、狙い通りクラーコフの拘束が緩みそれを確認したU-511は触手のなかからクラーコフを抜き出す

ヒュッ

U511「!?」

スヒュームの巨大な触手が振るわれる、それは水中とは思えないほどの速さでU-511を叩く

U511(あの艦娘さんは…)

自分がどうなったのかもよくわからないU-511はただ離してしまったクラーコフのことだけを考えていたが、すぐに体中に痛みが走る

U511「痛い…」

次の行動を考える間もなくスヒュームの触手の一つが巻き付き締め上げる

U511「うっ…あぁあぁあぁぁ…」
ーーーーーーーーーーーーーーーー
ラバウル沖、海上

提督(おかしい、本気で追いかけてきてる感じもなければあきらめる様子もない…)

加賀の活躍により順調に逃げられているのにも関わらず、南方棲戦姫達が追跡をやめないことに提督は疑問を覚える

提督(なにかあるのか)

周りと見渡すが何も見当たらない、しかし、海上を移動しながらであったため提督は気が付かなかったが海上に潜水艦が潜んでいるときに発生する気泡が出ていた

ドォン

秋月・ビスマルク「「加賀」さん!」

結果として魚雷が当たるまで誰もその存在を気づけなかった

秋月「そこね」

魚雷が来た方向から潜水艦の居場所を割り出し反撃、撃沈させる

加賀「大丈夫です…ですが」

航行に問題が出るほどのダメージではなかったが飛行甲板が破損、弓も壊れてしまい、これ以上の航空戦は不可能であった

加賀「すみません」

提督「いやよくやってくれた」

加賀が戦闘不能になった以上、次の手を考えなくてはいけない

↓2、どうする
1、男提督を秋月から加賀に移し撤退を続ける
2、提督をビスマルクから加賀に移し撤退を続ける
3、提督たちを海上に下し、正面から戦闘開始

アートデッセイ達のHP
提督達のHP◆◆

流石に1時間以上たっているので直下で

提督「秋月、加賀と変わってくれ」

秋月「わかりました」

提督「皆気を付けてくれ」

撤退しながらの対空砲撃では全機落とすのは不可能だろう、その点は全員わかっているのでより一層上空からの攻撃を警戒する

無線(阿武隈)<皆さんちょっと待ってください!>

男提督「阿武隈、どこにいる?」

無線(阿武隈)<提督たちよりも少し沖に出たところを平衡に走ってます、それより行くなら行くって連絡くださいよ! 気づくのが遅かったら置いてかれるところだったじゃない!!>

沖のほうをみると遠くにポツンと海上を航行している人影が見えた

男提督「そんなことより、敵艦隊は捕捉できてるか?」

阿武隈はそんなことと一蹴され不機嫌な様子で捕捉できていることを伝える

男提督「よし、それじゃアイツらに魚雷をお見舞いしてやれ」

ビスマルク「ちょっとあんなに離れたところからあたるの?」

男提督「さっきの対空射撃や艦載機の運用能力にはこっちが驚かされたが、こっちだって前線を張ってた艦娘なんだぜ、というわけで外して恥かくなよ」

無線(阿武隈)<ちょっ、そんな勝手なこ<ピッ>

命令だけして文句は言い切らせずに無線を切ってしまい、遠くからバカ提督ーと叫び声が聞こえてくるが男提督はどこ吹く風といった表情をしていた

今日はここまでです(一旦寝落ちしてました)

台風の影響で予定がキャンセルになったので明日(今日)、明後日(明日)も投稿するつもりです
あと数安価でこの戦闘は終わるのでそこまで今月中に行っちゃいたいなとおもってます

イベントは速吸もほかの未所持艦も手に入り無事終わりましたーやったぜ

男提督以外があきれ顔をしているなか後方で爆発音がなる

秋月「ヲ級とヌ級が中破しました!」

提督たちは戦艦の砲撃が届かない距離の相手(しかも狙ったかは知らないが空母のみ)に魚雷を当てたことに驚いていた

秋月「南方棲戦姫が単艦で向かってきます」

敵もこのままでは逃げられてしまうと考えたのであろう、全速力で距離を詰めてくる

ビスマルク「このままじゃ追いつかれるわね、どうする応戦する?」

提督「そうしたらすぐにほかの敵艦も追いついてくる、秋月とビスマルクは交代して狙いは甘くてもいいから射程に入ったら砲撃して少しでも進行を遅らせてくれ」

ビスマルク「了解」

海上

無線(U511)<うっ…あぁあぁあぁぁ…>

アートデッセイ「ユーちゃん、ユーちゃん!」

U-511に呼びかけるアートデッセイに対してレイキュバスが大きな鋏を振り上げる

青葉「アートデッ」

ドスン

名前を呼びきる前に鋏は叩きつけられた

青葉「そんな…」

ドゴォオオン

レイキュバス「キィイィイィ…」

レイキュバスは叩きつけていた鋏が木っ端みじんに吹き飛び倒れる、そのあとにはデラック砲を構えたアートデッセイが立っていた

アートデッセイ「ユーちゃん、応答してくださいッス」

無線からは何も応答がなく、アートデッセイは急いで海に向かっていく

青葉「待っていください、そんなボロボロな状態で…足も凍ったままじゃないですか」

アートデッセイ「そんなこと言ってらんないッスよ」

レイキュバス「キィイイイ!」

倒れていたレイキュバスは死んではおらず起き上がりアートデッセイに対して火炎弾を撃ちだす

アートデッセイ「邪魔なんッスよ!!」

↓2、アートデッセイは
1、回避してデラック砲
2、火炎弾ごとマキシマ砲で撃ち返す

アートデッセイ達のHP
提督達のHP◆◆

アートデッセイ「マキシマ砲発射!!」

レイキュバス「キィイ!」

ドドドゴォオオン

マキシマ砲を発射し飛んできた火炎弾ごとレイキュバスを撃ち抜きレイキュバスは爆散する
アートデッセイはそんなレイキュバスに目もくれず海中へと飛び出そうとすると乗っている氷塊が大きく揺れる

青葉「わわっ、何が!?」

アートデッセイ「海中で大きな爆発がおきたんッスよ」
ーーーーーーーーーーーーーーーー
時は少し戻り、海中

U511(く、苦しい…)

U-511をつかんだスヒュームはそのまま締め付けを強くしていく、振りほどこうと力を入れて触手はびくともしない

ググググ

U511「!!?」

強い締め付けに艤装は壊れ、潜水能力も落ちてしまい一気に酸素不足の苦しみもこみ上げる

スヒューム「レイキュバスが倒されたようですね…問題はありませんがあなたにはこのまま死んでもらいましょう」

デュン

U-511を一気に握りつぶそうと触手に力をこめる直前にビームによってその触手が切断される

U511(何が…)

攻撃が来た方向を見ると助け出した艦娘が目を覚ましていた

クラーコフ「散々…好き勝手に…」

しかし様子はふらふらとしており言葉も途切れ途切れになってしまっていてとても戦えるようには見えない

スヒューム「目を覚ますとは…」

U-511を後回しにし先にクラーコフを拘束しようとするが、クラーコフはエンジンを全開にして触手の合間を通り一気にスヒュームに近づく

クラーコフ「追尾ミサイル全弾発射!」

次の瞬間、先ほどのU-511の攻撃と数十倍の大爆発が起こる

スヒューム「くっ…」

スヒュームはそれに耐えきれずに海上へと逃げる、一方、クラーコフ自身もその衝撃に耐えられず再度意識を失い深海へと落ちてゆく

U511(助けて…浮上…しない……と)

助けようとするも酸素、体力共に限界のU-511も意識を失いそのままクラーコフの後を追うように落ちていった
ーーーーーーーーーーーーーーーー
海上、提督たち

ビスマルク「砲弾が二発飛んでくるわ、二時の方向へ避けて」

方向を変えるとすぐ左の海上に砲弾が着弾する

提督(まずいな、少しずつ狙いが正確になってきてる)

負けじとビスマルクも砲撃するが、南方棲戦姫も回避する

ビスマルク「次、六発来るわ、11時の方向へ」

ビスマルク(避けきれない)

このままでは秋月が被弾してしまうためビスマルクが秋月の前に出てかばう

秋月「ビスマルクさん」

ビスマルク「大丈夫、まだ小破レベル」

秋月「違います、上!」

そういわれ上を見ると敵艦載機が今まさにビスマルクを爆撃しようとしているところであった


ビスマルク「しまっ」

ドォオオン

爆弾が投下される前に艦載機は提督たちの前方から発射されたビームにより撃ち落とされる

ビスマルク「今のは」

秋月「アートデッセイさんの艦載機です」

前方を見るとガッツウイングスノーホワイトがこちらに向かって飛んできており、そのまま提督たちの頭上を越え南方棲戦姫へと向かっていきハイパワーニードルを発射する

南方棲戦姫「チッ…」

撃ち落とそうと砲撃するもスノーホワイトは優々と回避し、逆に攻撃を当てていく

ビスマルク「南方棲戦姫が止まったわ」

提督「よし、阿武隈と合流してアートデッセイたちのところへ向かおう」

氷上

水中の爆発から少しして海中に何かが上がってくる影が移る

アートデッセイ「青葉さん、何か来ます」

ザッパーン

青葉「あれは」

アートデッセイ「ユーちゃん! それにクラーコフも」

上がってきたのは左右のマニピュレーターでそれぞれU-511とクラーコフをつかんだ、先ほどU-511を案内した潜水艦の艦載機、ガッツマリンであった

無線(南提督)<勝ったと思うのはまだ早いですよ>

海中からスヒュームが上がってくるとそのあとを追うように先ほどより二回りほど小さいレイキュバスが数体上がってくる

無線(南提督)<こいつらはあくまで繁殖用に連れてきた固体ですが、貴方がたを仕留めるぐらいはできるでしょう>

アートデッセイ「ちょうどいいッス、ここでまとめて片付けてやるッスよ」

アートデッセイ(不味いッスね…)

U-511やクラーコフはまだ気を失っているし、青葉もアートデッセイ同様に疲労やダメージを負っている

青葉「大丈夫ですか?」

アートデッセイ「ぶっちゃけそんなに大丈夫じゃ無いッスね」

↓2、アートデッセイはどうする
1、リスク承知で二回目のマキシマ砲
2、デラック砲とデキサスビームの一斉砲火

アートデッセイ達のHP

昨日同様、加速させていただきます

アートデッセイ「でもユーちゃんもここまで頑張ってくれたんッスから」

デラック砲をかまえ、ガッツウイング2号機を並べる

アートデッセイ「やってやりますよ!」

ゴオオオオオン

たった三機と一隻の攻撃であるが、大爆発をおこし分厚い氷の大地を割る

青葉(凄い…)

「キィイイ」

レイキュバスのうち一体の甲殻にヒビが入り、もう一体の鋏がなくなっているが仕留められたものがいない

アートデッセイ「ちっさくても硬さはそのままッスか」

バシュ バシュ バシュ

反撃というかのように三体のレイキュバスが火炎弾を撃ち、それによってウイングを二機が落とされ、アートデッセイも巻き込まれる

アートデッセイ「ハァ…ゴホゴホ…」

青葉「アートデッセイさん撤退しましょう、もう無理です」

アートデッセイ「二人を…運んで逃げる…ハァハァ…のは難しいッスよ」

アートデッセイ「だから、何が何でも倒して見せます!」

デラック砲をかまえ、マキシマオーバードライブを接続、マキシマ砲の準備をする

ジュウウウウウ

アートデッセイ「っ」

艤装がオーバーヒートを起こし、触れている部分の皮膚を焼いていく

青葉「なにしてるんですか!」

アートデッセイ「離れてください、何が起こるかわからないッスから」

アートデッセイ(この一発撃つまではもってくださいッスよ)

アートデッセイ「マキシマ砲はっ」

ドゴォオオオオオオオオン

青葉「なっ」

まさにアートデッセイがマキシマ砲を撃とうとした瞬間、後ろからマキシマ砲よりも強力なビームがレイキュバスに放たれた

「キィイィィィ……」

レイキュバスたちはスヒュームもろともその光に飲み込まれボロボロと跡形もなく崩れ去ってしまった

青葉「一体なにが…」

アートデッセイ「これは…ネオマキシマ砲?」

二人は後ろを振り返るとそこには一人の艦娘が立っていた

「初めまして、本部所属のTPC製三番艦、プロメテウスです」

戦闘終了

味方
アートデッセイ、大破
青葉、大破
U-511、大破

ビスマルク、小破
加賀、中破
秋月、小破未満
阿武隈、無傷

防衛鎮守府
施設の一部が破壊
人的被害、一般人ゼロ、艦娘負傷者多数・死亡者ゼロ

ラバウル、壊滅


スヒューム、レイキュバス、ディゴン、全滅

…勝利S、ドロップ:クラーコフNF-3000

今日はここまでです、ゲランダは犠牲になりましたTPCの巨大メカがそろいましたやったね
クラーコフやプロメテウスについての設定安価をどこに挟むか決めかねてますが、とりあえずエピローグの開始です

↓2どこの様子をみる?
今回登場した艦娘、人物の中から


無事に終わってなによりだな
秋月、照月、男提督の問題はエピローグで解決するのかしら

おつおつ
結構ギリギリだったけどどっかで選択肢ミスってたら死んでたとかあったのかな?

>>660
そこらへんの話は最初は今回の途中に挟むつもりでしたが本筋とは関係ないプラス長いのでカット、別の回、ってかガゾートの時に持ち越しにしました
なので今回のエピローグの安価で照月を選んでも対した内容はありません

>>661
轟沈の仕様は今まで通りです、HPゼロ以降の安価で今回選んだのと別のを選んでいたらU-511&クラーコフかアートデッセイが沈んでいました

防衛鎮守府、港

ディゴンたちを殲滅してから数時間後、日が落ちても鎮守府はまだ被害状況の確認などであわただしい状況が続いていた

わるさめ「…」

現在、倉庫内も滅茶苦茶にされているためとりあえず近くに艤装だけおいて港に来ていた

「これは、どこに運んだらいいですか」

「向こうのトラックはいっぱいだから一旦、駐車場横の建物に運んでくれ」

事態の収拾のためわるさめのことを知らない艦娘、軍関係者も多く出入りしているため、なるべく目立たないようにしていた

あきつ丸「ここにいたのでありますね、探したでありますよ」

わるさめ「ゴメンナサイ、何処二居レバ良イノカワカラナカッタノデ」

あきつ丸「別に責めているわけではないでありますよ」

そういってわるさめの横に立つ

あきつ丸「…さっき助けた二人からありがとうございますって伝えてと頼まれたであります」

作業をしている人達に視線を向けたままそう伝えるとわるさめは驚く
なんでも、エリアルベースは結局避難させる途中に質問攻めにあい上手くごまかせず喋ってしまったらしい

あきつ丸「それも含めて罰としてエリアルベース殿だけこの件の後始末の作業に参加しているでありますよ」

よく見ると瓦礫やディゴンの死体をエリアルベースの艦載機が運んでいた

わるさめ「エリアルベースサン、迷惑カケテゴメンナサイ」

あきつ丸「…」

わるさめ「…ナニカ?」

あきつ丸「…なんでもないであります、流石にその服は大きかったでありますな」

わるさめ「エ? 確カニソウデスネ」

背丈もそうだが、体型…というかはっきり言ってしまえば胸のサイズが大きく違うため、まさにブカブカという表現がぴったりの姿であり、実は深海棲艦とはバレてはいないが結構目立っていたりもする

あきつ丸「そうそう、倉庫もボロボロになってしまったので鎮守府に移るまでわるさめ殿は自分と武蔵殿の部屋にお世話になることになったであります」

わるさめはあきつ丸が自分の名前を呼んだことに内心驚きつつ少しうれしそうに返事をした

↓2どこの様子をみる?
今回登場した艦娘、人物の中から

今日はここまでで

選ばれて考えながらだと1日1人ぐらいのペースになりそうなのでもう先にもう一人分安価をとってしまいます
ちなみに明日は投稿できない可能性大です

直下、今回登場した艦娘、人物の中から

入渠ドック

提督達が防衛鎮守府に帰還後、怪我の酷いアートデッセイ達と仁淀は医務室に、それ以外は怪我を負ってない阿武隈以外は入渠していた

秋月「アートデッセイさん達やこっちのほうも大変だったようですね」

ビスマルク「そうね…でも、アートデッセイの奴、ユー一人に海中の相手を任すなんて」

合流してからアートデッセイ達の戦闘の状況を聞いたビスマルクはスヒューム相手にU-511一人で向かわせたことに対してアートデッセイに食って掛かったいた

秋月「…」

秋月はビスマルクの愚痴に対して発言に同意するわけでもアートデッセイのフォローをするわけでもなく沈黙してしまう

加賀「…あの状況ではそうするしかなかったのだから仕方のないことでしょ」

ビスマルク「それはわかってるけど、一歩間違えればユーは沈んでたのよ」

ビスマルク自身アートデッセイに対して本気で怒っているわけではなくどちらかといえば愚痴に近いがその言葉に対し秋月の表情が曇る

加賀「ビスマルクさん」

ビスマルク「へ?」

それに気づいていないビスマルクの名前を呼び睨むとビスマルクも秋月の様子に気が付いて慌てたようにフォローを入れる

ビスマルク「いや、秋月、別にあの時に私たちを置いてく選択をしたのは痛ッ!」

あまりにドストレート過ぎるビスマルクを加賀が肘で叩く

加賀「あの時はほとんどほかの選択肢がなかった、それに今回は普段とは大きく違う状況だったけど、戦場では非情な選択をしなければいけない場面はあるわ」

ビスマルク「そうそう、結局皆無事だったんだしそれでいいじゃない」

秋月「…確かに結果はみんな助かりました…でも、あの時、男提督さんが来てなければお二人がどうなっていたか」

ビスマルク「そんなもしもの話をしてもしかたがないわ、それに秋月が機関室に来てくれたからあそこまでたどりつけたのよ」

秋月「…」

その言葉に余計に秋月の表情が曇り、加賀とビスマルクが怪訝な顔をする

秋月「皆さんと合流するために男提督さんと別れることにした時、皆さんのことを考えてそうした自信がないんです」

ビスマルク「どういうこと?」

秋月「あの時、というかその前に男提督さんと色々ありまして、皆さんを助けるためというより男提督さんの判断に逆らっただけなのかなって」

加賀「何時如何なる時でも冷静でいなければならないそれは艦娘として当然のことよ」

秋月「はい」

加賀「結果としてそれで助かったのだから言えたことではないけど確かに感心はしないわね」

秋月「はい…、入渠が終わったので先に失礼します」

加賀にはっきりと言われさらに落ち込んだ様子で、ドックからでようとする

加賀「でも、五航戦の妹の方や金剛さんをはじめとして感情で動く艦娘も多くいるわ」

秋月「え?」

加賀「それぞれの艦娘の性格や状況に合わせ適切な指揮をとるのが司令官の仕事よ、だから貴女も提督を信頼しているなら、自分一人で考えこまずに提督に相談するといいわ」

秋月「はい、助言ありがとうございます」

そういって振り返り加賀に一礼するとドックから出て行った

ビスマルク「…」

加賀「なんですか」

ビスマルク「いやぁ、加賀がそんなにアトミラールのことを信頼しているとはねー」

加賀「提督の指揮官としての能力の話です」

ビスマルク「そーね、そういうことにしとくわ」

鍛錬場

エリアルベース「ハァ…ハァ…」

わるさめ「ナンデ、私マデ…」

鍛錬場の隅でエリアルベースとわるさめが疲労から横になっていた

武蔵「なんだ、まだそうしてたのか」

そこにシャワーで汗を流した武蔵と春雨が戻ってくる

あきつ丸とわるさめは武蔵の部屋に行ったところ、今日一日の件でへばってしまっているエリアルベースを鍛えるために鍛錬場に行くことにした武蔵達についていきそのまま一緒にトレーニングをすることになったらしく
そこにわるさめを探していた春雨が合流、先ほどまで五人でトレーニングをしていた

春雨「大丈夫二人とも、はい飲み物」

わるさめ「アリガト」
エリアルベース「ありがとうごさいます」

あきつ丸「心配するほどきついことはしてないでありますよ、それよりこの二人の体力のなさのほうが心配になるであります」

エリアルベース「私は、元々基地として、設計されてますから…動き回るのは、ちょっと…それに、艤装ありなら問題なく動けますし…」

武蔵「いつも艤装があるとも限らないだろ」

補足しておくと、わるさめがここまで体力がないのは捕まっている間、運動どころか自由に動き回ることすらできなかったのと、義足であることが原因である

武蔵「汗を流して来るといい」

そういわれ、二人立ち上がるとヨロヨロとシャワー室へむかっていき、そのあとをあきつ丸がついていった

武蔵「さて、戻ってくるまで片付けとくか」

春雨「はい」

春雨「あの、武蔵さん」

武蔵「なんだ?」

春雨「飛龍さんが言っていたんですが、自分からわるさめちゃんをあずかるって言ったそうですね」

武蔵「まぁそうだな、と言っても陸奥秘書艦が倉庫が壊れたからほかに移す必要があると言ってたから、なら引き受けようかといっただけだがな」

春雨「その…それはどうして?」

武蔵「どうして? 他に場所もなさそうだったからだが…そうか、私が自分で見張りたいから預かったと考えてるのかな」

春雨「あの、いえ、そんな…」

武蔵「別に隠さなくてもいいぞ、飛龍も色々言ってたしな」

武蔵「安心しろほんとに何か考えがあってのことじゃない、そもそもゴチャゴチャと考えるのは性に合わないからな」

武蔵「考えることも大切だが、目の前のことをしっかりと見ることも大切だ」

武蔵「特に大切なことほど目に見えた事実よりも在りもしないだたの想像を優先しがちになるしな…」

春雨「そうかもしれませんね…」

武蔵「そんなに深刻に考えてても仕方がないさ」

エリアルベース達が戻ってくるのを見て春雨の頭を軽く叩いたあと立ち上がる

春雨「はい」

武蔵「それじゃおやすみ」

春雨「おやすみなさい」

今日はここまで、夏風邪が長引いてると言っていましたがぶり返しましてここ三日間ぐらい寝込んでて投稿できませんでしたすみません

後、三人ぐらいのつもりなので一気に安価をしてしまいます(セットで書くつもりの人もいますので三人ぐらい)
逆にすでにわるさめ、秋月、春雨で出てきた人も選べます

↓2、3、4、今回登場した艦娘、人物の中から

事件から次の日、明け方

医務室

既に治療を終えたアートデッセイと青葉は一般の病室に移っていた

提督「そうか、プロメテウスか…」

アートデッセイ「はい」

スヒューム達を一掃した艦娘、プロメテウス

アートデッセイ「私がマキシマ・オーバードライブを使用した巨大戦艦の試作機として作られたのに対して、その発展系であるネオマキシマを使用したプロメテウスは言わば巨大戦艦の完成形ッスから、戦ったら…」

ネオマキシマ・オーバードライブ、アートデッセイが使用しているマキシマの発展系ではあるが、性能は大きく違う

マキシマは既存のエンジンをはるかに上回る高性能エンジンであるのに対して、ネオマキシマは移動で使用すれば火星まで数十分で到達するほどの速度をほこり、兵器として使用すれば小惑星すら破壊できるほどの圧倒的な威力となる

提督「まず勝てないか…」

アートデッセイ「はい…」

俯いたままアートデッセイは悔しそうに返事をする

提督「なに、心配するなお前にはプロメテウスと違って艦載機が扱える、そもそも、プロメテウスは味方なんだから能力の勝ち負けは気にする必要はないだろう」

アートデッセイ「そう…ッスよね」

口では大丈夫と言っているものの提督もアートデッセイも不安が消えている様子はなかった

アートデッセイ「ユーちゃんとクラーコフのほうは?」

提督「二人とも意識を取り戻していないが、ユーについてはすぐに目を覚ますだろうって、クラーコフについては衰弱が激しいらしく命に別状はないが暫く起きないだろうって」

アートデッセイ「一先ず無事でよかったッス」

提督「ただ、ユーのほうは体は大丈夫なんだが、艤装のほうがボロボロらしくてな…完全な修復ができないらしい」

アートデッセイ「それって、ユーちゃんはもう艦娘としては復帰できないってことッスか?」

提督「いや、修復はできなかったがそれを基に新しい艤装を作れそうだと工廠の人が言っていたよ」

アートデッセイ「よかった~」

提督「それじゃ、ゆっくり休んでいてくれ」

そういって提督は部屋から出ていく

アートデッセイ(クラーコフにプロメテウス…フツーに考えれば戦力が増すことを喜ぶべきなんッスけどね…)

今日はここまで、明日で視点ごとの話は終えて全体エピローグを終わらせたいです
終わったら次の話は決定済みです
タイトルは「心なき光」

防衛鎮守部、休憩室

此処に提督達が帰還したのが遅かったため、男提督と阿武隈はそのまま休憩室を借りて泊まることになったのであった

男提督「…」

阿武隈「なに見てるんですか?」

部屋に戻ってきた阿武隈が男提督が何かを見てるのを見つけ何かと覗き込むとそれは前線基地が作られる前にラバウルに召集された時に誰か(十中八九青葉)が撮った写真であった

男提督「さっき艦の調査に来てた人から渡された艦内に残ってた南提督の私物だ」

そのなかの一枚、阿武隈に追われている男提督とそれと見て苦笑している南提督とその周りにいる数人の艦娘が写った写真であった

阿武隈「…」

この写真自体は昔のものであるが、それは数週間前までの日常の光景であった

男提督「一か月前はこんなことになってるとは微塵も思わなかったのにな」

阿武隈の表情が曇るのを見て、男提督が阿武隈の頭をなでる

男提督「お前の性じゃないんだからそんな顔をすんな」

阿武隈「はい…」

男提督(普段だったら前髪がーとかいうのにコイツも結構きてるな)

スヒュームたちが使っていた艦内からは"生存者"は発見できなかった、ラバウルに関しても奪還作戦が計画されていない以上、生存者は絶望的だ

阿武隈「艦隊のみんなにもですけど、照月ちゃんや青葉さんにラバウルや南提督のことを伝えるの、気が重いです」

青葉は状況とスヒュームの発言からほとんど知っているはずだが改めて言わなければならないだろう

男提督「別にお前が言う必要はないぞ」

阿武隈「…いえ、私が言います」

男提督「そうか、じゃあこれを青葉に渡しておいてくれ」

そういうと一枚の紙と箱を阿武隈に渡す

阿武隈「これは…指輪? ケッコンカッコカリ?」

男提督「あぁ新しくできた強化システムを効果の確認もかねて前線基地の提督に早めに渡されてたんだけど…言ってなかったっけ?」

阿武隈「聞いてませんよ!」

用紙の方には南提督の名前が書かれておりあとは相手の艦娘の名前を書けばよい状態であった

阿武隈「こんなの渡しても余計につらくするだけじゃ」

男提督「それが耐えられないぐらいならやめたほうがいい」

阿武隈「そんな…」

男提督「んじゃ頼んだ」

と言って阿武隈の肩をつかんで半回転させ扉のほうにむけ押すと阿武隈はまだ不満そうにしていたがそのまま部屋を出て行った

男提督「はぁ…」

阿武隈が出て行ったのを見ると先ほどの写真の中から一枚取り出す、本部に飾ってあった掛け軸から提督達が集まって食事した写真を男提督がとったものであり、真ん中に置かれたオムライスにはケチャップでラバウルで朝食をと書かれている(写真は実際には昼食)

それを手帳に挟むと、残りを南提督の遺族に送る準備を始めた

昼、医務室

朝潮「…」ニコニコ

無言のまま笑顔でアートデッセイに向き合う

アートデッセイ「ひゃっ!! 朝潮ちゃん、やめっ~~~っ!!」

朝潮「どうかしましたか?」ニコニコ

笑顔を崩さずにアートデッセイに尋ねるが手は止めない

アートデッセイ「あ、青葉しゃん」

青葉「どうぞお構いなく」パシャパシャ

同室にいる青葉に助けを求めるもそれを無視して写真を取る

青葉「それにしてもそんなに痛いんですか?」

いま朝潮はアートデッセイが昨日凍らされた足を触っており、触られるたびにアートデッセイは大きく反応する

アートデッセイ「いや、痛くはないんッスけど…正座した時の痺れのすごいのがずっと続いてる感じなんッスよ」

朝潮「アートデッセイさん、全くいつも無茶しすぎです」

アートデッセイ「でも、昨日も言ったッスけど、敵が強かったからしょうがなかったですし、それにみんな無事だったんッスから」

朝潮「無事…ですか、さっきお医者さんに聞きましたが足が中まで凍ってたらいくら艦娘といえど切断するしかなかったそうじゃないですか!」

青葉「そうだったんですか!?」

アートデッセイ「あっそれは…あはは…ひっや!? スイマセン…」

朝潮が笑ってごまかすアートデッセイの足を軽くなでる

青葉「まぁまぁ、アートデッセイさんがいなかったら勝てませんでしたし」

アートデッセイ「ほら、そういう事ッスよ」

朝潮「むぅ…、足は大丈夫なんですか?」

アートデッセイ「1日もすれば痺れも引くだろうって」

朝潮「それじゃごはんをもってきますので、ゆっくり休んでくださいね」

アートデッセイ「っ~~~!!」

そういうと布団を足の上に勢いよく乗せると、アートデッセイは痺れで悶絶していた」

青葉「いや、結構Sですね」

そういって悶絶しているアートデッセイの写真を撮っていると部屋がノックされる

阿武隈「青葉さんいますか?」

本部、会議室

スクリーンにはネオマキシマ砲によって蒸発するスヒュームたちが映りそれを見たほかの軍の高官や提督達がざわつく

上官「見てもらった通りプロメテウスを使えばこの前提出した作戦を決行し太平洋の制海権を取り戻すことも可能でしょう」

「ラバウルが壊滅した今やるべきことなのでしょうか?」

上官「だからこそだ! 脅威はもはや深海棲艦ではない、海外諸国のいくつかの国では巨大生物に対して核による攻撃を行うことを検討している」

怪獣被害はすでに世界中で起きており、通常の兵器では効果は薄く機動力も足りない結果、艦娘による陸海上での戦闘が主な対処法になっていた
それでも、足止め程度にしかならないことも多く、さらに艦娘を保有していない内陸の国の被害は甚大であった

上官「現在、巨大生物に対して有効なダメージを与えられるのは一部を除くと空母戦艦クラスの艦娘と空軍のエースパイロットのみだ」

上官「しかし、それらは限られた戦力であり、これから更なる巨大生物の出現を考えれば国家間の連携は必ず必要となるでしょう」

そこまで話すと、少しまだぶつぶつと不満や疑問の声が聞こえるが、そのまま説明を続ける

作戦はいたってシンプルで高火力艦で編成した艦隊でハワイ島までの敵基地をすべて修復不能まで破壊
その後、ハワイにある米国の基地に向かい補給休憩後、数週間をかけて敵残党、増援も撃破し東京からハワイ島までの海路を完全に確保するというものであった

「敵基地をすべて破壊と簡単に言うが、燃料はともかく弾薬が足りないだろう」

上官「その点は問題はない、後半の特に敵航空戦力が集中しているMI島など大きな基地はプロメテウスによる長距離砲撃によって島ごと破壊する」

島ごと破壊すると平然と言ってのけたことに会議室が再度騒然となる

「あそこはアメリカの島ですよ!」

上官「アメリカにはすでに許可をとっている」

元帥「それで艦隊の編成は」

上官「はい…、プロメテウスをはじめとした本部の第一艦隊、そして

↓5隻、アートデッセイ以外の今まで出てきた重巡、戦艦、空母のみの中から
ただし選べない艦があります、それを選んでしまった場合は名無し艦になります

訂正、↓1~5で一隻ずつ選択です

本部、会議室

上官「石室司令のところからエリアルベース・武蔵・飛龍、提督のところからアートデッセイ・ビスマルク・大鳳、ほかの各鎮守府から、補給風早、護衛に重巡洋艦二隻の計15隻の艦隊を予定してます」

編成を告げたところで石室司令が手を上げる

元帥「どうかしたかね」

石室「防衛鎮守府はこの作戦への参加を辞退します」

予想外の石室の判断に会議室が騒然となる

上官「なぜ」

石室「各国の協力はこれから先かならず必要になるでしょう…、しかし、防御すべきことを尽くさずして攻撃するべきではない…私は、そう思いますが」

上官「そういって、護りを固めても今回の様に常識を超越した怪物どもが現れただけでこの様だ」

元帥「落ち着き給え上官」

立ち上がりそうな勢いの上官に対して元帥がたしなめる

元帥「考えはわかるが石室司令がいうことも最もだ、敵は一つではないのだからな、それに、防衛鎮守府は作戦への参加の是非はそこの司令官に決める権限がある」

上官「…」
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道中、車内

赤城「それで石室司令が抜けた分の戦力もこちらでだすことに」

提督「あぁ、正規空母に関してはうちの鎮守府が一番戦力がそろっているしな」

赤城「誰にするんですか?」

提督「空母のほうはまだ決めていないが…戦艦は決めてる」

そこまで言ったところで車を止める
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鎮守府、執務室

女提督の一件でボロボロになったままの執務室がノックされる

提督「入ってくれ」

大和「失礼します」

大和のことが心配なのか扉から赤城と間宮が覗いている

大和「提督、このたびはまことに申し訳ありませんでした」

そういって深々と頭を下げる

大和「私のせいで皆さんに迷惑を、間宮さんに大けがまで…罰は受けるつもりです」

提督「…そうだな、大和」

大和「はい」

提督「すまない」

大和「提督?」

提督「大和、君の様子がおかしいことなど気付くチャンスはいくらでもあった、それなのに防げなかったことをゆるしてくれないか?」

提督「それと、できればこれからも艦隊の一員として鎮守府を支えてもらいたい」

大和「はい、もちろんですが、あの…ですが、よろしいのでしょうか提督?」

提督「女提督について一番最初に気が付いていたのは大和だったろ、そんな優秀な艦娘を処分するわけないだろう」

間宮「よかったですね、大和さん」

結論が出たところ外で見ていた赤城と間宮(それとハネジロー)が入ってきくる

提督「間宮さん、体は大丈夫ですか?」

間宮「はい、戦闘はしませんがこれでも艦娘ですから」

提督「それじゃあ改めてよろしく頼む大和」

大和「はい!」

ED -君だけを守りたい-

提督「よかったら、艦隊の一員としてこの鎮守府を支えてほしい」

大和「はい、もちろんですが、あの…よろしいのでしょうか?」

提督「女提督の不審な点にいち早く気が付いたのも大和だ、そんな優秀な艦娘を処分したりはしないさ」

間宮「よかったですね」

結論が出たところで執務室内に赤城と間宮(とハネジロー)が入ってくる

提督「間宮さん、体は大丈夫ですか?」

間宮「戦いはしませんけど艦娘ですから」

提督「改めてよろしくたのむ大和」

大和「はい!」

ED -君だけを守りたい-

次回予告アツクナレタイヨウ

アートデッセイが苦戦したスヒュームたちを一撃で倒した戦艦プロメテウス

それはアートデッセイ達最大の危機のはじまりであった

次回、ウルトラマンティガ&ウルトラマンダイナ 光の星の戦士たち
第一章「心なき光」

TSUBURAYA

KADOKAWAGAMES

トラック泊地

「全艦一斉砲撃!」

ドドドン

戦艦四隻による一隻砲撃によって大爆発が起きる

「どうだ!」

ドォオオン

爆炎の中から砲撃が飛んでくるのと同時に煙が晴れ深海棲艦の艦隊が姿を現す

「きゃあ!」

「艦載機の発艦不能、制空権取られます!」

傷ついた空母を守る形で陣形を組んで砲撃を続ける

戦艦水鬼「ガラクタドモガ、ムダナコトヲ」

護っている戦艦を敵空母の艦載機が攻撃する

「くそっ…」

ドドドドドドドドド

艦隊の上空を飛んでいた敵艦載機が無数の砲撃によって撃ち落とされていく

「何が…」

砲撃が飛んできた方向を見ると二隻の艦娘がいた

「それでは記録を開始します」

片方がそういうともう一隻の艦娘、プロメテウスが敵艦隊に突っ込んでいく

戦艦水鬼「イッセキデカテルトオモッテイルノカ」

戦艦水鬼をはじめとする戦艦が向かってくるプロメテウスに砲撃をしていくがプロメテウスは回避しさらに距離を縮める

艦載機を落とされた空母も新たに艦載機を発艦して攻撃していくが、雨の様に降り注ぐ砲弾、爆弾を上を見ることもぜずに簡単に回避する

そのまま敵艦隊の目の前まで来て戦艦水鬼と目が合うとプロメテウスはニヤリと笑った

戦艦水鬼「コイツ」

プロメテウスの顔が戦艦水鬼が見た最後となった

次の瞬間プロメテウスの艤装のバルカン砲が火を噴き深海棲艦を一掃したのであった

第一章 心なき光

スヒュームの一件から4日後、本部

上官「今見てもらったのが昨日のトラック泊地での戦闘の様子だ」

集められた作戦に参加する艦娘と提督達がその様子を見て驚愕する

上官「プロメテウスは火力の高さが最大の強みではあるが、そのほかにも艦娘と深海棲艦、怪獣との戦闘、演習の全データをインプットしておりどんな状況においても対応し回避、防御ができる」

その後、作戦の確認を一通り行い話を終える

上官「それでは明日の作戦に備えてやすんでくれ」
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本部廊下

瑞鶴「アートデッセイ、プロメテウスってどんな奴なの?」

アートデッセイ「さっき動画見たじゃないッスか」

瑞鶴「能力面じゃなくって性格のほうよ」

アートデッセイ「性格ッスか? 活動時期が違うのとプロメテウスに関しては色々あったから詳しくは…」

↓1、アートデッセイに対する呼び方

↓2~5、その他、特徴

相反する安価の場合は基本先のものを優先
決定事項(目の色、赤)

プロメテウス「私がどうかしましたか?」

二人が振り向くとそこには話のプロメテウスが立っていた

プロメテウス「こんにちは、そちらは?」

アートデッセイ「防衛鎮守府から出るはずだった飛龍さんの代理で瑞鶴さんッスよ」

プロメテウス「代理は加賀氏ではないのですね」

瑞鶴「なによ、私じゃ不満なの」

プロメテウス「いえ、加賀という空母が正規空母一の艦載機運用能力と聞いていたのでてっきりそちらが来るのかと」

瑞鶴「たしかに加賀さんより同時運用できる艦載機の数は少ないけど実力なら私だって負けてないわ」

プロメテウス「そうですか」

そういうとプロメテウスは瑞鶴に顔を近づけ見つめる

瑞鶴「なによ」

プロメテウス「期待してます」

笑ってそういったプロメテウスに対して瑞鶴は一瞬、寒心に襲われるが、そのままプロメテウスが立ち去ったことによってそのまま忘れ去られた
ーーーーーーーーーーーーーーー
本部、宿舎

瑞鶴「あーもう皆して加賀加賀加賀ってそんなに加賀がすきかー!!」

与えられた部屋に戻った瑞鶴は布団に寝そべると手足をバタつかせながら叫ぶ

アートデッセイ「一番加賀って言ってるのは瑞鶴さんッスけどね」

大和「瑞鶴さんはどうしたんですか?」

アートデッセイ「さっき飛龍さんの代理は加賀さんが来ると思ってたって言われて」

瑞鶴「…やっぱり私じゃ頼りない?」

ビスマルク「加賀と比べちゃうとね」

はっきりと言われ呻きながら布団を転がる

大鳳「でも、実力不足なら作戦にさせたりしないって」
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三日前、鎮守府から防衛鎮守府に戻ってきてから少しして

提督「それで、アートデッセイ・ビスマルク・大鳳のほかに武蔵の代わりに大和、飛龍の代わりに加賀に行ってもらいたいんだが」

アートデッセイ「エリアルベースちゃんの代わりはいいんッスか?」

提督「そこは本部の艦娘をだすそうだ、それより加賀は行けるか?」

加賀「まだ万全ではありませんが、作戦には支障ありません」

瑞鶴「まって提督!」

加賀が行けると判断し、編成を決定しようとしたときに瑞鶴が割って入ってくる

提督「どうした瑞鶴」

瑞鶴「この作戦、私に行かせてよ!」

加賀「なにを言っているのかしら」

瑞鶴「だって加賀さんは万全じゃないんでしょ、私は万全よ」

提督「確かにそうだな…」

加賀「仮にそうだとしても、飛龍さんの代わりが五航戦というのは納得いきません、赤城さんでいいのでは」

瑞鶴「赤城さんだって最近色々あって疲れているし」

赤城「そうですね…私も瑞鶴さんでいいと思いますよ」

加賀「赤城さん!?」

赤城「加賀さん、瑞鶴さんも新人というわけでも初の作戦というわけでもないのですから心配しすぎですよ」

提督「そうだなじゃあ瑞鶴に任せよう」

瑞鶴「やった!」

加賀「…」

今日はここまで
長身で真っ白な肌に赤い目と黒い髪、そして赤黒い色の艤装…これなんて深海棲艦かな
今回は強さ安価はなしです

割と展開早めかも、今週中にはバトルがはじまるかも

瑞鶴「この作戦で活躍して加賀さんにも私の実力を認めさせてやるんだから!」

ビスマルク「全く、今回は空母はあくまでサポートだってことわすれてないでしょうね」
ーーーーーーーーーーーーーーー
防衛鎮守府

青葉「あのー、青葉ってどうなるんでしょうか?」

男提督「ん? そっか今はどこにも所属してないことになってるもんな」

男提督、阿武隈はこの前の一件の後処理からそのまま今回の作戦の支援の手伝いのために防衛鎮守府に残っていた

阿武隈「どうするんです?」

男提督「どうするって言っても、ウチも艦娘足りてるし旧△鎮守府を使ってるけどあくまで仮だからな」

阿武隈「ラバウルの前線の鎮守府は連合艦隊ってことになってるんで青葉さんについては男提督も一応手順を踏めば判断を下せますよ」

男提督「そうなの?」

阿武隈「覚えておいてくださいよ!」

男提督「そうだな、青葉はどうしたい?」

青葉「そうですね」

↓2、青葉をどうする
1、男提督のところに
2、提督のところ
3、石室提督のところ
4、本部に決めてもらう(△提督のところ)
5、本部のところ

今日はここまで、青葉のその後について完全にわすれてました、本来エピローグに入れるつもりでした

さらにここから↓2、作戦前日のどこの様子をみる?
場所(本部か防衛鎮守府のどこか)
or
人物(提督・石室とその艦娘+男提督、青葉、阿武隈、上官、元帥、△提督)

青葉「通常通り本部に報告して配属先を決めてもらいます」

阿武隈「そうですか、頑張ってくださいね」

青葉「はい!」
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本部、元帥執務室

上官「元帥、なぜエリアル・ベースおよびアートデッセイを本部所属にしないのですか」

元帥「規定通りに提督君や石室司令それぞれに対応を任せているだけだが」

上官「ですが、アレらは通常の艦娘とは違います、特に対怪獣において重要な兵器です、それを一鎮守府においておくなど…」

元帥「下手に本部所属にすると出撃させるのにも大変だろう、それよりあくまで鎮守府所属ならば緊急応援という形でいくらでも出撃できる」

上官「…それと、女提督の研究については」

元帥「一部しか見つからなかった」

上官「ならどんな手を使っても女提督に吐かせるべきです」

元帥「口頭で喋らせることができるような簡単な技術ではない、それに元々深海棲艦に使っていたもので艦娘に使用できるとも限らんし、その深海棲艦においても十数回の出撃で負荷に耐えられずに死亡している」

元帥「そんなリスクのあるシステムの使用を許可はできん」

上官「研究を進めれば改善できる可能性は十分あります」

元帥「できるかもわからないことにどれだけの犠牲を払うつもりだ」

上官「しかし、艦種関係なく艤装を扱うことができれば!」

元帥「とにかく今は作戦に集中するんだ、少なくともこの作戦が終わるまでそれについて話すつもりはない」

上官「…失礼しました」

ガチャ…バタン

コンコン

↓2「失礼します」

↓2、元帥秘書官
ブラウザ版艦これ初期実装艦の駆逐艦以外の今まで出ていない艦娘から

↓3、どこをみる(あと2回)
作戦前日のどこの様子をみる?
場所(本部か防衛鎮守府のどこか)
or
人物(提督・石室とその艦娘+男提督、青葉、阿武隈、上官、元帥、△提督)

今日はここまで、ちなみに条件にあう艦娘は以下の通りのはずです
鳳翔、千歳、隼鷹、千代田
扶桑、山城、伊勢、日向
古鷹、加古、利根、筑摩、最上、鳥海、摩耶、愛宕、高翌雄、妙高
川内、由良、名取、長良、天龍、龍田、木曾、大井、北上、多摩、球磨

ちなみに元帥は前やった軍のブラックやクズの比率安価で多数を取った性格です
ブラックなら女提督に拷問してでも情報を聞き出していたり、クズなら上官が元帥暗殺を考えるなど割と大きな分岐でした

扶桑「資料お持ちしました」

元帥「ありがとう…聞いていたか?」

扶桑「はい」

元帥「悪い奴ではないんだが」

扶桑「わかっています、それに私は元帥の決定ならどんなものでも従いますよ」

元帥「信頼してくれているのはうれしいが、下手なことしたら山城や満潮に何を言われるか」
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本部

△提督「提督さん、こんにちは」

提督「久しぶりです」

提督「この前の怪獣被害はもう大丈夫ですか?」

△提督「はい、やっと民家の修繕が終わったところです」

提督「引っ越したばかりなのに大変でしたね」

△提督「でもそのおかげで地域の人や艦娘達と親しくなれましたよ」

提督「そういえば、結局車返しそびれちゃってすいません」

△提督「大丈夫ですよ、今の鎮守府は駆逐艦をメインとした警戒任務が中心の鎮守府で車を取りにくる時間ぐらいいくらでもありますから」

提督「でも怪獣はどこにでるかわかりませんから気を付けてくださいね」

△提督「流石に二回も同じ場所にでるなんてことは…」

△提督「それより最近近くの山、霧門岳の火山活動が活発になってるのが心配ですかね」

提督「火山活動が?」

△提督「はい、主に対応するのは陸軍や警察ですけど噴火してすぐの対応は鎮守府がすることになるかもしれないですからね」

提督(火山か…)

↓2、作戦前日のどこの様子をみる? (ラスト)
場所(本部か防衛鎮守府のどこか)
or
人物(提督・石室とその艦娘+男提督、青葉、阿武隈、上官、元帥、△提督)

防衛鎮守府、外訓練場

エリアルベース「ハァ…ハァ…」

わるさめ「フゥ…」

武蔵「まだ数日だが二人とも多少は体力がついてきたな」

あきつ丸「それでも平均以下でありますよ」

わるさめ・あきつ丸はあの後、武蔵によるエリアルベースの特訓に参加していた

あきつ丸「直接参加しないとはいえ空気が少しピリピリしているでありますな」

エリアルベース「飛龍さんとかは作戦に参加できないのをすごく不満そうにしていました」

武蔵「そうだな、石室司令の決定に不満があるわけじゃないが私も作戦に参加したくはあったしな」

武蔵「飲み物がもうなかったか…取りに行ってくるから少し休んでてくれ」

二人とももうクタクタといった感じでその場に座り込む

エリアルベース「それにしてもあきつ丸さんがわるさめさんが特訓に参加することを許可したのは意外でした」

わるさめ「タシカニ」

あきつ丸「下手に部屋にいるより、数人で行動したほうがやりやすいと判断しただけでありますよ」

割と自由に行動させてはいるものの提督の所の艦娘の同行は許可しなかったりなど監視の役割はしっかりこなしている

エリアルベース「そういえば、どうしてわるさめさんも参加しているんですか?」

わるさめ「ソレハ、今回ノ事モダケド私迷惑カケテバカリダカラ何カデキル事ハナイカナッテ」

エリアルベース「それと体を鍛えることに何か関係が?


武蔵「いや、今のこの状態じゃほとんど何もできないだろうからとりあえずできることが見つかるまで体でも鍛えてみたらどうだって私がすすめたんだ」

もどってきた武蔵が飲み物を配る

武蔵「何するにしても体を鍛えておいて損はないだろう、物事の基本は体力だしな…よし、それじゃ飲んだら再開するか」

エリアルベース「武蔵さん、体だけじゃなくて頭も鍛えましょうよ」

武蔵「まだ余裕があるみたいだな、もう少しペースを上げるか」

エリアルベース「そんなぁ…」

作戦当日、防衛鎮守府港

アートデッセイ「結局ここから出撃するんなら本部に出向く必要はなかったんじゃ無いッスか?」

提督「作戦の最終確認とかあるんだからそういうわけにはいかないだろ」

アートデッセイ「にしてもすごい人の数ッスねー」

大鳳「確かに鎮守府にここまで人が多いのは不思議に感じちゃいますね」

広場には今回の作戦のための艦娘の整備施設と司令部が設置されており、そのための人員が出入りしていた

提督「それじゃ私は司令部のほうに行ってくるからお前たちも準備をしっかりな」

そういって提督は仮設司令部に入っていく

アートデッセイ「って言っても、もう準備は終わってるんッスけどねぇ」

↓1、だれで
1、アートデッセイ
2、ビスマルク
3、大鳳
4、瑞鶴
5、大和

↓2、どこに向かう
1、仮設司令部
2、仮設整備施設
3、防衛鎮守府、執務室
4、防衛鎮守府、工廠 
5、防衛鎮守府、食堂

大和は特にすることもなく防衛鎮守府を歩きまわっていると食堂の前で呼び止められる

大和「武蔵」

武蔵「これから出撃だったな」

大和「えぇ、貴女は何を?」

武蔵「ちょっと仲間のひ弱なのの特訓を、お前のところの深海棲艦も一緒にな」

大和「えっわるさめちゃんも!?」

武蔵「あぁ、アレは中々面白いな、少しすれば来ると思うが待つか?」

大和「…やめておきます」

武蔵「なんだ、まだ気にしてるのか?」

大和「まだ謝ってもいないですから」

大和は女提督の一件後からわるさめにまだあっていない

大和「多少はね、でも今会いたくないのはそういうわけじゃなですよ、作戦が終わってからしっかり謝ろうと思ってるんです」

大和の様子をみて武蔵がフッと笑う

武蔵「前にあった時より随分マシな顔になったな、これなら私の代理も安心して任せられる」

武蔵「私の姉として不甲斐ない様を見せたら承知しないからな」

大和「もちろですよ、大和型一番艦ですから」

武蔵「もうそろそろ時間だろう」

大和「そうですね、それじゃわるさめちゃんをよろしくお願いしますね」

↓2、だれで
1、アートデッセイ
2、ビスマルク
3、大鳳
4、瑞鶴

↓3、どこに向かう
1、仮設司令部
2、仮設整備施設
3、防衛鎮守府、執務室
4、防衛鎮守府、工廠 

今日はここまでです
たぶん明日も投稿できると思います、次回は出撃です

今回のお話ではほとんど出番はありませんが△提督の災難は続きます

瑞鶴「失礼しまーす」コソッ

提督「瑞鶴、どうした?」

瑞鶴「態々港の前に司令部を設置するなんて珍しいなって思って見に来ただけよ」

本部の艦娘が参加する作戦でも通常本部の司令部から指揮を行うのが一般的であり仮設司令部を立てることなどほとんどない

瑞鶴「提督さん、あのモニターなに?」

仮設司令部の中は見慣れた通信機材や海図などがおかれた机の他に大きなモニターが設置されていた

提督「あぁアレは艦隊の様子をリアルタイムで確認するためのモニターだ」

瑞鶴「そんなことできたの!?」

提督「成層圏ギリギリ上空50㎞にガッツウイング1号とファイターEXを待機させてそれを中継機に通信を行うんだ」

提督「そのための受信機の設置もかねてここに仮設司令部がおかれているが、一応本部からでも映像は見られるようになってて、訓練中の艦娘や今本部に来ている各地の提督達も見ることになってる」

瑞鶴「えっそうなの!? 戦闘している様子をリアルタイムで皆に見られると思うと緊張するなぁ」

上官「そんな調子で大丈夫なのか」

提督「上官」

瑞鶴「今のは別に、少し恥ずかしいってだけで、別にこれぐらいでミスしたりなんかは」

上官「今回の作戦の空母の役割はサポートだ、こんなことで一々動揺しているようでは…」

瑞鶴「確かに先輩方に比べれば未熟な部分はあるでしょうが単純な艦載機運用能力は二航戦の先輩方や赤城さんにだって」

提督「よせ瑞鶴、そろそろ時間だ港に行け」

瑞鶴は上官にまだ何か言いたそうにするが言われた通り仮設司令部から出て行った

提督「瑞鶴はすでに十分主力の一人として成長しています」

上官「そうでなくては困る、次世代の空母も既に製造されているんだ」

提督「雲龍型ですか、艦載機運用能力について難があり開発が遅れていたんじゃ」

上官「一番艦、二番艦がやっと実戦配備レベルまで達したところだ、三番艦も最終調整中だ」
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防衛鎮守府、執務室

陸奥「失礼します」

報告のために執務室に入ると石室は執務室の窓から外の様子を見ていた

陸奥「エリアルベースが配置につきました」

石室「わかった、艦隊が出撃し次第艦載機を発艦させてくれ」

陸奥「了解しました」

陸奥も一瞬窓のほうを見てみる本部第一艦隊が出撃に備えているのが確認できた

陸奥「今回の作戦への不参加といい、何かあるのでしょうか?」

その言葉に再度、窓のほうを向き艦隊の中のプロメテウスを見つめる

石室「何かあるというわけではない、我々は何かあった時のために備えるだけだ」

瑞鶴が港に向かうと既にビスマルク、大和、大鳳が戻ってきていた

瑞鶴「あれ、アートデッセイは?」

大和「まだ戻ってこないんですよ」

アートデッセイ「遅くなったッス」

ビスマルク「おそいわよ!」

アートデッセイ「ごめんなさい、ちょっと頼まれごとがあったんッスよ」

大鳳「頼まれごと?」

アートデッセイ「石室司令にアメリカの司令官に技術協力ってことでこれを渡してくれって」

ビスマルク「いいの勝手に?」

アートデッセイ「ピーパー用の格納庫が開いてるんで大丈夫ッスよ」

アートデッセイはそういって艤装に石室から受け取ったで木の船のようなものをしまう
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防衛鎮守府、食堂

スピーカー<第二艦隊出撃するわ

スピーカー<補給部隊出撃します

赤城「始まりましたね」

加賀「…はい」

出撃から数時間後

仮設司令部

「敵前衛艦隊撃破、間もなく沖ノ鳥海域周辺の敵基地に到着します」

上官「敵基地沖についたら敵艦隊の様子を確認、敵主力艦隊を確認後ネオマキシマ砲を発射」

無線「了解」
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プロメテウス「…ネオマキシマ砲」

キュィイイイン

プロメテウス「発射」

ドォオオオオン

ネオマキシマ砲が発射されると目を開けていられないほどの光に包まれ、離れている艦隊に届くほどの大きな波が発生する

瑞鶴「島が…」

光が収まると島が半分なくなっていた

ビスマルク「なんて威力よ」

プロメテウス「まだ直撃から逃れた深海棲艦が少し残っていますから殲滅をお願いします」

見ると島の警戒に当たっていて攻撃を逃れたのか数隻の深海棲艦が確認できた

プロメテウス「ほら、アートデッセイ氏もお願いします」

アートデッセイ「…」

翌日、本部

「見たかよ昨日の」

「見たよ、島ごと倒すなんてね」

本部は昨日の艦隊の様子の話題で持ち切りだった

「昨日の深夜、ウェーク島の敵基地も壊滅させて、今からミッドウェー島につくらしいよ」

「見に行こうぜ」

「サボってるのバレたらまた給料減らされるよ」

「大丈夫そうだぜ」

艦隊の様子が見れる部屋の前に行くと同じく艦隊の様子を見に行く人でごった返していた

ウェーク島沖、海上

プロメテウス「補給完了しました、これよりウェーク島に到着します向かいます」

補給艦に洋上補給を行ってもらい、燃料弾薬を補充する

無線<ではこれまで通り、ウェーク島の敵艦隊を確認ができたら砲撃を開始してくれ>

プロメテウス「了解」

「此処まで一方的だと砲撃って感じがしないけどな」

「口を慎め、そろそろいいんじゃないか?」

プロメテウス「そう…ですね…そろそろ、いい頃合いですね」

直下コンマ
被開幕攻撃(99に近いほど大ダメージ)

ガシャン

艦隊から一歩引いたところでプロメテウスはネオマキシマ砲ではなくバルカン砲を艦隊へと向ける

「おい、何やって」

アートデッセイ「離れて!」

ダダダダダダダダダダ

バルカン砲によって撃ちだされた砲弾が雨の様にアートデッセイ達に降りそそいだ
ーーーーーーーーーーーーーーー
仮設司令部

提督「どうした、アートデッセイ、応答しろ」

アートデッセイの艤装についているカメラからの映像が一旦切れたかと思うとすぐに再開される

アートデッセイ「大丈夫ッス」

見渡すとアートデッセイと大和は小破程度だが他は皆中破以上のダメージを喰らっていた

「大丈夫ですか、しっかりしてください!」

特に補給艦の護衛をしていた重巡のうち一隻は補給艦をかばったのか大破の上、気を失っているようであった

無線(上官)<どういうつもりだ!>

プロメテウス「あれ、まだわかりませんか? わかりやすく攻撃という形にしたつもりなんですが…そうですね、これでわかってくれますかね」

そういうとバルカン砲を気を失っている重巡とそれを支えている補給艦に向ける

アートデッセイ「っ!」

↓2、アートデッセイはどうする?
1、補給艦たちとプロメテウスの間に割って入る
2、艦載機を発艦し攻撃
3、通常火力にて攻撃

アートデッセイ達のHP◆◆◆◆◆

アートデッセイ「やらせるッスか!」

プロメテウスの攻撃を止めるためアートデッセイはデラック砲以外の通常火力で砲撃する

プロメテウス「予想より単調な攻撃ね」

振り向きもせずにプロメテウスはその攻撃を回避し補給艦達に近づく

アートデッセイ「逃げッ」

ドォン

アートデッセイが叫ぶより早く補給艦たち砲撃されその場に沈んで行った

プロメテウス「これで理解してくれましたか?」

「テメェ…よくも」

「第一艦隊戦闘態勢、単縦陣形で一気に叩き潰す」

プロメテウスを除く第一艦隊が単縦陣形を組むとプロメテウスに対し一斉砲撃を開始する

プロメテウス「姿形が変わってもやることは変わらない鈍い攻撃…」

降ってくる砲弾を直撃のものだけ一歩分動き回避する

「あたらない」

「撃ち続けろ!」

↓1、アートデッセイ達はどうする
1、大鳳、艦載機発艦
2、ビスマルクも砲撃しつつ魚雷発射
3、大和、ビスマルクが後ろから砲撃

アートデッセイ達のHP◆◆◆◆◆

ビスマルク「大和」

ビスマルクの呼びかけに無言でうなずくとプロメテウスの死角に回り込む

プロメテウス「そして、不意打ち…といっても予測されてしまう程度じゃ不意打ちとも呼べないけれども」ボソッ

ドドォオン

ビスマルク「なっ!」

大和「砲弾を撃ち落とした」
ーーーーーーーーーーーーーーー
提督「攻撃が一切当たらない」

上官「無駄だ、そんな攻撃では意味がない…奴は全艦娘の戦闘データを完全に記憶している」

提督「個人のデータはそうでも艦隊の動きすべてを知ってるわけじゃ」

上官「演習を含め奴の被弾率は0%だ、データがなくとも通常の砲撃なら砲口を見るだけで十分に回避できる!!」

そういいながら上官は机にこぶしを叩きつけた
ーーーーーーーーーーーーーーー
プロメテウス「今度はこっちがやらせてもらいますよ」

次の瞬間には砲弾の雨を抜け、並んでいる第一艦隊の間に割って入り左右にバルカン砲を発射した

「なんて速さだ」

その攻撃でプロメテウスの一番近くにいた艦が轟沈、他の艦は少なくないダメージを負う

プロメテウス「ほら、もっと頑張ってくださいよ」

「くそッ!」

残った艦も必死に反撃するも、プロメテウスは至近距離での砲撃に対し焦る様子もなく軽々と回避していく

ビスマルク「チッ、他の艦があんなに近くにいたんじゃ砲撃できない瑞鶴、艦載機で援護を」

瑞鶴「それが…」

見ると最初の攻撃で弓や飛行甲板がやられ発艦不能になっていた

瑞鶴「ごめん」

大鳳「私は行けます」

損傷としては瑞鶴と同程度だが、装甲空母であった大鳳はまだ発艦可能であり、すぐに艦載機を発艦、援護を開始する

爆撃、魚雷、砲撃の三方からの攻撃にも顔色一つ変える様子もなく避け続けていく

プロメテウス「この程度」

プロメテウスは挑発するようにアートデッセイに目を向けながらそういった

↓2、アートデッセイどうする?
1、艦載機発艦(種類指定)
2、デラック砲で遠距離から砲撃
3、通常火力とガッツハイパーガンを使いつつ接近戦

アートデッセイ達のHP◆◆◆◆◆

ガッツウイング1号×5
ガッツウイング2号×4
ドルファー202×3
スノーホワイト×1
XIGファイターSS×1
クリムゾンドラゴン×2
ブルートルネード×1

バシュ

ハイパーガンから発艦された艦載機はそのまま変形せずに真っすぐプロメテウスのほうに飛んでくる

プロメテウス(速い…スノーホワイト?)

プロメテウスは光線状の艦載機を回避し通り過ぎた艦載機をバルカン砲で狙い撃つ

ギュン

プロメテウス「!」

艦載機は跳ねるように砲撃を回避するとそのまま宙返りをするように反転・攻撃、プロメテウスは回避不能と判断しとっさに防御する

プロメテウス「XIGファイターSS…」

プロメテウスは防御して傷が付いた装甲をチラリと見た

アートデッセイ「余所見は厳禁ッスよ」

防御でできた死角を使いアートデッセイは追撃のために一気にプロメテウスとの距離を詰める

プロメテウス「…」

しかし、アートデッセイの移動した先には既にプロメテウスの砲口が向いており、アートデッセイの肩にその砲撃が突き刺さる

アートデッセイ「痛っ!!」

プロメテウス「ガッツウイング系以外の艦載機を持っていたのは少々予想外だったけどXIGファイターの性能も理解してますよ」

バランスを崩しそうになったアートデッセイの首をつかむ上げると、手を放すのと同時にバルカン砲を接射
する

大和「大丈夫ですか!?」

アートデッセイ「は、はい…まだ行けるッスよ」

プロメテウス「流石に頑丈ですね」

いつの間にか、アートデッセイ達と本部の艦娘でプロメテウスを取り囲むような形になっているが、焦りの色が見えるのはアートデッセイ達のほうであった

プロメテウス「ほら、どうしたんです、反撃しないんですか?」
ーーーーーーーーーーーーーーー
仮設司令部

翔鶴「出撃させてください!」

提督「落ち着け、今から行っても到着まで1日以上かかる」

提督「ここは、アートデッセイ達を信じるしかない」

その様子を入口のほうで見ていたエリアルベースが部屋からでていった

画面(プロメテウス)<ほら、どうしたんです、反撃しないんですか?>

提督「…」

↓2、どうする
1、全艦撤退命令
2、損傷具合が軽度なもの以外に撤退命令
3、総火力をもって一斉攻撃

アートデッセイ達のHP◆◆◆

無線(上官)<……だ>

「え?」

無線(上官)<撤退だ、全艦撤退しろ>

「ここまでやられて引き下がれるか!」

「そんなこと言ってる場合じゃない、ただアイツが素直に見逃すとは…」

大和「攻撃しつつ距離を取りましょう」

無線(上官)<ある程度距離が取れたら一斉砲撃、少しでも視界を遮ったところで三方に分かれ撤退>

ビスマルク「分かれてって…」

無線(上官)<固まってネオマキシマ砲を使われればお終いだ>

ビスマルク「わかったわ」

瑞鶴大鳳を除いた九隻の砲撃も時には避け、時には撃ち落としながら平然と立っていた

プロメテウス「…」
ーーーーーーーーーーーーーーー
防衛鎮守府、司令室

エリアルベースはノックをすると返事を待たずに部屋に入る

五十鈴「ちょっと…」

それに対して注意をしようとした五十鈴を陸奥は止めエリアルベースの前に立つ

陸奥「出撃なら認められないわよ、それに貴女だってミッドウェーまで行くには数時間はかかるでしょ」

エリアルベース「ファイターだけなら1時間…SSだけなら30分ちょっとで着きます」

陸奥「数機の艦載機だけ行かせてどうするのよ」

エリアルベース「お願いします!」

石室「…わかった、許可する」

陸奥「司令!」

エリアルベース「ありがとうごさいます」
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エリアルベース「ファイターSS、ピースキャリー発艦」
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ミッドウェー島沖

「くそ、なんで当たらないんだよ」

プロメテウスに当たった攻撃は先ほどのファイターSSの一発のみある

今日はここまでです、色々あってここ数日めっちゃ不規則になりましたが明日も起きてから掃除をしつつ投稿するつもりです
学校がはじまる前にここの戦い終わらせたいんです

本部の艦隊の旗艦が大和に視線を送ると、大和もそれに応え先ほどまでの途切れない攻撃をやめ一斉砲撃へのタイミングを合わせる

プロメテウス「…」

「全艦全砲門一斉砲火!」

ドドドドドドド…

デラック砲も含めた計9隻の一斉砲撃は全く隙間がないほどの密度、実際にいくつか砲弾同士がいくつもぶつかりながらプロメテウスに降り注ぐ

「全艦全速力で撤退」

水しぶきが上がりきる前に反転、一気に速度を上げプロメテウスから離れる

ザァアアアアアア

「!?」

流石にあれだけの砲撃では無傷ではないはずと思って後ろを確認した艦娘の一隻は、水しぶきの中に砲撃を受ける前と一切変わらない位置に立っているプロメテウスを見た

プロメテウス「こそこそと何をするかと思ったら、目くらましからの逃走?」

キィイイイイイイイイ

プロメテウス「高々数十ノットの艦が逃げられるとでも」

アートデッセイ「えぇ思ってるッスよ!」

ネオマキシマで一気に距離を詰めようとしていたプロメテウスの目の前にガッツウイング1号三機とガッツウイング2号を二機発艦した状態のアートデッセイが立ちふさがる

大鳳「アートデッセイさん!」

瑞鶴「あのバカ一人で…」

アートデッセイが残っていることに気づくと瑞鶴は反転し戻っていく

ビスマルク「ちょっと瑞鶴、待ちなさい!」
ーーーーーーーーーーーーーーー
プロメテウス「なんです、自分が囮になって皆を助けようとでも?」

アートデッセイ「まさか、倒すつもりッスよ」

プロメテウス「一人で? さっきまでのでわからないんですか?」

アートデッセイ「わかる? なんのことッスかね、私が分かったのはアンタが攻撃を喰らうのを怖がってるビビりだってことぐらいッスよ」

アートデッセイ「そっちこそわかってるんッスか、アンタのバルカン砲じゃ私の装甲を破れる威力は…

プロメテウス「だったらこうすればいいんでしょ」

アートデッセイ「なっ!」

プロメテウスは主砲であるネオマキシマ砲をアートデッセイに向けチャージを始める

アートデッセイ(プロメテウス自身だってチャージの時の隙はわかっているはずなのに…)

アートデッセイの作戦はプロメテウスがネオマキシマ砲を撃つときのチャージの隙を狙うことであったがまさかいきなり使うとは思わずに驚き不審に思うが深く考えている時間はない

↓2
1、デキサスビーム×2
2、通常火力一斉砲撃
3、デラック砲(マキシマ砲も可)

アートデッセイ達のHP◆◆

アートデッセイ「デラック砲発射!」

十メートルも離れていない至近距離で多少の反動を覚悟でデラック砲を発射する

アートデッセイ(でもチャージ中でこの距離なら)

プロメテウスは向かってくるビームに対し手に突き出すとその前方にレンズのような透明な物体が出現、ビームはその中へ吸収すると一拍おいてアートデッセイに向けて放出される

アートデッセイ「!?」

ドォオオン

直撃直前で瑞鶴がアートデッセイの腕を引っ張り移動させる

瑞鶴「大丈夫!」

アートデッセイ「ちょっと…大丈夫じゃない…ッスね」

移動によって体へのダメージは大したことないが、艤装の右側が半壊していた

プロメテウス「これでわかりましたか? 何をしようと無駄なんですよ、戦闘データが完全なら相手が何者であっても決して負けること決してない」

アートデッセイ「くっ」

ドォン

ガッツハイパーガンを構えようとするがその前にガッツハイパーガンを撃ち飛ばされる

プロメテウス「でも、もう少し楽しめると思っていたんですがね、先輩といえば聞こえはいいですが所詮は旧式ということですかね」

アートデッセイを支えていた瑞鶴がプロメテウスをにらむ

プロメテウス「そういえば貴女、全く攻撃しないんですね」

その言葉に瑞鶴は弦の切れた弓を握りしめる

プロメテウス「出撃前の威勢はどうしたんですか?」

瑞鶴「こっのぉ!」

プロメテウスの挑発に素手で殴りかかるが簡単に腕をつかまれる

プロメテウス「空母も少しは期待してたんですが…少し傷つくだけで自分の身すら守れない脆弱な艦」

つかんでいるのとは逆の手で首をつかみ上げる

大和「瑞鶴さん!」

アートデッセイ達を助けるため大和、ビスマルク、大鳳が反転してこちらに向かっていた

プロメテウス「これ以上、期待できなさそうね」

瑞鶴「好き勝手いってんじゃ…ないわよ、絶対アンタの顔に一発ぶち込んでやるんだから」

ガシャン

顔にネオマキシマ砲の砲口を突き付けられ、瑞鶴は歯を噛みしめごくりと生唾を飲む

アートデッセイ「瑞鶴さん!!」

プロメテウスはその砲口の向きを変え近づいてくる大和たちに向けチャージを開始する

瑞鶴「皆逃げて!」

プロメテウス「第一艦隊も含め十分射程範囲内ですよ」

アートデッセイ(マキシマで連れて離れる? この損傷じゃ三人も抱えられないし射程外まで逃げられる…攻撃するにもここからじゃ瑞鶴さんに)

↓2、どうする?
1、マキシマオーバードライブをフル稼働で二人を抱えて逃げる(大和、大鳳、ビスマルクの中から二人指定)
2、マキシマオーバードライブをフル稼働で三人を抱えて逃げる
3、三人とプロメテウスの間に入りマキシマ砲発射

アートデッセイ達のHP

アートデッセイ「マキシマオーバードライブ起動」

バチバチ

艤装の損傷からかマキシマオーバードライブからいくつもショートする音が聞こえるがそれを気にする余裕もなく、加速し大和たちのほうへ向かう

アートデッセイ「伏せて!」

ネオマキシマ砲のチャージ音が時限爆弾のカウントダウンの様に鳴るなか大和たちの目の前まで来るとプロメテウスのほうを振り返りデラック砲を構える

プロメテウス「ネオマキシマ砲」
アートデッセイ「マキシマ砲」

「「発射」」

仮設司令部

ザーーーーーーーーー

アートデッセイのマキシマ砲発射の声の後、画面が一瞬白く埋め尽くされたあと映像は途切れてしまう

上官「艦隊はどうなった!」

「通信応答ありません」

翔鶴「そんな…」

上官「なんてことだ…なんてことだ!」

戦闘終了

アートデッセイ、生死不明
大和、生死不明
ビスマルク、生死不明
大鳳、生死不明
瑞鶴、生死不明

プロメテウス、小破未満?

敗北E?

海上、ミッドウェー島周辺海域

無線<変わった様子はあるか?>

「いえ何もないわ、さっきの地響きはなんだったのかしらね」

無線<わからん、とりあえず何もなければ戻ってこい>

「わかっ…ちょっと待って」

無線<どうした?>

「あれは…艦娘?」

今日はここまで
ちゃうねん、別にぞろ目無視ったわけじゃないねん
>>823がゾロ目によって追加されたところです

ここはティガ&ダイナで言えばクリオモス島だから…勝敗はすでに決まっているbyキサラギ博士
でも、ゾロ目でこの後のプロットを大分変更中です


どうやらどう転んでも負け確イベントだったみたいだけどゾロ目が出なかった場合轟沈も確定だったのだろうか
それとも正解選択肢を選びまくってエリアルベースの援護がくるまで耐え続けるのが正規ルートでの轟沈回避方法だったのだろうか

次回予告アツクナレタイヨウ

再び姿を現したプロメテウス

それを軍は総力をもって迎え撃つ

そしてプロメテウスの真の姿を見せる

次回、ウルトラマンティガ&ウルトラマンダイナ 光の星の戦士たち
第二章「エリアルベース敗北」
ーーーーーーーーーーーーーーー
今日の夜も投稿します
ちなみに予告とサブタイトルは列伝のオマージュですが四章構成ではなく三章構成のつもりです

>>826、基本轟沈確定はないです轟沈しやすい話はあってもあくまで安価のルート次第では助かるルートがあるようにしています
今回で言えばネオマキシマ砲発射までにHPが残っていれば…の予定でした

瑞鶴(眩しい…もう朝?)

目を覚ました瑞鶴は日差しから逃れるように毛布の中に潜る

瑞鶴(えぇっと今日の予定は…)

ーーーーーーーーーーーーーーー
プロメテウス「少し傷つくだけで自分の身すら守れない脆弱な艦」
ーーーーーーーーーーーーーーー

頭が働き始めた所で、ミッドウェーでのことを思い出し飛び起きる

瑞鶴「ぅ…」

起き上がったところで体に痛みが走り顔をしかめる

瑞鶴「ここは医務室よね」

周囲を見渡すが着替えがおいてあるだけで他に誰もおらず、瑞鶴は急いで着替えると外にでた

瑞鶴(防衛鎮守府みたいね)

廊下を歩いていくと食堂が見え、誰かに状況を確認しようと中に入る

瑞鶴「誰もいない…」

食堂に誰もいないなど言うことは何処の鎮守府でも滅多にない

瑞鶴(そういえば、廊下でも誰の声も聞こえなかった…)

瑞鶴「誰かいませんかー、誰かいませんかー!」

二回大きく叫ぶが誰の返事も聞こえない

男提督「司令室にいる数人以外出払ってるぞ」

瑞鶴「きゃ!」

誰からの返事も聞こえず若干不安になっていたところに後ろからいきなり声をかけられ思わず声を上げる

瑞鶴「男提督さんか、驚かせないでよ」

男提督はごめんごめんと悪びれる様子もなく謝る

瑞鶴「それより、皆は? プロメテウスはどうなったの!?」

男提督「落ち着け、それはこっちが聞きたいぐらいなんだが…まぁいい説明してやる」

男提督によると、プロメテウスとアートデッセイが主砲を撃ちあって映像と通信が途切れてから10分後エリアルベースの艦載機がミッドウェー島沖まで到着、瑞鶴を発見
その後、瑞鶴を救出するためエリアルベースが単艦で出撃、周辺を多少捜索したが誰も見つからず仕方がなく帰還、すでにプロメテウスと戦ってから丸1日たっているそうだ

瑞鶴「捜索はどうなってるの!」

男提督「捜索はこれ以上しないそうだ」

瑞鶴「なんで!」

男提督「プロメテウスの行方がつかめないから陸海空全軍総警戒態勢で艦娘はほぼ全艦海上だ」

思い返すと外からヘリの音などがずっと聞こえていた

男提督「わかったら本部に向かうぞ、お偉いさん方があの撃ち合いの後にどうなったのか聞きたいそうだ」
ーーーーーーーーーーーーーーー
車中

瑞鶴「…なんでアンタが運転しないの?」

男提督「前の基地から逃げる時に免許証忘れたんだよ」

本部、会議室

男提督「瑞鶴を連れてきました」

入ってくれという声がしたあと、瑞鶴だけが会議室内に入る

元帥「翔鶴型二番艦の瑞鶴だね」

瑞鶴「ハイ」

会議室にいる人物を見ると、提督、石室を筆頭に見知った顔のほか、普段なら瑞鶴は会わないであろう上官達が見えた

元帥「それでは、映像が途絶えた後について話してくれ」

瑞鶴「はい…」

今日はここまで、次回も安価なしの説明パートですかね

男提督が防衛鎮守府にいる理由が移動手段がバス、電車などの交通機関しかないためです

ーーーーーーーーーーーーーーー
プロメテウス「ネオマキシマ砲、発射」

プロメテウスにつかまれていた瑞鶴はアートデッセイ達がそのまま光の中に飲み込まれていくように見えたあと、辺りは目が明けていられないほどの光に包まれる

瑞鶴「きゃっ」

光が収まると同時にプロメテウスに手を離され海に落ちる

瑞鶴(皆は!)

瑞鶴はアートデッセイ達がいた方を見て絶句する

ザザザザザザザ

そこはまるで神話や何かのワンシーンの様に海が抉れ、そこに水が流れ込んでいた

プロメテウス「通信が途切てしまったわね」

瑞鶴「…」

目の前に降りてくるプロメテウスに対して瑞鶴はにらみつけることしかできない

瑞鶴「…やるならやりなさいよ」

プロメテウス「戦いで楽しめない以上、無様に命乞いでもしてくれたほうがおもしろいんだけど」

瑞鶴「誰がっ!」

プロメテウス「私が手を下さなくても今の貴女なら深海棲艦にすら手も足も出せないでしょうけどね」

瑞鶴はミッドウェー島の方からこちらに向かってきている深海棲艦を確認するが、プロメテウスは真逆の方向を見ていた

プロメテウス(…XIGファイターSSが三機)

プロメテウス「五日後の正午、都市正面海域より攻撃を開始するわ、何処に逃げようとも抵抗をやめても無駄、運よく生き残れたらそう伝えて」

そういうとゆっくりと上昇しどこかへ飛び去った
ーーーーーーーーーーーーーーー
瑞鶴「そのあと深海棲艦に襲われて気絶を」

元帥「そのあとのことについては石室司令より聞いている」

元帥「五日後の正午か」

△提督「既に一日経過していますので四日後の正午ですね」

元帥「陸空の上層部に連絡してくれ」

元帥「報告ご苦労、戻ってくれ」

瑞鶴は頭を下げると会議室を出る

瑞鶴「はぁ…」

↓2、瑞鶴はどうする?
1、会議室のそばで待つ
2、本部内部を回る
3、本部の外に出る

男提督「おっ」

会議室横の休憩所に出ると、男提督が飲み物を買おうとしていた

男提督「…奢らないぞ」

それを無視して休憩所の椅子に腰を下ろす

男提督「ボケにはツッコもうぜ」

瑞鶴はその言葉にも反応せずに暫し沈黙が流れる

男提督「四日後に来るんだってな」

瑞鶴「…聞いてたのね」

男提督「一応な、本部の連中はかなりビビってるみたいだぜ」

男提督「まぁビビってるのは本部の連中だけじゃないみたいだがな」

瑞鶴「ビビってなんか!」

男提督「そうかい、じゃあ何もできなかった後悔か? それとも仲間を失った悲しみか?」

どっちでも良いがというように買った飲み物に口を付ける

男提督「恐怖をするなってのは無理な話かもしれない、そもそも恐怖は自分でどうこうできるものじゃないしな」

男提督「どれにしても今は四日後の戦いに頭を切り替えるべきじゃないか、戦わずに見てるつもりならそれでもいいが」

瑞鶴「勝手なこと言わないでよ…自分が戦うわけでもない癖に、勝手なこと言わないでよ!」

瑞鶴は胸倉をつかむ勢いで立ち上がり詰め寄る

ガチャ

会議が終わったらしく会議室から提督達が出てきた

提督「瑞鶴、それに男提督も」

瑞鶴「提督さん」

部屋から出てきた提督は瑞鶴たちに気づいて休憩所に入る

男提督「それじゃ」

男提督は瑞鶴の肩を叩くと休憩所から出る

提督「どうした?」

瑞鶴「なんでもない」

提督は自動販売機で飲み物を二つ買うと一つを瑞鶴に渡す

瑞鶴「ありがと」

提督「瑞鶴、どうする戻るか?」

↓1、瑞鶴たちはどうする?
1、防衛鎮守府に戻る
2、まだ戻らない

スイマセン、全然筆が進まないのと学校が始まるので今週はかけないかも(書くとしたら水曜日か金曜日)

明日はリアル秋刀魚祭りに行ってきますので書けませんがやっと余裕ができてきたので再開する予定です(明日の疲労が酷くなければ月曜日、酷ければ水曜日)

瑞鶴「…」

提督「瑞鶴」

瑞鶴「ごめん聞いてなかった、何?」

提督「起きてから何も食べてないだろう、食べて戻らないか?」
ーーーーーーーーーーーーーーー
食堂

提督「食事時じゃないからすいてるな」

瑞鶴「日替わり定食一つください」

「私も一つください」

瑞鶴が注文をした横で同じものを注文する人の声が聞こえる

「ごめんなさい、今ので丁度売り切れなんです」

「そうですか…それじゃあ別の…」

提督達が横を見ると注文の主は金剛とはまた違う和服風の服装の艦娘であった

提督「たしか扶桑型の…」

扶桑「姉の扶桑のほうです」

提督「以前写真で見ただけだったので」

扶桑「別にかまいませんよ」
ーーーーーーーーーーーーーーー
提督「ここの食堂の料理すごくおいしくなりましたよね」

扶桑「そうですね、ある提督が食事が艦娘に与える影響をしらべてからかなり変わりましたね」

扶桑「瑞鶴さんは口に合わなかったかしら?」

瑞鶴「そんな、美味しいですよ」

扶桑「無理をしなくてもいいですよ、今回は色々大変でしたでしょうから一度ゆっくり休んでください」

瑞鶴「…」
ーーーーーーーーーーーーーーー
扶桑「それじゃあ失礼しますね」

提督「元帥さんによろしく伝えておいてください」

扶桑「はい、それと瑞鶴さん、悩みがあったら相談に乗りますよ」

扶桑「仲間には逆に話しづらいこともあったりしますから、頼りないかもしれませんが艦娘の先輩として力になりますよ」

瑞鶴「頼りないなんてそんな、ありがとうございます」

防衛鎮守府、司令室

陸奥「四日後の正午、都市正面海域において私たちと提督の艦娘の連合艦隊を展開しプロメテウスを迎え撃つことになったわ」

蒼龍「あの本部の艦娘や、他鎮守府の増援はないんですか?」

陸奥「本部の艦娘は数隻でるらしいけど、他の鎮守府からの増援はないわ、そのかわりに陸軍と空軍からの増援が出るわ」

陸奥「ただこれも敵に上陸された場合を想定してのことだから敵が宣言通り正面から来た場合は私たちだけで相手にすることになるわね」

↓2、どこの様子を見る?(瑞鶴以外)

生存報告、一ヵ月近く開いてしまい申し訳ありません
少し前に書ける時間があったのですが、どうせなら艦これの映画を見てから続きを書こうと

というわけで見てきました。まぁ叩かれるんだろうなぁというのが一番の感想でしたね
個人的にはアニメの時点でここまで作る気でいたとしたらもう少しやりようがあったかなと思いました、後から決定したとしたらむしろよくあそこまで踏み込んだなと思ってます
色々書くとネタバレになりそうなんで続きを投稿しつつ少しずつ触れていきます
ここまででいえるのは天龍かっけぇ!

防衛鎮守府 医務室

町に流れている避難勧告の放送が防衛鎮守府まで聞こえてくる

ガチャと音を立てて扉が開くと陸奥が入ってくる

陸奥「あら、どうしてこんなところに?」

クラーコフの様子を見に来た陸奥は中にいたわるさめを見て少し驚いたように尋ねる

わるさめ「外部ノ人ガ来テイルカラ、ココ二居テト」

鎮守府内とその周辺には増援の準備のために陸空軍の関係者が動いていた
陸奥はそれを聞いて、納得するとクラーコフの容態を確認する

わるさめ「アノ…」

陸奥「何?」

わるさめ「作戦中、私ハドウシテイタラ?」

陸奥「そうね…この娘とあきつ丸と一緒に避難所のほうへいってもらうことになるかしら」

そういいながら陸奥はクラーコフの移動の手筈を医師に伝える

わるさめ「提督サン達モ作戦二参加スルンデスカ?」

陸奥「どうして、そんなことを気にするのかしら」

わるさめ「ソレハ…」

陸奥「誰がとまでは言えないけど、参加するわね…心配?」

その問いに、わるさめは無言で頷く

陸奥「心配しなくていいわ、私たちは勝つわ」

わるさめ「…勝テルンデスカ、アートデッセイサン達ガ手モ足モ出ナカッタンデスヨ」

わるさめ「ソレニ向コウハコッチノ事ヲ知ッテルケド、コッチハアノ戦イノ映像程度シカ知ラナイ」

陸奥「厳しい戦いになるでしょうね、でも確かに情報は大事だけど、今までだって敵については知らないことのほうが多かったわ」

話しながら医師から書類を受け取ると医務室から出ていった
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瑞鶴と提督は防衛鎮守府に戻る車内にいた

鎮守府近くの地域はすでに避難が完了しているらしく、道路には戦車をはじめ多連装ロケットなど多くの兵器が置かれている

防衛鎮守府

到着したころには既に日が沈んでおり、戻った提督達は各自の部屋に戻っていた

室内に入るとベッドに横になる同室の翔鶴は居なかったが、瑞鶴にとってはありがたかった

瑞鶴「四日後…」

瑞鶴(絶対に倒してやるんだ)

そのまま瑞鶴は深い眠りの海に沈んでいった

直下、誰の様子を見る(夜)
(アートデッセイ・大鳳・大和・ビスマルク以外)

朝潮「お願いします」

臨時の執務室において朝潮は提督に対して頭を下げる

朝潮「司令官、アートデッセイさんたちが轟沈したとは思えないんです、皆の捜索に行かせてください」

提督「残念だがこれは私の一存では決められない、仮に決められたとしてもミッドウェーは遠すぎるし危険すぎる」

朝潮「ですが」

提督「朝潮!」

朝潮「っ…」

提督「気持ちはわかるが捜索は無理だ、分かってくれ」

朝潮「…失礼しました」

臨時の執務室から出ると部屋の前に曙が立っていた

曙「全く、ミッドウェーまで捜索に行きたいなんて許可が下りるわけないでしょ」

朝潮「でも、なんか皆生きているような気がして…」

時雨「曙もあきらめろって言ってるわけじゃないよ」

朝潮「時雨」

時雨「じゃなきゃ、石室司令に頼み込みになんていかないよ」

曙「ちょっと時雨!」

曙「通常の艦隊じゃあの海域まで行くのも厳しいわ、行けたとしても数日がかりで捜索なんて出来る状態じゃないでしょ、だからエリアルベースの協力を得られないかと思ってね」

朝潮「どうだったんですか」

曙はため息をついて首を横に振った

時雨「でも、エリアルベース本人が協力するっていうことなら止めはしないって」

朝潮「じゃあ、すぐに協力をお願いしに」

時雨「そのつもりなんだけど、部屋にもいないしどこにも見当たらないんだよ」

曙「それにもうすぐ消灯時間になるから、私たちは明日の朝すぐに部屋に向かうつもりだけどあんたはどうする」

朝潮「私も行きます」

↓2、朝(作戦まで残り三日)どこを見てみる
(アートデッセイ・大鳳・大和・ビスマルク以外)
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今日はここまで、映画のネタバレをそろそろ言っていいものかと悩む今日この頃、安価じゃなくて100レスぐらいで艦これ映画と特撮のクロスとかも色々妄想しちゃってましたレギオンとかね

瑞鶴(ここは…)

上も下もわからないような真っ暗な空間が広がっていた

少しすると辺りにクラゲがふわふわと浮かんでいるのが見えた、その途端に上に上がっていく感覚が押し寄せる

瑞鶴(何?)

気付くと海上に立っており、体も動かせるが前にも後ろにも進ことができない

瑞鶴(皆?)

振り向くと、翔鶴・加賀をはじめとする鎮守府の面々が海上を進んでいた、瑞鶴は皆が進む先を見ると一つの人影が見える

瑞鶴(プロメテウス!!)

プロメテウスは瑞鶴と目が合うと口元を歪めながら砲口を翔鶴たちに向ける

瑞鶴(皆、逃げて!)

叫ぼうとしても声は出ず、動くこともできない

瑞鶴(赤城さん!加賀さん!)

そのまま、プロメテウスはネオマキシマ砲を発射し光が皆を飲み込んでいく

瑞鶴(翔鶴姉!!)
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光に飲み込まれ、皆の体が粒子状に崩壊したところで飛び起きる

瑞鶴「ハァ…ハァ…夢か」

隣のベッドには翔鶴がまだ寝ており、時間を確認すると4時半過ぎであった

瑞鶴「気持ち悪い…」

結構な寝汗をかいていてかなりの不快感があった

瑞鶴(そういえば昨日、そのまま寝ちゃったんだ)

とりあえず汗を流すため、なるべく音を立てないように着替えをもって浴場へと向かう
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工廠

「…ちゃん、エリアルベースちゃーん」

エリアルベース「はい!」

工廠の作業机に突っ伏す形で寝ていたエリアルベースは飛び起きる

明石「おはようございます」

エリアルベース「おはようございます、ごめんなさい、いつの間にか寝ちゃって」

明石「別に謝ることないですけど、どうです、調子は?」

エリアルベース「艤装のほうの改造はどうにかなりそうですが、艦載機の改修がどうも」

机の上には解体してあるファイターSS、SGがあった

明石「やっぱり3、4日じゃ…」

エリアルベース「わかってます…でも、そうでもしないと…」

明石「そうですね、とりあずやれるだけやってみますか、私たちも手伝いますよ」

エリアルベース「ありがとうごさいます」

エリアルベース「基本はこの設計図の…」

明石「その前に一度、お風呂に入ってきたら?」

エリアルベース「え?」

明石は自信のほっぺを指さして示し、それに従い手の甲で拭うとオイルで汚れていた

明石「夕張も呼んで、設計図を確認するにも時間がかかるからその間に入って来なよ」

エリアルベース「そうさせてもらいますね」
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入渠ドック

脱衣所に入ると服の入った籠があったため誰かが入っていることがわかる

エリアルベース(こんな時間に珍しいですね)

エリアルベース「失礼します」

瑞鶴「貴女は」

エリアルベース「エリアルベースです、瑞鶴さんであってますよね?」

髪型で判断しているというわけではない(一部姉妹艦は本当に顔も声もそっくりな艦はいる)がさすがにほとんど話したこともない同士では確認せざるおえない

エリアルベース「こんな時間にどうしたんですか?」

瑞鶴「寝汗が酷くてね、貴女こそその顔どうしたの?」

エリアルベース「昨日、工廠で艦載機と艤装の改造を行ってたんですけどそのまま寝ちゃいまして」

↓2、瑞鶴は何を話す
1、改造について
2、プロメテウスについて
3、自分を救出した時のことについて

瑞鶴「貴女が私を助けてくれたのよね、ありがとう」

エリアルベース「お礼なんていいですよ」

瑞鶴「その時なんだけど…誰か他にいなかったの」

エリアルベース「すいません、ついた時に周囲100キロ四方は艦載機で調べましたが瑞鶴さん以外はだれも」

瑞鶴「もう少し、捜索してればもしかしたら」

エリアルベース「…」

瑞鶴「ごめん、こんなこと言っても仕方がないのに」

エリアルベース「そんなことは、もっと早く駆けつけてアートデッセイさんと連携してれば違った結果になっていたかも」

アートデッセイのマキシマ砲ほどわかりやすい火力はないがエリアルベースも規格外の性能を誇る

主砲の火力、速度、装甲はアートデッセイに劣っているが、通常の艦娘よりは高い性能であり、艦載機運用能力、燃費などではアートデッセイよりも上である

瑞鶴「確かにね」

エリアルベース「すいません」

瑞鶴「いや、責めてるわけじゃないのよ、そもそも裏切りなんて想定してなかったんだから」

瑞鶴「そうじゃなくて私みたいなただの空母じゃ相手にならないなぁって」

エリアルベース「そんなことは」

瑞鶴「別に気を使わなくていいわよ、あの戦いでも真っ先に戦闘不能になっちゃったし」

瑞鶴「いっそ戦艦とかに生まれてれば沈む瞬間まで戦えたのになー」

エリアルベース「瑞鶴さん!」

瑞鶴「ごめんごめん、愚痴っちゃって、お先に失礼するね」

エリアルベース「瑞鶴さん、確かに自分に足らないものを自覚するのは大切ですが、無いものねだりとは違いますよ」

瑞鶴「…」

エリアルベース「今自分ができることをよく考えてみてください」

瑞鶴「そんなこと言われないくてもわかってるわよ」
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脱衣所

瑞鶴(でも、いったい私に何ができるっていうのよ)

↓2、昼(作戦まで残り三日)瑞鶴どうする
1、戻って寝る
2、何処かに行く(a:街、b:訓練場、c:食堂、d:工廠、e:医務室、f:本部)
3、誰かに会いに行く(次の中から、提督、男提督、扶桑、翔鶴、エリアルベース)

2はabcdefのみで、3なら名前のみで可

今日はここまでです、
ちなみに3日、2日、1日前の朝、昼、夜と当日の朝の計10回(多少スキップはするかも)の行動で決戦の時のメインキャラとその行動を決める予定(勝敗はあくまで戦闘パート)

翔鶴・瑞鶴の部屋

部屋に戻ると翔鶴も起床していた

翔鶴「瑞鶴どこいっていたの?」

瑞鶴「ごめん、ちょっとシャワーを浴びに」

食事に行くかと尋ねられたが、瑞鶴は食欲がないと断ると翔鶴も艤装の整備をはじめた

瑞鶴「別に翔鶴姉だけでも食べてきていいのに」

翔鶴「私もそこまでおなかがすいているわけじゃないから」

そのまま瑞鶴は艦載機を眺めながら黙る

瑞鶴「翔鶴姉、迎撃作戦はどうなったの?」

翔鶴「石室司令の艦隊と有志の艦娘が参加することになっているわ、ただ今のところ参加することを決めているのは私と赤城さん、加賀さん、長門さん、金剛さん、比叡さん、春名さん、霧島さんの八隻だけみたいね」

翔鶴「他の皆も参加したがっていたけど、提督が認めなかったの」

瑞鶴「他の鎮守府からは? それに本部からも」

翔鶴「参加しないことを決定したらしいわ」

瑞鶴(そうよね、あんな化け物相手なんてしたくないわよね)

瑞鶴「翔鶴姉…、私、翔鶴姉に作戦参加してほしくない、沈んで、死んでほしくない」

瑞鶴「ごめん、すごく勝手で失礼なこと言ってるのはわかってる」

翔鶴「そんなことは無いわ、私も同じよ…だから、瑞鶴や提督を守るために戦うの」

瑞鶴「…私に何ができるのかな」

翔鶴「わからないわ」

翔鶴は整備を終えて立ち上がると瑞鶴へと向くと作戦会議に行ってくると伝えて部屋から出て行った

↓3、昼(作戦まで残り三日)どこを見る
1、作戦会議
2、本部
3、誰かの様子(名前指定)
(アートデッセイ・大鳳・大和・ビスマルク以外)

防衛鎮守府、廊下

朝潮は窓枠に腕を置きながら外を見ていた

大淀「どうしました?」

朝潮「大淀さん」

大淀「何かありましたか? 思いつめた感じでしたが」

朝潮「いえ…さっき」
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エリアルベース「艦隊の捜索ですか…」

朝潮「お願いします」

エリアルベース「…すみません、お断りします」

朝潮「どうしてですか!」

エリアルベース「三日後の正午に迎撃戦を控えてますから」

曙「アンタなら行って帰っても半日かからないでしょ!」

エリアルベース「艤装は今、改装中なんです」

朝潮「一度中断することはできないんですか」

エリアルベース「そうすると迎撃戦までに改造が完了できなくなってしまうので」

朝潮「大規模改装でもなければそこまでの変化は、空母としての艦載機運用能力なんか特に」

エリアルベース「それはやってみなければわからないことですから、今は時間が惜しいんです、出て行ってもらえますか」

曙「ちょっと」

時雨「二人とも…、作戦のために動いていることはわかったよ、だったら作戦後だったら協力してもらえないかな」

エリアルベース「…わかりました」
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朝潮「ということがありまして」

大淀「なるほど…でも、そもそもエリアルベースさんは此処の所属ですし…」

朝潮「それはわかっています、すぐにでも捜索に行ってほしい気持ちはもちろんありますけど」

朝潮「深海棲艦との闘いが激化して行くにつれ、どうしても戦闘より、護衛や輸送、救助などの支援任務が多くなってきました」

朝潮「でも、深海棲艦以外の敵が出始めて、その支援すらできないことが悔しいんです」

大淀「現状たしかに、アートデッセイさんやエリアルベースさんに頼りになっているところはありますし、皆、歯痒い思いをしてます」

大淀「ですが、そのままでいるつもりなんで誰もいませんよ、だから、女提督さんのやったこともそうですし」

もちろん、やりかたは認められませんがと付け加えながら続ける

大淀「明石さんや夕張さんも工廠でアートデッセイさんたちの艤装の技術を応用できないか研究してるんです」

大淀「誰もがすぐにそういった具体的な行動がとれるわけではありませんが、今は日々の訓練をして備えとくことが大切なんじゃないでしょうか」

朝潮「そう…ですね、はい、そうします」

失礼しましたと頭を下げると朝潮は訓練場へと向かっていった

↓3、夜(作戦まで残り三日)どこを見る
1、本部
2、工廠
3、誰かの様子(名前指定)
(アートデッセイ・大鳳・大和・ビスマルク以外)

お待たせしました、長かった試験も終わったので再開していきたいと思います
とりあえず明日、遅くととも明後日には投稿します

私生活がだいぶごたごたして結局全然書けずにすいませんでした

短いですが少しだけ

防衛鎮守府、廊下

雷「あっ、翔鶴さん」

翔鶴「あら、秋月さんに第六駆逐隊の皆さん」

電「こんばんはなのです」

翔鶴「こんばんは、そろってどうしたの?」

暁「今まで鎮守府正面海域の警戒任務だったのよ」

翔鶴「そうだったの、お疲れ様」

秋月「あの翔鶴さん、瑞鶴さんの様子は」

翔鶴「かなり参ってはいますね」

響「あんなことがあった後だ、無理もないさ」

秋月「秋月にできることがあったら何でも言ってください」

雷「雷も協力するわ!」

翔鶴「ありがとう…もしもの時は瑞鶴を支えてあげてくださいね」

秋月「翔鶴さん!?」

暁「弱気になっちゃだめよ!」

翔鶴「…わかってますよ」

響「…」

書き始めでも書いた通り、私生活でごたごたして書ける精神状況になかったのですが落ち着いて余裕ができたので再開します
今週は考える時間はありますが投稿できる時間がなさそうなので一度にある程度安価を取ってしまおうと思います。(恐らく投稿はよっぽどいっぱいアイデアが出ない限り来週の月曜の予定です)

↓1、朝(作戦まで残り2日)どこを見る
↓3、昼(作戦まで残り2日)どこを見る
↓5、夜(作戦まで残り2日)どこを見る
1、本部
2、工廠
3、誰かの様子(名前指定)
(アートデッセイ・大鳳・大和・ビスマルク以外)

朝、本部・資料室

男提督は先のプロメテウスとの闘いの映像を繰り返し再生し確認していた

男提督「…」

阿武隈「ホントすごいですね」

男提督「うわっ!? なんだ阿武隈か、ビックリさせるなよ」

いきなり後ろから声をかけられ驚きながら振り返る

男提督「なんでここにいるの?」

阿武隈「なんでここにいるのじゃないですよ! 行き場所も言わずにフラフラと!!」

男提督「あーごめんごめん」

阿武隈「おかげで、あたしやイムヤで書類の整理やることになったんですから」

男提督「まぁほら、俺より二人のほうが得意だろ」

阿武隈「わかってるならしっかりしてください!!」

男提督「はいはい」

阿武隈「全く…」

阿武隈「作戦、参加するんですか?」

男提督「したいの?」

阿武隈「それは…」

男提督「しなさ、うちに空母や戦艦はいないし、飛べるんじゃ魚雷も当たらないだろうからな」

阿武隈「そう…ですね」

男提督「そうだ、これ戻しといて」

男提督が指さした方向には多くの資料が山積みになっていた

阿武隈「なんでそんなに出しているんですか」

男提督「プロメテウスと戦った艦娘のデータをね」

阿武隈「データだけであんなに正確に戦えるんでしょうか」

男提督「さぁね、どっかの馬鹿が訓練の効率化をはかるためにかなり能力の詳細を書くようになったらしいからな」

男提督「まぁ、スパイなんてまず考える必要もなかったし、しょうがないだろうけど」

阿武隈「そうするとやっぱり今度の戦いも厳しいってことですよね、私達も協力したほうがいいんじゃないんですか」

男提督「そこまで厳しいのかね」

阿武隈「え?」

男提督「確かに、確かにあの攻撃翌力は脅威だしあの回避力も厄介だけども逆に言えば避けなければならないってことだ」

阿武隈「あてれば倒せる、ってことですか」

男提督「いやぁ、プロメテウスのデータ見る限り一発二発じゃ無理だろうね、かといって」

阿武隈「そんな何発もあてられるのか…」

男提督(まぁ、そんなこと石室司令もわかってると思うけど…)

扶桑「ここにいましたか」

男提督「扶桑さん、何か用事ですか?」

扶桑「元帥が話があるそうです」
ーーーーーーーーーーーーーーー
防衛鎮守府・工廠

明石「雨が降り始めてきた」

夕張「作戦中に雨がふらないといいけど」

エリアル・ベース「一応予報では曇りですけど」

明石「今度の戦いは空母と戦艦が主体だから天候が崩れると困りますね」

エリアル・ベース「それじゃあ、演習に行っている間、艦載機の改修の続きお願いします」

明石「任せてください!」

夕張「改修を手伝ってわかったけど、ここの艤装って一つ一つ色々な改造がされてるわよね」

エリアル・ベース「日々の訓練も大切ですが、威力そのものはどうしても艤装だよりになりますから」

エリアル・ベース「実験的なものも多いですけど…」

明石「これカタパルトですか」

エリアル・ベース「空母用のカタパルトの試作品らしいです、飛龍さん達が試したらしいですけどイマイチだったらしいです」

夕張「へー」

明石「夕張さん」

何かを思いついたようにカタパルトを手に取っていた夕張に呼びかけ、目があうと夕張も明石の意図がわかったのか頷く

明石「…あの、幾つか私達が使ってもいいですか?」

エリアル・ベース「私に権限があるわけじゃないのでどうとも…」

夕張「誰に聞けばいいの?」

エリアル・ベース「一応、二航戦のお二人の所有になっているので飛龍さんと蒼龍さんとあと石室司令に許可をもらう必要があると思います」

明石「それじゃ、許可もらいにいってきますか、夕張はその間に改修の続きお願い」

夕張「任せてといて」
ーーーーーーーーーーーーーーー
防衛鎮守府、倉庫

春雨「んっと」

春雨は艦載機を港に近い倉庫に移す作業の手伝いをしていた

飛龍「それで最後?」

春雨「たぶん…」

五月雨「まだ、一つありまっ!!」

遅れて荷物を運んでいた五月雨は段差に躓き持っていた荷物を飛ばしながら倒れこむ

春雨「いたた、大丈夫?」

五月雨が倒れる前に春雨が受け止めたが、受け止めきれずに春雨がしりもちをつく形となった

五月雨「ありがとう、大丈夫…あっ、荷物は!?」

蒼龍「こっちもセーフだよ」

見ると蒼龍が荷物をキャッチしていた
ーーーーーーーーーーーーーーー
春雨「…はい、600機、全部ありますね」

飛龍「うん、ありがと」

五月雨「輸送は慣れてますから」

蒼龍「その割には危なっかしかったけどね」

五月雨「うっ…気を付けます」

春雨「それに何かをしている方が気がまぎれますから…」

飛龍「…、思いつめるなってのは無理な話かもしれないけど、それじゃ持たないわよ」

春雨「は、はい」

蒼龍「手伝ってくれたお礼は、明後日の作戦が終わったら何か奢ってあげるわ」

明石「すいませーん、蒼龍さんと飛龍さんいますかー」

蒼龍「明石さん、どうしたんですか?」

明石「二人にお願いしたいことが・・・」

作戦前日、朝

翔鶴・瑞鶴の部屋

演習へ出かける翔鶴は、部屋から出る際に瑞鶴に声をかけるが、瑞鶴は布団に入ったままで返事はない

ガチャ、バタン

瑞鶴「………はぁ」

↓2、瑞鶴はどうする
どこにもいかない
演習場
工廠
防衛鎮守府裏
防衛鎮守府外

※それぞれの場所でこの話でここまでに出てきたキャラが出てきます

コンコン

瑞鶴「…」

秋月「入りますよ」

秋月が入ってきても起きずに寝たふりを続ける

秋月「瑞鶴さーん、起きてますか?」

瑞鶴「…」

秋月「起きてますよね」

瑞鶴「…」

秋月「起きるまで待ってますから」

瑞鶴「…」

秋月「…」

瑞鶴「…はぁ」

秋月「おはようございます」

瑞鶴「何の用?」

秋月「昨日からずっと部屋にこもりっきりで何も食べてないって翔鶴さんから聞いたので食事をもってきました」

瑞鶴「いらな<グー>…///」

秋月「どうぞ!」

瑞鶴「ありがと」

今日はここまでで

このまま前日は瑞鶴の行動選択のみで進めていきます、この選択によって瑞鶴の参戦の状況が変わっていきます。(参戦しない場合もあります)
ちなみに朝、昼、晩で同じ場所でも違う人に会います。どこで誰に会うかはすでに全部決めてあるのでここから戦闘開始までは長く開くことはないはずです…たぶん

瑞鶴「ねぇ秋月、今の私どう見える?」

秋月「どう見える…ですか?」

瑞鶴「アイツを、戦いを恐れているように見えるのか、仲間を失ったことで悲しんでいるように見えるのか」

瑞鶴「確かに恐くないわけじゃない、でも震えて戦えないかって言われるとそういうわけじゃないわ」

瑞鶴「でも、何か…気持ちが入らないのよ」

秋月「…」

瑞鶴「仮に私が作戦に参加しても結果は何も変わらない気がしちゃうの」

秋月「その感じ、分かるような気がします」

秋月「同じかわかりませんが私も以前似たような気持ちになっていたことがあります」

瑞鶴「そうなの?」

秋月「はい、着任してしばらくした後、瑞鶴さん翔鶴さんの護衛を任されていた時期があったじゃないですか、護衛を任されたのにお二人に中大破をさせてしまった」

瑞鶴「あぁ、でもあれは私達がまだ未熟だったからで、加賀さんにも散々言われたし」

瑞鶴「実際に交代した加賀さん達は作戦を成功させたわけだし」

秋月「あの時、二人のことを引きずって敵艦載機の撃墜がうまくいかなかったんですよ」

秋月「それでも赤城さん達はまるで関係ないかの様に敵の攻撃を避けて作戦を遂行しているのを見てその後、私の防空ってあってもなくても変わらないのかなって考えていたんですよ」

瑞鶴「そんなことないわよ、秋月の防空は頼りにしてるし」

秋月「ありがとうございます、私が瑞鶴さんにいえるのも同じことです」

秋月「瑞鶴さんはこの艦隊の主力の一人です、居ても居なくても変わらないなんてことは絶対にないです、これはたぶん私だけじゃなくて司令や皆もそう思ってるはずです」

瑞鶴「提督さんはともかく加賀さんはどうだろう」

秋月「そんなことないですよ!」

瑞鶴「そうかな…」

秋月「瑞鶴さん…」

瑞鶴「ありがと、少し元気が出たわ、片付けは自分でやるから」

秋月「はい、失礼します」

↓2、瑞鶴はどうする
自室にいる
演習場
工廠
防衛鎮守府裏
防衛鎮守府外

春イベ終わりましたね。
オール甲クリア、新規の艦娘は無事手に入りました。
これから書き始めるので明日か明後日には投稿できると思います。

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