男「猫娘が」猫娘「やってきたにゃー!」(6)

男「ん~。よく寝たな」

男「今日は休みだし、ゆっくりしようかな」

猫娘「にゃ?ご主人、おはようにゃー!」

男「おう、おはよう・・・・にゃー?」

猫娘「ん?にゃに?」

男「・・・・・だれ?」

男「こんな猫耳っ子知らないぞ・・・猫耳!?」

猫娘「これかにゃ?」ぴこぴこ

男「天然もの?」

猫娘「養殖猫耳なんてないにゃ!?生えてるにゃ!」

男「そういう設定なのか・・・」

猫娘「ほんとにゃ!ご主人の家の猫だにゃ!」

男「え?まじで?」

猫娘「信じてもらえたかにゃ?」

男「・・・・ごめんね、ハロウィンはとっくに終わってるんだよ?」

猫娘「仮装してお菓子たかりにきたわけじゃないにゃ!」

猫娘「今度こそ信じてもらえたにゃ?」

男「うちの猫なのか・・・首輪つけてるし・・・」

猫娘「にゃふー。めでたしにゃ~」

男「まあとりあえず飯食うか。えーっと」

猫娘「猫娘にゃー」

男「んじゃ猫娘、飯食うだろ?待っててな」

猫娘「はいにゃ!猫の手は借りなくていいかにゃ?」

男「ん、大丈夫。のんびりしとけ」

猫娘「にゃーい」

男「ほいよ」

猫娘「にゃー、すごいにゃ!ごちそうってやつだにゃー♪」

男「ご飯に卵にベーコン・・・・ごちそうではないなぁ」

猫娘「わたしに内緒でこんなのをいつも・・・ごしゅじんずるいにゃ!」

男「そういわれてもなあ」

猫娘「にゃ」

猫娘「にゃふー。おなかいっぱいにゃー」

男(猫耳の年下の娘か・・・・)

猫娘「ご主人のご飯、いろんな味がしてびっくりしたにゃー。でもおいしかったにゃ!」ぴこぴこ

男(耳がぴこって動くのが可愛いなあ)

猫娘「ありがとにゃ、ご主人!」

男「どういたしまして。それはそうと、これからどうすっかな?」

猫娘「私、どうすりゃいいにゃ・・・?」

男「うーん」

男「なんでかわかんねえけど、とりあえず人間になってたのか」

猫娘「にゃい。起きたらなってたのにゃ・・・・」

男「そうか・・・まあ、とりあえずおいといて。お前これからどうしたい?」

猫娘「・・・・人間になっちゃったけど、私はご主人といたいにゃ」

猫娘「・・・・・だめかにゃ?」

男「ん、いいぞ」

猫娘「・・・・・・にゃ?」

男「なんだ?意外そうだな」

猫娘「あっさりOKだにゃーと。人間はいろいろ難しそうに思ってたにゃ」

男「あー、大丈夫。なんとかなるさ。それに猫娘はうちの猫だったんだし、放り出せねえって」

猫娘「ご主人・・・ありがとうにゃ!これからよろしくお願いしますにゃ!」

男「こちらこそ」

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