あかり「ゆるゆりwwwwwwwはっじまーるよー」 (65)

ーラーメン屋ー

ちなつ「お店で食べるラーメンって美味しくないよね」

向日葵「ですわね、やっぱり安くて美味しいインスタントが一番ですわ」

櫻子「今度はインスタントパーティやろうか、みんなは好きなインスタントラーメンある?」

あかり「あかりは腰抜けクソビビリヘタレラーメン以外ならなんでも好きだよ」

櫻子「あかりちゃんはなんの話をしてるの」

ちなつ「多分チキンラーメンのことだと思う」

櫻子「どうしたの、チキンラーメンになにか嫌なことでもされたの?」

あかり「ラーメンが嫌がらせなんてできるわけないじゃん」

向日葵「そうですわよ、縮れ麵みたいな髪しやがって」

櫻子「ごめん」

ちなつ「じゃああかりちゃんはなにが気に食わないの」

あかり「チキンラーメンは食べてると腰抜けだと思われそうだから嫌いなの」

ちなつ「いや、『チキンラーメン食べてるぜ!あいつチキンだ!』とはならないと思うけど」

櫻子「病気だ、病気」

向日葵「精神科はあちらですわよ?」

あかり「あかりはまともだもん!!」プンスカ

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ちなつ「なら食べてみなよ、別にチキン扱いとかされないから」

あかり「いや!」

ちなつ「いいからほら、ちょうどチキンラーメンもあるし」

向日葵「チキンラーメン出来上がりましたわよ」

櫻子「さっすがチキンラーメン!すぐ美味しい!すごく美味しい!」

ちなつ「さぁあかりちゃん、召し上がれ」ズイッ

あかり「食べたくない!」

櫻子「なんで?まだ見えない敵に怯えてるの?」

あかり「違うよ!それ普通に美味しくないもん!」



ちなつ「チ、チチチチチキチキンラーメン様に向かって美味しくないぃ!!!??」

櫻子「インスタントラーメンの神様になんてこと言うの!!!?」

向日葵「本当に人間ですの!!??」

あかり「美味しくないものは美味しくないよ、すっごくまずい」

櫻子「あかりちゃん!!言っていいことと悪いことがあるよ!!」バンッ

あかり「みんなが言うほど大したものじゃないよ、そのゴミ」

櫻子「もういい!!頭きた!!」

櫻子「こんな奴に食べさせる必要なんてないよ!」

向日葵「その通り!神への冒涜ですわ!」

ちなつ「見損なったよ!」

ちなつ「それじゃあこれ私が食べるね」

櫻子「いや、私が食べるよ」

向日葵「次期チキンラーメン長の私にこそ相応しいですわ」

ちなつ「殺すよ?」

櫻子「やってみなよ」

向日葵「私、チキンラーメンのためなら何人だって葬れましてよ?」

櫻子「面白いじゃん」

ちなつ「チキンラーメンだけは誰にも譲れないんだから……!!」ギリッ


あかり「そんなに欲しがる程の物なの?」

櫻子「そりゃこんなに美味しいもの他に存在しないもん」

向日葵「チキンラーメンを摂取したときの快感はコカインの100万倍を越えると言われてますわ」

ちなつ「チ、チキンラーメンを食べてるのを想像するだけで……はうぅっ///」ガクガク

あかり「へぇ……」ゴクリ

ちなつ「なに?ひょっとしてあかりちゃん食べたくなったの?」

あかり「んー……少しだけ」

櫻子「仕方ないなぁ」

向日葵「今回だけですわよ」コトッ

あかり「いいの?」

ちなつ「特別にね」

あかり「そ、それじゃあ……」ズルルルッ



ちなつ「う、うっわーwwwあかりちゃんチキンラーメン食べてるぅーwwwwwww」

向日葵「こりゃまたとんだ腰抜け野郎がいたもんですわね!!」

櫻子「やーい!チキンチキン!!」

あかり「はいはい、わかってたよ」

あかり「わかったよ、今日からあかりはチキンとして生きていくよ」

櫻子「チキンりちゃんになるの?」

あかり「うん、チキン座チキンりだよぉ」

ちなつ「チッキリーン」

あかり「はーい!ちきちき、はっじまーるよー♪」

向日葵「ちょっチキンまっち中学生♪」

櫻子「一人でラーメン食べてちゃダメダメ♪」

ちなつ「パッとヤって、注ぐだけ♪」

あかり「チキンとラーメンが集まる」

あかり「ちちちちきちきいぇい!!!!!」

向日葵「フゥー!!!!!」

櫻子「チキンりちゃん誕生おめでとう!!」

あかり「あーりがとー!!!!!!」

ー夜ー

あかり「いや、あれはやっぱりおかしい」

あかり「周りに乗せられて食べただけだし、そもそもチキンラーメンを食べたからチキン扱いって意味がわからない」

あかり「あかりはチキンなんかじゃないもん、腰抜けじゃない」

あかり「急に闘志が湧いてきた」

あかり「絶対に復讐してやる」

ー翌日ー

ちなつ「今日の給食も美味しいね」

向日葵「特にどん兵衛が絶品ですわ」パクパク

櫻子「美味しい!美味しい!」パクパク


あかり「くくく、みんな食べたね?」

向日葵「どうしましたの?」

あかり「もう遅いよ、食べちゃったんだから」

ちなつ「だからなんなの」

あかり「───実は、その給食の中にはチキンラーメンが混入してあったんだよ!」ババーン!

あかり「みんなにも!あかりと同じチキンラーメンを食した罪を背負ってもらったから!」


あかり「やーい!!みんなもチキンラーメン食べてるぅ!!」

あかり「これは間違いなくチキンだよぉ!!チキン川チキンなつとチキン室チキン子とチキン谷チキンだよぉ!!」

あかり「こんなフニャマン初めて見たよ!このチキンは骨無しだね!」

あかり「HAHAHAHAHA!!!!!!」

あかり「さぁあかりに謝れ!!」

あかり「チ・キ・ン!!チ・キ・ン!!チ・キ・ン!!」ワァー


櫻子「私は別に気にしないけど」

ちなつ「うん、チキンラーメン美味しいし」ズルルルル

向日葵「チキンラーメン食べたからチキンって、馬鹿じゃありません?」ズルルルル

あかり「クソがぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!」

ー娯楽部室ー

あかり「ということで、今あかりは腸が煮えくりかえってるんだよ」

結衣「沸点の低い腸だな」

あかり「みんなの給食に、食べてることがバレたら死にたくなるようなものを混入させたいんだけど、なにかいいものないかな」

京子「芋虫でも混ぜてろよ」

あかり「馬鹿なこと言わないでよ、芋虫は普通に美味しいでしょ」

京子「えっ」

あかり「結衣ちゃんはなにか食べてたら軽蔑されるもの思い付いた?」

結衣「大麻とかかな。実体験なんだけど、なんかこれ食べてるだけで白い目で見られるんだ」

あかり「そりゃ完全なる犯罪だからね」

京子「! 完全犯罪!だから結衣は捕まらないのか!!」

結衣「そうだよ」

京子「いいこと聞いた!!私コンビニ強盗してくる!!」

あかり「いってらっしゃい」

結衣「よかったな。頑張れよ、犯罪者」

京子「ラムレーズンに埋れてやる!!」ヒャッホー

結衣「やっと娯楽部のガン細胞が排除できた」

あかり「そのガン細胞がいたからこそ娯楽部が産まれて、あかりたちが部員になったんだけどね」

結衣「私たちはガン細胞が変異、分裂して産まれたんだよ」

あかり「所詮あかりたちもガン細胞か」

結衣「あぁ、私たちもガンだ」

あかり「そんなことより、ねぇ結衣ちゃん、シャブちょーだい?」ダキッ

結衣「おいおい、どうしたんだよ急に」

あかり「シャブをみんなの給食に混ぜるの」

あかり「みんながそれを食べたら、あかりはあいつらを薬中、犯罪者、ゴミクズ野郎って罵れるんだよ」

結衣「お前は私を薬中で犯罪者のゴミクズ野郎だとでも言いたいのか?」

あかり「実際そうでしょ、クズめ」

結衣「絶対にやるか」

あかり「えー、お願ーい。結衣ちゃん」ゴロニャン

結衣「まったく、あかりは仕方ないなぁ」フフ

ガラッ

ちなつ「おっおっ私たちはチキチキバンバン大好っき♪」

あかり「うわぁ、出た」

ちなつ「あっ、チキンりちゃ───」

ちなつ「ゆ、結衣先輩の腰に抱きついてお腹に顔を擦り付けるなんて!!?」

ちなつ「チキンりちゃんなにしてるの!!?」

あかり「別に」

ちなつ「別にじゃないでしょう!!早く結衣先輩から離れて!!」

あかり「だってあかりなにもしてないもん」

あかり「結衣ちゃんのほうからあかりの顔に腰押し付けてきたんだよ」

結衣「なに言ってんだ、お前」

あかり「結衣ちゃん、ちゅー」チュッ

結衣「んっ……」レロ

ちなつ「」バタッ

あかり「よし、大勝利」

あかり「気絶してるちなつちゃんにおしっこ掛けてやる」

あかり「あかりに逆らったらどうなるか、身を持って知るといいよ」チョロロロロ

結衣「なんで掛けるんだよ、犬かお前は」

あかり「あかりはチキンじゃない!!!」ベチンッ!

結衣「いや犬───ぐふっ!!?」バタッ

あかり「あっ、しまった。反射的に結衣ちゃんまでやっちゃった」

あかり「まぁいいや、結衣ちゃんから貰う予定だったお薬もらっておこう」ゴソゴソ

あかり「復讐してやる……あかりは復讐者だよ……」

ー生徒会室ー

あかり「あれ、誰もいない」

あかり「せっかく復讐に来たのに」

あかり「どうしよう。でも、このまま帰るのももったいないなぁ」

あかり「……あっ、向日葵ちゃんと櫻子ちゃんの水筒がある」

あかり「そうだ、櫻子ちゃんの水筒におしっこしてやる」ジョボボボボ

あかり「向日葵ちゃんの水筒にはうんこだよぉ」ブチチチチチ

ガヤガヤ

あかり「あっ、誰かこっちに来る」

あかり「ロッカーに隠れよう」バタン

ガラッ

綾乃「プリント運び疲れたわね」

櫻子「肩こった~」

向日葵「胸筋が鍛えられたせいでZカップ越えましたわ」

千歳「お疲れ様~」


あかり(全部戻ってきた)

綾乃「あら水筒あるじゃない、飲んでいい?」

櫻子「はい、いいですよ」

綾乃「それじゃあ」ゴクゴク

あかり(あっ)

綾乃「ブゥーーーーー!!!!!!」

櫻子「わっ!どうしたんですか!?」

綾乃「なによこれ!!おしっこみたいな味がするわよ!!大室さん!!」

櫻子「なに言ってるんですか、そんなはずは」ゴクゴク

櫻子「ぼぇぇぇぇぇぇぇぇえ!!!!!!」ビチャー

綾乃「キャー!汚い!!」

向日葵「なにやってるんだか……」ゴクゴク

向日葵「ぎゅぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」オォェ

ビチャチャ

千歳「なんやこれ!?大便なんか!!?」

あかり(ククク……死んじゃえ、みんな死んじゃえ)

あかり(杉浦先輩もついでに苦しんじゃえ)

りせ「……」ツンツン

千歳「えっ」

りせ「……」スマホ

千歳「動画ですか?」

りせ「……」コクッ

あかり『そうだ、櫻子ちゃんの水筒におしっこしてやる』ジョボボボボ

あかり『向日葵ちゃんの水筒にはうんこだよぉ』ブチチチチチ

千歳「あー」

向日葵「」

りせ「……」スッ

千歳「ロッカー?」

あかり(いつの間に撮影して……!!)ギリッ

あかり「松本ぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!誰を売ってる!!!!??」バンッ

櫻子「あかりちゃん!!?」

あかり「そうだよ、あかりがあかりだよ」

綾乃「あなたの仕業だったのね……!!」ギリッ

向日葵「よくも私のカルピスを……プリント運びで鍛えた胸筋でブチ殺してあげますわ」ムキキ

あかり(まずい……あの胸筋に殴られたら流石に死んじゃうよ……!!)

あかり「逃げちゃえ!」バッ

綾乃「窓から!?」

向日葵「ですが、この高さから落ちてタダで済むはずが……」


あかり「いったぁぁぁぁぁぁい!!!!!」ゴロゴロ

あかり「は、早く結衣ちゃんから貰った薬で痛みを」プスッ

あかり「いっひひひひひwwwwwwwその気になれば痛みなんて完全に消せちゃうんだwwwwwwww」

あかり「あかりは無敵だよっ!!」ダッ

千歳「二階から飛び降りたのに普通に走っとる!!」

向日葵「なんて生命力ですの!!」

あかり「あはははははははは!!!!!!!!誰もあかりを捕まえられないよぉ!!!!!!」

あかり「あかりは鳥だよぉ!!どこまでも駆け抜けて行けるダチョウさんだよぉ!!」

あかり「このままどこまでも逃げ───」

ドオオオオォォォォォォォン!!!!!

キキィーー


櫻子「あっ、轢かれた」

向日葵「今日の晩御飯は鳥ひき肉のハンバーグにしましょう」


第一部~惨敗ハニー編~ 完

京子「もうすぐクリスマス!今年のクリスマスも楽しみだね!」

あかり「それはどうかな?」

結衣「なんだお前」

あかり「クリスマスは確かにケーキも食べられるしプレゼントも貰えて楽しいけど、悲しくもあるよね」

ちなつ「なにも悲しいことなんてないじゃない」

あかり「各家庭にくるサンタさんの経済力の違いとか」

ちなつ「まぁ……それは」

あかり「家に来るサンタさんの経済力の違いでなんとなく察したよね」

あかり「結衣ちゃんは小さい国、あかりはつまようじだもん」

京子「それはあかりが『サンタさんが本当にいるなら、なんでもプレゼントしてくれるはずだよぉ』とか言ってめちゃくちゃな物を頼んだからでしょ」

あかり「一億円くださいは妥協したつもりだったんだけどね」

ちなつ「いやな子供だね」

結衣「なんかいろいろ思い出してきたな」

結衣「確かそれサンタをまだ信じてた京子に、あかりがサンタなんて絶対に存在しないって証明するとか言い出してそうなったんだよな」

ちなつ「クソガキじゃないですか」

あかり「あかりは正しいことをしたと思ってるよ」

京子「でも私を傷付けたよね」

あかり「あかりだって朝起きたら枕元につまようじで、すごく傷付いたもん、あかりの自己犠牲を褒めてもらいたいよ」

結衣「勝手に自爆しただけだろ」

ちなつ「自己責任だよ」

あかり「そういえば、結衣ちゃんの国は朝起きたら枕元に置いてあったの?」

結衣「国家が枕元に置ける訳ないだろ」

ちなつ「ですよね」

結衣「その国の国王の生首が置いてあったよ」

京子「えっ」

結衣「国王の首が国の権利の引換券だったらしいぞ」

ちなつ「子供の枕元に生首を置いて行くサンタなんて嫌過ぎるんですけど」

京子「ベットが血まみれになるじゃないか」

結衣「そこはちゃんとゴミ袋に入ってたから大丈夫だったよ」

あかり「国王の生首をゴミ袋に入れてたんだ」

結衣「サンタの服の色は返り血って噂もあながち間違いじゃないかもな」

ちなつ「そのプレゼントで貰った小さい国はどうしたんですか?」

結衣「今は大麻とかいろんな草を栽培するワンダーランドになってるよ」

ちなつ「クリスマスプレゼントを使って薬を作り出す子供なんて素敵ですね」

結衣「世界中にハッピーを届けるのが私の夢なんだ」

あかり「かっこいいね」

京子「今年のクリスマスプレゼントはなに頼もうかな」

あかり「蛇の抜け殻とかでいいんじゃない」

あかり「京子ちゃんには蛇の抜け殻がお似合いだよ」

京子「つまようじこそ蛇の抜け殻がいいと思うけど?」

あかり「あかりはもういっぱい持ってるもん」ドサドサ

京子「うわぁ!?なんでそんな財布に入れてるんだよ!?」

あかり「財布に入れてると金運が上がるらしいから」

あかり「でも効果なかったからいらないよ、京子ちゃんにあげる」

あかり「一足早い、あかりからのクリスマスプレゼントだよ♪」

京子「いらない」

ちなつ「じゃあ私が貰うよ、今度こっそり櫻子ちゃんに食べさせるんだ」ゴソゴソ

結衣「おいお前これ明らかにただの死骸も混ざってるんだけど」

あかり「幻覚だよ」

京子「うわっ、動いた」

あかり「幻覚」

ちなつ「ていうか、プレゼント貰える前提で話してますけど、みんな貰えるんですか?いい子のところにしかサンタさんは来ないんですよ?」

あかり「サンタさんとか、いい年こいてなに言ってるのちなつちゃん」

京子「ひょっとしてまだ信じてる口……?」ウワァ

ちなつ「違いますよ」

ちなつ「いくら実の子とはいえ、こんな救いようのない馬鹿やクズ相手にプレゼントを渡したいと思いますかね?って話をしてるんですよ!!!もう!!!これだから庶民は!!!」

結衣「ちなつちゃんも庶民だよね」

京子「まぁ、そんなに高いもの頼まなければ貰えるよ」

京子「ミラクるんのフィギュアとかならなんとかくれたし」

結衣「私は言わなくても分かるだろ?」

ちなつ「あかりちゃんは……頭悪いしなぁ」

あかり「舐めてもらっちゃ困るよ」

あかり「あかりもあれから反省して、妥協して家の財力に見合った物を頼むことにしたんだから」

あかり「去年だってちゃんとお願いした通りうまい棒が貰えたもん」

京子「クリスマスプレゼントでうまい棒……」

ちなつ「もう少し高い物頼んでもいいんじゃない?」

結衣「あかりこそ自分の家の財力舐め過ぎだろ」

あかり「そ、そう……?」

あかり「じゃあ、今年は肉まん頼んじゃおうかな」

結衣「多分もっといけるぞ」

ちなつ「まぁ、あかりちゃんがいいならそれでいいけど」

京子「二人はなにを頼むの?」

結衣「私は正直欲しいものないんだよな、この世の全てを手に入れたと言っても過言じゃないから」

あかり「過言だよ、お嬢様」

京子「ちなつちゃんは?」

ちなつ「私は結衣先輩のおパンティーを頼みます」

あかり「サンタさんはドラゴンボールじゃないんだよ、どうやって調達するの」

ちなつ「じゃあ結衣先輩の乳首」

結衣「なんでパンティは無理なのに乳首ならいけると思った?」

あかり「サンタさんへの手紙を読んだ、ちなつちゃんのお父さんお母さんの気持ちを考えるといろいろこみ上げてくるよ」

ちなつ「やだなぁ~、私の家はもう普通にお母さんに言うよ」

京子「お、お母さんに直接結衣先輩の乳首欲しいって言うの……?」

ちなつ「はい!」

結衣「いい返事だ、死ね」

あかり「悪いことは言わないからせめて手紙にしたほうがいいと思うよ」

ちなつ「じゃあ手紙で……結衣先輩の乳首おーくれ、っと」カキカキ

結衣「あの手紙を今すぐ破り捨ててやりたい」

あかり「無駄だよ、第二第三の手紙が産まれるだけだから」

京子「なんかもう親からのクリスマスプレゼントだけじゃ物足りないし、みんなで別にプレゼント交換でもやっちゃう?」

あかり「わぁ、いいねぇ。楽しそう♪」

ちなつ「お断りします」

京子「え、なんで?」

ちなつ「このメンバーでやっても、きっとまともな物貰えませんよ」

ちなつ「特にあかりちゃんとか、自分が貰うことしか考えてないからスーパーのチラシとか持ってきますよ」

ちなつ「京子先輩は京子先輩で頭おかしいし」

ちなつ「きっとコウロギの脚と持ってくるに決まってます」

結衣「そうだな」

京子「言われてみたらそんな気がしてきた」

あかり「じゃあ中止だね、あかりは肉まんさえあればそれでいいもん」

あかり「クリスマス、楽しみだね!」

京子「あかりー、それ最初に私が言ったぞー?」

ちなつ「なんだ、結局あかりちゃんも楽しみなんじゃない」

結衣「まったくあかりは仕方ないな」

あかり「えへへ」

あかり京子結衣ちなつ「あはははははは」

ークリスマスの朝ー

あかり「うぅん……」ムクッ

あかり「……あっ、プレゼントがある」

あかり「やった!今年もプレゼントくれたんだね!お父さんお母さんありがとう!」

あかり「肉まんだよぉ~、さっそく食べちゃおう♪」ガサゴソ

パカッ


つまようじ


あかり「……」


第二部~裏切りの胸焼け編~ 完

ークリスマスイブの夜ー

結衣「実は、私はサンタなんだ」

結衣「今年からサンタを任されることになった、仕方ないからみんなにプレゼントを届けに行こう」

結衣「トナカイ、飛べ」

イルカ「メェ~」ヒューン

結衣「まずはちなつちゃん」

結衣「私の乳首か、サンタとはいえ流石に無理だな」

結衣「私の乳首色の色鉛筆をあげよう」ポイッ

結衣「これで思う存分乳首を描くといい」

結衣「次はあかり」

結衣「肉まん……あかりの癖に生意気だな」

結衣「つまようじでいいだろ」ポイッ

結衣「最後に京子」

結衣「ライバるんのフィギュア、紙粘土でいいだろ」

結衣「自分で作れることの楽しさを噛みしめろ」ポイッ

結衣「他は……めんどくさいな、川に捨てよう」ドババ

結衣「この町にはいい子なんて一人もいなかった」

結衣「帰ろう、メリークリスマス」ヒューン


───

結衣「という幻覚を見た」

京子「薬やめたら」


第三部~サンタが街にやってこない編~ 完

京子「あかりの飼ってるアリの巣にアリの巣コロリを置いたら全滅した」

京子「どうしてこんなことに」

ちなつ「それはあなたが馬鹿だからです」

結衣「どうしてもこうしても、人を殺したら死んだって言ってるようなもんだ」

ちなつ「あーあ、どうするんですか。あかりちゃん泣いちゃいますよ」

京子「大丈夫、別にあかりが泣いたからって私はへっちゃらだもん」

結衣「爽やかなクズ野郎だな、私も平気だけど」

ちなつ「お二人とも、なにか大事なことを忘れてませんか?」

ちなつ「あかりちゃんが泣くと、鬼が出ます」

京子「むむぅ……そうか」

結衣「確かにそれはまずい」

結衣「が、そんなことで怯む私たちじゃない」

京子「いつまでもやられっぱなしじゃ癪だからな、返り討ちにしてやろうぜ!」

結衣「そうだな、そろそろどっちが上かハッキリさせてやろう」

ちなつ「頼もしいです、死ぬ覚悟バッチリですね」

ガラッ

あかり「あかりのお通りだよぉ」

ちなつ「あかりちゃんが戻ってきた」

京子「あかりー、私あかりの飼ってるアリ全滅させちゃったぜ!」

あかり「あっ、そうなんだ」

あかり「ふーん」

京子「えっ、泣かないの?」

あかり「うん、アリさんが死んだくらいで泣く訳ないじゃん」

ちなつ「よかったぁ」ホッ

結衣「いや、泣けよ」バチンッ!

あかり「うわぁぁぁん!!結衣ちゃんが叩いたぁぁぁぁ!!!!!!」ビェェン

ちなつ「なんてことを」

結衣「私には家畜でも平気でいられる人間の方がよっぽどマヌケに見えるね」

ちなつ「死にたいって言ってるようにしか聞こえません」

パリーン!!

あかね「あかりを泣かせた奴は」

ちなつ「うわ、もう出た」

京子「こいつです」

結衣「えっ」

あかね「そうなの?あかり」

あかり「うん……」グスッ

結衣「京子ォ!!!!」

京子「私はまだ死にたくないんだよバーカ!!結衣が一人でなんとかしろ!!」

結衣「クソガァァァァァァァァ!!!!!!」

あかね「キェェ!!!」ピュンッ

結衣「」ジュゥ……



ちなつ「結衣先輩が蒸発した」

あかり「ウッヒヒヒヒwwあかりをいじめるからそうなるんだよーwwwww」

あかね「それで、今日はなにするの?」

京子「えっ、な、なにがですか」

あかね「娯楽部、やるんでしょ。せっかく来たんだし私も参加してあげるわ」

あかね「一人減らしちゃったし」

ちなつ「なにかと理由つけて居座ろうとするのやめてくれないかなぁ」

あかね「二人目、減らしちゃおうかしら」

ちなつ「も、もう一人減ったら二人補充しなくちゃいけなくなりますよ!」

あかね「私が二人分になる」ブゥン

あかり「お姉ちゃんが増えた」

ちなつ「」ジュゥ……

京子「ちなつちゃんまで……」

あかねA「さぁ、なにするの?」

あかねB「あかりのパンツで神経衰弱とかどう?」

京子「えっと……今日はなにも決まってなくて」

あかねA「は?」

京子「ババ抜きやります」

あかねA「あかりはそれでいい?」

あかり「うん」

あかねB「あかりがいいならなんでもいいわ」

あかねA「紐なしバンジーだろうとなんだろうとね」


京子「それじゃあカード配り終わったんで揃ったカードを捨てていってください」

あかねA「上がったわ」

あかねB「私も」

あかり「お姉ちゃんたちすごい」

京子「あかりは一枚も揃わなかったんだなぁ~」クスクス

あかり「ウッ……」ジワ

あかねA「」ズチュッ!

京子「」ベチャッ

あかねB「やった!これでこの空間は私とあかりだけのものになったわ!」

あかねC「お姉ちゃんまた増えたから部活は続けられるわよ!」

バンッ

綾乃「歳納京子ーー!!!!」

あかねC「邪魔するな!!!!!」カッ

綾乃「」ジュッ

千歳「お邪魔しますぅ~」

あかねB「本当邪魔ね」デコピン

千歳「」パァン!

あかり「お、お姉ちゃん!池田先輩を殺しちゃダメだよ!」

あかねD「ごめんなさい、私が代わりやるから許して」

あかねE「一応増えたけど、もう一人の死人はいいの?」

あかり「杉浦先輩は別に」

あかねE「そう、でもせっかく増えたからこのまま残るわ」

あかり「なんだか部室がお姉ちゃんだらけになってきたよぉ……」

あかねA「いい傾向ね」

あかねAあかねBあかねCあかねDあかねE「あかり♪」

あかり「な、なんだか危ない気がするよぉ」

あかり「そ、そうだ、あかり向日葵ちゃんと櫻子ちゃんとも遊びたいなぁ」

あかねB「向日葵ちゃんと櫻子ちゃん?」ブゥン

あかねF「お姉ちゃんが代わりに遊んであげるわ」

あかねG「あかりもお姉ちゃんのほうがいいわよね?」

あかり「う、うーん……あかりは櫻子ちゃんたちと───」

あかねF「わかった!!その二人殺してくる!!」ダッ

あかり「わぁぁぁぁ!!!ダメだよお姉ちゃん!!!!!」

あかねG「大丈夫よ、あかりを脅して変なこと言わせる悪人たちはお姉ちゃんたちがやっつけてくるから」ダッ


あかねA「というか、この学校の人間はみんな必要ないんじゃないかしら」ブゥン

あかねBD「そうね、この学校にはあかりがいればそれで十分よ」ブゥン

あかねCP「よし、消しましょう」ブゥン

あかねAMJ「ブッ殺してやる!!!!」

あかね×999「おーーー!!!!!!!」ダッ

あかり「やめてぇぇぇぇぇ!!!!!!」

ー翌日ー

あかねXJPW「それじゃあいってらっしゃい二人とも」

あかねA「うん、いってきます」

あかり「」

あかねA「ふふっ、二人で登校するのって楽しいわね♪」

あかり「」

あかねB「あっ、あかりー!私ー!」

あかねA「あっ、私だ」

あかねB「偶然ね、一緒にいきましょう」

あかねA「えぇ、もちろんよ」



あかねJP「おはよう」


あかねWVG「おはよう」


あかねM「おはよう」


あかねTPA「おはよう」


あかねEB「おはよう」


あかねTNK「昨日私ったらね」

あかねUNK「ふふふ、おかしいわね」

あかねMNK「もう、それは言わないでって言ったのに」

ガラッ

あかねSEX「はいみんな席に着いてー、授業始めるわよー」

ガヤガヤ

あかねC「はい、起立、礼」

あかね「「「「よろしくお願いします」」」」


あかり「」


第四部~赤いイナズマ編~ 完


ミーンミーンミーンミーン


結衣「───ああああかああいあぁぁぁぁぁぁおぁ!!?!!!!」ガリガリガリガリ!!!

結衣「うるさい!!!!!」ガツンッ!

あかり「ぐへっ!!?」バタッ

京子「こっちのセリフだカス!!!」ガツンッ!

結衣「ぐわぅ!!?」バタッ

ちなつ「結衣先輩になんてことするんですか!!!」ガツンッ!

京子「うげぇ!!?」バタッ

綾乃「歳納京子を傷付けるクズは死になさい!!!」ガツンッ!

ちなつ「ぎゃっ!!?」バタッ

千歳「吉川さんはどうでもええけど綾乃ちゃん死んで!!!」ガツンッ!

綾乃「んぎょぉ!!?」バタッ

櫻子「杉浦先輩殺してくれてありがとう!!!」ガツンッ!

千歳「ぐにっ!!?」バタッ

向日葵「櫻子愛してますわ!!!」ガツンッ!

櫻子「ぶぅお!!?」バタッ

あかね「ああああかりになんてことするのよこのキモオタ!!!!!」ザクッ

結衣「…………」

あかね「早く謝りなさい!!!」ザクッ

結衣「…………」

あかね「本当、ぶっ殺すわよ!!!」ザクッ

京子「やめて!!結衣もう死んでますから!!」

あかね「だぁからなによ!!!!あかりに謝るまで刺し続けるわよ!!!!」

ザクッ

ザクッ

ザクッ

ザクッ


ちなつ「きゃぁ!!?人殺し!!」

綾乃「警察に通報して捕まえてもらわなきゃ!!」ピッ

あかね「えっ……け、警察に捕まる……?」

あかね「それってつまりあかりに最低でも一秒以上会えなくなるってこと……?」


あかね「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!?!!!」


チュンッ



ドカァァァァァァァァァァァァァァァン!!!!!!!!!!!

────

結衣「とまあ、セミのせいであんな悲劇が起こったんだ」

結衣「セミ滅ぼそうぜ」

京子「全ての元凶はお前だよ」

あかり「セミの鳴き声くらい聞き流そうよ」

結衣「無理だ、今私は薬のせいで神経が過敏になってるから」

京子「薬やめればいいのに」

結衣「やめられないし止まらないんだよ」プスッ

ちなつ「またこの薬中は」


京子「ちなつちゃんが結衣にそんなこと言うなんて珍しいね」

ちなつ「押してダメなら引いてみろって言うじゃないですか」

結衣「私、薬認めてくれない女とか無理だから」

ちなつ「う、嘘ですよ!お薬打ってる結衣先輩素敵です!」

結衣「うへへへはwwチョロいですなぁwwwwww」チョロロロロロ

あかり「ゲッ、おしっこ!?」

京子「躾されてない猿みたいだ」

結衣「ほら、しっこ拭いて」

ちなつ「はい……」フキフキ

あかり「どうして結衣ちゃんなんかの介護しなきゃいけないの……」フキフキ

京子「今度隙を見て殺そう」フキフキ

結衣「なんでそんな文句ばっかり言うんだよ……傷付くだろ」

ちなつ「ペッ、結衣先輩、この唾拭いてください」

結衣「は?なんで私がそんなことしなきゃいけないんだよ殺すぞ」

ちなつ「それが答えです」

京子「無駄だよ、どれも結衣の心には届かない」

結衣「なにブツブツ言ってんだ、口動かしてる暇があったら手を動かせ」

ちなつ「はーい」ペッ

あかり「そもそも自分で拭くっていう選択肢はないの?」

結衣「私は金持ちでお前らはなんだ?」

あかり「美少女?」

結衣「貧乏人だろ」

結衣「金持ちの尻拭いはお前たち貧乏人がやれ」

あかり「今日はいい天気だなぁ」

ちなつ「そうだね、お散歩にでも行きたくなっちゃうよ」

京子「んー、今からみんなで行っちゃう?」

ちなつ「あっ、それいいですね!」

あかり「あかりいいお散歩コース知ってるよぉ」

京子「よし!じゃあ今日の活動はお散歩に決定!」

あかり「楽しみだよぉ♪」

ちなつ「さっそく行きましょう!」


結衣「おい、私の尻拭いは」

京子「あっ、結衣居たんだ」

結衣「なんだ、みんな私がいるの忘れてたのか、おっちょこちょいだな」ハハハ

結衣「とはならないからな?」

ちなつ「上手くいけばやり過ごせると思ったのに」

結衣「私はそんな甘ちゃんじゃない」

結衣「今からうんこするからな」

結衣「ここで」

結衣「片付けろよ」

京子「どうしよう」

あかり「結衣ちゃん!!ここでうんこするなら動画撮ってチン百景に投稿するよ!!」

結衣「チッ」ダッ

ピシャリ

ちなつ「よかった、駆逐成功」

あかり「でも、すぐに戻ってきちゃうんだよね……」

ちなつ「人類に希望はないの……」

京子「みんな、私にいい案がある」

京子「結衣を娯楽部のペットだと思うようにしよう」

あかり「あんな憎たらしいペットを飼った覚えはないんだけどなぁ」

ちなつ「だから私は反対だって言ったんですよ、早く捨ててきなさい」

京子「ペットだと思い込むんだ、そうすればうんこの世話だろうが餌やりだろうがどうってことなくなるはずだ」

あかり「早く保健所に持っていったほうがいいと思うんだけど」

ちなつ「殺処分ですよ殺処分、結衣先輩の死体なら私が引き取りますし」

京子「それじゃあ次バカなことしたら警察に通報しようか」

ガラッ

結衣「いひっwうんちw」アヘ

京子「もしもしお巡りさんですか?」

ー数日後ー

あかり「結衣ちゃんが刑務所に捕まってもう三日か」

あかり「不思議と寂しくないね」

京子「不思議でもないかな」

ちなつ「必然です」

京子「ちなつちゃんはあれだけ結衣先輩結衣先輩言ってたのに、ついに愛想が尽きたんだね」

ちなつ「そんなことないですよ」

あかり「その割には悲しみが感じられないけど」

ちなつ「最近気付いたんですけど、私結衣先輩似のマネキン相手に腰振ってるだけで十分幸せみたいです」パンッパンッ

京子「だからって部室でやるのはどうかと思うよ」

あかり「クッション相手に腰振る犬みたいだね」

京子「ていうか、そのマネキンどこで手に入れたの」

ちなつ「道端に落ちてたのを拾ってきました」

京子「そんなもの部室に持ってこないでよ!」

あかり「ちなつちゃん、ワンワンだぁ~♪」

ー1年生教室ー

あかり「それで、結衣ちゃんはいま刑務所にいるんだよ」

櫻子「へぇ、またか」

向日葵「いい加減殺して差し上げたらいいのに」

あかり「おかげで娯楽部も平和になって万々歳だよ」

向日葵「そういえば、吉川さんは大丈夫なんですの?」

ちなつ「なにが?」

向日葵「船見先輩がいない寂しさで気が狂ってしまうのではないかと」

ちなつ「別にそんなことないよ」

あかり「そうだよ、元から気は狂ってるから」

向日葵「そうでしたわ」

ちなつ「それに、いまはこの結衣先輩グッズを常に身に付けてるからむしろ満たされてるくらいだよ」

櫻子「このって、どこ?」

ちなつ「お腹の中」

ちなつ「最近見つけたんだけど、このフィギュア結衣先輩にそっくりなんだよ」

ちなつ「これをお股に入れて過ごすと、途轍もない快感を感じられるんだ」

櫻子「聞きたくないな、そんな話」

ちなつ「今日だって朝から入れてるんだよ、見る?」

櫻子「見なくていい」

あかり「だから朝から涎垂らして気持ち良さそうにしてたんだ」

ちなつ「ほらっ」ポンッ

櫻子「汚い!!」

向日葵「なんか出てきましたわ!!」

ちなつ「これ結衣先輩っぽくない?」ピチャ

あかり「ちなつちゃんの汁でドロドロしててわからないよ」

ちなつ「そっか」ズポッ

櫻子「写輪眼みたいに簡単に出し入れするのやめてよ」

ちなつ「だって気持ちいんだもん」ポンッ

あかり「外に出さないで」

ちなつ「!! や、やだ……これ、まるで私が結衣先輩を産んだみたいじゃない!!」

ちなつ「ありがとう……産まれてきてくれてありがとう……」ポロポロ

ちなつ「フィギュア『おぎゃぁ!!おぎゃぁ!!』」

ちなつ「結衣ぃ……!!」ギュゥッ

ちなつ「フィギュア『マンマ!!マンマ!!』」

あかり「こ、怖いよぉ」

櫻子「こ、こやつには悪霊が取り憑いておる!!」



向日葵「ほら櫻子、あまりご病気の方をジロジロ見るのは失礼ですわよ」

櫻子「そうだね、生徒会あるし生徒会室いこうか」

あかり「あぁ!二人とも逃げないでよ!ちなつちゃん係りをあかりに押し付けないで!」

ちなつ「6人目出産!六つ子ザンス!」ポンッ

ー部室ー

あかり「ちなつちゃんがおかしくなっちゃった」

京子「元からおかしいでしょ」

あかり「それ以上に飛び切りおかしくなっちゃったの」

あかり「ほらっ、部室に来てからずっとマネキンとフィギュアで近親相姦させてるよ」

ちなつ「これがママのおまんこだよ、結衣」ズポッズポッ

ちなつ「マネキン『気持ちいよ』」ヌチュヌチュ

京子「確かに末期だ」

あかり「どうしてこんなことに」

京子「きっとちなつちゃんは生きてるだけで結衣の好感度が上昇し続けてるんだ」

京子「でも、間近で結衣の醜態の数々を見ることで、結衣の評価が下がり続けてたから、好感度も変動がなくて今まで大人しかったんだよ」

あかり「伝説のスーパーサイヤ人みたい」

あかり「だから結衣ちゃんがいなくなってからちなつちゃんがおかしくなっちゃったんだ」

京子「入部当日、ラリッてまともになってた結衣に助けられて、結衣一直線になってしまったのが運の尽きだった」

あかり「あの日結衣ちゃんがいつも通りのクソ野郎だったら……」

京子「結衣ーー!!!はやくきてくれーーーっ!!!!!!」

ガラッ

結衣「呼んだか?」

京子「結衣!!」

あかり「もう釈放されたの?」

結衣「あぁ、みんなを助けなきゃ!って思いが通じたんだ」

あかり「よく言うよ、お金でどうにかしたくせに」

結衣「ついでに刑務所の犯罪者共も全員世に放ってやったわ」

京子「お前もう一生刑務所から出てくるなよ」

結衣「無駄だ、私は金の力で何度でも蘇る」

ちなつ「ベホマザオリク持ちのラスボスって最悪ですね」

あかり「厄介だなぁ」

京子「あれっ、ちなつちゃん元に戻ったの!?」

ちなつ「はい、なんですかこのマネキン、気持ち悪い」ドカッ

あかり「よかったよぉ」

結衣「私のおかげだな」

結衣「これからは私を追い出そうなんて考えるんじゃないぞ?」

あかり「うんっ、4人揃ってこその娯楽部だもん」

京子「これからは誰一人欠けることなく、ずっとみんな一緒だ!!」

ガラッ

脱獄犯「うっぁあぁっぅ」

結衣「あっ、私が開放した薬中爆弾魔」

脱獄犯「あああああ」ピンッ

京子「これダイナマ───」

ボカアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!!!!!!!!!!!!!!


第五部~灰が呼ぶほうへ編~ 完

あかり「今日みんなでペットショップ行こうよ」

ちなつ「なんで?非常食ならホームセンターでしょ」

あかり「あかりは非常食を探しに行こうとしてるんじゃないんだよ」

あかり「結衣ちゃんをペットと思うのは無理だし絶対いやだったけど、なにかペットを飼ってみるのはいいかもなーって思って」

京子「なるほどなー」

結衣「ていうか、私をペットってなんだよ」

ちなつ「苦肉の策です」

京子「あかりは飼うとしたらなににするの?」

あかり「やっぱりワンワンかな」

ちなつ「大型犬?」

あかり「うん、出来るだけお肉はあるほうがいい」

結衣「やっぱり食べるつもりじゃないか」

ちなつ「なにがワンワンよ」

あかり「違うもん、抱き心地を考えてだもん」

結衣「部室で飼える生き物がいたら飼ってみるのもいいかもな」

ちなつ「でも、この狭い和室で飼うとなるとかなり限られてきますよ」

あかり「ゾウとキリンさんはまず無理だね」

結衣「なんでゾウだけ呼び捨てなんだ」

あかり「『ゾウとキリンはペットショップじゃ買えないだろ』とは言わないんだね、そんなこともわからないほど愚かなの?」

結衣「お前、私を試したのか!?」

あかり「バーカ」

京子「まぁいいよ、私もペットショップ行きたいし」

ちなつ「おや、ペットなんかペットボトルのパクリだと泣き喚いてた京子先輩がそんなこと言うとは珍しい」

京子「最近疲れてるから癒しが欲しいんだよ」

結衣「なんだ、疲れるようなことでもあったのか?」

京子「全部お前のせいだよ」

あかり「仮に娯楽部でペット飼うことになっても、結衣ちゃんストレスですぐ殺されそうだなぁ」

結衣「私が嫌なこと全部忘れさせてやるから大丈夫だよ」

ちなつ「全然大丈夫な気がしないです」

ーペットショップー

あかり「わぁ、ペットがいっぱいいるよぉ♪」

ちなつ「そりゃペットショップだからね」

結衣「お前今日は蛇見て気持ち良さそうとか言うなよ」

京子「そんなこと言わないよ、結衣じゃないんだから」

あかり「あかりは早速ワンワン見てくるよ、みんなも見たいところがあったら見てくるといいよ」

ちなつ「そうだね、じゃあ私首輪見てくる」

京子「私は亀でも見てこようかなー」

ちなつ(どんなプレイに使うつもりなんだろう)

結衣「蛇でも見るか」

あかり「それじゃあ、散ッ!!」シュンッ



ー首輪コーナーー

ちなつ「この首輪いいなぁ、これ着けて結衣先輩に散歩させてもらいたい」

ちなつ「試着しよう」スチャ

ちなつ「ハァァ……みなぎってくる……興奮してきたぁ……!!」

ちなつ「結衣先輩どこかに落ちてないかな」キョロキョロ

結衣「」

ちなつ「あっ、ちょうど結衣先輩が倒れてる」

ちなつ「結衣先輩の手に首輪の紐を巻きつけて……」グルグル

ちなつ「いやぁ~ん///結衣先輩に散歩させてもらってますぅ///」ズルズル

京子「ちなつちゃん、結衣を引きずってなにしてるの」

ちなつ「見ればわかるでしょう」

京子「拷問?」

ちなつ「散歩ですよ」

京子「わからないよ」

ちなつ「私は今結衣先輩のペットなんです、この首輪がなによりの証拠ですよ」

京子「昆虫図鑑によく載ってる、『カブト虫はこんなに大きい荷物が運べるんだよ!』の図にしか見えないけど」

ちなつ「京子先輩亀はもういいんですか?」

京子「うん、いいのがいなかった」

ちなつ「へぇ(気持ち良さそうなのいなかったのかな)」

ちなつ「結衣先輩はもうよかったんでしょうか」

京子「いいでしょ、ぶっ倒れてるくらいだし」

ちなつ「そうですね、幸せそうな顔してますし」

結衣「死んでも死にきれねぇ」スクッ

京子「あっ、起きた」

ちなつ「おや、幸せに寝ていたのではないのですか?」

結衣「わからない、何者かの襲撃を受けたのかもしれない」

京子「違うと思うよ」

ちなつ「大体予想はつきますけど」

京子「飽きたな、あかり連れて帰ろうか」

結衣「無理矢理、なにがなんでも殺してでも連れ帰ろう」

ちなつ「私たち4人揃ってこその娯楽部ですもんね!」

京子「あかりは犬コーナーにいるんだっけ」

ちなつ「あれ、でもあかりちゃん犬コーナーにいませんね」

結衣「どこ行ったんだ」

京子「あっ、鳥コーナーのところにいる」

ちなつ「あかりちゃんなにしてるんでしょう」

あかり「……へっ」スタスタ

結衣「どこか行った」

京子「インコの前で何してたんだ」スタスタ



インコ『うんこー!!!うんこうんこうんこうんこ!!!!!』

インコ『私の名前はうんこ!!!!』

インコ『結衣ちゃん死ね!京子ちゃん死ね!ちなつちゃんも死ね!』

インコ『クンニしろおらあぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!』

京子「あいつ……!!」

結衣「売り物になんて言葉覚えさせてんだ」

ちなつ「取りあえず名前だけでもなんとかしましょう」

ちなつ「あなたの名前はインコだよ」

インコ『チンコ!!!』

京子「ダメだ」

ちなつ「インコ!!!」

インコ『私○ンコ!!!』

結衣「もうそれでいいよ」

京子「早くあかり殺して帰ろうぜ」

結衣「無理矢理、なにがなんでも殺してでも殺してやろう」

ちなつ「私たち3人揃って娯楽部ですもんね!」

京子「あいつどこ行った」

ちなつ「あそこで今度は金魚に話しかけてます」


あかり「船見結衣はクズ、言ってごらん」

結衣「おい」

あかり「ギョギョ!?結衣ちゃん!!?」

あかり「どうしてここに!?」

結衣「不愉快なワードが聞こえたもんでな」

ちなつ「あかりちゃん!酷いよ!インコに変な言葉覚えさせて!」

あかり「ち、違うよ!誤解だよ!」

京子「なにが誤解だ、紛れもない事実じゃないか」

あかり「あかりだってやりたくてやった訳じゃないよ」

ちなつ「何者かに操られてるの?」

あかり「違うけど、結衣ちゃんがここの動物さんたちにあかりの悪口を覚えさせてるって聞いたから……」

あかり「犬コーナーに行ったら、『あかり殺す』の大合唱で……」

あかり「あ、あかりは……あかりだってやりたくなかったんだよーー!!!うわぁーー!!!」オーイオイオイ

ちなつ「いかがですか?裁判長」

結衣「私はそんなことやってない、実にけしからん」

あかり「嘘だ!!ハムスターさんが言ってたもん!!」

結衣「なんで犬やハムスターが喋るんだよ」

京子「結衣の薬盗ったのか?」

あかり「あかりはキメてない!!」

チワワ「ハッハッ」トテテテ

ちなつ「あっ、チワワが脱走してる」

チワワ『あかり死ね死ね死ね死ね死ねあかり死ね』トテテテ

あかり「ほらねー!!」

京子「お前どうやって犬にこれ覚えさせたんだ」

結衣「おい、なんで私だって決め付けるんだよ。失礼な」

結衣「なにか証拠でもあるのか?あ?」

チワワ『薬気持ちいい!』

京子「やっぱりお前じゃないか!!」

結衣「記憶にないな」

ちなつ「あっ、白い粉が入った袋と注射器が落ちてる!」

あかり「道理で記憶にないわけだよ」

ちなつ「なるほど、結衣先輩が倒れてたのはそういう理由が」

京子「ラリッた結衣でいけるなら案外頑張ればいけるのかも、私も覚えさせたい!」

京子「ケツマンコ!!!!!!」

カブトムシ『ケツマンコ!!!!!』

京子「肛門!!!!」

クワガタ『肛門!!!!!』

京子「すげぇ!!虫って喋れるんだ!!」

ちなつ「楽しそう、私もやってみよう」

ちなつ「結衣先輩の子宮で溺死したい」

サボテン『結衣先輩の子宮で溺死したい』

ちなつ「サボテンが言葉覚えた!!!!」

あかり「いいなぁ!あかりも他に覚えさせてくる!!」タッ

結衣「やれやれ、結局またこうなるのか」

結衣「フッ、だから娯楽はやめられないんだよな……そうだろ?京子」

ピカチュウ『そうだな』



ー翌日ペットショップー

インコ『私は淫行!!!!私はインポ!!!!!』

チワワ『マンコ舐めさせろぉ!!!!!!』

亀『早くしゃぶってくれよ!!!!!』

金魚『船見結衣はクズ』


ワタシハマンコ アカリコロス シャブラセロ マドカァー! ホムラチャン!


楓「……」

向日葵「喋ってますわ!!すごいですわね!楓!!」

楓「……」


第六部~快楽の花編~ 完

ー生徒会室ー

綾乃「あー!冷蔵庫のプリンがなくなってる!!」モグモグ

向日葵「櫻子!!またあなたですわね!!」モグモグ

櫻子「違うよ」

向日葵「じゃあ、プリンは一体どこにいったって言うんですの!!」

櫻子「二人の胃袋の中じゃないかな」

綾乃「えっ!?私たちいつの間にかプリン食べてる!?」モグモグ

向日葵「きっと誰かに操られてるんですわ!!」モグモグ

向日葵「つまりは……」

向日葵「櫻子ォォォォォォォォォォォォ!!!!!!!!」

櫻子「そんなに私のせいにしたいか」

櫻子「さっき杉浦先輩がプリン食べようって冷蔵庫から出して食べ始めたんじゃん」

向日葵「そういえばそうだったような」

綾乃「そうか、私たちが食べたからなくなったのね」

綾乃「ふざけんじゃないわよ!!」ダンッ!

千歳「なにに怒ってるん?」

綾乃「食べたらなくなるなんてどこにも書いてなかったじゃない!!詐欺だわ!!」

向日葵「訴えましょう!!会社からいろいろ搾り取るんですわ!!」

向日葵「そもそもなぜ書いてないんですの!!ちょっと、聞いてます!!?」ガシッ

櫻子「プリンに話しかけても意味ないよ」

向日葵「えぇ!?なんとか言ったらどうですの!?あなたが書いてなかったせいですわよっ!!」ブンッ

ビチャァ!!

向日葵「あわぁぁぁ、プリンがぁ……」

櫻子「なんで投げるの」

綾乃「どうしちゃったの古谷さん、うるさいわよ」

千歳「綾乃ちゃんも大概やけどな」

向日葵「まぁ冗談は置いといて、プリンってどうして食べたらなくなるのでしょうね」

櫻子「もちろんそれも冗談だよね?」

千歳「一体なにからなにまでが冗談だったんや」

綾乃「私はいつでも本気よ」

櫻子「そうですか」

向日葵「私、プリンを食べたらなくなるという常識を覆したいですわ」

櫻子「うん!そうだな!」

向日葵「そこで考えたのがプリン舐め舐め法ですわ」

向日葵「こうやってプリンを舐め続けてると、ちゃんとプリンの味はするのにプリンがなくならないんですの!!」ペロペロ

綾乃「すごいじゃない!!天才だわ!!」ペロペロ

千歳「昆虫ゼリー食べてるクワガタみたいやで」

櫻子「それあんまり味しないと思うけど」

向日葵「二人も恥ずかしがらずに一緒に舐めましょう!!」

櫻子「その言葉を待っていた!!」ペロペロ

千歳「実はうちプリン舐めるのがなにより好きだったんや!!」ペロペロ

綾乃「邪魔よ!!」バキッ

千歳「ぶはっ!!」

綾乃「このプリンは私のなんだから!!」ベキッ

櫻子「ぐほっ!!」

綾乃「古谷さんもなんでさりげなく舐めてるのよ!!」ブンッ

ガシッ

綾乃「───なっ!?」

向日葵「このプリンは私のですわ!!!」ズゴン

綾乃「ぶっへあああああああ!!!!!!」グチュゥ

向日葵「例え『綾乃』と名前が書いていようと関係ない!!これは私に舐める権利がある!!」ペロペロ

西垣「なんだこれ」

向日葵「西垣先生も私のプリンを横取りするつもりですか?」

西垣「いや、別にいらないが」

向日葵「ならばよろしいですわ」ペロペロ

西垣「なんでプリンを舐めているんだ?」

向日葵「よくぞ聞いてくださいましたわ」

向日葵「プリンって食べたらなくなりますよね?ですが、こうやって舐め続けていれば、あら不思議!プリンはなくなることもなく味わうことができるんですわ!!」

向日葵「私が発明したんですのよ!!」

西垣「フッ、その程度で発明か」

向日葵「な、なにがおかしいんですの!!?」ペロペロ

西垣「私が食べてもなくならないプリンを開発したと言ったら?」

向日葵「!! よ、よこ寄越しなさい!!!!」

西垣「嘘だ、そんなものはない」

向日葵「ハァ、失望しましたわ、消えてくださって結構です」

西垣「だが、これから発明出来るかもしれない。研究に協力する気はないか?」

向日葵「もちろん喜んで」

西垣「じゃあこれが試作品だ、さっそく食べてみてくれ」

向日葵「いただきます!!!」モグ

向日葵「───うっ!!?」バタッ

向日葵「これは……まさか」

西垣「そうだ、毒だ」

向日葵「なぜ……こんな……」

西垣「なんとなくだ」

向日葵「なるほど……」ガクッ

向日葵『死んでしまいましたわ』

櫻子『あっ、向日葵』

千歳『古谷さんも死んだんか』

向日葵『皆さん』

綾乃『私たちあなたの拳で殺されちゃったのよ』

向日葵『ごめんあそばせ』

綾乃『いいわ、許してあげる』

櫻子『誰も向日葵のこと責めたりなんかしないよ』

向日葵『優しいんですね……私熱い友情を感じてますわ!』

千歳『でも、さっきまではこっちから呪い殺そうって話してたんやで』

向日葵『では、なぜ許されたのですか』

綾乃『机の上のプリンを食べてみなさい』

向日葵『はい』モグモグ

向日葵『あっ!食べたのにプリンがなくなってない!!』

千歳『死んで魂だけになったお陰でなに食べても減らなくなったんや!!』

向日葵『やった!!死んでよかったですわ!!』


第七部~ゆーれいにウチはなるんや編~ 完

あかり「痛い」

結衣「あかりどうしたんだ、包帯なんか巻いて」

ちなつ「ついに闇討ちされた?」

あかり「違うよ、さっき転んじゃったの」

ちなつ「なんだ、ただの事故じゃん」

結衣「自業自得だな。おっと同情してもらえると思うなよ?全部お前のせいだからな?お前に優しくするつもりなんてさらさらないから。甘えるな、死ね」

あかり「別に同情してなんて言ってないけど」

京子「クッソ許せねぇ!!!」ダンッ

結衣「誰をだよ」

京子「あかりを傷つける奴は誰であろうが許さない」バキィ!

あかり「ぐへっ!!?」

ちなつ「どういう思考回路してるんだろう」

結衣「いいぞ、もっとやれ」

あかり「み、みんな、京子ちゃんを責めないであげて」

ちなつ「誰も責めてないよ」

結衣「むしろスッキリした」

あかり「京子ちゃんはあかりのことを思ってやってくれたんだから」

あかり「あかりが怪我しちゃったらみんな悲しんじゃうし、あかり自身すっごく痛いもんね……だから、もうそんな思いしなくていいように、あかりに活を入れてくれたんだよね?」

京子「あかりぃ……」ジワ

あかり「京子ちゃん……」グスッ

ダキッ

結衣「思い出したかのように天使キャラぶるのやめろよ」

あかり「そんな風にあかりを想ってくれるのは京子ちゃんだけだよぉ」

あかり「あかりも、京子ちゃんに酷いことする人がいたら絶対に許さないもんっ!」

京子「へへっ、嬉しいこと言ってくれるなぁ」ナデナデ

あかり「ふわぁ、気持ちいいよぉ///」

京子「よしよし、あかりは可愛いなぁ///」



結衣「いつまで続くんだこの茶番は」

ちなつ「結衣先輩、私たちのレズセックスでこの温い雰囲気を吹き飛ばしましょう」

結衣「一人でやってなよ、見ててあげるから」

ちなつ「ゆ、結衣先輩が私の自慰を見ててくれる!!?」

ちなつ「よっしゃぁ!!この上ない幸せ!!!」クチュクチュクチュ

ちなつ「結衣先輩!!見えてますか!?聞こえてますか!?チーナはここにいますよ!!」クチュクチュ

ちなつ「きもチーナ!!!!!!」プシャッ

結衣「気持ち悪い、この世界はどこを見ても汚いものばかりだ」

結衣「しばらくこの世を捨てよう」プスッ

結衣「あぱうぅ~~(゚)p(゚)」アヘ

ー帰り道ー

あかり京子「うへへへへへ」ベタベタ

ちなつ「さっきから中々飽きませんね」

結衣「目障りだなぁ」

あかり「あっ」コケッ

ゴンッ

京子「あかり!大丈夫か!?」

あかり「いたた……うん、大丈夫だよ」

京子「この壁があかりを傷つけたのか!?」

京子「ちくしょう許さないぞ!!」

京子「京子パンチ!!」ゴスッ

京子「いってえええええええええええええ!!!!!!!!」

あかり「京子ちゃん!!」

あかり「この壁さんが京子ちゃんを傷つけたんだね!!」

あかり「京子ちゃんを傷つける人は許さない!!」

あかり「あかりとび膝蹴り!!!」ベキッ

あかり「いったああああああああああああああい!!!!!!!!!!!!!!」

京子「あかりぃ!!!」

京子「あかりを傷つけたな!!許さん!!」

京子「京子ローキック!!!」グキッ

京子「ぎゃあああああああああああああ!!!??!????」

あかり「京子ちゃん!!」

あかり「よくも京子ちゃんを!!」

あかり「あかりボディーブロー!!!」ボキッ

あかり「腕がああああああああああああああああ!!!!!!!!!!??????」

京子「あかりぃ!!!」

京子「許さん!!!」グチャッ

京子「うっひぇぇえええええええぇぇぇえっぇっぇぇ!!!????」

あかり「京子ちゃん!!!」

あかり「許さない!!!」ドギュ

あかり「いやあああああああああああああああ!!!!??????」

京子「あかりぃ!!!」ドスッ

あかり「京子ちゃんん!!!」ボキッ

京子「あかりぃ!!!」ドカッ

あかり「京子ちゃん!!!」グキッ


結衣「馬鹿かこいつら」

ちなつ「この二人に殴り合いさせたら楽しそうですね」


あかり「うぅっ、手足が動かないよぉ」

京子「すまん……あかりの仇取れなかった」

結衣「そこには手足がこんな(~)になった二人がいた」

あかり「うぅ……あかりが力不足なばかりに……」

京子「私も、力さえあれば……」

あかり「力が……力が欲しいよぉ……」


京子「あかり……私修行するよ」

京子「なにがあってもあかりを守れる自分になるんだ!」

あかり「京子ちゃん……あかりも一緒に修行する!あかりも強くなって京子ちゃんを守れるようになるもん!!」

京子「よし!明日から山篭りだ!」

あかり「うん!」

結衣「しっこ掛けてやるよ、しっこ掛けられると、怪我の治りが早くなるらしいぞ」チョロロロロ

結衣「私からの餞別だ」ペッ

ちなつ「私もあげます」ジョロロロ

あかり「ありがとう!頑張るよぉ!」

京子「全身結ちなおしっこだらけだ!これで怪我もすぐ治るぜ!」

ー1ヶ月後ー

ちなつ「最近あかりちゃんと京子先輩見ませんね」

結衣「修行するとか言って消えてからそれっきりだな」

ちなつ「代わりにあかりって紙コップと京子って消しゴム置いてますけど、特になんの支障もないのが悲しいですね」

結衣「いないほうが平和でいいんじゃないか」


ガラッ

京子「ただいまー!!」

あかり「帰ったよぉ」

結衣「はぁ……」

ちなつ「チッ、おかえりなさい」

京子「おう!待たせたな!」

あかり「二人とも、寂しい思いさせてごめんね!!」

結衣「いいよ」

京子「ありがとう!結衣は優しいな!」

結衣「だろ」

ちなつ「で、そんな一ヶ月も修行して成果はどうだったんですか?」

京子「へへっ、二人ともデコピンで山吹き飛ばせるようになったぜ!」

結衣「お前たちはなにを目指してるんだ」

あかり「最早あかりたちに敵は無しだよぉ」

あかり「あっ」コケッ

ドシーン

京子「あかりぃ!!!」

あかり「いたたたたた……」

京子「この地面があかりを傷つけたのか!」

京子「あかりを傷つける奴は絶対に許さないぞ!修行の成果を見せてやる!スーパー京子パンチ!!」ボゴォ!!

ピュンッ

ドガアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!!!!!!!



ー地獄ー

京子「勢い余って地球壊しちゃった」

あかり「もうっ、京子ちゃんはしょうがないなぁ」コツンッ

結衣「しょうがないなぁ、じゃねえよ殺せよそいつ」

ちなつ「そして当たり前のようにみんな地獄行きなんですね、ヤレヤレ」


第八部~ありったけの死ねをかき集め編~ 完

花子「明日花火したいし」

櫻子「ハンッ、私は嫌だね。明日私は水が飲みたいんだ、花火なんて真っ平ゴメンだね」

花子「水飲みながら花火すればいいし」

撫子「別にいいけど、花火なんてどこにも売ってないよ、今冬だし」

花子「それは常識で考えたらでしょ?花子に常識は通用しないし」

櫻子「流石私の妹だ、偉いぞ」ナデナデ

花子「気安く触るな!!」パシッ

撫子「なんで明日なのさ、明日ってなにかあったっけ」

花子「花子が明日花火をしたいと思った、だから明日は花火記念日だし」

櫻子「相変わらず世界の中心を生きてるなぁ」

撫子「花火は手に入りそうにないから、花びらじゃダメ?」

花子「花びらってなんだし」

撫子「そりゃ花子の花をビラビラするのよ」

櫻子「花びらの、ように散りゆく中で~♪」ビラビラ

撫子「こんな感じに」

花子「いやだし」

撫子「いいと思ったんだけど」

花子「花火以外認めないし」

撫子「じゃあ花子が花火買ってきてよ、そしたらやってもいいよ」

花子「えぇ~、花火記念日なのに?」

櫻子「それがどうした」

撫子「あいにく私は常識人でね、冬に花火を手に入れる術がないんだよ」

花子「なるほど、役立たずだし」

撫子「ビラビラビラ」ビラビラ

花子「馬鹿は放っておいて、じゃあ櫻子行ってくるし」

櫻子「ビラビラビラ」ビラビラ

花子「この家には馬鹿しかいないのか……!!」

花子「もういい!!私が出る!!」

ーコンビニー

花子「コンビニに行けば冬でも花火くらい売ってるはずだし」

花子「パッと見見えないだけで、目を凝らせば見えてくる……」ギンッ

花子「見えた、花火は裏に隠してあるし」

バンッ

花子「花火はどこだし?」

店員「ちょっと、ここは勝手に入ってきちゃいけないよ」

花子「花火、あるんでしょ?早く出すし」

店員「花火はないよ、夏しか置いてないから」

花子「いいから出すし!!花子がどうなってもいいの!!?」

店員「どうなるの」

花子「花子は裏に花火があるのが見えたんだし!!隠しても無駄だし!!」

花子「花火花火花火花火!!!!!」

店員「なんだこの子」

ー外ー

花子「追い出されたし」

花子「いつか絶対に復讐してやる」ドカッ

向日葵「あら、こんなところでどうしたんですの」

花子「ひま姉」

花子「花子、花火を買いに来たんだし。でもコンビニじゃ売ってなくて」

向日葵「そうでしたの、花火なら私の家にありますわよ」

花子「本当に!?」

向日葵「はい、多分使わないし、差し上げますわ」

花子「ありがとう!早くひま姉の家に行くし!」

ー古谷家ー

向日葵「はい、花火ですわ」

ヘビ花火

花子「なんだし、これ」

向日葵「見ての通りヘビ花火ですわ」

花子「まぁ、花火ならなんでもいいし!」

花子「花火記念日とかもうどうでもいいし!今すぐやるし!」

向日葵「はい、どうぞ」チャッカマンコ

花子「ファイヤー!!」カチッ


ヘビ花火「ブリブリブリブリブリブリブリブリ……」ボトッ


花子「……なんだしこれ」

向日葵「ヘビ花火ですわ」

花子「こんなの花火じゃないし!!蛇でもないし、うんこだし!!」

向日葵「ビラビラビラ」ビラビラ

花子「ビラビラ、じゃない!花子はそんなんじゃ誤魔化されないし!」

向日葵「花子ちゃんもやってみたらいいじゃありませんの、そんなのよりずっと楽しいですわよ」

楓「一緒にやろうよ、花子お姉ちゃん」ビラビラ

花子「むっ……楓がそう言うなら」ビラビラ

花子「た、楽しいし!」

楓「でしょう!」

花子「今日から今日は花びら記念日に決定だし!」

花子「明日も明後日も、毎日花びら記念日だし!」

花子「ビラビラビラ」ビラビラ

楓「ビラビラビラ」ビラビラ

向日葵「ビラビラビラ」ビラビラ


番外編~大室花子の陰毛~ 完



ゆるゆりwwwwwwwおしまい

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