提督「今夜自室に一人で来てくれ」 曙「(もしやこれは夜戦ックスのお誘い!?) (325)

・キャラ崩壊注意(特に曙ちゃん)
・独自解釈がふんだんに含まれている可能性があります
・台本形式です
・40字を目安に改行するつもりです
・飲酒更新です 誤字脱字があったらごめんなさい

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~執務室~

曙「ふ、ふん! なによ偉そうな事言って(やったやった! ついに!ついに夜戦だ! 間違いないわ!)」

提督「あぁー…いや、すまんな。無理にとは言わn」

曙「仕方ないから行ってあげるわよクソ提督! 感謝してよね!(えへへへへ///)」

提督「お、おう。夕飯以降はずっと自室に居るから都合のいい時に来てくれ」

曙「解ったわ。それじゃまた後で(今日は念入りにお風呂入って…下着はどれがいいかな)」

~曙と朧の部屋~

朧「曙、どうしたの?」

曙「どうしたって、何がよ(髪どうしよう…縛ってくか、下ろしてくか…下ろしてた方が
手間が無くていいかな)」

朧「なんか凄いそわそわしてるけど」

曙「な、何もないわよ(生理はこの間きたばっかりだからま、まぁ生でも…/// 風呂も
しっかり入ったし大丈夫よね? 下着子供っぽいとか思われたらやだなぁ、大丈夫かなぁ…)」

朧「ふーん……まぁいいけど。それより朧、そろそろ寝るけど」

曙「了解。あ、ちょっと出るけど気にしないで(どうしよう、心臓がバクバクしてヤバい。
顔赤くなってないといいけど。もし何か言われたら風呂上りだって言おう)」

朧「おやすみー……zzz」

曙「おやすみ(ああああああああ緊張してきたあああ! だ、大丈夫かな、ちゃんとでき
るかな!? い、痛いって聞くけどどうなんだろ!?)」

~提督の部屋~


提督「もう11時か、そろそろ来るだろうか」ソワソワ

提督「むぅ……」

提督「曙は……喜んで貰えるだろうか」

提督「やはり部屋に呼ぶのは気分を害しただろうか。否しかし、人目につくのは……」

扉<knock! knock!

曙「き、来たわよクソ提督(あああああああああ緊張するうううううう!! なんかもう
頭が真っ白なんだけどおおおお!!)」

提督「良く来てくれた。すまない、わざわざ呼び出して」

曙「ふんっ! ま、まあいいけど(。で、何の用?提督の部屋! 匂いがして、こう、良い!
とても良い! こっそり入手した洗濯前の提督のシャツの匂いなんかより断然イイ! あ^~!)」

提督「あぁ、実はだな」

曙「……(きたきたきた来ましたよ夜戦のお誘い来ましたよ! 優しくしてくれるのかな、」
でもちょっとこう、強引な感じにされるのも捨てがたいなぁ!!///)」




提督「曙、忘れてるかもしれないが着任して今日で2年だろう?」

曙「え?」

提督「まぁ、その、なんだ。その祝いの品を渡そうと思ってだな」

曙「」

提督「みんなの前で渡すのはお前が嫌がるだろうと思ってな、手間を掛けさせてしまって
すまない」

曙「」

提督「普段秘書業務で世話になってるし、気の早いホワイトデーも兼ねてな」

曙「」

提督「ほら、これだ。中身はまぁ…無難かもしれないがきちんと使えるそれなりに良い物
を選んだつもりだ」

曙「」プルプル

提督「用事は以上だ。夜中にすまなかったな、明日に備えてゆっくりしてくれ」

曙「あ、」

提督「?」

曙「ありがとうクソ提督のバカァァァァアアアアア!!」

扉<bang!

提督「」

提督「い、行ってしまった」

提督「喜んで貰えたんだろうか……?」

提督「ま、まぁありがとうって言っていたし、悪くは無かったんだろう、多分」

書き溜めつつ風呂と台所掃除してきます
今日はもうちょっと書きます(予定)

曙ちゃん犯したい

曙ちゃんとホワイトデーのお菓子を食べたい

曙ちゃんを肩車して麗らかな陽射しの中まったり散歩したい

>>19>>20>>21
つまり暖かな日差しの中、野外でいちゃラブしながら僕のホワイトなアレをプレゼントすればいいんですね!?

続き書いてきます

~朧と曙の部屋~


曙「………………」ズーン

曙「(死にたい、いっそ死にたい。むしろ殺して欲しい。まだ[ピーーー]ないけど)」

曙「(勝手に期待して、はしゃいで……私、バカね)」

曙「うぅ……」グスッヒグッ

・・・
・・

曙「(少し泣いたらすっきりした)」スンスン

曙「(残念だけど仕方ない、次はがんばろう。前向きに前向きに)」

曙「プレゼント、見てみよう」ガサゴソガサゴソ

曙「万年筆に腕時計……凄い、こんな……」グスッ

曙「(うっ、嬉しさでまた涙腺が。こんな幸せでいいのかな)」ヒグッエウッ

曙「えへへへへへ……ありがとう提督……」

曙「明日、ちゃんとお礼言わないと……」

曙「……お礼、どうやって言おう」

~翌朝~

朧「おはよう曙……目の下の隈、酷いことになってるけど。どうしたの?」

曙「ん? あ、いやちょっとね、夜更かしを(どうしよう……どうやってありがとうって
言うか考えてたら夜が明けてる)」

朧「大丈夫……じゃなさそうだね、体調不良って提督に伝えとく?」

曙「いや大丈夫、仕事は出るから(最近提督の顔見ないと精神が不安になるのよね……。
何も思いつかなかったけど、とりあえずどうにかありがとうって言わないと)」

朧「無理はしないようにね?」

曙「ん、ありがと」

曙「ふー…(朧には素直に言えるのになぁ……)」

~食堂~

曙「おはよ」

潮「うん、おはよう。曙ちゃん、大丈夫?」

漣「おほー? ぼのたそ、寝不足なのん?」

曙「ちょっと寝不足だっただけよ、大丈夫(今日は和風か、胃に優しくて有難い)」

潮「無理はしないでね? お茶持ってきてあげるから待ってて」

曙「ん、ありがと(やっぱ朝は和食よね。提督に毎朝お味噌汁を作ってあげる仕事に就き
たいなぁ…)」

漣「ところでぼのたんぼのたん」ズズズイ

曙「な、なによ?」

漣「その素敵な腕時計、どうしたのかな~~?! kwsk!」

曙「!? かっ、関係ないでしょ! わ、私はもう行くからっ! じゃっ!」パクパクガタン!

漣「……これは」

朧「事件の香りがするね」

潮「お茶持ってきたんだけど…あれ? 曙ちゃんは?」

~執務室~

提督「おはよう曙……大丈夫か?」

曙「問題無いわ……で、今日の仕事は?(どうしようどうしよう、勢いでここまで来ちゃった
けど何にも考えてない)」

提督「体調が悪くなったらすぐ言うんだぞ? では、今日の予定だが―…」

・・・
・・

曙「……(プレゼントされたペンを持ってるだけでやる気と集中力が無限に沸いてくる
凄い)」カリカリカリカリ

曙「(それにしても……)」チラッ

提督「……」ガリガリガリガリ

曙「(何も言えないまま今日の仕事が終わりそう。どうしよう)」

曙「(ま、まぁ部屋から出てく時に一言ありがと、って言えば……いいよね? うん、私に
しては上出来。よしこれで行こう)」

鳩時計<クルッポークルッポー

提督「……ん、もうこんな時間か。曙、もう上がってもいいぞ」

曙「ん、わかった(きっ、きた、がんばれ私、がんばれ!)

提督「ところでだな」」

曙「なによ?」

提督「実は万年筆、俺とおそろいなんだ」

曙「!??!?!?」パァァァアアッ!!

提督「もしイヤだったら無理してつかわなk」

曙「やったたああああああああありがとう提督ううううう!!!!!」

扉<bang!!

提督「」

提督「嬉しかったのか……」


曙「朧は、居ないわね。よし!」

曙「(この万年筆は提督とお揃い、つまりこのペン=提督のペン、そして提督のペンは毎日
提督の指に包まれている!)」

曙「(そして提督と言えども男、溜まったものは出して処理するはずだしそのときはもちろ
ん手を使う、つまりこのペン=提督のアレ!!)」

曙「んあああああああああ!!」

今回は以上です。見てくださった方々、ありがとうございました。
次は来週の週末に(書き溜めが出来たら)書きに来ます。
(もし見たい何かがあれば、全て拾う約束は出来ませんが教えていただけるとネタ的に助かります)
それでは失礼します。

調べてみたら処女膜って本当に入り口すぐにあるんですね、童貞なので知りませんでした(半ギレ)

バケツで回復説でも、ペンに擦り付けスタイルも、口でペンを舐めながら指で豆擦りでもいい感じに
補完してくれると助かります。失礼しました。

第六は単純に「あ^~」って感じなんだけど、七駆はなんかこう…イイよな…

(いっぱいレス付いて嬉しかったので今日の夜にまた書きに来ます)
(べ、別に嬉しかったんじゃないから! お酒飲んだだけなんだから!)

曙「は、あっ……ふぅー……(最高だった。ナニとは言わないけど最高だった。これはも
う、ありがとうだけじゃなくて何かしかお礼の品を送った方がよさそうね。高かっただろ
うし少し申し訳ない感じがする)」

曙「あ、換気しないとダメね。匂いが篭ってる」ガラガラ

窓<open

曙「うぅ、寒い。暖かい飲み物とか欲しいわ……初詣に行った時に皆で飲んだ甘酒おいし
かったなぁ」

曙「お酒……お酒!?」

曙「(そう……提督は確かお酒好きだったはず。那智さんと一緒に飲んでるところを見た
ことがある)」

曙「(消え物なら贈り物にはいいだろうし……問題は私がお酒飲んだこと無いってことよね)」

曙「(よし、流石に味もわからない物を贈るわけにいかないし、那智さんにお願いして勉
強させて貰おう。買う時は……明石さんか鳳翔さんにこっそりお願いするかな)」クシュンッ!

曙「うぅ、冷えちゃたわ。もう止めていいわよね」ガラガラピャンッ!

曙「もう夕食の時間か……(那智さんはもうお酒飲み始めてるのかな、素面の時に頼んだ
ほうがいいかな。うん、酔ってした約束なんて無効よね、明日の午前中にでも頼もう」

~食堂~


漣「ほーんほんほん! ご主人サマからのプレゼントね~~~~~!?」ニヤニヤ

潮「よかったねぇ曙ちゃん」ニコニコ

朧「(このカレー美味しいなぁ。スパイスが効いてて良い。豚肉がトロトロになるまで
煮込んであるのも大変グッド)」モグモグ

曙「~~~!!///(恥ずかしい!恥ずかしい! 恥ずかしい!)」

漣「いやでもよかったねぇぼのたん、これで今までの苦労も報われるってもんよ!」

漣「執務室の掃除、ご主人様の服の洗濯、仕事の手伝いにお茶淹れエトセトラ、エトセト
ラ……新妻か! ってくらい甲斐甲斐しく働いてたもんね~!」

曙「おあああああ止めろおおおおお!!(新妻!? 何その素敵な単語は……朝チュン裸
エプロンックスするしかないじゃない!)」ジタバタジタバタ

潮「どうどう、落ち着いて曙ちゃん」

朧「(ジャガイモを煮込んだとろとろのじゃ無くて素揚げにして入れてるのも良い。今度
作るとき真似してみようかな。付け合せのらっきょうの甘酢漬けの美味しい)」モッシャモッシャ

曙「何がどうどうよ! 馬なんかじゃないわよ!(あっ、でも提督のアレってどんなサイ
ズなのかな。う、馬並みなんてことは無いだろうけどでも…/// 私の体はちっちゃいから
……入るかなぁ///)」

漣「そうだね! どっちかと言うと猫っぽいもんね!」

曙「むきー!!(確かにまだ未開通なプシーキャットですけど! 膝に乗っかっていい子
いい子されてみたいけど!!)」

朧「ごちそうさま、朧、図書室寄って来るから」

曙「ん、風呂にまでは戻ってきてよ?」

漣「食べるのはっやーい! 因みに今は何読んでるのん?」

朧「綾辻さんの館シリーズ。んじゃまた後で」ガタガタ

潮「いってらっしゃい、また後でね朧ちゃん(カレー、もう食べやすい温度になったかな?)」ハムッ

潮「……辛いよぉ」グスッ

~曙と朧の部屋~


曙「…………(えへへへへへ、プレゼント、綺麗だなぁ。午前中に那智さんをどっかで
捕まえてお願いするの忘れないようにしないと)」

曙「くぁぁ……ふぁ、へふぅ……(流石に眠い、そろそろ消灯しようかな)」

曙「朧ー? そろそろ寝るー?」

朧「まって、もうちょっと読んだら! あとちょっと!」

曙「ん、あんま熱心になりすぎないようにね? 先寝るわ、おやすみ」

朧「おやすみー」

朧「あー! なんて!展開!あー!」ジタバタジタバタ

朧「ふう……も、もう一冊の初めだけ……偵察に」

・・・
・・

一旦離席します
風呂入ったり掃除したりしつつもうちょっと書き溜めてきます

戻りました 書いていきます
(恥ずかしながら小野さんと綾辻さんって結婚なさってたんですね。知らなかったです…)

~執務室~

提督「―……以上が今日の予定だ、質問はあるか」

曙「問題ないわクソ提督。あっ、那智さんの予定ってなんか入ってる?」

提督「那智か? 今日は特にないな。作戦海域で頑張って貰ったし主力組は出来るだけ休みの予定だ」

曙「そう、暇見つけて少し用を足してきもいい?」

提督「いいぞ……と言うか曙にも随分働いて貰ったしお前も休みにしようk」

曙「私が!ちゃんとあんたを見張らないとだめだからいっ、いい何時までも見ててあげるんだから! すぐ帰ってくるから待ってなさい! ついでに甘味でも探してくるから! 待ってなさいよ!」

扉<bang!!

提督「……曙は真面目ないい子だなぁ……早めにちゃんと休ませてやらんとなぁ」シミジミ

~那智と足柄の部屋~


扉<knock! knock!

曙「すみません、那智さんいませんか?」

扉<OPEN!

那智「ん、曙か。いいぞ、入ってきてくれ……足柄が散らかしっぱなしだがな、すまん」

曙「失礼します(ちょっと緊張するわね……)」」

那智「スペース……あー、私のベッドが空いてるから座っててくれ。確か菓子がこの辺にあったな……」

曙「あああすみません、すぐ済む用事と言うかなんというかなんです! お構いなく!」

那智「ん? そうか……まぁとりあえずこの飴ちゃんをやろう」

曙「すみません、あ、ありがとうございます(べっこう飴とは……結構渋い趣味してるん
だ那智さん)」

那智「うむ。ありがとうを言えるのはいい子だ」ヨシヨシ

那智「それで、どうした? 用が有るとのことだが」

曙「実は、その……」

・・・
・・

那智「ほう、アイツに酒を、か。それと少しの味見か」

曙「……///」テレテレ

那智「喜んで手伝わせて貰おう。ウヰスキー愛飲者が増えるのは歓迎だからな」

曙「ありがとうございます!」

那智「それに、恋する少女を応援できないほど捻くれてはいない。そうだな……今晩9時
頃に待ち合わせよう。少し大人しい服を着て玄関に集合だ。万事任せておけ」

曙「ひ、ひゃい!(うんんんん恥ずかしいいいいいい!! というか知ってるの! 何で知ってるのおお!?)」

那智「よろしい、では今日も仕事をがんばってくれ」

曙「……///」コクリ

~夜~

曙「こ、こんばんは。すみません待たせてしまったみたいで」

那智「暇だったからな、気にしないでくれ。では早速行こうか」

曙「はい……ところで何処にですか?」

那智「バーだ。静かに飲むにはいい所だ。隼鷹には秘密だぞ?」ニコッ

~小さなバー~

那智「店主、私にローヤル。あとおかきも頼む。この子は相談して決めるから少し待って
くれ」

那智「よーし……まずは曙、酒は飲んだことあるか?」

曙「な、無いです(ひゃー雰囲気が大人すぎる、怖い緊張する! 那智さんって普段から
来てるのかな……流石重巡だわ、かっこいい)」

那智「解った。そうだな……では早速アイツが普段好んで飲む奴から行こう。その後余裕
があれば他にも手を出していこう。店主、ラフロイグをトワイスアップで頼む」

那智「よし、では曙。これがアイツが好んで飲む酒だ。舐める位の慎重さで飲むんだぞ。
これでも結構強い」

曙「……(何だこの……凄い香りを放つナニかは。消毒液でも飲むの?)」チビッ

曙「けほっ、げほっ。こ、これ凄い味ぅえっほ、えっほ」

那智「ホントな。アイツは味覚も嗅覚も狂ってるとしか思えん」ケラケラ

那智「でもまぁ、何でかは知らんがアイツはこれがお気に入りでな。これをあげておけば
勝手に大喜びするだろう。さぁ水を飲め、水を飲んだら私が甘いのから少しずつ慣らして
ってやるから」ケラケラ

曙「!!(で、でもクソ提督の好きな奴なら飲んで見せるわ! 勢いで!)」ゴクッ

曙「ふへぁー……!」

那智「おぉー良い飲みっぷりだ! では次はカルーアとか甘いのを……」

・・・
・・

~提督の部屋~


扉<BANG!!

那智「貴様にプレゼントだ! 受け取れ!」フラフラ

提督「うわ!? なんだ、ってかお前酒臭せえ!」

那智「はははは! かわいい少女を貴様にやろう! ついでに酒も付いてるぞ! 既に酒
に漬かってるけどな! ははははは! 酒だけに!!」フラフラ

提督「曙じゃないか! お前…こんなになるまで飲ませやがって!」

那智「いいじゃないかいいじゃないか! 大丈夫だ合意の上だからな! お前こそ合意の
上で手を出すんだぞ!」ケラケラ

提督「うっわ酷い酔い方してやがる、明日妙高に言いつけてやろ……おい、曙、大丈夫か?
ちょっと待ってろ、水持ってくるから」

那智「では私はここで失礼する! 玄関で会った隼鷹と飲みなおしてくるからな! ヒャッハー!」

扉<bang!

提督「荒らすだけ荒らして去って行きやがった、覚えてろよ……」

提督「とりあえず寝かせて、曙、起きれるか?」

曙「……ZZZ」ムニャムニャ

提督「ダメだ、完全に寝てる。まぁ酔って大暴れされるよりは断然マシだがな。水と……念のためにバケツも用意しておくか。曙、少し楽な体勢に変えるぞ、よっ、と」

提督「よし、じゃあバケツを持っt」

曙「んぅ!、ヤダぁ……」

提督「ん、どうした?」

曙「一緒、いい」グズッ

提督「あーはいはい、大丈夫大丈夫(酔ったら寂しがり&泣き出すタイプか)」ヨシヨシ

曙「えへ、えへへ……ZZZ」ニヘラッ

提督「……どうしたもんか(離れたらまだグズりそうだし……意識がはっきりするまでは
見てるか。朝までダメならまぁそのときはそのときでいいか)ヨシヨシ

曙「んー、んー」ニコニコ

提督「……」ヨシヨシ

・・・
・・

~翌朝~

曙「う、おおおお……頭が、頭が痛い……」

曙「昨日は……えっと、那智さんとお酒飲んで……」

曙「き、記憶が無い。私ったら一体何処に今居るのk……」

曙「こ、ここここは提督の部屋じゃない!!(ああああああああああああ!??!?!!?!?!)」

曙「は、な、なんていう事」サー

曙「わ、私ったらとんだ恥晒しを……!」

曙「あ、これは……提督からのメモね」

メモ『おはよう曙。とりあえず水を沢山飲む事。食欲があるようなら机の上のものをレン

ジで暖めて食べるように。酔い覚ましも用意したのでそっちも飲むように。全ては那智が

悪いので自分を責める必要は無し。一線を越えるようなこともしなかったので安心された

し。今日は休みするのでゆっくりしなさい。間宮券も置いていく。』

曙「…………(手を出して貰いたかったような!! イヤでもやっぱり最初のはちゃんと
して欲しいような!! んんんんん酔った私のヘタレええええええ!!)」

曙「……とりあえず酷い気分だから言われたとおりに安静にしておこう。水と、これが酔
い覚ましね……」

曙「……」ゴクッゴクッ

曙「ふぅー……後は落ち着くまで安静に……」ゴソゴソ

曙「(待て待て待て寝ようとしてるこのベッド! 実は提督のやつじゃない!!)」ガバッ

曙「(スーハースーハークンカクンカあああああああああ全身が提督の匂いに包まれてりゅ
ううううう!!!! 枕も布団も! 全部が! あっあっ幸せ! 幸せ力凄い! 轟沈しち
ゃうううう!!)」

曙「でヘヘヘヘヘヘヘ……」ゴロゴロ

曙「(もう、なんか全てがどうでも良い。このまま意識を手放す事が出来る幸せを今は
かみ締めよう……)」

曙「……ZZZ」スヤァ

今日はここまでで。また書き溜めが出来たら書きに来ます
曙ちゃんの変態度が下がってるような気がします、ごめんなさい。

>>57
個人的に7駆は14歳くらいの難しいお年頃の女の子という印象です。
自分への自信の無さや恋心に揺れる可愛らしさがポイントだと思ってます(ここでは縁の無い話ですが)

変態なのはいいけどもしスカまでいくなら注意書ほしかったり

>>113
そういうコアな物を出す予定は無いです。微妙に連想できる要素ありましたね、失礼しました。
そもそもエロどころかキスすら危ういくらいな予定なので安心してください。

ラフロイグを酒初心者に勧める鬼畜の所業、楽しかったです(小声)
飲み方についてですが、流石にストレートを飲ませるにはキツイ酒ですし、ロックもほぼ
同じ理由で躊躇われます。ラフロイグをハイボールで飲むのは美味しさが想像できなかったので、
結局水割り(トワイスアップ)にしました。

結局は自分の好きな飲み方で飲む酒が一番美味しいのですよ!

何気なく投下していきます

~執務室~

提督「妙高、那智はどうなった?」

妙高「一週間の禁酒と私の説教でどうか済ませてやってくださいませんか?」

提督「やり過ぎなければ何でも良いぞ」

妙高「有難う御座います……あの子ったら本当に、もう……」ハァ

提督「まぁまぁ、終わった事はしょうがない。切り替えていk」

扉<bang!!

足柄「提督!トレーニングマシンの限界を突破したわ! マシンは大破してしまったけど! 私の大勝利よ!」ニコニコ

提督「」

妙高「足柄、あっちに行って私とお話しましょう」

足柄「?! うにゃー! うにゃー!?」



提督「……そろそろ昼も近いし曙の様子でも見に行くかな」ハァ

~提督の部屋~


曙「んあああああああ!!!!」

曙「ふぅ……起きてすぐにイケるなんて流石提督のベッドね」

曙「そろそろ戻ろうかしら……もう昼も近いしちょっと体もベタつくし……」

曙「ん……(提督の部屋で、全裸になったらどんな感じなのかなぁ)」

曙(……)キョリョキョロ

曙「……せ、折角だし、全部……脱いでみようかな?」ドキドキ

曙「……」シュルシュル

曙「……(あっ、ダメだこれ。露出趣味に目覚めちゃう///)」キュンキュン

扉<knock!knock!

曙「ぴっ!?」

扉<open

提督「曙、体調はどう……失礼した」バタン

扉<closed

提督「すまん曙、朧に言って着替えを取ってこさせる、少し待っててくれ」

曙「」

曙「あ、あぁ……」ヘナヘナヘナヘナ

朧「曙ー? 着替え持ってきたよー?」

曙「ハイ」

朧「とりあえずいつもの服と下着、あと風呂セットね。一応室内着もあるからお風呂入っ
ておいで」

曙「アリガト」

朧「……どしたの?」

曙「チョットネ ダイジョウブダカラ」

朧「あ、うん……深く聞くつもりはないから。それじゃ」

朧「……顔真っ赤だったなぁ。どしたんだろ」

~曙と朧の部屋~


曙「(夜はー自己嫌悪で忙しい、夜はー自己嫌悪で忙しいんだ……まだ昼だけど)」

曙「(確かに裸を見られた事も不味い。ひんそーな体を見られた恥ずかしさは半端じゃない)」

曙「(でもそれより、痴女だって思われたんじゃないかってのがなぁぁぁぁぁぁああああ!!
!)」ゴロゴロゴロゴロ

曙「(酒に飲まれた挙げ句に部屋で脱ぐ女……最悪だわ。一億と二千年の恋も覚めるわ。
誰が惚れるんだこんな奴に)」

曙「(もう、どうしたらいいんだろ……)」グスッ

曙「(な、泣くな私! 気を確かに持て!)」グシグシ

曙「先ずは風呂! そのあとご飯を食べて脳みそシャキっとさせたら迷惑かけてごめんな
さいってして来」

扉<knockknock!

提督「曙? あー……今大丈夫か?」

曙「ひゃ!? な、何よ!?(何何何何何??!?!?!!)」ワタワタ

提督「さっきはすまなかった。寝る時は裸族だったんだな、予想してなかった」

曙「べっ、べべべべべべつに気にしてなんか! にゃいわよ!(裸族! そういうのもある
のか!)」

曙「べっ、べべべべべべつに気にしてなんかにゃいわよ!(裸族! そういうのもあるの
か!)」

提督「そうか……もし良かったら今度飯でも奢らせて貰えないか、俺の気が済まないんだ」

曙「わっ、私が悪いんだからそんな事……」

提督「……よし、じゃあ今度買い物に付き合ってくれ。どうだ?」

曙「良い、けど……(あっ、あぁ……気を使わせてしまって……嬉しいんだけど罪悪感と
か自己嫌悪がガガガ……)」

提督「よし、じゃあ週末でいいな? それじゃ」

曙「ちょ、ちょっと待ちなさいよ! 待って!(今! ここで頑張らないで何時やるの! 言っちゃえ!)」

提督「ん? どうした」

曙「あっ、あのね……!」

提督「???」

曙「あっ、愛しt違う!! 面倒かけてごめん! ありがと! それだけだからぁ!」

提督「お、おう? こっちこそゴメンな、それじゃ」



提督「素直に謝まったりお礼を言えるなんて……曙も良い子になったなぁ……着任したと
きと比べて随分表情も良くなったし……うんうん、良かったなぁ……」シミジミ

曙「(あっぶな! あっぶな! 本音あっぶな! 心臓がヤバイわ!)」

曙「ふぅ……でもちゃんと出来たわ。最低限の仕事はしたはず……あれ?」

曙「もしかして、デート?」

曙「???」

今日は以上です 多分次のパートで完結できると思います
どのくらいの量になるかは未定ですけどグダらないようにがんばります
次は出来次第書きに来ます。今回も読んでくださりありがとうございました

最後の投稿(予定)始めます

~朧と曙の部屋(前日)~


曙「(あ、明日が約束の日なのに一向に何着ていくか決められない!!)

朧「……」ペラッ

曙「(そもそも提督の私服姿って見たこと無いし何処に行くかも聞いて無いし!! いや

買い物っていうくらいだからあんまりレジャーを意識するような服装はしなくてもいいは

ず。でも歩き回るってことも意識しないとダメ。あと成人した男の人の横を歩くんだから

あんまり子供っぽい服っていうのも良くないわね、だから色味の落ち着いた服を選ぶべき、

だから……何着ればいのよ!?)」

朧「曙、どうしたの?」

曙「……明日、クソ提督と買い物なのよ」

朧「ほう……それでそれで?」

曙「……何着てこうかなって」

朧「解った、おねーさんに任せなさい……漣呼んでくるから」ニッコリ

曙「わあああああああアイツを呼ぶなああああああ!!」

漣「呼ばれて飛び出てじゃじゃじゃじゃーんっ! 漣changですよーっ! 何何、デート?
デートなんですかああああ!!?? ねぇねぇご主人様とのデートを前日に控えてどんな
気持ち!? どんな気持ち!? ねぇねぇねぇねぇ!?」

曙「コロス」ガタッ

潮「どうどう曙ちゃん。皆で考えたほうがきっと良いよっ、服の共有とかもできるしっ」

漣「ぼのたんのちっぱいだと、潮ちゃんの服は合わないんじゃないかなー」ニヤニヤ

潮「そんなっ……うぅ///」

曙「表に出ろ、消し炭にしてやる」

ギャーギャドンドンドカドカ
・・・
・・

漣「よーしこんなもんでどうよ」

曙「まっ、まぁまぁじゃない?」テレテレ

潮「よく似合ってるよ曙ちゃん」ニコニコ

朧「うんうん似合ってる似合ってる。シックな感じで隣に男の人いても全然おっけーな感じ
する。お洒落な喫茶店とかにも余裕でいけるから安心してよし」

曙「ホント? ホントにホント?」ソワソワ

漣「サザナミ=チャン、ウゾ付かない」

潮「大丈夫、自信持って! 曙ちゃんは可愛いんだから!」

朧「よーし、それじゃあ明日に備えて寝ようか、寝坊したら大変だからね」

漣「へいへいほーい! それじゃあおやすみ~良い夢見るんだゾ~?」

潮「お休みなさい、曙ちゃん、朧ちゃん」

曙「……おやすみ」

朧「さーて曙……ぶっちゃけ寝れる?」

曙「絶対ムリ。アドレナリンか何か知らないけど目がギンッッギンに冴えてる。今、夜戦
に出たら駆逐棲姫くらいなら余裕で吹き飛ばす自信あるわ」

朧「だよね、まぁホットミルクでも持ってくるから待ってて」

曙「……ありがと」プイッ

朧「…………明石さんから貰ったコレを、小指の先っぽの更に先端に張り付くくらいの
ほんの微量」

朧「サーッ(迫真)……よし、多分これで大丈夫」

朧「………曙、はいコレ」

曙「ん、ありがと……ふぅ、やっぱり落ち着くわね」ホッコリ

曙「ふぅー……暖かい飲み物ってやっぱいいわね……」

朧「ね、海の上だとそうは行かないし」

曙「……んぅ」グシグシ

曙「眠くなってきた……結構疲れてたのかな……寝る……おやすみ朧、色々ありがとね」

朧「ん、お休み(よし、上手く行った)」

曙「くぅ……すぅ……」

朧「よーし、今夜は徹夜だ……寝坊なんか絶対させられないからね」

・・・・
・・・
・・
・・

曙「ん、んぅーっ……はぁっ、良く寝たわね、時間……結構余裕ある。やっぱ牛乳が効い
たのかな」

朧「お早う曙、ちゃんと起きれた?」

曙「バッチリよ、顔洗ってくるわ」ルンルン

朧「いてら……良かった、寝よう……」スヤァ

・・・・
・・・
・・

~鎮守府の門~


曙「よし、まだ来てないわね……(待たせるわけには行かないし。1時間近く早いけど
じっとしてるのも落ち着かないし)

曙「ふぅーっ……(うわ、息が真っ白。寒いのかな、気になってないだけで。にしても良
い天気で良かったわね。冬晴れの良い日だわ)」

綾波「あら? ごきげんよう、曙ちゃん」

敷波「おーっす、何してるの? 待ち合わせ?」

曙「あ、姉さん……ま、まぁ待ち合わせね」プイッ

敷波「ふーん?」ニヤニヤ

綾波「あら、デートなの?」ニコニコ

曙「何でも無いから! ほら行った行った!」テレテレ

綾波「ふふふ、がんばってー」

敷波「土産話待ってるよー」ニヤニヤ

曙「もう! やめてよぉ!」プンスカ

曙「(で、デート、なのかなぁ……/// 手とかつないだり……しちゃって!? ひゃー///

 いざ二人で出かけるってなると凄い、凄い恥ずかしいというかなんというか!? 前

回の反省も生かして気合入れすぎないようにしてきたし! あっでも妄想は止まらない。

公園でキキキキキスして貰ったりとかぁ/// ほ、ホテルに行っちゃったりとかぁ!!///

 考えるだけならタダだものね!)」
・・・・
・・・
・・

提督「曙、待たせてしまったのか、すまんな」

曙「ひゃいっ! ま、待ってなんかないわよクソ提督! 私が早く着すぎただけだから!
(い、いつの間に背後を!? 夢中になり過ぎて気がつかなかった…!)」

提督「うわ、素手じゃないか……随分冷えてるぞ、手袋は?」ニギニギ

曙「なっなな何すんのよこのクソ提督! てっ、手袋なんて持ってないわよ、悪かったわ
ね!(手! 手!握られてる! 私今提督に手を握られてる!)

提督「なるほど。女の子が体を冷やすのは良くないぞ?」

曙「いいから! 手を! 離しなさいよ! アンタの手も冷えるでしょ!」

提督「なーに問題ない、鍛えてるからな」

「うぅぅううう!!(あああああああああ手をつないで歩いてるううううう私死んでも良い
わああああああ!!)」

提督「ところで曙、どこか行きたいところはあるか?」

曙「特に無いわよ! クソ提督の買い物についてくって話でしょ!?」

提督「なるほど、ではぼちぼち行こうか」

曙「手を!!離せーっ!!(えへへへへ提督の手暖かいなぁ///)」

~カフェ~

提督「ケーキセット二つお願いします。チーズスフレと……曙は何がいい?」

曙「が、ガトーショコラで」
・・・
・・

曙「で、今日はどうするの?(美味しいわねコレ。しっとりしっかりで濃厚で、濃い目の
紅茶と良く合う)」パクパク

提督「ここの後にレストランでご飯、その後もう数軒回って甘いものを食べる」ニコニコ

提督「やー、間宮さんで食べる甘味もいいんだが外にも美味しい店が多くてな」ニコニコ

曙「了解……アンタそんなに食べてたら太るわよ(ニコニコ笑顔戴きましたー!少年のき
らめきを忘れないこの笑顔、脳内にばっっっちり残してあとで堪能すしよう!)」

提督「ありがたいことに家系的に食っても太らなくてな」パクパク

曙「○ねクソ提督(羨ましい……漣あたりが聞いたらブチ切れるだろうなぁ)」

提督「何とでも言うがいい」ドヤァ

~レストラン~

曙「!? このオムライスすっごい美味しい!」

提督「そうだろう、そうだろう。そのデミグラスソースは創業時から継ぎ足してるものでな、
実に味わい深い」

曙「ふわふわの卵もすごい……これは確かに絶品だわ」

提督「うむ。こっちのビーフシチューも食べてごらん、皿を交換しよう」ヒョイッ

曙「あっ(これは……間接キスのチャンス!? 提督の食べた後に私のスプーンを入れて
その後を食べてもらえば! 間接! キス!)」

提督「どうした? あぁ、肉も食べて良いぞ?」

曙「いっ、頂ます(ひゃー! 私のスプーンが提督の食べた跡にー! あー! それを!
口に!あああああぁぁぁ!!)」パクッ

曙「最高ね(あらゆる意味でコレより美味しい食べ物は無いかも知れないわね)」

提督「だろー? 美味しいよなー!」ニコニコ

曙「(しかも笑顔付き。堪りませんよこれは)」

提督「ん、やっぱり美味しい」パクパク

曙「??!?!!?!?!??(提督が私の食べた跡に口をおおおおぉぉぉおっっっおお
おおぉ!!!)

提督「どうした曙、急にうつむいて。気分がよくないのか?」

曙「なんでもないわよぉ!(店内が少し暗めで助かったわ……顔真っ赤で///)」テレテレ

~甘味所~

提督「ここはぜんざいが美味しくてな」モグモグ

曙「……アンタよくそんなに食べれるわね(いいか私、さっきのことは極力思い出すな……
間違いなく顔が真っ赤になるわよ。さっき少し暗め照明だったから助かったものの、今やら
かしたら言い逃れできないわ)」

提督「箸休めに漬物をおいてくれてるのも有難い」ポリポリ

提督「そうだ、一口いるか?」アーン?

曙「!? もう入らないわよ!(ぐぅぅぅぅぅ羞恥心が先走って断っちゃったけどおお
おぉぉぉ!)」

提督「そうか、今度7駆の皆と来た時にでも食べると良い。みたらし団子なんかも美味
しいぞ。あと季節柄、ぼた餅なんかも良い」

曙「ふーん……(今度の休日に連れて来ようかな。休日が合うかどうか解らないけど)」

提督「ぼた餅とお萩の違いは、牡丹と萩の花の季節に合わせて呼び名が変わるらしい。
あとぼた餅が丸型でお萩が俵型だったかな、諸説あるけど。」

曙「へー……詳しいわね」

~喫茶店~


提督「ふぅー……締めはここで珈琲を飲むのが好きなんだ。あとサンデーも美味しいしな」

曙「良くもまぁそんなに入るわね……カフェオレは美味しいけど」

提督「成人男性だからな、コレくらいはいけるいける」ケラケラ

曙「ふん……(もう夕暮れかぁ。楽しかったな……)」

提督「そういえば曙」

曙「なによ」

提督「この時間帯のことをマジックアワーっていうらしい。写真撮影の時、この時間帯は魔法
のように綺麗な景色が撮れるからだとかなんとか」

曙「へー……」

提督「そんで夕暮れだけじゃなくて夜明けにも似たような名前が付いててな、ブルーアワーっ
て言うんだとか。まぁ、曙を見てたら思い出したって話だ」

曙「……(ちょっと、なんというか……良い雰囲気じゃない?)」テレッ

提督「よーしそろそろ帰るか、今日は付き合ってくれてありがとうな」ノビー

曙「そ、そんな。結局食べさせて貰ってばかりだったし……」

提督「これが大人の財力って奴だ」ドヤァ

曙「(でも結局、今日も世話かけっぱなしだった……)」ドヨーン

提督「よし、んじゃ行こうか」

曙「ちょ、ちょっと待って!(このまま、このまま無様に終わる訳にはいかない!)」

提督「お、どうした」

曙「え、えと……あの……(いけ! やれ! 出来る!)」

提督「うんうん」


曙「ぁ…ありがとう、ね」ニコリ

提督「……おう」

曙「…………(目っ、目を見て言えた! がんばった多分!)」テレテレ

提督「……もし良かったらまた何か食べに行くか」

曙「……うん」テレレテ

・・・・
・・・
・・

~曙と朧の部屋~


朧「で、そのまま何が起きるでも、ナニを致すでもなく帰ってきて、解散した、と」

曙「~~~~~~!!」バタバタバタ

潮「ちょっと曙ちゃん、布団傷むし埃舞っちゃうから落ち着いて……」

漣「……皆様スルーしてますけど、何気に次のデートの話してませんかコレ」ニヨニヨ

朧「あ、やっぱりそう? やるね」ヒューヒュー

潮「よかったねぇ曙ちゃん」ニコニコ

曙「~~~~~~~~!!」ジタバタジタバタ

曙「……ふぅ。ま、まぁそんな訳で今日の報告は以上! 解散!」

漣「あーあー顔真っ赤にしちゃってー」ニヨニヨ

潮「嬉しかったんだね」ニコ

朧「9割がた恥ずかしがってるんだろうけどね」

曙「うるさい! もう寝るわよ!」

潮・漣「「はーい、おやすみなさーい」」

扉<bang

曙「ふぅー……」

朧「……曙」

曙「何よ」

朧「がんばったね」ヨシヨシ」

曙「そうかな……」

朧「曙はがんばったよ」ウンウン

朧「ちゃんとありがとうって言えたんでしょ? 」

曙「……ん」

朧「それでもすごいよ、曙はがんばった。なんせ次のデートの約束もあるんでしょ? 
大戦果だよ。これからはどんどんイケイケだ」

曙「そう、ね」

朧「それじゃあお休み」

曙「……おやすみ

曙「……朧、ありがとね」

朧「どういたしまして」

曙「ん、おやすみ」

朧「おやすみ」



電灯<off(パチンッ

「悪い、待たせたか」

「大丈夫。で、今日は?」

「今日はだな、この前聞いたあの店に――」

「うん、うん……期待できそうね。それじゃ行きましょ」

「おう……手は?」

「……ん」

「了解。行こうか」

「ん、ありがと」エヘヘ

これでこのお話はお終いです。ここまで見てくださった方は本当にありがとうございました。

一応需要の有無に関わらず、『青葉、見ちゃいました!』『アイツとの馴れ初め?』の二つを
投下する予定です。

近いうちに書き終わるので依頼はもう少しお待ちください

今回は以上です、ここまでお付き合いいただきありがとうございました。

>>1です。そういえば小ネタ募集的な事をしたこと無かったのですが需要は有るでしょうか?
すべて拾えるかどうかは解りませんがもし何かありましたら今のうちにお願いします。)

ぼのたんにスネーク青葉(取材的な意味で)

今回の話の提督視点ver

朧の恋愛事情とか気になるな。提督に関しては曙に譲ってるようだけど…本心はどうなのか…

ゴメン↑みたらそのお題やるっぽいので

他の裏提督LOVE勢(満潮と霞)のお話をリクエストで

七駆の誰かと一緒に何かしてて曙が嫉妬

沢山のネタありがとうございます。がんばって書きます。

ちまちま書いていきますので見かけたら読んでくださると幸いです。

これから小ネタを投下します 
募集で出してくださった内容は『小ネタのタイトル』(>>レス番)みたいな感じでやります

小ネタ1『青葉、見ちゃいました!』(>>184

~中庭~


青葉「おっ、居た居た。曙ちゃーん!」

曙「ん? 青葉さん、どうしましたか?(満面の笑みの青葉さん……嫌な予感がするわね。
古鷹さんとか熊野さんが偶然通りかかったりしないかな)」

青葉「えへへ、ちょーっと良いものが有りましてねっ」エヘヘ

曙「な、なんですか(うっわもうなんか不味いことしかないわねこれ)」タジッ

青葉「この写真なんですけどー」ニコニコ

写真1<酔った曙が提督肩を寄せて甘えてる
写真2<膝枕をして貰い、頭をなでて貰っている
写真3<提督のお腹に顔を埋めて甘える曙
写真4<酔って甘える曙を優しく見つめる提督の顔


青葉「上手に撮れてますでしょー?」エヘヘヘ

曙「」

青葉「……連写したのでかなりの枚数があるんですけど、いかがです?」

曙「幾らでも出すわ(何やってんのよ! 盗撮じゃない!)」

青葉「やーありがとうございますー! それで対価なんですけども」ズズズイ

曙「いいわよ、大体のことなら何でもするわ(憲兵さんに言いつけるわよ!というか古鷹
さんにチクってやるわ!)」

青葉「そんな難しいことじゃないんですが、少し教えていただきたい事がありまして」

曙「な、何よ?(あれ、どうして普通に買う流れになってるの。憲兵さんとか古鷹さんに
通報してやるって言って……言ってない! 欲望駄々漏れじゃない私! 私のばか! よくやった!)」

青葉「司令官の事好きになった切欠って何なんですか?」

曙「ななんあなな何いっってんのよ! 私はクソ提督の事なんk」

青葉「大好きですよね?(真剣な顔)」

曙「……///」プイッ

青葉「一時を境に、急に司令官への態度が軟化した理由を是非教えて欲しいんですよ。前は
トゲしか無かったと思うんですけど」

曙「そ、そんなこと、いっ言える訳ないでs」

青葉「まぁまぁとりあえずこの一枚をどうぞ」

写真<酔った曙を優しく抱きしめつつ頭を撫でる、優しい顔の提督

曙「まぁそんなにたいした事があった訳でも、明確に分かれ目があった訳でも無いんだけ
ど……(ああぁぁああよしよしされてるううううなんで私はこの時の記憶を失っているの
かああああ!! いや、でもこの写真集さえあればいつでもリフレイン可能ッ! これ以
上無いおかずになるわ! 青葉さん良い仕事だ! ありがとうありがとう! 帰ったら全
力でヤります! よしよしして貰いながら私のアレやらなんやらを責めてもらう妄想でヤ
りますよぉ!)」

・・・・
・・・
・・

小ネタ2『アイツとの馴れ初め?』

~曙と朧の部屋~


朧「……曙、いい加減にして

曙「何よ」

朧「提督、落ち込んでた」

曙「クソに向かってクソって言うのに何か問題が?」ハッ

朧「嫌うのは勝手にしてていい。けど」

曙「……」

朧「曙以外の子は提督のことを大切に思ってる。だからその子達の気持ちを踏みにじるよ
うな真似はやめて」

曙「……ふんっ」

扉<bang!

朧「……はぁ」タメイキ

~廊下~

曙「(ふんっ……何よ皆あんな奴のを事信用しちゃって)」テクテク

曙「(……どうせ正直にやってもバカを見るだけよ)」

曙「(あー面白くない……ん?)」


扉<ゴニョゴニョ……(ちょっと開いてる)

漣「ご主人様ー…ぼのたん、アレでいいんですか?」

提督「おう」

曙「」ピクッ

漣「おうって……皆、結構ストレス貯めてますよ?」

提督「……地道に信頼を得てくしかやり方は無いだろ。曙のお上への不信感を取り除くには」

漣「そうですけどぉ……」

提督「誠実に接してれば何時か、少しは良くなるだろうさ……他の子達には俺が話しておくから」

漣「むむむ……ここは一旦引いて上げましょう。漣もぼのたんにちょっと言っておきますかね」

提督「ん、じゃー仕事に戻るか」

漣「あいあいさー!」

・・・・
・・・
・・

曙「みたいな事があったんだけど(ふおおおおおお提督の手が! 私の背中を撫でてるぅ
ううう! ふっひょおおおおお!! つまり帰ってからシーツを舐めればそういうことに
なるじゃない!)」

青葉「ふんふん、それで改心したみたいな感じですねー! あ、こちらの写真もどうぞー」

曙「これが2割で、残りはその日の夜に漣の小言から言い合いになって、結局殴り合いの
末ね(あああああああ際どい! 際どいですよコレは! 腰骨のあたりをなでなでなんて
際どさMAXうううう! もうちょっと! もうちょっと体の中心のほうをまさぐってくれ
て良いのに! ウェルカムなのに!)」

青葉「わーぉバイオレンス……もう一枚どうぞ」

曙「結局、改二に成り立ての潮が私達を大破させて二人で仲良くドック入りと提督からの
本気の説教を戴いたわ(おっほおおおお私の顔が提督の胸のとこに! 酔った私め! 提
督の胸筋を堪能しやがって! ずるいぞ!)」

青葉「潮ちゃん……」

曙「で、色々なんか気遣いとか親切にしてくれてた部分が見えてきて少しずつ意識してる
内に好きに――

青葉「なっちゃったと、やーありがとうございますぅ! やっぱりLOVEなんですねー! 
ではコレにて失礼しまーす!」

曙「って違うわよ! 待て! 待て青葉!」

青葉「あ、他のは写真集にまとめて枕の下にいれておきますねー!」

曙「待てコラー!」

一旦離籍します、今晩中にもうひとつ書きに来ます

最近、満潮のことをみっちゃんと呼ぶのがマイブームです(再開します)

小ネタ3『(面白い事は)逃がさないよ、漣はしつこいから!』(>>186,187,190)

~鎮守府の門……の近くの茂みの中~


漣「第一回、ぼのたんのデート追跡大会~~(小声) 実況は私、漣と」

潮「さ、漣ちゃん……こういうのあんまり良くないと思うんだけど……」

漣「でーじょーぶ、でーじょーぶ。我が妹、潮ちゃんの二人でお送りしまーす」

漣「あ、朧ちゃんは一身上の都合により辞退だそうでーす……あっ二人が出てきましたよ」

潮「曙ちゃんの服かわいいなぁ、最近は自分で選んでるみたいだけどシックな雰囲気が
素敵だね」ポヤポヤ

漣「恋する乙女はより綺麗に可愛く見えますねー。やー、初デートの時の大騒ぎっぷりが
嘘のようです。あっ、手をつないでますよ!(小声)ひゅーひゅー!」

潮「わぁ……すごいなぁ」キラキラ

漣「おっ、潮ちゃんも恋に憧れるお年頃かにゃー? よし、漣たちも移動しましょうか」

潮「わっ、ま、待って」アタフタ アタフタ

~喫茶店……の影~


漣「あら、お洒落なお店」

潮「ここのお店、前テレビに出てたような……?」

漣「ほー、名店なんですね……漣たちはお外ですけれども」

潮「……」ソワソワ

漣「今日は我慢ですよ潮ちゃん、後日連れてきて上げるから」

潮「じ、実はね、お弁当を持ってきたんだけど」

漣「ナーイス潮っちゃん! 美味しく戴きましょうかー!

潮・漣<パクパク……

漣「それにしても何も動きがありませんねー……」

潮「二人とも楽しそうにお話してるね」ニコニコ

漣「なんか……こう、もっとラブコメの波動を感じたいんだけども」ウゴゴゴゴ

潮「あ、あはははは……」

漣「もっと密着したりあーんとかっ! ラブコメあく!」

潮「あ、移動するみたいだよ漣ちゃん」

漣「*おおっと*、暗黒面に落ちてはいけませんぞ。漣たちも移動しましょう、こっそりね!」

~図書室の朧~


朧「…………」ペラッ

瑞鶴「やっほー朧ちゃん」

朧「あ、おはようございます、朧に何か用事ですか?」

瑞鶴「いんやー? なんとなく」

朧「そうですか……珍しいですね、図書室に来るなんて」

瑞鶴「へへー、たまにはね?……ところで、何読んでるの?」

朧「指輪物語です、トールキンの」

瑞鶴「へー、どんなお話?」

朧「……指輪を投げ捨てるお話ですよ」

瑞鶴「ふーん……」

朧「……」ペラッ

瑞鶴「よーし朧ちゃん、そんな辛気臭い顔して本読んでないで、一緒にご飯でも食べに行こう!」

本<closed!

瑞鶴「落ち込んでるときは脂質と糖質を取ればいいんだよ! さあ行こう!」

朧「うわっ、ちょっ、まっ」

瑞鶴「折角だし翔鶴ねぇと秋月と秋雲も誘うかー!」

朧「……ありがとう、ございます」

瑞鶴「やー最近めっきり燃費が悪くなっちゃってねー、いっぱい食べるぞー!」

~夕方の喫茶店……の隅っこ~


漣「結局アホみたいにプラトニックないちゃいちゃを見せ付けるだけ見せ付けられて一日
が終わりそー……」ハァ

潮「わ、コーヒーがすっごく美味しい! ねぇねぇ漣ちゃん、これすっごく美味しいよ」キラキラ

漣「…………」ジトッ

潮「……?」

潮「あ、私は漣ちゃんとお出かけできて楽しかったよ?」テレッ

漣「はぁー……まぁいいか、もう」

漣「おーいマイラブリーエンジェルぼのたーん」

曙「!?」ゴッファ

提督「おー漣、潮もいたのか」

曙「げっっふぉえっほ、アンタらんあっぇっほぉっ!」

潮「わ、曙ちゃん大丈夫?」サスリサスリ

提督「ここのコーヒー飲んだか?うまいぞー?」

潮「あ、飲みましたよ、美味しかったです」ニコニコ

提督「あ、あとチョコサンデーとかパフェ系もお薦めだ、折角だし奢ってやるか?」

漣「わーいご主人様太っ腹ー!」

曙「けほっ、あ、あんたらなんでここにいんのよ!?」

漣「べっつにー? 偶々ですぅー」ニヤニヤ

曙「あんたねぇ!?」

潮「まぁまぁ曙ちゃん、落ち着いて」ドウドウ

曙「フーッ!!」

提督「すみませーん、チョコレートサンデーとコーヒーお代わりください。あと、この二人は
あっちの席からこっちに移動します」

曙「(ガッッッッッッッデム!!!!! 二人っきりのマジックアワーがっ!! あとで覚えてなさ
いよ漣ィ!)」

漣「ゴチになりまーす!」

潮「あの、えと、あ、ありがとうございます」テレ

ワーオイシイ ダロー? グラスモキレイデスネー アンタラアアアア!! マァマァオチツイテ


・・・・
・・・
・・

~曙と朧の部屋~

漣(中破)「結局、朧ちゃんは今日一日なにしてたのん?」

朧「瑞鶴さん翔鶴さんに秋月秋雲で食べ歩き」ケフッ

潮「随分お腹がきつそうだけど……何食べたの?」

朧「……ランチに洋食のコース、三時のおやつにカフェでケーキと紅茶、夜はフランス料理の
フルコースと寿司とパフェ、最後の締めにラーメン」ケフー

曙(中破)「うわっ……お腹大丈夫?」

朧「ヤバイ……明日からカロリー制限しないと……」

潮「空母の人たちはいっぱい食べるもんね……」

朧「途中で死にそうになった、というか秋月が途中から……」

漣「うわぁ……」

朧「脂質と糖質は偉大だったよ……」ハァ

漣「まー、おぼろちんは食べても胸に栄養が行きそうですしー? 誰かと違って」ニヤニヤ

曙「……もう一戦やりたいの?」プツンッ

漣「あれー? 誰も曙ちゃんの事とは言ってませんよー?」ニヒヒ

曙「ブッコロ」ガタッ

潮「二人ともその辺にしないと大破させるよ」

曙・漣「はい」

今日は以上です 今回も読んでくださってありがとうございました

次回も書け次第投稿します。次回は『なぁ貴様、曙とはどうなんだ?』を予定してます。

それでは失礼します。

では自分は葛城ちゃんの腰をprprしてますね(更新します、あと最近の朧ちゃんは性的すぎると思います)

小ネタ4『貴様、最近曙とはどうなんだ?』  >>185

~小さなバー~

那智「店主、私はバルヴェニーを」

提督「んー、カリラください」

那智「あ、おかきも頼む、貴様は?」

提督「ドライフルーツ適当に」

那智「以上だ、よろしく頼む」

那智「乾杯」

提督「乾杯、今日は大活躍だったな」

那智「何、そうでもない。かわいい妹分ががんばっているんだ、私も張り合いがあるというものだ」

提督「上司としてはありがたい話だよ……でもいっつも飲んでるよねお前」

那智「今夜は一回しか来ないからな」ケラケラ

那智「それよりもだ、貴様、曙とは上手く行ってるのか?」

提督「なんだ藪から棒に」

那智「しらばっくれるなよ? 最近よく一緒に出かけているだろう。デートか?」ニヤニヤ

提督「違うわバーカ。趣味があったから一緒に甘いもの食いに行ってるだけだ」

那智「世間ではそれをデートと呼ぶらしいぞ?」

提督「相手は駆逐艦だからセーフ」

那智「この間貴様の友人が駆逐艦とケッコンしたって話を聞いたばかりだぞ、相手は霞だったか?」

提督「あぁ、アイツね……俺は幼女趣味じゃないってーの」

那智「それにしては随分大切にしてやってるらしいじゃないか……店主、ブッカーズを頼む」

提督「あ、アードベッグお願いします……当たり前だ、部下で女の子だぞ?」

那智「じゃあなんで私の扱いは雑なんだ」

提督「飲兵衛に掛ける情は無い」

那智「なるほど、お互い様という奴だな」

提督「違いない……それにしても随分丸くなったなぁ曙は」シミジミ

那智「私が着任したときは、まぁまだツンツンしてるように見えたんだがな。青葉に寄ると
既に堕ちてたらしいが」

提督「なんの情報だそれは……着任祝いのプレゼントも喜んで貰えたようで本当に安心した」

那智「随分高価な物を贈ったみたいじゃないか。曙がお礼したいって私に頼る程だぞ? だ
から私の言うとおりに綺麗なグラスでも贈っとけば良かったんだ」

提督「お前が飲みたいだけじゃねーか! ……すんません、サラミください」

那智「む、お前私のおかき食べたか? 妙に減りが早い……昆布のおかきを追加で、あと余市を」

提督「お前のペースが速いだけだよ……じゃあついでに白州ください」

那智「ん……ふぅー……今日も酒が美味い」

提督「ほんとなー」

那智「そうだ、結局曙から貰った酒は手をつけたのか?」

提督「…………」

那智「おいなんだ、何故目を逸らす」

提督「なんか勿体無くて飲めん……」

那智「はははははっ! 可愛げがあるじゃないか貴様にも!」

提督「うるせぇ! 良いだろ別に!」

那智「で? どうだった貰って」

提督「まぁ……嬉しかったよ」

那智「そうかそうか、選んだ甲斐があったというものだ。曙は味見しないで贈るわけにはいか
ない、って言ってちゃんと味見して選んだんだぞ? 健気で良い子だろう?」

提督「まさかストレートで飲ませたんじゃなかろうな」

那智「トワイスアップだ」

提督「大してかわんねーじゃんか、もうちょい何か無かったのか……いや、無いわ、ラフロイグ
のハイボールとか想像できん」

那智「だろう? やっぱり酒はストレートに限る」

提督「うむ」

那智「そのあとは普通に甘めのカクテルを勧めてだな」

提督「潰してんじゃねーよ大変だったんだぞ」

那智「ん? 何が大変だったんだ? 何処がだ?」ニヤニヤ

提督「黙れ酔っ払い」

那智「酒が美味い、仕方ない」

提督「百理ある」

お酒なくなったので買いに行ってきたりご飯作ったりもう少し書き溜めたりするので中断します

那智さんのボイスの「達磨」=サントリーオールド、「今日ばかりはポン酒~」からポン酒=日本酒
ということから洋酒派という風に設定しています。日本酒も美味しいので良いとおもいます。

あと個人的には達磨が一番好きです(思い出補正込みで)。味でいうなら余市の12年が一番美味しか
ったように思います。

あと、お酒は美味しく飲むのが一番良い飲み方です。コレは絶対的に間違いない真理(後編書きます)

那智「そういえば何でデートする運びになったんだ?」

提督「あー……それはだな。昼頃に様子を見に行ったら着替え中だったらしくてな」

那智「なるほど、詫びか」

提督「大体そうだ」

那智「因みに何処に行ったんだ? 如何わしい宿か?」

提督「なんでだよ、普通に俺の好きな店回って食って帰ったわ」

那智「なんだつまらん、曙は楽しめたのか?」

提督「まぁ多分、笑顔を結構見せてくれたしな。」

那智「お、惚れたか?」ニヤニヤ

提督「うっせぇばーか。あ、すみません、ボウモアください」

那智「む、では私はそうだな……マッカランで」

提督「ふぅー……気化したアルコールが抜けてく感覚がたまらん」

那智「わかるぞ、度数が高い酒はだから最高だ」

提督「ほんとな」

那智「そういえば指輪任務どうするんだ?」

提督「んげっほっ、げほっっ、ごほっ」

那智「いくら何でも動揺しすぎじゃないか?」

提督「うるさい……まだ決めてないわ」

那智「そろそろ主力艦たちが90超えてきてるぞ?」

提督「まだセーフまだセーフ」

那智「まぁそういうことにしておこう……明日はリランカか?」ニヤニヤ

携帯<mail! mail!

提督「黙っとけバーカ……お? 隼鷹が一緒に飲まないかとさ」

那智「お、是非行こうじゃないか、アイツの選ぶ日本酒は良いのばかりだからな」

提督「無駄に目利きだよなアイツ、じゃ行くか。すみませーんお会計お願いしまーす」

・・・・
・・・
・・

隼鷹「ゆきーのしんぐん、こおりをふんでっ」

提督「どーれっがかわやらみちさえしれずっ」

那智「うまーはたおれるすててもおけずっ」

千歳「こーこはいずくぞ……私達海軍じゃない~~!!」

一同<あっはあはっははは!!

隼鷹「じゃあ次のお店いくぞー!」

那智「いぇー!」

提督「ひゅーひゅー!」

千歳「朝まで飲むわよー!」

・・・・
・・・
・・

~翌朝~


妙高「…………」

那智「…………」

提督「…………」

妙高「……2週間禁酒」

那智「はい……」

提督「はい……」

曙「…………大丈夫?(お、おぉぉぉ神よ! 私に提督のお世話をさせていただけることに感謝
します! やったぜ!)」

提督「おう……頭が、痛いが、まぁ。よくあることだ」


曙「む、無茶するのはダメよ?(ヒューヒュー! 艦娘の膂力を生かしてお姫様抱っこでベッド
いっちゃう!? でもお姫様抱っこはされるほうがいいかなぁー!! でもなぁあああ!!)」

提督「心配は要らない……今日は一日休みで良いぞ、俺は部屋で休む」

曙「あっ、あ、あああわわ私がっ! め、面倒みてあげるわよ!(イエエエエエ! もしかした
ら身体拭いてあげちゃったり!?!? これはフラグじゃないですかねえええ! )」

提督「……すまん、ありがとう」

曙「ふんっ、まぁいいわよ。私も世話になっちゃったし……ゆっくり休みなさい(ウェッヒヒヒヒヒ、一日提督の時間占領できちゃいますよコレで! やったね!! ね!!!!!)」

まぁそうなるな。
今回は以上です。もし飲みすぎて潰れてなかったらもうひとつ書きにくるかも知れませんが期待せず
にお願いいたします。

お読みいただきありがとうございました。お酒は程ほどにしましょう。それでは失礼いたします。

響ちゃん12歳の熟成された味わいは最高ですよね

小ネタを最後までやりきった(ことにさせていただく)ので今夜が最後の投稿になると思います
では再開します

小ネタ5『青葉の取材メモ しれーかんの事どう思ってますか!?』 >>189

霞「アイツ?……まぁ、最近はよくやってると思うわ」

青葉「と、言うと?」

霞「むぅ……書類も上出来だし艦隊運営も随分良いと思うわ」

青葉「なるほどなるほど、他はありますか?」

霞「……か、改二にしてくれて感謝してるわよ!」

青葉「ひゅーっ! ありがとうございまーすぅ! では!」

霞「あっ、こら! 待ちなさい! 何に使うつもりよ!」

満潮「……特に無いわよ」

青葉「と、言いますと?」

満潮「今は皆が居るからいいのよ! そこはまぁ、か、感謝してるけど!」

青葉「つまり、仲間が居てくれてとっても嬉しいって事ですねー!?」

満潮「ばっ、まっ、ち、ちちちち」

青葉「コレは朝潮ちゃんや扶桑さんに一刻も早く伝えねばですねー!失礼しむぁーす!」

満潮「待てえぇぇえええ!!」

小ネタ6『潮、勇気を出す』 >>191、194、195

~給湯室~

提督「コーヒー、コーヒー、私の友。禁酒期間の愛すべき友人ー……あっ、粉もうないじゃん。裏切りか」

提督「はぁ……買いに行くかぁ」

~鎮守府の門~


潮「あっ、提督、こんにちは。お出かけですか?」ニコニコ

提督「あら潮ちゃんこんにちは。ちょっとコーヒーの粉無くなっちゃってね」

潮「あっ、もしかしてこの間のお店でしょうか?」

提督「そうそう、あそこ小売りもしててね。いっつもあそこで買ってるよ」

潮「そっ、それじゃあ潮と一緒にいきませんか? 潮も行こうと思ってんです!」キラキラ

提督「おーいいよいいよ、同志が増えるのは良いことだ」

潮「えへへへ」テレテレ

~植木の陰~

曙「(リランカから帰ってきて報告しようと探してみたら……何よコレ、いや私は別に彼女とか
そういう関係じゃないけどさ、何よコレ。いや潮が楽しいのは姉として嬉しいんだけどね?)」イライラ

曙「(…………まぁ一声かければ良いだけなんだけどね? でもなんか、こう、ためらっちゃう
わね。恥ずかしいと言うか潮に楽しんでもらいたいというかなんというか)」モヤモヤ

曙「(…………移動するみたいね、付いていってみよう)」コソコソ

~喫茶店 withこっそり付いてきた曙~


提督「俺も一服してくか、ブレンド、ホットでお願いします」

潮「あっ、お、同じ奴をお願い、します」

提督「ふぅー……美味いねぇ」

潮「そうですねぇ……」ポヤポヤ

曙「ブレンドコーヒー、ホットで。あとミルクもお願いします(ふ、普通にコーヒー飲んでる
だけね……まぁ潮だからそんな警戒する必要は……)」

提督「なー……それにしても潮はブラックで飲めるのか。漣はミルク入れてもダメだったのにな」

潮「苦味が心地よくて……漣ちゃんは凄い顔してましたね」クスクス

提督「あれは酷い顔だったな。曙もミルク入れないと飲めないけど」

潮「みんなが好きに飲むのが一番ですよ」

提督「そうだねぇ……あぁ美味しい」

潮「ですねぇ……」ポヤポヤ

曙「(縁側でくつろぐ老人みたいだ……)」

潮「あっ、そういえば提督」

提督「ん? どうした」

潮「曙ちゃん、どうですか?」

提督「……潮、お前もか。まぁ、なんだ。最近はがんばってくれてるな」

潮「む、そうではなくてですね」

提督「言わんとしてることはわかるさ……でもな?」

潮「曙ちゃんは提督のこと大好きですよ?」

提督「…………割と容赦無いよね潮ちゃん」

潮「えへへ、そうでしょうか……提督に育てて貰ったから、ですね」ニコニコ

提督「そうね……(遠い目)」

潮「曙ちゃんは一生懸命で良い子ですよ、しかもとっても可愛らしいですよっ」

提督「そうだな……着任した時と比べたら本当にきれいな良い顔をするようになったなぁ」

提督「……でもな、弱音というか愚痴を吐くようだけど、未だにあんまり、よくわからないんだよな」

潮「何がでしょうか?」

提督「もしな? もしこのまま、曙とケッコンしたとする。それで本当にいいんだろうかってさ」

提督「君たちはまだ若いだろ? 俺みたいな年上とくっついたら将来が、とかさ。まだあんまり
良い男とか知らないだけなんじゃなか、とかさ。そもそも自分は本当に相手を好いているのだろ
うかとかさ……もちろん悪い気はしないんだ。俺みたいのが、みたいな負い目というかなんというか」

提督「色々考えちゃってさ……まぁ自分でもよくわかってないんだ、どうするか、どうしたいか
どうしたらいいか」

曙「(……そりゃそうよね、元々の好感度はマイナスだったもん……しかもちんちくりんの
小娘だし)」ズーン


潮「ん…………んぅ!?」ビクッ

潮「(なるほど……ここは、ここが! 潮のがんばるところ!)」

潮「ふぅー……、すぅー……よし(小声)」

潮「……でも曙ちゃんが悲しむのは嫌ですよね?」

提督「…………」

潮「あんなに気にかけてあげてたんです。そうですよね?」

潮「昔のことを引きずってる曙ちゃんが、今度は、今日を明るく楽しく幸せになれるようにして
あげたかったんですよね?」

潮「……きっとそれでいいんですよ」

提督「……そうかね」

潮「そうですよ、大丈夫です」

潮「好きな本で言ってました『悲しませたくない、そういう自分のための気持ちで結びついて、
執着してくのが、好きになるって事なんだ』って」

潮「だから、絶対、大丈夫です」

提督「…………」

提督「そうか……それも、悪くないな」

提督「あ、そろそろ出るか?」

潮「ですね」

提督「はいよ、会計は任せろ」

潮「えへへ、ご馳走様です」テレテレ

提督「ん、じゃあ俺は戻るけどどうする?」

潮「あ、少し用事があるので……」

提督「おーけー、気をつけてな」

潮「潮、了解です」

~再び喫茶店の中~


潮「あ、すみません。コーヒーお願いします。あとチョコレートサンデーもください」

曙「……何」グズッ

潮「別になんでもないよ?」

曙「……」ヒグッ

潮「大切に思われてるね、曙ちゃん」ニコニコ

曙「ふぐううぅぅぅ……」グスグス

潮「ほら、甘いものもあるから」

曙「えぐっ、ううぅぅ……ありがと」

潮「ん、よしよし」

曙「えうううぅうぅぅぅぅ」

潮「うんうん」

曙「えぐっ、わだじ、う、うれじぐ、でぇ」

潮「うんうん、よかったねぇ」ヨシヨシ

曙「あり、が、ありがとうっぅぅうっぅ」


・・・・・
・・・・
・・・
・・

「今日は、だな」

「は、はい」

「あ、いや、まずは任務だ、お疲れ様だったな」

「なななな、なんてことないわよ」

「夜戦で残った旗艦を吹き飛ばしたんだろう、良くがんばってくれたな」

「へ、えへへへ。そっ、それは当然よ!」

「おう、その任務の報酬、なんだがな」

「は、はいっ!」

「ゆ、ゆbっ、あ、まて、扉が少し開いてるから」

「は、はい! 」

扉>BANG!!

「一緒になってくれませんか」

「はい!」

「……あなたを最後まで、幸せにさせてください」

「私からも、いっぱいお返しさせなさいね! 一生かけて返すんだから!」

このSSは以上で完結です。

最後までお付き合いいただいてありがとうございました。また、応援のレスや感想、小ネタをくださった
皆様には感謝してもしきれません。おかげさまで無事最後までたどり着けました、本当にありがとうございました。
>>250の霞ちゃんとケッコンした提督の話も書く予定です、見かけたら宜しくお願いします。

最後に重ねて、本当にありがとうございました。それでは失礼します。

オマケ

提督;酒とコーヒーが好き。タバコは苦手。雑学を沢山知ってる。少しヘタレ。

曙;脳内ピンク痴女駆逐艦。>>1のかわいいかわいいお嫁さん。こんなにヒロインすると思ってもなかった。

朧;読書が好きで主なジャンルは本格ミステリ。スケベなボディの持ち主。最近失恋した。そのあと友人とおもちゃの指輪を海に投げて遊んだ。

潮;おっぱいが大きい。怒ると怖い、以外に辛辣。

那智;飲兵衛。煙たいウイスキーが嫌い。

(やっべぇ漣ちゃんすっかり忘れてたなんか足りないと思った)
漣;騒がしい子。雑誌から出てきたような華やかな服装が好み。騒いではよく怒られる。


それから小ネタ6の潮ちゃんの『』の引用部分は『僕のメジャースプーン』(作:辻村深月)を想定しています。

自分は本がボロボロになるくらい読み返すほど好きなので書店で見かけた際にはお手にとっていただければと思います(ダイマ)

何度も失礼しました

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2016年02月27日 (土) 09:54:17   ID: 5KgtIvlI

唐突なヨエコで草不可避や

2 :  SS好きの774さん   2017年06月26日 (月) 13:31:43   ID: Tv7tsd3I

良いな。なんかほっこりした。

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