時子「私を付き合わせるとはいい度胸ね」 (231)

※モバマスSS
複数P世界、安価スレ
連取・連投・エロ・鬼畜は安価下
誤字脱字・駄文・亀注意
オリジナル設定注意
寒暖差にも注意

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美嘉「莉嘉に付き合ってくれてるかな…」
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亜季「改めて、P殿とお付き合いしたいであります」
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(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1455340660/)




の続きです
暴君の128作目
一度書いてみたかったのです

時子の家



拓海「クックック、ザマァねえな、時子!」

時子「くっ…!」ギリッ!

拓海「女王様もこうなっちまえば可愛いもんだなぁ!ヘヘヘッ、今までの借りを返させてもらうぜ!」

時子「このっ…!」スッ

拓海「おっと。」ガシッ

拓海「余計な手間をかけさせんな。」

時子「私に汚い手で触るんじゃないわよ、豚…!」

拓海「あっはっはっは!気の強い女だ、この状況でそんなセリフをアタシに向かって吐けるなんて、よっ!」グイッ

時子「…っ!」

拓海「お前はまだ自分の立ち場ってモンが理解できてねえみたいだな。
もう一度だけ確認しておこうじゃねえか、もし暴れたりしたら…どうなるかは分かってるよな?」

時子「雌牛が……」

拓海「その雌牛の言う事を黙って聞くことしか出来ない気分はどうだ?」

時子「今すぐ唾を吐きかけてやりたい気分よ……!」

拓海「ならやってみろよ。出来ねえとは思うが。」

時子「……っ…」

拓海「さてと、そろそろヤることヤらせてもらうか。」ガシ

時子「や、止めなさい……」

拓海「やなこった。」
パチン パチン シュルッ

拓海「へっへっへ、可愛い下着じゃねえか!」

時子「この…私が……」

拓海「動くんじゃねえぞ?」スッ

時子「こんな……雌牛に……」

拓海「そらよっ!」ズボッ

時子「…っ!」

拓海「なーに、あっと言う間さ!あっと言う…」ピピピッ!

拓海「ん…」スッ

拓海「40.2度か…」

体温計「脇下温。」

時子「私が従わされる……なんて………」

拓海「うるせえ、黙って大人しく看病されてろ、病人が。」

時子「だ、誰も……ゴホッゴホッ!」

拓海「ハァ…こんなに面倒臭え風邪引きを見るのは初めてだぜ。」

時子「わた…ゴホッ…ゴホッ…!」

拓海「>>10

まあ、そのおかげで良いものが手に入ったから良しとするか

拓海「ま、そのおかげで良いモンが手に入ったから良しとするか。」

時子「良い……もの…?」

拓海「今日1日お前を好き勝手出来るって権利さ。」

時子「なっ…?!」

拓海「今まで色々と世話になってるからよぉ、そのお礼をたっぷりさせてもらおうじゃねえか。」

時子「…く、クックック…弱っている隙にしか……ゴホッゴホッ…!」

拓海「ったく…唾を吐くのもキツいぐらいに喉を痛めてるヤツが声を張るからだ。」

時子「うるさ…ゴホゴホッ…!……っ……」

拓海「ん。」スッ

時子「……何…?」

拓海「玉子酒だ。飲め。」

時子「……フン…」パシッ グイ

拓海「どうだ?」

時子「不味い。」スッ

拓海「そりゃすいませんでした。」
パシッ

時子「もっとマシな物を貢ぎなさい…」

拓海「へえへえ。」コトッ

時子「………」

拓海「病人としちゃ煩くて仕方がねえが、時子としちゃ大人しすぎるぐらいだな。いい子だからそのまま大人しくしててくれ。」

時子「私に命令する気…?」

拓海「治りが遅くなってもいいなら好きにしろ。」

時子「……っ…」

拓海「早く治りたきゃ今日1日は黙ってアタシの言う事を聞け。」

時子「………」

拓海「…不服でしょうが我慢してくださいませ、時子サマ。」

時子「>>16

雌牛のくせに……

時子「雌牛の分際で……」

拓海「そのお返事はどちらとも取りかねますが?」

時子「…私は従わせる側、誰かに従うつもりはないわ。もちろん雌牛に従うなんて論外よ。…今日1日私の身辺の世話をさせてあげるわ…悦びなさい。」

拓海「フフッ…」

時子「何が可笑しいの…?」

拓海「いや、別に…マジでワガママな病人だと思っただけだ。」

時子「言葉に気を付けなさい…この……この……この……」フラッ

拓海「!」ガシッ

拓海「大丈夫か?」

時子「病人が大丈夫なワケが……ないでしょう……ない頭を少しは…使いなさい…」

拓海「ハハハ、それもそうか。」

時子「今日はヤケに…物分りがいいわね……?」

拓海「今日の時子には腹が立たねえからな。それどころか…何だか安心する。」

時子「アァン…?」

拓海「お前が静かだと不安になんだよ…好敵手がいないってのは寂しいもんだ。」

時子「………」

拓海「………」

時子「……チッ…」

時子「何よ、その顔は……離しなさい、貴女の無駄な脂肪に塊が当たって不愉快だわ…」

拓海「はいはい。」スッ トサッ

時子「フン…」ゴロン

拓海「布団をかけるぞ。」ファサッ

時子「……」

拓海「しばらくはそうやって寝なくていいから横になってろ。」

時子「雌牛が私に……」

拓海「しばらく寝なくてよろしいので横になっていてくださいませ、時子サマ。」

時子「……仕方がないわね…」

拓海「ありがとうございます。」

時子「………」

拓海「>>23

目がさめる時にはありすの料理も完成してるだろうな

拓海「目が覚める頃にはありすの料理も完成してんだろ。」

時子「寝ないわよ…」

拓海「そうだったな。」スクッ

時子「私の許可なくどこへ行くつもり…?」

拓海「ありすの様子を見に行くんだよ。…あっ、ひょっとして寂しいのか?」

時子「……」

拓海「あっはっはっは、冗談だよ!」

時子「……さい…」ボソッ

拓海「ん?」

時子「すぐに戻ってきなさい…」

拓海「……」

時子「さもないと…」

拓海「…はいはい、すぐに戻って来るよ。」

時子「………」

拓海(面倒臭えヤツだぜ…)

キッチン



ありす「最後の仕上げに……」
ドボドボドボドボ…

鍋に入った赤黒い物体「……」
ゴポッ…ゴポッ…

拓海「よっ、料理の方は順調か?」

ありす「はい、もう一煮立ちさせれば完成です。」

拓海「どらどら…」スタスタスタスタ…

拓海「見せてもらうぜ、と。おお、コイツはまた美味そうだ!」

鍋に入った赤黒い物体「……」
ゴポッ…ゴポッ…

ありす「ふふっ、隣の鍋で拓海さんたちの分もちゃんと作っていますよ。」

拓海「マジか!さすがはありすだぜ!」

ありす「それほどでもありません。」ドヤ

拓海「ありすのいちご料理は最高だからな!ハァ…ありすが来てくれて助かったぜ…」

ありす「リーダーとして当然の事をしたまでです。…時子さんは?」

拓海「かなり参っちまってる。」

ありす「>>29

大丈夫です。このいちごの鍋焼きうどんを食べれは一発で元気になります。

ありす「大丈夫です。このいちごの鍋焼きうどんを食べれは一発で元気になります。」

いちごの鍋焼きうどん「……」
ゴポッ…ゴポッ…

ありす「…と、言いたいところですが……」

拓海「元気になるよ。いちごは万能食材、だろ?」

ありす「ですが…」

拓海「いちごの力を信じろ。」

ありす「………」

いちごの鍋焼きうどん「……」
ゴポゴポゴポッ…

ありす「……あっ!」カチッ

ありす「ふぅ……煮すぎてしまうところでした…拓海さん。」

拓海「おう!」ヒョイ

ありす「後はお任せします。」

拓海「感想までしっかりもらってきてやるよ。」

ありす「私も直接時子さんの看病ができればいいのですが…」

拓海「バーカ、うつっちまったら大変だろうが。何のために時子がお前が自分に近づかせないようにしてると思ってんだ。」

ありす「それを言うなら拓海さんも…」

拓海「アタシはいいんだよ、ぜってぇ風邪は引かねえからな。」

ありす「…科学的根拠がありません。」

拓海「体の丈夫さなら保証付だぜ?」

ありす「それは物理的な意味であって、病気に対する免疫的な意味では…」

拓海「細けぇこたぁいいんだよ。」

ありす「むぅ……」

拓海「バカは風邪引かねえって言うだろ?」スタスタスタスタ…

ありす「それこそ何の科学的根拠も……って、行っちゃった……はぁ……」

ありす「…………」

ありす「…私は私にできることをしよう。私にできることは…」

寝室


拓海「とーきー…!」

時子「起きてるわよ……」

拓海「何だ、起きてたのか……」

時子「フン……」

拓海「アタシが居なくて寂しくて寝れなかったか?」

時子「>>36

上 でも此処にいるのは許可するわ

安価把握

お休みなさい

本家にて、1さんがチョコを貰った相手は、やはり軍曹さんなんだろうか?(現時点では、魚のすり身チョコを上回る料理は無いんですよ。)

>>39
>>1は浮気はしません(ジョセフ並感)
今手元にチョコもすり身もあります
これはもしかして……


再開します

時子「そんな訳ないでしょう…でも此処にいるのは許可してあげるわ…」

拓海「んだよ、やっぱり寂しかったんじゃねえか。」

時子「アァン?」

拓海「時子は素直じゃねえからなぁ。寂しい思いをさせちまって悪かったな。」

時子「雌牛には雌牛の言葉じゃないと……伝わらな…ゴホッゴホッ…!」

拓海「寂しかったんなら素直にそう言えよ。」スタスタスタスタ…ゴトッ ドカッ

拓海「寂しかったんなら素直にそう言えよ。」

時子「いつもでもふざけた事を言ってると………ハァ……止めた、雌牛相手に何を言ったところで時間のムダだもの…」

拓海「起こすぞ。」

時子「………」

拓海「…時子様のご上体を起こす許可をいただけませんか?」

時子「雌牛如きが私の体に触れられることに……感謝なさい……」

拓海「感謝感激雨あられ。」ヒョイ

拓海「時子って意外と軽いよな。」

時子「貴女と違って余計な醜い駄肉がついていないもの…」

拓海「確かにスタイルいいよな、時子は。」

時子「嫌味?」

拓海「それは遠回しにアタシもスタイルがいいって褒めてくれてんのか?」

時子「…っ!」

拓海「あははははっ!今日は素直に褒められといてやるよ!」ポンポン

時子「………」

拓海「飯、持ってきてやったぜ。ありす特製のいちごの鍋焼きうどんだ。美味そうだろ?」

時子「…別に。」

拓海「あっはっはっはっ!」ヨソヨソ

時子「……」

拓海「具は?」ヨソヨソ

時子「少なめ。」

拓海「了解。」ヨソヨソ

時子「…盛り付けが汚い。」

拓海「食えば一緒だろ。」ヨソヨソ トン

拓海「おら、食わせてやるから口を開けろ。」クルクル スッ

時子「は?」

拓海「自力じゃ食えねえだろ?」

時子「馬鹿にしないで。」

拓海「>>47

時子Pにやってほしかったか?

拓海「時子Pにやってほしかったか?」

時子「なっ…?!」

拓海「よし!」スッ!

時子「!」パクッ!

拓海「口、開けてくれたな。」

時子「……っ…」モグモグ

拓海「どうだ、美味いだろ?」

時子「………」モグモグ

拓海「ありすに感想までしっかりもらってきてやるってタンカをきってきちまったからよ、首を縦に振るか横に振るかだけでもしてくれねえか?」

時子「……」モグモグ ゴクン

時子「……やってくれたわね…」

拓海「こうでもしなきゃ食ってくれねえだろ。で、味は?」

時子「口にしてやってもいいわ…」

拓海「すげぇ美味い、と。」

時子「そんな事は言っていない。」

拓海「そう言う意味だろ?」

時子「……チッ…」

拓海「 料理の味ぐらい素直に言えよ。」

時子「私に命令しないで…」

拓海「これは命令には入んねえだろ。」

時子「それを決めるのは私よ。」

拓海「あー、はいはい。分かりました分かりました。」

時子「貴女ねぇ…」

拓海「はい、あーん。」スッ

時子「………」

拓海「食わなきゃ良くならねえぞ?」

時子「…自力で食べるわ。」

拓海「茶碗も持てねえ奴が無茶を言うな。」

時子「自力で食べる。」

拓海「無茶言うな。」

時子「…っ!自力で…ゴホッ!ゴホッゴホッ…!」

拓海「…ったく…大人しくしてるのはそんなに難しいか?」

時子「当たり…前でしょ…!どうして寝てなんかいられるのよ…!そんなこと…できないわよ…!」

拓海「できなくても寝てろ。」

時子「うるさい…!」

拓海「時子Pに言いつけるぞ。」

時子「…っ!」

拓海「もう一度だけしか言わねえぞ…今のお前にできんのは黙ってアタシの言うことを聞くだけだ。」

時子「……」 ギリッ…

拓海「気持ちは分からなくもねえ。だが、時子サンよ…仕事に穴を開けたのがそんなに悔しいなら今日1日で風邪を治して、明日は穴を開けずに済むようにするべきなんじゃねえか。」

時子「……っ…」

拓海「お前は頭がいいから分かるよな?」

時子「>>55

(雌牛のくせに、雌牛のくせに...)

時子(雌牛のくせに、雌牛のくせに……)

拓海「……」

時子(私だってそんな事ぐらい分かってるわよ……脳に行くべき栄養が胸に入った雌牛のくせに…!)ムニ

拓海「…ん?」

時子「……」ムニムニ

拓海「……お前…アタシの頬をつねってんのか?」

時子「そうよ……」ムニムニ

拓海「痛くも痒くもねえぞ?」

時子「うるさい…」ムニムニ

拓海「時…」

時子「雌牛なんかに…言われるまでもないのよ…頭では…分かってるのよ……」ムニムニ

拓海「……」

時子「それでも…嫌なものは嫌なのよ……雌牛でも分かるでしょう…どうしても我慢できない事が…あるって事ぐらい…!」ムニムニ

時子「我慢できないのよ…時子Pが私以外に頭を下げるのが…時子Pは…私の…下僕なのに…!」ムニ…

拓海「………」

時子「私が体調管理なんて単純な事が出来なかったせいで……時子Pは方々に頭を下げなきゃいけなくなった……私の所為で……」スッ

拓海「……」コトッ

時子「時子Pだけじゃない…あなたたちまで…」

拓海「……」ギュッ

時子「?!」

拓海「……」

時子「な、何の…つもr……」

拓海「上手い言葉を思いつけねえんだ…だから肉体言語だ。アタシの言いたいことを理解してくれ。」

時子「……」

拓海「アタシはお前のそう言うとこ、尊敬してる。女王だよ、お前は。」

時子「……だから…雌牛に言われるまでも……」

拓海「>>63

時子Pさんが来るまでそばにいてやるからな

拓海「時子Pが来るまでそばにいてやるからな。」

時子「……」

拓海「…時子Pが来るまでそばにいさせてくださいませんか、時子様。」

時子「………好きになさい…」

拓海「…ヘヘッ、ありがとよ。」

時子「勘違いするんじゃないわよ……私はただ………」

拓海「分かってるよ。」

時子「まだ…」

拓海「アタシとお前も仲だろ。言いたいことぐらい分かる。」

時子「……」

拓海「………」

時子「何様のつもり…?」

拓海「事務所の特攻隊長、向井拓海様。」

時子「そう言う事を…ハァ…これだから単細胞生物は……」

拓海「呆れて物も言えねえか?」

時子「自覚はあるのね。」

拓海「さっきありすにも似たような反応をされた。」

時子「脊髄反射で行動するからよ。」

拓海「考える前に突っ込むのが特攻隊長なんだよ。そう言うヤツも必要だろ?」

時子「弾除けにね。」

拓海「ちょっと調子が戻って来たんじゃねえか?」

時子「あなた馬鹿?ああ、馬鹿だったわ。全然戻って来てなんかいないわ。」

拓海「お前の中ではアタシの言う事にうなずいちまうのは負けなのか?」

時子「プライドの問題よ。」

拓海「はいはい、プライドの問題ね。面倒臭え女だな…」

時子「アァン?」

拓海「何でもございません。」

時子「……フン…」

リビング



ありす「時子さんのメモ通りには作ったけど、ちゃんと食べてくれるかな…?」コト

メモ「豚のご飯の作り方。」

ありす「念の為にもう一度メモを読み返して確認を……」

ミニブタ「♪」ガツガツ

ありす「って、まだちゃんとできてるかわからな…!」

ミニブタ「ブヒ?」

ありす「……」

ミニブタ「……」

ありす「おいしい?」

ミニブタ「ブヒッ♪」

ありす「隠し味にいちごを加えてみたんだけど…どうかな?」

ミニブタ「フゴッ♪」

ありす「そ、そう……えへへ…♪」

ミニブタ「………」

ありす「あっ…ど、どうぞ。」

ミニブタ「ブヒッ♪」ガツガツ

ありす「>>71

可愛いですね

安価把握

新しい端末の購入に行って参ります

一時中断します

乙、時子さま可愛いい。

この世界のアイドルやPはありすのいちご料理を普通に食べれるんだね。

食べれるように成るのに一度トリップしたけどね

>>73>>74
ある集団からするとその集団内の「普通」が「普通」なのです



再開します

ありす「かわいいな…」

ミニブタ「ブヒブヒ♪」ガツガツ

ありす「お世話は楽じゃないけど…それに見合うだけのものはあるかな。」

ミニブタ「ブヒブヒ♪」ガツガツ

ありす「……」ナデナデ

ミニブタ「ブヒッ♪」

ありす「後でお散歩に連れて行ってあげるからね。」ナデナデ

ミニブタ「プギィ♪」

ありす「………おすわり!」

ミニブタ「ブヒッ!」ペタン

ありす「お手!」スッ

ミニブタ「ブヒッ!」ポン

ありす「トリプルアクセル!」

ミニブタ「ブヒッ!」クルクルクルッ シュタッ

ありす「よくできました。」ナデナデ

ミニブタ「ブヒブヒ♪」

ありす(「豚と言うのはとても賢い物覚えのいい生き物なの。犬にできる程度の事は豚にもできるわ。」……だったっけ。)ナデナデ

ミニブタ「プギィ♪」

ありす(この子を見てると時子さんに教えてもらった事がよく分かる…)
ナデナデ

ミニブタ「ブヒッブヒッ♪」

ありす(時子さんがどれだけこの子を可愛がっているのかも。この子の世話を任せてもらえるって言うことは、時子さんは私のことをとても信用してくれていると言うこと。)ナデナデ

ミニブタ「ブヒブヒ♪」

ありす「……」ナデナデ

ありす「(ネットによると、躾に大切なのは技術と根気と……それから愛情。)愛されてるんだね。」ナデナデ

ミニブタ「ブヒィ♪」

ありす「相手を従わせるんじゃなくて、自然と従いたくなるような人が本物の女王様…なのかも。」ナデナデ

ミニブタ「ブヒッ?」

ありす「時子さんはすごいなって言う話だよ。」ナデナデ

ミニブタ「プギィ♪」

ありす(早くよくなってくださいね、女王様。)ナデナデ

寝室



時子「すー……すー……」スヤスヤ

拓海「寝ないんじゃなかったのか、時子サマ。」

時子「すー……すー……」スヤスヤ

拓海「フフッ、可愛い寝顔をしやがって。寝てりゃあかわ……」

時子「靴を……舐めなさい………」スヤスヤ

拓海「…いかと思ったらそんなことはなかったぜ。」

時子「ひざま……ずいて……んう……」スヤスヤ

拓海「>>82

時子Pに写メ送ってやるか

拓海「時子Pに写メ送ってやるか。」
スッ

携帯電話「猫のストラップ付き。」

拓海「何事も独り占めすんのはよくねえからな。」カチッ カチッ カチッ

時子「すー……すー……」スヤスヤ

拓海「いつもならシャッターの音で目を覚ましやがるんだが…」パシャッ

時子「すー……すー……」スヤスヤ

拓海「今日は写真を撮られた事にも気付かずグッスリか。」

拓海「……時子。」ツンツン

時子「んう……」

拓海「………」

時子「ううん……すー……すー……」スヤスヤ

拓海「よし。」カチッ カチッ カチッ ピロリン

拓海「送信完了っと。何だか簡単に事が運びすぎちまってつまんねえな……」

時子「すー……すー……」スヤスヤ

拓海「………」

時子「腐り……落ちろ……」スヤスヤ

拓海「寝顔は可愛いのに寝言はちっとも可愛くねえぜ……ったく…」

時子「雌……牛が……」スヤスヤ

拓海「寂しいのはアタ…」ピロリン

拓海「…早えよ。」カチッ カチッ

『時子ちゃんかわいい!』

拓海「フッ、寝顔だけに限りゃあな。」

時子「……ん…」モゾ

拓海「!」パチン!サッ!

時子「……」パチリ…

時子「今…何時…?」

拓海「5時ちょい過ぎってとこだな。」

時子「そう……ねえ…」

拓海「ん?」

時子「今シャッターを切る音がした気が……」

拓海「アタシにはンな音は聞こえなかったぜ?」

時子「私には聞こえたのだけど……」

拓海「気のせいだろ。」

時子「………」

拓海「………」

時子「……チッ…そう言うことにしておいてあげるわ……その代わりに…」

拓海「……」トン

水の入ったグラス「……」

時子「……フン…それと…」

拓海「……」スッ

蒸しタオル「……」

拓海「喉が渇いたから水をよこせ、それと汗が気持ち悪りいから体を拭け、だろ?」

時子「………チッ…」

拓海「ヘヘへ…」

時子「>>90

ガラケーか……

ふん、後は……

変なことするんじゃないわよ

>>89
ささやかな抵抗なのです



時子「変なことするんじゃないわよ……」

拓海「すんなって言われるとよ、逆に…」

時子「100倍にして……返すわよ……」

拓海「あははっ、冗談だよ!」

時子「……」

拓海「…アタシがそんなことをするようなヤツだと思うか?」

時子「……言ってみただけよ…早くしなさい…」

拓海「何だかんだでアタシの事は信用してくれてんだな。」

時子「アァン?」

拓海「信用出来ねえヤツに体は拭かせられねえだろ?」

時子「……」

拓海「さてと…」

〜〜〜


時子「もっと丁寧に…拭けないの……?」

拓海「アタシに丁寧さなんつーモノを期待してんのか?」フキフキ

時子「……チッ…」

拓海「これでも出来るかぎり丁寧にやってるつもりなんだぜ?」フキフキ

時子「……」

拓海「……」フキフキ

時子「…ねえ。」

拓海「ん?」フキフキ

時子「……やっぱり何でもないわ…」

拓海「何でもねえって事はねえだろ。」フキフキ

時子「うるさいわね……私が何でもないと言ったら…何でもないのよ……」

拓海「…さいですか。」フキフキ

時子「………」

拓海「>>96

泣いてもいいんだぜ?

拓海「泣いてもいいんだぜ?」フキフキ

時子「は…?」

拓海「ここに居んのはアタシとお前だけだ。ありすは散歩に行ってっから、万が一もねえ。」フキフキ

時子「あなた…脳味噌何グラム…?」

拓海「約1250グラム。ちなみに脳の重さと知能は関係がないらしいぜ。」フキフキ

時子「チッ…それぐらい知ってるわよ…」

拓海「今ならアタシの胸を貸してやるぜ?」

時子「そのセリフは…愛海にでも言いなさい…」

拓海「お前ぐらいにしか貸してやるつもりはねえよ。」

時子「切り落とすわよ…?」

拓海「照れんなよ。」

時子「アァン?」

拓海「誰にだって泣きたい時ぐらいあるさ。ちゃんと何も見なかった事にしてやる。」

時子「泣くことになるのは…どちらかしらね……?」

拓海「アタシじゃねえのは確かだな。」

時子「私じゃない事も…確かよ…」

拓海「時…」

時子「私は絶対に涙を見せたりなんかするつもりはないの、絶対に。」

拓海「……そうか…」

時子「ええ。」

拓海「強えな、お前は…」

時子「当たり前でしょう。私を誰だと思っているの?」

拓海「女王サマ。」

時子「フン、それが理解できているならこれ以上私に時間を無駄にさせないで。」

拓海「…悪かったよ。」

時子「>>102

風邪が治ったら、あのロケ、リベンジするわよ
奏のチェーンソーがなくても、空飛ぶ2つ頭のサメタコ程度に遅れは取らないわ

安価把握

サメぐらい余裕シャークシャーク

お休みなさい

ダブルヘッドシャークネードパス?

>>104
どんなサメもチェーンソーがあれば倒せます
……明さん並の身体能力があれば



再開します

時子「私の風邪が治ったらあのロケにリベンジするわよ。奏のチェーンソーがなくても、空飛ぶ2つ頭のサメタコ程度に遅れは取らないわ。」

拓海「リベンジっつうのは一回遅れを取った相手に対して…」

時子「アァン?」

拓海「はいはい、時子サマはどんな相手にも絶対に遅れは取りませんよ。」

時子「チッ、雌牛は雌牛の言葉しか理解できないの?」

拓海「んだよ、まだ何か気に入らねえのか?」

時子「遅れを取らないのは私じゃないなくて、私「たち」でしょう?」

拓海「!」

時子「何を私1人にやらせようとしてるのよ…あなたにも働いてもらうわよ……特攻隊長。」

拓海「………」

時子「……ちょっと、私の許可なく黙るんじゃ…」

拓海「ヘヘヘッ…」ガシッ!

時子「おい。」

拓海「いいじゃねえか、肩を組むぐらい。」

時子「私の肩に下品な肉塊が当たっって鬱陶しいのよ。訂正、奏のチェーンソーは必要だったわ、この肉塊を切り落とす為に。」

拓海「だから照れんなよ。」

時子「私の話を聞いてた…?」

拓海「今の照れ隠しをか?」

時子「アァン?」

拓海「あははははっ!ホントに素直じゃねえよな、お前は!」

時子「雌牛が勝手に……」

拓海「違いねえ、アタシら2人のコンビは無敵だ!」ニコニコ

時子「……っ…」

拓海「アタシと時子が組めばどんな相手にだって遅れは取らねえ、ましてやサメタコ野郎なんかにはな!」ニコニコ

時子「……チッ…」

拓海「>>111

奏のチェーンソー、晶葉に改造されてたしな。伸縮機能と消音機能と刃を撃つ機能がついて

拓海「奏のチェーンソーだって晶葉に改造されてたしな。伸縮機能と消音機能と刃を撃つ機能が付いだらしいぜ?」

時子「それはもうチェーンソーの形をした何かでしょ…」

拓海「いやいや、言われてみればチェーンソーに見えない事もない事もねえぞ。」

時子「見えないんじゃない…」

拓海「あははははっ、ちったあ頭が回るようになってきたみてえだな!」

時子「……少しだけね。」

拓海「ちなみにエンジンはコアドライビアに変えたらしいぜ。」

時子「あの芋娘が持ってきた?」

拓海「ああ、アタシには説明を聞いても何が何やらサッパリ分からなかったが……まあ、とにかくスゲェってことだけは分かった。」

時子「脳に行くべき栄養が胸に行ってると分からない事だらけで大変ね。」

拓海「時子でもあの説明じゃ分からねえと思うぞ?」

時子「アァン?雌牛と同じにしないで。」

拓海「時子は物理は専門じゃねえだろ?」

時子「物理なんて私の手にかかれば簡単よ。」

拓海「あっ、そう言や物理の課題が…!」

時子「教えてあげればいいんでしょ?」

拓海「マジか、助かるぜ!」

時子「フン、下僕が馬鹿だと主人の躾がなってないと思われるじゃない。」

拓海「ちなみに…」

時子「チッ、分かったわよ。他の教科の分からないところも全て私に見せなさい。」

拓海「ヘヘッ、いつも悪りいな!」

時子「別に。私より、それこそ晶葉にでも聞けばとは思うけど。」

拓海「時子に教えてもらうのが一番理解できんだよ。」

時子「あ?」

拓海「アタシはな。」

時子「………豚には豚への教育法が合うのは当然じゃない。」

拓海「豚……」

時子「何よ?」

拓海「いや、豚で思い出したんだが…そろそろありすが豚の散歩から帰ってくる頃じゃねえか?」

時子「あの子がきちんと豚の散歩ができていればね。」

拓海「できると思ったから散歩に行かせたんだろ?」

時子「>>118

豚の散歩じゃなく豚に散歩させられてないかしら

時子「豚の散歩じゃなくて豚に散歩させられてないかしら…」

拓海「大丈夫だろ……多分。」

時子「あのタブレット娘の事だから、豚に引きずられながらタブレットで「豚 散歩 止まらない」で検索してたり……」

拓海「ありすの事がそんなに心配か?」

時子「あのタブレット娘は豚より体重が軽いのよ…?引っ張られたらそれまでじゃない…」

拓海「豚は躾がなってっから引っ張ったりなんかはしねえだろ。」

時子「それはそうだけど…豚は臆病な生き物だから車のクラクションの音なんかに驚いて、リードにタブレット娘の手を絡めたまま……」

拓海「あー、もう!面倒臭え!病人が他人の心配をしてんじゃねえよ!」

時子「し、心配なんかしていないわよ……ただ……」

ガチャ!

時子「!」

「ただいま帰りました!」

拓海「ほらな、心配なんかいらなかっただろ?」

時子「………」

拓海「…ったよ。様子を見てきてやりゃあいいんだろ?」スクッ

時子「あの子と豚はあなたみたいに無駄に頑丈じゃないのよ。」

拓海「はいはい、分かりました時子サマ。」スタスタスタスタ…

時子「汚れていたら洗ってあげなさい。」

拓海「どっちを?」スタスタスタスタ…

時子「どちらもよ。」

拓海「あいよ。」スタスタスタスタ…

〜〜〜


時子「…で、」

沙紀「いやー、お湯までいただいちゃって申し訳ないっす!」ホカホカ

時子「……」

沙紀「仕事が終わってすぐ来たっすから、シャワー浴びてくる時間がなくて…」

時子「……」チラッ

拓海「汚れてたら洗えって言ったのはお前だろ?」

時子「………チッ…」

ありす「偶然玄関先で一緒になったんです。」

ミニブタ「ブヒッ♪」

時子「誰の許可を得て……」

沙紀「感染る心配ならないっすよ。ほら、これを見てほしいっす♪」

時子「……ハァ…あのねぇ、マスク
ぐらいじゃ…」

沙紀「と思うじゃないっすか?」

時子「アァン?」

沙紀「>>125

予防接種済みっす

沙紀「予防接種済みっす!」

時子「………」

沙紀「……えっ…何すかその目は…?」

時子「かわいそうに…塗料の吸いすぎで脳をやられたのね……」

沙紀「ちょっ?!」

時子「ありす、この子に何か言ってあげなさい…」

ありす「私もつい先ほど予防接種を受けてきました。」

時子「…は?」

ありす「時子さんの言いたいことはよく分かります。そもそも風邪と言うのは症状の名前であって病気の名前ではありません。」

拓海「そうなのか?」

沙紀「風邪って言う病気は存在しないんすよ。」

拓海「へぇ…」

ありす「そして風邪は複数のウィルスによって引き起こされるものですから、予防接種のしようなどがない、違いますか?」

時子「まあ…そんなところかしら。」

ありす「時子さん、私たちが日常において風邪を引かずに済んでいるのは何故でしょうか?」

時子「免疫などが働いているから。…ん、免疫……」

ありす「ふふふ、気付かれましたか。72時間に限り免疫機能全般を強化する注射……らしいです。」

時子「あの腹黒ナースの仕業ね…」

拓海「あっ、清良!」

時子「?!」ビクッ!

拓海「あははははっ!」

時子「雌牛が…」ビキ…

ありす「ごほん。と言う訳で…沙紀さん。」

沙紀「うっす。」ゴソゴソ スッ

沙紀「清良さんからのお見舞いっす。」

アンプルと無針注射器「DANGER!!」

時子「おい。」

沙紀「何すか?」

時子「それは?」

沙紀「清良さんによると『もし打てる勇気があるんだったら打ってね☆怖いなら打たなくても……』」

時子「……」バッ!ブスッ!ポイッ

時子「怖いなら何ですって?」

拓海・沙紀・ありす(さすがは清良(さん)、こうなる事を見越して……)

時子「>>132

今度清良にあったらたっぷりとお返ししないと気が済まないわ

安価把握

一時中断します

奏「つらぬきのチェーンソー!!」

>>134
まさかの実写映画化に奏もニッコリ



再開します

時子「フン、今度清良に会ったらたっぷりとお返しをしてやらないと気が済まないわ。」

拓海「その為には…」

時子「『まずは具合が良くならねえとな』でしょ?」

拓海「ヘヘッ、そう言う事だ。」

時子「ったく…この雌牛は……」

沙紀「拓海さんとありすちゃんのおかげでだいぶ良くなったみたいっすね。」

時子「アァン?」

沙紀「すっかり参っちゃってるって聞いてたっすけど、今の時子さんはいつも通り…とまではいかないっすけど、カラーが出てるっすから。」

拓海「時子はやっぱりこうじゃねえとな!」

ありす「これでこそ時子さんですからね。」

ミニブタ「ブヒブヒ♪」

ありす「この子もそう言ってます。」

ミニブタ「ブヒィ♪」

時子「………チッ…」

ありす「拓海さんが朝から付きっ切りで看病してくれていたおかげですね。」

沙紀「朝から付きっ切りで…」

拓海「おうよ!時子が寂しいから側を離れんなってうるさくt……」

時子「おい。」

拓海「あははははっ!」

時子「沙紀、コイツの言う事を真に受けるんじゃないわよ。」

沙紀「うーっす。(仲良いっすねぇ…)」

拓海「ま、アタシよりありすの方がずっと働いてたんだがな。」

ありす「えっ…」

拓海「アタシが寂しがり屋の…」

時子「抉るわよ。」

拓海「ゴホン!アタシが時子サマに付いてる間、料理に洗濯に掃除なんかのそれ以外のことを全部1人でやってくれたんだからよ。…ありす、今日はありがとな。」

ありす「い、いえ…そんな大したことは……」///

沙紀「ありすちゃん。」ポン

ありす「!」///

沙紀「よく頑張ったっすね。」ニコッ

ありす「!!」///

沙紀「……」ナデナデ

ありす「……」///シュゥゥゥゥゥ…

時子「…沙紀は平常通りみたいね。」

拓海「らしいな…ハァ…敵わねえぜ。」

沙紀「平常通りって……何がっすか?」ナデナデ

拓海「無自覚なのがさらにタチが悪いんだよな…」

時子「悔しいけれど…沙紀の調教の腕は認めざるを得ないわ…」

沙紀「えっと…アタシが何か…?」
ナデナデ

ありす「……」///シュゥゥゥゥゥ…

拓海「>>143

謎の襲撃犯と間違えられた聖來が自ら犯人と対決して無実を証明した一件があったばっかりだってのに

拓海「とりあえず撫でんのを止めろ。ありすの顔が真っ赤だろうが。」

ありす「沙紀さんは……私を…そうやってまた……子ども扱い……して……」///シュゥゥゥゥゥ…

沙紀「あっ…ごめん!」パッ

ありす「うう……これは浮気に入らない…よね…?」///ボソッ

沙紀「…?」

拓海「まったく、櫂といいなんでこう女をたぶらかすのが上手いんだか……」

時子「ありすも発情する場所ぐらい選びなさい…」

ありす「は、はつっ…?!」///

時子「これだからガキは…将来悪い男に引っかかたりしなきゃいいんだけど……」

拓海「お前にしてみりゃ素直に気持ちを表現してるだけなんだろうが……」

沙紀「よく分からないっすけど……まっすぐなのがアタシのポリシーっすから!」

拓海「ハァ……(無自覚に口説いて回るヤツってのが一番手に負えねえんだよ…)」

ありす「うう……沙紀さんはどうしていつも私の頭を撫でるんですか?!」///

沙紀「ありすちゃんが思わず手を伸ばしたくなっちゃうぐらい可愛いから…かな?」

ありす「かわっ…?!」///

拓海「そうやって無自覚にやるから、今窓からのぞいてるヤツみてえなのが増えていくんだよ……時子。」

時子「仕方がないわね……入れてやりなさい……」

拓海「すぅ……コソコソしてねえで入ってこいよ、窓の外の嬢ちゃんよぉ!」

「?!」ビクッ!

〜〜〜



響子「時子さんのお見舞いに来たんですけど…その…」

時子「見舞いに来たなら玄関から入ればよくなくって?」

響子「それは…えっと…つい出来心と言うか……すみませんでした!」

時子「誠意は言葉ではなく行動で示しなさい。」

響子「えっ…」

時子「そうね…私の寝室を覗くだなんて真似をしたんだから…」

響子「………」

時子「おい、そこの女誑し。」

沙紀「……アタシっすか?!」

時子「他に誰がいるのよ……雌牛とありすは私の為に働くことができたわ…あなたにも私の為に働く機会をあげるわ、悦びなさい。そうね……そこの小娘と私の舌を楽しませてみなさい。」

響子「!」

時子「次から窓からの鍵を開けておいてあげるから来る前には連絡をする、いいわね?」

響子「>>156

わかりました。
沙紀さん、買い物行きましょう

響子「…わかりました!沙紀さん、お買い物に行きましょう♪」

沙紀「えっと…」

響子「行きましょう♪」

沙紀「……う、うっす!」

響子「えへへへへ……」ギュッ!

沙紀「あはは…」

時子「……」

〜〜〜



拓海「優しいな、時子サマは。」

時子「アァン?」

拓海「響子のヤツ…すげえ嬉しそうだったな。」

時子「フン、ああすれば簡単に追い出せると思っただけよ。風邪でただでさえ気が立っている時に…ノロケられたら堪らないもの…」

ありす「沙紀さんも罪作りな人ですね。」ナデナデ

ミニブタ「ブヒィ♪」

拓海「ある意味天性の才能ってヤツか?」

時子「そうとも言えるわね…沙紀がファンに間で何て呼ばれてるか知ってる?」

ありす「『沙紀王子』でしたっけ?」ナデナデ

拓海「王子と女王がいるユニットなんてうちぐらいだろうな。」

時子「まあ…でしょうね。考えてみれば妙なものだわ。」

ありす「何がですか?」ナデナデ

時子「私たちがユニットとして活動している事が、よ。」

拓海「結成のきっかけはその場の勢いだった…らしいしな。」

ありす「夜中に話し合いをするとどうなるか、と言う好例でしたね…」
ナデナデ

時子「そんなその場の勢いだけで結成したグループがこうして……」

拓海「オイオイ、まだまだこれからだろ?」

時子「……フン…」

ありす「>>163

いつも思い出そうとするんですがパスタを食べた後の記憶がないんですよね

ありす「いつも思い出そうとするんですけど、パスタを食べた後の記憶がないんですよね。」ナデナデ

ミニブタ「ブヒブヒ♪」

ありす「ふふっ、よしよし。」
ナデナデ

ミニブタ「ブヒィ♪」

拓海「アタシもだ、パスタを食ってから後がどうしても思い出せねぇ。」

時子「思い出す必要なんてないじゃない。」

拓海「あん?」

時子「あなたたちと同じユニットのメンバーでいられる…それだけで私は十分よ。」

拓海・ありす「……!」

時子「…寝る。」ゴロン

拓海「お前…」

時子「寝るから話しかけないで。」

拓海「……」

時子「……」

拓海「……おやすみ。」

ありす「おやすみなさい。」

時子「………」

拓海「……」チラッ

ありす「……」コクッ

ミニブタ「ブヒッ?」

ありす「……」ポンポン

ミニブタ「……ブヒィ♪」コクッ
トテトテトテトテ

時子「………」

ミニブタ「………」

拓海「ベッドに入れて欲しいみたいだぜ?」

時子「……」バサ

ミニブタ「ブヒッ。」ピョン ゴロン

ミニブタ「ブヒィ……」

時子「……」バサ

ミニブタ「ブヒィ……ブヒィ……」

時子「……」

拓海・ありす「……」ニコニコ

夜 リビング



響子「せっかく沙紀さんと愛情をたっぷり込めて作ったのに……はい、あーん♪」スッ

沙紀「あーん。」パクッ

拓海「はははっ、悪りいな、女王様はワガママなんだよ。」モグモグ

ありす「このオムライスにケチャップで書いてある絵、可愛いですね。ビーコンの絵ですか?」

響子「猫の絵だけど?」

ありす「えっ…?」

響子「えっ…?」

沙紀「>>171

同じように描くんじゃなく描きたいように描くのが一番っすよ

安価把握

お休みなさい

この世界でも、響子は画伯扱いなのか。ちなみに本家では日菜子の絵も、ある意味見せられないらしい。

>>173
画伯レベルになると最早才能だと思うのです
日菜子の絵は年齢制限を付けさえすれば(震え声



再開します

沙紀「同じように描くんじゃなく描きたいように描くのが一番っすよ。」

響子「えっ…」

沙紀「アタシは響子ちゃんの絵、好きっす。アタシのアーティスティックな感性に響く何かがあるっす!」

響子「そんな…」

沙紀「……」スッ パシッ

響子「!」///

沙紀「この手がアートを生み出してるんすね…」

響子「はわわ…」///

拓海「おい、アイツ自然に手を取ったぞ。」ヒソヒソ

ありす「沙紀さんと言う人は……」
ヒソヒソ

沙紀「……」ジー…

響子「あ、あの……」///

沙紀「アートっす…」

響子「へっ…?」///

沙紀「響子ちゃん、今度暇な時でいいんでアタシに付き合ってもらえないっすか?」

響子「付き合っ…?!」///

沙紀「響子ちゃんの手を見てたら、アタシの中のアーティスティックな感性がビビッと来たんす。ゆっくり響子ちゃんを見させてもらう機会が欲しいな、なんて…」

響子「わ、私をですかっ…?」///

沙紀「駄目かな?」

響子「だ、駄目では…ないですけど
……その……私でいいのかな……なんて……」///

沙紀「響子ちゃんが(アートのモデルとして)欲しいんす。」

響子「!!」//////

沙紀「もし付き合ってもらえたら、絵の描き方の基本とかを…」

響子「これは浮気じゃない…これは浮気じゃない…これは浮気じゃない…」//////
ブツブツ…

沙紀「……響子ちゃん…?」

響子「これは浮気じゃない…これは浮気じゃない…これは浮気じゃない…これは……」//////ブツブツ…

拓海「ああやっていつもアトリエに女を連れ込むんだよな…」ヒソヒソ

ありす「見ているこっちまで……」///ヒソヒソ

早苗P「おじさんもねぇ、昔はアレぐらいイケメンだったんだよぉ?」
ヘベレケ-

心「あはははは!それはない☆ねえよ☆」ヘベレケ-

友紀「嘘はよくないよー、嘘は!」ヘベレケ-

早苗P「もー、嘘じゃないってー!」

拓海「…で、お前らは何をしに来た?」

早苗P・友紀・心「おみまーい!」ヘベレケ-

空いた一升瓶「……」

拓海「>>181

はぁ……迷惑だけはかけるなよ。あと、風邪は移るなよ

拓海「ハァ……迷惑だけはかけんなよ。あと、風邪が感染んねえようにな。」

早苗P「だいじょーぶ、だいじょーぶ!おじさん元公僕よ?」

拓海「何の保証にもなってねえ!」

友紀「一番、姫川友紀、モノマネやります!」

拓海「話を聞け!」

心「あはははは!いいぞー☆」

拓海「よくねえよ!」

心「やぁん、もう☆冗談に決まってんだろ☆ねぇ、ユッキ☆」

友紀「……あ、うん!」

拓海「オイ、今の間は何だ。」

友紀「ふゅー……」

拓海「口笛下手だな!」

早苗P「志乃ちゃんたちも呼ぼうかな…」

拓海「これ以上酔っ払いを増やそうとすんな!」

ありす「私最近大人にならなくてもいいような気がしてきたんですよ…」

拓海「気持ちはよく分かるぜ…」

心「大人になんかならない方がいいぞ☆マジで色々大変だから……うん、マジで…」

早苗P「責任とか背負わないといけなくなっちゃうしねぇ…」

友紀「そっか、大人って大変なんだね……」

心「いや、お前も大人だろ☆」

友紀「ファッ?」

早苗P「あはは、心配しなくてももう帰るよ。よっこいしょういち。」スクッ

ありす「えっ、もう帰るんですか?」

早苗P「今日は飲みすぎちゃったら時子ちゃんにタクシー呼んでもらえないからさぁ。」

心「はぁとたち邪魔者みたいだもん☆あんなの見せられたら飲まなきゃやってらんねぇ……」

心「しゅがーはぁとって呼べ☆」

友紀「みんなから預かってきたお見舞いグッズは置いてくね!……時子さんによろしく。」

拓海「ハァ……(見舞いの品を渡しに来たんなら素直にそう言やぁいいのによ……ったく、どいつもこいつも……)」

寝室



時子P「………」ナデナデ

時子「すー……すー……」スヤスヤ

時子P「……」ナデナデ

ミニブタ「ブヒィ?」

時子P「うん…大分熱は下がってるよ。」ナデナデ

ミニブタ「ブヒィ♪」

時子P「>>188



子豚って時子Pも飼って無かったっけ?と

時子P「やっぱり写真より実物の方が可愛いなー…」ナデナデ

時子「すー……すー……」スヤスヤ

時子P「時子ちゃんってどうしてこんなに可愛いのかなー…不思議だなー…」ナデナデ

ミニブタ2「ブヒッ!」ヒョコ

時子P「えへへへー、そうかもー♪」

ミニブタ2「プギュ♪」

時子P「今日はお仕事のお手伝いしてくれてありがとねー。」ナデナデ

ミニブタ2「ブヒブヒ♪」

時子P「君は時子ちゃんたちと一緒にいてくれてありがとー。」ナデナデ

ミニブタ「ブヒィ♪」

時子P「へー、そうなんだー。うらやしいなー……」

ミニブタ「ブヒブヒ♪」

時子P「僕も時子ちゃんをギュッてしたりしたかったのにー……」

ミニブタ2「プギュ?」

時子P「あっ、そっかー、今やっちゃえばいいのかー。」

ミニブタ's「ブヒブヒ!」

時子P「えへへへー、風邪が感染るからって朝はギュッてさせてくれなかったけどー…」

時子「すー……すー……」スヤスヤ

時子P「もう感染る心配はないからいいよねー。じゃあさっそくー……」ギュー

時子P「はぁ……本物の時子ちゃんだー…やっぱり写真で見るだけって言うのは…」

時子「何をしているの?」

時子P「わわっ!」

時子「寝込みを襲うなんて豚は相変わらず豚ね。」

ミニブタ's「ブギュ?」

時子「あなたたちじゃないわ。」

時子P「起きてたのー?」

時子「今目が覚めたのよ。で、何をしているの?」

時子P「朝の分と昼の分と夜の分のぎゅー。」

時子「アァン?」

時子P「今日は時子ちゃんをぎゅーってできてなくて…写真だけだと寂しかったからー…」

時子「……」

時子P「僕、寂しがり屋さんだから…」

時子「……」ギュッ

時子P「……時子ちゃん?」

時子「>>195

写真ってなんのこと

時子「写真って何のこと?」

時子P「僕の宝物のことー♪」

時子「…っ…そ、そうじゃなくて……!」///

時子P「時子ちゃん照れてるー。」

時子「アァン…?」///

時子P「時子ちゃんってホントに可愛いよねー。僕ねー、そんな時子ちゃんのことが大好…」

時子「……」///グイッ!

時子P「いたー…!」

時子「うるさい…」///

時子P「急に耳を引っ張らないでよー…照れ屋さんなんだからー。」

時子「もう一度耳を引っ張られたいようね?」

時子P「ごめんなさーい♪」

時子「………」

時子P「えへへへー…」

時子「……フン…」

時子「もう一度だけ訊くわ。あなたが言っていた写真とは何のこと?」

時子P「また耳を引っ張られるから言わなーい。」

時子「言わないと明日以降のご褒美は無しよ。」

時子P「そんなー!」

時子「私からのご褒美は欲しいでしょう?豚は賢いから自分がどうすれば良いかは分かるわよね?」

時子P「…拓海ちゃんに写メで送ってもらった時子ちゃんの寝顔の写し…」

時子「……」グイッ!

時子P「やっぱりー!」

時子「あの雌牛…そうだとは思っていたけど……どうだったの?」

時子P「すっごくかわいかっ…」

時子「……」///グイッ!

時子P「褒めたのにー!」

時子「……」///

時子P「ひどいよ、時子ちゃーん。」

時子「何よ…ご褒美が欲しかったの…?」///

時子P「>>201

今はあげたいかな

時子P「今はあげたいかなー。」

時子「は…?」///

時子P「ちゃんと風邪を1日で治してくれた時子ちゃんにご褒美。」

時子「………あっ、そう言えば…!」

時子P「えへへへー、明日からまた一緒にお仕事できるねー。」

時子「……」

時子P「ご褒美はねー…」

時子「いらない。」

時子P「えっ…」

時子「いらないわ…」

時子P「……」

時子「最初から私が風邪なんか引かなければ良かっただけだもの……ごめんなさい…今日は…その……」

時子P「どうして謝るの?」

時子「どうしてって…それは…」

時子P「僕はぜーんぜん気にしてないよ?」

時子「私は気にするのよ…だって……」

時子P「……」チュッ

時子「!」///

時子P「……」ギュッ…

時子「………」///

時子P「僕からのご褒美。」

時子「………あ、あなた……」///

時子P「明日からまた一緒にお仕事しよう。」ニコッ

時子「!」

時子P「………」ニコニコ

時子「………馬鹿…」ギュッ

時子P「えへへ……」ナデナデ

時子「時子P……」

時子P「なーに、僕の可愛い時子ちゃん。」ナデナデ

時子「>>207

うっ......
雌牛が風邪引いた時覚えていなさい

安価把握

一時中断します

やっぱり午前中は安価出してから間が空きやすいね。仕方ないことだけど。

やっぱり平日午前と23時~0時台は直下メインで進めた方がいいんじゃないですかね…

ゆったり取れるから好き

>>209>>210>>211
なるべく多くの方に安価を取っていただきたいのです




再開します

時子「…っ…あの雌牛…風邪を引いたときは覚えていなさい…」

時子P「どーするの?」ナデナデ

時子「私は受けたものは全て100倍にして返す、それだけよ。」

時子P「…そっかー。」ナデナデ

時子「まあ、その機会は永遠に来ないでしょうけど。」

時子P「どーして?」ナデナデ

時子「知らなかった?馬鹿は風邪を引かないのよ。……お返しは別の形でたっぷりとしてあげることにするわ。」

時子P「楽しそうだね。 」

時子「ええ、とても楽しいわ。あの雌牛をどんな声で鳴かせてやろうか考えるのは。」

時子P「えへへへー。」

時子「…何よ?」

時子P「ううん、何でもー。(時子ちゃんは拓海ちゃんのことが大好きなんだなー…)」

時子「……」グイッ!

時子P「いふぁい!」

時子「……」ギリギリギリギリ…

時子P「いふぁいいふぁいいふぁいいふぁい。」

時子「フン…」パッ

時子P「うう…・っぺた痛い……」ヒリヒリ

時子「不愉快な事を考えるからよ。」

時子P「時子ちゃんが横暴だー…」

時子「ハッ、何をいまさら。」

時子P「そこが可愛いんだけd…」

時子「……」グイッ!

時子P「いふぁいいふぁいいふぁいいふぁい。」

時子「豚が……」///ギリギリギリギリ…

時子P「いふぁいいふぁいいふぁいいふぁい…」

時子「まったく…どいつもこいつも……」

ミニブタ's「ブヒブヒ♪」

時子「……しょうがないんだから…」

数日後 事務所 図書室



時子「ククク、いいザマね、雌牛。」

拓海「くっ……」ギリッ…

時子「醜い肉塊をぶら下げた雌牛もその姿だとそれなりに可愛く見えるものね。この前の借りをたっぷりと返させてもらうわ。」

拓海「頼む……もう……」

時子「嫌よ、もっとあなたの顔を歪めて苦しむ姿が見たいもの。アーハッハッハ!」

拓海「チクショウ……」

物理の課題「私です。」

時子「>>219

泣いたり笑ったりできなくしてあげるわ

時子「泣いたり笑ったりできなくしてあげるわ。」

拓海「……チッ…!」ガタッ!ダッ!

拓海「やってられっ…」グググ…

拓海「なっ…?!いつの間にか腕に鞭が……」

時子「私の許可なく席を立つな。」
グイッ!

拓海「うおっ!」ヨロッ…バタァァン!

時子「まだ自分の立場が分かっていないようね。」ダンッ!

床「ありがとうございます!」

時子「あなたに出来ることは何?黙って私に従う事ではなくって?」

拓海「アタシは誰にも…!」

時子「課題の提出期限。」

拓海「…っ!」

時子「これだから脳に行くべき栄養が胸に行ったヤツは…教育が必要なようねぇ。」

拓海「む、無理だ…アタシにはもう……」

時子「それを決めるのは私よ。」
ピラ

時子「この例題をしろ。」

拓海「頭が爆発しちま…」

時子「やれ。」

拓海「………っ…」

時子「いくら頭の中身が空でもこの例題ぐらいは理解できるはずよ。私が教えてあげさえすれば。」

拓海「時…」

時子「時子様。」

拓海「…っ!」

時子「私の許可無く休むな。」

拓海「……」

時子「返事。」

拓海「………分かりました…時子……様……」

時子「クックック…アーハッハッハッハ!」

拓海「……っ…!!」

ありす「翻訳すると、『休憩の時間までは集中してやりましょう。いきなり問題を解こうとしても無理だから、まずは解き方から勉強しましょう。』で合ってますよね?」

沙紀「たぶんそれで正解っすね。ふふっ、時子さんと拓海さんがああしてるのを見ると…何だか落ち着くっす。」

コノイヤラシイメスウシヲキョウイクシテクダサイ
コ、コノ……イエルカオラァ!!

沙紀・ありす「……」カオミアワセ

アナタニセンタクケンガアルトオモッテ?
テ、テメェ…!

沙紀・ありす「ふふっ…」




女王様

とても分かりづらく言えばサイダンプとクラゲロン、分かりやすく言えばトムとジェリー
風邪引き時子様でした

時子様はキュートだと思います
※あくまで個人の感想を(ry
いや、可愛いんですよ…ホント…

風邪を引いた時にたくみんに看病してもらえたらなぁ……
現実は「咳をしても一人」です

ミニブタたちの名前は随時募集中です

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