逆転あんきら!その3 (62)

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【アルティメットモード】
双葉杏の持つ特技
発動すると超やる気になり、知識や経験を無視して能力を底上げする
発動条件は不明

>>2


【双葉杏】弁護士元ニート。17歳、普段はやる気無いが、特技に※がある。


【諸星きらり】ニート、17歳。杏のお馴染み、杏を全力でサポートする


【里美】とある財閥の娘、17歳。兄がいるらしい


【里美の兄】写真等情報が一切入らない為詳細不明。数年前出奔したらしい。


【森久保】杏よりやる気が感じられない検事。


【???】男、歳は20代だと思われる、【里美】を誘拐した犯人。
現在、警察が全力で彼の正体を調べているが、現時点では正体不明の人物

>>2
【登場人物一覧】

【双葉杏】弁護士元ニート、17歳。普段はやる気が無いが。特技に※がある。


【諸星きらり】ニート17歳。杏のお馴染み、杏を全力でサポートする。


【サイバンチョ】裁判を【有罪】にするか【無罪】にするか決める人
時に敵になったり、味方になったり


【里美】とある財閥の17歳の女の子
兄がいるらしい


【里美の兄】写真等情報が一切入らない為不明。
数年前出奔したらしい


【森久保】杏よりやる気が無い検察


【???】男、歳は20代だと思われる。
現在、警察が総力をあげて、彼の正体を捜査している。
現時点では正体不明
【里美】を誘拐した犯人

【証拠品一覧】

【弁護士バッチ】これが無いとニートに逆戻り、絶対死守すべき物


【キーボード】答えを入力する為の物
決して楽器では無い


【診断書】【???】が持っている【診断書】
【診断書】を書いたのは、超一流の病院の為、虚偽の可能性は低い


【診断書の内容】


DNA鑑定の結果
【???】と【里美】のDNAは一致しない。

4月某日


杏『ふわ~眠いな~二度寝しよかな~』


杏『夏は、クーラーかけっぱなし、秋は美味しい物を食べて。』


杏『冬はコタツに入りびたる、これが一年の過ごし方だ。どや~(どや顔)』

きらり『杏ちゃん!仕事だにぃ~』


杏『もう仕事?前の仕事から半年位は開けてよ!』


きらり『そんな事言ってたら、ニートに逆戻りだにぃ』

杏『仕方ないな~、裁判はいつ?』


きらり『今から出掛けないと間に合わないにぃ。』


杏『又なの?きらりんタクシーGOだよ。』


きらり『急いで行くにぃ。』

地方裁判所 第3法廷前


杏『ふう間に合ったみたいだね』


杏『せめて、裁判する前に状況だけ教えてよ、きらり。』


きらり『とある財閥の娘を【誘拐】した犯人を弁護する仕事だにぃ』

きらり『【誘拐】した犯人は、20歳代、男、それ以外は警察も現時点では、把握していないにぃ。』


杏『でも【誘拐】なんでしょ?身の代金目的なら、弁護しようがないよ。』


きらり『犯人は、【金品】の要求はしてないにぃ』

きらり『ちなみに、エッチな事もしていないにぃ。色々検査して確かめたから、間違いないって、警察は言ってたにぃ』


杏『(【金品】や【エッチな事をする目的】でないんなら、何が目的で誘拐したんだろ?)』

きらり『とりあえず、被害者の【里美】さんが、勘違いだって、言ってたから弁護を引き受けたにぃ』

【登場人物一覧改】


【里美】とある財閥の17歳の女の子
兄がいるらしい
【???】に誘拐はされていないと主張しているらしい


【???】男、20歳代。それ以外は警察が総力をあげて正体を捜査している
現時点では正体不明の人物
【???】は【里美】の【誘拐】に関して【金品等】は要求していない
【???】は【里美】に対して【エッチな事目的】で誘拐はしていないらしい
なお【里美】に対して、警察があらゆる検査等を用いて、【エッチな事】をした事が無い事は、判明済みである

杏『(勘違い?男の方も目的は不明だし、2人に裁判で聞くしかないか。)』


きらり『きらりは考えたけど、男の人は実はテロリストだと思うんだにぃ』


杏『(なんでテロリストが【誘拐】をするはめになるの?)』

地方裁判所第3法廷


サイバンチョ『これより【???】による【里美】誘拐事件の審理をはじめます』


サイバンチョ『ところで【???】の男の正体は判明したのですか?検察側は!』


森久保『無理~無理~検察の森久保なんですけど、家に帰っても良いですか?』

サイバンチョ『検察側は、きちんと質問に答えてください!』

森久保『ひぃ!怒るとはイジメですか?』


森久保『現在も警察が総力をあげて捜査してますが、正体不明のままなんですけど。』


杏『(なんだあの検察?杏よりやる気無いよ!)』

杏『弁護側だけどサイバンチョさんちょっといいかな?』


サイバンチョ『はい?なんでしょうか』


杏『先に【里美】さんから色々聞きたいから、証言して貰えませんか?』


サイバンチョ『こちらは構いませんが、検察側は構いませんか?』


森久保『森久保はどちらでも構わないんですが。』


杏『(本当にやる気ないな。)』

サイバンチョ『それでは【里美】さん職業と年齢をお願いします』


【里美】『はわ!?はい!年齢は17歳、働いてはいませんからニートです。』


杏『(なんかフワフワした女の子だなぁ)』


サイバンチョ『それでは【里美】さん証言してください』

証言中


里美『その【誘拐】って勘違いなんですよ。』待った!!

杏『勘違い?何を勘違いするの?』


里美『はわっ!これからお話ししますけど』


サイバンチョ『弁護士側は、急ぎすぎですよ、それでは証言の続きをどうぞ』

里美『買い物に行ったら、お金持っていなくて店の人に怒られたんです』待った!!


杏『(それ万引きじゃん!)』

杏『とりあえず聞くけど、護衛とかいなかったの?』

里美『はわわ!その護衛とか必要だっんだんですか?』


杏『普通は良いとこのお嬢さんなら、護衛はつける筈だよ。』

里美『全然知りませんでした~』


杏『(家の人達は何考えたんだ?護衛も付けてないって。)』

サイバンチョ『まあ、済んだ事を責めても仕方ありません、証言を続けてください』

証言中


里美『困っていたら男の人がお金を代わりに支払ってくれたので助かりました。』待った!!


杏『質問だけど支払いしてくれた人は、【人物一覧】にいるの?』


里美『はわわ!その【???】この男の人です』

杏『サイバンチョさん、ただの親切な男の人だよ』


杏『【誘拐】じゃなかったんだよ』異議あり!!


森久保『その【異議あり!!】なんですけど』


森久保『残念ながら証言はまだあるんです』


杏『(へ?まだあるの?)』


サイバンチョ『それでは証言の続きお願いします』

証言中


里美『嬉しかったからついつい、その男の人についていきました。』待った!!


杏『はあ?ついて行っちゃの?』


里美『はわわ!ダメだっんですか?』


杏『当たり前でしょ!』

森久保『残念ながら家の方から捜索願いが出されましたので。』


森久保『【???】の家に【里美】さんを連れ込んでいるのを発見して』


森久保『逮捕に至っているんです。』

杏『(良家のお嬢さんなのに護衛はなし。)』


杏『(なのにいなくなったから捜索願い?)』


杏『(なんだこの違和感は?)』

サイバンチョ『これはもはや【誘拐】で確定ですな』


杏『サイバンチョさんちょっと待ってよ』


杏『弁護士側が【???】が【里美の兄】だと主張します』

サイバンチョ『【里美の兄】ですか?』


杏『色々と矛盾しているんですよ』


杏『護衛はつけていないなのに、捜索願い。』


杏『それに、【金品等の要求】もしていない、更に【エッチな事目的】でもない』


杏『こんな事【里美の兄】でなければ説明できません』異議あり!!

???『異議あり!!残念ながら【里美】とは赤の他人ですよ』


杏『(なんで被告人が【異議あり!!】しているの?)』


???『それとも弁護士側は、この僕が【里美の兄】で実証する手段があると言うのですか?』


杏『!!』

杏『(やる気がない検察側は、やりこめるのは容易い)』


杏『(でも目の前にいるこの男こそ、今回やりこめなければならない相手)』


杏『(そもそも容疑者なのに不利な発言しているのは謎だけど)』


杏『(こっちだって最初よりは、できる事を見せてあげるよ!)』

サイバンチョ『この【???】が【里美の兄】である。その事を証明する手段が弁護士側にあるのですか?』


証明する手段はある
そんなのある訳ない


杏『当然あります!!』

サイバンチョ『それでは目の前に置いてある【キーボード】にて、アルファベットと平仮名のみで、7文字以内で入力してください。』


杏『(なんで入力なのか意味がわからないけど、従うしかないよね)』


杏『わかりました。』

入力するキーワードを打ち込んでください


打ち込むキーワード【DNAかんてい】


杏『DNAかんてい、すなわちDNA鑑定を、弁護士側は要求するよ』

???『それにはおよびませんよ、【診断書】こちらの手元には弁護士側の要求する情報がありますからね』


杏『(なんで【診断書】なんか持ち歩いているの?)』


証拠品 【診断書】を手に入れた

杏『(とりあえず考えるのは後だ、【診断書の内容】は?)』

杏『そんな!DNAが一致しない!!』


きらり『DNA鑑定ってなんだにぃ』


杏『もしもあの2人が兄妹ならDNAは一致するはず』


杏『杏にもわからないよ』

杏『(いやまだあの【診断書の内容】が偽造されている可能性もあるはず)』


杏『サイバンチョさん、【診断書の内容】が偽造している可能性があるから証言してもらって』


サイバンチョ『わかりました、証言をお願いします』

証言中


???『【診断書の内容】が偽造?そんなのありえませんよ』待った!!


杏『なんでそれを言いきれるの?』


???『それはこれから証言しますよ』


サイバンチョ『それでは証言続けてください』

証言中


???『この【診断書】は超一流の病院で作成されたんです。』待った!!


杏『その超一流の病院の名前は?』


???『それは流石に言えませんが、偽証罪に問われたくないんで、超一流の病院で作成されたのは本当ですよ』

杏『(怪しいけど立証する手段がないんだよね)』


サイバンチョ『それでは証言の続きお願いします』

証言中


???『内容は読みましたよね?DNA鑑定の結果は、一致しない。これは兄妹ではないと証明しているんですよ』待った!!


杏『その鑑定が間違えてたり、他の人の物と情報をとり違えている可能性があるはずです』


???『超一流ですよ!そんな間違いしたら、間違いなく潰れてしまいますよ。あり得ませんね。』

サイバンチョ『どうやらここまでのようですね』


杏『(このままじゃ裁判終わっちゃうよ!)』


杏『(なんとか2人が兄妹である事を実証する手段見つけないと!)』

2人が兄妹である事を実証する手段がありますか?


当然あります
そんなのある訳ない


杏『(たぶんあれを【里美】さんに請求すれば実証は可能なはずだよ!)』

杏『サイバンチョさん、弁護士側は【里美】さんに請求したい物があるんだけど』


サイバンチョ『その請求する物とはなんでしょうか?』


サイバンチョ『【キーボード】でアルファベットと平仮名のみで入力してください』

キーボードに入力してください

入力するキーワードは
【こせきとうほん】


杏『【こせきとうほん】すなわち【戸籍謄本】だよ!』

杏『弁護士側は【里美】さんに【戸籍謄本】を請求します!』

杏『おそらく2人のDNA鑑定の結果が一致しないのは、こんな感じになっていると思うよ』

(亡)父―母【里美】
(亡)母―父【???】
【里美】の母―【???】の父

杏『このように互いに違う親同士が再婚すれば、DNAが一致しなくても、兄妹になる事は可能なんだよ!』


杏『【戸籍謄本】なら事実が必ず記載されているはず!』


杏『この理論が正しいかを実証する為には、【里美】さんの戸籍謄本が必要なんです!』

杏『(そもそも証拠品が無いから、証拠品を請求する事事態が)』


杏『(正直あり得ない事なんだけど、おそらく筋道は間違えてはいないはずだよ)』

???『残念ながら間違っていますよ、弁護士さん。』


杏『(そんな!そんな!どこで間違ったって言うの?)』


???『僕の両親は生きていますよ、【里美】の家には養子縁組みで、来たんですよ』

???『【里美】が生まれる前に家が途絶えるるを、危機に感じたんでしょう【養子縁組み】をしたのは』


???『しかし【里美】が生まれ、血がつながらない僕を家から追い出したんです』


杏『!!』

杏『しかし【里美の兄】は数年前に出奔と【登場人物一覧】に書いてありますよ』


???『逆なんですよ、嘘をついているのは僕ではなく、【里美】の親の方なんです』

???『おそらくは出奔にしたのは世間体の手前と、幼いながらも、兄の存在を覚えていた【里美】の言い訳でしょう』


???『僕と【里美】が会ったのは偶然に見せかけた必然』


???『そうでなかったら護衛がいなかったり、家に連れ込んですぐに通報したりは、できないはずです』

???『僕は【里美】の親に罠にかけられたんですよ、万が一【里美】が血のつながらない僕に家督を譲る事を懸念して』


サイバンチョ『それではあなたは間違いなく【里美の兄】だと主張するのですか?』

???『ええ、こちらの手元に【戸籍謄本】はありますからね』


???『【診断書】も【戸籍謄本】も、いつでも捨てる事も燃やす事も可能でした』


???『でもできなかった!【里美】との絆だと思いましたから。』

証拠品 【戸籍謄本】を手にいれた


その後、【戸籍謄本】により2人の兄妹が確認された

サイバンチョ『検察側が至急に【里美】の家に家宅捜索の依頼を、出してください』


森久保『本当は無理~だけど、やらないと怒られるから、やりますけどね』


杏『(最後までやる気なかったな検察側は)』

サイバンチョ『色々ありましたが【里美の兄】に判決を言いわたします。』


サイバンチョ『判決は【無罪!!】』


サイバンチョ『これにて閉廷します』

地方裁判所 第3法廷前


きらり『【無罪!!】になったのは良いけど、あの2人はどうするんだにぃ?』


杏『それはあの2人が決める事だから、こちらからは口出し無用だよ』

きらり『それにしても一つだけ謎が残ったにぃ』


杏『謎?それはいったい?』


きらり『これだにぃ』

【エッチな事を目的】


きらり『どうして、2人は血がつながっていないなら、エッチな事はしなかっんだにぃ』


杏『【里美】さんの方はわかりかねるけど、【里美の兄】の方は説明できるよ』

きらり『それはなんだにぃ?』

杏『簡単な事だよ!【里美の兄】はたとえ血がつながっていなくても【里美】さんは、可愛い妹にしか思えなかったから、だからこそ、エッチな事をしていないんじゃないのかな』

杏『そうでなかったら【エッチな事】をした痕跡が無いのが説明できないからね』


きらり『そうだったのかにぃ』

杏『(色々あるとは思うけど、2人はこれからは仲良くして欲しいよ)』


終わり

>>1

どうも作者です。読んでいただきありがとうごさいました。
さて質問です次回【まゆ】回なんですが、本当に見たいんでしょうか?
内容は18禁、かなりキツイ内容になるので、書くかどうかは、悩んでいます。
後悔しても良いから、読みたい!と言うのであれば、書き込みしますがね
1話完結方式、残念ながら、その5は、ポシャりました。(アイデアは浮かんだんですが、逆転内容が浮かばなかった)
なのでリクエストがあっても次が最後です
それでは失礼します

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