ちひろ「モビルスーツの名前しか言えなくなった?」 モバP「アッガイ」 (88)

ちひろ「出勤早々何言ってるんですか。まだ寝ぼけてるならスタドリで顔洗います?」

色々アレなモバP(以降P表記)「サイサリス!」

ちひろ「また新手の悪ふざけですか?とりあえず気が済んだら仕事してくださいね」

P「リックドム!カプール!」

ちひろ「はいはい。そんな面白愉快な症状、そもそもどうやったらなれるんですか」

P「…」カキカキ

P『ハスハスかあきえもんじゃないっすか?』

ちひろ「筆談て」

ちひろ「まあ、確かにこの事務所にはどんな事件を起こしてもおかしくなさそうな核弾頭が何名かいますけど」

ちひろ「そう毎回毎回あの娘達を疑うのもどうかと思いますよ?」

P「…」カキカキ

P『んじゃアレだ。昨日誰かさんがくれたスタドリチョコとかいうヤツのせいでは?』

ちひろ「義理とは言え人が折角あげたチョコを一体何だと思ってるんですか!」

ちひろ「そりゃ確かにスタドリ混ぜましたけど」

P「ドワッジ!」

P『やっぱお前のせいか千川ぁ!』

ちひろ「まぁ人聞きの悪い!プロデューサーさんは普段私のことを一体何だと思ってるんですか」

P「デスサイズ」

ちひろ「意味は分かりませんけど悪意は伝わりましたよ」

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ちひろ「だから人のせいにしないでくださいよ!ただのチョコじゃないですか!」

P『他に心当たりが無いので』

ちひろ「いくらちょっとスタドリ入れたからってそんな簡単に秘密道具みたいなアイテムに早代わりする訳無いでしょう?いいですか?ほらっ」ヒョイッ パク

ちひろ「モグ…ん、ほら。ご覧の通り、残ってた同じチョコを食べても全然何とも」

ちひろ「ビグザム」

P「…」

ちひろ「…」スッ

ちひろ「…」カキカキ

ちひろ『ごめんなさい』

P「リック・ディアス…」



凛「緊急事態だからって聞いたから急いできてみれば…」

P「ギャプラン」

みく「いや何言ってるかわかんないにゃ」

凛「え、これどうするの?仕事とか出来るの?」

P「エピオン、フェニーチェ」

凛「いやわかんないよ」

みく「もしかして、そこのメモ帳取ってほしいんじゃにゃい?」

P「アッガイ」コクコク

凛「ああ、筆談すればいいんだもんね。はい」

P「アストレイレッドフレームパワードレッド」

凛「長い長い」

P『幸い昨日バレンタインイベントでアホみたいに仕事入れまくってたから反動で今日明日は割りと暇を持て余してる』カキカキ

凛「アイドルが暇っていうのもどうかと思うよ」

みく「暇を持て余すのは神々だけで良いにゃあ」

P『とりあえず諸悪の根源ユグドラシル千川には解毒方法を調べさせてる』カキカキ

凛「ねえ、スタドリ入りのチョコ食べてそうなったんでしょ?解毒って…」

みく「Pチャン毎日服毒してるのにゃ?」

P『とりあえず今日は何とかなりそうだけど、数日このままだったりするとさすがにマズ』ポトッ

P「…っ!」プルプル

凛「ど、どうしたのいきなり?」

P「…ジンクス…!」

みく「Pチャンどうしたにゃ!?めっちゃ腕ビクビクしてるにゃ!」

P「…」カチカチカチカチカチカチカチカチ

凛「ん?」ヴー、ヴー

みく「にゃっ!?」ニャー ニャー


P『腱鞘炎になった』


凛「メールて」

みく「どっちにしろそれじゃ今日は仕事出来ねぇにゃあ」

P「ギャプラン」

みく「あ、もしかしてそれ「ごめんなさい」なのかにゃ」

まゆ「Pさんのピンチと聞いて!」バァン!

凛「あ、まゆだ」

みく「まゆチャンにゃあ」

P「デナン・ゾン」

まゆ「Pさん…話は全て聞かせてもらいましたよぉ…大変な事になってしまいましたねぇ」

凛「どこで聞いてたのさ」

まゆ「それはもちろん、Pさんが出勤する前からPさんのデスクの下でですよぉ」

みく「1レス目からおったんかい」

まゆ「Pさん大丈夫ですかぁ…?ああ、こんな痛そうに…」サスサス

P「ガーベラ・テトラ…」

まゆ「まゆ、だから止めたじゃないですかぁ…。いくらホワイトデーのお返しが面倒だからってあんな特大チョコを一人で作ったら腱鞘炎にもなりますよぉ…」

みく「あ、エントランスにあったバカでっかいチョコPチャンが作ったのにゃ?」

まゆ「そうですよぉ?一人一人にお返しすると手間もお金も洒落にならないって全員分賄える大作を…だからお手伝いするって言ったじゃないですかぁ」

P「ギャプラン」

みく「あ、それ「ごめんなさい」って意味らしいにゃ」

凛「そっか、あれチョコだったんだ。私てっきり新しいオブジェだと思ってたよ」

みく「みくも最初はそう思ってたにゃ。でも近づくと物凄ぇ甘ったるい匂いがするからにゃあ」

凛「でも、よりによって何で常務の彫刻なの?」

凛「しかも「我が生涯に一片の悔い無し」ポーズで」

P「天剣絶刀ヘヴンズソード」

調べたら、「ガンダムアストレイミラージュフォースフルアーマー・フェイズシフト」が最長っぽい

P「…」カチカチカチカチカチカチカチカチカチカチ

P「…っ!」ポトッ

まゆ「ああ、Pさぁん!」

まゆ「な、何てことでしょう…左手まで、左手まで腱鞘炎に…!」

P「ドッゴーラ…!」プルプル

凛「そりゃあ、一人で高さ5メートル強のチョコレート彫刻作ったらそうなるよ」

みく「何でショコラティエの道を目指さなかったのにゃ。それほどの技術があって」

P「ネモ…」

まゆ「いいんです、いいんですPさん。無理しないでください。もうPさんの両手はボロボロじゃないですかぁ…」グスグス

凛「うん、その努力をプロデュース業に使ってくれてたら私たちも感動できるんだけど」

みく「みんなあれを常務の悪趣味な自己顕示だと思ってPチャンからのバレンタインだと気づかずスルーしてるにゃ」

凛「あ、でもかな子はさすがにすぐチョコだって気づいてたよ。一旦帰ってノミと木槌を持ってくるってさ」

みく「おおう、食べる気満々にゃ」

P「ヴァル・ヴァロ」

凛「でもどうしよう…これだとプロデューサーと意思疎通が出来ないよね」

みく「両手がブッ壊れてるから筆談もケータイも無理にゃ」

みく「ねぇまゆチャン。愛の力で何とかPチャンの通訳出来にゃい?」

まゆ「あ、愛の力でですか?」

P「ドーベン・ウルフ」

まゆ「…そうですね、わかりました。不肖佐久間まゆ、Pさんの言葉を読み取ってみせましょう!」

P「ザクレロ」

>>9
フォースはブルーフレームじゃない?
ミラージュフレームは今のところサードまでのはず

まゆ「さぁPさん!まゆに向けて愛の言葉をどうぞ!」

P「シグーディープアームズ」

まゆ「むむむむむ~~~…まゆキックテレパシー…」

凛「思い切りパクってるよね、それ」

みく「しかもパクられ元も大概なポンコツさんにゃ」

まゆ「伝わりました!」

みく「おおっ!全然期待できないのは何でかにゃ!」

まゆ「機動戦士ガンダムSEEDの外伝作品MSVに登場したシグーの実験機体だそうです」

凛「それモビルスーツの説明だよね」

みく「ってかすんげぇ詳しいにゃ。あれ、まゆチャンってガノタ?」

P「マックスター…」

凛「予想通りだけど駄目だったね」

みく「どうするにゃあ…これじゃあPチャンとお喋りできないにゃ」

まゆ「ま、待ってください、もう一度チャンスを…今度こそ、今度こそ!」

凛「だってさ、プロデューサー」

P「古殺駆」

まゆ「まさかのSD武者!?」

P「デュエルガンダムアサルドシュラウド」

みく「おお、言えた。って顔してるにゃ」

まゆ「ふぐぅぅぅぅ…」

凛「プロデューサーが意地悪してばっかりだからまゆ泣いちゃったよ?」

P「ギャプラン、ガーベラ・テトラ」

>>15
間違えてもし訳ない。おっしゃる通りブルーフレームですね
という事は、「ガンダムアストレイブルーフレームフォースフルアーマー・フェイズシフト」が最長かな?
……余計に長くなってるwwwwww

みく「ガーベラ・テトラがまゆチャンの事なのかにゃ?」

凛「みたいだね。ねぇプロデューサー。私のこと呼んでみて?」

P「ディスティニー」

まゆ「…らしいといえば、らしいですねぇ」

凛「何だろう、よく判らないけど釈然としない気分」

みく「じゃあみくは?Pチャンみくのことは?」

P「アストレイミラージュフレームセカンドイシュー」

みく「長ぇ!」

凛「前川アストレイミラージュフレームセカンドイシューみくだね」

まゆ「略して前アシみくでいいんじゃないですかぁ?」

みく「後ろアシはどこいったにゃ!いやいやそういう問題でもないけどね?ないけどね!?」

P「ハンブラビ」

凛「何だかちょっと面白くなってきたね、他の娘のことも呼ばせてみようか」

みく「Pチャンのこの状況を面白がるにゃよ、仮にも担当プロデューサーだにゃ」

P「ディスティニー、アストレイミラージュフレームセカンドイシュー」

凛「スラスラと噛まずによく言えるねプロデューサー」

まゆ「でもやっぱりPさんと普通にお話したいです……どうにかならないんですかねぇ」

凛「スタドリ飲んだら治ったりして」

みく「いやいやいやいや、チョコと混ぜてこんなことになる危険物質にゃ。今投与したらどうなることか分かったもんじゃないにゃ」

P「ダブルオークアンタ…」

凛「そう落ち込まないでよ。とりあえず今は様子を見よう?」

P「アッガイ」コクッ

みく「それが「はい」なのにゃ」

まゆ「アッガイと「あっ、はい」って響きが似てますねぇ」

みく「ゴメン、あまりキツい事言いたくないけどだからどうしたにゃ」

幸子「プロデューサーさんがボクの名前を呼んでうなされていると聞いて!」バァン!

P「バウ」

みく「あ、幸子チャンにゃ」

凛「おはよう幸子」

まゆ「おはようございますぅ」

幸子「おはようございます!今日のボクもカワイさ全開トップギアですよ!」ドヤァ

幸子「…って、プロデューサーさん元気じゃないですか!」

P「ゼータプラス」

凛「どうしてそんな話になってるのさ」

幸子「さっきメールが届いたんですよ、プロデューサーさんがピンチだって!」

幸子「プロデューサーのピンチ、それはすなわちカワイイボクと離れていたせいでカワイイ成分が枯渇し禁断症状が発症。高熱を発し意識混濁になり朦朧とする中必死にボクの名前を呼んでいるに違いないと」

凛「ところで今プロデューサーって両手使えないんだよね。そろそろお昼だけどどうするの?」

まゆ「大丈夫ですよぉ。まゆがちゃあんと食べさせてあげますからねぇ」

みく「そういえばお腹空いてきたにゃ。下降りて常務チョコでも齧るかにゃ?」

P「シン・マツナガ専用ザク」

幸子「誰一人として聞いてらっしゃらない!」

凛「あ、幸子おはよう」

まゆ「おはようございますぅ」

みく「おっはにゃー」

幸子「やりなおし!?あれ、ボク今時間巻き戻しましたっけ!?」

P「アストレア」

>>23
そらデビルガンダムやろ

凛「メールって、誰か送った?」

みく「みくは送ってないよ!」

まゆ「まゆもですよぉ」

P「ヤクト・ドーガ」フルフル

幸子「あ、乃々さんからでしたよ。「プロデューサーさんがパないんですけど」って」

凛「え?」

まゆ「えっと………あ、いましたよぉ」ゴソゴソ

みく「そんな、端から順番にデスクの下漁って見つけるとか落し物じゃにゃいんだから」

乃々「ひぃぃ…み、見つかったんですけど…もりくぼのミラージュコロイドが見破られたんですけど…」

まゆ「その割にはちょっぴりデスクの下からはみ出してましたよぉ?」

凛「ねぇプロデューサー。乃々の事も呼んでみてよ」

乃々「な、なんですかなんですか?突然安住の地から引きずり出されていきなりモビルスーツ名をつけられるとかどういう仕打ちですかこれはもりくぼ傷つきましたアイドルやめさせていただくしかないんですけどでも突然やめたりしたらプロデューサーさんにもご迷惑をおかけしてしまうでしょうから色々と手続きの都合を考えまして出来れば来月中までにしていただけるともりくぼとしては喜ばしいんですけど」

幸子「うわあ、凄いいっぱい喋りますね」

みく「こんな饒舌な乃々チャン初めて見るにゃ」

P「ズサ」

乃々「うわぁぁぁあん!」

凛「あれだけ喋ったのに2文字だね」

まゆ「何か法則性があるんでしょうかねぇ、Pさんの呼び方って」

凛「どうだろうね、私ガンダムとか詳しくないけどさ。どう思う?アストレイミラージュフレームセカンドイチュー」

まゆ「言いたいなら噛むにゃ」

>>24
自己進化、自己再生、自己増殖するのか……

未央「聞いたよプロデューサー、災難だねぇ」

P「スターゲイザー…」

蘭子「其の身に降りかかりしは混沌の呪法か!(なんだか大変なことになっちゃったんですね!)」

P「エクシアダークマター…」

あやめ「ニンッ!わたくしに出来ることがあれば何なりとお申し付けくだされ!」

P「シュピーゲル…」

かな子「あ、プロデューサーさんチョコありがとうございます!」モグモグ

P「デンドロビウム…」

菜々「プロデューサーさん腱鞘炎なんですってね。これ、よく効く湿布です。ナナも仕事あがりによくつか…ゲフンッ、エフッ!な、なんでもないでーす☆」

P「黒魔神闇皇帝…」




みく「みんなPチャンの事が心配みたいにゃあ」

P「ネモ…」

凛「プロデューサーと普通に話したいんだよ、みんな」

まゆ「まゆもですよぉ…Pさんと意思疎通が取れないなんて寂しすぎますよぉ…」スンスン

幸子「フフーン、皆さんこれぐらいで大騒ぎしてだらしないですね!」

乃々「そ、そう言えば…幸子さんがまだ呼ばれてないんですけど…」

凛「あ、そうだね。プロデューサー、幸子のこと呼んでみてよ」

幸子「ちょっ!突然何で矛先向けるんですか!…まぁ、どうせボクに相応しいカワイくてエレガントなモビルスーツがチョイスされるんでしょうけどね!」

P「カニガンダム」

まゆ「」ブフゥ

乃々「…!」プルプル

幸子「よりにもよって!?」

P「ギャプラン」

バレンタインに間に合わなかったから八つ当たり感覚どす。でも寝る
朝起きたらハムスターが芳乃になってねぇかなぁ…

ありす「私のプロデューサーさんが絶体絶命と聞いて!」バァン!

凛「あ、今度はありすだ」

みく「ありすチャンおっはーにゃあ」

まゆ「こんにちはぁ、ありすちゃん」

乃々「おはようございます…どうもズサです…」

幸子「こんにちはありすさん。でも聞き捨てなりませんね!プロデューサーさんはボ」

ありす「橘です」

幸子「何でボクにだけ食い気味で!?」

P「デナン・ゾン」

ありす「プロデューサーさん!ああ、こんな痛々しい姿に…」

凛「いや、その両手はプロデューサーの自業自得だから」

みく「大変になってるのは手じゃないにゃ。Pチャン、ありすチャンの事呼んであげて?」

ありす「橘ですってば。名前で呼んでいいのはプロデューサーさんだけです。ねぇ?」

P「アシュタロンハーミットクラブ」

ありす「ありすですよ!?」

みく「長ぇにゃ!」

凛「みくのアストレイミラージュフレームセカンドイチューも大概だよね」

まゆ「凛ちゃんまた噛んでますよぉ」

乃々「ズサです…どうせズサです…どうせもりくぼなんて…ハァ…」

幸子「うわぁ、もう大変なことになっちゃってますよぉ」

P「ガザC」

P「サーペント…」クスン

凛「あ、プロデューサー落ち込まないでよ。別にプロデューサーは悪くないんだからさ」

P「ギャプラン…」

みく「そうにゃ。万が一しばらくこのまま治らなかったとしてもみく達も精一杯フォローするにゃ!」

ありす「私もタブレットでモビルスーツの名前しかいえなくなる症状の治療法を検索してみますから」

P「アストレイレッドフレームパワードレッド、アストレイミラージュフレームセカンドイシュー、アシュタロンハーミットクラブ…」

乃々「超長ぇんですけど」

まゆ「たぶん「ありがとうみく、橘さん」って言ってるんだと思いますよぉ」

ありす「ありすです!プロデューサーからはありすです!」

凛「滑舌めっちゃ良いよねプロデューサーって」

P「ザクスナイパー」

幸子「けど、いつまでこのままなんでしょうね…ボク達とのコミュニケーションもそうですけど、このままだと仕事にも影響が出てしまいますよね」

凛「ちひろさんが今治療法を調べてるみたいだけど、当てになるのか怪しいよね」

まゆ「ちひろさんですからねぇ」

みく「って言うか事件の根源だしにゃ」

芳乃「でしてー」

乃々「なるようにしかなりませんよ…ズサが口を挟んですいません、ズサは机の下に戻りますね…」イソイソ

P「パラス・アテネ」

幸子「困りましたねぇ…」

凛「そうだね…」

まゆ「何とか出来ませんかねぇ」

芳乃「ほー」

ありす「うぅ…検索しても見つかりません…」

みく「お手上げにゃあ」

P「キマリス」

凛「今日や明日はたまたま仕事があまり入ってないからいいけどさ…」

凛「このまま3日4日、それこそ1週間経っても1ヶ月経っても戻らなかったらどうしよう…」

芳乃「ほー」ペチペチ

P「ガズブレイ?」

みく「まさか、このまま一生なのかにゃ…!?」

まゆ「そんなのいやですよぉ…そうなったらまゆ、Pリンガル開発しますよぉ!」

乃々「プロデューサーさん犬扱いですか…すいません、ズサが口を挟んで…」ヒョコッ

芳乃「ほー?ほほー」ペチペチ

P「ゴールドスモー…」

ありす「プロデューサーさんがこんなにも苦しんでいるのに、どうして解決法が見つからないんですか!こんな役立たずのタブレットなんてっ!」ブンッ

タブレット『ま、待て!待つのだありす!偉大な私の頭脳を、この世から消してはならない!』イッテイイ、ッテサ… アーッ!

幸子「お仕事ぐらいしか取り柄の無いプロデューサーさんかがお仕事出来なくなったらどうしようもなくなちゃいますね。まあ、最悪の場合寛大で慈悲深いボクが養ってあげなくもないですけど」

芳乃「ほーほー、むむむぅ~…?…ほーっ」ペチペチペペペチ

凛「大丈夫だよ。いざとなったらプロデューサーは花屋になればいいんだからさ」

まゆ「あら、冗談は性癖だけにしてくださいねぇ凛ちゃん」

ありす「そうです、凛さんのお家には私とプロデューサーさんの挙式の際に使うブーケを依頼しますからご安心を」

凛「は?」ギロッ

まゆ「はいぃ?」

ありす「なんですか?」

幸子「やるんですか?」ガクガク

芳乃「そなたーそなたー、どうですかー?」

P「んっ、んっ…あーあー、おのれ千川、おのれ千川。……お、治った」

みく「こらこらそこのポンコツカルテット、喧嘩してる場合かにゃ」

凛「セカンドイチューは黙ってて!」

みく「結局言えてねぇにゃ!」

P「流石は芳乃。助かったわ、いやホントどうなることかと」ナデナデ

芳乃「何よりですー」フニャッ

乃々(ポンコツ共が騒いでる横で解決してるんですけど……あ、ごめんなさいズサは黙って大人しくしています…)

凛「丁度いい機会だから決着つけようか、まゆ。そっちの2人も、やる気なら相手になるよ?」

まゆ「いいんですかぁ…?Pさんの前のまゆは正妻補正がかかりますよぉ?」

ありす「毎日タブレットで泥棒猫の駆除方法を検索している私に勝てるとでも?」

幸子「ぼ、ボクだって伊達に毎回サバイバル企画やってませんからね?」ブルブル

みく「やめるにゃあ、そこのおばか4人組。特に約一名めっちゃ震えてるにゃ無理してるにゃ」

P「おーいみくー」ツンツン

みく「にゃっ!?あれっ、いつの間にかPチャン治ってるにゃ!なに?何があったのにゃ!?」

芳乃「ヨシノリウムパワー、でしてー」

みく「おおう、安心の説得力にゃ」

P「何だかあっちの4人は盛り上がってるみたいだし、昼食べに行くけど一緒にいくか?」

みく「にゃっ、驕りにゃ?ご馳走にゃ?」

P「おー、別にいいぞー」

芳乃「太っ腹でしてー」

P「ただし400円以上の皿は勘弁なー」

みく「別の場所をお願いするにゃ!!」

ニャーニャー! デシテー? サイタマケンミン


乃々(行ってしまったんですけど…)チラッ

蒼朱苺幸「「「「グルルルル……!」」」」

乃々(ちょっ、この不発弾ども処理してから行ってほしいんですけど!)

乃々「え、えっと…えっと…」オロオロオロオロ

乃々「ど、どうすれば…どうすればいいんです?もりくぼは一体どうすれば…」オロオロオロオロ

乃々「………っ」アワアワ

乃々「…ファイッ!」バッ!


凛「うぉぉおおおおお!!」

まゆ「やああああああ!!」

ありす「この距離ならバリアは張れませんね!!」

幸子「うわああああああっ!!」

ドゴッ ゴスッ ベキッ ペチコンッ



-------------------------------------------------------------------

P「一時はどうなることかと思いましたよ…?」

ちひろ「面目ないです」

P「もう二度とチョコにスタドリ入れないように」

ちひろ「はい…」

P「…エナドリなら良し、とか思ってないだろうなデスサイズ千川」

デスサイズ「チッ」

P「凛とまゆと橘さんは今日休みか。昨日あんな騒ぎがあったし、心配させて体調崩させちゃったのかな」

芳乃「みなー、打撲でお休みですー」

P「…何がどうなったらそうなるんだ?」

芳乃「むぅ~……相打ち、でしてー?」

幸子「フフーン、皆さん軟弱ですねぇ」

みく「幸子チャン生き残ったのかにゃ…凄ぇにゃ」

幸子「何たってカワイイボクですからね!」

みく「ここまで根拠ペラッペラな自信は他所ではお目にかかれないにゃあ」

P「…よし、出来た。んじゃ企画書出して来ますね」

デスサイズ「はい、いってらっしゃい。ついでにそのままお昼行ってきたらいいんじゃないですか?」

P「ああ、それもそうですね」

芳乃「そなたー、そなたー。わたくしもまいりますー」クイクイ

P「え?いや別にいいけど…多分ちょっと時間かかるぞ?何故か常務怒ってるみたいだし」

みく「そりゃ勝手に5メートルサイズの自分のチョコ像エントランスに置かれたら誰でもキレるにゃ」

P「マジか、あの件か…首から上無くなってるからバレないかと思ったんだけどなあ」

幸子「かな子さんが昨日常務の生首チョコ抱えてめっちゃ食べてましたからね。年少組が一部号泣してましたよ」

みく「どうしてよりによって真っ先に首を狙うのにゃあ…」

P「まぁいいや。最悪千川に脅されて作った事にしよう。じゃ、行ってきますね」

デスサイズヘル「おいコラ」

みく「あ、みくも行くにゃあ!」

幸子「ボクも行きます!置いていかないでくださいよ!」

P「はいはい、みんな一緒にいくぞー芳乃、みく、カニガンダム」

「「「はーい(にゃ)(でしてー)」」」







幸子「…んん?」






ズサ「終わりなんですけど」

一足遅れのバレンタインネタ…なのかな?バレンタインなのでモビルスーツSSにしました。ホントはマズチョコ食べさせられたPが精神世界で聖バレンチヌス様と対面する話にしようわなにをするちひろやめ



オツカーレ

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