クレイネス騎士団 (6)

14世紀 半世紀に入る頃

メインセント国

バロン(男爵)であるオキストラネスの息子クレイネスは騎士の称号をもらう、刀礼を受ける時だった

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1455450844

荘厳な儀式が行われ、クレイネスの主君である
アレサンドロスから盾と槍を授かった

クレイネスの他にトゥクデメス、ヘリストクレスも共に刀礼を受けていた

儀式も終わりに近づき、祝宴が行われた


トゥクデメス「おい、クレイネス、祝宴というのに大人しいな」

クレイネス「私達は今日から騎士なんだぞ、騎士の称号を貰った時から、騎士道を心得ておかなければならない、お前こそ暴れすぎだ」

トゥクデメス「ハハッ、今は騎士になった祝宴だ、今日だけだろ」


祝宴が終わった後、クレイネスは夜通し祭殿に祈りをささげた

クレイネスは騎士道を守り、心得て、主君に仕えようとしている、だが今となっては騎士道を心得る者も少なくなってきた、中には盗賊騎士という者も出始め、騎士道は没落しかけている


別練には、クレイネスが狩猟の準備をしていた

騎士にとって狩猟はスポーツであり、娯楽でもあった

また、狩猟の時は弓も投げ槍も使っていい

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