【R18】速水奏「ちゅーくらい…なんてもう言わない」 (26)

奏がエロいことされるだけの話

参考?スレ
橘ありす「…見てますか」
【R18】橘ありす「…見てますか」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1454751284/)

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1455118478


「ん…っ?!っ…!…っ!!?」

期待と恐怖が、私の中で激しく争っている
…不意に奪われた唇
私の全てが、プロデューサーの中へ飲み込まれていくような感覚
…こんなの、知らない

「っんんーっ…!…ぷはっ…はっ…はっ……あぁ…」

…どれだけ交わっていたのかしら
数秒?それとも数十秒?
こんな息苦しさ、知らない

「…奏のそんな顔、初めて見たな」

「…バカね、私も…あなたも」

今度は、私が唇を奪う番
今までは決して触れなかった、唇と唇
一度触れてしまえば、枷は消えてしまう
知ってしまったら、戻れないの


「んっ…少し、からかい過ぎたかしら…?」

「んなこと言って…どうせ今のが初めてなんだろ?…キスだって」

静かに、正確に私を射抜く言葉
…恥ずかしさで、視線を合わせられない
翻弄されているのは…私だけ

「だったら…どうするの。ねぇ?」

「奏の初めてを、全部奪ってやる」

「あまり率直すぎると…無粋よ」

辛うじて言葉を紡ぐけれど、それが私の精一杯
…足が言うことをきかない
私を覆う彼の体温が…言葉通り、私の心を奪い取っていくの


「さて…」

「あうっ…せっかちね、あなた…っ…!」

抱擁も程々に、彼は私の胸を露わにしてきた
今日は…シンプルなホワイトのブラ
…ちょっと、タイミングが悪い

「やんっ…!…い、いきなりそんな、つねらないでっ…!」
「まだまだ余裕あるみたいだな?」

彼の右手が、ブラの上から乳首を探って…捻っていく
余裕なんてない、繕っているだけなの
…わざと、言っているのかしら
私のありのままを、剥き出しにするために


「はうっ…ううっ、もう、これじゃあまるでっ…やっ…!」

「…怖いのかな?奏」

「さあ…どう、かしら…ああっ!…あふっ…」

レイプよりは緩やかに
ムードを重視した交わりよりは速やかに
…私の胸全体が、彼の視界に収まった
私の呼吸を遮ったばかりの唇が
2つの突起を交互に濡らし、吸い上げていく
まるでチョコレートを口の中で転がし溶かすような動きが
…私を甘く誘って
イメージが先回りして、体の至る所がピクピク動いてしまうの
いやらしい感情が、止められない

今日はここまで
…おかしいなあ、今回は先にユッコの全年齢書くつもりだったんだけど


「…今日のあなたは、私に何を見せてくれる?」

「夢か、現実か。それは奏の受け止め方次第」

「…ズルいわね。あっ…!」

狙いを定められたのは左胸
直に伝わる、歯の硬さ
僅かな痛みは、刺激的ですらある

「…ああ…そうよね、そこもっ…ひいっ!」

「……」

スカートを緩められ、ショーツが引き抜かれ…彼の手に落ちる
もう彼の視線を妨げることはできない
私の手は、嬉しさで痺れていたから


されるがままというのは少し癪だけれど
…動かないものはどうしようもないじゃない

「綺麗過ぎて、気取ったことも言えないな…んっ」

「うあっ…うあああっ!?」

指で横に広げられて、軽く舐められて
…それだけ
それだけで
体が何度も弾け飛ぶの
指は添え物、彼はあくまで…唇で私を弄ぶつもりみたい
私に、唇の意味を刻み込むように

「唇は…なんだっけ?奏」

「っ…くうっ…!はあ、はあ、あなたが忘れるわけ、ない…わっ…!ああああっ!」

淫らな唇に、キスの嵐が繰り返しやってくる
耐えられるわけ、ないじゃない…こんなの


「…っ!…あ、あ…」

「だけど言葉でも、ちゃんと言ってやらないとね」

「…え?」

「愛しているよ、奏」

彼の唇から伝わってきた味は、苦さが増していた
心臓が押し潰されて、膨れ上がって、額に汗がびっしり広がる
…そして…

「あい…して、る…わ…あなたを…。…ねぇ?」

「ん…?」

「私を…オンナノコから、…あなたのオンナに、して…」

やっぱり、言葉がうまく浮かばないの
彼は微笑みながら…交わる場所に体を押し当てて
私の初めてを奪い取った

「ーーっっ?!!」

しばらく休憩します

ユッコを書いたら燃え尽きたので今日はお休みします
土曜に終わらせる予定

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