P「Innocent love.真実の愛~純心2016春~」(44)



P「膣内に出すぞかすみ!?」

かすみ(9歳)「いやぁ、助けてママぁっ!!」ジタバタ


P「何が助けてママだ」ニヤリ

P「お前がママになるんだよぉ!!」

以上がオチ

以下から蛇足




 765プロ事務所



P「はっ!?」ガタッ

小鳥「ピヨっ!?」ビクッ


P「……」

小鳥「……」



P「チッ。なんだ、夢か……」ストッ

小鳥「あのっ、仕事中に居眠りは」


P「仕事は終わってますって。ちょっと休憩してただけですよ?」

P「それより、聞いてください。大事な話があるんです……」ジィーッ



小鳥「ぴよよっ!?」ドキッ

小鳥(大事な話? 告白かしら?)ドキドキ


P「……」

小鳥「ぴよぴよ」ドキドキドキドキ



P(いや、よく考えたら少し違うな)

P「あっ、やっぱりいいです」


小鳥「……」

小鳥「ぴよぉ……」




 翌日 765プロ事務所



P(夢は願望の表れって言うし、無意識にでも未成年の女の子をそんな対象に見ていたのかも知れない)

P(これは治さないと駄目だよなぁ……やっぱ。特に亜美真美はスキンシップも多いし、その最中に勃ったりしたらアウツだ)


P(音無さんには、その治療へ協力して貰おうとしたけど、歳上の女性だと歳が離れ過ぎてて治療にならなそうなんだよな)

P(かと言って、あずささん……は、ユニットツアーで居ないし)



P「……」

P(ツアーから戻って来るまで待つか?)


P(いや、俺の中に巣食うロリコンと言う魔物が暴れたら、やよいや真美やかすみちゃんが危ない!!)ギリッ

P(となれば……今居るアイドルで、ロリから最もかけ離れているのはっ!!)



貴音「あなた様あなた様っ、大変に由々しき出来事がっ!!」スタタタッ

P(それは……雑誌を広げながら駆け寄って来る、この貴音だ)チラッ


貴音「あなた様、こちらをご覧下さいまし!!」バサッ

P「んっ、なんだこりゃ?」



P「……」

貴音「……」ドキドキ


P「『期間限定!! 宇宙一美味い、宇宙ラーメン!! 食べた後に、美味しさのあまり涙を流さなかったら料金無料!!』。だって?」

P「ははっ、凄い自信だな……」



貴音「あなた様っ、今宵は是非ともこちらへ参りましょう!!」キラキラ

貴音「わたくしは、あなた様と宇宙らぁめんなる物を食したいのです!!」キラキラキラキラ


P(うっわ、貴音の瞳がめちゃくちゃ輝いてんな。まっ、いっか……どれどれ、場所と値段は)チラッ

P「げっ!? 五万!?」ビクッ



貴音「あなた様?」

P(たかがラーメンが高過ぎるだろ……いやさ、貴音も流石に奢らせるつもりはないだろうが)


P「貴音、これは一人で食べに行った方が良いんじゃ無いか?」

貴音「さよう、ですか……」シュン

おやすみ



貴音「であれば、わたくしも諦めましょう……」

P「なんでだよ?」


貴音「はぁぁっ、宇宙らぁめん」

P「……」



貴音「……」チラッ チラッ

P(めっちゃこっち見て来る。全然諦めてねぇじゃんよ)


P(しかしそうだな……)

P「分かったよ貴音。俺のリハビリを手伝ってくれるなら、一緒に行こうじゃないか!! ついでに奢ってやる!!」



貴音「あなた様っ!!」ガシッ

貴音「それは、まことでしょうか!?」ユサユサユサユサッ


P「あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙」グワングワン

P「ほ、ん、と、だ、よー」



貴音「ですが……」ピタッ

P「リハビリか?」


貴音「はい。どのような病なのでしょうか?」コクリ

貴音「わたくしは、あなた様の近くにこれだけ居ても……見抜けぬ自身の眼に落胆しておりますっ!!」



P「仕方無いさ。普通に生きているだけなら、まず関わり合いにはならないからな」ニコリ

貴音「して……その病の名は?」


P「ああ、それは」

貴音「……」ゴクリ



P「ロリータコンプレックスだ」

貴音「……」


P「俺はロリコンだ!!」

貴音「はい?」



P「なんか、宣言したらロリコンの自覚が出て来たぞ!!」

貴音「あなた様?」オロオロ


P「ああ。ロリコンって言うのは、年端も行かない少女に対して、性的欲求を抱く奴の事だ」

貴音「なんと面妖な!?」



P「さすがにプロデューサーがロリコンはマズイだろ? それでそのリハビリを、ロリと真逆の貴音に頼みたいんだ」

貴音「ふむ……」


P「駄目、か?」

貴音「いえ、あなた様の頼みです。わたくしに出来る事でしたら、なんなりと」ニコリ



P「おっ、ホントか!?」

貴音「はい」コクリ


P「それじゃあ……」

P「その尻を揉みしだかせてくれっ!!」



貴音「……」

P「……」



貴音「この下郎っ!!」バチィーン

P「おふっ!?」ドサァッ



貴音「なっ、なっ……」プルプル

貴音「何を申すのですっ、痴れ者!! 痴れ者っ!!」バシバシッ


P「痛っ!! だって『なんなりと』って言ったのは貴音だぞ?」

貴音「その前に、出来る事ならと、申していたでは有りませんか!?」



P「待ってくれ。イヤらしい気持ちは一切無いんだ!! ただリハビリしたいだけなんだって!!」アセアセ

貴音「今のあなた様は、信用に値致しません」プイッ


P「いや、俺はガチのロリコンだから……貴音には全く興奮しないんだ!!」

P「尻を触ったって、変な気持ちには絶対にならないよ!!」



貴音「ぐっ……」

P「しかしそうだよな? 無理強いは出来ないか」スタッ


P「戻って来たら、あずささんに頼むよ」

貴音「っ!?」ピクッ



貴音「どうして、そこで三浦あずさの名が出るのです!?」ガシッ

P「えっ? だって、この事務所なら貴音かあずささんしか……」


貴音「わたくしが……」

貴音「わたくしがっ!! りはびりに協力致します!! ですが、先ほどのような下劣な行為をなさったら承知しません!!」キッ

インフルでダウンしてましたm(__)m



P「いや、下劣な行為以外に、リハビリ方法は無いと思うんだが?」

P「それに……」


P「宇宙ラーメン」ボソッ

貴音「っ!?」ビクッ



P「喰いたいんだろ?」ニヤリ

貴音「あああっ!!!」ブルブルッ



P「さぁ、どうするんだ?」

貴音「くっ、承知しました。わたくしに対してならば、下劣な行為を認めましょう……ですがっ!!」



貴音「そのような事をせずとも、方法は有る筈です!!」キッ

P「ほぉ、例えば?」


貴音「っ……」

P「……」



貴音「様々な仕事で培った経験を用い、この四条貴音……見事あなた様のろりこんを治療して見せましょう!!」ビシッ

P「ずいぶんと強気だなぁ?」


貴音「そうと決まれば……あなた様っ!!」ガシッ

P「お、おう」ビクッ



貴音「今宵はらぁめんでぇとです!!」

P「はぁ?」


貴音「よろしいですねっ!?」ズイッ

P「えっ」



貴音「ねっ!?」ズズイッ

P「あ、ああ……」


貴音「良き返事です」ニコリ

貴音「であれば、待ち合わせ場所を決めましょう。こちらも相応の準備をしてから参ります故」




 夜 高級中華料理店の個室



P「……と、言った直後に仕事が入るとはな」クスッ

P「結局、ただラーメンを食うだけになったけど、良かったか?」


貴音「あなた様と二人切りで食すらぁめんも、風情が有りましょう?」ニコリ

P「お? そう言って貰えると有難い」ニコリ



貴音「では、冷めぬ内に宇宙らぁめんを」

P「そうだな。いただきます!!」パチン


貴音「いただきます……」パチン

貴音「いざっ、宇宙らぁめん!!」スッ



貴音「フーっ。フーっ」

P「ふーーっ」


貴音「んっ」チュルチュルッ

貴音「……」モグモグ



P「どうだ? 五万の価値は有りそうか?」

貴音「びっ……」


P「び?」

貴音「びみいいいいいいいいいい!!!」バンバンッ



P「それは美味か!? ウマイって事なのか貴音!?」

貴音「はい、あなた様!! これは美味でございます!! 箸が止まりません!!」ハフハフ チュルチュルッ


P「ははっ。ホント、旨そうに食うな貴音は……」クスッ

P(この笑顔はプライスレスってか)



P「ほれっ、俺のも良かったら食え」スッ

貴音「あにゃたしゃま? よろひいのれひょーか?」ズルズルッ


P「ああ。このラーメンも、きっと貴音に食って貰った方が幸せさ……ただ、体の事を考えてスープは残せよ?」

貴音「ありがたき幸せっ」コクコク



P「……」ニコニコ

貴音「んぐんぐっ」モグモグ


P「……」ニコニコ

貴音「はふはふっ」ズルズルッ



P「……」ニコニコ

貴音「ふぅっ。ごちそうさまでした」パチン


P「はい、お粗末様でした」ニコニコ

貴音「っ………………はっ!?」ビクッ



P「どうした?」

貴音(このままでは、何事も無く終わってしまいます……わたくしが、動かねばっ!!)


貴音「あなた様……」ススッ

P「おっ、おう?」



P(貴音がピッタリと横に寄って来たぞ?)

貴音「体を、お借りします」コテン


P「たっ、たかねっ!?」

P(そのまま俺の肩に頭を預けて来た)



貴音「信頼の、証でございます」

P「そっか……それは嬉しいな」


貴音「そして、日々の事も、今宵のらぁめんの事も、幾ら感謝したとてし切れません」

P「貴音がトップアイドルになる礎になれれば、それで良いさ」



貴音「それは当然の事……しかしわたくしは、この溢れる感謝の気持ちを、今」

貴音「表したいと思っているのです」チラッ


P「いま?」

貴音「はい……」コクリ



貴音「あなた様、よろしいですよ?」ムギュゥッ

P「っ!? よ、よろしいって……何が?」


貴音「ここならば邪魔は入らぬでしょう。ですから、あなた様の願いを叶えます」

貴音「あなた様……わたくしの胸でも尻でも、どうぞ、お好きな方を」



P「……」

貴音「お触りになって下さいまし」ウルウル


P「貴音、すまんな」

貴音「いいえ。これも、りはびりの為」



P「いや、そうじゃなくてな」

貴音「はい?」


P「さっき気付いたんだが、どうやら俺、ガチガチのロリコンらしくてさ?」

貴音「はい」



P「ムチムチした体には、なんか触りたくないんだ」

貴音「はい?」


P「だから、そろそろ離れてくれないか?」

貴音「……」



貴音「……」プルプルッ

貴音「……」プルプルプルプルッ


P「YESロリータ!! NOタッチだ!!」

P「これからはロリコンとして、誇りを持って生きて行くよ!!」グッ



貴音「……」

貴音「ふふっ……」クスッ


P「貴音?」

貴音「もしもし、じいやですか?」ピッ



貴音「はい。えねるぎぃはどうなりましたか? 往復? 往復は必要有りません。片道で結構です」

貴音「ならば、どるぎらんを今すぐにわたくしの所へ。一刻も早くですっ!! 頼みましたよ?」


貴音「ふぅっ……」ピッ

P「あの、今の電話は?」アセアセ



貴音「あなた様? どうやらあなた様には、わたくしの魅力が上手く伝わらぬ様子」ニコリ

貴音「ですがご安心くださいませ。わたくしの星ならば、この30倍の力を発揮できると自負しております。ですので……」ガシィッ


P「いやいやいや!! 待って待って待って!!! 俺、地球ラブだからっ!!!」ジタバタ

貴音「一緒に、わたくしの星へ参りましょう? あ、な、た、さ、まっ(はぁと)」クスッ

おわり

貴音ハッピーエンド



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