名童貞コカン『戦慄のフルボッキ』(72)

【名童貞コカン『戦慄のフルボッキ』】

<メインテーマ(生レバー)流れてま~す!>

俺は年齢=童貞、工藤新一。
幼馴染で同級生の毛利蘭と遊園地へ遊びに行って
黒ずくめの男の怪しげな取引現場を目撃した。
取引を見るのに夢中になっていた俺は、
背後から近づいてくるもう一人の仲間に気づかなかった。
俺はその男に毒薬を飲まされ、目が覚めたら・・・


チンコが縮んでしまっていた!

工藤新一がインポになったと蘭にばれたら
蘭の処女を奪えず、周りの男に蘭が奪われる危険が生じる。
阿笠博士の助言でインポを隠すことにした俺は、
蘭に「そろそろいいんじゃない?」と聞かれて、とっさに「まだ時期が…」と誤魔化し、
やつらの情報をつかむ為に、父親が男優をやっている蘭の家に転がり込んだ。

たった一つの真実見抜く見た目は童貞、チンコは勃たない、
その名は、名童貞コカン!

【某時刻、阿笠邸】

阿笠 :「」シコシコ

阿笠 :「うっ!」ドピュドピュ!

阿笠 :「ふぅ…この年になってもオナニーはやめられんわい。」フキフキ

ピンポーン!

阿笠 :「だ、誰じゃこんな時に!?余韻に浸れんではないか!?」

ガチャ!

新一 :「おーい、博士いるかー!入るぞー!」

バタン!

阿笠 :「し、新一か!急いで処理しなければ!」ガサガサ

新一 :「博士ー!いたら返事してくれー!」

ガチャ!

阿笠 :「おー新一!どうした?ワシに何か用か?」

新一 :「ああ。ちょっと博士に相談したくてよ。」

阿笠 :「ワシでよければ何でも聞いてやるぞ、新一!」

新一 :「わりーな、博士。じ、実はあの日から相変わらずインポが治らねーんだ。」

阿笠 :「ワシから受け取った特製バイアグラは試したかのぅ?」

新一 :「ああ。だけどちっとも勃たねーんだ。どうしてだよ、博士!」

阿笠 :「う~む。おそらく君は連中にインポグラでも飲まされたんじゃろ。」

新一 :「イ、インポグラ?なんだそれ?」

阿笠 :「その名の通りインポにしてしまう恐ろしい薬じゃよ。裏で出回っていると聞いとったが、まさか君が被害に遭うとはのぅ。まだ若いのに気の毒じゃのぅ…」

新一 :「…どうして俺がこんな目に遭わなきゃなんねーんだよ!」

阿笠 :「新一…」

新一 :「博士!どうにか治してくれよ!博士しか頼る奴がいねーんだ!」

阿笠 :「…わかった!ワシがなんとかしよう!」

新一 :「博士…。ありがとな!」

阿笠 :「なに、ワシが本気を出せばインポなんてちょちょいのちょいだわい!」

新一 :「ははは。…そうだ、ちょっとトイレ借りるな!」

阿笠 :「!?ちょ、ちょっと新一待つんじゃ!?」

新一 :「なんでだよ、いいだろうトイレくらい?」

ガチャ!

阿笠 :「(ヤバいのぅ…臭いでワシがトイレでシコっていたのがばれなきゃよいが…)

バタン!

新一 :「・・・」

阿笠 :「ど、どうした新一?怖い顔しおって?(ま、まさか…)」

新一 :「博士…トイレでシコってただろう?」

阿笠 :「な、何を言っとるんだね。ワシは」

新一 :「トイレがイカ臭かったぜ。シコってた証拠だ…」

阿笠 :「す、すまんのぅ…3日間ほどオナ禁していたからのぅ…」

新一 :「…50過ぎた博士がシコれて、まだ18の俺がシコれねーなんて…情けないぜ…」

阿笠 :「新一…」

新一 :「俺、このまま一生この体で童貞かもな…」

阿笠 :「…いつか治るじゃろう。心配するな、新一…」

新一 :「・・・」

阿笠 :「…ほれ、元気でもだすんじゃ、新一!」

新一 :「ああ。今日は話を聞いてくれてありがとうな、博士!」

阿笠 :「いつでも相談に来るがよい。ワシでよければのぅ!」

新一 :「ああ、頼りにしてるぜ!それじゃあ、俺帰るから、また今度な!」

阿笠 :「ああ。気を付けて帰るんじゃぞ!」

新一 :「わーてるって。じゃあな、博士!」

ガチャ!バタン!

阿笠 :「さて、もう一度抜くとするかのぅ…」シコシコ

【その頃、毛利男優事務所では…】

蘭  :「お父さん、今日も撮影?」

小五郎:「そうだ。」

蘭  :「今月で5本目じゃない?無理しないでよね?」

小五郎:「なに言ってんだ。この俺様を誰だと思ってる?平成の加藤鷹だぞ!」

蘭  :「はいはい。」

ピンポーン!

蘭  :「誰かしら?はーい!」

ガチャ!

目暮 :「おー、蘭君久しぶりだね。」

蘭  :「め、目暮監督!?どうしたんですか?」

小五郎:「これはこれは、監督殿!早くからご苦労さまです!」

目暮 :「今日は期待しているぞ!毛利君!」

小五郎:「任せてください!私が逝かせることのできない女なんてこの世にはいませんよ!」

蘭  :「もしかして、お父さん…今日は目暮監督の作品の撮影?」

小五郎:「そうだ。監督殿には昔世話になったからな。俺を有名にさせてくれたお人だからな!」

目暮 :「はっはっはー、懐かしいな。君がまだ若いころ女優に中出ししてしまい、首になりかけた 所を救ってやったりしたな!」

小五郎:「懐かしいですなー!ところで相手は誰でしたっけ?」

目暮 :「もう引退した及川奈央だよ。もう忘れてしまったのかい?」

蘭  :「えー!!お父さん、あの及川奈央とやったの!?」

小五郎:「うーん、やった女の名前なんぞいちいち覚えてないからな…」

蘭  :「まーた、しらばっくれて!」

目暮 :「ところで、蘭君。しばらく見ない間にいい女になったね。」

蘭  :「えっ!?そうですか?」

目暮 :「うむ。蘭君もavに出てみないかい?」

小五郎:「なっ!?娘の蘭を!?」

目暮 :「うむ。スタイルは抜群で、おまけに巨乳ときた。これは一度出るべきだよ。 おそらくかなり儲けると思うよ。」

小五郎:「おい、蘭!お前も一度出てみろ!いい経験になるぞ!」

目暮 :「蘭君が出てくれれば、夢の近親相姦ものが作れそうだしな!
     どうだね?悪い話じゃないだろう?」

蘭  :「…一応考えときます…」

目暮 :「そうかね!蘭君にそう言って貰えるとうれしいよ。いい返事を待っているからね。」

蘭  :「は、はい…」

小五郎:「ところで今日の相手は誰ですか、監督殿?」

目暮 :「若手の有望株の由愛可奈君だよ。」

小五郎:「あー、あの若手の…」

目暮 :「どうした、毛利君?何か不満でもあるのかね?」

小五郎:「いやー、彼女の喘ぎ声、ちとうるさくはありませんか?」

目暮 :「おー、毛利君もそう思ってたかね!実は私もそう感じていたんだよ。
    私からも注意しておくよ。」

小五郎:「監督には頭が上がりませんなー!それでは、監督殿!行くとしますか!」

目暮 :「そうだな。じゃあ、蘭君、また今度。」

蘭  :「はい。お父さん頑張ってね!」

小五郎:「おう!打ち上げがあるから帰りは遅くなる。お前は先に寝てていいぞ。」

蘭  :「うん、わかった!行ってらっしゃい!」

ガチャ!バタン!

蘭 :「今日は一日暇だし、新一と遊ぼうかな! 新一に連絡してみよーと!」

ピポパポ!プルルルル~!

【その頃、工藤邸では…】

新一 :「やっぱav見ても勃たねぇな…。どうすればいいんだ…このまま一生童貞かよ…」

プルルル~!

新一 :「おっ、電話だ。蘭からだ!」

ガチャ!

新一 :「どうした、蘭!」

蘭  :「私だけど、新一今日暇?」

新一 :「ああ、暇だけど…」

蘭  :「ほんとー!!じゃあ、買い物にでも行かない?」

新一 :「いいぜ。じゃあ俺が蘭の家に行くからちょっと待ってろよ。」

蘭  :「うん、わかった。早く来てよねー!」

新一 :「はいはい。また後でな。」

蘭  :「うん。」

ガチャ!

新一 :「そんじゃあ支度して行くとすっか…」

【20分後、毛利男優事務所にて…】

蘭  :「新一遅いよー!」

新一 :「わりーわりー。ちょっと服選ぶのに時間かかってよ。」

蘭  :「へー、新一もファッション気にするんだ。」

新一 :「バ、バーロー!あたりめぇだろ!」

蘭  :「ふーん。それじゃあ米花ショッピングモールにでも行こう!」

新一 :「あそこか…いいぜ。」

【米花ショッピングモールにて】

新一 :「(日曜だけあってカップルが多いな。どいつもこいつもヤッてそうだぜ…)」

蘭  :「新一、そろそろお昼にしない?あそこのお店おいしいって噂だよ?」

新一 :「パスタか…いいぜ。」

ガチャ!

店員 :「いらっしゃいませー!二名様ですね!ただ今満席ですのでちょっとお待ちいただくようになってしまうんですが…」

蘭  :「どうする、新一?」

新一 :「俺は別にいいけど。」

蘭  :「じゃあ、待ちます。」

店員 :「ありがとうございます!そちらの椅子の方にお座りになってお待ちください!」

蘭  :「噂通りの人気ね!」

新一 :「ああ。(ここもカップルだらけか…ハァ…)」

蘭 :「新一何食べるの?」

新一:「俺はカルボナーラでいいかな。」

蘭 :「私もそれにしようかな?」

新一:「好きなの選べよ。」

蘭 :「う、うん。そうだ、店員さんにメニューあるか聞いてくるね!」

新一:「はいよ。」

新一:「(ほんと、カップルだらけじゃねーか。よく見れば隣の奴らもそうだな…)」

 男:「今日この後どうするよ?」

 女:「今日は親もいないし、暇だからな…」

 男:「それじゃ、ホテルにでも行くか?」

 女:「声大きいって!」キョロキョロ

新一:「(ああー羨ましい。俺もインポじゃなきゃとっくに蘭とヤッてるのによ…)」

蘭 :「新一、メニュー貰ってきたよ。」

新一:「それ見て早く決めろよ!」

蘭 :「ちょっと何怒ってんの?」

新一:「別に怒ってなんかねーよ。」

蘭 :「ならもっと優しく言ってよね!」

新一:「ああ、悪かったよ。(ついついイライラしてしまうな…)」

店員:「お客様!ただいま席が空きましたので、ご案内いたします!」

蘭 :「新一、行こう!」

新一:「ああ。」

蘭 :「それにしてもおいしかったね!入ってよかったね!」

新一:「そうだな。」

蘭 :「この後どこへ行く?」

新一:「(本当ならホテルだけど…)暇だし、どこでもいいぜ。」

蘭 :「なら、ちょっと行きたいところがあるんだけど、いい?」

新一:「ああ、いいぜ。」

【とある場所】

蘭 :「やっと着いたー!」

新一:「ってここavショップじゃねーか!?」

蘭 :「そうよ。私ここに来たかったの!」

新一:「な、なんでまた?」

蘭 :「今日ね、お父さんの仕事仲間の目暮監督にavに出ないかって誘われたの。」

新一:「おめーあの目暮監督に誘われたのか!?」

蘭 :「そうよ。だからここで目暮監督の作品いくつか買ってみようかと思って!」

新一:「ってか、わざわざ俺をここまで連れてくることはねーだろ?」

蘭 :「えっ!?新一はavに興味ないの?」

新一:「バ、バーロー!興味はあるけどネットで見れんだろー!」

蘭 :「新一、av見てんだ。」

新一:「あったりめーだろ!」

蘭 :「新一、オナニーしてんだ。」

新一:「!?」

蘭 :「もしかしてしてないの?」

新一:「バ、バーロー!毎日抜いてるわ!」

蘭 :「昨日は誰をおかずにしたの?」

新一:「昨日は希崎ジェシカだったな…って、おめー!?」

蘭 :「ふーん、そうなんだ。もし、私がavに出たら新一は私で抜いてくれるの?」

新一:「!?そ、それは蘭がでるんだったら見て抜くけどな。」

蘭 :「そう。」

新一:「って、なんでおめーそんなこと聞くんだ?」

蘭 :「…な、なんで新一はそこまで私のこと思っているのにまだしてくれないの?」

新一:「だ、だからまだ時期が…」

蘭 :「うそよ!」

新一:「う、嘘じゃねーよ!!」

蘭 :「新一、私に何か隠してない?」

新一:「えっ!?」

蘭 :「本当は遊園地に行ったあの日にヤれそうな雰囲気だったのに、
    新一あの日からずーと拒んでるじゃないの!何かあったの新一!?」

新一:「(わりーな、蘭…)だからなんもねーよ…」

蘭 :「じゃあなんで!?」

新一:「…そんなにしたきゃav出るなり、他の男とヤりゃーいいじゃねーか?」

蘭 :「!?そ、そんな言い方ないでしょう!私は新一とヤりたいの!!」

新一:「俺だっておめーとやりてーよ!でも、まだできねーんだ…、わかってくれ…蘭。」

蘭 :「新一の馬鹿!」

新一:「ちょ、ちょっと待てよ、蘭!ぐわっ!?…く、くそ!?」

蘭 :「し、新一、大丈夫!?」

新一:「きゅ、急に心臓が…蘭、きゅ、救急車を…」

蘭 :「わ、わかったわ、新一!すぐ呼ぶからじっとしてて!」

ピーポーパーポー!

【米花総合病院】

新一:「…んっ…」

蘭 :「し、新一!!」

新一:「ら、蘭…。俺は…」

蘭 :「あの後救急車に運ばれてお医者さんに診てもらったのよ。」

新一:「…生きてたのか、俺…」

蘭 :「お医者さんがいうには軽い狭心症だって。今日一日安静にしていれば明日には退院できるって。」

新一:「…そうか…」

蘭 :「気をつけてよね、新一!私までびっくりして心臓止まるかと思ったよ!」

新一:「…わりー…心配かけて…」

蘭 :「今日は静かすることね!そろそろ私帰るから。」

新一:「…ああ。…今日は色々と悪かったな…。」

蘭 :「ううん。私もごめん…ついむきになって…」

新一:「あのよー、蘭。明日ヤろうぜ。」

蘭 :「えっ!?ほんと!?」

新一:「ああ。約束する。」

蘭 :「信じていいんだよね?」

新一:「バーロー。俺がいつ約束破った?」

蘭 :「そうよね。わかったわ。明日絶対ヤろう!だから今日はじっとしてなさいよ!」

新一:「ああ。おめーこそ。」

蘭 :「はいはい。じゃあ、お休みね新一。」

新一:「ああ、気をつけて帰れよ。」

蘭 :「うん。バイバイ!」

バタン!

新一:「(蘭のやつすげーうれしそうだったな。そんなに俺とヤれるのがうれしーのかね…)
    って、俺インポじゃねーかーーーーーー!!!」

新一:「やばい、どうしよう!?できもしねー約束しちまった!?
    (蘭の期待を裏切ることになる。そしたら蘭とはもう二度と…)
    そ、そうだ、博士に連絡してなんとかしてもらおう!!」

【その頃、阿笠博士宅にて…】

阿笠:「ふぅ…、やっぱりオナニーはたまらんのぅ。」フキフキ

プルルルル~!

ガチャ!

新一:「博士!俺だ!」

阿笠:「おー、新一。どうした?ワシに何か用か?」

新一:「ああ。博士の力を借りたいんだが、今空いてるか?」

阿笠:「ワシは大丈夫じゃが、どうした新一?」

新一:「理由を説明する時間はないから、急いで米花総合病院まできてくれ!」

阿笠:「びょ、病院じゃと!?だ、大丈夫なのか、新一!?」

新一:「ああ。今日体調崩して入院しちまったんだ。明日には退院できるから問題ねぇよ。」

阿笠:「そ、そうか。まだ若いんじゃし気を付けるんじゃぞ。」

新一:「わーってるって!じゃあ急いで来てくれ!」

阿笠:「おー分かった。すぐに向かうとする。」

ガチャ!

阿笠:「新一のやつ大丈夫かのぅ…。そうじゃ!ワシがさっき開発したあれをお土産として持っていこう! きっと新一のやつ喜ぶじゃろう!」

【米花総合病院】

新一:「博士にどうにかしてもらえないとやべーな…」

ガチャ!

阿笠:「ハァハァ…。ここにおったか新一!」

新一:「は、博士ー!!」

阿笠:「さ、さっき病室を間違えてしまってのぅ…」

新一:「ったく、相変わらずドジだな博士。」

阿笠:「思ったより元気そうじゃな。」

新一:「ああ。だいぶ元気になったぜ。」

阿笠:「そうか。これはワシからの土産じゃ。受け取ってくれ!」

新一:「おう!ありがとな!何が入っているんだ?」ガサガサ

阿笠:「ここに来る間に買ったエロ本じゃよ。それを読んでさらに元気になるんじゃ!」

新一:「…は、博士…俺はインポなんだぜ…」

阿笠:「わかっとる。」

新一:「じゃあなんでこんなものよこすんだよ!」

阿笠:「…それより新一。ワシに何か相談したいことがあるんじゃろう?」

新一:「(話題変えやがって…)…ああ。博士の力を借りてぇんだ。じ、実はさっき、蘭に明日ヤろうって言っちまったんだ!」

阿笠:「な、なんじゃと!?き、君はインポなんじゃぞ!」

新一:「ああ、わかってる。つい言っちまったんだ!だから明日までになんとかインポ治せねぇか? 博士頼むよ!」

阿笠:「インポなのに調子こいた君が悪いんじゃぞ。」

新一:「俺が悪いのは分かっている。でも信じまった蘭の悲しい顔を見たくないんだ!
    頼むよ博士!!」

阿笠:「…まったく、しょうがないのぅ新一君。ワシの力を貸してやろう。」

新一:「ほ、ほんとかよ、博士!?」

阿笠:「ああ。じゃが明日までに治る保証はないぞ、新一。それでも試してみるかね?」

新一:「あたりめーだろう!インポが治るんなら何でも試すぜ!」

阿笠:「ほほほ。よい心掛けじゃ。実はさっき君のためにこれを作ったんじゃ!ほれ!」

ポイッ!

新一:「な、なんだこれ?」

阿笠:「コンドームじゃよ!」

新一:「こ、これが!?ただのコンドームじゃねーよなー?」

阿笠:「その通り。これはただのコンドームじゃない。 ワシの新発明、その名も『勃起力増強コンドーム』じゃ!」

新一:「『勃起力増強コンドーム』!?」

阿笠:「そうじゃ。このコンドームをつければインポでも勃起し、射精ができるはずじゃ。
    どういう仕組か簡単に説明すると、これをつけるとペニスに微量の電流が走りペニスを刺激する。
    そして、これを頭につけるんじゃ!」

新一:「なんだこれ?」

阿笠:「そうじゃな、付属品とでも思ってくれ。それを頭につけることで、勃起力増強コンドームの刺激を脳に伝える。」

新一:「これ、つけなくてもいいじゃねぇか?」

阿笠:「馬鹿をいっちゃいかん、新一。射精のメカニズムは脳と密接に関係してるんじゃ!」

新一:「えっ!?そうなのか?」

阿笠:「そんなことも知らんのか、新一。私の古い友人のアダム徳永君も言っているじゃないか。」

新一:「あ、あのセックスの伝道師と友人なのか、博士!?」

阿笠:「ああ。時々会うのぅ。」

新一:「なんか妙に納得できたぜ!博士それつけさせてくれ!」

阿笠:「よいが、くれぐれも扱いには気を付けるのじゃぞ!」

新一:「わーってるって!」

阿笠:「ところで新一、仮にインポが治ったとしよう。
    じゃが、君はまだ童貞じゃ。童貞の君の初相手が
    蘭君じゃ、蘭君も満足できんじゃろ。」

新一:「バ、バーロー!シュミレーションは出来てるって!」

阿笠:「ほう。」

新一:「インポになってても欠かさずavだけは毎日見てたからな!」

阿笠:「ということはavで身につけた知識で蘭君とやろうと言うんじゃな?」

新一:「そうだ!必ず蘭を逝かせてみる!」

阿笠:「…甘いのじゃないか、新一?」

新一:「えっ!?」

阿笠:「av鑑賞は所詮疑似体験じゃ。生身の女を相手にしてはたしてできるじゃろうか?」

新一:「男優のやっていることを真似すればイくんじゃねえか?」

阿笠:「それが甘いんじゃ、新一!男優も女優も過剰な演技をすることで君のような童貞たちを勘違いさせているんじゃ!」

新一:「な、なに!?」

阿笠:「ワシに言わせれば演技で誤魔化しているようなもんじゃ。」

新一:「で、でも蘭の父親は…」

阿笠:「あのへっぽこ男優に何を吹き込まれたかしらんが、所詮はav男優の言うこと。
    あてにしちゃ駄目じゃ、新一!」

新一:「じゃ、じゃあどうすればいいんだよ…」

阿笠:「ワシに任せるんじゃ、新一!」

新一:「えっ!?は、博士に!?」

阿笠:「そうじゃ。」

新一:「で、でも博士って…」

阿笠:「その先は言わんでよいぞ。その通り、ワシも君と同じく童貞じゃよ。」

新一:「…童貞が童貞に教えるって…」

阿笠:「新一。今ワシのことを馬鹿にしたじゃろ?」

新一:「そ、そんなんじやねーよ!?ただ…」

阿笠:「心配はご無用。安心せい。」

新一:「もしかして、博士が俺にテクを…」

阿笠:「ワシが教えるのはテクではない!」

新一:「じゃ、じゃあ何を!?」

阿笠:「その前にワシの質問に答えるのじゃ、新一!」

新一:「はぁ?先に俺の質問に答えてくれよ。」

阿笠:「そうはいかない。これも大切なことじゃからのぅ!」

新一:「ったく。わーったよ。なんだ?」

阿笠:「では、質問じゃ。君はどのav女優で妄想しているのかな?」

新一:「ふざけてんのか、博士?」

阿笠:「ワシは大真面目じゃ!?」

新一:「…。そ、そうだな、原紗央莉かな?」

阿笠:「な、なんと!?では、朝河蘭はどう思うんじゃ?」

新一:「ああ、あの引退した…。割と抜けるな。」

阿笠:「ほう。石黒京香とかはどうかな?」

新一:「(マニアックだな…)それもいけるぜ。」

阿笠:「なるほど…」

新一:「一体何がわかったんだよ、博士!?」

阿笠:「新一。君はワシが思っていたより、違いの分かる男じゃな。」

新一:「へっ?」

阿笠:「君は黒髪ロングの女を好む。そうじゃな。」

新一:「ああ。」

阿笠:「そして君は黒髪ロングの女は清楚だと思っておる。」

新一:「ああ。」

阿笠:「合格じゃよ、新一!」

新一:「えっ!?何がだよ、博士?」

阿笠:「君は童貞ながら処女を見分ける能力を身に着けておる。
    ワシから教えることはなにもないわい!」

新一:「処女…。はっ!?そうだよ、博士!やっぱ処女に限るぜ!」

阿笠:「ははは。その粋じゃよ、新一!かくいう蘭君も黒髪ロングの処女!処女の気持ちを知るんじゃ!」

新一:「処女の気持ち…わかったぜ、博士!」

阿笠:「では早速行動に移すんじゃ!明日まで時間がない!
    蘭君とやるまで卒業するんじゃ!」

新一:「で、でもどうやって!?」

阿笠:「ここをどこだと思っておる!病院じゃぞ!」

新一:「ってことはナースがたくさん!」

阿笠:「そうじゃ!黒髪ロングの処女ナースを探し、ヤるんじゃ!急げ新一!」

新一:「ところで、博士は童貞なのになんでそこまでわかるんだ?」

阿笠:「当然じゃよ。よく言うではないか、30までに卒業しないと魔法使いになるとな…」

新一:「ってことは、博士!」

阿笠:「その領域に入ったのじゃよ。もうかれこれ20年たっておるわい。」

新一:「どうりで…」

阿笠:「そんなことより、早く行くんじゃ、新一!」

新一:「わかった、博士!どうもありがとな!!」

阿笠:「しょ、処女の気持ちも忘れるんでないぞ!」

新一:「わぁーてるって!」

ガチャ!タタタター!!

阿笠:「頑張るんじゃぞ、新一…」


新一:「そうだ。ナース探す前にあのコンドーム試してみっか。」

トイレに向かう新一。

新一:「…よーし上手く装着できたぞ。ここのボタンを押すんだな。」ポチッ!

新一:「なんだかヒリヒリすんな。んっ!?なんだかチンコが漲ってきたぜ!」ムクムク!

新一:「勃った!チンコが勃った!やったぜ、博士!!」

新一:「もしかしたら、シコれんじゃ…」シコシコ

新一:「…んっ!…あっ!…イクぅぅぅー!」ドピュドピュ!

新一:「ふぅ…射精もできた…これで俺もインポが治った!」フキフキ

新一:「…よかった…これで俺も卒業できる…」グスグス

新一:「よーし、処女ナースを探すか!」

ガチャ!タタタタター!

新一:「(かわいいナースばっかりだなー、おい!入院して正解だぜ!)」

新一:「(よーし、博士に言われた通り、黒髪ロングの処女ナース探さねーと!)」

キョロ!キョロ!

新一:「(おっ!あそこにそれらしきナースがいるじゃねーか!ちょっと品定めするか!)」

(ナースに近づく新一)スタスタ!

新一:「(後から見てもいい体してるぜ!いいケツしてんなー!)」

(ナースを追い抜き…)チラッ!

新一:「(ちょ、超美人で清楚じゃねーか!おまけに処女だ!俺の目に狂いはなかったな!)」

新一 :「(よーし、どうにかして声をかけねーとな…)」

新一 :「あのー…」

ナース:「はい。どうしましたか?」

新一 :「(いい声してんな~!)じ、実はちょっと迷っちゃって…アハハ。」

ナース:「あっ、そうなんですか!この病院大きいせいで、そういう患者さん多いんですよ。」

新一 :「そ、そうなんですか。僕だけじゃないんですね?」

ナース:「ええ。それじゃあ、そこの病院の案内図を見ていっしょに探しましょうか?」

新一 :「す、すみません!わざわざありがとうございます!」

ナース:「いえいえ。これも私たちの仕事ですから。」

新一 :「助かります!(いい感じだぜー、うへへ。)」

ナース:「どこらへんの病室か覚えてますか?」

新一 :「たぶんここらへんだった気が…」

ナース:「わかりました。それじゃあこの付近までいっしょに行きましょうか?」

新一 :「えっ!?いいんですか!?」

ナース:「ええ。構いませんよ。」

新一 :「(これマジでヤれるかも。ワクワク)忙しい中迷惑かけてすみません!」

ナース:「いいんですよ。それじゃあ行きましょうか?」

新一 :「はい!」

ナース:「ところで患者さんは今日入院された方ですか?」

新一 :「はい。軽い狭心症になって、ここに運ばれたんです。」

ナース:「えっ!?そうだったんですか!まだお若いのに。気を付けてくださいね!」

新一 :「はい。あ、あの俺、工藤新一って言います!帝丹高校の2年です!」

ナース:「工藤新一君っていうんだ。私は麻美明歩って言います。私も工藤君と同じ帝丹高校出身なんですよ!」

新一 :「えっ!?そうなんですか!?じゃああのゴリラ知ってますか?」

麻美 :「ゴリラって、クスクス。体育の岸田先生でしょ?」

新一 :「そうです。ゴリラ知ってるってことは、麻美さんまだお若いですよね?」

麻美 :「女性に年を聞くのは失礼よ、工藤君!」

新一 :「す、すみません。麻美さんきれいなんで、つい…。」

麻美:「えっ!?」

新一:「とても美人だと思います!」

麻美:「あ、ありがとう…。うれしいわ、工藤君。」

新一:「麻美さんみたいなナースに診てもらったらすぐに病気なんて治っちゃいますよ!」

麻美:「こ、こら、工藤君!大人をからかっちゃ駄目よ!」

新一:「す、すみません!ところで、麻美さん彼氏いたりとかするんすか?」

麻美:「えっ!?どうして?」

新一:「麻美さんほどきれいだったら彼氏がいても不思議じゃないなって。」

麻美:「…。私そんなモテないわ。彼氏もいないし。」

新一:「えっ!?」

麻美:「ほんとうよ。そういう工藤君は?」

新一:「(嘘吐くか。ごめん、蘭!)いませんよ。」

麻美:「えー、意外ね。工藤君かっこいいからいると思ったけど。」

新一:「買い被りすぎですよ。そんなモテませんよ。」

麻美:「…も、もうすぐ工藤君の病室よ。」

新一:「確かに、ここら辺見覚えありますね。」

(二人の様子をこっそり見ていた阿笠)

阿笠:「(流石新一じゃ。まさに処女というナースを選びおったわい!)」

阿笠:「(ここから君の力が試されるぞ、新一!)」

麻美:「ここの病室じゃないかしら、工藤君?」

新一:「あっ、ここです!」

麻美:「よかったわ、着いて。そ、それじゃあ、お休みなさい。」

新一:「(ここが勝負時だ!!)あ、麻美さん!」

麻美:「えっ!?どうしました!?」

新一:「ちょ、ちょっと話したいことがあるんですが…」

麻美:「く、工藤君…」

新一:「どうしても麻美さんと話したいんです!」

麻美:「わ、わかったわ。工藤君がそこまで言うなら。」

新一:「あ、ありがとうございます。」

阿笠:「(よし、新一!第一の関門を乗り切ったな。次はどうでる、新一!)」

【新一の病室にて】

麻美:「そ、それで話したいことって何かな、工藤君?」

新一:「じ、実は俺、麻美さんのことが…」

麻美:「私のことが…」

新一:「す、好きになっちゃったんです!」

麻美:「えっ!?」

新一:「さっき会った時に一目ぼれしちゃって。」

麻美:「…」

新一:「ここまで麻美さんと話してたら麻美さんとずっといたいと思っちゃって。」

麻美:「…」

新一:「だ、だから俺と…」

麻美:「…く、工藤君。ごめんなさい…」

新一:「えっ!?」

麻美:「工藤君の気持ちはうれしいし、私も工藤君のこと嫌いじゃないわ。」

新一:「そ、それじゃあ、なんで?」

麻美:「じ、実は私、ここの病院の医院長の女なの…」

新一:「なっ!?」

麻美:「だから、自由に恋愛できないの…。したら首にするぞって、脅されているから…」

新一:「そ、それで、さっきモテないって…」

麻美:「そう。」

新一:「…(畜生、処女じゃねーのか…ビッチかよ…)」

麻美:「ごめんね、工藤君。そういうことだから。で、でも…」

新一:「で、でも?」

麻美:「わ、私工藤君とヤってもいいよ?」

新一:「えっ!?」

麻美:「そのかわり、私が医院長の女ってことは黙っておいて…」

新一:「(…処女とはやれねーが、どうする!とりあえず卒業するのが先か!)…」

麻美:「私はいいけど、工藤君は?」

新一:「(もう、抑えがきかねーぜ!)僕も麻美さんとヤりたいです!」

阿笠:「(は、早まるな、新一~!!処女の気持ちをわからんと元も子もないんじゃー!!)」

(阿笠の心の叫びもむなしく、新一は…)

麻美:「工藤君は、初めて?」

新一:「は、はい。き、緊張してます!」

麻美:「ふふ。リラックスして。」

新一:「は、はい。」

麻美:「それじゃあ、フェラから始めるからズボン下して?」

新一:「(インポじゃねーから堂々とできるぜ!)はい!」ヌギヌギ!

麻美:「えっ!?ちょ、ちょっと工藤君、これ!?」

新一:「はい。コンドーム装着済みです!」

麻美:「私とヤるまえから着けてるってことは…hね、工藤君は。」クスクス

新一:「す、すみません、アハハ。」

麻美:「でもフェラだし、外してもいいのよ、これ?」

新一:「間違って麻美さんに性病なんか移したら…」

麻美:「工藤君って優しいね。いいわ、ゴムの上からフェラするわ。」

新一:「お、お願いします!」

麻美:「それにしても変わったゴムね?」

新一:「そ、そうですか?」

麻美:「工藤君の大きいね。」

新一:「あ、ありがとうございます!」

麻美:「それじゃあ、ペロ!…ジュポ!…」

新一:「…あっ!?…あ、麻美さん…うっ!…(これがフェラなのか!)」

麻美:「…んっ!…ヌポッ!…き、気持ちいい、工藤君?」

新一:「は、はい…さ、最高です!…あっ!」

麻美:「うふふ。工藤君の本当に大きいね…あれ、もうイっちゃいそう?」ぺロぺロ

新一:「あ、麻美さんのフェラが上手すぎて、ヤバいです。…んっ!…」

麻美:「じゃあそろそろ挿れよっか?」

新一:「えっ!?もうですか?」

麻美:「私、我慢できなくて。」

新一:「(ヤバい!フル勃起しちまった!!)わかりました!」

麻美:「工藤君…マンコ見るの初めて?」

新一:「(avではいつも見てるけど、生でみるとすげーなー!)は、はい。」

麻美:「もう、随分濡れちゃっているから、挿れていいよ。 好きにしちゃっていいから、工藤君。」

新一:「い、挿れますよ、麻美さん?」ズボッ!

麻美:「…あっ!?く、工藤君のが入ってくる…んっ!」ビクッ!

新一:「あ、麻美さんの…んっ!…すげー気持ちいいー!…ヌポッ!…ズポッ!」パンパン!

麻美:「…はぁあん…工藤君のも…すごい…あっ!…もっと激しくついて~!!」

新一:「…あっ!…あ、麻美さん…お、俺…んッ!」ジュポ!

麻美:「…こ、こんなの…あッ!…は、初めて…はぁあん!」

新一:「お、俺…もう、出ちゃい…うっ!…そうです!」

麻美:「…も、もうちょっと、我慢して!…す、すごい!…イくぅ!」

新一:「…はぁッ…ヌポッ!…」

麻美:「…は、激しいッ!…私も…はぁっ!…逝っちゃいそう…」

新一:「あ、麻美さん…あっ!…も、もう…んっ!」

麻美:「く、工藤君…い、いいよ、来て…」

新一:「あ、麻美さん!…あぁぁー!!!」 ドピュドピュ!

麻美:「あぁぁぁぁーーんっ!!!イくぅぅぅーーー!!」ビクッ!!!

新一:「ハァ…ハァ…麻美さん…」

麻美:「く、工藤君…き、気持ちよかったよ。」

新一:「…僕もです。…」

麻美:「工藤君…ありがとう…」

新一:「…いえ…」

麻美:「今日…できてよかったわ・・・」




翌日俺は無事退院した。そして童貞も卒業できた。

阿笠:「新一君。卒業おめでとう!」

新一:「博士のお蔭だよ。」

阿笠:「なに、ワシはあのコンドームを開発したまでじゃよ。」

新一:「あれがあれば、いつでもできるぜ!」

阿笠:「では、蘭君とも頑張るんじゃぞ!」

新一:「そうだ、あのコンドームもう一個くれねぇか?」

阿笠:「そういうと思ったわい。ほれ!」ポイッ!

新一:「サンキュー!これで蘭とも。」

阿笠:「コンドームが必要になったらワシにいってくれ。」

新一:「ああ。これからも頼むぜ、博士!」

阿笠:「ワシも忙しくなるのぅ。」


【その後新一は…】

新一:「よお、蘭!」

蘭 :「新一!無事退院できたのね!」

新一:「ああ。それより今日何の日か知ってるよな!」

蘭 :「もちろん!」

新一:「そんじゃあ、ホテルにでも行くとすっか!」

蘭 :「うん!」

その後俺は蘭の処女を奪うことに成功した。

完全にインポが治ったわけではないが、これからもあのコンドームを使って、
蘭とやりまくっていくと思う。

『戦慄のフルボッキ』完!!

終わります。

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