武内P「過度なスキンシップは禁止します」 (234)

凛「どうしたの急に」

武内P「実は美城常務の方からお叱りを受けまして・・・」

~回想~

美城「最近君の所のアイドル達が君に必要以上に接触しているようだが、あまり褒められた事ではないな」

武内P「はぁ・・・」

美城「いくらアイドルとプロデューサーといえど男と女、取り返しのつかない事になるかもしれん、以後気をつけるように」

武内P「わかりました」

~回想終了~

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武内P「という訳です」

凛「ふーん・・・それでアンタはどうするの?」

武内P「私もここ最近皆さんのスキンシップが過剰になってきていると感じていたので・・・」

凛「そんな大した事してないじゃん」

凛「私は精々プロデューサーのスーツの臭い嗅いだりプロデューサーの使った物の臭い嗅いだりプロデューサーの臭い嗅いだりしてるだけだしさ」

武内P「・・・・・」

武内P「皆さんもよろしいですね」

みりあ「えー」

莉嘉「いくら常務だからってアタシ達とP君の関係にまで口出すなんて横暴だよ!」

美波「まぁまぁ2人共、確かに少しは弁えないと仕事にも差し支えるかもしれないし・・・ねぇプロデューサーさん?」

武内P「その通りです新田さん、だから私の手をあなたの胸に押し付けないでください」

杏「まぁ杏はいつも通りにしてるだけだし問題ナシだよね」

武内P「そう思うなら私の膝の上に座らないでください」

みく「そうだにゃ!みんなPチャンに甘えすぎにゃ!」

武内P「なら私の足に擦り付かないでください」

かな子「まぁまぁプロデューサーさん、クッキーでも食べて落ち着いてください、はい、あ~ん♪」

武内P「・・・・自分で食べられます」

李衣菜「皆大袈裟なんだから・・・流石にこれはロックじゃないね」

きらり「にょわ~☆」

未央「そうそう、普通に接してればいいだけじゃん」

武内P「皆さんは大丈夫みたいですね」

未央(大丈夫かな・・・また辞めたくならなきゃいいけど・・・)ガクガク

きらり(Pちゃんとハピハピできないなんて・・・)ガクガク

李衣菜(大丈夫・・・耐えられるはず・・・)ガクガク

武内P「でもこちらは・・・」チラ

智絵里「そんなそんなそんな・・・・」カタカタ

アーニャ「ウソデスウソデスウソデス・・・・」ブルブル

卯月「ガンバリマスガンバリマスガンバリマス・・・ガンバリマスから・・・」ガタガタ

武内P「重症ですね・・・」

蘭子「わ、我が友よ・・・」

武内P「はい?」

蘭子「我はそなたの半身ゆえ例外であろうな?」(私はプロデューサーのお嫁さんだからノーカンですよね?)

武内P「そんな訳ありませんし認めません」

蘭子「そ、そんな・・・」

蘭子「うええ・・・」ポロポロ

武内P(すみません神崎さん・・・これもあなた達のためなんです)

凛「本当にそれでいいの?」

武内P「え?」

凛「アイドルとのコミュニケーションを疎かにして痛い目見たアンタらしくない決断だよ」

武内P「何事にも限度があると思いますが」

凛「ふーん・・・まぁそういう考えもあるかな」スンスン

武内P「言ってるそばから私のネクタイ嗅がないでください」

武内P「とにかくこれから私へのスキンシップが過剰だと判断した場合は相応の対処をさせていただきます」

莉嘉「た、対処って?」

武内P「3日間の謹慎です」

みく「そんにゃ~」

杏(ラッキー!それならどんどんベタベタしよう!)

武内P「双葉さんの場合は仕事量2倍で更に減給もあるかもしれません」

杏「」

武内P「それでは皆さん今後気をつけるように・・・」

凛「大丈夫かな・・・」

未央「まぁ何とかなる・・・かな?」

卯月「ガ、ガンバリマス・・・」

こうして、彼女達の試練が始まった・・・

~翌日~

武内P「おはようございます」

莉嘉「おはようPくーん!」ギュッ

武内P「・・・城ヶ崎さん」

莉嘉「あ、そうだった、ゴメンいつもの癖で・・・」

武内P「今後気をつけてください」

莉嘉「はーい・・・」シュン

凛(そうか・・・事故ならOKか・・・)

凛「ねぇプロデューサー、今度のライブの事なんだけど・・・」

武内P「はい」

凛「おっと転んじゃったああああ!!!」コケッ

武内P「おっと」ガシ

凛(今だ!)

凛「プロデューサーの臭い臭い臭い・・・・)クンカクンカ・・・

武内P「渋谷さ・・・」

凛「事故!事故だから!ノーカンだよね!」

武内P「はぁ・・・それなら仕方ないですね・・・」ポリポリ

武内P「あれから事故が多発するようになりました・・・」

アーニャ「Извините・・・ごめんなさいプロデューサー、転んじゃいました」ギュッ

美波「おっと手が・・・」ムニュ

杏「ごめーん、ベッドかと思ったらプロデューサーだった~」

みく「抱き枕かと思ったらPチャンだったにゃ~」

きらり「ゴメンねPちゃん、お人形さんかと思ったにぃ☆」

武内P「・・・・・」

武内P「はぁ・・・どうしたものか・・・」

かな子「お疲れですねプロデューサーさん」

武内P「三村さん・・・」(彼女はちゃんと節度を守ってくれてるようですね・・・)

かな子「クッキーでも食べます?」

武内P「いただきます」パク

武内P「美味しい・・・疲れがとれるようだ・・・」

武内P「あれ・・・なんだか眠く・・・」

武内P「ZZZ・・・」

かな子「うふふ・・・」

かな子「美味しそうな寝顔だなぁ・・・さて、まずは右手から・・・」ムニュ

智絵里「ず、ずるい・・・」

かな子「あ、智絵里ちゃん、左手いいよ?」

智絵里「あ、ありがとう・・・えへへ♪」ムニュ

未央「それじゃ私は右足を・・・」ムニュ

李衣菜「左足かぁ・・・ロックだね!」ムニュ

卯月「私なんかが胴体を・・・ありがとうございます!」ムニュ

蘭子「そ、そなたら・・・何と破廉恥な・・・」ワナワナ

かな子「蘭子ちゃん、顔余ってるよ?」

蘭子「いざ行かん!」ムニュ

蘭子「えへへ・・・もう我慢できないよぉ・・・」チュッ

蘭子「好き好き好きっ!♡」

チュッ♡チュッ♡チュッ♡

智絵里「あ、ちょっと・・・」

卯月「抜け駆けは許しませんよ!」


武内P「う~ん・・・ハッ!」パチ

武内P「眠ってしまいましたか・・・」

武内P「何か体がだるい・・・」

武内P「あ、鏡が・・・え?」

武内P「顔中に・・・これは・・・」

みりあ「ねープロデューサー、一緒におままごとしよー!プロデューサーが赤ちゃん役ね!」

武内P「」

武内P「これは早急に手を打たねば・・・」

美嘉「ちょっといい?」

武内P「城ヶ崎さん・・・どうしました?」

美嘉「最近莉嘉が家で「P君P君P君・・・・」ってブツブツ言って部屋に閉じこもってるんだけど・・・何があったの?」

武内P(そこまで悪化しているとは・・・)

武内P「実はですね・・・」

美嘉「そっか、スキンシップ禁止・・・」

武内P「私が浅はかでした・・・彼女達があんなに・・・」

美嘉「まぁそれだけアンタに懐いてるって事じゃん」

武内P「そうですね・・・でもこのままでは・・・」

美嘉「どうするの?」

武内P「また常務にかけあってきます」

美嘉「頑張ってね」

武内P「はい!」

~常務の部屋~

美城「そうか・・・そんな事態に・・・」

武内P「何とか検討していただけませんか・・・」

美城「注意されると余計反発する・・・確かにそうかもしれんな」

武内P「このままでは仕事にも影響が出る恐れが・・・」

美城「わかった、少し緩和するか・・・」

武内P「ありがとうございます」ペコ

武内P「という訳で、スキンシップOKになりました」

アイドル達「やったー!」

凛「一時はどうなるかと思ったよ」

未央「これでいつも通りだね!」

武内P「ただし、条件があります」

卯月「条件?」

武内P「1日1人だけ 5分間限定とします」

アイドル達「え・・・」

莉嘉「えー!5分だけ!?」

みく「短すぎるにゃー!!」

武内P「これがせいいっぱいの苦肉の策です」

凛「ちょっとふざけないでよ!」

卯月「凛ちゃん・・・」

李衣菜「いいぞ言ってやれー!!」

凛「2週間も待てないよ、せめて1日2人にしてよ!」

杏「そっちかい!」

武内P「確かにそうですね・・・わかりました」

美波「認めるんだ・・・」

武内P「それでは1週間のスキンシップシフトを作成します」

みりあ「本格的だねー」

きらり「よろしく頼むにぃ☆」

蘭子「ク・・・我が魔力が暴走する前に早く・・・」

智絵里「えへへ・・・楽しみ・・・」

かな子「5分か・・・何しようかな~」

未央「これでやっと平和に・・・なるかな?」

という訳で激動の一週間が始まりました・・・

~月曜日 みく 李衣菜~

みく「ごろにゃ~ん🎵」スリスリ

武内P「よしよし」ナデナデ

李衣菜「ちょっとみく!もう5分過ぎたよ!」

みく「え?まだ30秒残ってるよ?」

李衣菜「ちゃんとストップウォッチで計ってたから正確だよ!」

みく「細かいにゃ~ますますろっくじゃないにゃ」

李衣菜「何だとー!」

武内P「ああ・・・また2人の中が険悪に・・・」

ガチャ

菜々「みくちゃーん!」

夏樹「遊びいこーぜー!」

みく「フニャー!」

李衣菜「ぐぬぬ・・・」

武内P「ああ・・・」オロオロ

菜々「え・・・」

夏樹「何だこの状況・・・」

みく「あ、菜々チャン、今取り込み中だにゃ!」

菜々「何やってるんですか?」

李衣菜「今プロデューサーを巡って女と女の戦いの真っ最中なんだから!」

夏樹「だりー・・・よくわかんねーけど今のお前ロック・・・かもな」

武内P「感心する所なんですか・・・」

菜々「青春ですねー2人共頑張ってください!」

夏樹「行けだりー!」

李衣菜「うん!」

みく「負けないにゃ!」

武内P「あの・・・」

みくりーな「何!?」

武内P「もう2人分の時間が過ぎてしまったのですが・・・」

みくりーな「」

~火曜日 杏 きらり~

杏「ふぁ~」ネムネム

武内P「私の膝の上がそんなに気持ちいいですか?」

杏「うん、ねぇお金払うから延長できない?」

武内P「それはちょっと・・・」

杏「残念」

きらり「杏ちゃん、もう時間だにぃ」ヒョイ

杏「おおっと、ゴメンね」

きらり「さぁPちゃんきらりとハピハピするにぃ☆」ポイ

杏「うわっ!」

武内P「危ない!」ガシ

杏「ふぅ・・・セーフ!」

武内P「諸星さん!何で双葉さんを放り投げたりするんですか!?」

きらり「ん?Pちゃんおかしな事言ってるにぃ」

武内P「へ?」

きらり「もう杏ちゃんの時間は終わったんだから、今はきらりだけを見ていて欲しいな~☆」

武内「そ、それはそうですが・・・」

杏「・・・・・」

武内P「あなた方は親友ではなかったのですか?」

きらり「うん、そーだよ」

きらり「でも今はPちゃんを巡るライバル・・・戦わなければ生き残れないにぃ・・・」ゴゴゴ・・・

武内P(あの人一倍世話焼きな諸星さんが・・・)

杏「へぇ・・・きらりも言うようになったじゃん」

きらり「杏ちゃん、きらりに真っ向から挑んで勝てると思ってるのかにぃ?」

杏「確かに力では勝てないけど、所詮人間はココ(頭脳)が最後にモノを言うからね」コンコン

きらり「杏ちゃんもアグレッシブになったにぃ☆」

杏「杏は最初からアグレッシブだよ・・・働かない事に関してね」

きらり「あはははははは!!!」

杏「ハッハッハ!!!」

武内P「どうすれば・・・」

ガチャ

愛梨「きらりちゃーん!とときら学園の収録始まるよー!」

きらり「」

~水曜日 莉嘉 みりあ~

莉嘉「Pくーん☆」ムギュ

みりあ「えへへ~」ムギュ

武内P(可愛らしいですね・・・皆さんもこれくらいなら・・・)

武内P「さて、私は資料の整理をしなければならないので、そろそろ離れ・・・」

ガチャ

美嘉「やっほー★あれから調子は・・・って何やってんの!?」

莉嘉「あ、お姉ちゃん」

みりあ「美嘉ちゃんおはよう!」

美嘉「おはよー★というかアンタこれどういう事!?」

武内P「1日5分だけのスキンシップタイムですが・・・」

莉嘉「でも今2人同時だから10分だよねー☆」

みりあ「ねー♪」

武内P「そんなルール設けてません」

莉嘉「ちぇー」

美嘉「な、何てうらやま・・・いやそうじゃなくて!」

武内P「はい?」

美嘉「このままじゃアンタ、ロリコンのレッテルはられるかもしれないわよ!」

莉嘉(お姉ちゃんがそれ言うかな・・・)

みりあ「じゃあ美嘉ちゃんも混ざる?」

美嘉「え?」

みりあ「だから、美嘉ちゃんも一緒にプロデューサーと遊ぶんだよ」

美嘉「え、いいの?」

みりあ「うん!ねぇ莉嘉ちゃん!」

莉嘉「う、うん・・・」

みりあ「決まり!さぁ美嘉ちゃんこっちに・・・」

美嘉「うん、ねぇアンタ・・・」

武内P「?」

美嘉「や、優しくしなさいよね・・・」

武内P「はぁ・・・」

この後時間いっぱいまで3人で遊びました

~木曜日 かな子 智絵里~

かな子「はいプロデューサーさん、あ~ん♪」

武内P「は、はい・・・」パク

かな子「どうですか?」

武内P「美味しいです」

かな子「そうですか・・・良かった」

武内P(今回は妙な物は入れてないようですね・・・)

かな子「でもこうしてると何か恋人同士みたいですね」

武内P「そ、そうですね・・・」ドキドキ

ピピピ・・・

かな子「あ、もう時間だ、智絵里ちゃん、後は楽しんでね」

智絵里「う、うん・・・」

智絵里「そ、それじゃプロデューサーさん・・・」

武内P「はい」

智絵里「手、握っててもらえますか?」

武内P「それだけでいいんですか?」

智絵里「は、はい・・・」

武内P「それでは・・・」ギュッ

智絵里「ああ・・・」キュン

智絵里「幸せ・・・」

ピピピ・・・

武内P「おっと、時間ですね」

智絵里「ありがとうございました、私ちょっとお花を摘みに行ってきますね」

バタン

武内P「あの位でよかったのでしょうか・・・」





~女子トイレ個室~

智絵里「ああ・・・プロデューサーさんの温もりが残った手・・・」ペロペロ

幸子「ひいい!隣の個室から何か恐ろしい気配がぁ!」ガクガク

~金曜日 美波 アナスタシア~

武内P「ふぅ・・・たまには体を動かすのも悪くないですね」

美波「付き合ってくれてありがとうございました」

アーニャ「Спасибо・・・ありがとうございます」

武内P「いえ、これくらいの事には付き合いますよ」

武内P「しかし、何でツイスターゲームを?」

アーニャ「ダー、バランス感覚を鍛えようと思いまして」

武内P「そうでしたか・・・・」

武内P「それで、私が褌一丁である意味は?」

美波「だってプロデューサーさん、練習着持ってないですよね?」

武内P「いや、ジャージ位買って・・・」

アーニャ「褌は和の心・・・一度着てる姿を見てみたかった、です」

武内P「そうですか・・・」

武内P「それでは、もう時間ですので、私は着替えて仕事に戻りますね」

美波「お疲れさまでした」

アーニャ「ダー、来週もも楽しみにしてます」

武内P「はぁ・・・」

バタン

アーニャ「забыва́ть・・・プロデューサー、ハンカチ忘れてます」

美波「届けに行ってあげましょうか」

武内P「ふぅ・・・」

武内P「何とか理性を保てました・・・」

武内P「アナスタシアさんは必要以上に密着してくるし・・・」

武内P「新田さんはシャツの隙間から谷間が・・・」

武内P「いけない、こんな事で動揺していては・・・」

武内P「これから先、持つでしょうか・・・」

??「あれ、あなたは・・・」

武内P「橘さん・・・こんにちは」

ありす「CPのプロデューサーさん・・・こんにちは」

武内P「はぁ・・・」

ありす「どうしたんですか?随分お疲れのようですが・・・」

武内P「いえちょっと・・・」

ありす「まさかアナスタシアさん達と何かあったとか、ですか?」

武内P「実はですね・・・」

~説明後~

ありす「そうですか、スキンシップの規制を・・・」

武内P「はい・・・」

ありす「部外者の私が言うのも何ですけど、1度ビシッと言った方がいいのでは?」

武内P「何分精神面が危うい子が多いのでそういう訳には・・・」

ありす「大変ですね・・・」





美波「あ、プロデューサーさんいたよ」

アーニャ「どうやらアリスと話しているようですね・・・」

武内P「それに私自身失言であの子達を泣かせているのであまり強気には・・・」

ありす(やっぱりニュージェネレーションズのデビューライブでのトラブルの噂は本当だったんだ・・・)

武内P「でもいつかはこの状況も変えていかないと・・・」

ありす「頑張ってくださいね、フフ・・・」

武内P「はは・・・」







アーニャ「もう5分以上話してます・・・・・これはいけません!」ダッ

美波「アーニャちゃん!?」

アーニャ「プロデューサー!」ズカズカ

ありす「あ・・・」

武内P「アナスタシアさん!?」

アーニャ「これは一体どういうつもりですか!」

武内P「え、一体何を・・・」

アーニャ「Почему ! 何でアリスと5分以上はなしているか、聞いているんです!」

アーニャ「確かスキンシップは5分まで、ですよね?」

武内P「こ、これはちょっと話していただけで・・・」

ありす「そうですよ!ちょっと言い過ぎじゃないですか?」

アーニャ「Заткнись! 部外者は黙ってて下さい!」

ありす「あなたにとっては部外者じゃないでしょう・・・そもそもあなた達のルールを部外者に適用しないでください!」

アーニャ「ク・・・」

ありす「そもそもあなた達が節度を弁えないからプロデューサーさんが・・・」ガミガミ

武内P「な、何もそこまで言わなくても・・・」

アーニャ「あ、あなたに私達の何がわかるんですか!」

ギャーギャー

武内P「に、新田さんも何か・・・」

美波「す、すみません私には何も・・・」

武内P「そんな・・・」

美波(ちょっと私も5分以上話してるの羨ましいって思っちゃったから・・・ごめんなさい)

この後クローネのメンバーが来てどうにか収まりました

~土曜日 凛 未央~

凛「・・・・」

武内P「・・・・」

凛「えっと・・・」

武内P「はい・・・」

凛(まずい・・・いざスキンシップしていいと言われると何も思いつかない・・・)

未央「お困りのようだねしぶりん」

凛「未央・・・」

未央「そこで提案なんだけど・・・」

凛「?」

未央「私の5分間、しぶりんにあげてもいいよ」

凛「え!?」

未央「いいよねプロデューサー」

武内P「構いませんが・・・本田さんはそれでよろしいのですか?」

未央「私は来週まで待ってもいいかな~なんて」

凛「未央・・・」

未央「それじゃ2人共、ごゆっくり~」タタタ・・・

武内P「行っちゃいました・・・」

凛(ありがとう・・・)

凛「え、えっと・・・」

武内P「はい?」

凛「と、とりあえず、そこのベンチ座らない?」

武内P「いいですよ」スッ

凛「じゃあ隣に・・・」スッ

武内P「・・・・・」

凛「・・・・・」

武内P「これでいいんですか?」

凛「うん、今日はこれでいいかな・・・」

武内P「わかりました・・・」

~物陰~

未央「よしよし、うまくいってるな」

未央「やっぱりプロデューサーと一緒にいるだけで安心するよね・・・」

未央「私達が何もしなくても、プロデューサーは優しく見守っていてくれる・・・」

未央「ホントは皆もそれをわかってるはず、でも不安だから行動しちゃった・・・」

未央「・・・・さて、後で皆を集めて、相談しますか」

未央「いつもありがとう、プロデューサー」

結局10分間、ベンチに座りっぱなしでした

~日曜日 卯月 蘭子~

武内P「って、今日は休みでした・・・」

武内P「残りの2人には申し訳ない事をしてしまった・・・」

武内P「とりあえず電話して謝罪を・・・」

ピンポーン

武内P「おや、誰ですかね?」

武内P「はい今開けますよ」

ガチャ

卯月「おはようございます!」

蘭子「煩わしい太陽ね!」

武内P「」

武内P「な、何故私の家が・・・」

蘭子「同胞から聞いたのだ・・・」(小梅ちゃんが教えてくれました!)

卯月「私は楓さんから聞きました!」

武内P(はて・・・白坂さんには教えてないはずですが・・・)





小梅「ありがとね、プロデューサーさんの家突き止めてくれて・・・・」

あの子「・・・・・」コクリ

武内P「それで何しにここへ・・・」

卯月「折角のお休みなのでプロデューサーさんにはゆっくりしてもらおうと思って・・・」

蘭子「今宵はそなたの儀式を肩代わりしようと思ってな・・・」(私達が家事をやってあげようかと・・・)

武内P「それは嬉しいのですが5分で終わるんですか?」

蘭子「何を言っておる」

卯月「ここは会社じゃないんですからルール適用外ですよ♪」

武内P「」

卯月「さぁさぁ、まずは掃除と洗濯から・・・」

武内P「あの・・・」

卯月「私は洗濯物を干しますので蘭子ちゃんはお掃除お願いします」

蘭子「心得た!」

武内P「ちょっと・・・」

卯月「これが洗濯物ですね・・・わぁ・・・」

武内P「勝手に見ないでください・・・」

卯月「プロデューサーさんってブリーフもトランクスも持ってるんですね」

武内P(もう死にたい・・・)

卯月「大丈夫ですよ!私はどっち派でも気にしません!」

武内P「そういう問題じゃないです・・・」

蘭子「ふむ・・・」ゴソゴソ

武内P「神崎さん・・・ベッドで何をしてるんですか?」

蘭子「我が友が禁断の書を隠してないか確認しているのだ・・・」(プロデューサーがえ・・エッチな本を持ってないか調べてるんです!)

武内P「」

蘭子「どうやら寝床にはないようだな・・・」

武内P「安心しましたか?」

蘭子「うん!」(まぁ持ってても気にしませんけど)

卯月「ふぅ・・・これで一段落しましたね」

蘭子「そうだな」

武内P「ありがとうございました、それでは・・・」

卯月「もうお昼ですね、お昼ご飯作りますか」

蘭子「当然だ!」

武内P「まだいるんですか・・・」

~昼食後~

武内P「御馳走さまでした」

卯月「お粗末さまです、それで・・・どうでした?」

武内P「美味しかったですよ」

卯月「あ、ありがとうございます!」

蘭子「わ、我の供物はどうであったか・・・」

武内P「勿論美味しかったですよ」

蘭子「良かったぁ・・・」

武内P「ではそろそろ・・・」

卯月「まだいちゃ駄目ですか?」

蘭子「わ、我にそんなに消えて欲しいか・・・」ウルウル

武内P「流石にこれ以上世話になるわけには・・・」

武内P「それによからぬ噂も立ちかねませんし・・・」

卯月「そ、そうですよね・・・わかりました」

蘭子「我等の為を思ってか・・・すまぬ」

武内P「わかっていただけましたか」

卯月(膝枕してあげようと思ってたのにな・・・)

蘭子(お風呂で背中流したかったなぁ・・・)

卯月「じゃあ私達はこれで」

蘭子「また会おうぞ!」

武内P「はい、また事務所で」

卯月「そうだ蘭子ちゃん、最後に・・・」

蘭子「うむ」

武内P「?」

うづらん「せ~の・・・」

うづらん「いつもありがとうございます!」

チュッ♡

武内P「」///

卯月「それではさよならです!」

蘭子「さらばだ!」

タタタ・・・

武内P「はぁ・・・」ポリポリ

~休み明け~

武内P「はぁ・・・・」

武内P「スキンシップタイム2週目ですか・・・」

武内P「私の心と体・・・もつでしょうか・・・」

ガチャ

武内P「おはようございます・・・」

未央「あ!来たよ皆!」

未央「それじゃせーの・・・」

アイドル達「ごめんなさい!」

武内P「・・・・・」

武内P「え?」

美波「私達・・・未央ちゃんに言われてやっと気づいた・・・」

アーニャ「ダー・・・プロデューサーは優しい・・・だからつい甘えてしまって・・・」

李衣菜「こんなの・・・ロックじゃないってわかってたのに・・・」

みく「ごめんにゃ~」

蘭子「・・・・・」

莉嘉「ゴメンねP君・・・アタシ達のわがままに付き合わせて・・・」

みりあ「これからはちゃんとガマンするから・・・」

きらり「ゆるして欲しいにぃ・・・」

かな子「本当にごめんなさい!」

智絵里「ご、ごめんなさい・・・」

杏「まぁ皆こう言ってるし、許してよ」

凛「あのさ・・・これからまた普通に接して・・・いいのかな」

未央「大丈夫だよ、ねぇプロデューサー?」

武内P「皆さん・・・やっとわかってくれましたか・・・」

武内P「勿論ですよ」

卯月「・・・・・」

武内P「それではまた皆さんで頑張って行きましょう!」

アイドル達「はい!」

ガチャ

ちひろ「皆さん、おはようございます」

武内P「千川さん・・・おはようございます」

ちひろ「この様子だと、事態は収束したようですね」

武内P「はい、だからこれから常務に報告を・・・」

ちひろ「所で・・・」

ちひろ「島村さんと神崎さんは、休みの日プロデューサーさんのお宅で何をしてたんですか?」

うづらん「!」

武内P「な、何故それを・・・」

ちひろ「たまたま見かけたので・・・」

凛「ちょっと!どういう事!?」

未央「折角まとまりかけてたのに・・・」

みく「2人共!黙ってないで何とか言うにゃ!」

アーニャ「事と次第によっては・・・わかってますね?」

卯月「え、えっと・・・」

蘭子「ふええ・・・どうしよう・・・」

武内P(はぁ・・・まだまだ受難は続きそうです・・・)

~おわり~

これで終わりです

楓さんがP宅を知ってるっぽいのは飲んだ帰りに仕方なく解放したとかそんな感じです

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2016年02月12日 (金) 22:25:57   ID: JJO5Z9Jl

武内Pは楓さんに監禁されていた・・・!?

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