【ペルソナ4】りせ「番長が逮捕って、まさか」 (26)

このSSはフィクションです。
実在の人物、団体等は一切関係ございません。

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トリップつけ忘れました

ジュネス フードコート

完二「あぁ!?鳴上先輩がパクられるだぁ!?」

りせ「ちょっ!カンジ、声大きいって!」

陽介「しかし、なんで悠が捕まるなんてことがわかるんだ?」

直斗「そうですよ、僕の情報網にも入ってきていません」

りせ「あのね、昨日の夜、店番してたんだけどね・・・・」

~回想 マル久豆腐店~

りせ「やっぱり寒いと豆腐は出るなー、みんなお鍋かしら。
やっぱり冬は激辛鍋よねー。中でも豆腐チゲ!
・・・あ、お客さん・・・じゃないか。お巡りさんの巡回かな」

警官1『・・・でさぁ』

警官2『・・・んとかよ?』

警官1『ああ、明日逮捕す・・・・さ・・・・』

警官2『やっぱクスリか?』

警官1『そうそう、逮捕しちゃえばただの人だか・・・・・にが"番長"だよなあ』

りせ「え、なに?なんか歩いてるお巡りさんの声、肝心なとこだけ
ばっちり聴こえたんだけど・・・
っていうか番長ってまさか悠センパイのこと!?」

~回想おわり~

千枝「いやいやでも、番長って鳴上くんに決まったわけじゃ」

完二「うちのガッコ、本物の番長なんていないっすよ?」

直斗「たしかに。ちょうどテスト休みで鳴上先輩が
今日、稲羽に遊びにくる、というタイミングでのこの話題、気になりますね」

一同(・・・)

クマ「マヨナカテレビみてた人なら、センセーがバンチョーなこと知ってるクマ」

陽介「マジか?まあ確かにそうだよな。笑えねえなぁ」

雪子「wwwwww」

千枝「え、雪子、今笑うとこあった?」

雪子「クスリの話だけに、クスリとも笑えねえってwwwwww」

陽介「言ってねえよ!」

クマ「ど、どうするクマ?センセーを匿うクマ?なんならテレビの中に」

完二「いや、鳴上先輩に限ってクスリはねーだろ!」

陽介「そりゃ俺だってそう思うよ!」

千枝「私も!」

雪子「うん、私もだよ!」

りせ「絶対、なんかの間違いだよね!」

直斗「ええ、あり得ません!」

陽介「とりあえず、駅まで迎えに行くか。そ

れで悠に直接聞いてみるしかねえだろ」

「うん!(うっす!)(はい!)(そうクマ!)」


=駅 改札口=

クマ「おそいクマね~!クマたちがこ~んなに首を長くして待ってるっちゅうに!」

直斗「クマくん、時間どおり運行していますよ」

りせ「ここの電車はスピード出ないからね。おまけに終電も早いし」

千枝「あ、来たよ!」

悠「みんな・・・?どうした?」

クマ「どうしたもこうしたもないクマよセンセー!」

りせ「よかったー悠センパイ!捕まってなかったんだね!」

悠「?」

直斗「ちょっとクマくん、久慈川さん、先輩が状況を飲み込めてないですよ」

陽介「実はな、お前が警察に捕まりそうだ、みたいな
ウワサっていうかな、そういうのがあってさ」

雪子「りせちゃんが聴いたんだっていって、みんなで心配してたんだよ!」

千枝「ななな鳴上くん、変なクスリやってたりしないよね?」

悠「クスリ・・・?薬っていえばせいぜい風邪薬くらいだ」

直斗「そうですよね」


??「おいお前ら、クスリとか穏やかじゃない話をしてるじゃないか」

陽介「うげ・・・じゃなくて、堂島さん、こんにちわっす!」

悠「お久しぶりです」

堂島「ああ、よく来たな。ちょっと時間が空いたんで迎えに来たんだが、
この連中がいるんじゃ余計だったな」

悠「いえ、そんなことは」

堂島「で、なんだお前ら、クスリとかっていう話になると、
ちょっと聞き捨てならねえな。お前、やってないよな」

陽介(おいおい、どうするんだよ!)

完二(ガチの刑事っすよ!)

直斗(ことここに至っては、どうしょうもありません)

悠「ヘンなクスリなんて、やりませんよ」

堂島「そうか、どれ。だいたいヤバイクスリってのはな、
案外カバンより、ズボンのポケットに忍ばせてるもんだ」パンパン

堂島「ん?」



堂島「これは・・・」アオイジョウザイー

悠「あ、こ、これは」

堂島「ああ、そういうことか。まあ、あれだ。
お前も大人だし、まあそこまで介入はせん。
が…、責任を持って行動しろよ」

悠「は、はい」

りせ(あれ、今の青い錠剤って)

雪子(性欲)

千枝(増強剤!?)

直斗(しかもあんなに大量に!?)

クマ「ねーヨースケ?センセーのあの水色のおクスリは何クマ?」

陽介「風邪薬だろ」

完二「寒くて体調崩す時期っすからね」

堂島「それじゃ俺は署に戻るからな。菜々子がお前に会いたがってるから、
すまないが早いとこ帰ってやってくれ。俺は今晩夜勤で帰れんから、面倒を頼む」

悠「ということだから、みんな、今日のところは」

完二「そりゃそうっすよね、菜々子ちゃん、ずっと待ってたんすから」

陽介「わかったぜ相棒、今日は菜々子ちゃんのところに早いとこ帰ってやれ!」

クマ「明日はジュネスに遊びにきてくれたら、奢るクマ!」

陽介「クマの給料から天引きでな」

りせ「センパイ!私はいつでも大丈夫だからね」ヒソヒソ

悠「?あ、ああ」

千枝「鳴上くん!」

悠「どうした?里中?」

千枝「あたし、10時以降にムクの散歩に出かけるから、もし夜外出するんだったら、会うかもね!」

悠「そ、そうだな」

雪子「鳴上くん、もし何かあったら、うちの旅館、一部屋空けてあるからね!」

悠「そうか、わかった」

直斗(みなさん、なんという押し・・・さすがに真似できない!)

陽介「しかし、りせの聴いたのはなんだったんだろうな」

完二「どうせ、隣町の番長とか、それ系の勘違いっすよ」

ガラッ
悠「ただいま!」

菜々子「あ、お兄ちゃん!お帰り!」

悠「遅くなっちゃってごめんね」

菜々子「そうだよー!今日はテレビが同じニュースばっかりでつまらなかったんだよ!」

悠「そうなんだ」

菜々子「うん、野球選手だった人が逮捕されたんだって、どのチャンネルでもずーっとやってるよ」

悠「それは退屈だったね。じゃあたくさんお話しようか」

菜々子「うん!」

・・・

・・・・・・

菜々子「それでね、あとね、この前学校でね!」

悠「菜々子、もうこんな時間だよ、そろそろ寝ようか」

菜々子「えー、菜々子、もっとお兄ちゃんとお話したい!」

悠「そうか、それじゃあ今日はお兄ちゃんが隣で寝よう」

菜々子「え、ほんと!」

悠「ああ、お布団に入って、お話の続きをしようか」

菜々子「うん!お兄ちゃんと一緒に寝るの、楽しみ!」

悠「お兄ちゃんも、菜々子と一緒に寝るのが楽しみだ」

短いですが終わりです。
以降は皆さんのご想像にお預けしたく。

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