妹「えへへっお兄ちゃん大好き!」(12)

兄「まったくお前は…」

兄「いつになったら兄離れできるのやら…」

妹「私はね?ずーとお兄ちゃんと一緒にいるの!!!!」

妹「ねぇねぇお兄ちゃん」

兄「ん?なんだ?」

妹「今日は何の日か覚えてる?」
兄「今日?なんだったかな…」

兄「最近年なのか物忘れが激しくてな」

妹「もーっ」プクー

妹「今日は私の誕生日だよ!!」

兄「ふふっわかってたよ」

兄「ほら…プレゼントだよ」

妹「これは…私が昔から欲しかった」

兄「あぁ…スイッチを押して高さが調節できるベッドだよ」

妹「でもこれ高いんじゃ…」

兄「なーに金のことなら心配するな…これでも昔はバリバリ働いてたんだ」

妹「でも…わたしほしいなんていってない…」

兄「あぁ…お前最近腰がいたいとか関節痛がひどいとか言ってただろ?」

妹「う…うん」

兄「だから少しでも楽させてあげようと思ってな」

妹「お兄ちゃん…」

妹「お兄ちゃんだいすきー////」ギュッ
兄「まったく…」

兄「ほら?ケーキ買ってきたから食うぞ?」

妹「うん!!!」

兄「ははっ蝋燭たりないな」

妹「むーお兄ちゃんの意地悪」プクー

兄「じゃあ仏壇の蝋燭を変わりにつかうか」

妹「うんっそだね」

兄「ほら持ってきたぞ?」

妹「わーい!!」

兄「さぁ吹き消してごらん?」

妹「ふーっ」

兄「ははっ年々肺活量が弱くなってきてるな妹よ」

妹「意地悪いわないでよーもぅ…」

兄「わるいわるい」

兄「さて…じゃあ切り分けて仏壇にお供えしてくるな?」

妹「はーい」

兄「なんだ?もう食わないのか?」

妹「なんか食欲なくて…」

兄「最近はもう胃まで弱ってきたか」

妹「もーお兄ちゃんまたぁー」プクー

兄「いやぁ妹がかわいいからさ」

妹「お兄ちゃん///」ギュー

兄「おぃおぃやめろって///」

兄「腰に来るから////」

妹「えへへー///」

妹「わたしも腰にきたー//えへへ」ズキズキ

兄「まったく…」

兄「サロンパス持ってくるから安静にしてろよ?」

兄「さて…今日はもう寝るか」

妹「うんっおやすみお兄ちゃん」
兄「あぁおやすみ」






おやすみ

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