【アイマス】キモヲタのおきゃくさま (15)

地の文あり
キャラ崩壊あるかも
何か間違ってれば指摘お願いします

それでは投下します

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むかしむかし、ではなく時は現代

一人のキモヲタがいました

そのキモヲタは妻はおろか彼女さえ出来たことがなく、当然童貞でした

ですがキモヲタも一人の男、当然溜まるものは溜まります

「ブヒィ……今日のオカズは何にしよう」ハァハァ

考えてても仕方がないので、キモヲタはとりあえず今日の食材を揃えるためにスーパーに向かいました

キモヲタにとってはいつも通りの日常

しかし今日は、いつもと違う出来事が起きました

キモヲタが野菜売り場をうろついていると、なんとそこには765プロアイドルの高槻やよいちゃんがいたのです

「ブヒィー!?あれは!!」

もちろんキモヲタはすぐに気付きました

「高槻やよいちゃん!!」

「あぁ………ちっちゃくてかわいいなぁ……」ハァハァ

「あの細い脚、ちょっと見えてる鎖骨………」ハァハァ

普通の人がアイドルを見ればだいたいサインか握手ですが、キモヲタはちがいました


「ウチにお持ち帰りしたいなぁ……」ブヒブヒ


「お持ち帰りしてあんなことやこんなこと………」ハァハァ

「……いや、まてよ」

キモヲタはふと何かに気付きました

「たしかにやよいちゃんはかわいい、かわいい……んだけど………」

「なんというか、まだ発育途上な気がするんだよなぁ………」

「きっとおうちが貧乏だからちゃんとご飯が食べられないんだ!!」フンッ

「ちゃんとご飯を食べれば、きっともっとセクシーでかわいくなるはずだぁ!」

「そうだ、そうだとも、あんなことやこんなことするのはそれからでも遅くはない!!」フンスー

「よぉーし、さっそく………」ドスドスドスドス

そう言うと、キモヲタはやよいちゃんの所に走って行きました

「うーん、今日の晩御飯おかずは何にしようかなぁ………」

「ハァ……どうした………んだィ………ハァ……やよい……ちゃん……ハァ」

キモヲタは普段運動してないにもかかわらず急に走ったので、ものすごく息を切らしています

「えっと……今日晩御飯のおかずが決まらなくて……」

「じゃあ、おじさんのおうちで食べなよ」

「でも……兄弟達の分も作らなきゃいけないし………」

「大丈夫だよぉ……おじさんのおうちはやよいちゃんのおうちのすぐ近くだからね、よかったら兄弟達も一緒においでよ」

(なんであたしのおうち知ってるんだろう……)

「それに……知らない人にはついて行っちゃダメって音無さんに言われてるし………」

「大丈夫……おじさんはね、君達の社長の友達なんだ」

「えーっ!?おじさん、高木社長の友達なんですかー!?」

「うんうん、高木社長の友達なんだよ」

(なるほど、高木って言うのか………)

もちろん、キモヲタはやよいちゃんに聞くまで社長の名前は知りませんでした

「でもでも、いきなり大勢でお邪魔しちゃっても……」

「いいんだよぉ……おじさんちは広いからね」

キモヲタがそういうと

「えっと……じゃあ、ちょっとだけ……」

やよいちゃんはキモヲタの家でご飯を食べることにしました

しかし、これではまだ半分

やよいちゃんにあんなことやこんなことをするにはまだ足りません

やよいちゃんをナイスバディにするには、キモヲタの家に頻繁に来るようにしないといけません

なるほどキモヲタお客様=>>1ってことか

やよいちゃん達が家くるやいなや、キモヲタは本気モードになりました

キモヲタはこう見えても、元三ツ星レストランのコックだったのです

ただ、女性客にセクハラをしたせいでクビになっただけなのです

キモヲタはあっという間に高級レストランばりの料理を作りました

「さぁ、めしあがれ」

「うっうー!!こんな料理、写真でしか見たことないですー!」

「今日は好きなだけ食べても良いんだよ、ほらほら、ちっちゃい君達も……」

高槻一家の子供達は、すっかりキモヲタの料理に夢中です

しばらくしてみんなが料理を食べ終わると、キモヲタはやよいちゃんにこう言いました

「ねぇやよいちゃん、これからもちょくちょくおじさんちでご飯食べてきなよ」

「たしかにそれはうれしいんですけど……」

「こんなにたくさん作ってもらうなんて、ちょっとおじさんにめいわくかなぁーって……」

「大丈夫だよ、おじさんはやよいちゃんの事が好きでやってるんだから」

「そうですか?じゃあ、たまーにお邪魔してもいいですか?」

「あぁ、いつでもおいでよ」

「うっうー!ありがとうございます-!」



それからキモヲタは、やよいちゃんにおいしいご飯をいっぱい作ってあげました

ちゃんとした食事を摂ったやよいちゃんはまだまだ小柄ながらも、キモヲタの好みのボディになりました


>>9
キモヲタは誰をモデルにしたってわけでもないですね、まぁキモヲタのイメージは読み手次第って事で
物語に関しては一応元ネタがあります
俺と同じ位の歳の人には覚えがあるかも知れません

今日はここまでです
次回更新は未定ですが、早めに完結させようと思っています

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