【安価コンマ】理不尽難度のダンジョンアタック その7【オリジナル】 (1000)


ごくごくありふれた剣と魔法のファンタジー世界
その世界には多種多様のダンジョンが存在します

あなたは様々な理由によりそこへ踏み入る事となりました
与えられた能力と知恵を駆使し、攻略を目指しましょう


情報まとめ http://seesaawiki.jp/dungeon_attack/

前スレ 【安価コンマ】理不尽難度のダンジョンアタック その6【オリジナル】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1453843547/)




SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1454152280


■ 能力値に関して


【筋力】 物理的攻撃の威力、力技による障害物の除去、などに影響
【耐久】 身体的被害の大きさ、死ににくさ、などに影響

【敏捷】 攻撃などの回避、敵からの逃走成功率、などに影響
【感覚】 気配の察知、直感による危険の予知、五感の鋭さ、などに影響

【知識】 ダンジョン内で発見したアイテム、モンスターの正体の看破などに影響、また魔法の初期習得数が変動する
【意志】 精神的被害の大きさ、発狂に対する耐性、などに影響

【魔力】 魔法及びマジックアイテムの使用などに影響、また、一定値以上で魔法を習得する可能性がある
【幸運】 様々な被害の軽減、取得アイテムの質、などに影響


■ ルール説明

1)
HP・MPといった物は数値化されません
現在あなたがどれ程弱っているかは描写から想像して下さい

2)
様々な判定は所謂【下方ロール】にて行われます
コンマ下一桁が対象の能力値を下回った場合、成功として扱われます
ただし能力値は現在負っている身体的・精神的被害の度合いなどでマイナス補正がかかる場合もあります

能力値と同値の場合はかろうじて成功した扱いとなり、判定が連続する場合は次回判定にマイナス補正がかかります
また、出目が0の場合はファンブル、1の場合はクリティカルになり、結果が極端化します
かろうじて成功とファンブル・クリティカルが重複した場合は、かろうじて成功が優先されます

3)
あなたには3回のコンティニュー回数が与えられています
コンティニュー地点は任意では選択できず、死因となった出来事を確実に回避できる時点まで自動で巻き戻ります
コンティニューによって発生する判定や展開でのデメリットは存在しませんのでご安心下さい
また、コンティニュー後は無限ループ発生防止のため、死亡前と同じ行動は制限されます

4)
様々な行動の際、常識的に考えて当然行われるべき行動は自動的に実行されます
例えば、一切明かりの存在しない暗闇を調べる場合、ランタン等を所持していれば自動的に使用します
これらの自動使用は行動時の宣言であえて制限する事も出来ます(例:明かりを使わずに闇の中を調べる)

5)
明確に自殺以外の何物でもない行動は行えません
その手の行動が指定された場合は無効化され、安価下として扱われます
例:切腹する、固定したロープを首にかけて段差を飛び降りる、など
ただし、特定の状態異常中においては可能となる場合があります

6)
安価で 【作戦会議】 が宣言された場合、最長15分間、安価が停止されます
参加者で自由に意見交換を行って下さい

7)
その他、ルールに関する質問がある場合は極力回答します


■ 現在攻略中のダンジョン

【白の森】

古い言葉で 【豊かな森】 を意味する名を持つ、とある小国の一都市。
その近くに存在した大森林が変異して形成された迷宮。

内部には魔力を帯びた霧が立ち込める。



■ 地図情報


【白の森 入り口】 ← 【現在地】

http://light.dotup.org/uploda/light.dotup.org292064.jpg


【白の森 猿の縄張り】

http://light.dotup.org/uploda/light.dotup.org283329.png


【白の森 最奥部への道】

http://light.dotup.org/uploda/light.dotup.org291753.jpg


■ 現在のあなたのステータス


【女性 / 19歳】


【筋力】 9  【耐久】 7
【敏捷】 1  【感覚】 7
【知識】 1  【意志】 3
【魔力】 8  【幸運】 9


【魔法剣士】

低難度の魔力行使が確実に成功する
物理攻撃時、魔力を消費する事で威力を増加させるコマンドを任意で使用可能


【探索目的】

迷宮の主の撃破


■ 所持品一覧

 【使い慣れた双剣】 E

 【蜘蛛甲と鹿革の兜 +1】 E
 【大蜘蛛の面頬】 E
 【鉄製のネックガード +1】 E

 【使い慣れた皮鎧】 E
 【鹿革製のリュック】 E

 【大蜘蛛のガントレット】 E
 【異形の手袋】 E

 【ブーツ・オブ・ライトニング】 E

 【大型ウェストバッグ】 E


 【投石用の石 x28】

 【堅焼きビスケット x11】
 【干し肉 x10】
 【竹製の水筒 / 100%】
 【水袋 / 100%】

 【方位磁石 x2】
 【携帯用調理器具一式】
 【松明】
 【植物油 x2】

 【地図用羊皮紙 x2】
 【描きかけの地図 / 白の森・入り口】
 【描きかけの地図 / 白の森・猿の縄張り】
 【描きかけの地図 / 白の森・最奥部への道】

 【大英雄の剣片】

 【?白い花 x3】


■ パーティーの共有品

 【大蜘蛛の爪の欠片 x4】

 【木製の投石器 x2】
 【木製の投槍器】
 【木製の背負子】

 【熊肝の丸薬 x3】
 【熊骨の精力剤 x4】 ← USED


■ 預かり中

 【使い慣れたガントレット】
 【使い慣れたブーツ】

 【熊革の鎧 x3】 作成中 10日目 11:00 以降 受け取り可能


■ 所持金

 2097 Kootz


■ 現在のあなたの仲間



■ 異端の少年

【筋力】 5  【耐久】 5
【敏捷】 4  【感覚】 3
【知識】 5  【意思】 8
【魔力】 4  【幸運】 1


◆ 職業

【異端者】

NPC専用職業
迷宮外で24時間以上を過ごすと死亡する


【侍祭】

低難度の魔力行使が確実に成功する
魔力による治療行為が可能になる



◆ 特殊能力

【ライト・キュア・ウーンズ】

このキャラクターは魔法による軽症の治癒を行える。
回復量は使用者の魔力と対象者の耐久を用いた判定によって決定される。
この判定は失敗しない。


【コンティニュアル・ライト】

このキャラクターは魔力による光源を用意できる。


【フィジカル・ブースト】

このキャラクターは魔力により自身の能力を強化できる。


【異端の焼印】

一日と置かず迷宮に潜り続けねばならない、神殿製の特大の呪い。
このキャラクターは白の森に関する膨大な経験と知識を持つ。
白の森での生存判定に有利な補正を受け、知識判定に自動成功する。
ただし、このキャラクターが知り得ない事に関しては語られない。


■エルフの少女

【筋力】 4  【耐久】 3
【敏捷】 8  【感覚】 9
【知識】 4  【意思】 5
【魔力】 6  【幸運】 2


◆職業

【エルフの狩人】

NPC専用職業
一部の魔法を自動習得する
一部感知判定が有利になり、敵を発見できた場合の先制判定が確実に成功する


◆特殊能力

【エア・カッター】

このキャラクターは風の刃による遠距離攻撃を行える。


【エア・バースト】

このキャラクターは局地的な暴風を発生させられる。


【マナ・エクスチェンジ / 刀剣】

このキャラクターは魔力を刀剣に変換して運用できる。
この能力を使用している間、このキャラクターは一切の魔力行使を行えない。


【鋭敏な聴覚】

このキャラクターは敏感な聴覚を持つ。
聞き耳判定に常に+1の補正。
また、一定距離内の音を絶対に聞き逃さない。


■ 所持品詳細


■ 使い慣れた双剣

斬撃属性

攻撃補正 1
防御補正 1
命中補正 1

あなたの姉から贈られた守り刀。
刃渡り60cm程で、方刃の刀身はやや反っている。
姉の双剣と同じ意匠だが、素材は極普通の鉄で、特別な能力も持たない。


■ 蜘蛛甲と鹿革の兜 +1

防御補正 5
回避補正 1

白の森に棲息する緋色鹿の革を使った兜。
大蜘蛛の甲殻で強化されている。
特別な能力は持たないが、特別な思いは籠められている。


■ 大蜘蛛の面頬

防御補正 : 4
回避補正 : 0

大蜘蛛の甲殻によって作られた、顔面を守る防具。
特別な能力は持たない。


■ 鉄製のネックガード +1

防御補正 3
回避補正 0

一般的な鉄で作られた、首を守る防具。
特別な能力は持たないが、特別な思いは籠められている。


■ 使い慣れた皮鎧

防御補正 1
回避補正 0

あなたの体によく馴染む、使い慣れた皮鎧。
一般的な素材を使っており、特別な能力は持たない。


■ 鹿革製のリュック

防御補正 1
回避補正 0

柔軟かつ丈夫、そして軽量なリュック。
このアイテムで防御を行うと、所持アイテムに破壊判定が発生する。


■ 大蜘蛛のガントレット

攻撃補正 : 3
防御補正 : 4
命中補正 : 0
回避補正 : 0

大蜘蛛の甲殻で作られたガントレット。
同じく大蜘蛛の爪や牙によって強化され、攻撃力が増加している。


■ 異形の手袋

防御補正 0
回避補正 1

葉脈の迷宮に棲息する異形の脚の甲殻粉を使用した手袋。

【魔力遮断】

この防具は外部からの、手への魔力の影響を完全に無効化できる。


■ ブーツ・オブ・ライトニング

攻撃補正 1
防御補正 1
命中補正 2
回避補正 2

アーティファクト。
人の手で生み出す事は不可能とされる、最高品質のマジックアイテム。
風の精霊の加護が宿っている。

【雷速】

このアイテムはあなたの肉体を雷の速度で運ぶ事ができる。
雷速での移動により、回避・命中・移動判定を確定成功させる。
また、あなたの考えうる他のあらゆる行為に応用できる。
この能力は一日に一度だけ使用可能。


■ 大型ウェストバッグ

防御補正 1
回避補正 0

人の頭とほぼ同等の大きさの、腰につけるバッグ。
内部に収納されたアイテムを無判定で即座に使用できる。
このアイテムで防御を行うと、所持アイテムに破壊判定が発生する。


■ 投石用の石

投擲属性

攻撃補正 0
命中補正 0

あなたの手にピタリとフィットする、投げつけて攻撃するための石。
目標との距離によって、命中率と攻撃力が変動する。


■ 堅焼きビスケット

穀物を練り固めて焼いた食料。
味はそこそこ程度であるが食感が良く、冒険者の間では割合人気。
一つで半日は腹持ちするだろう。
消費期限なし。


■ 干し肉

乾燥させた肉。
塩気がややきついが、肉食系冒険者に人気がある。
食事の際、水を多く消費する。
一つで半日は腹持ちするだろう。
消費期限なし。


■ 竹製の水筒

竹、という植物で作られた水筒。
東方の国では一般的な物であるらしい。
一杯まで満たせば三日分にはなるだろう。


■ 水袋

水を持ち運ぶための、革製の袋。
一杯まで満たせば三日分にはなるだろう。


■ 方位磁石

常に北の方向を指し示す磁石。
白の森では必須の物であるらしい。


■ 携帯用調理器具一式

最低限の調理が出来るだろう道具の詰め合わせ。


■ 松明

火を付けて光源として扱える道具。
また、火を火として持ち運ぶならば最適と言える。
光量は十分だが、煙と音を発する。


■ 植物油

液状の油。
一般的なランタンを三時間ほど灯せるだろう。


■ 地図用羊皮紙

地図を描くのに丁度良い大きさと形の羊皮紙。


■ 描きかけの地図

未だ完成しきっていない、作成中の地図。


■ 大英雄の剣片

大英雄の愛用した双剣の内一本、その折れた刃先。
血に塗れたまま放置されていても錆びすら浮かない希少金属で作られている。
このアイテムは、一度溶かして斬撃属性を持つ武器の強化に用いる事で、以下の性能を武器に加算する。

攻撃補正 : 2
命中補正 : 1

【貫通 : 魔】

このアイテムを用いた攻撃は魔力による防御を無効化する。


■ 大蜘蛛の爪の欠片

投擲 / 刺突属性

攻撃補正 2
命中補正 0

投げつけて攻撃するのに丁度良いサイズに加工された、大蜘蛛の爪の一部。
目標との距離によって、命中率と攻撃力が変動する。


■ 木製の投石器

投擲補助武器

攻撃補正 1
命中補正 1

このアイテムを用いて投擲を行った時、距離による攻撃力補正を無効化する。
このアイテムは 【投石用の石】 にしか使用できない。


■ 木製の投槍器

投擲補助武器

攻撃補正 2
命中補正 1

このアイテムを用いて投擲を行った時、距離による攻撃力補正を無効化する。
このアイテムは 【投擲槍】 にしか使用できない。


■ 使い慣れたガントレット

攻撃補正 1
防御補正 1
命中補正 0
回避補正 0

あなたの体によく馴染む、使い慣れたガントレット。
一般的な素材を使っており、特別な能力は持たない。


■使い慣れたブーツ

攻撃補正 0
防御補正 1
回避補正 1

あなたの体によく馴染む、使い慣れた皮製のブーツ。
一般的な素材を使っており、特別な能力は持たない。


■熊骨の精力剤

6時間だけ、状態異常 【朦朧】 【疲労】 【衰弱】 に耐性を与える。
また、服用者が男性の場合、追加効果が発生する。


■熊肝の丸薬

1時間だけ、服用者の視力を劇的に引き上げる。
目視判定にプラス補正を与え、更に 【暗闇】 【距離】 などのマイナス補正を無効化する。
ただし、物理的な障害物によるマイナス補正は打ち消す事が出来ない。


■?白い花

花売りの少女の祈りが籠められた可憐な花。
瑞々しさを保ち続けている。


今も面白いけどやっぱ盗賊のほうが死にはしたけどサクサクだし楽しかったな


■ 前スレラスト



少女は、少年の手を力なく握る。
しかし、その瞳は空を見つめたまま、意思が感じられない。

あなたが何度声をかけようと、一切の反応が見られない。


『……先程よりはマシですが、いつどうなってもおかしくありません。

 動かす猶予がない以上、ここで治療を続けます!
 周囲の警戒を!』


あなたは少年の指示に、周囲を見渡した。


http://light.dotup.org/uploda/light.dotup.org292343.jpg


現在位置は南北に伸びる通路の只中。
北の曲がり角よりも、大部屋の入り口の方がやや近い。
数歩離れた位置には大蜘蛛の死体が横たわっている。

大蜘蛛の近くに、あなたは光源を発見した。
松明である。
火が付けられたままのそれは、地面の草を焦がしている。
幸い燃え広がってはいないが、異臭と音はあなたにも十分に感じられるだろう。


また、あなたは警戒すべき魔物について思い浮かべた。

……だが、絞りきる事は出来ない。
今の森は、縄張りの境が酷い混乱状態にある。
どのような魔物がどこに出るか、一切予測のつけようがない。

ただし、一つの指標はある。
大蜘蛛は魔物を寄せ付けないという。
少なくとも蜘蛛の脅威を知る者は近寄らないのではないか、とあなたは感じた。


>>15
私もその辺どうにかしたいんですが、周回終わるまでは如何ともし難い感じです。
まさかリセットする訳にも行きませんし。
許して下さい何でもしまむら。


時間でした。


>>↓1  どうする?


あなたはまず、少年の口に精力剤を放り込んだ。
少女の状態に気を取られていたが、少年とて蜘蛛の一撃を受けたのだ。
いつ倒れてもおかしくはなく、そうなれば少女の命はまず助からない。

少年は一度目を見開いたが、すぐにあなたの行動の理由に気付いたのだろう。
感謝の篭った視線を一瞬だけあなたに向け、再び治療に集中する。


それを確認して、あなたは石を握り込み北を睨んだ。
南には蜘蛛が巣を張った大部屋があり、更には死体までがある。
魔物はそうそう来ないはずだ、と判断したのだ。

魔力はすぐには使わない。
だが、強化の一歩手前、異変があれば即座に全開で回せるよう待機させる。



>>↓1 コンマ判定 【少女の治療】

耐久 3 (少女)
魔力 4 (少年)

目標値 7


【少女の治療】

目標値 7  出目 6

成功!



少年の治療は進む。
警戒を保ったまま横目で確認すれば、
松明の光に照らされる少女の顔は徐々に苦しみから遠のいているように、あなたには思えただろう。



>>↓1 コンマ判定 【不運の回避 / ランダムエンカウント】

幸運 9
蜘蛛 5

血臭 -3
繚乱 -2
松明 -1

目標値 8


【不運の回避 / ランダムエンカウント】

目標値 8  出目 2

成功!



周囲の魔物の気配はない。
やはり大蜘蛛の恩恵によるものだろう。

何事もなく、時間は過ぎていく。


【18:45】


焦燥だけが降り積もるような一時を越えて、少年が口を開く。


『……峠は越えた、と思います』


治療が終わった訳ではなく、少年の魔法は未だ使用し続ける必要はある。
だが少なくとも、ここから移動出来るだけの猶予は生まれたという。


『判断は、任せます。
 今はとても、冷静にはなれない』



>>↓1  どうする?


大蜘蛛の巣への移動を、あなたは決断した。
部屋の中には燃やしていない巣がそのまま残っているだろう。
万が一魔物の襲撃があったとして、上手く使えば時間を稼げる可能性は高い。

あなたは慎重に少女を抱き上げる。
未だ、意識はないようだ。
手足はだらりと垂れたまま、一切の力が抜けている。

少女の胸に癒しの光を当て続ける少年と共に、ゆっくりと移動する。
勿論、途中で松明を回収する事も忘れない。

自分達が巣に引っ掛かってはどうしようもない。
移動の分だけは焼き払う必要があり、それには松明が最適だろう。


【19:00】



部屋の中は、縦横無尽に糸が張られていた。

あなたは、蜘蛛の糸は魔力視によって捉えられると知っている。
当然の事として魔力を可視化させたあなたは、部屋に走る青い線の数に戦慄を覚えたかも知れない。
少女が生み出した剣ならば切れるとは言えど、この中を走って蜘蛛の攻撃を避けるのは難事であるのは間違いない。

だが、そんな事は今は関係ない。
部屋の中央までの道を焼き払い、少女を横たえた。

少年は何も言わず、少女の手を固く握って治療を続けている。



>>↓1  警戒以外に行いたい事があれば、自由に行動できます。


【22:16】 までどうぞ。


時間なので再開します。


>>↓1  どうする?

治療に専念する

蜘蛛の卵がないか確認するのと各通路への道までの糸を燃やしておく


>>78
治療を行っているのはあなたではなく、少年です。
実行不可能と判断し、安価↓として扱われます。
>>79採用となります。



あなたは二人の下を離れ、周囲の確認と糸の焼却を行う。
たった一つの手落ちが、今のあなた達には致命の一撃ともなりえるのだ。
罠の有無を調べ退路を確保する。
それが今自分がやるべき事だと、あなたは信じた。


退路の確保は何事もなく終わる。
糸は酷く火に弱く、松明をかざして歩くだけで済むのだ。

問題はその途中。

あなたは、部屋の様子を十分に観察出来ただろうか?



>>↓1 コンマ判定 【目視】

感覚 7

目標値 7

※ 近距離であるため白霧を、光源があるため暗闇を無効化しています。


【目視】

目標値 7  出目 6

成功!



あなたは部屋の中にも、また退路の先に見える通路にも、異常が見当たらない事を確信した。
罠らしき物は見当たらない。

しかし、ただ一つ。
部屋の片隅に転がる異物を発見する。
それは、ただの石である。
灰色で平べったく、表面はすべすべとしている。
この森の中でならば、どこででも見つけられるだろう。

あなたがそれに目を留めた理由は、魔力である。
どう見てもただの石でしかないというのに、濃密とまでは言えないものの、確かに魔力を帯びている。


その正体に、あなたは気付けるだろうか?



>>↓1 コンマ判定 【魔道具知識】

知識 1

目標値 1


【魔道具知識】

目標値 1  出目 7

失敗……



残念ながら、石の詳細をあなたが知る事は出来ない。
しかし、曲りなりにも魔力を帯びた物体だ。
何かに役立つ事もあるかもしれないと、荷物へと仕舞い込む。


◆ 【?石】 を獲得しました。


捨てようと思うならばいつでも出来る。
不要と判断できるまでは、持っていても良いだろう。



【19:15】


やるべき事を終え、二人の下へ戻る。

治療は未だ続いている。
少年の様子を見れば、顔を幾筋もの汗が伝っていた。



>>↓1  どうする?


少年に水を飲ませるべきだと、あなたは感じた。
全力での治療、その負担は決して軽くはないはずだ。
少しでも少年の体力をもたせるために、水分の補給は正しい選択であるとも思える。

差し出された水筒に、少年は礼を言い口を付けた。
その間も片手は少女の胸に当てられ、光を放ち続けている。

次に、あなたは少女にも水を与えようとしたが、それは少年に止められる。
無理に飲ませようとして気道にでも入れば、負担になるとの事だ。
下手をすれば地上で溺れるなどという事態にもなりかねない。
納得し、水筒を荷に戻す以外に手はないだろう。


そうして荷を開けた時、あなたはある物を見つける。
幼い少女が祈りを籠めていた、小さな白い花だ。

なんとはなしに花を取り出したあなたは、それを……。



>>↓1  白い花二本を誰に渡しますか?


あなたは、少女に一本の花を握らせ、少年にもう一本を手渡した。
特に考えがあっての事ではない。
ただ、花売りの少女が熱心に祈っていた事を思い出し、何かの気休めになればと思ったのだ。

少年は怪訝そうに、いや、むしろ邪魔をするなといった風に眉を顰める。
その瞬間。



【魔力抵抗】

魔力 8

権能 -999 (??????)

自動失敗



ぱちん、と音を立ててあなたの意識が断線した。


◆ 友好度判定……成功


あなたが意識を取り戻すまでにかかった時間は、一瞬という言葉すら長い。
少年は花を受け取った瞬間のまま。

ただ、突然その顔が驚きに染まり、そして緩む。
不思議に思うあなたへと、少年は告げた。


『……えぇ、謝罪は受け取りました。
 そこまで自分を責めないで下さい。
 僕達も、あなたに頼りすぎていたんだと思います』


あなたが抱いていただろう自責の念は、少年へと全てが伝わったようだ。
少年はそれを真摯な謝罪と受け止め、あなたを許した。

原因は勿論、たった今手渡した白い花であるに違いない。





◆ アイテムの鑑定に成功しました、情報を開示します。


■ 伝心の白花

◆ 特殊能力

【以心伝心】

このアイテムを他者に手渡した場合、対象に対して抱いている感情が正確に伝えられる。


【19:30】


少女を見れば、表情が僅かに安らいでいるように感じられる。
恐らくは意識がないままでも、あなたの意思を受け取ったのだろう。



>>↓1 コンマ判定 【治療の進行】

耐久 3 (少女)
魔力 4 (少年)

目標値 7


【治療の進行】

目標値 7  出目 4

成功!



意思がより深く伝わるよう、あなたが少女の額に触れたその時だ。
少女の瞼がぴくりと動いた。

慌ててあなたと少年は声をかける。
応えるように目が開き、しっかりとあなた達を見つめた。
少年の治療が実を結び、ついに少女は意識を取り戻したのだ。
生死の狭間からは抜け出した、と少年も保証する。


完治した訳ではない。
少女が満足に動けるようになるまでは、まだしばらくの時間がかかるだろう。

だが、あなたか少年が手を貸せば、歩く事は可能なはずだ。



>>↓1  どうする?


時間が指定されなかったので最大時間です。
【0:19】 までどうぞ。

質問
篭に素材入れたら俊敏下がる?
下がる場合0以下になったらなにかデメリットある?

少年の魔翌力体力の様子を見たい


>>152
重量物でなければ問題ありません。
超過すると敏捷自体は下がりませんが、判定で補正が入ります。


>>154
少年はやや辛そうにしていますが、朦朧とはしていません。
必要があるならばあと一時間は治療を続けられるでしょう。
その後どうなるかは保証できません。

貴女一人で素材を回収する場合、何行動位使いますか?


>>167
実際に行う行動と判定次第ですね。
何とも言えません。


時間でした。


>>↓1  どうする?


『こんな時に素材、ですか……』


少年は僅かに気分を害したようだ。
だがそれでも、あなたに答える。


『剥ぎ取るならば、全員で動くべきでしょう。
 僕達だけでは襲われた時の対処が難しいですから。
 ですが、出来ればもう少し回復を待ちたい所です。

 ……部屋の入り口付近で待つなら、死体に異変があれば分かるかも知れません。
 それでどうでしょうか?』


少年の意見は、こういった所のようだ。



>>↓1  どうする?


魔法を使い続けている少年にも、休息が必要だ。

休息し食事を取ろう。
あなたはそう提案した。


『……。

 そうですね……確かに、僕まで倒れてはどうしようもありません。

 ただ、食事は大丈夫です。
 まだお腹は減っていませんから、お先にどうぞ』


少年は少女の服の前を合わせ、胸を隠す。
そのまま寄り添うように座り、周囲に目を配りながらも休息を始めた。

少女も、今の今まで大怪我を負っていたのだ。
ある程度回復したとはいえ、恐らく物を食べるのは難しい。

やむを得ず、あなたは一人寂しく食事を始めた。。



>>↓1  堅焼きビスケット と 干し肉 のどちらを食べますか?


ビスケットは、取り立てて美味しい物ではない。
極一般的な穀物の風味が感じられるだけだ。
ただ、その食感は中々素晴らしい。
普段ならば、迷宮内での食事としては、それなりに楽しめたはずだ。

しかし……。

ちらりとだけ横目で二人を窺う。
少年はいつの間にか、あなたに背を向けるように姿勢を変えていた。
その手からは魔法の光が漏れている。

休息は早くも取り止め、治療に戻っていたようだ。



【20:00】



【不運の回避】

幸運 9
蜘蛛 5

繚乱 -2
松明 -1

目標値 11 (自動成功)



異常は、相変わらず何もない。
食事を終えたあなたは治療の進行具合を尋ねる。

自力で歩けるまで、まだ少しかかると思います。
そう答えた少年の顔色は、酷く悪いように感じられた。



>>↓1  どうする?


このままでは、少年も無事には済まないかも知れない。
そう危惧したあなたは、魔力の譲渡が出来ないかと考えた。


【魔法知識】

知識 1

未踏 -10

目標値 -9 (自動失敗)


しかし当然、あなたはその方法を知らない。
それは少年も同じであったようだ。
そんな技法があったのか、と驚いた様子を見せている。



>>↓1  方法を知らない事を正直に告げますか?


あなたは正直に、具体的な手段は知らない、と答えた。
それでも試すだけ試したい、これ以上無理をして欲しくない、とも。



◆ 友好度判定……失敗



『……えぇ、分かりました。
 ですが、素直に休みますので、譲渡は結構です。
 失敗した時にどうなるか未知数ですから。
 ご心配、ありがとうございます』


少年はあなたの心配を受け入れ、にっこりと笑って魔法の光を収めた。
だが、何故だろうか。
その表情は普段の物とは少し違うように、あなたには感じられた。


といった所で今日はお開きで。
お付き合いありがとうございました。
また明日。

この様子じゃ「少女がこうなったのは元をただせばお前だ」位は考えてるかもな
少女が「あなたといたら命がいくつあっても足りない」とか言って仲間解散する以前に少年が「僕らがいても足手まといだし消えよう」と判断していつの間にか二人が貴女の元から消えててもおかしくない
割とマジでやばい展開だな。友好度はどう回復すべきだろうか……


■ 所持品一覧

 【使い慣れた双剣】 E

 【蜘蛛甲と鹿革の兜 +1】 E
 【大蜘蛛の面頬】 E
 【鉄製のネックガード +1】 E

 【使い慣れた皮鎧】 E
 【鹿革製のリュック】 E

 【大蜘蛛のガントレット】 E
 【異形の手袋】 E

 【ブーツ・オブ・ライトニング】 E

 【大型ウェストバッグ】 E


 【投石用の石 x28】

 【堅焼きビスケット x10】 ← USED
 【干し肉 x10】
 【竹製の水筒 / 75%】 ← USED
 【水袋 / 100%】

 【方位磁石 x2】
 【携帯用調理器具一式】
 【松明】 ← 使用中
 【植物油 x2】

 【地図用羊皮紙 x2】
 【描きかけの地図 / 白の森・入り口】
 【描きかけの地図 / 白の森・猿の縄張り】
 【描きかけの地図 / 白の森・最奥部への道】

 【大英雄の剣片】

 【伝心の白花 x1】 ← USED
 【?石】 ← NEW


■ パーティーの共有品

 【大蜘蛛の爪の欠片 x4】

 【木製の投石器 x2】
 【木製の投槍器】
 【木製の背負子】

 【熊肝の丸薬 x3】
 【熊骨の精力剤 x3】 ← USED


■ 預かり中

 【使い慣れたガントレット】
 【使い慣れたブーツ】

 【熊革の鎧 x3】 作成中 10日目 11:00 以降 受け取り可能


■ 所持金

 2097 Kootz


日曜ですし昼間から始めていきます。
よろしくお願いします。


【3日目 20:15】

【松明使用中】



少女の呼吸は落ち着きを見せたようだ。
二人は顔を寄せ合い、何事かを囁き合っている。

あなたの耳はその言葉を捉えただろう。
だが、それは例の未知の言語であり、あなたが内容を理解する事は出来なかった。



>>↓1  どうする?


【13:51】 まで停止します。


時間なので再開します。


>>↓1  どうする?


だめそうですね。
夜にまた来ます。
ありがとうございました。


こんばんは。
そろそろ始めていきますね。
よろしくお願いします。


あなたは二人を更に観察する。

少女の具合はそれなりに回復したようだ。
その顔から死の気配は取り払われている。
だが、血を失いすぎたのだろう。
顔は真っ白で、視線もやや定まっていない。

少年の方も過度の治療で酷いものだ。
額には脂汗が流れ、少女に負けず劣らずの顔色。
あなたが止めていなければ倒れている可能性もあっただろう。
もしくは、精力剤の力がなければ、やはり同じ結果だったに違いない。


そんな二人が囁き合っている内容は分からない。
だが少年は何かを説得しているように、少女はそれを咎めているように、あなたには思えたかも知れない。



>>↓1  どうする?


少女に謝罪をしなければならない。
そうあなたは考えた。

白い花の効力で、あなたの気持ちは伝えられているはずだ。
だが、それとこれとは別。
そもそも花の力もその理由は一切不明のままだ。
不確かな事に心を預けるというのも、おかしな話である。


あなたは話しかける機を窺い、二人の会話が途切れるのを待つ。
勿論、その間も周囲の警戒は忘れてはいないが。



◆ 不運の回避……自動成功  (>>193と同様)


【21:30】


二人の話は長く続いた。
少年は時折声を荒げていたが、最終的に少女の意見が容れられたようだ。
仕方がない、とでも言うような表情で、僅かに震える指先を少年の頬に触れさせている。


……そろそろ良い頃合だろうか。


あなたは少女に近寄り、傍らに膝を付く。

近くで見れば、少年の顔色が回復してきている事に気付けるだろう。
森を覆う霧の効果だと思われる。
失われた魔力はそれなりに取り戻されたようだ。

ともかく、あなたは謝罪をしようと、口を開く。
すると、少年がそれを素早く遮った。


『大分具合も良くなったので、治療を再開しようと思います。
 すみませんが、周囲の警戒を……』

『……うぅん、私は、大丈夫だから。
 どう、したの? 何か……あった?』


あなたを遮ろうとした少年を、更に少女が遮る。
その声は未だ細く、押し殺された苦痛を嫌でも感じさせただろう。


少女の声に刺激された罪悪感、
それが命じるままに、深く頭を下げた。

過信、油断、慢心、軽視。
その代償として突き付けられた現実は余りに重く、あなたの額を土に押し付ける。


◆ 友好度判定……成功


『……。
 帰ったら、なんか奢んなさい。
 それで、いいわ。

 あんたの話に乗った時に、覚悟はしてたから』


少女はそう答え、あなたに手を差し伸べた。
その手を固く握り、和解は完了する。

血が足りないのだろう。
酷く冷たい指先の温度が、最後にあなたを苛んだ。


続く提案は、二人に受け入れられた。
元より今すぐ戻るつもりはなかったのかも知れない。


『……明け方、夜と昼の境目にしましょう。
 夕暮れ時と同じく、最も魔物が減る時間帯です』



>>↓1  見張りの間に行いたい事があれば指定できます (特になければ自動進行します)


【20:27】 まで停止します。


時間なので再開します。


>>↓1  どうする?


あなたは二人から離れて、樹上の警戒を始める。
現状、最も警戒すべきは何かと言えば、エルフ達である。

彼らのこのエリアへの侵入は既に確認している。
更に、本来こちらに存在しないという事は、大蜘蛛の脅威を知らない可能性がある。
この部屋に踏み入ってくるとするならば、彼らだろう。

……と、あなたは予想していたのだが。



【5:00】



時間は何事もなく過ぎ、木々の天井から垣間見える空は白み始めた。
明け方である。


あなたは頃合と見て、二人へと歩み寄った。
それを確認し、少年が少女を揺り起こす。

一夜を通して、少年は休息と治療を繰り返していた。
その甲斐あって、少女の傷は完治している。
後は、失われた血量が戻れば何事もなく元通りになるはずだ。
少年の方も顔色は幾分か良く、最低限の魔力だけは残しているように思える。

また、真夜中に飲んだ薬の影響だろう。
不寝番による体調の悪さは、あなたには存在しない。
十分な行動が可能なはずだ。


http://light.dotup.org/uploda/light.dotup.org292846.jpg

◆ = 現在位置


少年の言が正しければ、今は魔物の脅威が最も小さい。
ある程度の安全は確保されているはずだ。



>>↓1  どうする?

5分会議で
少年って少女は背負える体格なの?

石に関しては帰還後でもいいんじゃない?
帰還の際の隊形や誰が背負うかとか決めないと
あと少女って索敵可能なのか?


【21:21】 まで停止します。


>>310
フィジカル・ブーストを使用すれば補正を受ける事なく可能です。
特に指示をしなければ少年は自動使用します。

>>314
可能ですがその精度に大きな影響が出ています。
現状、あなたが索敵を担う方が確実でしょう。


時間なので再開します。


>>↓1  どうする?

ちょっと質問少女を背負いながら索敵は可能? 安価は5分延長


>>325
すみません、ちょっと席外してました。
ここから 【21:31】 まで停止します。
索敵はその状態でも行えます。


背負子に乗せる事は可能としておきます。


時間なので再開します。


>>↓1  どうする?


あなたは少年に荷を預け、少女を背負おうと背を向けた。
それに難色を示したのは少年であった。


『背負うなら、僕がやります。
 あなたには……いえ……』

『別にもう自分でも歩けるけど、あんたが言うなら任せるわ。
 何かあったらすぐに下ろして。
 私が乗ってちゃ邪魔になると思うし』


少年が言葉を探すように口篭っている間に、少女はあなたの肩に手を掛けた。
そのままあなたに自身を託す。

少年は口を閉じ、諦めたように息を吐いていた。


http://light.dotup.org/uploda/light.dotup.org292908.jpg

◆ = 現在位置



あなた達は部屋を出て、通路の南北を見渡した。

北には、霧で判然とはしないが大きな影が横たわっている。
夜間に物音がしなかった以上、大蜘蛛がそのままになっているはずだ。

南には、すぐに小部屋。
こちらには目に入る部分には何も見つからない。


あなたの体は万全だ。
少女の重みは、少なくとも苦にはなっていない。



>>↓1  どうする?


※ 状況から判断し、南へと進みます。



あなた達は慎重に、小部屋へと向かう。
背負った少女に負担をかけないよう、その足取りは常よりも遅い。

すぐに到達した入り口から、あなたは顔だけを出し、そっと窺う……。



>>↓1 コンマ判定 【目視】

感覚 7

白霧 -2

目標値 5


>>↓2 コンマ判定 【??】

感覚 7

目標値 7


【目視】

目標値 5  出目 9

失敗……


【?? → 嗅覚】

目標値 7  出目 1

クリティカル!!



クリティカル……


【4日目 5:15】



部屋の中を覗くあなたは、ある臭いを検知した。
血の臭いだ。
恐らくはしばらく前に流されたらしく、濃密な物ではない。
しかし、あなたには確かに感じられた。

源を探れば、部屋の中央辺りに赤黒い染みがある。

更にあなたは……。


◆ クリティカル効果により追加情報を自動獲得します。


北だ、と確信した。
血の持ち主は北の、大蜘蛛の死骸の方向へと向かったようだ。
通路では気付かなかったが、獣の臭いがそちらから漂っている。

……脱出の障害物は、とりあえず部屋の中には見当たらなかった。


http://light.dotup.org/uploda/light.dotup.org292940.jpg

◆ = 現在位置



あなた達は部屋の中を移動し、入り口への通路を視界に入れた。
突き当たりまでは、何もないように見える。



>>↓1  どうする?


あなた達は壁伝いに通路を進む。
最初の角を曲がり、二つ目の角も曲がる。

あと一度。
次を曲がれば、長い通路の先に森の出口が待っている。



>>↓1 コンマ判定 【不運の回避】

幸運 9

繚乱 -2

目標値 7


【不運の回避】

目標値 7  出目 7

かろうじて成功……



白い霧の向こうには何も見えない。
だからと言って油断など一切せず、慎重に歩を進める。



……入り口の広間に到達して、ようやくあなた達は安堵を得る事が出来た。

少女はあなたの背から降り、感謝を伝える。
そこに少年が駆け寄って、肩を支えた。

当然の事として、あなた達に余裕はない。
すぐに街へと向けて、少女に負担がかからない範囲で急ぐ事となる。


【4日目 7:30】



朝の喧騒に包まれる通りを抜け、あなた達は宿に帰還した。
すぐに少女をベッドに寝かせ、少年が寄り添う。

帰路を歩いただけで、少女の状態は再び悪化していた。
苦しげな表情を浮かべ、眠りに落ちている。

傷が開いた、などという訳ではない。
単純に血が足りないそうだ。


『……完全な回復にはしばらくかかるでしょう。
 僕の治療では、失った血までは戻りません』


少年の見立てによれば、少なくとも三日、確実を期すならば四日は必要であるという。
それまでの間、少女は安静にしておくべきだろう。



◆ 【エルフの少女】 が 【7日目 7:30】 までパーティーから離脱します。


『僕は毎日森に入らなければいけません。
 最低でも、呪いから迷宮の探索として認められる程度の行動をする必要があります。
 その間、この子を……いえ』


少年は一度声を飲み込み、そしてあなたに頭を下げる。


『その前に……迷宮の中では、すみませんでした』


それから、不在の間の少女の世話をあなたに頼み込んだ。
この状態の少女を一人残して行くなど、彼にとっては不安以外の何物でもないのだろう。
謝罪を繰り返し、何度もあなたへと懇願している。



>>↓1  どうする?


少年に対し、あなたも鏡写しのように頭を下げた。
森の中、治療中に行った様々な事の意味に、気付いたのだ。

恐らくは現実逃避だったのだ。
少女が死に瀕している事を受け入れられず、常と同じような行動を取ってしまった。
それが少年の心にどのような波を起こしたか。
街に戻り冷静さを手にした今、余りにも明白だった。

心を籠めて謝罪し、そして二人のために出来る事は何でもすると誓う。


『……ありがとうございます。
 この子を、お願いします』





こうして、あなたは少年が不在の間、少女の看病をする事となった。
勿論、何か用事があるならば自由に出歩く事も出来る。
ただし、その場合失う物は何かを、あなたは頭に置いておくべきだろう。


といった所で今日はお開きで。
お付き合いありがとうございました。
また明日。

今までと同じ速度で三日は長すぎるので、看病期間中は高速化が出来るよう対応しておきます。


忘れてました、持ち帰り鑑定結果です。



■ 基点石

様々な魔術の目標点として利用できる石。
魔力を籠めた本人しか使用できないため、特に用途はない。


■ 所持品一覧

 【使い慣れた双剣】 E

 【蜘蛛甲と鹿革の兜 +1】 E
 【大蜘蛛の面頬】 E
 【鉄製のネックガード +1】 E

 【使い慣れた皮鎧】 E
 【鹿革製のリュック】 E

 【大蜘蛛のガントレット】 E
 【異形の手袋】 E

 【ブーツ・オブ・ライトニング】 E

 【大型ウェストバッグ】 E


 【投石用の石 x28】

 【堅焼きビスケット x10】
 【干し肉 x10】
 【竹製の水筒 / 100%】 ← 自動補給
 【水袋 / 100%】

 【方位磁石 x2】
 【携帯用調理器具一式】
 【松明】 ← 使用中
 【植物油 x2】

 【地図用羊皮紙 x2】
 【描きかけの地図 / 白の森・入り口】
 【描きかけの地図 / 白の森・猿の縄張り】
 【描きかけの地図 / 白の森・最奥部への道】

 【大英雄の剣片】

 【伝心の白花】
 【基点石】 ← NEW


■ パーティーの共有品

 【大蜘蛛の爪の欠片 x4】

 【木製の投石器 x2】
 【木製の投槍器】
 【木製の背負子】

 【熊肝の丸薬 x3】
 【熊骨の精力剤 x2】 ← USED


■ 預かり中

 【使い慣れたガントレット】
 【使い慣れたブーツ】

 【熊革の鎧 x3】 作成中 10日目 11:00 以降 受け取り可能


■ 所持金

 2097 Kootz


◆ 【基点石】 について

【リモート・ビューイング】 や 【テレポーテーション】 の目標地点として使用されるアイテムになります。
エア・カッターがこの石目掛けて軌道を変える、といった効果はありません。

あなた達のパーティーは、現在これを必要とする魔法を習得していません。

再利用するには籠められた魔力を抜き取る必要があります。
これには特殊な技術が必要になり、知っているかどうかは知識判定の結果によります。





今晩は19時位の開始になります。
よろしくお願いします。


ちょっと遅れました、申し訳ありません。
今日もよろしくお願いします。


【4日目 8:00】



和解を終えたあなた達は、今日の予定について話し合う。
そこで、少年からあなたに提案があった。


『僕はこのまま、夕刻まで残ってこの子を診ています。
 もし何か準備する事があれば、それまでにお願いします』



>>↓1  どうする?


あなたはまず、看病に何が必要そうかを尋ねた。
介護をされた経験はあっても、看病はした事もされた事も乏しい。
脚を失って間もない頃にはあったはずだが、それは遠い記憶の中である。
治療に関しては専門である少年に聞くのが最も正しいはずだ。


『そうですね……ここの食堂はある程度無理を聞いて貰えます。
 貧血に良い物を用意して貰うのも、問題ないはずです。

 着替えも十分な数があります。
 体を拭く布とお湯も、貸して貰えますし。

 ……意外と、準備する事はなさそうですね』


少年は頭を掻きながら続ける。


『強いて言えば増血剤くらいでしょうか。
 ただ、これは調合が難しいらしくて、それなりに値が張ります。
 あれば有難いですが、無理にとは言いません』



>>↓1  どうする?

あ、しまった、これもしかして 【少年が探索で必要な物】 でしたか?


『僕が必要な物……ですか?』


あなたが続けて聞くと、少年は困惑したような顔を見せた。


『いえ、特にこれと言っては……。
 物資も殆ど消費していませんし、装備も普段のままで問題ありません。
 これでも、一人で探索する事もあるんです。
 僕の心配は要りませんよ』


少年はあなたを安心させるように微笑む。
どうやら本心のようだ、とあなたは感じた。


答え終えた少年は再びベッドの横に座り、少女の額の汗を拭いている。



>>↓1  どうする?


あなた達は更に相談を続ける。

まずは森の中で拾った魔力を帯びた石。
一部の魔術の使用に必要だという、基点石について。


『……特に使い道はありませんね。
 もしリモート・ビューイングに使われていたなら、
 森の中で助けを求める事も出来たかも知れませんが、今言っても仕方ない事ですし。

 置いた人が困っているかも知れませんし、僕が戻しておきましょうか』



>>↓1  少年に基点石を渡しますか?


基点石を少年に託しながらも、あなたは注意を促す。

森の最初の小部屋で発見した血痕の事だ。
血を流した魔物は、大蜘蛛へと近付く進路を取っていたようだった。
それはつまり、今の森では蜘蛛の部屋といえど危険はあるという事だ。

少年も頷く。
縄張りの乱れは既知の事柄だが、確認し合う事が無駄である訳もない。


そして最後、看病の細かい決め事について。
少年の希望は、以下の通りのようだ。


『特に大きな負担をかけるつもりはありません。
 僕が居ない間、休息を取っている間、傍についていてくれれば、それだけで。

 あぁ、それと体を拭くのはあなたにお願いします。
 僕がやるのでは恥ずかしがって大変でしょうし』



>>↓1  ルールについて意見があれば伝える事が出来ます (伝えなくとも問題ありません)


特に異論はない、とあなたは伝えた。
それで話し合いは終了となる。


あなたは部屋を出て、階下へ向かう。

宿のカウンターでは店主の妻が頬杖を付いていた。
そこへ話しかけ、三日分の部屋と食事の代金を支払う。
食事は通常の物よりやや値が張ったが、少女の体を考えれば必要な出費である。


◆ 所持金 2097 → 1827 Kootz


中身を減らした財布を眺めながら、あなたは考える。
少年が言っていた増血剤についてだ。

おおよその値も聞いたが、さて購入するべきだろうか?



■ 増血剤

価格 : 500 Kootz

体内の血液を増やす効果のある薬品。
購入した場合、少女が復帰するまでの期間が一日短縮される。



>>↓1  購入しますか?


※ 背骨忘れてました、すみません。


■ 所持品一覧

 【使い慣れた双剣】 E

 【蜘蛛甲と鹿革の兜 +1】 E
 【大蜘蛛の面頬】 E
 【鉄製のネックガード +1】 E

 【使い慣れた皮鎧】 E
 【鹿革製のリュック】 E

 【大蜘蛛のガントレット】 E
 【異形の手袋】 E

 【ブーツ・オブ・ライトニング】 E

 【大型ウェストバッグ】 E


 【投石用の石 x28】

 【堅焼きビスケット x10】
 【干し肉 x10】
 【竹製の水筒 / 100%】 ← 自動補給
 【水袋 / 100%】

 【方位磁石 x2】
 【携帯用調理器具一式】
 【松明】 ← 使用中
 【植物油 x2】

 【地図用羊皮紙 x2】
 【描きかけの地図 / 白の森・入り口】
 【描きかけの地図 / 白の森・猿の縄張り】
 【描きかけの地図 / 白の森・最奥部への道】

 【大英雄の剣片】

 【伝心の白花】
 【基点石】 ← NEW


■ パーティーの共有品

 【大蜘蛛の爪の欠片 x4】

 【木製の投石器 x2】
 【木製の投槍器】
 【木製の背負子】

 【熊肝の丸薬 x3】
 【熊骨の精力剤 x2】 ← USED

 【豪腕熊の背骨】 ← NEW


■ 預かり中

 【使い慣れたガントレット】
 【使い慣れたブーツ】

 【熊革の鎧 x3】 作成中 10日目 11:00 以降 受け取り可能


■ 所持金

 1827 Kootz


【4日目 10:30】



あなたは薬師の店を出て、購入したばかりの薬品を確かめた。
小さな小瓶の中には、鮮血を思わせる真っ赤な液体が詰まっている。
これをそのまま飲めば良いとの事だが、湧き上がる抵抗感を禁じえない。

とはいえ、飲ませないという選択肢もありえない。
間違いなく効果があるという事は専門家が保証しているのだ。
少女には我慢してもらおうと考えつつ、慎重に荷へと仕舞い込んだ。


◆ 【増血剤】 を獲得しました、宿に戻れば自動使用します。


さて、特に取り立てて準備すべき物はないと、少年は言った。

彼が森へ向かうのは夕方からのようだが、看病の手は多い分には問題ないだろう。
あなたにやるべき事がなければ宿に戻るのが良いに違いない。

また、現状を考えれば、外での長時間の行動も、気が引ける事である。



>>↓1  どうする? (行動は一度のみに制限されています)


◆ 所持金 1327 → 1127 Kootz

◆ 【ポーション】 を獲得しました、自動的に少年に渡されます。



あなたはふと思いつき、ポーションを追加購入した。
少年は負傷を治療できるが、傷が大きければ万が一という事も有り得る。
その時に薬による補助の有無が生死を分けるという可能性も、なくはないのだ。

あなたは買い物に満足し、宿へと戻る道を歩む。



【4日目 16:00】



少年は、ポーションを受け取った後仮眠を取り、森へと向かった。
本人の申告によれば、呪いが満足するのは恐らく深夜近くになるとの事。
夜間は宿の扉が閉ざされる事を考えれば、帰りは朝になるはずだ。

それまでの間、あなたは少女に付き添う事になる。


【4日目 19:00】



苦悶の表情で眠っていた少女が目を開いたのは、街が夜に包まれてからの事だった。

少女はまず喉の渇きを訴え、あなたから増血剤と水を受け取り飲み干した。
その際、薬品の味に文句を溢したのは致し方ない事だろう。
蓋を開けた瞬間、離れているあなたにも分かる程の生臭さが立ち上ったのだ。

何を原料にしているのかは聞かなかったが、それは正解だったように、あなたには思えた。
恐らく、知っていれば少女に飲ませる事に躊躇いを覚えたかも知れない、と。


【4日目 20:00】



部屋まで運んだ食事を二人で平らげた後、少女は口を開いた。


『それで、これからあいつと一緒に森に行くんでしょ?
 私の事はいいから、準備するといいわ。
 少しは楽になったし、自分の事は自分でやれる』


あなたが外出している間も、少女は寝ていたのだろう。
少年は何も教えずに森へ行ってしまったようだ。



>>↓1  どうする?


あなたは少女をベッドに寝せ、説明を始めた。

少女を一人にする訳には行かず、少年は一人で森へ入るという事。
その間、あなたが少女の傍に付いている事。
少年の帰りは、明日の朝になる事、など。

あなたの話を聞き終わり、少女は呆れたように頭を抱えた。


『あの馬鹿は……。
 もう少し自分を大事にしろってのよ。
 まぁ、あいつの事だし大丈夫だとは思うけど……。

 ……でも、そっか。
 あんたに任せられる位にはなったのね。
 あからさま過ぎて心配してたのよ。
 仲直りできて、良かった』


ああ見えて結構短気なとこあるけど、何とかよろしくお願い。

少女はそうあなたに言い、大人しく休息を取り始めた。



さて、取り立ててやるべき事はない。
体の清拭も、食事の前に済ませている。
薬を飲ませ、食事もした以上、この後は回復していくだけだろう。

そう考え安堵した途端、あなたの口から大きな欠伸が漏れた。

昨晩の徹夜の影響が出始めたのだ。
瞼を開くのも一苦労、というような眠気があなたに襲い掛かる。



>>↓1  少女と一緒に眠りますか?


あなたは眠気に逆らわず横になる事にした。
少女にも睡眠を促したが、ずっと眠り通しだったせいか難しいようだ。
それでも、具合の悪い状態で勝手に動く事はしない、何かあればあなたを起こす、と確約させた。

更に、念のためベッドを無理矢理に動かし、隣接させる。
こうしてすぐ傍で寝て、ついでに手の一つでも握っておけば、異常に気付くのは容易いはずだ。

心配するあなたに苦笑しつつも、少女は抵抗なく手を差し出した。


夜は更けていき、部屋の中には二人分の寝息だけが静かに流れている。



>>↓1 コンマ判定 【少女の体調】

耐久 3
薬効 3

目標値 6


【少女の体調】

目標値 6  出目 9

失敗……



◆ 追加判定が発生します


>>↓1 コンマ判定 【異変の察知】

感覚 7
手繋 2

熟睡 -3

目標値 6


【異変の察知】

目標値 6  出目 8

失敗……


あなたは眠り続ける。
握った手の異常に、僅かも気付かずに。



【5日目 2:00】



ふと、あなたは妙な音に目が覚めた。
重い液体がビチャビチャと、床に零れる音だ。

あなたの手は誰にも握られていない。
そしてまた、隣にベッドに人影もない。

慌てて飛び起き、少女の姿を探せば、それは部屋の扉近くに見つけられた。
へたり込むように座り、俯いている。
音はそこから響いていた。
少女の膝の間には、夕食の溶け残りが胃液と共に広がっている。


【5日目 2:30】



汚れた服と体の後始末を終え、あなたは少女をベッドに寝かせた。
謝罪を繰り返していた少女は、今は苦しげな息を立てて瞼を閉じている。

……この状態で再び眠りにつく事は、あなたにはとても出来る事ではないだろう。


【5日目 7:00】



そのまま、朝になった。
半端に終わった睡眠と、異変に気付けなかった自責の念。
二つはあなたの心身に負担をかけた事だろう。


さて、あなたはその状態で、無事に戻ってきた少年を出迎えた。

……夜間の出来事を正直に言うべきだろうか?



>>↓1  どうする?


あなたは全てを正直に伝えた。
信頼を裏切って眠りに沈み、少女の不調に気付けなかった、と。

それに対する少年の返答は……しばしの無言の後の、静かな言葉だった。


『……いえ、僕も迂闊でした。
 眠っていないのは、あなたも同じだった。
 気付いていれば、出発を遅らせる事も出来たのに。

 幸い、今回は嘔吐だけで大事にならなかった。
 それで構いません』


僕が見ていますから、あなたは眠って下さい。
少年はそう促し、少女に寄り添った。


【5日目 13:00】



失態の後の眠りは、あなたにとって酷く心苦しかったはずだ。
だが、同じ事を繰り返す訳にもいかない。
心に無理を言い聞かせて十分な睡眠を取ったあなたは、昼になって目を覚ます。

少年は、あなたが眠る前に見たのと同じ姿勢で、少女に何事か伝えていた。
聞いている少女の顔色は、朝よりも良くなっているように思える。

あなたが起きた事に気付いたのだろう。
少年が言葉を切り、あなたへ振り向いた。


『おはようございます。
 ……森の様子で伝えておきたい事があったのですが、良いでしょうか?』


少年が探索で知ったという事実は、以下の通りだ。

蜘蛛の部屋は、内部の巣が滅茶苦茶に切り裂かれていた事。
大蜘蛛の死骸は、僅かな残骸を残して消え失せていた事。
地面の血痕を辿れば、通路の途中で忽然と途切れてしまった事。


それぞれ何を意味するかは、あなた達には未だ分からない。
だが、覚えておく事に損はないはずだ。


【5日目 14:00】



情報の共有は完了した。

少年は、今夜は日が落ちてから森に入るという。
戻るのはやはり朝方になるはずだ。



>>↓1  夜までにしたい事があれば指定できます (スキップしても構いません)


薬を追加するべきか否か。
あなたは少年にそう問いかけた。


『いえ、それは不要でしょう。
 この手の薬は、薬師の魔力で吸収が強く促されています。
 吐き戻された分はないと思いますし、副作用の心配もありますから。

 顔色は大分良くなってきています。
 このまま様子を見ても良いでしょう』


あなた達の中で、最も知識量が多いのは少年である。
彼が言うなら間違いないだろうと、追加の購入は行わない事とした。


【5日目 20:00】



少年は森へと向かった。

回復のために必要なのは安静である。
だが、少女は一日中ベッドの上に横たわり続け、最早眠るのも難しい。

そんな少女へと、少年は一つの薬を置いていった。
副作用が存在せず、ただ服用者を眠りに誘うだけという物らしい。
半信半疑だった少女だが、その効果は自身をもって証明していた。

可愛らしい寝息を立てる姿は、昨日よりもずっと体調を戻しているように見える。

……逆に言えば、昨日は最も状態が悪いと簡単に予想できる、療養初日だったのだ。
一応の対策をしたと言えど、付き添いが眠るなど愚行も愚行。
湧き上がる罪悪感に、あなたは自身の顔を覆った。



>>↓1  今晩はどうする?


といった所で今日は寝ます。
お付き合いありがとうございました。
また明日。

もうちょっと高速化すべきでしたかね、進まない事進まない事……


■ 所持品一覧

 【使い慣れた双剣】 E

 【蜘蛛甲と鹿革の兜 +1】 E
 【大蜘蛛の面頬】 E
 【鉄製のネックガード +1】 E

 【使い慣れた皮鎧】 E
 【鹿革製のリュック】 E

 【大蜘蛛のガントレット】 E
 【異形の手袋】 E

 【ブーツ・オブ・ライトニング】 E

 【大型ウェストバッグ】 E


 【投石用の石 x28】

 【堅焼きビスケット x10】
 【干し肉 x10】
 【竹製の水筒 / 100%】
 【水袋 / 100%】

 【方位磁石 x2】
 【携帯用調理器具一式】
 【植物油 x2】

 【地図用羊皮紙 x2】
 【描きかけの地図 / 白の森・入り口】
 【描きかけの地図 / 白の森・猿の縄張り】
 【描きかけの地図 / 白の森・最奥部への道】

 【大英雄の剣片】

 【伝心の白花】


■ パーティーの共有品

 【大蜘蛛の爪の欠片 x4】

 【木製の投石器 x2】
 【木製の投槍器】
 【木製の背負子】

 【熊肝の丸薬 x3】
 【熊骨の精力剤 x2】

 【豪腕熊の背骨 x3】


■ 預かり中

 【使い慣れたガントレット】
 【使い慣れたブーツ】

 【熊革の鎧 x3】 作成中 10日目 11:00 以降 受け取り可能


■ 所持金

 1127 Kootz


今晩は18時位の開始予定です。
よろしくお願いします。


※ 修正


■ 所持品一覧

 【使い慣れた双剣】 E

 【蜘蛛甲と鹿革の兜 +1】 E
 【大蜘蛛の面頬】 E
 【鉄製のネックガード +1】 E

 【使い慣れた皮鎧】 E
 【鹿革製のリュック】 E

 【大蜘蛛のガントレット】 E
 【異形の手袋】 E

 【ブーツ・オブ・ライトニング】 E

 【大型ウェストバッグ】 E


 【投石用の石 x28】

 【堅焼きビスケット x10】
 【干し肉 x10】
 【竹製の水筒 / 100%】
 【水袋 / 100%】

 【方位磁石 x2】
 【携帯用調理器具一式】
 【植物油 x2】

 【地図用羊皮紙 x2】
 【描きかけの地図 / 白の森・入り口】
 【描きかけの地図 / 白の森・猿の縄張り】
 【描きかけの地図 / 白の森・最奥部への道】

 【大英雄の剣片】

 【伝心の白花】


■ パーティーの共有品

 【大蜘蛛の爪の欠片 x4】

 【竹製の水筒 / 100%】
 【竹製の水筒 / 100%】

 【木製の投石器 x2】
 【木製の投槍器】
 【木製の背負子】

 【熊肝の丸薬 x3】
 【熊骨の精力剤 x2】

 【豪腕熊の背骨 x3】


■ 預かり中

 【使い慣れたガントレット】
 【使い慣れたブーツ】

 【熊革の鎧 x3】 作成中 10日目 11:00 以降 受け取り可能


■ 所持金

 1127 Kootz


失礼しました、共有品に水筒二個追加してます。


今晩は眠らずにいよう、とあなたは考えた。
当然の成り行きと言える。


眠る少女をじっと眺めながら、あなたは物思いに耽る。
何と無しに思い出されたのは、注文している防具の事だ。

本当に革だけで良かっただろうか。
動きを鈍らせるとしても、鉄などと組み合わせた方が良かったか。
などと、あなたは思い悩む。

既に無料で変更が効く時刻は過ぎたが、気になる物は仕方ない。
月明かりが部屋を照らす中、眠る少女と悩むあなたの時は静かに過ぎていく。


この晩、少女が再び体調を崩す事はなかった。


【6日目 12:00】



異変は、明けて翌日に起こった。
少年が帰って来なかったのだ。

起床した時は、まだ早いからと何も考えずに。
朝食の間は、そんな事もあるだろうと楽観的に。
その後になって、何か手間取る事があったのかとようやく心配を。

ついに昼になる頃には、少女はその顔を焦燥に染めていた。


『こんな時間まで戻らないなんて絶対おかしいわ。
 探しに行かなきゃ。
 あんたも付いてきてくれる?』


少女はベッドから降り、荷を背負おうとしている。
薬と休眠の甲斐があり、体調は随分と回復したようだ。
それでもまだ本調子とは言えず、森へ向かうには不安が残っている。



>>↓1  どうする?


あなたは少女に賛成した。
いかに本調子でないと言えど、事態が事態である。
手は一つでも多い方が良い。

あなた達は急ぎ装備を整え、森へ続く門へと向かう。


何としても少年を救い出す。
そう意気込んでいたあなた達だったが。


『すみません、帰りが遅れてしまいまして。
 ちょっと休もうと思っただけなのですが、ついうとうとと』


……門に辿り付いた所で、あっさりと解決した。

壁際で座り込む少年の姿を発見したのだ。
衣服に血の跡のような物があるが、それ以外は何の異常も見当たらない。
顔色も良ければフラつく様子もなく、全く無事である。

少女は心配を暴言に変えて少年の頬を抓っている。
その光景に、あなたもまた安堵の溜め息を吐くのだった。


宿に帰った後、少年はあなたに提案を行った。
少女を残しての、二人での探索である。

理由として、彼は自身の襟元を開き、一つの傷跡を見せた。
何重にもなった細かな、しかし鋭い刃物を押し付け滑らせたそうな物だ。


『蛇に気付かずやられてしまいました。
 やっぱり、縄張りの混乱は大分深刻なようです。

 ……強がってはみたものの、一人では無理がありました』


あなたの腕を頼りたい、と少年は言う。
未だ体調に僅かな不安のある少女は残し、夜から森に同行して欲しい、と。



>>↓1  どうする?


【6日目 12:30】


あなた達が少女にこの話を告げると、彼女は当然とばかりに了承した。
むしろ、何故今までそうしなかったのかと言いたげな表情をしている。
実際に嘔吐してしまった以上、それが言葉になる事だけはなかったが。


『では、夜に日が沈んでから向かいましょう。
 それまでに仮眠と、やる事があれば準備をお願いします』



>>↓1  仮眠の他に一回行動が出来ます (しなくとも構いません)

夜に日が沈むって何だ……。
夜になってから、です。
具体的には 【20:00】 出発です。


あなたは薬屋を訪れた。
相変わらず酷い臭いであり、自然と顔が歪むのが自覚できるだろう。

店主はあなたが持ち込んだ素材をしばし観察し、条件を提示した。



■ 豪腕熊の背骨

売却 : 2400 Kootz / 一個当たり

加工 : 480 Kootz / 一個当たり


◆ 加工後の薬

【熊骨の精力剤】

豪腕熊の背骨一本につき、七個獲得可能。

6時間だけ、状態異常 【朦朧】 【疲労】 【衰弱】 に耐性を与える。
また、服用者が男性の場合、追加効果が発生する。



※ 売却と購入が指定されているため、自動的に売買を成立させます。


◆ 所持金 1127 → 5447 Kootz

◆ 【熊骨の精力剤 x7】 を注文しました、出発時に自動的に受け取ります。


更にあなたは店の中を見て回る。
薬品は多種多様、所狭しと並んでいる。
その中で、探索に有用と思われる物は……。



■ 消炎鎮痛剤

価格 : 100 Kootz

薬草から作られる塗り薬。
三時間だけ、痛みによる補正を無効化できる。
ただし、激痛の場合はこの薬では効果がない。


■ ポーション

価格 : 200 Kootz

良質の薬草と少量の魔力を用いて作られる薬品。
傷にかければ消毒、血止め、治癒促進の効果がある。
また、飲み込む事で疲労を回復する事も出来る。


■ 鹿脂の塗り薬

価格 : 200 Kootz

緋色鹿の脂と薬草を用いて作られた塗り薬。
火傷に対して効果が高い。
また、消炎鎮痛剤と同等の効果も持つ。


■ 闇払いの眼薬

価格 : 300 Kootz

闇色の狼の眼球から作られる薬品。
一時間だけ、暗闇を見通す事が出来る。


■ 吸魔蕾の鎮静薬

価格 : 500 Kootz

マナ・イーターの蕾に含まれる毒を薄めに薄めて作られる薬品。
三時間だけ、精神的なダメージを軽減し、精神的な状態異常への抵抗に補正を与える。
過剰摂取すると強い眠気が発生するので注意が必要。


……こんな所のようだ。
どうやら豪腕熊を素材とした物は、品切れを起こしているらしい。



>>↓1  どうする?


◆ 所持金 5447 → 3447 Kootz

◆ 【ポーション x6】 【闇払いの眼薬】 【吸魔蕾の鎮静薬】 を獲得しました。



『はい、ありがとう。
 また来てちょうだい』


のんびりとした店主の声に見送られ、あなたは店を後にする。

この後には、少年との探索が控えている。
宿に戻り、仮眠を取って備えるべきだろう。


【6日目 20:00】



あなた達は宿での夕食を終え、森へ続く道を歩く。

今晩は随分と雲が出ているようだ。
月も星も隠れ切り、辺りは深すぎる闇に覆われている。

少年が浮かべるごく小さな光球だけが、唯一の頼りだ。



……あなた達の間に、今の所会話はない。
無言の道程に一石を投じたいならば、試みるのも良いだろう。



>>↓1  どうする?


あなたは前を歩く少年に早足で追いつき、口を開いた。
森の中での方針について決めようと。

二人だけであえて奥へ進むのか、あるいは少年の呪いの事だけを考えて簡単な探索で終わらせるのか。
後者であるならば、光の魔法についての講義を再度行って欲しいという考えもあった。


『少し、気になる事があるんです。
 蜘蛛の巣が切り裂かれていた事は、お話しましたよね。
 ですが、僕にはそれが可能な魔物に心当たりがないんです。

 狼や熊では魔力が足りません。
 エルフには風の刃がありますが、これは威力不足です。
 梟も……聞いた限りでは、自身の飛翔にのみ魔力を裂いているようですし。

 この調査をしたい、と僕は考えています。
 ほら、アレです。
 あなたには野生の勘じみた物があるじゃないですか?』


いつも通りの余計な一言を最後に、少年はあなたの意見を待っている。



>>↓1  異論があれば伝える事が出来ます (伝えなくとも構いません)


『熊達は、自身の能力に絶対の自信を持っているようです。
 隠れる、潜む、といった事をしません。
 聞いた話では、ですけれど。

 変異種が入り口近くにやってきたならば、即座に見つかって騒ぎになっているはずです。
 ですが誰も、そんな話は聞いた事もないと言っていました。

 僕は、もっと違う何かだと思うんです』


少年は頑なに蜘蛛の巣の調査に拘っている。
復帰した後の少女のためにも不確定要素は除いておきたい、と続けて語る。



>>↓1  蜘蛛の巣の調査を承諾しますか?


どこか必死さすら感じさせる少年に、あなたは折れた。

ただし、今のあなた達はメンバーを欠き、更に敵対者の情報も持たない。
出来る限り戦闘を避け、情報だけを目的とする事を、承諾の条件に付け加える。

少年は安堵の表情を見せ、頷いた。


『そうですか……ありがとうございます。
 えぇ、僕も戦闘を行うつもりはありません。
 パッとやってパッと帰りましょう。
 あの子も心配ですから』

少年の治療魔法は毒に効くのかな
血が止まらなくても無理やり傷ふさいじゃえば何とかなるのか?
あとたいまつって消費してなくなった?
安価下


【6日目 21:00】

http://light.dotup.org/uploda/light.dotup.org293778.jpg

◆ = 現在位置



あなた達は森へ踏み入った。

闇は深く、霧は漂う。
いつも通りの夜の森だ。


しかし、と。
あなたは不意に背筋を震わせる悪寒を感じ取る。

音も、景色も、木々の香りも、何もかもが普段と変わらない。
だと言うのに、今この時の迷宮は、過去の全てと比べても死に近い。
迷宮の死神が、あなたの首を落とす瞬間を今か今かと待ち望んでいるのだ。


……無論、これはあなたの妄想に過ぎない。
悪寒に根拠などある訳もない。
あるいは、瀕死の少女を想起して怖気づいているという事もありえるだろう。


あなたは震える指先を拳を握る事で止め、最初の行動を選択する。



>>↓1  どうする?



※ >>630 松明は燃えてなくなりました。


悪寒を振り切って道を進む。

震えていた所で、何も解決などしないのだ。
調査を手早く終わらせる事。
それだけが不吉さを振り払うための手段であると、あなたは信じた。


……通路には何も居ない。
静寂の中で息を殺して、まずは最初の小部屋へと。



>>↓1 コンマ判定 【嗅覚】

感覚 7

目標値 7


目と耳では、何も捉えられない。
だがあなたは、微かな血の臭いを嗅ぎ取った。


源を探れば、それは通路から死角となる部屋の隅にある。
鹿の死体だ。
触れればまだ僅かに温かい。

至近距離から撃たれたのだろう、体には何本もの矢が突き刺さっている。
だが、死因はそれではない。
矢で弱った所を鈍器か何かで一撃されたようだ。
頭部が変形し、首が異様な形に曲がっている。


どうやら、近くに同業者の一団が居そうである。


【6日目 21:15】

http://light.dotup.org/uploda/light.dotup.org293791.jpg



ともあれ、鹿は既に死んでいる以上、捨て置いても良いだろう。
あなたの目的には関わりのない事である。



>>↓1  どうする?


あなた達は慎重に、いっそ焦れる程の速度で小部屋を横切る。

索敵の要たる少女が居ない。
それだけでこうも心細いものかと、身を竦ませながら。


そうして大部屋へと辿り付く。
あなた達が瀕死の少女と共に一夜を明かした、あの部屋へ。


『……。

 ……巣が切り裂かれていたのは、部屋の中央より西側の部分です。
 調べるには、ここに踏み入らなければ始まりません』


少年の言の通り、入り口付近は異常がないようだ。
少女を運ぶ時に燃やした分の通路が、口を開けているだけ。

そこを覗き込むあなたのために、少年は光量を絞りながらも、魔法の光を生み出した。



>>↓1 コンマ判定 【目視】

感覚 7

白霧 -2

目標値 5


【目視】

目標値 5  出目 3

成功!



あなたは部屋の中央部に、違和感を発見した。
距離が遠く、詳細までは分からないが、随分と荒れているように見える。
掘り返された土が草と共に散らばり、折れた多数の枝が所々に山を作っている。



>>↓1  どうする?


あなたは部屋の中の状態について、少年に報告した。

掘られた土と折れた枝。
一見して巣のように見えなくもない。
何かが寝床にしている可能性がある。
隠れて観察をしたい、と。

それに対し、少年は首を振って答えた。


『いえ、僕も今見ましたが、前回と変わっていません。
 巣作りをしているのなら何か進展があっても良いはずです。
 今は、部屋を荒らした者は中に居ない可能性が高い。

 僕は、踏み入っての調査を希望します』



>>↓1  どうする?


あなた達は、部屋に踏み入った。
巣が燃やされ作られた通路を通り、中央部へ。

そして。

到達した部屋の中央。
そこにあなたは、大きすぎる相違を発見した。
以前までとの、部屋の様子の違いではない。
違っているのは、そう。

―――少年の話との、明らかな食い違い。



そこには、蜘蛛の巣は健在なままで。
切り裂かれた形跡など、一つも残っていなかったのだ。



>>↓1 コンマ判定 【????】

感覚 7

非視 -3
?? -3

目標値 1


その一撃に、あなたはまるで反応出来なかった。

衝撃は体から自由を奪い、前方に倒れこむ事を余儀なくさせる。
そこにあるのは、無傷なままの蜘蛛の糸。
異常な粘着性で獲物を捕らえて離さない、絶対の死。

それに全身を絡み付かせながら、あなたは驚愕と共に振り返った。

あなたは、前方へと倒れ込んだ。
それはつまり後方から、背中を突き飛ばされたという事に他ならない。



……身動き出来ないあなたを、全てを剥ぎ落とした微笑を貼り付けて、少年が見つめている。





【???? → 危機感知】

目標値 1  出目 10

ファンブル!


◆ 判定補正が開示されます。

?? → 仲間


少年は無言で手を上げ、あなたの頭上に光球を作り出す。
その瞬間、周囲の枝の山が四つ、立ち上がった。

……あなたは、覚えているだろうか。
聖地を出て、エルフ達の縄張りを抜ける時、一体何を身に纏っていたのかを。


枝葉を纏い潜んでいた者達は、その手に持った弓矢をあなたへと向けている。



>>↓1  どうする?


時間が指定されていないので最大です。
【21:35】 までどうぞ。

>>1に確認だが今うつぶせ状態で>>666の光景は貴女に見えてるの?

何身に纏ってたっけ、誰か詳しくか何スレ目か教えて

フィジブ耐久全振り、指が動くなら自分方向にある指で最大魔翌力撃指弾きとか?


>>673
うつ伏せまでは行ってません。
斜めに傾いたような状態で首だけ振り向いています。
見えていますね。

>>678
ギリースーツ的な擬態です。

貴女の動かせる部位、糸の絡んでない部位をできるだけ教えて欲しいところだな
あと、蜘蛛の糸の強度や拘束力のデータって、持ってかえったこともないし開示されてないよね?


>>684
あなたは糸に触れた事がなく、また獲物を捕らえている様子を見た事もありません。
実際に行動するまでは強度は不明のままですね。
下半身は割合自由ですが、上半身はほぼ絡んでいます。

粘度と勝負云々言ったけど、雷速を使った行動は確定で成功判定なんだよね
無理せず抜け出すなら雷速バックステップだと思うんだけどどうだろ


>>693
確定成功は回避・命中・移動に限られます。
その他の行動に応用する場合は、判定が発生する事もあります。


時間なので再開します。


>>↓1  どうする?


あなたは必死に身を捩り、少年に問い質す。

どういうつもりなのか。
少女にどう説明する気なのか、と。



◆ 友好度判定……大失敗



それに対する返答はただ一言、ごく短く告げられた。


『……死ね』


少年の手が振り下ろされ、四つの影から矢が放たれる。
狙いは脚。
全ての矢が、ブーツと鎧の間、無防備な部位を目掛けて殺到する。



>>↓1 コンマ判定 【物理的被害の軽減】

耐久 7

目標値 7


※ 四連撃のため、最終ダメージが四倍化されます。

※ 雷速を用いて回避する事も出来ます。


【物理的被害の軽減】

目標値 7  出目 8

失敗……



矢は鈍い音を立ててあなたに突き立った。
激痛が全身を走り、硬直させる。

そしてもう一つ。
更なる脅威があなたの体内へと侵入する。



>>↓1 コンマ判定 【毒抵抗】

耐久 7

毒量 -3

目標値 4


突然、あなたに強烈な睡魔が襲い掛かった。

余りにも不自然なその眠気に、あなたは必死に抗おうと試みた。
意識を繋ぎ止めようと、唇に歯を立て、噛み千切る。

しかし、残念ながら、その努力が実を結ぶ事はなく、
全身からあらゆる力が失われ、あなたは糸にもたれて崩れ落ちていく。





『それで、どれがアーティファクトだよ。
 それっぽいモンなんか見当たんねぇぞ』


『……ブーツですよ。
 見た目は普通の物ですが、風の精霊の加護が宿っています。
 売れば相当な値打ちになるでしょう』


『はぁん……こいつがねぇ。
 まぁいい、偽物だとしても、こいつ自身を売り払えば儲けは出るだろうよ』


『別に、どうしてくれても構いません。
 ただし、絶対にこの街に近寄らないよう徹底して下さい。
 ……あぁ、そういえば元々は脚がなかったそうです。
 切り落としてくれれば、言う事はありませんね』



意識が闇に落ち切る前。
あなたが最後に聞いたのは、そんな言葉達だった。



BAD END


今回の死因 : 献身系ヤンデレ予備軍の地雷起爆



コンティニュー先に悩み中です。
殺意確定前か、大部屋突入前か。
少し考えさせて下さい。


ちょっと判断つかないので、今回は安価で決めていいですか?
二票先取くらいで。

今更だけど理不尽どうこうってよりドラマ的に不完全燃焼で終わりそう

>>745
二票と言わず4票くらいでもいいぞ。人はいるし


>>748
では間を取って三票先取で。


1) 殺意の芽生え直前

2) 殺意確定直前

3) 大部屋突入直前



>>↓ 【22:25】 以降の投票のみ有効


少女戦で一回死んだのみですね。
残りコンティニュー回数は二回 (内一回を今回使用) です。


【 満 場 一 致 】


◆ 残りコンティニュー回数 【 2 → 1 】


では明日は>>520からの再開になります。
早いですが、区切りが良いのでここでお開きで。
お付き合いありがとうございました。
また明日。

それもこれも全部蜘蛛戦で舐めプしたせいだから笑えない
今までで一番理不尽な死にかただわ...しかも単発ルーザーに踏まれたっぽいし

ちなみに徹夜で寝る寝ない判定は耐久ですかそれとも意思ですか?
耐久ならブースト3くらいかけるか...


その辺、私が欲出してNPCだの街パートだの作っちゃったのが原因です。
いっその事、このあなた(及び二人目からの新要素群)だけ切り離して別スレにして、隔日交互運営、なんて考えてたりも……。
どうしましょう?


御意見ありがとうございます。
参考にしつつ一晩寝て、明日辺りにでも決めようと思います。
それではおやすみなさい。


あ、それと自然な眠気による睡眠抵抗は耐久と意思の複合判定です。>>789


■ 所持品一覧

 【使い慣れた双剣】 E

 【蜘蛛甲と鹿革の兜 +1】 E
 【大蜘蛛の面頬】 E
 【鉄製のネックガード +1】 E

 【使い慣れた皮鎧】 E
 【鹿革製のリュック】 E

 【大蜘蛛のガントレット】 E
 【異形の手袋】 E

 【ブーツ・オブ・ライトニング】 E

 【大型ウェストバッグ】 E


 【投石用の石 x28】

 【堅焼きビスケット x10】
 【干し肉 x10】
 【竹製の水筒 / 100%】
 【水袋 / 100%】

 【方位磁石 x2】
 【携帯用調理器具一式】
 【植物油 x2】

 【地図用羊皮紙 x2】
 【描きかけの地図 / 白の森・入り口】
 【描きかけの地図 / 白の森・猿の縄張り】
 【描きかけの地図 / 白の森・最奥部への道】

 【大英雄の剣片】

 【伝心の白花】


■ パーティーの共有品

 【大蜘蛛の爪の欠片 x4】

 【竹製の水筒 / 100%】
 【竹製の水筒 / 100%】

 【木製の投石器 x2】
 【木製の投槍器】
 【木製の背負子】

 【熊肝の丸薬 x3】
 【熊骨の精力剤 x2】

 【豪腕熊の背骨 x3】


■ 預かり中

 【使い慣れたガントレット】
 【使い慣れたブーツ】

 【熊革の鎧 x3】 作成中 10日目 11:00 以降 受け取り可能


■ 所持金

 1127 Kootz


昨日の最後に出したスレ分割同時進行ですが、実行する事にしました。

今日は 【キャラメイク】 → 【今のあなた進行】 となる予定です。
多分18時位からになります。
よろしくお願いします。


こんばんは。
キャラメイクを始めていきたいのですが、大丈夫でしょうか?


では始めていきます。
よろしくお願いします。


【キャラクターメイキングを開始します】


まず、あなたの 【性別】 と 【年齢】 を決定します。
これらは難易度には極僅かな影響しか及ぼさず、様々な描写が変更されるに留まります。


>>↓1 性別と年齢を指定して下さい。


あなたは 【23歳の男性】 になりました。



次に、あなたの基礎能力値をコンマ判定にて設定します。

設定する能力は以下の八つになります。
全ての能力値は、高い程探索に有利となります。
0の場合、10として扱われます。



>>↓1 十の位 【筋力】 物理的攻撃の威力、力技による障害物の除去、などに影響
>>↓1 一の位 【耐久】 身体的被害の大きさ、疲労や毒物への耐性、などに影響

>>↓2 十の位 【敏捷】 攻撃などの回避、軽業の成功率、などに影響
>>↓2 一の位 【感覚】 気配の察知、直感による危険の予知、五感の鋭さ、などに影響

>>↓3 十の位 【知識】 魔物やアイテム、その他希少な種族や言語等に関する所持情報量、などに影響
>>↓3 一の位 【意志】 恐怖や逆境への耐性、一般的に忌避される行為の実行、などに影響

>>↓4 十の位 【魔力】 魔法の習得、マジックアイテムの運用、などに影響
>>↓4 一の位 【幸運】 様々な被害の軽減、不運な出来事の回避、などに影響


あなたの能力が決定されました

【筋力】 3
【耐久】 4
【敏捷】 8
【感覚】 2
【知識】 10
【意志】 1
【魔力】 4
【幸運】 4


あなたの能力が人間という種族の中でどの程度の水準にあるかは、以下の目安をご参照下さい


1  蔑視
2-3 劣等
4-5 平均
6-7 熟練
8-9 天才
10  怪物

※【魔力】については事情が異なり、2以上の者は希少です


能力値合計が一定値を下回りました。
救済措置のため、あなたには特殊能力が付与されます。



この世界には神が実在し、彼らは極希に人間に対して祝福を与える事があります。
どうやら、あなたも祝福を受けた幸運な者の一人のようです。

あなたに与えられた祝福を決定します。


>>↓1~3 祝福名 もしくは キーワード

祝福名やキーワードを元に効果が自動決定され、その三つの候補の中から一つを追加安価で決定します。

進化


>>895-897 が採用となります。
能力詳細を設定しますので、少々お待ち下さい。


■ 進化する魂

試練の神による祝福。
あなたは難行を乗り越える度に成長する。

"名誉を求めるならば試練を。
 幸福を求めるならば努力を。
 加護を求めるならば供物を。
 お前が挑み続ける限り、私は与え続けよう"



■ 疾風百里

旅路の神による祝福。
あなたは風に乗りあらゆる道を走破出来る。

"さぁ、旅に出るといい。
 心のままに風に乗り、地の果てすらも置き去りに。
 君にはその権利があるのだよ"



■ 炎の継承者

災禍の神による祝福。
あなたは原初の炎を操る事が出来る。

"死するべき者は疾く死するべし。
 我が教えはそれのみである"



>>↓1  【18:40】 以降のみ有効  獲得する祝福を選択して下さい。


あなたは試練の神による祝福 【進化する魂】 を獲得しました。




次に、あなたの職業を決定します
職業によって様々なボーナスが発生します
ただし、選択可能な職業は能力値によって制限されています



■ 学者

初期装備:短剣、棒、杖 から選択可能

知識を用いた判定が成功した場合、追加の情報を獲得できる
低級かつ一般的なアイテムの鑑定が自動的にクリティカルになる



■魔術師

初期装備:魔法書、杖 から選択可能

低難度の魔力行使判定が確実に成功する
キャラメイク時の魔法習得数が知識の能力値を無視して最大化する
魔力に関する専門知識を獲得する



■ 死霊術師

初期装備:魔法書、杖 から選択可能

低難度の魔力行使判定が確実に成功する
生物の死骸を素材として、自在に使役できる下僕を作成できる(能力は生前よりも低下する)
死者との対話を試みる事が出来る
霊魂に関する専門知識を獲得する



■ 奴隷

初期装備:なし

あらゆる身体的・精神的被害による行動阻害を軽減する (被害自体の軽減に効果はない)
挑戦するダンジョンの選択肢に特殊な物が追加される



>>↓ 【18:50】 以降のみ有効  職業を選択して下さい

>>915
そーゆーことか了解
安価下


>>918
一定時間毎に維持魔力が消費されます。



あなたは 【学者】 になりました。



次に、あなたが挑むダンジョンを決定します。



■ 歪の洞窟

曲がりくねる道で構成された洞窟


■ 嘆きの谷

死者が跋扈する渓谷


■ 逆さ楼閣

地底へと伸びる異形の塔


■ 葉脈の迷宮

青く光る葉脈に覆われた迷宮



>>↓1 【18:55】 以降  選択してください。


※ 【白の森】 は二周目のあなた用に除外されています。


あなたは 【葉脈の迷宮】 に挑みます。


あなたの知識が一定値を超えています。
魔法の習得を試みる事が出来ます。


>>↓1 コンマ判定 【魔力の覚醒】

魔力 4
学者 2

目標値 6


【魔力の覚醒】

目標値 6  出目 9

失敗……



最後に、あなたの性格を決定します。
キーワードを一つ指定して下さい。


キーワード例 : 【秩序・善】 【臆病】 【下衆】


>>↓ 【19:03】 以降


あなたは 【好奇心旺盛】 なようです。



※ 二周目あなたに続き、またも初期装備を忘れる事案。



■ 短剣

斬撃 / 刺突

基礎攻撃力 : 2

防御補正 : 0
命中補正 : 3
加工補正 : 1

短い刀剣。
武器としては護身用の域を出ないが、扱いやすい。
物品の加工にも利用出来る。


■ 棒

打撃

基礎攻撃力 : 1

防御補正 : 0
命中補正 : 2

長いが軽く、取り回しが容易。
工夫によって変幻自在の攻撃が可能。



■ 杖

打撃 / 魔術補助

基礎攻撃力 : 1

防御補正 : 0
命中補正 : 2

魔力行使を容易にする性質を持つ。
物理的な武器としての性能は低い。



>>↓1 【19:11】 以降

間違えたストップで


■ 短剣

斬撃 / 刺突

基礎攻撃力 : 2

防御補正 : 0
命中補正 : 3
加工補正 : 1

短い刀剣。
武器としては護身用の域を出ないが、扱いやすい。
物品の加工にも利用出来る。


■ 棒

打撃

基礎攻撃力 : 1

防御補正 : 0
命中補正 : 2

長いが軽く、取り回しが容易。
工夫によって変幻自在の攻撃が可能。



■ 杖

打撃 / 魔術補助

基礎攻撃力 : 1

防御補正 : 0
命中補正 : 2
魔術補正 : 2

魔力行使を容易にする性質を持つ。
物理的な武器としての性能は低い。



>>↓1 【19:13】 以降


■ あなたのステータス


◆ 男性 / 23歳


◆ 能力値

【筋力】 3  【耐久】 4
【敏捷】 8  【感覚】 2
【知識】 .10  【意思】 1
【魔力】 4  【幸運】 4


◆ 神の祝福

【進化する魂】

試練の神による祝福。
あなたは難行を乗り越える度に成長する。


◆ 職業

【学者】

知識を用いた判定が成功した場合、追加の情報を獲得できる。
低級かつ一般的なアイテムの鑑定が自動的にクリティカルになる。


◆ 性格

【好奇心旺盛】


◆ 挑む迷宮

【葉脈の迷宮】

青く光る葉脈に覆われた迷宮


◆ 初期装備

【短剣】

短い刀剣。
武器としては護身用の域を出ないが、扱いやすい。
物品の加工にも利用出来る。


今回のあなたは探索目的を設定しません。
探索を終えて帰還した時、あなたの性格上どの程度満足しているかで、エンディングが変化します。

このスタイル退避からの入り直しはなしだっけ


>>944
説明忘れてました、申し訳ないです。

盗賊の時と同様、退避からの入り直しは不可能となります。
街パートは存在せず、NPCも極一部を除き居ません。
その辺は二周目あなたの方に丸投げします。


ではキャラメイクはこれで終了します。
少し休憩してから二周目あなたを再開しますね。

神の実在が判明したけど何柱くらいいるんですかね
教義から神の個性まで全部設定してそう


>>949
この時代に生き残っている神は二十四柱です。
現在試練の神による一人勝ち状態で、残り二十三柱は小~中規模の信仰が残るのみです。



再開していきます。
よろしくお願いします。

※ 安価を取った後、新スレを立ててきます。


【4日目 20:00】



あなたは少女をベッドに寝せ、説明を始めた。

少女を一人にする訳には行かず、少年は一人で森へ入るという事。
その間、あなたが少女の傍に付いている事。
少年の帰りは、明日の朝になる事、など。

あなたの話を聞き終わり、少女は呆れたように頭を抱えた。


『あの馬鹿は……。
 もう少し自分を大事にしろってのよ。
 まぁ、あいつの事だし大丈夫だとは思うけど……。

 ……でも、そっか。
 あんたに任せられる位にはなったのね。
 あからさま過ぎて心配してたのよ。
 仲直りできて、良かった』


ああ見えて結構短気なとこあるけど、何とかよろしくお願い。

少女はそうあなたに言い、大人しく休息を取り始めた。



さて、取り立ててやるべき事はない。
体の清拭も、食事の前に済ませている。
薬を飲ませ、食事もした以上、この後は回復していくだけだろう。

そう考え安堵した途端、あなたの口から大きな欠伸が漏れた。

昨晩の徹夜の影響が出始めたのだ。
瞼を開くのも一苦労、というような眠気があなたに襲い掛かる。



>>↓1  少女と一緒に眠りますか?


【20:21】 までどうぞ。


【安価コンマ】理不尽難度のダンジョンアタック その8【オリジナル】

【安価コンマ】理不尽難度のダンジョンアタック その8【オリジナル】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1454497636/)

貴女は今の魔翌力でどのくらいのブースト量なら8時まで倒れずにすみますか


>>958
半日の維持ならば2が限度になります。


時間なので再開します。


>>↓1  どうする?

>>964に加えて時折少女の様子をうかがう


【何もせず起きている】 か 【何もせず眠る】 かが不明のため、安価↓として扱います。
>>968採用となります。



眠気は確かに酷い。
酷いが、しかしだからと言って眠るという選択はありえない。

あなたは少年の必死の懇願を思い出す。
あの姿を見たというのに、信頼を裏切り、看病を投げ出すなど果たして出来るだろうか?


荷物から取り出したのは一つの丸薬。
肉体を活性化させる、熊の骨から作られた精力剤だ。
昨晩も利用したそれを、口に含む。
奥歯で軽く噛み砕けば、至極あっさりと溶けてあなたの中へと吸収された。

途端、あなたの体は熱を帯び始める。
巡る血液はまるで炎のようだ。
自然な眠気ごとき、抗いようもなく駆逐されるだろう。


更に念には念を入れ、あなたは全身に魔力を回す。
肉体の持つ耐久性を向上させたのだ。
明日の朝まで魔力が足りるよう最低限ではあるが、睡眠不足による疲労もこれで耐え抜くと、あなたは気合を入れた。


『……いや、その、気持ちは嬉しいんだけどさ。
 そこまで無理してくれなくても……』


少女は呆れと心配が入り混じった声を、あなたへと投げかけた。

友達なのだからこのくらい当たり前。
あなたがそう言えば、少女は耳を僅かに赤く染めて、小さな感謝を返してくれた。


夜は更けていく。
薬と魔法、その相乗効果は、眠りを遥か彼方に遠ざけた。

部屋の中には少女の寝息だけが静かに流れている。



>>↓1 コンマ判定 【少女の体調】

耐久 3
薬効 3

目標値 6


【少女の体調】

目標値 6  出目 10

ファンブル!!



あなたの見ている前で、少女は突如苦しみ始めた。
全身に汗を浮かべ、呼吸は急激に浅く、荒くなっていく。
慌てて手を握り声をかけるも、意識のない少女に届く事はない。


危険だ、とあなたは判断した。
……何か出来る事はあるだろうか。


>> 続きは次スレで。


ここでファンブルとか今までで一番胃痛物なんですが畜生

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