男「おぉ!久しぶり!」幼馴染「来ないで!」(962)

男「・・・え?」

幼「ごめん、会いたくない。」

男「な、なんで・・・」

幼「ぅ・・・うるさい!あんたなんか・・・!」

男「ど、どうしたんだよ・・・?」

幼「黙れ!約束破ったくせに!」

男「約束って・・・なんだよ・・・」

幼「!!・・・」

幼「さいってー!」バチン
タタタタタタ

男「んだよ・・・」ヒリヒリ

ゴメンでかけてた

――学校

男「今日から転校して来ました男です」

幼「っ・・!はぁ!?」

男「おぉ、さっきぶり。てか久々だったのに何だよあの態度は」

幼「知らない!男が悪いんだもん!」

エー?ナニナニ?
オトコクンイヤナヒトナノカナ?

男「ほら~・・・変な印象与えちゃった・・・」

先生「とりあえず幼馴染さんの後ろの席に座ってねー」

幼「はぁ・・・」

男「よ、よう・・・」

幼「・・・ふん」

男(反応してくれるだけマシか・・・」

男「あ、あのさ。朝言ってた約束って・・・」

幼「・・・」

友「オッスおら友!」

男「あ、うん。よろしく!」

友「ここは初めてなん?」

男「いや、ちっちゃいころに引っ越して戻ってきたんだ」

友「ほ~、じゃあ学校はまだわからない?」

男「そうだな、新設の学校みたいだし全然分からない」

友「おけ。あとで案内してやるよ」

男「ありがとう」

男「よ、よう・・・」

幼「・・・ふん」

男(反応してくれるだけマシか・・・」

男「あ、あのさ。朝言ってた約束って・・・」

幼「・・・」

友「オッスおら友!」

男「あ、うん。よろしく!」

友「ここは初めてなん?」

男「いや、ちっちゃいころに引っ越して戻ってきたんだ」

友「ほ~、じゃあ学校はまだわからない?」

男「そうだな、新設の学校みたいだし全然分からない」

友「おけ。あとで案内してやるよ」

男「ありがとう」

友「・・・てかさ。」

男「ん?」

友「幼馴染さんのことなんだけどさ・・・」

男「・・・何?」

友「去年のクリスマスに大切な人と過ごすって言ったんだけどどうやらすっぽかされたみたいでさ・・・」

友「そっからめちゃくちゃ愛想悪くなったんだよね。可愛くて皆から大切にされてたんだけどなー・・・」

男「・・・」

友「なんか知らんけどさ、ひどいやつだよな」

男「そう・・だよな・・・」

幼「・・・」

男(そうだった・・・あの日・・・約束したんだっけ・・・)

~~~~~~~~~~~

幼少時代

男「だいじょうぶだよ!おっきくなったら戻ってくるから!」

幼「やだよー!いかないでー!」

男「じゃあ戻ってくるとき連絡するね!」

幼「うん・・・グスッ」

~~~~~~~~~
中学時代

男「なぁ!高校入学んときそっち行く事になったわ!!」

幼「え!?ほんと!?」

男「あぁ!!12月頃には戻れそうだ」

幼「じゃあさ今年のクリスマスは一緒に過ごさない・・・?」

男「おう!いいぜ。」

幼「ふふ、約束だよ」

~~~~~~~~~~~~~

男「そうだった・・・あの時は親が離婚してバタバタして戻って来れなかったんだ・・・」
男「携帯は持たせてもらえなかったしあいつの番号は引っ越した時になくしたんだっけ・・・」

友「どうした?」

男「なんでもない」

友「そうか。だったら昼休みに俺と周ろうぜ。そん時に案内もしてやるよ」

男「分かった。・・・」チラッ

幼「・・・ふん」
おーい先生来たぞー
友「じゃあ後でな」

男「おう」

先生「国語を始めるぞー。」
先生「男は教科書まだ無いだろ?」

男「は、はい」

先生「ん~・・隣は休みだしなー・・・。幼馴染!ちょっと席移動して男に見せてやってくれ」

幼「・・・はい。」

男(おいおいマジかよ)

読み切りの時のニセコイの展開に似てる

>>9
そうなんですか?
ニセコイ知らないんでよくわからないです

幼「・・・」

男(き、きまずいなぁ・・・どうしよう・・言うか?いや、嫌がられたらどうしよう・・・うーん・・)

幼「・・・」スッ

男「あ、ありがとう・・」
男(超気まずい・・・」

先生「~~がこうなるから~~はこう読むんだ」

幼「・・」

男「なぁ・・」ボソ

幼「・・・」

男「・・・なぁ何怒ってんだ?」ボソッ

幼「・・・」

男「おいったら」ボソッ

幼「・・・」

男「・・・ふざけんなよてめぇ!!」

幼「」ビクッ

男「いい加減シカトこいてんじゃねぇよ!」

男「こっちだって気ぃ使ってきいてんのによ!」

男「何とか言えよゴルァ!」

友(何怒ってんだアイツ・・・)

男「ッチ」

スタスタ
ガラガラ
ピシャッ

友「先生~調子悪いんで保健室行ってきます」

先生「早退にしとくぞ」

男「思い余って出てきたけど行く場所も無いしなぁ・・・」

男「屋上でも行くかぁ」


友「アイツどこ行ったんだ?場所もわかんねぇし・・・」
友「職員室の隣が保健室だしそこから探すか」


~~屋上~~

男「やっちまったなぁ」

男「クラスの印象最悪だなぁ」

男「戻るにも戻れないし」

男「でも戻んなきゃまずいしなぁ」

男「はぁ・・・」

友「すいません失礼します」

保健先生「はいはい、何か御用?」

友「男ってやつ来てないですか?」

保健先生「きてないねぇ」

友「分かりました、失礼しま~す」
友「どこに行ったんだよ」
友「アイツの行きそうな場所は・・・分からん。屋上でも行くか」

ガチャ

男「あれっ友?」

男「授業はどうしたんだよ」

友「中抜けしてきた」

友「どうしたんだよ急に、何があったん?」

男「・・・ごめんちょっとあってな」

友「まだあって少しだけど俺ら友達だろ?」

友「言いにくいのは分かるけどお前が友達だと思ってるなら言って欲しい」

男「・・そうだな・・」

男「大した事ないんだけどな・・」
男「実はアイツ・・幼馴染は昔からの親友だったんだ。」

男「俺が戻ってくるときにクリスマスを一緒にすごすって約束してたんだ」
男「だけど親が離婚して何の連絡も取れずにここまで来ちゃったんだ」

男「そのせいで約束を忘れて今朝のんきに挨拶なんてしちゃったんだよ」

友「・・・」

男「さっきもそれとなく聞こうと思ったんだけど無視され続けてついカッとなっちゃんたんだ」

友「・・・約束破ったならそれはお前が悪い」
友「でもさ、言葉で伝わらないなら行動で示せばいいんじゃないか?」

男「でも・・」

友「でもじゃないだろ?今日会ったばかりだけできつい事は言えないけど、お前が反省してるなら向こうも許してくれるさ」

男「・・わかった。ありがとう。」

~~教室~~

ガラッ
男「・・・」キョロキョロ
ザワザワ
男「あのさ、幼馴染見なかった?」
クラスメートa「あ、さっきなんかギャル達とどっか行ってたよ」
クラスメートa「てかさ~、さっきはどうしたの?」

男「あぁ、ごめん。なんでもないんだ。」
男「昼休みに聞いてみるか」

~昼休み~

友「待ちに待った昼休み!さぁ案内してやろう」

男「上からだな・・・。あ、さっきありがとな。」

友「いいってことよ。」

ギャル「あ、幼ちゃ~んww一緒にご飯食べよ~ww」

幼「・・・うん。」

男「・・・あいつ・・」

ちょっと休憩します

あと④ってなんですか?

>>23 あぁありがとうございます。

友「どした?」

男「幼馴染にちゃんと謝ろうと思ってて・・・」

友「あ~・・今はやめといた方がいいな」

男「何で今は駄目なんだ?」

友「案内しながら教えてやるよ」


友「・・・で、ここが音楽室、そして向こうに見えるのが旧校舎。」

男「ふむ。なるほど。大体分かった」

友「で、だ。さっき幼馴染と一緒にいたのがギャル。あんまいい噂は聞かないやつだ。」

男「そのギャルは一人だけ?」

友「他にもいるらしいが目立ったやつはあのギャルだけだな」

男「そいつと幼馴染がなんで・・・」

友「詳しくは分からないけど最近よく一緒にいるみたい」

友「それと他に援助交際やらカツアゲやらしてるらしい。」

男「そ、そんなヤバイやつといんのか!?」

友「そうだな・・でもああなったのは冬休み明けからかな」

男「やっぱり俺のせいで・・・」

友「んなこといったってしょうがないだろ?ちゃんと話せば向こうも分かってくれるさ」

友「さ、昼休みが終わる前に飯食っちゃおうぜ」

男「・・・・そうだな」

ギャル「ねぇwなんかそっちのクラスで騒ぎがあったらしいねww」

幼「騒ぎって程じゃないよ。あいつが勝手に騒いでるだけ」

ギャル「あーwあの男ってやつ?wwなんか転校生だってねーw友くんと一緒にいてウザかったwwww」
ギャル「あ、そうそう。今月小遣いないの。お金貸してくれる??w」

幼馴染「また?何回目よ」

ギャル「いいからいいからww」


~~教室~~

幼「ふう・・・」
幼(今月私もピンチだな・・。節約しないと・・・)

男「幼!」

幼「っ!・・・何?」

男「あの・・・さ、今朝はゴメンな。それとさ・・えと・・」

幼「なんなの?それだけならもういいから私に関わらないで」

男「あ、いや・・」
キーンコーンカーンコーン
男「ちくしょ、もう終わった・・・」

~~放課後~~

ギャル「えー?ほんとにこれだけしかないのー?」

幼「う、うん。ごめんね」

ギャル「最悪」ボソッ
幼「え?」

ギャル「んーんwwなんでもないよーwあ、お金ないんだったらさ小遣いを一緒に稼ごうよww」

ギャル「私も時々それで稼いでるんだw最近はご無沙汰だけどねww」

幼「でも・・・」

ギャル「大丈夫ww私も後でいくからwwじゃあとでねww」

幼「・・・うん」

友「おーい」

男「ん?」

友「ちゃんと謝れたのか?」

男「聞かないでくれ」

友「駄目だったか」

男「言わないでくれ」

男「はぁ・・幼馴染もいないし帰るかな・・」

男「また明日なー」

友「おう、じゃあなー」

~~男の家~~

男「さてさて、どうしたもんかね。」

男「アイツの部屋明かりがついてる」

男「こんなことなら何が何でも思い出しとくべきだったなー・・・」

男「ん?あれ?アイツこんな時間にどこ行くんだ・・?」

男「まさか援交・・・」

男「いやアイツに限ってそれはない」

男「寝るかな」

幼「・・・」キョロキョロ

ギャル「ゴメン待ったー?ww」

幼「ううん、今来たとこ」

ギャル「そっかwじゃあこっちきてーww」

~~ホテル街~~

幼「ここって・・」

ギャル「ラブホだらけだねぇww」

幼(もしかして・・・)

ギャル「え~っと、206号室・・・ここかw」
カチャッ
チャラ男「いらっしゃーいw」

ギャル「はろーwさ、幼ちゃん入って入ってw」

幼「・・・お邪魔します」

チャラ男「可愛いねーwさ、早くww」

幼「・・・」
チャラ男「あーwもう我慢できないwww」
ガバッ!

幼「え・・?」
ドサッ

ギャル「もーwがっつきすぎーww」

幼「ギャルちゃん・・・これ・・どういうこと・・・?」

ギャル「あ~wあんたうざいんだよねw友くんと楽しそうに喋ったりさー他の人にも愛想よくしてたし?ww」

幼「だって・・・」

ギャル「つかねwwあんたの役割って私の財布代わりだったんだよねww」
ギャル「でも金もう無いみたいだし?体で稼いでもらおっかなーwなんてww」

幼「ひ、ひどい・・・」

ギャル「ごめんねごめんねーwww」

チャラ男「脱がすよ~ww」

幼「ひっ・・きゃあああああ!」

チャラ男「うっさ・・・」
幼(腕が離れた・・・今しかない・・!)
ダッ
ギャル「あ!」

チャラ男「おほっ?」

幼(怖い怖い・・!でも逃げなきゃ・・・)

ガチャッ
ダダダダダダダ

~~路地裏~~
幼「はぁはぁ・・ここまで・・くれば・・」

幼ちゃ~んwwどこー?w

幼「ひっ・・」

スタスタ
幼「・・・」ガタガタ
スタスタ
幼「・・・」ホッ

チャラ男「みぃ~つけたww」
ギャル「おいてめぇ逃げんなよ。ぶっ殺すぞ?」

幼「あ・・あぁ・・・」
幼「だれかぁ・・・たすけてぇ・・・」

チャラ男「誰も来ないよーwww」

?「ちょっとあんたら。何してるの?」

チャラ男「はぁ?誰だあんた?」

?「未成年が援交?警察呼ぶから動くなよ?」

チャラ男「っ!」
ダダダダダ
ギャル「ちょ、ちょっと待ってよ~」
タタタタタタ

?「幼ちゃん大丈夫?」

幼「・・はい。助けてくれてどうも・・って何で私の名前を?あなたは?」

?「私?私は友の姉よ。」

姉「仕事帰りでね、一杯飲んで帰ろうとしたら弟の写真で出てきた子が泣きながら逃げてるのがわかってね。」
姉「それで追いかけてみたらそれっぽいことしようとしてたみたいね。」

幼「友くんのお姉さん・・・?」
幼「あ・・恥ずかしいところをお見せしました」ペコリ

姉「あん、いいのよ~wでもなんでこんなところに?」

幼「実は・・・」
-------
姉「ふーん・・・」
幼「必死に溜めてたんですけど2ヶ月も経たないうちに全部持ってかれて・・・」

姉「そう、辛かったわね・・・」
姉「でも私がいるからもう大丈夫よ。今日はうちに泊まってきなさい」ニコ

幼「そんな・・・悪いです・・」

姉「いいのよ~wこんなこ一人にさせて置けないし、今回はお願い!ね?」

幼「うぅ・・・はい・・」

姉「うん、やっぱ可愛い」

~~友の家~~

ちょいと休憩します。
30分ぐらいです

姉「たっだいま~!」
幼「お、お邪魔します・・・」

幼(男の家以外で入るの初めてだ・・・)

姉「まま、ゆっくりしてってね」
姉(あれ?弟のやついないんかな?)

幼「改めまして、幼馴染と申します。助けていただきありがとうございました!」

姉「うん、私は友の姉よ。よろしくね。」
姉「でさでさ、聞きたい事がるんだけど・・・」

幼「なんですか?」

姉「あなたさ、好きな人いる?」

幼「えっえ?」

姉「いやぁ可愛いし彼氏の一人でもいるのかなぁーって」

幼「い、いませんよぅ(アセアセ」
幼「・・・でも、昔・・いや今も好きな人はいますよ。ちょっと約束忘れられてたみたいで今は軽蔑したり無視してますけどね」

姉「えー誰よーそんなひどい奴は~」

幼「友くんと今日一緒にいたんで帰ったら聞いてみてください。」

幼「でも・・やっぱり怒らしちゃって謝りたかったんだけど凄い見放すよういいかたしちゃって嫌われてると思いますけどね」

姉「う~ん・・じゃあ帰ってきたら聞いてみるね!あ、ご飯作るからちょっと待っててね」

幼「そんな!いいですよ~。」

姉「いいのいいの。座っててね」
幼「は、はい」(美人でかっこいい人だなぁ・・・)

友「ふぃー・・さみさみー・・」

友「早く帰ってねーちゃんの飯食おう・・」
友「あとで男の事相談してみよう・・・」

少し寝ます。
後日続きを書きます

友「ただいま~」

姉「おかえり~幼ちゃん来てるよ」

幼「お邪魔してます」

友「えっ何で居んの?」

姉「実はね」
・・・・・・・・・・

友「はぁそれなんだよ!」

友「男に電話してもいいか?」

幼「この事は男に言わないで」

姉「ちゃんと話あった方がいいんじゃない」

友(クリスマスの事は男から言うから言わない方がいいな)

姉「今日はご飯tべたら寝ましょ」

~~翌日~~

男「あ~よく寝た~」
男「学校に行くか」

~~学校~~

友「昨日、幼馴染さんが家に来てな」
友「姉ちゃんがラブホ街から拾ってきたらしい」

男「なんだって!?」
男「そ、それでアイツは無事なのか?」

友「あぁ大丈夫だ」
友「どうやらギャルが一枚かんでるらしい」

男「・・・やっぱあの時か・・・」

友「あの時・・?」

男「引っ越した来た家って幼馴染の隣の家なんだよ。」
男「まぁ戻ったって言う方がいいんだけど・・」

男「でさ、昨日の夜一人で出てくのが見えたんだよ」
男「あの時無理にでも止めてれば・・・」

友「でもさ、こうやって無事に帰れたんだしその事件を起こした本人に聞いてみよう、今日はいないみたいだけど」

男「本人?」

友「犯人はギャルだ」

男「曽根?」

友「ちゃう、幼馴染と一緒にいたギャルだ」

男「分かった。その後あいつの家行こう」
友「ほいよ。」

ギャル「でさーw幼のやつったら逃がしいちゃったんだよねー」

ビ○チa「えーでもさー、あのこ処女なんでしょー?」

ビ○チb「可愛そうだよねーw」

ビ○チab「「ねーww」」

ギャル「はぁ?んなことないしwあ、そろそろ時間だわww」

ギャル「またねww」

ビ○チab「「またねー」」


友「おぉ・・見たか今の・・」

男「何か増えてたな・・・」

友「そっちじゃねーよ!タバコだぞ?タバコ!」

男「いやそんなんいきがってるやつは普通じゃないの?」

友「そうなの?あ、移動してる。追うぞ」

男(いきいきしとるで・・・)

ギャル「~♪」

友「なんだろうな、あれ」

男「鬼奴みたいなメイクだよな」

友「どう失敗したらああなんのかね・・・?」

男「目とか化けモンだよな」

男「お?ここは・・」

love sweet

友「ほー・・こういうところ来てんのか」パシャパシャ

男「どっからもってきたそのカメラ」

友「え?言ってなかった?俺写真部!」キリッ

男「あぁ・・うん・・そう・・・」

男「てか話を聞きに行くんじゃなかったっけ?」

友「おぉ、忘れてた。出てきたら聞くぞ」

男「それまで張り込みか・・・」

~~3時間経過~~

男「冷えてきた・・・寒い!」

ギャル「ありがとねーwwまた誘ってーwww」
友「お、来た。行くぞ。」

男「やっとか・・」
友「(´・ω・`)」
友「ちょっと聞きたい事があるんだけどいいかな?」
男「何だ今の顔」

ギャル「どうしたの~?ww」
友「幼馴染の事なんだけど」
ギャル「何?」ピリッ
男(空気変わったで)
友「お前さ、アイツをどこに連れてったん?」
ギャル「それが何?」
友「あの時は金も貰わなかったし未遂で終わってたらしいけそれは強姦罪じゃねぇのか?」

ギャル「はぁ?別に違うしwwあの子がやりたいって言ったからやらしただけだしww」
友「姉ちゃんの話だと泣いて逃げてきたそうだが?」
男(俺の出番すくねぇなぁ・・・グスッ)

ギャル「あーそうですかーwすいませんでしたーw」
ギャル「で?だからどうしたっての?」
友「お前援交してるだろ?」

ギャル「・・・証拠でもあんの?」
友「ここに入った時の写真がある」

ギャル「それも盗撮じゃないの?」

友「そうだな。でも、それでもいい。俺の友達のためだからな」

男「友・・・」

ギャル「っ!ざっけんじゃねぇよ!!」
ギャル「金稼いで何が悪いんだよ!!」

男「稼ぐ方法に問題があるんだよ」
友「ちょっと男静かに。」
男「はい」

ギャル「・・あんたら覚えとけよ」

友「謝れよ」
ギャル「・・・」クルッスタスタ
男「・・」ガシッ
ギャル「何?」
バシン!
ギャル「きゃっ!な、何すんのよ!」
男「俺はいいから幼に謝れ!」
男「アイツは良いやつだから言われたら何でもしちゃうけどそれを逆手にとって利用するのは卑怯だ」

ギャル「・・るっさい!」

友「あ、おい!」

男「・・もういい次行くぞ。」

友「幼馴染の家か?」
男「ああ」
友「ならそこには一人で行ってくれ」

友「俺が一緒だったら野暮だろ」

男「熱血漫画の読みすぎだけどわかった。行って来る」

友「ちゃんと報告してくれよー」

~~幼馴染の家~~
幼「男と仲良くしたい・・・でももうできないのかな・・」
幼「・・・お風呂入って寝ようかな・・・」

ピーンポーン
幼「誰だろ・・・」
幼「は~い」

ガチャッ

男「・・・」
幼「・・・」

id変わったけど1です。

続きは夜書きます

遅くなりますが書きます

幼「…何かよう?」
男「えと…」

男「その…謝りたくて…」幼「学校で怒ってたこと?」

男「あ、いや…その…それもあるけど…」

幼「だったら許す。はい帰って」
男「そんな言い方ないだろ…」

幼「言ったよね?顔も見たくないって」
幼「二度と話し掛けないで!」
バタンッ

男「…」

男「どうしろってんだよ…」

男「寒っ!」
男「帰ろう…」

スタスタ
男「どうしたもんかねー」ガチャ
男「ただいまー」
妹「おっかいりー!」ダキッ
母「おかえり。遅かったわね」

男「ちょっとあってねー…っていい加減離れてくれ」

妹「やだー!」ギュウ

男「こら。もう小学生になるんだぞ。」

妹「お兄ちゃんと一緒が良いの!」
妹「離れたくないんだもん!」

母「ふふ、たまにはいいじゃない」

男「俺ちょっと考えることがあるから、またあとで遊ぼうな」ナデナデ
妹「やくそくだよぉ?」
男「うん。」

~~男の部屋~~

男「俺嫌われちゃったのかな~…こういうときには友に相談だ。」

男「はじめて買ったこのスマホ…ふふふ」
ピピピ
prrrrr

友『もっしもーし』
男『あ、友?今時間大丈夫?』
友『おうよ。どうかしたん?』
男『ちょっと相談なんだよね』
友『幼馴染のことか?』

男『そうだ』
友『…ちょっと表でれるか?』

男『わかった。校門でいい?』
友『了解。』

~~校門~~

友「わり、遅れた」

男「いや、大丈夫。でさ…」
友「うん。」

男「さっきアイツの家行ったんだよ。そしたらさ顔も見たくないって言われて…」

友「…それでひょこひょこ帰ったのか?」

男「…ああ」

友「それじゃあダメだろ」友「お前自信の問題だろ?たったそれだけ言われたからへこむようなやつだったのか?」

男「…」

友「…今だけ全面的に協力するからお前も頑張れよ?」

男「…!ありがとう…」


友「…ん?アレなんだ?」
男「ん?…ギャル?」

友「ちょっと聞き耳立てるぞ」

男「えぇ…」

友「…」コソコソ
スッ

男「また持ってるのか」ボソボソ

友「カメラマンはいつどこで何が起ころうとこれだけは手ばなさい」ボソボソ

男「はぁ…お?誰か来たぞ」ボソボソ

友「今夜の相手か?」ボソボソ

男「オイオイマジかよ」ボソボソ

ギャル「おひさwww」
いかつい男「…俺はあんま時間ないんだがな」

ギャル「つれないこと言わな~いww」

いかつい男「悪いな、用件は?」

ギャル「うん、あのねーw」

ギャル「ちょっとバカにされたんだよ…」
いかつい男「!?だ、誰にだ!?」

ギャル「うちの学校の幼馴染ってやつと男と友ってやつら。」

いかつい男「任せろ。俺がぶっ殺してきてやる」

ギャル「きゃーwwwありがとーww」
ギャル(こいつ頭悪いし一回寝るだけで何でも言うこと聞いてくれるとかラッキーwww)

ギャル「じゃ、よろしくねww」


友「おいおい…とんだ言い掛かりじゃねぇか…」ボソボソ

男「やべぇ…どうするよ…」ボソボソ

ガタッ

男・友「「!!」」

寝ます。
明日はちょっと頑張ります
では。

さて。始めます

いかつい男「誰だ!」

男「ヤバイぞ…」ボソボソ

友「三十六計逃げるに如かず」ボソボソ
男「よし行くぞ」ボソボソ

いかつい男「そこか?」

男「うぉぉぉぉ」
友「いぃぃぃやぁぁ」
ダダダダ

いかつい男「おい!待て!」

ギャル「あー、聞かれちゃった…」

ギャル「ま、いいか♪」

男「はぁはぁ…ここまで来れば…はぁはぁ」

友「」ヒューヒュー

男「お、おい!大丈夫か?」
友「文化系を走らすな…」ヒューヒュー

男「悪い…ってお前が言い出したんだろ…」
男「じゃあまた明日話そう…」

友「お、おう」ヒューヒュー

~~学校~~
男「よっ!」

友「おう。」
男「しかし昨日の奴はなんだったんだ…」

友「わからんな」

男「でもさ、俺らぶっ殺すって言ってたぞ?」
友「そこなんだよ、ギャルは夜の街に顔が広そうだし、昨日の奴はヤクザかもしれない」

男「はぁ?何でヤクザが?」

友「めっちゃいかつかった」

男「それだけかよ…」
友「とりあえず昼休みに考えようぜ」

~~昼休み~~
友「さぁ待ちに待った昼休みです!」

男「うん、そうだね。」
男「…あ…弁当忘れた…」
友「マジか…俺のはパンだけだし…少し食うか?」

男「いや、我慢すればいいだけだから大丈夫」
グゥゥゥ
男「…」

友「…俺の貰っとけって」
男「うぅ…ごめん…」

幼「ちょっといい?」
男「…」

友「ど、どうした?」
幼「友くんじゃない」
男「…オレカ?」

幼「そう。はい弁当」
男「マサカオマエガ…」

幼「違うし。妹さんとおばさんが持ってきたの」
男「…ソウカ」

友「よかったじゃないか」

幼「じゃ、私渡したから」男「…」

幼「…ふん」スタスタ

男「ありがとな幼馴染」ボソ

幼「!」カァァァ
幼「れ、礼なら家族に言いなさいよ」

男「…」ボソボソ
友「…ん?うん。わかった。」

友「こっちも色々あってな、あの時行けなかった、言い訳になるけどな。今日行くからちゃんと話聞いてほしい」

友「だそうです。」

幼「…今回だけだから…」幼「それと話しかけないでっての…」

幼「う、嘘だから…」ボソボソ

男「…?」ボソボソ

友「なに言ってるか聞こえない。だそうです。」

幼「…」
幼「早く来てよね…」

男「…」ボソボソ

友「了解。だそうです。」
幼「はぁ…」スタスタ

支援

幼「っとにもう…」
幼「気にしすぎなのよ…って私の事か…」

幼「…はぁ…」


友「ほれ、はよ飯食え。」
男「何か…」
友「ん?」
男「アイツが持ってきてくれたからすげぇうまそうに見える。」

友「…」
男「見ろこのタコさんウィンナー。外こそ不格好だが食べてみると…」
モグモグ
男「しょっぱい…」

友「…」
男「妹が作ったのか…故障多すぎ…」

男「さて、食った食った。戻るか」
友「あぁ…そうしよう」
男「ん?どうした?」
友「何でもない」

何だかんだで放課後

幼「じゃ…先行ってるから」
男「…」ボソボソ
友「なになに?」

友「わかった。飯食ったらすぐいくよ。ですって。」

幼「…」スタスタ

男「ちょっとゲーセンよってこうぜ」

友「…そうだな。二時間ぐらいあるし、行くか」

ゲーセン

オ、オモシロソウナノアルゼ
マジデ?
「ゾンビタチノラクエン~シアワセノゾンビヲブチコロセ☆~」
ナンダコレ

男「んーと。あ、コレコレ」
友「ufoキャッチャー?」男「そう。バイソンのぬいぐるみがあいつ好きなんだよ」

友「…変わってるな…」

男「まさかの100円でとれた」
友「ここは普通のと違って握力が30kg越えてるからな」
男「だからこんな痕がついてるのか」

友「…おい、何か変なメイクの奴が来たぞ」
男「どっかで見たことあるな…ってギャルじゃないか?」

友「…マジだ…。ヤバくね?今会ったら死ぬんじゃね?」

男「気ぃ引き締めようぜ…」

ギャル「あ、おーいw」
ギャル「探したんだよぉww」
ギャル「一緒に来てくれる?w」

男「何で?」

ギャル「あんたらウチをバカにしたからwwww」
友「…ほっとこうぜ、早く行こう。」

男「あ、あぁ」
ギャル「逃げたって無駄だよ?」
友「…」スタスタ
男「…」スタスタ

男「なんだあれ?変な奴が立ってて出れねぇ…」 友「おい…アレってあの時の…」

男「…いかつい奴か…」
ギャル「やっぱりあんた達だったんだーww」
ギャル「彼はね、私の事をすごぉく愛してくれる人なのw」

いかつい男「お前達が男と友か…」

いかつい男「俺は竜総会のヤクザってもんだ。」
ギャル「下っぱだけどねぇーww」
ヤクザ「それを言うな」
ギャル「ごめんごめんw」

男「…ヤベェ…ど、どうすr」
友「…」
男「友?」
友「ビビるな。弱さを見したら負けだ」ボソ
男「…!わかった。」

友「で、何のようですか?」

ヤクザ「ギャルから聞いたと思うが、バカにしたようだな?」

友「してません。説教も兼ねた注意です。」

ヤクザ「それがバカにしてるってんだよ!」

男・友(こいつアホや)

ヤクザ「いいからこっち来い。」

男「…」

ヤクザ「早く。」

男「い…やです」
ヤクザ「あ゛あ゛!?」
男「ひっ…」
友「…」

ギャル「あれー?何そのぬいぐるみーww」
ギャル「ちょー可愛いーwねぇヤクザ、あれほしいww」

ヤクザ「ん、わかった。」
ヤクザ「おい、それ寄越せ。嫌ならついてこい」
男「…!」
男「…」スタスタ

友「お、おい!」
男「いいんだ。コレを渡すぐらいなら大人しくついていった方がいい」

友「でも…」
男「じゃ…」

路地裏

ヤクザ「さて…」
ドカッ
男「う…!?」
ヤクザ「コレが俺をイラつかせた分な。んでコレが…」
ドゴォッ!
男「ぐぁッ!」
ヤクザ「ギャルをバカにした分」

ヤクザ「あとは…」
ヤクザ「親父に説教されて腹立ってる分」
ヤクザ「気が済むまでやらせてもらうぜ」

バキッ!ガツッ!ボゴッ!
男「あ…あぁ…」
バキッ!バキッ!ボカッ!!
男「うぅ…」

男(あ…アイツのぬいぐるみが…)ポロッ

ギャル「えーくれるのー?wwありがとーw」
男「!」
男「ふ、ふざけん…な!」ゴホッゴホッ!

男「きたねぇ…手…でさわん…な!」

ギャル「はぁ?マジムカつく。ねぇさっさと潰してよ」
ヤクザ「おう。」
ドガァ!

男(も…ダメだ…意識が…)

友「こっちです!お巡りさん!」
警官「何!?あ、お前!何してる!」
ヤクザ「!?何でサツが…」
ヤクザ「あいつかぁ!」
友「すんません。呼ばさせてもらいました(笑)」
男「…と…も…」
友「大丈夫か?もう安心だぞ」

ヤクザ「ちくしょう!」ダダタダダ
ギャル「あっ!置いてかないでよ!」

警官「待て!…君!しっかりしろ!」
男「あ…あぁ…」
友「喋るな。まずは病院だ。幼馴染には俺から言っとく。」

男「あ…りが…とな…」ガクッ

友「救急車は…」

ギャル「はぁはぁ…置いてかないで…よ…」
ヤクザ「ごめん、捕まるわけにはいかなかった…」
ギャル「…とにもぉ…」
キキーッ
ガチャ
??「おい…」

ギャル「…誰だよおっさん…」
ヤクザ「あああ…」ガクガク

??「ふん、最近の娘は礼儀も知らないのか。」
??「まぁいい…おいヤクザァ!」
ヤクザ「…」ガクガク
??「返事は…」
ヤクザ「は、はい!」

??「全部見せてもらったぞ…」

ヤクザ「…」ガクガク
ギャル「ねぇ…さっきからうるさくない?」

??「黙れ小娘ぇ!」
ギャル「ひっ!」
??「お前もヤクザも来い。」

ヤクザ「はい…」ガクガク
ギャル「…」

ガチャ
ブーン

病院

男「ん…んん?」
男「ここは…?」

友「目が覚めたか?」
友「ここは病院だ。」

男「病院…?」ムクッ
男「いっつ…」

友「寝てろ寝てろ。肋骨と腕を骨折してんだ」
男「そんな重傷だったのか…」

ガララ
幼「友くーん、男は大丈夫…」
友「おぉ、今起きたとこ。」
幼「…う…」
男「う?」
幼「うわぁぁぁん」ダキッ
男「」
幼「心配したんだからー!」
友「おい。男が死んでる」

幼「え?あ、わ、ごめん!」

友「幼馴染さんな、夜行って事情を話したら血相を変えて泣き出してな。」
友「裸足で行こうとしたからなだめたんだよ。」
友「んで落ち着いたら自分も謝りたいって言ってな。」
友「話を聞いたら…冷たくしてたことに罪悪感を感じていたらしい。」

幼「…」
友「そっちにも事情があったんだろうって。思ってたみたい。まぁその通りなんだけど。」

男「」
友「で、そのあと病院に来て付きっきりで見てくれてた…って男大丈夫か?」

男「…何とか」
男「そうか…ありがとな…」
幼「別に?約束破ったことを償ってもらわないと困るからね。」

男「さっきまでの涙は一体…」

男「それより…ごめん。親が離婚して戻れなかった。転入って形で戻ってきたんだ。」
男「あの時の約束はすっかり忘れてたけど…もしよかったら傷が治ったら遊びに行かないか?」

幼「…いいわよ。その代わり、楽しませてよ」
男「おう。」

ガララ
妹「お兄ちゃーん!」ウルウル
妹「死なないでよぉ!」
男「おぉ!妹よ、来たのか。大丈夫、死なないよ。」ナデナデ
妹「ほんとに?」ウルウル
男「あぁ、ホントに。だから泣くな。」

妹「…」ゴシゴシ
妹「うん!」ニッコリ

母「男?命に別状はないって言われたけど一応何かあったらすぐに言うのよ?」
男「うん、わかってる」

幼「あ…おばさん…?」
母「…幼ちゃん?」
幼「は、はい!お久しぶりです!!」

母「まぁまぁ、久しぶり。大きくなったわねぇ」
男「あ、幼馴染。妹と会うのは初めてだったな。」
幼「う、うん。」
妹「…だぁれ?」

男「この人は幼馴染だよ。」
妹「あー!お兄ちゃんがよく言ってた可愛い人ってこのひとぉ?」
幼「か、かわ、かわわわ」
男「そうだよ。ほら、挨拶」
妹「こんにちは!」

幼「こ、こ、ここんににに」
友「空気になってる俺がここで喋る。幼馴染さん壊れとるぞ」

母「ふふ、元気そうね。これなら安心かな。私達は帰るから、体に気を付けてね。」
妹「まだいたいー!」
母「だーめ。」
妹「うぅ…」

男「はいよ。じゃあまたね」

友「さいならー」
幼「…」ペコリ

友「じゃあ俺らも帰るか。」
幼「…」プシュー
幼「オトコニカワイイッテ…オトコニカワイイッテ…」ブツブツ

友「じゃ、また。この人は引きずっていくわ」
ズルズル

男「ほいよ。またな」

そして次の日

男「んー!いい天気」ノビー
ズキッ
男「」
男「ハッ!痛みがすごくて死ぬとこだった…」

男「にしてもすることねぇなぁ…」
男「んー…」

コンコン
男「ん?看護婦さんかな?」
男「はーい。」

ガララ
??「やぁ、男くん…だね?」
男「そうですけど…誰でしょうか?」

??「私は君に入院をさせた奴の上司みたいなもんさ」

男「…え?てことは…」
??「わかるかい?竜総会の組長。親父と言うものだ。」

親父「いやはや、先日はバカがすまなかった。」
親父「お詫びと言ってはアレだが…」
スッ
男(すげ…最高級の菓子だ…)
親父「バカにはちゃんとお灸をすえておいた。まぁ…一緒にいた子もだが…」

男「…」
親父「バカの方…ヤクザは警察に突き出すが女の方はどうする?」

男「え?」
親父「援交…やっていたみたいだな。」
男「あ、はい…」

親父「私なら鑑別所送りにできる。」
男「…」

親父「もし君に害を与えていたとしたら…」

男「あいつは…俺の大切な人を騙そうとした。」
男「罰を受けるのは当然です。」
親父「なら…」
男「でも!」
男「なんの反省もしないで出てきたらまた同じことを繰り返すかもしれない。」

男「出来れば…ちゃんと更正して、謝りに来てほしい。」

親父「わかった。その言葉を聞いて君が悪い人じゃないのがよくわかった。」
親父「女の方は任せてくれ。時間がかかってもちゃんと更正させ、君に謝罪させにいく。」

男「…ありがとうございます…!」
親父「もしヤクザが出所して、君にちょっかいを出してきたらここに電話してくれ。」

男「…これは…」
親父「名刺だ。じゃあ失礼する。」
男「…はい!」
ガララ

さて、一休みします。
日付かわったら書き始めます。

あと、言ってませんでしたが1です。

途中「支援」ってのが俺のidで入ってますが、自演です。すみません…

じゃ、ちと失礼。

さぁ行きましょうか

男が怪我をし半年、
今日は男の退院日。
季節は冬に近づく秋半ば。
学校も友、幼馴染の助けがあり、単位は普通出席と変わらないように校長が計らってくれた。

ギャルは退学したようだった。
そして男がギャルを懲らしめた。という噂が広まり、みんな男に感謝したいようだった。
幼馴染との中は完全とまで行かなくともそこそこ戻っていた。

そして明日、幼馴染とのデート。
男は家に戻り、明日の準備をし、眠りについた。

ピピピピピ
男「んー…7時か…」
男「たしか約束は…10時に学校近くの公園だったな…」

男「顔洗うかー」
妹「おにぃちゃん…?」
男「ん?おぉ、妹か。起こしちゃってゴメンな。」

妹「んーん。プリキュア見るからだいじょうぶー!」
男「そうかそうか。よし、ご飯食べるか?」
妹「お兄ちゃんがつくるの?」

男「そうだよ。」
妹「じゃあチャーハンがいい!」
男「よしよし、そこで座ってまってな。」

男「…これは…」
母【男へ
私はパートにいってくるね。妹ちゃん起きたらなにか作ってあげて。
それと、今日は頑張ってね(笑)】

男「…」
男「(笑)ってなんだよ…

妹「お兄ちゃーん!」
男「んー?どした?」

妹「プリキュアやってない…」
男「まだ早いからなー…」
男「こっちのベルゼバブでも見てな。」
妹「わかった!」

男「玉ねぎトントン♪ピーマントントン♪ついでにひき肉入れちゃって♪」

妹「お兄ちゃぁん!」
男「今度はなんだ」

妹「気持ち悪いのがいるから見たくない!」

男「気持ち悪いの?」
男「どれどれ」

tv「ヨップル!」

男「あぁ…ヨップル星人か。」

男「大丈夫だよ。ヨップル星人は友好的なんだ。」
妹「ゆーこーてき?」
男「仲良しになろうとしてくれるんだよ。」

妹「じゃあいい奴なの?」

男「うん。」

妹「わかった!また見てくる。」

男「ふぅ」

男「卵も入れちゃって♪お先に具材をいれちゃいます♪」
妹「まだー?」

男「もちっと待ってな。」

妹「はぁい。」
男「ルンルンルン♪ご飯をいれて、かき混ぜて?更に盛ったら完成です♪」

男「できたでー」
妹「わーい!」
男「ふーふーして食べろよー」

妹「ふーふー」

妹「おいしいー!」
男「そうかそうか。それは良かった。」

食後

妹「プリキュア面白かったしご飯も美味しかった!」

男「でもtv見ながらだから冷めちゃったろ?」
妹「それでもおいしかったの!」

男「そうか、ありがとう」ナデナデ

妹「えへへ。」

一時間後
男「さて、そろそろ来るかな?」

ピンポーン
男「お?来たか?」

ガチャ
友「ウィッス」
男「来たか。まぁ上がってくれ。」

友「お邪魔しまーす」
妹「いらっしゃーい!」
友「お、妹ちゃん。今日もかわうぃーねー」
男「妹に手を出したら生かしては帰さない…」

友「わかってるって。」
男「そんじゃ、頼むぞ。」
友「あいよ。俺が留守番したらパフェおごるの忘れんなよ」

男「オッケーオッケー」

ガチャ
友「さて、何しようか?」
妹「ゲーム!ゲームしよ!」
友「ふふ、俺に勝てるかな?」
妹「おまえにまけたらこんせいきさいだいのはじだ!」
友「え!?なにどこで覚えたのそんな言葉!?」
妹「お兄ちゃんがねー友さんとしょうぶするときこれを言えって言われたのー」

友「あんにゃろ…」
友「…ん?速報?」
tv「服役中の元竜総会の囚人が脱獄しました。
警察は全力をあげて捜査を…」

友「…マズイ…」

妹「どしたのー?」
友「ちょっと待っててね。」

tv「只今入った情報によると…○○街に目撃情報があったそうです。」

友「ますますヤバイ…」

今より三十分ほど前。

男「着いたぜ。」
幼「え?早くない?」

男「あれ?もう?」
幼「遅れないようにって思って…」

男「はは、俺もだよ」

幼「そなんだ。」
男「うん、ちょっと早いけど行こうか?」



男「んー…日曜だから人多いねー」
幼「だねー。あ、ほら。あそこなんか人だかりができてるよ。」

男「ホントだ。あの服なんだ?」
幼「囚人さんの服みたいだね」

prrrr

男「あ、ごめん」
幼「誰?」
男「友だね。妹になんかあっのかな?」

男『もしもし』
友『男か!?』
男『そりゃ俺以外に誰が出るんよ』
友『それもそうだな…って違う!』
俺『どした?妹が何かしでかした?』

友『ちゃう。』
男『じゃあなんよ?』
友『お前さ、ヤクザって覚えてるか?』
男『…忘れたくても忘れれないな。』
友『そいつが今お前達の近くにいるらしい。』

男『なんだって!?あいつ服役中のはずだろ!?』
友『脱獄したらしい』
男『…マジかよ…』
男『…!じゃあまさか…』
友『いたのか?』

男『近くに囚人服みたいなの着てる奴がいる。劇団かなんかだと思ってたけど…』

友『…そいつはヤバイな…早く逃げろ!』
男『あぁ!』
ブツッ

幼「どうしたの?慌てちゃって。」
男「ヤバイぞ。」
幼「え?」

男「あの囚人に見つかる前に…」
幼「え?アレってそういう役なんじゃないの?」

男「詳しくは後で話す。だから早く逃げる…」
ヤクザ「誰から逃げるって?」

男「!!」
ヤクザ「お前と友ってやつに復讐したかった!」
ヤクザ「よくも俺をムショに放り込んだな!」

男「実際放り込んだのは俺じゃないが…でもお前はいずれ捕まる運命だったんじゃないか?」

ヤクザ「ギャルも消えた!組も追い出された!俺にはなにも残らない!」
男「ギャルは…消えた訳じゃない。親父さんのとこにいるんだ」

ヤクザ「でもお前を殺せば…俺は少し楽になる!せめておめぇだけでも殺す!」

幼「ね、ねぇ…この人誰?なに言ってるの?」

男「待ってくれ。全部話すから。」

男(しかしコイツ…話が通じない…頭に血が登ってんのか?)

ヤクザ「おらぁ!」ブンッ
男「うぉっ!」
幼「ち、ちょっと大丈夫!?」

男「な、なんとか…」
男「それより逃げろ!」
幼「いや…いやだよ…」
男「はやくいけぇ!」
幼「うっ…」
ダッ

ヤクザ「死ねぇ!」ブンブンッ
男「っつー…」
男「これはヤバイ。非常にヤバイ。」



幼「はぁ…はぁ…誰か…」

友姉「あら?幼ちゃんじゃない。」

幼「あ…」
幼「すいません!男を助けてください!」

友姉「え?え?」
幼「早く!向こうにいます!!」

友姉「え?あ、はい。え?」

寝まーす。

寝れないので続きを書きます。

…でももうひとつの方もあるのでそっちを先に進めてきます。

まぁ…つまんないと思いますが…

何か…無理矢理ひとつ終わらしたら疲れた…


お昼過ぎに書きます。
これは絶対に書きます。
命に変えても約束します。
では…

幼「こっちこっち!」

友姉「…あれは…」

幼「お願いします!助けてください…」
幼「何でもしますから…」ウルウル

友姉「…!」
友姉「なんでも?」

幼「はい…」ウルウル

友姉「よし任せなさい。」
幼「あ、ありがとうございます!」

友姉「オイコラてめぇ!」
友姉「ガキ相手に何しとんじゃゴラァ!」

男「え?」
男「アレって…友のネーチャンか?」

ヤクザ「んだテメェはぁ!」

ヤクザ「人の喧嘩に口出すんじゃねぇよぉ!」

友姉「男くん、こっち来て」
男「は、はい」タタタ

ヤクザ「おい!逃げてんじゃねぇぞ!」
友姉「テメェの相手は私だゴラァ!」

ヤクザ「ああ!?じゃあ代わりにおめぇが死んでくれるってのか!?」

友姉「死なねぇよボケ。テメェはムショに帰って根性叩き直して貰え。」


幼「男!大丈夫!?」
男「幼馴染!俺は大丈夫だけど…」

幼「あのおねーさん恐いよね…」
男「友の姉だろ?何か秘密があんのか?」

友「秘密ってほどのことじゃないよ」

男・幼「!!」ビクッ
男「いつからそこに…」
友「ついさっき。心配になってな」
男「そりゃどうも…」
男「いやそれより…お前の姉…何か怖くねぇか?」

友「関東1の暴走族だったからね。」
友「今はもう解散したけどそこの総長だよ?うちの姉」

男・幼「((((゜д゜;))))」
幼「嘘…でしょ?」

友「ははっ、そうだよ。」
友「関東1なわけないじゃないか」

幼「ホッ」

友「締めた数で言えば
東海地方、近畿、東北、」
友「一番じゃないにしても強かったのは確か」

幼「」

男「幼馴染しっかりしろー!」

友「あらま。」

男「で、でもよ!いくら元暴走族っていってもヤクザ相手にゃ無理があんじゃないのか?」

友「そう?」

男「なんなのその余裕」
友「まぁみてりゃわかるって。ははは」
幼「」



ヤクザ「来いよぉ!テメェを殺してそいつらも殺してやるからよぉ!」

友姉「…やれるもんならやってみろよ。」

ヤクザ「おらぁ!」ブンッ
バキッ!

友姉「いった…」


男「おいおい、喰らったぞ」
友「正当防衛にしたいんだろーな」


ヤクザ「はっは!よえぇ奴がしゃしゃってんじゃねぇよ!」

友姉「…」

ヤクザ「もーいっぱぁつ!」ブンッ

友姉「…」スッ

ヤクザ「お?」スカッ

友姉「おらぁ!」ドゴォ!

男「腹に入ったぞ」
友「みぞいれるの上手いんだよ姉ちゃん」

ヤクザ「がっ…」
友姉「せーのっ!」ブンッ
バシィン!
ヤクザ「」ドサッ


男「回し蹴りか」
友「後ろ回し蹴りな」

友姉「ふう。」
友姉「弟ー?いるなら警察よんでー」

友「もう呼びましたー」
男「…」
幼「ん…ん?」

男「起きたか?」
幼「あれ…?あの変な人は…?」

男「友の姉が退治した」
幼「え?」

警察「ここですか?」
友姉「はいっ!そうなんですっ」

友姉「いきなり襲われて…ビックリして手を振ったら倒れて…」

警察「いい具合に入ったんでしょうな。では、この男は我々が引き取ります」

友姉「お願いしますぅ」ウワメヅカイ
警察「…!はい!では!失礼つかまつる!!」
警察(むっちゃ可愛いこと喋れた…デュフフフ)

友「さぁて、帰ろうか。」
幼「何か疲れた」
男「幼馴染、また今度行こうな。」
幼「うん!」

友「あ…」

男「ん?」
友「妹ちゃん…」

男「…鍵はしめたのか?」
友「あ、あぁ…」
男「なら大丈夫」
幼「じゃ、私達こっちだから。」

友「あ、うん。またな」
男「はいよー」

男「今日は大変な一日だったな」
幼「そうだねー…あ。」
幼「全部話してくれるんだよね?」
男「あー…」

男「実はだな…」
………
……
男「というわけ」
幼「え?じゃあ男はぬいぐるみを守るだけに殴られたの?」

男「あの時仲直りしようと思ってね。結局ギャルが持ってっちゃったけど」

幼「バカ…死んだらどうすんのよ」

男「俺は死なんよ。」

男「…?」
幼「どうしたの?」
男「おかしい…」
男「勝手口が若干空いてる…」

幼「え?」
男「…」ダダダダ

幼「ちょ、待ってよー!」

男の家玄関
男「…玄関が開いてる」
幼「ちょっと…走るの早い…」
男「妹ー!」
シーン
男「…」ダラダラ

幼「すごい汗だよ?」

男「…」ダッ
バタン
男「妹ー」
バタン
男「妹?」
バタン
男「妹!」

男「どこにもいない…」
幼「妹ちゃんに何かあったの?」
男「あいつがいないんだ!」
幼「おばさんと買い物じゃない…?」

男「…いや、母さんは今日遅くなるし、鍵は閉めてくはず」

幼「じゃあ一体…」
カサッ
幼「あれ?コレって…」
男「クソッどこだ?」
幼「…」
幼「男、落ち着いてこれみて…」

ちょい飯いきます

飯くったー♪一服してから始めまーす♪

男「…わかった」
男「スゥーハァー」

男「よし」パラ

【男くん、私ね。あなたが好き。好きなの。好き好き好き。
でもね、あなたの近くにいる女が邪魔。あんなやついらない。男くんもそうだよね?私さえいれば他はいらないよね?
妹ちゃん、ちょっと私のこと忘れてたけどすぐ思い出すよね。
早くあなたに会いたいけど我慢したわ。偉い?
妹ちゃん、私の義妹になるからこっちに連れてったわ。あなたも早く来てね。
あなたのお嫁さん、女より】

男「…」
幼「…近くにいる女って私のことだよね?」

男「あぁ…でもお前が邪魔だなんて思ったことはない」
幼「嬉しいけどそれよりもこの女ってのは誰?嫁とか言ってるけど…」

男「…コイツ…女ってやつはな…」

~~1年前4月、男が中学3年に上がったとき~~

男「はぁー3年生!上級生キタコレ」

親友「そうだね。僕も嬉しいよ」
男「早速教室行こうぜ」
親「慌てなくても教室は逃げないよ」
~教室~
男「おぉ…さすがだ…」
親「以外に広いんだね。」
男「3年だけ卑怯だと思ってたけど…この優越感もアリだな」
親「ふふ、そうだね。」

男「俺お前と一緒のクラスになれて良かったわ」
親「そういってくれるとこっちも嬉しいな」

男「んだよ、嬉しくないのかよー」
親「冗談冗談。」

男「お前…」

男「まぁいいか。今日は午前で終わりだし、遊びに行くか?」

親「んーじゃあcdショップ行こうよ」

男「おけけ。」
親「卑猥な発言をしないでね」
男「…オッケー」

先生「じゃー点呼とったら解散だー」



先生「じゃあまた明日なー」
<アザッシター!

男「行くか」
親「ほい」

校門付近

親「…ねぇ男、あそこにいるの女さんじゃない?」
男「ん?あ、ホントだ」
男「ヤンキーに目ぇつけられたか…」
親「どうする?行ってあうたら吊し上げる?」
男「お前…可愛い顔してえげつないな…」

男「俺喧嘩やんないしなー…」
親「女々しい男だね」
男「お前に言われたかねぇよ…」

男「じゃあお前なら出来んのか?」
親「んー…考えがあるよ」

男「なんだ?」
親「でも男一人で助けるんだよ?」
男「え?だから喧嘩やんないって…」

親「大丈夫。自然としていれば終わるよ」
親「ちょっと恥ずかしいけど」

男「やってやろうじゃん」

親「じゃあ行ったら頼むね」

男「…わかった」
親「ふふ、じゃあ僕は準備してくるね。合図したらお願い」

男「…わかった」



ヤンキー「おい、金くれよ。」

女「…」ビクビク

ヤンキー「金、よこせ。」
女「…」ビクビク

ヤンキー「…」バキッ!

女「きゃっ!」ドサッ

ヤンキー「おら早く」

女「…いくら…?」
ヤンキー「んー2万でいい」

女「うぅ…」スッ



親「今!」
男「くっ」ダッ

男「待て。」
ヤンキー「あぁ?誰だお前?」

男「誰…か。実におろかな質問だな」
男「俺は悪魔の加護を受けた人間…とでも言っておこう」

いちいち余計な自己アピール挟まず書いてくれりゃいいのに

男「その子を離せ人間」
ヤンキー「はぁ?」
男「早くしろ。じゃないと俺の右腕が…う!」

ヤンキー「おいおい…」

男「くっ…はぁはぁ…」
男「今は抑えられたが次は…ない…ぞ」

ヤンキー「えー…」

男「さぁ早く離せ」
ヤンキー「別に捕まえてないんだけどな…」

男「俺のファイナル・ブリザードが火を吹くぞ」

ヤンキー「雪なのに火を吹くって…」

男「う…うぁぁぁ!」
ヤンキー「ど、どうした」

男「バカ…やろう…アイツが…出てきた…」ガクッ
ヤンキー「あたし一応女だよ…って違う」
ヤンキー「訳わかんねぇこと抜かしやがって。」
男「おい…」
ヤンキー「んだよ?」

男「お前がその小娘を苦しめておるのか?」

ヤンキー「なんなんだよお前」
男「答えろ人間」

ヤンキー「金借りてるだけだし」
男「…小娘は怯えてるようだぞ」

ヤンキー「西野カナ意識してんじゃない?」
男「はぁ?あれ彼氏に会いたくても会えないから震えてんだぞ?」

ヤンキー「急に素に戻んなよ」

男「おっと、失礼。コホン」
男「今ならまだ許してやろう」

ヤンキー「えー…」
男「…交渉決裂か」

ヤンキー「まだなんも言ってないって」

男「見せてやろう!我が力の一部を!」

ヤンキー「いや全部見せろよ」
男「すべて知るのは~到底無理なのに~」

ヤンキー「だまれぇ!」

ヤンキー「いちいちわけわからんことを言うし腹立つわ」

ヤンキー「助けたかったら力づくでこいよ、あぁ?」

ヤンキー「野郎相手だからって負けねぇぜ?」

男(やっべこわっ…でもやらんと…)
男「ふはは!行くぞ!」
男「パーフェクトチョイス!」
男「インカムフォース、アドック!」

ヤンキー「もはや何語かわからん…」
ヤンキー「まぁいいか…おらぁ!」

ドカッ
男「おほぉ!」

ヤンキー「え…よわ…」
男「と見せかけてぇ!」
ヤンキー「え?うわ、シェパードが…六匹!?」
ヤンキー「死んでまうがな!」
男「これが私の業。インカムフォース、アドック」

男「意味は犬よ来い」

ヤンキー「しょぼっ」

ヤンキー「英語の使い方違うだろ…」

ヤンキー「うわこっち来た」
ヤンキー「ひぃぃ!」
ダダダダ

男「ふう。」

親「お疲れ様」
男「こいつらどっから連れてきたんだ?」

親「うちの犬だよ?」
男「…そうか…金持ちだったな」

親「ははは、大金持ちだよ」
男「黙れ」

女「あ、あの!」
男「え?あっ、女さん」
親「空気になって忘れてたね。」
男「余計なこと言わなくていい」

女「ありがとう…!」
女「お礼がしたいんだけど…」

男「いや、いいよ。」
親「お邪魔しますね」

男「…」
女「よかった!じゃこちらへ。」

女のいえ。(豪邸)

男「デカッ」
親「うちの半分ぐらいだね」

男「ちょっと黙ってようか」

女「ささ、こちらへ。」
男「どもども」

女「親はいないんで、代わりに執事がお礼の品を用意しますね」

男「お構い無く」
執事「いらっしゃいませ。この度はお嬢様を助けていただき、誠にありがとうございます。」

男「いえいえ。」

親「何かしこまってるの?」

男「せめてマナーは守ろうと思ってな」
親「ふーん。」

執事「こちらが、お礼の品でございます。」

男「あ、ども。」
親「ども」

女「…ねぇ、男さん。夕飯は食べていってもらえます?」

男「え、いやそんな悪いですよ」
親「…」

男「妹の世話もしないといけないし…」

女「妹ちゃんがいるんですね。」
男「あ、うん、可愛いよ」

女「そうですか…わかりました。」
女「ではまた明日。」

男「あ、うん。」
男「何かあったら俺か親友に言ってな」

女「はい。」

ギィー
ガチャン

親「僕、あの人嫌いだ」
男「いきなり何言い出すんだよ」

親「確信はない。でも何か怖い…男も気を付けてね」

男「ははは、心配ないって。」

男「さて、cdショップは明日にして、今日は帰ろうか。」

親「そうだね。また明日」

一旦休憩。
>>210すまん。
こう言う風にして無駄に画面みてるより、今はいないって思ってほしかった。
書くっていったらじゃあ見る。みたいな感じで
気楽にみてほしいんだ

時間がずれることもあるけど…

場を離れるのを一言告げるくらいはともかく>>170-171みたいなのじゃね
自分でつまんないとか書くのは謙遜ってよりただの自己保身だし
読むんで楽しいって感じた人をバカにしてる

と個人的には思う。ともあれ一旦乙、待ってるわ

>>226
そうか、そういうことか。
よくわかった気がする。
みんなもありがとう。

てことで再開します

男「ただいま」
母「おかいりー」

男「妹はもう寝ちゃったかな?」
母「保育園の子と喧嘩したみたいでね。ふて寝しちゃったわ。」

男「どっちも大丈夫だったの?」
母「者の取り合いみたいだったから大丈夫よ」

男「そか。」
男「それよりご飯ある?」
母「あ、いけない。忘れてた」
母「すぐ作るから待っててね」

男「ハンバーグを御所望します。」
母「承りました。ふふ。」
父「華麗に父が帰宅」

男「おっ、おかえり」
母「あなた、お疲れ様」
父「飯はあるか?」
男「今作るとこだってさ」
父「マジかよ…」
父「ちょっとスマブラやるか」

男「相手してしんぜよう」
父「ありがたき幸せ」

父「くらえ!デデデのつかみ業!」

男「ふっ、あまいな」
父「よけただと!?」
男「行くぜ!大・天・空!」

父「あ…手が滑った」
男「コンセント抜いたでこの人」

男「ふざけんなよー」
父「悪い悪い、つい」

男「明らかに狙いが定まった引き抜きだったぞ」
父「ゼルダやるかな」
男「一人用ゲームにしおった」

男「しかもなんで風のタクトなんだよ」
男「せめてトワイライトにしろよ」

父「キューブがやりたかった」
父「さぁて、大砲で飛ばされたとこだったかな」
男「結構最初じゃねぇか」
父「侵入成功…あぁ!見つかった…」
父「なんだよ見つかった時の音。怖いわ」
男「でも捕まった方が早く進むんだぜ」

父「マジか」

父「あ、そーれ」
男「何気に牢獄で楽しんでる」

父「つまんね…でるか」
男「さっきまで楽しんでただろ!」
父「あぁ…またかよ…」
父「いい加減トラウマだわ」

男「樽をかぶって進むんだよ」
父「マジか」


母「できたわよー」

父「よし、続きは明日だ。」
男「進んでねぇ…何一つ進んでねぇ…」

父「いいから飯くって寝るぞ」
男「風呂は?」

父「加齢臭で消えるから大丈夫」
男「臭いが累乗するから入れ!」

父「ッチ」

男「息子に舌打ちしたで」

母「早く食べちゃいなさい」

男・父「はーい」

夜は更け、翌日

男「ってきまーす」

母・父「気を付けて~」
男「はいよー」
ガチャ

女「やっ!」
男「おう?」

女「…おはよ」
男「うん、おはよ。ってどうしたん?」

女「一緒にいきたくて…」モジモジ
男「あぁ、そうなんだ。でもよく家わかったな」
女「調べたんです」
男「…え?」

女「早くいきません?遅刻しますよ」
男「あ、あぁ…あとさ、敬語やめてくれる?」

男「堅っ苦しい」
女「あ、男さんが言うなら…」
男「男でいいよ」

女「男…くん」モジモジ
男「…まぁいいか。」

学校

親「おはよう。」
男「うす。」

女「…」ペコリ
親「女さんと来たんだ」
男「家に来ててな。一緒に来た」
親「ふーん…」
親「男、あとで屋上来て」ボソ
男「え?」
親「じゃ。」

女「じゃあ私隣のクラスだから…」
男「あ、うん。またね。」

女「うん」スタスタ

男「はぁ。授業だるいわ…」


休み時間
男「…」
ガチャ
親「お、来たね」
男「どうしたんだ?」

親「ちょっと女さんのことでね、話が…」

男「まーたそれかよ。もういいだろ?ほっとけやよ」

男「それだけなら俺は戻るぜ」

親「男、話は終わってないよ」
男「あとでたっぷり聞いてやるよ」
親「何かあってからじゃ遅いんだよ?」

男「何があるってんだよ」

親「それは…わからないけど…」

男「ならいいだろ?ほっとけほっとけ。」
ガチャ
バタン
親「…知らないぞ…」

男「ったく…」
女「男くん」

男「!」
男「ビックリした…どしたん?」

女「もう授業始まるねっていいに来たの」

男「あ、そうだな。じゃあ行くか」
女「うん!」


授業中

男(親友の奴…戻ってこねぇ…探しに行くか…)
男「すいませーん。」
先生「んー?」

男「頭が…」
先生「悪かったな、ハゲで」

男「違いますって。頭が痛いんで保健室行ってもいいですか?」

先生「頭がふさふさでかっこいいですね、先生。って言ったらいいぞ。」
男「頭がふさふさでかっこいいですね、先生」
先生「よし行け」

男「どこだ?」

ナニイッタノ?

カンケイナイ

男「声が聞こえる。行ってみよう」


女「男くんに何いったの?」
親「関係ないだろ」
女「いいから答えて!」
親「…君に近づいたらいいことないって言いたかったんだよ。言いそびれたけどね。」
女「そんなこと言って嫌われたらどう責任とるのよ!!」

親「男は君を異性としてみてるとは思えないね」
女「そんなことないわ。助けてくれたのは私が好きだったらよ」
親「…違うね」
女「はぁ?」

親「君は知らないだろうけど、あの時僕が君を見つけなければ放置状態だった」

女「…そんなことは」
親「じゃあ聞いてるかい?」

女「…でもね、今朝気づいたわ」
女「例えそれが本当でも私と一緒に来てくれたと言うことは私が好きだからよ」

親(頭がぶっとんでる…)
女「あなたは男くんの足枷にしかならない」
親「!!」

女「思い当たる節があるんじゃない?」

親「そ…うだね」
女「男くんも私を愛してるわ」
女「少なくとも私は愛してる」

女「だから、あなたがいたら邪魔になるの」
女「消えてくれない?」
ガッ
親「う…」ジタバタ

女「わかった?」

男「おっとそこまでだ」

女「あっ、男くん!」
女「今ね、あなたの足枷を始末してるの」
女「恋人だったら男くんの嫌なものは取り除きたいよね」

男「…はぁ」
パシン
女「……え?」
男「何を言ってんだ?」
男「俺はお前なんか好きじゃない」
男「恋人でもない」
女「そんなことない!」

女「私を助けてくれた」
女「こんな私を目にかけてくれた」

男「キモい」
女「…!」

男「お前さっきコイツが俺の足枷っつったよな?」
女「足枷じゃない…?」
女「あ、じゃあ家来なんだ!」
女「さすが♪」

男「ざけんな」
女「…」ビクッ

親「おとこ…?」
男「コイツは俺の親友だ。最高の友達だ」

男「それを足枷だ家来だって…バカにしてんのか?」

親「ふふ」ボソ

男「あの時はコイツと一緒なら助けれると思ったんだ」

女「やっぱ私が好きだから…」
男「嫌いだ」
女「え…」

男「こんなことをする奴は嫌いだ」

男「それに絡まれてるなんて知らなかったしな」
男「親友が言わなきゃ素通りしてたわ」

親「ほらね…」

女「ふふふ、わかってるわよ男くん。演技なんだよね?そうだよね?」

男「おめでたい奴だな…」
男「話しても埒が明かない。行くぞ」

親「う、うん」
スタスタ

女「わかってるわよぉ…」
女「そいつを引き剥がすためにやってるんだよねぇ…」
女「やっぱり私が好きなんだぁ…」

女「じゃあ準備しなきゃなぁ…」
女「私も手助けしてあげるぅ…」
女「…」ブツブツ



親「ねぇ、まだなんか言ってるよ?」
男「ほっとけ」
男「それより屋上行くぞ」

親「え?授業は…」

男「大丈夫大丈夫」

屋上
男「すまんな…話を聞いてればあんな目に合わなかったのに…」

親「いや、これからだよ」

男「え?」
親「あの子はまだ懲りてなさそうだしね」

男「そうだな…お前も気を付けろよ」

親「ふふ、そんな臭い台詞男子に言ってたらホモだと思われるよ」

親「さっきも疑っちゃった」
男「俺はノーマルだぁ!」

男ホーム

男「はぁ…」
妹「おかぇりぃ」ゴシゴシ
男「ただいま、眠かったら寝てていいぞ」
妹「うん…」
妹「ねぇおにぃちゃん」
男「ん?」
妹「あさおうちに来たおねぇちゃんだれ?」

男「…ただの学校の知り合いだよ」
妹「んぅー…」
妹「あの人こわぁい…」
男「!」
妹「ねうー…」
男「寝るだぞ。」
妹「ねうー…」
男「はいはい、おやすみ」

妹「うぅ…ふぁぁ」ゴシゴシ

父「男、ちょっと来なさい」

男「はーい」

母「悪い話じゃないわよ」
男「んー?」

父「実はな、今年の冬に向こうに戻るかもしれないんだ」

男「なんでまた…」

父「お母さんのお母さん…つまりおばあちゃんだな。」

父「一人で寂しいから一緒に暮らそうって言ってきたんだ」

母「向こうには知り合いも多いし…どうかなって思ってお父さんに相談したの」

父「俺は男の意見で決めようと思ってるんだ。」
男「…戻りたい」
父「そうか。なら来年は向こうの学校だな。」

男「うん。」
母「お母さんに電話入れとくわね」

男「でも仕事はどうするの?」
父「お義母さんがな…おばあちゃんか。仕事紹介してくれるみたいでな。」

男「あぁそういうこと」
父「こっちの友達にもお別れ言っとけよ」

男「まだ気が早いよ」

父「それもそうだな」
父「よし、スマブラやるか。」

男「おけぃ。」
男「あ、その前に…」
父「準備しとくぞ~」

男「はいよー」

男「あ、父さん」

父「んー?」
男「行く期間詳しく教えてくれない??」

父「んー…12月の頭かなー…」
男「わかった」

父「なんだ?電話か?」男「うん」

prrr

幼『もしもし…?』
男「もしもしー幼馴染?」
幼『はい…』

男『元気ないね』
幼『いや…どちら様ですか?』

男『あ…ごめん。いい忘れてた』
男『男だよ』

幼『え?』
男『信じてくれるかな…』
男『ちっちゃい頃戻るとき連絡するって言ったの覚えてる?』

幼『うん…え?ホントに?』

男『うん』

幼『じゃあ帰ってくるの?』
男『多分…またわかったら電話するよ。今日はこれだけ言いたかった』

幼『男らしいね』
幼『じゃあまた連絡待ってるね!』

男『おう!じゃな。』
ブツ
父「まだかー?」
男「今行くー」

父「カービィで勝負だ」
男「なら俺はルイージだ」

そして翌日

男「ってきー」
母・父「ってらー」

男「…いないか…」

学校
男「おす。」
親「やぁ」

男「あいつは…来てないか?」
親「隣のクラス行ってみたけどいなかったよ」

男「なんで行ったんだよ」
親「どんな顔してるのかなーって思って」

男「はぁ…」

男「あ、それよりさ…」
親「ん?なんだい?」
男「引っ越すことになった。今年の冬」

親「それは寂しくなるな。」
男「ありがとな」


それから半年、女は学校に来なかった

男「さみぃなぁ…」
親「男がいなくなるまであと一月だね。」

男「だな。まぁまたどこかで会おうぜ」
親「そうだね。」

男「でもお前なんか感情がないみたいに感じるな…ホントに寂しいのか?」

親「当たり前だよ。」
親「…」

男「どうした?」

親「女さんだよ」

男「…え」

女「♪」

男「気づいてないみたいだな」
親「距離あるからね」
女「準備完了♪あとはあの足枷を消して…と」

男「…まだ言ってやがる…」
親「怖くなってきたな…」
親「僕がいなくなっても立派に生きてくれよ?」
男「何言ってんだよ。さ、帰るぞ」

男「じゃなー」
親「うん。」


親「行ったか…」
親「で、何?」
親「女さん」

女「バレてたのね」
親「僕を欺こうなんて1万年早いよ」

女「ふふふ、いい威勢ね。でも今日までよ」

親「何いってるんだ」
女「半年も準備したんだもん」
女「成功させてもらうわよ」

親「なんの話…」
女「…」ドカン!

親「…鉄パイプ…」
親「ひどいなぁ…」
バタッ
女「ふふふ、あなたが邪魔なの。」
女「あとは結婚式だけね。お金かけたんだから…」

…………
………
……

男「おい!親友!しっかりしろ!」

親(なんだい…騒々しい…)

男「おい!おぃ…」
男「目ぇ開けてくれよぉ…」
親(人をなんだと思ってるんだ…)
男「なぁ…なんでもいい…反応してくれよぉ」

親(おーい。僕は生きてるぞ~ほら。右手あげた…ぞ?)

親(動かない…目も開かない…)
親(…まさか…)
男「…」ヒックヒック

親(意識はある。でも体が動かない…)
親(植物状態…)

親(そうか…あの時殴られたんだっけ…はは、痛くないや…)
親(この若さで植物状態とは…いや、それよりも…)
親(男が危ない…)

男「う…うぅ…」ヒックヒック
男「あの時…一緒にいれば…ごめんよぉ…」
親(死んでないってのに…)
看護婦「さ、君。もう遅いから帰りなさい」

男「うぅ…」グスッ

看護婦「この子はまだ死んでないわ。いつかきっと…」
男「いつかっていつだよ!」
男「待ってりゃ元に戻るのか!?」グスッ
親(はぁ…心配してくれるのは嬉しいけど…静かにしようよ…)

看護婦「ごめんね…」
男「チクショォ…」

親(んー…男に伝えなきゃなー…)
男「…また明日来ます…」

看護婦「わかったわ。」
親(どうしたものか…)



親(はぁ…寝てるも起きてるも同じなんだよな…)
ガチャ
親(ん?誰か来た?)

女「ふふふ…」
親(この声…女さんか)
親(今更何しに来たんだ…)

女「あなた…まだ男くんに心配させてるわよね」
女「ひどい人…」
親(こっちの台詞だ)

女「これ以上心配させても可哀想よねぇ…」

親(この人…ヤバい…殺される…)
女「今楽にしてあげるね…男くん!」

ドガァ!
親「」
女「ふふふ、これで…やっと…」

カツカツカツカツ
女「誰か来たみたいね…」
女「隠れなくちゃ…」

看護婦「親くーん?ちゃんと寝て…る…」
看護婦「キャァァァ!!」
親「」
警備員「ど、どうしました!」

看護婦「あ…あぁ…」
警備員「これは…」

警備員「警察を呼ばないと…」
タタタタ

女「行ったかしら…」
看護婦「…」
女「…ほっといても良さそうね…」
タタタタ

男ホーム
男「…」

父「お、おい。男…」
男「…なに」

父「テレビ…」
男「…」クル
tv「速報です!!現在入院中の親友君が何者かに殺害され、警察は犯人を捜査中です。」

男「!!」
男「…あいつだ…」

父「どうした?」

男「女だ…女がやったんだ!!」
ダッ
父「どこ行く!」
男「…」ダダダダ

父「ったく…」

続きは夕方か、
夜9時以降に書きます。

お待たせしました

女の家(豪邸)
男「…着いたか」

ピンポーン
執事「…お待ちしておりました」

男「待っていた…?」
執事「部屋でお嬢様がお待ちです。こちらへ。」
男「…」
スタスタ

女「あ、来た」
女「ねぇ誉めて?男くんの足枷を壊してあげたよ?」
女「もう邪魔物はいないね。」

男「…やっぱりか…」
男「お前が殺したんだな…?」
女「うん♪」

男「…許さねぇ…!」

男「お前が二度とこんなこと出来ないような体にしてやる…」

執事「…」スッ
男「どけ…」

執事「申し訳ございません、お嬢様に危害は加えさせたくありません」

女「ふふふ、そういうことよ」
女「さ、あんなの忘れて二人で幸せになりましょ?」

女「日取りはもう決めたの。」
女「年齢的には無理だけど形だけでも…ね?」
男「…」

男「っのやろう!」ダッ

執事「…」ガシッ
男「離せぇ!」

執事「もし、少しでもお嬢様が傷ついたら…」

執事「容赦はしません」

男「知ったこっちゃねぇ!!あいつが…あいつが俺の友達を…!」
女「友達?何言ってるの?」

女「あんなのが友達なわけないよね?」

男「…友達だ!最っ高の友達だ!」

女「…ちょっと頭打ってるのかな?おかしいよ?」

男「お前に言われたくねぇ…」

男「…それに」
男「警察が黙ってないはずだ…」
男「俺が言えばお前は捕まる…」

女「そこら辺は執事がやってくれてるよ。ねぇ?」
執事「はい。警察の上層部の方に圧力をかけておきました」
執事「この事を事件にしたら…」
執事「貴方の家族が路頭に迷う、と。」

男「最低な屑どもだな、お前ら」
女「ふふ、そうかしら?」

女「実際私の家はそれぐらいの力を持ってるわよ」
女「じゃあ…」
男「黙れ…」

男「例え事件にならなくてもお前を憎み続ける。」
男「もういいから俺に関わらないでくれ。」
執事「どうなさいますか?お嬢様」

女「…離してあげて」
執事「…」スッ

男「じゃあな…」

ガチャ
スタスタ



執事「もちろんこのままでは終わらせないのでしょう?」
女「ええ。」
女「男くんのお父様の会社を調べて」

執事「かしこまりました」


男ホーム
男「…」
ガチャ

父「おかえりー」
母「もっと早く帰ってきなさいよ」
母「行き先も言わないで…」

男「ごめん」
男「寝るね。」

父・母「……」

男の部屋
男「うっう…」グスッ

男「ごめん…ごめんな…」ヒックヒック
男「…うぅ…」
男「あぁ…グスッ」
男「うわぁぁぁ!」

男「うぅ…」
男「眠くなってきたな」グスッ
男「はぁ…」

夢の中

男「…」
??「おーい」
男「誰…?」

??「君の友達さ。だけどここ、凄い荒れようだね」

男「…ごめん…誰だい?」
??「まだ一日も経ってないのに忘れるとはね。恐れ入ったよ」

男「親友…?」
親「お、気づいたようだね」
男「だけどお前…」

親「殺されたね。意識があるのに抵抗できない。殺されるとき怖かったよ」

男「…ごめん…」
男「お前を守ってやれなかった…」

親「ううん、心配してくれただけで僕は満足だよ」

男「でも…かたきは必ず討つからな」

親「…男、なんで僕がここに来たかわかるかい?」
男「…お別れの挨拶か?」

親「それもあるけどもっと別の理由。」
親「僕と君が最後に交わした言葉、覚えてるかい?」

男「…立派に生きてくれよ?」
親「そう。だから僕のことはいいから、ちゃんと真っ直ぐに生きてくれ」

男「でも…」
親「僕は君が犯罪の道に走ったら嫌だよ?」
男「…」

親「いいかい?多分女さんは何か仕掛けてくる。」
親「絶対にムキにならないで冷静に対処するんだ。」
男「…」
親「…僕は君の友達で良かった。」

男「…!」
親「だから、何事にも諦めずに頑張ってくれ。約束だよ?」

男「…」ホロリ
男「あぁ…わかった…」
男「お前との約束、守ってやる。」
男「そして、アイツに一泡ふかしてやる」
親「ふふ、その意気だよ」

親「ん…そろそろ時間だね、じゃあね。」
男「…あぁ。元気で…」
スゥゥ

男「…朝か」
男「何か…夢見てたな…」

男「…約束…」
男「夢でもなんでもあいつとの約束は守ってやる。」

男「さぁて!気ぃ取り戻して行くかぁ!」

父「おーい、起きたかー?」
男「おうよー!」
父「明後日戻るから準備しとけー」

男「おぉマジか」
男「幼馴染に連絡だ」
prrr

男『なぁ!高校入学ん時そっち行くことになったわ』

幼『え?ホント!?』
男『ああ、12月…には戻れそうだ!!』

幼『じゃあさ、今年のクリスマスは一緒に過ごさない…?』
男『おう、いいぜ』

幼『ふふ、約束だよ』
ブチッ

男「さてさて、あと三日で蹴りつけなきゃな…」

母「ご飯食べちゃいなさい」
男「んー」

母「今日学校は?」
男「創立記念日で休みー」
母「あらそう。なら妹ちゃんのお世話お願いね」
男「はいよー」

父「じゃ、行ってきます!」
男「はいよー」
母「いってらっしゃい」

男「母さんは?」
母「近所の集まりがあるのよ」
母「お昼には戻るわ」
男「んー…」
母「じゃ、私も行くわね。」

男「はいよー」

男「んー…妹もまだ寝てるし…」
男「俺も二度寝して…そのあと何か考えよう」

……


父会社
父「あの、部長。お話がありまして…」

部長「ん、私も君に話があるんだ」
父「はぁ…」

部長「あとで会議室に来てくれ」
父「は、はい…」

昼休み
父「部長」
部長「来たか。まぁ座りたまえ」

父「はい」
部長「実はな、今日付けでやめてもらいたいんだ…」
父「え…」

部長「誰かは言えないんだがここのお偉いさんがな、君を指名してやめさせろと…」
父「…」

部長「悪いね…で、君の話は…」
父「…ここをやめさせてもらうことです」
父「引っ越して向こうで暮らすので…」

部長「…そうか。なら明日からもう大丈夫だ」
父「…はい」

親友の家って女の家より金あるよね?
なのに親友の家何もしないの?

父「はぁ…帰りにお金下ろさないと…」

……

受付「○○番の方ー」
父「あ、はい」
受付「今日はどうなされたのですか?」

父「あ、いや、お金を下ろしたいんですが」
受付「はい、免許証はお持ちですか?」

父「はい」スッ
受付「少々お待ちください」

受付「…すみません。」
受付「どうやらこのお名前では使えないようになってますね…」
父「え?そんなバカな…」

受付「申し訳ありません。」
父「…」

一時中断します
夜中に再開しますね。
>>304
それは後々でてきますよ

いくら金があっても親友の半分程度なら銀行を使用不可無理な希ガス


女騙してオナペットにしたい


>>1

>>308
半分っていうのは家の大きさですね。

謎解きはディナーの後で

の宝生と桐生院?ぐらいに思ってくれれば。

1時に始めますね

ウィーン

父「ど、どないやねん…」
prrr
父『もしもしぃ』
新職場のババア『あ、父さんですかー?』
父「はいー」
ババア『あのですねー紹介を受けたババアと申しますがー』

父『あ、新しい職場の方ですね』
ババア『はいそうですー。で、申し訳ないんですがー。ちょっと上の方からですね、父さんを働かせれない…と言われまして』

父『え…そんな…』

ババア『ではそういうことなのでー…』
ブチッ

父『え、あ、ちょっと!』
父「切れてる…」

父「…どうしてこうなった…」
父「家族になんて言えば…」


男「んーよく寝たー」
男「ん?横に膨らみが…」
バッ
妹「…」スースー

男「…寝ておる」

母「あ、起きたのね」
男「帰ってたの?」

母「もう夕方よ」
男「え?マジ?寝過ぎたろ俺。」

母「…それにしても友達がなくなったのに随分スッキリした顔ね」
男「…約束…したんだ」
男「俺が真っ直ぐ生きるって。だからくよくよしないで、明るく生きてこうかと思って」

母「ふぅん。あ、そろそろお父さん帰ってくるんじゃない?」

男「じゃあゲームの用意しとくかな。」

妹「んーぅ…」モゾモゾ
男「そうそう、何でコイツがここにいるのか不思議なんだけど」

母「知らないわよ。帰ったら寝てるんだもん」
母「そっちに目覚めたと思ったわ」

男「俺はノーマルです」
母「ふふ。」

妹「…おにい…ちゃあん…ムニャムニャ…だいすきぃ…」

母「あらあら」
男「誤解されるからやめてほしいな」
母「嬉しいくせに(笑)」
男「いやそりゃ嬉しいけど…」

男「…父さん遅いな…」
母「そうね、どうしたのかしら…」



父「はぁ…帰れない…」
父「リストラされた気分…」
父「俺が何したってんだよ…」
猫「ニャー」

父「お、チチチ」
猫「ニャーォ」スリスリ

父「はは、可愛いなぁ…」

父「よしよし…」
父「金もないし…」
猫「ニャ?」

父「んー?何でもないよぉ」
猫「ニャー」

父「電話して遅くなるの伝えるか…」
prrr
母『はい。』
父『母さんか?悪いが今日遅くなる』

母『あらそう。じゃあお夕飯先食べてるわね』
父『あぁ、そうしてくれ。じゃ』
母『はい』
ブチッ

父「はぁ…どうしたもんかねぇ…」



母「お父さん、遅くなるって」
男「そう」
男「じゃあご飯食べようか」

母「そうね。」
妹「ごはん…?」

男「そうだぞ、はよ起きな」
妹「んぅ」

翌日

父「…」ブエックシィッション!
父「ん?おぉ、寝てしまってた」
父「しかし豪快なクシャミだったな」

父「帰るか…」
ガチャ

父「た、ただいま~…」
母「…」
父「…」ビクッ

母「…」

父「いや、あの、その…」
母「こっちに。」

父「はい。」

居間
母「こんな時間に帰ってきて、どういうつもり?」

父「…」
母「だんまり?」
母「あなた…昔っからそうよね」
父「…」

母「不利になったら黙る。もしくは隠していることがあると。」
父「…!」

母「どうなの?隠し事があるの?」
父「…った…」

母「聞こえない」
父「職も金も失った!」
父「だからなんだ!」
父「お前が働けばいいんだ!」
母「逆ギレじゃない…」

母「…それにどういうことなの?」
母「職もないって…」

父「知らん!名前がどうのこうの言ってたが俺が悪いわけじゃない!!」
母「どうするのよ!」

父「あぁもう!うるさい!こっちだって色々あるんだ!」

母「引っ越しはどうするの?」
父「なしだな。」
母「…男には…何て言うの…」

父「お前から言っとけ」

寝ます。今日も学校終わってからなので九時以降になります。

いろいろぶち壊して悪いけど

殺害現場から凶器が見つかって指紋が検出されて…ってなるのが
もみ消されただろうことは分かるが
現場から逃げ出した女を誰も怪しまなかったのがおかしいと思う

>>326
内容で説明しますね

お待たせしました

男「おーいうるさいんだけ…」
母「ふざけないで!」
母「いっつも私にばっか押し付けて!」

父「押し付けてないだろ」

母「妹の面倒も二人で見るって言ったのは?」

父「…」
母「出来てないわよね」
母「男が代わりに手伝ってくれてるもんね」

男「なんの話だ…」ソー

父「こっちだって忙しいんだ」
父「代わりに日曜日とか遠くに連れていってるだろ?」

母「…そうね。」
母「毎週毎週、動物園か水族館。あ、たまに旅行も行ってくれたわね」

父「…それでいいじゃないか」

母「私はいいですよ」
母「でも子供たちが可哀想なのよ」


男「…いまいちわからん…」

父「…とにかく!俺は頑張ってきた。次はお前がやれ」

母「…私一人で家計が成り立つと思う?」
父「週6で入ればいいだろ」
母「…」

父「それに、俺だって訳わかんねぇんだよ」
父「金も下ろせない、職も失った」

母「…もういいわ。とりあえずどうにかしましょうよ」

父「俺一人なら大丈夫だ」
母「私たちは…?」

父「なんとかしろ」

母「…」
父「こっちはバイトする。そして派遣からでもやり直す」

母「じゃあ二人で…」
父「バイトからなんだから二人合わせても無理だろ」

母「そんな…じゃあどうすればいいのよ…」

父「あぁもう!グダグダ言うなら出ていけ!!」

男「…職を失った…?」

男「なんだ?話がつかめない…」

母「…わかりました」
母「明日、出ていきます」

父「ふん。」

男「え…ちょっと…」
男「…何でだよ…」

男「どうしてなんだよ…」

母「男と妹は連れてきますから」
父「勝手にしろ」

男「…」
ダッ

ガチャン!

母「!」
父「!」

母「まさか…聞いてたんじゃ…」

父「いずれわかることだからいちいち心配するんじゃない!」

母「なによ!」
父「なんだ!」

……

男「くっ…」ハァハァ

男「…ここは…公園か…」ハァハァ

男「少し…冷静になろう…」

男「…まず、何で父さんが職を失ったんだ?」
男「…わからない…」

男「金も下ろせない…」
男「止められた?」
男「そして話ぶりでは向こうの職場も無理みたいだ…」

男「…」

??「すぐ身近な方がなさったのですよ」

男「…?」
男「誰…ですか?」

??「親友様の身の回り、食事、話し相手。です」

男「…?誰なんですか?親友の名前を知ってるなんて…」

??「親友様のメイドですよ」

メイド「前一度お会いしたのに、忘れちゃいました??」

男「え…だって服が…」
メイド「…出掛けるときくらい、外着用にしますよ」

男「…そういえばどことなく…」
メイド「思い出しました?」

男「…ああ!」

男「あの完璧なメイドさんか!」

メイド「はい♪」

男「お久しぶりです。」
メイド「ですね。」

男「でも今日はなんで俺なんかに…?」
メイド「…親友様が亡くなってから、奥様が体調を崩してしまいましてね…」

メイド「お薬を買いに来たところ、あなたがいたものでして。」

男「はぁ…お大事にいっといてください」

メイド「はい、わかりました」

男「あっ。さっきの話なんですが…」

メイド「…はい」
男「どうして身近な奴がやったってわかるんですか?」

メイド「…うーん。」
メイド「親友様のお家が世界規模で仕事をしているのはご存じですよね?」

男「はい。」
メイド「それでですね。一昨日敵対する…まぁ若干こっちの方が上なんですが…」

メイド「その敵対する会社がですね、銀行に対して何かやったのがわかったんですよ。」

メイド「更に、○○株式会社にあることを命令していました」

男「…何でもわかるんですね…」
メイド「敵のことには常に目を張ってないと何するかわかりませんからね」

男「…ん?○○株式会社って父さんの会社だ…」
メイド「ええ。それで何を命令したかわからないんで、そこに勤めてる友人に聞いてみたんです。」

男「…それで…」
メイド「父…と言うかたが解雇されたと…」

男「…」

男「…でも、引っ越し先のとこまで手が回ってたんですよ?」
メイド「敵の会社の支社ですからね。」

メイド「狙って解雇した人をこっちで雇うなんて…まずないですよ」

男「そんな…」

メイド「銀行のことは男さんが呟いてわかりました。」
男「え?」

メイド「多分…父様はこれから銀行は使えません」

男「なんで…!」

メイド「下ろせなくなった。というとまず取引ができないですよね。」

メイド「あとで調べますが…恐らく全ての銀行がブラックリストに入れたはずです」

男「じゃあもう…」
メイド「はい、しかもブラックリストの中でも最重要危険者の類いかと。」

男「…女か」

男「女がやったんですね…」

メイド「…敵対してるのは女さんの家ですね」
男「やっぱり…」

メイド「金で物を言わせる会社ですから、容易いと思います」

男「…メイドさんは知ってますか?」
男「アイツが親友を殺したって」

メイド「検討はついてましたが…やはりそうでしたか…」

男「あと警察にはもう頼れません。」
メイド「…まさか警察まで圧力をかけたと?」

男「…はい」

メイド「…許せませんね…」
メイド「親友様がこれじゃああまりにも報われません…」

男「俺、親友と約束したんです。立派に生きると。そして女に一泡吹かせると。」

メイド「…親友様がおっしゃったのですね?」
男「夢の中なんですけどね。でも、アイツとの約束は夢の中でも現実でも関係ない…」

男「手を貸してもらえませんか…?」

メイド「…」
男(やっぱ無理かな…)

メイド「もちろん、そのつもりです!!」
メイド「親友様は男さんのことをよく喋ってくれました。」

メイド「だから、夢の中でも会いに来た可能性はありますよ」
男「…ありがとう…ございます…」グスッ

休憩しますね。
支援ありがとうございます

男「あの、俺に考えがあるんです」
メイド「ん?何ですか?」
男「…あいつと結婚します」

メイド「ええ!?」

………

男「ただいま」

母「男…朝の話…聞いてた?」

男「うん。ごめん」

母「…いいえ。私達が悪いのよ」
母「あなたは…どうしたい?」

男「俺は…戻りたい」
男「幼馴染との約束もあるし…」

母「…わかったわ」
母「じゃあ私とあなた。妹と一緒に行きましょ」
男「うん…あ、お金のことは心配ないよ」
母「え?」

男「知り合いがね、事情を話したらある条件をこなしてくれるなら全部やってくれるって」

母「ホントに大丈夫なのね?」
男「気になるならここに電話してみて。」

母「じゃあお礼と確認で電話してみるわね」

男「うん。」

男「でもさ、やることがあるって言ったよね?それをやらないといけないから先に行っててくれる?」

母「…わかったわ。それで場所とかは?」
男「前の家だよ。幼馴染家の隣。」

母「あそこならわかるわね。じゃああなたも気を付けてね。」
男「わかってるよ」

男の部屋

男「物分かりのいい母さんで良かった…」

男「さて、明日から…堪え忍ぶ日々だ…」

男「寝るか」
………
……


メイド「け、け、け、結婚!?」
男「はい。」

メイド「女様と!?」
男「はい。」

メイド「えぇ…?」
男「いや、考えがあるんですって。」

メイド「うぐ…聞かせてもらいましょうか…。」
男「まずですね。」

男「様とさんの区別つけてくださいよ。」

メイド「…」
メイド「これから様にします。」

メイド「…って、え?教えてくれないんですか?」

男「いや、違います。」
男「俺が結婚することで女の家に居候させてもらいます。」
男「そこから女の家の情報をあなたに伝えます。」

メイド「ふむ。」
男「つまり、内側から壊していきます。」

メイド「…私はどうすれば?」

男「申し訳ないんですが、お金を使って会社を買収してほしいんです。」
男「そしたら女の家は一気にどん底になりますから」

メイド「…わかりました。でもその代わり」

男「?」

メイド「絶対に一泡吹かせてくださいね!」

男「はい!」

男「じゃ、また今度…」
メイド「はい。」
男「あっ…」

メイド「どうなされたのですか?」
男「…親が離婚すると思うんですよね。なのでどうしようかと…」

メイド「んー…住む家は決まってるんですか?」
男「いや…まだです」
メイド「…もしちゃんと女様をとっちめてくれるなら…我が親友家が全面的にだしますよ」

男「…え?」

男「そんなこと出来るんですか!?」

メイド「はい♪」
男「…お願いします。絶対に成功させます。約束します」

メイド「わかりました。じゃああとは任せといてください。あ、これが家の番号です。」

男「はい。ありがとうございます!!」

メイド「いいえー♪」

………
……


男「ん…」
男「朝か…」

男「んー…ぅ」ノビー

男「…メイドさんに感謝しねぇとな…」
男「…行くか。」


母「男、私達行くわね。」
男「うん。俺もちゃんといくよ」
母「うん。待ってるね。」
母「…あと、お父さん…苛立ってるだけだから…軽蔑したりしないでね」

男「わかってるよ」
妹「おにぃちゃーん。はやくきてねー!」

男「はいよー。」

母「あ、そうそう。メイドさんにもう一回お礼を言っといてくれる?」

男「わかった。」

男「じゃあね。」
母「うん」

父「いくならさっさと行け!」
母「…」
ガチャ
スタスタ

男「父さん…少し、辛抱しててね」
父「…」


女の家(豪邸)
男「着いたな。」

ピンポーン
執事「…これはこれは。男様、どうしましたか?」

男「…よく考えたんだ。あいつは俺を助けてくれたんじゃないかって。」
執事「分かっていただけましたか。」
男「ああ。だから…」
女「あ!男くん!」

男「よぉ。前まで悪口いってごめんな」
女「いいよ。男くんが本気じゃないってわかってたもん。」

男「ありがと。」
女「ふふ、さ、中に入って。立ち話はなんですから」

男「ああ。」
ギィー
バタン

男「あのさ…」
女「ん?」

男「俺、これからもお前のとなりにいたい」
女「…え?ホント?」

男「うん」

女「ありがと!じゃあさ!形だけでも結婚しよ?」

男「ああ。そのつもりだ」

執事「用意は出来ております」
執事「こちらへ。」

寝ますねー

大広間
男「ここ?」
女「うん♪いーっぱいお金かけたんだよ?」

男「そいつは凄いな」

執事「では、始めさせていただきます」

男「…」

執事「…汝、この者を将来何があろうとも…」

女「誓います!」
男「早いよ(笑)」

女「へへ」

執事「…汝、この者を将来何があろうとも最愛の夫となることを誓いますか?」

男「…」
女「どしたの?」
男「言わなくてもわかってるだろ?」

女「ふふ、当たり前だよ」
女「やっぱ執事。堅っ苦しいのはいいよ。」

執事「しかし…」
女「私が良いっていったからいいの!」
執事「かしこまりました」

男「…今日から一緒にすんでも…いいかい?」

女「…ホント?」

男「うん」
女「…嬉しい…」

執事「男様のお部屋の用意は整っております」

男「おぉ…」
女「いつ来てもいいようにしてたの!偉いでしょ?」

男「ありがとう…」
女「えへへ」テレテレ

執事「ご案内いたします」

執事「こちらとなっております」

男「…え?」
女「どう?」

男「えっと…」
男(なんだこの広さ)

男「で、でかいな…」

執事「一流の職人に作らせましたゆえ、それなりの拘りがあるのでございます」

女「気に入った?」
男「お…おぉ。気に入った」

女「良かった♪じゃあ私は部屋に戻るね」

男「はいよー」

男「…うわ」
男「シャンデリアがあるよ。生で見たの初めてだわ…」

男「えぇ…なんでダブルベッドやねん」

男「…おりゃ!」ダーイブ
男「皆も一度はやるよね。ベッドダイブ」

コンコン
男「ん?」

執事「お昼の用意が出来ました」

男「あ…ども」
執事「こちらへ。」

大広間

男「あれ?ここってさっきの…」

執事「はい。普段はここで食事をいたします」

男「ほー…」
女「男くん!こっちこっち!」

男「ん」
スタスタ

女「ここ♪」
男「…ひざ?」

女「うん♪」
男「いやそれは…」

女「座れないの?」ギラッ
男「…わかった」

男「…」スッ

女「へへ」
男「でもこれじゃ飯食えないな」

女「食べさせてあげる♪」

男「いや…」
女「…」キッ

男「お願いします」
女「はい、あーん。」

男「あー…」
モグモグ
男「割りと美味しい」

女「家のコックは一流シェフだからね」

男「ん。」

女「フキフキしましょうねー」

男「いや、さすがにそれはアカン」

女「んー…まぁいいや」
女「さ、ご飯食べたら寝ましょ?」
男「寝るって…」

女「一緒に♪」
男「…」

男「まださ早いじゃん」
男「デートしたりさ、そういうのから始めようよ」
女「…」
女「でも結婚したんだから…」

男「少しずつ愛を育んでいこうよ」
女「…わかった。」
女「じゃあ明日デートね」
男「はいよー」

男仮部屋

男「さて、早速任務開始だ」

男「何が出てくるんだろうか…」

男「まずは…システム管理室ってのがあったからそこからかな…」

ガチャ


システム管理室
ガチャ
男「失礼しまーす」
シーン

男「誰もいないなら漁らしてもらうぜ」

男「ん?何だこの資料的なもの」
男「…諭吉…」
男「なんで同じのが二枚あるんだ?」

男「…システム管理室になぜあるかが問題だが…」

ガサゴソ
男「うわーお。いっぱい出てきた」
男「これだけあったら当分楽できるな…」

男「顕微鏡があるぞ」
男「諭吉もある…これで見ていたのか?」

男「どれどれ…」

男「これって…」

ガチャ
研究員「ふー…」

男「ヤバイ…隠れるか」ゴソゴソ

研究員「あれ…何か散らかってるな…」
研究員「まぁいいか…」
研究員「こっちの部屋においとくと来客が面白半分で来たときに困るな…」

研究員「あの部屋でいいか」

ガチャ

男「…行ったかな?」

男「この態勢は肩が凝るな…」

男「それにしてもあの部屋って…どこやねん…」
オトコクーン
ドコー?

男「マイワイフが呼んどる…行くしかないな…」
ガチャ
スタスタ

男「ここだよー!」
女「あ、どこいたのー?」

男「トイレトイレ」
女「料理には何も入れてないよ?」

男「小さい方だよ」
女「ふふ、バーカ。」

男「どうしたの?」

女「明日どこいくのかなーって」
男「んー映画でもどうよ?」

女「わかった♪」
女「じゃあちょっと用事があるから行くね」

男「あ、あぁ…」

女「♪」スタスタ

男「こりゃ追うっきゃないっしょ」コソコソ

男「…」コソコソ

女「♪」スタスタ
ガチャ

男「ここか…」

男「…し、指令室!?」
男「何で家にあんねん…」

男「そーっと」ソー

カチャ
女「どう?」

執事「はい。順調であります」
女「ふーん、あ、ここの会社の売り上げ危ないね」

執事「ですね。どうなさいますか?」
女「んー今作ってる偽札を使ってなんとかならない?」

男「おーうやっぱりあれは偽札か」ボソコソ

執事「ではなんとかしましょう」
女「よろしくねー」

女「♪」スタスタ

男「…」サッ

ガチャ
女「フンフフーン♪」スタスタ

男「…偽札か…一応メイドさんにも言っとくか」
……


メイド「あ、男様からです」
メイド「何かわかったのでしょうか…」

メイド「…」
メイド「偽札…」

メイド「…よし」

メイド「旦那様ー!」

……

男「わかってくれたかな…」

男「他にも調べないと…」
スタスタ
男「次はここだ」

男「…何も書いてない部屋だけど…怪しい臭いがぷんぷんするぜ」

ガチャ
??「んー!」
ガチャ
男「」

男「はっ。何だ今の…」
男「ここは置いておこう」
女「そこはダメ。」

男「おおお?おっお?」
女「落ち着いて(笑)」
女「そこはね。裏切り者を閉じ込めておく部屋なの」

男「おぉ…?」
女「家の秘密を口外しようとした、とかね…」ボソ
男「お?」
女「あはは。何でもないよ。夕食の準備が出来たみたい」

女「いこ?」
男「おぅけい」

……

男「わかってくれたかな…」

男「他にも調べないと…」
スタスタ
男「次はここだ」

男「…何も書いてない部屋だけど…怪しい臭いがぷんぷんするぜ」

ガチャ
??「んー!」
ガチャ
男「」

男「はっ。何だ今の…」
男「ここは置いておこう」
女「そこはダメ。」

男「おおお?おっお?」
女「落ち着いて(笑)」
女「そこはね。裏切り者を閉じ込めておく部屋なの」

男「おぉ…?」
女「家の秘密を口外しようとした、とかね…」ボソ
男「お?」
女「あはは。何でもないよ。夕食の準備が出来たみたい」

女「いこ?」
男「お。」

……

メイド「じゃあお願いします」

旦那「メイドちゃんの頼みなら任せといくれ。」旦那「それにワシも…息子のために何かしたいしな」

メイド「…はい。」
旦那「じゃあこの件が終わったら墓参りに行こうか」

メイド「私もいいのですか?」
旦那「メイドちゃんが気に入っておったからな。あの子は…」

メイド「わかりました。早く終わらせて行きましょう」
旦那「うむ」

……

男「」
女「だ、大丈夫?」

男「」グッ
女「…食べ過ぎたのね、可愛い♪」
男「」ゾゾゾ
女「どうしたの震えて」
男「」ゴホン
男「何でもない」

男「…でさ」
女「ん?」

男「親友のことなんだけど…」
女「うん」

男「よ、よくバレなかったよな」
男「病院から抜け出したとき目撃者とかに」

女「んー深夜だったしね。」
女「黒い服だったし、看護婦は3人…かな?あと警備員が一人だったから」

男「ほー…」
女「まぁ見つかったら殺しちゃうけどね♪どうせ事件にならないし♪」

男「」ピキピキ
女「あ、でも危ないかも」

男「え?」

女「親友くんの家はね、警察の超お偉いさんと友達なの」

女「だから下手したら警察に捕まるかもね」
女「まぁ誰がやったかなんて男くんぐらいしかわからないけど」

男「…」

女「言わないでね?」
女「言ったらあなたを殺さないといけないから♪」

男「」
男「で、でも圧力かけたって…」

女「まぁ所詮幹部のトップぐらいね」
男「へー…」

男(…メイドさん。頼むぞ)

男「じゃ、明日に備えて寝ようか」

女「…一緒に…」
男「まだだぁめ」
女「むー」

男「ははは」(消えろよ…)

女「うん、じゃあまた明日ね」
男「はいよー」

女「おやすみ」
男「おやすみぃ」

……

旦那「準備は出来たぞ」
メイド「了解です。あとは…」
メイド「男さんの連絡を待つだけです」

……

男「あいつは寝たかな?」

コンコン
男「おぅふ」
ガチャ
執事「失礼します」

執事「お時間ありますか?」

男「ある…よ?」

執事「ではこちらをご覧ください」
バサッ

男「これは…」
執事「明日のデートコースです」

男「」
執事「一応頭に入れといてください」
執事「では…」

ガチャ

男「バカかあいつ…」
男「俺が女の子1人楽しませれないとでも?」

男「…」
男「ま、まぁ一応な。一応…」

休憩させていただきますね。
こんな時間がかかって申し訳ありませんm(._.)m

男の過去は壮絶なんですよ。

男「あー…ここに行けばいいんだな…」
男「って違う。」

男「もっと確実な証拠を探さねば…」


男「はい。指令室前に来ました」

男「ん?中から声がするな…」
男「…執事?」


執事「なぜだ!?」
執事「なぜ会社が次々と潰れているんだ!」

執事「クソッ」カタカタ

男「メイドさん…ありがとう…」ボソ
男「買収の話覚えてくれてたんだ…」ボソ

執事「あああ!」
ガチャ
男「…すいませーん。」
執事「…誰だ!」
男「あ、ちょっと静かにしてもらいたいんだけど…」

執事「男…様。」
執事「これはとんだ失礼を…」

男「わかってくれたなら」
男「じゃ、おやすみなさい」

執事「…」
ガチャ
執事「見られてないよな…」

男仮部屋

男「さて…」

prrr
メイド『はい』
男『あ、メイドさん?』
メイド『男様ですね?』
男『うん。会社の件、ありがとうございます』
メイド『いえいえ。』

メイド『あの』
男『はい?』
メイド『他には何かわかりましたか?』
男『…偽札だけでしたね…』

メイド『…わかりました。』
男『一週間待っててください。』
男『必ず新しいのを見つけてきます。』

メイド『はい。お待ちしてますね♪』
男『では…』
ブチッ

翌日
男「ん…」

女「おはよ」
男「…どこうか」
女「じゃあ早くいこ?」
男「ん…。」

男(一応何を言うかわからないから録音機持ってくか…)
女「先に外行ってるよ~」

男「はいよー」




男「先に映画見る?」
女「んー…わかった!」
男「じゃあ行こうか」

映画タイトル
ロリー・スッキー
~失われたアーク~

女「…色々混ざってるね」
男「主人公はロリ・スーキダーだよ」

女「面白味の欠片もない名前ね」
男「…」

ダダーン

女「まさか主人公の名前が犬からとったとはね…」
男「ラテン語で進む部屋とかホウキで行ってたしね」

女「お昼食べよ?」
男「マック行くか。」

マック
男「チーズバーガーのセットで塩多目、ケチャップ付きで、飲み物はコーラ。単品でハンバーガー3つ。」

女「…ハンバーガー1つで…」

男「腹減るぞ?」
女「さすがにそんな食べれないよ」

男「ふーん。」
女「でもここ…態度悪いな…」

女「潰しちゃおう。」
男「…やめときな。」
女「やだ♪」

女「あ、執事?ここのマック潰してほしいんだけど…」

女「はぁ!?」
男「うぉ」
女「出来ないってどーゆーことよ!」
女「もういい!」
ブチッ

男「…大丈夫?」
男(大胆発言来るかも…スイッチいれとくか)

女「お金が無くなってきてそんなことできる余裕がないとか…」

女「親友くん殺したときにあの家脅しとけば良かった…」

男「!」
女「はぁ…もういこ。」男「ああ…」

夜。
女「おやすみ」
男「おやすみ」
ガチャ
バタン

男「…証拠ゲッチュ!」男「ついでに偽札も吐かせたいな…」

ダカラナンデッテキイテルノ!
ワカリマセン
ハァ!?

男「お、喧嘩中か。うまく行けば…」

男「親友…笑顔でお前の見舞いに行ってやるからな」

女「何で!?」
執事「わからないんです。」
女「会社を脅すとか色々あるでしょ!?」

執事「そのようなことをできる会社もないのです」
女「…偽札。」
執事「そ、それはまだなりません」
女「貧乏になるよりマシよ!」

執事「…かしこまりました…」

男「…すげぇこと聞いたな…」
男「…録音バッチリ」

男「メイドさんに送るか…」

……


メイド「あ!男様から連絡来ました!」
旦那「なんだって?」

メイド「音声ファイル付きですね」

メイド「聞いてみましょう」



メイド「…」
旦那「息子よ…」
メイド「もう…これだけあればいいですよね…」
旦那「ああ…警視総監くん頼んだ…」
総監「…任せてください」
総監「絶対に捕まえます」

メイド「あ、もう一つ」
旦那「ん?」
メイド「誰かが監禁されてる…っですって。」

旦那「なんと…」
総監「一週間前なら、うちの部下が1人行方不明なんだ…」

総監「その人の家に極秘捜査で乗り込んだとき…な」

メイド「何かわかって捜査したのですか?」

総監「うむ。人身売買…をやってるとタレコミがあってな…」

総監「情報をくれたのは私の友人なのだが…」
総監「行方不明になって…つい最近死体で発見されたんだ…」

総監「それを調べるために若いのに捜査を頼んだが…まさか監禁されてるとは…」

メイド「…取り合えず次連絡が来たら行きましょう…」

旦那「うむ。」

……

男「よし、これで大丈夫だ」

男「…見てろよ…女…」
翌日
男「…ぉ」
男「おがぁ…」

男「…夢か…」

男「さて、決戦は今日だ」

男「連絡いれとくか」
……

メイド「今日の夜6時に頼みます…」
旦那「…いよいよか…」
メイド「ですね。」
総監「zzz」
メイド「緊張感のない人ですね」
旦那「そういうな。仕事場から直行してもらったんだ」

メイド「むぅ…」
……

男「行くか。」

コンコン
男「…はい」
ガチャ

執事「おはようございます。お食事の用意が整いましたので、こちらへ。」

男「…」スタスタ

大広間

女「男くん!遅いよ!」
男「ご、ごめんごめん」
女「もー…」

女「でさ、今日は何しようか?」

男「…何でも」
女「あ、じゃあ家で映画でも見ない?」

男「あぁわかった」

シアタールーム

男「こんなとこまであるのか」
女「うん。スゴいでしょ?」

男「…思う存分見ような」

女「え?う、うん。」

男「さて、なに見る?」
女「これ!」
男「なんぞこれ。」

女「犬が轢き殺されるやつ」

男「」ゾゾゾ
女「ふふふ…面白いよ?」

女「さ、見よう♪」

男「((((゜д゜;))))」

2時間後
残り8時間

男「」
女「あー面白かった」

男「」
女「じゃあ次はこれね」
男「…今度はなに?」
女「バイオハザード」
男「あ、それなら…」

女「動物のバイオハザードね♪」
男「」

女「大長編だからねー」
男「」

4時間経過
残り4時間

男「」
女「…あー怖かったね」
男「」
女「おーい…」

女「おい!」
男「…」ビクッ

男「あぁ…ごめん。あまりにも怖すぎて」

女「だよねー」

コンコン
ガチャ
執事「お嬢様、お昼はどうなされますか?」
女「あー今いく」

執事「かしこまりました」

女「行こ?」
男「うん」

大広間

男「にしてもうまいなやっぱ」

女「当たり前だよ♪」

男「…なぁ」
女「んー?」

男「もし俺がお前を騙すためにここに来たとしたら…どうする?」

女「あはは。そんなことないよ。私は男くんが好きだし、男くんも私が好きだし♪」

男「…そうか」

1時間経過
残り3時間

シアタールーム
男「また映画?」
女「ううん、ここはね、ゲームもできるんだよ」
男「ほー…」
女「モンハンやろ?」

男「協力プレイ?」
女「うん♪」


男「よし、ジョーが来た」
女「ちょ、倒せないって」
男「こいつ倒さないと称号がもらえないんだ」

女「…えー」
男「さ、早く」

女「う、うん」

2時間30分経過
残り30分

駄目だ、楽しんで感情移入しては

関係無いけど過去編長いような?1000に入りきる?

男「なぁ、花火やろうぜ」
女「え?季節外れだよ?」

男「やりたいんだ。」
女「…男くんが言うなら…」

男「じゃあ用意して先に待っててくれ。」
女「う、うん。」


prrr
男『メイドさん?』
メイド『はい。』
男『そろそろ…』
メイド『了解です。』
男『はい。じゃ…』
メイド『それと…』
男『え?』
メイド『親御さんが、早く帰ってきてね。だそうです。』

男『…はい』
メイド『あ、お父様の銀行のブラックリストも解除しておきました。』
男『お手数おかけします…』

メイド『いえいえ。では後程…』
ブチッ

>>445
まぁ一応入るようには考えてます。
過去が一番長いですけどね。


女「おーい、遅いよー」
男「はは、まぁいいじゃない」
女「もー」

残り、15分

男「線香花火やるかな」
女「そんなしょぼいのやるの?」
男「あぁ…」
男「でも見てみ?こんな頑張って火花散らしてんだぜ?」

女「うん。」
男「頑張ってんのに消すのはまずいよな」
女「う、うん…」

男「人の命も潰すのは…まずいよな…」

女「ちょ、ちょっと!」
女「何かおかしいよ?」

残り、5分

男「おかしい?」
男「なにがだ?」
男「人の命をなんとも思わない方が…」
バラララララ
男「…おかしいだろ?」
女「…ヘリが…」

メイド「おーい!来ましたよー!」

男「降りてきてくださーい!」

バラララララ
シュウウウ
スタッ

メイド「お待たせしました。」
男「いえいえ。時間ぴったりですよ」

女「お、男くん…どういうこと?」
男「…お前を…どん底に落とすために来た…」

女「…え?」
執事「何事ですか!」
メイド「潰しに来ました♪」
執事「…?」

メイド「総監さーん」

総監「いたたた」ヨッコイセ
総監「監禁罪、偽装罪。その他の罪で逮捕させてもらう」
女「…え?」
執事「…お嬢様は大丈夫です。」
女「…」トサ
総監「座り込んでもダメだぞー」

執事「全ての指揮は私がとっておりました」
総監「じゃあお前を逮捕する。証拠はあるからなー」

女「…」
執事「…いずれはこうなるのです。」
執事「では、また会いましょう」
女「…」
男「…中に人がいます。」
メイド「わかりました。連れ出しますね」

オーイイソゲー
ワカッテマスヨー
ウォ、パンチラ
キャッ、コロシマスヨ!?
スミマセン

男「…女」
女「…わかってるよ。」
男「え?」
女「全部、私のためだよね?」
女「お金無くなっちゃったけどさ、まだ私を愛してるよね?」

男「…」
女「また一緒に暮らそう?」
男「俺はもうこの街を離れる。戻ることはないだろうな」

女「え?私をおいてくの?」
女「こんなに好きなのに、好きなのに、好きなのに!」

男「悪い。」
女「男くぅぅぅん!」

1週間後

男「…こんにちわ」
メイド「あ、こんにちわー!」

男「えっとそちらは…」
旦那「息子のお父さんだよ」
男「あ!どうも!男と言います!」

旦那「君のことはよく聞いてるよ。」
旦那「…ありがとね。」
メイド「旦那様…」
男「いえ。こちらこそ…」

旦那「じゃあ息子のご冥福を祈って…」
男・メイド「…」ペコリ



男「じゃ、行きますね。」
メイド「お元気で。」
男「はい。」


男(あれ?何か忘れてるような…)
ガタンゴトン
ガタンゴトン

男ホーム
男「ただいまー!」
母「あ!遅い!心配したのよ!?」
男「ごめん。」

母「まぁいいわ。」
母「学校は…転入って形でいい?」
男「うん。」
母「じゃあまぁ疲れたでしょ。」

母「まだ中学生だけど、勉強して、遅れないようにしときなさい」
男「うん。」

悲劇の始まり
11月30日
行動開始日
12月26日
終了日
1月16日

中学に行かない分
家で猛勉強の男
高校は入学ではなく、
転入として入った。
そして…
現在に戻る。

さて、キリがいいので寝ますね。
日付はこんぐらいの感覚で見てほしいって思いました。

では、また今夜。

~~~現在~~~

男「…まぁ長かったけどこんな感じ」
幼「…そんなことがあったんだ…」

男「しばらくは身動きできないと思ってたけど、まさかもう復活してきたとはな…」

幼「…どうするの?」
男「妹を助ける。」

幼「…私も協力する!」
男「俺1人で十分だ」
幼「そうやっていつも1人でやろうとする…」

幼「少しぐらい私を信用してよ!」
男「…」
男「わかった」

男「でも今日はもう遅いから明日、行動を開始しよう」
幼「うん!」

翌日
男「…ん」
男「朝かー…」
男「ん?何かやわこいのが…」

幼「…」スースー
男「」

男「落ち着け落ち着け落ち着け落ち着け落ち着け」

男「…思い出せ…昨日はたしか…」


幼「じゃあ帰るね。」
男「また明日な」

幼「うん。あ、窓は開けといてね」
男「…?わかった。」

男「…窓を開けるってのはそういうことか…」

男「…間違いはおかしてないよな…」
幼「…おとこぉ…スゴかったよぉ…」ムニャムニャ
男「ひぃぃぃ!」

幼「…体育…かっこよかっよぉ…」ムニャムニャ

男「」

男「良かったのか良くなかったのか。」

男「いずれにせよこの子のa beam of hope(希望の光)は守れたか…」

幼「びぃむ?」
男「あ、起きた」

幼「…にゃ?」

男「にゃじゃない」
幼「んー…?」

男「さ、飯食ったら行くぞ」
幼「にょこに?」

男「いつまで寝ぼけてんだ…」
男「女の家だよ」

幼「にゅー…」

男「かーさーん!」
シーン
男「…友達と旅行っていってたっけな…」
幼「おとこぉ…どこぉ?」

男「ここだよ。ったく気を付け…」
幼「にゃ!」ゴッ
男「…」
幼「ひらいよー!」

男「なぁ…」
男「いくらなんでも性格変わりすぎじゃね?」
幼「…?」ボー
男「まぁいいや。飯食うぞ。」
幼「待ってー」トコトコ

リビング
幼「で、どこにいるかわかってるの?」
男「…」

幼「わかんないの?」
男(寝起きはああなるのか…)
男(可愛かったからまぁオーケーさ!)
幼「…どうしたの?」
男「な、なんでもない。」
男「場所だっけな。」
男「あいつは周りに緑が多いとこが好きだからその近辺じゃね?」

幼「めっちゃアバウトだね」

男「まぁそう言うなって」
男「さ、行くぞ」
スタスタ
幼「おいてくなー!」テッテッテ

有名な山
男「ここ以外思い付かないんだが」

幼「あー…霊が出るとこで有名な山ね…」
幼「」ブルッ
幼「は、はやく行きましょ…」

男「ん?」
男「何か引きずったあとがあるぞ」
幼「ちょっとそういうのホントいらない」

男「いやマジだって。見てみ」
幼「…」ソー
幼「ひっ」ビクッ

男「反応が多いやつだな」

男「このあとを追っていくか」
幼「うぅ」ビクビク

男「怖がりすぎだろ」

山腹
男「い、以外と登るな…」

幼「デカイからね」
男「お前さっきまで怖がってたのに…」
幼「吹っ切れた」


有名な山ふもと
清楚な美人「ここに入っていった…よね」

清楚な美人「まずは謝って…許してくれるかな…」
清楚な美人「…めっちゃ霊が出る山に踏み入れるのか…」
清楚な美人「はぁ…」

山腹
男「多分もうすぐだな。それに妹もいる」
幼「何でわかるの?」
男「妹センサーがビンビンしてる」ビンビン

幼「キモい」
男「…」

男「お、看板がある」
幼「…絶対いるよねこれ…」

男「百パーいるな…」
看板『愛しの旦那を待ってる屋敷へはこの奥♪』
男「しかもぜってぇ懲りてねぇよ」
幼「行きましょうか…」
山腹
清楚な美人「はぁ…遠くない?」
清楚な美人「もう…」

頂上手前
男「そろそろかな…」ハァハァ
幼「だらしない」
男「どんだけ体力あんだよ…」
幼「ふふふ。あなたを待ってる間に色々習い事をしてたのよ」

男「どんなの?」
幼「お習字」
男「…」

頂上
男「ついたー!」
幼「…」
男「空気がおいすぃー!」
幼「ちょっと…」
男「ん?」
幼「あれ…」
男「おぉ…」
男「風格のある家だな…」
幼「あそこだよね…?」男「多分」

ガチャ
キィー…
女「まだかなー」
女「あ、私に会うために準備してるのか♪」

女「あの時は冷たくされたけど…やっぱ優しいなぁ♪」
女「早く来てね♪って聞こえないか♪」
キィー…
バタン

男「…」
幼「見えてなかったのかな…」
男「…」
幼「男?」
男「行くぞ」

男「たぁのもぉ!」
バタン!
幼「がさつでだらしなくてキモいとか…」
男「それ以上言ったら泣くぞ」

女「はぁい」
男「!」
女「あ!男くん!」
幼「あれが…女さん…」
女「待ってたよー!」
男「妹を返せ」
女「あわてなーい♪」
女「こっちにいるよ♪」
男「早く返せ」
女「ふふ、じゃあこっちに来て」
スタスタ

幼「何か…怖い…」
男「俺がいるんだから、大丈夫」
幼「…うん」
スタスタ
ガチャ
女「ここだよぉ」

幼「…あ!」
男「い、妹!」ダッ
幼「ま、待って!」
ガシッ
幼「え?」

女「あんたはダメ。」バッ
幼「え、ちょっと!」
女「ふふ」
ガチャン

男「おー妹よ…」
男「…い、妹…?」

妹?「ガ…ガガ…」プシュー
男「…え?」

女「ざーんねーん。」
女「それは機械だよぉ」
男「…」
女「妹ちゃんは別の部屋。」
女「…誰もいないから愛し合いましょ?」

男「一年もたってないからか…」
女「?」
男「変わらねぇなぁ…」
女「私は男くんがいるから変わる必要はないんだよ♪」

男「…幼馴染は?」
女「さぁ?」

男「いい加減にしろよ…」
女「何怒ってるの?」
女「私は男くんの邪魔をどかしただけだよ?」

女「…あのお坊ちゃんのようにね…」

男「」ブチッ
男「ざけんじゃねぇ!」
男「テメェ…俺があいつを邪魔者だと言ったのか!?」
男「言ってねぇよなぁ!?」

女「…幼馴染って子がどうなっても知らないよ?」

男「うっ…」
女「それでいいの♪」
男「…」
女「まー私も鬼じゃないからどっちかに会わせてあげる」

女「妹ちゃんがいい?幼馴染って子がいい?」
男「…チクショウ…」

頂上手前
清楚な美人「やっと…」
清楚な美人「遠いよぉもう!」
清楚な美人「ふざけんなよ…」

頂上
清楚な美人「ふー…」
清楚な美人「ん?あの屋敷かな?」
スタスタ

ザケンジャネェ!

清楚な美人「…この声は…男か?」
清楚な美人「よし。ちゃんと謝って、帰ろう」

清楚な美人「でも何か怒ってたような…」

清楚な美人「まぁ入るかな…」
ガチャ
キィー
清楚な美人「うわ、立て付け悪すぎだろ…」

清楚な美人「お邪魔しまーす…」

清楚な美人「誰もいない…」

ドンドン!
アケテ!
清楚な美人「うわビックリした」

清楚な美人「今度は…幼ちゃん?」
清楚な美人「あぁ…早くしないと許してもらえないかな…」

スタスタ
清楚な美人「ここから声がしたけど…」

清楚な美人「何この板…邪魔くさ…」
バゴォ

清楚な美人「…こんにちわー…」
幼「…え?」

幼「えっと…」
清楚な美人「…あ、あ…」

清楚な美人「この前はすいませんでした!」
清楚な美人「もう二度としないので許してください!」

幼「…どちら様?」

清楚な美人「え?わからない?」

幼「あれ…この声どっかで聞いたような…」

清楚な美人「そんな変わったかな…」
幼「思い出せない…」
清楚な美人「私は…」

ドッチガイイ?
チクショウ…
幼「!男!」
清楚な美人「え?」
幼「一緒に来て!」

清楚な美人「え?あ、はい」
幼「誰だかわからないけど男を助けてください!」
清楚な美人「え?男何か危ないの?」
幼「早く行きましょう!」
清楚な美人「はい。」


男「そんなの…どっちとも言えねぇよ…」
女「じゃあ私と一緒がいいってことね♪」
女(隣がうるさいな…あいつ何してんの?)

男「んなこと言ってねぇ!」
女「知らないよ?どうなっても」
男「あぁもう!」
イクヨ?
ホ、ホントニ?
セーノデヤルヨ?
ウ、ウン
セーノ…
ドゴォ!
女「え?」
男「…は?」

休憩しまーす

まさかとは思うけど清楚な美人ってあれ?あいつなの?

>>486
多分想像している方です

幼「男!大丈夫!?」
男「え?あ、はい。」
清楚な美人「男…この前はすいませんでした!」
男「…え?」
男「どちら様?」
清楚な美人「二人で同じ反応かよ…」

男「…この声どっかで聞いたような…」
幼「思い出せそうで思い出せないよね」
清楚な美人「いやだから私は…」

女「あああああ!」
女「誰なの!?私と男くんの邪魔しないで!」
清楚な美人「え…お前こんなのが趣味なの?」
男「それはない」

女「許さないから…」ダッ男「あ、妹が危ない!」
幼「追わないと!」
清楚な美人「状況がつかめないんですが…」
男「いいから来てくれ!」
清楚な美人「はい。」

ダダダダダ
男「どこいった!?」
幼「あ!あの部屋開いてる!」
男「そこかぁ!」ダッ
清楚な美人「…」

清楚な美人「幼ちゃん。」
幼「はい?」
清楚な美人「説明してくれる?」

幼「えっと…」

幼「で、今に至ると。」
清楚な美人「じゃああいつはどうなってもいいんだね?」

幼「…なんとも言えません…」

男「何してんだ早く!」
幼「あ、うん!」

清楚な美人「…」パカッ
prrr
清楚な美人『あ、親父さんですか?』
親父『ん?お前か。どうした?あの3人に謝罪しに行ったんじゃないのか?』
清楚な美人『ちょっと事情があってですね…』

親父『何があった?』
清楚な美人『電話じゃアレなので来てもらえますか?』

親父『場所は?』
清楚な美人『有名な山。です。』
親父『わかった。待ってなさい』
ブチッ
清楚な美人「さて…」

応接間
女「男くん…」

男「…妹を離せ」
女「…」グッ
妹「んーんー!」

男「おい!」
女「…よーく考えたの…」
男「なんだ?」
女「男くんは私が好きでしょ?」

男「それはないって…」
女「好きなの!」
男「…」

幼「ねぇ男…」
女「あんたは黙って!」
幼「う…」
女「ねぇ…お願い…好きっていって?」

男「…自分が何したかわかってるのか?」
女「…」

男「俺の大事な友達が死んだんだ」

女「男くんは救われたって…」
男「本気でいったと思うか?」

女「…」
男「…いいから妹を離せ」

女「私は…男くんのため…」
女「男くんが好きだから…」

男「俺はお前が嫌いだ」
女「!!」
女「そんな…」

女「…はは」
幼「男…」

妹「んー!んー…」

男「早く離せ!」
女「あははは!」
女「もう…いいわ…」

男「何言ってんだ…」
女「妹ちゃん…ごめんね。」

男「おい…何する気だ…」
女「ふふふ…」

女「」スッ

男「おい…」
女「この子ぐらいなら私の力でも殺せるよね…」

男「おい!やめろ!」
女「…」ブンッ!

パシン
男「…幼馴染…?」

女「…何すんの?」
幼「ふざけんじゃないわよ!」
幼「フラれたぐらいでくよくよして!」

女「あんたに何がわかるの?」
女「あんた男くんのなんなの?」
女「愛してるの?」

幼「…それは…」
女「違うんだったら邪魔しないで」

男「…幼馴染…もういい」
幼「…」
男「女、もうやめてくれ…」

女「…知らない」

妹「…んー…」

女「今楽にしてあげるからね…」

スッ

男「あ、あぁ…」
幼「…やめてあげてよぉ…」

女「男くん」
男「…」
女「もし私をもう一度愛してくれるなら、この子を返すよ」

男「…」
幼「や、やめてよぉ」
男「お、女…俺はお前を…」
幼「男ぉ…」
女「ふふ…」

清楚な美人「おーっとそこまでー」

清楚な美人「何ドラマみたいなことしてるの?」
女「…あんたには関係ない…ってか誰なのよ!?」

男「…」
清楚な美人「男もさぁ…もっとやるかと思ったら…はぁ…」

男「知らない人に言われたくないな…」
清楚な美人「知ってるから名前言ってんだよ?」
男「じゃあ誰なんだよ」
幼「…あ!」
幼「思い出した!」
清楚な美人「お?」

女「そんなのどうだっていい!」
女「もういいわ。この子殺したげる…」

男「あ、ちょ、待て!」
清楚な美人「大丈夫だよ」

男「え?」

清楚な美人「まぁ見てな」
女「さぁ…死ね!」
ブンッ!

パァン
女「あぐ!?」
男「え?」
幼「え?」

親父「おっと、すまねぇ」
男「あ、あなたは…」
親父「元気そうだね、男くん。」

幼「え?誰?」
男「この前ヤクザが襲ってきたろ?その人の親分…だと思った」

親父「覚えてくれてて嬉しいな。君は…幼馴染さんかな?」
幼「あ、はい!」
親父「コイツはちゃんと謝ったかい?」

清楚な美人「謝りましたよ!」
親父「はっはっは。そうかそうか」

女「おい…待てよぉ…」男「そうだ…こいついたんだ…」

じゃあここいらで休憩しますね。
また夜中に再開します。

つ・

>>511
何かわからないとこありました?

>>511
きっと機種依存文字か絵文字か何かだな
対応してないと??になる。かくいう俺もそう見える
つの字からして支援だと思

>>515
なるほど。
0時過ぎたら始めますね

男「もう諦めろよ」
男「お前に勝ち目はない」
女「…嫌だ…」
男「…」

女「私は…男の…た…めに…」
男「迷惑だったんだよ…」
親父「まぁコイツももう動けないはずだ。」
親父「私が引き取ろう。この小娘みたいになるかは…わからんがな」

幼「…小娘?」
男「…喉まで来てるのに思い出せない…」
幼「まだ思い出せないの?」

男「誰だっけ…」
幼「だから…」
清楚な美人「私から言うよ」
幼「…わかった。」

親父「さぁ、行こうか。」
女「おい!離せ!クソジジィ!」
親父「まだ62歳だボケが!」
女「ジジィだろ!離せ!」

親父「言葉遣いからにするか…いや…」
女「男くん!助けて!」男「お前は一回反省してこい」
女「そん…な…」

親父「…ちょっと出血がひどいな…」
親父「まずは腕を直してからだな。」

男「そうだ…妹!」
妹「お、おにぃちゃぁん!」ウワァァン

男「おーよしよし…怖かったな…」
妹「ヒック…お兄ちゃん…」
男「ん?」
妹「あ、ありがと…」ヒック男「気にすんな。お前が無事でなによりだ。」

妹「うわぁぁぁん!」
男「…」ナデナデ

親父「私とコイツは先に帰るからなー!」

清楚な美人「私もあとでいくよー!」
親父「わかったー!」

幼「まぁ妹ちゃんが無事に帰ってきたんだし、一件落着かな?」

男「…だといいな」
幼「え?」
男「女がいる限りまだわからない」

清楚な美人「大丈夫だよ。私もこんな風になったんだし!」

男「そういやあなたは…」

幼「…ねぇ、さっきの話さ、ホンットに反省してるなら…許してあげるよ」

清楚な美人「ホント!?ありがとう!」

男「…」
清楚な美人「あ、私だっけね。」

男「うん」
清楚な美人「友くんにも会ってちゃんと謝りたいから…その時ね。」

男「お預けかよ…」
清楚な美人「ははっ」

妹「…むー」ゴシゴシ

男「こんなときに眠くなったのか…」
幼「しょうがないよ。緊張の連続だったんだし」
男「…だよな。帰ろうか。」

清楚な美人「え?じゃあまた今度?」
男「明日、電話するよ。」

男「親父さんの家にいるんでしょ?」
清楚な美人「うん。」

男「じゃあ、また明日。」
清楚な美人「わかった。」

帰路
幼「寝ちゃったねー」
男「やっぱ妹は可愛いな…」

幼「…シスコン」ボソ

男「あれ?涙が出てきた」
幼「え?嘘聞こえた?」
男「何が?」ボロボロ
幼「…もういい!じゃあまた明日ね!」

男「あ、うん。また明日」


男の部屋
男「色々あった一日だったな…」
男「それにしてもあのべっぴんさんは…」
男「ギ…いや、ないない」

妹「…」スースー
男「…俺も寝るか」

翌日
男「…」スースー
妹「…ふふふ」
妹「お兄ちゃんのかおにらくがきするの…」

カキカキ
妹「…かんぺき…」


男「…んー…」ノビー
男「寒いぜ。妹は…寝てるか」
男「一日何時間寝るんだコイツは…」

男「さぁて、みんな呼ぶかな…」

……
友「男ぉぉぉ!」

男「おう、来たか」
友「俺空気だったじゃねぇかぁぁぁ!」

男「…まぁまぁ。上がれよ」
友「お邪魔します」
友「で、なにやってたんだ?」

男「ん?何が?」
友「幼馴染から聞いたぞ。昨日は…かっこよかった…って。」

男「それは嘘だろ」
友「でも何かあったのは聞いた」

男「実はな…」

友「大事件じゃねぇか…」
友「それでその女ってやつはもう安心なのか?」
男「まだわからんな…」
友「そうか…」
友「あとその美人さんも気になるな…」

男「俺らの事知っていたから多分俺らも知ってると思う」
友「早く会いたいぜ」

ピンポーン
男「お、来た」

男「はいどうぞー!」
ガチャ
幼「お邪魔します…」
男「まぁ入って座って。」

幼「あ、友くんも来てたんだ」

友「いない方がよかったかな?」
幼「ううん。」
友「心なしか冷たいな…」
幼「所であの子は?」
男「あの人はまだ来てないよ」

幼「一応同い年だよ?」
男「マジかよ」
友「早く来ねぇかなぁ」ワクワク

幼「…あとさ。」
男「ん?」

幼「その顔なんとかしなよ…」
男「俺そんなブスじゃねぇだろ」

友「ナルシストかよコイツ」
幼「落書きしてあるよ?」

男「え、マジか」
男「ちょっと顔洗ってくる」


男「ふー」スッキリ
友「男前になったぞ」

男「お前にゃかなわねぇよ」
友「ちょ、お前…」
男「あれ?褒めたのに…」

友「一生言ってろ…」キラッ
男「…」ハァ
友「そこ、ため息つかない」

幼「あの子来たら遊びにいこうよ」
男「だな。」

友「無視はやめてくれ」
ピンポーン
男「お?」
友「き、来たか…」ソワソワ
男「…」
男「どうぞー!」
ガチャ

清楚な美人「失礼します。」

清楚な美人「…あ。友くん…」

友「…初めまして、友と申します」キラッ

清楚な美人「やっぱカッコいい…」ボソ

清楚な美人「あ、いや。その前に…」

友「はい。何でしょうか?」キラッ

清楚な美人「笑顔が眩しい…」ボソ
男「まぁまぁ、そんなとこで話すのもアレだからこっち来なよ」

清楚な美人「うん」
友「ああ」キラッ

男「お前いい加減自重しろ」

友は空気だったからなここでアピしないとな


男「はい。どうぞ。」
清楚な美人「えと…」

清楚な美人「皆さん!この前は大変失礼なことをして申し訳ありませんでした!」
男「…」
友「…」
幼「私は許したよ」

男「誰かわかんない人に謝られてもな…」
友「…」
男「友?」

友「声聞いてわかんない?」
男「え?」
清楚な美人「やっぱりわかりますよね。」
清楚な美人「お久しぶりです。ギャルです」

男「えーーー!?」
男「えーー!?」
男「えー!?」
友「やっぱな…」
男「俺だけー!?」

元ギャル「…すいませんでした!」
友「んー…」
男「…どうするかな…」

嫁の一人に確定だな

友「俺は別にいいぜ。」
友「反省してるみたいだし、むちゃ美人になったし」

男「…俺は」

元ギャル「…」
男「俺はコイツに助けてもらったし、貸しがあるから…」

男「俺も許す。」

元ギャル「…ありがとう…」ウルウル

友「じゃ、遊びに行こーぜ」
幼「どこにする?」

男「カラオケ1択」
友「じゃあそうするか。」
幼「さ、ギャルちゃんも行こ?」

元ギャル「…」ゴシゴシ
元ギャル「うん!」


男「ここだここだ。」
友「シダ○クスか」

男「安いんだよ」
友「俺の美声に惚れるなよ?」

男「ふっ、俺はトレンディエンジェルの斎藤よりラルクが上手いぜ?」

友「…うんそうだね」


幼「ねね。」
元ギャル「ん?」

幼「友くんの事好きなんでしょ?」
元ギャル「…黙秘します」

カラオケ

男「どーこーまでもーはぁてぇなくぅ!」
友「雑音じゃねぇか…」

幼「…で、好きなの?」
元ギャル「ふっ、まぁそのうちわかるわ」

幼「むー…」


男「ふー…」
友「ダメダメだな」
友「聞いてろ、俺のデスボイス」
~♪
友「光と共に、失ったことでさえー」

男「う、うめぇ…」
男「イケメンで美声とか…勝てねぇよ…」

男「幼馴染はー?」
幼「あ、じゃあ美空ひばりの愛燦々で。」

男「…」
元ギャル「ははは」

男「ギャルは?」

元ギャル「んー…dragon ashの日はまたのぼりくりかえす、で。」

男「わかんない…」

元ギャル「ははっ」


男「歌ったー!」

友「もう暗いなー」
幼「声がおばさんになったよ」
男「その内治るさ」

幼「んー…」

友「あ、じゃあ俺ギャルを送ってくな」
元ギャル「よろしくね」
幼「…ほー…」
男「わかった。じゃーなー!」

友「おー!」
スタスタ

男「さ、行くぞ」
幼「いやいや、追うでしょ普通」

男「…」
幼「ほら、早く」
男「中学生みたいだな」
幼「まぁまぁ。」
男「…」ハァ
ソースタスタ

友「何て言うか…久しぶりだよな」

元ギャル「うん…」
友「見違えたよ」

元ギャル「…」
友「どんな化粧してんだ?」
友「鬼奴メイクじゃないし…」

元ギャル「あ、これスッピン…」
友「なんと!」


男「なんと!」ボソ
幼「まぁ大体わかってたけどね」ボソ

男「…お前もかわいいよ、充分」ボソ
幼「…え?」ボソ

男「あ、ほら移動した。行くぞ」ボソ

幼「う、うん」ボソ

幼(い、今かわいいって…)


友「…すげぇな…」
友「何であんなメイクを?」

元ギャル「…派手な方がいいかなーって…」
友「違う意味で派手だったよ」

元ギャル「うぅ…」
元ギャル「あ、ここに来たかったんだ」

友「ん?この公園?」
元ギャル「そう。初めて友くんに会った場所」

友「そうだっけ?」


男「そうなのか?」ボソ
幼「さすがにそこまで知らないわよ」ボソ

友×元ギャル
男×幼馴染

将来仲良し夫婦で夫婦同士が友達だから

子供が幼馴染関係か

元ギャル「でね、ここに来たら言いたいことがあったんだ…」

友「ん?」
元ギャル「えーっとね…」

友「なんだなんだ?」

元ギャル「…初めて会った日から一目惚れしてました。」

元ギャル「よ、よろしければ付き合ってくらひゃい!」


男「噛んだ!定番の告白で噛んだぞ!」ボソ
幼「お約束だよね」ボソ

男「さぁどうでる友よ!」ボソ

友「…そんな風に見てくれてたのか…」
元ギャル「…へ、返事は…」

友「…」

ダメだ眠い…
続きは明日書きます

では、グッナイ☆

good night and have a nice dream

おはよう。7時まで頑張るよ(゚∀゚)

そのあとはバイト→学校だから夜になります

友「…んー」

元ギャル「…」ビクビク

友「俺がさ、今までどんなんだったかわかる?」
元ギャル「え?」

男「どゆこと?」ボソ
幼「荒れてたってことかな」ボソ
男「え?」ボソ

幼「聞いただけだからね。よくわからない」ボソ

友「今までの俺。」
元ギャル「…陽気な人?」

友「んー…違うんだよね」

友「今まで何人かにコクられたけどさ、フッたんだ」


男「おのれ羨ましい…」ボソ

幼「どうどう」ボソ

友「何でかわかる?」

元ギャル「…わかんない…」

友「俺といると不幸になるから」

元ギャル「え…?」
友「いーっつも変な輩が群がる」

友「だからね。彼女は作らないことにしたんだ。」

元ギャル「…」
友「でも変わんなかったなー…」

友「なんでかね?(笑)」
友「とにかく、悪いけど…」

元ギャル「…私なら…大丈夫」
友「…」

元ギャル「友くんと一緒なら…絶対大丈夫…!」
友「…そう」

元ギャル「やっぱ私じゃダメかな…?」

友「…嬉しいことに今は変なのは寄ってこない」
友「まぁいるっちゃいるが…」


男「俺か?俺なのか?」ボソ

幼「それ以外に答えが見つからないね」ボソ
男「…」

友「もしも、そんなんでいいなら」

元ギャル「…」
友「こっちからお付き合いをお願いしたい」

元ギャル「!」


男「さっきと言ってること360°違うじゃないか!」ボソ

幼「180°だよ」ボソ

友「好きです。」
元ギャル「」ポロポロ

元ギャル「嬉しい…」
元ギャル「…おねがいします!」

男「ハッピーエンドかいな」ボソ
幼「まぁいいじゃない」ボソ

男「帰るか」ボソ
幼「うん」ボソ

友「晴れて恋人か」
元ギャル「うん!」

友「…どうする?俺んちは姉さんいるし…」

元ギャル「今日はこのまま解散しよ?」
友「…ギャルがそれでいいなら」

元ギャル「また明日、連絡するね」
友「あいよ」

友ホーム
友「ただいまー」
姉「…」

友「あ…」
姉「ちょっと来て」
友「…はい」

姉「今日さ、あんたの当番だったよね?」
友「…はい…」

姉「彼女で来て嬉しいかもしれないけどさ、やることはやる。いいね?」
友「はい…って何で知ってんの姉ちゃん!」

姉「あらマジだった?」
友「かまかけたなこの野郎…!」
姉「ん?喧嘩?上等よ、かかってきなさい」

友「いや、敵わないからやめる」
姉「懸命な判断ね」

姉「でもさ…」
友「ん?」

姉「私に彼氏ができないのにあんたに彼女ができるってどーゆーことよ!」

友「知らん」
姉「…」

友「強いて言えば…」
姉「何?」
友「アホだから?」

姉「…一応東大出てますが…」
友「いやいや、世間的にじゃなくて…」

姉「じゃーなによ!」
友「恋愛に?」
姉「殺すぞワレ」

友「えー…」
友「でも一回できたんだからいいじゃん?」

姉「…アレは…無理ね」
友「なんで?」
姉「今だから言うけどね、あの人は既婚者だったのよ」
友「あらま」

姉「内緒で会ってたときのスリルがまたたまらなかったわ」

友「へー」
姉「ちょっとは興味持ちなさいよ」

友「じゃあ何で別れたん?」

姉「…病気でね…」
友「亡くなったのか…」
姉「まだ生きとるわ」
姉「…もうこれ以上迷惑かけたくないってこっちがフッたの」

友「何かしたん?」
姉「ほら、私さマルボウだったじゃん?」

友「あぁ…」
姉「チームにも迷惑かけるわあの人にも迷惑かけるわでもう…」

友「具体的になにしたんだよ」
姉「あの人の奥さんが出てきたのよ」

姉「離婚って話が出てきてこれはマズイと思ってね」
友「そーゆーことか。」
姉「そ。」
友「じゃあ俺寝るわ」
姉「気を付けてね。」
友「あいよ」

所変わって男たちの帰路
幼「はー…」
男「どうした」
幼「いやー恋人っていいなーって」

男「その内お前にもできるさ」
幼「好きな人はいるんだけどねー…」

男「え!?」

幼「なにその反応…」
男「ど、どんなやつだ」
幼「キモくてがさつで鈍いやつ」

男「誰だそいつ」
幼「さぁね」

男「お父さんは許さないぞ」
幼「…」

男「俺もいるんだぜ?」
幼「よかったね。」
男「…せめて話を聞いてくれよ」
幼「聞きたくないもん」
幼「じゃ、おやすみ」
男「…おやすみ」

男ホーム

男「ただいま戻りました」
母「おかえり。」

妹「おかえりー!」タタタ

男「飯はありますでしょうか?」
母「あるわよ」

妹「今日はねー!すき焼きなの!」

男「おぉ、こりゃ期待できそうだ」
母「ふふふ」

男「おやすみー」

母「はい、おやすみなさい」
妹「おやすみー!」

男部屋
男「…幼馴染…」
男「俺、お前の事…好きなんだぜ…」

男「とまぁ言えるわけないので、今日は寝ますかな」

幼馴染ホーム

幼「ただいま。」
父「遅い!どこいってたのよもう!」
幼「初登場でこのオカマ具合…さすがだ私の父よ…」

父「ほらほら、早く食べちゃって!」
幼「わかってるよ」
父「早く寝ないとお肌の敵よ?」
幼「…わかってます」


幼「じゃあおやすみー」父「はぁい。明日は遅刻しないようにね?」
幼「わかってるよー」

幼馴染部屋
幼「はぁ…疲れた」
幼「…男の部屋に遊びいってやろうかな…」
幼「うん。そうしよう」
ガララ
幼「おと…」

男「…幼馴染…」
男「俺、お前の事…好きなんだぜ…」
男「とまぁ言えるわけないので…今日は寝ますかな」

幼「え?…ちょ…」

幼「どういうこと…?」
幼「私も男が好きで…男も私が好き…?」
幼「うぅ…」モンモン

翌日

幼「寝れなかった…」

幼「はぁ…」


幼「行ってきまーす…」
父「はーい」


幼「…眠い…」ゴシゴシ

男「オッス。」
幼「ひゃっ!」

男「ん?」
幼「お、おと、おと…」
男「落ち着け」
幼「あ、う、うん…」
男「とりあえず学校行こう」

幼「…わかった」

学校
友「男」
男「どうしたいきなり」
友「聞いて驚け」
男「」ゴクリ

友「なんと!ギャルと付き合うことになりました!」

男「良かったね」
友「反応うす!」

幼「…」ゴシゴシ
幼(や、ヤバイ…1時間目は数学…寝たらダメだ)
幼(2、3時間目は…交通訓練か…)

幼「ど、どれもねれない…」
キーンコーンカーンコーン

先生「あー、今日の交通訓練だがな、思ったより長引きそうで4時間目もやるそうだ。」

幼「」

幼「どうしたものか…」
幼「何とかして乗り越えるぞ~!」


男「あいつ何なんだ?」
友「頭打ったんじゃね?」

1時間
幼(ダメだ…数式が踊ってる…えぇい!頑張れ私!)
2、3、4時間目
幼「」
幼(…死んでまうがな…)
昼休み
男「おーい。飯食おうぜー」
友「よしきた」
幼「…」

男「大丈夫か?」
幼「なんとか…」

5時間目、体育

幼「体動かしてれば目が覚めるはず…」

男「顔色悪いぞ」
幼「…大丈夫」

友「あ、そーれ!」
バゴン!
ドシュゥゥゥ!

クラスメイトa「何で音でんだよ」
クラスメイトb「サッカー部いいとこねぇな」

サッカー部「ぐぬぬ」

幼「これ乗り越えれば…ゴールだ…」

男「おいおい、マジで大丈夫か…って」
幼「」バタッ

男「おい!しっかりしろ!」

……
幼「…ん」

男「起きたか?」

幼「ここは…?」
男「保健室だ」

幼「何があったの…?」
男「ぶっ倒れた」
幼「そう…」

男「あ、先生は不適な笑みを浮かべながらどっか行ったぞ」

幼「…え?」
幼「てことは…」
幼(二人きり!?)

男「貧血だってさ。」
幼「…水かほしい…」

男「ん、わかった。水持ってくるな」

ガララ

幼「はぁ…情けない…」
保健室の先生「あら、何が情けないの?」
幼「ひぐぅ!」ビクッ

先生「可愛いわね。」フフフ
幼「は、はぁ…っていったいいつから…」

先生「起きたか?って言った辺りかな」
幼「最初からじゃないですか…」

先生「で、何が情けないのかな?」

幼「何でもないです」

先生「教えてくれないと…淫らな格好にさせちゃうわよ?」ワキワキ

幼「そ、その手を引っ込めてください!」

先生「じゃあ話して?」
幼「うぅ…はい…」


先生「ふぅん…」
幼「…」

先生「そう言うことならコクっちゃいな!」
幼「無理です」

先生「えーなんでぇ?」
幼「そんな…勇気ないです」
先生「はぁ…」

幼「すいません…」

先生「面と向かって言われたわけじゃないかもしれないど…」
先生「多分それ本音だよ?」

幼「…う」

先生「ほら、勇気出して。コクってくる。いいね?」

幼「でもぉ…」
先生「」ワキワキ

幼「わかりました!」

ガララ
男「わりぃ!ちょっと遅れた!」
幼「」

先生「ふふ、じゃ頑張って」
男「あれ?戻ってたんですか?」

先生「まーね。じゃ、少年、さらばだ」
男「はぁ…」

ノシ

お待たせしました

男「あ、幼馴染。ほれ」
幼「ん、ありがと」

男「…」
幼「…」

幼・男(この沈黙が気まずい…)

幼「あ、あのさ」

男「え?」
幼「そろそろもどったら?」

男「そ、そうだな」
男「じゃあ俺いくよ」

幼「うん」

ガララ

幼「…いやいや、言えるわけないって。」
幼「そーゆー関係になれるって保証もないのに…」

幼「…もう一回寝よ」

グラウンド

友「ヒャッハー!」
ドゴォ!
バシュウウウ!

クラスメイトa「またかよ」
クラスメイトb「何回目だっけ?」
クラスメイトa「16回だな」
クラスメイトb「…サッカー部…」

サッカー部「ウツダシノウ」

友「お、男~!」
男「よっ」

友「調子はどうだった?」
男「元気そうだったよ」
友「何かした?」
男「実はなにもしてない」

友「…」
友「ツマンネ」
男「ん?」

友「何でもない」

放課後

ガララ
男「おーい、帰るぞ~」
幼「…」スースー

男「…寝とるがな…」
男「可愛い顔してんなー」

幼「」ビクッ
男「ん?」
幼「…」スースー

男「…何だ?」
男「まぁいいや。」

男「おーい、起きろー」ユサユサ
幼「やぁおはよう。」スクッ
男「早くね?」

幼「はは、何でもないさ。さぁ帰ろう」

男「口調が変わってる…」

帰路
男(こいつそう言えば慌ててると口調がおかしくなるんだっけな)

幼「どうしたんだい?」
男「…お前さ、何か隠してるだろ」

幼「」ビクッ
幼「へ、下手なジョークはやめたまえラッシャウェイ」

男「…え?」
幼「別に隠し事などしてないのだよ」

男「…へー」
男「でさ、どうだった?」

幼「何がだい?」
男「可愛いって言われたの」

幼「んー…まぁ嬉しかったかな」
男「やっぱ起きてたんか…」

幼「…って感じに言うんじゃないかな?」
男「…」

幼「…」
男「…だよな!そうだよな!」

幼「え?あ、うん!多分そう言うよ!」

男「そーだな!悪い、変な空気にして…」

幼「い、いや別にいいよ…」

幼「…」
男「…」
幼・男(素直になれない…)

幼「あ、友くんは?」
男「ギャルとデートだってさ」

幼「上手く行ってるかな?」

男「まぁいってるだろ」
幼「だといいね。」
幼「じゃ、さよなら!」
男「え?あ…もう家か」
幼「うん、また明日!」
男「…あぁ。またな」

男ホーム
男「ただいま」

妹「…」
男「…どした?」

母「あ、おかえり。」
男「ただいま、妹どうしたの?」

母「あー…実はね…」
男「…?」
母「来年から小学生じゃない?」

男「うん。」
母「だからそろそろ兄離れしないとねー…って…」

男「…」
妹「…」プクー

男「まだ…大丈夫だよ」
母「うーん…」
男「妹、よく聞け」

妹「…」プクー

男「…お前の好きなようにしろ」
妹「…?」

男「お前が俺を好きならそれでいいし。」
男「嫌いなら離れてくれていい」

男「わかる?」

妹「…」コク
男「それさえわかればいいよ」

妹「…」ダキッ
妹「お兄ちゃんおかえり!」

男「うん、ただいま」
母「はー…よかった」

男「じゃあ今日は疲れてるから先に寝るね」

妹「えー!やだー!」
母「直ったと思ったら今度はわがままグセが…」
男「明日遊ぼうな」ナデナデ

妹「むー…」

男部屋
男「寝ます。」
男「…」
男「」スースー


幼馴染ホーム
幼「…ただいまー!」

父「おかえり!晩御飯できてるわよ!」
幼「…いや、お風呂入って寝る」

父「ちゃんと食べないと綺麗になれないわよ!?」

父「私みたいになりたいでしょ?」ウフ

幼「…オカマじゃなければね…」
父「もう!」

幼「はいはい、おやすみ~」

幼馴染部屋

幼「はぁ…」
幼「もう…我慢できないよ…」
幼「男ぉ…」

翌日、学校

友「さぁ。」
男「ん?」
友「今度は君の番だ」
男「ちょっと何言ってるかわかんない」

友「つまり、だ。」
男「うん。」

友「そろそろくっつけ」
男「はい?」
友「俺達みたいに仲良しカップルになりたいだろう?」

男「誰と誰が?」
友「…ちょっと来い」
スタスタ
ズルズル

幼(どこいくんだろ…)

屋上
友「はぁ…」
男「どうした?」
友「…」
友「お前に大事な話がある」

男「わりぃけど俺、そっちの気はないぞ」
友「ちょっと黙ろうか」
男「はい」
友「いや、やっぱ普通にしてくれ」
男「了解」

友「単刀直入に聞きます」
友「お前と幼馴染さ、あの公園にいただろ?」

男「…」
男「はて?」
男「なんの事ですかな?」

友「やけに草むらがゴソゴソしてたし……まぁこの前の反応で確信したんだけど」

男「…」
友「まぁこれはいいんだ」

男「いったい何が言いたいんだ」
友「…やられたらやり返すタイプでな」

友「今度はお前らの告白を見してもらおうかと。」

男「残念ながらそれは無理だな」
友「why?」

男「俺が誰に告白すると?」
友「幼馴染」
男「…」

>>540に賛成 ④

男「質問が悪かったな」
男「誰が俺に告白してくれると?」
友「向こうからはコクらないだろうからお前から幼馴染だな」

男「…」
男「待て待て。何で俺が幼馴染を好きだと?」

友「転校初日だっけ?」
友「お前が約束破ったことめっちゃ後悔してたよな」

男「」
友「まぁあとは見てりゃわかんだよ」

友「じゃ、協力させてもらうぜ?」
男「…」
男「どうぞ…」

>>589ありがとうな

支援

教室
男「ふぅ」
友「ふぅ」

幼「…ねぇ」
男「ん?」
幼「何の話してたの?」
男「ゴリラの血液と名前について」
友「…」

幼「え?」
男「ゴリラ・ゴリラなんだって名前」
幼「うん…え?」

男「しかも全員b型」
男「自己中の塊やな」

幼「…そ、それだけ?」
男「yes」
幼「友くん、ホント?」
友「ああ、他にも何で漫画のゴリラは目が黒いのかってのもな」
幼「そう…」

友「男、今日空けといてくれ」ボソ

男「はいよ」ボソ

幼「まぁいいかな…」
幼「じゃね」
男「じゃーねー!」
友「ガキか」

放課後
友「行くべ」
男「そう言うのなら先に準備をしとけ」

友「まぁまぁ」ゴソゴソ
友「終了」

男「よし、どこに行く?」
友「んー…俺んち来るか」
男「え?いいの?」
友「うむ」

男「じゃあお邪魔するわ」
友「そういや幼馴染は?」
男「何か買い物いくだって」

友「そっすか」

友ホーム

友「ま、くつろいでくれよ」
男「お邪魔します」

友「俺の部屋へカモン!」
男「ok!」

友部屋
友「はい、本題に入ります。」
男「わかりました」

友「いつ、告白するんですか?」
男「未定です」
友「…」

男・友「「ふたりはホモ達!!」」

友「場所は決めているんですか?」

男「はい。」
友「ならあとは誘うだけですね」
男「それができたら苦労しません」

友「苦労してるんですか」
男「まぁ色々と。」

友「…僕が誘います。もちろん男も一緒に。」
友「そのあと僕は抜けます。それでいいでしょう?」

男「わかりました」
友「名付けて」

友「え?今更こんな古い芝居やるの?作戦」

男「わかりました」

>>595
おいw

>>597☆付け忘れた///

男・友「「☆二人はホモ達☆」」

友「ではまた後日、連絡します」
男「わかりました」

友「では、帰っていいですよ」
男「わかりました」

友「…」
男「わかりました」
友「何も言ってない何も言ってない」

男「じゃ、またな!」
友「お、おう」

男「お邪魔しましたー!」
ガチャ
バタン

友「さて、幼馴染からだな」

>>598
それでいいんだw

>>600 俺の600を奪うなー!


紫煙

翌日、学校

友「さ、約束を取り付けたぞ」
男「あいつは何だって?」

友「聞いてみろよ」
男「今日休み」
友「電話じゃ元気だったのにな…」

男「…ちなみになんつった?」
友「男もつれて一緒に彼女のプレゼントを探してほしい」

男「ふむ」

友「あと、男は楽しみにしてるだってさ」
友「こう言った」


男「それが原因だな」
男「で、いつ行くの?」
友「まて、何が原因なんだ?」
男「楽しみにしてるって言われて張り切りすぎて頭打ったとか」

友「それはないだろ」

男「それがあるからあいつは面白い」

男「で、いつ?」
友「…今週の日曜」

男「はいよ」
友「頑張れよ?」

男「抜かりはない」


日曜日
幼「…」キョロキョロ

男「おーい、おまたせ」
幼「あ!」
男「ごめんね」
幼「い、いや!全然待ってないよ!」

男「どうした」
幼「ひぇ!?な、何が!?」
男「何か変だぞ?」

男「ならいいが…」
男「あ、友は?」

幼「えと…今ね、急に用ができたって…」
男「つまりこれないと」
幼「う、うん…」
男「ほー…」

幼「え?今更こんな古い芝居みたいな感じ?って思ったけど…」

男「はは、それはないよ」
男「じゃあ目的なくなっちゃったけど…どっか遊びに行く?」

幼「あ、じゃあ遊園地がいいな」

男「わかった、行こう」

ディズ○ーランド

幼「よし、ゴーカートやろう」
男「子供みたいだな」
幼「スパテクみしてあげるよ」
男「ほう…」

ゴーカート
幼「ういやっ!」グイッ
ギュウウン
キキー
ブォォォ

男「…負けるかぁ!」グイッ

ギュイン
ブォォォ

幼「やるな!」
男「そちこそ!」


男「疲れた…」
幼「張り切りすぎた…」

幼馴染のスプラッシュマウンテン・・・ゴクリ

続きは明日にします。

おやすみなさい

スプラッシュマウンティムティムまだー?

男「次はどうする?」
幼「んー…」

ゴォォォ
友「ヒャッハー!」
ゴォォォ

男「…」
幼「どうかしたの?」

男「いや…何か見えた…」
幼「?」
男「気にしないで」

幼「うん、じゃあ次あれ!」
男「…あれか…」


友「ふー。楽しかったわ~」
友「さてあいつらは…」

友「なんだあれ」

友「バカなの?」
友「定番はお化け屋敷だろうが」
友「ったく…」
prrr
男『もしもーし』
友『何やってんだよ』
男『あ、友か。…いやお前こそなにジェットコースター楽しんでんだよ』
友『俺はいいんだよ。』
友『それより、お化け屋敷に入れ』
男『怖い』
友『…』
友『なんとかしろ』
男『えー…』
友『そうしないとつまんないだろ』

男『面白味は求めてない』
友『まぁまぁ』
友『じゃ、ちゃんと入れよ』
男『え、ちょ』
ブチッ

友「これでよし。」

男「何なんだあいつ…」
幼「ん?」
男「…幼馴染」

幼「はい」
男「お化け屋敷入ろうか」

幼「」

友「よしよし。さぁ先回りだ」

お化け屋敷
男「中暗くね?」
幼「」

男「おーい」
幼「」
男「…」
男「俺だって怖いんだぜ…?」

幼「じゃあ引き返そう」
男「…」
男「いや、どうせなら行こう。」
幼「」


友「中で待って見守ってるとは誰も思うまい…」
友「お、来た」コソコソ

男「…よーく見たら作り物だった」
幼「そ、そ、そりゃそうでしょ…」
男「期待外れだわ…」
幼「こ、怖くないの?」
男「まぁ以外と」
幼「じゃあこうして…?」ギュッ

男「」
幼「うぅ…怖い…!」ギュウウウ
男(…これは…嬉しい)
男(…cか…)
幼「今変なこと考えた?」

男「はっは。何をおっしゃる」
幼「うぅ…」ギュウウウ
男「ちょっと痛いんだが…」
幼「我慢して」
男「…」


友「いい雰囲気じゃないか旦那…」ボソボソ
友「…」
友「…ヤンキーみたいなのがいるな…」ボソボソ

友「はぁ…」ボソ

男「中間辺りか」
幼「」


不良a「何だよw作り物かよww」
ビッチa「そりゃあそうだよ」
不良a「おら!」
ドゴッ

役の人「ひぃっ!」
不良a「はははwwビビらす奴がビビってるw」

ビッチa「やめなよーww」

友「…あいつもあんな時期があったな…」
友「俺は違うけどな!」
ビッチa「え?誰?」
不良a「何コイツww」

友「友と言います。あまりそういうことはしないでほしいのですが…」

不良a「は?」
友「」イラッ
友「ですから、ここでは普通にお楽しみください」

不良a「はぁ?これが俺らの楽しみかたなんだけどww」
ビッチa「だよねーw」

友「他にも人がいるので…」
不良a「あぁ、俺らの前に可愛い子とヒョロイ奴が入っていったなww」

ビッチa「えーw浮気ー?ww」
不良a「違うよーw」

友「…とりあえず、ご迷惑にならないようにしてくださいな」
不良a「黙れw」
ビッチa「きゃーwかっこいいww」

友「」ピキピキ

男「後ろが騒がしいな…」
幼「やめてよ後ろとか言うの…」
男「ごめんごめん」
幼「…早くいこ…」

友「じゃあお願いしますね…」
不良a「おいおい、逃げてやがるぜww」
ビッチa「めっちゃウケるww」
友「…」
不良a「何とかいえよww」
友「しね」
不良a「あ?」
友「何か言えって言ったから言わしていただきました」

友「じゃっ!」
不良a「おい待てこら」
友「時間ないんで…」
不良a「ちょっとお前表出ろ」
友「何年前の喧嘩の振りだよ(笑)」
友「あっはっはっは!」
不良a「いいから来いよごらぁ!」
ビッチa「そいつやっつけちゃいなよww」
友「はいはい、行きますよ、行けばいいんでしょ」



不良a「タイマン張れや」友「タイマン(笑)」
不良a「…いい加減にしろゴルァ!」ブン!

友「そんなんじゃあ当たんないわ(笑)」スッ
ビッチa(あれ?イケメンだったww)
不良a「っのやろう!」ブン!ブン!

友「はっはっは」スッ
不良a「はぁはぁ…」
友「息切れ早くね?」
友「まぁいいか。時間ないから戻らせてもらうよ?」

不良a「ざけんなぁ!」
友「るっせぇなぁ…」
不良a「おらぁ!」ブン!
カスッ
友「…イタ…」
不良a「は…はは。当たったじゃねぇかw」
友「…てめぇ許さん…」
不良a「は?」
友「…」マワシゲリー
ドゴォ!
不良a「…」フワッ

何だったんでしょうね
いきなり空が目に入るんですもん(笑)
しばらくして気づきましたよ
倒されたって(笑)

友「じゃっ!」
タタタタ

ビッチa「…何負けてんの?」
不良a「いやだって…」

ビッチa「黙れブス」
不良a「…」

ビッチa「何でこんなヤツ彼氏にしたんだろ…」

ビッチa「あの人みたいなカッコいい人さーがそ♪」
不良a「ちょ…」

ビッチa「喋んな雑魚」
不良a「…」

ビッチa「さっきの人待ってー!」
タタタタ

不良a「…ふっ」
不良a「」カクッ

友「だいぶ時間とっちゃったな…」
ビッチa「待ってー♪」

友「…」
ビッチa「さっきはかっこよかったよ♪」
友「…どうも」

ビッチa「ね、私とどっか遊びにいかない?」

友「いえ、用事があるので」
ビッチa「夜は楽しませてあげるよ?」

友「…彼女がいるんで」
ビッチa「いいじゃん♪」ビッチa「一緒に夜の運動会しよ?」

友「黙れブス」
ビッチa「…」

友「じゃっ!」

ビッチa「ひどくない…?」


男「で、出口だ…」
幼「」

男「気絶してる場合じゃねぇぞ」

幼「」ハッ
幼「え?何出口?」

男「お前…」

友「おーっとぉ!」
友「もう出てきたか…」コソコソ

友「…何かハプニングなかったのかな…」

男「まぶしっ!」
幼「目に染みる!」

男「…そういや今何時だっけ?」

幼「11時かな」

男「ちょっと早いけど飯食べるか」
幼「うん。」

友「…俺は食べない」
友「べ、別にワクワクしながら着いてきたは良いけど他の乗り物で使い果たした訳じゃねぇし!」
友「節約だし!」
友「…」グゥゥゥ
友「助けを呼ぼう…」


男「ここのご飯美味しいな」
幼「だね。」


姉「…で、何で私を呼んだの?」
友「小遣いをですね…」
姉「はぁ…」
姉「ほら2000円」
スッ
友「ありがたやー…ありがたやー…」

姉「じゃあ私まだ寝てたいから…」
友「うん、ありがと」
姉「なるべく早く帰ってくるのよ」

友「了解!」ビシッ

姉(…私も少し遊んでいこうかな…)
友「早く帰れば?」

姉「…」


男「…さて、もうすぐ1時だな」
幼「うん。」
男「次はどうすっかー!」

幼「あの…」
男「ん?」
幼「お化け屋敷で疲れたから休んでいい?」
男「お前…最後の方気絶してたやん…」

幼「きぜつかれ」
男「なにその新用語」

友「…進展がねぇ…」
友「あ、ベンチに座った」

友「なんだ休憩か…」
友「じゃあこっちも…」


男「…はっ!」
幼「…んー…」

男「…8時…」
男「どんだけ寝てんだ俺ら…」

幼「んー?」
男「起きろ、8時だぞ」

幼「8時だよ…?」
男「全員?」

友「集合!」
友「…じゃねぇよ!お前…めっちゃさみぃんだよ!」
友「冬が近づいてんだよ!?」
友「バカなの!?」

男「…誰か乗ってくれた気がするな…」
幼「んにゃ?」

男「ほれ、もう帰るぞ」
幼「んにゃ…」
男「…」
幼「あ…夜か」

男「いきなり戻んなよ」
幼「ん?何が?」
男「いやいいです」

幼「最後あれ乗りたいな…」
男「…観覧車?」
幼「定番でしょ?」

男「まぁそうだけど…」
幼「じゃあ行こ!」タタタタ
男「置いてくな」タタタタ


友「観覧車か…」
友「よし俺も乗るぞ」

子供「あの人まだいるよー!」
母親「…暇なのかしら…」

友「…」
友「暇で何が悪いんだよ…」グスッ

友「おっと、泣いてる場合じゃない」
友「さぁ行くぜ!」タタタタ
子供「何かクレイジーだよ、あの人」
母親「どこで覚えたの?そんな言葉」
子供「テレビ」
母親「…vシネマ?」
子供「うん!」

母親「」

観覧車乗降場

男「お願いしまーす」
役員「この時間ならカップルで安くなるよ」

男「いや…」
幼「カップル…」
役員「二人はどう見てもカップルだね」
役員「お安くしとくよ」
幼「…」
男「…」
幼「へへへ」
男「ははは」

男「じゃあお願いします」
役員「はいよ」
役員「二名様ご案内!」

友「いやいや。」
友「笑ったとこだけ見たらバカップルだろ…」


ガチャ
バタン
役員「おーい、そっちのあんちゃんは?」
友「え?」

友「あ、乗ります!」

友「お願いします」

役員「…彼女いなくたって躍起になるなよ?」
友「…」

役員「一名様ご案内!」
友「はぁ…いるっての…」
ガチャ
バタン

男「キレイだな」
幼「ねー…」
男「…」
幼「…」

幼「あ、見て」
男「ん?」
幼「…なんだろうアレ…」

男「…んー…」
男「わからん」
幼「だよね」
男「…」
幼「…」

友「おい!何か喋れよ!」
友「こっち一人なのに盛り上がってんぞ!!」
友「…」
友「それはそれで寂しいな…」

男「…あのさ。」
幼「ん?」

男「この前の話なんだけど…」
幼「なんの話だっけ?」
男「好きな人がどーのこーの…」
幼「…」

男「それはいつから好きなんだ?」
幼「…子供の時からかな」

男「…長いな」
幼「向こうはこっちの気持ちなんて知らないけどね」

男「…」
幼「そういえば聞いてなかったね」
幼「男は誰が好きなの?」

男「んー…」
男「よく泣いたり笑ったりしてた人。」

男「約束破るとすぐ怒る。」
幼「…」

男「でもつい腹が立っちゃうけど、好きにはかわりないんだ」

幼(…やっぱり私なのかな…?)
男「向こうは嫌いなのかもしれない」
男「昔はよく遊んだけど思春期はわからないからな…」

幼「そんなこと…」
男「別に嫌われててもいいんだ。ソイツが幸せなら」

幼「よくまぁそんな臭い台詞を…」
男「それを言うな」


友「なに話してるかわかんね…」
友「まぁ話してるみたいだし、大丈夫かな…」

友「しっかしここ景色いいなー!」
友「一人でも飽きないなー!」
友「寂しくないなー!」
友「…」
友「…ん?アレって姉ちゃん?」

友「ちょぉい!いるならいるっていえよ!」
友「帰らないならそう言えよ!」

友「そして俺と一緒に乗ってくれよ!」
友「寂しい思いさせんなよ!」

姉「」ブルッ
姉「…弟が叫んでたような…」

姉「まぁ気のせいか」
姉「夜遅くなると飯めんどくなるなぁ…」

姉「さっさと帰ろう」

友「…帰っちゃったよ…」

友「こんなことならギャルつれてくるんだった…」

友「…」

幼「もしさ、その人が気づいてたらどうする?」
男「…わかんないな」
男「でも、いつかはこの想いを伝えたい」

幼「そっか…」
幼「男なら大丈夫だよ」
男「ありがとな」

役員「あざっしたー」

男「さ、帰ろうか」
幼「うん!」


友「…金が…」
役員「あざっしたー…」
役員「まぁ気を落とすなよ。いい景色だったろ?」
友「…」
友「ありがとうございました」

役員「おう!」

帰路
男「…疲れたな」
幼「でも少し眠ったから大丈夫」
男「平均睡眠時間ねたからな」
幼「だね。」

男「…もし」
幼「ん?」
男「もしもさ、俺が告白してもその人は迷惑じゃないかな?」

幼「迷惑じゃないと思うよ」
幼「…きっと、嬉しいんじゃないかな。」

男「…そうか。」
幼「うん」

幼「じゃ、着いたから。おやすみ」
男「…おやすみ」


友「…帰ろう…帰って姉ちゃんの飯食べよ…」
友「…男、頑張れよ…」




翌日
男「…今日だな」
男「今日、告白しよう」
幼「男。おはよう」
男「」ビクッ

幼「なに驚いてるの?」
男「な、何でもないさ、ははは」
幼「…」
幼「まぁいいけどさ、早くしないと遅刻だよ?」
男「よし急ぐか」
幼「うん!」

学校
男「友。」
友「ん?」

男「今日の放課後、俺はやるぞ」
友「何を?」
男「大好きだ、大好きなんだそれ以上の言葉を♪」
友「…」
友「あ、ああ。」
友「告白か」

男「それ以外に何があるんだ」
友「いや…目の前で歌うのはともかく、大好きなんだって言われたら別方向にとらえてしまう」

男「ゲイじゃないぞ俺は」
友「そう願うよ」
男「…」

友「で、やるなら夜にしようぜ」
男「…なんで?」
友「放課後だと人もいるし。」

男「見られなきゃいいだろ」
友「お前が俺とギャルのことを二人で見たように、俺もお前達のことを二人で見たい」

男「…」
男「え?ギャルもくるの?」

友「yes!」
男「…」
友「じゃあ何時にするかは決めといてな」

男「…わかった」


幼「…」

幼(何の話だろ…)
幼(ギャルちゃんがどーのこーの…)

幼(わかんないな…)
幼(あー…もしも私の勘違いだったらどうしよう…)
幼(うぅ…)

男「幼馴染」
幼「ひゃい!」

男「…」
男「あのさ、今日肝試しやるから来ない?」

幼「…今何月かご存知?」
男「12月」
幼「オーケー…」
幼「じゃあ肝試しは…」
男「オーケーなんだな?」
男「じゃあ夜10時に校門集合な」
男「じゃっ!」

幼「ええ?」

続きは夜で!
ノシ

6時から始めますね

夜、学校

幼「うぅ…」
男「オッス!」

幼「遅い!」
男「いや5分前だぞ」
幼「でも遅い!」
男「えー…」

幼「で、友くんは?」
男「あいつはお化け役」
幼「へー…って肝試しにお化け役なんてあったっけ?」
男「細かいことは気にしない」
幼「…」

男「…ちょうどこんくらいだったんだよな」
幼「え?いきなり何?」
男「飛び降り自殺があったの」
幼「ちょ…」
男「両足の骨は飛び出て…」

幼「それ以上言ったら殺す」
男「」

幼「まだ何もやってないよ?」
男「」

幼「お、男?」
男「う、うしろ…」
幼「え?」クル

?「あ゛あ゛…」
幼「…」スゥ
幼「いぃぃぃぃやぁぁぁぁぁ!」
男「うっさ…」

幼「ああああ!」
男「狂ったみたいになっとるな…」
男「おい、逃げるぞ!」
幼「いぃぃぃぃやぁぁぁぁぁ!」
男「嫌じゃねぇんだよ」
?「あ゛あ゛あ゛あ゛」
幼「」
男「あぁもう…」オンブ
男「おりゃぁ!」
ダダダダ

?「なんて役だ…」
友「ギャル、頼んだぜ」

校内
男「案外軽かったな」
幼「」
男「おーい…」パシン
幼「…あれ?」

男「次は気絶すんなよ?」
幼「面目ない…」
幼「…いやそうじゃなくて!」

幼「なんなのアレ!」
男「お化けじゃね?」

幼「…え?じ、じゃあ友くん?」
男「さぁ?」
幼「」

男「…メンドクサ」
幼「」
男「行くぞ」
幼「」

男「置いていくぞ」
幼「さぁ一緒に行こう」
男「…」

廊下
男「夜ってだけで雰囲気でるなぁ」
幼「…」

男「…わっ!」
幼「ひっ!」ヘナヘナ
男「おいおい…」

幼「怖いよぉ」ウルウル
男「俺がいるって」
幼「余計不安が高まるよぉ」ウルウル

男「…」
男「ひどいな…」

ガララ
男「え?」
幼「…今度は何…」

?「がぁぁぁ!」
男「おぉ…」
幼「ふん、どうせ友くんでしょ?」

男「逃げるぞ」
幼「誰かわかってて逃げるなんて…男もビビりね」

男「…あのな」
男「外にいたのが友だとして、ここまで来るには絶対に俺らの通った道じゃないと来れないんだぜ?」

幼「…え?」
男「友が後ろから来たか?」
幼「え…?」
幼「」
男「またか…」オンブ
男「よいしょぉぉ!」
ダダダダ
?「…」
ギャル「次は二人で旧校舎か…」

友「その前に音楽室だ」
ギャル「…え?」
友「ん?」
ギャル「何でここに…?え?」
ギャル「まさか…」
友「違う違う」

友「非常口通っただけだ」
ギャル「…」
ギャル「ああ。あそこね」
友「埃がスゴかったけどな」
ギャル「全然使ってないからだよ」

友「それもそうだな…」
友「よし先回りするぞ」
ギャル「うん」

音楽室
男「ここだ」
幼「…ん…」

幼「!」
幼「さ、さっきのは!?」
男「何とか逃げてきた」
幼「幽霊から逃げれるもんなの?」
男「まぁ…幽霊だし?」
幼「答えになってないよ…」

男「んな幽霊、幽霊って言ってると出てくるぞ?」
幼「やめて」
男「常に神経をはりつめてろよ」
幼「うん…」

ガタガタ
男「…」
幼「ひぃっ…」
幼「こ、今度は友くんだよね?ね?」

男「…ヤバイ」
男「走れ!」
幼「え!?」

男「早く!」
幼「…」
ダダダダ

友「おい今のなんだ」
ギャル「え?友くんじゃないの?」

友「ちゃう」
ギャル「え…じゃあ…」
友「…」
友「俺らもあと追うぞ」
ギャル「…う、うん」

旧校舎
男「はぁはぁ…」
幼「どうしたのよいきなり…」ハァハァ

男「…さっきのはマジもんだぞ…多分…」
幼「…本物?」
男「多分な」

幼「…」
男「出よう」
幼「う、うん。」

男「…」ガチャガチャ
幼「何してるの?早く出ようよ…」

男「…開かない…」
男「ここは向こうからじゃないと鍵はかけられない…」
幼「…どぉすんのよぉ」
男「…友。…友とギャルを探すんだ」
幼「え?ギャルちゃんも来てるの?」
男「ああ。」
幼「じゃあさっきのが…ギャルちゃん?」

男「だろうな」
男「とりあえず友たちもこの旧校舎にいるはずだ」

男「探すぞ」


友「なぁ…」
友「男たちがいねぇぞ」
ギャル「ここの教室なの?」
友「何度も確認したからな…」
ギャル「…さっきの音といい、今といい…」
ギャル「早く出た方がいいんじゃないかな…」

友「…あいつらを放っておけない」
ギャル「…じゃあ、探そ?」

友「…そうしよう」


男「くそ!どこだ!?」
幼「ね、ねぇ…」
男「どうした?」
幼「こっちの校舎ってね…」
幼「すぐ変な事件が怒るから創立1年目で閉じちゃったのよ…」

男「変な事件?」
幼「…学校に入る前さ、飛び降りの話をしてたよね?」
男「アレは雰囲気作りだって友が…」

幼「ううん。その事件は実際あったの」
幼「誰かはわからないけど年配の方って聞いたよ」

男「…新設なのに…?」
幼「新設っていっても今年で4年目だからね」

男「…」
幼「設備はどっかの金持さんが負担してくれてるから快適なんだよ」

男「…そうか」
男「でも飛び降りと変な事件ってのがここの校舎で起こってたのなら…」

幼「かなり危険だよ」
男「…」

友「あいつらどこだ…?」
ギャル「ね、ねぇ!」
友「ん?」
ギャル「入り口で待ってない…?」

友「…そうだな…先に行ってるかもしれないし…」
友「行くか」


男「しかしこれだけ探しても見つからないとは…」

幼「もしかしたら入り口なんじゃない?」
男「ああ…そうかもな」
幼「でも…外に出る扉と校舎に出る扉は閉まってるし…」

男「…入り口までなら行けるだろうから…」
男「行ってみよう」

友「…いないか…」
ギャル「ど、どうする?」
友「…外で待ってれば窓から見たときに気づいてもらえるかもしれん…」

友「外に出るぞ」
ギャル「わかった!」
ガチャ
キィー
バタン
友「校門へレッツゴー!」
ギャル「う、うん」
タタタタ


男「ここにもいない…」
幼「もう出られないのかな…」グスッ
男「…」
男「任せろ」
男「絶対になんとかする」

幼「ヒック…怖いよぉ…」
男「…」ナデナデ

ガタン
男「」ビクッ
幼「」ビクッ

男「…え?」
幼「な、なに今の…」
男「…幽霊さん?」
幼「」

ダダダダ
男「おぃぃ!」
幼「」
男「起きろぉぉぉ!」
幼「」
男「…ああああ!」
ダダダダ

男「!…ここだ!」
ガララ
ピシャッ
男「…」ハァハァ
男「…」ソー
ガララ
男「!」
幽霊さん「…」ズルズル
男「」
ガララ
男「」ガクガク

幼「ん…」
男「!」ガシッ
幼「ん!?んー!」
男「静かにしろ!」ボソ
幼「…」
男「大変ヤバイことになったぞ」
幼「…朝まで待つ…?」男「…いや、一刻も早く出よう」

男「でもどうやって出ればいいのか…」
幼「んー…」
ガララ

男「」
幼「」

?「あー!こんなところに!」
男「」
幼「」
?「君達!」

男「はい!」
幼「ひゃい!」

?「夜ここに入っちゃダメじゃないか!」
男「…ごめんなさい…」
幼「ごめんなさい…」
?「全く…」
?「まぁ僕がいれば大丈夫だから、早く出よう」
男「…え?すいません、誰ですか?」
?「今はどうでもいいでしょ」

男「はぁ…」
?「ほら、さっさと行くよ」

男「あ、でも入り口は閉まってて…」
?「その事はもう大丈夫」

幼「どういうことですか?」
?「…幽霊がやったんだろうけど、僕が吊し上げといたから、かな?」

男(…吊し上げる?)
男(…どこか懐かしいな…)

?「さ、行こう」

入り口
?「ほら、ここまで来ればあとは大丈夫だね?」
男「あ、ああ。ありがとうございます」
幼「」ペコリ
?「…別に敬語じゃなくていいよ」
?「同い年だし」

男「え?」
トン
男「お?」
幼「い?」
ズザザー

男「いって…なんちゅう力だよ…」
?「じゃあね。」
?「男…」
キィー
ガチャ

男「!お、おい!」
男「待て!待ってくれ!」

幼「どうしたの?」
男「あいつ…親友だ…」

幼「まさかの展開」
男「最後月明かりで見えたが…なんでここに…」
友「ちょうど男が転入してくる前かな」
友「旧校舎に入ったヤツが全員魂引っこ抜かれたみたいになってたんだよ」

友「で、お前が来た日。」
友「入ってったヤツは皆元通りになったんだ」

男「…友!」
友「ったく、探したぜ?」
男「俺たちもだよ」
友「はは、まぁいいや。帰るか」

男「…いや、待て。」
男「さっきの話だが何で元通りに?」
友「んー…お前が来た日に誰かが旧校舎入ってくのが見えたって言ってたから…」

友「男に憑いてた幽霊かもな」
男「…」

友「心当たりあんのか?」
男「…ないよ」
幼「…」

ギャル「みんなー!早く行こうよー!」
友「よし、行くか!」
男「おう!」

男(親友…お前なんだろ?)
男(守ってくれてありがとな)


?「水くさいな…」
親友「僕達親友じゃないか…」

幽霊さん「…」ズルズル
親友「あれ?縄ほどいたの?」
幽霊さん「…」ズルズル

親友「ふふ、また吊し上げてあげるね」


男「あー…もう2時やん…」
友「結構長いこといたんだな」
男「さみぃのにな」
幼「このあとはやっぱ解散?」
ギャル「遊びたい…」

友「…カラオケでも行くか」
男「いや未成年は無理だろ」
友「我輩の辞書に」
男「不可能はないんだったら任せた」

友「うむ、ついてこい皆の衆!」
ギャル「はーい」
幼「はーい」

カラオケ

女受付「いらっしゃいませ」
友「今から四人。大丈夫ですか?」

女受付「失礼ですが未成年はちょっと…」
友「そこをなんとか…綺麗なお姉さん…」キラッ

女受付「」ズキューン
女受付「かしこまりました。207号室へどうぞ」

友「どうも…」キラッ
女受付「はぅあぅ」ズキュキュキュキューン

友「入れるぜ」
男「君は実に卑怯だな」
友「永沢…」
男「その顔は卑怯だわ」
友「親父がデルモだからな」
男「初耳だ」
友「初めていったもん」
友「今は海外で頑張ってるけどな」
男「…」

男「それに引き換え、俺の父親は…」ハァ
友「まぁまぁ」

ギャル「先いってるよー」
幼「先いれてるよー」

ギャル「ジュースおねがーい」

友「…」
男「…」

友「男子って…なんだろうな」
男「女子の奴隷だな」
友「まったくだ」

男「あ、俺んちは出るとき遅くなるって言ったけど、皆はどうなんかな?」

友「ギャルは俺んちに泊まるってことで来たらしい」
男「羨ましいのぅ」
友「実は…初めてだから…そんな思ってるようなことは出来ない」

男「まさかのチェリーボーイか」
友「…」

友「そういうお前たちはどうなんだよ」
友「うまくいったのか?」

男「旧校舎でコクろうと思ったけど本物が出てきてなんもやってない」

友「このへたれが!」
男「ひどい!」

ルーム
男「~♪」
友「いつ聞いてもノイズだな」

幼「んー…」ゴシゴシ
ギャル「眠い?」
幼「うん…ちょっと疲れたから…」
ギャル「ここで寝たら何かされるよ」

幼「えぇ…」
ギャル「特に私に」ワキワキ
幼「手を引っ込めて…」

4時間後
午前6時

男「」
友「盛り上がっていこうぜ!」

ギャル「」
幼「」
友「へいへーいどうしたんだよ皆!」
友「俺が一人で何曲もいれちゃうよぉぉぉ!?」
prrr
友『はい』
フロント『お時間終了10分前になりました』
友『はい、わかりました』
ブチッ

友「あと10分歌うぜぇぇ!」

カラオケ外

友「」
男「コイツめんどくせぇな…」
幼「んー…」フラフラ
ギャル「…」メヲホソメネタフリ

男「おい、危ない…」
幼「あっ…」フラッ
男「ちょ、こっちに倒れん…」

チュッ
男「」
幼「」
ギャル「おぉぉぉ!」
男「」
幼「」

ギャル「来たぁぁぁ!」
ギャル「友くん!起きて!来たよ!」
友「」
ギャル「二人に春が来たよ!」

友「ホントか!」ガバッ

友「いやぁ~ホンマええなぁ」
ギャル「ええもん見させてもろたわ」
友「羨ましいで~」

ギャル「でも男は下心があるから避けなかったんちゃうの」

友「と言いますと?」
ギャル「裏、やましい」
友・ギャル「ははははは!」
幼「」
男「」

友・ギャル「…」

さて、寝ますね。
明日と言うか今日には終わるつもりです

友「…こいつらは…」
ギャル「多分2時間はこのままだね」

友「ほっとくか」
ギャル「うん。」
ギャル「あ、学校はどうするの?」

友「さすがに休む」
ギャル「お姉さんになんて言うつもり?」

友「正直に言えば大丈夫なんだ」
ギャル「…?」

友「さ、行こうか」
ギャル「はぁい」
スタスタ

2時間後

男「」ハッ
男「今何時だ!」
男「…8時とな!?」

男「はよ起きろ!」
ペシペシ
幼「」ハッ
幼「今何時!?」
幼「…8時とな!?」

男「反応が一緒なのはなぜ?」
幼「お、男!」
幼「学校!」

男「いや、今日は休もう」
男「体がブレイクしちゃう」

幼「あ…でも…」
男「1日なら心配ないさ」
幼「…ならいいけど…」

男「…なんか幸せなことが起きたような気がするんだが覚えてるか?」

幼「んー…それがまったく。」
幼「結構今後に関係あることだと思うんだけど…」

男「何だったんだろうな?」
幼「うーん…」
幼「あ、それよりあの二人は?」
男「帰ったんだろ」
男「俺らも帰ろうぜ」

幼「う、うん」
スタスタ

幼馴染ホーム
幼「まぁ上がってってよ」
男「お、お、お邪魔しました」
幼「帰るの?」
男「違うよ」
幼「…今お父さんがいないからくつろぎなよ」

男「はい。」
幼「かしこまらなくてもいいよ」
男「はい」

幼「…」

幼馴染部屋

幼「あ、今日学校休むこと言ってあるの?」
男「…」
幼「しかも今帰ったら朝帰りだね」
男「…」

幼「どうする?」
男「…」
男「よし、妹だ」

幼「妹ちゃんをだしに使うの…?」
男「違う違う。」
男「伝言を伝えてもらう」
幼「…ふーん…」

男「ちょっと窓借りるぞ」

幼「え?」

…窓から窓へ移動中…

男「着いたぜ」


幼「こっちに戻ってくるの?」

男「そのつもりー」

幼「じゃあ急いでねー」

男「はいよー」

男「さて…」
男「妹は今いずこに…」
男「はぁぁぁ!」

幼「何どうしたの!?」

男「あいつ今…保育園だ…」

幼「…」

幼「はぁ…私が言っとくから戻ってきなさい」

男「面目ない…」

幼「早く!」

男「はい!」


幼馴染部屋
幼「今日何するの?」

男「寝たい」
幼「却下」
男「寝たい」
幼「…」

男「じゃあ寝るわ」モゾモゾ
幼「待った」
男「んだよもー…」
幼「ここで寝るの…?」
男「ダメ?」
幼「ダメ…じゃないけども」
男「ならオーケーだ」
幼「女の子の部屋で寝るのはどうかと思うんだけど…」

男「…」スースー
幼「…早っ」
男「…」スースー

幼「…まったく…」


父「ただいまー♪」
シーン

父「いないのかしら…」
父「でも靴はあったし…」
父「それに見慣れない靴も…」
父「あ!まさか…強○!?」
父「幼ちゃーん!」

ドタドタ
ガチャ
父「幼ちゃん!」

男「」スースー
幼「」ノリカカルヨウニスースー

父「あ、あわわわ」
父「ちょっと!」
父「あなた!」

男「んー…」カオヲチカヅケル
父「」ブチッ

父「おいこらわれ」
男「ん…」
男「なんだ…」

父「ワシの娘に何してくれとんじゃゴラ」
男「…え?」

いやぁビックリしましたよ(笑)
目の前に阿修羅がいたんですもん
ホント、今はいい思いでですけどね(笑)

父「ちょぉ来いや」
男「」


幼「何したの!?」
父「いや…」
幼「いや…じゃなくて!」

男「ティロ・フィナーレ…」
幼「ほらなんか言ってるし!」
父「まさか男ちゃんだとは思わなくて…」

幼「確かに会うのは久々だろうけどさ…」
父「てへ☆」
幼「…はぁ」

男「((((゜д゜;))))」
幼「ほらもう…何かおかしくなってるし…」
男「(´・ω・`)」
幼「ちょっと可愛い…」
幼「じゃなくて!」
幼「ホント何したの!?」

父「いい男だったからお顔をペロペロ」
幼「そりゃこうなるわけだ…」

男「(゚∀゚)」
幼「はぁ…」

幼「男、今日はもう帰ったら?」
男「(-ω-)」
幼「…泊まる?」
男「(゚∀゚)」
幼「やっぱダメ」

男「щ(゚л゚)щ」
幼「お父さんに何されるかわかんないよ?」
男「((((゜д゜;))))」

幼「じゃあ今日は帰ろうね」
男「(・д・)」
幼「また明日。おやすみ」

男「(´・ω・`)」
男「♪(o・ω・))ノシ」

幼「うん」

翌日
男「」スタスタ
幼「おはよ!」

男「(゚д゚)」
幼「」ビクッ

幼「その顔怖いんだけど…」
男「(・д・)」
幼「いい加減もとに戻りなよ」

幼「あ、遅刻するよ。行こ?」
男「おう」
幼「…」

男「あ、そうだ。今日暇か?」
幼「え?うん」
男「行きたいとこあるんだ」

男「学校終わったら行こうぜ」
幼「うん、わかった」

学校
友「いつになったら実行するんだ」
男「学校の場面になったら絶対お前出てくるよな」

友「そりゃ学校だもの」
友「なんなら通学路で待っててやろうか?」
男「好きにしろよ…」

男「あ、今日ここに来てくれ」
パラッ
友「…ここどこ?」

男「んー」
男「昔約束を交わした場所…かな」キラッ

友「違う。こうだ」
友「」キララッ
男「か、勝てねぇ…」

友「まぁここにいけばいいんだな」
男「おう。バレんなよ」
友「お前たちじゃないんだから(笑)」
男「…」

幼「ね、一緒に行くの?」
友「予兆もないのにでてきたよこの人」
男「出来ればね。校門で待ってて」
友「それに驚かない男も男だよ」

男「もし待っても来なかったら先に行ってて」
幼「うん。」

友「かくして二人の恋は実るのであろうか!後半へ続く」
友「ウダダウダダウダウダダ」
友「ウダウダダーダ!」

男「まる子自重しろ」
友「…」

放課後
男「さて、行くかな」
友「アディオス!」
男「ちゃんと隠れるんだぞ」

友「アイノウ!」
男「ここは日本だ。知ってるぐらい日本語で言え」

友「シッテル」
友「じゃっ!」
タタタタ
男「ふぅ…」
幼「早く来てよ?」
男「はいよー」
幼「じゃね」
タタタタ

男「じゃあ支度して帰りますかな…」

先生「あ、男」

男「はい」
先生「昨日の休んだ理由は?」
男「…」
先生「幼馴染と友は発熱らしかったが、お前はどうなんだ?」
男「俺もです」

先生「あ、あいつらは腹痛だった」
男「」
先生「今お前、俺も。って言ったよな?」
男「はい…」

先生「嘘なんだな?」
男「はい」
先生「ずる休みの反省文だ」
ドサッ

男「多くないっすか?」
先生「いいからやれ。」
先生「終わるまで帰さんぞ」
男「えぇ…」
先生「親に言われたくないならやるんだ」
男「イエスマイロード」

先生「終わったら職員室こいよー」
男「はい」

幼「来ない。」
幼「先いってよっと」
幼「…あれ?場所どこだっけ…」


友(場所教えとけよ…)
友「あ、幼馴染さーん!」
幼「ん?」
友「男がここに行っててくれって」

幼「あ、ありがとう。」
友「いえいえ」
友「じゃっ!」
幼「…行こ」


男「いやこれ無理だろ」
男「ひぃ、ふぅ、みぃ…」
男「12枚か…」
男「無理だろ」

男「お前…ずる休みで12枚って…」
男「どないなっとんねん」
男「はぁ…こりゃ遅れるな…」
男「…やってやるぜ」
男「the・脱獄」
男「いや別に捕まった訳じゃないんだけどね」

男「まぁ今は同じことなんだけどね」
男「じゃあ早速…」
ソロソロ
ガララ
先生「…」ニオウダチ

男「」
ガララ
男「」
スタスタ
男「」カキカキ

男「エエェェェ(´д`)ェェェエエ」

男「なんでいんだよ!」
ガララ
先生「…」ニオウダチ
男「」カキカキ
ガララ
男「…なんだこれ…」


幼「ここかな…」
幼「…暇だ…」

友「何してんだよあいつ…」ボソボソ
友「早くこいよ…」ボソボソ

友「あ、ギャルも呼ばなきゃ」ボソボソ
友「」コソコソ
友「ふぅ」

男「はははは!」
男「無理だ!」

2時間後

幼「おっそ…」
幼「日が暮れちゃったよ」
幼「まーた約束破った…?」
幼「信じらんない」


友「…」
ギャル「…」
友「さみぃな…」ボソボソ
ギャル「ね。」ボソボソ
友「マック行ってくる」ボソボソ
ギャル「うん」ボソボソ
友「何がほしい?」ボソボソ
ギャル「え?いいの?」ボソボソ
友「当たり前だろ?」ボソボソ
ギャル「てゆーかボソボソうるさくない?」ボソボソ
友「気にするな」ボソボソ


男「」カキカキ
男「終了ktkr」
ガララ
男「終わりましたー!」
先生「」ニオウダチ
男「…まさか…」
男「」ツン

コテ
男「どんだけリアルな人形だよ…」
男「ん?でもさっきドアが空いたのは…」

男「また…幽霊さん…?」
男「((((゜д゜;))))」
男「…急ごう…」

職員室
男「終わりましたー!」
先生「ん、おう。」
先生「帰っていいぞ」
男「失礼します!」

廊下
男「まだいるかな…」
男「急いでいこう…」
ダダダダ


幼「おっそい!」
幼「また約束破った…?」
幼「はぁ…帰ろうかな…」
友「様子はどうだ?」ボソ
ギャル「あ、おかえり。見るからに苛立ってるよ」ボソ
友「んー…」モグモグ
幼「誰かいるの?」
友「!」
ギャル「!」

幼「誰?」
友「…」
ギャル「ど、どうするの!?」ボソボソ
友「任せろ」ボソ

幼「うぅ…誰ですかー?」
友「ヴォォォ!」デスボイス幼「ひっ!」
友「アアア!」デスボイス
幼「こ、腰…腰が…」ヘナヘナ

友「よし逃げるぞ」ボソ
ギャル「え?幼ちゃんは?」ボソ
友「男がなんとかすると思う」ボソ
ギャル「えー…」ボソ
友「はよ!」ボソ
ギャル「う、うん…」
タタタタ


男「おぉぉぉ!」ダダダダ
男「あと少しぃぃぃ!」ダダダダ

男「待ってろよぉぉぉ!」ダダダダ


幼「…」
幼「誰か…」
幼「立てないよぉ…」

ザワザワ
幼「っ!」
幼「なんだ風か…」

幼「うぅ…怖いよぉ…」
幼「男ぉ…」

男「おらぁ!」ダダダダ
男「あとは一直線だぜ!」ダダダダ

すいません。
ちょっと空きます


幼「…暗いよぉ」
幼「…」グスッ

男「おぉぉぉ!」
男「っしゃぁぁぁ!」
ダダダダ

男「あっ」
ズザザー
男「」


幼「…街灯もない…」
幼「誰もいない…」
幼「うぅ…」ヒック


男「」ハッ
男「いってー…」
男「ちょ…もうなんも見えん…」

男「…うぉぉぉ!」
ダダダダ

約束の地
男「おぉぉぉ!」
男「ついたぁぁ!」
男「この厨2病みたいなとこだからあってるはず!」

男「幼馴染ぃぃ!どこだぁぁ!」


幼「うぐ…ヒック」
幼「男ぉ…」
オサナナジミィィィ
ドコダァァ!

幼「…え?」
幼「この声は…」

男「どこじゃあああ!」
男「おぉぉぉ!」
ダダダダ

幼「…」
ドコジャアア!
オォォォ!

幼「や、やっぱり男だ…!」
幼「男ー!」

男「いやどこだよマジで…」
オトコー!
男「…ん?」

男「幼馴染か?」
男「…こっちから声がしたな…」タタタタ


幼「…こっちにいるかな…」タタタタ


男「…どこだ…」
男「暗くてわかんねぇ…」


友「…んー」
友「やっぱ引き返そう」
ギャル「友くんならそういうと思ってた♪」
友「よし行くぞ」
ダダダダ

友「あ、暗いけど大丈夫か?」
ギャル「ここに懐中電灯が6つあります」
友「多すぎだろ…」
友「まぁいいや」

友「ほらもうすぐだ」
ギャル「わかるの?」

オトコー!
ドコジャアア!

友「な?」
ギャル「…」

男「はぁはぁ…」
男「声は近いのに…」
男「どこだよ…」


幼「すぐ近くなのはわかるのに…」
幼「ちゃんと見つけてよ…」


友「お、いたいた」
ギャル「…何あの状況…」

友「お互いが後ろ向きで叫んでるな」
ギャル「暗いから見えないのかな?」
友「まぁ…だろうな」


男「幼馴染ー!」
幼「男ー!」


友「めんどくさいな…」
友「ちょっと懐中電灯全部使ってみ」
ギャル「何かあるの?」
友「ドラマがみれるかもしれんよ」
ギャル「…ふーん…」

カチ

男「幼馴…」
幼「男…」
男「やっと見つけた」
幼「男ぉ…」

男「しかし何で光が…」
幼「そんなのどうでもいい…」
幼「今だけはこうさせて…」ギュッ
男「」ドキドキ



ギャル「こりゃすごい」
友「でもなんか真剣味が足りないな」
ギャル「まぁこの際気にしないで行こうよ」
友「だな」

幼「男ぉ…怖かったんだよ…?」グスッ
男「…ああ、悪い。」
男「俺が遅れなければよかったな…」
幼「本当だよ…」

男「…幼馴染」
幼「ん?」

男「クリスマス空いてるか?」

幼「え?」
男「…去年の約束を返したい」
男「空いてるか?」
幼「…」
幼「うん!当たり前だよ!」
男「…ありがとう」
幼「…暗いけど一緒に帰ろう?」

男「ああ、何か懐中電灯が落ちてるしな」



友「え?」

ギャル「あ…」
友「お前素で落とした?」
ギャル「…」
友「…まぁいいよ」
友「帰ろうぜ」
ギャル「うん…」
友「もちろん、今日は家に戻れるとは思うなよ?」

ギャル「…!」
ギャル「うん!」


男「さ、帰ろう」
幼「…うん」
男「…」
幼「…」
男「この前さ」
幼「え?」

男「カラオケで幸せなことが起きた気がするって言ったじゃん?」
幼「うん」

幼「思い出せないけどね」
男「俺は思い出したぜ」
幼「え?」
男「教えてやろうか?」
幼「そ、そりゃあモヤモヤしてるし…」
男「」
チュッ
幼「」
男「これだよ」
男「…恥ずかしいな…」
幼「」

男「あ、ほら家だ」

幼「…う?」
男「先に帰るぞ」

幼「あ…」
男「じゃあな!」
タタタタ

幼「…キス…ですか」
幼「」カァァァ

男ホーム
男「はぁはぁ…」
男「ただいま…」

妹「あ!帰ってきた!」
母「遅い!」
男「ごめん、おやすみ!」
タタタタ
母「ちょ…」
妹「お兄ちゃーん!ご飯はー?」

イラナイー!
妹「いらないだって」
母「もう…」

幼馴染ホーム
幼「ただいま…」
父「お・か・え・り…」
父「ちょっと!顔赤いわよ!?」
父「熱があるの!?」
幼「違うよ…」
父「…」
幼「じゃあ寝るね…」
父「そう…」

幼馴染部屋
幼「っはぁ…」

男部屋
男「はぁ…」


男・幼「明日から気まずい…」

ギャル「で、何でマリカ?」
友「今夜は家に戻れないっていったろ?」
友「ほら、早くキャラ決めな」
ギャル「…もう…」
ギャル「でもそういうとこが好きだよ」
友「…」
友「ちょ、そーゆーこというなよ」
友「照れるだろ」テレテレ
ギャル「あはは」

翌日、学校
友「はっは。」
男「お前か」
友「俺以外に誰がいると?」

クラスメイトa「俺がいるよ!」友「黙れ」
クラスメイトa「…」

男「まぁまぁ」
男「…」
友「どうした?」

男「幼馴染と気間付くなった」
友「…え?」
男「やっちまった…」

友「どうせ帰り際にキスして雰囲気がアレだったから逃げるように帰ったんだろ」

男「お前はエスパーか」
友「はっは。」
友「顔みりゃわかるさ」

男「何かお前スゲェな」
友「よく言われる」
男「そうか」

友「で、だ。」
男「ん?」
友「楽しみにしてるぜ」
男「…あぁうん。まぁみとけ」
友「詳しくはあとで教えてな」

男「ほいよ」

幼(ああああ!)
幼(ど、どうしよう!)
幼(モウダメダ…)

幼(…あ)
幼(保健室の先生に相談してみよう)

幼(…怖いけど)

キーンコーンカーンコーン
友「久々の昼休みだぜ!」

男「そういうことは言うな」
友「てへ☆」
男「…」

幼(さーて行こうかな)

友「あ、幼馴染さーん」
幼「」ビクッ
友「ご飯食べよーぜ」
幼「すいません、用があるのでお断りさせていただきます。」

友「…」
男「綺麗に断られたな」
友「言うな」

保健室
幼「失礼します」
先生「あらいらっしゃい」
幼「ちょっと御相談が…」
先生「どうぞどうぞ。」

幼「えっとですね…」
先生「立ってないで座りなさいな」
幼「あ、はい」
チョコン

先生「で、相談て?」
幼「はぁ実は…」
幼「キスされたんです」
先生「もしもし警察ですか」
幼「違います!知り合いにです!」


幼「で、今気まずい状態なわけです。」
先生「ふぅん…」

幼「どうしたらいいんでしょうか?」
先生「…まぁなるようになるわよ」
幼「冷たくないですか?」

先生「そんなことまでアドバイスしたらあなた何もできなくなるわよ」
幼「うっ…」

先生「さ、わかったらクリスマスまでまちなさい」
幼「はい…」
先生「じゃ、また何か聞かせてね」

幼「ネタで話してる訳じゃ…」
先生「」ワキワキ

幼「わかりました!」
幼「失礼します!」
ガララ

幼「はぁ…」

教室
友「なぁ…」
男「ん?」
友「あと一週間だな」
男「何が?」

友「冬休みまで」
男「いきなりそんな展開かよ」
友「お前そういうことは言うなよ」

男「てへ☆」
友「キモい」
男「…」
友「さぁ楽しむぜ」

男「俺も…頑張るか」
友「応援してるぜ」
男「頼んだぜ」
友「わかったぜ」

帰路
男「ちょっと走るか」
タタタタ

幼「待った!」
男「おっとっと」キキーッ
男「…誰だよ…」クル
幼「…私だよ」

男「…」
幼「…」
幼「ク、クリスマスはどこにいけばいいの?」

男「え?ああ…」
男「家まで向かいにいくよ」
幼「そう…」
幼「じ、じゃあ帰るネ!」

男「片言になってるぞ」
幼「そんなことないもん!」
幼「じゃあネ!」
タタタタ

男「…片言だろ」

1週間後
友「便利だな」
男「だからそういうことは言うなって」

友「だって1週間真面目に登校したのにだぞ?」
男「まぁよくあることさ」
友「はぁ…」
男「ほれ、終業式始まるぞ」
友「ほーい」

終業式
校長「皆さん気を付けて」
校長「終わります」

友「早っ」
男「二言て」

教室
友「さぁ聞いた話だとクリスマスに行動を起こすらしいが…」
男「あぁ…」
男「この前のとこに居てくれ」
友「今度はちゃんと来いよ?」

男「了解だ」

放課後
幼「じゃあまたね」
男「おう」

友「なんだかんだでもとに戻ってる二人」

幼「…」
男「…」
幼「…」タタタタ

男「あ…」

友「実はそうでもなかったか…」
男「帰ろうぜ」
友「ん」
男「あ、ゲーセン寄ろう」
友「なぜだ」
男「バイソンのぬいぐるみ」
友「あぁ…ギャルが悪かったな…」
男「いや、別にもういいよ」
友「ホントごめんな」
男「いやいいって」
友「ならいいや。行こうぜ」
男「えー…」

ゲーセン
男「これこれ」
友「まだ30kgなんだぜこれ」

男「儲からないだろ…」
ウィーン
ガシィッ!
ポト
男「ははは、やっぱ100円でとれるな」
友「まぁそりゃあな」
男「よしじゃあ帰るか」
友「ほい。って俺別にいらなくね?」
男「ビジュアルが映えるからな」
友「」キラッ
男「バラエティとかで」
友「」

友「つまりは面白い顔って言いたいのか」
男「うん」
友「…」

男「じゃっ!」
友「じゃっ!」

男「~♪」タタタタ
友「俺も帰るか…」

翌日
男「さて、いよいよ明日に控えたわけだが…」
男「上手いこといくのかな?」

妹「お兄ちゃーん!」
男「ん?」
妹「遊ぼ?」
男「よしよし、何する?」
妹「オセロー!」
男「出来るの?」
妹「うん!」

男「そうか。ならやるか」

男「黒か白。どっちがいい?」
妹「白ー!」
男「わかった。じゃあ俺先だな」

男「バカな…!」
男「全面白だと…?」
妹「かったー!」

男「…ちょ、次チェスだ」
男(チェスならこの子はわからないはず…)
男(勝てるぜ…!)

妹「うんー!」

妹「ちぇっくめいと!」
男「」
男「な、なぜだ…」
妹「やったー!」

妹「じゃあ今日は私のどれいね♪」
男「はい!?」
妹「どれい♪」

男「チェスといいオセロといい…誰に教わった?」

妹「友さん!」
男「…あんにゃろ…」
妹「あのねー!つぎお兄ちゃんと遊ぶときは♪こうしろって言われたのー!」

男「…」
妹「いちにちどれいにしてやる」
男「」

男「あいつ…殺すぞ…」

友「いーっぎし!」ズズズ
友「風邪か?」


妹「ど・れ・い♪」
男「…よし、今日1日だけ言うことを聞こう」

妹「わーい!」
妹「じゃあ最初はね…」
妹「一緒に遊んで!」

男「そんなんでいいのか?」
妹「うん!」

男「わかった。」
妹「じゃあお馬さんごっこ!」
男「はいよ」


男「膝がいたい…」
妹「つぎー」
男「…」

妹「お昼寝しよ?」
男「これまた…」
妹「はやくー!」
男「はいはい」

妹「」スースー
男「」スースー

母「あら…」

男「ん…飯かな…」
妹「お兄ちゃぁん…」ムニャムニャ
男「可愛いな…」ナデナデ

妹「次はお風呂なのです!」
男「それはダメだ」
妹「ダメ!入る!」
男「ダメだ」
妹「」ウルウル
男「エクレア買ってあげるから」

妹「わかった!」

すいません。
今夜中に終わらせるつもりでしたが
>>1が寝たので繰り越します

では、また

>>752誰ぞ

まぁお休み

>>753
あ、1です

男「よしよし」ナデナデ
妹「エヘヘ」

男「じゃあ次はなにする?」
妹「うーん…」
妹「最後のお願い!」
妹「一緒にねよ?」

男「そんなんでいいのか?」
妹「いいの!」
男「はいよ」

男「…二人っつっても布団は狭くないな…」
妹「エヘヘ、あったかーい」
男「そうか」

妹「ねぇお兄ちゃん」
妹「なにかお話しして?」
男「んー…何がいい?」
妹「じゃあシンデレラ!」
男「任せろ」

男「昔々…あるところにシンデレラという顔は上の中くらいの女の子がいました」

妹「うんうん」
男「彼女はぶっ細工なお姉さんたちに虐められていました」

男「そしてある日、舞踏会があるのを知ったシンデレラはそこに行きたいと思いました」

妹「何でしったの?」
男「女の情報網は凄いんだ」

妹「へー」

男「ですが、ぶっ細工なお姉さん達はシンデレラに掃除を命じ、自分達だけで行ってしまいました」

妹「ひどーい」
男「ブスに限って態度でかいからな」
妹「そうなりたくないな…」

男「お前は可愛いから大丈夫だよ」
妹「」テレテレ

男「シンデレラは思いました。私も綺麗な衣装着て行きたいな…と」

男「だけど衣装もなければ行く手段もない。」
男「シンデレラは諦めて掃除を始めました」

妹「諦めたらそこで試合終了だよ!」
男「それも友が?」
妹「うん!」

男「…1回ビンタしようかな…」

友「いーっぎし!」
友「あーっぎし!」ズズズ
友「マジで風邪かも」
姉「風邪移したら植毛の用意しとけよ」

友「抜かれるの!?」

妹「続きはー?」
男「おっと、そうだったな」

男「その時です。」
男「お婆さんがシンデレラを訪ねてきました」

男「お前にのこガラスの靴とカボチャの馬車を渡そう」
男「シンデレラは喜びのあまり飛びました」
妹「飛んだの?」

男「そう。この派生となる物語が鳥人間だ」
妹「どんな話?」

男「ごめん勝手に作っただけだからそんなのはないと思う」

妹「もー!」
男「ごめんごめん」

男「続きな。」

男「シンデレラは感激しました。だけどお婆さんは1つ約束をしろと迫ってきました」

妹「どんな感じに?」
男「や、約束…ぐへへ…やくそ…ぐへへ…約束をイーヒッヒッヒ…約束をしろ…」
男「的な」
妹「それはないと思うよ」
男「うん、ごめん」

妹「はやくはやく!」
男「急かすな」

男「まぁいいよ?とシンデレラは快諾しました」
男「そして綺麗な衣装を纏ったシンデレラは舞踏会へと急ぎました」

男「そこには見たこともないぐらい豪華な場所でした」

妹「初めてみたもんね!」
男「そこでシンデレラに近寄ってくる不穏な影」
妹「…」ゴクリ
男「お嬢さん!」
妹「」ビクッ
男「シンデレラはビックリして振り向きました」

男「そこには何と…」
男「いかにも王子様と思われる人がいました」
妹「うんうん」

男「王子様はダンスをしてくれと悲願しました」
妹「え?そんなにたのんでたの?」
男「そんなことないと思うな」
男「まぁ頼んだのは確かだけど」

妹「ふーん」


男「そこでシンデレラはいいました。」
男「私と共に生きたら地獄の道を辿るわ!」
男「王子様はそれでもいいと言ってくれました」

男「シンデレラは心から嬉しいと思いました」
男「それから一生を二人は幸せに暮らしましたとさ」

妹「…」スースー
男「寝たか」
男「じゃあ俺も寝るかな…」

男「明日は大事な日だ…」
男「絶対に成功させたるで…」
男「…」スースー

妹「…寝たかな」
妹「シンデレラってこんなだっけ?」
妹「…まぁいいや」

妹「お兄ちゃん♪」ギュッ
妹「おやすみ」

幼馴染部屋

幼「明日の服はこれでいいかな…」
幼「変じゃないかな…」
幼「…男は175cmぐらいだったよね…」
幼「私は157cmぐらいだから…」
幼「…凸凹になりそうだな…」
幼「…よし。ブーツ履こう」

玄関
幼「ない…ですと?」
幼「そんな…あるとばっかり…」

父「幼ちゃん、どうしたの?」
幼「あ、お父さん…」
幼「ち、ちょっと明日出掛けるからブーツを探してたんだけど…」

父「履いたことないからあるわけないじゃない」
幼「だよね…」
父「欲しい?」

幼「え?」
父「あたしのがあるわよ」
幼「…サイズが…」
父「22~27まであるから大丈夫よ」

幼「…お父さんスゴいね…」
父「ふふ」
幼「某ホスト部の借金抱えてる子のお父さんみたいだよね」

父「あーよく言われる」
父「まぁ人気もあるしのはそのせいかもね」
幼「人気あったんだ…」
父「これでもno.2」
幼「え!?」
幼「本気で!?」

父「最近の化粧はスゴいのよ?」
幼「へー…」

幼「あ、そうだブーツ…」
父「明日までに出しとくわ」
幼「…ありがと」

父「さ、今日はもう寝なさい」
幼「はぁい」

幼馴染部屋

幼「さて…」
幼「明日は何時にくるのかな…」

幼「考えたも仕方ないかな…」
幼「寝よ」
幼「…」
幼「…」

幼「寝れない!」ガバッ
幼「うぅ…」

幼「ホットミルクでも飲もう…」


幼「ちょうどいい感じに眠い…」
幼「さぁ今度こそ…」

幼「…」
幼「…」スースー


幼「」ムク
幼「おトイレ…」
テクテク


幼「ふぅ」
幼「さぁもう一眠り…」
幼「」スースー


男「」ムク
男「ションベン…」
トボトボ

男「ふぅ」
男「…妹が起きるとまずいし…」

男「…起きてるかな」



翌日
男「じゃあ行ってきまーす」
妹「いってらっしゃーい!」
母「晩御飯どうする?」
男「食べてくるからいらない」
母「わかったわ」
妹「お土産ー」
男「じゃあヨップル星人のキーホルダー買ってこようか?」

妹「気持ち悪いからいらない!」
男「…」

妹「エクレアと何か可愛いのがほしい!」
男「…覚えてたのか…」
妹「あたりまえ!」
男「わかったよ。じゃあな」

妹「ばいばーい!」
母「いってらっしゃい」
ガチャ
バタン

幼馴染ホーム
幼「靴ー」
父「ちゃんと出しといたわよ」

幼「ありがと」
父「あ、あとちょっとこっち来て」

幼「ん?」
父「年頃なんだからお化粧しなきゃ」
幼「いいよ別に」

父「男ちゃんに可愛いって思われたくないの?」
幼「う…べ、別に?」
幼「ていうかなんで知ってるの?」
父「あたしに隠し事は無理よ」
幼「…」ソウデスカ

父「さ、急がないと」
幼「う、うん」

ピンポーン
幼「来た!」
父「頑張ってね」

幼「…うん」
幼「あとこの化粧大丈夫かな…」

父「ふふ、とっても可愛いわよ」
幼「…じゃあ行ってきます」
父「はーい。気を付けてねー」
幼「はぁい」

ガチャ
バタン

男「おっす…」
幼「ご、ごめん出遅れて…」
男「いやそんなことは…」
幼「…?」
男(ナニコレめっちゃ可愛い)

幼「顔になんかついてる?」
男「…」フルフル
幼「あ…やっぱ似合ってなかったかな…」

男「!」ブンブン
幼「ちょっと待ってて」
幼「落としてくるね」
男「いいよ」
男「その方が、か、可愛いし…」
幼「」

男「ん?おい?」
幼「」
男「立ったまま気絶してやがる…」
男「弁慶みたいだな…」
幼「やっぱ顔が弁慶!?」
男「おぉ…ビックリした」

幼「顔が弁慶…」
男「んなこと言ってない」
男「可愛いよ」
男(よし!スムーズに言えた!)

幼「」
男「…」
男「またかよ…」
男「てかまだ玄関じゃん…」

幼「」
男「はぁ…」
男「おきろー」

幼「」ハッ
男「起きたか。行くぞ」
幼「えっと…どこに?」
男「何かみたいのある?」
幼「あ、じゃあ…服…とか…」
男「わかった。」
男「じゃあいこう」


男「おー…人多っ」
幼「街だしね」

シブタク「へいへーい姉ちゃんお茶しなーい?」
夜神月「渋井丸拓男…事故死」
シブタク「あがっ!」ドカーン

男「お、ここだ。入ろうか」
幼「うん」

ウィーン
男「おー可愛いのばっかりだなー」
幼「だね。」
幼「どれがいいかな…」
男「んー…よくわかんねぇなぁ…」
幼「あ…これ…」
男「ん?おぉいいじゃん」
男「買ったら?」
幼「値札みて」
男「…ん」
\30,000

男「」
幼「ちょっと手が出せないよ」
男「vita買えんじゃん…」

幼「やっぱ買えないか…」
男「気に入ったのか?」
幼「うん」
男「そうか…」
幼「あ、映画みない?」
男「ん?まぁいいけど」
幼「じゃあ行こ?」

映画館
『ひっ…来ないで…』
『きゃぁぁぁぁ!』

幼「」ビクッ
男「…」

『あ…あぁ…』
『た…すけ…て…』
「彼女を見過ごしたがこれでよかったのか?
だが彼女がウィルスの感染源なのだ…
こうするしか道はなかった」
パパーン

男「つまんなかったな」
幼「」ガクガク
男「どこが怖かったんだよ…」


幼「はぁー!怖かった」
男「二時間もただ喚いてるだけだったやん」
幼「でも怖かったの!」
男「さいでっか」
男「…お」
男「ああああ!」

幼「」ビクッ
幼「な、なに?」
男「忘れた…」

幼「何を?」
男「…ちょっと待っててくれ」
幼「え?」
男「すぐ戻る!」タタタタ

幼「ちょっとー!」
幼「…」
幼「はぁ…」


男「ぬいぐるみぃぃ!」ダダダダ
男「おぉぉぉ!」ダダダダ

男「ついたぁぁぁ!」
ガチャ
男「妹!」

妹「あれ?おかえりー」
男「妹!ぬいぐるみを持ってきてくれ!」
妹「はーい」テテテ

男「急げ!」

幼「…休んでよ…」
幼「あー…寒い…」

チャラ男「ん?あれ?ww」
チャラ男「幼ちゃん?ww」

幼「…どちらさ…」
幼「!」
チャラ男「思い出した?w」

チャラ男「なに一人?ww俺と楽しいとこ行こーよw」

幼「いや…」
チャラ男「いいからいいからww」

幼「い・や・だ!」
チャラ男「は?」

幼「もう関わらないで!」

妹「はい。」
男「サンキュー」

妹「お土産ー」
男「わかってるよ」
男「じゃっ!」
ガチャ
バタン

男「うぉぉぉ!」
ダダダダ
男「おらぁぁぁぁ!」
ダダダダ

近所a「あのこ大丈夫かしら…」
近所b「そうねぇ…」
近所b「あ!それはそうとね。中村の旦那さん、浮気したらしいわよ」

近所a「え、ホント?」


チャラ男「何調子のってんの?」
幼「待ってる人がいるし、サイみたいな顔してる人に誰がついていくと…」

バシッ
幼「え…」
チャラ男「ざけんなよ?」
チャラ男「てめぇが待ってるやつなんて貧弱野郎に違いねぇし、俺はサイじゃねぇ!」

幼「う…」
チャラ男「どうせ待ってても来ねぇよ」
幼「来るもん!」


男「よしついた!」
男「あいつはどこだ!?」

男「…」ビンビン
男「あっちか!」
ダダダダ


幼「ただ忘れ物取りに行っただけだし…」
チャラ男「来ない来ないw」

チャラ男「どうせそこらの男引っ掻けて金漁ってんだろ?」

チャラ男「だったら俺の方が満足さしてやるから来いよ」
幼「…男はそんな人じゃない…」

チャラ男「あ?」

男「…」ビンビン
男「この角か…」
男「おらぁぁぁぁ!」
ダダダダ

男「幼馴…」

幼「男は私の大切な人だもん!」
チャラ男「ッチ」
チャラ男「白けんなぁ…」

チャラ男「ちょっとこっちこいや」グイッ

幼「ひっ…」

男「ちょぉ待てやごらぁぁ!」
幼「…男!?」
チャラ男「あ?誰だてめぇ」

男「えっと…アレだ!」チャラ男「どれだよ」
幼「どれよ…」

男「そいつを離せや」
チャラ男「あぁ?」
チャラ男「んでてめぇに従わねぇといけねんだよ」

男「こっちにはヤクザがついてるぞ」
幼「そういうの最初にいっちゃダメでしょ…」

チャラ男「や、や、ヤクザ!?」
幼「反応した!」

男「そうだ。大事になりたくなかったらそいつを離せ」

チャラ男「…」
チャラ男「クソ!」
ダダダダ

男「大丈夫か?」
幼「うん…」

男「あ、ほらこれ」
スッ
幼「これって…」
幼「バイソンだ!」
幼「きゃー!可愛いー!」

男「喜んでもらえて何よりだ」
男「さ、どっか入ろうぜ」
幼「うん!」

男「ガ○トかどっかにする?」
幼「…んー…」
幼「男は?」
男「飯時だからガッツリ行きたい」
幼「あ、じゃあカ○蔵は?」

男「お、そこにするか」
幼「とんかつが美味いんだよね」
男「天草ロースでも頼むわ」

夕方か夜書きますね

あと見てくれてる方、ありがとうございます
m(._.)m

遅筆だけど始めますね


男「うわ、混んでるな…」
幼「やめる?」
男「そうしよう」


男「あ…」
幼「ん?」
男(そういやずっと前に執事があの店がいいっつってたな…)

男(よし、そこ行くか)
幼「どうしたの?」

男「俺についてこい!」
幼「え?」
男「俺についてこい!」
幼「はい?」
男「俺についてこい?」
幼「聞いちゃったよ」
男「俺についてこい!」
幼「しつこい!」


男「ここだ」
幼「お洒落だね」

友「いやぁこれうめぇなり!」
ギャル「ちょっと静かに食べなよ…」

友「それがし、このような握り飯は初めてでござる」
ギャル「キャラ崩壊してるよ?」
友「(´д`)」ハァハァ

ギャル「キモいからやめて」
友「…」
友「ごめん」

友「お前といれることが嬉しくて…」
ギャル「友くん…」

男「…出ようか」
幼「う、うん」

男「さて、どこにするか…」
幼「普通の喫茶店でよくない?」
男「だな」


友「ん?男じゃん」
ギャル「あ、ホントだ」
友「あぁ…そういやそうだった」
ギャル「何が?」
友「今日コクるんだと」
ギャル「え?まだ付き合ってなかったの?」
友「実行しようとすると裏目に出るからな」
ギャル「可哀想だね」

友「まぁいいさ。それよりあいつらの告白見せてもらいに行くぞ」

ギャル「場所はわかってるの?」
友「この前のとこだ」
ギャル「あそこか…」


男「あ、あそことかどう?」
幼「いいねー」

喫茶店
男「何頼もうかな」
幼「ハムサンドでいいや」
男「あ、じゃあ俺もそうするわ」
男「店員さぁん?」


男「食った食った」
幼「腹八分目がちょうどいいよ」

男「何かこう…物足りなくない?」
幼「別に?」
男「そうか…」


友「終わったみたいだな」
ギャル「怪しい人みたいだよ、友くん」
友「はっはっは」
スカウト「あ、君!」

スカウト「カッコいいね。どうだい?芸能界に興味は…」
友「結構です。」

友「ほらギャル行くぞ」
ギャル「…うん」

友「どうした?」
ギャル「友くんは…」
ギャル「私のことすきなの?」

友「もち!」
ギャル「それにしては素っ気なくない?」
友「そ、そうか?」
ギャル「はっきり言うと女の子の扱い下手だよね」

友「」ガーン
友「…そうか…」
友「俺は…ダメなやつだ…」
ギャル「ちょ、ちょっと!そこまで言ってな…」
友「ごめんな…」
友「付き合ったこと自体ないからどんな風に接すればいいのかわかんなくて…」

友「彼氏失格だな…」
友「ごめん…」
タタタタ

ギャル「…めんどくさいなぁ…」
ギャル「被害妄想スゴいし…」

ギャル「待ってよー!」タタタタ


男「さぁ次は俺の要望を聞いてほしい」
幼「さっきからそうだよね?」

男「…ごめん」
幼「いや別にいいよ?」
幼「楽しいし」
男「…」ウルウル
幼「何で泣きそうになってんのよ…」

男「ごめん、やっぱ幼馴染の好きなところいこう」
幼「えー…」
男「行きたいとこないのか?」

幼「じ、じゃあ…」
幼「猫喫茶…行きたい」
男「また喫茶店か?」
幼「違う!」
男「まぁいいや、そこにいこう」

幼「…ありがと」
男「…」
男(か、可愛い…)

幼「ん?」
男「いえなんでも。」


友「」シクシク
ギャル「あ、いた」
ギャル「何でこんなとこに…」

友「」シクシク
友「もうあの頃に戻りたくないから…高校デビューしたのに…」
友「結局自分が興味を持ったら他のやつらを置いていってしまう…」
友「うぅ」シクシク

友「ギャルぅ…ホントに好きなんだぜ…?」
友「」シクシクメソメソエッサッサ
ギャル「…」
ギャル「え?何で最後踊ったの…?」

友「!」
友「ギャル…いたのか…」
ギャル「遅っ」
友「…ごめん」
ギャル「いや…こっちも言い過ぎたよ…」
ギャル「ただもう少し気を利かしてくれれば…」
友「…わかった」
友「俺、お前にふさわしい男になる。」
友「ちょっと待っててくれ。」
友「一週間くらい」
ギャル「…長いよ」

そろそろ締めに入ります
では皆さん、お休みなさい


ニーニー
ニャー
幼「」
男「可愛いな…」
幼「」

ニャー?
スリスリ
幼「」
男「ほれ、擦り寄ってきてるぞ」
幼「男」
男「ん?」

幼「出るわよ」
男「え、お前が来たいって言ったのに…」
幼「ここにいたら全員持ち帰っちゃう」
男「そういうことなら今すぐでよう。犯罪者になる前に」

幼「」ワキワキ
男「ヤバイ!」
ガシッ
タタタタ
幼「あ、危なかった…」男「ふぅ…」
男「でも長いこといたよな」
幼「2時間は満喫しないとね。もう少しいたらリミッターが外れたけど」
男「その前に連れ出せてよかったよ」


友「マジでいってくる」
ギャル「え?友くんお得意の何も面白くない冗談じゃないの?」

友「お前…」
友「…いや、アフリカで鍛えてくる。」

ギャル「そうですか…」
友「年明けに会おう」
友「それまでに逞しくなって迎えに行く」

ギャル「え?本気?」
友「yes!」
友「男にも言っとかねぇとな…」

ギャル「えぇー…」


男「さぁそろそろ暗くなってきたよ!」
幼「そうだね」

男「取って置きの場所へ行こうと思う」
幼「まさかこの前の所じゃないよね?」
男「…」
幼「図星なのか…」
男「じゃあ場所変更だ」
男「いや、時間と場所を変更だ。」
幼「ふぅん…」
男「期待してないだろ」
幼「いやまぁ…はい」
男「…絶対嫌な思いはさせねぇよ」
幼「…え?」ドキッ
男「ときめいた?」
幼「…」

男「まぁホントに大丈夫だからさ」
幼「じゃあ少し期待してあげる」

男「ありがとよ」
ブブブブ

幼「やっ…な、何でこんなとこで…」
男「おならじゃねーよ?」
男「バイブですよ?」

幼「誰から?」
男「友さんですな」
男「…何かあったのか?」

幼「とりあえず出なよ」
男「おう」

ピッ
友『…』
男『…もしもし?』
友『あっ…』コホン
友『hq!hq!』

男『…こちらhq…』
友『こちらパトロール!』
男『用件は?』
友『敵しゅ…』
ブチッ

幼「なんだったの?」
男「イタズラだったみたい」
幼「そう」

ブブブブ
男「…」
幼「…話だけでも聞いてあげなよ…」

ピッ
男『こちらhq!』
友『は?何ふざけてんの?』
男『…』
男『じゃあな』

友『だぁぁ!ちょっと待っ』
ブチッ

男「悪質なイタズラが多いよな」
幼「…」

男「さて、ボーリングでもいかない?」
幼「あ、うん」

ブブブブ
男「…」
ブチッ

幼「…」
男「行こか」
幼「うん」


友「出てもくれなくなった。」
ギャル「そりゃあね…私でもそうするもん」

友「でもめげないのが俺。」
ギャル「ガンバ。」
友「よし…時間おいてもっかいだ」
ギャル「じゃあ次はどうする?」

友「姉ちゃん仕事だからウチ来る?」
ギャル「行く行く」

ギャル「…ってお姉さんなんの仕事してるの?」
友「昼はol。夜はアゲハ」
ギャル「なるほど」

ギャル「よく体が持つね」
友「無駄に体力が多いんだよあのバカは」
prrr
ピッ
友『もしもし?』
姉『あ、弟か?』
友『うん』
姉『今私の事バカにしなかった?』
友『((((゜д゜;))))』

姉『帰ったら覚えとけ』
ブチッ
友「((((゜д゜;))))」
ギャル「…何も言えないよ」

ボーリング場
男「ファイヤァァァ!」
コロコロ
コロン

幼「うわぁ…」
幼「1本だけだし何あの遅い球…」
男「まぁまぁかな」
幼「あれで!?」

男「幼馴染の番だぞ」
幼「…上手くできるかな」
男「力を抜いて投げればいいぜ」
幼「あんたにアドバイスはされたくないよ…」

幼「ほっ!」
ゴォォォ
ガシャーン

幼「やった!ストライク!」
男「そんな馬鹿な…」

幼「私が298点で…」
男「俺が11点か」

幼「何か逆にスゴいね。毎回1本って」
男「そう褒めんな」

幼「…頭がおめでたいね」
男「はっはっは」


友ホーム

友「まぁ落ち着いて」
ギャル「いや別に慌ててないよ?」

友「お茶でもだそう」
友「麦茶がいい?綾○がいい?」

ギャル「1つはペットボトルだよね」
友「緑茶か…わかった。俺の部屋で待っててくれ」

ギャル「…」
ギャル「うん」

友「あ、男に電話しなきゃ」
ギャル「…ホントに行っちゃうの?」
友「オレウソツカナイ」
ギャル「ホントにホント?」
友「ああ」
ギャル「…」グスッ
友「泣くなって。会えなくなった訳じゃないんだから」

ギャル「…うん」グスッ


ブブブブ
男「またか…」
幼「今度はちゃんと聞いてあげなよ」

男「うぃ」
ピッ
男『もしもし』
友『あ、男さんいますか?』
男『はい。』
友『変わってもらえますか?』
男『はいはい。ちょっと待っててね』
男『…』
友『…』

男『おぉ、お待たせ』
友『あ、男。』
男『どうしたよ?』

友『…俺さ、アフリカ行ってくる』
男『そうか、気を付けてな』
友『お土産は何でもいい?』

男『虎の毛皮』
友『わかった。じゃあ年明けに帰るからそれまでじゃあな』

男『おう』
ブチッ

男「友のやつアフリカ行くだって」
幼「そう」
男「あ、今何時だ?」
幼「んー…」
幼「7時かな」

男「晩飯行くか」
幼「うんっ」

友「じゃあ早速明日行ってくる」
ギャル「気を付けてね」友「おう」
ガチャ
姉「ただいまー」
友「((((゜д゜;))))」
ギャル「お、おかえりなさい」

姉「あら?どちら様?」ギャル「あ、えと…友くんと…お付き合いしてます…ギャルです。」

姉「あ!あなたがそうなんだー」
姉「綺麗な人ね~」
ギャル「いやそんな…」姉「あ、ちょっと待っててね」

姉「おい、我が弟よ」
友「」
姉「来い」クイッ
友「」トボトボ


男「はい、飯終了」
幼「やっぱこの方が早いね」
男「それは触れない約束だゾ☆」
幼「キモイ」
男「…」

男「今は…8時か」
幼「時計ばっか気にしてるね、用事でもあるの?」

男「あるといったらある」
幼「じゃあここいらで帰ろうか?」
男「イヤお前…」
幼「いいじゃん別に」
男「なんだよ、何かそっけないぜ?」

幼「別に?」
男「…何かあるのか?」
幼「何もないよ」
男「…」
幼(さっきからトイレ我慢してるなんて男の前じゃ言えるはずない…)

男「それに何か震えてるし」
幼「何でもない!」
男「俺といたくないなら帰ろうか?」
幼「…」
幼「そんなわけ…ないじゃない」ボソ

男「ん?」
幼「!」

男「ど、どうした?」
幼「あ…あぁ…」
幼(も、漏れる!)

幼「ち、ちょっとお手洗…」
男「おぉい!呻き声なんか出してホントに大丈夫か!?」

幼「…」
幼「うぅ…」
タタタタ

男「あ、おい!」
男「…行ってしまった。」


幼「はぁはぁ…」
トイレ
幼「う!」

幼「ふぅスッキリ」
幼「さて男は…と」

幼「何かしょげてる…」

男「はぁ…」
幼「…ね!」
男「…」
幼「プランがあるんでしょ?」

男「聞いてたのか…?」
幼「うん!さっきはごめんね。」
男「いや…いいよ」
男「俺が悪いんだし…」
幼「んー…何が悪いと思ったの?」
男「…つまんなかったろ?」
幼「そんなことないよ」

幼「ちょっと前に言ったじゃん」
幼「楽しいって」

男「…幼馴染」
幼「最高のプランってので案内してよっ」

男「…ああ」
男「絶対もっと楽しませてやる。」
幼「ふふ、行こ?」

幼(さすがにトイレは言えなかった…)
男「じゃあまずは東京タワー行こう」

幼「遠くない?」
男「でもそこに行きたいんだ」

幼「男が言うなら…」
男「よし、早くいかないと間に合わなくなる」

幼「え?間に合わないって?」
男「こっちの話だ」

2時間後
男「やっぱ遠いな…」
幼「混んでたもんね」

pm22:30

男「…まだ大丈夫か」
幼「ん?」
男「何でもない」
幼「?何か変だよ?」
男「昔からだよ」

男「ん?」
男「あの店は…」

幼「あー、全国チェーンの洋服店だね」
男「…」

男「ちょっと待っててくれ。」
男「すぐ戻る」
タタタタ

幼「あっ…」
幼「また待つの…?」

コンビニ
男「…残高は…」
\31,105

男「ギリギリやん…」
男「まぁいいや。全額下ろして…」
男「よし行くか」

店員「あざっしたぁ」
ウィーン

男「全国だから絶対あるよな…」

pm22:37

男「まだ余裕はあるか…」

男「とりあえず急ごう」
タタタタ

洋服店
男「…」キョロキョロ

店員「何かお探しですか?」
男「あ、実は…」


店員「あ、それでしたらこちらに」
男「どうも」


幼「まだかなー…」
幼「…何しに言ったんだろ…」

子供「おかぁぁさーん」ウワァァン

子供「どこぉぉ」ウワァァン

幼「…迷子…」
幼「男はまだ戻らないし…一緒に探してあげよ」
幼「僕ー?迷子ー?」


店員「お会計30,000円になります」
男「…さらばvita…」
スッ

店員「ちょうどお預かりします」
男「あ、プレゼント用に包んでくれますか?」

店員「はい、少々お待ちください」
男「はい」

pm22:47

子供「お姉ちゃん、ここだよ」
幼「そっか。じゃあ周りを見て探そ?」

子供「うん」グスッ
幼「男の子が泣いちゃダメだよ?」

幼「ね?」
子供「…うん!」ゴシゴシ
幼「ふふ、いい子。」


店員「お待たせいたしました」
男(おせぇよ…)
男「あ、はい」

店員「ありがとうございました!」
ウィーン

男「時間は…」
pm23:07

男「そろそろだな…」
タタタタ

男「おーい、お待たせ…」

男「あれ?あいつどこだ?」


幼「ふええん…」グスッ
子供「大丈夫だよ!」
母「そうですよ、お連れの方もすぐ見つかりますよ」

子供「お母さんもすぐ見つかったもん!」

幼「…やっぱ東京はわかんないよぉ…」グスッ
母「待ち合わせとかは…」

幼「…あ!」
幼「東京タワーに行こうって…」

母「東京タワー…ここからならバスですぐですよ」
子供「うん!」

幼「…」ゴシゴシ
幼「わかりました。」
幼「じゃ、失礼します!」

母「はい。気を付けてくださいね」

幼「はい!」
タタタタ

子供「ね、お母さん」
母「なぁに?」

子供「内緒で付いていってごめんなさい!」
母「ホントよぉ…」
母「でもまさか家まで来てくれるなんてね」

子供「住所言ったらお巡りさんに聞きながら送ってくれたんだよ!」

母「あらそう…」
母「今度あったらお礼しなきゃね」
子供「うん!」

幼「…」
タタタタ

幼「あ!来た!」

プシュー
幼「よいしょ!」
プシュー
ブゥゥゥン

幼「ふぅ…」

pm23:24

男「幼馴染ー!」
男「どこだー!」

男「…ここにもいない…」
男「ちくしょう…時間が…」
男「…」

男「もしかして…東京タワー…?」
男「くっ…」
タタタタ

東京タワー
男「はぁはぁ…」

男「いない…」
男「どこだよ…!」

pm23:39


幼「…何でこんな混んでるのよ…」
幼「早くしないと男が帰っちゃう…」

幼「早くぅ…」


男「…例え間に合わなくても待ってるか…」
男「…」ボー
男「今どこにいんだよ…」

男「はぁ…」


幼「ついた!」
プシュー

幼「急がないと…!」
タタタタ
pm23:57

男「…もうダメか…」

幼「男ー!」
男「…」クル

男「!幼馴染!」

幼「ごめんね…」ハァハァ
幼「ちょっと迷子が…」

男「…まだ…大丈夫か?」
男「来い!」グイッ
幼「え?」
タタタタ

pm23:58

男「急げ!」
幼「な、何でそんなに…」
幼「ていうかここってこんな時間まで入れるの?」

男「…1年に1回だけな」
幼「え?」
男「ほら早く!」
タタタタ

展望台
幼「…」ハァハァ
幼「…人がいっぱい…」

男「こっちだ」
スタスタ

幼「あ、待ってよー」
タタタタ

pm23:59

続きは夜書きますね~

では!

10時ぐらいに書き始めます

男「…ここだ」

幼「…わー…」
幼「夜景がきれいだね~」

男「…スカイツリーが見えるだろ?」
幼「うん」
男「よく見てな」
男「これがお前に見せたかったやつだ」

幼「…わかった」
pm23:59,42

男「…」
幼「…」
男「幼馴染」

幼「ん?」

チュッ
pm0:00
男「…好きだ」

幼「…え?」

パァァァ
恋人a「あ、スカイツリーが…」

恋人b「スゴいイルミネーションだね」
恋人a「…これからも一緒にいような」
恋人b「うん…」

男「…だから」
幼「…」
男「お前が好きなんだ」
男「もしよかったら…付き合ってくれ」
幼「…」
幼「もうちょっとちゃんと言えないの?」

男「わ、悪い…」

男「多分…小さい頃」
幼「うん」

男「その時からずっと好きでした」
男「良かったらお付き合いしてください」

幼「…」
男(ダメ…か)
男「ごめん、忘れて…」
幼「」ポロポロ
男「!?」

男「ど、どうした!?」
男「やっぱ迷惑だったか…?」

幼「…そい」ポロポロ

男「え?」
幼「遅い!」ボロボロ

幼「いつまで…待たせんのよ…」ポロポロ
男「ごめんな…タイミングが掴めなかったし、お前に嫌われてるとばかり…」

幼「んなわけない!」
幼「ずっと…ずっと待ってた…」グスッ

幼「ずっと男を想ってた!」

男「…!」
幼「ちっちゃい頃から今までずっと!」
幼「ホントに…」

男「…」
ギュッ

幼「あっ…」
男「想っててくれたことは嬉しい」
男「…でも今聞きたいのは遠回しなことじゃない」
男「直接聞きたい」
幼「…」
幼「…好きです」
幼「こちらこそ…お願いします…」

男「…ありがとう…」
幼「うん…」
男「これからもよろしくな」

幼「うん!」

幼「…」
男「…」
幼「あ…お、男…」
男「ん?」

幼「周りの視線が…」
男「え?」

ワカイッテイイワネー
ワタシタチモ
アアイウコロガアッタンダヨネ

ネー

男「あっ…」
バッ
男「ご、ごめん」
幼「…いいよ。」

男「あ、あとこれ」
幼「これは…?」

幼「これって…」
男「小遣い半年分だ」
幼「…」ウルウル
幼「ありがとう!」ダキッ
男「お、おい…」
幼「ありがとう…」
男「…」
男「さ、帰ろうか」
幼「うん…」

男ホーム

男「ただいま」
妹「おかえりー!」
男「おぉ…ほらエクレア。」
妹「ありがと!」
妹「あと可愛いのは…」
男「ん、コイツ」グイッ
幼「あ…」
妹「あー!」

幼「…こんばんわ…」
妹「こんばんわ!」ニコ
男「可愛いだろ?」
妹「うん!」

母「あ、おかえりなさい」

男「ただいま」
幼「こ、こんばんわ」

母「あらあら」
母「いらっしゃい。」

幼「どうも…」
母「…」ハハーン
母「部屋にいっても邪魔しないようにするわね」
男「ちょ…」
幼「やっ…」

妹「なんでー?」
母「そうね…」
母「まぁ…少子化対策に貢献するってことかしらね」

妹「?」
男「んなことせん!」
幼「え…?」

男「まだせん!」
幼「…ふふ」

男部屋

男「さっきはごめんな…」
幼「ん?」
男「いや…何でもない」
幼「そっか」

男「今日泊まるか?」
幼「!」
幼「」アタフタ
幼「」オロオロ

男「別に何もしないよ」
幼「それはそれで…」
男「じゃあ…やるか?」
幼「…」
男「無言はオーケーってことでいいんだな?」
幼「!」

男「電気消さなきゃな…」
パチ

幼「や、やっぱダメ!」
男「…よかった…」
幼「…え?」

男「簡単に股開いたら別れようと思っててな」

幼「…よかったぁ…」
男「じゃあ寝ようぜ」

幼「うんっ」
幼「おやすみ」

男「おやすみ」
………
……


1週間後
空港

友「やぁ!」
男「お!」
幼「来た!」

ギャル「」ウルウル
ギャル「寂しかったー!」ギュッ

友「もうどこにも行かねぇよ」
ギャル「…うん!」

男「友、虎の毛皮」
友「ほれ」ポイッ

男「おぉぉ!マジで!?」
友「俺に不可能はない」
友「あ、皆初詣はいったか?」

男「まだだな」
幼「うん」

ギャル「私は友くんが来るの待ってたからまだだよ」

友「よし、じゃあ初詣行こうか!」
全員「おー!」

初詣
友「幸せになりたい」
男「幸せになりたい」


幼「男とずっと一緒にいれますように…」
ギャル「友くんとずっと一緒にいれますように…」

チャランチャラン

友「よぉし!」
男「よぉし!」

男・友「あとは学園ライフの満喫じゃああ!」

ギャル「テンション高いなぁ…」
幼「そういう人たちじゃん、ね?」

ギャル「だね!」

春休み
友「ブェェックション!」
男「きたねぇな、場をわきまえろ原始人が」
友「いつになくひどい…」

幼「お花見だからってお酒飲むから…」
ギャル「警察来たらヤバイよ?」

男「いいのいいの」ヒック
友「こりゃ知らんぞ」

警察「君たちー」

男「逃げろ!」
ダダダダ
幼「ほらもー!」
ダダダダ
ギャル「ははははっ」
ダダダダ

友「アフリカで鍛えたこの脚力を…いざ!」
ズダダダダダ

警察「あ…場所譲ってほしかっただけなのに…」

夏休み
友「ウチの実家に帰省中☆」
男「俺らは付き添い☆」

幼「何か…でそうだね」
ギャル「ね…」
姉「出るわよ?」

友「ああ、だから夜はこの結界を張ってるんだ」
幼「」
ギャル「」
男「決壊はしないのか?」
友「黙れ」
男「…」

友「まぁ大丈夫だって」
姉「うんうん」
男「ならいいか…」

友「それより冬はどこ行く?」
男「もう冬かよ」
友「まぁまぁ」

男「…スキー行くか!」

冬休み

男「ひぃやっほー!」ズザザー

友「((((゜д゜;))))」
ギャル「ど、どうしたの?」
友「雪…冷たい…」
ギャル「そ、そりゃあね」

幼「男ぉ!助けてぇ!」
男「待ってろー!」ズザザー

男「ほれ」テヲダス
幼「かっこよくみえるのは…なんで?」

友「ゲレンデマジックさ」
ギャル「とりあえず座ってないで立ちなよ」

温泉
友「冬といったらこれさ」
男「あったけぇ…」
友「…」ジー
友「ギャルが…dか…」
男「おぉい!」
男「俺も見せろ!」

ジー
男「」
友「ん?」
友「…」ジー
友「バ、ババァァァ!」

ギャル「騒がしいね」
幼「ギャルちゃん…デカイ…」
ギャル「幼ちゃんもすぐ大きくなるよ」ワキワキ

幼「出ようか」
ギャル「…」

卒業式・男達は在校生

男「あおー」
友「げばー」
幼「とおー」
男・友・幼「としー!」

新学期
男「お!また同じクラスだ!」
友「ギャルがいないのがな…」
幼「毎日あってるんだから…」

友「まぁ結婚の約束してるし今は我慢だな」

男「早っ!」
幼「…」チラ

男「…」チラ
友「…」ニヤニヤ

1年後

友「…ヒッグ…ウグ…」
男「終わりだな」
幼「だね」
友「うぉぉぉ!」
男「」ビクッ
幼「」ビクッ

友「お前ら…元気でな!」
男「おう、また明日な」
幼「また明日ね」
友「おう!」

後輩「せ、先輩!」
友「ん?」
後輩「あなたじゃないです」
友「…」
男「え?俺?」

後輩「はい!その…第2ボタン下さい!」
幼「…」
男「ごめんな、先約がいるんだ」

後輩「や、やっぱり幼先輩と…」
男「うん」
後輩「…わかりました…」トボトボ
男「第3でよかったら…」
後輩「貰います!」

帰り道
男「…はぁ」
幼「どうしたの?」
男「就職だよ…」

幼「あー…」
男「内定貰ったは貰ったんだけど…」
幼「良かったじゃん」

男「…まさか…一流企業なんて…」
幼「…収入安定じゃん?」
男「いや…友のお姉さんの会社だからさ…」
幼「じれったいなぁ」

男「毎日愚痴を聞いてもらうって言われたんだよ!」

幼「…」
幼「頑張って」
男「…うん」

男「あ、もう一個言いたいことが」
幼「今度はなに?」ハァ

男「結婚しよう」
幼「はいは…い?」
男「指輪は遅くなるけど…」

幼「え?」
男「イヤか?」

幼「…え、あの、その…」
幼「」プシュー

男「…オーバーヒートした…」

幼「こんな私でよければ…」
男「起きるタイミングわかんないな…」

男「っていいの?」
幼「うん…」
男「…じ、じゃあ今度挨拶に行かないと」
幼「そうだね」

三日後
男「む、娘さんを…」
父「男ちゃんならオールオッケー!」

幼「まだ最後までいってないよ…」
父「だいたいわかる」
幼「そうだけども」

男「あ、ありがとうです!お父さん!」

父「あぁ?誰がんな名前で呼んでいいっつった?」
男「申し訳ありません」
父「わかればいいのよ♪」

男「…明日から夫婦だな」
幼「まだ未成年だからさ、同棲ってことにしようよ」

男「お前が落ち着いた頃でいいよ」
幼「うん!」

成人式

男「うっす!」
友「おぉ我が友よ!」
ギャル「おひさー」

男「あれ?ギャル…」
ギャル「妊娠7ヶ月です!」
男「てことは…」
幼「私達と一緒だね」
友「お前らもか」

幼「仲良くなってくれるといいね」
ギャル「ねー」

8年後
友「こら、喧嘩したなら謝んないとダメじゃないか」

男の子「やだ!」
ギャル「パパとママの言うこと聞きなさい」
男の子「いーやーだ!」


男「ほれ、遊びに行くときぐらい仲良くしろって」
女の子「…うん」
幼「久々だなー…」
幼「元気にしてるかな?」
男「あいつらはいつだって元気だよ」
幼「だね」

妹「お兄ちゃーん」
男「ん?」

妹「私もいきたい」
男「バイクで来い」

妹「じゃあ貸して♪」
男「ほれ、鍵だ」
妹「ありがと!お兄ちゃん大好き!」
男「昔から好きなんだよな」

妹「なっ…い、言わなくていい!」
幼「可愛いね」

女の子「…うん」
男「さ、行くぞ」

友「そろそろくんぞ」
ギャル「だね」

男の子「…」
男の子(恥ずかしくてあいつに強気な態度とってるなんて言えない…)

友「じゃあ来たら謝れよ?」
男の子「じゃ、一発芸見してよ!」
友「…」

友「うぉぉぉい!」エガシラフウ

ギャル「わかんないと思うよ」

約7歳でこの幼さwww

ブーン
キキッ
ガチャ

男「お待たせ」
幼「ついたー!」

友「おぉ、久しぶり」
ギャル「元気そうだね」
男「おう」
幼「うん」
男「そういやガキどもは夏休み以来か」
友「喧嘩したらしいな…」
幼「ごめんね…」
ギャル「よくあることだよ」
妹「ついたー!」
男「おい、皆見てみろ」幼・友・ギャル・妹・男「…」ジー

女の子「…」キョロキョロ
女の子「あっ!」

男の子「うっ…」
女の子「…」
テテテ

女の子「ひ、久しぶり…」

男の子「く、くんな!」

終わり

ありがとうございましたぁ!

>>867
え?一年生ってこんなもんじゃないですか?

乙!
綺麗にまとまったじゃん、この落ちすごく好きだ
ずっと見続けてきてよかった

ところで後日談とかないのかなーチラッチラッ

>>871
ありがとうございます!
…後日談…
ちょっとお待ちを…


これは保存させてもらう
映画化希望

後日談は今日の夕方以降になるかな…
見てくれるのであれば書かせてもいます!

>>873そんな大袈裟な(笑)

ラストは夕方書きますー

もし目に留まれば見てくださいな

すいません
遅れます

数日後

男「出掛けるか」
幼「どこに?」
男「ある人の所」
幼「私も知ってる?」

男「行けばわかるよ」
女の子「私はー?」

男「お前はまだわかんないかな」
男「支度しろー」

幼・女の子「はーい」

男(久々だな…)

男(元気にしてるかな…)

高速道路
男「今から俺の美声を聞くんだ…」
幼「え…」
女の子「頑張ってね♪」
~♪
男「まどぉからぁ!」
男「ながぁれるぅけぇしきぃ!」
男「かぁわぁらーなぁぁい!」

曲名:遥か

女の子「聞くに耐えない歌だ…」ボソ

幼「…」
男「…」

昔の家
男「さぁついたぞ」
男「住所変わってなければここであってるはず」

幼「ここどこ?」
女の子「どこ?」

男「父さんの家だ」
男「さよならも言わずに向こうに行ったからな…」
男「会うのは10年ぶりだな」
幼「…久しぶりに帰ってきたんだ…」

女の子「?誰?」
男「おじいちゃんのことだぞー」

ピンポーン
男「…」
男「いないかな…」
幼「かもね」
ピンポーン
男「…いないか…」
男「ここまで来たし観光しながら帰ろうか」

幼「…うん」
ガチャ
父「…はーい…」
父「どちらさ…ま?」

男「あ…」
父「…男か?」

男「…父さん…」

父「ひっさしぶりぃ!」
父「元気だった~!?」
男「あ、うん…」
父「あれ?そちらのべっぴんさんは…」

父「幼ちゃん!?」
父「綺麗になったねー!」

幼「あ、はい…お久しぶりです」
父「そのちっこいのは…」
男「あ、俺らのこども…」
父「孫か!?」
父「おーおー」
父「おめぇもそんな年になったんだなー」

父「まぁ立ち話もなんだから入れや!」
男「…」

父「ほら入った入った!」
男・幼・女の子「お邪魔します…」

居間
父「いやぁ!でかくなったなー!」
男「やけにテンションたけぇな」

父「実はな…」
男「あ、長くなりそうなんでいいです」
父「遠慮すんな!」

男「いや、マジでいいです」
父「何でさっきから敬語やねん!」

男「…どうせ…親友だろ?」
父「な、なんで知ってんだ…」
父「ストーカー!?キャー!」

男「んなわけねぇだろ」

父「まぁどうでもいいか」
男「…」
父「それにしてもあの小さかった幼ちゃんがなー」

父「こんな優男のどこが気に入ったんだ?」
男「おい、別にいいだろ…」

幼「全部です!」

父「そーかそーか」
父「そっちの子は…」
女の子「は、初めまして!」

父「うんうん」
父「初めまして。」
父「顔は…幼ちゃんに似て良かったな…」

幼「いやいや…」
父「いやホントよかった」

男「そこまで俺の顔ひどくねーだろ」

幼「でも彼がいなかったら今の私はいませんよ」
父「そうかそうか」
父「君はもう好きな子はいるのかい?」

女の子「…」テレテレ
父「いるのかー」
父「俺?」

女の子「そんなわけないです」
父「…」
男「ははは」
男「お前は友の子供が好きなんだよなー」

女の子「ち、違うもん!好きじゃないもん!」

男「嘘つけ。じゃあ俺か?」
女の子「違う…くないけど違う!この音痴!」
男「…」

幼「やっぱ親子だね」

父「ま、まぁいいさ」
父「で、だ!」

父「泊まってくだろ!?」
父「なぁ!」

男「いやー…」
幼「その…」
女の子「高級ホテル予約してるのでこんなとこに泊まりませんよ」

父「…」
父「んな金があるのか?」

男「…一応一流企業」
父「…」

父「見せ場がない!」
男「…今度は母さんもつれてここに泊まるよ」

父「母さん…か」
父「元気にしてるか?」

男「うん。」
父「あの時は…悪かったな…切羽詰まってたんだ」

男「わかってるよ。」
父「…ありがとう」

男「じゃあ俺ら他にいくとこあるから、そろそろいくよ」

父「そうか」
父「また遊びに来いよ」

男「おう」
男「じゃあ…また」
父「ああ」

ガチャ
父「男…」
男「ん?」

父「今日はありがとな」
父「久々に会えて嬉しかった」
男「よせよ…」

幼「お邪魔しました」
女の子「お邪魔ー」

父「またねー!」

男「最後までそのテンションか…」

ガチャ
バタン
ブロロロロ

父「…元気でな」


男「さて、まずは昼飯だ」
幼「ほーい」
女の子「はーい!」

男「ふぅ、食った食った」

幼「最近お腹がいっぱいになるのが早い…」

女の子「いっぱい!」
幼「だねー」

男「さぁあと1時間ぐらい走るぞ」

公道
男「今年!の春はどこにいこうか!」
男「今年!の夏はどこにいこうか!」

男「はぁるの桜も夏ぅの海もぉ!」

hilcrhyme:春夏秋冬

幼「それ以上私の好きなヒルクライムを汚さないで」

女の子「うん、やめて」
男「…」

男「で、でもな!」
幼「うん」

男「glayの…」
女の子「やめて!」

幼「あぁこの子glay好きなんだよね」
男「…」

女の子「歌うのは私がいないときにして!」

男「…」
男「そんな音痴かよ…」

幼・女の子「うん!」


男「…はぁ…」

ある屋敷
男「ここだ」
幼「ここは?」
女の子「どこ?」

男「親友の家だ」
幼「親友…さん」

女の子「誰?」
男「俺の大切な友達の家さ」

女の子「友達?」
男「そう」

ピンポーン
ガチャ

メイド「はい…」
男「お久し振りです」

メイド「…?」
男「親友の友達です。」

メイド「あ…男様!?」
男「はい」

男「あいつの…墓はまだありますよね?」
メイド「はい…」

メイド「でもどうして?」
男「報告したいことがあるんです」
メイド「…わかりました」
メイド「では、お気を付けて。」

男「はい」

ガチャ
バタン
ブゥゥゥ

メイド「ふふ、親友様もお喜びになるでしょう…」



男「こっから20分ぐらいだな」
幼「はーい」

女の子「遠い!」
幼「まぁまぁ」

男「俺の歌聞かすぞ」
女の子「」
幼「」

男「二人して黙るなよ…」

お墓
男「ここだな」
幼「…大きい…

男「そりゃあそうだろ」

女の子「パパまってー」トコトコ

男「よしよし」

男「さて…」


男「親友…コイツらが俺の嫁さんと子供だ」

男「可愛いだろ?」
幼・女の子「…」テレテレ

男「ほらな?こんな姿もかわいい…」

男「…」
男「なぁ…お前は元気なのか?」

男「女は今、昔知り合った人のとこで根を叩き直してもらってるよ」

男「…いい気味だな」

幼「…男…」
男「だってさ、お前の命を奪ったんだぞ」

男「俺がこの手で…」

幼「…」
女の子「パパ…」

男「…」ポロポロ

男「…うぐっ…」
男「…ありがとう…何回でも言う…」

男「今までありがとう…」


幼「男…」
男「お前らは戻っててくれ…」

幼「…うん」
女の子「パパ、元気だして!」

男「…!」
男「あぁ…わかった。」

女の子「うん!はやくきてね!」
幼「さ、車に戻るよ」

スタスタ
ガチャ
バタン

男「…」

男「なぁ…こんな俺がさ、ここまで来れたのはお前のおかげだぜ」

男「夢の中で約束したよな」

男「真っ直ぐに生きろって…な」

男「なんとか守れてるよ」
男「…俺はこれからもお前との約束を守り続ける…友達だからな!」

男「また…来年来るな」

女の子「パパーまだー?」
男「今いくー」

男「…じゃあな」


fin

どうもーありがとうございましたー!

ちょっと日本語が分からなくなりましたがなんとか出来ました


また明日、少しだけ書きます

それでは…
おやすみなさい

番外編

男「そういやぁ何で男の子と喧嘩したんだ?」

幼「あ、それ気になる」

女の子「うー…」モジモジ

男「まさか…約束を破って喧嘩したみたいなことは…」
幼「私たちのことだよね」

男「yes!」
幼「…」

女の子「そんな下らない理由じゃないよっ」
男・幼「…」

男「そ、壮絶な体験をしてきたのに…」
幼「まぁまぁ…」

幼「でさ、何が原因?」

女の子「…ょうびに…」ゴニョゴニョ

幼「ん?」

女の子「誕生日にプレゼント渡し忘れたの!」

男「…」
男「く…くっだr」
幼「…」ドコッ

男「うぐ…」
幼「でもそのあと渡したんでしょ?」

女の子「…」フルフル

女の子「バレンタインも合わせてチョコケーキにしたかったんだけど…」

幼「…」
男「…」
女の子「その…」

男「溶けちゃったと」
女の子「うぅ…」

幼「あの子誕生日夏だからね…」
女の子「うん…」

女の子「外に出してたらべちょべちょになってて…」

男「何でまた外に…」
幼「…」
女の子「お酒とか入ってて…」

女の子「勝手に出したら怒られると思って…」

幼「ごめん」
男「あぁ…ブランデーが2本あったな…」

幼「それ私の…」
男「え!?そんな酒強かった!?」

幼「違うもん!買いにいくのが面倒だったから…」

男「あぁ…そゆこと…」
男「ん?お前下戸じゃなかった?」

幼「…」
男「おーい…」

幼「黙秘します」
男「…」

女の子「それで…外に出してたら…まぁ…」
男「そっか…」

幼「でもさ、だったらもう一回作りな」
幼「遅くなってごめんねって言えば大丈夫だよ」

女の子「…そうかなぁ」

男「よし、そうと決まれば友とギャルを呼ぶわ」

幼「またお酒が…」
男「ん?」
幼「何でもないよ」

幼「あ、その前にケーキ作んないと」

男「あ…そうだったな」
女の子「パパって頭悪いよね」
男「…」

幼「ま、まぁまぁ…」
男「こんな子に育てた覚えはない…」グスッ

女の子「でもそんなパパが大好きだよ♪」
男「…」ブワッ

男「女の子ぉ!」ギュッ


幼「男の扱いに慣れとる…」

ケーキ手作り中

男「俺なんかすること…」
幼「ない」
女の子「ない」

男「…」
幼「テレビでも見て待ってて」

女の子「うん」
男「…」

男「で、でも少しぐらい男の意見を取り入れた方が…」

幼「友くんの子供ならどんな風かわかってるよ」

男「…」
幼「でも…」
男「…?」

幼「手伝いたいなら…」
男「!」
幼「皿洗いお願い♪」
男「」

完成後

幼「うん、可愛くできたね」
女の子「うん!」

男「」ガチャガチャ

男「終了!」
幼「お疲れ」

女の子「大義であった」

男「使い方違くね?」

ピンポーン
男「ん?」
幼「もう呼んだの?」

女の子「早い男は嫌われるよ」
男「…いやまだ呼んでない」

男「まぁいいか」
男「はーい」
ガチャ

妹「やっほ」
男「お前か」
妹「私だ」
男「暇をもて余した」
妹「神々たちの」
男・妹「あそ…」

女の子「つまんないことしてないで早く入ってもらいなよ」

男・妹「…」

男「入って入って」
妹「あ、うん」

幼「久しぶり~」
妹「あ!久々です!」

女の子「…」ペコリ

妹「あ、女の子ちゃん。いつみてもかわいいねー」

女の子「そ、そんなこと…」
妹「…お兄ちゃんに似なくてよかった…」

男「お前まで言うか」
幼「ふふ。」

男「で、今日は何だ?」

妹「やだなー」
妹「遊びに来たんだよ」

男「そゆことか」

男「じゃあ今日は遊びにいくか」

幼「この子のケーキどうする?」
女の子「やっ…いいよ…今度で」

幼「いつまでたっても渡せなくなるよ?」
女の子「…じ、じゃあ明日!」

男「じゃあそうするか」

妹「ごめんね、タイミング悪くて…」
女の子「でもお姉さんが来てくれて嬉しいです」

妹「お姉さん…」
妹「おばさんって言われなくてよかった…」

遊園地
ジェットコースター
ゴォォォ
男「」
女の子「」
妹「」
幼「いえぇぇぇい!」


お化け屋敷
妹「なにこの趣味の悪い作り物」
男「そう言うな、頑張ってんだぞ」

妹「」
幼「」

昼食
男「ふう…」
妹「ふう…」

幼「はぁ…」
女の子「はぁ…」

男・妹「もう一回お化け屋敷に…」

幼・女の子「ダメ!」

観覧車
aグループ
男、幼

bグループ
妹、女の子

aグループ
男「何かさ…これに乗ると10年前の事が思い出せるんだよな」

幼「役員さんにカップルって言われてたっけね」
男「んだよ、覚えてんのか?」
幼「あんたとの事は忘れてないよ」

男「嬉しいねぇ…」

bグループ
妹「見てごらん、夜景がきれいだよ」

女の子「うわぁ…」キラキラ

妹「…ねぇ。お兄ちゃん…じゃなくてパパのこと好き?」
女の子「…は、はい」テレテレ

女の子「ママも同じぐらい好きです」

妹「そう…」
妹「私もね、小さい頃は好きだったんだよ」

妹「今もだけどね」
女の子「近親…」

妹「違う!」

妹「…」
妹「何て言うか…お兄ちゃんのとこにいると落ち着くんだよ」

女の子「!」

女の子「わかります!」
妹「あ、やっぱ?」
女の子「つい本音が出ちゃうんですけど…ずっと一緒にいたいって。私を見ててほしいって思うんです」

妹「そうそう」
妹「幼馴染さんも…そうゆうとこに引かれたんだろうね」

女の子「…だと思います」

妹「じゃなきゃあんなのと結婚しないって」
女の子「ですよねー」

帰路
幼「疲れた…」
男「もう年なのか…」

幼・男「はぁ…」

妹「…」
女の子「…」


マイホーム
男「よぉし」

妹「ん?」
男「寝る!」

妹・女の子・幼「はぁ…」

男が寝た後

妹「さてさて、今夜も始まりました~!」
妹「女子に聞いた!え?好きな人いるの?大会~!」

女の子「今日が初ですよね」
幼「そこは触れちゃダメ」

女の子「はーい」

妹「…」

女の子「でもホントそう言うの好きだよね、女子って」
幼「まぁ若いから…」

女の子「私もまだ7歳!」
幼「知ってるよ」
女の子「むー」

女の子「それに大会って…」
幼「3人しかいないから一人シードだよね」

女の子「シード?」
幼「一人だけ勝った人と戦うこと」

女の子「なるほど」

妹「あの…ダメ出しはもうそれくらいにしてください…」


女の子「楽しいのに…」
幼「これ以上は可哀想だよ」
女の子「ママが言うなら…」

妹「…」ウルウル
女の子「でもそんなお姉さんが大好きです」

妹「女の子ちゃぁん!」ギュッ

幼「兄妹の血は争えないなー」

妹「でさ、大会とかは忘れていいから女の子ちゃんは誰が好きなの?」

女の子「まず自分から言うのが礼儀だと思うんですが…」
妹「…」

幼「何か…変に律儀でごめんね」
妹「いや…大丈夫です」

妹「私は…」
女の子「パパですね、わかります」

妹「…」
妹「じ、じゃあ女の子ちゃんはどうなの?」

女の子「…」テレテレ
幼「ふふ、恥ずかしがらなくてもいいんだよ」

女の子「あ、眠い」
女の子「眠いなー」

女の子「おやすみなさい」テクテク

幼「あら…」
妹「ちょ…そーゆーのはなしでしょ…」

幼「まぁまぁ」
幼「私達も寝ましょうか」

妹「お泊まりいいんですか?」

幼「もちろん」

妹「じゃあお言葉に甘えて…」

幼「うん」

翌日
妹「じゃ、お邪魔しましたー」

男「気を付けてな」
妹「うん」
幼「またね」

妹「はい」
女の子「…次はお土産を…」

妹「ふふ、はいよ」

妹「じゃ、また!」
ガチャ
バタン


男「ふぅ、支度したら友の家いくぞー」

幼「あ、行くの?」
男「うん」

幼「はーい」
女の子「はーい」

友の家
ピンポーン

友「はいはい」
ガチャ

男「よっ」
友「…よっ」

男「悪いけど男の子いるか?」
友「ん、ちょっと待ってろ」

友「おーい!」
男の子「なーにー?」

女の子「」ソワソワ
幼「落ち着いて渡せば大丈夫だよ」

女の子「う、うん」

友「お前に客ー」
男の子「はーい」
タタタタ

男の子「誰…って」
女の子「…」
男の子「…」

女の子「あ、あの!」
男の子「は、はい!」


男「俺らは向こうに退散だ」
友「合点」
幼「ほい」
タタタタ

電柱から除く3人
男「あれ?ギャルは?」
友「中学の同窓会だと」
男「お前は?」
友「…昔の俺知ってたら誰も呼ばんよ」

男「ああ…元ヤンだったな」
友「今は違うけどな」

幼「あ、ほら!行動起こすよ!」

男「おっ」
友「ぱ」

男「」バシン!
友「いたい!」

友「ところで」
男「ん?」

友「息子に何のようだ?」
男「誕生日とバレンタインを兼ねたプレゼントを渡すんだと」

友「ほー…」
幼「若いっていいよね」
友「俺らまだ20代後半だからまだいける」

幼「浮気するき?」
男「うわっ…」

友「違うわ!」

友「て言うか」
男「いい加減あいつらのやり取り見せてくれよ」

友「いやあのさ…」
友「何で夏休み開けに会っとき渡さなかったの?」


男・幼「!!」
友「…ダメだこいつら…」

男「まぁいいじゃないか」
幼「そうだよ。」
友「…」

友「2回目だしな」
男「だな」
幼「ね」


男の子「な、なに?」
女の子「…」

男の子「用がないなら帰る!」
女の子「あ…待って!」

男の子「…」
女の子「こ、この前の誕生日…渡せなかったから…」

男の子「…持って来るって言ったのにな」
女の子「…もう遅いけど…これ!」
スッ
男の子「…これって」

女の子「バレンタインと誕生日ケーキ合わせたの…」

男の子「バレンタイン…ってことは…」
女の子「」カァァァァ

男の子「」カァァァァ

電柱
男「うぶやのぉ」
幼「やのぉ」

友「いやお前らもあんなんだったぜ」
男「なんと!」
幼「まさか!」

友「…」

女の子「受け取って…くれる?」

男の子「…貰うよ。」
男の子「ありがとう…」

友「終わったかー?」
女の子「」ビクッ
男の子「」ビクッ

男「終わったんなら帰るぞー」
幼「余韻に浸らせてもくれない大人って…」

男「まぁまぁ」
友「まぁまぁ」
幼「もう…」

男「ほら行くぞ」
友「家に入るぞ」
男「いいもん見さしてもらったわ」
友「なっ」
幼「はぁ…」

男の子「…なぁ」ボソッ
女の子「…うん」ボソッ

男の子・女の子「せーの…」ボソッ

男の子・女の子「いい加減ほっとけー!」


true end

見てる人いなかったかな…

でも一応終わりました
ずいぶんと長く付き合っていただきありがとうございました

友の過去編やりたかったなぁ…
でも収まらないんで子供たちの話、親友の話、父のその後を書きました。

1乙

友の過去偏
kwsk!

>>947
中学~高校まで
それで幼馴染に助けられるまでを書きたかったんです

一応
友 不良
姉 暴走族

って設定だったので…
レスが残ってたら書きたかったです

新しく立てますね

男が帰らなかったら。

友の過去編。

二本立てでお送りします

自己満ですが、よければ見てください

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