クラウド「擬人化マテリアか」(33)

クラウド「北の大空洞でムーバーとマジックポットの狩りをしてたら変なマテリアを見つけたな」

クラウド(セフィロスとの最終決戦に役立つのなら使いたい。試してみるか)

クラウド「なるほど支援マテリアか…。召喚獣と連結すればいいようだな、よしまずはこいつだ――」

【シヴァ】

クラウド(こいつはもともと人の様な姿をしてるからそんなに変化はないだろうな)シュピーン

ボワンッ

シヴァ「…」

クラウド(本当にあまり変わってないな。身長が人並みになっただけか?)

シヴァ「あなた様はクラウド?わたくしを使役してくださりありがとうございます」

クラウド「俺を知ってるのか?」

シヴァ「えぇ。過去に一度でも召喚していれば使った者を理解する事が出来ます。ですがこの様に話をして意思疎通は出来なかったはず…」

クラウド「それは恐らくお前と連結した擬人化マテリアのお陰だろうな」

シヴァ「わ、わたくしと…連結…////」ポッ

クラウド「あぁそうだ(こいつムッツリな想像しやがったな)」

シヴァ「クラウドと…連結////」ボソッ

クラウド「ん?」

シヴァ「い、いえ////」

クラウド「そうか。すまないが他の召喚獣も試してみたい、戻していいか?」

シヴァ「そうですか、あなた様とお話が出来てよかったです。何かありましたらまたお呼び下さいね」

シューン





クラウド「シヴァは清楚な乙女、だが少しムッツリ…と」メモメモ

クラウド「よし次だ」

【イフリート】

クラウド「シヴァはもともと人型だったからいいがこいつは想像も出来ないな」シュピーン

ボワンッ

イフリート「…」キョロキョロ

クラウド(女の子!?イフリートってメスなん!?ズボンは腰パンで上はさらし巻いただけって…。胸がキツそうだ)ジー

イフリート「…」ジー

クラウド「な、なんだ?」ジー

イフリート「おい何見てんだコラァ!!俺は見せ物じゃねぇぞ!やんのか?お?」ズイッ

クラウド「いや…(見た目どうり喧嘩っ早い性格なんだな、ただのヤンキーじゃねぇか!)」

イフリート「ん?よく見たらクラウドじゃねぇか!元気かおい!」バシバシッ

クラウド「いたっ!やめろ叩くな」

イフリート「あっわりぃ。つい嬉しくてテンション上がっちまった」バッ

クラウド「嬉しくて?」

イフリート「!?だぁーー今の無しだ!忘れろコラァ!」ゲシゲシッ

クラウド「分かったからやめろ、蹴るな。確認も終わったし戻すぞ」

イフリート「…そ、そうかよ」シュン

イフリート「…」



クラウド「何だ?」

イフリート「ま、また俺を呼べよな!喧嘩なら任せろ!相手ボコしてやっから!」

クラウド「あぁ分かった」

イフリート「絶対だぞ!約束したかんな!約束破ったらただじゃ――」

シューン




クラウド「ふむ、ヤンキー俺っ子も悪くないな」

クラウド「よし次だな」

【ラムウ】

クラウド「ラムウか…。そう言えばこいつも人型だったな、ジジィだけど」シュピーン

ボワンッ




ラムウ「腰が痛むのぅ」ヨボヨボ

クラウド「やっぱババァじゃねぇか!予想どうりだよ!俺が召喚しといてなんだけどもう帰れよ!」

ラムウ「用も無いのに呼び出さないでくれんかのぅ。老体にはこたえ――」

シューン





クラウド「あいつはバレットに渡しておこう。気をとりなおして次!」

【タイタン】

クラウド「タイタンかー、ムキムキマッチョメンのイメージしかないんだけどなぁ」シュピーン

ボワンッ


タイタン「うぅ…どうせ私なんてムキムキマッチョメンですよ……死にたい…。もうマテリア砕いちゃってくださいよぅ」ドヨーン

クラウド(えらく卑屈な女の子がきたな見た目16歳位か?年頃の女の子に悪いこと言っちゃったか)

クラウド「すまないタイタン、元の姿からの想像で発言をしてしまった」

タイタン「あぁクラウドさん、近寄らない方がいいですよ、土で汚れちゃいますから…。どうせ私は汚れてますよぅ、土まみれですよぅ」ドヨーン

クラウド「そんな事言うな!お前は汚れちゃいない!」ダキッ

タイタン「はゎ!ククククラウドさんダメですよ離れて下さい」

クラウド「離れない!」ギュッ

タイタン「あっ」ドキッ

~10分後~



クラウド「落ちついたか?」

タイタン「はいありがとうございます、なんだか幸せな気持ちになりました。これからはもう少し前向きになろうと思います。また召喚してくださいね、それでは」

シューン



クラウド「抱き締めた時のおっぱい、柔らかかったな。さぁ次だ」

【チョコボ&モーグリ】

クラウド「チョコボ&モーグリか。これは女の子が二人出てくるのか?楽しみだ」シュピーン

ボワンッ




チョコボ「もう食べれないデブゥ」ゲップ

クラウド「うわー!!デブチョコボ引いたーー!!!!ふっざけんな!戻れ!」

チョコボ「デブゥゥゥ――」

シューン

クラウド「1/16であの超デブを引く位ならこんなもんバレットにくれてやるよ!」

【リヴァイアサン】

クラウド「はぁ酷いものを見たな。リヴァイアサンはどうだ?」シュピーン

ボワンッ




リヴァ「あらぁクラウド、会いたかったわぁ」ギュッ

クラウド「な!?(むこうから抱きついてきた)」

リヴァ「最近召喚してくれなかったから私寂しかったのよ?もう焦らすのがうまいんだから」クスッ

クラウド「い、いやぁ最近はap稼ぎだけしてたから召喚が必要なかったんだ」アセアセ

リヴァ「おかげでれんぞくぎりもみだれうちなったものね。それでもお姉さんをほっとくなんていけない子。この埋め合わせはあるのかしら?」

クラウド「え~っと…(なんだこれ)」

リヴァ「それじゃあ今度この姿で私を召喚して?その時は二人で………夜の大海衝でもしましょ」ミミウチー

クラウド「!?(え?夜の大海衝ってなんだ!夜の大海衝ってなんなんですかーー)」

リヴァ「それじゃあねクラウド。違う召喚獣に目移りしちゃダメよぉ」

シューン




クラウド「………正直たまらんですわ」

【バハムート】

クラウド「バハムートか。こいつはどうなんだ?バハムート改とバハムート零式もいるが」シュピーン

ボワンッ




バハムート「ちょっと遅いわよ!やっと召喚したわね。どうせ他の召喚獣といちゃいちゃしてたんでしょ!」

クラウド「いやいちゃいちゃなんて…」

バハムート「ずっと待ってたんだから」ボソッ

クラウド「ん?」

バハムート「な、なんでもない!」ツーン

クラウド「すまなかったな」ナデナデ

バハムート「あぅ////撫でたって許さないんだから!」

クラウド「じゃあどうすれば許してくれるんだ?」ナデナデ

バハムート「キ…キ……ス…」ボソッ

クラウド「なんだって?」ナデナデ

バハムート「もー!わざとでしょ!もう知らない、帰る!」プイッ

クラウド「そうか、また呼ぶよ」チュッ

バハムート「!?ぇっちょっ////今の何よクラウ――」

シューン





クラウド「バハムートってツンデレだったんだな、可愛い奴め」

【フェニックス】

クラウド「フェニックスか。こいつにはお礼を言いたいと思っていたんだ」シュピーン

ボワンッ




フェニ「やっクラウド。もー酷いじゃないか!僕をファイナルアタックとしか連結させないなんて!僕拗ねちゃうよ?」

クラウド「すまないな、でもお前のお陰でエメラルドウェポンのエメラルドビッグバンで全滅しても安心だったんだぞ」ナデナデ

フェニ「そう?僕がクラウドの役にたてたならよかったよ!もっと撫でてー」ニコニコ

クラウド「あぁ、いつもありがとな」ナデナデ

フェニ「エヘヘ~」ニコニコ







クラウド「もういいか?そろそろ戻すぞ」

フェニ「そっかー残念だけどじょうがないよね!また僕を呼んでね!あっそうだクラウド、ちょっとしゃがんで」

クラウド「何だ?」グイッ

フェニ「えい!」チュッ

クラウド「!?」

フェニ「じゃーねー」ニコッ

シューン

クラウド「元気ハツラツ少女からの大人びたファイナルアタック……効いたぜ」

【クジャタ】

クラウド「こいつは全く想像出来ないな。吉とでるか凶とでるか」シュピーン

ボワンッ




クジャタ「うおぉぉぉ!!!!クラウドぉ!!貴っ様こんな所でap稼ぎなんてしてないでさっさとセフィロスを倒しに行かんかー!!!!」ドゴォ

クラウド「ぐはっ!!」ズザー

クジャタ「ナヨナヨした性格しおって!根性叩きなおしてやる!」ゲシゲシッ

クラウド「ぐっ、やめろクジャタ!」

クジャタ「教官と呼ばんかぁぁ!!」ドゲシッ




クジャタ「こらクラウド!まだ終わってな――」

シュピーン

クラウド「酷い目にあった、これはユフィに使わせよう。こいつならあのお転婆も矯正してくれるかもな」ボロボロ

【オーディーン】

クラウド「これは容易に想像できるな、礼儀を重んじる高貴な騎士。これに違いない」シュピーン

ボワンッ

オーディーン「…」

クラウド(幼…女…?)

クラウド「や、やぁオーディーン」

オーディーン「…」キョロ










オーディーン「おいたんだえ?」キョトン

クラウド「」

オーディーン「ねぇおいたんだえ?」

クラウド「クラウドだお!」

【バハムート改】

クラウド「疲れた。オーディーンの奴戻そうとすると泣き出すんだもん。コルネオの物まねしてやっと戻ってくれた」

クラウド「さてバハムート改か。バハムートはツンデレだったがこいつははたして…」シュピーン

ボワンッ




改「クラウドー会いたかったよー」ダキッ

クラウド「うわ!」

改「クラウド大好きー!んークラウドの匂いがするよー」クンクン

クラウド「ちょっ離れて(完全に見た目はツンデレバハムートと同じだが何だこの違いは)」

改「やだー」ギュー

クラウド「離…れなさい」グググ

改「いーやーだー」ギューー

クラウド「あー嫌いになっちゃうかもなー」

改「!?」バッ

クラウド「ふぅ全く」

改「ご、ごめんなさい。もうわがまま言わないから嫌いにならないで?」ウルウル

クラウド「あぁ分かった」

改「やったーありがとう!クラウド好きー!」ダキッ

クラウド「こらやめい、そろそろ戻すから離れなさい」グググ

改「えー、じゃあチューして?チューしてくれたら戻るよ」

クラウド「はぁ………仕方ないな」チュッ

改「あ~んもう幸せ!このキスだけでギガフレア何万発も撃てちゃう!これからは毎日召喚してね!」

シューン





クラウド「その何万発ものギガフレア分のmpは誰が出すと思ってんだアイツ」

【ハーデス】

クラウド「ハーデスか。ミステリアスな匂いがプンプンするぜ」シュピーン

ボワンッ





ハーデス「…」

クラウド「…」

ハーデス「…」トコトコ ギュー

クラウド「…」ナデナデ

ハーデス「////」ギューー

クラウド「…」ナデナデ チラッ

ハーデス「…」チラッ

……………………………




チュッ

【テュポーン】

クラウド「結局ハーデスと一言も話さなかったな。流れでキスしたら凄いモジモジしてて可愛いかった。ってか召喚獣相手に何してんだ俺」

クラウド「次はテュポーンかー。見た目キモいんだよなぁ、こいつだけ召喚するのやめようかな。まぁやるけどさ」シュピーン

ボワンッ





テュポーン「やぁクラウド君、召喚してくれてありがとう」ホジホジ

クラウド「……まぁ召喚獣の性格を知るのも持つべき者の務めかなと」

テュポーン「それは立派な考えだね、私を拾ったのが君でよかったよ」ホジホジ

クラウド「…なぁ、一ついいか?」

テュポーン「なんだい?君の質問なら何でも答えよう」ホジホジ





クラウド「何で…ずっと鼻をぼじってるんだ?しかも両穴」

テュポーン「あっははそんな事か。随分と間の抜けた質問をするんだね。君は私を誰だと思っているんだい?」ホジホジ

クラウド「テュポーンだ」

テュポーン「そう私はテュポーン。はないきを使って竜巻を起こすんだ、鼻のメンテナンスは重要さ」ホジホジ

クラウド「そうだったな、すまない」

テュポーン「君が謝る必要はないよ。召喚されたとき鼻が詰まってたら恥ずかしいしね、万全にしておきたいんだ」ホジホジ

クラウド「そうか…(羞恥心があるならまず鼻をほじるな!少し鼻血出てるじゃないか!)」

テュポーン「それじゃあそろそろ私は戻るとするよ。最終決戦頑張ってくれ」ホジホジ

クラウド「あぁ任せとけ」

テュポーン「あっそうだクラウド」ホジホジ

クラウド「?」

テュポーン「ほりゃ」ペタペタスリスリ

クラウド「おい鼻糞なすりつけんな!」




テュポーン「うっひゃっひゃっひゃっひゃっひゃっひゃっバーカバーカ金髪うんこ野郎ー!」ケラケラ

シューン





クラウド「……………そういやテュポーンって顔二つあったよな。二重人格か…」

【アレクサンダー】

クラウド「取れない、くそ」ゴシゴシ

クラウド「戦いが終わったら洗わなきゃ。え~っと次はアレクサンダーか」シュピーン

ボワンッ




アレクサンダー「…」キラキラ

クラウド(お、おぉこれは!喋らなくても漂ってくるこの気品!長い黒髪に映える純白のドレス!見ているだけで心の汚れが浄化されてゆくようだ。完璧過ぎる!)

アレクサンダー「あなたはクラウドですね?」キラキラ

クラウド「はいお嬢様!」

アレクサンダー「あ…」

クラウド「?」








アレクサンダー「あなたの股間に生えたアレクサンダーを聖なる審判しちゃうぞっ!」キラッ☆

クラウド「かーえーれぇぇ!!!!!!!!!!」
『リミットブレイク』ピローン!

【バハムート零式】

クラウド「人の理想ってこうも簡単に砕かれるんだな。ただの変態だったし。怒りでリミットブレイクしちまったよ」

クラウド「次はバハムート娘の最後か。バハムートはツンデレ、バハムート改はデレデレだったな。あれ以上があるのか?」シュピーン

ボワンッ




零式「やっと召喚してくれたねクラウド」ニコッ

クラウド「待たせたな(おや?抱きついてこない)」

零式「いいの、こうしてちゃんと会えたから」




零式「クラウドがどの召喚獣といちゃいちゃしてたって私は許すよ?そいつらみーんな殺してやるんだ。だから出して、マテリア。クラウドに召喚されるのは私だけでいいんだから他は必要ないもんね、今ここで全部砕いちゃおうよ。それが終わったら二人でどこかに行こうね。クラウドが行きたい場所やりたい事なんだってしようよ。邪魔する連中は私のテラフレアで消してあげるから。クラウドが望むんだったら世界だって滅ぼしてあげる。だから早くマテリア出して?」

クラウド「」

零式「私はクラウドを愛してる、クラウドも私を愛してる。だから私のお願いも聞いてくれるよね?召喚マテリア出して?」

クラウド「いやそれ零式「いいから出して!!」

零式「クラウドに使われる召喚獣は私だけでいいの!!クラウドは私だけを使ってればいいの!!私以外は魔法マテリアも召喚マテリアもコマンドマテリアも支援マテリアも独立マテリアもみんなみんないらないの!!早く出して!!出せないなら今すぐ私以外のマテリアを全部ユフィにあげて!!それも出来ないならあなたを殺して私も死ぬわ!!」

クラウド(おっとっとこりゃまずい、早くなんとかしないと)

【ナイツオブラウンド】

~30分後~

クラウド「ハァハァ…やっと戻せたか…。擬人化召喚獣を相手に超究武神覇斬を使うことになるとはな、アレクサンダーの時にリミットブレイクしててよかった。まさか零式が俺を愛し過ぎてヤンデレ化するなんて…」

クラウド「さていよいよこれで最後か。ナイツオブラウンドは確か13人いたな、厄介な奴がきたら手に負えんぞ」シュピーン

ボワンッ





12人「「「ふぇぇぇぇ」」」ゾロゾロ

クラウド(幼女12人てwwオーディーンといい高貴な存在は幼女化すんのかよ!でも一人だけ金髪の騎士がいるな。あれがアーサーか?)





アーサー「問おう、貴方が私のマスターか?」

クラウド「おwwまwwえwwはww」


終わり

おまけ
【???】

クラウド「これだけは使いたくなかった。だけど体験したいんだ、本当のカオスってやつをな…」

クラウド「行くぜ!マスター召喚!」シュピーン

ボワーンッ


アラクラウドマタショウカンシタノネ
クラウドスキー
ウォォォ!
オネータンダェ?
フェェェェ
ホジホジ
ナニミテンダコラァ!
フェェェェ
セイナルシンパン!
オマエラコロス!!

クラウド「だめだこりゃ」




セフィロス「まだかな…」ポツーン


ぴったり30で終わりましたね。初ssですが読んでいただけたら幸いです。おやすみ

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