未央「アメリカ横断・・・!?」 (22)

~♪(OP)

凛「はいっという訳で、今回の企画は・・・アメリカに行きます。」

楓「わー♪」パチパチ

P「観光用のビデオ撮影ってことで、A●Aさんにお呼ばれされましてぇ、視聴者の皆にはその撮影の裏側を見てもらおうと思います。」

楓「今回もメインパーソナリティーは私、高垣楓と渋谷凛ちゃん、そしてPとゲストの・・・」


未央「どうもー!ゲストの本田未央ちゃんでーす!」

楓「未央ちゃんが来てくれましたー♪」

未央「今回スケジュールが空いてたんで来ちゃいましたー!」


凛「前から来てみたいって言ってたもんね?」

未央「そう!楽しそうだったからね!にしても、いきなり海外なんだねぇ・・・ビックリしちゃったよ」

楓「せっかくだし、スペシャルな回に呼びたいわよねーって話してたのよね?」

凛「そう、せっかくだし。」

未央「ふーん・・・まぁ、悪くないかな・・・。」


凛「・・・」

未央「あわわ・・・しぶりんの毛が逆立ってるっ・・・そ、そういうわけで今回はよろしくね!」

――――

ナレーション
「今回A●Aさんにお呼ばれされたのは、観光用のビデオを撮影して貰いたいという事で、アメリカを舞台にその撮影の裏側を見てもらおうということである」

「メインパーソナリティの高垣楓、渋谷凛、私プロデューサーとゲストの本田未央でお送りするこの企画・・・」


「実は、仮の姿・・・その裏側を知る術は今の本田未央、そして視聴者の皆様には無いのである」

「真の企画が発表される、その瞬間をお楽しみにしつつVTRをご覧ください・・・」


――――

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1454002944

未央「あっ!そういえば、今回アメリカの何処に行くの?」

P「おっと・・・まだ説明してなかったな。今回はサンフランシスコで名所巡りしつつ、ビデオ撮影の予定だ」

未央「サンフランシスコ!一度行ってみたかったんだよねぇー・・・」

P「・・・そうか」


P「それじゃあ、未央。今回のアメリカ企画の意気込みを言って貰おうかな?『行くぞッ!』ってな感じの短めのでいいから、Vを〆よう」

未央「私でいいの?」

凛「うん。」楓「ええ♪」

未央「えー、おほんっ・・・それじゃあ僭越ながら・・・いいかな?・・・サンフランシスコにぃ・・・行くぞぉぅ!!」

P「いいねー、オッケーオッケー!っく・・・ふふ・・・」


未央「?」

――――

楓「まぁ!シャンパン・・・ワイン・・・ビール・・・何でもありますよ、プロデューサー?」

P「・・・そうっすね」

楓「あら、これ・・・良さげなウィスキーですよ、プロデューサー?」

P「・・・あの」

楓「はい?」

P「飲みませんし、飲ませませんっ!」

楓「そんなっご無体なぁ・・・」



凛「何やってんだか・・・」

未央「・・・おっ、見て見てしぶりん!」

凛「んん?」

未央「何かねぇ・・・今キャンペーンやってるみたいで、国際線に往復で乗るとこの中から好きなの貰えるんだって!」

凛「へぇー・・・あっ、音楽プレイヤー・・・携帯ゲーム機なんかもあるんだ・・・」

未央「あとは・・・」

凛「備前焼・・・備前焼・・・!?」

未央「なんで備前焼・・・?ねぇ、プロデューサーは何がいい?」


P「これタダで貰えんのか、すげぇな。・・・そうだなぁ、A●Aご利用券2万円分か携帯ゲーム機だなぁ」

楓「よく、飲み歩きに行くんで2万円分はいいですねー」

凛「私は音楽プレイヤーだよね、やっぱり。」

未央「私は・・・」

凛「未央は備前焼でしょ?」

未央「なんで、備前焼なのっ!?」

凛「じゃあ、4つあるから一人一つづつで・・・」

楓「それじゃあ、ご利用券で♪」

凛「で、未央が備前焼で・・・私が音楽プレイヤー。プロデューサーが・・・」

未央「だから、なんで私が備前焼なの!?」

凛「備前焼がイヤなの、未央?」

未央「普通に考えて、女子が選ばないでしょ!いらないよ、備前焼なんか!」

凛「はっきり言うね・・・」

未央「割れるだけだよ、備前焼なんて・・・」

凛「・・・犠牲になって、未央。」


――――

P「そういえば、機内ではシートテレビで映画見れるんだっけか」

未央「そうだっけ?えーっと・・・あっ!」

P「?」

未央「プロデューサー、アルマゲドン見れるよ、大好きなアルマゲドン!」

P「まじか、アルマゲドンやんのか!もう俺はアルマゲドンだな・・・」

凛「この中から好きなの見れるんだって。時間的に3回やるみたいだから、3回見たかった3回見れるよ?」

未央「プロデューサー3回見ればいいじゃん!面白いぞーって言いながら!私はレ・ミゼラブル!・・・うーん、ビクトル・ユーゴーも捨てがたいなぁ・・・」

P「えー、皆で同じ奴見ようぜ?」


楓「この前車内で見た映画が確か・・・」

凛「ディープ・インパクトだね。」

P「凄いな、全部地球滅亡してるし」


――――

P「大体、サンフランシスコまで9時間くらいで着くぞ」

未央「9時間でサンフランシスコ行けちゃうんだもんねぇ、映画見てたらあっという間だね!」

凛「プロデューサー泣かないでよ?」

P「言ってろ・・・」


――――

P「・・・」ダーッ

未央「オススメだ・・・」グズグズッ

P「ミゼラブルよりこっちだろ?」

未央「4人全員泣いたね、楓さんもあっちで号泣してるもん・・・」

P「もう一回アルマゲドンやるって・・・」

未央「見なきゃダメだね・・・」

凛「・・・あと、5時間くらいで着いちゃうから」グスッ

未央「もうそんな時間しかないの!?あと2回くらいしかアルマゲドン見れないじゃん!」

P「寝てらんねぇな」

未央「寝てられないね・・・っ」


――――

凛「・・・はい、サンフランシスコに到着しました。後ろにはサンフランシスコ湾が広がっています。」

楓「こちらの現地時間では、朝の9時20分過ぎでーす♪」

未央「グッドモーニングっ!」


凛「ちなみに、日本の時間は何時です?」

楓「・・・えーっと、深夜の・・・2時20分過ぎですねー」


未央「それにしても、快適だったね!」

P「シートのランクが違うからな」

凛「こんなこというの初めてだけど、もうちょっと飛行機乗ってたかったね。」

P「わかるわ。」


楓「さぁ、気持ちを切り替えて!これからサンフランシスコを回って行きますよー」

「おーっ!」


――――


P「まずここが、サンフランシスコを一望出来る、ツインピークスだ」

凛「わぁ・・・やっぱり、ビル群が凄いんだ・・・」

未央「でもなんだろう・・・こうやって地平線から広がって見て見ると・・・何か日本のどっかに見えるような気もするね」

P「あー・・・。でも、ここサンフランシスコだから・・・町に入ればいやが応にも実感するだろうよ」

未央「そ、そうだね・・・」


――――

とりあえずここまでで、寝ます。また、暇を見つけて書いていきます。

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom