エレン「手乗りサシャ……」 (136)



エレン「うーん…」

アルミン「どうしたのエレン、珍しく考え込んで」

エレン「おうアルミンか、ちょっとコレ見てくれよ」

アルミン「ん…なにこれ、キノコ?どうしたの?」

エレン「訓練終わったあとの帰り道で見つけたんだ。食えるかと思って採ってみたんだけど」

アルミン「うーん…どうだろう。パッと見は大丈夫だと思うけどなあ」

エレン「そうだよな。食ったら美味いかも知れないし食べてみるか」

アルミン「待って待って。念のため図鑑で調べたほうがいいよ。毒だったら怖いし」ガサゴソ


.


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サシャ「くんくん、食べ物の気配がします!」スタッ

エレン「うおっ!?いたのかサシャ!?」

サシャ「ふっふっふ。食べ物あるところ私あり!それはズバリ、キノコですね!」

エレン「あ、ああ、さっき採ってきたんだ。今アルミンがどんな種類のキノコか調べてる」

アルミン「えーと、このキノコの色と形に合致する資料は…と」ペラペラ

サシャ「何をまだるっこしい!こういうものは食べて判断するもんですよ!こうやって!」ヒョイ パクッ

エレン「ああああああ!!!お前なに勝手に食べてんだよ!おれが採ってきたのに!」

サシャ「むふふ、早い者勝ちですよ〜。あらあらこれは中々美味しいキノコで」モグモグ

エレン「このやろうめ!返せ!今すぐ返せ!おれのだぞ!」ユサユサ

サシャ「残念、手遅れです!私を揺さぶってもキノコは出てきませんよ!」

アルミン「んっ、これがそうかな……ああっ!?」ガタッ


.




エレン「えっ!?ど、どうしたアルミン?」

アルミン「ま、まずい!そのキノコ!」

サシャ「へ?不味くなんかないですよ?」モグモグ

アルミン「違う、そうじゃない!このキノコは……って何食べてんの!?」

サシャ「とっても美味しいんですよコレ。肉厚でジューシィで…うへへ…」モグモグ

アルミン「吐いて!それ今すぐ吐いて!食べちゃダメだ!」

エレン「な、なんだ!?ひょっとしてコレ…!?」

アルミン「ああ、このキノコは出来損ないだ、食べられないよ!毒キノコなんだ!」

サシャ「ええっ、そんな!?こんなに美味しいのに…!?」モグモグ

アルミン「むしろ毒キノコってのは味の良い種類が多いもんなんだよ!」


.




エレン「サシャ!早くそれを吐け!食中毒になったらまずいだろ!」

サシャ「ぐぬぬ…!し、しかしこのキノコの美味しさに比べたら食中毒ごとき…!」モグモグ

エレン「どんだけ食い意地張ってんだよ!?」

アルミン「サシャ!早くしないと食中毒じゃすまないよ!もっと大変なことになる!」

エレン「ど、どうなっちまうんだ?」

アルミン「このキノコは一般的な食あたりの症状は引き起こさないんだ!ただし、代わりに…」

サシャ「むむ…なんだか体がむずむずしてきまし…」

ボフッ!


.




エレン「」

アルミン「」

サシャ(手乗りサイズ)「」

サシャ「…………あれっ?」

エレン「オ……イ?アルミン…?」

アルミン「……食べた人は、体が数cmサイズに縮んでしまうそうだ」

エレン「なんだそりゃああああああ!??」

サシャ「うわ……テーブルの上ってこんなに広いんですね…うわー…」ミニマム

アルミン「ご丁寧に服まで一緒に縮んでる…いったいどういう作用が…」

エレン「冷静に分析してるばあいじゃないだろォ!?」


.




サシャ「え、えっと…どうやったら元に戻れますかね…?」

エレン「そ、そうだ!アルミン、図鑑に解毒方法は載ってないのか?」

アルミン「……『解毒法:時間経過による自然治癒を待つのみ』、と書いてあるよ…」

エレン「………」

アルミン「………」

サシャ「………」

サシャ「…どうしましょう?」

エレン「…どうしようもねーだろ」

アルミン「ああ、また胃痛の日々が始まってしまうのか…」シクシク


.




サシャ「エ、エレンのせいですよ!エレンが変なキノコ採ってくるから!」

エレン「はあ!?なんでだよ!お前がキノコぶんどって食べたのが悪いんだろうが!」

アルミン「落ち着いて二人とも。ひとまず教官のところにいこう。報告はしておかないと」

エレン「そうだな…あまり気が進まねえけど」

サシャ「何を言われるかわかったものじゃありませんね……」

エレン「こっちもなんて言えばいいのか分からないけどな…」

アルミン「…ありのままに話すしかないよね」

エレン「じゃあ、教官室に行くか」

サシャ「あの…私このままだとドアがもの凄く遠いんですが…」


.

少量で腹一杯になれるじゃないか




アルミン「あ…その小ささだと相対的にちょっとの距離でもかなり遠くに広がるんだね」

エレン「オレたちが持って運んでやれば良い話じゃないのか?ほら、こうやって」ガシッ

サシャ「きゃーーーーーっ!?」ブラーン

エレン「うわっ!?いきなり叫ぶなよ!」

サシャ「おおおお降ろして!降ろしてください!」

アルミン「サ、サシャ!?どうしたの!?」

サシャ「やめてやめてごめんなさい許して食べないで私なんか食べても美味しくないですよ止めて離して!」ジタバタ

アルミン「!し、しまった!エレン、彼女を降ろしてあげて!」

エレン「あ、ああ」モドシッ


.

期待

よかったジャン




サシャ「うううぅぅ……怖かったですよぅ…」

エレン「ア、アルミン…?」

アルミン「エレン、今のサシャにとって僕らは巨人並みの大きさなんだ。それがいきなり彼女をつかみあげたら…」

エレン「あ……すまん、そこまで気が回らなかった…」

サシャ「も、もうダメかと思いました…ぐすっ」

エレン「悪かったなサシャ…でも、それじゃあどうすりゃいいんだ?」

アルミン「うーん…エレンが持ち上げるのではなくて、サシャの方から手に乗ってもらえばいいんじゃないかな?」

エレン「なるほど。サシャ、こっちこい。おれの手に乗れ」

サシャ「………うぅ」タジッ

エレン「…別に食ったりしねえよ。安心しろ」

サシャ「そ、それでは失礼して…とうっ!」

エレン「おっとっと…よし、上手く乗ったな」


.



サシャ「おおっ?案外いい具合ですね」チョコン

エレン「おれの手の上で正座するな」

アルミン「あはは、なんだかサシャってば手乗り動物みたいだね」

エレン「手乗りサシャ……」

サシャ「むーっ!人をペットみたいに言わないでください!怒りますよ!」

アルミン「ごめんごめん、それじゃあ行こうか」

エレン「おう。サシャ、落ちるなよ?」

サシャ「うわわっ、あまり揺らさないで欲しいんですが」

エレン「贅沢言うなよ、結構慎重にやってるんだ」


.




サシャ「ううーん…そうだエレン、私をエレンの頭に乗っけてもらえません?」

エレン「ん、手じゃだめなのか?」

サシャ「手よりは頭の方がまだ広いですし、安定してそうな気がするんですよね」

エレン「しょうがないな…アルミン、サシャを乗っけてくれ」

アルミン「うん、わかった。サシャ、こっちきて…よし。それじゃあ、ほいっ」

サシャ「おおーっ!コレはいい眺めですね!絶景ですよ!」スタッ

アルミン「大丈夫エレン?重くない?」

エレン「うーん…ちょっとズシッとなったけど平気だ」

アルミン「頭なら掴めるものもありそうだし、丁度良いかもね」

サシャ「なんだか茂みの中に潜んでいる気分になってきます」ワシャワシャ

エレン「……サシャ、俺の髪の毛抜くんじゃないぞ?」


.




サシャ「むふふふ。そう言われるとなんだか抜きたくなっちゃいますねぇ」グイグイ

エレン「いたたた!おい、引っ張るなって!いてぇよ!」

サシャ「あれぇ、意外と毛根しっかりしてるんですね。かなり頑張ってるんですが」グイグイ

アルミン「や、やめなよサシャ、エレンを教官みたいな頭にする気かい?」

サシャ「あははは!それもいいですね!一度見てみたいです!」グイグイ

エレン「サーーーシャーーー!いい加減にしろ!さっきみたいに『空中鷲掴みの刑』にするぞ!」

サシャ「ごめんなさい」ピタッ

アルミン「一瞬で大人しくなったね」

エレン「よっぽどの恐怖だったんだなアレ」

アルミン「……いこうか」

エレン「だな」

サシャ「ううぅ…巨人と戦えなくなりそうです…」


.




教官室

アルミン「失礼します、教官!」コンコン

キース「うむ…入れ」

アルミン「はっ!アルミン・アルレルト、入ります!」

エレン「エレン・イェーガー、入ります!」

サシャ「サシャ・ブラウス、入ります!」

キース「貴様らか……何の用だ?」

アルミン「はっ!不本意ながらトラブルが発生してしまった為、状況を報告しに参りました!」

キース「そうか…むっ、アルレルトとイェーガーの二人か?ブラウスの声も聞こえた気がしたが」

アルミン「はっ……実は、そのブラウス訓練生のことなのですが…」

エレン「…自分の頭をご覧ください、教官」スッ

サシャ「はっ!誠に恥ずかしながら、小さくなって参りました!」ババッ

キース「」


.

サシャから見たエレンはどのくらいのイメージ?
15m級?




キース「……わざわざイェーガーの頭の上でまで敬礼をせずともよい。楽にしろブラウス」

サシャ「はっ!恐れいります!」チョコン

エレン(だからといって俺の頭の上でくつろがないで欲しいんだが)

キース「さて…貴様ら、当然この事態の詳細を知っているのだろうな?」

アルミン「はっ!それでは自分から説明させていただきます!」

カクカクシカジカフカシイモ

キース「ふむ…理解した。中々厄介な事態になっているようだな」

キース「キノコを採取したのはイェーガー、食べたのはブラウス。つまりこの二人に直接の原因があるというわけだ」

アルミン「…その通りであります、教官殿」

キース「よろしい。治療法がないのなら仕方ない。イェーガーよ」

エレン「はっ!」

キース「訓練後もキノコ狩りに勤しむ余裕があるとは恐れ入ったぞ。この後営庭を十周してから戻るように」

エレン「はっ!了解いたしました!」

キース「それとブラウスが元に戻るまで、貴様がコイツの面倒を見ろ。いいな」

エレン「はっ!…はっ!?」


.




キース「どうした。今のブラウスは日常生活に支障をきたす。同期の問題は同期がフォローしろ」

エレン「はっ…しかし、何故自分が…」

キース「貴様が余計なことをしなければこんなことにはならなかった。そうだな」

エレン「……仰る通りであります」

キース「ならば異論は言わせん。責任をもって管理しておけ」

エレン「はっ…!」

キース「ブラウス、余計なことをしなければというのは貴様も同罪だ。イェーガーと共に営庭を…」

サシャ「…………」ミニマム

キース「………食堂のテーブルを十周しておくように。わかったな」

サシャ「はっ!お心遣い感謝いたします!」ババッ

アルミン(優しいね)

エレン(優しいな)


.



食堂

エレン「はあ…元に戻るまで、おれがサシャの面倒をみるのか…」

サシャ「ふふっ、よろしくお願いしますねエレン」タッタッタ

エレン「しかし面倒を見るっていったって何をするんだ?首輪つけて散歩でもいくか?」

サシャ「だから!私はペットじゃないですってば!ぷんすか!」タッタッタ

エレン「冗談だ。まあ一緒にいればとりあえず大丈夫なんだろうけど」

サシャ「難しく考えたって仕方ないですし、気楽にいきましょーよ」タッタッタ

エレン「それがいいな…で、お前いつまで走ってるんだ?おれはもうさっき走り終わってきたぞ?」

サシャ「いや…こうしてみると食堂のテーブルってすっごく広くて…ふぅ…ふぅ…」タッタッタ

エレン「走らせる為にわざわざ全部のテーブルくっつけてあるんだもんな。そりゃ広いわ」


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女子に預けたら面白そう。クリスタやミカサが可愛がってくれそう




サシャ「よーっし!走り終わりましたー!」

エレン「おう、お疲れさん。それじゃあ部屋に戻るぞ」

サシャ「はいはい。エレン、頭下げてください。私の方に近づけて」

エレン「あいよ」スッ

サシャ「ほいっ」スタッ

エレン「なんだかここが定位置になりそうだな」

サシャ「見晴らしがいいので気分もグーです。ちょっと周りに茂みが多いですけど」ワシャワシャ

エレン「そりゃおれの髪の毛だっつーの」スタスタ

サシャ「うーん、少しゴワゴワしてますねえ。ちゃんとシャンプーしてるんですか?」ワシャワシャ

エレン「してるって。こそばいからワシャワシャするな」スタスタ


.

>>17
エレンが15m級に見えるとするとサシャの身長は19cmぐらいになるな



部屋の前

エレン「よし、着いた」

サシャ「うう………」モジモジ

エレン「ん、どうしたサシャ」

サシャ「いや…よくよく考えたらここって男子寮じゃないですか」

エレン「そうだな」

サシャ「お、男の子の部屋に入るってのは…なんだかちょびっと緊張しますね、あはは」

エレン「へえ…そういうもんか。お前にも女の子らしいところってあるんだな」

サシャ「なっ!失敬ですね!私は女の子なんですよ!?れっきとした乙女ですよ!」

エレン「教官の眼前で芋をむさぼる乙女はいないだろ…この芋女が」

サシャ「もーっ!怒りましたよ!エレンなんかこうです!おりゃおりゃー!」グイグイ

エレン「いだだだだ!こら、髪の毛引っ張るな!ハゲる!」


.



ガチャッ

ライナー「うるさいぞエレン。部屋の前で何騒いでんだ?」

エレン「ああ、ライナーか。悪かったな」

ライナー「ん?おかしいな、サシャの声も聞こえた気がしたんだが…」

ベルトルト「そりゃないよライナー。ここは男子寮だ、サシャがいるはずないだろ?」

ライナー「それもそうだな…気のせいか」

エレン「あー…それが気のせいじゃないっていうか…」

ライナー「?」

ベルトルト「?」

アルミン「あ…エレン、帰ってきたんだね」

エレン「おうアルミン、ただいま」


.

15m級でイメージすることにするわ



※エレン、アルミン、ライナー、ベルトルトの四人部屋と言う都合の良い設定

エレン「なあアルミン、サシャのことは皆に言ったのか?」

アルミン「いや、まだだ。あまりおおっぴらにする必要はないとは思うんだけどね」

エレン「そういや訓練とかどうなるんだろうなあ…」

アルミン「正直、問題は山積みだよね…」

ベルトルト「なになに?サシャがどうしたの?」

エレン「ああ…縮んだ」

ライナー「はっ?」

エレン「ほれっ」スッ

サシャ「おーっ、ライナーにベルトルトですね。エレンと同室なんですか?」ヒョコッ

ライナー「」

ベルトルト「」


.

とらドラssかと思った…




サシャ「いやーただでさえ大きいのに二人ともやたらデカく見えますねえ!」

ライナー「サ…サシャ?だよな?」

ベルトルト「エ、エレンの頭の上に乗ってる…?しかもすっごく小さいね…」

ライナー「おいサシャ。こりゃいったいどういうこった?」

サシャ「えーっとですね…毒キノコを食べたらこうなっちゃいました!」

ライナー「まるで意味がわからんぞ」

アルミン「僕らも同じ気持ちだよ」

エレン「とりあえずおれが面倒を見るように教官から言いつけられてな」

サシャ「エレンの頭の上でお世話になります!」

ベルトルト「そ、そうなんだ…ちょっとまだ理解が追いついてないけど…」


.




ライナー「これ、どうやったら元に戻るんだ?」

アルミン「どうも自然に戻るのを待つしかないらしいんだ」

ベルトルト「自然に、ってどれくらいの期間だい?」

アルミン「分からない。一日で済むのか、それとも一年かかるのか…」

ライナー「…微妙に深刻だな」

エレン「だけど、考え込んだってどうしようもないからなぁ」

サシャ「そうですよ!せめて楽しくやっていけばいいんです!」

エレン「ひとまず、食事の時間になるまでのんびりしてるかー」ダラーン

サシャ「そうですねー」ホワーン

アルミン「…当事者二人がこの調子で大丈夫かな」

ライナー「ははは。まあこいつららしいじゃねえか!」


.




サシャ「でもこの視点も中々新鮮で面白いんですよー」

エレン「ずっと頭の上にいられるのも、少し首が疲れてくるんだがな」

サシャ「おや、そうですか?ではちょっと場所を変えてみましょうか」トコトコ

ベルトルト「おっ、エレンの肩の上に降りてきた」

アルミン「案外すんなり動けるんだね」

エレン「そこから俺の頭まで戻れるか?」

サシャ「出来ますよ?ほら!」スルスル

アルミン「あっ、登ってったね」

ライナー「器用なもんだな」

サシャ「えへん。昔から木登りは得意でしたからね!」ドヤッ


.




ベルトルト「じゃあ、これからはエレンにずっとくっついてるのかな?」

アルミン「うん、多分そういうことになるんだと思う」

サシャ「なんだかエレンのおまけみたいに言われるのは不本意ですね」トコトコ

ベルトルト「はは、ごめんよ」

ライナー「この調子だったら移動に問題はなさそうだな、今も普通にエレンの肩まで来れたし」

サシャ「慣れちゃったら結構楽チンです。よっこいしょ」チョコン

エレン「おれの肩をイス代わりにするな」

サシャ「もう、いいじゃないですか少しくらい」


.



ベルトルト「しかし、万が一でも落っことしちゃったりしたら大変だね」

ライナー「立体機動もつけてないしな。最悪地面に叩き付けられ即死も…」

アルミン「ちょ、ちょっとライナー、嫌なこと言わないでよ」

ライナー「う…そうだな、すまん」

サシャ「…エレン、私を落としたりしないでくださいね?」ガシッ

エレン「おう、任せろ。怖かったらしっかりおれに掴まってな」

サシャ「頼みましたよ!間違っても私で遊んだりはしないように…」

エレン「……あ、地震だー(棒」フルフル

サシャ「うわわわわわ!?ちょ、ちょっと、体を小刻みに動かすのはやめ…ほわぁ!」ギュッ

エレン「むぎゅ!く、首を絞めるなよ!離せ!」

サシャ「エ、エレンが悪いんじゃないですかぁ!」ギュウウウ

アルミン(必死にエレンにしがみついている)

ライナー(微妙に涙目になってるなこいつ)

ベルトルト(エレンでも人をからかったりするんだな…)


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>>23 19cmじゃ大きく感じるな。
俺的にはサシャが8〜10cmだと考えてるから、エレン達が30〜45m級に見えてると考える




そんなこんなで食事の時間

サシャ「うふひひひひ、うひひひひ…」

エレン「………」

アルミン「………」

サシャ「このサイズなら、ただのパンが特大パンに早変わり…うひひひひひ…」ジュルリ

エレン「アルミン、俺の頭の上から呪いのような声が聞こえてくるんだが」

アルミン「僕に振らないでくれ。エレンがなんとかしてよ」

エレン「はーぁ…サシャ、落ち着けよ。お前の分のメシとってきてやらねえぞ?」

サシャ「うぅ、わかりましたよぅ。でも楽しみですねえっ」

エレン「お前だったらどんなメシでも楽しみなんじゃねえの?」

ミカサ「エレン、エレン」チョンチョン


.

ベルさんは超大型巨人か




エレン「ん?ああミカサか、どうした」

ミカサ「サシャがいない。訓練が終わってから、見てない。エレンは知らない?」

エレン「ああ、ここにいるぞ」

ミカサ「……?どこ?いない」キョロキョロ

エレン「だからここだって。ほれ、俺の頭の上」スッ

サシャ「ミカサー!わたし、ちっちゃくなりましたよー!」フリフリ

ミカサ「」

ミカサ「…サシャが、エレンの頭の上から私に手を振っている。これは幻覚?」

アルミン「残念ながら現実だよミカサ。君は正常だから落ち着いて」


.




ミカサ「そう、毒キノコを…」

エレン「そうなんだよ。こいつの食い意地の汚さにはほとほとびっくりさせられるよな」

サシャ「食い意地が汚いとは失礼な!食べ物を大切にすると言ってください!」

エレン「はいはい、物は言いようだな。おれなら頼まれたって毒キノコなんか食べないけどさ」

ミカサ「よほどお腹が空いていたら、有り得る、かも」

サシャ「そう!私はよほどお腹が空いていたんです!だからしょうがないじゃないですか!」

アルミン「…いや、やっぱりないと思うけどなあ」

エレン「とりあえずメシ取りにいこうぜ」

ミカサ「うん」

アルミン「そうしようか」

エレン「サシャ、お前はテーブルに降りとけ」スッ

サシャ「はーい!ごっはん♪ごっはん♪」トコトコ


.




エレン「ほい、サシャの分だ」コトッ

サシャ「ふおおおおおおおお………!!!パンの山!スープの湖!!」キラキラ

アルミン「もの凄い勢いで顔を輝かせてるね」

ミカサ「…眩しい」

サシャ「なんですかねこれすごいですねとっても大きいですねこれ食べて良いんですかね全部貰っていいんですかね!!」

アルミン「サシャのパンだし、いいんじゃない?全部食べれるかは知らないけど」

サシャ「ウオアアアア!!!ここがヘヴンですかアアアアア!!!生きててよかったアアアアア!!!」

ミカサ「気持ちはわかるけど、静かにして、うるさい」

サシャ「いいんですか!?やっちゃいますよ!?パンに向かってダイブしちゃいますよ!?」

エレン「待て待て、食べやすい大きさにちぎってやるから」ブチブチ

ミカサ「わたしも手伝う」ブチブチ

サシャ「早く!急いで!ハリアップ!」


.




エレン「よーし、ちぎり終わった」

アルミン「すっごく小さくちぎったね」

エレン「いくらサシャでもこれくらいじゃないと食べにくいだろうからな」

ミカサ「エレンは、優しい。気配りが出来る」

エレン「さあ、好きなだけ食べろ」スッ

サシャ「やった!!いただきます!」

アルミン「嬉しそうだねぇ、サシャ」

ミカサ「食べても食べても無くならないくらいの量。彼女にとっては、天国」

サシャ「むふふ〜♪」ムシャムシャ


.




アルミン「さて、僕らも食べようか」モグモグ

ミカサ「うん」ムシャムシャ

エレン「…………」

ミカサ「……?エレン?」

アルミン「どうしたんだいエレン、食べないのかい?」

エレン「あ、いや、そういうわけじゃないんだけどさ…」

サシャ「んーっ!パンがいっぱい!幸せ!幸せです私!」ニコニコ

エレン「…………」ジィーッ


.

ニコニコ静画とかにあったイラストの手乗りサシャとかみたいな感じかな?

>>34
小さ過ぎない?
それだと首にしがみ付いても締まらないような気が

>>36
下手したらそれよりでかいぞ



エレン「……やってみるか」ブチッ

アルミン(なんだ?自分のパンを小さくちぎって…)

エレン「サシャ、おいサシャ、ちょっとこっち来て手に乗れ」

サシャ「はい?なんでですか?」

エレン「いいからいいから」

サシャ「ん…わかりました」トコトコ

エレン「…よし」ヒョイッ

アルミン(そして自分の手の上にサシャを乗っけて…?)

エレン「はい、あーん」スッ

アルミン(パ、パンを直接手渡したあああああ!!!!)

サシャ「あーん!」パクッ

アルミン(そしてサシャも食べたあああああ!!!そのまま口で取りにいったああああ!!!)


.




サシャ「んーっ!美味しい!美味しいですね!」モムモム

エレン「…………!!」

エレン「サ、サシャ!もっとパンあるぞ!もっと食べるか!?」

サシャ「はい!もっと食べます!いっぱい食べます!」

エレン「そ、そうか!よし、食べろ!どんどん食べろ!ほら、あーん!」

サシャ「あーん!」パクッ

エレン「…………!!」キラキラ

アルミン(そうか、これは餌付けだ。直接食物を小動物等に渡す行為…エレンはサシャに餌付けをしてるんだ)

アルミン(そしてエレンの目のこの輝き…間違いない)

アルミン(エレンのやつ、サシャに小動物的な可愛さを感じているな…あのエレンが…)


.




エレン「どうだ、美味いかサシャ?」

サシャ「はいっ!とっても美味しいですよ〜♪」モムモム

エレン「まだまだたっぷりあるから、安心して食べろよな!」

サシャ「はーい!はふ、はむはむっ」モフモフ

エレン「ははは、ホントによく食べるなあサシャは」ホンワカ

アルミン(いや…確かにサシャは見た目は美人だ。行動はまさに芋女そのものだが、外見はいい)

アルミン(僕だって、今の嬉しそうにエレンの手から直接パンを食べるサシャは、正直可愛いとおもう。エレンの気持ちも分かる)

アルミン(しかし、エレンにも「萌える」という感情があったのか…彼の友人としてこの発見は喜ぶべきだが…)

ミカサ「…………」

アルミン(問題は、エレンの隣から強い視線を感じることだな…)


.

良いね
恋愛感情が絡まないのが実に良い



ミカサ「エレン、エレン」グイグイ

エレン「ん?」

ミカサ「サシャにあーんするのはやめたほうがいい」

エレン「え…なんでだよ」

ミカサ「エレンが自分のご飯を食べる時間が無くなってしまう」

エレン「それくらい大丈夫さ。俺は教官からサシャの面倒を見るように言われたんだからな」

ミカサ「しかし、いくら小さくなったとはいえ、サシャは自分で食べられるはず。そうでしょ?」

サシャ「んー?確かに食べられないなんてことはないですよ」モグモグ

ミカサ「ほら、ほら。早くやめるべき。それよりも私にあーんを」

エレン「う…で、でもさ、やっぱりちゃんと見ておかないと、俺が怒られちまうから…」

アルミン(言い訳してまでサシャにパンをあげたいのかい、エレン…)


.

サシャはこのままのほうが幸せなんじゃ




サシャ「あー、でもエレンから手渡しで貰った方がなんだか美味しい気がするので、そっちのがいいです!」

ミカサ「!?」

エレン「ッシャ!」ガッツポ

アルミン(エレンの目が、マジだ…)

ミカサ「エ、エレン…」アセアセ

エレン「そうだよなー?おれが直接渡した方が美味いから仕方ないよなー?」

サシャ「仕方ないですよねー?」

ミカサ「あ、甘やかすのは良くない。エレンは自分のパンを…」

エレン「いいんだよ、おれはサシャにパンをあげるのに忙しいからな。ほーらサシャ、もっと食えよ〜」

サシャ「はい!ありがとうございますエレン!あ〜…むっ!」パクッ

エレン「…………」キラキラ

ミカサ「…………」クスン

アルミン(まさか食事の時間は毎回これなの?うそん)


.

完全にシャナたんのイメージだわwwww




そんなこんなで訓練の時間

キース「それではこれから対人格闘の訓練を始める!各自、自由にペアを組め!」

エレン「よぉーっし!アニ、今日も頼むぞ」

アニ「…ふん、好きにしな」

サシャ「エレンは今日もアニとですか。頑張りますねえ」

アニ「……?今、サシャの声がしなかった?近くにはいないみたいだけど」

エレン「ほれ」スッ

サシャ「どうも」チョコン

アニ「」

アニ「…なにこれ」

サシャ「エレンの頭、意外と居心地がいいんですよ。ゴワゴワしてますけど」

エレン「悪かったな」


.




アニ「毒キノコ…あんた、そのうちつまみ食いが原因で死ぬんじゃないの?」

サシャ「そうなったら本望ですね!」ドヤッ

エレン「胸を張って言うことじゃねえだろ」

サシャ「巨人に食われて死ぬくらいなら、毒キノコを食って死にたいです」

アニ「むしろ死なない努力をしなよ」

サシャ「ところで、私は訓練はどうすればいいんでしょうね?」

アニ「さあね。教官に聞いてみればいいさ」

エレン「そうだな…そうするか」


.




エレン「教官!訓練の際、ブラウス訓練兵は如何致しましょう!」

キース「うむ。ブラウスには特別に相手が用意してある。彼女を連れてこちらへ来い」

エレン「はっ!」

サシャ「相手…って、誰でしょうね?」

エレン「さあ…?」

キース「気になるかブラウス。ならば教えてやろう。貴様の相手はコイツだ」スッ

エレン「どれどれ…えっ?」

サシャ「」

エレン「あの、教官、これは…?」

キース「見てわからんか。ネズミだ」

サシャ「」


.

超こええよ




エレン「は…ネズミ…でありますか」

キース「そうだ。上手い具合に厨房に忍び込んでいたのを捕まえておいた」

サシャ「」

キース「武器を支給してやるからコイツと戦え。同じ厨房のネズミ同士、良い戦いになるだろう」

サシャ「どえええええええええええ!?」

エレン「対人格闘というか、対ネズミ格闘じゃん…」

キース「消毒処理をしたから感染症は心配するな…ちなみに支給する武器はその辺にあった尖った小石だ」

サシャ「ちょ、待って!コイツ明らかに肉食ですよね!?私食われません!?素で死にません!?ていうかでかい!」

キース「死にそうになったら助けてやろう。だから安心して死ぬ直前まで戦え」

サシャ「う、うそやろ!?エレン、助けて!コレは無理やって!無理!」

エレン「あ…うん、頑張れよ。じゃあおれアニと訓練してくるから」ソソクサ

サシャ「待ってええええ!行かないでエレン!エレン!カムバアアアアアアック!!」


.




サシャ「うう…酷い目に遭いました…」グッグッ

エレン「はは…お疲れさん」グッグッ

サシャ「笑い事じゃないですよ!アイツメッチャ動くの速いんですよ!?」グッグッ

エレン「まあネズミだもんなあ。お前、よく生きて帰って来れたな」グッグッ

サシャ「必死でしたよ。なんとかキース教官が大きな怪我をする直前で止めてくれたので…」グッグッ

エレン「でもよ、実際良い訓練にはなったと思うぞ?」グッグッ

サシャ「それは…まあそうですけど、下手すれば奴は巨人よりも…」グッグッ

キース「貴様らァ!口を動かしてる暇があったらさっさと腕立てを終わらせろ!数を追加されたいか!」

エレン「やべっ!」グッグッ

サシャ「と、とっとと済ませましょうか!」グッグッ


.




そんなこんなで夜


サシャ「問題があります」

エレン「聞こう」

サシャ「わたし、お風呂はどうすればいいんですか!」バーン

エレン「入らないっていう選択肢はないか?」

サシャ「ありませんよ!乙女に風呂無しで一夜を明かせというんですか!?汗もいっぱいかいてるのに!」

エレン「嘘だよ。まあ普通の湯船はでかすぎるだろうし…コップでも使うか?そこにお湯をいれよう」

サシャ「じゃあお湯が湧かせる場所に行かないとダメですね」

エレン「そうだな…教官室にいって食堂を使わせてもらえないかどうか聞いてこよう」


.




食堂

エレン「案外すんなり許可がもらえたな」

サシャ「こちらとしては好都合ですけどね」

エレン「じゃあ早速お湯を沸かすか、使うコップは…まあなんでもいいな」

サシャ「あの…体を拭くものとか、着替えとかってあります…?」

エレン「タオルは俺のハンカチでも貸してやるよ。ただ、着替えは流石に…」

サシャ「ないですよねぇ…今の体のサイズに合う服って今着てる奴だけですし」

エレン「今日のところはその服で我慢してくれ。今度クリスタにミニサイズの服でも繕ってもらうか」


.



コポコポ…

エレン「よし、こんなもんでいいだろう」

サシャ「わあ、ただのコップでも良い塩梅の大きさですねえ」

エレン「一人で大丈夫だよな?もしなにかあるとまずいだろうし、ミカサでも呼ぶか?」

サシャ「心配ご無用ですよ。ちゃんと一人で入れますから」

エレン「ん、そうか。じゃあおれは外にいるから。終わったら呼んでくれ」

サシャ「はいはーい。あー、そうだエレン」

エレン「どうした?」

サシャ「私のお風呂、覗いたら…めっ!ですからね?」

エレン「…何言ってんだよ、するわけないだろそんなこと」

サシャ「おやおやぁ?ひょっとして想像しちゃいました?エレンもちゃんと男の子ですねぇ」

エレン「うるせー。さっさと入ってろ芋女」スタスタ

サシャ「はいはい、まったく照れ屋さんなんですから」


.




入浴終了後・男子部屋

エレン「さて、部屋に戻ってきたぞ」

アルミン「お帰り、エレン、サシャ」

サシャ「お帰りといってもここは私の部屋じゃないですけどね」

エレン「あとは明日に備えて寝るだけだな」

ライナー「おい、サシャもこの部屋で寝るのか?自分の部屋じゃなくて」

エレン「ああ。目を離しているときに何かあったら、俺が怒られるからな」

ベルトルト「ううん、いくらサシャとはいえ、女の子が男部屋に居ると空気が変わるねえ」

サシャ「ちょっとー!いくら私とはいえってどういうことですか!?ぷんすか!」


.

かわいい




アルミン「だけど、寝る場所はどうしようか?ベッドは余ってないし…」

ライナー「エレンのベッドはどうだ?」

サシャ「エ、エレンと二人で…ですか…わたしは、別にそれでも…」テレッ

ベルトルト「うーん、それは流石にまずいんじゃないかな?」

エレン「ん?俺は構わないぞ?昔はよくミカサと二人で寝てたしな」

ベルトルト「…いや、そういうんじゃなくてさ、サイズ的に…」

アルミン「サシャ、エレンに潰されそうだよね」

エレン「あー、寝返りでサシャをぷちっとやっちゃうかも知れないな」

サシャ「ここここ、怖いこと言わないでくださいよ!」ガクブル


.

>>61
ちょいとあざと過ぎやしませんかねぇ……可愛いが

キースが専用ベッドを作ってたら吹くな




ライナー「さて…それじゃどうしたものかな」

アルミン「エレンの机の上で良いんじゃないかなぁ」

ベルトルト「大丈夫かな。寝相で落っこちたりしない?」

サシャ「さ…流石にそこまで酷くないとは思います…」

アルミン「でも机の上に直寝だと体が痛くなりそうだね」

エレン「おれの枕でも使うか?結構ふかふかだし、ちょうどいいだろ」

サシャ「おおっ!有り難くお借りしますね!」

ベルトルト「掛け布団は…なんだろ、ティッシュでいいかな」ゴソゴソ

ライナー「簡単に破けてしまいそうだが…まあないよりマシか?」


.




サシャ「うひょー!エレンの枕広いです!ふっかふかです!」ポフポフ

エレン「あまり飛び跳ねるなよー」

アルミン「エレン、枕なくて大丈夫かい?」

エレン「ああ、まあ一日くらいだしな。もっと戻るのに時間が掛かるようだったらまた考えないといけないけど」

ライナー「なあ、本当に解毒方法はないのか?このままだとマジでヤバいと思うんだが」

アルミン「うーん、もう一度調べてみた方がいいかなあ」

サシャ「私はこのままでも構いませんよ!なんたってパンが文字通り山ほど食べられるんですからね!」

ベルトルト「サシャらしい理由だね」

エレン「お、おれももうちょっとこのままでも別に良いと思うんだけど…」

ライナー「おいおい、本気かよエレン」

アルミン(餌付けが出来るからだな)


.

可愛いなぁ



サシャ「ん…」スーッ ハーッ

ライナー「どうした、深呼吸なんかして」

サシャ「あ…いえ、エレンの匂いがするなあ、と」エヘヘ

ベルトルト「そりゃあエレンの枕だからね」

アルミン「エレンの匂いも染み付いてるってわけだ」

エレン「く、臭いのか?それだったら俺の枕じゃなくて誰か他の…」

サシャ「いえ、なんだか良い匂いなんですよ。安心するというか…」スンスン

ライナー「ほぅ…良かったなエレン、お前の匂いは安心するらしいぞ」

エレン「そうか…そう言われても自分の匂いはわかんねえけどなあ」クンクン

アルミン「サシャが安心するって言うくらいだし、食べ物の匂いと似てたりするのかな?」

ベルトルト「いくらなんでもそれはないと思うけど」


.

かわいいな




ライナー「よし、それじゃあ寝るか。明日も早いしな」

アルミン「そうだね」

エレン「ああ、待った。寝る前にもう一個やりたいことがある」

ベルトルト「ん、なに?」

エレン「サシャー、おいでおいで」チョチョイ

サシャ「はいはい、また手に乗ればいいんですね」チョコン

ライナー「しっかし、たった一日で慣れたもんだな」

ベルトルト「完全に懐いてるというかなんというか」

アルミン「サシャの適応能力も随分なものだね」

エレン「ちょっと待ってな、えーと…」ガサゴソ

サシャ「?」


.



エレン「よーし、サシャ、コレなんだと思う?」スッ

サシャ「!!! パァーン!パンじゃないですかどうしたんですかそれ!!」

エレン「夕飯のときにこっそり持ってきたんだ。夜食にしようと思って」

ライナー「おお?エレンがそういうことをするとはな」

ベルトルト「珍しいね。そんなにお腹が空いていたのかい?」

アルミン「…いや、二人とも。アレは多分エレンが食べるんじゃないよ」

エレン「ほら、あーんしろ、あーん」

サシャ「あーんっ!」パクッ

エレン「よしよし、いっぱい食べろよ〜」ニヘラ

ライナー「……なんだこりゃ」

アルミン「どうやらサシャにパンをあげる行為にハマっちゃったらしくて…」

エレン「ハ、ハマってねえよ!ただ、教官に言われたから仕方なくだな…」

ベルトルト「わざわざパンをこっそり持ってくる必要はないよね、それ」

エレン「ぐっ…ま、まあいいじゃねえか」


.




エレン「ほら、まだあるからな。安心して食えよ、ほれほれ」スッ

サシャ「あむあむっ、はいっ、ありがとうございます!優しいんですねエレンは!」モムモム

エレン「おお、気にするなよ!」キラキラ

ライナー「なんというか…エレンでもこういうことに興味を持つんだな」

アルミン「でも、確かに今のちっこくてパンを食べるサシャは…」

ベルトルト「うん。素直に可愛いと思うよ。エレンですらハマるくらいなんだし」

アルミン「ねえエレン、将来ハムスターでも飼ってみたら?」

ライナー「ははっ、案外熱心に面倒を見るかもな」

サシャ「もーっ!ペットじゃないって、何回言えばわかるんですか!」モムモム

エレン「まあまあ怒るなって。はい、あーん」

サシャ「あーんっ!!」パクッ

エレン「…………いい」ニヘラ

サシャ「美味しいですねぇ…」ホワホワ

ベルトルト(よく食べるなあ)

アルミン(お腹壊さないかな)

ライナー(エレン、パンをやりすぎだ)


.

かわいい

エレンはなんだかんだで面倒見いいから動物に好かれそうなイメージ
逆にミカサは嫌われていそうだが




アルミン「さあさあエレン。サシャを愛でるのも良いけど、そろそろ寝ないと」

エレン「め、愛でてねえし。仕事だし。渋々やってんだし」

ライナー「残念だが説得力皆無だぞ」

ベルトルト「渋々やってんだったら、僕が変わってあげようか?実は僕もちょっとやってみたく…」

エレン「…は?」

ベルトルト「……いや、冗談だよ?うん」

ライナー「エレン、目と顔がマジだったな」

サシャ「エ、エレン、そんなに私のことが好きなんですか?照れちゃいますよぅ」モジモジ

エレン「ち、ちげーし。そういうんじゃねーし。食べる姿が可愛いだけだし。勘違いすんなし」

ベルトルト「もうエレンの言ってることが支離滅裂になってきたね」

アルミン「エレンこんなこと言わない」

ライナー「幼馴染みが遠い目をし始めたぞ」


.




ライナー「とにかく、もう寝ようぜ?寝坊したら教官にどやされちまう」

サシャ「はーい。おやすみなさい、エレン」

エレン「ああ、おやすみサシャ」

ベルトルト「おいおい二人とも、僕らには言ってくれないのかい?」

アルミン「二人だけの世界…」

サシャ「そ、そんなのじゃないですよ。他の皆も、おやすみなさい!」

ライナー「おう、おやすみ」

エレン「ちゃんと寝るんだぞ?夜更かしするなよ?」

サシャ「わかってますってば、もう」

エレン「あっ、パンを食ったから歯を磨かないと!アルミン!綿棒あるか!?」

ライナー「だから早く寝ろって!」

ベルトルト(エレンって意外と世話焼きなのかな?)


.



そんなこんなで翌朝


エレン「ぐぅーーっ……くかーーっ……」スヤスヤ

アルミン「…………」

ライナー「…………」

ベルトルト「…………」

サシャ「…………」

エレン「うぅ〜ん……むにゃ…」スヤスヤ

アルミン「……良く寝てるね」

ベルトルト「良く寝てる」

ライナー「サシャ、やれ」スッ

サシャ「は〜い♪」スタッ


.




エレン「んがーっ…ぐーっ…」

サシャ「すうううううっ……」

サシャ「あーさーでーすよーーーーーっ!!!」クワッ

エレン「おわあああああああ!?」ガバッ

ライナー「あーっはっはっはっはっはっは!!起きた起きた!うははははは!!」

ベルトルト「くくっ…ラ、ライナー、笑いすぎ…あははは!」

サシャ「えへへっ!イタズラ大成功、ですねっ!」ブイッ

エレン「びっくりした!びっくりした!」ドキドキ

アルミン「ぷっ…お、おはよう、エレン…」


.




ベルトルト「やあエレン、良く眠っていたようだね」

エレン「あ、ああ…おはよう。え…っと、何事だ?」

ライナー「いやあ、エレンがいつまで経っても起きないもんだからな」

アルミン「サシャが耳元でモーニングコールをしてあげたんだよ」

サシャ「うふふ、どうでした?快適なお目覚めでしたか?」

エレン「…頭がくらくらするぜ」

サシャ「あれ、やっぱり目覚めはキスの方が良かったですか?」

ベルトルト「それじゃエレンの方がお姫様になっちゃうよ」

アルミン「そういう問題じゃないと思う」


.




ライナー「さてエレンも起きたし、食堂に行こうぜ。急がねえと食いっぱぐれるぞ」

サシャ「そ、それはいけませんね!エレン、行きますよ!さあ、さあ!」

エレン「ふぁああ…はいはい、わかったよ。ほれ」スッ

サシャ「よいしょっ!」スタッ チョコン

サシャ「ゆけ!エレン号、はっしーん!ゴーゴーレッツゴー!」

エレン「あまりうるさくすると振り落とすぞー」フルフル

サシャ「あわわわわっ、ごめんなさいごめんなさい!だから揺らさないでぇ!」ガシッ

アルミン(震えてる…)

ライナー(涙目…)

ベルトルト(小動物…)


.



食堂

サシャ「はむっ、はふはふ、はふっ!」モムモム

エレン「………」キラキラ

ミカサ「…………」

アルミン(相変わらずだなぁ…)モグモグ

ミカサ「アルミン、私はサシャを早急に元に戻すべきだとおもう」

アルミン「う、うん。僕もなんとかそうしたいんだけどね」

ミカサ「このままではサシャも大変。サシャのためにも、急いで元に戻さないと。サシャのためにも」

アルミン「…エレンをサシャに取られたのが寂しいのかい?」

ミカサ「……そういう、ことでは…ない…」

サシャ「おいひぃ…♪」モムモム

エレン「それは良かったなぁ」

ミカサ「…………あーん」

エレン「……?どうしたミカサ、バカみたいに口開けちゃって」

ミカサ「…………」クスン


.




立体機動訓練

ビュオオオオオオ

サシャ「ふおおおおおっ!速いですねっ!すごいですねっ!」

エレン「絶対に落ちるんじゃないぞ!しっかり胸ポケットに入ってろ!」

サシャ「はーい!でもこれはこれで結構楽しいです!いつもと違って何も考えなくていいですし!」

エレン「ちぇっ、ただおれにくっついてるだけなんだから、気楽なもんだよな!」

サシャ「いつもはちゃんとやってるし、たまにはいいじゃないですか…あっ!エレン、左前方に巨人パネル発見です!」

エレン「よっしゃ任せろ!でぇい!」ズバッ

サシャ「ナイスですねー!今度は正面に二つ居ますよ!ワイヤーをあの木とあの木へ撃ってください!」

エレン「わかった、ここだな!?一気に加速して…せりゃあ!」ズババッ

サシャ「オッケーィ!この調子でどんどん行きましょう!」

エレン「おう!」



キース(ふむ…今日のイェーガーはいつにもまして調子がいい)

キース(ブラウスがスポッターの役割になっているのか…このままなら今回の訓練ではトップになりそうだ)

キース(…ずっとブラウスが小さいままなら、この二人は強大な戦力になるやも知れんな…?)

アルミン(教官がなにかよからぬことを考えているような気がする…)


.



昼・休憩時間

エレン「ほーれ、ほーれ」ツンツン

サシャ「わわっ、指でつっつくのはやめてくださいよぅ」

クリスタ「あははっ、面白いなぁ。ホントにちっちゃくなってるんだね」

サシャ「こっちは笑い事じゃないんですけど…」

コニー「しっかし、毒キノコを食べて体が小さくなるなんてな」

マルコ「聞いたことがない話だけど、実際こうして縮んでいるわけだし…」

ユミル「毒キノコだと知っても捨てようとしないところがコイツらしいぜ」

サシャ「だ、だって美味しかったから仕方ないじゃないですか!吐き出すなんてもったいない!」

ジャン「小さくなっても食い意地が張ってやがるのか…変わらねえというか…」

アニ「……騒がしいのもいつもと変わらないね」

エレン「まったくだな」ツンツン

サシャ「だからやめてくださいってば…うひゃー!」

クリスタ(サシャ、楽しそう…)


.



夕方・別の休憩時間


サシャ「エレン、エレン」トコトコ

エレン「どうした、肩に降りてきて…」

サシャ「ふー…っ」

エレン「うおああああっ!?」ゾクゾクッ

サシャ「うひゃっ!?あ、危ないですね!落ちるかと思いましたよ!」

エレン「お、お前がいきなり首筋に息吹きかけるからだろうが!なにしやがんだ!」

サシャ「いやあ、なんだかふとやりたくなっちゃって…」

エレン「このやろー…!お前なんかこうだ!こうしてやる!」ガシッ

サシャ「いやあああああ!『空中鷲掴みの刑』はだめです!ごめんなさいごめんなさい!」ブラーン

ミカサ「…………」ジリジリ

アルミン「…ミカサ、エレンの後ろからこっそり息を吹きかけたりしたらダメだよ?」

ミカサ「…………エレンがかまってくれないのが悪い」ショボン


.



夜・男子部屋

サシャ「よっ、はっ、ほっ」フミフミ

エレン「あー、そこそこ、その辺」

ライナー「こいつら何やってんだ、アルミン?」

アルミン「サシャに足踏みマッサージをやってもらっているみたいなんだ」

ベルトルト「エレンの背中の上でタップダンスしてるんじゃなかったんだね」

サシャ「傍目からだとそう見えるんですか?」フミフミ

ベルトルト「奇妙な光景には違いないと思うよ」

エレン「意外と効くんだぜ、これ」

ライナー「マジでか。おれも一丁やってもらおうかな?」

サシャ「こっちは結構疲れるんですけど…ふぅっ、エレンの背中って思ったより大きいですね」フミフミ


.




アルミン「あれから一週間が経った」

アルミン「具体的な解決策も見つからず、サシャは小さいまま生活を続けた」

アルミン「周囲の人たちも、サシャが手乗りサシャへ変貌しているのを当然として受け止め始めた」

アルミン「エレンが食事の時にサシャにパンをあげるのは、もはやお馴染みとも言える光景になっていた」

アルミン「その度にミカサが何か言いたそうな顔をしているけど…まあそれは置いておこう」

アルミン「そして、サシャが小さくなってから八日めの朝が来た」


.




エレン「…………」

アルミン「……………」

ライナー「……………」

ベルトルト「……………」

サシャ(大)「うへへ…パンが、パンがいっぱぁい……zzz…」スヤスヤ

エレン「……戻ってるな」

アルミン「戻ってるね」

ライナー「戻ってるぞ」

ベルトルト「戻ってるよ」


.




アルミン「どうやら毒の浄化には一週間必要だったみたいだね」

エレン「一週間か…思ったより短かったな」

ライナー「ま、これだけの時間で戻ったことを良しとしようぜ」

ベルトルト「ホントホント。一生小さいままとかじゃなくてよかったよ」

サシャ「むにゃむにゃ……もぅ食べられませんよぅ…」スヤスヤ

ライナー「…だがコイツは、なんつー腑抜けたツラして寝てやがるんだ…」

アルミン「まあまあ、こういうのもサシャらしいじゃないか」

ベルトルト「確かにアニとかには似合わないね。……それで、エレン」

エレン「おう」

ベルトルト「なんで元の大きさに戻ったサシャが君に覆い被さるように寝てるんだい?」

エレン「…………さあ?」


.




ライナー「……………」

アルミン「…………」

ベルトルト「…………」

エレン「…………」

サシャ「くかーっ…すぴーっ…」スヤスヤ

ライナー「エレン、お前という奴に限って、そういうことはしないと思っていたが…」

ベルトルト「なんていうか…結構大胆なんだね、君…」

アルミン「ちょっと教官に報告してくる」

エレン「待て待て待て!俺が連れ込んだんじゃねーよ!目が覚めたらこんなことになってたんだよ!」

サシャ「むにゃぁ…なんでふか、うるさいにゃあ…」ムクリ


.




アルミン「サシャ!目が覚めたんだね」

サシャ「あー、おはようございます…ふあぁ…」

ベルトルト「サシャ、自分の体を良く見てごらん」

サシャ「体?体がどうかしまし…あれ?おおっ!?か、体が!?」

ライナー「ああ、元に戻ったみたいだ。良かったな」

サシャ「なんと、そうでしたか!ああ、おかえり!私の体!」

エレン「サーーーーーシャーーーーー!!!!」クワッ

サシャ「うわおぅっ!?なんですか、いきなり叫ばないでくださいよ!」

エレン「ナンですかもパンですかもあるか!お前どうして俺のベッドで寝てんだよ!」

ライナー「エレンが連れ込んだからだろ?」

エレン「だからちげーってんだろうが!」


.




サシャ「えへへ〜、それはほら、昨日の夜ってちょっぴり冷えたじゃないですか?」

ライナー「ああ、確かに」

サシャ「いつものティッシュだけじゃ寒くて寝れなかったので、その、こっそりエレンの布団の中へ…」

ベルトルト「忍び込んだっていうことかい。良くあの小さな体でベッドの上まで登ってこれたね」

サシャ「結構苦労しましたけどね、頑張りましたよ!」ドヤッ

ライナー「エレンに潰されるという危険を顧みず、か…よっぽど寒かったんだな」

アルミン「良かった、布団の中に強引に連れ込まれたサシャはいなかったんだ…」

エレン「…おいサシャ、いい加減どいてくれ。おれが起きられないだろ」

サシャ「あ、ごめんなさい」スタッ

エレン「ったくもう…まあなんにせよ、一件落着ってところか?」

ベルトルト「良かったねぇ。さあ、朝ご飯の時間だよ。食堂に行こうか」

サシャ「わーい!ごはんごはーん!」

ライナー「ははは、小さくてもデカくてもメシのことばっかりだなコイツは」

アルミン「それも彼女らしさ、だよ」


.




食堂

ミカサ「おはよう、エレン、アルミン」

エレン「ああ、おはよう」

アルミン「おはよう。ミカサ」

サシャ「ミカサー!おはようございますー!」

ミカサ「サシャ。元に戻ったの?」

サシャ「はいっ!やっといつも通りになりましたよ!」

ミカサ「そう、良かった…本当に良かった」

エレン「ミカサもサシャが元に戻って嬉しそうだな」

サシャ「よよよ…そんなに私のことを心配してくれていたなんて、感激です」

ミカサ(これで、もうエレンがサシャにパンを食べさせることもないはず…)グッ

アルミン(微妙に違う理由で喜んでるようにみえるけど)


.




アルミン「それはともかく、早いとこご飯食べようか」

ミカサ「うん。スープが冷めてしまう」

エレン「よし…それじゃあ、いただきます」

アルミン「いただきます」

ミカサ「いただきます…」

サシャ「いただきます!」

エレン「ほい、サシャ、あーん」スッ

サシャ「あーんっ!」パクッ

ミカサ「あっ」

アルミン「えっ」


.




エレン「どうだ、美味いか?」

サシャ「はい!今日もとっても美味しいですよ!」モフモフ

エレン「そうか、良きかな良きかな」

サシャ「えへへ〜♪」モフモフ

ミカサ「…………」

アルミン「エ、エレン?何してるの?」

エレン「え?なにってサシャにパンを…あ、あれっ?」

サシャ「あ…そういえばもう元の大きさに戻ってましたっけ」モフモフ

ミカサ「そう。完璧に元通り。あーんをする必要は断じてない。断じて」


.




エレン「そ、そうだったな、うっかりしてた。なんだかクセになっちゃってたよ」

サシャ「私もエレンからパンを貰うのが当たり前と思って、つい食べちゃいました…」モフモフ

エレン「そうか…もうサシャにパンをあげることもないんだな…」

ミカサ「その通り。これ以上サシャにあーんをしても意味はない。もうしないほうがいい」

エレン「そうかー…そうなのかー…いや、いいんだけどさー…」ションボリ

アルミン(心無しか、エレンが気落ちしている…そんなに気に入っていたのか…)

ミカサ「サシャもお疲れさま。もう一人で食べられる。これからはゆっくり自分のペースで食べると良い」

サシャ「うーん…確かにそれはそうなんですけどねぇ…」

アルミン「?」


.




サシャ「…いや、やっぱり元の大きさになってもやっていいじゃないですか!いつも通り、エレンが食べさせてください!」

ミカサ「!?」

エレン「!!」ガタッ

ミカサ「サ、サシャ?それはどういう…」

サシャ「ほら、慣れたことを急にやめると落ち着かないですし…それに、食べさせてもらった方が美味しい気がするんです!」

ミカサ「な、ならば私がやる。エレンがやる必要は必ずしも」オロオロ

エレン「そ、そうか!うんうん、そうだよな!おれもそう思ってたんだよ!よし、俺が食べさせてやろう!」

サシャ「はい!よろしくお願いしますね、エレン!」

エレン「おうっ、任せろ!あーん!」ニコニコ

サシャ「あーん!」パクッ

アルミン「あはは…結局、これは続くんだね」

ミカサ(…………)


.




アルミン(あの手乗り事件以来、エレンとサシャは共に行動することが多い)

アルミン(食事の際には僕、エレン、ミカサの三人に必ずサシャを交えて座るようになった)

アルミン(ミカサは常に何か言いたげだが、楽しそうなエレンとサシャに対して何も言えないみたいだ)

アルミン(僕の目の前では、いつもエレンがサシャにパンをあげる様が繰り広げられている)

アルミン(いつになったらサシャがまた自分でパンを食べるようになるか…今のところ、それは誰にも分からないのだった)



エレン「ふーっ…今日も良く訓練したなあ」

サシャ「お疲れさまです、エレン。さあ、帰りましょうか」

エレン「おお。今日のメシはなんだろうな」

サシャ「美味しいものだといいんですけどねー」

エレン「ははっ、そうだなー」

ミカサ「……………」ガサゴソ

アルミン「………?どうしたの、ミカサ。道端で四つん這いなんかになって」

ミカサ「…………キノコが見つからない」クスン



おわり。

.

おつ
面白かった

おつ!

以上です。ご覧くださりありがとうございました。
お察しの通り私はサシャがお気に入りです。可愛いです。ちっこくなって一番しっくりくるのは彼女だと思う。
エレンは平和な世界だったら絶対動物とかと無邪気に戯れてそうですよね。

おつ

おつ、サシャ可愛かった

これはいいものだ

乙。サシャ可愛いwwww

他のキャラの小人化を書いてくれても、いいのよ?(チラッ

時々出るサシャのあざといセリフでエビオス嬢を思い出して悲しくなったのは俺だけで良い

乙華麗
癒されましたわー

乙 これは良作

>>76
ミカサは愛ですぎて嫌われそう
本人無自覚



サシャかわええ

サシャって犬っぽいよなー

狩猟民族+犬で猟犬か
狩人のパートナーじゃないか

ちょっとペットショップ行ってくる

サシャ可愛いわぁ・・・
進撃の巨人、手乗りシリーズとか書く気はないのかな?
アニやクリスタ、ミカサやアルミンの手乗りも見てみたい

ミカサカワイソス

>>115
手乗りキース…いや、なんでもない

>>117
キース「イェーガー訓練兵・・・見つめるでない・・・はずかしいではないか・・・///」

>>115
アルミンだと何となく目玉の親父っぽい立ち位置になりそうよねwwwwww


このキノコを巨人に食わせれば、巨人討伐楽勝だな



食糧難が発生した時の応急措置にも使えそうだよな

ついでに言っておくと首を締めた時のあれは
ホントに締まったんじゃなくてサシャがエレンの首にしがみついてエレンがぐえってなっただけです。
意外とサシャは小さい…はず。

ついでに言っておくと首を締めた時のあれは
ホントに腕を回して締まったんじゃなくて、サシャがエレンの首に咄嗟にしがみついてびっくりしたエレンがぐえってなっただけです。
結構サシャは小さめなイメージ。

大事なことなので二回言いました

あれ、反映されてたかwww

サシャはリスとイメージかな
食い意地が張ってる辺りとか

手乗りアルミンなら見事に役割分担されてめちゃめちゃつよそう

手乗りアルミンは一匹見たら30匹いそう

手乗りキース

何気にミカサがかわいかった
まあ一番かわいいのはサシャだけど

赤アルミン(火に強い)
青アルミン(溺れない)
黄色アルミン(手先が器用)
白アルミン(毒がある)
紫アルミン(力持ち)

毒がアルミンは危険だな

>>132
え?

何でもアルミン

さよなライナー

性懲りもなく新スレ。良かったらどうぞ。

アニ「にゃーにゃーにゃー」アルミン「……」
アニ「にゃーにゃーにゃー」アルミン「……」 - SSまとめ速報
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